JP2024014173A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 QRコード二代表される二次元コードを利用したデータの読取り方法が普及している。画像形成装置においてもカメラ等の読取装置を備え、二次元コードを読み取る手法が知られている。ユーザーが読取り装置の撮像範囲において、二次元コードを表示した表示媒体の表示面を読取り装置に翳すことで、読取装置は二次元コードに含まれるデータを読み取ることができる。しかしながらユーザーが前述の撮像範囲において、二次元コードを表示した表示媒体の表示面を読取装置に翳すことが困難な場合がある。【解決手段】 操作部上の表示パネルに読取装置が撮像した映像を表示させることで読取手段を用いて二次元コードを読み取る場合に、ユーザーの操作性の悪化を低減することができる。【選択図】 図5

Description

本発明は、複写機やレーザービームプリンタ等の画像形成装置に関する。
近年、QRコード(登録商標)に代表される二次元コードによる通信を利用したデータの読取及び認証システム等の様々なサービスが普及している。
画像形成装置においても、カメラなどの読取手段を備え、二次元コードを読み取る手法が知られている。二次元コードは所定の認証情報や画像データ、文書ファイルを変換することで生成され、画像形成装置は読み取った情報に応じて所定の処理を行う。
特許文献1に記載の画像形成装置では、ユーザーに対して課金処理を行うための課金情報が含まれたQRコードをカメラで読み取る構成が示されている。
特開2021-171960号公報
一般に前述の読取手段は、二次元コードを読み取ることが可能な範囲である所定の読取範囲を有する。ユーザーが前述の読取範囲において、二次元コードを表示した表示媒体の表示面を読取装置に翳すことで読取手段は二次元コードを読み取ることが可能となる。
しかしながらユーザーが前述の読取範囲において、二次元コードを表示した表示媒体の表示面を読取装置に翳すことが困難な場合がある。
例えば特許文献1の場合、ユーザーは前述の読取範囲を把握することができないため読取装置が二次元コードを読み取るまでに時間を要し、ユーザーの操作性が悪化する虞がある。
上記課題に鑑み、本発明では、読取手段を用いて二次元コードを読み取る場合に、ユーザーの操作性の悪化を低減することを目的とする。
記録媒体への画像の形成条件を設定するための画面を表示することが可能な表示部と、
所定の撮像範囲で対象物を撮像することが可能なカメラを備え、前記撮像範囲において表示媒体が表示した二次元コードを読み取ることが可能な読取装置と、
前記読取装置が読み取った前記二次元コードに含まれる画像データを前記二次元コードから生成する生成部と、
前記生成部が生成した前記画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
を有し、
前記表示部は、前記カメラが撮像した映像の少なくとも一部を表示する、
ことを特徴とする。
本発明では、読取手段を用いて二次元コードを読み取る場合に、ユーザーの操作性の悪化を低減することができる。
本実施形態の画像形成システムの構成を示す図 本実施形態の画像形成装置の概略図 本実施形態の画像形成装置のハードウェア構成を示す図 画像形成装置の操作画面の一例を示す図 操作部の表示パネルに撮像画面を表示している外観図 操作部の表示パネルに二分割表示している外観図 表示パネル水平面における読取り部の撮像範囲 表示パネル水平面における鉛直方向の読取り部の撮像範囲 二次元コードを読取り印刷実行するフローチャート 実施例2における画像形成装置の斜視図 実施例2における操作部の表示パネルに二分割表示している外観図
〔第1の実施形態〕
以下に、図面を参照して、本発明を実施するための形態について説明する。ただし、以下に説明する実施例はあくまで例示であり、本発明の範囲をそれらに限定する趣旨のものではない。また、以下の実施例で説明されている特徴の組み合わせのすべてが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は本実施形態に係る画像形成システム100の構成を示す図である。この画像形成システム100は、画像形成装置101と、ファイルサーバ102と、メールサーバ103と、PC(Personal Computer)104と、オンラインストレージ106とを有する。画像形成装置101と、ファイルサーバ102と、メールサーバ103と、PC104とがネットワーク107に接続されており、互いに通信可能である。またオンラインストレージ106は、インターネット105を介してネットワーク107と接続されており、画像形成装置101と互いに通信可能である。ファイルサーバ102、メールサーバ103、オンラインストレージ106は画像データの保存先の例である。
画像形成装置101は、原稿をスキャンした画像データを、ファイルサーバ102、メールサーバ103、オンラインストレージ106に送信可能である。ファイルサーバ102は、FTP、SMBプロトコルに対応したファイルサーバである。メールサーバ103は、SMTPプロトコルに対応したメールサーバである。オンラインストレージ106は、WebDAV(HTTPプロトコルを用いたファイル共有プロトコル)に対応したオンラインストレージである。PC104は、HTTPプロトコルにより画像形成装置101の設定値を参照もしくは更新可能である。ネットワーク107は、画像データが送信可能なネットワーク構成であれば、無線でアクセスポイント(不図示)に接続される構成でもよい。本実施形態における画像データとは電子データである。具体的には、画像データは画像をRAWデータ化した電子データに限らず、TIFF、JPEG等の画像フォーマットに従った電子データやPDFフォーマットに従った電子データであってもよい。
(画像形成装置)
図2において、画像形成装置101は記録対象の記録用紙等のシートに画像を形成する印刷部122を備える。また、画像形成装置101は鉛直方向において画像形成装置101の上側に配置され、スキャン対象としての原稿等のシートの画像をスキャンするスキャナ部116を備える。更に、画像形成装置101は、ユーザーやサービスマン等の作業者が情報を入力する操作部118を備えている。ここで言う作業者が入力し、操作部が受け付ける情報は、印刷枚数や印刷サイズなどの記録媒体への画像の形成条件に対応する。
操作部118は表示パネル300(後述)及びハードキー部350(後述)を有する。ここで、本実施の形態において、操作部118は表示パネル300とハードキー部350とを有するが、いわゆるキーレスと呼ばれる、ハードキー部350を有さない構成でも構わない。このような構成の場合、操作部118は表示パネル300のみを有する。表示パネル300はタッチパネルであり、作業者はタッチやフリック等の操作によって情報を入力する。表示パネル300は記録媒体への画像の形成条件を設定するための画面を表示することが可能であり、表示パネル300は表示部に対応する。また、表示パネル300は、作業者が入力した画像形成に関する情報を表示可能である。例えば、作業者が用紙を印刷するときなどは、そのサイズや枚数などの情報が表示パネル300に表示される。また、表示パネル300は画像形成装置101が画像形成中である旨も表示する。例えば、「印刷中です」などのメッセージがこれにあたる。
また、操作部118上に読取り部120が設けられている。読取り部120はカメラであり、ユーザーが提示する二次元コード400を撮像することで二次元コード400に含まれる情報を読み取ることが可能である。また、操作部118に取り付けられた読取り部120は表示パネル300の面を平面とする垂直方向に指向性がある。尚、本実施形態では二次元コード400を読み取る手法としてカメラによる撮像を示したが、CCDスキャンやレーザースキャン等の手法を用いて二次元コード400を読み取ってもよい。
詳しくは後述するが、ユーザーが二次元コード400を表示した携帯端末200を読取り部120にかざして情報を読み取らせることに応じて、画像データを取得し、その画像データを表示パネル300に表示させる。その後、ユーザーが印刷枚数を入力し、スタートボタンを押下すると、携帯端末200で読み込ませた画像が選択した枚数分だけ印刷される。ここで二次元コード400を表示した携帯端末200は表示媒体に対応する。表示媒体は二次元コード400を表示可能であれば他の手法をもちいてもよく、紙やタブレットなどであってもよい。
詳細は後述するが、読取り部120は対象物を撮像することが可能な所定の撮像範囲を有する。ユーザーが読取り部120の撮像範囲において二次元コード400を表示した携帯端末200を読取り部120にかざすことで、読取り部120は二次元コード400を読み取ることが可能となる。
画像形成装置101における画像形成動作は、まずスキャナ部116、または画像形成装置101に接続されたPC104等の画像入力手段によって画像が装置に格納される。次に画像形成装置101の下方に設けられた給紙カセット150から記録対象のシートが1枚ずつ送り出され、形成部158によって、格納されていた画像がシートに転写され、胴内排紙スペース153に出力される。形成部158は、感光ドラム156や現像器、帯電器、中間転写ベルトなど、画像形成を行う部分の総称である。
この際、シートの出力枚数や、画像サイズ等、各種出力条件は操作部118から入力が行われ、それらの情報に基づいて画像形成装置101の制御が行われる。操作部118は、ユーザーにとっての操作の容易性の観点から、スキャナ部116の手前等、画像形成装置101の手前側(正面側)の上方に設けられることが多い。なお、画像形成装置101を操作するためにユーザーが画像形成装置101に対面したとき、画像形成装置101から見て作業者が位置する側を手前側と定義する。
操作部118は鉛直方向において給紙カセット150より上方に設けられる。給紙カセット150と胴内排紙スペース153との間には、画像形成装置101の手前側の外装をなすフロントカバー151が設けられている。ユーザーは、感光ドラム156を有するドラムカートリッジ157(ドラムユニット)の交換やトナーカートリッジの交換をする場合、このフロントカバー151を開けて作業を行う。
ドラムカートリッジ157やトナーカートリッジは画像形成装置101の手前側から画像形成装置101に対して挿抜して交換される。すなわち、フロントカバー151は、これらのカートリッジが通過する開口155を閉鎖する閉鎖位置と開口155を開放する開放位置とに回動可能であって、これらのカートリッジはフロントカバー151が開放位置に位置するときに交換される。フロントカバー151が開放位置に位置するときに、ドラムカートリッジ157およびトナーカートリッジは開口155を介して画像形成装置101に対して挿抜可能である。フロントカバー151を開放位置に移動させたとき、形成部158の一部が露出する。操作部118はこのフロントカバー151よりも鉛直方向上方に設けられている。ここで、操作部118を設けた側を画像形成装置101の手前側(正面側)とし、その反対側を画像形成装置101の奥側(背面側)とする。また、画像形成装置101の手前側から見て、画像形成装置101の手前奥方向(前後方向)と直交する幅方向の一方を右側とし、他方を左側とする。
(画像形成装置101の構成)
図3は画像形成装置101のハードウェア構成を示す図である。画像形成装置101は、画像形成装置101全体の動作を制御する制御部110と、スキャナ部116と、操作部118と、読取り部120と、印刷部122とを有する。制御部110は、CPU111と、ROM112と、RAM113と、ストレージ114と、スキャナ部I/F115と、操作部I/F117と、読取り部I/F119と、印刷部I/F120と、外部記憶I/F123と、通信部I/F125とを有する。以下、各構成部について詳細に説明する。
CPU111は、ROM112又はストレージ114に記憶された制御プログラムを読み出して、表示制御、スキャナ制御、読取り制御、印刷制御、通信制御等の各種制御を行う。ROM112は、CPU111で実行可能な制御プログラムを格納する。またROM112は、ブートプログラムやフォントデータ等も格納する。RAM113は、CPU111の主記憶メモリ、ワークエリアとして機能し、ROM112及びストレージ114に格納された各種制御プログラムを展開するための一時記憶領域として用いられる。ストレージ114は、画像データ、印刷データ、アドレス帳、各種プログラム、及び各種設定情報を記憶する。本実施形態ではストレージ114としてフラッシュメモリを想定しているが、SSD、HDD、eMMC等の補助記憶装置を用いてもよい。
なお、画像形成装置101は、1つのCPU111が1つのメモリ(RAM113)を用いて後述するフローチャートに示す各処理を実行するものとするが、他の様態であっても構わない。例えば複数のCPU、RAM、ROM、及びストレージを協働させて後述するフローチャートに示す各処理を実行することもできる。また、ASICやFPGA等のハードウェア回路を用いて一部の処理を実行するようにしてもよい。
スキャナ部I/F115は、スキャナ部116とCPU111(制御部110)とを接続する。スキャナ部116は、原稿上の画像を読み取って、その画像をバイナリーデータ等の画像データに変換する。スキャナ部116によって生成された画像データは、CPU111の制御下で、外部装置に送信されたり、外部記憶装置124に保存されたり、記録紙に印刷されたりする。
操作部I/F117は、操作部118とCPU111(制御部110)とを接続する。操作部118は、表示機能と入力機能とを兼ね備えたタッチパネルを含み、ユーザーに対して情報を表示したり、ユーザーからの入力を検出したりする。操作部118は表示部に相当する。
読取り部I/F119は、読取り部120とCPU111(制御部110)とを接続する。読取り部120は、ユーザーが提示するQRコードのような二次元コード400を読み取って、その画像から文字列で構成される情報を抽出して、取得する。取得した情報は、CPU111の制御下で、ネットワーク107を通して、画像データに変換され、記録紙に印刷されたりする。
印刷部I/F121は、印刷部122とCPU111(制御部110)とを接続する。CPU111は、印刷すべき画像データを印刷部I/F121を介して印刷部122に転送して印刷させる。印刷部122は、給紙カセット150から給送された記録紙に画像を印刷する。つまり、印刷部122は画像形成部に対応する。
外部記憶I/F123は、外部記憶装置124と制御部110(CPU111)とを接続する。CPU111は、外部記憶I/F123を介して外部記憶装置124に画像データを保存する。本実施形態では外部記憶I/F123としてUSBインタフェース、外部記憶装置124としてUSBメモリを想定しているが、SDカード等の外部記憶装置を用いてもよい。
制御部110(CPU111)は、通信部I/F125によりネットワーク107に接続される。CPU111は、通信部I/F125を介して、ファイルサーバ102に向けた画像データの送受信、メールサーバ103に向けた電子メールの送受信、オンラインストレージ106に向けた画像データの送受信、PC104に向けた装置内部の各種設定情報の送受信が可能である。またCPU111は、通信部I/F125を介してPC104から装置内部の各種設定情報の参照要求や変更要求を受信すると、ストレージ114の各種設定情報を読み出し、変更を行う。画像データの送信は、FTP、SMB、WebDAV、SMTP等のプロトコルを用いて行われる。また、各種設定情報のPC104への送信や、PC104からの各種設定情報の変更の受信は、HTTPを処理するWebサーバアプリケーションが行う。
(画像形成装置101の操作画面)
図4は、本実施形態に係る画像形成装置101の操作部118の表示パネル300の一例を示す図である。表示パネル300は、画像形成装置101の起動直後に表示される画面であり、画像形成装置101の各機能の実行が指示される。
表示パネル300には、コピーボタン、スキャンボタン301、ファクスボタン、メニューボタン、アドレス帳ボタン302、コード読取りボタン303等の画像形成装置101の各機能の実行を指示するボタンが表示される。
スキャンボタン301は、スキャナ部116により得られる画像データの電子メール送信、画像データのファイル送信、または、画像データのUSBメモリ(外部記憶装置122)への保存の実行を指示するボタンである。
アドレス帳ボタン302は、アドレス帳管理画面(不図示)の表示を指示するボタンである。ユーザーはアドレス帳管理画面を介して送信する宛先情報に関する設定を宛先ごとに保存することができる。宛先情報は、送信種別(FAX送信、電子メール送信、SMB送信、FTP送信、WebDAV送信)、名称、宛先情報(電話番号、電子メールアドレス、ホスト名、サーバ情報等)等の情報を含む。
コード読取りボタン303は、読取り部120に二次元コード400を読み取らせることで得られる画像データを印刷するためのボタンである。
(コード読取り)
図5は、本実施形態に係る画像形成装置101の操作部118に設けられた読取り部120にユーザーの携帯端末200に表示されている二次元コード400を読み取っている際の図である。読取り部120は操作部118の表示パネル300の右側に配置されている。まず、図4で示した表示パネル300のコード読取りボタン303を押す。次に、表示パネル300がコードを読ませてくださいのメッセージを表示する。前記メッセージの表示とともに読取り部120が起動し、読取り待ち状態になる。表示パネル300は起動した読取り部120が撮像した映像を表示する。ユーザーは表示パネル300が表示した、読取り部120が撮像した映像を見ながら二次元コード400を表示した携帯端末200の表示面を読取り部120に翳す。上述の動作を行うことで、ユーザーは読取り部120が撮像した映像が表示パネル300に表示されない場合と比較して、容易に二次元コード400を表示した携帯端末200を読取り部に翳すことができる。
また図6は、コード読取りボタン300を押した後の、表示パネル300の表示内容が異なる図である。本実施例の場合、表示パネル左側330に操作ガイダンスを、表示パネル右側320に読取り部120からの撮像画面を、同一画面で表示している。右側に撮像画面を表示しているのは、読取り部120が表示パネル300の右側に設置されているためで、ユーザーの目線の移動を少なくすることでも操作性が向上すると考える。
図7、図8を用いて読取り部120が二次元コード400を読み取ることが可能な撮像範囲を示す。図7は表示パネル300を平面としたときに、前記平面における読取り部120の撮像範囲を示した図である。本実施形態において、前記平面における撮像範囲の一例として点線X1で囲まれた枠を示す。点線X1で示した枠は本実施形態における一例であり、読取り部120が有するカメラに応じて点線X1は他の大きさ及び形状でもよい。
図8は表示パネル300を平面としたときの鉛直方向における読取り部120の撮像範囲を示した図である。二次元コード400を表示した携帯端末200と読取り部120との鉛直方向における距離をL1とする。本実施形態における距離L1の範囲は25mmから80mmである。前述の点線X1及び距離L1で定義される撮像範囲において、ユーザーが二次元コード400を表示した携帯端末200の表示面を読取り部120にかざすことで読取り部120は二次元コード400を読み取ることが可能になる。本実施形態で示した距離L1の範囲は一例であり、読取り部120が有するカメラに応じて距離L1が他の値であってもよい。
続いて図9を用いて本実施形態の画像形成装置101の読取り部120がユーザーによって提示された二次元コード400を読取り、印刷実行するフローについて説明する。本フロー図に示す処理に係るプログラムは、画像形成装置101のROM112に格納されており、RAM113に読み出されCPU111によって実行される。本フロー図に示す処理は、画像形成装置101の操作部118に図4のホーム画面300が表示され、コード読取りボタン303が押下された場合に、読取り部120が起動し、撮像が開始される。
ステップS601において、CPU111は、読取り部120に提示された二次元コード400を読み取る。その後処理は、ステップS602に進む。
ステップS602において、CPU111は、読み込んだ二次元コード400に含まれる画像データを生成する。つまり、CPU602は生成部に対応する。その後処理は、ステップS603に進む。
ステップS603において、CPU111は、ステップS602で生成された画像データを表示パネル300に表示させ、印刷するかの選択画面を表示する。その後処理は、ステップS604に進む。
ステップS604において、CPU111は、ステップS603で表示した印刷ボタンが押下されたか否かを判定する。CPU111が印刷ボタンを押下されたと判定した場合、印刷部122の動作を開始させ、処理はステップS605に進む。CPU111が印刷ボタンを押下されないと判定すると、処理はステップS601に戻り、再度のコード読取りを要求する。
ステップS605において、CPU111は、印刷部122にS602で生成された画像データに基づいて記録媒体への画像の形成を指示する。
以上のような、本実施形態の設定処理によれば、画像形成装置を用いてユーザーから提示された二次元コード400を読取ることで、画像データの印刷が可能になる。
〔第2の実施形態〕
図10、図11を用いて、実施例2に係る読取り部120について説明する。なお、画像形成装置の概略構成及び操作部の基本構成は、前述した実施例1と同様であるため、その説明は省略する。また、本実施例において、前述した実施例1と同等の機能を有する部材には同一符号を付している。
本実施例では、読取り部120が操作部118の左下の表示パネル300裏側に設けられている。読み取り部120の指向性は、略鉛直方向下向きに延びている。読取り部120に携帯端末200の画面を読み込ませえる際、ユーザーの手首を無理に返すことなく、操作性の向上が望まれる。
図11は、実施例2に係る操作部118の外観図である。読取り部120を起動させた際の表示パネル300は、表示パネル左側330に読取り部120の撮像画面を、表示パネル右側320に操作ガイダンスを表示している。操作部118の裏側に読取り部120があるが、撮像画面を見ながら位置を合わせるので操作性は低減しない。
また画像形成装置としては、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置であっても良い。これらの画像形成装置に用いられる入力装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
101 画像形成装置
111 CPU
116 スキャナ部
118 操作部
120 読取り部
122 印刷部
200 携帯端末
300 表示パネル
400 二次元コード

Claims (3)

  1. 記録媒体への画像の形成条件を設定するための画面を表示することが可能な表示部と、
    所定の撮像範囲で対象物を撮像することが可能なカメラを備え、前記撮像範囲において表示媒体が表示した二次元コードを読み取ることが可能な読取装置と、
    前記読取装置が読み取った前記二次元コードに含まれる画像データを前記二次元コードから生成する生成部と、
    前記生成部が生成した前記画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    を有し、
    前記表示部は、前記カメラが撮像した映像の少なくとも一部を表示する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記表示部は前記画像の形成条件と、前記カメラが撮像した映像の少なくとも一部と、を同一画面で表示することが可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記表示部は前記二次元コードの読取り動作を示すガイダンスと、前記カメラが撮像した映像の少なくとも一部と、を同一画面で表示することが可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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