JP2024017829A - 電磁石装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁コイルに印加する電圧を動作電圧から保持電圧に簡単な構成で切り替えられる電磁石装置を提供することにある。【解決手段】電磁石装置は、電磁力によって接点装置を駆動させる。電磁石装置は、電磁コイルと、コンデンサとを含む。電磁コイルは、第1コイルと、第1コイルに並列に接続される第2コイルとを含む。コンデンサは、第2コイルに接続され、電磁コイルへの電圧の印加により充電される。第1コイル及び第2コイルは、電磁コイルへの電圧の印加により非導通状態から導通状態となる。第2コイルは、電磁コイルへの電圧の印加によりコンデンサの充電が完了することで、第2コイルに流れる電流が遮断されて導通状態から非導通状態となる。【選択図】図5

Description

本発明は、電磁石装置に関する。
電磁力によって接点装置を駆動させる電磁石装置において、電磁コイルに電圧を印加して接点部を動作させた後で、電磁コイルに印加する電圧を動作電圧から保持電圧に切り替える制御回路が知られている(特許文献1参照)。これにより、電磁石装置の消費電力や温度上昇が抑制される。
特開2009-158159号公報
特許文献1の制御回路は、主接点と機械的に連動する補助接点と、半導体スイッチング素子とを用いて、補助接点が開状態から閉状態に切り替わることを条件に電磁コイルに印加する電圧が動作電圧から保持電圧に切り替わる。このため、制御回路の構成が複雑になり、制御回路の設置スペースやコストが増大する。
本発明の課題は、電磁コイルに印加する電圧を動作電圧から保持電圧に簡単な構成で切り替えられる電磁石装置を提供することにある
本発明の一態様に係る電磁石装置は、電磁力によって接点装置を駆動させる。電磁石装置は、電磁コイルと、コンデンサとを含む。電磁コイルは、第1コイルと、第1コイルに並列に接続される第2コイルとを含む。コンデンサは、第2コイルに接続され、電磁コイルへの電圧の印加により充電される。第1コイル及び第2コイルは、電磁コイルへの電圧の印加により非導通状態から導通状態となる。第2コイルは、電磁コイルへの電圧の印加によりコンデンサの充電が完了することで、第2コイルに流れる電流が遮断されて導通状態から非導通状態となる。
この電磁石装置では、第2コイルは、第1コイルに並列に接続され、電磁コイルへの電圧の印加によりコンデンサの充電が完了することで、導通状態から非導通状態となる。すなわち、電磁コイルに電圧が印加されてからコンデンサの充電が完了するまでは第1コイルと第2コイルの通電状態が維持される。一方、コンデンサの充電完了後は、第1コイルは、通電状態が維持され、第2コイルは、コンデンサによって非導通状態となる。これにより、例えば、第1コイルの消費電力を保持電圧に基づいて設定することで、コンデンサの充電完了後は、電磁コイルに印加される電圧が保持電圧に切り替わることになる。この結果、電磁コイルに印加する電圧を簡単な構成で動作電圧から保持電圧に切り替えられる。
電磁コイルへの電圧の印加により接点装置の接点部がOFF状態からON状態に切り替わるまでの時間は、コンデンサの充電が完了するまでの時間よりも短くてもよい。この場合は、接点装置の接点部がOFF状態からON状態になる前に第2コイルが非導通状態になることを防止できる。すなわち、接点部の動作中に電磁力が弱くなることを抑制できる。
コンデンサは、電磁コイルへの電圧の印加により接点装置の接点部がOFF状態からON状態に切り替わった後で充電が完了するように構成されてもよい。この場合は、接点装置の接点部がOFF状態からON状態になる前に第2コイルが非導通状態になることを防止できる。すなわち、接点部の動作中に電磁力が弱くなることを抑制できる。
電磁石装置は、第1コイル及び外部電源の陽極に接続される第1コイル端子と、外部電源の陰極に接続される第2コイル端子と、第2差し込み部を含む第3コイル端子とをさらに備えてもよい。第1コイル端子は、第1差し込み部を含んでもよい。コンデンサは、第1差し込み部に差し込まれる第1端子と、第2差し込み部に差し込まれる第2端子とを含んでもよい。この場合は、第1コイル端子とコンデンサとの接続、並びに第3コイル端子とコンデンサとの接続が容易になる。
電磁石装置は、第1差し込み部に差し込まれるカソード端子と、第2差し込み部に差し込まれるアノード端子とを含むダイオードをさらに備えてもよい。この場合は、逆起電圧から電磁石装置を保護できる。また、第1コイル端子とダイオードとの接続、並びに第3コイル端子とダイオードとの接続が容易になる。
コンデンサ及びダイオードは、第1コイル端子と第3コイル端子とに外付けされてもよい。この場合は、例えば、3本のコイル端子を備える既存の電磁石装置において、本発明を容易に適用できる。また、電磁石装置が収容されるケース内にコンデンサ及びダイオードの設置スペースを確保することが難しい電磁継電器において、本発明を容易に適用できる。
本発明によれば、電磁コイルに印加する電圧を動作電圧から保持電圧に簡単な構成で切り替えられる電磁石装置を提供することができる。
電磁継電器の斜視図である。 電磁継電器の側面図である。 電磁石装置の斜視図である。 電磁石装置の背面図である。 電磁石装置の模式回路図である。 磁気コイルに電圧が印加されたときの第1コイル、第2コイル、接点装置、及びコンデンサの各状態を説明するためのタイミングチャートである。 電磁石装置の変形例を説明するための図である。
以下、本発明の一態様に係る電磁石装置を備える電磁継電器の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1から図4に示すように、電磁継電器1は、ベース2と、接点装置3と、電磁石装置4と、可動鉄片5と、カード6と、を備えている。
以下の説明では、ベース2に対して接点装置3及び電磁石装置4が配置される方向を上方、その反対方向を下方と定義する。電磁石装置4に対して接点装置3が配置される方向を前方、その反対方向を後方と定義する。また、図2の紙面に対して直交する方向を左右方向と定義する。これらの方向は、説明の便宜上、定義されるものであって、電磁継電器1の配置方向を限定するものではない。
ベース2は、樹脂などの絶縁性を有する材料で形成されている。ベース2は、前後方向及び左右方向に延びている。なお、電磁継電器1は、ベース2の上方からベース2に被せられる図示しないケースを備えている。
接点装置3は、ベース2に配置されている。接点装置3は、ベース2に支持されている。接点装置3は、固定端子8と、可動接触片10とを含む。固定端子8及び可動接触片10は、導電性を有する材料で形成されている。
固定端子8は、ベース2に支持されている。固定端子8は、ベース2を上下方向に貫通している。固定端子8は、固定接点8aを含む。固定接点8aは、固定端子8の後面に配置されている。
可動接触片10は、固定端子8の後方に配置されている。可動接触片10は、ベース2に支持されている。可動接触片10は、ベース2を上下方向に貫通している。可動接触片10は、可動接点10aを含む。可動接点10aは、固定接点8aと前後方向に対向して配置され、固定接点8aに接触可能である。
電磁石装置4は、電磁力によって接点装置3を駆動させる。電磁石装置4は、可動鉄片5を介してカード6を移動させる。電磁石装置4は、ベース2に配置されている。電磁石装置4は、ベース2に支持されている。電磁石装置4は、電磁コイル41と、スプール42と、鉄芯43と、ヨーク44とを含む。
電磁コイル41は、スプール42の外周に巻き付けられている。なお、図1から図4では、電磁コイル41の巻線の図示を省略している。電磁コイル41は、直流電源50から電圧が印加される。直流電源50は、外部電源の一例である。
図5に示すように、電磁コイル41は、第1コイル41aと第2コイル41bとを含む。第2コイル41bは、第1コイル41aに並列に接続されている。第1コイル41a及び第2コイル41bは、電磁コイル41への電圧の印加により非導通状態から導通状態となる。
鉄芯43は、スプール42の内周に配置されている。鉄芯43の上端は、磁極面であり、可動鉄片5と前後方向に対向して配置されている。
ヨーク44は、電磁コイル41の周囲に配置されている。ヨーク44は、L字状に屈曲した形状を有している。ヨーク44は、電磁コイル41の下方及び前方に配置されている。ヨーク44は、鉄芯43の下端に接続されている。
可動鉄片5は、電磁石装置4とカード6の間に配置されている。 可動鉄片5は、L字状に屈曲した形状を有している。可動鉄片5は、カード6に連結されている。可動鉄片5の後端は、鉄芯43の上方に配置されている。可動鉄片5は、ヒンジバネに回動可能に支持されている。可動鉄片5は、ヨーク44の上端を回動支点として回動する。可動鉄片5の後端は、ヒンジバネによって鉄芯43から離れる方向に付勢されている。
カード6は、樹脂などの絶縁性を有する材料で形成されている。カード6は、可動鉄片5の回動に伴い前後方向に移動する。
次に電磁継電器1の動作について説明する。電磁コイル41が励磁されていない状態では、可動接点10aが固定接点8aから開離した開離状態にある。電磁コイル41に電圧が印加されて励磁されると、可動鉄片5が鉄芯43に吸引されて可動鉄片5が回動する。可動鉄片5の回動に伴い、カード6が可動鉄片5に押圧されて、カード6が前方に移動する。これにより、可動接触片10がカード6に前方に押圧されて、可動接点10aが固定接点8aに接触する。
電磁コイル41への電圧の印加が停止されると、可動接触片10及びヒンジバネの弾性力によって可動鉄片5が鉄芯43から離れる方向に回動する。これにより、カード6が後方に移動して、可動接点10aが固定接点8aから開離する。
図3から図5に示すように、電磁石装置4は、コンデンサ45と、ダイオード46と、第1コイル端子47と、第2コイル端子48と、第3コイル端子49とをさらに含む。
コンデンサ45は、第2コイル41bに直列に接続されている。コンデンサ45は、第1コイル41aに並列に接続されている。コンデンサ45の静電容量は、例えば、100μF程度である。コンデンサ45は、第2コイル41bと第1コイル端子47との間に配置されている。コンデンサ45は、第1端子45aと、第2端子45bとを含む。第1端子45aは、第1コイル端子47に接続されている。第2端子45bは、第3コイル端子49に接続されている。
コンデンサ45は、電磁コイル41への電圧の印加によりコンデンサ45に電流が流れることで充電される。コンデンサ45に電流が流れて一定時間が経過すると、コンデンサ45の充電が完了する。コンデンサ45の充電が完了することで、第2コイル41bに流れる電流が遮断されて、第2コイル41bは、導通状態から非導通状態となる。
ダイオード46は、コンデンサ45に並列に接続されている。ダイオード46は、第1コイル端子47と第3コイル端子49とに接続されている。ダイオード46は、コンデンサ45の上方に配置されている。ダイオード46は、逆起電圧から電磁石装置4を保護する保護回路として機能する。
ダイオード46は、カソード端子46aと、アノード端子46bとを含む。カソード端子46aは、第1コイル端子47に接続されている。カソード端子46aは、コンデンサ45の第1端子45aと上下方向に離れている。アノード端子46bは、第3コイル端子49に接続されている。アノード端子46bは、コンデンサ45の第1端子45aと上下方向に離れている。
第1コイル端子47は、ベース2を上下方向に貫通している。第1コイル端子47は、スプール42又はベース2の少なくとも一方に支持されている。第1コイル端子47は、第1コイル41aに接続されている。第1コイル端子47は、直流電源50の陽極に接続されている。
第1コイル端子47は、第1差し込み部47aを含む。第1差し込み部47aは、第1コイル端子47の上部に配置されている。第1差し込み部47aは、略U字形状であり、コンデンサ45の第1端子45aとダイオード46のカソード端子46aとが差し込まれる。コンデンサ45の第1端子45aとダイオード46のカソード端子46aは、第1差し込み部47aに半田付けされている。
第2コイル端子48は、ベース2を上下方向に貫通している。第2コイル端子48は、スプール42又はベース2の少なくとも一方に支持されている。第2コイル端子48は、第1コイル41aと第2コイル41bとに接続されている。第2コイル端子48は、直流電源50の陰極に接続されている。
第3コイル端子49は、スプール42又はベース2の少なくとも一方に支持されている。第3コイル端子49は、第1コイル端子47と左右方向に対向して配置されている。第3コイル端子49は、第1コイル端子47と前後方向に対向して配置されてもよい。
第3コイル端子49は、第2差し込み部49aを含む。第2差し込み部49aは、第3コイル端子49の上部に配置されている。第2差し込み部49aは、略U字形状であり、コンデンサ45の第2端子45bとダイオード46のアノード端子46bとが差し込まれる。コンデンサ45の第2端子45bとダイオード46のアノード端子46bは、第2差し込み部49aに半田付けされている。
図6は、電磁コイル41に電圧が印加されたときの第1コイル41a、第2コイル41b、接点装置3、及びコンデンサ45の各状態を説明するためのタイミングチャートである。
電磁コイル41に電圧が印加されると、第1コイル41a及び第2コイル41bに電流が流れて、第1コイル41a及び第2コイル41bが非導通状態から導通状態となる。これにより可動鉄片5に電磁力が作用して、接点装置3の接点部(可動接点10a及び固定接点8a)がOFF状態からON状態に切り替わる。
コンデンサ45は、電磁コイル41に電圧が印加されると、時間の経過とともに徐々に充電される。コンデンサ45の電圧が徐々に高くなるにつれて、第2コイル41bに流れる電流が低下する。電磁コイル41に電圧が印加された状態が一定時間継続すると、コンデンサ45の充電が完了する。コンデンサ45の充電が完了することで、第2コイル41bに流れる電流が遮断される。これにより、第2コイル41bは、導通状態から非導通状態となる。一方、第1コイル41aは、通電状態が維持される。
ここで、電磁コイル41において、第1コイル41aの消費電力と第2コイル41bの消費電力との割合は、接点装置3の接点部をON状態に維持するために必要な保持電圧に基づいて設定される。第1コイル41aの消費電力は、接点装置3の接点部をON状態に維持することが可能な消費電力となるように設定される。接点部をON状態に維持するために必要な保持電圧が接点部をOFF状態からON状態にさせるための動作電圧に対して25%の場合は、例えば、第1コイル41aの消費電力が25%、残りの75%が第2コイル41bの消費電力となるように設定する。これにより、コンデンサ45の充電が完了して第2コイル41bが非導通状態になることで、電磁コイル41に印加される電圧が保持電圧に切り替わることになる。なお、第1コイル41aの消費電力と第2コイル41bの消費電力との割合は、電磁継電器1の設計に応じて適宜変更される。
接点装置3の接点部がOFF状態からON状態に切り替わるまでの時間は、コンデンサ45の充電が完了するまでの時間よりも短い。コンデンサ45の充電が完了するまでの時間は、コンデンサ45の静電容量や第2コイル41bの消費電力量によって調整される。例えば、コンデンサ45の静電容量は、接点装置3の接点部がOFF状態からON状態に切り替わった後でコンデンサ45の充電が完了する容量に設定されている。これにより、第2コイル41bは、電磁コイル41への電圧の印加により接点装置3の接点部がOFF状態からON状態に切り替わった後で、導通状態から非導通状態となる。
上記の電磁継電器1の電磁石装置4では、第2コイル41bは、第1コイル41aに並列に接続され、電磁コイル41への電圧の印加によりコンデンサ45の充電が完了することで、導通状態から非導通状態となる。すなわち、電磁コイル41に電圧が印加されてからコンデンサ45の充電が完了するまでは第1コイル41aと第2コイル41bの通電状態が維持される。一方、コンデンサ45の充電完了後は、第1コイル41aは、通電状態が維持され、第2コイル41bは、コンデンサ45によって非導通状態となる。第2コイル41bが非導通状態になることで、電磁コイル41に印加される電圧が保持電圧に切り替わることになる。この結果、電磁コイル41に印加する電圧を簡単な構成で動作電圧から保持電圧に切り替えられる。
なお、電磁コイル41への電圧の印加が停止されて、接点装置3の接点部がOFF状態からON状態に切り替わるときは、コンデンサ45の放電によって、復帰時間が遅延するおそれがある。しかしながら、コンデンサ45の放電によって第1コイル41aに流れる電流の向きは、コンデンサ45の放電によって第2コイル41bに流れる電流の向きと逆になる。このため、第1コイル41aと第2コイル41bのそれぞれの巻き数を調整することで、復帰時間の遅延を抑制することが可能になる。
以上、本発明の一態様に係る電磁継電器の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
接点装置3及び電磁石装置4の構成は、変更されてもよい。例えば、キープリレーに本発明を適用してもよい。また、複数の固定端子を備える電磁継電器に本発明を適用してもよい。例えば、いわゆるC接点リレーに本発明を適用してもよい。
第1差し込み部47a及び第2差し込み部49aの形状は変更されてもよい。図7に示すように、コンデンサ45及びダイオード46は、第1コイル端子47と第3コイル端子49とに外付けされてもよい。
電磁コイル41の構成は、変更されてもよい。前記実施形態では、電磁コイル41は、第1コイル41aと、第2コイル41bの2つのコイルを含んでいたが、電磁コイル41は、例えば、3つ以上のコイルを含んでもよい。
3 接点装置
4 電磁石装置
41 電磁コイル
41a 第1コイル
41b 第2コイル
45 コンデンサ
45a 第1端子
45b 第2端子
46 ダイオード
46a カソード端子
46b アノード端子
47 第1コイル端子
47a 第1差し込み部
48 第2コイル端子
49 第3コイル端子
49a 第2差し込み部
50 直流電源(外部電源の一例)

Claims (6)

  1. 電磁力によって接点装置を駆動させる電磁石装置であって、
    第1コイルと、前記第1コイルに並列に接続される第2コイルとを含む電磁コイルと、
    前記第2コイルに接続され、前記電磁コイルへの電圧の印加により充電されるコンデンサと、
    を備え、
    前記第1コイル及び前記第2コイルは、前記電磁コイルへの電圧の印加により非導通状態から導通状態となり、
    前記第2コイルは、前記電磁コイルへの電圧の印加により前記コンデンサの充電が完了することで、前記第2コイルに流れる電流が遮断されて前記導通状態から前記非導通状態となる、
    電磁石装置。
  2. 前記電磁コイルへの電圧の印加により前記接点装置の接点部がOFF状態からON状態に切り替わるまでの時間は、前記コンデンサの充電が完了するまでの時間よりも短い、
    請求項1に記載の電磁石装置。
  3. 前記コンデンサは、前記電磁コイルへの電圧の印加により前記接点装置の接点部がOFF状態からON状態に切り替わった後で充電が完了するように構成されている、
    請求項1に記載の電磁石装置。
  4. 第1差し込み部を含み、前記第1コイル及び外部電源の陽極に接続される第1コイル端子と、
    前記外部電源の陰極に接続される第2コイル端子と、
    第2差し込み部を含む第3コイル端子と、
    をさらに備え、
    前記コンデンサは、前記第1差し込み部に差し込まれる第1端子と、前記第2差し込み部に差し込まれる第2端子とを含む、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の電磁石装置。
  5. 前記第1差し込み部に差し込まれるカソード端子と、前記第2差し込み部に差し込まれるアノード端子とを含むダイオードをさらに備える、
    請求項4に記載の電磁石装置。
  6. 前記コンデンサ及び前記ダイオードは、前記第1コイル端子と前記第3コイル端子とに外付けされている、
    請求項5に記載の電磁石装置。
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