JP2024042516A - 情報処理装置およびプログラム、認証装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザ特有の情報を取得可能とする。【解決手段】第1の関係性を有する複数の刺激を付与する刺激部と、刺激部が付与した複数の刺激に対する脳波レベルを取得する生体情報取得部と、刺激部が付与した第1の関係性を有する複数の刺激とこのときに生体情報取得部が取得した複数の脳波レベルの差分値とを関連付けた第1個人情報を個人情報判定値として設定する個人情報設定部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置およびプログラム、認証装置に関する。
個人の認証方法として、パスワードによるものがあるが、パスワードが分かってしまえば、なりすましによる不正アクセスが可能となってしまう。また、その他の認証方法として、指紋や顔などによる生体認証によるものがあるが、生体認証にも限界があり、プライバシー保護など高い秘匿性を確保する必要がある。一方で、ユーザの脳を撮影した画像から個人特性を予測する技術して、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。
特開2015-84970号公報
特許文献1に記載された技術は、ユーザの脳画像から得られる大脳皮質の3次元情報に基づいて大脳の各部位の特性値を検出し、予め用意された記憶情報と比較してユーザの能力や資質を予測するものである。ところが、この場合、単にユーザの脳画像から大脳皮質の3次元情報を取得するだけでは、ユーザ特有の情報を取得することは困難である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザ特有の情報を取得可能とすることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る情報処理装置は、第1の関係性を有する複数の刺激を付与する刺激部と、前記刺激部が付与した複数の刺激に対する脳波レベルを取得する生体情報取得部と、前記刺激部が付与した前記第1の関係性を有する複数の刺激とこのときに前記生体情報取得部が取得した複数の脳波レベルの差分値とを関連付けた第1個人情報を個人情報判定値として設定する個人情報設定部と、を備える。
本発明に係る情報処理方法は、第1の関係性を有する複数の刺激を付与するステップと、付与した複数の刺激に対する脳波レベルを取得するステップと、付与した前記第1の関係性を有する複数の刺激とこのときに取得した複数の脳波レベルの差分値とを関連付けた第1個人情報を個人情報判定値として設定するステップと、を含む。
本発明に係るプログラムは、第1の関係性を有する複数の刺激を付与するステップと、付与した複数の刺激に対する脳波レベルを取得するステップと、付与した前記第1の関係性を有する複数の刺激とこのときに取得した複数の脳波レベルの差分値とを関連付けた第1個人情報を個人情報判定値として設定するステップと、を情報処理装置として動作するコンピュータに実行させる。
本発明に係る認証装置は、前記情報処理装置と、前記個人情報設定部が設定した前記個人情報判定値を記憶する個人情報記憶部と、前記刺激部が付与した前記第1の関係性を有する複数の刺激とこのときに前記生体情報取得部が取得した複数の脳波レベルの差分値とを関連付けた第1個人情報と、前記個人情報記憶部に記憶された前記個人情報判定値とを比較して認証処理を行う認証部と、を備える。
本発明によれば、ユーザ特有の情報を取得することができるという効果を奏する。
図1は、第1実施形態に係る情報処理装置を表すブロック図である。 図2は、提示する刺激パターンの具体例を説明するための概略図である。 図3は、提示された刺激にパターン対する検出値を説明するための概略図である。 図4は、第1実施形態に係る情報処理方法を表すフローチャートである。 図5は、第2実施形態に係る認証装置を表すブロック図である。 図6は、第2実施形態に係る認証方法を表すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る情報処理装置および方法、プログラム、認証装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態により本発明が限定されるものではない。
[第1実施形態]
<情報処理装置>
図1は、本実施形態に係る情報処理装置を表すブロック図である。
図1に示すように、情報処理装置10は、入力部11と、刺激部12と、生体情報取得部13と、処理部14と、出力部15と、個人情報記憶部16とを備える。
入力部11は、処理部14に接続される。入力部11は、ユーザが操作可能であり、各種の信号を処理部14に入力可能である。入力部11は、例えば、ユーザが自身の個人情報判定値の処理を開始するための開始信号やユーザの個人情報判定値の処理を終了するための終了信号を処理部14に入力する。入力部11は、例えば、タッチパネル、ボタン、スイッチ、キーボードなどにより実現することができる。
刺激部12は、処理部14に接続される。刺激部12は、ユーザに対して複数の刺激を付与可能である。処理部14は、プログラムに基づいて刺激部12に刺激付与信号を出力する。刺激部12は、処理部14から入力した刺激付与信号に基づいてユーザに刺激を付与する。刺激部12は、五感のうちの所定数の感覚器に対して複数の異なる刺激を付与する。刺激部12は、ユーザに対して複数の刺激を所定間隔ごとに付与する。
ユーザに対する刺激の種類は、例えば、五感を構成する視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚である。視覚による刺激とは、ユーザに対して画像(映像)を見せる刺激である。聴覚による刺激とは、ユーザに対して音声を聞かせる刺激である。触覚による刺激とは、ユーザに物を触られる刺激である。嗅覚による刺激とは、ユーザに臭い(香り)を嗅がせる刺激である。味覚により刺激とは、ユーザに食物を食べさせる刺激である。
具体的に、刺激部12は、ユーザに対して五感を構成する視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の刺激を付与する装置である。視覚による刺激は、例えば、ディスプレイなどの表示装置で行い、聴覚の刺激は、例えば、スピーカやヘッドフォンの音響装置などで行い、触覚による刺激は、バイブレータや加熱装置などで行い、嗅覚や味覚による刺激は、特定の臭いや香りなどを専用のカートリッジから放出する装置などで行う。
生体情報取得部13は、処理部14に接続される。生体情報取得部13は、刺激部12がユーザに刺激を付与したときの生体情報を取得する。すなわち、処理部14は、プログラムに基づいて刺激部12に刺激付与信号を出力すると、刺激部12は、ユーザに刺激を付与する。このとき、処理部14は、プログラムに基づいて生体情報取得部13に生体情報取得信号を出力する。すると、生体情報取得部13は、処理部14から入力した生体情報取得信号に基づいてユーザの生体情報を取得する。
生体情報取得部13は、生体情報として、脳波レベル、脳波計測位置、脈波レベルを計測する。生体情報取得部13は、例えば、ユーザの脳情報である脳波を取得するものである。生体情報取得部13は、例えば、脳の神経ネットワークに流れる微弱な電流から出る脳波を検出する電気センサ(例えば、電極)を有する。生体情報取得部13は、ユーザが外部から刺激を受けたときや、ユーザの思念などの思考に基づく、微弱な電流の電位(電気信号)を検出する。なお、生体情報取得部13は、電気センサに限定されるものではない。また、脈波レベルは、例えば、発光部と受光部とを備える透過型光電方式の脈波センサによって計測する。
処理部14は、刺激生成部21と、刺激制御部22と、個人情報設定部23とを有する。なお、処理部14は、制御装置であって、例えば、CPU(Central Processing Unit)などの演算回路によって構成される。また、処理部14は、各種の処理を行うためのプログラムが格納される記憶部(図示略)が接続される。
刺激生成部21は、刺激部12がユーザに対して複数の刺激を付与するパターンを生成する。刺激生成部21は、複数の刺激パターンを生成する。刺激パターンは、関係性を有する複数の刺激から構成される。刺激パターンの具体例については、後述する。
刺激制御部22は、プログラムに基づいて、刺激生成部21が生成した1つの刺激パターンまたは複数の刺激パターンの刺激付与信号を刺激部12に出力する。また、刺激制御部22は、刺激付与信号を刺激部12に出力すると同時に、プログラムに基づいて、刺激パターンに応じた生体取得信号を生体情報取得部13に出力する。
すると、刺激部12は、刺激制御部22から入力した刺激付与信号に基づいてユーザに刺激を付与する。そして、生体情報取得部13は、刺激制御部22から入力した生体情報取得信号に基づいてユーザの生体情報を取得する。
個人情報設定部23は、刺激部12がユーザ付与した関係性を有する複数の刺激から構成される刺激パターンと、このときに生体情報取得部13が取得した複数の生体情報、具体的には、複数の脳波レベルの差分値とを関連付けた第1個人情報とを、個人情報判定値として設定する。個人情報判定値とは、ユーザを認証するためのものであり、ユーザの個人情報と比較してユーザの認証を行う。
出力部15は、処理部14に接続される。出力部15は、処理部14の処理結果、例えば、刺激部12がユーザに刺激を付与したか否か、生体情報取得部13がユーザの生体情報を取得した否かなどを出力可能である。出力部15は、例えば、画像や映像などを表示する表示装置や音声を出力する音声出力装置である。なお、刺激部12がユーザに対して視覚による刺激を付与する表示装置であるとき、出力部15としての表示装置と兼用してもよい。
個人情報記憶部16は、処理部14に接続される。個人情報記憶部16は、各種の情報を記憶する。個人情報記憶部16は、個人情報設定部23が設定した個人情報判定値を記憶する。このとき、個人情報記憶部16は、取得したユーザの個人情報判定値を、取得年月日やユーザのID(個人特定番号)などに紐付けて記憶する。なお、個人情報記憶部16は、HDD(Hard Disk Drive)などの外部記憶装置やメモリなどである。
<刺激付与の具体例>
図2は、提示する刺激パターンの具体例を説明するための概略図である。
図1および図2に示すように、刺激部12は、ユーザに対して複数の異なる刺激を所定間隔ごとに付与する。この場合、刺激部12は、刺激生成部21が生成した複数の異なる刺激から構成される刺激パターンを用いてユーザに対して刺激を付与する。以下にて、刺激パターンについて説明するが、ここでは、刺激の種類として視覚を適用し、ユーザに対して視覚による刺激を付与する装置として表示装置を用いる。すなわち、刺激部12は、表示装置に所定の画像を所定間隔ごとに表示することで、ユーザに対して刺激を付与する。
刺激部12を表示装置とした場合、ユーザに対して提示する刺激パターンは、例えば、以下に説明する5つのものがあるが、この刺激パターンに限定されない。刺激パターン1は、第1の関係性を有する複数の刺激から構成される。第1の関係性を有する複数の刺激とは、全ての刺激が共通の関係性を有していることである。例えば、第1の関係性を有する複数の刺激は、「動物」という関係性を有するものである。そのため、刺激パターン1は、「動物」という関係性を有する猫、犬、馬、羊、鹿などの画像を表示する刺激である。なお、刺激パターン1における複数の刺激の数は、限定されない。また、第1の関係性を有する複数の刺激は、「動物」以外に、例えば、「植物」「家電」「食物」「自然」などという関係性を有するものであってもよい。
刺激パターン2は、第1の関係性を有する複数の刺激と第1の関係性を有しない刺激との組合せにより構成される。第1の関係性を有する複数の刺激が、例えば、「動物」という関係性を有するものであるとき、第1の関係性を有しない刺激は、「動物」に関係性のない、パソコン、釣り竿などである。そのため、刺激パターン2は、「動物」という関係性を有する猫、犬、馬、羊、鹿などの画像の途中に、「動物」という関係性を有しないパソコン、釣り竿の画像を表示する刺激である。
刺激パターン3は、第2の関係性を有する複数の刺激から構成される。第2の関係性を有する複数の刺激とは、前後の刺激が共通の関係性を有していることである。例えば、刺激パターン3は、猫、犬、ボール、野球、夏、海などの画像を表示する刺激である。刺激パターン3は、前後の刺激が共通の関係性を有していることから、猫と犬、犬とボール、ボールと野球、野球と夏、夏と海とがそれぞれ共通の関係性を有する。
刺激パターン4は、第3の関係性を有する複数の刺激から構成される。第3の関係性を有する複数の刺激とは、最初の刺激と2番目以降の刺激とが共通の関係性を有していることである。例えば、刺激パターン4は、猫、ペット、魚、寝る、夜、集会などの画像を表示する刺激である。刺激パターン4は、最初の刺激と2番目以降の刺激とが共通の関係性を有していることから、猫とペット、猫と魚、猫と寝る、猫と夜、猫と集会とがそれぞれ共通の関係性を有する。
刺激パターン5は、第4の関係性を有する複数の刺激から構成される。第4の関係性を有する複数の刺激とは、最初の刺激との関係性を表すことである。例えば、刺激パターン5は、猫、人との関係、食べ物、生態、時間、習性などの画像を表示する刺激である。刺激パターン5は、最初の刺激と2番目以降の刺激との関係性を表していることから、猫と人との関係、猫と食べ物、猫と生態、猫と時間、猫と習性とがそれぞれ共通の関係性を有する。
<生体取得の具体例>
図3は、提示された刺激パターンに対する検出値を説明するための概略図である。
図1および図3に示すように、生体情報取得部13は、刺激部12がユーザに対して複数の異なる刺激を所定間隔ごとに付与したとき、刺激ごとにユーザの生体情報を取得する。ここでは、刺激部12が表示装置に所定の画像を所定間隔で表示してユーザに刺激を付与することから、生体情報取得部13は、表示装置に所定の画像が表示されるごとにユーザの生体情報を取得する。例えば、刺激部12が刺激パターン1に基づいて、表示装置に猫、犬、馬、羊、鹿などの画像を順に表示したとき、生体情報取得部13は、猫の画像に応じたユーザの生体情報、犬の画像に応じたユーザの生体情報、馬の画像に応じたユーザの生体情報、羊の画像に応じたユーザの生体情報、鹿の画像に応じたユーザの生体情報などを順に取得する。
生体情報取得部13が取得するユーザの生体情報は、脳波レベル、脳波計測位置、脈波レベルである。すなわち、刺激部12が刺激パターン1に基づいて猫、犬、馬、羊、鹿などの画像を表示すると、生体情報取得部13は、猫、犬、馬、羊、鹿などの画像に応じたユーザの脳波レベルBL-1,BL-2,BL-3,BL-4,BL-5・・・、脳波計測位置BP-1,BP-2,BP-3,BP-4,BP-5・・・、脈波レベルPL-1,PL-2,PL-3,PL-4,PL-5・・・を取得する。このとき、脳波レベルは、脳波計測位置での値である。
<個人情報設定の具体例>
個人情報設定部23は、生体情報取得部13が取得した複数の脳波レベルに基づいて、脳波レベルの差分値を算出する。ここで、脳波レベルの差分値とは、生体情報取得部13が取得した複数の脳波レベルに対して、前後の脳波レベルの差分値である。すなわち、脳波レベルBL-1と脳波レベルBL-2との差分値ΔBL2、脳波レベルBL-2と脳波レベルBL-3との差分値ΔBL3、脳波レベルBL-3と脳波レベルBL-4との差分値ΔBL4、脳波レベルBL-4と脳波レベルBL-5との差分値ΔBL5・・・である。この場合の脳波レベルの差分値は、絶対値ではなく、相対値であることが好ましい。
なお、脳波レベルの差分値は、前後の脳波レベルの差分値に限るものではなく、例えば、最初の脳波レベル(基準値)と2番目以降の脳波レベルとの差分値であってもよい。すなわち、脳波レベルBL-1と脳波レベルBL-2との差分値ΔBL2、脳波レベルBL-1と脳波レベルBL-3との差分値ΔBL3、脳波レベルBL-1と脳波レベルBL-4との差分値ΔBL4、脳波レベルBL-1と脳波レベルBL-5との差分値ΔBL5・・・である。この場合、脳波レベルの差分値は、実測値である脳波レベルBLの差分値ΔBLに限らず、差分値ΔBLを差分値レベル(例えば、レベル0~10)などに置き換えてもよい。レベル0は変化なし、レベル10は最大変化である。
個人情報設定部23は、刺激部12がユーザ付与した刺激パターンと、刺激パターンに対して生体情報取得部13が取得した複数の脳波レベルの差分値とを関連付けた個人情報を個人情報判定値として設定する。個人情報記憶部16は、個人情報設定部23が設定した個人情報判定値を、取得年月日、ユーザのIDなどに紐付けて記憶する。
この場合、刺激部12は、ユーザに対して1つの刺激パターンの刺激を付与し、生体情報取得部13は、1つの刺激パターンに対する複数の脳波レベルを取得する。つまり、刺激部12は、第1の関係性を有する複数の刺激を付与し、生体情報取得部13は、第1の関係性を有する複数の刺激に対する脳波レベルを取得する。そのため、個人情報設定部23は、第1の関係性を有する複数の刺激とこのときの複数の脳波レベルの差分値とを関連付けた第1個人情報を個人情報判定値として設定する。
なお、第1の関係性を有する複数の刺激とは、上述した刺激パターン1に限定されるものではなく、5つの刺激パターン1~5のいずれか1つである。すなわち、第1の関係性を有する複数の刺激は、第2~第4の関係性を有する複数の刺激を含むものである。
但し、個人情報設定部23による個人情報判定値の設定方法は、この方法に限るものではない。例えば、刺激部12は、ユーザに対して複数の刺激パターンの刺激を付与し、生体情報取得部13は、複数の刺激パターンに対する複数の脳波レベルを取得する。つまり、刺激部12は、第1の関係性および第2の関係性を有する複数の刺激を付与し、生体情報取得部13は、第1の関係性および第2の関係性を有する複数の刺激に対する脳波レベルを取得する。そのため、個人情報設定部23は、第1の関係性を有する複数の刺激とこのときの複数の脳波レベルの差分値とを関連付けた第1個人情報と、第2の関係性を有する複数の刺激とこのときの複数の脳波レベルの差分値とを関連付けた第2個人情報と設定する。そして、個人情報設定部23は、第1個人情報および第1個人情報を個人情報判定値として設定する。
なお、第1の関係性および第2の関係性を有する複数の刺激とは、上述した刺激パターン1,3に限定されるものではなく、5つの刺激パターン1~5のいずれか2つ以上である。すなわち、個人情報設定部23は、複数の個人情報を個人情報判定値として設定してもよく、この場合、複数の刺激パターン1~5のいずれかである。
また、生体情報取得部13は、ユーザの脳波レベルだけでなく、脳波レベルを計測した脳波計測位置や脈波レベルも取得する。ここで、脳波計測位置は、ユーザの脳の上、下、右、左、奥、手前、変化なしであり、脈波レベルは、差分値を用いることが好ましい。そのため、個人情報設定部23は、複数の刺激とこのときの複数の脳波レベルの差分値、脳波計測位置、脈波レベルの差分値とを関連付けた個人情報を個人情報判定値として設定してもよい。
なお、上述した説明では、刺激部12によるユーザへの刺激を視覚によるものとし、表示装置に所定の画像を表示したが、この場合、物の画像を表示してもよいし、物の名称を表示してもよい。また、刺激部12によるユーザへの刺激は、視覚によるものに限定されず、聴覚、触覚、嗅覚、味覚などであってもよく、異なる五感を組み合わせたものであってもよい。
<情報処理方法>
図4は、第1実施形態に係る情報処理方法を表すフローチャートである。
図1および図4に示すように、ステップS11にて、刺激生成部21は、刺激部12がユーザに対して複数の刺激を付与するパターン(刺激パターン)を生成する。なお、刺激生成部21は、予め複数の刺激から構成される刺激パターンを生成しておいてもよい。ステップS12にて、刺激制御部22は、刺激生成部21が生成した刺激パターンの刺激付与信号を刺激部12に出力する。すると、刺激部12は、刺激制御部22から入力した刺激付与信号に基づいてユーザに刺激を付与する。
ステップS13にて、刺激制御部22は、刺激付与信号を刺激部12に出力すると同時に、刺激パターンに応じた生体取得信号を生体情報取得部13に出力する。すると、生体情報取得部13は、刺激制御部22から入力した生体情報取得信号に基づいてユーザの生体情報を取得する。
ステップS14にて、刺激制御部22は、生体情報取得部13が取得したユーザの生体情報を一次記憶する。ステップS15にて、刺激制御部22は、ユーザの生体情報の取得回数が十分であるか否かを判定する。刺激部12がユーザに複数の刺激パターンを付与し、生体情報取得部13が複数の刺激パターンに応じたユーザの生体情報を取得する場合、刺激制御部22は、複数の刺激パターンに応じた回数だけユーザの生体情報を取得した(取得回数が十分)か否かを判定する。また、刺激部12がユーザに1つの刺激パターンを付与し、生体情報取得部13が刺激パターンに対して複数の生体情報を取得して平均値を算出するとき、刺激制御部22は、平均値を算出するための回数だけユーザの生体情報を取得した(取得回数が十分)か否かを判定する。
ステップS15にて、刺激制御部22は、ユーザの生体情報の取得回数が十分ではないと判定(No)すると、ステップS12に戻って処理を繰り返す。一方、刺激制御部22は、ユーザの生体情報の取得回数が十分であると判定(Yes)すると、ステップS16に移行する。ステップS16にて、個人情報設定部23は、刺激部12がユーザ付与した複数の刺激と、このときに生体情報取得部13が取得した複数の生体情報(脳波レベルの差分値)とを関連付けた第1個人情報を、ユーザの個人情報判定値として設定する。そして、ステップS17にて、個人情報記憶部16は、個人情報設定部23が設定した個人情報判定値を、取得年月日やユーザのIDなどに紐付けて記憶する。
[第2実施形態]
<認証装置>
図5は、第2実施形態に係る認証装置を表すブロック図である。
図5に示すように、認証装置30は、認証端末31と、認証サーバ32と、個人情報記憶部16とを備える。認証端末31は、認証サーバ32に接続され、認証サーバ32は、個人情報記憶部16が接続される。なお、認証端末31および認証サーバ32は、制御装置であって、例えば、CPU(Central Processing Unit)などの演算回路によって構成される。また、認証端末31および認証サーバ32は、各種の処理を行うためのプログラムが格納される記憶部(図示略)が接続される。
認証端末31は、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレットなどの携帯端末、クレジットカードなどのカード認証端末、現金自動預け払い機などの認証端末などである。
認証端末31は、入力部41と、刺激部42と、生体情報取得部43と、出力部44とを備える。
入力部41は、ユーザが操作可能であり、各種の信号を認証サーバ32に入力可能である。入力部11は、例えば、ユーザが自身の認証処理を開始するための開始信号や認証処理を終了するための終了信号を認証サーバ32に入力する。入力部11は、例えば、ユーザが自身のIDなどを認証サーバ32に入力する。入力部11は、例えば、タッチパネル、ボタン、スイッチ、キーボードなどにより実現することができる。
刺激部42は、認証サーバ32に接続される。刺激部42は、ユーザに対して複数の刺激を付与可能である。認証サーバ32は、プログラムに基づいて刺激部42に刺激付与信号を出力する。刺激部42は、認証サーバ32から入力した刺激付与信号に基づいてユーザに刺激を付与する。刺激部42は、五感のうちの所定数の感覚器に対して複数の異なる刺激を付与する。刺激部42は、ユーザに対して複数の刺激を所定間隔ごとに付与する。なお、刺激部42は、第1実施形態の刺激部12とほぼ同様の構成であり、詳細な説明は省略する。
生体情報取得部43は、認証サーバ32に接続される。生体情報取得部43は、刺激部42がユーザに刺激を付与したときの生体情報を取得する。すなわち、認証サーバ32は、プログラムに基づいて刺激部42に刺激付与信号を出力すると、刺激部42は、ユーザに刺激を付与する。このとき、認証サーバ32は、プログラムに基づいて生体情報取得部43に生体情報取得信号を出力する。すると、生体情報取得部43は、認証サーバ32から入力した生体情報取得信号に基づいてユーザの生体情報を取得する。なお、生体情報取得部43は、第1実施形態の生体情報取得部43とほぼ同様の構成であり、詳細な説明は省略する。
出力部44は、入力部41、刺激部42、生体情報取得部43の処理結果、例えば、入力部11からユーザのIDなどが入力されたか否か、刺激部12がユーザに刺激を付与したか否か、生体情報取得部13がユーザの生体情報を取得した否かなどを出力可能である。出力部44は、例えば、画像や映像などを表示する表示装置や音声を出力する音声出力装置である。
認証サーバ32は、サーバ装置として機能する情報処理装置であり、コンピュータやクラウドシステムなどである。
認証サーバ32は、ユーザ情報処理部51と、刺激選択部52と、刺激制御部53と、生体情報認証部54とを有する。
ユーザ情報処理部51は、ユーザの各種情報の処理を行う。ユーザ情報処理部51は、ユーザが入力部11を用いてIDが入力されると、IDに応じた個人情報判定値を個人情報記憶部16から読み出す。ユーザ情報処理部51は、ユーザが入力部11を用いてIDと認証処理の開始信号が入力されると、刺激選択部52および刺激制御部53に認証処理の開始指令信号を出力する。
刺激選択部52は、刺激部12がユーザに対して複数の刺激を付与するパターンを選択する。刺激選択部52は、予め設定された複数の刺激パターンの中から所定の刺激パターンを選択する。刺激パターンは、第1実施形態の情報処理装置10における刺激生成部21が生成し、個人情報記憶部16の記憶されたものである。刺激選択部52は、ユーザ情報処理部51が個人情報記憶部16から読み出した個人情報判定値として記憶された刺激パターンを設定する。刺激選択部52は、個人情報判定値として記憶された刺激パターンが複数ある場合、1つまたは複数の刺激パターンを選択する。
刺激制御部53は、プログラムに基づいて、刺激選択部52が選択した1つの刺激パターンまたは複数の刺激パターンの刺激付与信号を刺激部42に出力する。また、刺激制御部53は、刺激付与信号を刺激部42に出力すると同時に、プログラムに基づいて、刺激パターンに応じた生体取得信号を生体情報取得部43に出力する。
すると、刺激部42は、刺激制御部53から入力した刺激付与信号に基づいてユーザに刺激を付与する。そして、生体情報取得部43は、刺激制御部53から入力した生体情報取得信号に基づいてユーザの生体情報を取得する。
生体情報認証部54は、刺激部12がユーザに付与した刺激パターンと生体情報取得部13が取得したユーザの脳波レベルの差分値とが関連付けられた個人情報と、個人情報記憶部16に記憶されていたユーザの個人情報判定値とを比較することで、ユーザの認証を行う。すなわち、ユーザは、事前に情報処理装置10(図1参照)を用いて、自身の個人情報判定値を設定し、個人情報記憶部16に記憶している。そのため、認証端末31を用いて設定した個人情報と、個人情報記憶部16に記憶された個人情報判定値とを比較することで、ユーザの認証を行うことができる。この場合、個人情報と個人情報判定値との比較は、個人情報と個人情報判定値との差が予め設定された所定値以下であるか否かで行うことが好ましい。
個人情報記憶部16は、認証サーバ32に接続される。個人情報記憶部16は、第1実施形態の情報処理装置10における構成部材の一部である。
なお、上述の説明では、認証サーバ32に、ユーザ情報処理部51と刺激選択部52と刺激制御部53と生体情報認証部54とを設けたが、認証端末31に設けてもよい。この場合、個人情報記憶部16は、例えば、クラウドシステムにあり、認証端末31に接続される。
また、第1実施形態の情報処理装置10と、第2実施形態の認証装置30を別の装置として説明したが、同じ装置としてもよい。この場合、例えば、入力部11,41、刺激部12,42、生体情報取得部13,43、刺激生成部21と刺激選択部52、刺激制御部22,53、出力部15,44などを兼用することができる。
<認証方法>
図6は、第2実施形態に係る認証方法を表すフローチャートである。
図5および図6に示すように、ステップS21にて、認証端末31の入力部41から認証処理の開始信号とIDが入力されると、ユーザ情報処理部51は、ユーザの各種情報を取得する。ステップS22にて、ユーザ情報処理部51は、取得したIDに応じた個人情報判定値を個人情報記憶部16から読み出す。
ステップS23にて、刺激選択部52は、刺激部42がユーザに対して複数の刺激を付与するパターン(刺激パターン)を選択する。この場合、刺激選択部52は、個人情報記憶部16に記憶された個人情報判定値の刺激パターンを選択する。なお、個人情報判定値に複数の刺激パターンがあったとき、刺激選択部52は、複数の刺激パターンの中から1つまたは複数の刺激パターンを選択する。ステップS24にて、刺激制御部53は、刺激選択部52が選択した刺激パターンの刺激付与信号を刺激部42に出力する。すると、刺激部42は、刺激制御部53から入力した刺激付与信号に基づいてユーザに刺激を付与する。
ステップS25にて、刺激制御部53は、刺激付与信号を刺激部42に出力すると同時に、刺激パターンに応じた生体取得信号を生体情報取得部43に出力する。すると、生体情報取得部43は、刺激制御部53から入力した生体情報取得信号に基づいてユーザの生体情報を取得する。
ステップS26にて、生体情報認証部54は、刺激部12が付与した刺激パターンと生体情報取得部13が取得した脳波レベルの差分値とが関連付けられた個人情報と、個人情報記憶部16に記憶されたユーザの個人情報判定値とが一致したか否かを判定する。
ステップS26にて、生体情報認証部54は、認証端末31で取得したユーザの個人情報と個人情報記憶部16に記憶された個人情報判定値とが一致したと判定(Yes)すると、ステップS27にて、ユーザの認証を許可する。一方、生体情報認証部54は、認証端末31で取得したユーザの個人情報と個人情報記憶部16に記憶された個人情報判定値とが一致しなかったと判定(No)すると、ステップS28にて、ユーザの認証を不許可とする。
[本実施形態の作用効果]
本実施形態の情報処理装置は、第1の関係性を有する複数の刺激を付与する刺激部12と、刺激部12が付与した複数の刺激に対する脳波レベルを取得する生体情報取得部13と、刺激部12が付与した第1の関係性を有する複数の刺激とこのときに生体情報取得部13が取得した複数の脳波レベルの差分値とを関連付けた第1個人情報を個人情報判定値として設定する個人情報設定部23とを備える。
そのため、刺激部12が付与した刺激と生体情報取得部13が取得した脳波レベルの差分値とを関連付けた第1個人情報を個人情報判定値とすることで、ユーザ特有の情報を容易に取得することができる。この場合、第1の関係性を有する複数の刺激を付与したときの脳波レベルは、ユーザによる記憶の連続性に対するものであることから、個人差が出やすい。また、脳波レベルの差分値も、ユーザによる個人差が出やすく、個人を特定する高い精度を確保することができる。
本実施形態の情報処理装置は、刺激部12は、第1の関係性とは異なる第2の関係性を有する複数の刺激を付与可能であり、個人情報設定部23は、刺激部12が付与した第2の関係性を有する複数の刺激とこのときに生体情報取得部13が取得した複数の脳波レベルの差分値とを関連付けた第2個人情報を第1個人情報と共に個人情報判定値として設定する。そのため、ユーザ特有の情報を容易に取得することができ、個人を特定する高い精度の個人情報判定値を設定することができる。
本実施形態の情報処理装置は、刺激部12は、第1の関係性を有する複数の刺激の中に関係性のない画像が含まれる複数の刺激を付与可能であり、個人情報設定部23は、第1の関係性を有する複数の刺激の中に関係性のない画像が含まれる複数の刺激とこのときに生体情報取得部13が取得した複数の脳波レベルの差分値とを関連付けた第3個人情報を第1個人情報と共に個人情報判定値として設定する。そのため、ユーザ特有の情報を容易に取得することができ、個人を特定する高い精度の個人情報判定値を設定することができる。
本実施形態の認証装置は、前記情報処理装置10と、個人情報設定部23が設定した個人情報判定値を記憶する個人情報記憶部16と、刺激部12が付与した第1の関係性を有する複数の刺激とこのときに生体情報取得部13が取得した複数の脳波レベルの差分値とを関連付けた第1個人情報と、個人情報記憶部16に記憶された個人情報判定値とを比較して認証処理を行う生体情報認証部(認証部)54とを備える。そのため、ユーザ特有の情報を取得することでき、個人認証の精度の向上を図ることができる。
これまで本発明に係る情報処理装置および認証装置について説明したが、上述した実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。
図示した情報処理装置および認証装置の各構成要素は、機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていなくてもよい。すなわち、各装置の具体的形態は、図示のものに限られず、各装置の処理負担や使用状況などに応じて、その全部または一部を任意の単位で機能的または物理的に分散または統合してもよい。
情報処理装置および認証装置の構成は、例えば、ソフトウェアとして、メモリにロードされたプログラムなどによって実現される。上記実施形態では、これらのハードウェアまたはソフトウェアの連携によって実現される機能ブロックとして説明した。すなわち、これらの機能ブロックについては、ハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、または、それらの組み合わせによって種々の形で実現できる。
上記した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものを含む。さらに、上記した構成は適宜組み合わせが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において構成の種々の省略、置換または変更が可能である。
10 情報処理装置
11 入力部
12 刺激部
13 生体情報取得部
14 処理部
15 出力部
16 個人情報記憶部
21 刺激生成部
22 刺激制御部
23 個人情報設定部
30 認証装置
31 認証端末
32 認証サーバ
33出力部
41 入力部
42 刺激部
43 生体情報取得部
51 ユーザ情報処理部
52 刺激選択部
53 刺激制御部
54 生体情報認証部

Claims (6)

  1. 第1の関係性を有する複数の刺激を付与する刺激部と、
    前記刺激部が付与した複数の刺激に対する脳波レベルを取得する生体情報取得部と、
    前記刺激部が付与した前記第1の関係性を有する複数の刺激とこのときに前記生体情報取得部が取得した複数の脳波レベルの差分値とを関連付けた第1個人情報を個人情報判定値として設定する個人情報設定部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記刺激部は、前記第1の関係性とは異なる第2の関係性を有する複数の刺激を付与可能であり、
    前記個人情報設定部は、前記刺激部が付与した前記第2の関係性を有する複数の刺激とこのときに前記生体情報取得部が取得した複数の脳波レベルの差分値とを関連付けた第2個人情報を前記第1個人情報と共に前記個人情報判定値として設定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記刺激部は、前記第1の関係性を有する複数の刺激の中に関係性のない画像が含まれる複数の刺激を付与可能であり、
    前記個人情報設定部は、前記第1の関係性を有する複数の刺激の中に関係性のない画像が含まれる複数の刺激とこのときに前記生体情報取得部が取得した複数の脳波レベルの差分値とを関連付けた第3個人情報を前記第1個人情報と共に前記個人情報判定値として設定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 第1の関係性を有する複数の刺激を付与するステップと、
    付与した複数の刺激に対する脳波レベルを取得するステップと、
    付与した前記第1の関係性を有する複数の刺激とこのときに取得した複数の脳波レベルの差分値とを関連付けた第1個人情報を個人情報判定値として設定するステップと、
    を含む情報処理方法。
  5. 第1の関係性を有する複数の刺激を付与するステップと、
    付与した複数の刺激に対する脳波レベルを取得するステップと、
    付与した前記第1の関係性を有する複数の刺激とこのときに取得した複数の脳波レベルの差分値とを関連付けた第1個人情報を個人情報判定値として設定するステップと、
    を情報処理装置として動作するコンピュータに実行させるプログラム。
  6. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報処理装置と、
    前記個人情報設定部が設定した前記個人情報判定値を記憶する個人情報記憶部と、
    前記刺激部が付与した前記第1の関係性を有する複数の刺激とこのときに前記生体情報取得部が取得した複数の脳波レベルの差分値とを関連付けた第1個人情報と、前記個人情報記憶部に記憶された前記個人情報判定値とを比較して認証処理を行う認証部と、
    を備える認証装置。
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