JP2024044240A - 固定子、回転電機、および、固定子の巻線方法 - Google Patents

固定子、回転電機、および、固定子の巻線方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コストを抑制するとともに、占積率の高いコイルを形成できる固定子、回転電機、および、巻線方法を提供する。【解決手段】インシュレータ1の外鍔1OUTは、軸方向上面からティース端面被覆部1T上面までの周方向の異なる位置に、コイル5を形成する電線60を導入する導入口1Aおよび導出する導出口1Bを備え、コイル5は、電線60として第1電線から第N電線(Nは、2以上の整数)までを有し、第1電線から第N電線までのすべてが、導入口1Aから導入され導出口1Bから導出されて巻回され、固定子コア3の外側にて第1電線から第N電線までが並列接続されたパラ巻線であって、第1電線から第2電線までは順番に、インシュレータ1の外周の内側から外周の外側に巻回され形成されたものである。【選択図】図11

Description

本願は、固定子、回転電機、および、固定子の巻線方法に関するものである。
近年、モータ技術が発展し、高出力、高回転速度モータの需要が増えている。定電圧の電源を利用する場合、大電流を流すことによって大きな駆動力が得られる。大電流を流すには、コイルを構成する電線の断面積を大きくしなければならない。しかし、周波数が高くなると、表皮効果によって、電流が電線の表面にしか流れない。そこで、太い電線を分けて、複数の細い電線を用いてパラ巻線を形成することで上記問題を解決できる。このような対応を行っても、電線の径が大きい場合、巻線操作、或いはステータコアへのコイル挿入操作が困難となる。
また、複数の細い電線を用いてパラ巻線を形成するため、複数本の電線に対応する複数のボビンが配置され、同時に複数の電線を提供することになる。そこで、従来の並列巻き技術では、多くの本数の電線の利用は困難であり、パラ巻線の電線の本数が3本以下になるものが多い(例えば、特許文献1参照)。
特許5321983号公報
従来の固定子、回転電機、および、固定子の巻線方法は、複数本の電線をパラ巻線(並列巻線)で巻き付ける巻線装置を用いているため、電線を巻く位置が移動してしまい、干渉などが生じる。その結果、電線間の隙間が大きくなり、コイルの占積率が低下するという問題点があった。また、複数本の電線を同時に並列巻きすると、導入線と上層の電線とが干渉し、巻き付けた電線が膨れ、コイルの占積率が低下するという問題点があった。また、複数のボビンを配置するため、工程内にボビンの置き場のレイアウトを大きく確保する必要があり、コストが増加するという問題点があった。また、ボビンを交換するとき、複数のボビンを同時に交換する必要があり、ライン停止時間が長くなり、コストが増加するという問題点があった。
本願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、コストを抑制するとともに、占積率の高いコイルを形成できる固定子、回転電機、および、固定子の巻線方法を提供することを目的とする。
本願に開示される固定子は、
固定子コアに電気的に絶縁するインシュレータを介して形成されたコイルを有するコイル巻装体が、周方向に複数個環状に配置された固定子であって、
前記インシュレータは、前記固定子コアのティース部の軸方向の端部を覆うティース端部被覆部と、
前記ティース端部被覆部の径方向外側端部に接続され、前記固定子コアのヨーク部の軸方向の端部を覆いかつ軸方向上方に立ち上がる外鍔とを有し、
前記外鍔は、軸方向上面から前記ティース端面被覆部上面までの周方向の異なる位置に、前記コイルを形成する電線を導入する導入口および前記電線を導出する導出口を備え、
前記コイルは、前記電線として第1電線から第N電線(Nは、2以上の整数)までを有し、前記第1電線から前記第N電線までのすべてが、前記導入口から導入され前記導出口から導出されて巻回され、前記固定子コアの外側にて前記第1電線から前記第N電線までが並列接続されたパラ巻線であって、
前記第1電線から第2電線までは順番に、前記インシュレータの外周の内側から外周の外側に巻回され形成されたものである。
また、本願に開示される回転電機は、
上記記載の固定子と、
前記固定子に空隙を介して対向し回転自在に配置された回転子とを備えたものである。
また、本願に開示される固定子の巻線方法は、
上記記載の固定子の巻線方法であって、
1本の前記電線を、前記インシュレータの前記導入口から導入して巻回した後、前記インシュレータの前記導出口から前記固定子コアの外側に導出し、導出した前記電線を前記固定子コアの外側に設置された固定部に固定する工程を、連続した1本の前記電線にてN回繰り返すものである。
本願に開示される固定子、回転電機、および、固定子の巻線方法によれば、
コストを抑制するとともに、占積率の高いコイルが形成できる。
実施の形態1による固定子のコイル巻装体の構成を示す斜視図である。 図1に示した固定子のコイル巻装体のコイル形成前の構成を示す分解斜視図である。 図1に示したコイル巻装体を用いた固定子にて構成される回転電機の構成を示す斜視図である。 図1に示した固定子のコイル巻装体の軸方向の一方の第1インシュレータの構成を示す斜視図である。 図1に示した固定子のコイル巻装体の軸方向の他方の第2インシュレータの構成を示す斜視図である。 図1に示した固定子のコイル巻装体の巻線方法を示す斜視図である。 図1に示した固定子のコイル巻装体の巻線方法を示す斜視図である。 図1に示した固定子のコイル巻装体の巻線方法を示す斜視図である。 図1に示した固定子のコイル巻装体の巻線方法を示す斜視図である。 図1に示した固定子のコイル巻装体の巻線方法を示す斜視図である。 図1に示した固定子のコイル巻装体の巻線方法を示す平面図である。 図1に示した固定子のコイル巻装体の巻線方法を示す斜視図である。 図1に示した固定子のコイル巻装体の巻線方法を示す斜視図である。 図1に示した固定子のコイル巻装体の巻線方法に用いられる巻線装置の構成を示す図である。 図1に示した固定子のコイル巻装体の巻線方法を説明するフローチャートである。
以下、実施の形態による固定子、回転電機、および、固定子の巻線方法を、図を用いて説明する。本明細書で、特に断り無く「軸方向」、「周方向」、「径方向」というときは、それぞれ、固定子の「軸方向」、「周方向」、「径方向」をいうものとする。また、特に断り無く「上」、「下」というときは、基準となる場所において、軸方向に垂直な面を想定し、その面を境界として固定子の中心点が含まれる側を「下」、その反対を「上」とする。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による固定子のコイル巻装体の構成を示す斜視図である。図2は、図1に示したコイル巻装体のコイル形成前の構成を示す分解斜視図である。図3は、図1に示したコイル巻装体を用いた固定子にて構成される回転電機の構成を示す斜視図である。図4は、図1に示したコイル巻装体の軸方向の一方の第1インシュレータの構成を示す斜視図である。
図5は、図1に示したコイル巻装体の軸方向の他方の第2インシュレータの構成を示す斜視図である。図6~図10、および図12、図13は、図1に示した固定子のコイル巻装体の巻線方法を示す斜視図である。図11は、図1に示した固定子のコイル巻装体の巻線方法を示す平面図である。図14は、図1に示した固定子のコイル巻装体の巻線方法に用いられる巻線装置の構成を示す図である。図15は、図1に示したコイル巻装体の巻線方法を説明するフローチャートである。
図3に示すように、回転電機100は、固定子10と、固定子10の内周側に空隙を介して対向し回転自在に配置された回転子11とを備える。固定子10は、複数のコイル巻装体4が周方向に環状に配置され形成される。
固定子10を形成するコイル巻装体4は、図1に示すように、第1インシュレータ1、第2インシュレータ2、固定子コア3、およびコイル5を備える。固定子コア3は、磁性板材を軸方向に複数枚積層して形成される。第1インシュレータ1および第2インシュレータ2は、固定子コア3とコイル5とを電気的に絶縁するものである。コイル5は電線60(図6参照)が巻回され形成される。コイル5の構成の詳細は後述する。
図2に示すように、固定子コア3は、周方向に延びるヨーク部3Aと、このヨーク部3Aから径方向内側に突出するティース部3Bと、ティース部3Bの径方向の内側先端から周方向両側に突出するシュー部3Cとを備えている。ヨーク部3A、ティース部3Bおよびシュー部3Cにて囲まれた領域がコイル5を設置するためのスロット部3Sである。
図4に示すように、第1インシュレータ1は、ティース端部被覆部1T、外鍔1OUT、内鍔1INと、スロット被覆部1S、面取部1Fとを備える。図5に示すように、第2インシュレータ2は、ティース端部被覆部2T、外鍔2OUT、内鍔2INと、スロット被覆部2S、面取部2Fとを備える。
図4および図5に示すように、ティース端部被覆部1T、2Tは、ティース部3Bの軸方向の端部を覆う部分である。ティース端部被覆部1T、2Tの周方向の角には、周方向の断面が円弧形状である面取部1F、2Fを設けている。電線60(図6参照)を用い、並列巻きでコイル5を形成する際に、電線60を面取部1F、2Fに円滑に巻くことができる。ただし、面取部1F、2Fの曲率は、必ずしも固定ではない、使用する電線60の径W3によって、曲率を設定すればよい。
外鍔1OUT、2OUTは、ティース端部被覆部1T、2Tの径方向外側端部に接続され、ヨーク部3Aの軸方向端部を覆いかつ軸方向上方または軸方向下方に立ち上がり形成される。内鍔1IN、2INは、ティース端部被覆部1T、2Tの径方向内側端部に接続され、ティース部3Bの径方向内側端部の軸方向端部と、シュー部3Cの軸方向端部とを覆いかつ軸方向上方または軸方向下方に立ち上がり形成される。
スロット被覆部1S、2Sは、固定子コア3のヨーク部3Aの径方向内側の面と、ティース部3Bの周方向側面と、シュー部3Cの径方向外側の面とを覆う。スロット被覆部1S、2Sの軸方向の長さは、コイル5が巻回されるスロット部3Sの側面全体を覆うため、それぞれ、固定子コア3の軸方向の長さの1/2とする。スロット被覆部1S、2Sの厚さ(固定子コア3と、コイル5との距離に相当)は、適用する電圧値によって適宜設定されるが、ここでは0.5mmに設定する例を示す。ただし、スロット被覆部1S、2Sの厚さは必ずしも0.5mmではなく、電圧値と絶縁材料とによって、必要最小限の厚みを取ればよい。
次に、第1インシュレータ1、第2インシュレータ2のうち、第1インシュレータ1に必須となる構成について説明する。図4に示すように、外鍔1OUTには、径方向に貫通し、軸方向上面からティース端部被覆部1Tまで開口された、導入口1Aおよび導出口1Bを周方向において異なる箇所に形成する。また、導入口1Aおよび導出口1Bの下部から、スロット被覆部1Sまで、円滑に接続するため、ティース端部被覆部1Tの面取部1Fに沿って、面取りして形成される。
導入口1Aおよび導出口1Bの周方向の幅W1、W2は、電線60(図6参照)の1本の径W3より大きく形成されている。これにより、導入口1Aおよび導出口1Bから電線60を容易に導入導出できる。なお、導入口1Aの幅W1と導出口1Bの幅W2とは、上記示した条件であれば、必ずしも同じ長さにて形成する必要は無い。また、外鍔1OUTには、導入口1Aおよび導出口1Bが周方向において対称配置形成されている例を示したが、これに限られるものではない。
第2インシュレータ2には必ずしも第1インシュレータ1と同様の導入口1Aおよび導出口1Bを必要としない。しかしながら、生産性の観点から、図4および図5に示すように第1インシュレータ1と第2インシュレータ2は略同形状にて形成されており、第2インシュレータ2にも第1インシュレータ1と同様の導入口2Aおよび導出口2Bが形成されている例を示している。
コイル5は、第1電線から第N電線(Nは、2以上の整数)までの電線60を有している。また、第1電線から第N電線までの電線60のすべてが、第1インシュレータ1の導入口1Aから導入され導出口1Bから導出されて巻回される。そして、固定子コア3の外側にて、第1電線から第N電線までの電線60が並列接続されたパラ巻線にて形成される。また、第1電線から第N電線までの電線60は順番に、第1インシュレータ1および第2インシュレータ2の外周の内側から外周の外側に巻回され形成される。なお、コイル5の構成のさらに詳細については、固定子10のコイル巻装体4の巻線方法において説明する。
次に、上記のように構成された実施の形態1の回転電機の固定子の巻線方法、特にコイル巻装体の巻線方法を中心に、図6から図13、図14の巻線装置、および、図15のフローチャートに基づいて説明する。ここでは、1個のコイル巻装体4の製造方法の例を示している。ただし、パラ巻線する際、同時に製造するのは必ずしも1個のコイル巻装体4だけとは限らない。
まず、ここで用いられる、巻線装置6について図14に基づいて説明する。巻線装置6はボビン6Aに収納された電線60を、固定子コア3に第1および第2インシュレータ1、2を介して巻回し、コイル5を形成するものである。巻線装置6には、少なくともテンション印加部6C、巻き付け部6D、コア固定部6F、導入線固定部6G、および固定部としてのフック3Fを備える。
テンション印加部6Cは、電線60に必要なテンション(圧力)を加える。ただし、電線60にテンションを印加する方法について特に限定しない。巻き付け部6Dの先端には、電線60が通るノズル6Eを備える。巻き付け部6Dは、図示した、X方向、Y方向、Z方向で自在に移動でき、巻回時、電線60のスロット部3S(図2参照)内の径方法の位置を調整できる。
これにより、巻き付け部6Dは、Y-Z平面上で自在にノズル6Eを回転できる。そして、巻き付け部6Dは、ノズル6Eを用いて、テンション印加部6Cにてテンションが印加された電線60を、第1および第2インシュレータ1、2を介して固定子コア3の所定の箇所に巻回する。上記ノズル6Eは、中心に電線60の通る穴を有する棒状治具で形成され、巻回時、電線60の巻き付け位置を調整する役割を有する。なお、必要に応じて、巻き付け部6Dの回転測定を調整することが望ましい。
コア固定部6Fは、第1および第2インシュレータ1、2が設置された固定子コア3を固定する。なお、固定方法の図示は省略する。導入線固定部6Gは、コア固定部6Fの外側に設置され、電線60の巻回の開始部分を固定するが、固定方法の図示は省略する。フック3Fは、コア固定部6Fの外側に設置され、巻回途中の電線60を引っ掛けて固定する。
フック3Fは、図9に示すように、軸方向に延びる棒状の凸部3F1と、凸部3F1の上面に周方向の外側に向け延び、電線60を引っ掛け、電線60の滑り止めのガイドとしての凸部3F2とを有する。凸部3F2により、フック3Fの凸部3F1に引っ掛けられた電線60が、軸方向において滑り出して外れることが防止できる。凸部3F1の内側では、電線60を傷つけないため、円弧面になるよう面取りすることが望ましい。
また、凸部3F2の軸方向の上面高さ位置H1は、第1インシュレータ1の上面高さ位置H2より軸方向の中心側の位置、すなわち、図9の図面上、位置H1が位置H2より下方の位置に設置されることが望ましい。このように、凸部3F2の軸方向の上面高さ位置H1が、第1インシュレータ1の上面高さ位置H2より軸方向において(図9においては)、軸方向の下方位置に形成されているため、フック3Fに引っ掛けられた電線60が、導入口1Aまたは導出口1Bから抜け出すことが防止できる。なお、固定部は、必ずしもフック3Fを使用するとは限らない、電線60を第1インシュレータ1の外側で固定できるものであればよい。
当該巻線装置6を用いて以下のコイル巻装体4を形成するための巻線方法を行う。まず、1本の電線60が収納されたボビン6Aを巻線装置6にセットする。次に、電線60を各部分に通して準備する。次に、第1インシュレータ1および第2インシュレータ2の設置された固定子コア3をコア固定部6Fに固定する。次に、電線60の最初の部分を導入線固定部6Gに固定する導入線固定工程を行う(図15のステップK001)。なお、導入線固定部6Gの配置位置、電線60の固定方法は必ずしも限定するものではない。必要に応じて、導入線固定部6Gの配置位置および固定方法が決定される。
次に、電線60を第1インシュレータ1の導入口1Aから導入する導入工程を行う(図6および図15のステップK002)。ここでは、初めて電線60が固定子コア3に導入されるため、これが第1電線の電線60に相当する。次に、巻き付け部6Dを回転し、電線60を第1インシュレータ1および第2インシュレータ2の設置された固定子コア3にあらかじめ決定されている回数巻き付ける巻回工程、ここでは第1電線の電線60の巻回工程が行われる(図7および図15のステップK003)。
具体的には、電線60は、導入口1Aに径方向の外側から挿入され、導入口1Aの壁に沿って、周方向に曲げる。外鍔1OUTの内壁に沿って、スロット被覆部1Sまで電線60を曲げる。電線60は、このように導入口2Aから導入された後、スロット部3Sに巻き付けられる。
この際の、第1電線の電線60の巻回ターン数は、回転電機100の設計上において決められた巻回ターン数である。また、巻回する際、スロット部3Sの内径方向幅内に、電線60が均一に分布することが望ましい。また、あらかじめ決められた巻回ターン数の巻き終わりの際には、電線60が第1インシュレータ1の外鍔1OUTの内壁に近づくように配置することが望ましい。
さらに具体的には、図11に示したように、矢印J1の方向に第1電線の1層目の電線60が巻回されて行く。このように巻回されて行くため、ティース端部被覆部1Tの径方向の幅W4は、巻回ターン数から決められる。図示した例では、第1電線の巻回ターン数は15ターンであり、1層目は8ターンであるため、幅W4は電線60の径W3の8倍にて形成される。第1電線の電線60は導入口1Aから導入され、径方向内側に向かって、矢印J1の方向に8ターンを巻回し、第1電線の1層目のコイルを構成する。次に、径方向外側に向かって、矢印J2の方向に7ターンを巻回され、第1電線の2層目のコイルを構成する。そして、合計15ターン巻回して第1電線の電線60の巻回ターン数が終了する。
次に、第1電線の電線60の巻回ターン数が巻き終わると、電線60を第1インシュレータ1の導出口1Bに沿って、スロット部3S内から外鍔1OUTの外まで導出する導出工程を行う(図8および図15のステップK004)。次に、巻き付け部6Dは、導出した電線60をノズル6Eに保持したまま、X方向の正方向に移動し、フック3Fを超える位置(図14において、フック3Fより図面上右側の位置)まで移動する。そして、フック3Fを回転させ、電線60をフック3Fの凸部3F1に巻き付けるように固定する、フック巻き付け工程を行う(図9および図15のステップK005)。
次に、フック3Fに巻き付けた1本の電線60を再び、第1インシュレータ1の導入口2Aから導入する導入工程を行う(図15のステップK002)。従って、ここで挿入した電線60は第2電線に相当する。次に、先に示した第1電線の場合と同様に、巻き付け部6Dを回転し、電線60を第1インシュレータ1および第2インシュレータ2の設置された固定子コア3にあらかじめ決定されている回数巻き付ける巻回工程、ここでは第2電線の電線60の巻回工程が行われることとなる(図15のステップK003)。
この際の、第2電線の電線60の巻回ターン数は、上記第1電線の電線60の巻回ターン数と同様に、回転電機100の設計上において決められた巻回ターン数である。また、巻回する際、スロット部3Sの内径方向幅内に、電線60が均一に分布することが望ましい。また、あらかじめ決められた巻回ターン数の巻き終わりの際には、電線60が第1インシュレータ1の外鍔1OUTの内壁に近づくように配置することが望ましい。
さらに具体的には、図11に示したように、先の第1電線の1層目および2層目の合計15ターンの後に、これら第1電線の巻回された位置より、第1および第2インシュレータ1、2の外周の外側に第2電線が巻回され形成される。巻回ターン数は、第1電線の電線60の場合と同様に、図11に示した例では、第2電線の電線60は導入口1Aから導入され、径方向内側に向かって、矢印J3の方向に8ターンを巻回し、第2電線の電線60の1層目のコイルを構成する。次に、径方向外側に向かって、矢印J4の方向に7ターンを巻回され、第2電線の電線60の2層目のコイルを構成する。そして、合計15ターン巻回して第2電線の電線60の巻回ターン数が終了する。
次に、第2電線の電線60の巻回ターン数が巻き終わると、第1電線の電線60の場合と同様に、電線60を第1インシュレータ1の導出口1Bに沿って、スロット部3S内から外鍔1OUTの外まで導出する導出工程を行う(図15のステップK004)。次に、巻き付け部6Dは、導出した電線60をノズル6Eに保持したまま、X方向の正方向に移動し、フック3Fを超える位置(図14において、フック3Fより図面上右側の位置)まで移動する。そして、フック3Fを回転させ、電線60をフック3Fの凸部3F1に巻き付けるように固定する、フック巻き付け工程を行う(図10および図15のステップK005)。
このような、ステップK002からステップK005の工程をN回繰り返す。なお、図11においては、第1電線および第2電線の電線60の構成を示しているが、N回まで、すなわち、第1電線から第N電線の電線60が同様に順番に、第1および第2インシュレータ1、2の外周の内側から外周の外側に巻回され形成される。また、N回とは、2回以上であり、2回の場合は、図11の状態にて終了する場合も考えられる。
次に、上記工程をN回まで繰り返した後、電線60を固定していたフック3Fを外す(図12)。なお、図12および図13においては、N回として、5回行われた、すなわち、第1電線から第5電線の電線60が形成される例を示している。このように、N回まで繰り返しが終了すると、固定子コア3の軸方向の端面およびスロット部3Sの側面全部に対して、第1および第2インシュレータ1、2を介して複数の電線60をあらかじめ定められた回数およびターン数だけ巻回されたコイル5が形成される。そして、導出された電線60にて形成された電線束5Aが第1インシュレータ1の外鍔1OUTの径方向の外側に存在する状態となる。
そして、導出された電線束5Aを中間位置で、導入口側5AINと導出口側5AOUTとに切断する電線束切断工程を行う(図13および図15のステップK006)。このように切断されると、1本の電線60が分断されて、第1電線から第N電線までが形成される。なお、電線束5Aを切る位置は必ずしも中間でなくてもよく、回転電機100を組み立てする際の必要に応じて、電線束5Aの切る位置を定めればよい。次に、第1電線から第N電線の導入口側5AINと第1電線から第N電線の導出口側5AOUTとの先端部のすべての電線被膜を剥離する。
次に、被膜剥離後、導入口側5AINの被膜剥離部同士を接合し導入線として形成する。また、導出口側5AOUTの被膜剥離部同士を接合し、導出線として形成する。このようにして、パラ巻線が形成される。また、上記導入線と導出線を必要に応じて結線する。そして、コイル巻装体4(図1)が形成される。このように形成されたコイル巻装体4を周方向に複数個配置して固定子10を形成する。そして、当該固定子10に空隙を介して対向し回転自在に配置された回転子11を設置して回転電機100(図3)を製造する。
上記のように構成された本実施の形態1の固定子によれば、
固定子コアに電気的に絶縁するインシュレータを介して形成されたコイルを有するコイル巻装体が、周方向に複数個環状に配置された固定子であって、
前記インシュレータは、前記固定子コアのティース部の軸方向の端部を覆うティース端部被覆部と、
前記ティース端部被覆部の径方向外側端部に接続され、前記固定子コアのヨーク部の軸方向の端部を覆いかつ軸方向上方に立ち上がる外鍔とを有し、
前記外鍔は、軸方向上面から前記ティース端面被覆部上面までの周方向の異なる位置に、前記コイルを形成する電線を導入する導入口および前記電線を導出する導出口を備え、
前記コイルは、前記電線として第1電線から第N電線(Nは、2以上の整数)までを有し、前記第1電線から前記第N電線までのすべてが、前記導入口から導入され前記導出口から導出されて巻回され、前記固定子コアの外側にて前記第1電線から前記第N電線までが並列接続されたパラ巻線であって、
前記第1電線から第2電線までは順番に、前記インシュレータの外周の内側から外周の外側に巻回され形成されたので、
また、上記のように構成された実施の形態1の回転電機によれば、
上記記載の固定子と、
前記固定子に空隙を介して対向し回転自在に配置された回転子とを備えたので、
コストを抑制するとともに、占積率の高いコイルが形成できる。
さらに、上記のように構成された実施の形態1の固定子によれば、
Nが、3以上の整数の場合、
前記第1電線から前記第N電線までは順番に、前記インシュレータの外周の内側から外周の外側に巻回され形成されたので、
さらに、占積率の高いコイルが形成できる。
さらに、上記のように構成された実施の形態1の固定子によれば、
前記導入口および前記導出口の周方向の幅は、前記電線の径よりも長く形成されたので、
導入口および導出口への電線の導入導出を容易にできる。
また、上記のように行われた固定子の巻線方法によれば、
1本の前記電線を、前記インシュレータの前記導入口から導入して巻回した後、前記インシュレータの前記導出口から前記固定子コアの外側に導出し、導出した前記電線を前記固定子コアの外側に設置された固定部に固定する工程を、連続した1本の前記電線にてN回繰り返すので、
1個のコイル巻装体を製造する場合には、電線を収納するボビンが1個で行うことができるとともに、1本の電線にて巻回を行うことができるため、電線の巻く位置が不本意に移動してしまい、電線同士が干渉することが防止でき、電線を整列して巻回することが可能となり、コイルの占積率が向上する。
また、1個のボビンを配置するのみにて可能なため、工程内にボビンの置き場を多く確保する必要が無くレイアウトが単純化でき、コストが抑制される。
また、ボビンを交換する際に、1個のボビンのみを交換するのみにて対応できるため、ライン停止時間が短時間となり、コストが抑制される。
さらに、上記のように行われた実施の形態1の固定子の巻線方法によれば、
前記N回の繰り返した後に、
前記固定部に固定された前記電線の電線束を、前記固定子コアの外側にて導入口側と導出口側とに切断して、1本の前記電線から前記第1電線から前記第N電線までを形成する工程と、
切断された前記導入口側の前記第1電線から前記第N電線までと前記導出口側の前記第1電線から前記第N電線までとをそれぞれ並列接続して前記パラ巻線を形成する工程とを備えたので、
パラ巻線を確実かつ容易に形成できる。
さらに、上記のように行われた実施の形態1の固定子の巻線方法によれば、
前記固定部の軸方向上方の端面の高さ位置は、前記インシュレータの軸方向上方の端面の高さ位置よりも軸方向の中心側の位置に設置されるので、
導入口および導出口から電線が外れることを防止できる。
さらに、上記のように行われた実施の形態1の固定子の巻線方法によれば、
前記固定部は、前記電線の滑り止めのガイドを備えたので、
固定部から電線が外れることを防止できる。
本願は、例示的な実施の形態が記載されているが、実施の形態に記載された様々な特徴、態様、および機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合が含まれるものとする。
以下、本開示の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)
固定子コアに電気的に絶縁するインシュレータを介して形成されたコイルを有するコイル巻装体が、周方向に複数個環状に配置された固定子であって、
前記インシュレータは、前記固定子コアのティース部の軸方向の端部を覆うティース端部被覆部と、
前記ティース端部被覆部の径方向外側端部に接続され、前記固定子コアのヨーク部の軸方向の端部を覆いかつ軸方向上方に立ち上がる外鍔とを有し、
前記外鍔は、軸方向上面から前記ティース端面被覆部上面までの周方向の異なる位置に、前記コイルを形成する電線を導入する導入口および前記電線を導出する導出口を備え、
前記コイルは、前記電線として第1電線から第N電線(Nは、2以上の整数)までを有し、前記第1電線から前記第N電線までのすべてが、前記導入口から導入され前記導出口から導出されて巻回され、前記固定子コアの外側にて前記第1電線から前記第N電線までが並列接続されたパラ巻線であって、
前記第1電線から第2電線までは順番に、前記インシュレータの外周の内側から外周の外側に巻回され形成された固定子。
(付記2)
Nが、3以上の整数の場合、
前記第1電線から前記第N電線までは順番に、前記インシュレータの外周の内側から外周の外側に巻回され形成された付記1に記載の固定子。
(付記3)前記導入口および前記導出口の周方向の幅は、前記電線の径よりも長く形成された付記1または付記2に記載の固定子。
(付記4)付記1から付記3のいずれか1項に記載の固定子と、
前記固定子に空隙を介して対向し回転自在に配置された回転子とを備えた回転電機。
(付記5)付記1から付記3のいずれか1項に記載の固定子の巻線方法であって、
1本の前記電線を、前記インシュレータの前記導入口から導入して巻回した後、前記インシュレータの前記導出口から前記固定子コアの外側に導出し、導出した前記電線を前記固定子コアの外側に設置された固定部に固定する工程を、連続した1本の前記電線にてN回繰り返す固定子の巻線方法。
(付記6)前記N回の繰り返した後に、
前記固定部に固定された前記電線の電線束を、前記固定子コアの外側にて導入口側と導出口側とに切断して、1本の前記電線から前記第1電線から前記第N電線までを形成する工程と、
切断された前記導入口側の前記第1電線から前記第N電線までと前記導出口側の前記第1電線から前記第N電線までとをそれぞれ並列接続して前記パラ巻線を形成する工程とを備えた付記5に記載の固定子の巻線方法。
(付記7)前記固定部の軸方向上方の端面の高さ位置は、前記インシュレータの軸方向上方の端面の高さ位置よりも軸方向の中心側の位置に設置される付記5または付記6に記載の固定子の巻線方法。
(付記8)前記固定部は、前記電線の滑り止めのガイドを備えた付記5から付記7のいずれか1項に記載の固定子の巻線方法。
1 第1インシュレータ、10 固定子、11 回転子、1T ティース端部被覆部、1F 面取部、1OUT 外鍔、1IN 内鍔、1S スロット被覆部、1A 導入口、1B 導出口、2 第2インシュレータ、2A 導入口、2B 導出口、
2T ティース端部被覆部、2S スロット被覆部、3 固定子コア、3A ヨーク部、3B ティース部、3C シュー部、3S スロット部、3F フック、3F1 凸部、3F2 凸部、4 コイル巻装体、5 コイル、5A 電線束、5AIN 導入口側、
5AOUT 導出口側、6 巻線装置、60 電線、6A ボビン、
6C テンション印加部、6D 巻き付け部、6E ノズル、6F コア固定部、
6G 導入線固定部。

Claims (8)

  1. 固定子コアに電気的に絶縁するインシュレータを介して形成されたコイルを有するコイル巻装体が、周方向に複数個環状に配置された固定子であって、
    前記インシュレータは、前記固定子コアのティース部の軸方向の端部を覆うティース端部被覆部と、
    前記ティース端部被覆部の径方向外側端部に接続され、前記固定子コアのヨーク部の軸方向の端部を覆いかつ軸方向上方に立ち上がる外鍔とを有し、
    前記外鍔は、軸方向上面から前記ティース端面被覆部上面までの周方向の異なる位置に、前記コイルを形成する電線を導入する導入口および前記電線を導出する導出口を備え、
    前記コイルは、前記電線として第1電線から第N電線(Nは、2以上の整数)までを有し、前記第1電線から前記第N電線までのすべてが、前記導入口から導入され前記導出口から導出されて巻回され、前記固定子コアの外側にて前記第1電線から前記第N電線までが並列接続されたパラ巻線であって、
    前記第1電線から第2電線までは順番に、前記インシュレータの外周の内側から外周の外側に巻回され形成された固定子。
  2. Nが、3以上の整数の場合、
    前記第1電線から前記第N電線までは順番に、前記インシュレータの外周の内側から外周の外側に巻回され形成された請求項1に記載の固定子。
  3. 前記導入口および前記導出口の周方向の幅は、前記電線の径よりも長く形成された請求項1または請求項2に記載の固定子。
  4. 請求項1または請求項2に記載の固定子と、
    前記固定子に空隙を介して対向し回転自在に配置された回転子とを備えた回転電機。
  5. 請求項1または請求項2に記載の固定子の巻線方法であって、
    1本の前記電線を、前記インシュレータの前記導入口から導入して巻回した後、前記インシュレータの前記導出口から前記固定子コアの外側に導出し、導出した前記電線を前記固定子コアの外側に設置された固定部に固定する工程を、連続した1本の前記電線にてN回繰り返す固定子の巻線方法。
  6. 前記N回の繰り返した後に、
    前記固定部に固定された前記電線の電線束を、前記固定子コアの外側にて導入口側と導出口側とに切断して、1本の前記電線から前記第1電線から前記第N電線までを形成する工程と、
    切断された前記導入口側の前記第1電線から前記第N電線までと前記導出口側の前記第1電線から前記第N電線までとをそれぞれ並列接続して前記パラ巻線を形成する工程とを備えた請求項5に記載の固定子の巻線方法。
  7. 前記固定部の軸方向上方の端面の高さ位置は、前記インシュレータの軸方向上方の端面の高さ位置よりも軸方向の中心側の位置に設置される請求項5に記載の固定子の巻線方法。
  8. 前記固定部は、前記電線の滑り止めのガイドを備えた請求項5に記載の固定子の巻線方法。
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