JP2024002170A - レンズ - Google Patents

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安昭 萱沼
Yasuaki Kayanuma
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【課題】LED光源から発光された光を発光方向の側面および後方に出射し、全方向にバランスよく光を出射するレンズを提供する。【解決手段】本発明におけるレンズ20は、光源1の発光面13側に配置されるレンズであって、レンズ20は、光源1の発光面13に対向し光源1の光軸2と直交する入射面5と、入射面5の上部に設けられ光源1の光軸2を囲むように形成され光軸2方向に延びた反射導光部3と、反射導光部3の上部に設けられ光源1の光軸2を囲むように形成され光軸2方向に延び反射導光部3よりも大径な光出力部4とを備え、光出力部4は、上面に上部反射面8を有し、反射導光部3の一部には光軸2の上方側に向かって光軸2側に傾斜した第1傾斜面6が形成され、第1傾斜面6が入射面5から入射した光の一部を光軸2を超えて上部反射面8に導く。【選択図】図3

Description

本発明は、光源の光軸方向の光を反射させて、広範囲に光を出射できるレンズに関する。
LED光源の発光面からは発光面前方を中心として光が発せられるため光度分布が狭くなる傾向がある。このLED光源から発光された光を、従来の白熱電球の配光に近づけ広範囲にわたって発光させるため方法として、複数のLEDを立体的に配置する方法が知られている。しかし、構造が複雑になりコストが高くなるという問題があった。特許文献1には、より簡素な構造により上記の課題を解決する手段として、漏斗状に形成された反射面によりLED光源から発光された光を受光し、光の一部を光軸に対して直交する方向へ出射させることにより、狭い光度分布を有する光源からの光を幅広い範囲に出射させる発光デバイスが開示されている。
特許第5823948号広報
しかしながら、特許文献1に記載された発光デバイスにあっては、光源から発光される光のうち、漏斗状の反射面の中心付近に小さい入射角で光が当たり、この光が反射面で全反射せずに透過することにより発光面前方の発光強度が増加するという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、LED光源から発光された光を発光方向の側面および後方に出射し、全方向にバランスよく光を出射するレンズを提供する。
本発明におけるレンズは、光源の発光面側に配置されるレンズであって、レンズは、光源の発光面に対向し光源の光軸と直交する入射面と、入射面の上部に設けられ光源の光軸を囲むように形成され光軸方向に延びた反射導光部と、反射導光部の上部に設けられ光源の光軸を囲むように形成され光軸方向に延び反射導光部よりも大径な光出力部とを備え、光出力部は、上面に上部反射面を有し、反射導光部の一部には光軸の上方側に向かって光軸側に傾斜した第1傾斜面が形成され、第1傾斜面が入射面から入射した光の一部を光軸を超えて上部反射面に導く。
本発明の照明装置によれば、反射導光部の一部が光軸の上方側に向かって光軸側に傾斜しており、反射導光部に当たった光の一部が光軸を超えて上部反射面に導かれ全反射し、レンズの側方への光の出射量が増すため、レンズの全方向にバランスよく光を出射することができる。
本発明の第1実施形態に係るレンズの斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るレンズを説明する断面図である。 本発明の第2実施形態に係るレンズを説明する断面図である。 第1傾斜面の傾斜角を説明するための断面図である。 第1傾斜面による反射経路を説明する断面図である。 第2傾斜面の傾斜角を説明するための断面図である。 本発明に係るレンズを光学製品に応用する説明図である。 本発明に係るレンズの発光分布の説明図である。 従来のレンズを説明する断面図である。
以下、本発明のレンズについて、図面を参照しながら各実施形態に基づいて説明する。なお、図面は、レンズ、レンズの構成部材およびレンズの周辺部材を模式的に表したものであり、これらの実寸の寸法および寸法比は、図面上の寸法および寸法比と必ずしも一致していない。また、特に断らない限り、便宜上、図1に示すレンズの向きを基準に、上下などの方向を表わす。重複説明は適宜省略し、同一部材には同一符号を付与することがある。
(第1実施形態)
図1に示されるように、本発明の第1実施形態に係るレンズ10は、光源1の発光面13側に配置されるレンズである。光源1の真上に配置された反射導光部3のさらに上部に、反射導光部3よりも直径が大径で径方向に突出した光出力部4が同軸に設けられている。光源1から発光された光は反射導光部3の下方から入射し、反射導光部3の内部で光出力部4方向に導かれる。反射導光部3により光出力部4に導かれた光は、光出力部4から全方向に出射される。
次に図2によりレンズ10の構造をさらに詳しく説明する。図2には代表的な光線が記入されている。反射導光部3の下部には光源1の発光面13に対向する入射面5が光源1の光軸2と直交して設けられている。
反射導光部3の上部に設けられた光出力部4は、光源1の光軸2を囲むように形成され光軸2方向に延び反射導光部3よりも大径である。光出力部4の上面には入射面5と対向するように上部反射面8が設けられている。
上部反射面8は、中心部分が外縁部分よりも低い凸曲面17により形成されている。凸曲面17は、光源1と反対方向に突出した凸曲面である。凸曲面17には、反射導光部3からの反射光が小さい入射角で当たりやすい内周側の内周領域26が設けられている。内周領域26では、凸曲面17の軸方向断面視における曲線の接線方向が、光軸2と直交する方向よりもレンズ10の中心から離れる程光源1から離れる側に傾いている。このため反射導光部3から内周領域26に導かれる光の入射角が大きくなり、内周領域26で透過せずに反射される。
また凸曲面17には、反射導光部3からの反射光が大きい入射角で当たりやすい外周側の外周領域27が設けられている。外周領域27では、凸曲面17の軸方向断面視における曲線の接線方向が、光軸2と直交する方向に近くなるように傾いている。このため反射導光部3から外周領域27に導かれる光は、外周領域27により全反射され、光出力部4の側方または光軸2と直交する方向よりもややレンズ10の中心から離れる程光源1に近づく方向に出射される。反射導光部3から上部反射面8に向かって大きな入射角で進む光は、内周領域26よりも径方向で外側に到達する。このため上部反射面8は、反射導光部3から大きな入射角で進む光を凸曲面17に照射させるために、外周領域27を内周領域26よりも径方向外側へ円盤状に広がるように配置させている。
入射面5の上部に設けられ、入射面5と光出力部4との間に挟まれた反射導光部3は、光源1の光軸2を囲む断面円状に形成され光軸2方向に延びている。反射導光部3には、光源1から発光された光が入射面5を通して入射される。入射面5に入射した光は反射導光部3内部を上部反射面8に向かって導かれる。
反射導光部3の一部は、底面である入射面5付近から光出力部4との境となる角部16に向かうにつれて直径が小さくなる円錐台状に形成されている。円錐台状の反射導光部3は、側面に第1傾斜面6を有している。第1傾斜面6は、光軸2の上方側に向かって光軸2側に傾斜している。第1傾斜面6が光軸2側に傾斜していることにより、光源1の光軸2側から反射導光部3の外周側に向かって入射した光は、図2に光線Xで示したように、反射導光部3によって再び光軸2方向へ反射され、さらに光軸2を超えた上部反射面8の内周領域26または外周領域27に導かれる。第1傾斜面6で反射した光は、光軸2を超えて内周領域26または外周領域27に導かれることにより、全反射されるやすくなり正面方向に漏れる光を減少させることができる。特に、内周領域26よりも外周側に位置し、反射導光部3からの反射光が大きい入射角で当たりやすい外周領域27は、光を全反射させやすい。このため正面に抜ける光を抑制する効果が大きい。さらに、円錐台状に形成された反射導光部3の底面である入射面5の直径を光源1の直径よりも大きくし、角部16における反射導光部3の直径を光源1の直径と同等まで小さくすることもできる。光源1から発光された光を確実に反射導光部3に入射させるとともに第1傾斜面6に反射した光を上部反射面8の外周側まで導くためである。
以下、第1傾斜面6の光軸2側に傾斜した傾斜角γについて具体的に詳述する。図4に示されるように、第1傾斜面6の光軸2側に傾く最初の傾斜開始位置を点Pとし、点Pの半径をr1、上部反射面の半径をR、光軸2上の上部反射面8の中心を点T、点Pと点Tの光軸2方向の距離をhとし、点Tから上部反射面8の最外周までの光軸2方向の距離をh’としたとき、光源1の中心から角度β1で発された光線が、入射面5で屈折して、角度α1で点Pに到達するとき、第1傾斜面6の傾斜角γは、下記の式1で表すことができる。
1/h≦tan(α1+2γ)≦(R1+r1)/(h+h’)・・・(式1)
前記距離hおよび前記距離をh’と、光が光軸2と直角方向に導かれる距離LおよびL’との関係が図5に示されている。屈折角αの変化に伴い角度α+2γの大きさが変化し、第1傾斜面6が上部反射面8に反射させる光の光軸2方向の高さが変化する。最も低い上部出射部の中心部に光が反射される場合は、光軸2方向の光の高さがhとなる(図5(a))。この場合であっても傾斜角γは式2を満たすように設定されている。
≦h×tan(α+2γ)=L・・・(式2)
すなわち、第1傾斜面から反射された光は距離Lまで到達するため、光軸2を超えて上部反射面8に導かれる。
反射面8の最外周に光が反射される場合は、光軸2方向の光の高さが最も高いh+h’となる(図5(b))。この場合であっても前記傾斜角γは、式3を満たすように設定されている。
(h+h’)×tan(α1+2γ)≦R+r=L’・・・(式3)
すなわち第1傾斜面6が上部反射面8に反射させる光は距離L’まで到達して、光軸2を超えて上部反射面8の最外周まで導かれるが、外周出射面11には当たらないように前記傾斜角γが設定されている。
前述のように第1傾斜面6が光軸2側に傾斜していることで、図2に示される光線Xは、光軸2を超えて上部反射面8に反射される。光軸2を超えて上部反射面8に当たる光は、全反射されやすい。このため、正面方向に漏れる光が少なく、横方向の光が多くなる(図8(a)I部)。これと比較して従来例の場合は、図9に光線Gで示されるように正面方向に光が出射されており、正面方向に漏れる光が多い(図8(f)VII部)。
図2に示されるように、上部反射面8の中心部には、光源1に向かって窪んだ凹曲面状の上部出射部9が設けられている。上部出射部9は上部反射面8の外縁から形成される凸曲面17と連続した凹曲面である。上部反射面8には、凸曲面17と上部出射部9の凹曲面との凹凸の状態を変える点である変曲点25が形成されている。上部反射面8のうち、変曲点25から内周側が上部出射部9であり、変曲点25から外周側が凸曲面17である。上部出射部9が凹曲面状に形成されていることにより、図2に光線Wで示されるように、光源1から照射されて直接上部反射面8の中央部に当たる光を拡散して出射することができる。光を拡散させることにより正面方向を均一に照射することができ、全方向のバランスが改善されている(図8(d)V部)。
光出力部4には、上部反射面8の外周に光軸2と略平行に設けられた外周出射面11と、上部反射面8と対向して設けられ上部反射面8もしくは上部出射部9から反射された光をさらに外周出射面11方向に反射する下部反射面12とが設けられている。外周出射面11からは、上部反射面8および下部反射面12からの反射光が出射される。
下部反射面12は、光源1の光軸2に対して略直角に形成されている。下部反射面12を設けることにより、図2に光線Y2で示されるように、上部反射面8により反射された光を、光軸2と直交する方向よりもややレンズ10の中心から離れる程光源1から離れる方向に反射させることができる。このため全体の配光バランスが向上する(図8(b)II部)。また、下部反射面12は、光源1の光軸2に対して80度~96度の範囲に形成されることが好ましい。下部反射面12の角度が上記の範囲を超えると正面方向の配光が凹形状となり(図8(e)VI部)、中心が暗く見栄えが悪くなるからである。
(第2実施形態)
図3~図6には本発明の第2実施形態に係るレンズ20が示されている。このレンズ20は、以下に説明する点で第1実施形態に係るレンズ10と相違し、その他の点では、第1実施形態に係るレンズ10と同一の構成からなる。したがって、同一の構成には同一の符号を用いることで詳細な説明を省略する。
図3に示されるように、下部反射面12と連結される反射導光部3の上部には光軸2の上方側に向かって、光軸2の反対側に傾斜する第2傾斜面7が形成されている。第2傾斜面7は、光軸2の上方側に向かって光軸2側に傾斜している第1傾斜面6と連なることにより、くびれ部18を有し反射導光部3を鼓状に形成している。反射導光部3は、くびれ部18を境に上方側および下方側に向けて直径が拡大している。くびれ部18の直径は光源1の直径と同等かそれ以下であってもよい。
第2傾斜面7は、光軸2の上方側に向かって光軸2側の反対側に傾斜しているため、図3に光線Y1で示されるように、上部出射部9で反射された光を光軸2と直交する方向よりもややレンズ10の中心から離れる程光源1に近づく方向に出射させることができ、全体の配光バランスが向上する(図8(b)III部)。鼓状の反射導光部3と光出力部4との境になる角部21は光源1の直径よりも大きく形成されている。第1傾斜面6から上部反射面8に反射される光を妨げないためである。入射面5においても光源1の直径よりも大きく形成されている。光源1から発光される光を確実に入射させるためである。
第1傾斜面6と入射面5の間には面取部22が形成されている。面取部22における反射導光部3の直径は、入射面5に向かって小さくなっている。面取部22を設けることにより他部品との組付性が向上する。面取部22と第1傾斜面6との境には下部凸部19が設けられている。下部凸部19は、径方向に突出しており、下部凸部19を境に上方側および下方側に向けて反射導光部3の直径が縮小していく。また前述のように、くびれ部18を境に上方側および下方側に向けて反射導光部3の直径が拡大していく。このように反射導光部3の外径は、入射面5から上方に向かって拡大と縮小を繰り返している。反射導光部3の外径が拡大と縮小を繰り返すことにより面取部22や第1傾斜面6および第2傾斜面7を連続して形成している。
図6(b)に示されるように、第2傾斜面7と光軸2とのなす角度α’を、光源1から入射面5に入射した光の屈折角αよりも大きく設定することもできる。角度α’を屈折角αよりも大きく設定することにより、入射面5から入射した光の第2傾斜面7での反射を防ぐことができる。入射面5から入射した光が第2傾斜面7に当たり、上部反射面8方向に反射されてしまうと、上部反射面8に対して浅い入射角で入射するため、図3に光線Zで示されるように、上部反射面8では反射せずに屈折して正面方向へ出射してしまい、配光バランスが悪くなってしまう(図8(c)、IV部)。
以下、第2傾斜面7について更に具体的に詳述する。図6(a)に示されるように、第1傾斜面6と第2傾斜面7との交点をAとし、入射面5から点Aまでの距離をaとし、光源1から入射面5までの距離をbとし、点Aにおける反射導光部3の半径をrとし、光源1の半径をrとし、第2傾斜面7と光源1の光軸2とのなす角をαとし、レンズ20の屈折率をnとしsin(β)=n×sin(α)となる光源1から入射面5に入射する光の入射角βを定義したとき、第2傾斜面7と光源1の光軸2とのなす角をαは、下記の式4で表すことができる。
a×tan(α)+b×tan(β)≧r+r・・・(式4)
式4の関係を成立させることにより、光源1の外縁部23から入射位置24までの距離を限定し、入射角βを制限することにより、入射角βに比例して大きくなる屈折角αの角度を、角度α’よりも小さくすることができる。
図7(a)に示されるように、反射導光部3の一部をレンズ30が固定される筐体構造14と一体に形成することもできる。レンズ30を筐体構造14と一体に形成することにより、光学製品として構成され、関連部品への組み込みが容易になる。
図7(b)に示されるように、レンズ30の外側を透明なカバー15で覆うこともできる。カバー15は、透明な樹脂またはガラスからなる光学ケースであり、クリアバルブとして用いることができる。
図7(c)に示されるように、光学製品40を含むLED電球50とすることもできる。従来の電球と同一規格とすることにより、例えば白熱電球との互換性があるLED電球を提供することができる。
1 光源
2 光軸
3 反射導光部
4 光出力部
5 入射面
6 第1傾斜面
7 第2傾斜面
8 上部反射面
9 上部出射部
10 レンズ
11 外周出射面
12 下部反射面
13 発光面
14 筐体構造
15 カバー
16 角部
17 凸曲面
18 くびれ部
19 下部凸部
20 レンズ
21 角部
22 面取部
23 外縁部
24 入射位置
25 変曲点
26 内周領域
27 外周領域
30 レンズ
40 光学製品
50 LED電球

Claims (9)

  1. 光源の発光面側に配置されるレンズであって、
    前記レンズは、
    前記光源の発光面に対向し前記光源の光軸と直交する入射面と、
    該入射面の上部に設けられ前記光源の光軸を囲むように形成され光軸方向に延びた反射導光部と、
    該反射導光部の上部に設けられ前記光源の光軸を囲むように形成され光軸方向に延び前記反射導光部よりも大径な光出力部と、を備え、
    前記光出力部は、上面に上部反射面を有し、前記反射導光部の一部には光軸の上方側に向かって光軸側に傾斜した第1傾斜面が形成され、該第1傾斜面が前記入射面から入射した光の一部を光軸を超えて前記上部反射面に導くレンズ。
  2. 前記第1傾斜面の光軸側に傾斜した傾斜角γは、
    前記第1傾斜面の傾斜開始位置を点Pとし、点Pの半径をr1、前記上部反射面の半径をR1、光軸上の前記上部反射面の中心を点T、点Pと点Tの光軸方向の距離をhとし、点Tから前記上部反射面最外周までの光軸方向の距離をh’としたとき、
    前記光源の中心から角度β1で発された光線が、前記入射面で屈折して、角度α1で点Pに到達するとき、前記第1傾斜面の傾斜角γは、
    1/h≦tan(α1+2γ)≦(R1+r1)/(h+h’)
    を満たす請求項1に記載のレンズ。
  3. 前記上部反射面の中心部に凹曲面状の上部出射部を有する請求項1に記載のレンズ。
  4. 前記光出力部は、前記上部反射面の外周に光軸と略平行に設けられた外周出射面と、前記上部反射面と対向して設けられ該上部反射面もしくは前記上部出射部から反射された光をさらに前記外周出射面方向に反射する下部反射面とを有する請求項1に記載のレンズ。
  5. 前記下部反射面と連結される前記反射導光部の上部には光軸の上方側に向かって反光軸側に傾斜する第2傾斜面が形成され、該第2傾斜面が前記上部出射部で反射された光を斜め下方に出射する請求項4に記載のレンズ。
  6. 前記下部反射面は、前記光源の光軸に対して略直角に形成される請求項4に記載のレンズ。
  7. 前記下部反射面は、前記光源の光軸に対して90度+6度/-10度に形成される請求項6に記載のレンズ。
  8. 前記第2傾斜面と前記光源の光軸とのなす角度が前記光源から前記入射面に入射した光の屈折角よりも大きい請求項5に記載のレンズ。
  9. 前記第1傾斜面と前記第2傾斜面との交点を点Aとし、前記入射面から点Aまでの距離をaとし、前記光源から前記入射面までの距離をbとし、点Aにおける前記反射導光部の半径をRとし、前記光源の半径をrとし、前記第2傾斜面と前記光源の光軸とのなす角をα2とし、
    前記レンズの屈折率をnとしsin(β2)=n×sin(α2)となる前記光源から前記入射面に入射する光の入射角β2を定義したとき、
    a×tan(α2)+b×tan(β2)≧r+r2
    をみたす請求項8に記載のレンズ。
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