JP2024086372A - 画像形成装置及び表示制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザによる特別な操作を必要とせず、給紙トレイのトレイ情報を効率良く表示装置に表示することで、ユーザの利便性を向上させることが可能な画像形成装置等を提供する。【解決手段】画像形成部と、用紙を前記画像形成部に給紙する給紙トレイと、前記給紙トレイのトレイ情報を装置に対する装着順序に基づき一覧表示する表示部と、前記表示部の表示を制御する制御部とを備え、前記制御部は、画像形成動作に基づく表示優先度に応じて、前記トレイ情報の一覧表示の表示順位を変更する画像形成装置。【選択図】図1

Description

本開示は、画像形成装置等に関する。
複合機、複写機等の画像形成装置には、記録媒体としての用紙等を収納する給紙トレイを複数装着できるものがある。例えば、大量の用紙を収納可能な給紙トレイや、長尺用紙の収納に対応した給紙トレイ等をオプション装置として追加し、用紙補給の手間や印刷中断の頻度を低減することが可能な装置も存在する。
これらの画像形成装置には、装着された給紙トレイの装着状態に関する情報や、給紙トレイに収納する用紙の用紙情報(例えば、用紙名称、用紙サイズ、坪量、給紙可能な用紙の残枚数等)を給紙トレイ情報として、具備する表示装置(操作表示画面)等に表示可能なものもある(例えば、特許文献1及び特許文献2)。
特開2005-121910号公報 特開2010-44142号公報
本開示は、ユーザによる特別な操作を必要とせず、給紙トレイのトレイ情報を効率良く表示装置に表示することで、ユーザの利便性を向上させることが可能な画像形成装置等を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示に係る画像形成装置は、画像形成部と、用紙を前記画像形成部に給紙する給紙トレイと、前記給紙トレイのトレイ情報を装置に対する装着順序に基づき一覧表示する表示部と、前記表示部の表示を制御する制御部とを備え、前記制御部は、画像形成動作に基づく表示優先度に応じて、前記トレイ情報の一覧表示の表示順位を変更することを特徴としている。
また、本開示に係る画像形成装置は、画像形成部と、用紙を前記画像形成部に給紙する給紙トレイと、前記給紙トレイのトレイ情報を装置に対する装着順序に基づき一覧表示する表示部と、前記表示部の表示を制御する制御部とを備え、前記制御部は、表示の対象とする前記トレイ情報を決定し、表示の対象として決定した前記トレイ情報が表示中の一覧表示に含まれていない場合、前記トレイ情報を表示することを特徴としている。
また、本開示に係る表示制御方法は、用紙を画像形成部に給紙する給紙トレイのトレイ情報の表示を制御する表示制御方法であって、前記トレイ情報を装置に対する装着順序に基づき一覧表示し、画像形成動作に基づく表示優先度に応じて、前記トレイ情報の一覧表示の表示順位を変更することを特徴としている。
また、本開示に係る表示制御方法は、用紙を画像形成部に給紙する給紙トレイのトレイ情報の表示を制御する表示制御方法であって、前記トレイ情報を装置に対する装着順序に基づき一覧表示し、表示の対象とする前記トレイ情報を決定し、表示の対象として決定した前記トレイ情報が表示中の一覧表示に含まれていない場合、前記トレイ情報を表示することを特徴としている。
本開示によれば、ユーザによる特別な操作を必要とせず、給紙トレイのトレイ情報を効率良く表示装置に表示することで、ユーザの利便性を向上させることが可能な画像形成装置等を提供することができる。
第1実施形態に係る複合機の機能構成を説明する図である。 (a)給紙トレイ管理テーブルを説明する図である。(b)ジョブ管理テーブルを説明する図である。 第1実施形態に係る処理の流れを説明するフローチャートである。 第1実施形態に係る処理の流れを説明するフローチャートである。 第1実施形態に係る処理の流れを説明するフローチャートである。 第1実施形態に係る動作例を説明する図である。 第1実施形態に係る動作例を説明する図である。 第1実施形態に係る動作例を説明する図である。 第1実施形態に係る動作例を説明する図である。 第1実施形態に係る動作例を説明する図である。 第1実施形態に係る動作例を説明する図である。 第1実施形態に係る動作例を説明する図である。 第2実施形態に係る処理の流れを説明するフローチャートである。 第2実施形態に係る処理の流れを説明するフローチャートである。 第2実施形態に係る動作例を説明する図である。 第2実施形態に係る動作例を説明する図である。 第2実施形態に係る動作例を説明する図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態は、本開示を説明するための一例であり、特許請求の範囲に記載した説明の技術的内容は、以下の記載に限定されるものではない。
画像形成装置が具備する表示装置には、表示可能領域や、画面構成等の制約があるため、一度に表示することが可能な給紙トレイのトレイ情報の数(情報量)には限度がある。とりわけ、ライトプロダクションモデルの画像形成装置では、装置に装着される給紙トレイの数が多くなるため、表示装置に表示するトレイ情報の数は必然的に多くなる。その結果、ユーザが表示を所望する給紙トレイのトレイ情報が表示画面に表示されない場合があった。
ユーザが所望する給紙トレイのトレイ情報の表示を実現するために、例えば、特許文献1には、稼働状態のシート処理装置を視認することが可能なシート処理システムについて記載されている。また、特許文献2には、ジョブスケジューリング画面に、ジョブに使用される給紙トレイと、用紙の推定残量のレベル(残量あり/小/なし)を視認可能に表示する画像形成装置について記載されている。
しかしながら、特許文献に係る従来技術では、表示装置における表示可能領域の制限によって、ユーザが所望する給紙トレイのトレイ情報が表示されていない場合、ユーザはページ送り操作等の何等かの操作を行う必要があり、利便性に優れているものではなかった。
本開示では、ユーザによる特別な操作を必要とせず、給紙トレイのトレイ情報を効率良く表示装置に表示することで、ユーザの利便性を向上させることが可能な画像形成装置を以下の実施形態で実現する。
[1 第1実施形態]
第1実施形態では、画像形成部と、記録媒体としての用紙を画像形成部に給紙する給紙トレイと、給紙トレイのトレイ情報を装置に対する装着順序に基づき一覧表示する表示部と、表示部の表示を制御する制御部とを備え、制御部は、画像形成動作に基づく表示優先度に応じて、トレイ情報の一覧表示の表示順位を変更する画像形成装置の形態である。第1実施形態では、プリント、コピー、ファクス、イメージ送信等の各動作モードに係るジョブを一つの筐体で実現可能な複合機を画像形成装置の一形態として説明する。
[1.1 機能構成]
第1実施形態に係る複合機10の機能構成について説明する。図1は、複合機10の機能構成図である。複合機10は、制御部11と、表示部13と、操作入力部15と、通信部17と、画像形成部19と、画像入力部21と、記憶部23とを備える。
制御部11は、複合機10全体を制御する。制御部11は、例えば、1又は複数の演算装置(CPU(Central processing unit)等)により構成される。制御部11は、記憶部23に記憶された各種プログラムを読み出して実行することによりその機能を実現する。
表示部13は、各種情報をユーザ等に対して表示する表示装置である。表示部13は、例えば、LCD(Liquid crystal display)や有機EL(Electro-luminescence)ディスプレイ等により構成することができる。
操作入力部15は、ユーザ等による情報の入力を受付ける。操作入力部15は、ハードキー(例えば、テンキー)やボタン等の入力装置により構成することができる。なお、操作入力部15は、表示部13を介しての入力が可能なタッチパネルとして構成することができる。この場合、タッチパネルの入力方式としては、例えば、抵抗膜方式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電容量方式といった一般的な方式を用いることができる。
通信部17は、例えば、LAN(Local area network)、WAN(Wide area network)、インターネット、電話回線、ファクス回線等のネットワーク(NW)を介して他の装置と通信を行うための有線/無線の何れか又はその両方のインタフェースを備える。
画像形成部19は、画像データに基づく画像を記録媒体としての用紙等に形成する。画像形成部19は、給紙トレイから用紙を給紙し、用紙上に画像データに基づく画像を形成した後、排紙部に排紙する。画像形成部19は、例えば、電子写真方式を利用したレーザプリンタ等により構成することができる。この場合、画像形成部19は、トナー色(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)に対応した不図示のトナーカートリッジから供給されるトナーを用いて画像形成を行う。
なお、本開示に係る給紙トレイは、内部に用紙を積層して収納することが可能な箱型部材として構成することができる。給紙トレイは、収納する用紙の用紙サイズ、収納可能枚数等に応じた形状、サイズで構成することができ、複合機10に対して複数個装着することができる。給紙トレイには、画像形成部19に対する不図示の給紙機構や、用紙の残量(残枚数)を検知するための、例えば、光学式、機械式の用紙検知センサが設けられている。
画像入力部21は、原稿を走査することにより、画像データを生成する。画像入力部21は、例えば、CCD(Charge coupled device)、CIS(Contact image sensor)等のイメージセンサを備え、自動原稿送り装置(ADF:Automatic document feeder)や、原稿を載置して読取るためのフラットベット等を有するスキャナ装置として構成することができる。画像入力部21は、原稿画像からの反射光像をイメージセンサで読取ることで画像データを生成することが可能な構成であれば、その構成に特に制限はない。なお、画像入力部21は、例えば、USB(Universal serial bus)メモリ等の可搬性記憶媒体に記憶された画像データや、外部端末装置(情報処理装置)から送信された画像データを取得可能なインタフェースとして構成することも可能である。
記憶部23は、複合機10の動作に必要な各種プログラムや、各種データを記憶する。記憶部23は、例えば、RAM(Random access memory)、HDD(Hard disk drive)、SSD(Solid state drive)、ROM(Read only memory)等の記憶装置により構成することができる。
第1実施形態において、記憶部23は、ジョブ制御プログラム231と、表示制御プログラム232と、給紙トレイ管理プログラム233とを記憶し、給紙トレイ管理テーブル記憶領域234と、ジョブ管理テーブル記憶領域235と、マシンイメージ記憶領域236とを確保する。
ジョブ制御プログラム231は、プリント、コピー、ファクス、イメージ送信等の各動作モードに係る処理をジョブ単位で行うために制御部11が読み出すプログラムである。ジョブ制御プログラム231を読み出した制御部11は、表示部13、操作入力部15、通信部17、画像形成部19、画像入力部21等を制御することでジョブの実行、保留、停止する制御を行う。加えて、ジョブ制御プログラム231を読み出した制御部11は、後述するジョブ管理テーブルへのジョブの登録、削除、更新等を行うことで、ジョブを管理する。
表示制御プログラム232は、表示部13で表示する表示画面を制御する際に制御部11が読み出すプログラムである。表示制御プログラム232を読み出した制御部11は、ジョブの実行に係る動作モードの選択等を受付けるホーム画面、ジョブの実行に係る各種設定値の入力を受付けるための不図示のジョブ設定画面、後述する情報画面としてのシステム情報画面等に係る画面情報を生成し表示部13に表示する。
表示制御プログラム232は、給紙トレイ表示制御プログラム2321と、マシンイメージ表示制御プログラム2322とを含む。給紙トレイ表示制御プログラム2321を読み出した制御部11は、トレイ情報の表示を制御する。また、マシンイメージ表示制御プログラム2322を読み出した制御部11は、装置状態を複合機10の外観を模した装置構成図に反映させたマシンイメージを生成し、表示部13に表示する制御を行う。
給紙トレイ管理プログラム233は、複合機10に装着された給紙トレイに用紙情報を対応付けたトレイ情報を生成する際に制御部11が読み出すプログラムである。給紙トレイ管理プログラム233を読み出した制御部11は、生成したトレイ情報を後述する給紙トレイ管理テーブルで管理する。また、給紙トレイ管理プログラム233を読み出した制御部11は、後述する画像形成動作に基づく表示優先度に基づく判定処理を行い、必要に応じて変更対象の給紙トレイのトレイ情報の表示順位を変更する。なお、トレイ情報の表示順位の変更処理については後述する。
給紙トレイ管理テーブル記憶領域234は、給紙トレイ管理テーブルを記憶する記憶領域である。ここで、給紙トレイ管理テーブルについて図2(a)を用いて説明する。図2(a)は、給紙トレイ管理テーブル2341のデータ構造の一構成例を説明する図である。
給紙トレイ管理テーブル2341は、管理項目としてトレイIDと、装着位置と、表示位置と、残量と、用紙情報とを含む。トレイIDは、給紙トレイを一意に識別するための識別子である。装着位置は、複合機10に設けられた給紙トレイの装着口を識別するための識別子に対応し、複合機10に対する給紙トレイの装着位置を表す。表示位置は、システム情報画面における給紙トレイの表示位置を表す。残量は、給紙トレイに収納された用紙の残量(残枚数)を表す。用紙の残量は、例えば、光学式、機械式の用紙検知センサに基づく検知結果や、当該給紙トレイに収納された用紙を用いたジョブの実行履歴に基づき算出した概算値であってもかまわない。なお、図2(a)は、用紙の残量をアイコンを用いて模式的に表した例示であるが、残量の表現方法はこれに限定されるものでなはく、給紙トレイが収納可能な総枚数に対して残存する用紙の枚数の割合を数値(概算値、推定値等)で表現してもよい。用紙情報は、給紙トレイに収納された用紙の用紙情報を表す。用紙情報は、収納する給紙トレイに対応付けて、ユーザが不図示の設定画面を介して手動で入力する形態であってもよいし、用紙情報の提供が可能なサーバ装置等から自動的にダウンロードする形態とすることも可能である。本開示では、当該用紙情報に対してトレイID、装着位置、表示位置、及び残量を対応付けた情報をトレイ情報と称するものとする。
例えば、トレイID“1”で識別される給紙トレイは、複合機10の装着位置“#1”に装着された給紙トレイを表す。制御部11は、トレイID“1”に係る給紙トレイのトレイ情報をシステム情報画面の表示位置“D1”において、図2(a)で例示する残量及び用紙情報と共に表示する。
ところで、給紙トレイ管理プログラム233を読み出した制御部11は、給紙トレイ管理テーブル2341で管理する給紙トレイの装着順序(装着位置#1~#8)に基づき、トレイ情報をシステム情報画面に一覧表示することができる。このときのトレイ情報の表示順位は、降順であっても昇順であってもよい。そして、給紙トレイ管理プログラム233を読み出した制御部11は、画像形成動作に基づく表示優先度に応じて、一覧表示の表示順位を装着順序に基づく表示順位から変更することができる。
ジョブ管理テーブル記憶領域235は、ジョブ制御プログラム231を読み出した制御部11が、管理するジョブ管理テーブルを記憶する記憶領域である。ジョブ管理テーブルは、ユーザ/モード(ジョブの動作モード)に応じて生成される。ここで、ジョブ管理テーブルについて図2(b)を用いて説明する。図2(b)は、ジョブ管理テーブル2351のデータ構造の一構成例を説明する図である。なお、図2(b)では、コピージョブに係るジョブ管理テーブル2351について説明する。
図2(b)で示すジョブ管理テーブル2351は、ジョブIDと、セット時刻と、ユーザ/モードと、セット部数と、状況と、画像データと、トレイIDとを管理項目として含む。ジョブIDは、ジョブキューとして登録したジョブを一意に識別するための識別子である。セット時刻は、ジョブがセットされた時刻を表す。この場合、セット時刻は、コピージョブの実行指示の入力時刻とすうことができるし、コピー対象の原稿を画像入力部21(例えば、スキャナ装置等)にセットした時刻であってもかまわない。ユーザ/モードは、当該ジョブの実行ユーザ名又は当該ジョブの実行に係る動作モード名等を表す。なお、ジョブの実行ユーザが不明な場合(例えば、実行ユーザが複合機10にログインすることなくジョブを実行した場合等)は、当当該項目は空欄であってもよい。セット部数は、コピー予定枚数を表す。状況は、ジョブの実行状況を、例えば、待機中、コピー中等で表す。画像データは、コピーの元画像となる画像データの格納先(フォルダ/ファイルパス)を表す。トレイIDは、当該コピージョブにおいて、画像形成部19に給紙する用紙を収納する給紙トレイのトレイIDを表す。
例えば、ジョブID“0101”で識別されるジョブは、セット時刻“2020/04/01 15:30”にセットされた動作モード“コピー”に係るジョブであることを表している。当該コピージョブは、画像データ“MFP/ADF/001234571.pdf”をコピーの元画像とし、セット数“0050”枚のコピーが設定されたコピージョブの例示である。そして、当該コピージョブの状況は、“待機中”である。ジョブ管理テーブル2351で管理するトレイIDと、給紙トレイ管理テーブル2341で管理するトレイIDとは同一の値である。すなわち、制御部11は、ジョブ管理テーブル2351を参照することにより、当該ジョブの実行で稼働する給紙トレイを把握することができる。
マシンイメージ記憶領域236は、マシンイメージ表示制御プログラム2322を読み出した制御部11がマシンイメージとしてシステム情報画面に表示するマシンイメージファイルを記憶する記憶領域である。
[1.2 処理の流れ]
次に、第1実施形態の処理の流れについて説明する。第1実施形態は、画像形成動作に基づく表示優先度に応じて、トレイ情報の一覧表示の表示順位を装着順序に基づく表示順位から変更する形態である。図3は、表示優先度として印刷ジョブで稼働中の給紙トレイのトレイ情報を一覧表示の最上段の表示位置に変更して表示する処理を説明するフローチャートである。図3で説明する処理は、制御部11がジョブ制御プログラム231、表示制御プログラム232、給紙トレイ管理プログラム233等を読み出すことで実行する処理である。
トレイ情報の一覧表示処理に先立ち、制御部11は、給紙トレイ管理テーブル2341を読み出す(ステップS10)。次いで、制御部11は給紙トレイ管理テーブル2341で管理する管理項目に基づき、トレイ情報を一覧表示するための画面情報を生成する。そして、制御部11は、当該トレイ情報を表示部13(システム情報画面)に一覧表示する(ステップS20)。なお、ステップS20において、制御部11が表示するトレイ情報の表示順位は、複合機10に対する給紙トレイの装着順序が反映された表示順位となる。
次いで、制御部11は、コピー、プリント等の印刷ジョブの実行指示がユーザにより入力されたか否かを判定する(ステップS30)。印刷ジョブの実行指示が入力されたと判定した場合、制御部11は、当該印刷ジョブの実行で稼働する給紙トレイを稼働給紙トレイとして特定する(ステップS30;Yes→ステップS40)。この場合、制御部11は図2(b)で例示したジョブ管理テーブル2351の管理項目(トレイID)を参照することにより、実行ジョブに係る稼働給紙トレイを特定することができる。なお、印刷ジョブの実行指示が入力されていないと判定した場合、制御部11はトレイ情報の一覧表示を継続する(ステップS30;No→ステップS20)。
次いで、制御部11は、特定した稼働給紙トレイから印刷のための用紙が画像形成部19に給紙中であるか否かを判定する(ステップS50)。制御部11は、用紙が給紙中ではないと判定した場合、当該用紙が給紙中となるまで待機する(ステップS50;No)。
一方、稼働給紙トレイから用紙が給紙中であると判定した場合、制御部11は、当該稼働給紙トレイのトレイ情報の表示順位を判定する(ステップS50;Yes→ステップS60)。この場合、制御部11は、ステップS40で特定した稼働給紙トレイに係るトレイ情報について、図2(a)で例示した給紙トレイ管理テーブル2341を参照することで、当該トレイ情報の表示順位を判定することができる。
次いで、制御部11は、ステップS60における判定結果に基づき、稼働給紙トレイのトレイ情報の表示順位が1位、すなわち、稼働給紙トレイのトレイ情報の表示位置が、他の給紙トレイのトレイ情報を含めた一覧表示において最上段の表示位置であるか否かを判定する(ステップS70)。
稼働給紙トレイのトレイ情報の表示位置が最上段の表示位置でないと判定した場合、制御部11は、当該稼働給紙トレイのトレイ情報の表示位置を最上段に変更する。そして、制御部11は、稼働給紙トレイに係るトレイ情報を、例えば、異なる表示色で表示するといった、他の給紙トレイのトレイ情報とは異なる表示形態に変更する(ステップS70;No→ステップS80)。そして、制御部11は、ステップS80で変更した表示位置、表示形態に基づきトレイ情報の一覧を再表示し、処理を終了する(ステップS90)。
一方、稼働給紙トレイのトレイ情報の表示位置が一覧表示の最上段であると判定した場合、制御部11は処理を終了する(ステップS70;Yes→“終了”)。
図4は、表示優先度として、実行中の印刷ジョブに続き、次の印刷ジョブで稼働する予定の給紙トレイのトレイ情報の表示位置を変更する処理を説明するフローチャートである。
なお、図4で説明する処理では、図3のステップS10~ステップS80までの処理を共通とすることができるため、ここでの説明は省略する。なお、図3で説明した処理と同一処理とすることが可能な箇所については、同一のステップ番号を付して説明を省略することがある。
制御部11は、ステップS10~ステップ80に係る処理の後、複数の印刷ジョブが登録されているか否かを判定する(ステップS100)。
複数の印刷ジョブが登録されていると判定した場合、制御部11は、次のジョブで稼働する予定の給紙トレイ(稼働予定給紙トレイ)を特定する(ステップS100;Yes→ステップS110)。次いで、制御部11は、当該稼働予定給紙トレイのトレイ情報の表示位置を最上段の下方(直下)に変更する。また、制御部11は、稼働予定給紙トレイに係るトレイ情報を、例えば、異なる表示色で表示するといった、稼働給紙トレイや他の給紙トレイのトレイ情報とは異なる表示形態に変更する(ステップS120)。
そして、制御部11は、ステップS120で変更した表示位置、表示形態に基づきトレイ情報の一覧を再表示し、処理を終了する(ステップS90)。なお、複数の印刷ジョブが登録されていないと判定した場合、制御部11は、稼働給紙トレイに係るトレイ情報の表示位置、変更した表示形態に基づきトレイ情報の一覧を再表示し、処理を終了する(ステップS100;No→ステップS90)。
図5は、表示優先度として、実行中の印刷ジョブに続き、次の印刷ジョブで稼働する予定の稼働予定給紙トレイが収納する用紙の残量(残枚数)が所定の残量に満たない場合に、当該トレイ情報の表示位置を変更する処理を説明するフローチャートである。
なお、図5で説明する処理についても、図3のステップS10~ステップS60までの処理を共通とすることができるため、ここでの説明は省略する。なお、図3又は図4で説明した処理と同一処理とすることが可能な箇所については、同一のステップ番号を付して説明する。
制御部11は、ステップS10~ステップS60に係る処理の後、複数の印刷ジョブが登録されているか否かを判定する(ステップS100)。
複数の印刷ジョブが登録されていると判定した場合、制御部11は、稼働給紙トレイのトレイ情報が一覧表示として表示中であるか否かを判定する(ステップS100;Yes→ステップS130)。稼働給紙トレイのトレイ情報が一覧表示として表示中であると判定した場合、制御部11は、稼働給紙トレイのトレイ情報の表示形態を変更する(ステップS130;Yes→ステップS150)。一方、稼働給紙トレイのトレイ情報が一覧表示として表示中ではないと判定した場合、制御部11は、当該稼働給紙トレイのトレイ情報の表示位置を、例えば、一覧表示の最上段に変更する。そして、制御部11は、稼働給紙トレイに係るトレイ情報を、例えば、異なる表示色で表示するといった、他の給紙トレイのトレイ情報とは異なる表示形態に変更する(ステップS140)。
次いで、制御部11は、次のジョブで稼働する予定の稼働予定給紙トレイを特定する(ステップS110)。そして、制御部11は、稼働予定給紙トレイが収納する用紙の残量(残枚数)を確認する(ステップS150)。
稼働予定給紙トレイが収納する用紙の残量が所定量未満であると判定した場合、制御部11は、稼働予定給紙トレイのトレイ情報の表示位置を変更する。そして、制御部11は、稼働予定給紙トレイに係るトレイ情報を、例えば、異なる表示色で表示するといった、稼働給紙トレイや他の給紙トレイのトレイ情報とは異なる表示形態に変更する(ステップS160;Yes→ステップS120)。なお、ステップS140において、稼働給紙トレイのトレイ情報の表示位置を一覧表示の最上段に変更する形態である場合、稼働予定給紙トレイのトレイ情報の表示位置は、当該稼働給紙トレイのトレイ情報の下方(直下)としてよい。一方で、同ステップにおいて、稼働給紙トレイのトレイ情報の表示位置を一覧表示の最上段に変更しない形態や、稼働給紙トレイのトレイ情報が一覧表示として表示されているが、その表示位置が一覧表示の最上段ではない場合(ステップS130;Yes)、稼働予定給紙トレイのトレイ情報の表示位置を、一覧表示の最上段の位置に変更するのが好ましい。
なお、用紙の残量が「所定量未満」とは、例えば、用紙の残量(残枚数)が、当該給紙トレイで収納可能な用紙の総枚数の1/3未満、1/5未満といった、閾値として具体的に設けた値を用紙の残量が下回った場合を「所定量未満」として定義してもよいし、例えば、実行対象の印刷ジョブに係る用紙の使用予定枚数が、用紙の残量を上回る場合を「所定量未満」として定義してもかまわない。
そして、制御部11は、ステップS120で変更した表示位置、表示形態に基づきトレイ情報の一覧を再表示し、処理を終了する(ステップS90)。
ところで、複数の印刷ジョブが登録されていないと判定した場合、制御部11は、稼働給紙トレイのトレイ情報の表示位置が、他の給紙トレイのトレイ情報を含めた一覧表示において最上段の表示位置であるか否かを判定する(ステップS70)。
稼働給紙トレイのトレイ情報の表示位置が最上段の表示位置でないと判定した場合、制御部11は、当該稼働給紙トレイのトレイ情報の表示位置を最上段に変更する。そして、制御部11は、稼働給紙トレイに係るトレイ情報を、例えば、異なる表示色で表示するといった、他の給紙トレイのトレイ情報とは異なる表示形態に変更する(ステップS70;No→ステップS80)。そして、制御部11は、ステップS80で変更した表示位置、表示形態に基づきトレイ情報の一覧を再表示し、処理を終了する(ステップS90)。
一方、稼働給紙トレイのトレイ情報の表示位置が最上段であると判定した場合、制御部11は処理を終了する(ステップS70;Yes→“終了”)。
[1.3 動作例]
次に、第1実施形態に係る動作例について説明する。図6は、システム情報画面の表示指示を受付けるホーム画面W10の表示構成例を説明する図である。図6で例示するホーム画面W10は、例えば、電源投入時、待機時、スリープ状態からの復旧時等に表示部に表示され、ユーザによる操作入力を受付ける基本画面として構成することができる。このようなホーム画面W10は、モード選択ボタン表示領域R10と、固定表示領域R12と、システム情報ボタンB10とを備える。
モード選択ボタン表示領域R10は、ジョブの実行に係る動作モードの選択指示を受付けるモード選択ボタンや、例えば、イメージ送信ジョブに係る宛先情報等を管理するアドレス帳、実行ジョブの履歴を当該実行ジョブの設定値と関連付けた設定履歴情報の表示指示等を受付ける機能選択ボタン等を表示する表示領域である。図6で示すホーム画面W10は、“シンプルコピー”、“シンプルファクス”、“シンプルスキャン”、及び“コピー”の動作モードに係るモード選択ボタンを表示した例示である。ユーザは、モード選択ボタン表示領域R10に表示された何れかのモード選択ボタンを選択することで、当該モード選択ボタンに対応した動作モードでのジョブを実行させることができる。なお、図6で例示するモード選択ボタン等の構成例は、あくまでも例示であって、不図示の設定画面を介して設定変更を行うことができる。
固定表示領域R12は、言語設定、操作ガイド、メンテナンス等に関する装置設定項目を表示する領域であって、表示位置が固定された表示領域である。図6は、装置設定項目として、“トナー残量”、“操作ガイド”、“大きな文字モード”、“設定”、“総使用枚数表示”、“明度調整”、及び“音量”に係る装置設定項目を表示した例示である。なお、固定表示領域R12の表示位置は、図6で示した位置(モード選択ボタン表示領域R10の下方)に固定されるものではなく、例えば、モード選択ボタン表示領域R10の上方としてもよいし、ホーム画面W10の左右両端部の何れかの位置とすることも可能である。
システム情報ボタンB10は、次図で説明するシステム情報画面の表示指示を受付けるボタンである。システム情報画面は、給紙トレイのトレイ情報の一覧表示が可能な表示領域を提供する表示画面である。システム情報ボタンB10の選択指示を受付けると、制御部11は、システム情報画面を表示部13に表示する。
次に、ユーザによるホーム画面W10のシステム情報ボタンB10の選択を受けて、制御部11が表示するシステム情報画面について図7を用いて説明する。図7で示すシステム情報画面W20は、ユーザに対するお知らせ、複合機10のマシン情報、ジョブの実行状況、給紙トレイのトレイ情報、装置設定項目等に関する情報を集約して表示する表示画面である。
図7で例示するシステム情報画面W20は、お知らせ領域R14と、マシン情報領域R16と、ジョブキュー領域R18と、トレイ情報領域R20と、固定表示領域R12と、マシンイメージ領域R22と、閉じるボタンB12と、ジョブ管理情報領域R24と、印刷中止ボタンB14とを備える。なお、固定表示領域R12については、図6に係るホーム画面W10が備える固定表示領域R12と同一構成とすることができるため、ここでの説明は省略する。
お知らせ領域R14は、ユーザに対する通知内容をお知らせとして表示する表示領域である。マシン情報領域R16は、例えば、IPアドレス等のネットワーク設定情報や、複合機10に適用されているオプション情報といった複合機10固有の情報をマシン情報として表示する表示領域である。
ジョブキュー領域R18は、ジョブの実行状況や、予約されたジョブ(ジョブキュー)に関する情報を表示する表示領域である。なお、制御部11は、ジョブ管理テーブル2351から読み出した管理項目(図2(b)参照)の内容を反映した画面情報をジョブキュー領域R18に表示する。
トレイ情報領域R20は、給紙トレイ管理テーブル2341で管理する給紙トレイのトレイ情報を表示位置D1~D6のそれぞれの表示位置に表示することでトレイ情報の一覧表示が可能な表示領域である。なお、トレイ情報領域R20におけるトレイ情報の表示形態については後述する。
マシンイメージ領域R22は、複合機10の外観を模したマシンイメージを表示する表示領域である。マシンイメージ領域R22で表示されるマシンイメージでは、トレイ情報領域R20で明示された給紙トレイに対応する給紙トレイの装着位置(図中、#1~#8の何れかの位置)を強調表示することができる。トレイ情報領域R20における給紙トレイの表示態様と同様に、装置の全体構成において、対象とする給紙トレイを識別することができれば、表示色、塗りつぶしパターン等の表示態様に制限は無い。このように、トレイ情報領域R20で明示された給紙トレイの装着位置をマシンイメージ中で強調表示することで、ユーザは対象となる給紙トレイを容易に識別することができる。
閉じるボタンB12は、システム情報画面W20の表示終了指示を受付けるボタンである。制御部11は、ユーザにより閉じるボタンB12が選択されると、システム情報画面W20の表示を終了する。
ジョブ管理情報領域R24は、ジョブの実行に関し、ジョブ管理テーブル2351から選択した任意の管理項目を表示する表示領域である。図7は、ジョブ管理情報領域R24に表示する管理項目として、実行中の印刷ジョブで稼働している給紙トレイのトレイ情報を表示するよう設定した例示である。例えば、コピージョブで用いられる用紙を収納する給紙トレイが給紙トレイ*である場合、ジョブ管理情報領域R24には、稼働中の給紙トレイとして“トレイ*”が表示される。ユーザは、ジョブ管理情報領域R24に表示される給紙トレイを確認することで、コピージョブやプリントジョブ等の印刷ジョブで稼働中の給紙トレイを把握することができる。
印刷中止ボタンB14は、実行中の印刷ジョブのキャンセル指示を受付けるボタンである。なお、印刷中止ボタンB14は、実行中のジョブの動作モードに応じて、例えば、ファクスキャンセルボタンや、イメージ送信キャンセルボタン等に表示が切替わることがある。
図8は、表示を所望する給紙トレイのトレイ情報が一覧表示に含まれていない場合のシステム情報画面W20Aの表示例を説明する図である。なお、システム情報画面W20Aのジョブキュー領域R18では、図2(b)のジョブ管理テーブル2351から読み出された管理項目の内容が反映されている。また、トレイ情報領域R20Aは、図2(a)の給紙トレイ管理テーブル2341で管理するトレイ情報が複合機10に対する装着順序に基づき一覧表示された様子を表している。
ここでは、実行中のコピージョブで稼働している給紙トレイがトレイID“7”であるものとして説明する。よって、マシンイメージ領域R22Aでは、稼働中のトレイID“7”に対応する給紙トレイの装着位置が斜線パターンで強調されている。また、ジョブ管理情報領域R24Aでは、稼働中の給紙トレイとしてトレイID“7”が表示されている。
しかしながら、トレイ情報領域R20Aでは、表示可能領域の制限により、手差しトレイに係るトレイ情報を含め、合計で6つのトレイ情報(手差しトレイおよびトレイID“1”~トレイID“5”)しか一度に一覧表示することができない。給紙トレイのトレイ情報を装着順序に基づき降順で表示する形態では、稼働中のトレイID“7”に係るトレイ情報は、一覧表示に含まれていない。したがって、ユーザは、稼働中の給紙トレイに係るトレイ情報の内容を確認するために、例えば、スクロールバーSB10を操作して表示領域を移動させる必要があり、手間が掛かるものであった。
図9は、表示優先度として印刷ジョブで稼働中の給紙トレイのトレイ情報を一覧表示の最上段の表示位置に変更して表示する処理が行われた後のシステム情報画面W20Bの表示例を説明する図である。なお、本動作例は、図3のフローチャートで説明した処理に対応する動作例である。
図9で例示するトレイ情報領域R20Bは、稼働給紙トレイとして特定されたトレイID“7”に係るトレイ情報の表示位置が元の表示位置(D7;図2(a)参照)から一覧表示の最上段(D1)に変更され、表示形態が他のトレイ情報とは異なる表示形態(図9の例示では、斜線パターン表示)で表示された例示である。このように、稼働給紙トレイと特定された給紙トレイのトレイ情報は、一覧表示の最上段の位置に表示されるため、ユーザはスクロールバーSB10の操作といった特別な操作を行うことなく、稼働中の給紙トレイに係るトレイ情報の内容を確認することができる。
図10は、表示優先度として、実行中の印刷ジョブに続き、次の印刷ジョブで稼働予定の稼働予定給紙トレイのトレイ情報の表示位置を変更する処理が行われた後のシステム情報画面W20Cの表示例を説明する図である。なお、本動作例は、図4のフローチャートで説明した処理に対応する動作例である。
図10で例示するトレイ情報領域R20Cでは、稼働給紙トレイとして特定されたトレイID“7”に係るトレイ情報の下方(直下)に、稼働予定給紙トレイとして特定されたトレイID“5”のトレイ情報の表示位置が変更され、表示形態が稼働給紙トレイや他の給紙トレイのトレイ情報とは異なる表示形態(図10の例示では、縦線パターン表示)で表示された例示である。なお、図10の例示では、特定された稼働予定給紙トレイに対応する給紙トレイの装着位置が縦線パターン表示により強調表示されたマシンイメージを表している(マシンイメージ領域R22C)。このように、稼働給紙トレイとして特定された給紙トレイのトレイ情報は、一覧表示の最上段の位置に、稼働予定給紙トレイとして特定された給紙トレイのトレイ情報は、一覧表示の最上段の下方(直下)にそれぞれ表示されるため、ユーザはスクロールバーSB10の操作といった特別な操作を行うことなく、稼働中の給紙トレイ及び稼働予定の給紙トレイに係るトレイ情報の内容を確認することができる。
図11は、表示優先度として、実行中の印刷ジョブに続き、次の印刷ジョブで稼働予定の稼働予定給紙トレイが収納する用紙の残量(残枚数)が所定の残量に満たない場合に、当該トレイ情報の表示位置を変更する処理に係るシステム情報画面W20Dの表示例を説明する図である。なお、図11の動作例は、図5のステップS100(;Yes)→ステップS130(;Yes)→ステップS150に係る処理に対応する動作例であり、稼働給紙トレイとして特定された給紙トレイのトレイ情報が表示中の一覧表示に含まれるため、当該稼働給紙トレイの表示位置の変更は行わず、表示形態の変更のみを行う場合の動作例である。
図11では、実行中のコピージョブで稼働している稼働給紙トレイがトレイID“4”であるものとして説明する。よって、マシンイメージ領域R22Dでは、稼働中のトレイID“4”に対応する給紙トレイの装着位置が斜線パターンで強調表示されている。また、ジョブ管理情報領域R24Dでは、稼働中の給紙トレイとしてトレイID“4”が表示されている。
そして、トレイ情報領域R20Dでは、稼働給紙トレイとして特定されたトレイ“4”のトレイ情報が斜線パターンにて他のトレイ情報とは異なる表示態様で表示されている。ここで、次の印刷ジョブで稼働予定の稼働予定給紙トレイがトレイID“3”の給紙トレイであり、当該トレイID“3”に係る給紙トレイが収納する用紙の残量が所定量に満たない場合(図中、点線枠)、制御部11は、当該トレイID“3”のトレイ情報の表示位置、表示形態の変更を行う。
図12は、トレイID“3”のトレイ情報の表示位置、表示形態を変更した後のシステム情報画面W20Eの表示例を説明する図である。図12の例示の場合、トレイID“3”のトレイ情報の表示位置が一覧表示の最上段に変更され、表示形態が稼働給紙トレイや他の給紙トレイのトレイ情報とは異なる表示形態(図12の例示では、縦線パターン表示)で表示された例示である。なお、図12の例示では、稼働予定給紙トレイ(収納する用紙の残量が所定量に満たない給紙トレイ)に対応する給紙トレイの装着位置が縦線パターン表示により強調表示されたマシンイメージを表している(マシンイメージ領域R22E)。このように、稼働予定給紙トレイとして特定された給紙トレイが収納する用紙の残量が所定量に満たない場合、当該稼働予定給紙トレイを、一覧表示の最上段に表示することができるため、ユーザは、稼働予定の給紙トレイに対する用紙補充の要否を、スクロールバーSB10の操作といった特別な操作を行うことなく確認することができる。
以上のように、第1実施形態によれば、稼働中の給紙トレイ、実行中のジョブの次のジョブで稼働予定の給紙トレイ、次のジョブで稼働予定の給紙トレイが収納する用紙残量が所定量に満たない場合といった、画像形成動作に基づく表示優先度に応じて、当該給紙トレイのトレイ情報の表示順位を装着順序に基づく一覧表示の表示順位から変更することが可能であるため、ユーザは、特別な操作を行うことなく、所望のトレイ情報を確認することができる。
[2 第2実施形態]
第2実施形態では、画像形成部と、記録媒体としての用紙を画像形成部に給紙する給紙トレイと、給紙トレイのトレイ情報を装置に対する装着順序に基づき一覧表示する表示部と、表示部の表示を制御する制御部とを備え、制御部は、表示の対象とするトレイ情報を決定し、表示の対象として決定したトレイ情報が表示中の一覧表示に含まれていない場合、トレイ情報を表示する画像形成装置に関する形態である。
[2.1 機能構成]
第2実施形態に係る複合機の機能構成は、第1実施形態に係る複合機10の機能構成と同一構成とすることができるため、同一の参照符号を付して説明は省略する。
[2.2 処理の流れ]
図13は、表示対象とする給紙トレイのトレイ情報が表示中の一覧表示に含まれていない場合、当該トレイ情報を表示する処理を説明するフローチャートである。図13で説明する処理は、制御部11がジョブ制御プログラム231、表示制御プログラム232、給紙トレイ管理プログラム233等を読み出すことで実行する処理である。なお、図3で説明した処理と同一の処理については、同一のステップ番号を付してその説明は省略する。
ステップS30において、制御部11は、コピー、プリント等の印刷ジョブの実行指示が入力されたと判定した場合、表示対象の給紙トレイ(表示対象給紙トレイ)を決定する(ステップS30;Yes→ステップS200)。なお、印刷ジョブの実行指示が入力されていないと判定した場合、制御部11はトレイ情報の一覧表示を継続する(ステップS30;No→ステップS20)。
表示対象給紙トレイを決定すると、制御部11は、当該表示対象給紙トレイのトレイ情報が表示中の一覧表示に含まれているか否かを判定する(ステップS210)。表示対象給紙トレイのトレイ情報が一覧表示に含まれていないと判定した場合、制御部11は当該表示対象給紙トレイのトレイ情報を表示して処理を終了する(ステップS210;No→ステップS230)。一方、表示対象給紙トレイのトレイ情報が一覧表示に含まれていると判定した場合、制御部11は処理を終了する(ステップS210;Yes→“終了”)。
図14は、図13のステップS200における表示対象給紙トレイの決定処理を説明するフローチャートである。なお、第2実施形態では、表示の対象とする給紙トレイとして、稼働中の給紙トレイ(稼働給紙トレイ)又は実行中のジョブの次のジョブで稼働予定の給紙トレイ(稼働予定給紙トレイ)を一例として説明する。なお、稼働給紙トレイ又は稼働予定給紙トレイの何れかを表示対象給紙トレイとして特定するかは、予め不図示の設定画面を介して設定する形態であってもよいし、稼働給紙トレイ及び稼働予定給紙トレイの両方に係る給紙トレイを表示対象給紙トレイとして特定してもかまわない。
図14において、表示対象給紙トレイとして稼働給紙トレイが設定されている場合、制御部11は処理を開始すると、実行ジョブに係る稼働給紙トレイを特定する(ステップS2001→ステップS2003)。この場合、制御部11は図2(b)で例示したジョブ管理テーブル2351のトレイIDの管理項目を参照することにより、実行ジョブに係る稼働給紙トレイを特定することができる。
そして、制御部11は特定した稼働給紙トレイから印刷のための用紙が画像形成部19に給紙中であるか否かを判定する(ステップS2005)。制御部11は、稼働給紙トレイから用紙を給紙中ではないと判定した場合、当該用紙が給紙中となるまで待機する(ステップS2005;No)。
稼働給紙トレイから用紙が給紙中であると判定した場合、制御部11は、稼働給紙トレイを表示対象給紙トレイとして決定し、処理を終了する(ステップS2005;Yes→ステップS2007)。
一方、表示対象給紙トレイとして稼働予定給紙トレイが設定されている場合、制御部11は、処理を開始すると、複数の印刷ジョブが登録されているか否かを判定する(ステップS2001→ステップS2009)。
複数の印刷ジョブが登録されていると判定した場合、制御部11は、次のジョブで稼働予定の稼働予定給紙トレイを特定し、当該稼働予定給紙トレイを表示対象給紙トレイとして決定する(ステップS2009;Yes→ステップS2010)。なお、複数の印刷ジョブが登録されていないと判定した場合、制御部11は処理を終了する(ステップS2009;No→“終了”)。
[2.3 動作例]
次に、第2実施形態に係る動作例について図15~図17を用いて説明する。第2実施形態では、表示対象給紙トレイのトレイ情報の表示形態として、(1)表示対象給紙トレイのトレイ情報の重畳表示、(2)表示対象給紙トレイのトレイ情報の表示位置まで自動スクロール、(3)トレイ情報領域の拡張表示(2カラム表示)について説明する。なお、図15~図17で説明する動作例では、表示対象給紙トレイが稼働給紙トレイである場合の動作例について説明するものとし、当該稼働給紙トレイはトレイID“7”の給紙トレイであるものとする。
図15は、(1)重畳表示することで表示対象給紙トレイのトレイ情報を表示する形態を説明する図である。なお、第1実施形態で説明した構成と同一構成とすることができる箇所については、同一の参照符号を付して説明を省略する。
図15で例示するシステム情報画面W20Fは、表示対象給紙トレイのトレイ情報をトレイ情報領域R20Aに表示された他のトレイ情報上にポップアップメッセージPM10として重畳して表示する。ポップアップメッセージPM10は、トレイ情報領域R20Aで表示される(他の)トレイ情報と同一内容の情報を表示することができる。ポップアップメッセージPM10の表示位置は、他のトレイ情報と一部若しくは完全に重ねて、又は表示情報が全く重ならない位置に表示してもかまわない。また、ポップアップメッセージPM10に係る表示領域の背景色や表示フォント、サイズ等を他のトレイ情報の表示に係る背景色、表示フォント、サイズ等と異なる態様とすることも可能である。また、ポップアップメッセージPM10に係る表示領域は、表示から一定時間経過後、表示画面から消去することも可能である。
図16は、(2)表示対象給紙トレイのトレイ情報の表示位置まで自動的にスクロールすることにより、当該トレイ情報を表示する形態を説明する図である。図16で例示するシステム情報画面W20Gのトレイ情報領域R20Gでは、表示対象給紙トレイとして特定されたトレイID“7”のトレイ情報の表示位置まで自動的にスクロールすることにより、当該トレイID“7”のトレイ情報が表示される。この場合、トレイID“7”は図16の例示のように、他のトレイ情報との識別が容易となるよう、異なる表示形態(図中、斜線パターン表示)とするのが好ましい。
図17は、(3)トレイ情報領域を拡張表示(2カラム表示)することで、表示対象給紙トレイのトレイ情報を表示する形態を説明する図である。図17で例示するシステム情報画面W20Hのトレイ情報領域R20Hでは、表示対象給紙トレイとして特定されたトレイID“7”のトレイ情報が表示可能となるように、表示段数(表示領域)が2カラムに拡張される。この場合、トレイID“7”は図17の例示のように、他のトレイ情報との識別が容易となるよう、異なる表示形態(図中、斜線パターン表示)とするのが好ましい。
以上のように、第2実施形態によれば、表示対象の給紙トレイに係るトレイ情報が、表示中のトレイ情報の一覧表示に含まれない場合であっても、当該表示対象の給紙トレイに係るトレイ情報を、スクロールバーの操作といった特別な操作を行うことなく表示することができる。このとき、表示対象のトレイ情報の表示位置は、複合機に対する装着順序に基づく表示順位から変更する必要が無いため、一覧表示中での表示位置の変更に伴う処理を省略することができる。その結果、表示対象の給紙トレイのトレイ情報の表示を高速且つ低負荷で行うことができる。
本開示は上述した各実施の形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。すなわち、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施の形態についても本開示の技術的範囲に含まれる。
また、上述した実施形態は、説明の都合上、それぞれ別に説明している部分があるが、技術的に可能な範囲で組み合わせて実行してもよいことは勿論である。
また、実施形態において各装置で動作するプログラムは、上述した実施形態の機能を実現するように、CPU等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)である。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的に一時記憶装置(例えば、RAM)に蓄積され、その後、各種ROM(Read Only Memory)やHDD等の記憶装置に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行なわれる。
ここで、プログラムを格納する記録媒体としては、半導体媒体(例えば、ROMや、不揮発性のメモリカード等)、光記録媒体・光磁気記録媒体(例えば、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto Optical Disc)、MD(Mini Disc)、CD(Compact Disc)、BD (Blu-ray(登録商標)Disc等))、磁気記録媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)等の何れであってもよい。また、ロードしたプログラムを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することにより、本開示の機能が実現される場合もある。
また、市場に流通させる場合には、可搬型の記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、インターネット等のネットワークを介して接続されたサーバコンピュータに転送したりすることができる。この場合、サーバコンピュータの記憶装置も本開示に含まれるのは勿論である。
また、上述した実施形態に用いた装置の各機能ブロック、又は諸特徴は、電気回路、例えば、集積回路あるいは複数の集積回路で実装、実行することも可能である。本明細書で述べた機能を実現するように設計された電気回路は、汎用用途プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、又はその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲート又はトロンジスタロジック、ディスクリートハードウェア部品、又はこれらを組み合わせたものを含んでもよい。汎用用途プロセッサは、マイクロプロセッサでもよいし、従来型のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又はステートマシンであってもよい。前述した電気回路は、デジタル回路で構成されていてもよいし、アナログ回路で構成されていてもよい。また、半導体技術の進歩により現在の集積回路に代替する集積回路化の技術が出現した場合、本開示の一以上の態様は当該技術による新たな集積回路を用いることも可能である。
10 複合機
11 制御部
13 表示部
15 操作入力部
17 通信部
19 画像形成部
21 画像入力部
23 記憶部
231 ジョブ制御プログラム
232 表示制御プログラム
2321 給紙トレイ表示制御プログラム
2322 マシンイメージ表示制御プログラム
233 給紙トレイ管理プログラム
234 給紙トレイ管理テーブル記憶領域
235 ジョブ管理テーブル記憶領域
236 マシンイメージ記憶領域

Claims (12)

  1. 画像形成部と、
    用紙を前記画像形成部に給紙する給紙トレイと、
    前記給紙トレイのトレイ情報を装置に対する装着順序に基づき一覧表示する表示部と、
    前記表示部の表示を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    画像形成動作に基づく表示優先度に応じて、前記トレイ情報の一覧表示の表示順位を変更することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、
    画像形成動作に伴い稼働する前記給紙トレイの前記トレイ情報を一覧表示の最上段の表示位置に表示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、
    稼働する前記給紙トレイの前記トレイ情報の表示位置の直下に、次の画像形成動作で稼働する前記給紙トレイの前記トレイ情報を表示することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、
    次の画像形成動作で稼働する前記給紙トレイが収納する記録媒体の残量が所定の残量に満たない場合、
    当該給紙トレイの前記トレイ情報を一覧表示の最上段の表示位置に表示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、
    表示順位の変更の対象となる前記給紙トレイの前記トレイ情報を他の前記給紙トレイの前記トレイ情報の表示とは異なる表示形態で表示することを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. 画像形成部と、
    用紙を前記画像形成部に給紙する給紙トレイと、
    前記給紙トレイのトレイ情報を装置に対する装着順序に基づき一覧表示する表示部と、
    前記表示部の表示を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    表示の対象とする前記トレイ情報を決定し、
    表示の対象として決定した前記トレイ情報が表示中の一覧表示に含まれていない場合、前記トレイ情報を表示することを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記制御部は、
    画像形成動作に伴い稼働する前記給紙トレイ又は次の画像形成動作で稼働する前記給紙トレイを表示の対象として決定することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、
    表示の対象として決定した前記給紙トレイの前記トレイ情報を一覧表示した他の前記給紙トレイの前記トレイ情報に重畳して表示することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、
    稼働する前記給紙トレイの前記トレイ情報の表示位置まで一覧表示の画面をスクロールすることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、
    稼働する前記給紙トレイの前記トレイ情報を一覧表示の表示段数を増加することにより表示することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  11. 用紙を画像形成部に給紙する給紙トレイのトレイ情報の表示を制御する表示制御方法であって、
    前記トレイ情報を装置に対する装着順序に基づき一覧表示し、
    画像形成動作に基づく表示優先度に応じて、前記トレイ情報の一覧表示の表示順位を変更することを特徴とする表示制御方法。
  12. 用紙を画像形成部に給紙する給紙トレイのトレイ情報の表示を制御する表示制御方法であって、
    前記トレイ情報を装置に対する装着順序に基づき一覧表示し、
    表示の対象とする前記トレイ情報を決定し、表示の対象として決定した前記トレイ情報が表示中の一覧表示に含まれていない場合、前記トレイ情報を表示することを特徴とする表示制御方法。
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