JP2024011026A - 電気接続箱ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】対象部材への電気接続箱の固定等の作業性に優れる電気接続箱ユニットを提供すること。【解決手段】電気接続箱ユニット1は、電気接続箱2と、電気接続箱2を収容して電気接続箱2を対象部材に固定するブラケット5と、を備えて、電気接続箱2は、電子部品を収容可能な内部空間を有する第1樹脂体3と、第1樹脂体3の開口を塞ぐように、第1樹脂体3に組み付けられる第2樹脂体4と、を有し、第2樹脂体4、ブラケット5への電気接続箱2の収容方向において、ブラケット5の壁部と対向する壁部に突起部24を有し、ブラケット5の壁部には、突起部24が係止される孔部39が設けられ、ブラケット5は、複数の電気接続箱2を収容可能に構成される。【選択図】図8
Description
本発明は、電気接続箱ユニットに関する。
従来から、車両に搭載されるとともにリレーやヒューズ等の電子部品が収容される収容空間を有するリレーボックスやヒューズボックス等の電気接続箱(以下、「従来電気接続箱」ともいう。)が提案されている。従来電気接続箱の一つは、フレームとロアカバーとを備えて、フレーム又はロアカバーに設けられた取付部を車両の対象部材(対象箇所)にネジ締めすることで、電気接続箱が車両の対象部材に固定されるように構成されている(例えば、特許文献1を参照)。
ところで、従来電気接続箱においては、複数の電気接続箱を車両に搭載する場合、車両に搭載される電気接続箱の数に比例するように車両への固定作業が必要となり、作業の工数が増大化する傾向にあった。更に、従来電気接続箱の中には、電気接続箱から引き出された電線を保護するべく複雑な構造を有するものもあり、固定作業を含む車両に電気接続箱を搭載するための作業が煩雑化する場合もある。このように、従来電気接続箱には、作業性の観点から、改善の余地があった。
本発明は、上述した状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、対象部材への電気接続箱の固定等の作業性に優れる電気接続箱ユニットを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱ユニットは、下記を特徴としている。
電気接続箱と、前記電気接続箱を収容して前記電気接続箱を対象部材に固定するブラケットと、を備えた電気接続箱ユニットであって、
前記電気接続箱は、
電子部品を収容可能な内部空間を有する第1樹脂体と、
前記第1樹脂体の開口を塞ぐように、前記第1樹脂体に組み付けられる第2樹脂体と、を有し、
前記第2樹脂体は、
前記ブラケットへの前記電気接続箱の収容方向において、前記ブラケットの壁部と対向する壁部に突起部を有し、
前記ブラケットの前記壁部には、前記突起部が挿入されて係止される孔部が設けられ、
前記ブラケットは、
複数の前記電気接続箱を収容可能に構成される、
電気接続箱ユニットであること。
前記電気接続箱は、
電子部品を収容可能な内部空間を有する第1樹脂体と、
前記第1樹脂体の開口を塞ぐように、前記第1樹脂体に組み付けられる第2樹脂体と、を有し、
前記第2樹脂体は、
前記ブラケットへの前記電気接続箱の収容方向において、前記ブラケットの壁部と対向する壁部に突起部を有し、
前記ブラケットの前記壁部には、前記突起部が挿入されて係止される孔部が設けられ、
前記ブラケットは、
複数の前記電気接続箱を収容可能に構成される、
電気接続箱ユニットであること。
本発明に係る電気接続箱ユニットについて以下に述べる。
本構成の電気接続箱ユニットによれば、電気接続箱をブラケットに収容することで対象部材に電気接続箱を固定できる。これにより、複数の電気接続箱をブラケットに収容することで、対象部材への複数の電気接続箱の固定を一括して行える。更に、本構成の電気接続箱ユニットによれば、電気接続箱をブラケットに単に収容することで、第2樹脂体の突起部とブラケットの孔部とが係止される。このように、本構成の電気接続箱ユニットは、従来電気接続箱に比べて、対象部材への電気接続箱の固定を含む種々の作業性に優れる。
本構成の電気接続箱ユニットによれば、電気接続箱をブラケットに収容することで対象部材に電気接続箱を固定できる。これにより、複数の電気接続箱をブラケットに収容することで、対象部材への複数の電気接続箱の固定を一括して行える。更に、本構成の電気接続箱ユニットによれば、電気接続箱をブラケットに単に収容することで、第2樹脂体の突起部とブラケットの孔部とが係止される。このように、本構成の電気接続箱ユニットは、従来電気接続箱に比べて、対象部材への電気接続箱の固定を含む種々の作業性に優れる。
更に別の効果として、本構成の電気接続箱ユニットによれば、従来電気接続箱のように電気接続箱毎に対象部材への固定作業を行わなくてもよく、作業スペースが削減される。
更に別の効果として、本構成の電気接続箱ユニットによれば、電気接続箱がブラケットによって対象部材に取り付けられることで、電気接続箱の標準化を図れる。これにより、ブラケットに収容する電気接続箱を適宜変更できるため、例えば電気接続箱(電気接続箱ユニット)を車両に搭載する等の場合に、容易に回路変更ができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
<実施形態>
以下、図面を参照しながら、図1~図9に示す本発明の実施形態に係る電気接続箱ユニット1について説明する。電気接続箱ユニット1は、典型的には車両に搭載され、複数(本例では、2つ)の電気接続箱2と、ブラケット5と、により構成される(図1~図2参照)。電気接続箱2は、リレー等の電子部品やその他の部品である部品Rを収容する内部空間を有するリレーボックスである。ブラケット5は、電気接続箱2を収容して、車両の対象部材(対象箇所)に電気接続箱2を取り付け・固定するための部品である。
以下、図面を参照しながら、図1~図9に示す本発明の実施形態に係る電気接続箱ユニット1について説明する。電気接続箱ユニット1は、典型的には車両に搭載され、複数(本例では、2つ)の電気接続箱2と、ブラケット5と、により構成される(図1~図2参照)。電気接続箱2は、リレー等の電子部品やその他の部品である部品Rを収容する内部空間を有するリレーボックスである。ブラケット5は、電気接続箱2を収容して、車両の対象部材(対象箇所)に電気接続箱2を取り付け・固定するための部品である。
以下、説明の便宜上、図1~図9に示すように、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」及び「下」を定義する。「前後方向」、「左右方向」及び「上下方向」は、互いに直交している。電気接続箱ユニット1の車両搭載時において、「前後方向」、「左右方向」及び「上下方向」は、それぞれ、車両の前後方向、左右方向及び上下方向に対応している。また、電気接続箱2の内部に面する側を「内」側と呼び、電気接続箱2の外部に面する側を「外」側と呼ぶ。なお、上下方向は、本発明の「収容方向」に対応している。
以下、電気接続箱ユニット1を構成する電気接続箱2及びブラケット5について順に説明する。
以下、電気接続箱ユニット1を構成する電気接続箱2及びブラケット5について順に説明する。
まず、電気接続箱2について説明する。図2~図3に示すように、電気接続箱2は、フレーム3(本発明の「第1樹脂体」に対応)と、フレーム3の下端開口を塞ぐようにフレーム3の下方に組み付けられるロアカバー4(本発明の「第2樹脂体」に対応)と、により構成される。電気接続箱2を構成する上記2つの部品は全て、樹脂成形体である。なお、フレーム3の上端開口には、例えばアッパカバー(図示省略)が組み付けられる。
電気接続箱2では、図1~図4及び図7に示すように、電気接続箱2の内部(内部空間)に配置される部品Rの一部に電気的に接続される電線(図示省略)が、電気接続箱2の後側壁部に設けられた電線引出孔(図示省略)を介して、電気接続箱2の外部に導出される。以下、電気接続箱2を構成するフレーム3及びロアカバー4について順に説明する。
はじめに、フレーム3について説明する。図3~図4に示すように、フレーム3は、上下方向に延びる略矩形筒状の側壁部11を備える。側壁部11は、電気接続箱2の側面の外観の大部分を構成する。
左右方向両側の側壁部11における下端部の複数個所(本例では、4箇所)の外面には、それぞれ、上下方向に延びる貫通孔を含む被係止部12(本発明の「第1被係止部」に対応)が一体に設けられている。被係止部12は、ロアカバー4をフレーム3に組み付ける機能を有する。
前後方向両側の側壁部11の外面には、それぞれ、ガイド(例えば、ガイドリブ等)及び係止突起を含む被係止部13(本発明の「第2被係止部」に対応)が一体に設けられている。被係止部13は、後述するブラケット5の収容空間34に収容されたフレーム3(電気接続箱2)をブラケット5に組み付ける機能を有する。
側壁部11における電気接続箱2の電線引出孔に対応する箇所には、下方に開口する孔部14が設けられている。孔部14は、電線引出孔を画成する内壁部の上側部分を構成する機能を有する。
次に、ロアカバー4について説明する。図3及び図5に示すように、ロアカバー4は、電気接続箱2の下側側面の外観の大部分を構成する側壁部21と、側壁部21下端開口を塞ぐとともに電気接続箱2の底面の外観の大部分を構成する底壁部22と、を一体に備える。なお、本例では、ロアカバー4は、左右両側及び前方に側壁部21が設けられ、後方が開口している。側壁部21の上端縁部は、フレーム3の側壁部11の環状の下端縁部に対応する形状を有し、側壁部11の環状の下端縁部と嵌合可能になっている。
左右方向両側の側壁部21における上端部の複数個所(本例では、4箇所)の外面には、それぞれ、フレーム3の複数の被係止部12に対応して、上下方向に延びる係止片23が一体に設けられている。
底壁部22の外面における前後方向後側領域には、下方に突出する一対の突起部24が、左右方向に間隔を空けて設けられている。突起部24は略円柱状の形状を有し、突起部24の周壁には上下方向に延びる複数のリブ(符号省略)が設けられている。突起部24は、後述するブラケット5の収容空間34に収容されたロアカバー4(電気接続箱2)をブラケット5に組み付ける機能を有する。以上、電気接続箱2を構成するフレーム3及びロアカバー4について説明した。
次いで、ブラケット5について説明する。図2及び図6に示すように、ブラケット5は、上下方向に延びる略矩形筒状の側壁部31と、側壁部31の環状の下端開口を塞ぐ底壁部32と、を一体に備える。
底壁部32の所定箇所には、左右方向両側の側壁部31と左右方向に対向するように、上下方向に延びる仕切壁33が設けられている。仕切壁33は、ブラケット5の内部空間を複数(本例では、2つ)の空間に区画する機能を有する(図2、図6、及び図9参照)。これにより、ブラケット5は、電気接続箱2を収容可能な収容空間34が画成される。なお、収容空間34は、電気接続箱2の外周形状に対応するように画成される。
各収容空間34において、前後方向両側の側壁部31の内面には、それぞれ、ガイド(例えば、ガイドリブ等)及び係止突起を含む係止部35が一体に設けられている(図2及び図6参照)。係止部35は、収容空間34に収容された電気接続箱2のフレーム3をブラケット5に組み付ける機能を有する。
各収容空間34において、側壁部31における電気接続箱2の電線引出孔に対応する箇所には、上方に開口する孔部36が設けられている(図2参照)。孔部36は、電線引出孔を画成する内壁部の下側部分の一部を構成する機能を有する。
前後方向両側の側壁部31における複数個所(本例では、3箇所)の外面には、上下方向に貫通するネジ孔を含む取付部37が一体に設けられている(図2及び図6参照)。取付部37は、電気接続箱ユニット1(即ち、電気接続箱2)を車両の対象部材(図示省略)に取り付け・固定する機能を有する。
側壁部31における周方向の複数個所の外面には、それぞれ、ホルダ(図示省略)を保持可能な保持部38が設けられている(図2及び図6参照)。ホルダは、例えば樹脂成形体であり、ブラケット5の周辺の各種機器(例えば、電線やコネクタ等、図示省略)を保持するための部品である。
底壁部32におけるロアカバー4の一対の突起部24に対応する箇所には、上下方向に貫通する一対の孔部39が設けられている。孔部39の径は、突起部24に対応する大きさである。
一対の孔部39の上端部には、それぞれ、上方(本発明の「第2樹脂側」に対応)から下方に向かうにつれて径が小さくなるガイド部40が形成されている(図8参照)。ガイド部40の径は、孔部39におけるガイド部40を除く箇所の径よりも大きいように構成されている。ただし、ガイド部40の最小径(下端縁の径)は、上記孔部39におけるガイド部40を除く箇所の径と略等しいように構成されている。
以上、電気接続箱ユニット1を構成する電気接続箱2及びブラケット5について説明した。電気接続箱2及びブラケット5からなる電気接続箱ユニット1を対象部材に取り付け・固定するには、電気接続箱2をブラケット5に組み付ける(収容する)必要がある。
電気接続箱2をブラケット5に組み付ける(収容する)には、まず、搭載される車両に合わせて電気接続箱2を少なくとも1つ準備する(本例では、電気接続箱2が2つの場合を例に説明する)。つまり、電気接続箱2の必要数に応じて、ロアカバー4をフレーム3に組み付ける。
具体的には、ロアカバー4の係止片23(図3及び図5参照)を、下方からフレーム3の被係止部12(図3~図4参照)の複数の貫通孔にそれぞれ挿入し、この状態から、ロアカバー4の側壁部21の環状の上端縁部をフレーム3の側壁部11の環状の下端縁部に嵌合させ、且つ、複数の係止片23を複数の被係止部12にそれぞれ係止させる。これにより、フレーム3にロアカバー4が組み付けられ、電気接続箱2が完成される(図2参照)。
そして、準備した電気接続箱2をブラケット5の対応する収容空間34の上方にそれぞれ配置し、電気接続箱2及びブラケット5を上下方向に相対的に近付けて、電気接続箱2におけるロアカバー4の突起部24(図5参照)をブラケット5の孔部39(図2及び図6参照)に挿入し、係止させる(図8参照)。このとき、突起部24は、孔部39のガイド部40にガイドされる(いわゆる拾われる)。
同様に、ブラケット5への電気接続箱2の収容途中段階にて、フレーム3の被係止部13(図3~図4参照)にブラケット5の係止部35(図2及び図6参照)を係止させる。これにより、ブラケット5に電気接続箱2が収容され、電気接続箱ユニット1が完成される(図1及び図6参照)。
ブラケット5への電気接続箱2の収容状態では、ロアカバー4の突起部24とブラケット5の孔部39の係止、且つ、フレーム3の被係止部13とブラケット5の係止部35との係止により、電気接続箱2とブラケット5との分離が防止される。更に、ブラケット5への電気接続箱2の収容状態では、フレーム3の孔部14とブラケット5の孔部36とにより、電線(図示省略)が挿通される電線引出孔(図示省略)が画成される。
そして、必要に応じてブラケット5の保持部38にホルダを組み付けて保持させ、その後、ブラケット5の取付部37と車両の対象部材とをネジ締めすることで、電気接続箱ユニット1(電気接続箱2)が対象部材に固定される。
なお、ブラケット5に収容される電気接続箱2が1つの場合、ブラケット5における空いている収容空間34は、電気接続箱2が収容されていない態様となる(図9参照)。
<作用・効果>
本実施形態に係る電気接続箱ユニット1によれば、電気接続箱2をブラケット5に収容することで対象部材に電気接続箱2を固定できる。これにより、複数の電気接続箱2をブラケット5に収容することで、対象部材への複数の電気接続箱2の固定を一括して行える。更に、本実施形態に係る電気接続箱ユニット1によれば、電気接続箱2をブラケット5に単に収容することで、ロアカバー4の突起部24とブラケット5の孔部39とが係止される。このように、本実施形態に係る電気接続箱ユニット1は、従来電気接続箱に比べて、対象部材への電気接続箱2の固定を含む種々の作業性に優れる。
本実施形態に係る電気接続箱ユニット1によれば、電気接続箱2をブラケット5に収容することで対象部材に電気接続箱2を固定できる。これにより、複数の電気接続箱2をブラケット5に収容することで、対象部材への複数の電気接続箱2の固定を一括して行える。更に、本実施形態に係る電気接続箱ユニット1によれば、電気接続箱2をブラケット5に単に収容することで、ロアカバー4の突起部24とブラケット5の孔部39とが係止される。このように、本実施形態に係る電気接続箱ユニット1は、従来電気接続箱に比べて、対象部材への電気接続箱2の固定を含む種々の作業性に優れる。
更に、本実施形態に係る電気接続箱ユニット1によれば、ブラケット5の孔部39にガイド部40が設けられることで、孔部39への電気接続箱2におけるロアカバー4の突起部24の挿入が容易になる。
更に、本実施形態に係る電気接続箱ユニット1によれば、フレーム3の被係止部12とブラケット5の係止部35が係止されることで、電気接続箱2とブラケット5との分離が防止される。
更に別の効果として、本実施形態に係る電気接続箱ユニット1によれば、従来電気接続箱のように電気接続箱2毎に対象部材への固定作業を行わなくてもよく、作業スペースが削減される。
更に別の効果として、本実施形態に係る電気接続箱ユニット1によれば、電気接続箱2がブラケット5によって対象部材に取り付けられることで、電気接続箱2の標準化を図れる。これにより、ブラケット5に収容する電気接続箱2を適宜変更できるため、例えば電気接続箱2(電気接続箱ユニット1)を車両に搭載する場合に、ブラケット5のみを車両に合わせて適宜変更すればよく、容易に回路変更ができる。
更に別の効果として、本実施形態に係る電気接続箱ユニット1によれば、電気接続箱2がブラケット5によって対象部材に取り付けられることで、従来電気接続箱とは異なり、回路仕様上不要な電気接続箱を対象部材に取り付けなくてもよい。
更に別の効果として、本実施形態に係る電気接続箱ユニット1によれば、電気接続箱2が、ブラケット5への係止機構(突起部24)を、ロアカバー4の底壁部22に設けることで、電気接続箱2の周方向の大型化、ひいては電気接続箱ユニット1の周方向の大型化を抑制できる。加えて、上記構成により、ブラケット5の孔部39にガイド部40を大きく形成できる。
<他の形態>
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
ここで、上述した本発明に係る電気接続箱ユニットの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]~[3]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
電気接続箱(2)と、前記電気接続箱を収容して前記電気接続箱を対象部材に固定するブラケット(5)と、を備えた電気接続箱ユニット(1)であって、
前記電気接続箱(2)は、
電子部品を収容可能な内部空間を有する第1樹脂体(フレーム3)と、
前記第1樹脂体の開口を塞ぐように、前記第1樹脂体に組み付けられる第2樹脂体(ロアカバー4)と、を有し、
前記第2樹脂体(ロアカバー4)は、
前記ブラケット(5)への前記電気接続箱(2)の収容方向において、前記ブラケット(5)の壁部(底壁部32)と対向する壁部(底壁部22)に突起部(24)を有し、
前記ブラケット(5)の前記壁部(底壁部32)には、前記突起部(24)が挿入されて係止される孔部(39)が設けられ、
前記ブラケット(5)は、
複数の前記電気接続箱(2)を収容可能に構成される、
電気接続箱ユニット(1)。
[2]
上記[1]に記載の電気接続箱ユニット(1)において、
前記孔部(39)の前記収容方向の第2樹脂体側には、前記孔部(39)への前記突起部(24)の挿入をガイドするガイド部(40)が設けられる、
電気接続箱ユニット(1)。
[3]
上記[1]又は上記[2]に記載の電気接続箱ユニット(1)であって、
前記第1樹脂体(フレーム10)は、
前記ブラケット(5)の係止部(35)が係止される被係止部(13)を有する、
電気接続箱ユニット(1)。
[1]
電気接続箱(2)と、前記電気接続箱を収容して前記電気接続箱を対象部材に固定するブラケット(5)と、を備えた電気接続箱ユニット(1)であって、
前記電気接続箱(2)は、
電子部品を収容可能な内部空間を有する第1樹脂体(フレーム3)と、
前記第1樹脂体の開口を塞ぐように、前記第1樹脂体に組み付けられる第2樹脂体(ロアカバー4)と、を有し、
前記第2樹脂体(ロアカバー4)は、
前記ブラケット(5)への前記電気接続箱(2)の収容方向において、前記ブラケット(5)の壁部(底壁部32)と対向する壁部(底壁部22)に突起部(24)を有し、
前記ブラケット(5)の前記壁部(底壁部32)には、前記突起部(24)が挿入されて係止される孔部(39)が設けられ、
前記ブラケット(5)は、
複数の前記電気接続箱(2)を収容可能に構成される、
電気接続箱ユニット(1)。
[2]
上記[1]に記載の電気接続箱ユニット(1)において、
前記孔部(39)の前記収容方向の第2樹脂体側には、前記孔部(39)への前記突起部(24)の挿入をガイドするガイド部(40)が設けられる、
電気接続箱ユニット(1)。
[3]
上記[1]又は上記[2]に記載の電気接続箱ユニット(1)であって、
前記第1樹脂体(フレーム10)は、
前記ブラケット(5)の係止部(35)が係止される被係止部(13)を有する、
電気接続箱ユニット(1)。
上記[1]の構成の電気接続箱ユニットによれば、電気接続箱をブラケットに収容することで対象部材に電気接続箱を固定できる。これにより、複数の電気接続箱をブラケットに収容することで、対象部材への複数の電気接続箱の固定を一括して行える。更に、本構成の電気接続箱ユニットによれば、電気接続箱をブラケットに単に収容することで、第2樹脂体の突起部とブラケットの孔部とが係止される。このように、本構成の電気接続箱ユニットは、従来電気接続箱に比べて、対象部材への電気接続箱の固定を含む種々の作業性に優れる。
更に別の効果として、本構成の電気接続箱ユニットによれば、従来電気接続箱のように電気接続箱毎に対象部材への固定作業を行わなくてもよく、作業スペースが削減される。
更に別の効果として、本構成の電気接続箱ユニットによれば、電気接続箱がブラケットによって対象部材に取り付けられることで、電気接続箱の標準化を図れる。これにより、ブラケットに収容する電気接続箱を適宜変更できるため、例えば電気接続箱(電気接続箱ユニット)を車両に搭載する等の場合に、容易に回路変更ができる。
上記[2]の構成の電気接続箱ユニットによれば、ブラケットの孔部にガイド部が設けられることで、電気接続箱におけるロアカバーの突起部が孔部に容易に挿入される。
上記[3]の構成の電気接続箱ユニットによれば、第1樹脂体の被係止部とブラケットの係止部が係止されることで、電気接続箱とブラケットとの分離が防止される。
1 電気接続箱ユニット
2 電気接続箱
3 フレーム(第1樹脂体)
4 ロアカバー(第2樹脂体)
5 ブラケット
11,21,31 側壁部
12 被係止部
13 被係止部
14,36 孔部
22,32 底壁部
23 係止片
24 突起部
33 仕切壁
34 収容空間
35 係止部
37 取付部
38 保持部
39 孔部
40 ガイド部
R 部品
2 電気接続箱
3 フレーム(第1樹脂体)
4 ロアカバー(第2樹脂体)
5 ブラケット
11,21,31 側壁部
12 被係止部
13 被係止部
14,36 孔部
22,32 底壁部
23 係止片
24 突起部
33 仕切壁
34 収容空間
35 係止部
37 取付部
38 保持部
39 孔部
40 ガイド部
R 部品
Claims (3)
- 電気接続箱と、前記電気接続箱を収容して前記電気接続箱を対象部材に固定するブラケットと、を備えた電気接続箱ユニットであって、
前記電気接続箱は、
電子部品を収容可能な内部空間を有する第1樹脂体と、
前記第1樹脂体の開口を塞ぐように、前記第1樹脂体に組み付けられる第2樹脂体と、を有し、
前記第2樹脂体は、
前記ブラケットへの前記電気接続箱の収容方向において、前記ブラケットの壁部と対向する壁部に突起部を有し、
前記ブラケットの前記壁部には、前記突起部が挿入されて係止される孔部が設けられ、
前記ブラケットは、
複数の前記電気接続箱を収容可能に構成される、
電気接続箱ユニット。 - 請求項1に記載の電気接続箱ユニットにおいて、
前記孔部の前記収容方向の第2樹脂体側には、前記孔部への前記突起部の挿入をガイドするガイド部が設けられる、
電気接続箱ユニット。 - 請求項1又は請求項2に記載の電気接続箱ユニットにおいて、
前記第1樹脂体は、
前記ブラケットの係止部が係止される被係止部を有する、
電気接続箱ユニット。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP2022112690A JP2024011026A (ja) | 2022-07-13 | 2022-07-13 | 電気接続箱ユニット |
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2022112690A JP2024011026A (ja) | 2022-07-13 | 2022-07-13 | 電気接続箱ユニット |
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Family Applications (1)
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- 2023-06-16 CN CN202310722088.7A patent/CN117410911A/zh active Pending
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Publication number | Publication date |
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