JP2024053570A - 電子機器及びタッチ操作方法 - Google Patents

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Abstract

Figure 2024053570000001
【課題】タッチパネルの一部が故障した場合に、外部入力装置を用いることなく画面上の操作を正確に実行可能な電子機器及びタッチ操作方法を提供する。
【解決手段】電子機器は、複数のアイコンを含む操作画面を表示可能な表示部と、前記表示部と重ねて配置されるタッチパネルと、前記タッチパネルのうちで故障していない正常領域に対する複数点のタッチ操作に基づいて、前記タッチパネルの座標系における二つの直線を算出し、前記二つの直線の交点を算出する位置算出部と、前記タッチパネルのうちで故障している異常領域と重なる範囲内にある前記アイコンのうち、前記交点と重なるアイコンを選択するアイコン選択部とを備える。
【選択図】図1

Description

本開示は、タッチパネルを備えた電子機器及びタッチ操作方法に関する。
タッチパネルを備えた電子機器では、タッチパネルの一部が故障して反応しなくなる場合がある。このような場合、タッチパネルのうちで使用可能な正常領域に、その正常領域に応じて縮小された画面を表示し、この画面において入力操作を可能にすることが知られている(例えば特許文献1参照)。また、電子機器の画面上でタッチ操作を行うのに代えて、マウス等の外部入力装置を用いて画面上の操作を行うことが知られている。
特開2017-162418号公報
特許文献1に開示の手法では、タッチパネルの正常領域に表示された画面が縮小されているため、ユーザがその画面上でキー選択等のタッチ操作を行うことが難しくなるおそれがある。また、例えば外出先などで外部入力装置がユーザの手元にない場合には、タッチパネルの一部が故障しても外部入力装置を用いて画面上の操作を行うことができない。
本開示は上述した課題に鑑み、タッチパネルの一部が故障した場合に、外部入力装置を用いることなく画面上の操作を正確に実行可能な電子機器及びタッチ操作方法を提供することを目的とする。
本開示に係る電子機器は、複数のアイコンを含む操作画面を表示可能な表示部と、前記表示部と重ねて配置されるタッチパネルと、前記タッチパネルのうちで故障していない正常領域に対する複数点のタッチ操作に基づいて、前記タッチパネルの座標系における二つの直線を算出し、前記二つの直線の交点を算出する位置算出部と、前記タッチパネルのうちで故障している異常領域と重なる範囲内にある前記アイコンのうち、前記交点と重なるアイコンを選択するアイコン選択部とを備える。
本開示に係るタッチ操作方法は、複数のアイコンを含む操作画面を表示可能な表示部と、前記表示部と重ねて配置されるタッチパネルと、を備えた電子機器で実行されるタッチ操作方法であって、前記タッチパネルのうちで故障していない正常領域に対する複数点のタッチ操作に基づいて、前記タッチパネルの座標系における二つの直線を算出し、前記二つの直線の交点を算出し、前記タッチパネルのうちで故障している異常領域と重なる範囲内にある前記アイコンのうち、前記交点と重なるアイコンを選択する。
電子機器の正面図である。 電子機器の電気的構成を示すブロック図である。 応急操作モードに関する処理のフローチャートである。 応急操作モードへの移行時の画面例である。 応急操作モードにおいて領域検出された画面例である。 第一例におけるアイコン選択時の画面例である。 第二例におけるアイコン選択時の画面例である。 変形例におけるアイコン選択時の画面例である。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
電子機器100の構成を説明する。図1は、電子機器100の正面図である。図2は、電子機器100の電気的構成を示すブロック図である。本実施形態では、電子機器100の一例として、無線通信を実行可能な携帯端末(所謂、スマートフォン)を例示する。
図1に示すように、電子機器100は、その筐体の正面側にタッチパネル表示器101が設けられる。タッチパネル表示器101は、各種画像を表示すると共に、指やペンなどのタッチ操作を受け付ける。電子機器100の筐体には、電源ボタン102や音量調整ボタン103等の物理キーが設けられている。また電子機器100は、図示しないマイク、スピーカ、アンテナ、各種センサ、バッテリ等を備える。
図2に示すように、電子機器100は、制御部201、表示部202、タッチパネル203、無線通信部204、記憶部205等を含む。制御部201は、例えばCPU等のプロセッサである。制御部201は、MCU(Micro Control Unit)又はMPU(Micro Processor Unit)でもよいし、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、その他の演算機能を有する回路でもよい。
表示部202は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどが用いられ、各種画像を表示する。本例では、複数のアイコン120を含む操作画面110が、表示部202に表示される(図1参照)。タッチパネル203は、表示部202と重ねて配置され、指やペンなどのタッチ操作を受け付ける。タッチパネル203は、複数点のタッチ操作を同時に検出可能(所謂、マルチタッチ可能)であればよい。本例のタッチパネル203は、静電容量方式のタッチパネルであるが、マルチタッチ可能な他の方式(例えば、赤外線方式、抵抗膜方式など)のタッチパネルでもよい。
表示部202及びタッチパネル203が、タッチパネル表示器101を構成する。タッチパネル203における操作検出用の座標軸及び座標単位と、表示部202における画像表示用の座標軸及び座標単位とは、互いに同一である。制御部201は、タッチパネル203で検出されたタッチ位置に基づいて、複数のアイコン120の何れが選択されたかを判断できる。
無線通信部204は、アンテナを介して無線通信を行うための通信モジュールである。記憶部205は、プログラムやデータを記憶可能な装置であり、例えばROM、RAM、キャッシュメモリ、フラッシュメモリ等である。記憶部205には、電子機器100を制御するための制御プログラムや、各種のアプリケーションプログラム(以下、アプリケーションと略記する)が記憶されている。本例では、図1の操作画面110に表示された複数のアイコン120は、これらのアプリケーションに対応付けられている。
電子機器100では、制御部201が記憶部205内の制御プログラムを実行することで、各種の機能ブロックが実現される。これらの機能ブロックは、表示制御部211、位置算出部212、及びアイコン選択部213を含む。表示制御部211は、表示部202における画像表示を制御する。位置算出部212は、タッチパネル203のうちで故障していない正常領域に対する複数点のタッチ操作に基づいて、タッチパネル203の座標系における二つの直線を算出し、二つの直線の交点を算出する。アイコン選択部213は、タッチパネル203のうちで故障している異常領域と重なる範囲内にあるアイコン120のうち、交点と重なるアイコン120を選択する。これらの機能ブロックは、予め回路として組み込まれてもよい。
本実施形態の電子機器100で実行される各種処理のうち、応急操作モードに関する処理を説明する。図3は、応急操作モードに関する処理のフローチャートである。図4は、応急操作モードへの移行時の画面例である。図5は、応急操作モードにおいて領域検出された画面例である。図6は、第一例におけるアイコン選択時の画面例である。図7は、第二例におけるアイコン選択時の画面例である。
電子機器100は、ユーザがタッチパネル表示器101でタッチ操作を行うためのモードとして、通常操作モードと応急操作モードと有する。通常操作モードでは、ユーザが操作画面110上でタッチ操作と行うと、そのタッチ位置と重なるアイコン120が選択される。この通常操作モードでは、タッチパネル203の一部が故障した場合、その故障している領域と重なるアイコン120をタッチ操作で選択できなくなる。これに対して応急操作モードでは、タッチパネル203の一部が故障している場合でも、その故障している領域と重なるアイコン120をタッチ操作で選択可能であるが、詳細は後述する。
図3に示すように、電子機器100の制御部201は、S301において特定の入力操作ありかを判断する。特定の入力操作は、通常操作モードから応急操作モードへの移行を指示するための入力操作である。制御部201は、例えば電源ボタン102及び音量調整ボタン103が同時に長押しされた場合、特定の入力操作ありと判断する。なお、特定の入力操作は、電源ボタン102及び音量調整ボタン103の長押しに限定されず、その他のパターン(例えば、所定の物理キーを規定回数押す等)でもよい。特定の入力操作なしと判断された場合、制御部201は処理をS301に戻して、特定の入力操作を待ち受ける。
特定の入力操作ありと判断された場合、S303において制御部201は、電子機器100を通常操作モードから応急操作モードへ移行させる。S305において制御部201は、全画面タッチによる領域検出を実行する。例えば制御部201は、図4に示すように、ユーザに全画面タッチを促すメッセージ400を、操作画面110上に表示する。全画面タッチは、操作画面110の全体に対してタッチ操作を行うことをいう。
メッセージ400を受けたユーザは、例えば操作画面110の全体を指でなぞるようにタッチ操作を行う。このとき制御部201は、タッチパネル203でタッチ操作が検出された領域を、タッチパネル203のうちで故障していない正常領域203A(図5参照)として検出する。制御部201は、タッチパネル203でタッチ操作が検出されなかった領域を、タッチパネル203のうちで故障している異常領域203B(図5参照)として検出する。
本例の応急操作モードにおいて、アイコン選択部213は、正常領域203Aと重なる範囲内にあるアイコン120に対してタッチ操作が行われた場合、そのタッチ操作が行われたアイコン120を選択しない。詳細には、正常領域203Aはタッチパネル203のうちで故障していない領域であるため、制御部201は正常領域203A内のタッチ操作を検出可能である。しかしながら応急操作モードでは、正常領域203Aの範囲内にあるアイコン120がタッチ操作されても、このアイコン120は選択されない。つまり応急操作モードでは、ユーザが正常領域203A内のアイコン120を選択できないように制御される。
また、S305において表示制御部211は、タッチパネル203において検出された正常領域203Aと異常領域203Bとを、視覚的に区別される態様で表示部202に表示させる。具体的には、図5に示すように表示制御部211は、操作画面110上で正常領域203Aと重なる部分を、通常の表示態様から特定の表示態様に変える。特定の表示態様は、通常の表示態様とは異なる表示色でもよいし、特殊な表示パターン(例えば網掛け)でもよい。一方、表示制御部211は、操作画面110上で異常領域203Bと重なる部分を、通常の表示態様のまま表示する。これによりユーザは、タッチパネル203に存在する正常領域203Aと異常領域203Bとを視覚的に把握できる。
次いで、S307において制御部201は、二点のスライド操作ありかを判断する。スライド操作は、一回のタッチ操作においてタッチ位置が変化するものであり、画面に触れた指やペンをそのまま上下左右に滑らせるスワイプと、画面に触れた指やペンをそのまま上下左右に弾くフリックとの両方を含む。制御部201は、タッチパネル203上の二点に対するスライド操作を互いに重複したタイミングで検出した場合に、二点のスライド操作ありと判断する。
この場合、S309において位置算出部212は、二つの直線とその交点を算出する。詳細には、位置算出部212は、任意の第一点をタッチしてからタッチ位置をスワイプ又はフリックするタッチ操作に基づく第一の直線と、任意の第二点をタッチしてからタッチ位置をスワイプ又はフリックするタッチ操作に基づく第二の直線とを算出する。位置算出部212は、第一の直線と第二の直線との交点を算出する。
図6に示す例では、ユーザはタッチパネル203において、任意の二点に対するタッチ操作TC1、TC2を重複したタイミングで行っている。タッチ操作TC1は、第一点P1からタッチ位置を右上方向にスワイプ又はフリックするスライド操作である。タッチ操作TC2は、第二点P2からタッチ位置を左上方向にスライドさせるスライド操作である。
この場合、S307において二点のスライド操作ありと判断される。S309において位置算出部212は、タッチパネル203の座標系において、第一点P1からタッチ操作TC1のスライド方向に延びる第一の直線L1を算出し、第二点P2からタッチ操作TC2のスライド方向に延びる第二の直線L2を算出する。位置算出部212は、タッチパネル203の座標系において、第一の直線L1と第二の直線L2との交点Iを算出する。
一方、S307において二点のスライド操作なしと判断された場合、S311において制御部201は四点のタッチ操作ありかを判断する。制御部201は、タッチパネル203上の四点に対するタッチ操作を互いに重複したタイミングで検出した場合、四点のスライド操作ありと判断する。この場合、S309において位置算出部212は、二つの直線とその交点を算出する。詳細には、位置算出部212は、任意の二つの第一点をタッチするタッチ操作に基づく第一の直線と、任意の二つの第二点をタッチするタッチ操作に基づく第二の直線とを算出し、第一の直線と第二の直線との交点を算出する。
図7に示す例では、ユーザはタッチパネル203において、任意の四点に対するタッチ操作TC1~TC4を重複したタイミングで行っている。これらの四点のうちで、先にタッチされた二点が第一点P1であり、後にタッチされた二点が第二点P2である。タッチ操作TC1、TC2は、二つの第一点P1に対するタッチ操作である。タッチ操作TC3、TC4は、二つの第二点P2に対するタッチ操作である。
この場合、S311において二点のスライド操作ありと判断される。S309において位置算出部212は、タッチパネル203の座標系において、二つの第一点P1を通る第一の直線L1を算出し、二つの第二点P2を通る第二の直線L2を算出する。位置算出部212は、タッチパネル203の座標系において、第一の直線L1と第二の直線L2との交点Iを算出する。
なお、図6及び図7の例では、一部のタッチ操作が正常領域203A内にある「L」のアイコン120と重なっている。先述のように応急操作モードでは、正常領域203A内のアイコン120を選択できないため、タッチ操作された「L」のアイコン120は選択されない。このように応急操作モードでは、ユーザが誤って正常領域203A内のアイコン120を選択することが防止される。
また本例では、S309において表示制御部211は、二つの直線に対応する二つの補助線を表示部202に表示させる。図6及び図7の例では、第一の直線L1と第二の直線L2とを示す二つの補助線が、操作画面110上において点線で表示される。例えばユーザはタッチ位置やスライド方向を調整することで、二つの補助線の位置や傾きを任意に変更する。これにより、二つの直線L1,L2の交点Iを所望の位置に配置して、異常領域203B内にある所望のアイコン120を正確に選択できる。
上記のようにS309において交点が算出されると、S313においてアイコン選択部213は、交点上に異常領域内のアイコンありかを判断する。詳細にはアイコン選択部213は、S309で算出された交点Iが、S305で検出された異常領域203Bの範囲内にあるアイコン120と重なるかを判断する。S313において交点上に異常領域内のアイコンありと判断された場合、S315においてアイコン選択部213は交点上のアイコンを選択する。本例では、S315でアイコンが選択されると、制御部201はそのアイコンに対応するアプリケーションを起動する。
図6及び図7の例では、交点Iが異常領域203B内にある「B」のアイコン120と重なるため、S313において交点上に異常領域内のアイコンありと判断される。そのため、S315において「B」のアイコン120が選択され、この「B」のアイコン120に対応するアプリケーションが起動される。
S315の実行後、制御部201は処理をS301に戻す。このとき制御部201は、応急操作モードを通常操作モードに戻す。なお、S311において四点のタッチ操作なしと判断された場合、又はS313において交点上に異常領域内のアイコンなしと判断された場合、制御部201は処理をS307に戻す。
以上説明したように、本実施形態の電子機器100によれば、タッチパネル203の一部が故障した場合、ユーザは正常領域203A内のタッチ操作によって、異常領域203B内のアイコン120を選択できる。従って、電子機器100でタッチパネル203の一部が故障した場合でも、外部入力装置を用いることなく画面上の操作を正確に実行可能である。
本開示は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態に夫々開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。更に、実施形態に夫々開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
電子機器100は、上記実施形態で例示したスマートフォンに限定されず、タッチパネルを備えた各種の電子機器に適用できる。例えば電子機器100は、パーソナルコンピュータ、タブレット、携帯電話などでもよいし、複合機、コピー機、ファックス、自動販売機、券売機などでもよい。アイコン120は、アプリケーションに対応するものに限定されず、画像や文書のファイルに対応してもよいし、インターネットやイントラネットにあるリンク先に対応してもよい。
S305で検出された正常領域203A及び異常領域203Bは、次回以降の応急操作モードで流用されてもよい。具体的には、制御部201はS305の領域検出を実行した場合、検出された正常領域203A及び異常領域203Bを記憶部205に保存する。その後、S303において応急操作モードに移行する毎に、制御部201はS305の領域検出を実行する否かをユーザに選択させる。ユーザがS305の領域検出を実行しないことを選択した場合、制御部201は記憶部205に保存された正常領域203A及び異常領域203Bを読み出して、図5と同様に表示する。これにより、応急操作モードへの移行時にS305の領域検出が省略されるため、処理を迅速化できる。
上記実施形態では、二点のスライド操作に基づいてアイコン選択する手法(S307、S309~S315)と、四点のタッチ操作に基づいてアイコン選択する手法(S311、S309~S315)との両方が実行される場合を例示した。これに代えて電子機器100では、これら二つの手法の何れか一つが実行されてもよい。
通常、タッチパネル203が故障していない状態では、ユーザは四点のタッチ操作をほとんど行わない。そこで、通常操作モードの電子機器100において四点のタッチ操作が検出された場合、制御部201はS301において特定の入力操作ありと判断し、S303において応急操作モードに移行してもよい。さらに位置算出部212は、上記の四点のタッチ操作に基づき、S309において二つの直線とその交点を算出してもよい。これによれば、ユーザは四点のタッチ操作という一回の動作で、応急操作モードとアイコン選択との両方を実行できる。
上記実施形態では、S315でアイコンが選択されると、そのアイコンに対応するアプリケーションが実行される。これに代えて電子機器100では、S315で選択されたアイコンに対応するアプリケーションを実行するか否かを、ユーザに選択させてもよい。図8は、変形例におけるアイコン選択時の画面例である。
例えば、制御部201は交点I上のアイコン120が選択されると、図8に示すように、アプリケーション実行の可否を選択させるためのメッセージ800を、操作画面110上で正常領域203Aと重なる部分に表示する。メッセージ800は、アプリケーションの実行を許可する「YES」ボタンと、アプリケーションの実行を拒否する「NO」ボタンとを含む。
メッセージ800内の「YES」ボタンがタッチ操作されると、制御部201は選択されたアイコン120に対応するアプリケーションを起動する。一方、メッセージ800内の「NO」ボタンがタッチ操作されると、制御部201はS315におけるアイコン選択をキャンセルし、処理をS301に戻す。これにより、ユーザが誤ってアイコン120が選択した場合に、そのアイコン120に対応するアプリケーションが実行されるのを防止できる。
なお、ユーザはアプリケーションの実行可否を、上記のようなタッチ操作とは異なる手法で選択してもよい。例えば、ユーザがS315のアイコン選択後に第一の物理キー(例えば、音量調整ボタン103の音量アップキー)を押した場合、制御部201は選択されたアイコン120に対応するアプリケーションを起動する。一方、ユーザがS315のアイコン選択後に第二の物理キー(例えば、音量調整ボタン103の音量ダウンキー)を押した場合、制御部201はS315におけるアイコン選択をキャンセルする。
100 電子機器、202 表示部、203 タッチパネル、211 表示制御部、212 位置算出部、213 アイコン選択部

Claims (7)

  1. 複数のアイコンを含む操作画面を表示可能な表示部と、
    前記表示部と重ねて配置されるタッチパネルと、
    前記タッチパネルのうちで故障していない正常領域に対する複数点のタッチ操作に基づいて、前記タッチパネルの座標系における二つの直線を算出し、前記二つの直線の交点を算出する位置算出部と、
    前記タッチパネルのうちで故障している異常領域と重なる範囲内にある前記アイコンのうち、前記交点と重なるアイコンを選択するアイコン選択部と、
    を備えた電子機器。
  2. 前記位置算出部は、任意の第一点をタッチしてからタッチ位置をスワイプ又はフリックするタッチ操作に基づく第一の直線と、任意の第二点をタッチしてからタッチ位置をスワイプ又はフリックするタッチ操作に基づく第二の直線とを算出し、前記第一の直線と前記第二の直線との交点を算出する、
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記位置算出部は、任意の二つの第一点をタッチするタッチ操作に基づく第一の直線と、任意の二つの第二点をタッチするタッチ操作に基づく第二の直線とを算出し、前記第一の直線と前記第二の直線の交点を算出する、
    請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記アイコン選択部は、前記正常領域と重なる範囲内にある前記アイコンに対してタッチ操作が行われた場合、前記タッチ操作が行われた前記アイコンを選択しない、
    請求項1に記載の電子機器。
  5. 前記タッチパネルにおいて検出された前記正常領域と前記異常領域とを視覚的に区別される態様で前記表示部に表示させる表示制御部を、更に備えた、
    請求項1に記載の電子機器。
  6. 前記二つの直線に対応する二つの補助線を前記表示部に表示させる表示制御部を、更に備えた、
    請求項1に記載の電子機器。
  7. 複数のアイコンを含む操作画面を表示可能な表示部と、
    前記表示部と重ねて配置されるタッチパネルと、
    を備えた電子機器で実行されるタッチ操作方法であって、
    前記タッチパネルのうちで故障していない正常領域に対する複数点のタッチ操作に基づいて、前記タッチパネルの座標系における二つの直線を算出し、前記二つの直線の交点を算出し、
    前記タッチパネルのうちで故障している異常領域と重なる範囲内にある前記アイコンのうち、前記交点と重なるアイコンを選択する、
    タッチ操作方法。
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