JP2024013241A - 処理分級装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】大量の処理対象物を連続的に処理して分級するのに十分な処理能力および分級能力を兼ね備える処理分級装置を提供する。【解決手段】処理分級装置100は、容器1の内部に回転羽根3が設置された処理装置における処理済製品Pの排出部に篩体4を設けたことを特徴とする。篩体4は、容器1に固定することもできるし、容器1に対して着脱自在とすることもできる。【選択図】図1
Description
本発明は、冷却等の処理を大量の粉粒体に施す処理能力と、処理後の大量の粉粒体を分級する分級能力とを兼ね備えた処理分級装置に関するものである。
耐熱ポリアミドなど(処理対象物)は、原料から粉粒体状態を維持して重合製造され、その製造過程で、粉粒体の造粒物(粗大な処理対象物)が発生する。それら粗大な処理対象物は、耐熱ポリアミドの成形品を成形する際の溶融工程で成形機のスクリューに噛み込んだり、溶け残って成形品やフィルムの異物となったりするため、粗大な処理対象物を分級除去した製品(処理済製品)を得ることが好ましい。一般的には、処理対象物の冷却等の処理および分級は、それぞれ専用の装置を用いて行われる。たとえば、冷却の処理を粉粒体に行う処理装置には、攪拌羽根付きミキサーまたは回転式ミキサーなどのミキサーに冷却装置が取り付けられた装置がある。そして、処理対象物を分級するための分級装置には、振動ふるい機、または、サイクロン式の遠心分級機などが用いられる。
ところで、処理対象物の処理および分級を別々の装置で行う場合、装置を設置するスペースや、各別の装置の費用が必要となるデメリットがある。したがって、装置を設置するためのスペースを小さくしたり、装置の費用を抑えたりする目的で、処理対象物の処理能力および分級能力を兼ね備えた装置が提案されている。たとえば、特許文献1には、2種類以上の処理対象物を混合する流動混合層と、混合した処理対象物を分級する気流分級装置とを備えた装置が提案されている。気流分級装置は、一定量の処理対象物に空気を当てて、一定量の処理対象物の中から比較的軽い処理対象物を吹き飛ばすことで分級している。一方、特許文献2には、分級だけを行う装置として、処理対象物を分級するためのメッシュ部材に回転ヘラを押し付けて分級を行う装置が提案されている。
しかしながら、特許文献1の分級装置においては、空気流が吹き飛ばすことのできる処理対象物の量は多くないので、大量の処理対象物を分級できないという問題がある。また、特許文献2の分級装置においては、メッシュ部分に粗大な処理対象物が押し付けられてしまい、粗大な処理対象物でメッシュ部分に目詰まりが生じる可能性がある。そして、処理対象物の量が多くなる程、メッシュ部分に押し当てられる粗大な処理対象物の数が多くなるため、メッシュ部分に目詰まりが生じる可能性が高くなる。よって、特許文献2の分級装置においても大量の処理対象物を連続的に分級できないという問題がある。
そこで、本発明は、大量の処理対象物を連続的に処理して分級するのに十分な処理能力および分級能力を兼ね備える処理分級装置を提供することを目的とする。
本発明の処理分級装置は、容器の内部に回転羽根が設置された処理装置における処理済製品の排出部に篩体を設けたことを特徴とする。
本発明の処理分級装置によれば、容器に収容したたとえば高温の処理対象物を回転羽根がかき混ぜることで、高温の処理対象物が回転羽根の回転半径方向外側に向かって飛ばされて、容器の内側側壁に衝突して冷却処理される。この処理された処理対象物が、篩体を通ることによって分級される。篩体の表面は、回転羽根により回転力が与えられる処理対象物によって掃引されるため、その目詰まりが防止される。このため、大量の処理対象物を連続的に処理して分級するのに十分な処理能力および分級能力を兼ね備える。なお、処理は、上記において例示した冷却処理のみならず、他の処理とすることもできる。
以下、本発明の実施形態に係る処理分級装置100について、図1を参照して説明する。
図1に示す処理分級装置100は、大量の処理対象物Mに何等かの処理を施す処理能力を有する処理装置に、処理対象物Mを分級する分級能力を加えた装置である。分級能力は、大量の処理対象物Mの中から処理対象物Mのサイズに応じて処理対象物Mを選り分ける能力である。処理装置の有する処理能力には、たとえば、処理対象物Mを加温または冷却する能力や、複数の異なる種類の処理対象物Mを混ぜ合わせる混合能力や、処理対象物Mを細かく砕く粉砕能力や、大きな処理対象物Mを粗く砕く解砕能力や、粉末を固めて粒状に形成する造粒能力や、処理対象物Mを乾燥させる乾燥能力などがある。
図1に示す処理分級装置100は、冷却する手段を有するヘンシェルミキサーに分級能力を加えた装置である。ヘンシェルミキサーは、たとえば、重合後の高温で粒状のポリアミド(処理対象物M)を冷却するのに使用される。そして、ヘンシェルミキサーに加えられた分級能力により、冷却された大量の処理対象物Mの中から細かい処理対象物M(処理済製品P)と粗大な処理対象物BMとが選り分けられる。処理分級装置100に選り分けられた大量の処理済製品Pは、最終的に成形機によって所望の形状に成形される。したがって、成形機には、この成形機に適合しない粗大な処理対象物BMが供給されることがない。よって、成形機が粗大な処理対象物BMで目詰まりを起こして成形できなくなる不具合や、粗大な処理対象物BMの成形品への混入を防止できる。
処理分級装置100の詳細な構造について、図1および図2を参照して説明する。
処理分級装置100は、図1に示すように、高温の粒状の処理対象物Mを冷却するために、処理対象物Mを収容する容器1と、容器1を外側から覆う冷却用のジャケット2と、容器1内部に回転自在で設けられる回転羽根3とを備える。
容器1は、容器1の内側へと通じる開口部10を上部に有する鍋形の形状であり、開口部10を開閉自在に覆う蓋11を有する。容器1には、容器1の内側から外側に向かって貫通する穴である第1排出部12および第2排出部13が、容器1の底壁101と側壁102とをつなぐ部分に設けられる。第1排出部12と第2排出部13とは、鍋形の容器1の周方向に沿った互いに異なる位置にそれぞれ設けられる。第1排出部12には、後述する篩体4が取り付けられて、処理済製品Pが容器1から排出される。そして、第2排出部13には、後述するように粗大な処理対象物BMが容器1から排出される。蓋11には、蓋11を閉じた状態で、容器1に処理対象物Mを投入するための投入口(図示せず)、処理対象物Mの処理に必要な窒素などの気体を投入するための気体投入口(図示せず)などの種々の物質を容器1に投入するための投入口(図示せず)が設けられる。処理対象物Mを容器1に投入するための投入口は、例えば、配管(図示せず)を介して蓋11よりも上の位置に配置される重合装置(図示せず)に接続される。重合装置が処理対象物Mを落下させることで、処理対象物Mは、配管および処理対象物Mを投入するための投入口を通って容器1に入る。
ジャケット2は、冷媒が通されるものであり、容器1の底壁101および側壁102を冷却する。
回転羽根3は、容器1の底壁101の水平方向中央部分から上下方向に沿って延びる回転軸32を中心に回転する。回転羽根3は、回転羽根3の回転中心から回転半径方向に延びる羽根33を複数有する。回転羽根3は、容器1の外側に設けられる駆動装置31によって回転する。
処理分級装置100には、冷却した処理対象物Mを分級するために、第1排出部12を覆うように容器1に対して取り付けられる篩体4と、第1排出部12の開閉を行う第1開閉装置5と、容器1の外側であって第1排出部12の下に設けられる第1ホッパー6と、第2排出部13の開閉を行う第2開閉装置8と、容器1の外側であって第2排出部13の下に設けられる第2ホッパー9とを備える。
分級のための篩体4は、図2に示すように、細かい処理対象物Mである処理済製品Pを通す穴41を有する。処理対象物Mのサイズの基準は、たとえば、処理済製品Pが分級の後工程にある成形機で成形できるサイズであるか否かで定められる。篩体4は、たとえば、細かい処理対象物Mを通す穴41を複数有するパンチングメタルにて構成することができる。
図2に示す篩体4は、第1開閉装置5の第1シリンダ51に装着される。篩体4は、その開口率が30%以上のパンチングメタルであることが好ましい。開口率が30%以上であれば、大量に分級するのに必要な量の処理済製品Pを篩体4に通過させることができる。
第1開閉装置5は、シリンダ・ピストン構造であり、第1シリンダ51と第1ピストン52とを有する。第1シリンダ51は、第1ピストン52の頭部521側の端部に開口部59を有し、第1ピストン52の頭部521は、開口部59において第1排出部12を完全に塞ぐような形状である。一方で、第1ピストン52は、開口部59から離れることで開口部59を開く。すなわち、第1排出部12が開放される。
篩体4は、第1シリンダ51の開口部59において、この開口部59を覆うように着脱可能に装着される。具体的には、篩体4が第1シリンダ51の開口部59に着脱自在にはめ込まれる構造となっている。これにより、篩体4を取り外した状態で、第1ピストン52の頭部521により開口部59を開閉することも可能である。
第1開閉装置5は、図1および図2に示すように、第1出口部53を有する。第1出口部53は、第1シリンダ51から枝分かれする円筒である。第1排出部12と開口部59とが連通し、かつ、第1出口部53の下端部が容器1よりも下の位置に配置される。
第1ホッパー6は、図1に示すように、第1出口部53から落下する処理済製品Pを受けて回収する。なお、第1出口部53は、第1ホッパー6と配管(図示せず)を介して接続されている。処理対象物Mは、図示しない配管内を通って第1ホッパー6に入る。
第2排出部13の第2開閉装置8は、第1開閉装置5と同様の構造を有し、第1開閉装置5が第1排出部12を開閉したように、第2排出部13を開閉する。第2開閉装置8が図示のようなシリンダ・ピストン構造である場合においては、第1シリンダ51に対応する第2シリンダ81と、第1ピストン52に対応する第2ピストン82と、第1出口部53に対応する第2出口部83とを有する。
第2ホッパー9は、落下する粗大な処理対象物BMを受けて回収する。なお、第2出口部83も、第1出口部53が配管を介して第1ホッパー6に接続されていたのと同様に、配管(図示せず)を介して第2ホッパー9に接続されている。粗大な処理対象物BMは、図示しない配管内を通って第2ホッパー9に入る。
図3および図4は、篩体4の他の例を示す。この例では、篩体4は、容器1の内側から第1排出部12を覆うように、図1に示す容器1の底壁101や側壁102の内面に溶接などによって固定される。篩体4自体は、図1および図2に示したものと同様の構成とすることができ、パンチングメタルやその他の素材によって構成することができる。
高温の処理対象物Mを冷却して分級する処理分級装置100の動作について、図1、図2および図5Aから図5Cを参照して説明する。なお、説明は省略するが、図3および図4に示される篩体4の場合も、同様の動作を行う。
図5Aに示す高温の処理対象物Mは、蓋11が閉じ、かつ、篩体4が設置された第1排出部12と、第2排出部13とが閉鎖した状態で、処理対象物Mを容器1に投入するために蓋11に設けられた投入口(図示せず)から容器1内に投入される。
容器1内に処理対象物Mが投入された後、回転羽根3が回転して、容器1に収容された処理対象物Mをかき混ぜる。処理対象物Mは、回転羽根3によって、回転羽根3の半径方向外側に飛ばされて、容器1の側壁102の内面に衝突する。このとき、容器1の側壁102および底壁101はジャケット2の作用によって冷却されているので、容器1の側壁102の内面に衝突した高温の処理対象物M、および、回転羽根3によって飛ばされずに容器1の底壁101の上にある高温の処理対象物Mは、それぞれ容器1の内部において冷却される。
容器1に収容された処理対象物Mが所要の温度まで冷却された後、図5Bに示すように、第1開閉装置5の第1ピストン52が閉鎖位置から開放位置に移動することで、図2に示す開口部59が開かれて第1排出部12が開放される。
一方で、回転羽根3は、処理対象物Mが所要の温度まで冷却された後も回転を続けており、処理対象物Mは、図2に示すように、回転羽根3によって、篩体4に向かって飛ばされる。篩体4に向かった処理対象物Mのうち、細かい処理対象物M(処理済製品P)は、篩体4の穴41を通過し、図5Bに示すように、第1出口部53を経て第1ホッパー6へ排出される。第1ホッパー6には、所要の小さなサイズの処理済製品Pのみが集められる。
このとき、篩体4の開口率がたとえば30%以上であると、大量の処理対象物Mを分級することができる。
処理済製品Pが容器1の外側に排出された後、容器1の内側には粗大な処理対象物BMが残っている。そこで、図5Cに示すように、第2開閉装置8の第2ピストン82が閉鎖位置から開放位置に移動されて、第2排出部13を開放させる。
一方で、同様に回転羽根3が回転を続けているため、粗大な処理対象物BMは、回転羽根3の作用によって第2排出部13に向けて移動され、第2排出部13を通って第2ホッパー9へ集められる。
冷却が施された処理済製品Pは、重力の作用または回転羽根3に飛ばされることで篩体4に向かい、そして篩体4を通過する。これにより、回転羽根3は処理対象物Mを篩体4に押し付けないため、粗大な処理対象物BMを篩体4の穴41に強引に通そうとして篩体4に目詰まりが生じることを防止できる。その結果、篩体4の穴41に目詰まりが生じにくいため、大量の処理済製品Pが篩体4を通過することができ、大量の処理済製品Pを分級することができる。
上述の処理分級装置100によれば、処理対象物Mの処理と分級とを単一の処理分級装置100だけて行うことができる。このため、処理分級装置100以外の装置を使用しなくてもよく、その分、処理対象物Mの処理および分級を行うために必要な設備の設置スペースが小さくなり、処理対象物Mの処理および分級を行うために必要な設備の費用を抑えることができる。
[実施例1]
粒径5mm以上の大粒子10wt%と、粒径5mm以下の細粒子90wt%とを含む1kgの耐熱ポリアミド粉粒体に対して分級を行った。
粒径5mm以上の大粒子10wt%と、粒径5mm以下の細粒子90wt%とを含む1kgの耐熱ポリアミド粉粒体に対して分級を行った。
詳細には、耐熱ポリアミド粉粒体の分級には、容積20Lのヘンシェルミキサー(日本コークス社製 商品名:FM20)を使用した。ヘンシェルミキサーの排出部では、開口径5mmの開口が60°千鳥型でピッチが7mm(開口率46.2%)とされたパンチングメタルを、篩体として、ヘンシェルミキサーの容器の内側の曲線に合わせて湾曲させた。そして、このパンチングメタルを、回転羽根に接触しないようにして着脱可能な状態でミキサーの上記排出部に設置した。
ヘンシェルミキサーに上述の耐熱ポリアミド粉粒体1kgを投入し、容器に蓋をした後に、排出部を開いた状態で回転羽根の回転速度を600rpmとして1分間回転させた。そうしたところ、5mm以下の細粒子の99wt%を排出できた。この後、パンチングメタルを外し、容器の蓋を閉じて排出部を開いた状態で、回転羽根を600rpmの回転速度で回転させたところ、5秒ほどでほとんどの残存物が上述の排出部を経て容器の外側に排出された。すなわち、実施例1では、篩体であるパンチングメタルを通過した粒径の小さな処理済製品と、パンチングメタルを通過しなかった粗大な処理対象物とを、共通の排出部から排出させた。
[実施例2]
実施例1と比べて回転羽根の回転速度のみを相違させた。すなわち回転羽根を5Hz(300rpm)の回転速度で2分間回転させた。そうしたところ、粒径5mm以下の細粒子の99wt%を排出できた。
実施例1と比べて回転羽根の回転速度のみを相違させた。すなわち回転羽根を5Hz(300rpm)の回転速度で2分間回転させた。そうしたところ、粒径5mm以下の細粒子の99wt%を排出できた。
[実施例3]
粒径5mm以上の大粒子15.45wt%と、粒径5mm以下の細粒子84.55wt%とを含む55kgの耐熱ポリアミド粉粒体に対して分級を行った。
粒径5mm以上の大粒子15.45wt%と、粒径5mm以下の細粒子84.55wt%とを含む55kgの耐熱ポリアミド粉粒体に対して分級を行った。
耐熱ポリアミド粉粒体の分級には、容積1050Lのヘンシェルミキサー(日本コークス社製 商品名:FD500)を使用した。ヘンシェルミキサーの容器の排出部では、開口径5mmで開口率が40.3%のパンチングメタルを、回転羽根に接触しないようにヘンシェルミキサーの容器に点付け溶接した。
ヘンシェルミキサーの容器に耐熱ポリアミド粉粒体を55kg投入し、容器に蓋をするとともに排出部が開いた状態で、回転羽根の回転速度を133rpmとして2分間回転させたところ、粒径5mm以下の細粒子の97.6wt%を容器の外に排出できた。
1 :容器
2 :ジャケット
3 :回転羽根
4 :篩体
5 :第1開閉装置
8 :第2開閉装置
12 :第1排出部
13 :第2排出部
100 :処理分級装置
M :処理対象物
P :処理済製品
BM :粗大な処理対象物
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Claims (8)
- 容器の内部に回転羽根が設置された処理装置における処理済製品の排出部に篩体を設けたことを特徴とする処理分級装置。
- 容器は、容器内の処理対象物を加熱および、または冷却する手段を有することを特徴とする請求項1記載の処理分級装置。
- 篩体は排出部に固定されていることを特徴とする請求項1記載の処理分級装置。
- 排出部は、シリンダ・ピストン構造の開閉装置を有し、篩体は開閉装置のシリンダに着脱可能に装着されるものであることを特徴とする請求項1記載の処理分級装置。
- 篩体が開口率30%以上のパンチングメタルであることを特徴とする請求項1記載の処理分級装置。
- 容器は、容器内に残った粗大な処理対象物を容器外に排出させるための他の排出部を有することを特徴とする請求項1記載の処理分級装置。
- 処理装置がヘンシェルミキサーであることを特徴とする請求項1記載の処理分級装置。
- 処理装置は、混合能力と、粉砕能力と、解砕能力と、造粒能力と、乾燥能力とのうちの少なくともいずれかを備えることを特徴とする請求項1記載の処理分級装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022115169A JP2024013241A (ja) | 2022-07-20 | 2022-07-20 | 処理分級装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP (1) | JP2024013241A (ja) |
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2022
- 2022-07-20 JP JP2022115169A patent/JP2024013241A/ja active Pending
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