JP2024006384A - 情報処理装置、及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の意図を含む質問文に対して、質問文に含まれる意図毎に回答を提示する。【解決手段】情報処理装置1は、ユーザが入力した質問文に対して構文解析を実行することで、質問文に含まれているユーザが訪ねたい内容である意図の数を特定すると共に、特定した数だけ存在する質問意図を質問文から特定し、各々の質問意図を表す個別質問文を生成して、個別質問文毎に検索した回答を質問意図の各々と対応付けた上で、質問文と共に提示する。【選択図】図3

Description

本開示は、情報処理装置、及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、入力された質問文に対する回答を文書データベースに登録されている複数の文書から抽出して出力する質問応答装置において、入力された質問文を複数の分割された質問文である分割質問文に分割する質問文分割手段と、前記質問文および前記分割質問文から検索キーワードを取り出し、前記複数の文書に対してキーワード検索を行い、このキーワード検索により得られた文書の文書IDおよび文書スコアをキーとして回答表現データベースを検索し、回答候補文字列を得て、この得た回答候補文字列と、前記質問文または前記分割質問文と、を組として記憶する回答候補記憶手段と、前記回答候補記憶手段が記憶する回答候補文字列と前記検索キーワードとの距離を評価計算し、この評価の結果得られた評価点を前記組毎に付与する回答候補評価手段と、前記分割質問文から得られた前記組について、前記回答候補文字列が重複している場合マージし、前記評価点を加算するマージ手段と、最終的に得られた前記組の評価点が高い組の順に、所定個の前記回答候補を回答として出力する回答出力手段とを有することを特徴とする質問応答装置が開示されている。
特許文献2には、質問文を受け付ける質問文受付手段と、前記質問文の一部である部分質問を抽出する部分質問抽出手段と、前記部分質問の回答を取得する部分質問回答取得手段と、前記質問文における前記部分質問の箇所を、前記部分質問回答取得手段が取得した回答に置き換える質問置換手段と、前記質問置換手段により置き換えられた質問文に対する回答を取得する置換質問回答取得手段と、前記質問文に対する回答を出力する回答出力手段と、第1のチェックワードリストと、を備え、前記部分質問抽出手段は、前記部分質問に前記第1のチェックワードリストのワードが含まれているか否かに基づいて、前記部分質問が適切であるか否かを判断し、前記部分質問回答取得手段は、前記部分質問が適切である場合に部分質問の回答を取得する質問応答装置が開示されている。
特許第4145776号公報 特許第6095487号公報
例えばFAQ(Frequently Asked Questions)検索において、質問の意図が複数含まれる質問文に対する回答を検索した場合、FAQ検索の回答データベースに、複数の質問の意図を一緒に解決する回答が予め用意されていなければ、質問文に対する回答が得られないか、又は質問文に含まれる何れか1つの質問の意図に対応した回答しか得ることができない。
本開示は、複数の意図を含む質問文に対して、質問文に含まれる意図毎に回答を提示することができる情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
第1態様に係る情報処理装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、質問文を構文解析することで前記質問文に含まれる意図の数を特定すると共に、前記質問文から、前記数だけ存在する質問意図を特定し、前記質問意図を表す個別質問文毎に検索した回答を、前記質問意図の各々と対応付けて提示する。
第2態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記質問文において、述語となる動詞と、前記述語となる動詞の目的語とによって表される表現を1つの意図として特定する。
第3態様に係る情報処理装置は、第2態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記質問文において、前記述語となる動詞が存在せず、かつ、前記質問文の文末が名詞である場合、前記質問文の文末に予め定めた述語となる動詞を付加して質問の意図を特定する。
第4態様に係る情報処理装置は、第2態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記質問文において、前記質問文の文末が動詞の語幹で終わる場合、前記質問文の文末に願望を表す助動詞を付加して質問の意図を特定する。
第5態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記質問文の述語となる動詞が目的語に他の動詞を取る場合、前記他の動詞と、前記他の動詞が取る目的語とによって表される表現を1つの意図として特定する。
第6態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記質問文の意図の数が複数の場合、前記質問文の意図毎に、前記質問文から前記質問意図に含まれる目的語と、目的語の修飾語と、前記質問意図に含まれる動詞と、動詞の修飾語とを抽出して前記質問意図を表す個別質問文を生成する。
第7態様に係る情報処理装置は、第1態様~第6態様の何れかの態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、何れの箇所が各々の前記質問意図に対応した箇所であるかがわかるように表示した前記質問文を、各々の前記質問意図を表す個別質問文の回答と共に提示する。
第8態様に係る情報処理装置は、第7態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記質問文における前記質問意図に対応した各々の箇所と、各々の前記質問意図を表す個別質問文の回答が提示されている領域との対応付けがわかるように、前記質問文と各々の前記質問意図を表す個別質問文の回答とを提示する。
第9態様に係る情報処理プログラムは、コンピュータに、質問文を構文解析することで前記質問文に含まれる意図の数を特定すると共に、前記質問文から、前記数だけ存在する質問意図を特定し、前記質問意図を表す個別質問文毎に検索した回答を、前記質問意図の各々と対応付けて提示する処理を実行させるためのプログラムである。
第1態様、及び第9態様によれば、複数の意図を含む質問文に対して、質問文に含まれる意図毎に回答を提示することができる、という効果を有する。
第2態様によれば、質問文に複数の意図が含まれる場合であっても、質問文に含まれる各々の意図を特定することができる、という効果を有する。
第3態様によれば、質問文の文末が名詞で終わっていたとしても、質問文に含まれる意図を特定することができる、という効果を有する。
第4態様によれば、質問文の文末が動詞の語幹で終わっていたとしても、質問文に含まれる意図を特定することができる、という効果を有する。
第5態様によれば、単に質問文の述語となる動詞を質問の意図を表す述語とする場合と比較して、質問の意図を正しく特定することができる、という効果を有する。
第6態様によれば、質問文から自然言語によって表される複数の質問意図を生成することができる、という効果を有する。
第7態様によれば、質問文と質問意図を対応付けた上で、質問意図毎に回答を提示することができる、という効果を有する。
第8態様によれば、質問文に対する回答を質問文と対応付けることなく羅列する場合と比較して、質問文のどの箇所に対応する回答がどこに記載されているかわかりやすく提示することができる、という効果を有する。
情報処理装置の機能構成例を示す図である。 情報処理装置の電気系統の要部構成例を示す図である。 回答検索処理の流れの一例を示すフローチャートである。 英語の質問文に含まれる意図の数と質問意図を特定する特定手法の一例を示す図である。 英語の質問文における個別質問文を生成する生成方法の一例を示す図である。 英語の質問文に対するチャットボットによる回答の表示例を示す図である。 英語の質問文に含まれる各々の質問意図に対して複数の回答を表示する表示例を示す図である。 英語の質問文に対する回答表示領域を縦に並べて表示する表示例を示す図である。 英語の質問文に対する回答表示領域をタブで切り替えて表示する表示例を示す図である。 日本語の質問文に含まれる意図の数と質問意図を特定する特定手法の一例を示す図である。 日本語の質問文における個別質問文を生成する生成方法の一例を示す図である。 日本語の質問文に対するチャットボットによる回答の表示例を示す図である。 日本語の質問文に含まれる各々の質問意図に対して複数の回答を表示する表示例を示す図である。 日本語の質問文に対する回答表示領域を縦に並べて表示する表示例を示す図である。 日本語の質問文に対する回答表示領域をタブで切り替えて表示する表示例を示す図である。
以下、開示の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、同じ構成要素及び同じ処理には全図面を通して同じ符号を付与し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る情報処理装置1の機能構成例を示す図である。情報処理装置1は、自然言語で表された質問文を入力として、入力された質問文の回答を自然言語で出力する装置である。
情報処理装置1は、入力部2、特定部3、生成部4、検索部5、及び出力部6の各機能部と、データベース(以下、「DB」という)の一例である回答DB7を含む。
入力部2は、ユーザからの質問文を受け付ける。入力部2に入力される質問文は必ずしも文字で表されている必要はなく、例えば音声データや画像データのように文字以外の表現形態が用いられていてもよい。音声データが入力された場合、入力部2は、例えばリカレントニューラルネットワークの一例であるLSTM(Long Short Term Memory)といった公知の音声認識手法を用いて、音声データを文字で表した質問文に変換すればよい。また、画像データが入力された場合、入力部2は、例えば畳み込みニューラルネットワークの一例であるResNet(Residual Neural Network)といった公知の画像認識手法を用いて、画像データを文字で表した質問文に変換すればよい。
特定部3は、入力部2が受け付けた質問文に含まれる意図の数を特定すると共に、特定した数だけ存在する質問意図を質問文から特定する。質問文に含まれる「意図」とは、質問文でユーザが尋ねている事柄のことであり、「質問意図」とは、ユーザが尋ねている事柄を質問文に用いられている語句を用いて表現したものである。
本実施形態では、質問文を構文解析することで質問文に含まれる意図の数と質問意図を特定する特定部3について説明する。しかしながら、以降に説明する意図の数と質問意図の特定手法は一例であり、質問文に含まれる意図の数と質問意図を特定することができるのであれば、特定部3は他の公知の手法(例えば機械学習を用いた特定手法)を用いてもよい。
生成部4は、特定部3で特定された質問文に含まれる意図の数と質問意図を用いて、質問意図を表す質問文を生成する。以降では、入力部2に入力された質問文と、生成部4で生成された質問意図を表す質問文とを区別するため、前者を「質問文」と表し、後者を「個別質問文」と表すことにする。個別質問文は、質問意図を人間に理解可能な自然な文に変換したものである。すなわち、個別質問文は、質問意図の別表現でもあることから、質問意図の一例でもある。
本実施形態では、予め定めた規則に従って、質問文から質問意図を表す個別質問文を生成するルールベースに基づいた生成部4について説明する。しかしながら、これは一例であり、質問文から質問意図を表す個別質問文を生成することができるのであれば、生成部4は他の公知の手法(例えば機械学習を用いた特定手法)を用いてもよい。
検索部5は、生成部4で生成された個別質問文に対する回答を検索する。当然のことながら、生成部4で生成された個別質問文が複数あれば、検索部5は個別質問文毎に回答を検索する。
回答DB7は、様々な個別質問文に対する回答が予め記憶されたデータベースである。検索部5は、個別質問文に対する回答を回答DB7から検索する。なお、検索部5における回答の検索手法に制約はなく、例えばキーワード検索や自然文検索等の公知の検索手法を用いることができる。
出力部6は、検索部5で個別質問文毎に検索した回答を個別質問文の各々と対応付けて出力し、質問文に対する回答をユーザに提示する。
質問文に対する回答をユーザに提示するとは、ユーザが質問文に対する回答を認識できる状態にすることをいう。したがって、出力部6は、ユーザが質問文の回答を認識できるのであればどのような形態で回答を出力してもよい。例えば出力部6は、後述する表示ユニット19(図2参照)に質問文に対する回答を表示してもよく、後述する通信ユニット17(図2参照)を通じて通信回線に接続された図示しない外部装置に質問文に対する回答を送信してもよい。また、出力部6は、プリンタ等の図示しない画像形成装置を用いて、質問文に対する回答を用紙に印字してもよい。以降では、出力部6が質問文に対する回答を表示ユニット19に表示する例について説明する。
なお、情報処理装置1は必ずしも回答DB7を備える必要はなく、例えば外部装置に回答DB7を備えるようにしてもよい。この場合、情報処理装置1は、後述する通信ユニット17を通じて外部装置に接続し、個別質問文に対する回答を検索すればよい。
図1に示した情報処理装置1は、コンピュータ10を用いて構成することができる。図2は、コンピュータ10を用いて構成した情報処理装置1の電気系統の要部構成例を示す図である。
コンピュータ10は、図1に示した情報処理装置1の各機能部の実行を担うプロセッサの一例であるCPU(Central Processing Unit)11、コンピュータ10の起動処理を行う起動プログラム(Basic Input Output System:BIOS)を記憶するROM(Read Only Memory)12、CPU11の一時的な作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)13、不揮発性メモリ14、及び入出力インターフェース(I/O)15を備える。CPU11、ROM12、RAM13、不揮発性メモリ14、及びI/O15はバス16を介して各々接続されている。
不揮発性メモリ14は、不揮発性メモリ14に供給される電力が遮断されても記憶した情報が維持される記憶装置の一例であり、例えば半導体メモリが用いられるがハードディスクを用いてもよい。したがって、不揮発性メモリ14は、例えばコンピュータ10を情報処理装置1として機能させる情報処理プログラムを記憶する。また、回答DB7のように、情報処理装置1の電源が遮断されても記憶し続ける必要のある情報は不揮発性メモリ14に記憶される。
I/O15には、例えば通信ユニット17、入力ユニット18、及び表示ユニット19が接続される。
通信ユニット17は通信回線に接続され、通信回線を介して外部装置とデータ通信を行う通信プロトコルを備える。
入力ユニット18は、情報処理装置1に対するユーザの操作内容を受け付けてCPU11に通知するユニットの一例であり、例えばボタン、タッチパネル、キーボード、マウス、及びポインティングデバイス等が含まれる。
表示ユニット19は、CPU11によって処理された情報を視覚的に表示するユニットの一例であり、例えば液晶ディスプレイ及び有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等が含まれる。
なお、外部装置から情報処理装置1に対する遠隔操作が行われる場合、情報処理装置1は、通信ユニット17を通じてユーザの操作内容を受信すると共に、通信ユニット17を通じて情報処理装置1で処理された情報を外部装置に送信する。したがって、必ずしも入力ユニット18及び表示ユニット19をI/O15に接続しなくてもよい。
次に、情報処理装置1で実行される回答検索処理について説明する。
図3は、ユーザから質問文を受け付けた場合に、情報処理装置1のCPU11によって実行される回答検索処理の流れの一例を示すフローチャートである。
回答検索処理を規定する情報処理プログラムは、例えば情報処理装置1の不揮発性メモリ14に予め記憶されている。情報処理装置1のCPU11は、不揮発性メモリ14に記憶される情報処理プログラムを読み込み、回答検索処理を実行する。
ステップS10において、CPU11は、受け付けた質問文に含まれる意図の数を特定すると共に、特定した数だけ存在する質問意図を質問文から特定する。
図4は、質問文に対して構文解析を行い、質問文に含まれる意図の数と質問意図を特定する特定手法の一例を示す図である。
まず、CPU11は、質問文の動詞を特定する。CPU11は、特定した動詞が質問文における述語となる動詞か否かを判定する。特定した動詞が質問文における述語となる動詞である場合、CPU11は、述語となる動詞と、当該述語となる動詞の目的語とによって表される表現、すなわち、述語となる動詞と、当該述語となる動詞の目的語との組み合わせが質問文に含まれる意図を表していると特定する。すなわち、質問文から得られる述語となる動詞と、当該述語となる動詞の目的語との組み合わせの数が質問文に含まれる意図の数を表す。述語となる動詞と、当該述語となる動詞の目的語との組み合わせは、ユーザが尋ねている事柄を質問文に用いられている語句を用いて表現したものであるから、質問文におけるユーザの質問意図を表す。
CPU11は、図4の[No.1]の質問文である“How to fix a paper jam?”に対して構文解析を行うと、述語となる動詞“fix”と、“fix”の目的語である“a paper jam”との組み合わせを検出する。したがって、CPU11は、質問文に含まれる意図の数を“1”と特定すると共に、 “a paper jam - fix”を質問文における質問意図として特定する。なお、質問意図における“-”は動詞と目的語の組み合わせを表す記号である。また、図4における枠20は、質問意図において動詞となる語句を表しており、枠21は質問意図において動詞の目的語となる語句を表している。
CPU11は、図4の[No.2]の質問文である“I want to fix a paper jam.”に対して構文解析を行うと、質問文の述語となる動詞として、“want to”を検出する。しかしながら、“want to”は単に「~したい」といったユーザの願望を表しているだけであり、具体的に何をしたいのかを表しておらず、これだけではユーザの意図を特定することができない。したがって、CPU11は、質問文の述語となる動詞の目的語に着目し、質問文の述語となる動詞が目的語に他の動詞を取る場合、当該他の動詞と、当該他の動詞が取る目的語とによって表される表現を質問文に含まれる意図として特定する。
すなわち、図4の[No.2]の質問文の場合、“want to”は目的語として動詞“fix”を取っていることから、CPU11は、“fix”と、“fix”の目的語である“a paper jam”との組み合わせを検出する。したがって、CPU11は、質問文に含まれる意図の数を“1”と特定すると共に、“a paper jam - fix”を質問文における質問意図として特定する。
CPU11は、図4の[No.3]の質問文である“How to replace and purchase toner?”に対して構文解析を行うと、述語となる動詞として“replace”と“purchase”という2つの動詞を検出する。各々の動詞の目的語は共に“toner”であることから、CPU11は、質問文に含まれる意図の数を“2”と特定すると共に、“toner - replace”と“toner - purchase”をそれぞれ質問文における質問意図として特定する。
CPU11は、図4の[No.4]の質問文である“I want to replace the toner and buy a new one.”に対して構文解析を行うと、述語となる動詞として“replace”と“buy”という2つの動詞を検出する。“replace”の目的語は“the toner”であり、“buy”の目的語は“a new one”であることから、CPU11は、質問文に含まれる意図の数を“2”と特定すると共に、“the toner - replace”と“a new one - buy”をそれぞれ質問文における質問意図として特定する。
図3のステップS20において、CPU11は、ステップS10で特定した質問文に含まれる意図の数と質問意図を用いて、意図の数だけ質問意図を表す個別質問文を生成する。
図5は、質問文に含まれる意図の数と質問意図を用いて個別質問文を生成する生成方法の一例を示す図である。
まず、CPU11は、質問文に含まれる意図の数を参照する。意図の数が1つである場合、CPU11は、受け付けた質問文そのものを個別質問文として生成する。
図5における質問意図の[No.1]は、図4の[No.1]の質問文である“How to fix a paper jam?”から特定された質問意図である。図4の[No.1]の質問文に含まれる意図の数は1つであることから、CPU11は、質問文そのものである“How to fix a paper jam?”を個別質問文として生成する。したがって、図4の[No.2]の質問文である“I want to fix a paper jam.”に対しても、質問文に含まれる意図の数が1つであることから、CPU11は、質問文そのものを個別質問文として生成する。
一方、質問文に含まれる意図の数が複数の場合、CPU11は、質問文の意図毎に、質問文から質問意図に含まれる目的語と、目的語の修飾語と、質問意図に含まれる動詞と、動詞の修飾語とを抽出して個別質問文を生成する。具体的には、個別質問文が人間に理解可能な自然な文となるように、CPU11は、質問文において最初の動詞が出現するまでの語句と、質問意図に含まれる動詞及び当該動詞の修飾語と、質問意図に含まれる目的語及び当該目的語の修飾語とを並べて個別質問文を生成する。
図5における質問意図の[No.3]は、図4の[No.3]の質問文である“How to replace and purchase toner?”から特定された質問意図である。なお、生成処理欄における“/”の記号は、文節の切れ目を表している。
図4の[No.3]の質問文に含まれる意図の数は2つであることから、CPU11は、1つ目の質問意図である“toner - replace”に含まれる目的語である“toner”と、“toner”の修飾語と、1つ目の質問意図に含まれる動詞である“replace”と、“replace”の修飾語とを質問文から抽出する。図4の[No.3]の質問文の例では“toner”の修飾語及び“replace”の修飾語は存在しないため、各々の修飾語は質問文から抽出されない。また、図4の[No.3]の質問文において最初に出現する動詞は“replace”であるため、質問文において最初の動詞が出現するまでの語句は“How to”となる。したがって、CPU11は、1つ目の質問意図に対して“How to replace toner?”という個別質問文を生成する。
次に、CPU11は、2つ目の質問意図である“toner - purchase”に含まれる目的語である“toner”と、“toner”の修飾語と、2つ目の質問意図に含まれる動詞である“purchase”と、“purchase”の修飾語とを質問文から抽出する。図4の[No.3]の質問文の例では“toner”の修飾語及び“purchase”の修飾語は存在しないため、各々の修飾語は質問文から抽出されない。また、質問文において最初の動詞が出現するまでの語句は“How to”であることから、CPU11は、2つ目の質問意図に対して“How to purchase toner?”という個別質問文を生成する。
また、図5における質問意図の[No.4]は、図4の[No.4]の質問文である“I want to replace the toner and buy a new one.”から特定された質問意図である。
図4の[No.4]の質問文に含まれる意図の数は2つであることから、CPU11は、1つ目の質問意図である“the toner - replace”に含まれる目的語である“the toner”と、“the toner”の修飾語と、1つ目の質問意図に含まれる動詞である“replace”と、“replace”の修飾語とを質問文から抽出する。図4の[No.4]の質問文の例では“the toner”の修飾語及び“replace”の修飾語は存在しないため、各々の修飾語は質問文から抽出されない。また、図4の[No.4]の質問文において最初に出現する動詞は“replace”であるため、質問文において最初の動詞が出現するまでの語句は“I want to”となる。したがって、CPU11は、1つ目の質問意図に対して“I want to replace the toner.”という個別質問文を生成する。
次に、CPU11は、2つ目の質問意図である“a new one - buy”に含まれる目的語である“a new one”と、“a new one”の修飾語と、2つ目の質問意図に含まれる動詞である“buy”と、“buy”の修飾語とを質問文から抽出する。なお、目的語に指示代名詞が含まれる場合、CPU11は、指示代名詞を指示代名詞が表す語句に置換する。図4の[No.4]の質問文の例では、“one”は“toner”を表していることから、“a new one”は“a new toner”に置換される。また、図4の[No.4]の質問文の例では“a new one”の修飾語及び“buy”の修飾語は存在しないため、各々の修飾語は質問文から抽出されない。また、質問文において最初の動詞が出現するまでの語句は“I want to”であることから、CPU11は、2つ目の質問意図に対して“I want to buy a new toner.”という個別質問文を生成する。
このようにして個別質問文を生成すると、図3のステップS30において、CPU11は、個別質問文に対する回答を個別質問文毎に回答DB7から検索する。CPU11は、例えばポータルサイトの検索機能を使用して、インターネットに公開されている各種DBから個別質問文に対する回答を検索してもよい。
ステップS40において、CPU11は、ステップS30で検索した回答を個別質問文の各々と対応付けて表示ユニット19に表示する。この場合、CPU11は、各々の個別質問文と回答だけを表示ユニット19に表示してもよいが、何れの箇所が各々の質問意図に対応した箇所であるかがわかるように表示した質問文を、各々の個別質問文の回答と共に表示する。
図6は、例えば情報処理装置1がチャットを通じて受け付けたユーザからの質問文に回答するチャットボットとして機能している場合の回答の表示例を示す図である。
個別質問文の回答を表示するダイアログ22は、質問文表示領域23と回答表示領域24を含む。
CPU11は、ユーザから受け付けた質問文を質問文表示領域23に表示する。また、CPU11は、質問文から生成された個別質問文とその回答を対応付けて個別質問文毎に回答表示領域24に表示する。
したがって、質問文に複数の質問意図が含まれる場合、複数の質問意図を表す個別質問文とその回答が回答表示領域24に表示される。この場合、CPU11は、何れの個別質問文が質問文のどの箇所に着目して生成されたのかわかるように、個別質問文が生成された質問文の箇所と個別質問文とを対応付けてダイアログ22に表示する。すなわち、CPU11は、質問文における質問意図に対応した各々の箇所と、各々の質問意図を表す個別質問文の回答が提示されている領域との対応付けがわかるように、個別質問文が生成された質問文の箇所と個別質問文の回答とを対応付けてダイアログ22に表示する。
例えばCPU11が、ユーザから図4の[No.4]に示した“I want to replace the toner and buy a new one.”を質問文として受け付けた例について説明する。この場合、図6に示すダイアログ22の質問文表示領域23には、ユーザから受け付けた質問文である“I want to replace the toner and buy a new one.”がそのまま表示される。
図4の[No.4]に示した質問文は、“the toner - replace”と“a new one - buy”という2つの質問意図を含んでいることから、CPU11は、質問文を表示する質問文表示領域23を、1つ目の質問意図に対応した箇所である“I want to replace the toner”を表示する領域と、2つ目の質問意図に対応した箇所である“and buy a new one.”を表示する領域である2つの質問文表示領域23A、23Bに分割する。
その上で、CPU11は、質問文表示領域23Aに含まれるユーザの質問意図である“the toner - replace”を表す個別質問文、すなわち、“I want to replace the toner.”とその回答を、回答表示領域24内に設けられた回答表示領域24Aに表示する。
また、CPU11は、質問文表示領域23Bに含まれるユーザの質問意図である“a new one - buy”を表す個別質問文、すなわち、“I want to buy a new toner.”とその回答を、回答表示領域24内に設けられた回答表示領域24Bに表示する。
この場合、CPU11は、例えば質問文表示領域23Aの背景色と回答表示領域24Aにおける個別質問文の背景色を同じ色で表示する。一方、CPU11は、質問文表示領域23Bの背景色と回答表示領域24Bにおける個別質問文の背景色を、質問文表示領域23Aの色とは異なる別の同じ色で表示する。これにより、ユーザは、質問文における質問意図に対応した各々の箇所と、各々の質問意図を表す個別質問文の回答が提示されている領域との対応付けを把握することができる。
なお、質問文における質問意図に対応した各々の箇所と、各々の質問意図を表す個別質問文の回答が提示されている領域との対応付けは、質問文表示領域23と回答表示領域24の背景色の違い以外の方法によって行ってもよい。例えば個別質問文と、当該個別質問文によって表される質問意図に対応した質問文の箇所の文字色、文字の大きさ、フォント種類、及び文字装飾の少なくとも1つを、質問文に含まれる各々の質問意図と対応する個別質問文の組み合わせ毎に変えてもよい。文字装飾とは、文字色、文字の大きさ、及びフォント種類はそのままで、例えば文字への下線や傍点の付加、及び文字の太さを変えることで、文字の見た目の印象を変えることをいう。
また、CPU11は、最初から個別質問文と回答をダイアログ22に表示するのではなく、質問文における質問意図に対応した箇所がマウス等により選択された場合に、選択された質問意図を表す個別質問文とその回答を表示ユニット19に表示してもよい。すなわち、CPU11は、質問文における質問意図に対応した箇所に、質問意図を表す個別質問文とその回答を参照する参照情報(「ハイパーリンク」ともいう)を埋め込むことによって、質問文における質問意図に対応した各々の箇所と、各々の質問意図を表す個別質問文の回答が提示されている領域との対応付けを行ってもよい。
なお、図6に示した回答表示領域24の例では、先頭に個別質問文が表示されているが、質問文における質問意図に対応した各々の箇所と、各々の質問意図を表す個別質問文の回答との対応付けが行われていれば、必ずしも回答表示領域24に個別質問文を表示する必要はない。
また、CPU11が検索した回答が、一問一答形式のFAQ形式の形態で管理されている場合、CPU11は、検索した回答に予め対応付けられている質問文(以降、「質問タイトル」という)を個別質問文の代わりに回答表示領域24に表示してもよい。
また、CPU11は、回答表示領域24における個別質問文の各々に、表示補助アイテムの一例である折りたたみボタン25を表示してもよい。折りたたみボタン25がマウス等により選択された場合、CPU11は、折りたたみボタン25が選択された個別質問文の回答を非表示にする。これにより、各々の個別質問文の回答をすべてダイアログ22に表示する場合に比べて、ダイアログ22の縦方向における表示範囲を短くすることができるため、各々の個別質問文を確認するのに要するスクロール操作量が少なくなる。なお、個別質問文の回答が非表示の状態で折りたたみボタン25が選択された場合、CPU11は、折りたたみボタン25が選択された個別質問文の回答を表示する。
また、CPU11は、回答表示領域24に表示される回答の最後に、表示補助アイテムの一例である移動リンク30を表示してもよい。移動リンク30はハイパーリンクの一例でもあり、例えば移動リンク30が対応付けられた「To the beginning」といった文字列がマウス等により選択された場合、CPU11は、選択された移動リンク30と共に表示されていた回答の先頭がダイアログ22に表示されるように表示ユニット19の制御を行う。回答表示領域24に表示される回答が長くなると、ユーザは回答をスクロールしながら閲覧することになるため、閲覧している回答の先頭に戻りたい場合、閲覧している回答を自分でスクロールして先頭に移動することになる。しかしながら、回答表示領域24に移動リンク30があれば、ユーザは移動リンク30をマウス等で選択するだけで回答の先頭に移動することができるため、回答表示領域24に移動リンク30を表示しない場合に比べて、回答の先頭を表示するのに要するスクロール操作量が少なくなる。
ここでは一例として、個別質問文が表示される位置まで移動する移動リンク30について説明したが、移動リンク30が選択された場合の移動先に制約はなく、例えば質問文表示領域23の質問文の表示位置まで移動してもよい。
また、図6に示したダイアログ22では、質問文に含まれる各々の質問意図に対して、それぞれ回答を1つ表示する例について説明したが、各々の質問意図に対して複数の回答を表示してもよい。
図7は、質問文に含まれる各々の質問意図に対して複数の回答を表示するダイアログ22の例を示す図である。
例えば図3のステップS30において、個別質問文に対してFAQ形式の形態で質問タイトルと一緒に管理されている回答が複数検索された場合、CPU11は、検索した各々の回答の質問タイトルを回答表示領域24に表示してもよい。この場合においても、例えば質問文表示領域23の背景色と質問タイトルの背景色を対応付けることによって、質問文に含まれる質問意図毎に、質問文における質問意図に対応した各々の箇所と、質問意図に対する回答表示領域24との対応付けがわかるようにする。
図7に示すように、CPU11は、各々の質問タイトルに表示補助アイテムの一例である削除ボタン26を表示してもよい。削除ボタン26がマウス等により選択された場合、CPU11は、対応する質問タイトルを削除してダイアログ22に表示しないようにする。これにより、ユーザは、チャットボットが提示した質問タイトルのうち、自分が行った質問と関係があると思われる質問タイトルだけをダイアログ22に残すことができる。
本実施形態に係る質問文に対する回答の提示手法はチャットボットに適用できる他、データの保管場所を意識することなくデータの横断検索が可能なエンタープライズコンテンツマネジメントシステム(Enterprise Contents Management:ECM)、エンタープライズサーチ(Enterprise Search:ES)、及びよくある質問と回答を対応付けて管理するFAQ検索システムにも適用することができる。
ECM、ES、及びFAQ検索システムでは、チャットボットのように質問文に対する回答をダイアログ22のような限られた領域に表示せず、表示ユニット19の表示領域いっぱいに表示されるWEB画面27に表示することもできる。こうしたWEB画面27では、CPU11は、回答表示領域24を縦方向に並べて表示したり、タブ表示を行ったりしてもよい。
図8及び図9は、質問文に対する回答を、質問文から生成された個別質問文の各々と対応付けてWEB画面27に表示する表示例を示す図である。図8に示す表示例は、各々の回答表示領域24を縦に並べて表示する表示例であり、図9に示す表示例は、各々の回答表示領域24をタブ28の切り替えによって表示する表示例である。
このように表示ユニット19における質問文表示領域23と回答表示領域24の表示形態に制約はないが、図8及び図9に示す表示例においても、CPU11は、質問文に含まれる質問意図毎に、質問文における質問意図に対応した各々の箇所と、質問意図に対する回答表示領域24との対応付けがわかるように表示する。
ここまで、質問文が英語の場合に、質問文に含まれる質問意図を特定して個別質問文を生成する例について説明してきたが、質問文が英語以外の他の言語、例えば日本語であるにも、図3に示した回答検索処理を適用して、質問文に対する回答を提示することができる。
図10は、日本語の質問文に対して構文解析を行い、質問文に含まれる意図の数と質問意図を特定する特定手法の一例を示す図である。
既に説明したように、まず、CPU11は、質問文の動詞を特定する。CPU11は、特定した動詞が質問文における述語となる動詞か否かを判定する。特定した動詞が質問文における述語となる動詞である場合、CPU11は、述語となる動詞と、当該述語となる動詞の目的語とによって表される表現、すなわち、述語となる動詞と、当該述語となる動詞の目的語との組み合わせを質問文に含まれる意図として特定する。すなわち、質問文から得られる述語となる動詞と、当該述語となる動詞の目的語との組み合わせの数が質問文に含まれる意図の数を表す。
CPU11は、図10の[No.1]の質問文である“紙詰まりの直し方を教えてください”に対して構文解析を行うと、述語となる動詞の基本形“教える”と、“教える”の目的語である“直し方”との組み合わせを検出する。なお、CPU11は、例えば目的語であることを示唆する助詞“を”に着目して、質問文から動詞の目的語を検出する。したがって、CPU11は、質問文に含まれる意図の数を“1”と特定すると共に、 “直し方 - 教える”を質問文における質問意図として特定する。なお、図10における枠29は、質問文の助詞に相当する語句を表している。
CPU11は、図10の[No.2]の質問文である“紙詰まりを直す方法を教えてください”に対して構文解析を行うと、質問文の述語となる動詞として、“直す”を検出する。しかしながら、“直す”の直後に“方法”と続いていることから、CPU11は、“直す”は質問文の述語ではないと判定する。したがって、CPU11は、次に質問文から検出した“教え”が質問文の述語であると特定し、述語となる動詞の基本形“教える”と、“教える”の目的語である“直す方法”との組み合わせを検出する。したがって、CPU11は、質問文に含まれる意図の数を“1”と特定すると共に、 “直す方法 - 教える”を質問文における質問意図として特定する。
CPU11は、図10の[No.3]の質問文である“トナーの交換方法と購入方法”のように、述語となる動詞が存在せず、かつ、質問文の文末が名詞で終了している場合、例えば「を知りたい」といった予め定めた述語となる動詞を質問文の文末に付加してから構文解析を行う。この場合、CPU11は、述語となる動詞の基本形である“知る”を検出する。動詞の目的語には“交換方法”と“購入方法”の2つが存在することから、CPU11は、質問文に含まれる意図の数を“2”と特定すると共に、“交換方法 - 知る”と“購入方法 - 知る”をそれぞれ質問文における質問意図として特定する。
CPU11は、図10の[No.4]の質問文である“トナーを交換して新しいものを購入したい”に対して構文解析を行うと、述語となる動詞の基本形として“交換する”と、“購入する”という2つの動詞を検出する。“交換する”の目的語は“トナー”であり、“購入する”の目的語は“新しいもの”であることから、CPU11は、質問文に含まれる意図の数を“2”と特定すると共に、“トナー - 交換する”と“新しいもの - 購入する”をそれぞれ質問文における質問意図として特定する。
なお、受け付けた質問文が例えば“トナーを交換して新しいものを購入”というように、質問文の文末が動詞の語幹で終わるような質問文の場合、CPU11は、例えば「したい」といった願望を表す助動詞を質問文の文末に付加してから構文解析を行う。したがって、“トナーを交換して新しいものを購入”というような質問に対しても、CPU11は、“トナー - 交換する”と“新しいもの - 購入する”という質問文に含まれる2つの質問意図を特定することができる。
図11は、図10で示したように特定した日本語の質問文に含まれる意図の数と質問意図を用いて個別質問文を生成する生成方法の一例を示す図である。
質問文が日本語の場合においても質問文が英語の場合と同じように、まず、CPU11は、質問文に含まれる意図の数を参照する。意図の数が1つである場合、CPU11は、受け付けた質問文そのものを個別質問文として生成する。
図11における質問意図の[No.1]は、図10の[No.1]の質問文である“紙詰まりの直し方を教えてください”から特定された質問意図である。図10の[No.1]の質問文に含まれる意図の数は1つであることから、CPU11は、質問文そのものである“紙詰まりの直し方を教えてください”を個別質問文として生成する。したがって、図10の[No.2]の質問文である“紙詰まりを直す方法を教えてください”に対しても、質問文に含まれる意図の数が1つであることから、CPU11は、質問文そのものを個別質問文として生成する。
一方、質問文に含まれる意図の数が複数の場合、CPU11は、質問文の意図毎に、質問文から質問意図に含まれる目的語と、目的語の修飾語と、質問意図に含まれる動詞と、動詞の修飾語とを抽出して個別質問文を生成する。
図11における質問意図の[No.3]は、図10の[No.3]の質問文である“トナーの交換方法と購入方法”から特定された質問意図である。
図10の[No.3]の質問文に含まれる意図の数は2つであることから、CPU11は、1つ目の質問意図である“交換方法 - 知る”に含まれる目的語である“交換方法”と、“交換方法”の修飾語と、1つ目の質問意図に含まれる動詞である“知る”と、“知る”の修飾語とを質問文から抽出する。図10の[No.3]の質問文の例では“交換方法”の修飾語は“トナーの”となるが、“知る”の修飾語は存在しない。したがって、CPU11は、1つ目の質問意図に対して“トナーの交換方法を知りたい”という個別質問文を生成する。
次に、CPU11は、2つ目の質問意図である“購入方法 - 知る”に含まれる目的語である“購入方法”と、“購入方法”の修飾語と、2つ目の質問意図に含まれる動詞である“知る”と、“知る”の修飾語とを質問文から抽出する。図10の[No.3]の質問文の例では“購入方法”の修飾語は“トナーの”となるが、“知る”の修飾語は存在しない。したがって、CPU11は、2つ目の質問意図に対して“トナーの購入方法を知りたい”という個別質問文を生成する。
また、図11における質問意図の[No.4]は、図10の[No.4]の質問文である“トナーを交換して新しいものを購入”から特定された質問意図である。
図10の[No.4]の質問文に含まれる意図の数は2つであることから、CPU11は、1つ目の質問意図である“トナー - 交換する”に含まれる目的語である“トナー”と、“トナー”の修飾語と、1つ目の質問意図に含まれる動詞である“交換する”と、“交換する”の修飾語とを質問文から抽出する。図10の[No.4]の質問文の例では“トナー”の修飾語及び“交換する”の修飾語は存在しないため、CPU11は、1つ目の質問意図に対して“トナーを交換したい”という個別質問文を生成する。
次に、CPU11は、2つ目の質問意図である“新しいもの - 購入する”に含まれる目的語である“新しいもの”と、“新しいもの”の修飾語と、2つ目の質問意図に含まれる動詞である“購入する”と、“購入する”の修飾語とを質問文から抽出する。なお、目的語に指示代名詞が含まれる場合、CPU11は、指示代名詞を指示代名詞が表す語句に置換する。図10の[No.4]の質問文の例では、“もの”は“トナー”を表していることから、“新しいもの”は“新しいトナー”に置換される。また、図10の[No.4]の質問文の例では“新しいもの”の修飾語及び“購入する”の修飾語は存在しないため、CPU11は、2つ目の質問意図に対して“新しいトナーを購入したい”という個別質問文を生成する。
このようにして日本語の質問文から各々の質問意図に対応した個別質問文を生成した後、CPU11は、図3に示した回答検索処理のステップS30以降を実行すれば、質問文が日本語である場合であっても質問文に対する回答が提示される。
図12~図15は、CPU11が、ユーザから図10の[No.4]に示した“トナーを交換して新しいものを購入したい”を質問文として受け付けた場合の回答を、個別質問文の各々と対応付けて表示ユニット19に表示する表示例を示す図である。
図12は、英語の質問文に対して回答を表示する図6に対応した表示例であり、図13は、質問文に含まれる各々の質問意図に対して複数の回答を表示する図7に対応した表示例である。また、図14は、回答表示領域24を縦に並べてWEB画面27に表示する図8に対応した表示例であり、図15は、回答表示領域24をタブ28の切り替えにWEB画面27に表示する図9に対応した表示例である。
このように質問文が日本語で記載されている場合であっても、図6~図9にそれぞれ示した質問文に対する回答の表示形態を適用することができる。
以上、実施形態を用いて情報処理装置1の一態様について説明したが、開示した情報処理装置1の形態は一例であり、情報処理装置1の形態は実施形態に記載の範囲に限定されない。本開示の要旨を逸脱しない範囲で実施形態に多様な変更又は改良を加えることができ、当該変更又は改良を加えた形態も開示の技術的範囲に含まれる。例えば本開示の要旨を逸脱しない範囲で、図6~図9及び図12~図15に示した質問文に対する回答の表示レイアウトを変更してもよい。
また、上記の実施形態では、一例として回答検索処理をソフトウェアで実現する形態について説明した。しかしながら、図3に示した回答検索処理のフローチャートと同等の処理をハードウェアで処理させるようにしてもよい。この場合、回答検索処理をソフトウェアで実現した場合と比較して処理の高速化が図られる。
上記の実施形態において、プロセッサとは広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU11)や、専用のプロセッサ(例えば GPU:Graphics Processing Unit、ASIC:Application Specific Integrated Circuit、FPGA:Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス、等)を含むものである。
また、上記の実施形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は上記の実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
上記の実施形態では、不揮発性メモリ14に情報処理プログラムが記憶されている例について説明したが、情報処理プログラムの記憶先は不揮発性メモリ14に限定されない。本開示の情報処理プログラムは、コンピュータ10で読み取り可能な記憶媒体に記録された形態で提供することも可能である。例えば情報処理プログラムをCD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)及びDVD-ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)のような光ディスクに記録した形態で提供してもよい。また、情報処理プログラムを、USB(Universal Serial Bus)メモリ及びメモリカードのような可搬型の半導体メモリに記録した形態で提供してもよい。ROM12、不揮発性メモリ14、CD-ROM、DVD-ROM、USB、及びメモリカードは非一時的(non-transitory)記憶媒体の一例である。
更に、情報処理装置1は、通信回線を通じて外部装置から情報処理プログラムをダウンロードし、ダウンロードした情報処理プログラムを記憶装置に記憶してもよい。この場合、情報処理装置1のCPU11は、外部装置からダウンロードした情報処理プログラムを記憶装置から読み込んで各々の処理を実行する。
以下に本実施形態に係る付記を示す。
(((1)))
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
質問文を構文解析することで前記質問文に含まれる意図の数を特定すると共に、前記質問文から、前記数だけ存在する質問意図を特定し、
前記質問意図を表す個別質問文毎に検索した回答を、前記質問意図の各々と対応付けて提示する
情報処理装置。
(((2)))
前記プロセッサは、前記質問文において、述語となる動詞と、前記述語となる動詞の目的語とによって表される表現を1つの意図として特定する
(((1)))に記載の情報処理装置。
(((3)))
前記プロセッサは、前記質問文において、前記述語となる動詞が存在せず、かつ、前記質問文の文末が名詞である場合、前記質問文の文末に予め定めた述語となる動詞を付加して質問の意図を特定する
(((2)))に記載の情報処理装置。
(((4)))
前記プロセッサは、前記質問文において、前記質問文の文末が動詞の語幹で終わる場合、前記質問文の文末に願望を表す助動詞を付加して質問の意図を特定する
(((2)))に記載の情報処理装置。
(((5)))
前記プロセッサは、前記質問文の述語となる動詞が目的語に他の動詞を取る場合、前記他の動詞と、前記他の動詞が取る目的語とによって表される表現を1つの意図として特定する
(((1)))に記載の情報処理装置。
(((6)))
前記プロセッサは、前記質問文の意図の数が複数の場合、前記質問文の意図毎に、前記質問文から前記質問意図に含まれる目的語と、目的語の修飾語と、前記質問意図に含まれる動詞と、動詞の修飾語とを抽出して前記質問意図を表す個別質問文を生成する
(((1)))~(((5)))の何れかに記載の情報処理装置。
(((7)))
前記プロセッサは、何れの箇所が各々の前記質問意図に対応した箇所であるかがわかるように表示した前記質問文を、各々の前記質問意図を表す個別質問文の回答と共に提示する
(((1)))~(((6)))の何れかに記載の情報処理装置。
(((8)))
前記プロセッサは、前記質問文における前記質問意図に対応した各々の箇所と、各々の前記質問意図を表す個別質問文の回答が提示されている領域との対応付けがわかるように、前記質問文と各々の前記質問意図を表す個別質問文の回答とを提示する
(((7)))に記載の情報処理装置。
(((9)))
コンピュータに、
質問文を構文解析することで前記質問文に含まれる意図の数を特定すると共に、前記質問文から、前記数だけ存在する質問意図を特定し、
前記質問意図を表す個別質問文毎に検索した回答を、前記質問意図の各々と対応付けて提示する処理を実行させるための
情報処理プログラム。
(((1)))、及び(((9)))によれば、複数の意図を含む質問文に対して、質問文に含まれる意図毎に回答を提示することができる、という効果を有する。
(((2)))によれば、質問文に複数の意図が含まれる場合であっても、質問文に含まれる各々の意図を特定することができる、という効果を有する。
(((3)))によれば、質問文の文末が名詞で終わっていたとしても、質問文に含まれる意図を特定することができる、という効果を有する。
(((4)))によれば、質問文の文末が動詞の語幹で終わっていたとしても、質問文に含まれる意図を特定することができる、という効果を有する。
(((5)))によれば、単に質問文の述語となる動詞を質問の意図を表す述語とする場合と比較して、質問の意図を正しく特定することができる、という効果を有する。
(((6)))によれば、質問文から自然言語によって表される複数の質問意図を生成することができる、という効果を有する。
(((7)))によれば、質問文と質問意図を対応付けた上で、質問意図毎に回答を提示することができる、という効果を有する。
(((8)))によれば、質問文に対する回答を質問文と対応付けることなく羅列する場合と比較して、質問文のどの箇所に対応する回答がどこに記載されているかわかりやすく提示することができる、という効果を有する。
1 情報処理装置
2 入力部
3 特定部
4 生成部
5 検索部
6 出力部
7 回答DB
10 コンピュータ
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 不揮発性メモリ
15 I/O
16 バス
17 通信ユニット
18 入力ユニット
19 表示ユニット
20(21、29) 枠
22 ダイアログ
23(23A、23B) 質問文表示領域
24(24A、24B) 回答表示領域
25 折りたたみボタン
26 削除ボタン
27 WEB画面
28 タブ
30 移動リンク

Claims (9)

  1. プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    質問文を構文解析することで前記質問文に含まれる意図の数を特定すると共に、前記質問文から、前記数だけ存在する質問意図を特定し、
    前記質問意図を表す個別質問文毎に検索した回答を、前記質問意図の各々と対応付けて提示する
    情報処理装置。
  2. 前記プロセッサは、前記質問文において、述語となる動詞と、前記述語となる動詞の目的語とによって表される表現を1つの意図として特定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記プロセッサは、前記質問文において、前記述語となる動詞が存在せず、かつ、前記質問文の文末が名詞である場合、前記質問文の文末に予め定めた述語となる動詞を付加して質問の意図を特定する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記プロセッサは、前記質問文において、前記質問文の文末が動詞の語幹で終わる場合、前記質問文の文末に願望を表す助動詞を付加して質問の意図を特定する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記プロセッサは、前記質問文の述語となる動詞が目的語に他の動詞を取る場合、前記他の動詞と、前記他の動詞が取る目的語とによって表される表現を1つの意図として特定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記プロセッサは、前記質問文の意図の数が複数の場合、前記質問文の意図毎に、前記質問文から前記質問意図に含まれる目的語と、目的語の修飾語と、前記質問意図に含まれる動詞と、動詞の修飾語とを抽出して前記質問意図を表す個別質問文を生成する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記プロセッサは、何れの箇所が各々の前記質問意図に対応した箇所であるかがわかるように表示した前記質問文を、各々の前記質問意図を表す個別質問文の回答と共に提示する
    請求項1~請求項6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記プロセッサは、前記質問文における前記質問意図に対応した各々の箇所と、各々の前記質問意図を表す個別質問文の回答が提示されている領域との対応付けがわかるように、前記質問文と各々の前記質問意図を表す個別質問文の回答とを提示する
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. コンピュータに、
    質問文を構文解析することで前記質問文に含まれる意図の数を特定すると共に、前記質問文から、前記数だけ存在する質問意図を特定し、
    前記質問意図を表す個別質問文毎に検索した回答を、前記質問意図の各々と対応付けて提示する処理を実行させるための
    情報処理プログラム。
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