JP2024025055A - On-vehicle device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車載装置に関する。 The present invention relates to an on-vehicle device.
特許文献1に、ディスプレイの枠に、押し込み式の操作ノブが並んで設けられているカーナビゲーション装置が記載されている。
カーナビゲーション装置のようなディスプレイを備えた車載機器では、ディスプレイの大型化が望まれており、それに伴い、ディスプレイを囲む枠の幅を狭くする狭枠化が進んでいる。そのため、ディスプレイの枠に設置される物理ボタンとしての押し込み式の操作ノブは、幅が小さく(狭く)なっており、指による操作性の低下が懸念されている。 In in-vehicle devices equipped with a display such as a car navigation device, there is a desire for a larger display, and as a result, the width of the frame surrounding the display is becoming narrower. For this reason, push-in operation knobs that serve as physical buttons installed in the frame of the display have a small width (narrow), and there is a concern that operability with fingers may deteriorate.
一方、物理ボタンではなく、ディスプレイをタッチして操作を入力するタッチキータイプ(以下、センサータイプ)を採用した車載機器もある。
センサータイプは、ディスプレイを大型化できる反面、手触りでキーの位置を把握することが困難,操作感触が指の触覚で得られない,及び装置の電源OFF状態で操作不可、というデメリットもある。
これらのデメリットは、物理ボタンを採用した車載機器では生じないため、ディスプレイの大型化と、物理ボタンを用いながらも操作性が良好であることの両立が望まれている。
On the other hand, there are in-vehicle devices that use touch key types (hereinafter referred to as sensor types) that input operations by touching the display rather than physical buttons.
Although the sensor type allows for a larger display, it also has the disadvantages that it is difficult to grasp the position of the keys by touch, the tactile sensation of operation cannot be obtained with the tactile sensation of the fingers, and the device cannot be operated when the power is off.
These disadvantages do not occur in in-vehicle devices that use physical buttons, so it is desirable to have larger displays and good operability even though physical buttons are used.
そこで、本発明が解決しようとする課題は、大型のディスプレイを搭載しても物理ボタンの操作性がよい車載装置を提供することにある。 Therefore, an object of the present invention is to provide an in-vehicle device with good operability of physical buttons even when a large display is installed.
上記の課題を解決するために、本発明は次の構成を有する。
表示部と、
前記表示部を囲う枠部に配置された操作ノブと、
を備え、
前記操作ノブの先端面が前方を向いて露出する第1状態と、
前記操作ノブが前記第1状態から前記前方に移動して側面が前方を向くよう回動した第2状態と、
に状態遷移する車載装置である。
In order to solve the above problems, the present invention has the following configuration.
A display section;
an operation knob arranged in a frame surrounding the display section;
Equipped with
a first state in which the distal end surface of the operating knob faces forward and is exposed;
a second state in which the operation knob moves from the first state to the front and rotates so that the side surface faces forward;
This is an in-vehicle device that changes state.
本発明の一態様によれば、大型のディスプレイを搭載しても物理ボタンの操作性がよい、という効果が得られる。 According to one aspect of the present invention, it is possible to obtain the effect that the operability of physical buttons is good even when a large display is installed.
本発明の実施の形態に係る車載装置を、実施例のカーナビゲーション装置91により説明する。
An in-vehicle device according to an embodiment of the present invention will be explained using a
カーナビゲーション装置91は、外観の態様が異なる第1状態と第2状態とをとり得るようになっている。
図1A及び図1Bは、それぞれカーナビゲーション装置91の第1状態及び第2状態を示す斜視図である。説明の便宜上、上下左右前後の各方向を図1A及び図1Bに矢印で規定する。
The
1A and 1B are perspective views showing a first state and a second state of the
カーナビゲーション装置91は、筐体11,枠部12,表示部2,操作部3,及び制御部81を有する本体部1を備える。
筐体11は箱状に形成され、内部に制御部81を収容している。
枠部12は、筐体11の前部に取り付けられるフロントカバーであって、矩形の表示開口部12bを有する枠状の部材である。
表示部2は、本体部1の内部に収容されたディスプレイ装置であって、表示開口部12bにおいて露出した画像表示部分2aに地図などの画像を表示する。従って、枠部12は、画像表示部分2aを囲う枠状の部材である。
操作部3は、カーナビゲーション装置91の使用者が、動作を操作するために指で押す複数の操作ノブ31を有する。操作ノブ31は、いわゆる物理ボタンである。この例において、複数の操作ノブ31は、枠部12における表示開口部12bの下側の枠に、左右方向に並べて先端面31aが前方に向け露出するように設置されている。後述するように操作ノブ31の先端面31aを押すことでスイッチ54(図2参照)をON/OFFできる。
カーナビゲ―ション装置91において、操作ノブ31が露出している前面は、操作面でもある。
制御部81は、筐体11の内部に収容されており、カーナビゲーション装置91の全体の動作を制御する。
The
The
The
The
The
In the
The
カーナビゲーション装置91は、サイズが例えば2DINで形成されている。枠部12の枠の幅は、表示画面の大型化により相対的に狭くなっている。
カーナビゲーション装置91は、前方から見たときの操作ノブ31の大きさが異なる第1状態と第2状態とに、選択的に遷移する。
The
The
図1Aに示される第1状態において、複数の操作ノブ31は、左右方向に細長い形状で前方にわずかに突出しており、使用者は、操作ノブ31を指で押し込むことができる。
第1状態から図1Bに示される第2状態への状態遷移において、複数の操作ノブ31は、全体に前方へ突出するよう移動する。これにより、ヒンジ部33(図2参照)から前側の部分が上方に概ね90°回動し、操作ノブ31が起立した姿勢の第2状態となる。
第2状態における操作ノブ31は、第1状態の場合と比べて前面から見たときの面積が増大しており、指で押し込み易い。
In the first state shown in FIG. 1A, the plurality of
In the state transition from the first state to the second state shown in FIG. 1B, the plurality of operating
The operating
図2は、図1AにおけるS2-S2位置での断面図であり、操作ノブ31を含むスイッチユニット3N及びスライドユニット5が示されている。
このスイッチユニット3N及びスライドユニット5について、図2,図3A,図3B,図4A,及び図4Bを参照して詳述する。
図2は、図1AにおけるS2-S2位置での断面図であり、スイッチユニット3N及びスライドユニット5の第1状態における上面図である。
図3Aは、図1AにおけるS3A-S3A位置での断面図であり、スイッチユニット3Nの第1状態を示す側面図である。図3Bは、図1BにおけるS3B-S3B位置での断面図であり、スイッチユニット3Nの第2状態を示す側面図である。
図4Aは、カーナビゲーション装置91のスイッチユニット3Nの第2状態での上面図であり、図4Bは、図4AにおけるS4B-S4B位置での断面図である。
FIG. 2 is a sectional view taken along the line S2-S2 in FIG. 1A, showing the
The
FIG. 2 is a sectional view taken along the line S2-S2 in FIG. 1A, and is a top view of the
FIG. 3A is a sectional view taken along the line S3A-S3A in FIG. 1A, and is a side view showing the
4A is a top view of the
図2に示されるように、スライドユニット5は、筐体11の内部の下部に、上下方向に薄い扁平の機構体として配置されている。
スライドユニット5は、スライドベース51,ブラケット52,基板53,スイッチ54,及びシャフト55を有する。
スライドベース51は、前後左右方向に延在する板状の部材であり、左右方向の縁部近傍位置それぞれに、前後方向に延びる一対の長孔51aを有する。
長孔51aそれぞれには段付きボルトN2が通され、その段付きボルトN2は筐体11に螺着されている。これにより、スライドベース51は、上下方向及び左右方向の移動が規制され、前後方向の所定距離の移動(矢印DR3参照)のみが許容されて筐体11に取り付けられている。
As shown in FIG. 2, the
The
The
A stepped bolt N2 is passed through each of the
スライドベース51には、前後方向に延びる歯列を有するラック5rが取り付けられている。ラック5rにはピニオン5pが歯合し、ピニオン5pはモータ5mの動作によって正方向及び逆方向に回転する。すなわち、モータ5mの動作によって、スライドベース51は前後方向に移動する(矢印DR3参照)。モータ5mの動作は、制御部81によって制御される。
ラック5r,ピニオン5p,モータ5mを含みスライド駆動部5Kが構成されている。
A
A
ブラケット52は、左右方向に延びる細長い板状部材であり、スライドベース51の前縁部に対し不図示の固定具により固定されている。すなわち、ブラケット52は、スライドベース51と一体化して前後方向に移動する。
基板53は、左右方向の延びる短冊状の板状部材であり、ブラケット52の後面に固定具N1によって固定されている。
The
The
このように、基板53及びブラケット52は、制御部81の制御の下、モータ5mの動作によってスライドベース51と一体的に前後移動する。
In this way, the
基板53の前面の操作ノブ31に対応した位置に、スイッチ54が実装固定されている。スイッチ54はいわゆるタクトスイッチである。スイッチ54の前部には、後方に押されることで後方に移動してスイッチ54の内部の接点をONにするプッシュ部54aが前方に突出するよう設けられている。
スイッチ54は、ブラケット52に形成された不図示の孔を通してブラケット52よりも前方に突出している。
A
The
ブラケット52におけるスイッチ54の左側及び右側それぞれには、シャフト55が前方に向け平行に延びるよう立設固定されている。
操作ノブ31を矢印DR1に示されるように後方に押し込むと、操作ノブ31に連結されたノブベース32が後方に移動し(両矢印DR2の右方)、プッシュ部54aを押し込む。
ノブベース32は、コイルばね56の反発力によって前方に付勢されている(両矢印DR2の左方)。
A
When the operating
The
図4A及び図4Bに示されるように、シャフト55は、根元側の第1の外径を有する基部55aと、基部55aの先端(前端)から延びる第1の外径よりも細い第2の外径を有する首部55bと、首部55bの先端(前端)に連結され第1の外径と同じ外径を有する頭部55cとを有する。頭部55cの先端縁部には面取りが施されている。
As shown in FIGS. 4A and 4B, the
スイッチユニット3Nは、操作ノブ31,ノブベース32,及びコイルばね56を含んで構成されている。
ノブベース32は、上下方向に薄いトレイ状に形成されている。ノブベース32における左後部は矩形に抉られて段状に形成されている。すなわち、ノブベース32は、後壁として、第1後壁部323と、第1後壁部323と平行でそれよりも前方に位置する第2後壁部324とを有する。ノブベース32の左右方向の中心近傍部分は第1後壁部323に含まれている。ノブベース32の左右方向の中心位置はスイッチ54の左右方向の中心位置と一致している。
The
The
図4A及び図4Bに示されるように、ノブベース32の第1後壁部323に対応した部分となる右縁部には、肉盛りがなされ前後方向に延びる貫通孔32aが形成されている。一方、第2後壁部324には、前後方向に貫通孔32bが形成されている。
一対のシャフト55それぞれの基部55aは、貫通孔32a及び貫通孔32bに挿通されている。ノブベース32は、シャフト55に沿って傾くことなく滑らかに前後方向に移動する。
As shown in FIGS. 4A and 4B, a right edge portion of the
The
ノブベース32をシャフト55に挿通させる際には、予め左側のシャフト55にコイルばね56を外挿してから、コイルばね56の弾性反発力に抗してシャフト55を貫通孔32bに通す。この過程で、貫通孔32bを通過した頭部55cは、可撓片32cを下方に撓ませて突起部32c1を乗り越える。
頭部55cが突起部32c1を乗り越えた後、突起部32c1は、ノブベース32がコイルばね56の弾性反発力によって前方に付勢されていることにより、頭部55cに付勢当接している。そのため、ノブベース32を前方向(抜去方向)に移動させようとしても、その移動が規制され、ノブベース32の抜けが防止される。
When inserting the
After the
一方、ノブベース32は、コイルばね56からの前方に向かう付勢力に抗して後方に移動させることができる。ノブベース32を後方に移動させると第1後壁部323がスイッチ54のプッシュ部54aを後方に押すので、スイッチ操作を実行できる。
On the other hand, the
ノブベース32の前端部には、前方に延出する連結部321が形成されている。
連結部321には、左右方向に延びる回動軸線CL31を軸線とする軸部322が形成されている。軸部322には、操作ノブ31が回動自由に係合して支持されている。
操作ノブ31は、矩形の板状部材であり、先端面31aと、先端面31aよりも面積の大きい側面31bとを有する。すなわち、側面31bは、先端面31aに接する先端面31aよりも面積の大きい面である。操作ノブ31は、ノブベース32の軸部322に対し回動軸線CL31まわりに回動可能に係合し、付勢部材であるねじりコイルばね331(図4B参照)によって、一の回動方向である図4Bにおける時計まわり(矢印DR35参照)方向に付勢されている。
操作ノブ31は、少なくとも、ノブベース32の延長上となる前後方向に水平に延びる姿勢から、図3B及び図4Bに示される垂直に起立した姿勢の間を回動可能とされている。ノブベース32における、垂直姿勢からの更なる時計まわりの回動は、連結部321に形成された規制部332(図4B参照)に当接することで規制されている。
A connecting
The connecting
The
The operating
スライドユニット5が最も後方側に位置する第1状態(図2に示される状態)において、操作ノブ31は、図3Aに示されるように、先端側(前端側)が枠部12のノブ用開口部12aに掛かった位置にある。すなわち、操作ノブ31は、ねじりコイルばね331の付勢力に基づく時計まわりの回動がノブ用開口部12aによって規制され、概ね水平姿勢に維持されている。
In the first state (the state shown in FIG. 2) in which the
また、第1状態において、操作ノブ31の先端は、枠部12の前面よりも前方に突出している。そのため、使用者は、操作ノブ31を、図3Aの矢印DR31のように後方に押すことができる。後方に押された操作ノブ31はノブベース32を後方に向け移動させてプッシュ部54aを押すので(図3A:矢印DR32)、スイッチ54を動作させることができる。
Further, in the first state, the tip of the operating
第1状態にあるスライドベース51は、スライド駆動部5Kの動作によって前方に所定距離移動してスライドユニット5は第2状態となる。
図3Bは第2状態にあるスイッチユニット3Nを示している。
The
FIG. 3B shows the
スイッチユニット3Nは、第2状態において、回動軸線CL31が枠部12の前面よりも前方に位置し、操作ノブ31が第1状態の姿勢から時計まわりに回動可能となるので、図3B(及び図1B)に示される起立姿勢となる。
操作ノブ31が第2状態の起立姿勢になると、使用者のいる前方側から見て操作ノブ31の大きさ(面積)は顕著に拡大する。
そのため、物理ボタンである操作ノブ31は指で大変押しやすくなり、カーナビゲーション装置91は操作性が向上する。
第2状態にある操作ノブ31を矢印DR33のように後方に押すことで、ノブベース32を後方に向け移動させて(矢印DR34参照)、スイッチ54を動作させることができる。
In the
When the operating
Therefore, the
By pushing the operating
制御部81は、スイッチユニット3N及びスライドユニット5を、所定のトリガ入力を受信したら第1状態で維持するか第2状態で維持するかを判定し、状態遷移させる場合には各部材の動作を制御する。
図5は、カーナビゲーション装置91において、第1状態と第2状態との間の状態遷移を担う構成を示したブロック図である。
制御部81は、CPU(中央処理装置)811,記憶部812,及び状態判定部813を有する。制御部81には、トリガ入力部82からトリガ情報Jtが入来するようになっている。
記憶部812は、後述するトリガ設定情報Jtsなどを記憶する。状態判定部813は、入来したトリガ情報Jtに基づいて、第1状態を維持するか第2状態を維持するか、などを判定し、維持する状態が現状の状態と異なる場合には、モータ5mを動作させて状態を遷移する。
The
FIG. 5 is a block diagram showing a configuration responsible for state transition between the first state and the second state in the
The
The
トリガ入力部82とトリガ情報Jtとの組の例は、次の(a)~(d)に示される。
(a)表示部2に接近する指を検知する検出センサと、その検出センサから出力される、指が表示部2に接近していることを示す接近情報と、の組である。
(b)表示部2がタッチセンサ付きであればそのタッチセンサと、そのタッチセンサから出力される、指が表示部2に接触していることを示す接触情報と、の組である。
(c)カーナビゲーション装置91が装着された車両の速度センサと、その速度センサから出力される、車両が走行しているか否かを示す車両走行情報と、の組である。
(d)あらかじめ記憶部812に設定されたトリガ情報設定を有効にするか否かのON/OFFを指示する入力部と、入力部から指示されたON/OFF情報と、の組である。
Examples of sets of the
(a) This is a set of a detection sensor that detects a finger approaching the
(b) If the
(c) A set of a speed sensor of a vehicle equipped with the
(d) This is a set of an input section for instructing ON/OFF of whether or not to enable the trigger information setting set in the
例えば、(a)の場合、トリガ入力部82となる検出センサが、指が表示部2に接近していることを検出してトリガ情報Jtである接近情報を出力したら、制御部81の状態判定部813は、スライドユニット5が第1状態にあればその第1状態から第2状態に遷移するようモータ5mを動作させ、第2状態にあればその状態を維持する。
接近情報が出力されなくなったら、状態判定部813は、第2状態にあるスライドユニット5を第1状態に遷移するようモータ5mを動作させる。
For example, in case (a), when the detection sensor serving as the
When the approach information is no longer output, the
例えば(d)の場合、使用者があらかじめスイッチユニット3Nを第2状態にする条件となるトリガ設定情報Jtsを入力部から設定しておく。このトリガ設定情報Jtsは記憶部812に記憶される。
トリガ設定情報Jtsは、例えば、経路案内する目的地の近傍に到着したら第2状態とし、次の目的地が設定されたら第1状態に戻す、などである。
For example, in the case of (d), the user sets the trigger setting information Jts, which is a condition for setting the
The trigger setting information Jts, for example, sets the second state when the vehicle arrives near the destination to be route guided, and returns to the first state when the next destination is set.
以上詳述のように、車載装置であるカーナビゲーション装置91は、大型のディスプレイを搭載しても、スイッチユニット3Nを第1状態から第2状態に遷移させて物理ボタンである操作ノブ31を水平姿勢から起立姿勢に姿勢転換させ、使用者から見て押圧できる面積が先端面31aよりも大きい側面31bが前方に向くようにする。そのため、所望の操作ノブ31を指で探して押す操作が極めて容易になる。
これによりカーナビゲーション装置91は、大型のディスプレイを搭載していても、物理ボタンの操作性がよい。
As described in detail above, even if the
As a result, even if the
カーナビゲーション装置91は、制御部81に、図5において一点鎖線で示される画像サイズ調整部814を備えたカーナビゲーション装置91Aに変形してもよい。すなわち、カーナビゲーション装置91Aは、画像サイズ調整部814が表示部2に表示する画像を、その画像の下縁を第2状態の操作ノブ31によって遮られない位置まで上昇させるように上方に圧縮してもよい。
The
図6Aは、操作ノブ31が第1状態の場合を示し、図6Bは、操作ノブ31が第2状態にあり、かつ表示された画像を上下方向に圧縮するカーナビゲーション装置91の変形例であるカーナビゲーション装置91Aを示している。
制御部81の画像サイズ調整部814は、図6Aに示されるように表示部2に表示させた画像G1を、図6Bに示されるように、操作ノブ31の第2状態への遷移と共に圧縮して、画像高さH1から下縁の位置がΔHだけ上昇した画像高さH2の圧縮画像G2として表示部2に表示させる。
圧縮画像G2の下縁は、第2状態の操作ノブ31の上端よりも上方にあるので、操作ノブ31に隠れる部分はなく、使用者は、画像G1から得られる情報すべてを視認把握することができる。
FIG. 6A shows a case where the operating
The image
Since the lower edge of the compressed image G2 is located above the upper end of the operating
以上詳述した実施例は、その構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形した変形例としてもよい。 The embodiment described in detail above is not limited to the configuration thereof, and may be modified without departing from the gist of the present invention.
車載装置であるカーナビゲーション装置91は、操作部3の操作ノブ31が第2状態で上方に起立するよう回動するものではなく、図7に示されるように、下方にお辞儀するよう回動する操作ノブ31Bを有する操作部3Bを備えたカーナビゲーション装置91Bに変形してもよい。
カーナビゲーション装置91Bは、第2状態においても操作ノブ31Bが表示部2の画像表示部分2aを覆うことがない。そのため、画像G1を圧縮させることなく、使用者は画像G1から得られる情報をすべて視認把握できる。
In the
In the
車載装置であるカーナビゲーション装置91は、上述のような表示部2を本体部1に収容した態様以外に、図8Aに示されるように、表示部2を収容したディスプレイ部1Bを別体として本体基部1Aに対し連結部1Cで連結したカーナビゲーション装置91Cに変形してもよい。
この場合、ディスプレイ部1Bは厚さが薄い扁平形状なので、スライドユニット5を、表示部2に対し直交する方向ではなく平行方向に移動させるように配置する。
In addition to the embodiment in which the
In this case, since the
すなわち、図8Aに示されるように、第1状態においてディスプレイ部1Bの例えば上面1Baに操作部3として操作ノブ31Cが配置される。そして、図8Bに示されるように、第2状態において操作ノブ31Cは矢印DR8のように移動して折れ曲がり(矢印DR81)、表示部2に直交する方向に露出した部分の面積が拡張するようにしてもよい。カーナビゲ―ション装置91Cにおいて、操作ノブ31が露出している上面1Baは操作面であり、実施例のカーナビゲーション91における前方を向く面(前面)に相当する。
That is, as shown in FIG. 8A, in the first state, an
スライド駆動部5Kは、モータ5mを動力源とするものに限らない。エアシリンダ或いは他のアクチュエータを動力源とするものでもよい。
車載装置は、上述のカーナビゲーション装置91,91A~91Cに限定されない。車載用のオーディオ装置,ディスプレイ装置,通信装置などであってもよい。
The
The in-vehicle device is not limited to the above-described
1 本体部
1A 本体基部
1B ディスプレイ部
1Ba 上面(操作面)
1C 連結部
11 筐体
12 枠部
12a ノブ用開口部
12b 表示開口部
2 表示部
2a 画像表示部分
3,3B,3C 操作部
3N スイッチユニット
31,31B.31C 操作ノブ
31a 先端面
31b 側面
32 ノブベース
32a,32b 貫通孔
32c 可撓片
32c1 突起部
321 連結部
322 軸部
323 第1後壁部
324 第2後壁部
33 ヒンジ部
331 ねじりコイルばね
332 規制部
5 スライドユニット
5K スライド駆動部
5m モータ
5p ピニオン
5r ラック
51 スライドベース
51a 長孔
52 ブラケット
53 基板
54 スイッチ
54a プッシュ部
55 シャフト
55a 基部
55b 首部
55c 頭部
56 コイルばね
81 制御部
811 CPU(中央処理装置)
812 記憶部
813 状態判定部
814 画像サイズ調整部
82 トリガ入力部
91,91A,91B,91C 車載装置(カーナビゲーション装置)
CL31 回動軸線
G1 画像
G2 圧縮画像
H1,H2 画像高さ
Jt トリガ情報
Jts トリガ設定情報
N1 固定具、 N2 段付きボルト
1
812
CL31 Rotation axis G1 Image G2 Compressed images H1, H2 Image height Jt Trigger information Jts Trigger setting information N1 Fixture, N2 Stepped bolt
Claims (3)
前記表示部を囲う枠部に配置された操作ノブと、
を備え、
前記操作ノブの先端面が前方を向いて露出する第1状態と、
前記操作ノブが前記第1状態から前記前方に移動して側面が前方を向くよう回動した第2状態と、
に状態遷移する車載装置。 A display section;
an operation knob arranged in a frame surrounding the display section;
Equipped with
a first state in which the distal end surface of the operating knob faces forward and is exposed;
a second state in which the operation knob moves from the first state to the front and rotates so that the side surface faces forward;
An in-vehicle device that changes state.
前記操作ノブを前記ノブベースに対し一の回動方向に付勢する付勢部材と、
前記枠部に形成され前記操作ノブが挿通するノブ用開口部と、
を備え、
前記第1状態において、前記操作ノブは前記ノブ用開口部に掛かって回動が規制されている請求項1又は請求項2記載の車載装置。 a knob base that rotatably supports the operation knob;
a biasing member that biases the operation knob in one rotational direction relative to the knob base;
a knob opening formed in the frame and into which the operating knob is inserted;
Equipped with
3. The in-vehicle device according to claim 1, wherein in the first state, the operation knob is engaged with the knob opening and rotation thereof is restricted.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022128176A JP2024025055A (en) | 2022-08-10 | 2022-08-10 | On-vehicle device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022128176A JP2024025055A (en) | 2022-08-10 | 2022-08-10 | On-vehicle device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2024025055A true JP2024025055A (en) | 2024-02-26 |
Family
ID=90010648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022128176A Pending JP2024025055A (en) | 2022-08-10 | 2022-08-10 | On-vehicle device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2024025055A (en) |
-
2022
- 2022-08-10 JP JP2022128176A patent/JP2024025055A/en active Pending
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