JP2024043608A - 衣類処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの利便性やデザイン性の更なる改善を実現可能な衣類処理装置を提供する。【解決手段】衣類処理装置は、斜め上方を向く外箱開口部が設けられた本体前面を有する外箱と、外箱内に配置され、外箱開口部と対向して斜め上方を向く回転槽開口部を有し、回転中心をなす軸線が水平方向に対して傾斜する回転槽と、ドア本体部を有し、本体前面に接近した閉位置と本体前面から離隔した開位置との間を、水平に回動可能なドアと、を備える。ドアが閉位置にあるとき、ドア本体部は、本体前面のうちで外箱開口部を取り囲む領域に対向して外箱開口部を覆う。ドア本体部のうちで外箱開口部を覆う部分は、ドア本体部の前面側から外箱開口部内を目視可能な透光性を有する。ドア本体部は、面一状の前パネルを有し、当該前パネルのうちで軸線との交差位置を含む上側パネル部は、上側に向かうほど後方に傾くように湾曲する。【選択図】図1

Description

本開示は、衣類処理装置に関する。
従来、衣類処理装置として、ドラム式洗濯乾燥機、ドラム式洗濯機、ドラム式乾燥機などが知られている。このような衣類処理装置では、外箱内に配置された回転槽の開口部に対向するように、外箱開口部が外箱前面部に配設されている。外箱前面部の前側には、この外箱開口部を開閉するためのドアが設けられる(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2018/135019号
上記のような衣類処理装置では、処理容量の増大に伴って装置が大型となる傾向があるが、一方で、衣類処理装置を設置する場所は限られた狭い空間であることが多く、ユーザに圧迫感を与えてしまうという課題がある。
本開示の一態様は、ユーザの利便性やデザイン性の更なる改善を実現可能な衣類処理装置の提供を目的とし、例えばユーザに圧迫感を感じさせにくい衣類処理装置を提供する。
本開示の一態様に係る衣類処理装置は、斜め上方を向く外箱開口部が設けられた本体前面を有する外箱と、前記外箱内に配置され、前記外箱開口部と対向して斜め上方を向く回転槽開口部を有し、回転中心をなす軸線が水平方向に対して傾斜する回転槽と、ドア本体部を有し、前記本体前面に接近した閉位置と前記本体前面から離隔した開位置との間を、水平に回動可能なドアと、を備え、前記ドアが前記閉位置にあるとき、前記ドア本体部は、前記本体前面のうちで前記外箱開口部を取り囲む領域に対向して前記外箱開口部を覆い、前記ドア本体部のうちで前記外箱開口部を覆う部分は、前記ドア本体部の前面側から前記外箱開口部内を目視可能な透光性を有し、前記ドア本体部は、面一状の前パネルを有し、当該前パネルのうちで前記軸線との交差位置を含む上側パネル部は、上側に向かうほど後方に傾くように湾曲する。
ドアが閉じられた衣類処理装置の斜視図である。 ドアが開かれた衣類処理装置の正面図である。 ドアが開かれた衣類処理装置の斜視図である。 ドアが閉じられた衣類処理装置の右側面図である。 ドアが閉じられた衣類処理装置の縦断面図である。 ドアの右側面図である。 ドアの縦断面図である。 後カバーを取り除いたドアの背面図である。 ドアを前方上側から視た図である。 傾斜部の部品展開図である。 ドアの縦断面のうち、ドア本体部と傾斜部との接続部付近を拡大した図である。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
<衣類処理装置>
図1~図4を参照し、衣類処理装置1の全体構成を説明する。 図1は、ドア5が閉じられた衣類処理装置1の斜視図である。図2は、ドア5が開かれた衣類処理装置1の正面図である。図3は、ドア5が開かれた衣類処理装置1の斜視図である。 図4は、ドア5が閉じられた衣類処理装置1の右側面図である。以下の説明では、図1の左下側、右上側、左上側、右下側、上側、下側を、それぞれ、衣類処理装置1の前側、後側、左側、右側、上側、下側とする。
本実施形態の衣類処理装置1は、洗濯及び乾燥を行うことができるドラム式洗濯乾燥機を例示する。なお、衣類処理装置1は、洗濯のみを行うドラム式洗濯機でもよいし、乾燥のみを行うドラム式乾燥機でもよい。衣類処理装置1は、装置本体の外郭を成す外箱1Aを備える。外箱1Aは、本体上面101、本体前面103、本体後面104、一対の本体側面105、底台106等によって構成されている。
外箱1Aの本体上面101には、給水口10、洗剤ケース11、気流フィルタ装置14、電源ボタン15等が設けられる。給水口10は、本体上面101の左側後方に設けられ、給水ホースを介して水道の蛇口に接続するために使用される。洗剤ケース11は、本体上面101の左側前方に設けられ、例えば、洗剤、漂白剤及び柔軟剤を収容する。本実施形態のドラム式洗濯乾燥機では、手前側に手動投入用の洗剤ケースと、奥側に自動投入用の洗剤ケースと、が備えられている。気流フィルタ装置14は、本体上面101の右側後方に設けられ、循環風路内を流れる空気(即ち湿潤風)に含まれる糸くずや埃などの異物を捕集する。電源ボタン15は、本体上面101の右側前方に設けられた、押圧部を有する機械式スイッチである。電源ボタン15の操作に応じて、衣類処理装置1の電源がオン又はオフとなる。
外箱1Aにおける本体上面101側の内部には、衣類処理装置1の動作を制御する制御装置が配置されている。制御装置は、例えばマイクロコンピュータであり、ドラムモータ4の回転を制御するとともに、水位センサによって検出された水槽2の水位に基づいて、給水弁及び排水弁の開閉を制御する。
外箱1Aの本体前面103には、洗濯物の出し入れに使用される外箱開口部6が形成されている。外箱開口部6は、本体前面103から奥側に突出するようにすり鉢状に形成された環状傾斜部17によって、本体前面103から後方に位置するとともに、本体前面103とは角度を有して形成されている。本体前面103の正面側には、外箱開口部6を開閉するためのドア5が設けられる。ドア5は、上下方向に延びる板状のドア本体部50を有する。外箱1Aの本体前面103における左縁部には、上下二つのヒンジ65が設けられる。これらのヒンジ65は、ドア本体部50の左側縁に連結されて、ドア5を本体前面103に対して回動自在に軸支する。
ドア本体部50の背面側中央には、後方に突出する突出閉止部56が設けられる。ドア本体部50の背面における突出閉止部56の右側には、係合爪57が設けられる。外箱1Aの本体前面103における外箱開口部6の右側には、爪受部66が設けられる。ドア5が閉じられると、正面視で四角形状のドア本体部50が外箱開口部6を塞ぐと共に、係合爪57が爪受部66に係合する。これにより、ドア本体部50が外箱開口部6を塞いだ状態でドア5が保持されるロック状態となる。
ドア5の右側面には、ユーザが操作可能なロック解除部53が設けられる。ユーザがロック状態にあるドア5のロック解除部53を操作すると、係合爪57と爪受部66との係合を解除できる。ユーザは、このようにロック状態が解除されたドア5を本体前面103から前側に開くことで、外箱開口部6を開放できる。
ドア5におけるドア本体部50の上側には、例えばタッチパネルディスプレイで構成された表示操作部9が設置された傾斜部70が設けられている。電源ボタン15がオンされると、表示操作部9は文字や図形などの各種情報を傾斜部70の正面側に表示し、且つ傾斜部70の正面側からのタッチ操作を受付け可能となる。制御装置は、表示操作部9で受付けられたタッチ操作に基づいて運転内容を決定し、決定した運転内容に従って洗濯運転や乾燥運転などを行う。
<外箱の内部構造>
図5を参照し、外箱1Aの内部構造を説明する。 図5は、ドア5が閉じられた衣類処理装置1の縦断面図である。衣類処理装置1は、外箱1A内に配置された有底筒形状の水槽2と、水槽2内に回転可能に配置された有底筒形状の回転槽3と、水槽2の後部に取り付けられて回転槽3を回転駆動するドラムモータ4とを備える。水槽2の後部は、複数のダンパ12によって弾性的に支持されている。回転槽3は、洗濯物などの衣類を収容するためのドラムであり、水槽2よりも若干小径である。回転槽3の回転中心を延びる軸線Oは、前側が後側よりも高くなるように斜め上方を向き、水平方向に対して傾斜して延在している。
回転槽3の前側には、略円形の回転槽開口部36が設けられる。回転槽開口部36は、水槽2に設けられた略円形の水槽開口部26と同軸をなし、水槽開口部26の内側と対向するように配置されている。また、回転槽開口部36の少なくとも一部が、外箱開口部6と対向するように配置されている。外箱開口部6の開口縁と水槽開口部26の開口縁とは、ベローズ状の弾性体から成る接続部材18によって接続されており、これにより外箱1Aと水槽2との間が封止されている。
接続部材18の前端部は外箱開口部6の開口縁を囲むように設けられる。外箱1Aに対してドア5が閉じられると、ドア5の突出閉止部56が接続部材18の前端部に密着する。これにより、接続部材18の前端部は、水槽2内の液体が外部に漏れ出ることを防止するパッキンとして機能する。
回転槽3はドラムモータ4の回転軸40の出力端に連結されており、ドラムモータ4の駆動により、水槽2の内部で軸線Oを中心に回転する。回転槽3の回転槽開口部36の外周側には、回転槽3の回転に伴う振動を吸収する流体バランサ39が設けられる。回転槽3の内面には、軸線Oに沿って延びる複数のバッフル38が、周方向に等間隔で設けられる。
外箱1A内では、給水口10が給水弁を介して洗剤ケース11の注入口などに接続されている。これにより、水が給水ダクトと洗剤ケース11とを経由して、水槽2の上部から水槽2内に流入可能である。水槽2の内部に供給された水は、洗い用の洗濯水、又は、すすぎ用のすすぎ水として使用される。
水槽2における最下位置となる底台106近傍の周面に、排水ダクトが接続されている。排水ダクトは、外箱1Aの内側における前下部に設けられた排水フィルタ装置に接続されている。排水弁が開放されると、水槽2内の洗濯水又はすすぎ水は、排水ダクトと排水フィルタ装置とを経た後、排水ホース19を経て水槽2外に排出される。このとき洗濯水又はすすぎ水に含まれる異物は、排水フィルタ装置内の糸屑フィルタによって捕集される。
本実施形態では、衣類処理装置1が乾燥機能を有するため、洗濯物を乾燥させるためのヒートポンプユニットが、水槽2の下方後面側に配置される。このヒートポンプユニットは、乾燥運転には、洗濯物の水分を含んだ空気を回転する回転槽3から導出して、この水分を含んだ空気の除湿及び加熱を行い、乾燥した温風を回転槽3へ導入する。
<外箱の本体前面>
図2~図4に示すように、外箱1Aは斜め上方を向く外箱開口部6が設けられた本体前面103を有する。回転槽3は、外箱1A内に配置され、外箱開口部6と対向して斜め上方を向く回転槽開口部36を有し、回転中心をなす軸線Oが水平方向に対して傾斜する。
詳細には、本体前面103は、全体として面一状に上下左右方向に延び、且つ側面視で前方に膨らむように湾曲する曲面である。「面一状」とは、実質的に凹凸、屈折、段差等がない滑らかな面を指すが、若干の凹凸、屈折、段差等を有していても実質的に滑らか面であれば、それも面一状に含まれる。本体前面103は、前面主部103Aと前面上縁部103Bとを有する。前面主部103Aは、本体前面103の大部分を占める領域である。前面上縁部103Bは、前面主部103Aから連続して上方に延びる領域であり、本体前面103の上縁部を占めるように左右に延びる。
前面主部103Aは、側面視で略一定の緩やかな曲率で湾曲しながら上下に延び、その曲率中心の高さ位置は前面主部103Aの上下方向の中央部にある。前面主部103Aは、この曲率中心の高さ位置において最も前方に膨らむ。前面主部103Aは、この曲率中心の高さ位置から上方に向かって斜め後方に湾曲し、且つこの曲率中心の高さ位置から下方に向かって斜め後方に湾曲する。
外箱開口部6は、回転槽3の軸線Oと同軸をなすように、斜め上方に向かって開口する。外箱開口部6は、正面視で前面主部103Aの範囲内に設けられ、且つ外箱開口部6の大部分が前面主部103Aの上側部分に配置される(図5参照)。つまり前面主部103Aのうちで斜め上方を向く上側部分では、外箱開口部6が外箱1Aの斜め上方を向くように開口する。前面主部103Aのうちで斜め下方を向く下側部分は、外箱開口部6から下方に向かって後方に下がる。
前面上縁部103Bは、前面主部103Aの上端から斜め上方に向かって、側面視で略一定の曲率で湾曲しながら延びる。前面上縁部103Bは、その曲率中心が上下方向において前面主部103Aの上端よりも下方に位置しており、側面視で前方上側に膨らむように湾曲して、その上端が本体上面101と連続するように接続する。前面上縁部103Bの曲率は、前面主部103Aの曲率よりも大きい。そのため前面上縁部103Bは、外箱1Aの前上角部が丸みを有するように、前面主部103Aよりも小さい角Rとなる曲面を形成する。本例では、互いに曲率の異なる前面上縁部103Bと前面主部103Aとは、互いの接線が一致するように滑らかに接続して、本体前面103全体として面一状の曲面を形成する。
本体前面103の一側(ヒンジ65側)の下部には、排水フィルタ用ドア80が設けられる。排水フィルタ用ドア80は、ヒンジによって前面主部103Aの下部に対して回動自在に軸支される。排水フィルタ用ドア80が閉じられると、排水フィルタ用ドア80は、外箱1A内に配置された排水フィルタ装置を覆う。ユーザは排水フィルタ用ドア80を開いて、糸屑フィルタが排水フィルタ装置に装填されているか否か等を確認できる。
<ドア>
ドア5の詳細構造を説明する。 図6は、ドア5の右側面図である。図7は、ドア5の縦断面図である。図8は、後カバー52を取り除いたドア5の背面図である。以下の説明では、図6の左側、右側、紙面奥側、紙面手前側、上側、下側を、それぞれ、衣類処理装置1の前側、後側、左側、右側、上側、下側とする。ドア5が閉じられた状態では、ドア5の前後左右上下方向は、衣類処理装置1の前後左右上下方向と一致する。
図1、図3、図6~図8に示すように、ドア5は、ドア本体部50と傾斜部70とを備える。ドア本体部50は、正面視で(換言すると、前パネル51側から視て)四角形状をしており、略垂直方向に延在する。ドア本体部50の四角形状は、長方形や正方形の方形状を始め、台形状なども含み、四隅の少なくとも一つが丸みを有する形態も含む。
ドア本体部50では、その前面側から後面側に向かって、前パネル51、ベース部材54、突出閉止部56及び後カバー52が、この順序で配置されている。前パネル51は、透光性を有する材料(例えばガラス材料)によって面一状に形成される。本例では、前パネル51は一枚の透光板で構成されるが、複数の透光板を連結して構成してもよい。前パネル51は、その外表面上に反射率を低減する反射低減膜が形成されてもよいし、その一番外側に油分の付着を抑制する防汚膜が形成されてもよい。
突出閉止部56も、前パネル51と同様に、透光性を有する材料(例えばガラス材料)からなる。ドア5の前面側から回転槽3内部を見ると、前パネル51及び突出閉止部56を通じて、回転槽3内部を目視できる。前パネル51はベース部材54の前面側に取り付けられ、後カバー52はベース部材54の後面側に取り付けられる。ベース部材54の前面部に貼り付けられた前パネル51は、左右のドア枠部58によってベース部材54とともに保持される。
突出閉止部56は、後方に突出した山型形状の後方頂部と、山の裾部分に対応する前方基部とを有する。ドア5を閉じたとき、突出閉止部56の後方頂部の一部が、水槽開口部26内に挿入されるように構成されている。後カバー52は、突出閉止部56の山型部分の大部分を挿入可能な開口を有する。突出閉止部56の山型部分を後カバー52の開口に挿入した状態で、突出閉止部56の前方基部が、ベース部材54の後面部と後カバー52の前面部との間で挟持される。これにより、突出閉止部56はベース部材54及び後カバー52によって保持される。
ドア本体部50の左側縁には、上下二つのヒンジ65が連結されて、ドア5を本体前面103に対して回動自在に軸支する。これによりドア5は、本体前面103に接近した閉位置と本体前面103から離隔した開位置との間を、水平に回動可能である。ベース部材54の後面側におけるヒンジ65の反対側には、ロック解除部53が設けられている。ロック解除部53がドア5の厚み方向の前側にスライド移動されるのに伴い、回動可能に支持された係合爪57が連動するように構成されている。ユーザがロック解除部53をスライド移動させることで、爪受部66に対する係合爪57の係合が解除されて、ドア5が開放される。
傾斜部70は、ドア本体部50の上部に位置しており、正面視で左右方向に長い矩形状である。傾斜部70は、略垂直方向に延在するドア本体部50に対して後方に傾斜する。傾斜部70は、傾斜部70の前面側に配置された前パネル71と、前パネル71の後側に配設された表示操作部9と、前パネル71及び表示操作部9の周縁部に取り付けられた傾斜枠部78と、傾斜枠部78の後面側に取り付けられる後カバー52とを有する。なお、後カバー52はドア本体部50と傾斜部70とに跨って配置されている。
表示操作部9は、表示部や回路基板を備えたタッチパネルディスプレイである。前パネル71は、透光性を有する材料(例えばガラス材料)からなる。前パネル71は、前パネル51と同一の構造及び材料で構成されてもよいし、前パネル51とは異なる構造及び材料で構成されてもよい。前パネル71は、ユーザの指等の接触体が直接的に接触する部分であり、前パネル71への接触によって表示操作部9への入力操作が行われる。
ドア5の背面側では、後カバー52が、外箱1Aの本体前面103と対応する形状で湾曲したドア5の背面を形成する。ドア5が閉位置にあるとき、ドア5の背面が本体前面103に接近する。ドア本体部50が前面主部103A(換言すると、本体前面103のうちで外箱開口部6を取り囲む領域)と対向して、外箱開口部6を覆う。これにより、ドア本体部50が前面主部103Aと対向した状態で、突出閉止部56の外周面が接続部材18に密着して、外箱開口部6が閉じられる。また傾斜部70が、前面上縁部103Bと対向する。
ドア5の前面側では、ドア本体部50の前パネル51と傾斜部70の前パネル71とが面一状に接続して、外箱1Aの本体前面103と対応する形状で湾曲したドア5の前面を形成する。ドア5が閉位置にあるとき、正面視で外箱開口部6は、ドア本体部50の前パネル51及び突出閉止部56によって覆われる。つまりドア本体部50のうちで外箱開口部6を覆う部分は、ドア本体部50の前面側から外箱開口部6内を目視可能な透光性を有する。従ってユーザは、ドア5の前面側から回転槽3内部の様子を目視で確認できる。
図6及び図7に示すように、ドア本体部50の前パネル51は、面一状に上下左右方向に延び、且つ側面視で前方に膨らむように湾曲する曲面である。前パネル51は、左右方向には湾曲せずに略平坦に延びる。前パネル51の曲率中心の高さ位置P1は、前パネル51の上下方向の中心位置よりもやや下にある。本例では、曲率中心の高さ位置P1は、外箱開口部6の下端の高さ位置と同程度であり、詳細には外箱開口部6の下半分の高さ位置にある。曲率中心の高さ位置P1を通る水平な仮想線を、曲率中心線C1という。前パネル51は、曲率中心の高さ位置P1において最も前方に膨らむ。
前パネル51は、上側パネル部51Aと下側パネル部51Bとを有する。上側パネル部51Aは、曲率中心P1から上方に向かって斜め後方に湾曲する曲面であるため、その法線が前方上側に延びるように斜め上方を向く。下側パネル部51Bは、曲率中心P1から下方に向かって斜め後方に湾曲する曲面であるため、その法線が前方下側に延びるように斜め下方を向く。
ドア5が閉位置にあるとき、回転槽3の軸線Oは、前側に向かって曲率中心線C1から上方に離れるように延びて、上側パネル部51Aの交差位置P2と交差する。上側パネル部51Aは、交差位置P2よりも下側から、交差位置P2を跨いで斜め上方に延びる。つまり、前パネル51のうちで軸線Oとの交差位置P2を含む上側パネル部51Aは、上側に向かうほど後方に傾くように湾曲する曲面である。
例えばユーザは衣類処理装置1を使用する時、ドア5の前方上側から斜め下方に見下ろす姿勢で、ドア5を開閉したり、表示操作部9を操作したりする(図4及び図5参照)。このとき、閉位置にあるドア5の上側パネル部51Aが前方上側を向くように傾いているため、洗濯物の出し入れに使用される外箱開口部6と上側パネル部51Aとの距離が近くなり、ユーザが上側パネル部51Aを介して回転槽3内部を目視しやすくなる。回転槽3の軸線Oが上側パネル部51Aを通るため、ユーザは上側パネル部51Aを介して回転槽3の回転中心を含む広い範囲を目視できる。また、ドア5の上側パネル部51Aが前方上側を向くように傾いているため、ドア5を斜め下方に見下ろすユーザに近い位置となるドア5の前方上側部分を後退させることができる。これにより、ユーザへの圧迫感を軽減し、特にドア5の開閉時にユーザの目線の近くを通過するドア5の前方上側部分の位置を後方に遠ざけることができるので、ドア5が大型であったとしてもユーザへの圧迫感が少なく軽快感を与えることができる。
ドア本体部50の前パネル51のうちで、上側パネル部51Aの下側に連続する下側パネル部51Bは、下側に向かうほど後方に傾くように湾曲する曲面である。また、外箱1Aの前面主部103Aの下部も同様に下方に向かって後方に傾くように湾曲する曲面を有している。従って、前パネル51のうち下側の部分であるほど、前方上側に傾く外箱開口部6と前面主部103Aとの前後距離が小さくなる(図5参照)。従って、下側パネル部51Bが下方に向かって後方に下がり、且つ、外箱開口部6は下側の部分ほど前方に迫り出すため、ユーザが外箱開口部6に対して洗濯物を出し入れする距離を短縮できる。また、下側パネル部51Bが下側の部分ほど後方に逃げるため、衣類処理装置1の前にいるユーザの脚や膝が下側パネル部51Bに当たりにくく、作業性が向上する。さらに、下側パネル部51Bが後退してユーザに認識されにくくなり、衣類処理装置1の前方空間に対する圧迫感を軽減することができる。
ドア本体部50の前パネル51の曲率中心の高さ位置P1は、上側パネル部51Aと下側パネル部51Bとが接続する位置にあり、且つ交差位置P2の下側にある。このように曲率中心の高さ位置P1を交差位置P2の下側に配置することで、回転槽3の傾斜角度と近似するように、上側パネル部51Aを斜め上方に傾けることができる。これにより、上側パネル部51Aを介して回転槽3内部を目視する視認性がより良好となる。
ドア本体部50の上側に設けられた傾斜部70の前パネル71は、傾斜部70の上端部がドア本体部50よりも後方に位置するように、上側に向かうほど後方に傾くように湾曲する。これにより、大きな表示操作部9を傾斜部70に配設でき、また表示操作部9はユーザの視線に向かって斜め上方を向くので、表示操作部9の操作性及び視認性が向上する。
ドア本体部50の上側パネル部51Aと傾斜部70の表示操作部9とが何れも前側上方を向くため、ユーザはドア5の前面側から上側パネル部51Aと表示操作部9とを同時に目視できる。そのためユーザは、上側パネル部51Aを介して回転槽3内部の様子を確認しながら、表示操作部9を閲覧及び操作できるため、操作性が向上する。
ドア本体部50の前パネル51と傾斜部70の前パネル71とは、面一状となるように上下に連続して延びる。仮に前パネル51と前パネル71との接続部に大きな段差、屈曲、分断等が生じると、ドア本体部50と傾斜部70との連続性が乏しくなり、ドア5全体の一体感を損なうおそれがある。これに対して本実施形態の衣類処理装置1によれば、ドア5全体の一体感を損なうことなく、意匠性を向上できる。
傾斜部70の前パネル71が斜め後方に湾曲する曲率は、ドア本体部50の上側パネル部51Aが斜め後方に湾曲する曲率よりも大きい。これにより、傾斜部70全体の大きさを抑制しつつ前パネル71の表面積を大きくして、より大きな表示操作部9を傾斜部70に配設できる。また、傾斜部70の前パネル71はドア本体部50の上側パネル部51Aよりも上向きに傾いているため、表示操作部9と上側パネル部51Aとは互いの向きが若干異なる。そのため、ユーザは視線の高さや向きを若干変えるだけで、表示操作部9及び上側パネル部51Aの何れをメインに目視するかを任意に調整できる。
外箱1Aの前面主部103Aは、下方に向かって後方に下がる曲面である。ドア5が閉位置にあるとき、ドア5の下方には前面主部103Aが配置されない空間が形成される。したがって、衣類処理装置1の前にいるユーザの膝や足が、ドア5の下側で前面主部103Aに接触することが抑制されて、作業性が向上する。さらに、ドア5の下部においてドア本体部50が後方に下がることに加えて、ドア5の上部において傾斜部70が後方に下がる形態となるので、衣類処理装置1がコンパクトになるとともに、ユーザに与える圧迫感を軽減できる。
床面上に設置された防水パンに配設された衣類処理装置1において、ドア5の下端部が床面に対して或る高さ(例えば、25cm)以上である。これにより、衣類処理装置1を防水パンに設置した状態で、ドア5の下端部が市販の衣類収容カゴの高さよりも高くできる。したがって、ユーザが回転槽3から洗濯物を衣類収容カゴに出し入れするために、衣類処理装置1の前方近傍に衣類収容カゴを床面に置いた場合でも、ドア5を衣類収容カゴに干渉することなく開閉できる。
ドア5の開閉時に排水フィルタ用ドア80と重ならないように、ドア5の下端部は排水フィルタ用ドア80よりも上方に位置する。これにより、ドア5を閉じた状態でも、排水フィルタ用ドア80の開閉ができ、排水フィルタ装置内の糸屑フィルタの交換作業ができ、作業性が向上する。
<表示操作部>
図9は、ドア5を前方上側から視た図である。図10は、傾斜部70の部品展開図である。例えば図9は、衣類処理装置1の前方上側から斜め下方に見下ろされたときに、ユーザの視界に現れるドア5を示す(図4及び図5参照)。図10では、後カバー52の図示を省略している。
図10に示すように、傾斜部70に設けられる表示操作部9では、前面ガラス板である前パネル71の後方に、透明電極92、表示シート93、リフレクタ部品94、回路基板95、及び基板ケース96が、この順序で前面側から後面側にかけて配置されている。詳細には、前パネル71、透明電極92、及び表示シート93が、リフレクタ部品94の前面側に貼り付けられる。基板ケース96は、その前面側に回路基板95を保持して、リフレクタ部品94の背面側に取り付けられる。このように構成された表示操作部9に対して、傾斜枠部78及び後カバー52が取り付けられる(図6参照)。
透明電極92は、タッチ操作するユーザの指を感知するための電極部である。表示シート93は、ベースが遮光部、文字や枠などが透光部で形成されたシートであり、回路基板95に設けられた光源(例えばLED)が光った箇所の文字や枠を表示させる。リフレクタ部品94は、前パネル71、透明電極92、及び回路基板95を保持し、回路基板95に設けられた光源の照射光を前方に拡散して出射するための多数の小孔を有する。さらに、リフレクタ部品94及び表示シート93には、透明電極92と回路基板95とを電気的に接続するための開口941、931も設けられている。
図9に示すように、表示操作部9は、衣類処理装置1の状態に関する情報を表示する表示部75と、衣類処理装置1の運転動作を設定するための操作部77とを有する。表示部75及び操作部77では、対応する光源が点灯することで文字や図形の部分が視認可能な表示状態となる。表示部75及び操作部77では、対応する光源が点灯していない場合、文字や図形の部分が視認不可の非表示状態となる。電源ボタン15がオフの状態では、表示部75及び操作部77は表示されない。
表示部75は、情報表示部75A及び設定表示部75Bを含む。情報表示部75Aは、洗濯運転に必要な洗剤量目安、洗濯又は乾燥運転の残り時間目安、洗濯又は乾燥運転の予約時刻、各種エラーなどを表示する。設定表示部75Bは、現在設定されている洗濯又は乾燥運転のコース(標準、時短、シワ抑え、毛布など)や、ユーザが操作部77を用いて設定したコースを表示する。操作部77は、ユーザの指やペン等の接触によって、前パネル71を介して入力操作を行うためのタッチキーである。操作部77は、ユーザが運転内容やコースを任意に設定するためのキーを含む。また、操作部77は、現在の運転内容やその進行表示を表示する表示機能も有している。
通常、衣類処理装置1を使用するユーザの目は、傾斜部70よりも高い位置にある。そのため、傾斜部70の前パネル71では上側部分のほうが下側部分よりも、ユーザの視認性や操作性に優れている。衣類処理装置1の運転動作中は、ユーザが衣類処理装置1の運転状態等を把握する必要性から、表示部75のほうが操作部77よりも使用頻度が高い。そこで、傾斜部70の前パネル71において、表示部75は操作部77の上側に配置される。これにより、ユーザは衣類処理装置1の運転動作中に、表示部75を目視して運転内容の進行等を把握しやすいため、利便性が高まる。
本例では、前パネル71の曲率中心は、前パネル71の上下方向の範囲よりも下方の位置にある。前パネル71は、この曲率中心の高さ位置と最も近い位置において最も前方に膨らむため、前パネル71の下端部が最も垂直となり、上端は最も上に向く角度となる。本実施形態では、前パネル71の下部に主な操作部77を、前パネル71の上部に主な情報表示部75A及び設定表示部75Bを配置している。これにより、ユーザが操作する操作部77は比較的垂直な面に配置することで、ユーザが濡れた手などで操作したとしても、操作部77の表面に水滴が残留して誤検知となることを抑制できる。一方で、洗濯又は乾燥運転の残り時間目安など、ユーザが運転中に確認したい情報は前パネル71の上部に表示させることで、ユーザの見下ろし視線に正対しやすい角度となり、視認性を向上できる。
なお、表示操作部9は、上記デバイスの他に、液晶パネル及び有機ELなどの表示デバイスを使用できる。また表示操作部9は、カラー表示又は白黒表示でもよい。表示操作部9は、例えば静電容量方式のタッチパネルが用いられるが、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式又は電磁誘導方式のタッチパネルも利用可能である。
<前パネルの接続構造>
図11は、ドア5の縦断面のうち、ドア本体部50と傾斜部70との接続部付近を拡大した図である。先述したように、ドア本体部50の前パネル51は、ベース部材54の前面部に貼り付けられる。ベース部材54の上縁には、ベース部材54から前方に突出するリブ59が設けられる。リブ59は左右方向に延びる板状部であり、リブ59の下面は前パネル51の上端面と対向し、且つリブ59の上面は傾斜部70の前パネル71の下端面と対向する。つまり、リブ59は上下に並ぶ前パネル51と前パネル71との間に挟まれるように配置されている。リブ59が前パネル51の上端面および前パネル71の下端面を覆うことによって、前パネル51の上端面および前パネル71の下端面を保護することができる。
本例では、ドア本体部50の前パネル51と傾斜部70の前パネル71とが面一状となるように、前パネル51の上端部の接線と前パネル71の下端部の接線とが略一致している。前パネル51の上端面と前パネル71の下端面とは、互いにほぼ平行をなすように上下に対向している。したがって、前パネル51と前パネル71との隙間を埋めるために、略均等な厚みのリブ59を配置できる。このようにリブ59の厚みが均等である場合、リブ59全体の厚みを剛性確保に必要な最低基準値まで小さくしても、リブ59全体の強度を保つことができる。
仮に、前パネル51の上端部の接線と前パネル71の下端部の接線とが略一致しない場合、前パネル51と前パネル71との接続部に大きな段差が生じ、且つ前パネル51の上端面と前パネル71の下端面とが互いに傾いた状態となる。この場合、前パネル51と前パネル71との隙間を埋めるために、前後方向に厚みが変化するリブ59を設ける必要がある。このような複雑な形状のリブ59は、樹脂成型において正確な製造が困難であり、製造のコストと手間を生じるおそれがある。
また厚みが変化するリブ59の場合、リブ59の最小厚みを最低基準値で設計しても、リブ59における他の部位の厚みは必然的にこの最低基準値よりも大きくなり、全体的にリブ59の厚みが大きくなる。そして、前パネル51と前パネル71との隙間を埋めるリブ59の厚みが大きくなるほど、ドア本体部50と傾斜部70との境界ラインが視覚的に明確となり、ドア5全体の一体感を損なうおそれがある。
これに対して本実施形態の衣類処理装置1によれば、略均等な厚みのリブ59は簡素な形状であり樹脂成型が容易であるため、製造のコストと手間を抑制できる。さらに、略均等な厚みのリブ59は全体的な厚みを小さくできるため、前パネル51と前パネル71との隙間を小さな厚みのリブ59で埋めることができる。これにより、ドア本体部50と傾斜部70との境界ラインを視覚的に判別困難にでき、ドア5全体の一体感を損なうことが抑制される。
さらに、本例のリブ59の前端面59Aは、下方に向かって若干後方に下がるように傾斜している。換言すると前端面59Aは、前側下方を向くように若干傾いた傾斜面であり、ドア本体部50の前パネル51に近づくほど、前パネル51側に下がっている。そのため、ドア5の上側から前端面59Aに光(例えば自然光や室内光)が照射されても、リブ59の下側にある前パネル51に影を生じにくい。このように前パネル51の上縁に影を生じにくくすることで、ドア本体部50と傾斜部70との境界ラインを視覚的に判別困難にでき、ドア5全体の一体感を損なうことを更に抑制できる。
また、リブ59は、前パネル71に下側から対向する上面の方が、前パネル51に上側から対向するリブ59の下面よりも、前側に延びている。これにより、ドア5の振動や製品の個体差等によって、前パネル71が基準位置よりも前側に配置されても、リブ59の上面は前パネル71を安定的に支持できる。
<備考>
本開示は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態に夫々開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。更に、各実施形態に夫々開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
例えば、前パネル51及び前パネル71は、互いに異なる曲率で湾曲する形態に限定されず、互いに同じ曲率で湾曲してもよい。前パネル51及び前パネル71の各々は、全体が一定の曲率で湾曲する形態に限定されず、複数の異なる曲率の曲面が上下に連続して構成されてもよい。
ドア本体部50の前パネル51と傾斜部70の前パネル71とは、両者が別部材である形態に限定されず、両者が一つの部材として構成されてもよい。前パネル51及び前パネル71が一つの部材として構成される場合も、全体が一定の曲率で湾曲してもよいし、複数の異なる曲率の曲面が上下に連続してもよい。
ドア本体部50の前パネル51のうち、下側パネル部51Bは湾曲せずに上下左右に延びる形状でもよい。ベース部材54にリブ59を設けることなく、前パネル51と前パネル71とが直接接続される構造でもよい。表示操作部9における表示部75及び操作部77の配置は、上記実施形態に限定されず、例えば表示部75及び操作部77を左右に並べる等、自由に設計可能である。
上記実施形態では、ドア5の薄肉化を図るために、電源ボタン15をドア5でなく外箱1Aに配置しているが、電源ボタン15をドア5に配置してもよい。ドア5の下端部が排水フィルタ用ドア80よりも下方に位置してもよい。この場合、排水フィルタ用ドア80を省略して、ドア5が排水フィルタ用ドア80の機能を兼ねてもよい。
1 衣類処理装置、1A 外箱、3 回転槽、5 ドア、6 外箱開口部、9 表示操作部、36 回転槽開口部、50 ドア本体部、51 前パネル、51A 上側パネル部、51B 下側パネル部、70 傾斜部、71 前パネル、75 表示部、77 操作部、103 本体前面

Claims (8)

  1. 斜め上方を向く外箱開口部が設けられた本体前面を有する外箱と、
    前記外箱内に配置され、前記外箱開口部と対向して斜め上方を向く回転槽開口部を有し、回転中心をなす軸線が水平方向に対して傾斜する回転槽と、
    ドア本体部を有し、前記本体前面に接近した閉位置と前記本体前面から離隔した開位置との間を、水平に回動可能なドアと、
    を備え、
    前記ドアが前記閉位置にあるとき、前記ドア本体部は、前記本体前面のうちで前記外箱開口部を取り囲む領域に対向して前記外箱開口部を覆い、
    前記ドア本体部のうちで前記外箱開口部を覆う部分は、前記ドア本体部の前面側から前記外箱開口部内を目視可能な透光性を有し、
    前記ドア本体部は、面一状の前パネルを有し、当該前パネルのうちで前記軸線との交差位置を含む上側パネル部は、上側に向かうほど後方に傾くように湾曲する、
    衣類処理装置。
  2. 前記ドア本体部の前パネルのうちで、前記上側パネル部の下側に連続する下側パネル部は、下側に向かうほど後方に傾くように湾曲する、
    請求項1に記載の衣類処理装置。
  3. 前記ドア本体部の前パネルの曲面中心は、前記上側パネル部と前記下側パネル部とが接続する位置にあり、且つ前記交差位置の下側にある、
    請求項2に記載の衣類処理装置。
  4. 前記ドアは、前記ドア本体部の上側に設けられた傾斜部と、前記傾斜部の前パネル側に配設された表示操作部とを有し、
    前記傾斜部の前パネルは、前記傾斜部の上端部が前記ドア本体部よりも後方に位置するように、上側に向かうほど後方に傾くように湾曲する、
    請求項1に記載の衣類処理装置。
  5. 前記ドア本体部の前パネルと前記傾斜部の前パネルとは、面一状となるように上下に連続して延びる、
    請求項4に記載の衣類処理装置。
  6. 前記傾斜部の前パネルが斜め後方に湾曲する曲率は、前記ドア本体部の上側パネル部が斜め後方に湾曲する曲率よりも大きい、
    請求項4に記載の衣類処理装置。
  7. 前記表示操作部は、前記衣類処理装置の状態に関する情報を表示する表示部と、前記衣類処理装置の運転動作を設定するための操作部とを有し、
    前記傾斜部の前パネルにおいて、前記表示部は前記操作部の上側に配置される、
    請求項4に記載の衣類処理装置。
  8. 前記ドア本体部は、前記ドア本体部の前パネル側から視て四角形状である、
    請求項1に記載の衣類処理装置。
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