JP2024020734A - 情報処理装置 - Google Patents

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Ryogo Nonaka
裕奈 太田
Hirona Ota
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常寛 横森
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Abstract

【課題】本開示は、ユーザによる乗合車両への乗り間違いを抑制することを目的とする。【解決手段】情報処理装置は、制御部を備える。制御部は、乗合車両に乗車する予定の複数のユーザの識別情報と、複数のユーザのそれぞれが乗合車両に乗車する予定の停留所を示す情報とを含む予約情報から、停留所毎に乗車予定のユーザの識別情報を抽出する。制御部は、抽出した乗車予定のユーザの識別情報を乗車予定の停留所に設置される表示装置に出力する。制御部は、停留所毎に乗合車両に乗車する乗客から取得される識別情報に基づいて当該停留所において乗車予定のユーザが乗車したか否かを判定する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置に関する。
特許文献1には、測定された車両の位置がユーザの乗車予定位置から所定範囲内に含まれると通知用識別情報を車外通知部により車両の周囲に通知させる技術が開示されている。
特開2020-091574号公報
本開示は、ユーザによる乗合車両への乗り間違いを抑制することを目的とする。
本開示の実施形態の一側面は、情報処理装置によって例示される。本情報処理装置は、制御部を備える。制御部は、乗合車両に乗車する予定の複数のユーザの識別情報と、前記複数のユーザのそれぞれが前記乗合車両に乗車する予定の停留所を示す情報とを含む予約情報から、停留所毎に乗車予定のユーザの識別情報を抽出する。制御部は、前記抽出した乗車予定のユーザの識別情報を乗車予定の停留所に設置される表示装置に出力する。制御部は、前記停留所毎に前記乗合車両に乗車する乗客から取得される識別情報に基づいて当該停留所において乗車予定のユーザが乗車したか否かを判定する。
本開示によれば、ユーザによる乗合車両への乗り間違いを抑制することができる。
実施形態における情報処理システムの構成例を示す図である。 プロセッサの各機能構成の例を概略的に示すブロック図である。 実施形態における情報処理の例を示すフローチャートである。
以下、本開示の具体的な実施形態について図面に基づいて説明する。本実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、および、その相対配置等は、特に記載がない限りは本開示の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(情報処理システムの概略)
図1は、本実施形態に係る情報処理システム1の構成例を示す図である。情報処理システム1は、乗合車両に乗車する予定のユーザの識別情報を停留所に設置される表示装置に出力することを制御するためのシステムである。情報処理システム1は、管理サーバ10、ユーザ端末20、予約サーバ40、停留所装置50および乗合車両60を有する。管理サーバ10、ユーザ端末20、予約サーバ40、停留所装置50および乗合車両60は、ネットワークNにより相互に接続される。ネットワークNとして、例えば、インターネット等の世界規模の公衆通信網であるWide Area Network(WAN)、または携帯電話等の
電話通信網が採用されてもよい。この接続は複数のネットワークで実現されてもよい。例
えば、管理サーバ10とユーザ端末20、管理サーバ10と予約サーバ40、管理サーバ10と停留所装置50、管理サーバ10と乗合車両60は、それぞれ異なるネットワークで接続されてもよい。
管理サーバ10は、コンピュータにより例示される。管理サーバ10は、本開示に係る「情報処理装置」に相当する。
乗合車両60は、同じ方面へ向かう不特定のユーザが相乗りで利用する車両である。乗合車両60は、出発地点から到着地点へ走行し、経由地点の停留所で停車しユーザを乗り降りさせ得る。乗合車両60の走行経路は、予め設定されてもよいし、ユーザの希望に応じて随時または適時に設定されてもよい。
乗合車両60は、乗車を予約したユーザが乗車する車両である。乗合車両60は、コンピュータおよびコンピュータに接続するカメラを備える。該コンピュータは、制御部、記憶部、通信部、入出力装置を備える。入出力装置は、情報を入出力する画面(以下、入出力画面)を有する。制御部は、例えば、停留所毎に乗合車両60に乗車するユーザの識別情報を予約サーバ40からネットワークNおよび通信部経由で受信し、受信した情報を入出力装置に表示する。乗合車両60は、受信した情報を記憶部に記憶してもよい。乗合車両60は、乗合バス、路線バス、乗合タクシーが例示されるが、これらに限らない。乗合車両60は、自律走行する車両でもよい。乗合車両60は、運転者により運転される車両でもよい。乗合車両60は、1台でもよいし、複数台でもよい。
予約サーバ40は、乗合車両60の予約に関する情報(以下、予約情報)を送信および受信するコンピュータである。予約サーバ40は、乗合車両60の予約情報をネットワークN経由でユーザ端末20から受信する。予約情報は、予約の識別子、乗合車両60の識別子、ユーザが乗車する停留所の識別子、名称および乗車予定の時刻、ユーザが降車する停留所の識別子、名称および降車予定の時刻を含む。予約情報は、ユーザ自身が認識できる情報でありユーザが登録する情報(以下、ユーザ登録情報)を含んでもよい。ユーザ登録情報は、ユーザが入力した任意の番号、英数文字または愛称が例示される。予約サーバ40は、ユーザ30が指定した停留所で乗合車両60に乗車することを予約する処理(以下、予約処理)を行う。予約サーバ40は、予約処理として予約の識別子に対応付けた一意の番号である予約番号を付与してもよい。本実施形態では、ユーザを識別する情報として予約番号または予約の識別子を「ユーザ識別情報」と称する場合がある。ユーザ識別情報は、ユーザ識別情報に対応付けられたユーザ登録情報を含む。
予約サーバ40は、コンピュータにより例示される。該コンピュータは、制御部、記憶部、通信部、入出力装置を備え得る。予約サーバ40は、ユーザ端末20から予約情報を受信すると、乗合車両60の予約処理を開始する。予約サーバ40は、予約処理を完了後、予約情報を管理サーバ10へ送信してもよい。予約サーバ40は、管理サーバ10が後述の方法により生成した、ユーザを認証するための情報(以下、認証情報)を受信してもよい。予約サーバ40は、受信した認証情報を含む乗合車両60の電子的な乗車券(以下、電子乗車券)を生成する。予約サーバ40は、生成した電子乗車券をユーザ端末20へ送信する。予約サーバ40は、乗合車両60によるサービスを提供する業者、乗合車両60の予約を取り扱う業者のいずれにより管理されてもよい。予約サーバ40は、1台でもよいし、複数台でもよい。
停留所装置50は、乗合車両60の停留所に設置される。停留所装置50の設置場所は、屋外でもよく屋内でもよい。停留所装置50は、乗合車両60に関する所定の情報を出力可能な装置である。所定の情報は、乗合車両60の運行に関する情報(以下、運行情報)が例示される。運行情報は、乗合車両の識別子、時刻表、路線図が例示される。所定の
情報は、乗合車両60の停留所に関する情報(以下、停留所情報)でもよい。停留所情報は、停留所の名称および停留所の識別子が例示される。所定の情報は、該停留所で乗合車両60に乗車するユーザの識別情報でもよい。
停留所装置50は、制御部、記憶部、通信部、入出力装置を備え得る。入出力装置は、デジタルサイネージが例示される。入出力装置は、タッチパネルとその制御手段、液晶ディスプレイとその制御手段から構成されるようにしてもよい。入出力装置は、液晶ディスプレイに代えてLight Emitting Diode(LED)ディスプレイまたは電子ペーパーを有してもよい。入出力装置は、音声を出力するスピーカーを有してもよい。制御部は、例えば、ユーザの識別情報を含む予約情報をネットワークNおよび通信部経由で管理サーバ10から受信し、受信した情報を入出力装置に表示する。停留所装置50の記憶部は、運行情報、停留所情報、予約情報を記憶してもよい。停留所装置50は1台でもよく複数台でもよい。本実施形態において停留所装置50は、ユーザの識別情報を出力する表示装置として機能する。
ユーザ端末20は、ユーザ30が所持するコンピュータである。ユーザ端末20は、スマートフォン、タブレットコンピュータ、パーソナルコンピュータ、ウェアラブル端末が例示される。ユーザ端末20は、これらに限らない。ユーザ30は、乗合車両60に乗車する者が例示される。ユーザ30は、1人でもよく複数人でもよい。ユーザ端末20は、制御部、記憶部、通信部、入出力部を備え得る。入出力部は入出力画面を有する。制御部は、運行情報、停留所情報をネットワークNおよび通信部経由で予約サーバ40から受信し得る。制御部は、受信した情報を記憶部に記憶してもよい。ユーザ30は、ユーザ端末20の入出力画面に乗合車両60の予約情報を入力できる。入力された予約情報は、ユーザ端末20の制御部から予約サーバ40へ送信される。
(機能構成)
情報処理システム1を構成する管理サーバ10の機能構成を図2に基づいて説明する。図2に示すように、本実施形態の構成例では、管理サーバ10は、プロセッサ110、記憶部120および通信部130を備える。
プロセッサ110は、例えば、Central Processing Unit(CPU)またはDigital Signal Processor(DSP)である。
記憶部120は、主記憶部および補助記憶部を備える。主記憶部は、例えば、Random Access Memory(RAM)である。補助記憶部は、例えば、Read Only Memory(ROM)、Hard Disk Drive(HDD)、またはフラッシュメモリである。補助記憶部は、リムーバ
ブルメディア(可搬記録媒体)を含んでもよい。リムーバブルメディアは、例えば、USBメモリ、SDカード、または、CD-ROM、DVDディスク、若しくはブルーレイディスクのようなディスク記録媒体である。
補助記憶部には、オペレーティングシステム(Operation System(OS))、各種プログラム、および各種情報テーブル等が格納される。プロセッサ110が、補助記憶部に記憶されたプログラムを主記憶部にロードして実行することにより、本実施形態の情報処理が実現される。管理サーバ10における一部または全部の機能はApplication Specific Integrated Circuit(ASIC)やField-Programmable Gate Array(FPGA)のようなハードウェア回路により実現され得る。管理サーバ10は、単一の物理的構成により実現される必要はなく、互いに連携する複数台のコンピュータにより構成されてもよい。
補助記憶部は、所定の情報を記憶する。所定の情報は、運行情報、停留所情報が例示される。補助記憶部は、予約情報を格納するデータベースとして予約DB120Aを有して
もよい。補助記憶部は、予約サーバ40から受信する予約情報を予約DB120Aに記憶してもよい。補助記憶部の記憶処理は、これらに限らない。
通信部130は、管理サーバ10をネットワークNに接続する機能を有する。通信部130は、通信インターフェース(以下、通信I/F)によって実現できる。通信部130は、通信I/Fを通じてネットワークN経由で外部の機器と通信を行う。通信I/Fは、例えば、Local Area Network(LAN)インターフェースボード、または無線通信のための無線通信回路である。
プロセッサ110は、本実施形態における情報処理装置である管理サーバ10の制御部として機能する。プロセッサ110は、取得部111、抽出部112、出力部113、認証部114、通知部115を含むものとして、プロセッサ110の構成およびその処理が例示される。ただし、図2に例示される構成のすべてがコンピュータプログラムにより提供されるとは限らない。プロセッサ110の構成の少なくとも一部は、デジタル回路等のハードウェアにより提供されてもよい。
取得部111は、所定の情報を取得する機能を有する。所定の情報は、予約情報が例示される。詳細には、取得部111は、予約情報をネットワークN経由で予約サーバ40から取得(受信)できる。取得部111は、運行情報、停留所情報を予約サーバ40から取得してもよい。取得部111が受信する予約情報は、ユーザ30が乗車する乗合車両60、停留所および乗車予定の時刻、ならびにユーザ30の識別情報である予約番号を含む。取得部111は、乗合車両60のカメラがユーザ端末20から読み取った認証情報を乗合車両60から取得してもよい。取得部111による処理は、これらに限らない。
抽出部112は、所定の情報を抽出する機能を有する。所定の情報は、複数のユーザ30のうち、停留所毎の乗合車両60に乗車する予定のユーザ30の識別情報が例示される。詳細には、抽出部112は、予約DB120Aの予約情報を参照する。抽出部112は、乗合車両60が経由する停留所でユーザ30が予約した乗合車両60に乗車する予定の時間帯毎に乗合車両60へ乗車するユーザ30の識別情報を含む予約情報を抽出する。抽出部112は、抽出した予約情報のリスト(以下、予約情報リスト)を生成してもよい。生成された予約情報リストは、予約DB120Aに記憶されてもよい。抽出部112による処理はこれに限らない。
出力部113は、所定の情報を出力する機能を有する。所定の情報は、ユーザ30の識別情報を含む予約情報が例示される。詳細には、出力部113は、抽出部112により抽出された停留所毎の乗合車両60に乗車する予定のユーザ30の識別情報を含む予約情報を停留所装置50に送信する。停留所装置50は、送信された予約情報をネットワークN経由で受信し、入出力装置に出力できる。停留所装置50の制御部は、受信した予約情報のうち、例えば、ユーザ30の識別情報として、例えば、ユーザ30の予約番号(または予約の識別子)を入出力装置に表示できる。制御部は、ユーザ30の識別情報として、ユーザ30により登録された番号、英数文字または愛称を入出力装置に表示してもよい。出力部113は、予約情報を乗合車両60に送信してもよい。乗合車両60のコンピュータは、予約情報をネットワークN経由で受信する。乗合車両60のコンピュータは、受信した予約情報のうち、例えば、ユーザ30の識別情報を乗合車両60に備えられた入出力装置に出力できる。これにより、乗合車両60の運転者は、停留所毎に乗合車両60に乗車するユーザ30を把握できる。出力部113による出力処理は、これらに限らない。
認証部114は、所定の認証処理を行う機能を有する。所定の認証処理は、停留所で乗合車両60に乗車する乗客が、予め乗合車両60の乗車を予約したユーザ30であることを認証することが例示される。詳細には、認証部114は、ユーザ30の識別情報を含む
認証情報を用いて上記の認証処理を行う。認証情報は、二次元コードの情報が例示される。二次元コードは、Quick Response(QR)コード(登録商標)が例示される。具体的には、認証部114は、予約DB120Aに記憶された予約情報を参照し、予約情報を含む二次元コードの情報を生成する。認証部114は、生成した二次元コードの情報を出力部113に渡す。出力部113は、二次元コードの情報を予約サーバ40へ送信する。予約サーバ40は、受信した二次元コードの情報を含む乗合車両60の電子乗車券を生成する。予約サーバ40は、生成した電子乗車券をユーザ端末20へ送信する。ユーザ端末20は、ネットワークN経由で電子乗車券を受信する。ユーザ30は、停留所で乗合車両60に乗車する際、ユーザ端末20の入出力装置に電子乗車券の二次元コードを表示させる。乗合車両60の乗降口付近に設置されたカメラが二次元コードを読み取る。カメラが読み取った二次元コードの情報は、乗合車両60から管理サーバ10へ送信される。管理サーバ10の取得部111は、ネットワークN経由で受信した二次元コードの情報を認証部114に渡す。認証部114は、二次元コードの情報に含まれる予約情報のうちの予約番号と予約DB120Aに記憶された予約情報の予約番号が一致するか否かを判定する。双方の予約番号が一致する場合、予約DB120Aの予約情報に含まれるユーザ30が乗車したことを認証する。この場合、認証部114は、予約DB120Aに格納される予約情報リストに該ユーザ30が認証済みであることを記録してもよい。認証部114は、認証されたユーザ30に係る予約情報を、予約情報リストから消し込む処理を行ってもよい。なお、双方の予約番号が一致しないと判定する場合、認証部114は、予約情報に含まれるユーザ30が乗車したことを認証しない。
認証部114は、予約情報リストを参照し、乗合車両60に未乗車のため認証が完了していないユーザ30を特定してもよい。具体的には、認証部114は、該停留所で最初に乗合車両60に乗車したユーザ30を認証して以降、予約DB120Aに記憶した予約情報リストにおいて順次、認証したユーザ30を消し込む。なお、一以上のユーザ30について認証部114が最後のユーザ30を認証した後、所定の期間が経過しても、次のユーザ30の認証処理を実行しない場合がある。すなわち、最後の認証処理後、所定の期間が経過しても、乗合車両60から認証処理を行うためのユーザ30の識別情報(例えば、二次元コードの情報)を受信しないと認証部114が判定する場合がある。この場合、認証部114は、該リストにおいて認証が未完了であるユーザ30の予約情報を特定する。認証部114は、特定した予約情報を通知部115に渡す。
通知部115は、所定の通知処理を行う機能を有する。所定の通知処理は、認証部114による認証結果に基づく通知が例示される。詳細には、認証部114が特定したユーザ30の予約情報が、認証部114から通知部115に渡される場合がある。この場合。通知部115は、該予約情報に基づいて、乗合車両60への乗車を未乗車であるユーザ30へ促すための通知情報を生成する。生成される通知情報は、ユーザ30の識別情報(例えば、予約番号)を含む。通知情報は、例えば、未乗車のユーザ30へ「予約番号の方、乗合車両60にご乗車ください。」と伝える旨の情報が例示される。通知部115は、該通知情報をユーザ30が乗車する予定の停留所に設置された停留所装置50に送信する。停留所装置50は、ネットワークN経由で通知情報を受信する。停留所装置50は、ユーザ30の識別情報を含む通知情報を表示装置に出力する。停留所装置50は、スピーカーにより該通知情報を出力してもよい。これにより、乗合車両60に未乗車であるユーザ30は、乗合車両60に乗車する必要があることを把握し、乗合車両60に乗車できる。通知部115による通知処理は、これらに限らない。
(情報処理の例)
本実施形態に係る管理サーバ10による情報処理のフローを図3に基づいて説明する。図3は、管理サーバ10のプロセッサ110が予約情報に基づいて、ユーザ30の識別情報を停留所装置50に出力し、乗合車両60に乗車する乗客を認証する情報処理の例を示
すフローチャートである。本フローでは、予め複数のユーザ端末20から送信された予約情報に基づき、予約サーバ40が予約処理を完了し、管理サーバ10から受信した認証情報である二次元コードの情報を含む電子乗車券を生成しているものとする。また、該複数のユーザ端末20のそれぞれは、予約サーバ40から送信された電子乗車券をネットワークN経由で受信しているものとする。
プロセッサ110の取得部111は、予約情報をネットワークN経由で予約サーバ40から取得(受信)する。予約情報は、乗合車両60に乗車する予定の複数のユーザ30の識別情報と、複数のユーザ30のそれぞれが乗合車両60に乗車する予定の停留所とユーザ30の識別情報とを含む情報である(ステップS101)。ユーザ30の識別情報は、予約情報に含まれる予約番号が例示される。ユーザ30の識別情報は、予約情報の一部としてユーザにより事前に登録された番号、英数文字またはユーザの愛称でもよい。プロセッサ110は、予約情報を記憶部120の予約DB120Aに記憶してもよい。
抽出部112は、複数のユーザの予約情報のうち、停留所毎に乗合車両60に乗車するユーザ30の予約情報を抽出する。抽出部112は、例えば、予約情報にさらに含まれる乗合車両60が停留所に到着する予定の時刻に基づいて、所定の時間帯毎に、乗合車両60に乗車するユーザ30の識別情報を含む予約情報を抽出する(ステップS102)。所定の時間帯は、30分毎、1時間毎の時間帯が例示される。所定の時間帯は、これに限らない。抽出部112は、抽出した予約情報のリストを生成し、予約DB120Aは該リストを記憶してもよい。
出力部113は、抽出部112が抽出した予約情報を各停留所装置50に送信する。各停留所装置50は、ネットワークN経由で予約情報を受信する。各停留所装置50は、ユーザ30が乗合車両60に乗車する予定の時刻に合わせて、予約情報のうち、ユーザ30の識別情報、例えば予約番号を停留所装置50の表示装置に出力する(ステップS103)。停留所装置50は、ユーザ30の識別情報として、予約情報に含まれるユーザ30が登録した番号、英数文字またはユーザ30の愛称を表示装置に表示してもよい。
認証部114は、乗合車両60に乗車する乗客が予約情報に含まれるユーザ30であることを認証できる。詳細には、乗合車両60の乗客は、停留所で乗合車両60に乗車する際に電子乗車券の二次元コードをユーザ端末20の入出力装置に表示させる。乗合車両60の乗降口付近に設置されたカメラは、該二次元コードの情報を読み取る。乗合車両60は、該二次元コードの情報を管理サーバ10へ送信する。管理サーバ10の取得部111は、ネットワークN経由で該二次元コードの情報を受信する(ステップS104)。乗合車両60が現在停車中の停留所において複数の乗客が乗車する場合には、取得部111は、人数分の二次元コードの情報を受信すればよい。なお、管理サーバ10は、S105からS109の処理を人数分まとめて実行してもよい。また、管理サーバ10は、S105からS109の処理を乗客毎に個別に人数分繰り返して実行してもよい。
取得部111は、該二次元コードの情報を認証部114に渡す。認証部114は、渡された二次元コードの情報に含まれる予約番号と記憶部120の予約DB120Aに格納される予約情報に含まれる予約番号が一致するか否かを判定する(ステップS105)。認証部114が、双方の予約情報が一致すると判定(ステップS105でYESと判定)する場合、処理がステップS106へ進む。認証部114が、双方の予約情報が一致しないと判定(ステップS105でNOと判定)する場合、処理がステップS107へ進む。
ステップS106では、認証部114は、予約DB120Aに記憶される予約情報リストを参照し、一致すると判定した予約番号を含む予約情報を消し込み、処理がステップS107へ進む。なお、同一の停留所で複数の乗客が乗合車両60に乗車する場合、ステッ
プS104からステップS106の処理が繰り返し実行される。
ステップS107では、認証部114は、当該停留所において乗合車両60に乗車する予定のユーザ30が全員乗車したか否かを判定する。すなわち、認証部114は、当該停留所の予約情報リストを参照し、すべての予約情報が消し込まれたか否かを判定する。認証部114が、該予約情報リストのすべての予約情報が消し込まれていると判定(ステップS107でYESと判定)する場合、プロセッサ110は、処理を終了する。認証部114が、該予約情報リストに未消去の予約情報があると判定(ステップS107でNOと判定)する場合、処理がステップS108へ進む。
ステップS108では、認証部114は、該予約情報リストで未消去の予約情報を特定し、該予約情報を通知部115に渡す。次いで、ステップS109において、通知部115は、該予約情報に基づいて、乗合車両60への乗車を未乗車であるユーザ30へ促すための通知情報を生成する。生成される通知情報は、ユーザ30の識別情報(例えば、予約番号)を含む。通知部115は、該通知情報をユーザ30が乗車する予定の停留所に設置された停留所装置50に送信する。停留所装置50は、ネットワークN経由で通知情報を受信する。停留所装置50は、ユーザ識別情報を含むユーザ30に対する通知情報を表示装置に出力し、処理を終了する。
(まとめ)
本実施形態において、管理サーバ10は、情報処理装置に相当する。プロセッサ110は、管理サーバ10の制御部として機能する。従って、プロセッサ110を備える管理サーバ10は、制御部を備える情報処理装置の一例であると言える。
プロセッサ110の抽出部112は、予約DB120Aに記憶された複数のユーザ30の予約情報を参照し、乗合車両60が到着しユーザ30が乗車する停留所毎にユーザ30の識別情報を含む予約情報を抽出する。上記の処理は、乗合車両に乗車する予定の複数のユーザの識別情報と、前記複数のユーザのそれぞれが乗合車両に乗車する予定の停留所を示す情報とを含む情報から、停留所毎に乗車予定のユーザの識別情報を抽出することの一例であると言える。
出力部113は、抽出部112が抽出した停留所毎に乗合車両60に乗車するユーザ30の予約情報を停留所装置50に送信する。停留所装置50は、予約情報をネットワークN経由で受信し、予約情報のうちユーザ30の識別情報である予約番号を入出力装置に出力できる。入出力装置は、表示装置に相当する。上記の処理は、抽出した乗車予定のユーザの識別情報を乗車予定の停留所に設置される表示装置に出力することの一例であると言える。
取得部111は、乗合車両60のカメラがユーザ端末20から読み込んだ二次元コードの情報をネットワークN経由で受信し、認証部114へ渡す。認証部114は、渡された二次元コードの情報に含まれる予約情報の予約番号と予約DB120Aに記憶される予約情報リストに含まれる予約番号が一致するか否かを判定する。双方の予約番号が一致すると判定する場合、認証部114は、予約情報リストの予約情報を消し込む。認証部114は、予約情報リストにおいてすべての予約情報が消し込まれたか否かを判定する。予約番号は、ユーザ識別情報の一例である。上記の処理は、停留所毎における乗合車両に乗車する乗客から取得される識別情報に基づいて当該停留所において乗車予定のユーザが乗車したか否かを判定することの一例であると言える。
このように、管理サーバ10は、乗合車両60に乗車する予定の複数のユーザ30の識別情報と、複数のユーザ30のそれぞれが該乗合車両60に乗車する予定の停留所を示す
情報とを含む予約情報から、停留所毎に乗車予定のユーザ30の該識別情報を抽出する。管理サーバ10は、該抽出した乗車予定のユーザ30の識別情報を乗車予定の該停留所に設置される表示装置に出力する。そのため、ユーザ30は、該表示装置に出力されるユーザ30の識別情報(例えば、予約番号)を視認することにより、ユーザ30自身が乗車する乗合車両60を確認できる。従って、本実施形態の管理サーバ10によると、ユーザ30による乗合車両60の乗り間違いを抑制することができる。
さらに、管理サーバ10は、停留所毎に乗合車両60に乗車する乗客から取得される識別情報に基づいて該停留所で乗車予定のユーザ30が乗車したか否かを判定する。管理サーバ10は、未乗車のユーザ30がいると判定する場合、未乗車のユーザ30の予約情報を特定し、該ユーザ30の識別情報を含む通知情報を生成し、停留所装置50へ出力させ得る。このように、本実施形態の管理サーバ10によると、未乗車のユーザ30に対して乗合車両60への乗車を促すことができるため、ユーザ30よる乗合車両60の乗り間違いを更に抑制し得る。
(変形例1)
本実施形態では管理サーバ10が、停留所毎に乗合車両60に乗車する乗客から取得される識別情報に基づいて、当該停留所において乗車予定のユーザ30が乗車したか否かを判定する処理を説明した。変形例1では、停留所装置50が上記の処理を行う例を、本実施形態との相違点を中心に説明する。
停留所装置50の制御部は、ネットワークN経由で管理サーバ10の予約DB120Aにアクセスし、停留所装置50が設置された停留所で乗合車両60に乗車するユーザ30の予約情報リストを取得する。停留所装置50の記憶部は、取得した予約情報リストを保持する。制御部は、乗合車両60に乗車する乗客の予約情報をネットワークN経由で乗合車両60から取得する。制御部は、取得した予約情報リストに含まれるユーザ識別情報と記憶部に保持する予約情報リストに含まれるユーザ30の識別情報が一致すると判定する場合、予約情報リストの予約情報を消し込む。制御部は、予約情報リストに含まれる予約情報がすべて消し込まれたか否かを判定する。制御部が、予約情報リストに未消去の予約情報があると判定する場合、未消去の予約情報を特定する。制御部は、特定した予約情報について乗合車両60への乗車を促す通知情報を生成する。乗合車両60が停留所から発車する前に、制御部は、ユーザ30の識別情報を含む通知情報を、例えば、入出力装置から音声により出力し得る。乗合車両60に未乗車のユーザ30は、該音声を聴くことにより、乗合車両60に乗車し得る。このように、変形例1によってもユーザ30による乗合車両60への乗り間違いを抑制できる。
(変形例2)
本実施形態では管理サーバ10、変形例1では停留所装置50が、停留所毎に乗合車両60に乗車する乗客から取得される識別情報に基づいて、当該停留所において乗車予定のユーザ30が乗車したか否かを判定する処理を説明した。変形例2では、乗合車両60が、上記の処理を行う例を、本実施形態および変形例1との相違点を中心に説明する。
乗合車両60に搭載されたコンピュータの制御部は、停留所に接近する毎に、ネットワークN経由で管理サーバ10の予約DB120Aにアクセスし、停留所装置50が設置された停留所で乗合車両60に乗車するユーザ30の予約情報リストを取得する。乗合車両60の記憶部は、取得した予約情報リストを保持する。制御部は、乗合車両60に乗車する乗客の予約情報をネットワークN経由で乗合車両60から取得する。制御部は、取得した予約情報に含まれるユーザ識別情報と記憶部に保持する予約情報リストに含まれるユーザ30の識別情報が一致すると判定する場合、予約情報リストの予約情報を消し込む。制御部は、予約情報リストに含まれる予約情報がすべて消し込まれたか否かを判定する。制
御部が、予約情報リストに未消去の予約情報があると判定する場合、未消去の予約情報を特定する。制御部は、特定した予約情報について乗合車両60への乗車を促す通知情報を生成する。乗合車両60が停留所から発車する前に、制御部は、ユーザ30の識別情報を含む該通知情報を、例えば、乗合車両60が備える入出力装置から車外へ向けて出力し得る。乗合車両60に未乗車のユーザ30は、出力される音声を聴くことにより、乗合車両60に乗車し得る。このように、変形例2によってもユーザ30による乗合車両60への乗り間違いを抑制できる。
(その他の実施形態)
上記の実施形態はあくまでも一例であり、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。また、本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施できる。例えば、情報処理システム1において、予約サーバ40はなくても構わない。予約サーバ40の構成が本実施形態の管理サーバ10に構築されてもよい。
1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置により分担して実行されてもよい。異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置により実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)により実現するかは柔軟に変更し得る。
本開示は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によりコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク、ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、または光学式カードのような、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
1・・情報処理システム
10・・管理サーバ
20・・ユーザ端末
30・・ユーザ
40・・予約サーバ
50・・停留所装置
60・・乗合車両
110・・プロセッサ
111・・取得部
112・・抽出部
113・・出力部
114・・認証部
115・・通知部
120・・記憶部
120A・・予約DB
130・・通信部
N・・ネットワーク

Claims (1)

  1. 乗合車両に乗車する予定の複数のユーザの識別情報と、前記複数のユーザのそれぞれが前記乗合車両に乗車する予定の停留所を示す情報とを含む予約情報から、停留所毎に乗車予定のユーザの識別情報を抽出することと、
    前記抽出した乗車予定のユーザの識別情報を乗車予定の停留所に設置される表示装置に出力することと、
    前記停留所毎に前記乗合車両に乗車する乗客から取得される識別情報に基づいて、当該停留所において乗車予定のユーザが乗車したか否かを判定することと、
    を実行する制御部を備える情報処理装置。
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