JP2024024809A - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】競技結果および投票内容に基づく配当とは別に特典を付与する懸賞が行われる場合に、効率よく懸賞に参加できるようにするための情報を提供する。【解決手段】情報処理装置に、ユーザが競技の結果に対する投票を行うことを条件として参加可能な懸賞であって、対象期間に獲得可能な特典に上限が設定された懸賞への参加を受け付ける受け付け部と、ユーザに対し、1以上の懸賞により対象期間に獲得可能な特典の合計と、上限との比較に基づく情報を通知する通知部と、を設ける。【選択図】図11

Description

新規性喪失の例外適用申請有り
本発明は、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
競技に対する投票を受け付け、競技の結果および投票の内容に応じた配当が付与される競技において、投票に関連付けて、競技結果および投票内容に基づく配当とは別に特典を付与する懸賞が行われる場合がある。
特許文献1には、ユーザから支払手続の入力を受け付けたこと課金に応じて、ゲームの遊技性に関わる遊技アイテムに交換可能な第1媒体と、懸賞への応募を可能とする第2応募媒体とをユーザに付与すると共に、ゲームの実行に応じて、懸賞への応募を可能とする第1応募媒体をユーザに付与し、ユーザによる懸賞への応募を受け付けるゲーム管理装置が開示されている。
特開2022-75014号公報
競技に対する投票に関連付けて特典が付与される懸賞において、効率よく懸賞に参加できるようにすることが求められる。
本発明は、競技の結果および投票の内容に応じた配当が付与される競技において、競技結果および投票内容に基づく配当とは別に特典を付与する懸賞が行われる場合に、効率よく懸賞に参加できるようにするための情報を提供することを目的とする。
本発明の一形態は、ユーザが競技の結果に対する投票を行うことを条件として参加可能な懸賞であって、対象期間に獲得可能な特典に上限が設定された懸賞への参加を受け付ける受け付け部と、ユーザに対し、1以上の懸賞により対象期間に獲得可能な特典の合計と、上限との比較に基づく情報を通知する通知部と、を有する、情報処理装置である。
本発明の一形態によれば、競技の結果および投票の内容に応じた配当が付与される競技において、競技結果および投票内容に基づく配当とは別に特典を付与する懸賞が行われる場合に、効率よく懸賞に参加できるようにするための情報を提供することができる。
本実施形態に係るシステムの全体構成を示す図である。 投票サーバの機能構成を示す図である。 懸賞サーバの機能構成を示す図である。 投票サーバおよび懸賞サーバのハードウェア構成例を示す図である。 端末装置の機能構成を示す図である。 端末装置のハードウェア構成例を示す図である。 懸賞における設定の例を示す図である。 懸賞システムにおいて設定される懸賞の具体例を説明する図である。 懸賞サーバの動作を示すフローチャートである。 端末装置に表示される、投票および懸賞への参加を受け付けるための操作画面の例を示す図である。 ユーザに通知される情報の第1の表示例を示す図である。 ユーザに通知される情報の第2の表示例を示す図である。 ユーザに通知される情報の第3の表示例を示す図である。 ユーザに通知される情報の第4の表示例を示す図である。 ユーザに通知される情報の第5の表示例を示す図である。 ユーザに通知される情報の第6の表示例を示す図である。 ユーザに通知される情報の第7の表示例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。後述する実施形態は、本発明を実施するための形態の一例にすぎず、本発明の実施形態は、後述する形態例に限定されない。従って、本発明の技術的範囲は、後述する実施形態に記載された範囲に限定されない。例えば実施形態に記載された内容に本発明の技術思想の範囲から逸脱しない種々の変更または改良を加えたものも、本発明の技術的範囲に含まれる。
<システム構成>
本実施形態は、投票システムと、投票システムに連動する懸賞システムとによって実現される。「投票システム」は、競技の結果に対する投票を受け付け、競技の結果と投票内容に応じて、投票を行ったユーザ(以下、「投票者」と呼ぶ)に対して配当による払い戻しを行うサービスを提供するシステムである。投票対象としての「競技」は特に限定されず、例えば、競輪、競馬、その他のレースや、球技、ゲーム(Esports)、クイズ等が対象となり得る。
「懸賞システム」は、投票システムに連動して実施され、所定の条件を満たすと特典が付与される懸賞サービスを提供するシステムである。この懸賞サービスにおいて、ユーザは、投票システムにおける投票を行ったことを条件として参加が受け付けられる。懸賞に参加したユーザ(以下、「懸賞参加者」と呼ぶ)のうち、特典が付与される条件(以下、「特典付与条件」と呼ぶ)を満足した者には、所定の特典が付与される。
懸賞システムについてさらに説明する。懸賞システムにより実施される懸賞は、投票システムにおける投票者を対象とするものであり、誰もが応募できるいわゆるオープン懸賞は含まない。また、抽選等によって特典付与の対象者が決定される一般懸賞の他、参加者全員に特典が付与される総付けも含まれるものとする。一般懸賞は第1の懸賞の一例であり、総付けは第2の懸賞の一例である。なお、複数の事業者が参加して行う共同懸賞については特に言及しないが、共同懸賞に対しても一般懸賞と同様に本懸賞システムを適用し得る。
図1は、本実施形態に係るシステムの全体構成を示す図である。本システムは、投票サーバ100と、懸賞サーバ200と、端末装置300とを備える。投票サーバ100は、投票システムのサービスを実現するサーバである。懸賞サーバ200は、懸賞サービスを実現するサーバである。端末装置300は、ユーザが投票システムのサービスや懸賞サービスを受けるために使用する情報処理装置である。投票サーバ100および懸賞サーバ200と端末装置300とは、ネットワーク400を介して接続されている。
ネットワーク400は、各装置の間のデータ通信に用いられるネットワークであれば、種類や仕様は特に限定されず、例えば、4Gや5G等の移動通信システム、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等を用いて良い。通信回線は、有線か無線かを問わず、これらを混在させても良い。また、ゲートウェイ装置やルータ等の中継装置を用い、複数のネットワークや通信回線を介して各装置を接続するように構成しても良い。
<投票サーバ100の構成>
図2は、投票サーバ100の機能構成を示す図である。投票サーバ100は、投票受け付け部110と、情報処理部120と、記憶部130と、出力部140とを備える。投票サーバ100は、ネットワーク400に接続されたサーバであり、単一のサーバマシンにより構成しても良いし、投票サーバ100の機能を複数のサーバマシンに分散して実現しても良い。また、いわゆるクラウド環境において利用可能な資源を用いて構築されたクラウドサーバとして実現しても良い。
投票受け付け部110は、ユーザによる競技への投票を受け付ける。投票は、ユーザにより端末装置300を用いて、例えば、競技結果を特定した投票券を購入することにより行われる。投票受け付け部110は、端末装置300から送信された投票に係るデータを受信し、投票を受け付ける。
情報処理部120は、投票および配当に関する種々の処理を実行する。具体的には、情報処理部120は、例えば、予想される競技結果ごとの投票数および投票券の購入額に基づいて予想配当率(オッズ)を計算する。また、情報処理部120は、例えば、確定した競技結果に応じてその競技結果に投票した投票者への配当を計算する。
記憶部130は、情報処理部120による処理に用いられる種々の情報を格納する。具体的には、記憶部130には、投票受け付け部110により受け付けられた投票に関する情報(図2では、「投票情報131」と記載)、情報処理部120により計算された予想配当率(図2では、「オッズ情報132」と記載)、競技結果の情報(図2では、「競技情報133」と記載)等が格納される。また、記憶部130には、投票サーバ100が各種の処理や制御を実行するためのプログラムが格納されている。
出力部140は、競技や配当に関する情報を出力し、端末装置300へ送信する。例えば競技の開始前には、出力部140は、競技の実施に関する情報および情報処理部120により計算された予想配当率の情報等を出力する。また、競技の終了後には、出力部140は、競技の結果および情報処理部120により計算された配当の情報等を出力する。
<懸賞サーバ200の構成>
図3は、懸賞サーバ200の機能構成を示す図である。懸賞サーバ200は、参加受け付け部210と、特典処理部220と、記憶部230と、通知部240とを備える。懸賞サーバ200は、ネットワーク400に接続されたサーバであり、単一のサーバマシンにより構成しても良いし、懸賞サーバ200の機能を複数のサーバマシンに分散して実現しても良い。また、いわゆるクラウド環境において利用可能な資源を用いて構築されたクラウドサーバとして実現しても良い。
参加受け付け部210は、ユーザによる懸賞への参加を受け付ける。懸賞への参加は、ユーザが、懸賞が関連付けられた競技への投票を行うことを条件として行われる。競技への投票は、上記のように、端末装置300を用いて行われる。ユーザは、例えば、端末装置300を操作して、投票システムの投票を行うと共に、投票対象の競技に関連付けられた懸賞を指定することにより、指定した懸賞への参加が受け付けられる。
懸賞においては、所定の条件下でユーザに付与される特典に上限が課される。例えば、一般懸賞においては、提供できる景品類の最高額が法的に定められており、景品類の最高額については、取引の価額が5,000円未満の場合は取引の価額の20倍まで、5,000円以上の場合は一律10万円までと決められている。そこで、本懸賞システムは、懸賞参加者に対し、一定期間に獲得可能な特典に上限を設定する。以下、この上限が設定される対象となる期間を「対象期間」と呼ぶ。そして、参加受け付け部210は、原則として、懸賞に参加しようとするユーザに関して、対象期間に獲得し得る特典が設定された上限を超えない範囲で、懸賞への参加を受け付ける。特典の上限が設定される基準である対象期間は、例えば、1日等の期間が設定される。上限は、単一の懸賞の特典に対して課すのではなく、ある懸賞参加者が対象期間内に獲得した特典の合計に対して課す。したがって、ユーザは、対象期間内に獲得する特典が上限値を超えない限り、複数回の懸賞に参加し、各懸賞における特典を獲得することができる。
なお、上限は、単に対象期間に特典が付与された1以上の懸賞における特典の合計とするだけでなく、かかる懸賞のうち、対象期間に特典の付与条件を達成する懸賞により獲得可能な特典の合計に対して課すものとしても良い。また、上限は、一般懸賞の特典だけでなく、総付けにより付与される特典を含めた合計に対して課す。
このような制御を行うため、後述するように、懸賞サーバ200は、投票者ごとの懸賞の参加状況および獲得した特典の情報を保持する。また、参加受け付け部210は、ユーザが参加しようとする懸賞を指定して投票を行う場合に、ユーザの識別情報を取得する。ユーザの識別情報としては、例えば、投票システムや懸賞システムのサービスを利用する際に用いるアカウント等を用い得る。アカウントに含まれる情報の例としては、ユーザのID、メールアドレス、電話番号、パスワード、名前、年齢、生年月日、性別、住所、金融口座等がある。相異なる複数のアカウントが用いられた場合であっても、各アカウントに記載されている情報から識別されるユーザが同一のユーザを示していることが分かる場合、かかる複数のアカウントを同一のユーザが所有しているとして扱い、複数のアカウントをまたいで特典の情報を合算しても良い。そして、参加受け付け部210は、取得した識別情報により特定されるユーザの懸賞の参加状況および獲得した特典を調査し、必要に応じて懸賞への参加を制限する。本懸賞システムにおける特典に対する上限の設定および懸賞の参加への制限の詳細については後述する。
特典処理部220は、懸賞における特典の付与に関する種々の処理を実行する。具体的には、特典処理部220は、例えば、特典付与の対象者を決定する。特典付与の対象者は、一般懸賞では抽選等により決定され、総付けでは懸賞参加者全員となる。また、特典処理部220は、例えば、各懸賞参加者に付与される特典の割り当てを決定する。例えば、一般懸賞において特典としての賞金総額が20万円であり、特典付与の対象者である当選者が4人である場合、当選者1人当たり5万円(=20万円÷4人)の賞金を付与するように分配しても良い。
また、特典処理部220は、ユーザが対象期間中に獲得可能な特典が上限を超過する可能性がある場合に、ユーザが新たに参加する懸賞において、このユーザに付与される特典を変更する。具体的には、特典として付与される賞金のうち、その特典が付与されることによりユーザが対象期間中に獲得する金額が上限額を超過する場合、特典の賞金を制限し、超過分の金額を破棄する。また、特典処理部220は、上記の特典の制限に伴って、特典の一部または全部を、懸賞に対して初期的に設定されている特典とは異なる代替の特典に変更しても良い。ここで、代替の特典としては、金銭価値に対応付けられていない特典としても良い。例えば、競技への投票を条件として参加可能な懸賞への参加権は、金銭価値に対応付けられていない。競技への投票は投票券を購入するために金銭を支払うが、投票に付随して懸賞に参加すること自体は金銭の支払いを伴わないためである。したがって、代替の特典として、投票を行うことなく他の懸賞に参加する権利の付与を行うことができる。
さらに、代替の特典として、懸賞に参加しようとするユーザ自身ではなく、このユーザに対して特定の関係を有し、この懸賞に参加している他のユーザに対して特典を付与しても良い。特定の関係としては、種々の関係が考えられるが、一例として、あるユーザの投票に相乗りする投票の仕組みを考える。例えば、ユーザ自身が競技結果を予想して投票する代わりに、他者を指定することにより、その他者の投票と同じ内容で投票する仕組みである。この場合のユーザと相乗り先の他者とを特定の関係を有するユーザとする。この特定の関係を有する他のユーザは、特定ユーザの一例である。この特定の関係を有するユーザに付与される代替の特典としては、種々の特典が考えられるが、一例として、この特定の関係を有する他のユーザに対する特典が付与される確率を変動させることが考えられる。この場合、特典を制限されたユーザにおける特典の制限額が大きいほど、特定の関係を有する他のユーザに特典が付与される確率が大きくなるようにしても良い。
なお、上記の説明では、特典処理部220が、ユーザが対象期間中に獲得可能な特典が上限を超過する可能性がある場合に特典を変更することについて述べた。この他、特典処理部220は、ユーザがある懸賞において特典を付与されることが確定し、この特典の付与によって対象期間中に獲得した特典が上限を超過した場合についても同様に、特典を制限したり、代替の特典に変更したりする。
記憶部230は、特典処理部220による処理に用いられる種々の情報を格納する。具体的には、記憶部230には、懸賞参加者の識別情報(図3では、「参加者情報231」と記載)、各懸賞参加者における既に取得された特典に関する情報(図3では、「既得特典情報232」と記載)、実施された懸賞および実施が予定されている懸賞に関する情報(図3では、「懸賞情報233」と記載)等が格納される。また、記憶部230には、懸賞サーバ200が各種の処理や制御を実行するためのプログラムが格納されている。
通知部240は、懸賞や特典に関する種々の情報を出力し、端末装置300へ送信してユーザ(懸賞参加者、懸賞に参加しようとする者)に通知する。例えば、特典の付与が確定すると、通知部240は、付与対象の懸賞参加者に対し、特典が付与されたことを示す通知を行う。また、ユーザによる懸賞への参加を受け付ける際や懸賞参加者が特典の付与対象とされた場合に、通知部240は、これらのユーザに対し、既に獲得している特典の情報を通知したり、獲得可能な特典や代替可能な特典の案内を通知したりする。
<サーバ100、200のハードウェア構成>
図4は、投票サーバ100および懸賞サーバ200のハードウェア構成例を示す図である。投票サーバ100および懸賞サーバ200は、例えば、コンピュータにより構成される。図4に示すサーバ100、200は、プロセッサ101と、RAM(Random Access Memory)102と、ROM(Read Only Memory)103と、補助記憶装置104と、通信インターフェイス105とを備える。
プロセッサ101は、演算手段であり、例えば、1または複数のCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)等により構成される。RAM102は、主記憶装置(メイン・メモリ)であり、プロセッサ101が演算処理を行う際の作業用メモリとして用いられる。ROM103は、プログラムや予め用意された設定値等のデータを記憶する記憶手段である。補助記憶装置104は、プロセッサ101が実行するプログラムやデータを記憶する記憶手段であり、例えば、磁気ディスク装置やSSD(Solid State Drive)等により構成される。通信インターフェイス105は、投票サーバ100および懸賞サーバ200がネットワーク400を介して他のサーバや端末装置300と接続するためのインターフェイスである。なお、図4に示す構成は、投票サーバ100および懸賞サーバ200を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例に過ぎず、図示とは異なる構成により投票サーバ100および懸賞サーバ200を実現しても良い。
投票サーバ100が図4に示すコンピュータにより構成される場合、投票受け付け部110および出力部140の各機能は、ROM103や補助記憶装置104に格納されたプログラムを実行するプロセッサ101と、通信インターフェイス105とにより実現される。情報処理部120の機能は、プロセッサ101がROM103や補助記憶装置104に格納されたプログラムを実行することにより実現される。記憶部130は、RAM102、ROM103、補助記憶装置104等の記憶手段により実現される。
懸賞サーバ200が図4に示すコンピュータにより構成される場合、参加受け付け部210および通知部240の各機能は、ROM103や補助記憶装置104に格納されたプログラムを実行するプロセッサ101と、通信インターフェイス105とにより実現される。特典処理部220の機能は、プロセッサ101がROM103や補助記憶装置104に格納されたプログラムを実行することにより実現される。記憶部230は、RAM102、ROM103、補助記憶装置104等の記憶手段により実現される。
<端末装置300の構成>
図5は、端末装置300の機能構成を示す図である。端末装置300は、受け付け部310と、情報処理部320と、通信部330と、表示部340とを備える。端末装置300は、ネットワーク400に接続可能な情報処理装置であり、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、その他の装置により実現される。
受け付け部310は、ユーザによる操作を受け付ける。ユーザは、投票システムおよび懸賞システムのサービスを利用するため、競技および懸賞を選択し、投票を行う。ユーザにより端末装置300を用いて行われるこれらの操作を受け付ける。
情報処理部320は、競技への投票および懸賞への参加に関する種々の処理を実行する。具体的には、情報処理部320は、受け付け部310により受け付けた操作に応じて、投票サーバ100および懸賞サーバ200に接続する。そして、情報処理部320は、選択された競技に投票するための命令を投票サーバ100へ送信し、選択された懸賞に参加するための命令を懸賞サーバ200へ送信する。また、情報処理部320は、投票サーバ100から競技や投票に関する情報等を受け取り、ユーザに通知する。また、情報処理部320は、懸賞サーバ200から懸賞への参加に関する情報や特典の付与に関する情報等を受け取り、ユーザに通知する。
通信部330は、情報処理部320による制御に従って、ネットワーク400を介して投票サーバ100および懸賞サーバ200に接続し、これらのサーバ100、200とデータ交換を行う。
表示部340は、投票システムおよび懸賞システムのサービスを利用するための各種の表示を行う。具体的には、表示部340は、ユーザが競技および懸賞を選択し、投票を行うための操作画面を表示したり、競技や懸賞の情報をユーザに報知するための情報画面を表示したりする。表示部340により表示される画面の詳細については後述する。
<端末装置300のハードウェア構成>
図6は、端末装置300のハードウェア構成例を示す図である。端末装置300は、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、その他の情報処理装置により構成される。図6に示す端末装置300は、プロセッサ301と、RAM302と、ROM303と、補助記憶装置304と、表示装置305と、入力装置306と、通信インターフェイス307とを備える。
プロセッサ301は、演算手段であり、例えば、1または複数のCPU、MPU、GPU、DSP等により構成される。RAM302は、主記憶装置であり、プロセッサ301が演算処理を行う際の作業用メモリとして用いられる。ROM303は、プログラムや予め用意された設定値等のデータを記憶する記憶手段である。補助記憶装置304は、プロセッサ301が実行するプログラムやデータを記憶する記憶手段であり、例えば、磁気ディスク装置やSSD(Solid State Drive)等により構成される。
表示装置305は、各種の操作画面や情報を提示するための画面を表示する装置であり、例えば、液晶ディスプレイにより構成される。入力装置306は、ユーザが投票しようとする競技や参加しようとする懸賞の選択、その他の種々の入力操作を行うために用いる装置であり、例えば、キーボード、マウス、指等で押圧または触れた位置に応じた制御信号を出力するタッチセンサ等により構成される。表示装置305の画面と入力装置306としてのタッチセンサとを組み合わせたタッチパネルとして構成しても良い。
通信インターフェイス307は、端末装置300がネットワーク400を介して投票サーバ100および懸賞サーバ200と接続するためのインターフェイスである。なお、図6に示す構成は、端末装置300を実現する情報処理装置のハードウェア構成の一例に過ぎず、図示とは異なる構成により端末装置300を実現しても良い。
端末装置300が図6に示すコンピュータにより構成される場合、受け付け部310の機能は、ROM303や補助記憶装置304に格納されたプログラムを実行するプロセッサ301と、入力装置306とにより実現される。情報処理部320の機能は、プロセッサ301がROM303や補助記憶装置304に格納されたプログラムを実行することにより実現される。通信部330の機能は、ROM303や補助記憶装置304に格納されたプログラムを実行するプロセッサ301と、通信インターフェイス307とにより実現される。表示部340の機能は、ROM303や補助記憶装置304に格納されたプログラムを実行するプロセッサ301と、表示装置305とにより実現される。
<懸賞の態様>
ここで、懸賞システムにより提供される懸賞サービスの態様について説明する。懸賞サービスに対しては、上述したように、投票システムにおける投票を行ったことを懸賞への参加条件とする他、様々な実施の条件や態様を設定し得る。
図7は、懸賞における設定の例を示す図である。図7には、懸賞サービスにおける設定可能な項目の例として、「参加条件」、「付与条件」、「確定時期」、「付与時期」、「特典の内容」が示されている。なお、図7に示す設定項目は例示であり、図示の項目の何れかを設定しなくても良いし、図示されていない項目や内容の設定を行っても良い。
「参加条件」は、懸賞への参加条件であり、上述した投票システムにおいて競技に投票することに加えて設定可能な条件である。図7に示す例では、「参加条件」として、「投票回数」、「購入額」等を設定することができる。「投票回数」は、懸賞に参加するために必要な投票回数であり、例えば、特定のシリーズの競技に対して3回投票したことを条件として参加が受け付けられるというような設定が行われる。「購入額」は、懸賞に参加するために必要な投票券の購入額であり、例えば、特定のシリーズの競技において行われる1回または複数回の投票で、合計で3000円分の投票券を購入したことを条件として参加が受け付けられるというような設定が行われる。
「付与条件」は、懸賞参加者に対して特典を付与するための条件である。図7に示す例では、「付与条件」として、「抽選」、「参加」等を設定することができる。「抽選」は、一般懸賞における特典の付与条件であり、懸賞参加者のうち、抽選により特典の付与対象が決定される。「参加」は、総付けにおける特典の付与条件であり、懸賞参加者の全てが特典の付与対象となる。言い換えれば、懸賞に参加することが、特典が付与されるための条件である。
「確定時期」は、懸賞参加者に対して特典が付与されることが確定する時期である。図7に示す例では、「確定時期」として、「参加受け付け時」、「競技開始時」、「競技終了時」、「特定の日時」等を設定することができる。「参加受け付け時」では、懸賞への参加を受け付けた時点で、懸賞参加者に対し、特典が付与されるか否かが確定する。「競技開始時」では、懸賞に参加条件として投票が行われた競技が開始した時点で、懸賞参加者に対し、特典が付与されるか否かが確定する。「競技終了時」では、懸賞に参加条件として投票が行われた競技が終了した時点で、懸賞参加者に対し、特典が付与されるか否かが確定する。「特定の日時」では、その懸賞において定められた日時となった時点で、懸賞参加者に対し、特典が付与されるか否かが確定する。
「付与時期」は、懸賞参加者に対して特典が付与される時期である。懸賞において、特典の付与が確定する時期と実際に付与される時期とは一致していなくても良く、「確定時期」とは別に「付与時期」を設定し得る。図7に示す例では、「付与時期」として、「確定時」、「確定日」、「懸賞終了時」、「特定の日時」等を設定することができる。「確定時」では、特典の付与対象である懸賞参加者が確定した時点で、その懸賞参加者に対して特典が付与される。「確定日」では、特典の付与対象である懸賞参加者が確定した当日に、その懸賞参加者に対して特典が付与される。「懸賞終了時」では、懸賞への参加が可能な期間が終了した時点で、その懸賞参加者に対して特典が付与される。「特定の日時」では、その懸賞において定められた日時となった時点で、その懸賞参加者に対して特典が付与される。なお、この「付与時期」における「特定の日時」は、「確定時期」における「特定の日時」とは異なる日時であって良い。
「特典の内容」は、懸賞参加者に対して付与される特典の内容である。図7に示す例では、「特典の内容」として、「賞金」、「賞品」、「サービスを受ける権利」等を設定することができる。「賞金」は、特典が金銭であることを意味する。図示していないが、特典が「賞金」である場合、金額も設定される。「賞金」の金額は、総額を定めておき、特典の付与対象者の各々に対して適宜分配しても良いし、特典の付与対象者ごとに予め金額を定めても良い。「賞品」は、特典が物品であることを意味する。「賞品」としての物品は、金銭価値を有するものでも有しないものでも良い。ただし、金銭価値を有する物品を「賞品」とする場合、その物品の金額が、特典に対して設定される上限を超過しないように設定される。「サービスを受ける権利」は、特典が何らかのサービスを受ける権利であることを意味する。「サービスを受ける権利」としては、他の懸賞への参加権、懸賞において有利になるような情報や取り扱いを受ける権利、懸賞サービスとは別のサービスに関する権利等、様々な権利を設定し得る。また、「サービスを受ける権利」におけるサービスや権利は、本来、金銭を支払って得るものでも、金銭を支払わずに得られるものでも良い。ただし、金銭を支払って得るサービスや権利を特典として付与する場合、通常、そのサービスや権利を得るために支払われる金額が、特典に対して設定される上限を超過しないように設定される。
なお、以上説明した懸賞サービスにおける条件や態様は、例示に過ぎず、図7や上記の説明において具体的に示した内容には限定されない。これらの条件や態様は、懸賞サービスごとの趣向や設計に応じて、様々に組み合わせ、設定して良い。
図8は、懸賞システムにおいて設定される懸賞の具体例を説明する図である。ここでは、複数の選択肢のうちから当選対象の選択肢を抽選し、当選した選択肢を選択したユーザの数と、選択肢に関連付けられた当選金とに基づいて、当該当選した選択肢を選択した各ユーザに付与する特典の額を決定する懸賞について説明する。図8に示す例では、選択肢として「1」から「10」までの10個の数字を用いる。具体的には、懸賞参加者に「1」から「10」までの10個の数字のうち所望の数字を選択させ、この10個の数字の中から当選番号を決定し、当選番号を選択した懸賞参加者に対して賞金を付与する。なお、上記の例では、選択肢として数字を用いた例について説明したが、別の選択肢で代替しても良く、選択肢の数も上述した例に限らない。
この懸賞において、懸賞参加者は、競技に投票して懸賞に参加する際、この懸賞を指定すると共に、10個の数字の何れかを選択する。図8に示すように、各数字には当選総額が設定されている。図8に示す例では、当選総額として、数字「1」~「6」、「8」~「10」には100,000円が設定され、数字「7」には200,000円が設定されている。
当選番号は、懸賞への参加が可能な期間が終了した後に決定されるものとする。当選番号を選択した懸賞参加者(以下、「当選者」と呼ぶ)が複数人である場合、当選番号に設定されている当選総額を当選者数で割った金額が、賞金として各当選者に付与されるものとする。例えば、当選番号が「1」であり、当選者数が4人である場合、各当選者の賞金は、25,000円(=100,000円/4人)である。また、当選番号が「7」であり、当選者が5人である場合、各当選者の賞金は、40,000円(=200,000円/5人)である。
<懸賞サーバ200の動作>
図9は、懸賞サーバ200の動作を示すフローチャートである。ユーザが端末装置300を操作して、懸賞を指定し、競技に対する投票を行うと、端末装置300は、投票に関する入力情報を投票サーバ100へ送信し、懸賞への参加要求を含む入力情報を懸賞サーバ200へ送信する。なお、投票操作を行う際にユーザ認証が行われ、投票サーバ100および懸賞サーバ200へユーザに関する情報が送信されているものとする。
懸賞サーバ200は、端末装置300から懸賞への参加要求を受け付けると(S101)、ユーザが対象期間中に既に獲得している特典を調査する(S102)。そして、懸賞サーバ200は、今回選択された懸賞でこのユーザに対して特典が付与されると、このユーザが対象期間中に獲得する特典が上限を超過する可能性があるか否かを判断する。このユーザが対象期間中に獲得する特典が上限を超過する可能性がなければ(S103でNO)、懸賞サーバ200は、端末装置300から受け付けた懸賞への参加要求に基づき、ユーザによる懸賞への参加を受け付ける(S106)。
一方、このユーザが対象期間中に獲得する特典が上限を超過する可能性がある場合(S103でYES)、懸賞サーバ200は、ユーザが参加しようとするこの懸賞で特典を獲得すると(言い換えれば、次に特典が付与されると)対象期間中に獲得する特典の合計が上限を超える可能性があることを知らせる通知を、ユーザの端末装置300に対して行う(S104)。また、詳しくは後述するが、懸賞サーバ200は、この通知において、特典の合計が上限を超えないように付与される特典が制限されることを知らせる内容や、参加要求を行った懸賞ではなく、付与される特典の金額が小さい他の懸賞への参加を勧める案内を含めても良い。
懸賞サーバ200は、この通知に対する応答を端末装置300から受け付けると(S105)、端末装置300から受け付けた懸賞への参加要求および通知に対する応答に基づき、ユーザによる懸賞への参加を受け付ける(S106)。ここで、通知に対する応答としては、例えば、参加対象の懸賞を変更せずに参加を要求するもの、上記の案内に応じて他の懸賞に変更して参加を要求するもの等が挙げられる。懸賞サーバ200は、特典に対する上限の設定に応じて予め定められた範囲で懸賞の変更を許容し、懸賞への参加を受け付ける。
次に、懸賞サーバ200は、S106で参加を受け付けた懸賞参加者であるユーザに関して、懸賞における特典の付与条件を満足したか否かを判断する。例えば、特典の付与対象が抽選で決まる一般懸賞の場合、この抽選で懸賞参加者が当選すれば特典の付与条件を満足し、落選すれば付与条件は満足しない。この懸賞参加者に関して特典の付与条件を満足しない場合(S107でNO)、この懸賞参加者に対して特典が付与されずに懸賞が終了する。
一方、この懸賞参加者に関して特典の付与条件を満足した場合(S107でYES)、懸賞サーバ200は、この特典の付与により、この懸賞参加者が対象期間中に獲得した特典が上限を超過したか否かを判断する。この特典が付与されても上限を超過しない場合(S108でNO)、特典は何ら制限されずに懸賞参加者に付与されるので、懸賞サーバ200は、懸賞参加者の端末装置300に対し、特典が付与されることを知らせる通知を行う(S111)。
これに対し、今回の特典の付与により、この懸賞参加者が対象期間中に獲得した特典の合計が上限を超過した場合(S108でYES)、懸賞サーバ200は、特典の合計が上限を超えないように、付与される特典の変更を受け入れるかを問い合わせる通知を、懸賞参加者の端末装置300に対して行う(S109)。特典の変更としては、例えば、特典の全部または一部の破棄、金銭価値の異なる特典への変更等が挙げられる。懸賞サーバ200は、この通知による特典の変更を受け入れる旨の応答を懸賞参加者の端末装置300から受け取ると(S110)、この端末装置300に、特典が付与されることを知らせる通知を行う(S111)。
<端末装置300における表示画面の例>
投票システムにおける競技への投票および懸賞システムにおける懸賞への参加は、端末装置300の操作により行われる。端末装置300は、投票サーバ100および懸賞サーバ200に接続し、各サーバ100、200から取得した競技や懸賞の情報に基づき、投票および懸賞への参加を受け付けるための操作画面を表示部340に表示する。そして、ユーザが操作画面上で投票および懸賞に参加するための操作を行うことにより、投票サーバ100および懸賞サーバ200において投票および懸賞への参加が受け付けられる。
図10は、端末装置300に表示される、投票および懸賞への参加を受け付けるための操作画面の例を示す図である。図10に示す操作画面341では、「本日の開催競技」というタイトルと共に、開催される競技の一覧(「競技1」、「競技2」、「競技3」、……)が表示されている。競技の一覧の右側には、懸賞の一覧(「懸賞1」、「懸賞2」、「懸賞3」、「懸賞4」、……)が表示されている。ユーザは、端末装置300に表示された操作画面341を用い、競技を選択すると共にその競技に関連付けられた懸賞を選択し、選択した競技に対して投票を行うことにより、選択した懸賞に参加することができる。競技および懸賞の選択操作は、例えば、端末装置300の入力装置306が表示装置305と組み合わされたタッチパネルである場合、表示装置305に表示された操作画面341における競技の一覧および懸賞の一覧のうち所望の競技および懸賞にタッチすることにより行われる。そして、端末装置300の受け付け部310が、操作画面341の操作により入力された競技および懸賞の選択を受け付け、通信部330により、選択された競技および懸賞の情報を投票サーバ100および懸賞サーバ200へ送信する。このように、端末装置300の受け付け部310は、ユーザの操作に応じて懸賞への参加を受け付ける受け付け部の一例である。
なお、図10では競技と懸賞との関係を明示していないが、特定の競技に投票することにより参加可能となる特定の懸賞に関して、初期的にまたは投票しようとする競技が選択された状態で、競技とその競技に投票することで参加が可能となる懸賞との関係を識別可能な表示制御が行われる。具体的には、例えば、操作画面341上で特定の競技が選択されると、この特定の競技に関連付けられた特定の懸賞が他の懸賞とは異なる表示態様で表示されたり、特定の懸賞が選択されると、この特定の懸賞が関連付けられている特定の競技が他の競技とは異なる表示態様で表示されたりするような表示制御を行っても良い。
図9を参照して説明したように、懸賞サーバ200は、懸賞への参加を受け付ける際、選択された懸賞で特典を獲得するとユーザが対象期間中に獲得する特典の合計が上限を超える可能性がある場合に、通知をユーザの端末装置300に対して送信する(S104参照)。また、懸賞サーバ200は、懸賞における特典の付与が確定した際、確定した特典を付与することによりユーザが対象期間中に獲得する特典の合計が上限を超えた場合に、通知をユーザの端末装置300に対して送信する(S109参照)。端末装置300は、懸賞サーバ200から通知された情報を表示部340に表示してユーザに通知する。情報の表示は、例えば、図10を参照して説明した操作画面341等の画面にメッセージ・ウィンドウを重ねて表示する等の手段により行われる。このように、端末装置300の表示部340は、ユーザに対し、対象期間に獲得可能な特典の合計と上限との比較に基づく情報を通知する通知部の一例である。以下、いくつかの表示例を提示して説明する。
図11は、ユーザに通知される情報の第1の表示例を示す図である。図11に示す例では、図10に示した操作画面341に、メッセージ・ウィンドウM1が重ねて表示されている。メッセージ・ウィンドウM1には、「獲得金額の合計が8万円となりました。あと2万円の獲得で、上限の10万円に到達します。」というテキストが表示されている。このテキストは、ユーザが対象期間に獲得した特典の合計金額と、対象期間中にさらに獲得可能な特典の金額と、上限額とをユーザに知らせる内容である。この例では、上限が10万円に設定されており、これから対象期間中に参加する懸賞では、2万円までの特典しか得られないことが通知されている。
上記の通知は、ユーザが対象期間に獲得した特典の合計金額が、上限の金額よりも小さい値で設定された閾値に達した場合に行うようにしても良い。例えば、上記の上限10万円に対し、閾値として6万円、8万円、9万円の金額を設定し、ユーザの獲得金額の合計が各閾値の値となった場合に通知を行う。通知を行うタイミングは、獲得金額の合計が閾値に到達する特典の付与が確定したときであっても良いし、獲得金額の合計が閾値に到達した後に、最初に、懸賞に参加する操作が行われたときであっても良い。
図12は、ユーザに通知される情報の第2の表示例を示す図である。図12に示す例では、図10に示した操作画面341に、獲得した特典の確認ウィンドウG1が重ねて表示されている。確認ウィンドウG1には、ユーザが対象期間に獲得した特典の合計金額と上限額との比較結果がゲージ画像によって示されている。また、確認ウィンドウG1には、「あと48,000円獲得できます」、「現在の獲得金額 52,000円/100,000円」といったテキストが表示されており、合計金額と上限額との比較結果や差分がテキストによっても確認可能となっている。この通知を行うタイミングは、例えば、ユーザにより新たに懸賞に参加する操作が行われたときである。
図13は、ユーザに通知される情報の第3の表示例を示す図である。図13に示す例では、図10に示した操作画面341に、メッセージ・ウィンドウM2が重ねて表示されている。メッセージ・ウィンドウM2には、「この懸賞で特典が付与されると獲得金額の合計が10万円を超える可能性があります。他の懸賞への参加を推奨します。」というテキストが表示されている。このテキストは、ユーザが選択された懸賞の特典を含む対象期間に獲得可能な特典の合計金額と上限額との比較結果をユーザに知らせると共に、対象期間における特典の合計金額が上限額を超えないようにするための手段として、選択されている懸賞ではない他の懸賞への参加を促す内容である。この通知を行うタイミングは、例えば、ユーザにより新たに懸賞に参加する操作が行われたときである。
メッセージ・ウィンドウM2に記載されたテキストにおいて、「この懸賞で特典が付与されると獲得金額の合計が10万円を超える可能性があります。」とある。例えば、ユーザが対象期間中に特典として既に獲得している金額が8万円であり、懸賞において2万円以上の当選金額が設定されている場合等である。この場合、同じ競技に関連付けられている懸賞のうち、最高当選額が2万円以下の懸賞であれば、その懸賞で特典を獲得しても、上限の10万円を超えることはない。そこで、上記のメッセージ・ウィンドウM2では、「他の懸賞への参加を推奨します。」としたが、最高当選額が2万円以下である特定の懸賞を具体的に示しても良い。
また、他の懸賞を推奨するのではなく、同じ懸賞において、獲得金額の合計が10万円を超えないような参加の仕方を示唆するようにしても良い。例えば、複数の選択肢のうちから当選対象の選択肢を抽選し、選択肢ごとに異なる金額の当選金を特典として付与する懸賞を考える。この場合、ユーザの獲得金額の合計が上限の10万円を超える額となる高額の当選金が関連付けられた選択肢と、ユーザの獲得金額の合計が上限の10万円を超える額とならない低額の当選金が関連付けられた選択肢とを、識別可能に提示することが考えられる。
具体例として、図8を参照して説明した懸賞を考える。この懸賞において、選択肢としての数字「1」~「10」の各々に対して個別に当選額が設定されるものとする。また、当選額は、各数字に設定された総額に関わらず、数字ごとに各懸賞参加者に付与される最高額が決まっているものとする。例えば、数字「1」~「5」を選択した場合の当選金の最高額を3万円とし、数字「6」~「10」を選択した場合の当選金の最高額を2万円とする。この場合、ユーザが対象期間中に特典として既に獲得している金額が8万円であるとすると、この懸賞に参加しようとするユーザが「1」~「5」の数字を選択した場合は、当選した場合の獲得額の合計が上限値である10万円を超えてしまうが、「6」~「10」の数字を選択した場合は、当選した場合の獲得額の合計が上限値である10万円を超えない。当選金額が低額である選択肢「6」~「10」を選択するようにメッセージ・ウィンドウにて示唆するようにしても良い。具体的には、選択肢「1」~「5」と選択肢「6」~「10」とを、表示態様を変えて表示する等の手段により識別可能とすること等が考えられる。
図14は、ユーザに通知される情報の第4の表示例を示す図である。図14に示す例では、図10に示した操作画面341に、メッセージ・ウィンドウM3が重ねて表示されている。メッセージ・ウィンドウM3には、「この懸賞で特典が付与されると獲得金額の合計が10万円を超える可能性があります。10万円を超過した分の金額は破棄され、懸賞3への参加権が付与されます。超過金額が1万円を超える場合、懸賞3に参加した場合の当選確率が上がります。」というテキストが表示されている。このテキストは、ユーザが選択された懸賞の特典を含む対象期間に獲得可能な特典の合計金額と上限額との比較結果をユーザに知らせると共に、対象期間における特典の合計金額が上限額を超える場合に、選択された懸賞で付与される特典の金額が制限されることを知らせる内容である。この通知を行うタイミングは、例えば、ユーザにより新たに懸賞に参加する操作が行われたときである。
また、このテキストには、特典の金額が制限される代わりに、懸賞3への参加権という代替の特典が付与されることを知らせる内容が示されている。ここでは、懸賞3への参加権は、他の懸賞と同様に投票システムにおける競技への投票を行うことにより得られるものであり、金銭価値に対応付けられていないものとする。さらに、このテキストには、代替の特典の内容が、上限額に基づく制限により破棄された金額に応じて変動することを知らせる内容が示されている。上記の例では、破棄された金額に応じて懸賞3に参加した場合の当選確率が変わることとしたが、破棄された金額に応じて参加可能な懸賞の数や種類を変えたり、異なる種類の特典を代替の特典として提供したりするようにしても良い。選択された懸賞において初期的に設定されている特典は第1特典の一例であり、上記の代替の特典は第2特典の一例である。
図15は、ユーザに通知される情報の第5の表示例を示す図である。図15に示す例では、図10に示した操作画面341に、メッセージ・ウィンドウM4が重ねて表示されている。メッセージ・ウィンドウM4には、「この懸賞で特典が付与されると獲得金額の合計が10万円を超える可能性があります。10万円を超過した分の金額は破棄されますが、超過金額に応じてあなたと関係付けられた参加者の当選確率が上がります。」というテキストが表示されている。このテキストは、ユーザが選択された懸賞の特典を含む対象期間に獲得可能な特典の合計金額と上限額との比較結果をユーザに知らせると共に、対象期間における特典の合計金額が上限額を超える場合に、選択された懸賞で付与される特典の金額が制限されることを知らせる内容である。この通知を行うタイミングは、例えば、ユーザにより新たに懸賞に参加する操作が行われたときである。
また、このテキストには、特典の金額が制限される代わりに、ユーザに関係付けられた他の参加者の利益という代替の特典が付与されることを知らせる内容が示されている。ユーザに関係付けられた他の参加者とは、投票システムが提供する仕組みによりユーザと特定の関係を有する他のユーザであって、懸賞に参加している者である。特定の関係を有する他のユーザの例としては、上述した投票の相乗り先のユーザ等が挙げられる。なお、投票の相乗りに基づく関係は、上記の特定の関係の例示に過ぎず、特定の関係として、ユーザ間に認められる種々の関係を設定して良い。
図16は、ユーザに通知される情報の第6の表示例を示す図である。図16に示す例では、図10に示した操作画面341に、メッセージ・ウィンドウM5が重ねて表示されている。メッセージ・ウィンドウM5には、「この懸賞で特典が付与されると獲得金額の合計が10万円を超えるため、特典を受け取ることができません。他の懸賞への参加を推奨します。」というテキストが表示されている。このテキストは、図13に示したメッセージ・ウィンドウM2のテキストと異なり、選択された懸賞で特典を獲得すると、ユーザの対象期間に獲得する特典の合計金額が必ず(すなわち、最低金額の特典を獲得した場合であっても)上限額を超えることを知らせる内容である。そして、対象期間における特典の合計金額が上限額を超えないようにするための手段として、選択されている懸賞ではない他の懸賞への参加を促す。この通知を行うタイミングは、例えば、ユーザにより新たに懸賞に参加する操作が行われたときである。
図17は、ユーザに通知される情報の第7の表示例を示す図である。図17に示す例では、図10に示した操作画面341に、メッセージ・ウィンドウM6が重ねて表示されている。メッセージ・ウィンドウM6には、「獲得金額の合計が10万円に達しました。10万円を超過した分の金額は破棄されます。また、あなたには懸賞3への参加権が付与されました。なお、超過金額に応じて、懸賞3に参加した場合の当選率が変わります。」というテキストが表示されている。
図11~図16に示した表示例が、選択された懸賞で特典を獲得すると、ユーザが対象期間中に獲得する特典が上限を超過する可能性がある場合に行われる通知の例であるのに対し、図17に示す表示例は、懸賞における特典の付与が確定した際、確定した特典を付与することによりユーザが対象期間中に獲得する特典の合計が上限を超えた場合に行われる通知の例である。したがって、この通知を行うタイミングは、例えば、ユーザの獲得金額の合計が閾値に到達する特典の付与が確定したときである。図17のメッセージ・ウィンドウM6に表示されたテキストは、ユーザが対象期間に獲得した特典の合計金額と上限額との比較結果をユーザに知らせると共に、対象期間における特典の合計金額が上限額を超えたために、付与される特典の金額が制限されることを知らせる内容である。
また、このテキストには、特典の金額が制限される代わりに、懸賞3への参加権という代替の特典が付与されることを知らせる内容が示されている。ここでは、懸賞3への参加権は、他の懸賞と同様に投票システムにおける競技への投票を行うことにより得られるものであり、金銭価値に対応付けられていないものとする。さらに、このテキストには、代替の特典の内容が、上限額に基づく制限により破棄された金額に応じて変動することを知らせる内容が示されている。選択された懸賞において初期的に設定されている特典は第1特典の一例であり、上記の代替の特典は第2特典の一例である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態には限定されない。例えば、上記の実施形態では、ユーザが対象期間中に獲得する金額が上限額を超過しないように付与される特典を制限したり変更したりする場合、図14、15、17を参照して説明したように、端末装置300において通知を行った。これに対し、このような通知を行うことなく、特典の制限や変更、特定の関係を有する他のユーザへの特典の付与等を行っても良い。また、上記の実施形態では、投票サーバ100および懸賞サーバ200をそれぞれ設けたが、一のサーバの機能として実現しても良い。その他、本発明の技術思想の範囲から逸脱しない様々な変更や構成の代替は、本発明に含まれる。
<まとめ>
以下に、実施の形態で説明した情報処理装置、情報処理方法およびプログラムの主な特徴を示す。
[汎用課題]
本発明の目的の一つは、競技結果および投票内容に基づく配当とは別に特典を付与する懸賞が行われる場合に、効率よく懸賞に参加できるようにするための情報を提供することである。
[付記1]に対応する課題
本発明の目的の1つは、ユーザが対象期間に獲得可能な特典の情報を提供することである。
[付記1]情報処理装置は、ユーザが競技の結果に対する投票を行うことを条件として参加可能な懸賞であって、対象期間に獲得可能な特典に上限が設定された懸賞への参加を受け付ける受け付け部と、ユーザに対し、1以上の懸賞により対象期間に獲得可能な特典の合計と、上限との比較に基づく情報を通知する通知部と、を有する。
この情報処理装置によれば、ユーザが対象期間に獲得可能な特典の情報を提供することができる。
[付記2]に対応する課題
本発明の目的の1つは、ユーザの獲得した特典の合計が上限に到達する前に、獲得した特典の情報を提供することである。
[付記2]通知部は、ユーザの獲得した特典の合計が上限よりも小さい所定の閾値に達した場合に、ユーザに対し、特典の合計が閾値に達したことを通知する、付記1に記載の情報処理装置。
これにより、ユーザの獲得した特典の合計が上限に到達する前に、獲得した特典の情報を提供することができる。
[付記3]に対応する課題
本発明の目的の1つは、ユーザの獲得した特典の合計が上限を超える可能性についての情報を提供することである。
[付記3]通知部は、ユーザに対し対象期間において次に特典が付与されると、ユーザの獲得した特典の合計が上限を超える可能性がある場合に、ユーザに対し、特典の合計が上限を超える可能性があることを通知する、付記1に記載の情報処理装置。
これにより、ユーザの獲得した特典の合計が上限を超える可能性についての情報を提供することができる。
[付記4]に対応する課題
本発明の目的の1つは、ユーザの獲得した特典の合計が上限を超えないようにするための情報を提供することである。
[付記4]通知部は、ユーザが参加しようとする懸賞において、対象期間に特典が付与されるとユーザの対象期間に獲得する特典の合計が上限を超過する可能性がある場合に、ユーザに対し、対象期間に獲得する特典の合計が上限を超えない特典を獲得可能な他の懸賞を案内する通知を行う、付記1に記載の情報処理装置。
これにより、ユーザの獲得した特典の合計が上限を超えないようにするための情報を提供することができる。
[付記5]に対応する課題
本発明の目的の1つは、複数の選択肢のうちから当選対象の選択肢を抽選する懸賞に関して、ユーザの獲得した特典の合計が上限を超えないようにするための情報を提供することである。
[付記5]懸賞は、複数の選択肢のうちから当選対象の選択肢を抽選し、当選した選択肢を選択したユーザの数と、選択肢に関連付けられた当選金とに基づいて、当選した選択肢を選択した各ユーザに付与する特典の額を決定する懸賞であり、受け付け部は、各選択肢に関連付けられた当選金が異なる場合に、ユーザに対して付与されるとユーザの獲得した特典の合計が上限を超える額となる高額の当選金が関連付けられた選択肢を含む候補と、ユーザに対して付与されてもユーザの獲得した特典の合計が上限を超える額とならない低額の当選金が関連付けられた選択肢を含む候補とを、識別可能に提示し、懸賞のユーザから複数の選択肢の何れかを受け付ける、付記1に記載の情報処理装置。
これにより、複数の選択肢のうちから当選対象の選択肢を抽選する懸賞に関して、ユーザの獲得した特典の合計が上限を超えないようにするための情報を提供することができる。
[付記6]に対応する課題
本発明の目的の1つは、ユーザの獲得した特典の合計が上限を超えないようにするための特典の変更についての情報を提供することである。
[付記6]懸賞の特典は金銭価値に対応付けられた第1特典であり、上限は特典の上限額であり、通知部は、ユーザが参加しようとする懸賞において、対象期間に特典が付与されるとユーザの対象期間に獲得する特典の合計額が上限額を超過する可能性がある場合に、ユーザに対し、懸賞において付与される特典のうち少なくとも上限額を超過する分に関して、第1特典の代わりに、金銭価値に対応付けられていない第2特典が付与されることを通知する、付記1に記載の情報処理装置。
これにより、ユーザの獲得した特典の合計が上限を超えないようにするための特典の変更についての情報を提供することができる。
[付記7]に対応する課題
本発明の目的の1つは、上限を超える特典の金額に応じて特典を変更することである。
[付記7]第2特典は、懸賞において付与される特典のうち上限額を超過する額に応じて異なる種類の特典が設定される、付記6に記載の情報処理装置。
これにより、上限を超える特典の金額に応じて特典を変更することができる。
[付記8]に対応する課題
本発明の目的の1つは、ユーザの獲得した特典の合計が上限を超えないようにするための特典の付与先を変更することについての情報を提供することである。
[付記8]通知部は、ユーザが参加しようとする懸賞において、対象期間に特典が付与されるとユーザの対象期間に獲得する特典の合計が上限を超過する可能性がある場合に、ユーザに対し、懸賞において付与される特典のうち少なくとも上限を超過する分に応じた特別の特典を、ユーザと特定の関係を有し懸賞に参加する特定ユーザに付与することを通知する、付記1に記載の情報処理装置。
これにより、ユーザの獲得した特典の合計が上限を超えないようにするための特典の付与先を変更することについての情報を提供することができる。
[付記9]に対応する課題
本発明の目的の1つは、懸賞における特典の上限を、複数の懸賞に基づいて設定することである。
[付記9]懸賞における特典の上限は、ユーザが対象期間に行う投票における投票額の合計に基づいて設定される、付記1乃至付記8の何れかに記載の情報処理装置。
これにより、懸賞における特典の上限を、複数の懸賞に基づいて設定することができる。
[付記10]に対応する課題
本発明の目的の1つは、特典の合計を計算する対象となる懸賞の時期的範囲を特定することである。
[付記10]懸賞における特典の合計は、対象期間に特典が付与された1以上の懸賞のうち、対象期間に特典の付与条件を達成する懸賞により獲得可能な特典の合計である、付記1乃至付記8の何れかに記載の情報処理装置。
これにより、特典の合計を計算する対象の懸賞の時期的範囲を特定することができる。
[付記11]に対応する課題
本発明の目的の1つは、特典の合計を計算する対象となる懸賞の範囲を特定することである。
[付記11]懸賞には、抽選により付与される特典が決定される第1の懸賞と、抽選によらずに付与される特典が決定される第2の懸賞とが含まれ、上限と比較される懸賞の特典の合計は、対象期間において、第1の懸賞により獲得可能な特典と、第2の懸賞により獲得可能な特典との合計である、付記1乃至付記8の何れかに記載の情報処理装置。
これにより、特典の合計を計算する対象となる懸賞の範囲を特定することができる。
[付記12]に対応する課題
本発明の目的の1つは、ユーザが対象期間に獲得可能な特典の情報を提供することである。
[付記12]プロセッサが、競技の結果に対する投票を行うことを条件として参加可能な懸賞であって、対象期間に獲得可能な特典に上限が設定された懸賞への参加を受け付ける処理と、プロセッサが、ユーザに対し、1以上の懸賞により対象期間に獲得可能な特典の合計と、上限との比較に基づく情報を通知する処理と、を実行する情報処理方法。
これにより、ユーザが対象期間に獲得可能な特典の情報を提供することができる。
[付記13]に対応する課題
本発明の目的の1つは、ユーザが対象期間に獲得可能な特典の情報を提供することである。
[付記13]プロセッサに、競技の結果に対する投票を行うことを条件として参加可能な懸賞であって、対象期間に獲得可能な特典に上限が設定された懸賞への参加を受け付けさせ、プロセッサに、ユーザに対し、1以上の懸賞により対象期間に獲得可能な特典の合計と、上限との比較に基づく情報を通知させる、処理を実行させるプログラム。
これにより、ユーザが対象期間に獲得可能な特典の情報を提供することができる。
100…投票サーバ、110…投票受け付け部、120…情報処理部、130…記憶部、140…出力部、200…懸賞サーバ、210…参加受け付け部、220…特典処理部、230…記憶部、240…通知部、300…端末装置、310…受け付け部、320…情報処理部、330…通信部、340…表示部、341…操作画面、400…ネットワーク、G1…確認ウィンドウ、M1~M6…メッセージ・ウィンドウ

Claims (13)

  1. ユーザが競技の結果に対する投票を行うことを条件として参加可能な懸賞であって、対象期間に獲得可能な特典に上限が設定された当該懸賞への参加を受け付ける受け付け部と、
    前記ユーザに対し、1以上の前記懸賞により前記対象期間に獲得可能な特典の合計と、前記上限との比較に基づく情報を通知する通知部と、
    を有する、情報処理装置。
  2. 前記通知部は、前記ユーザの獲得した前記特典の合計が前記上限よりも小さい所定の閾値に達した場合に、当該ユーザに対し、当該特典の合計が当該閾値に達したことを通知する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記通知部は、前記ユーザに対し前記対象期間において次に特典が付与されると、当該ユーザの獲得した特典の合計が前記上限を超える可能性がある場合に、当該ユーザに対し、当該特典の合計が当該上限を超える可能性があることを通知する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記通知部は、前記ユーザが参加しようとする懸賞において、前記対象期間に特典が付与されると当該ユーザの当該対象期間に獲得する特典の合計が前記上限を超過する可能性がある場合に、当該ユーザに対し、当該対象期間に獲得する特典の合計が当該上限を超えない特典を獲得可能な他の懸賞を案内する通知を行う、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記懸賞は、複数の選択肢のうちから当選対象の選択肢を抽選し、当選した選択肢を選択したユーザの数と、選択肢に関連付けられた当選金とに基づいて、当該当選した選択肢を選択した各ユーザに付与する特典の額を決定する懸賞であり、
    前記受け付け部は、各選択肢に関連付けられた当選金が異なる場合に、前記ユーザに対して付与されると当該ユーザの獲得した特典の合計が前記上限を超える額となる高額の当選金が関連付けられた選択肢を含む候補と、当該ユーザに対して付与されても当該ユーザの獲得した特典の合計が前記上限を超える額とならない低額の当選金が関連付けられた選択肢を含む候補とを、識別可能に提示し、前記懸賞のユーザから前記複数の選択肢の何れかを受け付ける、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記懸賞の特典は金銭価値に対応付けられた第1特典であり、前記上限は当該特典の上限額であり、
    前記通知部は、前記ユーザが参加しようとする前記懸賞において、前記対象期間に特典が付与されると当該ユーザの当該対象期間に獲得する特典の合計額が前記上限額を超過する可能性がある場合に、当該ユーザに対し、当該懸賞において付与される特典のうち少なくとも当該上限額を超過する分に関して、前記第1特典の代わりに、金銭価値に対応付けられていない第2特典が付与されることを通知する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記第2特典は、前記懸賞において付与される特典のうち前記上限額を超過する額に応じて異なる種類の特典が設定される、
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記通知部は、前記ユーザが参加しようとする前記懸賞において、前記対象期間に特典が付与されると当該ユーザの当該対象期間に獲得する特典の合計が前記上限を超過する可能性がある場合に、当該ユーザに対し、当該懸賞において付与される特典のうち少なくとも当該上限を超過する分に応じた特別の特典を、当該ユーザと特定の関係を有し当該懸賞に参加する特定ユーザに付与することを通知する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記懸賞における前記特典の上限は、前記ユーザが前記対象期間に行う前記投票における投票額の合計に基づいて設定される、
    請求項1乃至請求項8の何れかに記載の情報処理装置。
  10. 前記懸賞における前記特典の合計は、前記対象期間に特典が付与された1以上の前記懸賞のうち、前記対象期間に特典の付与条件を達成する懸賞により獲得可能な特典の合計である、
    請求項1乃至請求項8の何れかに記載の情報処理装置。
  11. 前記懸賞には、抽選により付与される特典が決定される第1の懸賞と、抽選によらずに付与される特典が決定される第2の懸賞とが含まれ、
    前記上限と比較される前記懸賞の前記特典の合計は、前記対象期間において、前記第1の懸賞により獲得可能な特典と、前記第2の懸賞により獲得可能な特典との合計である、
    請求項1乃至請求項8の何れかに記載の情報処理装置。
  12. プロセッサが、競技の結果に対する投票を行うことを条件として参加可能な懸賞であって、対象期間に獲得可能な特典に上限が設定された当該懸賞への参加を受け付ける処理と、
    プロセッサが、ユーザに対し、1以上の前記懸賞により前記対象期間に獲得可能な特典の合計と、前記上限との比較に基づく情報を通知する処理と、
    を実行する情報処理方法。
  13. プロセッサに、競技の結果に対する投票を行うことを条件として参加可能な懸賞であって、対象期間に獲得可能な特典に上限が設定された当該懸賞への参加を受け付けさせ、
    プロセッサに、ユーザに対し、1以上の前記懸賞により前記対象期間に獲得可能な特典の合計と、前記上限との比較に基づく情報を通知させる、
    処理を実行させるプログラム。
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