JP2024036161A - 給電設備の制御装置 - Google Patents

給電設備の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2024036161A
JP2024036161A JP2022140917A JP2022140917A JP2024036161A JP 2024036161 A JP2024036161 A JP 2024036161A JP 2022140917 A JP2022140917 A JP 2022140917A JP 2022140917 A JP2022140917 A JP 2022140917A JP 2024036161 A JP2024036161 A JP 2024036161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
evse
power supply
power
power cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022140917A
Other languages
English (en)
Inventor
和也 土屋
Kazuya Tsuchiya
誠 覚知
Makoto Kakuchi
由里香 田中
Yurika Tanaka
大介 堤
Daisuke Tsutsumi
浩章 杉山
Hiroaki Sugiyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2022140917A priority Critical patent/JP2024036161A/ja
Publication of JP2024036161A publication Critical patent/JP2024036161A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】給電が完了した車両に電力ケーブルが接続されたままになることを抑制し、給電設備の稼働率向上を図る。【解決手段】給電設備(EVSE20)の制御装置が、電力ケーブルを介して当該給電設備に接続された第1車両(車両30a)に対する給電が完了すると、電力ケーブルを第1車両から取り外す許可を求める通知を、第1車両のユーザ端末(携帯端末50a)に対して行うこと(S11)と、第1車両のユーザ端末から許可の返信を受けると(S12にてYES)、第1車両から電力ケーブルを取り外すことが許可されたことを示す報知または通知を行うこと(S14)と、第1車両に対する給電の完了後に上記電力ケーブルが第2車両(車両30b)に接続されたことを検知すると、第2車両に対する給電を開始することとを実行するように構成される。【選択図】図3

Description

本開示は、車両に対して給電を行う給電設備の制御装置に関する。
車両用給電設備(以下、「EVSE(Electric Vehicle Supply Equipment)」と表記する)は、電動車(例えば、電気自動車)に搭載された蓄電装置の充電に用いられる。例えば、特開2013-106391号公報(特許文献1)には、充電ケーブル(電力ケーブル)を自動的に巻き取るケーブル巻取装置を備えるEVSEが開示されている。
特開2013-106391号公報
車両ユーザが給電設備を用いて充電を開始した後に車両を放置し、すでに充電が完了しているにもかかわらず給電設備の電力ケーブルがその車両に接続されたままになることがある。こうした行為は、給電設備の稼働率を低下させる。この点、上記特許文献1に記載される給電設備は、充電が完了した車両に接続された電力ケーブルを、ケーブル巻取装置によって回収することができる。しかし、こうしたケーブル巻取装置を給電設備に追加することは、大きなコスト上昇を招く。また、充電が完了した車両(第1車両)から取り外した電力ケーブルを自動的に他の車両(第2車両)に取り付けるための装置をさらに追加することは、さらに大きなコスト上昇を招く。
そこで、第1車両の次に給電設備を使用する第2車両のユーザまたは給電設備の近くにいる第三者が、給電(充電)が完了した第1車両から電力ケーブルを取り外すことが考えられる。しかし、第1車両のユーザが、自身の車両から無断で電力ケーブルが取り外されたことを不満に思い、電力ケーブルを取り外した人と第1車両のユーザとの間でトラブルになることが稀にある。給電(充電)完了後に自身の車両から無断で電力ケーブルが取り外されることを不満に思うユーザは少ないものの、少数でもそうしたユーザが存在することが、第1車両から電力ケーブルを取り外すことを第2車両のユーザや第三者に躊躇させる。このため、給電設備の管理者が、給電(充電)が完了した第1車両から電力ケーブルを取り外すことを単に推奨しても、第2車両のユーザや第三者が実行しないという実情がある。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、給電が完了した車両に電力ケーブルが接続されたままになることを抑制し、給電設備の稼働率向上を図ることである。
本開示の一形態に係る給電設備の制御装置が、電力ケーブルを介して当該給電設備に接続された第1車両に対する給電が完了すると、電力ケーブルを第1車両から取り外す許可を求める通知を、第1車両のユーザ端末に対して行うことと、第1車両のユーザ端末から許可の返信を受けると、第1車両から電力ケーブルを取り外すことが許可されたことを示す報知または通知を行うことと、第1車両に対する給電の完了後に上記電力ケーブルが第2車両に接続されたことを検知すると、第2車両に対する給電を開始することとを実行するように構成される。
上記給電設備の制御装置は、第1車両に対する給電が完了すると、第1車両のユーザに対して第1車両から電力ケーブルを取り外す許可を求める。そして、上記給電設備の制御装置は、第1車両のユーザからケーブル取り外しの許可が得られると、第1車両から電力ケーブルを取り外すことが許可されたことを示す報知または通知を行う。これにより、第1車両の次に給電設備を使用する第2車両のユーザ、または給電設備の近くにいる第三者が、安心して第1車両から電力ケーブルを取り外すことが可能になる。このため、給電が完了した車両(第1車両)に電力ケーブルが接続されたままになることが抑制される。また、上記給電設備の制御装置は、第1車両に対する給電の完了後に上記電力ケーブルが第2車両に接続されると、第2車両に対する給電を開始する。これにより、給電設備の稼働率向上が図られる。
他の観点に係る形態に従うと、電力ケーブルを介して給電設備に接続された第1車両に対する給電が完了すると、電力ケーブルを第1車両から取り外す許可を求める通知を、第1車両のユーザ端末に対して行うことと、第1車両のユーザ端末から許可の返信を受けると、第1車両から電力ケーブルを取り外すことが許可されたことを示す報知または通知を行うことと、第2車両に電力ケーブルが接続されたことを検知すると、第2車両に対する給電を開始することとをコンピュータに実行させるプログラムが提供される。ある形態においては、そのプログラムを記憶する記憶装置と、記憶装置に記憶されたプログラムを実行するプロセッサとを備えるコンピュータ装置が提供される。他の形態においては、上記プログラムを配信するコンピュータ装置が提供される。
上記第1車両のユーザ端末は、予め第1車両の識別情報に紐付けられて給電設備またはその管理サーバに登録された端末であってもよい。第1車両のユーザ端末は、第1車両のユーザによって携帯可能な携帯端末であってもよい。
第1車両および第2車両の各々は、電動車(以下、「xEV」とも称する)であってもよい。xEVは、蓄電装置を備え、電力を動力源の全てまたは一部として利用する車両である。xEVの例としては、BEV(電気自動車)、PHEV(プラグインハイブリッド車)、レンジエクステンダーEV、FCEV(燃料電池車)が挙げられる。
本開示によれば、給電が完了した車両に電力ケーブルが接続されたままになることを抑制し、給電設備の稼働率向上を図ることが可能になる。
本開示の実施の形態に係る給電システムの概要について説明するための図である。 図1に示した車両、EVSE(給電設備)、および携帯端末の構成について説明するための図である。 本開示の実施の形態に係る給電設備の制御方法を示す第1のフローチャートである。 本開示の実施の形態に係る給電設備の制御方法を示す第2のフローチャートである。 図3のS14および図4のS21の変形例を示す図である。
本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図中、同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、本開示の実施の形態に係る給電システムの概要について説明するための図である。図1を参照して、この実施の形態に係る給電システムは、施設100と駐車場200とを含む。この実施の形態では、施設100がショッピングモールの施設である。ただしこれに限られず、施設100の業態は任意である。施設100は、例えば、百貨店、スーパーマーケット、またはコンビニエンスストアであってもよい。駐車場200は、施設100の敷地内に位置し、施設100の客の利用に供される。ユーザU1~U4の各々は、施設100の客である。携帯端末50a、50b、50c、50dは、それぞれユーザU1、U2、U3、U4によって携帯される端末である。ユーザU1、U2は、それぞれ車両30a、30bのユーザ(例えば、所有者または管理者)である。携帯端末50a、50bは、それぞれ車両30a、30bのユーザ端末である。
施設100は、電力系統PGから電力の供給を受ける。電力系統PGは、電力網と発電設備と変電設備とを含む。電力網は送配電設備によって構築される。電力系統PGは、所定エリアに電力を供給する。施設100は、その所定エリア内に位置する。施設100の受電点にはスマートメータ180が設置されている。スマートメータ180は、電力系統PGと施設100との間でやり取りされる電力量を計測する。
施設100は、制御システム110と、電力設備120とをさらに備える。制御システム110は、例えば、サーバ(後述する図2に示すサーバ111)と、EMS(Energy Management System)とを含む。電力設備120は、例えば、PCS(Power Conditioning System)と、分電盤と、発電装置と、蓄電装置とを含む。PCSは、電力系統PGと発電装置と蓄電装置との少なくとも1つから当該PCSに入力される電力に電力変換処理(例えば、AC/DC変換と変圧と周波数変換との少なくとも1つの処理)を行い、分電盤に供給する。分電盤は、施設100内の各種機器と駐車場200の各種機器(EVSE20a,20bを含む)との各々に電力を供給する。また、PCSは、発電装置から当該PCSに入力される電力に電力変換処理を行い、蓄電装置へ出力する。発電装置が自然エネルギーを利用して発電(例えば、太陽光発電または風力発電)した余剰電力が蓄電装置に蓄えられてもよい。
駐車場200は、EVSE20a,20bと、複数の車両検知センサ230とを含む。また、駐車場200は、駐車枠P1~P4を有する。駐車枠P1~P4の各々には、車両検知センサ230が設けられている。駐車場200に設置されたEVSE20a,20bの各々は、対応する駐車枠に駐車中の車両に搭載された蓄電装置を充電可能に構成される。EVSE20aは、駐車枠P1と駐車枠P2との間に位置し、駐車枠P1に位置する車両(例えば、車両30b)と、駐車枠P2に位置する車両(例えば、車両30a)との両方に給電可能に構成される。EVSE20bは、駐車枠P3と駐車枠P4との間に位置し、駐車枠P3に位置する車両と、駐車枠P4に位置する車両との両方に給電可能に構成される。EVSE20a,20bのいずれかと電気的に接続された車両は、施設100のエネルギーマネジメントを実行することができる。なお、EVSEは、車両用給電設備(Electric Vehicle Supply Equipment)を意味する。
図2は、図1に示した車両、EVSE(給電設備)、および携帯端末の構成について説明するための図である。この実施の形態では、図1に示した携帯端末50a、50b、50c、50dが同じ構成を有するため、以下では、これらを区別しない場合は「携帯端末50」と称する。図1に示したEVSE20aおよび20bも互いに同じ構成を有するため、これらを区別しない場合は「EVSE20」と称する。図2に示される車両30は、EVSE20を利用可能に構成される車両の一例に相当する。図1に示した車両30a,30bの各々は、例えば、以下に説明する車両30と同様の構成を有する。
図1とともに図2を参照して、車両30は、バッテリ31と、インレット32と、HMI(Human Machine Interface)33と、通信装置34と、電子制御装置(以下、「ECU(Electronic Control Unit)」と表記する)35とを備える。
車両30は、バッテリ31に蓄えられた電力を用いて走行可能に構成される電動車(xEV)である。車両30は、内燃機関を備えないBEVであってもよいし、内燃機関を備えるPHEVであってもよい。バッテリ31としては、公知の車両用蓄電装置(例えば、液式二次電池、全固体二次電池、または組電池)を採用できる。車両用二次電池の例としては、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池が挙げられる。
ECU35は、例えばプロセッサおよび記憶装置を備えるコンピュータである。HMI33は、ECU35とユーザとの間でインターフェースとして機能する。HMI33は入力装置および表示装置を含む。HMI33は、タッチパネルディスプレイを含んでもよい。この実施の形態では、HMI33がナビゲーションシステムを含む。HMI33は、メータパネルとヘッドアップディスプレイとの少なくとも一方をさらに含んでもよい。HMI33は、音声入力を受け付けるスマートスピーカをさらに含んでもよい。
ECU35は通信装置34を通じて車両外部の装置と通信する。通信装置34は、無線通信を行うTCU(Telematics Control Unit)および/またはDCM(Data Communication Module)を含む。また、通信装置34は、携帯端末50と通信するための通信I/Fを含む。車両30(ECU35)と携帯端末50とは、互いに通信ネットワークNWを介して通信を行ってもよいし、直接的に通信してもよい。また、通信装置34は、EVSE20と有線通信を行うための通信I/Fを含む。
携帯端末50は、車両30に対応する端末であり、持ち運び可能に構成される。図2に示す携帯端末50は、図2に示す車両30のユーザ端末に相当する。ユーザ端末は、車両ごとに設定される。この実施の形態では、携帯端末50として、タッチパネルディスプレイおよびカメラを具備するスマートフォンを採用する。スマートフォンは、プロセッサおよび記憶装置を備えるコンピュータを内蔵する。記憶装置に記憶されているプログラムをプロセッサが実行することで、各種の処理が実行される。ただしこれに限られず、携帯端末50としては任意の携帯端末を採用可能である。例えば、ラップトップ、タブレット端末、携帯型ゲーム機、ウェアラブルデバイス(スマートウォッチ、スマートグラス、スマートグローブなど)、電子キーなども、携帯端末50として採用可能である。
携帯端末50は、通信ネットワークNWを介して、施設100の制御システム110に含まれるサーバ111と通信可能に構成される。サーバ111としては、プロセッサおよび記憶装置を備えるコンピュータを採用できる。通信ネットワークNWは、例えばインターネットと無線基地局とによって構築される広域ネットワークである。携帯端末50には、施設100が提供するサービスを利用するためのアプリケーションソフトウェア(以下、「モバイルアプリ」と称する)がインストールされている。モバイルアプリにより、携帯端末50の識別情報(端末ID)が、当該携帯端末50に対応する車両30の識別情報(車両ID)と紐付けられてサーバ111に登録される。携帯端末50は、モバイルアプリを通じて、サーバ111と情報のやり取りを行うことができる。例えば、サーバ111はモバイルアプリを通じて携帯端末50にクーポン情報を提供してもよい。サーバ111は、複数の端末に関する情報(ユーザ情報、ポイント情報など)を端末IDで区別して管理する。
図1に示した駐車枠P1~P4の各々の車両検知センサ230による検出結果は、サーバ111へ出力される。サーバ111は、これらの検出結果に基づいて、駐車枠P1~P4の各々について駐車の有無を把握できる。例えば、図1に示す状態では、駐車枠P1、P2に、それぞれ車両30b、30aが駐車中であり、駐車枠P3,P4の各々は空き状態である。各車両検知センサ230は、地面に埋設するタイプのセンサ(例えば、ループコイル)であってもよいし、非埋設式のセンサ(例えば、エリアセンサ)であってもよい。また、車両検知センサの代わりに、監視カメラまたは3D-LiDAR駐車管理システムによって、駐車場200の各駐車枠の状態(駐車/空き)が検出されてもよい。
EVSE20の本体は、制御部201および回路部202を内蔵する。制御部201は通信ネットワークNWを介してサーバ111と通信する。制御部201はサーバ111を介して携帯端末50と通信可能に構成される。サーバ111は、EVSE20の管理サーバに相当する。制御部201は回路部202を制御する。制御部201は、プロセッサ211と、RAM(Random Access Memory)212と、記憶装置213とを含む。回路部202は、車両30に対する給電(バッテリ31の充電)のための回路を含む。
EVSE20の制御部201においては、記憶装置213に記憶されているプログラムをプロセッサ211が実行することで、後述する図3および図4に示す制御が実行される。ただし、この制御に係る各種処理は、ソフトウェアによる実行に限られず、専用のハードウェア(電子回路)で実行することも可能である。制御部201は、サーバ111からの指令に従って回路部202を制御してもよい。
また、EVSE20は、タッチパネルディスプレイ(以下、「TPD」と表記する)203および電力ケーブル204をさらに備える。EVSEの電力ケーブルは、一般に「充電ケーブル」とも称される。電力ケーブル204は、先端にコネクタ205(プラグ)を有する。コネクタ205は、車両30が備えるインレット32の充電口(端子面)に着脱可能に構成される。
インレット32は、充電口と、充電リッドと、リッド開閉装置と、コネクタロック装置とを含む。充電口は、電力ケーブル204のコネクタ205が接続される部位であり、充電リッドが開いた状態で使用される。リッド開閉装置は、充電リッドの開状態と閉状態とを切り替えるように構成される。充電リッドが閉状態のときには、充電口が露出せず、充電リッドが開状態になると、充電口が露出する。コネクタロック装置は、充電口に接続されたコネクタ205のロック状態とアンロック状態とを切り替えるように構成される。ロック状態は、充電口からのコネクタ205の取外しが規制された状態である。アンロック状態は、充電口からのコネクタ205の取外しが許容された状態である。
EVSE20は、例えば、以下に説明する手順で車両30のユーザに利用される。
まず、ユーザは、EVSE20に対応する駐車枠内に車両30を駐車する。続けて、ユーザは、HMI33(車両30の車載端末)または携帯端末50(車両30のユーザ端末)に対してリッドオープン要求を入力する。そして、ユーザからHMI33または携帯端末50を経由してリッドオープン要求を受けたECU35は、充電リッドが開状態になるようにリッド開閉装置を制御する。
上記のように充電リッドが開いた状態で、ユーザは、充電口にコネクタ205を接続する。EVSE20の本体につながる電力ケーブル204のコネクタ205が駐車状態の車両30の充電口に接続されることで、車両30はEVSE20と電気的に接続された状態(以下、「プラグイン状態」とも称する)になる。そして、車両30がプラグイン状態になると、コネクタ205がロック状態になるようにECU35がコネクタロック装置を制御する。EVSE20は、コネクタ205の状態(プラグイン状態/プラグアウト状態)を検出する接続検出回路(図示せず)を備える。接続検出回路は、コネクタ205の状態を制御部201へ出力する。なお、プラグアウト状態は、車両30がEVSE20と電気的に接続されていない状態である。
この実施の形態では、携帯端末50(モバイルアプリ)を通じてEVSE20に対して認証を行ったユーザにのみ、EVSE20の使用が許可される。例えば、ユーザが、モバイルアプリにより発行されたコード(例えば、バーコードまたは二次元コード)を表示する携帯端末50をEVSE20のリーダ(図示せず)にかざし、EVSE20のリーダがそのコードを読み取ったときに認証が成功してもよい。ただしこれに限られず、認証の方法は任意である。EVSE20と携帯端末50との間の無線通信により認証が行われてもよい。上記のようなプラグイン状態で、認証に成功したユーザが、EVSE20(TPD203)、車両30(HMI33)、または携帯端末50に対して給電開始要求を入力すると、EVSE20が車両30に対して給電を開始する。この実施の形態では、給電開始前の上記認証により、携帯端末50の識別情報(端末ID)がEVSE20に入力される。そして、EVSE20(制御部201)は、その端末IDを当該EVSE20の識別情報とともにサーバ111へ送信する。サーバ111は、EVSE20から受信した端末IDに基づいて、EVSE20を使用中のユーザを特定できる。EVSE20が使用されている期間においては、EVSE20に関する情報がEVSE20からサーバ111へ逐次送信される。
制御部201は、回路部202に含まれるセンサ(図示せず)から、EVSE20の稼働状況(例えば、EVSE20から車両30に供給される充電電力)を示す情報を取得する。プラグイン状態においては、EVSE20の制御部201と車両30のECU35とが、電力ケーブル204内の通信線を介して有線通信を行う。EVSE20においては、回路部202が、制御部201からの指令に従ってバッテリ31の充電を実行する。制御部201は、バッテリ31の充電中において、ECU35からバッテリ31の状態(例えば、温度、電流、電圧、およびSOC)を受信しつつ、充電電力を目標値に近づけるように回路部202を制御する。なお、SOC(State Of Charge)は、蓄電残量を示し、例えば満充電状態の蓄電量に対する現在の蓄電量の割合を0~100%で表わしたものである。
バッテリ31の充電が完了すると、EVSE20の制御部201は、車両30に対する給電を停止する。例えば、バッテリ31のSOCが所定SOC値(例えば、満充電を示すSOC値)以上になると、バッテリ31の充電(車両30に対する給電)は完了する。そして、給電停止後に、給電を受けた車両30のユーザが、車両30に対応するHMI33または携帯端末50に対してロック解除要求を入力すると、コネクタ205がアンロック状態になるようにECU35がコネクタロック装置を制御する。また、車両30のユーザから許可を受けたEVSE20の制御部201が、ロック解除要求を車両30に送信した場合にも、ECU35は、コネクタロック装置によりコネクタ205をアンロック状態にする。
ところで、車両30のユーザがEVSE20(給電設備)を用いて充電を開始した後に車両30を放置し、すでに充電が完了しているにもかかわらずEVSE20の電力ケーブル204が車両30に接続されたままになることがある。こうした行為は、EVSE20の稼働率を低下させる。充電が完了した車両30から電力ケーブル204を取り外すことを、EVSE20の近くにいる第三者に依頼することも考えられるが、充電が完了した車両30のユーザが、無断で電力ケーブル204が取り外されたことを不満に思い、電力ケーブル204を取り外した人と、電力ケーブル204が取り外された車両30のユーザとの間でトラブルになることが稀にある。充電完了後に無断で電力ケーブル204が取り外されることを不満に思うユーザは少ないものの、少数でもそうしたユーザが存在することが、車両30から電力ケーブル204を取り外すことを第三者に躊躇させる。このため、EVSE20の管理者が、充電が完了した車両30から電力ケーブル204を取り外すことを単に推奨しても、第三者が実行しないという実情がある。
例えば、図1に示した状態では、EVSE20aに対応する第1駐車枠(駐車枠P2)内に駐車された車両30a(第1車両)が電力ケーブル204を介してEVSE20aに接続されている。そして、車両30aのユーザU1は、EVSE20aによって車両30aに対する給電(バッテリ31の充電)を開始した後、給電(充電)が完了する前に施設100内に入り、施設100内で例えば買い物を楽しんでいる。また、図1に示す例では、EVSE20aから車両30aへの給電中に、車両30b(第2車両)のユーザU2が、EVSE20aに対応する第2駐車枠(駐車枠P1)内に車両30bを駐車する。このとき、EVSE20aのTPD203は、例えば図2に示す画面Sc51を表示する。
画面Sc51は、EVSE20aが給電を実行している最中(充電中)であることを表示し、充電に関する情報(例えば、充電されているバッテリ31のSOCおよび充電完了予定時刻)を併せて表示する。さらに、画面Sc51は、次の充電の予約を受け付ける操作部M51を含む。そして、ユーザU2によって操作部M51が操作されると、EVSE20aのTPD203は、ユーザU2に認証を求める。そして、EVSE20aと携帯端末50b(車両30bのユーザ端末)との間での認証が成功すると、EVSE20aのTPD203が、例えば図2に示す画面Sc52を表示する。画面Sc52は、EVSE20aに対応する第1駐車枠(右側)および第2駐車枠(左側)の各々の状態(充電中/充電待ち)を表示し、充電待ちの駐車枠(左側)を指定してその駐車枠に対する給電をEVSE20aに予約するか否かの入力をユーザU2に促す。画面Sc52は、承諾の入力を受け付ける操作部M52と、拒否の入力を受け付ける操作部M53とを含む。ユーザU2によって操作部M52が操作されると、指定された駐車枠(例えば、左側の駐車枠P1)に対する給電が、次の充電としてEVSE20aに予約される。他方、ユーザU2によって操作部M53が操作されると、次の充電が予約されることなくTPD203が再び画面Sc51を表示する。
図1に示す例では、ユーザU2が、EVSE20aのTPD203を操作することにより、駐車枠P1に対する給電(すなわち、車両30bに対する給電)を、次の充電としてEVSE20aに予約する。その後、ユーザU2は、予約された給電(充電)が開始される前に施設100内に入る。このようにEVSE20aに次の充電が予約された状態で、車両30aに対する給電(充電)が完了すると、EVSE20aの制御部201は、車両30aに対する給電の停止後かつ車両30aのコネクタロック解除前に、以下に説明する図3に示す一連の処理を実行する。こうした処理により、EVSE20aの稼働率向上が図られる。
図3は、この実施の形態に係る給電設備の制御方法を示す第1のフローチャートである。このフローチャートに示される一連の処理は、例えば図1に示した状態で車両30aに対する給電(充電)が完了すると、EVSE20aの制御部201によって実行される。フローチャート中の「S」は、ステップを意味する。
図1,図2とともに図3を参照して、S11では、EVSE20aが、EVSE20aの電力ケーブル204を車両30a(第1車両)から取り外す許可を求める通知を、施設100内の携帯端末50a(車両30aのユーザ端末)に対して行う。そして、この通知を受けた携帯端末50aは、例えば図3に示す画面Sc1を表示する。画面Sc1は、車両30aについての給電(充電)が完了したことを報知するとともに、EVSE20aの電力ケーブル204を車両30aから取り外す許可を求めるメッセージを表示する。また、画面Sc1は、許可の入力を受け付ける操作部M11と、不許可の入力を受け付ける操作部M12とを含む。携帯端末50aは、ユーザU1からの入力に応じた返信をEVSE20aに対して行う。
EVSE20aは、上記S11の処理後、S12において、携帯端末50aから許可の返信を受けたか否かを判断する。ユーザU1によって操作部M11が操作された場合には、S12においてYESと判断される。また、ユーザU1によって操作部M12が操作された場合には、S12においてNOと判断される。詳細は後述するが、ユーザU1は、画面Sc1において操作部M11を操作することで、ケーブル取外しを他人(ユーザU1以外の人)に任せることができる。
EVSE20aが許可の返信を受けた場合には(S12にてYES)、EVSE20aが、S13において、車両30aのコネクタロックを解除する。具体的には、携帯端末50aから許可の返信を受けたEVSE20aの制御部201が、その返信によって発行された許可の証明を含むロック解除要求を車両30aに送信する。これにより、車両30aのECU35が、コネクタロック装置により、充電口に接続されたコネクタ205をアンロック状態にする。
続けて、EVSE20aは、S14において、車両30aから電力ケーブル204を取り外すことが許可されたことを示す報知を行う。具体的には、EVSE20aにおいて、TPD203が画面Sc3を表示するように、制御部201がTPD203を制御する。画面Sc3は、給電(充電)が完了した車両30aの位置を表示するとともに、車両30aから電力ケーブル204を取り外すことをユーザU1が許可したことを表示する。さらに、画面Sc3は、車両30aから電力ケーブル204を取り外すことを促すメッセージを表示する。続けて、EVSE20aは、S15において、車両30aから電力ケーブル204が取り外されたか否かを判断する。車両30aに電力ケーブル204が接続されている間は、S15においてNOと判断され、画面Sc3の表示(S14)が継続的に実行される。他方、EVSE20aの近くの人(例えば、図1に示すユーザU3またはU4)が、画面Sc3の表示に気づいて、車両30aから電力ケーブル204を取り外すと、S15においてYESと判断され、処理がS16に進む。なお、EVSE20aは、S14において、前述の表示に加えて、音を鳴らす処理(例えば、アラーム処理)を実行してもよい。こうすることで、周囲の人が気づきやすくなる。
上記S11の後、EVSE20aが不許可の返信を受けた場合には(S12にてNO)、EVSE20aが、S17において、車両30aから電力ケーブル204を取り外すことをユーザU1に要求する通知を、携帯端末50aに対して行う。この通知を受けた携帯端末50aは、例えば図3に示す画面Sc2を表示する。画面Sc2は、EVSE20aの電力ケーブル204を車両30aから取り外すことを要求するメッセージを表示する。続けて、EVSE20aは、S18において、車両30aから電力ケーブル204が取り外されたか否かを判断する。車両30aに電力ケーブル204が接続されている間は、S18においてNOと判断され、S17の通知(および、この通知に応じた画面Sc2の表示)が継続的に実行される。そして、ユーザU1が車両30aから電力ケーブル204を取り外すと、S18においてYESと判断され、処理がS16に進む。
S16では、EVSE20aが車両30b(第2車両)の充電リッドを開く。具体的には、EVSE20aが、車両30bの充電リッドを開くことの承諾をユーザU2に求める通知を、施設100内の携帯端末50b(車両30bのユーザ端末)に対して行う。そして、ユーザU2が、携帯端末50b(モバイルアプリ)に対して承諾の入力を行うと、携帯端末50bから車両30bへリッドオープン要求が送信される。これにより、リッドオープン要求を受けた車両30bのECU35が、車両30bの充電リッドが開状態になるようにリッド開閉装置を制御する。携帯端末50bに対して上記承諾の入力が行われると、EVSE20aの制御部201は、図3に示す一連の処理を終了し、処理を図4のフローチャートに移行させる。すなわち、処理は図4のS21に進む。
図4は、この実施の形態に係る給電設備の制御方法を示す第2のフローチャートである。このフローチャートに示される一連の処理も、図3のフローチャートと同様、EVSE20aの制御部201によって実行される。
図1,図2とともに図4を参照して、EVSE20aは、S21において、車両30bにEVSE20aの電力ケーブル204を接続することを促す報知を行う。具体的には、EVSE20aにおいて、TPD203が画面Sc4を表示するように、制御部201がTPD203を制御する。画面Sc4は、次の充電が予約された車両30bの駐車位置を表示するとともに、車両30bにEVSE20aの電力ケーブル204を接続することを促すメッセージを表示する。続けて、EVSE20aは、S22において、車両30bにEVSE20aの電力ケーブル204が接続されたか否かを判断する。車両30bに電力ケーブル204が接続されていない間は、S22においてNOと判断され、画面Sc4の表示(S21)が継続的に実行される。他方、EVSE20aの近くの人(例えば、図1に示すユーザU3またはU4)が、画面Sc4の表示に応じて、車両30bの充電口にEVSE20aの電力ケーブル204のコネクタ205を接続すると、車両30bがプラグイン状態になる。そして、接続されたコネクタ205がロック状態になるように車両30bのECU35がコネクタロック装置を制御する。これにより、S22においてYESと判断され、処理がS23に進む。なお、EVSE20aは、S21において、前述の表示に加えて、音を鳴らす処理(例えば、アラーム処理)を実行してもよい。こうすることで、周囲の人が気づきやすくなる。
EVSE20aは、車両30bに電力ケーブル204が接続されたことを検知すると(S22にてYES)、S23において、車両30bに対する給電を開始する。なお、給電開始後から給電停止までの処理は既述である。
給電開始後、EVSE20aは、S24において、車両30bに電力ケーブル204を接続した人にインセンティブを付与するための処理を実行する。この実施の形態では、EVSE20aが、車両30bに電力ケーブル204を接続した人を特定するための処理を実行する。具体的には、EVSE20aにおいて、TPD203が画面Sc5を表示するように、制御部201がTPD203を制御する。
画面Sc5は、コードM20を表示するとともに、モバイルアプリを起動した携帯端末50によってコードM20を読み取ることを促すメッセージを表示する。そして、モバイルアプリを起動した携帯端末50のカメラがコードM20を読み取ると、モバイルアプリによって、コードM20を読み取った携帯端末50の識別情報(端末ID)がサーバ111に送信される。サーバ111は、その端末IDに対応するユーザに、電力ケーブル204を車両30bに接続したことに対するインセンティブ(例えば、ポイント)を付与する。サーバ111は、登録されたユーザ(端末)ごとのインセンティブを管理する。ポイントは、仮想通貨のように扱われてもよいし、換金可能であってもよい。また、ポイントを品物または権利(例えば、ポイント数に見合ったサービスを受けられる権利)に変換できるようにしてもよい。
S24の処理が実行されると、図4に示す一連の処理は終了する。その後、EVSE20aのTPD203は、図2に示した画面Sc51を再び表示してもよい。ただし、表示される内容は、車両30aに対する給電に関する内容ではなく、車両30bに対する給電に関する内容になる。なお、TPD203が画面Sc5を表示してから所定時間(例えば、10分)経過してもコードM20が読み取られなかった場合には、EVSE20aは、インセンティブを付与することなく、図4に示す一連の処理を終了してもよい。また、車両30bに電力ケーブル204を接続した人を特定するための処理は上記に限られず、任意の特定方法を採用可能である。例えば、EVSE20と携帯端末50との間の通信により、接続した人の特定が行われてもよい。
以上説明したように、この実施の形態に係るEVSE20の制御装置(制御部201)は、図3および図4に示した一連の処理を実行する。具体的には、制御部201は、電力ケーブル204を介してEVSE20に接続された第1車両(車両30a)に対する給電が完了すると、電力ケーブル204を第1車両から取り外す許可を求める通知を、第1車両のユーザ端末(携帯端末50a)に対して行うこと(図3のS11)と、第1車両のユーザ端末から許可の返信を受けると(図3のS12にてYES)、第1車両から電力ケーブル204を取り外すことが許可されたことを示す報知を行うこと(図3のS14)と、第1車両に対する給電の完了後に電力ケーブル204が第2車両(車両30b)に接続されたことを検知すると(図4のS22にてYES)、第2車両に対する給電を開始すること(図4のS23)とを実行するように構成される。こうした構成では、上記の報知(図3のS14)により、EVSE20の近くにいる第三者が、安心して第1車両から電力ケーブル204を取り外すことが可能になる。このため、給電が完了した第1車両に電力ケーブル204が接続されたままになることが抑制される。また、EVSE20の制御装置(制御部201)は、第1車両に対する給電の完了後に電力ケーブル204が第2車両に接続されると、第2車両に対する給電を開始する。これにより、EVSE20の稼働率向上が図られる。
図3および図4に示した一連の処理は適宜変更されてもよい。例えば一部の処理(例えば、S24)を除いてもよい。また、上記実施の形態では、EVSE20の制御装置(制御部201)が、図3のS14において、第1車両から電力ケーブル204を取り外すことが許可されたことを示す報知を行う。しかしこれに限られず、こうした報知に加えてまたは代えて通知が行われるように、図3のS14が変更されてもよい。また、図4のS21も、前述の報知に加えてまたは代えて通知が行われるように変更されてもよい。
図5は、図3のS14および図4のS21の変形例を示す図である。図5に示す処理では、S14,S21の代わりにS14A,S21Aが採用されている。図1,図2とともに図5を参照して、S14Aでは、EVSE20aの制御部201が、サーバ111に登録された携帯端末50に対して、第1車両(例えば、車両30a)から電力ケーブル204を取り外すことが第1車両のユーザによって許可されたことを示す通知を行う。EVSE20aの制御部201は、サーバ111に登録された全ての携帯端末50に対して上記通知を行ってもよいし、サーバ111に登録された携帯端末50のうち施設100の敷地内に存在する携帯端末50(例えば、図1に示した携帯端末50a,50b,50c,50dを含む)に対して上記通知を行ってもよいし、サーバ111に登録された携帯端末50のうちEVSE20aの近傍に存在する携帯端末50(例えば、図1に示した携帯端末50c,50dを含む)に対して上記通知を行ってもよい。上記通知(S14A)を受けた携帯端末50は、例えば図5に示す画面Sc11を表示する。画面Sc11は、給電(充電)が完了した第1車両の位置を表示するとともに、第1車両から電力ケーブル204を取り外すことをユーザU1が許可したことを表示する。さらに、画面Sc11は、第1車両から電力ケーブル204を取り外すことを促すメッセージを表示する。
S21Aでは、EVSE20aの制御部201が、サーバ111に登録された携帯端末50に対して、第2車両(例えば、車両30b)にEVSE20aの電力ケーブル204を接続することを促す通知を行う。EVSE20aの制御部201は、サーバ111に登録された全ての携帯端末50に対して上記通知を行ってもよいし、サーバ111に登録された携帯端末50のうち施設100の敷地内に存在する携帯端末50に対して上記通知を行ってもよいし、サーバ111に登録された携帯端末50のうちEVSE20aの近傍に存在する携帯端末50に対して上記通知を行ってもよい。上記通知(S21A)を受けた携帯端末50は、例えば図5に示す画面Sc12を表示する。画面Sc12は、次の充電が予約された第2車両の駐車位置を表示するとともに、第2車両にEVSE20aの電力ケーブル204を接続することを促すメッセージを表示する。
上記S14Aの通知により、第1車両の次にEVSE20を使用する第2車両のユーザ、またはEVSE20の近くにいる第三者が、安心して第1車両から電力ケーブル204を取り外すことが可能になる。また、S21Aの通知によって、第1車両の次にEVSE20を使用する第2車両に電力ケーブル204を接続することを促すことができる。
施設、駐車場、給電設備、および車両の各々の構成は、図1および図2に示した構成に限られず、適宜変更可能である。例えば、1つの給電設備が3つ以上の駐車枠に給電可能であってもよい。給電設備は、長い電力ケーブルを収容する収容部を有してもよい。給電設備の電力ケーブルは伸縮機構を有してもよい。上記実施の形態では給電設備の本体の位置が固定されているが、給電設備の本体は、移動可能に構成されてもよく、複数の駐車枠の各々に移動してもよい。移動方式はスライド式であってもよい。上記実施の形態では、給電設備が1本の電力ケーブルのみを備えるが、給電設備は複数本の電力ケーブルを備えてもよい。また、サーバ111が、EVSE20の制御装置として機能してもよい。
上記の各種変形例は任意に組み合わせて実施されてもよい。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
20,20a,20b EVSE、30,30a,30b 車両、31 バッテリ、32 インレット、33 HMI、35 ECU、50,50a,50b,50c,50d 携帯端末、100 施設、111 サーバ、200 駐車場、201 制御部、202 回路部、203 TPD、204 電力ケーブル、205 コネクタ、211 プロセッサ、212 RAM、213 記憶装置、P1~P4 駐車枠、PG 電力系統、U1,U2,U3,U4 ユーザ。

Claims (1)

  1. 給電設備を制御する制御装置であって、
    前記制御装置は、
    電力ケーブルを介して前記給電設備に接続された第1車両に対する給電が完了すると、前記電力ケーブルを前記第1車両から取り外す許可を求める通知を、前記第1車両のユーザ端末に対して行うことと、
    前記第1車両の前記ユーザ端末から許可の返信を受けると、前記第1車両から前記電力ケーブルを取り外すことが許可されたことを示す報知または通知を行うことと、
    前記第1車両に対する給電の完了後に前記電力ケーブルが第2車両に接続されたことを検知すると、前記第2車両に対する給電を開始することと、
    を実行するように構成される、給電設備の制御装置。
JP2022140917A 2022-09-05 2022-09-05 給電設備の制御装置 Pending JP2024036161A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022140917A JP2024036161A (ja) 2022-09-05 2022-09-05 給電設備の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022140917A JP2024036161A (ja) 2022-09-05 2022-09-05 給電設備の制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2024036161A true JP2024036161A (ja) 2024-03-15

Family

ID=90198265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022140917A Pending JP2024036161A (ja) 2022-09-05 2022-09-05 給電設備の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2024036161A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3492308B1 (en) System and method of authorizing off-line electric vehicle charging station
CN105119328B (zh) 数码便利充电***
TWI549397B (zh) A power supply apparatus and a method, a power supply system, and a program
US20130151293A1 (en) Reservation system for electric vehicle charging stations and method of using the same
EP2500209A2 (en) System and method for use in charging an electrically powered vehicle
US11535115B2 (en) Electric vehicle capable of providing power to another vehicle, method for controlling the same, and system
CN112311041A (zh) 共享电池***和控制电池的方法及移动共享服务***
US20190322188A1 (en) Smart electric vehicle parking and charging station
JP2010213497A (ja) 給電装置、および給電方法
JP2016059189A (ja) 充電制御システムおよび充電制御方法
CN103518308A (zh) 供电设备、方法以及程序
CN103518218A (zh) 供电设备、方法以及程序
JP2018045304A (ja) 給電システム
WO2012012023A1 (en) Reservation system for electric vehicle charging stations and method of using the same
JP2021125940A (ja) 車両制御装置
KR20230107775A (ko) 사용자 단말을 통해 차량용 배터리의 정품인증을 수행하는시스템 및 그 방법
KR101193603B1 (ko) 공공주택에서의 전기차 충전방법 및 시스템
JP2013027249A (ja) 携帯端末、携帯端末充電システム、携帯端末充電方法、及びプログラム
JP2014017949A (ja) 電力管理装置、電力供給装置、電力供給システム、電力管理方法および電力供給方法
JP2022177608A (ja) 分岐装置及びシステム
CN110517409B (zh) 管理服务器、信息处理方法以及信息处理***
JP2024036161A (ja) 給電設備の制御装置
CN107862769B (zh) 信息处理方法、电子设备及计算机存储介质
US20190355071A1 (en) Management server, information processing method, and information processing system
US20240029564A1 (en) Parking lot management method, storage medium, and computer device