JP2024030584A - カーボンナノチューブ分散体 - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な分散性を有する新規なカーボンナノチューブ分散体を提供する。【解決手段】本発明のカーボンナノチューブ分散体は、カーボンナノチューブと、溶媒と、ポリビニルアセタールとを少なくとも含み、前記ポリビニルアセタールの、ATR法により得たFT-IRスペクトルにおける、1650cm―1におけるピークの強度に対する2950cm-1におけるピークの強度の比が、50以上であり、かつ前記ポリビニルアセタールの、ゲル透過クロマトグラフィーにより測定した質量平均分子量が、100,000以下である、カーボンナノチューブ分散体である。【選択図】なし

Description

本発明は、カーボンナノチューブ分散体、特にリチウムイオン二次電池などの電極に用いられる正極電極用分散体のためのカーボンナノチューブ分散体に関する。
近年、電子機器、環境面に配慮したモビリティーなどの普及に伴い、リチウムイオン電池市場が注目されている。リチウムイオン電池は、リチウムイオンを可逆的に出入りさせる活物質を含有する負極、正極と、それらを浸漬する非水系電解質とを備えており、正極は、活物質、導電材及びバインダーからなる電極スラリーを、アルミ箔などの集電板に塗工することにより製造されている。
例えば、特許文献1には、分散性が向上したカーボンナノチューブ分散体、前記カーボンナノチューブ分散体の製造方法、前記カーボンナノチューブ分散体を用いて電極スラリー及び電極を製造する方法と、前記方法により製造された電極及びこれを含む電池に関する発明が開示されている。
また、特許文献2には、特定のカーボンナノチューブを用いることによって、導電性の高い電極膜を得るためのカーボンナノチューブ分散体およびカーボンナノチューブ樹脂組成物が開示されている。
また、特許文献3には、特定のカーボンナノチューブとビニルアルコール骨格含有樹脂を用いることによって、密着性および導電性の高い電極膜を得るためのカーボンナノチューブ分散体およびカーボンナノチューブ樹脂組成物が開示されている。
特許第6765685号公報 特許2020-01960号公報 特許2020-11873号公報
しかしながら、何れのカーボンナノチューブ分散体及び電極用分散体も、依然として粘度が高いため、カーボンナノチューブ分散体及び電極用分散体の製造工程における歩留りが十分ではないこと、液送時の圧力損失が大きいために固形分を上げることができないことがあった。
また、塗工機の配管内や塗工部における流動性が依然として十分ではないため、集電箔へ電極用分散体を塗工する際の不具合により電極に欠陥が発生し、その結果、十分な電極の歩留りが得られないことがあった。
また、これら従来技術は、カーボンナノチューブの分散が依然として不十分であるため、カーボンナノチューブ分散体を用いた電極の抵抗値を十分に下げられるものではなく、カーボンナノチューブの特性を十分に発揮した出力特性やサイクル特性を有するものではなかった。
そこで、本発明は、良好な分散性を有する新規なカーボンナノチューブ分散体を提供する。
本発明者らは、鋭意検討したところ、以下の手段により上記課題を解決できることを見出して、本発明を完成させた。すなわち、本発明は、下記のとおりである:
〈態様1〉カーボンナノチューブと、溶媒と、下記式(I)で表されるポリビニルアセタールを少なくとも含み、
前記ポリビニルアセタールの、ATR法により得たFT-IRスペクトルにおける、1650cm―1におけるピークの強度に対する2950cm-1におけるピークの強度の比が、50以上であり、かつ
前記ポリビニルアセタールの、ゲル透過クロマトグラフィーにより測定した質量平均分子量が、100,000以下である、
カーボンナノチューブ分散体。
Figure 2024030584000001
(式中、l、m及びnは正の整数であり、Rは、炭素数1~20のアルキル基である。)
〈態様2〉前記ポリビニルアセタールの10質量%NMP溶液の320nmにおける吸光度が0.50以上である、態様1に記載のカーボンナノチューブ分散体。
〈態様3〉前記ポリビニルアセタールの10質量%NMP溶液の剪断速度76.6/sにおける粘度が21.0mPa・s以上、31.0mPa・s以下である、態様1又は2に記載のカーボンナノチューブ分散体。
〈態様4〉前記ポリビニルアセタールの、ゲル浸透クロマトグラフィーにより測定した質量平均分子量が、30,000~50,000である、態様1~3のいずれか一項に記載のカーボンナノチューブ分散体。
〈態様5〉態様1~4のいずれか一項に記載のカーボンナノチューブ分散体、及び正極活物質を含有しており、かつ
前記正極活物質100質量部に対する前記カーボンナノチューブの質量が、0.1~6.0質量部である、
正極電極用分散体。
本発明によれば、良好な分散性を有する新規なカーボンナノチューブ分散体を提供することができる。
《カーボンナノチューブ分散体》
本発明のカーボンナノチューブ分散体は、
カーボンナノチューブと、溶媒と、下記式(I)で表されるポリビニルアセタールとを少なくとも含み、
前記ポリビニルアセタールの、全反射測定法(ATR法)により得たFT-IR(フーリエ変換赤外線分光法)スペクトルにおける、1650cm―1におけるピークの強度に対する2950cm-1におけるピークの強度の比が、50以上であり、かつ
前記ポリビニルアセタールの、ゲル透過クロマトグラフィーにより測定した質量平均分子量が、100,000以下である、
カーボンナノチューブ分散体である。
Figure 2024030584000002
(式中、l、m及びnは正の整数であり、Rは、炭素数1~20のアルキル基である。)
上記の構成によれば、良好な分散性を有するカーボンナノチューブ分散体を得ることができる。
なお、本明細書において、「2950cm-1付近におけるピーク」とは、2950cm-1の前後200cm-1、前後150cm-1、前後100cm-1、前後50cm-1、又は前後30cm-1の領域のピークのうち最大のものを意味している。「3400cm-1付近におけるピーク」及び「1650cm-1付近におけるピーク」についても、これと同様に解釈されるべきである。
また、本発明において、ATR法は、クリスタルとしてダイヤモンドを用い、測定前に露点温度マイナス30℃の環境で3日間乾燥させた試料を用いて行ったものである。
以下では、本発明の各構成要素について説明する。
〈カーボンナノチューブ〉
カーボンナノチューブとしては、公知のカーボンナノチューブを用いることができる。
カーボンナノチューブの平均粒子径は、100nm以上、200nm以上、300nm以上、500nm以上、700nm以上、1μm以上、2μm以上、又は3μm以上であることができ、また20μm以下、15μm以下、10μm以下、又は7μm以下であることができる。ここで、本明細書において採用される平均粒子径は、対象となる炭素粒子の大きさによって適宜選択され、概ね1μm未満の粒子の場合は、動的光散乱法により測定した散乱強度分布によるヒストグラム平均粒子径(D50)の値であり、1μm以上の粒子の場合は、レーザー回折法において体積基準により算出されたメジアン径(D50)の値である。動的光散乱法による測定は、例えばDelsaMax CORE(ベックマン・コールター社)を用いて行うことができる。レーザー回折法による測定は、例えば粒度分布測定装置 MT3300II(マイクロトラック・ベル株式会社)を用いて行うことができる。このカーボンナノチューブの平均粒子径は、カーボンナノチューブの単繊維同士が束や毬状になった二次粒子を指し、任意の溶液に懸濁させて測定することができる。
二次電池正極電極用非水系スラリーにおけるカーボンナノチューブの含有率は、二次電池正極電極用非水系スラリーの全質量を基準として、0.1質量%以上、0.3質量%以上、0.5質量%以上、又は0.6質量%以上であってよく、また10.0質量%以下、8.0質量%以下、5.0質量%以下、3.0質量%以下、2.5質量%以下、2.0質量%以下、1.5質量%以下、1.0質量%以下、又は0.8質量%以下であってよい。
〈溶媒〉
溶媒としては、随意の有機溶媒を用いることができ、例えばプロトン性極性溶媒、非プロトン性極性溶媒を用いることができる。これらの溶剤は、単独で用いてもよく、又は組み合わせて用いてもよい。
プロトン性極性液体媒体は、概して酸性水素を含む溶媒である。プロトン性極性液体媒体としては、例えばフェノール系液体媒体、単価アルコール系液体媒体、多価アルコール系液体媒体等を用いることができる。
フェノール系液体媒体としては、例えばクレゾール類等を用いることができる。
単価アルコール系液体媒体としては、エタノール、n-プロパノール、イソプロパノール、n-ブタノール、イソブタノール、tert-ブチルアルコール、1-ペンタノール、イソアミルアルコール、sec-アミルアルコール、3-ペンタノール、tert-アミルアルコール、n-ヘキサノール等を用いることができる。
多価アルコール系液体媒体としては、例えばプロピレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ジグリム、分子量600以下のポリエチレングリコール等のグリコール系液体媒体、及びグリセリン等を用いることができる。
非プロトン性極性液体媒体は、概して酸性水素を含まない溶媒である。非プロトン性極性液体媒体としては、例えばN,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、N-メチル-2-ピロリドン等を用いることができ、中でも、N-メチル-2-ピロリドンを用いることが、ポリビニルアセタールとの親和性の観点から好ましい。
〈ポリビニルアセタール〉
本発明のカーボンナノチューブ分散体におけるポリビニルアセタールは、以下の式で構成されている。
Figure 2024030584000003
(式中、l、m及びnは正の整数であり、Rは、炭素数1~20のアルキル基である。)
本発明におけるポリビニルアセタールの、FT-IRにより測定した、1650cm―1におけるピークの強度に対する2950cm-1におけるピークの強度の比は、50以上である。この比は、50以上、55以上、60以上、65以上、70以上、75以上、80以上、85以上、90以上、95以上、又は100以上であってよい。
理論に拘束されることを望まないが、この1650cm―1におけるピークの強度は、アセチル基、すなわち上記の式(I)におけるmの値の割合に起因して大きくなり、2950cm―1におけるピークの強度は、アセタール基及びアセチル基の合計、すなわち上記の式(I)におけるl及びmの値の合計の割合に起因して大きくなると考えられる。このことから、上記のピークの強度の比は、相対的にアセタール基の割合が大きくなることを示していると考えられる。
また、本発明におけるポリビニルアセタールの、FT-IRにより測定した、3400cm―1におけるピークの強度に対する2950cm-1におけるピークの強度の比は、2.0以上、2.5以上、又は3.0以上であってよい。理論に拘束されることを望まないが、この3400cm―1におけるピークの強度は、ヒドロキシル基、すなわち上記の式(I)におけるnの値の割合に起因して大きくなると考えられる。このことから、この強度の比が大きいことは、相対的にアセタール基の割合が大きくなることを示していると考えられる。
相対的にアセタール基の割合が大きくなることにより、ポリビニルアセタール全体として疎水性の傾向が強くなり、それによって、カーボンナノチューブとの高い親和性が得られると考えられる。その結果、カーボンナノチューブ分散体の低い剪断速度、例えば0.1s-1における粘度を低くすることができる。
このようなポリビニルアセタールを有する本発明のカーボンナノチューブ分散体の、0.1s-1における粘度の、1000s-1における粘度の比は、1000以下、900以下、800以下、700以下、600以下、又は550以下であることができる。
ここで、上記の粘度の比の測定においては、剪断速度を0.1s-1から1000s-1まで対数傾斜により20秒で変化させ、その後、剪断速度を1000s-1から0.1s-1まで対数傾斜により20秒で変化させて、計40秒間における粘度を経時的に測定し、20秒時点の粘度を剪断速度1000s-1粘度の測定値とし、40秒時点の粘度を剪断速度0.1s-1粘度の測定値とした。
本発明におけるポリビニルアセタールの、上記のアセタール基の含有率は、ポリビニルアセタールの質量に対して、70質量%以上、75質量%以上、80質量%以上、81質量%以上、82質量%以上、又は83質量%以上であることができる。
上記式(I)中のRを構成するアルキル基の炭素数は、特に限定されないが、1以上、3以上、5以上、7以上、又は9以上であってよく、また20以下、18以下、16以下、14以下、又は12以下であってよい。特に、本発明におけるポリビニルアセタールは、上記のRを構成するアルキル基の炭素数が4である、ポリビニルブチラールであってよい。
本発明におけるポリビニルアセタールの10質量%NMP溶液の320nmにおける吸光度は、0.25以上、0.30以上、0.35以上、0.40以上、0.45以上、0.50以上、0.55以上、0.60以上、又は0.65以上であってよく、中でも0.50以上であることが、分散性を良好にする観点から好ましい。この吸光度は、0.90以下、0.85以下、0.80以下、0.75以下、0.70以下であってよい。また、この吸光度の測定においては、NMPの吸光度をブランクとする。
本発明におけるポリビニルアセタールの10質量%NMP溶液の、剪断速度76.6/sにおける粘度は、10.0mPa.s以上、15.0mPa.s以上、20.0mPa.s以上、21.0mPa.s以上であってよく、また70.0mPa.s以下、65.0mPa.s以下、60.0mPa.s以下、55.0mPa.s以下、50.0mPa.s以下、45.0mPa.s以下、40.0mPa.s以下、35.0mPa.s以下、33.0mPa.s以下、31.0mPa.s以下、又は30.0mPa.s以下であってよい。この粘度は、コーンプレート型粘度計を用い、測定時間60sの条件で測定することができる。
本発明におけるポリビニルアセタールの、ゲル浸透クロマトグラフィーにより測定した重量平均分子量は、100,000以下である。この重量平均分子量は、90,000以下、85,000以下、80,000以下、75,000以下、70,000以下、65,000以下、60,000以下、55,000以下、又は50,000以下であってよい。このような重量平均分子量によれば、ポリビニルアセタールの溶液の粘度を低減し、その結果、得られるカーボンナノチューブの凝集を抑制することができる。この重量平均分子量は、10,000以上、15,000以上、20,000以上、25,000以上、30,000以上、35,000以上、又は40,000以上であってよい。このゲル透過クロマトグラフィーにより得た重量平均分子量は、ポリスチレンを標準ポリマーとして得た換算値である。
ポリビニルアセタールの含有率は、カーボンナノチューブ分散体の全質量に対し、0.1質量%以上、0.3質量%以上、0.5質量%以上、0.7質量%以上、又は0.9質量%以上であってよく、また10.0質量%以下、8.0質量%以下、5.0質量%以下、3.0質量%以下、2.5質量%以下、2.0質量%以下、1.5質量%以下、1.3質量%以下、又は1.1質量%以下であってよい。
〈他のポリマー〉
ポリビニルアセタール以外のポリマーとしては、例えばバインダーとして用いられ得るポリマーを用いることができる。かかるポリマーとしては、例えば種々のエマルション型や溶解型のポリマーを用いることができ、例えばポリフッ化ビニリデン(PVdF)、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル重合体(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素系ポリマー、エチレン-プロピレン-ジエン共重合体(EPDM)、ニトリル-ブタジエンゴム(NBR)、スチレン-ブタジエンゴム(SBR)等のエラストマー系ポリマー、アクリル系のポリマー等を用いることができる。
また、ポリマーとしては、例えば多糖類等の天然高分子、合成高分子を用いることができる。このようなポリマーは、増粘剤として用いられることがある。
多糖類としては、例えばアラビアガム、トラガカントガム、グアーガム、ローカストビーンガム、アルギン酸、カラギーナン、ゼラチン、キサンタンガム、ウェランガム、サクシノグリカン、ダイユータンガム、デキストラン、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、デンプングリコール酸及びその塩を用いることができる。中でも、カルボキシメチルセルロースを用いることが、分散安定性の観点から好ましい。
合成高分子としては、例えばポリビニルピロリドン、ポリビニルメチルエーテル、ポリアクリル酸及びその塩、ポリエチレシオキサイド、酢酸ビニル-ポリビニルピロリドン共重合体、スチレン-アクリル酸共重合体及びその塩、イソブチレン無水マレイン酸共重合体及びその塩等の水溶性樹脂を用いることができる。
また、ポリマーとしては、例えばポリアルキレンオキサイド、ポリビニルエーテル、キチン類、キトサン類、デンプン等の非イオン性分散剤を用いることができる。これらのポリマーは、分散助剤として用いられることがある。
また、ポリマーとしては、分散剤を挙げることができる。具体的には、分散剤であるポリマーとしては、例えば非イオン性又はアニオン性の分散剤、多糖類を用いることができる。非イオン性分散剤としては、上記分散助剤又はポリビニルピロリドンを用いることができ、アニオン性分散剤としては、スチレンアクリル樹脂等のアクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、及びエポキシ系樹脂等を用いることができる。
他のポリマーの合計の含有率は、カーボンナノチューブ分散体の全質量を基準として、0.5質量%以上、1.0質量%以上、1.5質量%以上、2.0質量%以上、又は2.2質量%以上であってよく、また15.0質量%以下、12.0質量%以下、10.0質量%以下、8.0質量%以下、6.0質量%以下、5.0質量%、4.5質量%以下、4.0質量%以下、3.5質量%以下、3.0質量%以下、又は2.5質量%以下であってよい。
〈プロトン濃度調整剤〉
随意のプロトン濃度調整剤としては、例えばアンモニア、尿素、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、アミノメチルプロパノール、トリポリン酸ナトリウム、炭酸ナトリウム等の、炭酸又はリン酸のアルカリ金属塩、水酸化ナトリウム等のアルカリ金属の水酸化物等の少なくとも1種を用いることができる。
〈防腐剤〉
随意の防腐剤としては、例えばフェノール、ナトリウムオマジン、ペンタクロロフェノールナトリウム、1,2-ベンズイソチアゾリン3-オン、2,3,5,6-テトラクロロ-4(メチルフォニル)ピリジン、安息香酸、ソルビン酸又はデヒドロ酢酸のアルカリ金属塩、ベンズイミダゾール系化合物、フェノキシエタノール等のアルコール類、1.3-ペンタンジオール等のグリコール類等の少なくとも1種を用いることができる。
《正極電極用分散体》
本発明の正極電極用分散体は、上記のカーボンナノチューブ分散体、及び正極活物質を含有している。
良好な分散性を有する本発明のカーボンナノチューブ分散体を含有している本発明の正極電極用分散体は、良好なシート抵抗、容量維持率、及びサイクル維持率を得ることができる。
本発明の正極電極用分散体では、正極活物質100質量部に対するカーボンナノチューブの質量は、0.1質量部以上、0.3質量部以上、0.5質量部以上、0.7質量部以上、又は0.9質量部以上であり、かつ6.0質量部以下、5.5質量部以下、5.0質量部以下、4.5質量部以下、4.0質量部以下、3.5質量部以下、3.0質量部以下、2.5質量部以下、2.0質量部以下、又は1.5質量部以下である。
正極電極用分散体は、ポリビニルアセタール以外のポリマーを含有していてよい。このようなポリマーとしては、カーボンナノチューブ分散体に関して挙げたものを用いることができる。
また、正極電極用分散体は、溶媒を更に含有していてよい。溶媒としては、カーボンナノチューブ分散体に関して挙げたものを用いることができる。
また、正極電極用分散体は、他の導電性物質を含有していてよい。他の導電性物質としては、例えばカーボンナノチューブ以外の炭素系導電材を用いることができる。
導電材としては、例えば炭素系導電材を用いることができる。炭素系導電材は、炭素繊維及び/又は炭素粒子であってよい。
炭素繊維としては、これに限られないが、ミルドファイバー、及びチョップドファイバー等が挙げられる。これらは単独で使用してもよく、また組み合わせて使用してもよい。
炭素繊維の平均長は、1μm以上、3μm以上、5μm以上、10μm以上、又は15μm以上であることができ、また100μm以下、70μm以下、50μm以下、又は30μm以下であることができる。
炭素粒子としては、例えばグラフェン、黒鉛、並びにアセチレンブラック及びケッチェンブラック等のカーボンブラック等が挙げられる。これらは単独で使用してもよく、また組み合わせて使用してもよい。
炭素粒子の形状は、特に限定されず、例えば扁平状、アレイ状、球状等の形状であってよい。
炭素粒子の平均粒子径は、100nm以上、200nm以上、300nm以上、500nm以上、700nm以上、1μm以上、2μm以上、又は3μm以上であることができ、また20μm以下、15μm以下、10μm以下、又は7μm以下であることができる。ここで、本明細書において採用される平均粒子径は、対象となる炭素粒子の大きさによって適宜選択され、概ね1μm未満の粒子の場合は、動的光散乱法により測定した散乱強度分布によるヒストグラム平均粒子径(D50)の値であり、1μm以上の粒子の場合は、レーザー回折法において体積基準により算出されたメジアン径(D50)の値である。動的光散乱法による測定は、例えばDelsaMax CORE(ベックマン・コールター社)を用いて行うことができる。レーザー回折法による測定は、例えば粒度分布測定装置 MT3300II(マイクロトラック・ベル株式会社)を用いて行うことができる。
電極層形成用非水系分散体における炭素質導電材の含有率は、電極層形成用非水系分散体の全質量を基準として、1.0質量%以上、1.5質量%以上、2.0質量%以上、又は2.5質量%以上であってよく、また15.0質量%以下、12.0質量%以下、10.0質量%以下、8.0質量%以下、6.0質量%以下、5.0質量%、4.5質量%以下、4.0質量%以下、3.5質量%以下、又は3.0質量%以下であってよい。
〈正極活物質〉
正極活物質としては、例えばリチウムイオンをドーピングまたはインターカレーション可能な金属酸化物、金属硫化物等の金属化合物、および導電性高分子等を使用することができる。例えば、Fe、Co、Ni、Mn等の遷移金属の酸化物、リチウムとの複合酸化物、遷移金属硫化物等の無機化合物等が挙げられる。具体的には、MnO、V25、V613、TiO2等の遷移金属酸化物粉末、層状構造のニッケル酸リチウム、コバルト酸リチウム、マンガン酸リチウム、スピネル構造のマンガン酸リチウム、三元系(NCM)リチウム材料、例えばLiNi0.8Co0.1Mn0.1等のリチウムと遷移金属との複合酸化物粉末、オリビン構造のリン酸化合物であるリン酸鉄リチウム系材料、TiS2、FeSなどの遷移金属硫化物粉末等が挙げられる。また、ポリアニリン、ポリアセチレン、ポリピロール、ポリチオフェン等の導電性高分子を使用することもできる。また、上記の無機化合物や有機化合物を混合して用いてもよい。
正極活物質の含有率は、正極電極用分散体の質量に対して、40質量%以上、45質量%以上、50質量%以上、55質量%以上、60質量%以上、又は65質量%以上であってよく、また80質量%以下、75質量%以下、又は70質量%以下であってよい。
実施例及び比較例により本発明を具体的に説明するが、本発明は、これらに限定されるものではない。
《カーボンナノチューブ分散体の作製》
〈実施例1〉
4質量部のカーボンナノチューブ(FT7010、Cnano社)、1質量部のポリビニルブチラールA(PVB-A)、及び95質量部の溶媒としてのN-メチル-2-ピロリドンを、高圧ホモジナイザー(分散圧力100MPa、10Pass)により分散させることにより、実施例1のカーボンナノチューブ(CNT)分散体を100質量部作製した。
〈実施例2~3及び比較例1~5〉
PVB-Aの代わりに、同じ量の下記及び表1に示す分散剤を用いたことを除き、実施例1と同様にして、実施例2~3及び比較例1~5のカーボンナノチューブ分散体を作製した。
PVB-B、PVB-C、PVB-D、PVB-E、PVB-F、PVB-G:ポリビニルブチラール
PVP:ポリビニルピロリドン
なお、PVB-B、及びPVB-Fの官能基の推定割合は以下のとおりである:
PVB-B:ブチラール基83質量%、アセチル基3質量%、ビニルアルコール基14質量%のポリビニルブチラール
PVB-F:ブチラール基78質量%、アセチル基3質量%、ビニルアルコール基19質量%のポリビニルブチラール
《正極電極用分散体の作製》
25質量部の作製したカーボンナノチューブ分散体、2質量部の導電性材料としてのアセチレンブラック、100質量部の正極活物質としてのLiNi0.8Co0.1Mn0.1、2質量部の他のポリマーとしてのポリフッ化ビニリデン、及び21質量部の溶媒としてのN-メチル-2-ピロリドンを、プラネタリーミキサーにより分散させることにより、正極電極用分散体を100質量部作製した。
《分散剤の物性》
〈FT-IR強度〉
各PVBに関し、FT-IRスペクトルを測定し、3400cm-1付近、2950cm-1付近、及び1650cm-1付近のピーク強度の値を得、この値に基づき、所定の強度比を算出した。測定にはATR法を採用し、クリスタルにはダイヤモンドを用いた。また、各PVBは測定前に露点温度マイナス30℃の環境で3日間乾燥させた。
〈吸光度及び粘度〉
各分散剤のN-メチルピロリドンの10質量%溶液を作製し、この溶液の320nmにおける吸光度を測定した。この際、N-メチルピロリドンの吸光度をブランクとした。
また、この溶液の粘度を、コーンプレート型粘度計を用い、剪断速度76.6/s、測定時間60sの条件で測定した。
〈重量平均分子量〉
各分散剤の重量平均分子量を、ゲル浸透クロマトグラフィーにより測定した。重量平均分子量は、ポリスチレンを標準ポリマーとして得た換算値により決定した。
分散剤の各物性を、表1に示す。
Figure 2024030584000004
《評価》
〈分散体の粘度〉
作製した各CNT分散体及びこれを用いて得た正極電極用分散体のそれぞれに関し、レオメーター(Anton paar社 モジュラーコンパクトレオメーターMCR102、直径50mm-2°コーン)を用い、試料温度25℃において剪断速度0.1s-1及び1000s-1における粘度をそれぞれ測定した。剪断速度を0.1s-1から1000s-1まで対数傾斜により20秒で変化させ、その後、剪断速度を1000s-1から0.1s-1まで対数傾斜により20秒で変化させて、計40秒間における粘度を経時的に測定した。20秒時点の粘度を剪断速度1000s-1粘度の測定値とし、40秒時点の粘度を剪断速度0.1s-1粘度の測定値とした。
〈塗工安定性〉
得られた正極電極用分散体を塗工幅200mmのコンマコーターを用いアルミ箔に湿潤膜厚100μmで10m塗工した。得られた塗膜に生じた筋のうち、長さ10mm以上のものを以下の基準で評価した。筋が複数個発生した場合は、各々の合計の長さを基準とした。
評価基準:
◎:長さ10mm以上の筋が存在しなかった。
○:筋の合計長が10mm以上50mm未満であった。
△:筋の合計長が50mm以上1000mm未満であった。
×:筋の合計長が1000mm以上であった。
〈電極シート抵抗〉
得られた正極電極用分散体を液膜が50μmになるようにPETフィルム(ルミラー#100-T60、東レ社)の片面にアプリケーターで塗布した後、室温で30分乾燥し、次いで80℃で5分間更に乾燥して、電極層を得た。探針間隔10mmの4探針プローブとミリオームハイテスタ3227(日置電機)とからなる装置を用いて、作製した電極層のシート抵抗を測定した。
〈10C充放電後の容量維持率〉
得られた正極電極用分散体を、塗工幅200mmのコンマコーターを用いアルミ箔に湿潤膜厚100μmで塗工し、100℃の乾燥炉で5分乾燥させた電極を正極として、コイン二次電池を5つ作製した。このコイン二次電池を、1Cにおいて1回充放電した時の放電容量(A)と、その次に充放電レート10C1回にて充放電したときの放電容量(B)から、式「B/A×100」によりコイン二次電池5つの平均値を求めることにより、10C充放電後の容量維持率を評価した。
このコイン二次電池において、電解液としては、カーボネート系溶媒を用いた。セパレーターとしてはポリプロピレン製のものを用いた。対極としては金属リチウムを用いた。
〈100回サイクル維持率〉
上記と同じ条件のコイン二次電池を5つ作製し、初期の放電容量(A)と、充放電レート1Cにて100回の充放電を繰り返したときの100回目の放電容量(B)から、式「B/A×100」によりコイン二次電池5つの平均値を求めることにより、100回サイクル維持率を以下の基準で評価した。
評価基準:
◎:98%以上
○:95%以上
△:85%以上
×:85%未満
実施例及び比較例の各構成及び評価結果を表2に示す。
Figure 2024030584000005
表2から、実施例のCNT分散体、及びこれを用いた正極電極用分散体は、0.1s-1粘度/1000s-1粘度比率が低く抑えられていることから、CNTの良好な安定性が得られていることが理解できよう。
また、実施例のCNT分散体から得た電極層は、塗工安定性、電極シート抵抗、容量維持率、及びサイクル維持率が良好であることが理解できよう。

Claims (5)

  1. カーボンナノチューブと、溶媒と、下記式(I)で表されるポリビニルアセタールとを少なくとも含み、
    前記ポリビニルアセタールの、ATR法により得たFT-IRスペクトルにおける1650cm―1におけるピークの強度に対する2950cm-1におけるピークの強度の比が、50以上であり、かつ
    前記ポリビニルアセタールの、ゲル透過クロマzトグラフィーにより測定した質量平均分子量が、100,000以下である、
    カーボンナノチューブ分散体。
    Figure 2024030584000006
    (式中、l、m及びnは正の整数であり、Rは、炭素数1~20のアルキル基である。)
  2. 前記ポリビニルアセタールの10質量%NMP溶液の320nmにおける吸光度が0.50以上である、請求項1に記載のカーボンナノチューブ分散体。
  3. 前記ポリビニルアセタールの10質量%NMP溶液の剪断速度76.6/sにおける粘度が21.0mPa・s以上、31.0mPa・s以下である、請求項1又は2に記載のカーボンナノチューブ分散体。
  4. 前記ポリビニルアセタールの、ゲル浸透クロマトグラフィーにより測定した質量平均分子量が、30,000~50,000である、請求項1又は2に記載のカーボンナノチューブ分散体。
  5. 請求項1又は2に記載のカーボンナノチューブ分散体、及び正極活物質を含有しており、かつ
    前記正極活物質100質量部に対する前記カーボンナノチューブの質量が、0.1~6.0質量部である、
    正極電極用分散体。
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