JP2024081210A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】高反発で耐久性に優れたゴルフクラブヘッドの提供。【解決手段】ヘッド4のフェース部10は、その外面を構成する打撃フェース10aと、その内面を構成するフェース内面10bと、フェース厚みtとを有している。打撃フェース10aは、フェースセンターFcを有している。フェース部10は、フェースセンターFcを含むフェース中央薄肉部20と、フェース中央薄肉部20よりも厚くフェースセンターFcから8mm以上トウ側に位置し且つ上下方向に延びるトウ厚肉部22と、フェースセンターFcよりも厚くフェースセンターFcから8mm以上ヒール側に位置し且つ上下方向に延びるヒール厚肉部24と、を有している。トウ厚肉部22は、フェース部10の外縁k1に到達しない位置まで延びている。ヒール厚肉部24は、フェース部10の外縁k1に到達しない位置まで延びている。【選択図】図4

Description

本発明は、ゴルフクラブヘッドに関する。
反発性能が高いヘッドが望まれている。しかし、反発性能を高めるためフェース部を薄くすると、耐久性が低下する。特開2003-135630号公報は、耐久性を損ねることなく反発性能を向上しうるウッド型ゴルフクラブヘッドとして、中央厚肉部と、この中央厚肉部を囲む周辺薄肉部とを有するヘッドを開示する。
特開2003-135630号公報
より高反発で耐久性に優れたヘッドが求められている。本発明の目的の一つは、高反発で耐久性に優れたゴルフクラブヘッドの提供にある。
一つの態様では、ゴルフクラブヘッドは、フェース部と、クラウン部と、ソール部と、ホーゼル部とを備えている。前記フェース部が、その外面を構成する打撃フェースと、その内面を構成するフェース内面と、前記打撃フェースと前記フェース内面との間で画定されるフェース厚みとを有している。前記打撃フェースが、フェースセンターを有している。前記フェース部が、前記フェース厚みの分布として、前記フェースセンターを含むフェース中央薄肉部と、前記フェース中央薄肉部よりも厚く前記フェースセンターから8mm以上トウ側に位置し且つ上下方向に延びるトウ厚肉部と、前記フェース中央薄肉部よりも厚く前記フェースセンターから8mm以上ヒール側に位置し且つ上下方向に延びるヒール厚肉部と、を有している。前記トウ厚肉部が、前記フェース部の外縁に到達しない位置まで延びている。前記ヒール厚肉部が、前記フェース部の外縁に到達しない位置まで延びている。
一つの側面として、高反発で耐久性に優れたゴルフクラブヘッドが提供されうる。
図1は、第1実施形態のゴルフクラブヘッドを備えたゴルフクラブを示す。 図2(a)は第1実施形態のヘッドをフェース側から見た正面図であり、図2(b)は図2(a)のE1線に沿った断面である。図2(b)では、ヘッド外面の断面線のみが示されている。 図3は、図2(a)と同じ正面図である。 図4は、図2(a)と同じ正面図である。図4では、フェース部の各領域を区画する線が破線で示されている。 図5は、図4における打撃フェースの拡大図である。図5では、図4における破線が実線とされ、且つ各領域が異なるハッチングで区別されている。 図6は、図5におけるフェース主部を示す拡大図である。 図7は図2のA-A線に沿った断面図である。 図8は、図2のB-B線に沿った断面図である。 図9は、図7におけるフェース部の拡大図である。 図10は、図8におけるフェース部の拡大図である。 図11は、第2実施形態のヘッドの正面図における打撃フェースを示す。図5と同様に、図11では、フェース部の各領域が異なるハッチングで区別されている。 図12は、比較例3のヘッドの正面図における打撃フェースを示す。 図13は、基準状態を説明するための概念図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
本願では、基準状態、基準垂直面、トウ-ヒール方向、フェース-バック方向、上下方向、フェースセンター、縦断面、横断面及びフェース正面図が定義される。
所定のライ角で接地平面HP上にヘッドが載置された状態が、基準状態とされる。図13が示すように、この基準状態では、接地平面HPに対して垂直な平面VPに、シャフト軸線Zが含まれている。シャフト軸線Zは、シャフトの中心線である。通常、シャフト軸線Zは、ホーゼル孔の中心線に一致する。前記平面VPが、基準垂直面とされる。所定のライ角は、例えば製品カタログに掲載されている。
なお、シャフトの先端部に設けられたスリーブの回転位置等によってロフト角、ライ角及びフェース角を調整できるクラブが知られている。このクラブでは、スリーブがネジ等の固定手段でヘッドに取り外し可能に固定されうる。このため、このクラブでは、ヘッドに対してシャフトを脱着することができる。このような脱着機構を有するクラブにおいて、上記基準状態では、全ての調整項目がニュートラルとされる。ニュートラルとは、調整幅の中心を意味する。本発明のクラブは、このような脱着機構を有していてもよい。
この基準状態では、フェース角が0度とされる。すなわち、上側から見た平面視において、打撃フェースのフェースセンターにおける法線がトウ-ヒール方向に対して垂直とされる。フェースセンター及びトウ-ヒール方向の定義は、後述の通りである。
本願においてトウ-ヒール方向とは、前記基準垂直面VPと前記接地平面HPとの交線NLの方向である(図13参照)。トウ-ヒール方向におけるトウ側が、単に「トウ側」とも称される。トウ-ヒール方向におけるヒール側が、単に「ヒール側」とも称される。
本願においてフェース-バック方向とは、前記トウ-ヒール方向に対して垂直であり且つ前記接地平面HPに対して平行な方向である。フェース-バック方向におけるフェース側が、単に「フェース側」とも称される。フェース-バック方向におけるバック側が、単に「バック側」とも称される。
本願において上下方向とは、前記トウ-ヒール方向に対して垂直であり且つ前記フェース-バック方向に対して垂直な方向である。換言すれば、本願において上下方向とは、前記接地平面HPに対して垂直な方向である。
本願において、フェースセンターは次のように決定される。まず、上下方向およびトウ-ヒール方向において、打撃フェースの概ね中央付近の任意の点Prが選択される。次に、この点Prを通り、当該点Prにおける打撃フェースの法線方向に沿って延び、かつトウ-ヒール方向に平行な平面が決定される。この平面と打撃フェースとの交線を引き、その中点Pxが決定される。次に、この中点Pxを通り、当該点Pxにおける打撃フェースの法線方向に沿って延び、かつ上下方向に平行な平面が決定される。この平面と打撃フェースとの交線を引き、その中点Pyが決定される。次に、この中点Pyを通り、当該点Pyにおける打撃フェースの法線方向に沿って延び、かつトウ-ヒール方向に平行な平面が決定される。この平面と打撃フェースとの交線を引き、その中点Pxが新たに決定される。次に、この新たな中点Pxを通り、当該点Pxにおける打撃フェースの法線方向に沿って延び、かつ上下方向に平行な平面が決定される。この平面と打撃フェースとの交線を引き、その中点Pyが新たに決定される。この工程を繰り返して、Px及びPyが順次決定される。この工程の繰り返しの中で、新たな中点Pyとその直前の中点Pyとの間の距離が最初に0.5mm以下となったときの当該新たな位置Py(最後の位置Py)が、フェースセンターである。
本願において縦断面とは、トウ-ヒール方向に対して垂直な平面による断面である。本願において横断面とは、上下方向に対して垂直な平面による断面である。換言すれば、本願において横断面とは、接地平面HPに対して平行な平面による断面である。
本願においてフェース正面図とは、フェースセンターFcにおける法線を投影方向として得られるヘッドの垂直投影図である。なお、特に説明しない限り、フェース部の各領域に関する形状、面積、寸法等は、フェース正面図において判断される。フェース正面図は、本願において単に正面図とも称される。
図1は、本発明の第1実施形態のヘッド4を含むゴルフクラブ2の全体図である。図2(a)は、ヘッド4の正面図であり、図2(b)は図2(a)のE1線に沿った断面である。図3及び図4は、図2(a)と同じ正面図であり、上述したフェース正面図である。図4には、フェース部10の各領域を区分けする線が破線で示されている。また図4には、ヘッド本体4aとフェース部材4bとの境界k2が2点鎖線で示されている。
図1が示すように、ゴルフクラブ2は、ゴルフクラブヘッド4と、シャフト6と、グリップ8とを含む。シャフト6は、チップ端Tpとバット端Btとを有する。ヘッド4は、シャフト6のチップ端部に取り付けられている。グリップ8は、シャフト6のバット端部に取り付けられている。
ゴルフクラブ2は、ドライバー(1番ウッド)である。ヘッド4は、ドライバー用のヘッドである。通常、ドライバーのクラブ長さは、43インチ以上48インチ以下である。好ましくは、ゴルフクラブ2は、ウッド型ゴルフクラブ又はハイブリッド型ゴルフクラブである。
シャフト6は、管状体である。シャフト6は中空構造を有する。シャフト6の材質は、炭素繊維強化樹脂である。軽量化の観点から、シャフト6の材質として、炭素繊維強化樹脂が好ましい。シャフト6は、いわゆるカーボンシャフトである。好ましくは、シャフト6は、プリプレグシートを硬化させてなる。このプリプレグシートでは、繊維は実質的に一方向に配向している。このように繊維が実質的に一方向に配向したプリプレグは、UDプリプレグとも称される。「UD」とは、ユニディレクションの略である。UDプリプレグ以外のプリプレグが用いられても良い。例えば、プリプレグシートに含まれる繊維が編まれていてもよい。シャフト6は、金属線を含んでいてもよい。シャフト6の材質は限定されず、例えば金属であってもよい。
グリップ8は、スイング中においてゴルファーにより握られる部分である。グリップ8の材質として、ゴム組成物及び樹脂組成物が例示される。グリップ8の前記ゴム組成物は、気泡を含んでいてもよい。
ヘッド4は中空構造を有する。本実施形態では、ヘッド4は、ウッド型である。ヘッド4は、ハイブリッド型であってもよい。ヘッド4は、アイアン型であってもよい。ヘッド4は、パター型であってもよい。好ましくは、ヘッド4はウッド型又はハイブリッド型であり、より好ましくはウッド型である。ヘッド4の好ましい材質として、金属及び繊維強化プラスチックが例示される。この金属として、チタン合金、純チタン、ステンレス鋼、マレージング鋼及び軟鉄が例示される。繊維強化プラスチックとして、炭素繊維強化プラスチックが例示される。ヘッド4は、金属部分と繊維強化プラスチック部分とを有する複合ヘッドであってもよい。
ヘッド4は、フェース部10、クラウン部12、ソール部14及びホーゼル部16を有する。フェース部10は、打撃フェース10aを有する。打撃フェース10aは、フェース部10の外面を構成している。打撃フェース10aは、単にフェース又はフェース面とも称される。打撃フェース10aは、上述の通り定義されたフェースセンターFcを有する。ホーゼル部16は、シャフト孔16aを有する。
図3において両矢印Wfで示されているのは、打撃フェース10a(フェース部10)の上下方向幅である。上下方向幅Wfは、フェースセンターFcの位置で測定される。
打撃フェース10aの外縁k1は、次のように定義されうる。図2(a)及び図2(b)に示されるように、ヘッド4の重心とスイートスポットSSとを結ぶ直線を含む各断面E1、E2、E3・・・が存在する。これらの各断面において、ヘッド外面の断面線の曲率半径rがスイートスポットSS側から打撃フェース10aの外側に向かって初めて200mmとなる位置Feが決定される。この位置Feが、打撃フェース10aの外縁k1とされうる。なお、スイートスポットSSとは、ヘッド4の重心から打撃フェース10aに下ろした垂線の足である。
ヘッド4を構成する部材の観点からは、ヘッド4は、本体4aと、フェース部材4bとを有する。図4には、本体4aとフェース部材4bとの境界k2が2点鎖線で示されている。境界k2は、フェース部材4bの輪郭線である。本体4aとフェース部材4bとは溶接されている。フェース部材4bは、打撃フェース10aの一部(中央部)を構成している。フェース部材4bの外面は、その全体が打撃フェース10aである。本体4aは、プレート状の部材である(後述の図7及び図8参照)。なお、溶接ビードに起因して、境界k2では局所的にフェース厚みtが大きくなりうる。後述の図7及び図8では、溶接ビードは示されていない。
フェース部10は、フェース厚みの分布を有する。フェース部10は、フェース中央薄肉部20と、トウ厚肉部22と、ヒール厚肉部24とを有する。本願において「厚み」とは、フェース厚みを意味する。
フェース中央薄肉部20は、フェースセンターFcを含む。フェース中央薄肉部20は、スイートスポットSSを含む。フェース中央薄肉部20は、トウ厚肉部22よりも薄い。フェース中央薄肉部20は、ヒール厚肉部24よりも薄い。
フェース中央薄肉部20の全体が、フェース部10に位置する。フェース中央薄肉部20の全体が、フェース部10の外縁k1の内側に位置する。フェース中央薄肉部20は、フェース部10の外縁k1に到達していない。
トウ厚肉部22は、フェース中央薄肉部20よりも厚い。トウ厚肉部22は、フェースセンターFcよりも8mm以上トウ側に位置する。この「8mm」とは、トウ-ヒール方向に沿って測定される。トウ厚肉部22は、最もヒール側に位置する点T1を有する。図4において両矢印Dtで示されるのは、点T1とフェースセンターFcとの間のトウ-ヒール方向距離である。この距離Dtが、8mm以上である。
トウ厚肉部22は、上下方向に延びている。すなわち、トウ厚肉部22は、上下方向長さW1を有する。また、トウ厚肉部22は、トウ-ヒール方向長さW2を有する。長さW1は、長さW2よりも大きい。長さW1は、長さW2よりも小さくてもよい。長さW1は、長さW2と同じでもよい。
トウ厚肉部22の全体が、フェース部10に位置する。トウ厚肉部22の全体が、フェース部10の外縁k1の内側に位置する。トウ厚肉部22の全体が、フェースセンターFcよりもトウ側に位置する。トウ厚肉部22は、フェースセンターFcよりも上側の部分を有している。トウ厚肉部22は、フェースセンターFcよりも下側の部分を有している。トウ厚肉部22は、フェース部10の外縁k1に到達していない。
ヒール厚肉部24は、フェース中央薄肉部20よりも厚い。ヒール厚肉部24は、フェースセンターFcよりも8mm以上ヒール側に位置する。この「8mm」とは、トウ-ヒール方向に沿って測定される。ヒール厚肉部24は、最もトウ側に位置する点H1を有する。図4において両矢印Dhで示されるのは、点H1とフェースセンターFcとの間のトウ-ヒール方向距離である。この距離Dhが、8mm以上である。本実施形態では、距離Dhが距離Dtよりも大きい。
ヒール厚肉部24は、上下方向に延びている。すなわち、ヒール厚肉部24は、上下方向長さW3を有する。また、ヒール厚肉部24は、トウ-ヒール方向長さW4を有する。長さW3は、長さW4よりも大きい。長さW3は、長さW4よりも小さくてもよい。長さW3は、長さW4と同じでもよい。
ヒール厚肉部24の全体が、フェース部10に位置する。ヒール厚肉部24の全体が、フェース部10の外縁k1の内側に位置する。ヒール厚肉部24の全体が、フェースセンターFcよりもヒール側に位置する。ヒール厚肉部24は、フェースセンターFcよりも上側の部分を有している。ヒール厚肉部24は、フェースセンターFcよりも下側の部分を有している。ヒール厚肉部24は、フェース部10の外縁k1に到達していない。
フェース中央薄肉部20の厚みは、一定であってもよいし、変化していてもよい。トウ厚肉部22の厚みは、一定であってもよいし、変化していてもよい。ヒール厚肉部24の厚みは、一定であってもよいし、変化していてもよい。フェース中央薄肉部20の厚み及び/又はトウ厚肉部22の厚みが変化している場合、フェース中央薄肉部20の厚みの最大値が、トウ厚肉部22の厚みの最小値よりも小さくされうる。フェース中央薄肉部20の厚み及び/又はヒール厚肉部24の厚みが変化している場合、フェース中央薄肉部20の厚みの最大値が、ヒール厚肉部24の厚みの最小値よりも小さくされうる。本実施形態では、フェース中央薄肉部20の厚みは一定である。なお、本願において「厚みが一定」というとき、±0.05mmの誤差が許容されうる。
フェース中央薄肉部20の厚みは、平均値として考えることもできる。後述する通り、フェース中央薄肉部20は面積S1を有する。フェース中央薄肉部20の体積をM1とすると、厚みの平均値は、M1/S1である。トウ厚肉部22の厚み及びヒール厚肉部24の厚みについても、平均値として考えることもできる。
トウ厚肉部22は、フェース中央薄肉部20に隣接している。トウ厚肉部22は、フェース中央薄肉部20のトウ側においてフェース中央薄肉部20に繋がっている。トウ厚肉部22は、フェース中央薄肉部20から離れていてもよい。
ヒール厚肉部24は、フェース中央薄肉部20に隣接している。ヒール厚肉部24は、フェース中央薄肉部20のヒール側においてフェース中央薄肉部20に繋がっている。ヒール厚肉部24は、フェース中央薄肉部20から離れていてもよい。
フェース中央薄肉部20、トウ厚肉部22及びヒール厚肉部24により、フェース主部26が構成されている。フェース主部26は、フェース中央薄肉部20とトウ厚肉部22とヒール厚肉部24とを合わせた部分である。
図5は、図4におけるフェース部10の拡大図である。図5では、図4における破線を実線で示している。また図5では、境界k2の記載が省略されている。
見やすさの観点から、図5では、各領域が異なるハッチングで区別されている。フェース中央薄肉部20に破線ハッチングが付されており、トウ厚肉部22に1点鎖線ハッチングが付されており、ヒール厚肉部24に2点鎖線ハッチングが付されている。
フェース部10は、周辺部30を有する。図5において、周辺部30には、実線ハッチングが付されている。周辺部30は、フェース主部26の外側に位置する。周辺部30は、フェース主部26の周囲に設けられている。周辺部30は、フェース主部26の周囲全体を囲んでいる。周辺部30の外側の輪郭線は、一部を除き、外縁k1に一致している。周辺部30は、フェース中央薄肉部20よりも薄い。周辺部30は、トウ厚肉部22よりも薄い。周辺部30は、ヒール厚肉部24よりも薄い。周辺部30は、フェース主部26よりも薄い。フェース主部26の周囲全体(360°)に亘って、フェース主部26と外縁k1との間に周辺部30が存在する。
フェース部10は、移行部32を有する。図5において、移行部32には、ハッチングが付されていない。移行部32は、フェース主部26と周辺部30との間に位置する。移行部32は、フェース主部26の外側に位置する。移行部32は、フェース主部26の周囲に設けられている。移行部32は、フェース主部26の周囲全体を囲んでいる。移行部32は、フェース主部26に隣接している。移行部32は、周辺部30に隣接している。移行部32の厚みは、フェース主部26の厚みと周辺部30の厚みとの間である。移行部32は、フェース主部26と周辺部30とを段差なく繋いでいる。
フェース中央薄肉部20は、上側の輪郭線202と、下側の輪郭線204と、トウ側の輪郭線206と、ヒール側の輪郭線208とを有する。トウ側の輪郭線206は、トウ側に向かって凸となるように曲がって延びている。ヒール側の輪郭線208は、ヒール側に向かって凸となるように曲がって延びている。
トウ厚肉部22は、フェース周囲側の輪郭線222と、フェース中央側の輪郭線224とを有する。フェース中央側の輪郭線224は、フェース中央薄肉部20の輪郭線206に一致している。フェース中央側の輪郭線224は、トウ側に向かって凸となるように曲がって延びている。フェース周囲側の輪郭線222は、トウ側に向かって凸となるように曲がって延びている。
ヒール厚肉部24は、フェース周囲側の輪郭線242と、フェース中央側の輪郭線244とを有する。フェース中央側の輪郭線244は、フェース中央薄肉部20の輪郭線208に一致している。フェース中央側の輪郭線244は、ヒール側に向かって凸となるように曲がって延びている。フェース周囲側の輪郭線242は、ヒール側に向かって凸となるように曲がって延びている。
移行部32は、外周輪郭線k3を有する。外周輪郭線k3は、フェース主部26の全体を囲んでいる。外周輪郭線k3の全体が、フェース部10の外縁k1の内側に位置する。
図6は、図5におけるフェース主部26を示す拡大図である。
トウ厚肉部22のフェース周囲側の輪郭線222は、フェースセンターFc又はその近傍を中心C1とする第1の円CL1に沿って延びている。第1の円CL1は、半径R1を有する。
トウ厚肉部22のフェース中央側の輪郭線224は、フェースセンターFc又はその近傍を中心C2とする第2の円CL2に沿って延びている。第2の円CL2は、半径R2を有する。第2の円CL2の半径R2は、第1の円CL1の半径R1よりも小さい。
ヒール厚肉部24のフェース周囲側の輪郭線242は、フェースセンターFc又はその近傍を中心C3とする第3の円CL3に沿って延びている。第3の円CL3は、半径R3を有する。本実施形態では、半径R3は半径R1に一致している。
ヒール厚肉部24のフェース中央側の輪郭線244は、フェースセンターFc又はその近傍を中心C4とする第4の円CL4に沿って延びている。第4の円CL4の半径R4は、第3の円CL3の半径R3よりも小さい。本実施形態では、半径R4は半径R2に一致している。
本実施形態では、第1の円CL1と第3の円CL3とが一致している。第1の円CL1と第3の円CL3とが一致していなくてもよい。フェース中央薄肉部20、トウ厚肉部22及びヒール厚肉部24の好ましい配置を考慮すると、半径R1と半径R3との比(R1/R3)は、0.90以上1.10以下が好ましく、0.92以上1.08以下がより好ましく、0.94以上1.06以下がより好ましい。
本実施形態では、中心C1が中心C3に一致している。中心C1は、中心C3に一致していなくてもよい。中心C1及び中心C3は、フェースセンターFc又はその近傍に位置する。
本実施形態では、第2の円CL2と第4の円CL4とが一致している。第2の円CL2と第4の円CL4とが一致していなくてもよい。フェース中央薄肉部20、トウ厚肉部22及びヒール厚肉部24の好ましい配置を考慮すると、半径R2と半径R4との比(R2/R4)は、0.90以上1.10以下が好ましく、0.92以上1.08以下がより好ましく、0.94以上1.06以下がより好ましい。
本実施形態では、中心C2が中心C4に一致している。中心C2は、中心C4に一致していなくてもよい。中心C2及び中心C4は、フェースセンターFc又はその近傍に位置する。
本実施形態では、中心C1、C2、C3及びC4が全て一致している。上述の通り、これらは一致していなくてもよい。
上記中心C1、C2、C3及びC4について、「フェースセンターFcの近傍」とは、フェースセンターFcからの距離(直線距離)が5mm以下の領域を意味する。好ましくは、「フェースセンターFcの近傍」とは、フェースセンターFcからの距離が4mm以下の領域である。より好ましくは、「フェースセンターFcの近傍」とは、フェースセンターFcからの距離が3mm以下の領域である。本実施形態では、上記中心C1、C2、C3及びC4は、フェースセンターFcに一致していない。上記中心C1、C2、C3及びC4は、フェースセンターFcに一致していてもよい。
上記円CL1、CL2、CL3及びCL4について、「円に沿って延びている」とは、その円の中心からの距離が±5%の範囲で変化することを許容する意味である。よって例えば、中心が円CL1と同じで半径が0.95×R1の円CLaと、中心が円CL1と同じで半径が1.05×R1の円CLbとが定義されるとき、円CLaと円CLbとの間で延びる線は、円CL1に沿って延びている。
図7は、図2のA-A線に沿った断面図である。図7は、横断面の一例である。図8は、図2のB-B線に沿った断面図である。図8は、縦断面の一例である。
ヘッド4は、その内部に中空部V1を有する。フェース部10は、その外面を構成する打撃フェース10aと、その内面を構成するフェース内面10bとを有する。フェース部10は、打撃フェース10aとフェース内面10bとの間で画定されるフェース厚みtを有する。前述の通り、本願においてフェース厚みtは単に厚みとも称される。本願において「厚い」とは、このフェース厚みtが厚いことを意味する。本願において「薄い」とは、このフェース厚みtが薄いことを意味する。フェース厚みtは、打撃フェース10aの法線方向に沿って測定される。後述の厚みt1からt4は、フェース厚みtの例である。
本体4aは、クラウン部12の全体を有する。本体4aは、ソール部14の全体を有する。本体4aは、ホーゼル部16の全体を有する。本体4aは、フェース部10の一部(周囲部)を有する。本体4aは開口を有しており、この開口がフェース部材4bで塞がれている。フェース部材4bはプレート状である。
図9は、図7におけるフェース部10の拡大図である。図10は、図8におけるフェース部10の拡大図である。図9及び図10では、各領域の輪郭線や外縁の位置が破線で示されている。
フェース中央薄肉部20は、厚みt1を有する。本実施形態では、厚みt1は一定である。厚みt1は変化していてもよい。トウ厚肉部22は、厚みt2を有する。本実施形態では、厚みt2は変化している。厚みt2は一定であってもよい。ヒール厚肉部24は、厚みt3を有する。本実施形態では、厚みt3は変化している。厚みt3は一定であってもよい。周辺部30は、厚みt4を有する。本実施形態では、厚みt4は一定である。厚みt4は変化していてもよい。
フェース中央薄肉部20は、段差無くトウ厚肉部22に繋がっている。フェース中央薄肉部20は、段差無くヒール厚肉部24に繋がっている。フェース中央薄肉部20は、段差無く移行部32に繋がっている。トウ厚肉部22は、段差無く移行部32に繋がっている。ヒール厚肉部24は、段差無く移行部32に繋がっている。移行部32は、段差無く周辺部30に繋がっている。フェース内面10bの全体が、段差無く形成されている。フェース内面10bは段差を有していても良い。例えば領域の境界に段差が形成されていてもよい。
図9が示すように、トウ厚肉部22の断面形状は、山形である。トウ厚肉部22は、肉厚最大部22aを有する。肉厚最大部22aにおいて、トウ厚肉部22の厚みt2は最大である。フェース内面10bにおいて、肉厚最大部22aは頂部を形成している。フェース内面10bにおいて、肉厚最大部22aは稜線を形成している。肉厚最大部22aは、トウ-ヒール方向に幅を有していてもよい。肉厚最大部22aは、上下方向に延びている。
トウ厚肉部22は、肉厚最大部22aから移行部32に向かうにつれて厚みt2が連続的に小さくなる第1の肉厚変化部22bを有する。肉厚変化部22bは、肉厚最大部22aのトウ側(フェース周囲側)に位置する。トウ厚肉部22は、肉厚最大部22aからフェース中央薄肉部20に向かうにつれて厚みt2が連続的に小さくなる第2の肉厚変化部22cを有する。肉厚変化部22cは、肉厚最大部22aのヒール側(フェース中央側)に位置する。
図9が示すように、ヒール厚肉部24の断面形状は、山形である。ヒール厚肉部24は、肉厚最大部24aを有する。肉厚最大部24aにおいて、ヒール厚肉部24の厚みt3は最大である。フェース内面10bにおいて、肉厚最大部24aは頂部を形成している。フェース内面10bにおいて、肉厚最大部24aは稜線を形成している。肉厚最大部24aは、トウ-ヒール方向に幅を有していてもよい。肉厚最大部24aは、上下方向に延びている。
ヒール厚肉部24は、肉厚最大部24aから移行部32に向かうにつれて厚みt3が連続的に小さくなる第1の肉厚変化部24bを有する。肉厚変化部24bは、肉厚最大部24aのヒール側(フェース周囲側)に位置する。ヒール厚肉部24は、肉厚最大部24aからフェース中央薄肉部20に向かうにつれて厚みt3が連続的に小さくなる第2の肉厚変化部24cを有する。肉厚変化部24cは、肉厚最大部24aのトウ側(フェース中央側)に位置する。
図11は、第2実施形態のヘッド40のフェース正面図における打撃フェース10aを示す。ヘッド40では、トウ厚肉部22及びヒール厚肉部24が上下に分割されている。この点を除き、ヘッド40はヘッド4と同じである。
ヘッド40において、トウ厚肉部22は、上側部42と、下側部44とを有する。上側部42と下側部44とは互いに離れている。上側部42はフェースセンターFcよりも上側に位置する部分を有する。下側部44は、フェースセンターFcよりも下側に位置する部分を有する。上側部42と下側部44との間の部分は、移行部32である。上側部42と下側部44との間の部分は、トウ厚肉部22よりも薄い。すなわち、上側部42と下側部44との間の部分は、上側部42及び下側部44よりも薄い。
ヘッド40において、ヒール厚肉部24は、上側部46と、下側部48とを有する。上側部46と下側部48とは互いに離れている。上側部46はフェースセンターFcよりも上側に位置する部分を有する。下側部48は、フェースセンターFcよりも下側に位置する部分を有する。上側部46と下側部48との間の部分は、移行部32である。上側部46と下側部48との間の部分は、ヒール厚肉部24よりも薄い。すなわち、上側部46と下側部48との間の部分は、上側部46及び下側部48よりも薄い。
上記各実施形態のヘッド4,40は、以下の作用効果を奏する。
ボールの打撃部分となるフェース中央薄肉部20を薄くすることで、打撃部分を効果的にたわませることができ、打撃部分の反発性能を高めることができる。フェースの周縁部よりも中央部を薄くすることで、打撃領域である中央部を最も効率良くたわませることができ、反発性能が向上する。打撃領域が局所的にたわむと強度が低下するが、トウ厚肉部22及びヒール厚肉部24によって、打撃領域が局所的にたわむことを防ぐことができる。よって、打撃領域の反発性能を高めつつ、フェース部10の耐久性を向上させることができる。
トウ厚肉部22及びヒール厚肉部24は、フェース部10の外縁k1に至っていない。このため、これらの厚肉部がフェース部10の周縁領域のたわみを阻害しない。また、トウ厚肉部22及びヒール厚肉部24により、フェース中央薄肉部20の周辺の剛性が高まるため、たわみをフェース中央領域に集中させずに、フェース周辺側に拡張することができる。たわみ領域が拡張され、フェース周縁領域もたわむことで、フェース部10を全体的にたわませることができる。この結果、フェース部10の耐久性を向上させることができ、且つ、反発性能を維持又は向上させることができる。
トウ厚肉部22の上下方向長さW1(図4参照)は限定されない。フェース部10のたわみ領域を拡張する観点から、上下方向長さW1は、10mm以上が好ましく、15mm以上がより好ましく、20mm以上がより好ましい。トウ厚肉部22をフェース部10の外縁k1に到達させない観点から、上下方向長さW1は、40mm以下が好ましく、38mm以下がより好ましく、36mm以下がより好ましい。図11の実施形態のように、トウ厚肉部22が複数に分割されている場合、上下方向長さW1は、各分割部分の上下方向長さの合計である。
ヒール厚肉部24の上下方向長さW3(図4参照)は限定されない。フェース中央薄肉部20の局所的なたわみを防止し、たわみ領域を拡張する観点から、上下方向長さW3は、10mm以上が好ましく、12mm以上がより好ましく、14mm以上がより好ましい。ヒール厚肉部24をフェース部10の外縁k1に到達させない観点から、上下方向長さW3は、34mm以下が好ましく、32mm以下がより好ましく、30mm以下がより好ましい。図11の実施形態のように、ヒール厚肉部24が複数に分割されている場合、上下方向長さW3は、各分割部分の上下方向長さの合計である。
図3において両矢印上下方向幅Wfで示されているのは、打撃フェース10aの上下方向幅である。フェース中央薄肉部20の局所的なたわみを防止し、たわみ領域を拡張する観点から、トウ厚肉部22の上下方向長さW1は、上下方向幅Wfに対して、50%以上が好ましく、55%以上がより好ましく、60%以上がより好ましい。トウ厚肉部22をフェース部10の外縁k1に到達させない観点から、上下方向長さW1は、上下方向幅Wfに対して、90%以下が好ましく、85%以下がより好ましく、80%以下がより好ましい。
フェース中央薄肉部20の局所的なたわみを防止し、たわみ領域を拡張する観点から、ヒール厚肉部24の上下方向長さW3は、上下方向幅Wfに対して、50%以上が好ましく、55%以上がより好ましく、60%以上がより好ましい。ヒール厚肉部24をフェース部10の外縁k1に到達させない観点から、上下方向長さW3は、上下方向幅Wfに対して、90%以下が好ましく、85%以下がより好ましく、80%以下がより好ましい。
トウ厚肉部22に関して、上下方向長さW1に対してトウ-ヒール方向長さW2が過大であると、トウ厚肉部22がフェース部10のトウ側端部に近づき、トウ厚肉部22のたわみが減少しうる。この観点から、W2/W1は、0.50以下が好ましく、0.48以下がより好ましく、0.46以下がより好ましい。上下方向長さW1に対してトウ-ヒール方向長さW2が過小であると、たわみ領域を拡張する効果が減少しうる。この観点から、W2/W1は、0.38以上が好ましく、0.40以上がより好ましく、0.42以上がより好ましい。
ヒール厚肉部24に関して、上下方向長さW3に対してトウ-ヒール方向長さW4が過大であると、ヒール厚肉部24がフェース部10のヒール側端部に近づき、ヒール厚肉部24のたわみが減少しうる。この観点から、W4/W3は、0.54以下が好ましく、0.52以下がより好ましく、0.50以下がより好ましい。上下方向長さW3に対してトウ-ヒール方向長さW4が過小であると、たわみ領域を拡張する効果が減少しうる。この観点から、W4/W3は、0.40以上が好ましく、0.42以上がより好ましく、0.44以上がより好ましい。
図6が示すように、フェース中央薄肉部20は、フェースセンターFcを中心とし且つその全体がフェース中央薄肉部20に含まれる最大の円CLmaxを有する。反発性能を高める観点から、円CLmaxの半径Raは、5mm以上が好ましく、6mm以上がより好ましく、7mm以上がより好ましい。強度の観点から、円CLmaxの半径Raは、12mm以下が好ましく、11mm以下がより好ましく、10mm以下がより好ましい。
図5が示すように、フェース中央薄肉部20は面積S1を有する。トウ厚肉部22は面積S2を有する。ヒール厚肉部24は面積S3を有する。周辺部30は面積S4を有する。打撃フェース10aは、面積S10を有する。打撃フェース10aの面積S10は、フェース部10の外縁k1で画定される図形の面積である。
フェース中央薄肉部20に対してトウ厚肉部22が広すぎると、たわみが減少しうる。この観点から、S2/S1は、0.60以下が好ましく、0.58以下がより好ましく、0.56以下がより好ましく、0.54以下がより好ましい。フェース中央薄肉部20に対してトウ厚肉部22が狭すぎると、たわみ領域を拡張する効果が減少しうる。この観点から、S2/S1は、0.40以上が好ましく、0.44以上がより好ましく、0.46以上がより好ましく、0.48以上がより好ましい。
フェース中央薄肉部20に対してヒール厚肉部24が広すぎると、たわみが減少しうる。この観点から、S3/S1は、0.48以下が好ましく、0.44以下がより好ましく、0.42以下がより好ましく、0.40以下がより好ましい。フェース中央薄肉部20に対してヒール厚肉部24が狭すぎると、たわみ領域を拡張する効果が減少しうる。この観点から、S3/S1は、0.30以上が好ましく、0.32以上がより好ましく、0.34以上がより好ましく、0.36以上がより好ましい。
打撃フェース10aの面積S10に対する面積S1の比(S1/S10)が考慮されうる。反発性能の観点から、S1/S10は、0.15以上が好ましく、0.16以上がより好ましく、0.17以上がより好ましい。トウ厚肉部22及びヒール厚肉部24を配置する領域及び強度を考慮すると、S1/S10は、0.30以下が好ましく、0.25以下がより好ましく、0.20以下がより好ましい。
反発性能を高める観点から、フェース中央薄肉部20の面積S1は、460mm以上が好ましく、480mm以上がより好ましく、500mm以上がより好ましく、520mm以上がより好ましく、540mm以上がより好ましい。強度の観点から、面積S1は、700mm以下が好ましく、650mm以下がより好ましく、600mm以下がより好ましい。
周辺部30は面積S4を有しており、フェース周縁領域のたわみを促進する。たわみ領域を拡張しフェースを全体的にたわませる観点から、S4/S10は、0.15以上が好ましく、0.20以上がより好ましく、0.25以上がより好ましい。フェース主部26の面積を確保する観点から、S4/S10は、0.40以下が好ましく、0.35以下がより好ましく、0.30以下がより好ましい。
反発性能の観点から、フェース中央薄肉部20の厚みt1は、3.2mm以下が好ましく、3.1mm以下がより好ましく、3.0mm以下がより好ましく、2.9mm以下がより好ましく、2.8mm以下がより好ましい。強度の観点から、厚みt1は、2.2mm以上が好ましく、2.4mm以上がより好ましく、2.6mm以上がより好ましい。
たわみ領域を拡張する観点から、トウ厚肉部22の厚みt2は、2.8mm以上が好ましく、2.9mm以上がより好ましく、3.0mm以上がより好ましく、3.1mm以上がより好ましい。フェース部10の軽量化の観点から、厚みt2は、3.8mm以下が好ましく、3.6mm以下がより好ましく、3.4mm以下がより好ましい。
たわみ領域を拡張する観点から、トウ厚肉部22の厚みt2の最大値は、2.9mm以上が好ましく、3.0mm以上がより好ましく、3.1mm以上がより好ましい。フェース部10の軽量化の観点から、厚みt2の最大値は、3.9mm以下が好ましく、3.7mm以下がより好ましく、3.5mm以下がより好ましい。
たわみ領域を拡張する観点から、ヒール厚肉部24の厚みt3は、2.8mm以上が好ましく、2.9mm以上がより好ましく、3.0mm以上がより好ましく、3.1mm以上がより好ましい。フェース部10の軽量化の観点から、厚みt3は、3.8mm以下が好ましく、3.6mm以下がより好ましく、3.4mm以下がより好ましい。
たわみ領域を拡張する観点から、ヒール厚肉部24の厚みt3の最大値は、2.9mm以上が好ましく、3.0mm以上がより好ましく、3.1mm以上がより好ましい。フェース部10の軽量化の観点から、厚みt3の最大値は、3.9mm以下が好ましく、3.7mm以下がより好ましく、3.5mm以下がより好ましい。
トウ厚肉部22の厚みt2の最大値がt2maxとされ、フェースセンターFcにおけるフェース厚みがtcとされる。フェース中央薄肉部20のたわみを大きくしつつ、当該薄肉部20の局所的なたわみを防止し、たわみ領域を拡張する観点から、トウ厚肉部22の厚みt2の最大値が、フェースセンターFcにおけるフェース厚みよりも0.2mm以上大きいのが好ましい。すなわち、差(t2max-tc)が0.2mm以上であるのが好ましい。この観点から、差(t2max-tc)は、0.25mm以上であるのがより好ましく、0.3mm以上であるのがより好ましい。厚みt2及び厚みt1の好ましい範囲を考慮すると、差(t2max-tc)は、0.7mm以下であるのが好ましく、0.6mm以下であるのがより好ましく、0.5mm以下であるのがより好ましい。
ヒール厚肉部24の厚みt3の最大値がt3maxとされ、フェースセンターFcにおけるフェース厚みがtcとされる。フェース中央薄肉部20のたわみを大きくしつつ、当該薄肉部20の局所的なたわみを防止し、たわみ領域を拡張する観点から、ヒール厚肉部24の厚みt3の最大値が、フェースセンターFcにおけるフェース厚みよりも0.2mm以上大きいのが好ましい。すなわち、差(t3max-tc)が0.2mm以上であるのが好ましい。この観点から、差(t3max-tc)は、0.25mm以上であるのがより好ましく、0.3mm以上であるのがより好ましい。厚みt3及び厚みt1の好ましい範囲を考慮すると、差(t3max-tc)は、0.7mm以下であるのが好ましく、0.6mm以下であるのがより好ましく、0.5mm以下であるのがより好ましい。
図4が示すように、トウ厚肉部22とヒール厚肉部24とは離れている。トウ厚肉部22とヒール厚肉部24とが離れることで、フェース中央薄肉部20でのたわみが拘束されず、且つたわみ領域が効果的に拡張される。この観点から、トウ厚肉部22とヒール厚肉部24との離間距離D1は、20mm以上が好ましく、21mm以上がより好ましく、22mm以上がより好ましい。フェース中央薄肉部20の好ましい面積を考慮すると、離間距離D1は、40mm以下が好ましく、35mm以下がより好ましく、30mm以下がより好ましい。離間距離D1は、トウ-ヒール方向に沿って測定される。離間距離D1は、前記点T1と前記点H1との間のトウ-ヒール方向距離である。
このトウ厚肉部22とヒール厚肉部24との間の部分には、フェース中央薄肉部20より厚い厚肉部が設けられていない。すなわち、上述の離間距離D1のトウ-ヒール方向領域には、フェース中央薄肉部20より厚い厚肉部が設けられていない。フェース部10は、縦方向(上下方向)の幅に比べて横方向(トウ-ヒール方向)の幅が大きい。フェース中央薄肉部20のトウ側及びヒール側のみに厚肉部を配置することで、フェース中央領域のたわみの拘束を抑制しつつ、たわみを広範囲に拡張することができる。
トウ厚肉部22とフェース中央薄肉部20との間に間隔(例えばより薄い部分)があると、この部分を起点として応力が集中し、耐久性が低下しうる。ヘッド4,40では、トウ厚肉部22がフェース中央薄肉部20に繋がっているため、この耐久性の低下は生じない。
ヒール厚肉部24とフェース中央薄肉部20との間に間隔(例えばより薄い部分)があると、この部分を起点として応力が集中し、耐久性が低下しうる。ヘッド4,40では、ヒール厚肉部24がフェース中央薄肉部20に繋がっているため、この耐久性の低下は生じない。
[実施例1]
第1実施形態のヘッド4と同じヘッドを作成した。本体4a及びフェース部材4bの材質は、チタン合金とされた。本体4aはロストワックス精密鋳造法により作製した。フェース部材4bは鍛造により作製した。本体4aとフェース部材4bとを溶接することで、実施例1のヘッドを得た。このヘッドにシャフト及びグリップを装着して、実施例1のゴルフクラブを得た。
[実施例2]
トウ厚肉部22及びヒール厚肉部24が上下に分割された第2実施形態のヘッド40(図11)とされた他は実施例1と同じにして、実施例2のヘッド及びゴルフクラブを得た。
[実施例3から7]
各部の厚みを表1で示される通りとした他は実施例1と同じにして、実施例3から7のヘッド及びゴルフクラブを得た。
[比較例1]
実施例1においてフェース中央薄肉部20である領域の厚みを3.1mmとし、実施例1においてトウ厚肉部22及びヒール厚肉部24である領域の厚みを2.8mmとした他は実施例1と同様にして、比較例1のヘッド及びゴルフクラブを得た。
[比較例2]
実施例1においてフェース中央薄肉部20である領域の厚みを2.8mmとし、実施例1においてトウ厚肉部22及びヒール厚肉部24である領域の厚みも2.8mmとした他は実施例1と同様にして、比較例2のヘッド及びゴルフクラブを得た。
[比較例3]
図12は、比較例3のヘッド50のフェース正面図における打撃フェース10aを示す。ヘッド50では、トウ厚肉部22は、上側及び下側に延長され、フェース部10の外縁k1に到達している。また、ヒール厚肉部24は、上側及び下側に延長され、フェース部10の外縁k1に到達している。これらの構成を除き、ヘッド50はヘッド4と同じである。拡張されたトウ厚肉部22及びヒール厚肉部24を備えたヘッド50とした他は実施例1と同じにして、比較例3のヘッド及びゴルフクラブを得た。
実施例1から7の仕様及び評価結果が下記の表1に示される。比較例1から3の仕様及び評価結果が下記の表2に示される。なお、比較例1及び2では、上述の通りに肉厚を変更したため、フェース中央薄肉部、トウ厚肉部及びヒール厚肉部が、もはや存在しない。しかし、表1の実施例との対比を容易とする観点から、表2の項目名は表1と同じとしている。
[飛距離]
スイングロボットにゴルフクラブを装着し、45m/sのヘッドスピードでボールを打球させ、飛距離を計測した。打点はフェースセンターFcとされた。飛距離は、ランを含めたトータル飛距離である。ボールとして、住友ゴム工業社製の商品名「スリクソン Z-STAR XV」を用いた。各クラブで5球ずつ打球させた。この5球の平均値が、下記の表1及び2に示されている。
[耐久性]
スイングロボットにクラブを装着し、50m/sのヘッドスピードでツーピースボールを打球させた。打点はフェースセンターFcとされた。50回の打撃ごとにフェース面を詳細に検査し、ひび割れ等の破損の発生を確認した。破損が見つかった段階で打撃を終了した。5000回の打撃で破損が生じない場合は、5000回で打撃を終了した。打撃を終了したときの打撃回数が、下記の表1及び表2に示される。
Figure 2024081210000002
Figure 2024081210000003
表1及び表2に示されるように、実施例は、比較例に比べて評価が高い。本発明の優位性は明らかである。
上述した実施形態に関して、以下の付記を開示する。
[付記1]
フェース部と、クラウン部と、ソール部と、ホーゼル部とを備えており、
前記フェース部が、その外面を構成する打撃フェースと、その内面を構成するフェース内面と、前記打撃フェースと前記フェース内面との間で画定されるフェース厚みとを有しており、
前記打撃フェースが、フェースセンターを有しており、
前記フェース部が、前記フェース厚みの分布として、前記フェースセンターを含むフェース中央薄肉部と、前記フェース中央薄肉部よりも厚く前記フェースセンターから8mm以上トウ側に位置し且つ上下方向に延びるトウ厚肉部と、前記フェース中央薄肉部よりも厚く前記フェースセンターから8mm以上ヒール側に位置し且つ上下方向に延びるヒール厚肉部と、を有しており、
前記トウ厚肉部が、前記フェース部の外縁に到達しない位置まで延びており、
前記ヒール厚肉部が、前記フェース部の外縁に到達しない位置まで延びているゴルフクラブヘッド。
[付記2]
前記トウ厚肉部が、前記フェース中央薄肉部のトウ側において前記フェース中央薄肉部に繋がっており、
前記ヒール厚肉部が、前記フェース中央薄肉部のヒール側において前記フェース中央薄肉部に繋がっている付記1に記載のゴルフクラブヘッド。
[付記3]
前記トウ厚肉部の上下方向長さが、前記打撃フェースの上下方向幅の50%以上90%以下であり、
前記ヒール厚肉部の上下方向長さが、前記打撃フェースの前記上下方向幅の50%以上90%以下である付記1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。
[付記4]
前記トウ厚肉部及び前記ヒール厚肉部における前記フェース厚みの最大値が、前記フェースセンターにおける前記フェース厚みよりも0.2mm以上大きい付記1から3のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッド。
[付記5]
前記フェース中央薄肉部の前記フェース厚みが3.2mm以下である付記1から4のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッド。
[付記6]
前記トウ厚肉部のフェース周囲側の輪郭線が、前記フェースセンター又はその近傍を中心とする第1の円に沿って延びており、
前記トウ厚肉部のフェース中央側の輪郭線が、前記フェースセンター又はその近傍を中心とし前記第1の円よりも半径が小さい第2の円に沿って延びており、
前記ヒール厚肉部のフェース周囲側の輪郭線が、前記フェースセンター又はその近傍を中心とする第3の円に沿って延びており、
前記ヒール厚肉部のフェース中央側の輪郭線が、前記フェースセンター又はその近傍を中心とし前記第3の円よりも半径が小さい第4の円に沿って延びている付記1から5のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッド。
2・・・ゴルフクラブ
4、40、50・・・ヘッド
4a・・・ヘッドの本体
4b・・・フェース部材
6・・・シャフト
8・・・グリップ
10・・・フェース部
10a・・・打撃フェース
10b・・・フェース内面
12・・・クラウン部
14・・・ソール部
20・・・フェース中央薄肉部
202・・・フェース中央薄肉部の上側の輪郭線
204・・・フェース中央薄肉部の下側の輪郭線
206・・・フェース中央薄肉部のトウ側の輪郭線
208・・・フェース中央薄肉部のヒール側の輪郭線
22・・・トウ厚肉部
222・・・トウ厚肉部のフェース周囲側の輪郭線
224・・・トウ厚肉部のフェース中央側の輪郭線
24・・・ヒール厚肉部
242・・・ヒール厚肉部のフェース周囲側の輪郭線
244・・・ヒール厚肉部のフェース中央側の輪郭線
26・・・フェース主部
30・・・周辺部
32・・・移行部
k1・・・フェース部の外縁
k2・・・本体とフェース部材との境界
k3・・・移行部の外周輪郭線
Fc・・・フェースセンター
V1・・・中空部
Fe・・・打撃フェースの外縁
Z・・・シャフト軸線
SS・・・スイートスポット

Claims (6)

  1. フェース部と、クラウン部と、ソール部と、ホーゼル部とを備えており、
    前記フェース部が、その外面を構成する打撃フェースと、その内面を構成するフェース内面と、前記打撃フェースと前記フェース内面との間で画定されるフェース厚みとを有しており、
    前記打撃フェースが、フェースセンターを有しており、
    前記フェース部が、前記フェース厚みの分布として、前記フェースセンターを含むフェース中央薄肉部と、前記フェース中央薄肉部よりも厚く前記フェースセンターから8mm以上トウ側に位置し且つ上下方向に延びるトウ厚肉部と、前記フェース中央薄肉部よりも厚く前記フェースセンターから8mm以上ヒール側に位置し且つ上下方向に延びるヒール厚肉部と、を有しており、
    前記トウ厚肉部が、前記フェース部の外縁に到達しない位置まで延びており、
    前記ヒール厚肉部が、前記フェース部の外縁に到達しない位置まで延びているゴルフクラブヘッド。
  2. 前記トウ厚肉部が、前記フェース中央薄肉部のトウ側において前記フェース中央薄肉部に繋がっており、
    前記ヒール厚肉部が、前記フェース中央薄肉部のヒール側において前記フェース中央薄肉部に繋がっている請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記トウ厚肉部の上下方向長さが、前記打撃フェースの上下方向幅の50%以上90%以下であり、
    前記ヒール厚肉部の上下方向長さが、前記打撃フェースの前記上下方向幅の50%以上90%以下である請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 前記トウ厚肉部及び前記ヒール厚肉部における前記フェース厚みの最大値が、前記フェースセンターにおける前記フェース厚みよりも0.2mm以上大きい請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 前記フェース中央薄肉部の前記フェース厚みが3.2mm以下である請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 前記トウ厚肉部のフェース周囲側の輪郭線が、前記フェースセンター又はその近傍を中心とする第1の円に沿って延びており、
    前記トウ厚肉部のフェース中央側の輪郭線が、前記フェースセンター又はその近傍を中心とし前記第1の円よりも半径が小さい第2の円に沿って延びており、
    前記ヒール厚肉部のフェース周囲側の輪郭線が、前記フェースセンター又はその近傍を中心とする第3の円に沿って延びており、
    前記ヒール厚肉部のフェース中央側の輪郭線が、前記フェースセンター又はその近傍を中心とし前記第3の円よりも半径が小さい第4の円に沿って延びている請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。

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