JP2024038940A - 車両および緊急通報システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数人が絡む事故の発生時に、迅速かつ正確な情報発信を担保する車両および緊急通報システムを提供する。【解決手段】緊急通報システムにおいて、車両100は、発生した事故が、複数人が絡む事故であるかを判定する判定部と、携帯端末側で所持認証された携帯端末が運転者の所持する携帯端末であることを認証する第1の認証部と、事故が、複数人が絡む事故であり、携帯端末側で所持認証された携帯端末が緊急通報センターに事故に関する情報を送信する携帯端末である場合に、事故に絡む他の車両から、事故に関する個人情報を含む情報を収集する収集部と、収集した事故に関する個人情報を含む情報を整理して、緊急通報センターに送信する事故に関する情報を生成する情報生成部と、生成された事故に関する情報を携帯端末側で所持認証された携帯端末から緊急通報センターに送信するよう制御する車両側制御部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、車両および緊急通報システムに関する。
車両において、交通事故や車両故障などの緊急事態が発生したときに、その状態を示す緊急通報を、携帯電話や自動車電話あるいは車両に搭載された通信機器等から移動体通信網を通じて、通報するシステムが実用化されている。
上記のシステムとして、緊急センターにおいて衝突事故の内容を詳しく把握するために、車両に対する歩行者の衝突時の状況を特定する歩行者事故情報を検出する歩行者事故情報センサと、車両の衝突時の乗員の危険発生時の状況を特定する乗員事故情報を検出する乗員事故情報センサと、歩行者との衝突を判定したとき、前記歩行者事故情報を緊急通報センターの通信装置に送信し、乗員の危険発生を判定したとき、前記乗員の事故情報を前記通信装置に送信する事故情報送信部と、を備える緊急通報システムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010-244167号公報
特許文献1に記載のように、車両が関わる事故が発生した場合には、緊急通報センターがその事故の内容を詳しく把握できるような情報提供が必要となる。
その一方で、複数台の車両や人が絡む事故のような場合には、当事者を含む複数の通報が送信されると、その中には、同じような情報を含むことから、救急センター側で情報を識別するための煩雑な処理が発生する、あるいは同じようなタイミングで、複数の端末や機器から情報が送信されることにより通信帯域の圧迫が生じる等、迅速かつ正確な情報発信が阻害される虞があった。
そこで、本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、複数人が絡む事故の発生時に、迅速かつ正確な情報発信を担保する車両および緊急通報システムを提供することを目的とする。
形態1;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、発生した事故が、複数人が絡む事故であるかを判定する判定部と、携帯端末側で所持認証された携帯端末が運転者の所持する携帯端末であることを認証する認証部と、前記発生した事故が、複数人が絡む事故であり、前記携帯端末側で所持認証された携帯端末が緊急通報センターに前記発生した事故に関する情報を送信する前記携帯端末である場合に、前記発生した事故に絡む他の車両から、前記発生した事故に関する個人情報を含む情報を収集する収集部と、該収集した前記発生した事故に関する個人情報を含む情報を整理して、前記緊急通報センターに送信する前記発生した事故に関する情報を生成する情報生成部と、該生成された前記事故に関する情報を前記携帯端末側で所持認証された携帯端末から前記緊急通報センターに送信するよう制御する制御部と、を備えることを特徴とする車両を提案している。
形態2;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記運転者の所持する携帯端末のID情報を予め格納する記憶部と、前記運転者の前記生体情報を取得する生体情報取得部と、を備え、前記認証部は、該取得した前記運転者の前記生体情報と前記記憶部に格納されたID情報とに基づいて、前記携帯端末側で所持認証された携帯端末が運転者の所持する携帯端末であることを認証することを特徴とする車両を提案している。
形態3;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記判定部は、通信可能な周辺エリアの前記携帯端末あるいは他車両から得られる情報に基づいて、前記発生した事故が、複数人が絡む事故であることを判定することを特徴とする車両を提案している。
形態4;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、車両と携帯端末側で所持認証された携帯端末が運転者の所持する携帯端末と緊急通報センターとを含む緊急通報システムであって、前記車両は、発生した事故が、複数人が絡む事故であるかを判定する判定部と、前記携帯端末側で所持認証された携帯端末が運転者の所持する携帯端末であることを認証する第1の認証部と、前記発生した事故が、複数人が絡む事故であり、前記携帯端末側で所持認証された携帯端末が緊急通報センターに前記発生した事故に関する情報を送信する前記携帯端末である場合に、前記発生した事故に絡む他の前記車両から、前記発生した事故に関する個人情報を含む情報を収集する収集部と、該収集した前記発生した事故に関する個人情報を含む情報を整理して、前記緊急通報センターに送信する前記発生した事故に関する情報を生成する情報生成部と、該生成された前記事故に関する情報を前記携帯端末側で所持認証された携帯端末から前記緊急通報センターに送信するよう制御する制御部と、を備え、前記携帯端末は、所持認証を実行する第2の認証部と、前記車両による前記発生した事故に関する個人情報を含む情報に対する取得要求に応じて、前記車両の前記取得部に前記発生した事故に関する個人情報を含む情報を送信する第1の送信部と、前記車両による指示に基づいて、前記車両の前記情報生成部が生成した前記発生した事故に関する個人情報を含む情報を前記緊急通報センターに送信する第2の送信部と、を備えることを特徴とする緊急通報システムを提案している。
本発明の1またはそれ以上の実施形態によれば、複数人が絡む事故の発生時に、迅速かつ正確な情報発信を担保することができるという効果がある。
本発明の実施形態に係る緊急通報システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る車両の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る携帯端末の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る緊急通報センターの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る車両の運転者と運転者が所持する携帯端末との車両側での所持認証処理を示すフロー図である。 本発明の実施形態に係る緊急通報システムの処理を示す図である。
<実施形態>
以下、図1から図6を用いて、本実施形態に係る緊急通報システム1について説明する。
<緊急通報システム1の構成>
図1に示すように、本実施形態に係る緊急通報システム1は、車両100(100A、100B、100C)と、携帯端末200(200A、200B、200C)と、緊急通報センター300と、を含んで構成されている。
車両100A、100B、100Cは、通信機能を備えた車両であり、運転者が所持する携帯端末200A、200B、200Cあるいは、車車間での通信が可能である。
また、例えば、特定の通信エリア内であれば、事故とは関係の無い車両や携帯端末とも通信が可能である。
本実施形態においては、車両100A、100B、100Cは、複数人が絡む事故があった場合に、運転者が所持する携帯端末200A、200B、200Cあるいは、車車間での通信を行って、事故に関する情報を収集し、携帯端末200A、200B、200Cのうち、1の携帯端末に、収集した事故に関する情報を緊急通報センター300に通報させる。
携帯端末200A、200B、200Cは、運転者が所持する携帯端末であって、所持認証された携帯端末であれば、所持認証された車両100A、100B、100Cと通信により、情報のやり取りが可能となっている。
また、携帯端末200A、200B、200Cは、緊急通報センター300へ緊急通報情報を送信する機能も有している。
緊急通報センター300は、主として、サーバにより構成されており、携帯端末200A、200B、200Cのうち、1の携帯端末200A、200B、200Cからの通報を受け付け、サーバが設置された施設(緊急通報センター)にいる担当者に当該衝突事故の情報を通知する。通報を受けた担当者は、その事故の内容に応じて、消防署や警察署あるいは病院等に通報を行う。
<車両100の構成>
図2に示すように、本実施形態に係る車両100は、判定部110と、第1の認証部120と、車両側記憶部130と、車両側生体情報取得部140と、収集部150と、情報生成部160と、送信部170と、車両側制御部180と、を含んで構成されている。
判定部110は、発生した事故が、複数人が絡む事故であるか否かを判定する。
判定部110は、例えば、事故に絡んだ車両100やその車両100の乗員が所持する携帯端末200A、200B、200Cはもとより、通信可能な周辺エリア(特定の通信エリア)の携帯端末200から得られる情報に基づいて、発生した事故が、複数人が絡む事故であることを判定する。
具体的には、上記車両100や携帯端末200、200A、200B、200Cにより撮像された画像情報やSNS等に投稿された情報等により、発生した事故が、複数人が絡む事故であるか否かを判定する。
第1の認証部120は、携帯端末側で所持認証された携帯端末200A、200B、200Cが運転者の所持する携帯端末200A、200B、200Cであることを認証する。
具体的には、第1の認証部120は、後述する車両側生体情報取得部140により取得された運転者の生体情報と後述する車両側記憶部130に予め格納されたID情報とに基づいて、携帯端末側で所持認証された携帯端末200A、200B、200Cが運転者の所持する携帯端末200A、200B、200Cであることを認証する。
車両側記憶部130は、運転者の所持する携帯端末200A、200B、200CのID情報を予め格納する。なお、ID情報は、車載機器により付されたID情報を携帯端末200A、200B、200CのID情報としてもよい。
車両側生体情報取得部140は、運転者の生体情報を取得する。
車両側生体情報取得部140は、例えば、撮像された画像を解析して得られた運転者の顔画像を運転者の生体情報として取得してもよい。
なお、生体情報は、指紋情報、虹彩情報等であってもよい。
収集部150は、携帯端末側で所持認証された携帯端末200A、200B、200Cが緊急通報センター300に発生した事故に関する情報を送信する携帯端末200A、200B、200Cである場合に、発生した事故に絡む他車両100OTから、発生した事故に関する個人情報を含む情報を収集する。
具体的には、収集部150は、発生した事故に絡む他車両100OTにより撮像された画像情報や運転者の所持する携帯端末200A、200B、200Cにおいて、SNS等に投稿された情報等から車両何台が絡む事故なのか、けが人の人数、火災の有無、車両の破損状態、道路の状況を含む情報を取得する。
なお、緊急通報センター300に発生した事故に関する情報を送信する携帯端末200A、200B、200Cは、任意の方法で決定してもよく、例えば、携帯端末200A、200B、200CのID情報を昇順にソートした場合に特定の順番となる携帯端末200A、200B、200Cを緊急通報センター300に発生した事故に関する情報を送信する携帯端末200A、200B、200Cとしてもよい。
情報生成部160は、収集部150において収集された発生した事故に関する個人情報を含む情報を整理して、緊急通報センター300に送信する発生した事故に関する情報を生成する。
ここで、「整理」とは、複数の車両100A、100B、100Cあるいは運転者の所持する携帯端末200A、200B、200Cから取集された情報の中から重複する情報を排除したり、複数の情報を組み合わせて、事故に絡む車両の台数やけが人の数等、情報の精度を高める処理を例示することができる。
送信部170は、後述する車両側制御部180からの携帯端末200A、200B、200Cに対する制御信号や情報生成部160において生成された情報を緊急通報センター300に発生した事故に関する情報を送信する携帯端末200A、200B、200Cに送信する。
車両側制御部180は、図示しないROM(Read Only Memory)等に格納された制御プログラムにしたがって、車両100全体の動作を制御する。本実施形態において、車両側制御部180は、特に、情報生成部160において生成された事故に関する情報を携帯端末200A、200B、200Cのうち、1の携帯端末200A、200B、200Cから緊急通報センター300に送信するよう制御する制御信号を、送信部170を介して、出力する。
<携帯端末200の構成>
図3に示すように、本実施形態に係る携帯端末200は、第2の認証部210と、端末側記憶部220と、端末側生体情報取得部230と、第1の送信部240と、受信部250と、第2の送信部260と、端末側制御部270と、を含んで構成されている。
第2の認証部210は、携帯端末200A、200B、200Cの所持認証を実行する。
具体的には、第2の認証部210は、後述する端末側生体情報取得部230により取得された運転者の生体情報と後述する端末側記憶部220に予め格納されたID情報とに基づいて、携帯端末200A、200B、200Cの所持者が運転者であることを認証する。
端末側記憶部220は、携帯端末200A、200B、200CのID情報を予め格納する。なお、ID情報は、車両側と同一のID情報とすることが好ましい。
端末側生体情報取得部230は、認証を行う人の生体情報を取得する。
端末側生体情報取得部230は、例えば、撮像された画像を解析して得られた被認証者の顔画像を被認証者の生体情報として取得してもよい。
なお、生体情報は、指紋情報、虹彩情報等であってもよい。
第1の送信部240は、車両100A、100B、100Cによる発生した事故に関する個人情報を含む情報に対する取得要求に応じて、車両100A、100B、100Cの収集部150に発生した事故に関する個人情報を含む情報を送信する。
受信部250は、車両100A、100B、100Cの送信部170から送信された緊急通報センター300に発生した事故に関する情報と、車両100A、100B、100Cの送信部170を介して、車両100A、100B、100Cの車両側制御部180から出力された緊急通報センター300に発生した事故に関する情報を送信するよう制御する制御信号を受信する。
第2の送信部260は、車両100A、100B、100Cによる指示に基づいて、車両100A、100B、100Cの情報生成部160が生成した発生した事故に関する個人情報を含む情報を緊急通報センター300に送信する。
端末側制御部270は、図示しないROM(Read Only Memory)等に格納された制御プログラムにしたがって、携帯端末200A、200B、200C全体の動作を制御する。本実施形態においては、端末側制御部270は、特に、受信部250を介して、車両100A、100B、100Cの送信部170から送信された緊急通報センター300に送信する発生した事故に関する情報と、車両100A、100B、100Cの送信部170を介して、車両100A、100B、100Cの車両側制御部180から出力された緊急通報センター300に発生した事故に関する情報を送信するよう制御する制御信号を受け取ると、緊急通報センター300に送信する発生した事故に関する情報を第2の送信部260から緊急通報センター300に送信するよう第2の送信部260を制御する。
<緊急通報センター300の構成>
図4に示すように、本実施形態に係る緊急通報センター300は、通信装置310と、入出力装置320と、演算装置330と、地図情報データベース(DB)340と、事故特定情報データベース(DB)350と、道路情報データベース(DB)360と、連絡先情報データベース(DB)370と、を含んだサーバで構成されている。
通信装置310は、車両100あるいは携帯端末200との無線通信が可能な装置である。具体的には、例えば、携帯端末200からの緊急通報を受信する。
入出力装置320は、サーバ側の担当者によるサーバの操作等、サーバにおける情報等の入出力を行うものであり、キーボード、モニタ等を含む。
演算装置330は、サーバの各部の動作制御等のため、種々の演算を実行する。
地図情報データベース(DB)340は、地図情報を蓄積したデータベースあり、演算装置330が、携帯端末200からの通報に基づいて、携帯端末200の現在位置を特定すること等に用いられる。
事故特定情報データベース(DB)350は、事故の具体的な状況を特定するための情報、例えば、車速V[km/h]と衝突エネルギE[J]との関係等を蓄積したものであり、車両100に搭載された各種センサのセンサ値等に基づいて、事故の具体的な内容を特定するために用いられる。
道路情報データベース(DB)360は、道路渋滞や道路工事の情報を蓄積したデータベースであって、演算装置330が、消防署、警察署及び病院の少なくとも1つに対して事故現場への経路を提示する際等に用いられるデータベースである。
連絡先情報370データベース(DB)は、事故に関連する施設、例えば、消防署、警察署及び病院の連絡先の情報を蓄積したデータベースであり、緊急通報センター300の担当者が上記施設に対して連絡を取る際に用いられるデータベースである。
<車両100と携帯端末200との所持認証処理>
図5を用いて、本実施形態に係る車両100A、100B、100Cと携帯端末200A、200B、200Cとの所持認証処理について説明する。
図5に示すように、車両100A、100B、100Cおよび携帯端末200A、200B、200Cは、車両100A、100B、100Cと携帯端末200A、200B、200Cとの所持認証処理を実行する(ステップS10)。
携帯端末200A、200B、200Cの端末側制御部270は、既に、所持認証が済んでいる携帯端末200A、200B、200Cとの所持認証がなされているか否かを判定する(ステップS20)。
携帯端末200A、200B、200Cの端末側制御部270が、まだ、所持認証が済んでいる携帯端末200A、200B、200Cとの所持認証がなされていないと判定した場合(ステップS20の「NO」)には、処理を終了する。
一方で、携帯端末200A、200B、200Cの端末側制御部270が、既に、所持認証が済んでいる携帯端末200A、200B、200Cとの所持認証がなされていると判定した場合(ステップS20の「YES」)には、車両100A、100B、100Cの車両側制御部180は、車両100A、100B、100Cの所持認証と紐ついた携帯端末200A、200B、200Cが所持認証されているか否かを判定する(ステップS30)。車両100A、100B、100Cの車両側制御部180が、車両100A、100B、100Cの所持認証と紐ついた携帯端末200A、200B、200Cが所持認証されていないと判定した場合(ステップS30の「NO」)には、処理を終了する。
一方で、車両100の車両側制御部180が、車両100A、100B、100Cの所持認証と紐ついた携帯端末200A、200B、200Cが所持認証されていると判定した場合(ステップS30の「YES」)には、携帯端末200A、200B、200Cに携帯持ち主フラグをセットして処理を終了する。
<緊急通報システム1の処理>
図6を用いて、本実施形態に係る緊急通報システム1の処理について説明する。
図6に示すように、車両側制御部180は、事故が発生したか否かを判定する(ステップS110)。そして、車両側制御部180が、事故は発生していないと判定した場合(ステップS110の「NO」)には、処理を元に戻して待機モードに移行する。
一方で、車両側制御部180が、事故は発生していると判定した場合(ステップS110の「YES」)には、判定部110が、当該事故は、複数人が絡む事故であるか否かを判定する(ステップS120)。そして、判定部110が、当該事故は、複数人が絡む事故ではないと判定した場合(ステップS120の「NO」)には、個人の携帯端末200により、事故情報を緊急通報センター300に送信して、処理を終了する。
一方で、判定部110が、当該事故は、複数人が絡む事故であると判定した場合(ステップS120の「YES」)には、端末側制御部270は、運転者の携帯端末200A、200B、200Cに携帯持ち主フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS120)。そして、端末側制御部270が、運転者の携帯端末200A、200B、200Cに携帯持ち主フラグがセットされていないと判定した場合(ステップS120の「NO」)には、その運転者の携帯端末200A、200B、200Cにより、事故情報を緊急通報センター300に送信して、処理を終了する。
一方で、端末側制御部270が、運転者の携帯端末200A、200B、200Cに携帯持ち主フラグがセットされていると判定した場合(ステップS120の「YES」)には、車両側制御部180に対して、運転者の携帯端末200A、200B、200Cの内部情報にアクセスすることを一時的に許可する(ステップS140)。
そして、収集部150は、運転者の携帯端末200A、200B、200Cが緊急通報センター300に発生した事故に関する情報を送信する携帯端末200である場合に、発生した事故に絡む他車両100OTから、発生した事故に関する個人情報を含む情報を収集する(ステップS150)。
情報生成部160は、収集部150において収集された発生した事故に関する個人情報を含む情報を整理して、緊急通報センター300に送信する発生した事故に関する情報を生成する(ステップS160)。
そして、車両側制御部180は、情報生成部160において生成された事故に関する情報を運転者の携帯端末200A、200B、200Cから緊急通報センター300に送信するよう制御する制御信号を、送信部170を介して、携帯端末200に送信する。運転者の携帯端末200A、200B、200Cは、情報生成部160において生成された事故に関する情報を緊急通報センター300に送信して処理を終了する(ステップS170)。
<作用・効果>
以上、説明したように、本実施形態に係る緊急通報システム1における車両100は、発生した事故が、複数人が絡む事故であることを条件に、第1の認証部120が、携帯端末側で所持認証された携帯端末200A、200B、200Cが運転者の所持する携帯端末200A、200B、200Cであることを認証する。
また、第1の認証部120は、運転者の所持する携帯端末のID情報を予め格納する車両側記憶部130と、運転者の生体情報を取得する車両側生体情報取得部140と、を備え、第1の認証部120は、取得した運転者の生体情報と運転者の所持認証がなされた携帯端末200A、200B、200Cから得られたID情報とに基づいて、携帯端末側で所持認証された携帯端末200A、200B、200Cが運転者の所持する携帯端末200A、200B、200Cであることを認証する。
つまり、第1の認証部120は、携帯端末200A、200B、200C側で既に運転者が所持する携帯端末200A、200B、200Cであることを認証された携帯端末200A、200B、200Cについて、車両側生体情報取得部140において取得された運転者の生体情報と車両側記憶部130に記憶されたID情報とに基づいて、携帯端末側で所持認証された携帯端末200A、200B、200Cが運転者の所持する携帯端末200A、200B、200Cであることを認証する。
そのため、車両100A、100B、100Cが携帯端末200A、200B、200Cから発生した事故に関する個人情報を含む情報を取得しても、個人情報等に関するセキュリティ上の問題を回避することができる。
また、収集部150は、携帯端末側で所持認証された携帯端末200A、200B、200Cが緊急通報センター300に発生した事故に関する情報を送信する携帯端末200A、200B、200Cである場合に、発生した事故に絡む他車両100OTから、発生した事故に関する個人情報を含む情報を収集する。
そのため、車両100A、100B、100Cが発生した事故に絡む他車両100OTから、発生した事故に関する個人情報を含む情報を収集しても、個人情報等に関するセキュリティ上の問題を回避することができる。さらに、発生した事故に絡む他車両100OTから、発生した事故に関する個人情報を含む情報を収集することにより、発生した事故の詳細を知るための多くの情報を得ることができる。
また、情報生成部160は、収集された発生した事故に関する個人情報を含む情報を整理して、緊急通報センター300に送信する発生した事故に関する情報を生成する。
つまり、収集部150において収集された情報には、発生した事故の詳細を知るための多くの情報が含まれるが、中には、重複した情報や複数の情報を組み合わせることにより、事故に絡む車両の台数やけが人の数等を正確に知ることができる場合もある。
そのため、情報生成部160が、収集された発生した事故に関する個人情報を含む情報を整理して、緊急通報センター300に送信する発生した事故に関する情報を生成することにより、正確な情報を最適なデータ容量で、緊急通報センター300に送信することができる。
また、車両側制御部180は、生成された事故に関する情報を緊急通報センター300に発生した事故に関する情報を送信する1の携帯端末200A、200B、200Cから緊急通報センター300に送信するよう制御する。
つまり、複数人が絡む事故の場合には、複数の携帯端末200A、200B、200Cから緊急通報センター300に情報が寄せられることが考えられるが、本実施形態に係る緊急通報システム1においては、緊急通報センター300に発生した事故に関する情報を送信する携帯端末200A、200B、200Cが一台の携帯端末200A、200B、200Cとされることから、通信帯域を圧迫することなく、迅速かつ正確な情報発信を担保することができる。
また、本実施形態に係る緊急通報システム1における車両100A、100B、100Cの判定部110は、通信可能な周辺エリアの携帯端末200あるいは他車両100OTから得られる情報に基づいて、発生した事故が、複数人が絡む事故であることを判定する。具体的には、車両100や携帯端末200により撮像された画像情報やSNS等に投稿された情報等により、発生した事故が、複数人が絡む事故であることを判定する。
そのため、正確かつ迅速に、発生した事故が、複数が絡む事故であるのか否かを判定することができる。
<変形例1>
携帯端末側で所持認証された携帯端末200A、200B、200Cから取得できる発生した事故に関する個人情報を含む情報については、携帯端末200A、200B、200C側である種の制限を設けてもよいし、車両100A、100B、100C側が他車両100OTに対して、情報を提供する場合に、車両100A、100B、100C側である種の制限を設けてもよい。また、携帯端末側で所持認証された携帯端末200A、200B、200Cが、情報の提供に関する制御を行う専用のアプリケーションを予めダウンロードし、車両100A、100B、100Cが専用のアプリケーションを介した情報取得を行うような仕組みを設けることにより、制限をかけてもよい。
<変形例2>
本実施形態において、緊急通報センター300に発生した事故に関する情報を送信する携帯端末200は、携帯端末200A、200B、200CのID情報を昇順にソートした場合に特定の順番となる携帯端末200とすることを例示したが、各携帯端末200A、200B、200Cのスペックを開示して、最もスペックが高い携帯端末200A、200B、200Cを緊急通報センター300に発生した事故に関する情報を送信する携帯端末200A、200B、200Cとしてもよい。
なお、車両側制御部180、端末側制御部270等の処理をコンピュータシステムが読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを車両側制御部180、端末側制御部270等に読み込ませ、実行することによって本発明の緊急通報システム1あるいは車両100を実現することができる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺装置等のハードウェアを含む。
また、「コンピュータシステム」は、WWW(World Wide Web)システムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、この発明の実施形態について、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1;緊急通報システム
100;車両
110;判定部
120;第1の認証部
130;車両側記憶部
140;車両側生体情報取得部
150;収集部
160;情報生成部
170;送信部
180;車両側制御部
200;携帯端末
210;第2の認証部
220;端末側記憶部
230;端末側生体情報取得部
240;第1の送信部
250;受信部
260;第2の送信部
270;端末側制御部

Claims (4)

  1. 発生した事故が、複数人が絡む事故であるかを判定する判定部と、
    携帯端末側で所持認証された携帯端末が運転者の所持する携帯端末であることを認証する認証部と、
    前記発生した事故が、複数人が絡む事故であり、前記携帯端末側で所持認証された携帯端末が緊急通報センターに前記発生した事故に関する情報を送信する前記携帯端末である場合に、前記発生した事故に絡む他の車両から、前記発生した事故に関する個人情報を含む情報を収集する収集部と、
    該収集した前記発生した事故に関する個人情報を含む情報を整理して、前記緊急通報センターに送信する前記発生した事故に関する情報を生成する情報生成部と、
    該生成された前記事故に関する情報を前記携帯端末側で所持認証された携帯端末から前記緊急通報センターに送信するよう制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする車両。
  2. 前記運転者の所持する携帯端末のID情報を予め格納する記憶部と、
    前記運転者の前記生体情報を取得する生体情報取得部と、
    を備え、
    前記認証部は、該取得した前記運転者の前記生体情報と前記記憶部に格納されたID情報とに基づいて、前記携帯端末側で所持認証された携帯端末が運転者の所持する携帯端末であることを認証することを特徴とする請求項1に記載の車両。
  3. 前記判定部は、通信可能な周辺エリアの前記携帯端末あるいは他車両から得られる情報に基づいて、前記発生した事故が、複数人が絡む事故であることを判定することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の車両。
  4. 車両と携帯端末側で所持認証された携帯端末が運転者の所持する携帯端末と緊急通報センターとを含む緊急通報システムであって、
    前記車両は、
    発生した事故が、複数人が絡む事故であるかを判定する判定部と、
    前記携帯端末側で所持認証された携帯端末が運転者の所持する携帯端末であることを認証する第1の認証部と、
    前記発生した事故が、複数人が絡む事故であり、前記携帯端末側で所持認証された携帯端末が緊急通報センターに前記発生した事故に関する情報を送信する前記携帯端末である場合に、前記発生した事故に絡む他の前記車両から、前記発生した事故に関する個人情報を含む情報を収集する収集部と、
    該収集した前記発生した事故に関する個人情報を含む情報を整理して、前記緊急通報センターに送信する前記発生した事故に関する情報を生成する情報生成部と、
    該生成された前記事故に関する情報を前記携帯端末側で所持認証された携帯端末から前記緊急通報センターに送信するよう制御する制御部と、
    を備え、
    前記携帯端末は、
    所持認証を実行する第2の認証部と、
    前記車両による前記発生した事故に関する個人情報を含む情報に対する取得要求に応じて、前記車両の前記取得部に前記発生した事故に関する個人情報を含む情報を送信する第1の送信部と、
    前記車両による指示に基づいて、前記車両の前記情報生成部が生成した前記発生した事故に関する個人情報を含む情報を前記緊急通報センターに送信する第2の送信部と、
    を備えることを特徴とする緊急通報システム。
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