JP2024072436A - 車両用駆動装置及び車両用駆動装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】電流センサの配置に関連して車両用駆動装置の小型化とともに、電流センサの配置構造に係る部品点数の低減を図る。【解決手段】回転電機と、回転電機が配置される第1収容室及び電力変換装置が配置される第2収容室を、隔壁部により仕切りつつ一体的に形成するケースと、隔壁部に取り付けられる端子台装置とを備え、端子台装置は、バスバーと、バスバーを流れる電流を検出する電流センサとを、絶縁材料により一体化した形態であり、バスバーは、一端が第1収容室において回転電機に接続され、他端が第2収容室において電力変換装置に接続される、車両用駆動装置が開示される。【選択図】 図2
Description
本開示は、車両用駆動装置及び車両用駆動装置の製造方法に関する。
回転電機と電力変換装置とを隣接した2つの収容室内に配置した車両用駆動装置において、電力変換装置と回転電機との間を電気的に接続するバスバーとともに、電流センサを、ケースの貫通孔に配置する技術が知られている。
しかしながら、上記のような従来技術では、電流センサの配置に関連して車両用駆動装置の小型化を図ることができるものの、電流センサの配置構造に係る部品点数の低減を図ることが難しい。
そこで、1つの側面では、本開示は、電流センサの配置に関連して車両用駆動装置の小型化とともに、電流センサの配置構造に係る部品点数の低減を図ることを目的とする。
1つの側面では、回転電機と、
前記回転電機が配置される第1収容室及び電力変換装置が配置される第2収容室を、隔壁部により仕切りつつ一体的に形成するケースと、
前記隔壁部に取り付けられ、前記回転電機を前記電力変換装置に電気的に接続する端子台装置とを備え、
前記端子台装置は、各相のバスバーと、各相の前記バスバーを流れる電流をそれぞれ検出する各相の電流センサとを、絶縁材料により一体化した形態であり、
各相の前記バスバーは、一端が前記第1収容室において前記回転電機に接続され、他端が前記第2収容室において前記電力変換装置に接続される、車両用駆動装置が提供される。
前記回転電機が配置される第1収容室及び電力変換装置が配置される第2収容室を、隔壁部により仕切りつつ一体的に形成するケースと、
前記隔壁部に取り付けられ、前記回転電機を前記電力変換装置に電気的に接続する端子台装置とを備え、
前記端子台装置は、各相のバスバーと、各相の前記バスバーを流れる電流をそれぞれ検出する各相の電流センサとを、絶縁材料により一体化した形態であり、
各相の前記バスバーは、一端が前記第1収容室において前記回転電機に接続され、他端が前記第2収容室において前記電力変換装置に接続される、車両用駆動装置が提供される。
1つの側面では、本開示によれば、電流センサの配置に関連して車両用駆動装置の小型化とともに、電流センサの配置構造に係る部品点数の低減を図ることが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率はあくまでも一例であり、これに限定されるものではなく、また、図面内の形状等は、説明の都合上、部分的に誇張している場合がある。
図1は、本実施例による車両用駆動装置100の概略的な断面図である。以下の説明では、Y方向は、車両用駆動装置100の使用状態での上下方向、すなわち、車両用駆動装置100をその使用状態での向きに配置した場合の上下方向に対応する。そして、Y1側及びY2側は、Y方向に沿った上側及び下側に対応する。
車両用駆動装置100が適用される車両は、回転電機1を駆動源として備える車両であればよく、電気自動車やハイブリッド車等であってよい。
車両用駆動装置100は、各種構成要素を収容するケース2を備える。本実施例では、ケース2は、回転電機1や電力変換装置70等を収容する。
ケース2は、複数のケース部材の組み合わせにより形成されてよい。以下の説明では、ケース2は、一例として、ケース部材200と、カバー部材201と、インバータカバー部材203とを、接合して形成されるものとする。なお、接合方法は、ボルト等による締結であってよい。
ケース2は、モータケース部21と、インバータケース部24と、を一体化した形態で含む。ここで、「一体化した形態」とは、一体成形(例えば鋳造等)により一体化した形態を意味する。この場合、モータケース部21及びインバータケース部24は、一ピースであり、共通の隔壁部29を有する。
なお、変形例では、ケース2は、他の駆動要素が収容されてもよい。例えば、回転電機1と車輪との間に配置されうる減速機構や差動歯車装置等が、ケース2内に収容されてもよい。
モータケース部21は、回転電機1を収容するモータ収容室S1を形成する。モータケース部21は、回転電機1の外形に対応した筒状の形態(例えば断面円形や断面多角形の形態)であってよい。回転電機1は、車両の駆動源として機能する。回転電機1は、例えば3相モータであり、インナロータ型であってよい。回転電機1は、例えばステータコア12(図2参照)の外周面がモータケース部21の内周面に径方向に当接されてもよい。
なお、モータケース部21は、円筒状の外周部がすべて閉じている必要はない。例えば、ケース2内に減速機構や差動歯車装置(図示せず)が配置される構成では、モータケース部21内の空間は、車輪と差動歯車装置の間の出力軸が配置される空間と連通してもよい。
インバータケース部24は、モータケース部21の上部等に配置される。インバータケース部24は、電力変換装置70を収容するインバータ収容室S4を形成する。
電力変換装置70は、回転電機1と電源(図示せず)の間に電気的に接続される。電力変換装置70は、モジュールの形態であってよく、ボルト等によってインバータケース部24とモータケース部21との間の隔壁部29に固定されてよい。電力変換装置70は、インバータ回路を構成する複数のスイッチング素子(パワー半導体素子、図示せず)や、インバータ回路を制御する制御装置が実装された制御基板(図示せず)と、平滑コンデンサ等を備えてよい。
このようにして本実施例では、ケース2は、回転電機1が配置されるモータ収容室S1及び電力変換装置70が配置されるインバータ収容室S4(第2収容室)を、隔壁部29により仕切りつつ一体的に形成する。
回転電機1と電力変換装置70とは、配線構造9を介して電気的に接続される。配線構造9の詳細は後述する。
次に、図2以降を参照して、配線構造9の詳細とともに、水冷構造80について説明する。
図2は、車両用駆動装置100における配線構造9に係る部分の断面図である。図3は、他の実施例による水冷構造80Aに係る部分の断面図である。なお、図2及び図3は、図1のQ2部に対応する部分の断面図に対応する。
本実施例では、配線構造9は、端子台装置90と、インバータ側バスバー92と、動力線94とを含む。なお、動力線94は、相ごとに、回転電機1のステータコイル14から引き出され又は回転電機1のステータコイル14の端部に接合される。
端子台装置90は、端子台バスバー910と、電流センサ920とを、絶縁材料により一体化した形態である。すなわち、端子台装置90は、端子台バスバー910、電流センサ920、及び絶縁材料部930を含む。絶縁材料部930は、例えば樹脂モールドにより形成される樹脂部であってよい。なお、変形例では、端子台装置90は、端子台バスバー910及び電流センサ920に加えて、他の電子部品(例えばノイズフィルタ等)を絶縁材料により一体化した形態であってもよい。
端子台バスバー910は、3相のそれぞれごとに設けられる。端子台バスバー910は、例えば板状の導体の形態であり、上端部がインバータ側バスバー92に接合され、下端部が動力線94に接合される。なお、各接合は、ボルトBT1、BT2等による締結により実現されてよい。
電流センサ920は、3相のそれぞれごとに設けられる。一の電流センサ920は、対応する相の端子台バスバー910を流れる電流を検出する。電流センサ920は、例えばコアレス型の電流センサであってもよい。コアレス型の電流センサ920は、磁気コアを有さない分だけ小型化が可能であり、端子台装置90の小型化に寄与できる。電流センサ920は、例えば、一次導体、磁気センサ、及びIC(例えばASIC:特定用途向け集積回路)を絶縁材料(例えば絶縁材料部930の一部)によりパッケージ化された形態であってもよい。
絶縁材料部930は、各端子台バスバー910及び各電流センサ920に接合し、これらを一体化する。絶縁材料部930は、各端子台バスバー910間の必要な絶縁距離を確保しつつ、各端子台バスバー910を保持する。なお、図2では、1つの端子台バスバー910だけが可視であり、紙面に垂直方向に3つの端子台バスバー910が重なっている。絶縁材料部930は、各端子台バスバー910の上端部及び下端部だけが露出する態様で、各端子台バスバー910を覆う。
端子台装置90は、隔壁部29に取り付けられる。具体的には、隔壁部29には、モータ収容室S1及びインバータ収容室S4の間を連通させる貫通孔290が形成され、貫通孔290に端子台装置90が嵌合される。
端子台装置90は、隔壁部29におけるインバータ収容室S4の表面に、ボルト等の締結具BT3により固定される。締結具は、軸方向に垂直な方向(例えば上下方向)に螺進する態様で締結されてよい。この場合、端子台装置90は、インバータ収容室S4を利用して容易に組み付けることができる。
このようにして、端子台バスバー910とともに電流センサ920を含む端子台装置90が隔壁部29に配置されるので、電流センサ920を端子台装置とは別に配置する構成(例えば端子台装置と電力変換装置70の間に電流センサを別途設ける構成)に比べて、効率的な配置を実現できる。これにより、電流センサ920の配置に関連して車両用駆動装置100の小型化を図ることができる。
また、端子台装置90は、電流センサ920を一体的に含むので、電流センサ920が端子台装置90とは別体である場合に比べて、部品点数を低減できる。電流センサ920の配置に関連して車両用駆動装置100の小型化とともに、電流センサ920の配置構造に係る部品点数の低減を図ることができる。
端子台装置90は、好ましくは、軸方向に視て電流センサ920が隔壁部29に重なる態様で、隔壁部29に取り付けられる。この場合、隔壁部29の厚み分を利用して電流センサ920の搭載スペースを確保でき、端子台装置90の小型化を図ることが可能となる。その結果、電流センサ920の配置に関連して車両用駆動装置100の更なる小型化を図ることができる。
端子台装置90は、貫通孔290の側壁部292に対して密着するシール部材940を有する。シール部材940は、例えばOリングの形態であり、モータ収容室S1とインバータ収容室S4との間をシールする。このような構成は、特にモータ収容室S1内に油が流れる場合(すなわち回転電機1が油冷である場合)に好適である。この場合、モータ収容室S1内の油がインバータ収容室S4内に進入することを防止できる。シール部材940は、例えば電流センサ920を囲繞するような電流センサ920に対する位置関係で、配置されてもよい。
図2に示す例では、水冷構造80は、隔壁部29には、冷却水が通る水路294が形成される。冷却水は、例えばウォーターポンプを介して循環し、ラジエータ(図示せず)を介して放熱することで、各冷却対象物から熱を奪う。
隔壁部29には、回転電機1のステータコア12が径方向に当接する。また、隔壁部29には、電力変換装置70(例えば電力変換装置70のパワーモジュール)が、直接的に又は比較的高い熱伝導性を有する部材40(例えば比較的高い熱伝導性を有するシート部材)を介して配置される。また、隔壁部29には、上述したように端子台装置90が結合される。このようにして、図2に示す構成によれば、隔壁部29により回転電機1のステータコア12、電力変換装置70及び端子台装置90の端子台バスバー910を冷却できる。
また、図2に示す構成によれば、隔壁部29内の水路294は、電力変換装置70と回転電機1に対して共通に設けられるので、電力変換装置70内に別途水路を形成する必要がなく、効率的な水冷構造80を実現できる。
図3に示す他の実施例では、水冷構造80Aは、インバータ収容室S4内に配置される水路形成部材810Aを含む。水路形成部材810Aには、水路294Aが形成される。水路形成部材810Aは、例えばプレートの形態であり、内部に水路294Aが形成される。この場合、水路形成部材810Aは、電力変換装置70に直接的に又は比較的高い熱伝導性を有する部材40(例えば比較的高い熱伝導性を有するシート部材)を介して接続されてよい。これにより、水路形成部材810Aにより電力変換装置70を効率的に冷却できる。
また、水路形成部材810Aは、好ましくは、端子台装置90に熱的に接続される。例えば、水路形成部材810Aは、先端部(軸方向で端子台装置90側の先端部)が端子台装置90に、比較的高い熱伝導性を有する部材42(例えば比較的高い熱伝導性を有するシート部材)を介して接続されてよい。これにより、水路形成部材810Aにより端子台装置90を効率的に冷却できる。
次に、図4を参照して、本実施例による車両用駆動装置100の製造方法について説明する。
図4は、本実施例による車両用駆動装置100の製造方法を示す概略的なフローチャートである。
本製造方法は、回転電機1、電力変換装置70、ケース2、及び端子台装置90を準備する工程(ステップS30)を含む。
ついで、本製造方法は、ケース2内に回転電機1を組み付ける工程(ステップS31)を含む。なお、この段階では、ケース2は、ケース部材200の状態であり、カバー部材201及びインバータカバー部材203は、後述するステップS36以降にケース部材200に結合されてよい。
ついで、本製造方法は、ケース2内に端子台装置90を組み付ける工程(ステップS32)(取付工程の一例)を含む。端子台装置90は、上述したように、ケース2のインバータ収容室S4内から組み付けることができる。また、端子台装置90は、インバータ収容室S4内において締結具BT3により締結できる。
ついで、本製造方法は、ケース2内に電力変換装置70を組み付ける工程(ステップS33)を含む。
ついで、本製造方法は、電力変換装置70からのインバータ側バスバー92に端子台装置90の端子台バスバー910の上端部をボルトBT1により締結するとともに、回転電機1のステータコイル14からの動力線94に端子台装置90の端子台バスバー910の下端部をボルトBT2により締結する(ステップS34)。
このようにして本製造方法によれば、ケース2に対して端子台装置90を組み付けることで、電流センサ920の組み付けを実現できる。また、本製造方法によれば、ケース2に対して端子台装置90及び電力変換装置70をそれぞれ独立して組み付けることができる。
次に、図5に示す比較例を対比的に参照することで、本実施例の効果を更に説明する。
図5は、比較例による車両用駆動装置100’による組み付け方法の説明図である。
比較例による車両用駆動装置100’は、本実施例による車両用駆動装置100に対して、ケース2’が異なり、具体的には、電力変換装置70を収容するインバータケース部24’が、回転電機1を収容するモータケース部21’とは別体である点が主に異なる。この場合、インバータケース部24’に端子台バスバー910’等を組み付けたサブアセンブリ状態で、インバータケース部24’をモータケース部21’に締結することで、組み付けが完了する。
また、このような比較例では、本実施例とは異なり、端子台バスバー910’と蓋部材940’と電流センサ920’とが別体である。従って、本比較例では、部品点数が本実施例により多くなる点等で不利である。
このような比較例では、インバータケース部24’をモータケース部21’に対して位置決めして組み付けることに起因して、端子台バスバー910’と動力線94との間の位置決め精度が低下しやすい。すなわち、端子台バスバー910’の下端部と動力線94との間の位置決め精度に、モータケース部21’に対するインバータケース部24’の位置決め精度が影響し、端子台バスバー910’の下端部と動力線94との間の位置決め精度が低下しやすい。
これに対して、本実施例によれば、端子台装置90を電力変換装置70とは別にケース2に組み付けられるので、端子台装置90の端子台バスバー910の上端部及び下端部の各位置精度を高めることができる。すなわち、端子台装置90の端子台バスバー910の上端部及び下端部の各位置精度は、例えば端子台装置90の締結部(締結具BT3による締結部)を基準として管理できる。この場合、端子台装置90の締結部と端子台バスバー910の上端部及び下端部との間の位置関係を精度良く管理できることから、端子台装置90の端子台バスバー910の上端部及び下端部の各位置精度を高めることができる。この結果、端子台バスバー910とインバータ側バスバー92及び動力線94との間の位置決め精度を高めることができ、位置決め精度が良好でないときに生じうる不都合(例えば締結部の応力集中)を防止できる。
また、図5に示すような比較例では、電力変換装置70’用の水路294A’と、回転電機1用の水路294’と接続するための水路構造(図示せず)が必要となり、部品点数や製造性の観点から不利となる。この点、図2に示すような本実施例によれば、水路294を共通化して、かかる不都合を低減できる。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した実施例の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
1・・・回転電機、2・・・ケース、29・・・隔壁部、290・・・貫通孔、294・・・水路、70・・・電力変換装置、810A・・・水路形成部材、90・・・端子台装置、910・・・端子台バスバー(バスバー)、920・・・電流センサ、930・・・絶縁材料部(絶縁材料)、940・・・シール部材、100・・・車両用駆動装置、S1・・・モータ収容室(第1収容室)、S4・・・インバータ収容室(第2収容室)、BT3・・・締結具
Claims (6)
- 回転電機と、
前記回転電機が配置される第1収容室及び電力変換装置が配置される第2収容室を、隔壁部により仕切りつつ一体的に形成するケースと、
前記隔壁部に取り付けられ、前記回転電機を前記電力変換装置に電気的に接続する端子台装置とを備え、
前記端子台装置は、各相のバスバーと、各相の前記バスバーを流れる電流をそれぞれ検出する各相の電流センサとを、絶縁材料により一体化した形態であり、
各相の前記バスバーは、一端が前記第1収容室において前記回転電機に接続され、他端が前記第2収容室において前記電力変換装置に接続される、車両用駆動装置。 - 前記隔壁部には冷却水が通る水路が形成され、
前記回転電機、前記電力変換装置、及び各相の前記バスバーは、前記隔壁部により冷却される、請求項1に記載の車両用駆動装置。 - 前記第2収容室に配置され、冷却水が通る水路を有する板状の水路形成部材を更に備え、
前記水路形成部材は、前記端子台装置に熱的に接続され、
前記電力変換装置及び各相の前記バスバーは、前記水路形成部材により冷却される、請求項1に記載の車両用駆動装置。 - 前記隔壁部は、前記第1収容室及び前記第2収容室の間を連通させる貫通孔であって、前記端子台装置が嵌合される貫通孔を有し、
前記端子台装置は、前記貫通孔の側壁部に対して密着するシール部材を有する、請求項1に記載の車両用駆動装置。 - 前記端子台装置は、前記隔壁部における前記第2収容室側に、締結具により固定される、請求項1に記載の車両用駆動装置。
- 回転電機及び電力変換装置を準備する工程と、
前記回転電機が配置される第1収容室及び前記電力変換装置が配置される第2収容室を、隔壁部により仕切りつつ一体的に形成するケースを準備する工程と、
各相のバスバーと、各相の前記バスバーを流れる電流をそれぞれ検出する各相の電流センサとを、絶縁材料により一体化した形態の端子台装置を準備する工程と、
前記隔壁部に前記端子台装置を取り付ける取付工程と、
前記取付工程とは別に実行され、前記第2収容室に収まるように前記ケースに前記電力変換装置を組み付ける工程と、
各相の前記バスバーと前記電力変換装置とを電気的に接続する工程とを備える、車両用駆動装置の製造方法。
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