JP2024082012A - ユニットカバー - Google Patents

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秀輔 原
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Abstract

【課題】動作表示灯の発する光の視認性の低下を抑制できるユニットカバーを提供すること。【解決手段】ユニットカバー40の第1カバー部材41は、樹脂板製の本体部42を備える。本体部42には、端子接続部22を外部に露出させるべく入出力部20を囲む入出力部用開口部44が形成されるとともに、複数の動作表示灯30の各々の光を外部から視認可能とする導光用開口部45が複数形成されている。入出力部用開口部44及び複数の導光用開口部45は、本体部42の同一面上に開口している。本体部42には、複数の導光用開口部45の各々と入出力部用開口部44とを一連の開口部とする連通部46が形成されている。【選択図】図5

Description

本発明は、入出力ユニットに用いられるユニットカバーに関する。
例えば、特許文献1には、入出力ユニットの一例として、ケーシングの前面に多数の動作表示灯が一列に設けられた入出力モジュールが開示されている。入出力モジュールにおいて、本体のケーシングの前面からは、端子台が突出している。入出力モジュールの前面には表示パネルが嵌合されている。表示パネルは、複数の動作表示灯の点滅によって、入出力モジュールの入出力信号の状態を表示する機能を持つ。複数の動作表示灯はピッチを開けて設けられている。
上記のような表示パネルにおいて、複数の動作表示灯の各々は、表示パネルに設けられた導光用の孔を介して視認される場合がある。また、特許文献1のようなケーシングは、射出成形によって製造される樹脂製が一般的である。
特開平5-53617号公報
しかし、射出成形によって製造された樹脂製のケーシングにおいては、導光用の孔の周囲にウエルドラインが形成されてしまうことにより、導光用の孔を介した光の視認性が低下する虞がある。
上記問題点を解決するためのユニットカバーは、端子接続部を備える端子台を並列方向に複数並べて形成された入出力部と、前記入出力部の動作状態を表示する動作表示灯であって、前記入出力部に沿って前記並列方向に配列された複数の動作表示灯と、を備える入出力ユニットに用いられるユニットカバーであって、樹脂板の本体部を備え、前記本体部には、前記端子接続部を外部に露出させるべく前記入出力部を囲む入出力部用開口部が形成されるとともに、前記複数の動作表示灯の各々の光を外部から視認可能とする導光用開口部が複数形成され、前記入出力部用開口部及び前記複数の導光用開口部は、前記本体部の同一面上に開口するとともに、前記複数の導光用開口部は、前記入出力部用開口部に沿って配列されており、前記本体部には、前記複数の導光用開口部の各々と前記入出力部用開口部とを一連の開口部とする連通部が形成されていることを要旨とする。
ユニットカバーについて、前記本体部には2つの前記入出力部用開口部が形成されるとともに、前記2つの入出力部用開口部は、隔壁部を間に挟んで形成されており、前記複数の導光用開口部の各々は、前記2つの入出力部用開口部の各々において、前記隔壁部と反対側の開口縁から当該入出力部用開口部に対峙して形成されていてもよい。
ユニットカバーについて、前記本体部を板厚方向から見て、前記入出力部用開口部は第1方向へ長手が延びる長孔状であり、前記本体部の表面に沿い、かつ前記第1方向に直交する方向を第2方向とすると、前記本体部を板厚方向から見て、前記複数の導光用開口部の各々は、前記入出力部用開口部から前記第2方向へ同じ長さで直線状に延び、かつ互いに平行な第1開口縁及び第2開口縁と、前記第1開口縁と前記第2開口縁の先端同士を繋ぎ、かつ前記第1方向へ直線状に延びる第3開口縁とを備えていてもよい。
ユニットカバーについて、前記本体部を板厚方向から見て、前記第1開口縁の長さ及び前記第2開口縁の長さは、前記第3開口縁の長さよりも長くてもよい。
ユニットカバーについて、前記ユニットカバーは、第1カバー部材と、前記第1カバー部材と組付けられる第2カバー部材と、を備え、前記第1カバー部材は、前記本体部を天板として備えるとともに、前記天板の外縁から延出する周壁と、を備え、前記第2カバー部材は、底壁と、前記底壁の外縁から延出する側壁と、を備え、前記第1カバー部材と前記第2カバー部材とによって画定される収容空間に前記入出力ユニットが収容されてもよい。
本発明によれば、動作表示灯の発する光の視認性の低下を抑制できる。
入出力ユニット及びユニットカバーを示す分解斜視図である。 入出力ユニット及びユニットカバーを示す斜視図である。 入出力ユニットを第1カバー部材から見た平面図である。 第1カバー部材を示す平面図である。 第1カバー部材を示す部分拡大図である。 シートを備える第1カバー部材を示す部分拡大図である。 射出成形時の溶融樹脂の流れを説明する図である。 比較例において射出成形時の溶融樹脂の流れを説明する図である。
以下、ユニットカバーを具体化した一実施形態を図1~図8にしたがって説明する。
<入出力装置>
図1、図2及び図3に示すように、入出力装置100は、入出力ユニット10と、ユニットカバー40と、を備える。入出力装置100は、ユニットカバー40に設けられるシート50を備えていてもよい。
<入出力ユニット>
入出力ユニット10は、複数の基板11と、1つの基板11に実装された2つの入出力部20と、複数の動作表示灯30と、を備える。
複数の基板11の各々は、長四角板状である。基板11の長辺の延びる方向を第1方向Xとする。基板11の短辺の延びる方向を第2方向Yとする。第1方向Xと第2方向Yは直交する。
入出力部20は、複数の端子台21を備える。本実施形態では、入出力部20は、端子台21を32個備える。ただし、入出力部20における端子台21の数は、入出力ユニット10の仕様に応じて適宜変更可能である。
複数の端子台21の各々は、長四角なブロック状である。複数の端子台21の各々は、上面に端子接続部22を備える。したがって、入出力部20は、端子接続部22を備える端子台21を並列方向に複数並べて形成されている。端子接続部22には、入力用の配線や、出力用の配線が接続される。複数の端子台21は、各端子台21の板厚方向を基板11の第1方向Xに一致させて並べられている。そして、第1方向Xに並ぶ32個の端子台21によって1つの入出力部20が形成されている。入出力部20は、直方体に近い形状である。複数の端子台21の並ぶ並列方向は、第1方向Xと一致する。2つの入出力部20は、基板11の第2方向Yに間隔を開けて配置されている。2つの入出力部20は、互いに平行である。
動作表示灯30は、点滅により入出力部20の動作状態を表示する。動作表示灯30は、LED製である。なお、動作表示灯30は、LED以外の発光部材で形成されていてもよい。
複数の動作表示灯30は、基板11において、各入出力部20よりも第2方向Yの端に近付けて配置されている。複数の動作表示灯30は、入出力部20に沿って、端子台21の並列方向、つまり第1方向Xに配列されている。本実施形態では、16個の動作表示灯30が、1つの入出力部20に沿って第1方向Xに並んで配列されている。1つの動作表示灯30は、2つで1組の端子台21に対応して設けられている。1つの動作表示灯30は、1組の端子台21に対して第2方向Yに並んで配置されている。このため、第1方向Xへ一列に並ぶ複数の動作表示灯30は、2つおきに動作表示灯30同士の間隔を広げて配列されている。なお、動作表示灯30の数は、端子台21の数に応じて変更される。
<ユニットカバー>
ユニットカバー40は、入出力ユニット10を保護するために用いられる。ユニットカバー40は、第1カバー部材41と、第2カバー部材61と、を備える。第1カバー部材41及び第2カバー部材61は樹脂製である。第1カバー部材41及び第2カバー部材61は、射出成形によって製造されている。
第1カバー部材41は、第1カバー部材41の天板となる本体部42と、本体部42の外縁から四角筒状に延出する周壁43と、を備える。
本体部42は、長四角な樹脂板である。本体部42の長辺の延びる方向を、第1方向とする。本体部42の第1方向は、基板11の長辺の延びる方向と一致するため、本体部42の第1方向を[第1方向X]と記載する。本体部42の短辺の延びる方向を、第2方向とする。本体部42の第2方向は、基板11の短辺の延びる方向と一致するため、本体部42の第2方向を[第2方向Y]と記載する。
図4に示すように、本体部42には、2つの入出力部用開口部44が形成されるとともに、複数の導光用開口部45が形成されている。2つの入出力部用開口部44及び複数の導光用開口部45は、本体部42の表面に開口している。つまり、2つの入出力部用開口部44及び複数の導光用開口部45は、本体部42の同一面上に開口している。
また、本体部42には、1つの入出力部用開口部44と複数の導光用開口部45とを一連の開口部とする連通部46が形成されている。また、本体部42は、2つの入出力部用開口部44に挟まれた部位に隔壁部42aを備える。本体部42を板厚方向から見て、隔壁部42aは、細長な四角形状である。したがって、本体部42には、2つの入出力部用開口部44が形成されるとともに、2つの入出力部用開口部44は、隔壁部42aを挟んで第2方向Yに並んで形成されている。
本体部42は、入出力部用開口部44を画定する第1画定縁44aと、第2画定縁44bと、第3画定縁44cと、第4画定縁44dと、を備える。第1画定縁44a及び第2画定縁44bは、第1方向Xへ直線状に延びるとともに、第2方向Yに対向する。また、第1画定縁44aと第2画定縁44bは、互いに平行に第1方向Xへ延びる。第1画定縁44aの長さは、第3画定縁44cの長さ及び第4画定縁44dの長さより長い。したがって、本体部42を板厚方向から見て、入出力部用開口部44は、第1方向Xに長手が延びる長孔状である。より具体的には、本体部42を板厚方向から見て、入出力部用開口部44は、第1方向Xに長手が延びる長四角孔状である。なお、本体部42の表面に沿い、かつ第1方向Xに直交する方向は第2方向Yである。第2方向Yは、本体部42の短手が延びる方向である。
第3画定縁44c及び第4画定縁44dは、第2方向Yへ直線状に延びるとともに、第1方向Xに対向する。また、第3画定縁44cと第4画定縁44dは、互いに平行に第2方向Yへ延びる。そして、入出力部用開口部44は、第1画定縁44aと、第2画定縁44bと、第3画定縁44cと、第4画定縁44dとによって画定されている。
第1画定縁44aは、隔壁部42aに沿って直線状に延びる。第1画定縁44aは、第3画定縁44cの第1端と第4画定縁44dの第1端とを直線状に繋ぐ。第1画定縁44aに対し平行で、かつ第2画定縁44bに沿って延びる仮想線Lを設定する。仮想線Lは、第3画定縁44cの第2端と第4画定縁44dの第2端とを直線状に繋ぐ。第2画定縁44bは、仮想線Lに沿う縁であって、複数の導光用開口部45と繋がっていない部分に形成されている。仮想線Lを第2画定縁44bとして見た場合、入出力部用開口部44は長四角形状である。
2つの入出力部用開口部44同士では、第3画定縁44cは、第2方向Yに延びる第1直線M1上に位置するとともに、第4画定縁44dは、第2方向Yに延びる第2直線M2上に位置している。つまり、2つの入出力部用開口部44は、第1方向Xに同じ寸法である。
図5に示すように、導光用開口部45は、本体部42の板厚方向から見て第2方向Yに長手が延びる長四角形状である。本体部42は、導光用開口部45を画定する第1開口縁45aと、第2開口縁45bと、第3開口縁45cと、を備える。第1開口縁45a及び第2開口縁45bは、入出力部用開口部44から第2方向Yへ同じ長さで直線状に延びるとともに、第1方向Xに対向する。また、第1開口縁45aと第2開口縁45bは、互いに平行である。
本体部42を板厚方向から見て、第3開口縁45cの長さは、第1開口縁45aの長さ及び第2開口縁45bの長さより短い。言い換えると、本体部42を板厚方向から見て、第1開口縁45aの長さ及び第2開口縁45bの長さは、第3開口縁45cの長さより長い。第3開口縁45cは、第1開口縁45aの先端と第2開口縁45bの先端とを繋ぎ、かつ第1方向Xへ直線状に延びる。なお、第1開口縁45a及び第2開口縁45bの基端は、第2画定縁44bに繋がっている。また、第1開口縁45aの基端と第2開口縁45bの基端とは、第1方向Xに離れている。したがって、導光用開口部45は、第1開口縁45aの基端及び第2開口縁45bの基端において入出力部用開口部44に連通している。本体部42を板厚方向から見て、導光用開口部45は、「コ」状である。
仮想線Lを、第1開口縁45aの基端と第2開口縁45bの基端とを繋ぐ直線として見た場合、導光用開口部45の各々は、第1開口縁45aと、第2開口縁45bと、第3開口縁45cと、仮想線Lとで画定される長四角形状である。詳細には、導光用開口部45の各々は、一定の開口幅で第2方向Yへ延びる長四角形状である。そして、複数の導光用開口部45の各々は、入出力部用開口部44において、隔壁部42aと反対側の開口縁たる第2画定縁44bから当該入出力部用開口部44に対峙して形成されている。
導光用開口部45は、本体部42において、入出力部用開口部44よりも第2方向Yの端に近付けて配列されている。複数の導光用開口部45は、各入出力部用開口部44に沿って第1方向Xに並んで配列されている。本実施形態では、16個の導光用開口部45が、1つの入出力部用開口部44に沿って第1方向Xに並んで配列されている。一列に並ぶ複数の導光用開口部45は、2つおきに導光用開口部45同士の間隔を広げて配列されている。
連通部46は、入出力部用開口部44の第2画定縁44bにて導光用開口部45と入出力部用開口部44とを繋いでいる。連通部46は、仮想線L上に位置する。連通部46は、複数の導光用開口部45と入出力部用開口部44とを一連の開口部とする。仮想線Lの全体に第2画定縁44bが形成されていると仮定するとともに、導光用開口部45を、第1画定縁44a、第2画定縁44b、第3画定縁44c、及び仮想線Lによって画定された長四角形状と仮定する。この場合、仮想線Lの一部を切除して連通部46を形成すると、入出力部用開口部44に連通する導光用開口部45が形成される。
一連の開口部となった入出力部用開口部44と、複数の導光用開口部45とは、本体部42を板厚方向から見て櫛歯状である。
図1及び図4に示すように、本体部42の四隅には、ボルト挿通孔47が形成されている。ボルト挿通孔47は、本体部42及び周壁43を板厚方向に貫通する。
周壁43は、第1壁43aと、第2壁43bと、第3壁43cと、第4壁43dと、を備える。第1壁43a、第2壁43b、第3壁43c、及び第4壁43dの各々は長四角板状である。第1壁43aと第2壁43bとは、第2方向Yに対向するとともに、第3壁43cと第4壁43dとは、第1方向Xに対向する。第1壁43a及び第2壁43bは、第1方向Xに長手が延びる。第3壁43c及び第4壁43dが第2方向Yに長手が延びる。
第1壁43a及び第2壁43bの内面には、複数の凹部49が形成されている。各凹部49は、導光用開口部45に繋がっている。凹部49は、第1壁43a及び第2壁43bの上下方向の全体に亘って延びる。
本体部42は、リブ48を備える。リブ48は、本体部42の表面から突出する枠状である。リブ48は、本体部42の四隅でボルト挿通孔47に沿うように、四隅でリブ48の内側に凹んでいる。
図1及び図2に示すように、シート50は、本体部42の表面に設けられる。シート50は、リブ48の内側において本体部42の表面に貼り付けられる。シート50は、四隅を凹ませた長四角に近い形状である。シート50の長辺の延びる方向は、基板11及び本体部42の第1方向Xと一致する。このため、シート50の第1方向を[第1方向X]と記載する。また、シート50の短辺の延びる方向は、基板11及び本体部42の第2方向と一致する。このため、シート50の第2方向を[第2方向Y]と記載する。
シート50には、2つの長孔51が形成されるとともに、複数の表示孔52が形成されている。シート50は、長孔51を形成する第1孔形成縁51aと、第2孔形成縁51bと、第3孔形成縁51cと、第4孔形成縁51dと、を備える。第1孔形成縁51a及び第2孔形成縁51bは、第1方向Xへ直線状に延びるとともに、第2方向Yに対向する。また、第1孔形成縁51aと第2孔形成縁51bは、互いに平行である。
第3孔形成縁51c及び第4孔形成縁51dは、第2方向Yへ直線状に延びるとともに、第1方向Xに対向する。また、第3孔形成縁51cと第4孔形成縁51dは、互いに平行である。そして、長孔51は、第1孔形成縁51aと、第2孔形成縁51bと、第3孔形成縁51cと、第4孔形成縁51dとによって画定されている。長孔51は、第1方向Xへ長手が延びる長四角孔状である。
複数の表示孔52の各々は、シート50の厚さ方向に見て四角形状である。複数の表示孔52の各々は、長孔51よりもシート50の第2方向Yの端に近付けて配置されている。複数の表示孔52の各々は、長孔51から離れている。シート50は、第2方向Yにおける長孔51と表示孔52との間に、閉塞部53を備える。閉塞部53は、長孔51と表示孔52との間で第1方向Xの全体に亘って延びる部分である。したがって、複数の表示孔52の各々は、閉塞部53を挟んで長孔51から第2方向Yに離れている。本実施形態では、16個の表示孔52が、1つの長孔51に沿って第1方向Xに並んで配列されている。一列に並ぶ複数の表示孔52は、2つおきに表示孔52同士の間隔を広げて配列されている。
図6に示すように、シート50の長孔51は、入出力部用開口部44に沿って配置される。長孔51の第1孔形成縁51aは、入出力部用開口部44の第1画定縁44aに沿う。長孔51の第2孔形成縁51bは、入出力部用開口部44の第2画定縁44bに沿う。長孔51の第3孔形成縁51cは、入出力部用開口部44の第3画定縁44cに沿う。長孔51の第4孔形成縁51dは、入出力部用開口部44の第4画定縁44dに沿う。
シート50の閉塞部53は、第1方向Xに並ぶ複数の導光用開口部45の各々において、入出力部用開口部44寄りの一部を閉塞する。各導光用開口部45において、閉塞部53によって閉塞されていない部分は、表示孔52に対向して重なり合う。各導光用開口部45において、閉塞部53によって閉塞されていない部分は、表示孔52を介して外部と連通する。
シート50における表示孔52の外側には文字57が表記されている。文字57は、表示孔52に対応する動作表示灯30の番号を表している。
図1及び図2に示すように、第2カバー部材61は、底壁62と、底壁62の外縁から延出する側壁63と、を備える。第2カバー部材61は、上方に向けて開口する箱状である。第2カバー部材61の内部には、底壁62と側壁63によって空間が画定されている。この第2カバー部材61の空間には、入出力ユニット10が収容されている。第2カバー部材61は、側壁63の四隅に雌ねじ孔61aを備える。雌ねじ孔61aは上面に開口する。
入出力装置100において、第1カバー部材41と第2カバー部材61とは、第1カバー部材41のボルト挿通孔47に挿通されたボルト55を第2カバー部材61の雌ねじ孔61aに螺合することで一体化されている。そして、ユニットカバー40は、第1カバー部材41と第2カバー部材61とが一体化されて形成されている。この第1カバー部材41と第2カバー部材61とによって画定される収容空間に入出力ユニット10が収容される。
図2及び図3に示すように、シート50の貼り付けられていない入出力装置100において、各入出力部用開口部44には、入出力部20が挿入されている。入出力部20の各端子接続部22は、入出力部用開口部44からユニットカバー40の外部に露出している。したがって、入出力部用開口部44は、端子接続部22を外部に露出させるべく、入出力部20を囲んでいる。
第1カバー部材41の導光用開口部45は、動作表示灯30に重なり合っている。各動作表示灯30は、導光用開口部45から、ユニットカバー40の外部に露出している。これにより、ユニットカバー40の外部から、導光用開口部45を介して動作表示灯30を視認できる。したがって、導光用開口部45は、動作表示灯30の発した光を外部から視認可能とする。
図6に示すように、第1カバー部材41の表面にシート50が貼り付けられた場合、入出力装置100において、各長孔51には、入出力部20が挿入されている。入出力部20の各端子接続部22は、長孔51からユニットカバー40の外部に露出している。したがって、長孔51は、端子接続部22を外部に露出させるべく、入出力部20を囲んでいる。
表示孔52は、導光用開口部45を介して動作表示灯30に重なり合っている。各動作表示灯30は、表示孔52から、ユニットカバー40の外部に露出している。これにより、ユニットカバー40の外部から、表示孔52を介して動作表示灯30の発した光を視認できる。
なお、入出力装置100は、入出力ユニット10と外部機器とを接続する接続端子101を備える。接続端子101は、第2カバー部材61から外部に露出している。
<第1カバー部材の詳細>
第1カバー部材41は、射出成形によって製造される。射出成形は、第1カバー部材41に対応したキャビティを有する成形型に溶融樹脂を射出して成形品を成形する方法である。
図7の2点鎖線に示すように、第1カバー部材41の成形型73は、入出力部用開口部44の各画定縁44a~44d、及び導光用開口部45の各開口縁45a~45cに沿うコア70を備える。コア70は、各入出力部用開口部44を成形するための1つの第1コア部71と、各導光用開口部45を成形するための複数の第2コア部72と、を備える。また、複数の第2コア部72の各々は、第1コア部71と一繋ぎになって第1コア部71から突出している。つまり、第1カバー部材41に連通部46を形成するため、第1コア部71と第2コア部72とは一繋ぎに形成されている。そして、上記コア70を含む成形型73を用いて第1カバー部材41を製造することにより、本体部42には連通部46が形成されるとともに、導光用開口部45と入出力部用開口部44とが一連の開口部として形成される。
ここで、図8に比較例の第1カバー部材81及び成形型93を示す。比較例の第1カバー部材81には、連通部46が形成されておらず、導光用開口部82は、入出力部用開口部83と繋がっていない。つまり、導光用開口部82と入出力部用開口部83とは個別に独立した開口部である。
比較例の第1カバー部材81を成形するためのコア90は、入出力部用開口部83を形成するための第1コア部91と、導光用開口部82を形成するための複数の第2コア部92と、を備える。複数の第2コア部92と、第1コア部91とは分離している。
比較例の第1カバー部材81を製造する際、成形型93のゲート94から成形型93内に射出された溶融樹脂は、キャビティに充填されていく。矢印Zに示すように、溶融樹脂は、第1コア部91の表面及び第2コア部92の表面に沿って流動する。このとき、第2コア部92は、第1コア部91から離れているため、溶融樹脂が、第1コア部91と第2コア部92との間に入り込む。すると、溶融樹脂は、第2コア部92を囲むように流動するため、第2コア部92の周りには、溶融樹脂の合流箇所が生じる。そして、第1カバー部材81において、溶融樹脂の合流箇所となる導光用開口部82の周囲にはウエルドライン84が形成される。
図7に示すように、本実施形態では、第1カバー部材41を製造する際、成形型73のゲート74から成形型73内に射出された溶融樹脂は、キャビティに充填されていく。このとき、矢印Zに示すように、溶融樹脂は、第1コア部71の表面及び第2コア部72の表面に沿って流動するが、第2コア部72は、第1コア部71と一繋ぎになって突出している。このため、溶融樹脂が、第1コア部71と第2コア部72との間に入り込むことがない。よって、第2コア部72の周りに、溶融樹脂の合流箇所が生じることがない。その結果、第1カバー部材41において、導光用開口部45の周囲にウエルドライン84が形成されることを抑制できる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)第1カバー部材41は、入出力部用開口部44と導光用開口部45とを一連の開口部とする連通部46を備える。このため、第1カバー部材41の射出成形の際に、導光用開口部45の周りに、溶融樹脂の合流箇所が発生することを抑制できる。その結果、導光用開口部45の周囲にウエルドラインが形成されることを抑制できる。よって、ウエルドラインによって、導光用開口部45における動作表示灯30の発する光の視認性が低下することを抑制できる。さらに、ウエルドラインの形成に伴って導光用開口部45の周囲に歪みが形成されることを抑制できる。このため、例えば、本体部42と入出力部20との接触を原因とした本体部42の損傷の発生を抑制しやすい。
(2)第1カバー部材41は、入出力部用開口部44を2つ備える。そして、導光用開口部45は、2つの入出力部用開口部44の各々において、隔壁部42aと反対側の第2画定縁44bから入出力部用開口部44に対峙して形成されている。つまり、複数の導光用開口部45は、入出力部用開口部44よりも本体部42の第2方向Yの端に近付けて形成されている。例えば、本体部42の第2方向Yの両端側に入出力部用開口部44が形成されるとともに、その内側に導光用開口部45が形成されている場合と比べると、本体部42における第2方向Y両端側の強度の低下を抑制できる。
(3)導光用開口部45は、第1開口縁45aと、第2開口縁45bと、第3開口縁45cとを繋いで形成された「コ」状である。つまり、本体部42を板厚方向から見て、導光用開口部45は、一定幅で第2方向Yに延びる四角形状である。このため、導光用開口部45を成形しやすい。また、導光用開口部45を介した動作表示灯30の視認性について、第2方向Yに一定とすることができる。
(4)導光用開口部45は、第2方向Yに長手が延びる長四角形状である。このため、動作表示灯30の配置や、入出力ユニット10の収容の仕方によって、導光用開口部45に対する第2方向Yへの動作表示灯30の位置ずれがあっても、導光用開口部45に動作表示灯30を対向させることができる。
(5)第1カバー部材41は、第2カバー部材61と一体となってユニットカバー40を形成する。そして、第1カバー部材41においては、入出力部用開口部44と導光用開口部45とを一連の開口部とする連通部46を備えることから、導光用開口部45における動作表示灯30の視認性が低下することを抑制できる。したがって、第1カバー部材41を備えるユニットカバー40においても、ユニットカバー40に収容された動作表示灯30の視認性が低下することを抑制できる。そして、ユニットカバー40によって、入出力ユニット10を全方位から保護できる。
(6)シート50には、長孔51と、複数の表示孔52とが形成されている。複数の表示孔52は、長孔51から第2方向Yに離れて配置されている。そして、シート50は、第2方向Yにおける長孔51と表示孔52の間に閉塞部53を備える。シート50を本体部42に貼り付けることにより、閉塞部53によって導光用開口部45の基端側を閉塞できる。これにより、導光用開口部45を狭くできるため、動作表示灯30の光の拡散を抑制できる。その結果、導光用開口部45を介した動作表示灯30の視認性の低下を抑制できる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
○ユニットカバー40は、第1カバー部材41だけの構成であってもよい。この場合、入出力ユニット10は、第1カバー部材41の本体部42と周壁43によって覆われる。
○本体部42を板厚方向から見て、導光用開口部45の各々は長四角形状でなくてもよい。例えば、本体部42を板厚方向から見て、導光用開口部45の各々は正方形状であってもよいし、本体部42を板厚方向から見て、第1開口縁45aの長さ及び第2開口縁45bの長さは、第3開口縁45cの長さより短くてもよい。要は、動作表示灯30を外部から視認できれば、導光用開口部45の形状は適宜変更してもよい。
○本体部42には、入出力部用開口部44が1つだけ形成されていてもよいし、3つ以上形成されていてもよい。そして、各入出力部用開口部44に対し、複数の導光用開口部45が連通部46によって連通している。
○本体部42を板厚方向から見て、入出力部用開口部44は長四角形状でなくてもよい。例えば、本体部42を板厚方向から見て、入出力部用開口部44は楕円であってもよいし、細長な六角形状であってもよい。要は、入出力部20を囲むことができれば、入出力部用開口部44の形状は適宜変更してもよい。
○導光用開口部45は、入出力部用開口部44と一連の開口部となっていれば、本体部42を板厚方向から見た形状は適宜変更してもよい。例えば、本体部42を板厚方向から見て、導光用開口部45は鍵穴状であったり、楕円形状であったりしてもよい。
○複数の導光用開口部45は、それぞれ形状が異なっていてもよいし、一列に並ぶ複数個の導光用開口部45のうち、一部の導光用開口部45は同じ形状であって、残りの導光用開口部45は異なる形状であってもよい。
X…第1方向、Y…第2方向、10…入出力ユニット、20…入出力部、21…端子台、22…端子接続部、30…動作表示灯、40…ユニットカバー、41…第1カバー部材、42…本体部、42a…隔壁部、43…周壁、44…入出力部用開口部、45…導光用開口部、45a…第1開口縁、45b…第2開口縁、45c…第3開口縁、46…連通部、61…第2カバー部材、62…底壁、63…側壁。

Claims (5)

  1. 端子接続部を備える端子台を並列方向に複数並べて形成された入出力部と、
    前記入出力部の動作状態を表示する動作表示灯であって、前記入出力部に沿って前記並列方向に配列された複数の動作表示灯と、を備える入出力ユニットに用いられるユニットカバーであって、
    樹脂板の本体部を備え、
    前記本体部には、
    前記端子接続部を外部に露出させるべく前記入出力部を囲む入出力部用開口部が形成されるとともに、
    前記複数の動作表示灯の各々の光を外部から視認可能とする導光用開口部が複数形成され、
    前記入出力部用開口部及び前記複数の導光用開口部は、前記本体部の同一面上に開口するとともに、前記複数の導光用開口部は、前記入出力部用開口部に沿って配列されており、
    前記本体部には、前記複数の導光用開口部の各々と前記入出力部用開口部とを一連の開口部とする連通部が形成されていることを特徴とするユニットカバー。
  2. 前記本体部には2つの前記入出力部用開口部が形成されるとともに、前記2つの入出力部用開口部は、隔壁部を間に挟んで形成されており、
    前記複数の導光用開口部の各々は、前記2つの入出力部用開口部の各々において、前記隔壁部と反対側の開口縁から当該入出力部用開口部に対峙して形成されている請求項1に記載のユニットカバー。
  3. 前記本体部を板厚方向から見て、前記入出力部用開口部は第1方向へ長手が延びる長孔状であり、前記本体部の表面に沿い、かつ前記第1方向に直交する方向を第2方向とすると、
    前記本体部を板厚方向から見て、前記複数の導光用開口部の各々は、前記入出力部用開口部から前記第2方向へ同じ長さで直線状に延び、かつ互いに平行な第1開口縁及び第2開口縁と、前記第1開口縁と前記第2開口縁の先端同士を繋ぎ、かつ前記第1方向へ直線状に延びる第3開口縁とを備える請求項1又は請求項2に記載のユニットカバー。
  4. 前記本体部を板厚方向から見て、前記第1開口縁の長さ及び前記第2開口縁の長さは、前記第3開口縁の長さよりも長い請求項3に記載のユニットカバー。
  5. 前記ユニットカバーは、第1カバー部材と、前記第1カバー部材と組付けられる第2カバー部材と、を備え、
    前記第1カバー部材は、前記本体部を天板として備えるとともに、前記天板の外縁から延出する周壁と、を備え、
    前記第2カバー部材は、底壁と、前記底壁の外縁から延出する側壁と、を備え、
    前記第1カバー部材と前記第2カバー部材とによって画定される収容空間に前記入出力ユニットが収容される請求項1又は請求項2に記載のユニットカバー。
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