JP2024058293A - 通信装置、通信方法、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 APが獲得したTXOPを指定したSTAと共有する通信において、複数のSTAに対して適切にTXOPを共有する必要がある。【解決手段】 通信装置であって、前記通信装置が獲得したTXOP(Transmission Opportunity)の少なくとも一部である第一の期間を無線ネットワークに参加する少なくとも一つの第一の通信装置が使用して、通信することを指示するIEEE802.11シリーズ規格に準拠した第一Trigger frameを送信する第一の送信手段と、前記第一の期間において通信するべきデータの通信が終了した場合、前記獲得したTXOPの少なくとも一部である第二の期間を前記第一の通信装置とは異なる第二の通信装置が新たに使用して通信することを指示する第二Trigger frameを送信する第二の送信手段と、を有することを特徴とする。【選択図】 図4

Description

本発明は、無線通信における運用パラメータの送受信に関する。
近年、通信されるデータ量の増加に伴い、無線LAN(Local Area Network)等の通信技術の開発が進められている。無線LANの主要な通信規格として、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11規格シリーズが知られている。IEEE802.11規格シリーズには、IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax等の規格が含まれる。例えばIEEE802.11axでは、OFDMA(直交周波数多元接続)を用いて、最大9.6ギガビット毎秒(Gbps)という高いピークスループットに加え、混雑状況下での通信速度を向上させる技術が規格化されている(特許文献1参照)。尚、OFDMAは、Orthogonal frequency-division multiple accessの略である。
さらなるスループット向上や周波数利用効率の改善、通信レイテンシ改善を目指した後継規格として、IEEE802.11beと呼ばれるtask groupが発足した。IEEE802.11be規格では、例えば1台のAP(Access Point)が異なる複数の周波数チャネルを介して1台のSTA(Station)と複数のリンクを確立し、並行して通信を行うMulti-Link通信が検討されている。
またIEEE802.11beでは、Trigger frameを用いて、APが確保したTXOPの一部をネットワークに参加しているSTAと共有するTriggered TXOP sharingが提案されている。ここでTXOPは、Transmission Oppotunityの略である。APが獲得したTXOPを、APが指定したSTAと共有し、共有されたTXOPの間は指定外のSTAに対してフレームの送信を禁止することで無駄な送信フレーム衝突を避け、効率よく通信を実行することが可能になる。
特開2018-50133号公報
上述のようにIEEE802.11beでは、APが獲得したTXOPを指定したSTAと共有することで通信効率の向上を実現するTriggered TXOP sharingと呼ばれる方法が検討されている。しかし、共有されたTXOPが終了する前にAPおよびTXOPを共有するSTA間の通信が終了する可能性等があり、共有されたTXOPを有効に利用できず通信効率を損ねる虞があった。
そこで本発明は、通信効率を損ねることなく、TXOPを共有して通信を実行可能な方法を提供することを目的とする。
通信装置であって、前記通信装置が獲得したTXOP(Transmission Opportunity)の少なくとも一部である第一の期間を無線ネットワークに参加する少なくとも一つの第一の通信装置が使用して、通信することを指示するIEEE802.11シリーズ規格に準拠した第一Trigger frameを送信する第一の送信手段と、
前記第一の期間において通信するべきデータの通信が終了した場合、前記獲得したTXOPの少なくとも一部である第二の期間を前記第一の通信装置とは異なる第二の通信装置が新たに使用して通信することを指示する第二Trigger frameを送信する第二の送信手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、通信効率を損ねることなく、TXOPを共有して通信を行うことができる。
実施形態による無線通信システムの構成例を示す図。 実施形態による通信装置のハードウェア構成を示す図。 実施形態による通信装置の機能構成例を示す図。 第1の実施例のシーケンス図を示す図。 第1の実施例におけるAPの動作を説明するフローチャート図。 第2の実施例のシーケンス図を示す図。 第2の実施例におけるAPの動作を説明するフローチャート図。
図1は、本実施形態に係る通信装置101が参加するネットワークの構成例を示す図である。通信装置101は通信装置102~104と無線LAN(Local Area Network)通信が可能である。通信装置101は、無線ネットワーク100を形成、構築する役割を有するアクセスポイント(AP)であり、通信装置102~104は無線ネットワーク100に参加する役割を有するステーション(STA)である。
通信装置101~104の各々は、IEEE802.11規格に準拠した無線通信を実行することができる。なお、IEEEはInstitute of Electrical and Electronics Engineersの略である。以降の説明では通信装置101~104は、IEEE802.11be規格に準拠した無線通信を実行し、2.4GHz帯、5GHz帯、および6GHz帯の周波数帯域において通信すること、また20MHz、40MHz、80MHz、160MHz、および320MHzの帯域幅を使用して通信するものとするがこれに限らない。通信装置101~104はIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be規格の少なくとも何れか一つに対応していている構成であってもよい。また、IEEE802.11シリーズ規格に加えて、Bluetooth(登録商標)、NFC、UWB、ZigBee、MBOAなどの他の通信規格に対応していてもよい。なお、UWBはUltra Wide Bandの略であり、MBOAはMulti Band OFDM Allianceの略である。また、NFCはNear Field Communicationの略である。UWBには、ワイヤレスUSB、ワイヤレス1394、WiNETなどが含まれる。また、有線LANなどの有線通信の通信規格に対応していてもよい。
通信装置101~104は、IEEE802.11be規格に準拠したOFDMA通信を実行することで、複数のユーザの信号を多重する、マルチユーザ(MU、Multi User)通信を実現することができる。OFDMAは、Orthogonal Frequency Division Multiple Access(直交周波数分割多元接続)の略である。OFDMA通信では、分割された周波数帯域の一部(RU、Resource Unit)が各STAに夫々重ならないように割り当てられ、各STAの搬送波が直交する。そのため、APは複数のSTAと並行して通信することができる。
通信装置101~104の具体例としては、無線LANルーターやパーソナルコンピュータ(PC)などが挙げられるが、これらに限定されない。また、通信装置101~104は、IEEE802.11規格に準拠した無線通信を実行することができる無線チップ、またそれを含む情報処理装置であってもよい。また、通信装置102~104の具体的な例としては、カメラ、タブレット、スマートフォン、PC、携帯電話、ビデオカメラなどが挙げられるが、これらに限定されない。また、図1の無線ネットワークは1台のAPと3台のSTAによって構成されているが、APおよびSTAの台数はこれに限定されない。
Trigger frameを用いてAPが獲得したTXOPの一部をSTAに割り当てて共有する技術をTriggered TXOP sharingという。TXOP(Transmission Opportunity)は、APまたはSTAがEDCAによる競合制御によって、チャネルへのアクセス権を取得した後、排他的にチャネルの使用が認められている期間を指す。ここで、EDCAはEnhanced Distributed Channel Accessの略である。APである通信装置101はTriggered TXOP sharingにより、獲得したTXOPの一部をSTAである通信装置102~104に割り当てて、APが獲得したTXOPをSTAに共有させる。以下、APが獲得したTXOPをAPやSTAが共有して使用することが可能なTXOPをTXOP sharing期間という。
Triggered TXOP sharingは、APがMU-RTS TXS Trigger frameをSTAへ送信することで開始する。ここで、MU-RTS TXS Trigger frameは、Multi User-Request to Send TXOP sharing Trigger frameの略である。このときAPは、MU-RTS TXS Trigger frameのUser Info fieldにおいて、確保したTXOPの一部を割り当てて、通信の実行を許可するSTAのAIDを含める。尚、Triggered TXOP sharingでは、Trigger frameのTrigger TypeをMU-RTSに指定したMU-RTS TXS Trigger frameを用いる。
MU-RTS TXS Trigger frameによってAPが獲得したTXOPの一部を割り当てられたSTAは、TXOP sharing期間においてAPもしくは他のSTA宛にデータを送信することができる。TXOP sharing期間においてSTA-AP間で通信を行うか、STA-STA間で通信を行うかは、上記Trigger frameのCommon Info fieldに含まれるTriggered TXOP Sharing Mode subfieldで指定することができる。
(AP及びSTAの構成)
図2に、本実施形態においてAPである通信装置101のハードウェア構成例を示す。尚、STAである通信装置102~104も同様の構成をとることができる。通信装置101は、記憶部201、制御部202、機能部203、入力部204、出力部205、通信部206、およびアンテナ207を備える。
記憶部201はROMやRAM等のメモリにより構成され、後述するフローチャートに示す各処理やその他の各種動作を行うためのコンピュータプログラムや、無線通信のための通信パラメータ等の各種情報を記憶する。ROMはRead Only Memoryの、RAMはRandom Access Memoryの略である。なお、記憶部201として、ROM、RAM等のメモリの他に、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、DVDなどの記憶媒体を用いてもよい。また、記憶部201が複数のメモリ等を備えていてもよい。
制御部202は、例えばCPUやMPU等の1つ以上のプロセッサにより構成され、記憶部201に記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより、通信装置104の全体を制御する。CPUはCentral Processing Unitの略であり、MPUは、Micro Processing Unitの略である。なお、制御部202は、記憶部201に記憶されたコンピュータプログラムとOS(Operating System)との協働により、通信装置101の全体を制御するようにしてもよい。また、制御部202は、他の通信装置との通信において送信するデータや信号を生成する。また、制御部202がマルチコア等の複数のプロセッサを備え、複数のプロセッサにより通信装置101全体を制御するようにしてもよい。また、制御部202は、機能部203を制御して、無線通信や、撮像、印刷、投影等の所定の処理を実行する。
機能部203は、通信装置101が所定の処理を実行するためのハードウェアである。撮像機能や印刷機能、スキャン機能、投影機能等の少なくともいずれかの機能を実行する。例えば撮像機能やスキャン機能を用いて生成した画像データを通信部206を用いて外部装置に送信したり、通信部206を用いて外部装置から受信した画像データを印刷機能を用いて印刷したりすることが可能である。
入力部204は、ユーザからの各種操作の受付を行う。例えばタッチパネルやキーボード、ハードキーなどから構成される。出力部205は、ディスプレイやスピーカーを介して、ユーザに対して各種出力を行う。ここで、出力部205による出力とは、モニタ画面上への表示や、スピーカーによる音声出力、振動出力などであってもよい。なお、タッチパネルのように入力部204と出力部205の両方を1つのモジュールで実現するようにしてもよい。また、入力部204および出力部205は、夫々通信装置101と一体であってもよいし、別体であってもよい。
通信部206は、IEEE802.11規格に準拠した無線通信の制御を行う。また、通信部206は、IEEE802.11規格に加えて、他のIEEE802.11シリーズ規格に準拠した無線通信の制御や、有線LAN等の有線通信の制御を行ってもよい。通信部206は、アンテナ207を制御して、制御部202によって生成された無線通信のための無線信号の送受信を行う。
なお、通信装置101が、IEEE802.11規格に加えて、NFC規格やBluetooth規格等に対応している場合、これらの通信規格に準拠した無線通信の制御を行ってもよい。また、通信装置101が複数の通信規格に準拠した無線通信を実行できる場合、夫々の通信規格に対応した通信部206とアンテナ207を個別に有する構成であってもよい。通信装置101は通信部206を介して、画像データや文書データ、映像データ等のデータを通信装置102~104と通信する。
図3には、本実施形態においてAPである通信装置101の機能構成のブロック図を示す。例えば1つ以上のメモリに格納されたプログラムを1つ以上のプロセッサが実行することで実現する機能構成の図である。尚、STAである通信装置102~104も同様の構成をとることができる。ここではAP101は一つの無線LAN制御部301を備えるが、無線LAN制御部の数は二つ以上でもよい。AP101は、さらに、フレーム生成部302、フレーム解析部303、チャネル割り当て部304、UI制御部305および記憶部306を有する。
無線LAN制御部301は、他の無線LAN装置との間で無線信号を送受信するためのアンテナ並びに回路、およびそれらを制御するプログラムを含んで構成される。無線LAN制御部301は、IEEE802.11規格シリーズに従って、フレーム生成部302で生成されたフレームを元に無線LANの通信制御を実行する。
フレーム生成部302は、無線LAN制御部301で送信するべき無線制御フレームを生成する。フレーム生成部302で生成する無線制御の内容は記憶部305に保存されている設定によって制約を課してもよい。またUI制御部305からのユーザ設定によって変更してもよい。
フレーム解析部303は、無線LAN制御部301で受信したフレームを解釈し、その内容を無線LAN制御部301に反映させる。どの制御部で受信したフレームであっても、一度フレーム解析部303を通すことで、フレームを受信していない無線LAN制御部301の制御も可能となる。
チャネル割り当て部304は、通信相手との通信もしくはSTAとの通信を指示する際に、APとSTAが通信するために使用する適切なチャネルを決定する。ここで決定した割り当てに従って、例えばAP101とSTA102が割り当てられたチャネルもしくはその中で規定されるサブチャネルにおいて通信を行う。
UI制御部305は、ユーザによるAPに対する操作を受け付けるためのタッチパネルまたはボタン等のユーザインタフェースに関する制御を行う。尚、UI制御部305は、例えば画像等の表示、または音声出力等の情報をユーザに提示するための機能も有する。
記憶部306は、各種データ等を記憶する。
(実施例1)
実施例1について図4に示した図を用いて説明する。図4において「AP」は通信装置101、「STA1~3」はそれぞれ通信装置102~104であるとする。
本実施例では、APが獲得したTXOPを、STA1とSTA2に割り当てることで共有させ、STA1とSTA2の間で通信を行う。共有されたTXOPが終了する前にSTA1とSTA2との通信が終了し、STA1がAPに対して共有されたTXOPを返却することを示すフレームを送信する。このフレームを受信したAPはTXOPをSTA3に割り当てることで共有し、STA3からAPへデータフレーム送信が行われる。これらの処理に関する装置間のフレームのやり取りについて説明を行う。
まずAPがCTS-to-selfフレーム401を送信することでTXOPを獲得する。続いてAPはMU-RTS TXS Trigger frame402をSTA1とSTA2に送り、STA1はCTSフレーム403を送信する。APがMU-MU-RTS TXS Trigger frame402を送信することでSTA1とSTA2はTXOPを共有し、データのやり取りが可能となる。この時、共有されるTXOPの長さ等も設定される。MU-RTSはTriggered TXOP Sharing Mode subfieldと呼ばれるサブフィールドを含み、1の場合はSTAがAPへPPDU(PLCP protocol data unit)を送信するモードとなり、また、2の場合はSTAがAPもしくはその他のTXOPを共有するSTAに対してPPDUを送信するモードとなる。本実施例ではサブフィールドの値が2であり、STA1とSTA2の間でデータフレームの送受信が行われる。すなわち、STA1がデータフレーム404をSTA2に送信し、受信したSTA2がBA(Block Ack)405をSTA1に送信する。続けてSTA1がデータフレーム406をSTA2に送信し、STA2がBA407をSTA1に送信する。ここでのデータフレーム404、406はnon-TB PPDUである。TXOPの共有が始まるときに、TXOPの共有対象外となるSTA3はNAV(送信禁止期間:network allocation vector)に入ってもよいし、入らなくてもよいが、データを受信可能な状態であるとする。STA3がNAVにはいった場合、STA3はデータを送信しない。
ここでSTA1はSTA2に送信すべきデータフレームをすべて送信し終わり、共有したTXOP(図中shared TXOP-1)が余った状態となるものとする。これはデータ送信が途中で失敗した場合やデータレートが想定より高くデータの送受信が早く終了した場合などがある。STA1とSTA2の間でのデータのやり取りが終了した場合、Triggered TXOP Sharingを終了すべくSTA1はQoS Nullフレーム408をAPに送信する。QoS Nullフレーム中のHE variant HT control fieldにあるコマンドや状態を示すCAS control field中のRDG/More PPDU subfieldが0であることで、TXOPの共有が終了することを通知する。当該通知によりAPはEHT Capability Information field中のTXOP Return Support In TXOP Sharing Mode 2 fieldを1に設定し、TXOPの共有が終了することを解釈する。Triggered TXOP Sharingの終了を通知する方法はこの方法に限らず、他の方法で通知してもよい。
APはQoS Nullフレーム408を受信し、Triggered TXOP SharingでTXOPを共有するSTAや共有するTXOP長を再設定する。ここでは、TXOPを使用してデータ通信を行うSTAの特定や、TXOP Sharing Mode subfieldへの値の設定、使用するTXOPの長さなどが設定される。尚、ここでAPはTriggered TXOP Sharingを終了するという判断をしてもよい。本実施例ではSTA3とTXOPの共有を行うものとする。ここで新たに設定するTXOP共有時間(図中shared TXOP-2)の終了時間が当初に設定したTXOP共有時間(図中shared TXOP-1)の終了時間と一致するように共有するTXOP長を設定するがこれに限らない。図中shared TXOP-2の終了時間は、図中shared TXOP-1の終了時間より前に設定されてもよいし、図中shared TXOP-1の終了時間より後に設定されてもよい。
APはSTA3に対してMU-RTS TXS Trigger frame409を送信し、STA3に対してTXOPの共有を通知する。STA3はCTSフレーム410をAPに送信する。この後に本実施例ではAPに対してアップリンク通信を行う、つまりデータフレーム411、413をSTA3がAPに送信し、Block Ackフレーム412、414をAPがSTA3に送信する。ここでのデータフレーム411、413はnon-TB PPDUである。共有するTXOP、つまり図中shared TXOP-2および図中shared TXOP-1が終了するとAPのTXOPを共有するSTAが存在しない状態となるが、APのTXOP(図中のTXOP)は継続しており、さらなる通信が可能である。図4ではAPがSTA2にデータフレーム415を送信するものとするが、これに限らない。新たにTXOPを共有するSTAとTXOP長を設定しデータ通信を行う構成であってもよい。
以上の例では、まずSTA1とSTA2がTXOPを共有し、その後STA3とAPがTXOPを共有する例を示したが順番は逆であってもよい。またSTA1とSTA2がTXOPを共有した後にSTA1とSTA3がTXOPを共有する構成であってもよいし、STA3とAPがTXOPを共有した後にSTA1とAPがTXOPを共有する構成であってもよい。またデータフレームの送信方向も上述した例に限らない。
図5は本実施例の処理を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は例えばAPである通信装置101が実行する。また以下では一例として図4に示すデータのやり取りを行う処理について説明を行う。ここでは無線LAN制御部301が処理を実行する例を示すがこれに限らない。他の機能部が処理を実行してもよいし複数の機能部が実行する構成であってもよい。Ttriggered TXOP sharing処理は、例えばAPがAPやSTAが送信する予定のデータやデータ量、APとSTAの通信状況等に基づいて開始する。
S501においてTtriggered TXOP sharing処理が開始されると、S502において無線LAN制御部301はCTS-to-selfフレームの送信、MU-RTS TXS Trigger frameの送信を行う。ここで無線LAN制御部301は、STA同士のダイレクトリンクのセットアップが完了しているか、STAに送信するデータがあるか、STAから受信するデータがあるか等に基づいてTXOPを使用するSTAを指定し、当該STAに対しMU-RTS TXS Trigger frameを送信する。ここでは、STA1とSTA2の間でTDLSの仕組みを用いたダイレクトリンクのセットアップが完了していると判断し、STA1、STA2のTriggered TXOP sharingをセットアップする。当該セットアップによりSTA1、STA2はTXOPを共有する。この時、TXOPが共有される期間も設定される。
S503において、無線LAN制御部301はTtriggered TXOP sharingの期間が終了したか否かを判定する。ここでのTtriggered TXOP sharingの期間はS502で設定された期間である。期間が終了したと判断された場合は、S509でTriggered TXOP Sharing処理を終了する。期間が終了していない場合はS504に進む。
S504において、無線LAN制御部301はSTAからTXOPの共有を終了することを示すフレームを受信したか否かを判定する。ここではSTA1もしくはSTA2からTXOP sharing returnを示すフレームを受信したかを判定する。具体的には上述したQoS Nullフレームを受信したかを判定する。
TXOPの共有を終了することを示すフレームを受信した場合、S505において無線LAN制御部301がTriggered TXOP Sharingを行うSTAを指定しTXOPの共有を行う。ここでもS502同様にSTA同士のダイレクトリンクのセットアップが完了しているか、STAに送信するデータがあるか、STAから受信するデータがあるか等に基づいてTXOPを使用するSTAを指定する。ここではSTA3からあらかじめBuffer Status Reportを受信しており、STA3に送信するデータがあると判断する。そしてTXOPを使用するSTAとしてSTA3を指定し、STA3に対してMU-RTS TXS Trigger frameを送信するものとする。この時、TXOPが共有される期間も設定され、例えばS502で指定された期間の終了時間と終了期間が一致するように設定される。S505においてTXOPを使用するSTAを新たに指定する構成としたが、これに限らず、S502の時点等であらかじめ指定しておく構成であってもよい。
S506においてSTA、ここではSTA3からCTSフレームを受信する。そしてS507においてTXOPを共有したSTA、ここではSTA3からデータフレームを受信する。
S508において、無線LAN制御部301はTtriggered TXOP sharingの期間が終了したか否かを判定する。ここでのTtriggered TXOP sharingの期間はS505で設定された期間である。S508において共有したTXOPが終了したと判断された場合、S509においてTriggered TXOP Sharingの処理を終了し、本フローチャートを終了する。S508において期間が終了していないと判断されるとS507の処理に戻る。ここでは共有したTXOPが終了したと判断された場合は処理を終了するようにしていたが、これに限らず、新たにTXOPを共有する装置を指定し、TXOPの共有を新たに行ってもよい。
本実施例によると、TXOPを共有する設定する処理を行って、当該共有による通信が想定より早く終了したとしても、TXOPの共有を再設定することで、余ったTXOPを有効利用することができ通信効率が担保される。
(実施例2)
実施例1ではAPはSTAからの通知により、STA間でのデータ通信が終了したことを判断していた。実施例2ではAPがTXOPを共有したSTAからのデータを所定時間受け付けないことに基づいてSTA間でのデータ通信が終了したことを判断する例を示す。本実施例の基本構成は実施例1と同じであるため差分のみ示す。
実施例2について図6に示した図を用いて説明する。本実施例の流れはSTA1とSTA2がTXOPを共有しデータ通信を行うところまで実施例1と同じである。なお図6における601~607は図4の401~407とそれぞれ同様であるため説明を省略する。
Block Ack607をSTA2が送信した後に、STA1とSTA2の間の通信が終了し、STA1とSTA2はフレーム送信を行わないようになる。そしてAPが一定期間フレームを受信できない場合に、TXOPを共有しているSTAが通信を終了したと判断し、TXOPの共有を終了すると判断する。APは余ったTXOPを次はSTA3と共有すると決定する。共有するTXOPの終了時間は、STA1とSTA2と共有したTXOPの終了時間と一致しなくてもよく、図6ではSTA3と共有するTXOPの終了時間の方が後に設定されている。ここでSTA3と共有するTXOPの終了時間の方が前に設定されてもよい。つまりAPが獲得したTXOP(図中のTXOP)の終了時間より前であればどのように設定されてもよい。
APはMU-RTS TXF TF609をSTA3に送信し、STA3はCTSフレーム610をAPに対して送信する。STA3はAPに対してデータフレーム611、613、615を送信し、APは対応するBlock Ackフレーム612、614、616をSTA3に対して送信する。
図7は本実施例の処理を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は例えばAPである通信装置101が実行し、図6に示すデータのやり取りを示す。なお基本構成は図5のフローチャートと同じであるため差分のみ示す。
S704において無線LAN制御部301はTriggered TXOP Sharing期間中に所定の期間、フレームを受信していないか否かを判定する。S704においてフレームを受信している場合はS703に進む。S704において所定期間フレームを受信していないと判定された場合、S705に進む。S705ではS505同様にTriggered TXOP Sharingを行うSTAとしてSTA1、STA2とは異なるSTAとしてSTA3を指定し、共有するTXOP長を設定し、STA3に対してMU-RTS TXS TFを送信する。
本実施形態によると、TXOPを保有するAPは、Triggered TXOP sharingが終了する前に、TXOPを共有するSTAの送信フレームが一定期間行われないことを検知することでTXOPを共有するSTAが通信を終了し共有するTXOPの使用を終了するとAPが判断した場合は、共有するTXOP長を再設定したうえでTXOPを共有するSTAとは異なるSTAを新たなTXOP共有STAとすることができる。
(その他の実施形態)
以上に示した実施例1と実施例2を組み合わせた構成としてもよい。つまり、通信装置101は、TXOPの共有を終了することを示すフレームをSTAから受信すること、STAから一定期間フレームを受信できないこと、いずれかに基づいてTXOPを共有しているSTAが通信を終了したと判断するような構成をとってもよい。
尚、上述の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体をシステムあるいは装置に供給し、システムあるいは装置のコンピュータ(CPU、MPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行するようにしてもよい。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述の実施形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は上述の装置を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSが実際の処理の一部または全部を行い、上述の機能を実現してもよい。OSとは、Operating Systemの略である。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードを、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込む。そして、そのプログラムコードの指示に基づき、機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUが実際の処理の一部または全部を行い、上述の機能を実現してもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本実施形態の開示は、以下の構成、方法、プログラムを含む。
(構成1)
通信装置であって、
前記通信装置が獲得したTXOP(Transmission Opportunity)の少なくとも一部である第一の期間を無線ネットワークに参加する少なくとも一つの第一の通信装置が使用して、通信することを指示するIEEE802.11シリーズ規格に準拠した第一Trigger frameを送信する第一の送信手段と、
前記第一の期間において通信するべきデータの通信が終了した場合、前記獲得したTXOPの少なくとも一部である第二の期間を前記第一の通信装置とは異なる第二の通信装置が新たに使用して通信することを指示する第二Trigger frameを送信する第二の送信手段と、を有することを特徴とする通信装置。
(構成2)
前記第一の期間において通信するべきデータの通信を終了したと判断する判断手段をさらに有し、
前記第二の送信手段は前記判断手段で前記終了をしたと判断すると、前記第二Trigger frameを送信することを特徴とする構成1に記載の通信装置。
(構成3)
前記判断手段は、前記第一の通信装置からTXOPの使用を終了することを示すフレームを受信することで、前記終了をしたと判断することを特徴とする構成2に記載の通信装置。
(構成4)
前記フレームは、QoS Nullフレームであることを特徴とする構成3に記載の通信装置。
(構成5)
前記判断手段は、所定期間、前記第一の通信装置から所定のフレームを受信しないことで、前記終了をしたと判断することを特徴とする構成2に記載の通信装置。
(構成6)
前記Trigger frameはMU-RTS TXS Trigger frameであることを特徴とする構成1から5のいずれか1つに記載の通信装置。
(構成7)
前記通信装置はネットワークを形成するアクセスポイントであることを特徴とする構成1から6のいずれか1つに記載の通信装置。
(構成8)
前記第一の期間は前記第一の通信装置と異なる第三の通信装置と前記第一の通信装置とがTXOPを共有する期間であることを特徴とする構成1から7のいずれか1つに記載の通信装置。
(構成9)
前記第二の期間は前記第一の通信装置と異なる第三の通信装置と前記通信装置とがTXOPを共有する期間であることを特徴とする構成1から8のいずれか1つに記載の通信装置。
(構成10)
前記第二の期間の終了時間は、前記第一の期間の終了時間と同じ、もしくは前記第一の期間の終了時間より前となるように設定されることを特徴とする構成1から9のいずれか1つに記載の通信装置。
(構成11)
前記第二の期間の終了時間は、前記獲得したTXOPの期間の終了時間より前に設定されることを特徴とする構成1から10のいずれか1つに記載の通信装置。
(構成12)
通信装置であって、
無線ネットワークを構築する役割の第一の通信装置が獲得したTXOP(Transmission Opportunity)の少なくとも一部である第一の期間を、前記無線ネットワークに参加する前記通信装置とは異なる少なくとも1つの第二の通信装置と共有して通信することを指示する、IEEE802.11シリーズ規格に準拠したTrigger frameを受信する受信手段と、
前記Trigger frameに基づき前記第二の通信装置と通信を実行する実行手段と、
前記実行手段による通信が終了した場合、当該終了を示すフレームを前記第一の通信装置に送信する送信手段と、を有することを特徴とする通信装置。
(方法1)
通信装置の制御方法であって、
前記通信装置が獲得したTXOP(Transmission Opportunity)の少なくとも一部である第一の期間を無線ネットワークに参加する少なくとも一つの第一の通信装置が使用して、通信することを指示するIEEE802.11シリーズ規格に準拠した第一Trigger frameを送信する第一の送信工程と、
前記第一の期間において通信するべきデータの通信が終了した場合、前記獲得したTXOPの少なくとも一部である第二の期間を前記第一の通信装置とは異なる第二の通信装置が新たに使用して通信することを指示する第二Trigger frameを送信する第二の送信工程と、を有することを特徴とする制御方法。
(方法2)
通信装置の制御方法であって、
無線ネットワークを構築する役割の第一の通信装置が獲得したTXOP(Transmission Opportunity)の少なくとも一部である第一の期間を、前記無線ネットワークに参加する前記通信装置とは異なる少なくとも1つの第二の通信装置と共有して通信することを指示する、IEEE802.11シリーズ規格に準拠したTrigger frameを受信する受信工程と、
前記Trigger frameに基づき前記第二の通信装置と通信を実行する実行工程と、
前記実行工程による通信が終了した場合、当該終了を示すフレームを前記第一の通信装置に送信する送信工程と、を有することを特徴とする制御方法。
(プログラム)
コンピュータを請求項1から12の何れか1項に記載の通信装置の各手段として動作させるためのプログラム。
100 ネットワーク
101 AP
102、103、104 STA
201 記憶部
202 制御部
203 機能部
204 入力部
205 出力部
206 通信部
207 無線アンテナ

Claims (15)

  1. 通信装置であって、
    前記通信装置が獲得したTXOP(Transmission Opportunity)の少なくとも一部である第一の期間を無線ネットワークに参加する少なくとも一つの第一の通信装置が使用して、通信することを指示するIEEE802.11シリーズ規格に準拠した第一Trigger frameを送信する第一の送信手段と、
    前記第一の期間において通信するべきデータの通信が終了した場合、前記獲得したTXOPの少なくとも一部である第二の期間を前記第一の通信装置とは異なる第二の通信装置が新たに使用して通信することを指示する第二Trigger frameを送信する第二の送信手段と、を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記第一の期間において通信するべきデータの通信を終了したと判断する判断手段をさらに有し、
    前記第二の送信手段は前記判断手段で前記終了をしたと判断すると、前記第二Trigger frameを送信することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記判断手段は、前記第一の通信装置からTXOPの使用を終了することを示すフレームを受信することで、前記終了をしたと判断することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記フレームは、QoS Nullフレームであることを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記判断手段は、所定期間、前記第一の通信装置から所定のフレームを受信しないことで、前記終了をしたと判断することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  6. 前記Trigger frameはMU-RTS TXS Trigger frameであることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  7. 前記通信装置はネットワークを形成するアクセスポイントであることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  8. 前記第一の期間は前記第一の通信装置と異なる第三の通信装置と前記第一の通信装置とがTXOPを共有する期間であることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  9. 前記第二の期間は前記第一の通信装置と異なる第三の通信装置と前記通信装置とがTXOPを共有する期間であることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  10. 前記第二の期間の終了時間は、前記第一の期間の終了時間と同じ、もしくは前記第一の期間の終了時間より前となるように設定されることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  11. 前記第二の期間の終了時間は、前記獲得したTXOPの期間の終了時間より前に設定されることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  12. 通信装置であって、
    無線ネットワークを構築する役割の第一の通信装置が獲得したTXOP(Transmission Opportunity)の少なくとも一部である第一の期間を、前記無線ネットワークに参加する前記通信装置とは異なる少なくとも1つの第二の通信装置と共有して通信することを指示する、IEEE802.11シリーズ規格に準拠したTrigger frameを受信する受信手段と、
    前記Trigger frameに基づき前記第二の通信装置と通信を実行する実行手段と、
    前記実行手段による通信が終了した場合、当該終了を示すフレームを前記第一の通信装置に送信する送信手段と、を有することを特徴とする通信装置。
  13. 通信装置の制御方法であって、
    前記通信装置が獲得したTXOP(Transmission Opportunity)の少なくとも一部である第一の期間を無線ネットワークに参加する少なくとも一つの第一の通信装置が使用して、通信することを指示するIEEE802.11シリーズ規格に準拠した第一Trigger frameを送信する第一の送信工程と、
    前記第一の期間において通信するべきデータの通信が終了した場合、前記獲得したTXOPの少なくとも一部である第二の期間を前記第一の通信装置とは異なる第二の通信装置が新たに使用して通信することを指示する第二Trigger frameを送信する第二の送信工程と、を有することを特徴とする制御方法。
  14. 通信装置の制御方法であって、
    無線ネットワークを構築する役割の第一の通信装置が獲得したTXOP(Transmission Opportunity)の少なくとも一部である第一の期間を、前記無線ネットワークに参加する前記通信装置とは異なる少なくとも1つの第二の通信装置と共有して通信することを指示する、IEEE802.11シリーズ規格に準拠したTrigger frameを受信する受信工程と、
    前記Trigger frameに基づき前記第二の通信装置と通信を実行する実行工程と、
    前記実行工程による通信が終了した場合、当該終了を示すフレームを前記第一の通信装置に送信する送信工程と、を有することを特徴とする制御方法。
  15. コンピュータを請求項1から12の何れか1項に記載の通信装置の各手段として動作させるためのプログラム。
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