JP2023546870A - インターフェースディスプレイ方法及び電子デバイス - Google Patents

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Abstract

本願の実施形態は、インターフェースディスプレイ方法及び電子デバイスを提供する。方法は:電子デバイス上でユーザによって実行されるスクリーン起動動作に応答してスクリーンオン中断を実行して、スクリーンがライトアップされることを防止する段階;スクリーン配向に適応するインターフェースを描画する段階;及びインターフェースが描画された後、スクリーンオン中断を無効化し、スクリーン配向に基づいてインターフェースを表示する段階を備える。電子デバイスは、センサを通じてリアルタイムにおいてデータを収集及び報告し、リアルタイムにおいて現在のスクリーン配向を計算してよく、それにより、描画されたインターフェースは現在のスクリーン配向に適応する。したがって、スクリーンがオフであるときに電子デバイスのスクリーンが回転される場合であっても、ユーザによって実行されるスクリーン起動動作が検出された後、スクリーンがオンであるときに表示されたインターフェースも、スクリーンが回転された後に取得されたスクリーン配向に適応することができ、スクリーン回転アニメーションが再生される必要はない。ユーザは、待機することなくインターフェースに対して動作を直接実行することができる。これにより、ユーザが動作を実行することができない待機時間が削減される。

Description

本願は、2020年10月28日に中国国家知識産権局に提出され、「INTERFACE DISPLAY METHOD AND ELECTRONIC DEVICE」という名称の中国特許出願第202011176906.0号に対する優先権を主張し、同中国特許出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本願は、端末分野に関し、より詳細には、インターフェースディスプレイ方法及び電子デバイスに関する。
現在、大半の端末デバイス(携帯電話及びタブレット等)のインターフェースは、ユーザが横長又は縦長状態において視認することを支援するために、アプリケーションのサポートでスクリーン配向の回転に基づいて回転されてよい。
可能なシナリオにおいて、端末デバイスのスクリーンオフの後、スクリーン配向が回転される。スクリーンが起動された後、端末デバイスは、通常、まず、スクリーン回転の前に取得されたインターフェースを表示し、次に、スクリーン回転アニメーションを再生することによって、スクリーン回転の後に取得されるインターフェースに切り替える。例えば、携帯電話のスクリーンは、スクリーンオフの前に縦長ディスプレイ状態である。スクリーンが起動される前、携帯電話のスクリーンが90°だけ、すなわち、横長ディスプレイ状態に、回転される場合、スクリーンが起動されると、携帯電話は、通常、まず、縦長ディスプレイのためのレイアウトをロードし、インターフェースを描画及び表示する。次に、携帯電話は、スクリーン配向を計算する。スクリーンが横長状態に回転されたと携帯電話が判断すると、携帯電話は、横長ディスプレイのためのレイアウトをロードし、インターフェースを描画し、最終的に、スクリーン回転アニメーションをロード及び再生する。プロセス全体は、長時間を要し得る。その結果、ユーザは、携帯電話のスクリーンが起動された後に長い時間内でスクリーン動作を実行することができない。
本願の実施形態は、電子デバイスのスクリーンがスクリーンオフの後に回転され、次に起動されるときにユーザが動作を実行することができない待機時間を削減するために、インターフェースディスプレイ方法及び電子デバイスを提供する。
第1の態様によれば、本願は、インターフェースディスプレイ方法を提供する。方法は、電子デバイスによって実行されてもよいし、又は電子デバイスに配置されたプロセッサによって実行されてもよい。これは、本願のこの実施形態において限定されることはない。
例えば、方法は:電子デバイス上でユーザによって実行されるスクリーン起動動作に応答してスクリーンオン中断を実行して、スクリーンがライトアップされることを防止する段階;スクリーン配向に適応するインターフェースを描画する段階;及びスクリーンのスクリーンオン中断を無効化し、スクリーン配向に基づいてインターフェースを表示する段階を備える。
前述のソリューションに基づいて、スクリーンオフの後、電子デバイスは、ユーザによって実行されるスクリーン起動動作に基づいて、表示のためにスクリーンを一時的にライトアップしなくてよい。電子デバイスは、まず、スクリーン配向を取得し、現在のスクリーン配向に適応するインターフェースを取得するために、スクリーン配向に基づいてレイアウトロード及びインターフェース描画を実行してよい。電子デバイスは、インターフェース描画が完了した後にインターフェースを表示するためにスクリーンをライトアップしてよい。結果として、ユーザは、スクリーンオンの後に動作を直接実行することができ、ユーザが動作を実行することができない待機時間が大幅に削減される。
第1の態様を参照すると、幾つかの可能な実装では、電子デバイス上でユーザによって実行されるスクリーン起動動作に応答してスクリーンオン中断を実行する段階の前に、方法は:電子デバイスのスクリーン配向が第1の配向である場合にスクリーンオフに入る段階を更に備える。
可能な場合、電子デバイスのスクリーン配向が第1の配向である場合、電子デバイスは、電子デバイス上でユーザによって実行されるスクリーンオフ動作を検出し、電子デバイス上でユーザによって実行されるスクリーンオフ動作に応答してスクリーンオフに入る。
ユーザは、スクリーンをオフに切り替えるために異なる動作を実行してよいことが理解されるべきである。ユーザによって実行される具体的なスクリーンオフ動作は、本願において限定されることはない。
別の可能な場合では、電子デバイスのスクリーン配向が第1の配向である場合、電子デバイスは、スタンバイ時間が事前設定閾値に達するので自動的にスクリーンオフに入る。
電子デバイスがスクリーンオフに入るようにトリガするための条件は、本願において限定されることはないことが理解されるべきである。
第1の態様を参照すると、幾つかの可能な実装では、方法は:電子デバイスのスクリーン配向が第2の配向に切り替わる場合、電子デバイス上でユーザによって実行されるスクリーン起動動作を検出する段階を更に備える。
ユーザは、スクリーンを起動するために異なる動作を実行してよいことが理解されるべきである。具体的なスクリーン起動動作が、本願において限定されることはない。
前述のソリューションに基づいて、電子デバイスのスクリーンがスクリーンオフの後に回転されると、ユーザによって実行されるスクリーン起動動作が検出される場合であっても、電子デバイスは、スクリーン配向に適応することができるインターフェースを直接表示することができる。
対照的に、現在の技術では、電子デバイスのスクリーンがスクリーンオフの後に回転される場合、ユーザのスクリーン起動動作が検出されると、スクリーンオフの前に使用されるインターフェースのためのレイアウトロード、及びインターフェース描画のための手順、及びスクリーン回転アニメーションロード及び再生のための手順等が実行される必要がある。本願において提供される解決手段では、電子デバイスのスクリーンオフの前に使用されるインターフェースのためのレイアウトロード、及びインターフェース描画のための手順、スクリーン回転アニメーションロード及び再生のための手順等をカットすることができる。これにより、ユーザが動作を実行することができない待機時間が大幅に削減される。
第1の態様を参照すると、幾つかの可能な実装では、スクリーン配向に適応するインターフェースを描画する段階の前に、方法は:電子デバイスのスクリーン配向を取得する段階を更に備える。
任意選択で、電子デバイスのスクリーン配向を取得する段階は:センサを通じてリアルタイムにおいてデータを収集する段階;及び収集されたデータに基づいてスクリーン配向を計算する段階を含む。
データは、センサを通じてリアルタイムにおいて収集され、スクリーン配向は、収集されたデータに基づいてリアルタイムにおいて計算される。これにより、後にスクリーン配向を取得するための待機時間が削減され得る。
センサを通じてリアルタイムにおいてデータを収集することは、単に可能な実装であることが理解されるべきである。技術の発展とともに、センサの応答速度が改善される。例えば、データ収集及び報告、及びスクリーン配向計算は、10ミリ秒(ms)内で完了することができる。この場合、電子デバイスがユーザによって実行されるスクリーン起動動作を検出すると、電子デバイスは、代替的には、センサがデータを収集及び報告するようにトリガしてよく、次に、スクリーン配向を計算してよい。これにより、バックグラウンドにおけるリアルタイムデータ収集及び計算によって引き起こされる大きい電力消費が削減され得る。
任意選択で、センサは、重力センサである。
重力センサを通じて、スクリーン配向を計算するためのデータを収集することは、単に可能な実装であり、本願のこの実施形態に対していかなる限定も構成しないものとすることが理解されるべきである。本願は、別のセンサがスクリーン配向を計算するためのデータを収集するのに使用される可能性を除外しない。
第1の態様を参照すると、幾つかの可能な実装では、スクリーン上でスクリーンオン中断を実行する段階は:スクリーンが暗くなるように、スクリーンに光源を提供するように構成されたバックライトパネルのバックライト明度を第1の明度値に、設定する段階を有する。
任意選択で、第1の明度値は0である。代替的には、第1の明度値は、小さな値であってよい。
バックライトパネルのバックライト明度を第1の明度値に設定する目的は、スクリーンがインターフェースを正常に表示することができないように、スクリーンに十分な光源を提供するためにバックライトパネルを無効化することであることが理解されるべきである。ユーザのために、バックライトパネルのバックライト明度が第1の明度値に設定されると、スクリーンは暗くなる。
第1の態様を参照すると、幾つかの可能な実装では、スクリーンのスクリーンオン中断を無効化する段階は:スクリーンがライトアップされるように、バックライトパネルのバックライト明度を第2の明度値に設定する段階を有し、ここで、第2の明度値は、第1の明度値よりも大きい。
バックライトパネルのバックライト明度を第2の明度値に設定する目的は、スクリーンがインターフェースを正常に表示することができるように、スクリーンに十分な光源を提供するためにバックライトパネルを有効化することであることが理解されるべきである。ユーザのために、バックライトパネルのバックライト明度が第2の明度値に設定されると、スクリーンはライトアップされ、ユーザは、スクリーン上のインターフェースを正常に視認することができる。
スクリーンオン中断を実装し、バックライト明度を使用することによってスクリーンオン中断を無効化することは、単に可能な実装であることが更に理解されるべきである。本願は、スクリーンオン中断が他の可能な方法において実装及び無効化される可能性を除外しない。
第2の態様によれば、電子デバイスが提供される。電子デバイスは、第1の態様又は第1の態様の可能な実装のうちのいずれか1つに係る方法を実行するように構成されている。電子デバイスは、第1の態様及び第1の態様の可能な実装のうちのいずれか1つに係る方法を実行するように構成されたモジュール又はユニットを含んでよい。モジュール又はユニットは、コンピュータプログラムを実行することによって対応する機能を実装してよいことが理解されるべきである。
第3の態様によれば、電子デバイスが提供される。電子デバイスは、メモリ及びプロセッサを備える。プロセッサは、電子デバイスが第1の態様又は第1の態様の可能な実装のうちのいずれか1つに係る方法を実装することを可能にするために、メモリにおけるプログラム命令を実行するように構成されている。
第4の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶するように構成されている。コンピュータプログラムがコンピュータ又はプロセッサによって実行されると、第1の態様又は第1の態様の可能な実装のうちのいずれか1つに係る方法が実装される。
第5の態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、命令を含む。命令が実行されると、コンピュータは、第1の態様及び第1の態様の可能な実装のうちのいずれか1つに係る方法を実行するように有効化される。
第6の態様によれば、システムオンチップ又はシステムチップが提供される。システムオンチップ又はシステムチップは、電子デバイスにおいて使用されてよい。システムオンチップ又はシステムチップは、少なくとも1つの通信インターフェース、少なくとも1つのプロセッサ、及び少なくとも1つのメモリを含む。通信インターフェース、メモリ、及びプロセッサはバスを通じて相互接続される。プロセッサは、電子デバイスが第1の態様又は第1の態様の可能な実装のうちのいずれか1つに係る方法を実行することを可能にするために、メモリに記憶された命令を実行する。
本願の一実施形態に係るインターフェースディスプレイ方法に適用可能な電子デバイスの構造の概略図である。
本願の一実施形態に係るインターフェースディスプレイ方法に適用可能な電子デバイスのソフトウェア及びハードウェア構造のブロック図である。
電子デバイスのスクリーンがオフ状態である場合にスクリーンが回転され、次にスクリーンが起動されるプロセスにおいて電子デバイスによって実行される手順の概略図である。
本願の一実施形態に係るインターフェースの概略図である。 本願の一実施形態に係るインターフェースの概略図である。 本願の一実施形態に係るインターフェースの概略図である。 本願の一実施形態に係るインターフェースの概略図である。
本願の一実施形態に係る電子デバイスのx軸、y軸、及びz軸の方向を示す図である。
本願の一実施形態に係るインターフェースディスプレイ方法の概略フローチャートである。 本願の一実施形態に係るインターフェースディスプレイ方法の概略フローチャートである。 本願の一実施形態に係るインターフェースディスプレイ方法の概略フローチャートである。
以下は、添付の図面を参照して本願の技術的解決手段を説明する。
本願の実施形態において提供される方法は、携帯電話、タブレットコンピュータ、ウェアラブルデバイス、車両搭載デバイス、拡張現実(augmented reality、AR)/仮想現実(virtual reality、VR)デバイス、ノートブックコンピュータ、パーソナルコンピュータ(personal computer、PC)、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer、UMPC)、ネットブック、携帯情報端末(personal digital assistant、PDA(登録商標))、又は分散デバイス等の電子デバイスに適用されてよい。電子デバイスの特定のタイプが、本願の実施形態において限定されることはない。
加えて、本願の実施形態における方法は、Linux(登録商標)、アンドロイド(登録商標)(Android(登録商標))、ハーモニーOS(Harmony operating system、HarmonyOS)、Mac、iOS(登録商標)、Windows(登録商標)、及びモノのインターネットオペレーティングシステム(例えば、LiteOS)等の動作環境をサポートしてよい。これは、本願の実施形態において限定されることはない。
例えば、図1は、電子デバイス100の構造の概略図である。図1において示されているように、電子デバイス100は、プロセッサ110、外部メモリインターフェース120、内部メモリ121、ユニバーサルシリアルバス(universal serial bus、USB)インターフェース130、充電管理モジュール140、電力管理モジュール141、バッテリ142、アンテナ1、アンテナ2、移動体通信モジュール150、無線通信モジュール160、オーディオモジュール170、スピーカ170A、受信機170B、マイクロフォン170C、ヘッドセットジャック170D、センサモジュール180、ボタン190、モータ191、インジケータ192、カメラ193、ディスプレイスクリーン194、加入者識別モジュール(subscriber identification module、SIM)カードインターフェース195等を含んでよい。センサモジュール180は、圧力センサ180A、ジャイロスコープセンサ180B、気圧センサ180C、磁気センサ180D、加速度センサ180E、距離センサ180F、光学近接センサ180G、指紋センサ180H、温度センサ180J、タッチセンサ180K、周辺光センサ180L、骨伝導センサ180M等を含んでよい。
本願において示されている構造は、電子デバイス100に対して特定の限定を構成しないことが理解され得る。他の幾つかの実施形態では、電子デバイス100は、図において示されているよりも多数又は少数のコンポーネントを含んでもよいし、又は幾つかのコンポーネントが組み合わされてもよいし、又は幾つかのコンポーネントが分割されてもよいし、又は異なるコンポーネント構成が使用されてもよい。図において示されているコンポーネントは、ハードウェア、ソフトウェア、又はソフトウェア及びハードウェアの組み合わせにおいて実装されてよい。
プロセッサ110は、1つ又は複数の処理ユニットを備えてよい。例えば、プロセッサ110は、アプリケーションプロセッサ(application processor、AP)、モデムプロセッサ、グラフィックス処理ユニット(graphics processing unit、GPU)、画像信号プロセッサ(image signal processor、ISP)、コントローラ、メモリ、ビデオコーデック、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、ベースバンドプロセッサ、ニューラルネットワーク処理ユニット(neural-network processing unit、NPU)等のうちの1つ又は複数を含んでよい。異なる処理ユニットは、独立したコンポーネントであってもよいし、又は1つ又は複数のプロセッサに統合されてもよい。
アプリケーションプロセッサは、オーディオモジュール170(例えば、スピーカ170A)を通じてサウンド信号を出力するか、又はディスプレイスクリーン194上で画像又はビデオを表示する。
コントローラは、電子デバイス100の中枢部及び司令部であってよい。コントローラは、命令動作コード及びタイミング信号に基づいて動作制御信号を生成して、命令のフェッチ及び実行に対する制御を実装してよい。
プロセッサ110には、メモリが更に提供されてよい。メモリは、命令及びデータを記憶するように構成されている。幾つかの実施形態では、プロセッサ110におけるメモリは、キャッシュメモリである。メモリは、プロセッサ110によって使用されたか又は周期的に使用される命令又はデータを記憶してよい。プロセッサ110が命令又はデータを再度使用する必要がある場合、プロセッサ110は、メモリから命令又はデータを直接呼び出してよい。これにより、繰り返しの記憶及び読み出しが回避され、プロセッサ110の待機時間が削減され、システム効率が改善される。
プロセッサ110は、異なる機能を実装するために、命令を実行することによって異なる動作を実行してよい。例えば、命令は、デバイスの配送の前にメモリに事前記憶された命令であってもよいし、又はユーザが使用中に新たなアプリケーション(application、APP)をインストールした後に、当該アプリから読み出された命令であってもよい。これは、本願のこの実施形態において限定されることはない。
プロセッサ110は、本願の実施形態において提供されるインターフェースディスプレイ方法を実行するために別のコンポーネントを制御又は呼び出してよい。例えば、プロセッサ110は、内部メモリに記憶され、かつ本願のこの実施形態におけるものである処理プログラムを呼び出すか、又は、外部メモリインターフェースを通じて、サードパーティデバイスに記憶され、かつ本願のこの実施形態におけるものである処理プログラムを呼び出す。このようにして、プロセッサ110は、表示のためにライトアップされることを一時的にスキップするように、かつインターフェースが正しいスクリーン配向に基づいて描画された後に表示のためにライトアップされるように、ディスプレイスクリーンを制御する。スクリーンオフの後に電子デバイスのスクリーンが回転される場合、不要な手順をカットすることができる。例えば、スクリーンオフの前に使用されるインターフェースのためのレイアウトロード、及びインターフェース描画のための手順、及びスクリーン回転アニメーションロード及び再生のための手順をカットすることができる。結果として、ユーザの待機時間を削減することができ、ユーザエクスペリエンスを改善することができる。プロセッサ110は、異なるコンポーネントを備えてよい。例えば、CPU及びGPUがプロセッサ110に統合される場合、CPU及びGPUは、本願の実施形態において提供されるインターフェースディスプレイ方法を実行するためにともに機能してよい。例えば、インターフェースディスプレイ方法における幾つかのアルゴリズムは、CPUによって実行され、他のアルゴリズムは、高い処理効率を達成するために、GPUによって実行される。
幾つかの実施形態では、プロセッサ110は、1つ又は複数のインターフェースを備えてよい。インターフェースは、集積回路間(inter-integrated circuit、I2C)インターフェース、集積回路間サウンド(inter-integrated circuit sound、I2S)インターフェース、パルス符号変調(pulse code modulation、PCM)インターフェース、ユニバーサル非同期送受信回路(universal asynchronous receiver/transmitter、UART)インターフェース、モバイル業界プロセッサインターフェース(mobile industry processor interface、MIPI)、汎用入力/出力(general-purpose input/output、GPIO)インターフェース、SIMインターフェース、USBインターフェース等を含んでよい。
I2Cインターフェースは、シリアルデータライン(serial data line、SDA)及びシリアルクロックライン(derail clock line、SCL)を含む双方向同期シリアルバスである。幾つかの実施形態では、プロセッサ110は、複数のI2Cバスを備えてよい。プロセッサ110は、別個に異なるI2Cバスインターフェースを通じて、タッチセンサ180K、充電器、カメラフラッシュ、カメラ193等に結合されてよい。例えば、プロセッサ110は、I2Cインターフェースを通じてタッチセンサ180Kに結合されてよい。したがって、プロセッサ110は、電子デバイス100のタッチ機能を実装するために、I2Cバスインターフェースを通じてタッチセンサ180Kと通信してよい。
I2Sインターフェースは、オーディオ通信を実行するように構成されてよい。幾つかの実施形態では、プロセッサ110は、複数のI2Sバスを備えてよい。プロセッサ110は、プロセッサ110及びオーディオモジュール170の間の通信を実装するために、I2Sバスを通じてオーディオモジュール170に結合されてよい。幾つかの実施形態では、オーディオモジュール170は、Bluetooth(登録商標)ヘッドセットを通じて通話に応答する機能を実装するために、I2Sインターフェースを通じてオーディオ信号を無線通信モジュール160に送信してよい。
PCMインターフェースも、オーディオ通信を実行し、アナログ信号をサンプリング、量子化、及びコード化するように構成されてよい。幾つかの実施形態では、オーディオモジュール170及び無線通信モジュール160は、PCMバスインターフェースを通じて結合されてよい。幾つかの実施形態では、オーディオモジュール170も、Bluetoothヘッドセットを通じて通話に応答する機能を実装するために、PCMインターフェースを通じてオーディオ信号を無線通信モジュール160に送信してよい。I2Sインターフェース及びPCMインターフェースの両方が、オーディオ通信を実行するように構成されてよい。
UARTインターフェースは、非同期通信を実行するように構成されたユニバーサルシリアルデータバスである。バスは、双方向通信バスであってよい。バスは、未送信データを、通信のために直列から並列に、又は並列から直列に、変換する。幾つかの実施形態では、UARTインターフェースは、通常、プロセッサ110を無線通信モジュール160に接続するように構成されている。例えば、プロセッサ110は、Bluetooth機能を実装するために、UARTインターフェースを通じて無線通信モジュール160におけるBluetoothモジュールと通信する。幾つかの実施形態では、オーディオモジュール170は、Bluetoothヘッドセットを通じて音楽を再生する機能を実装するために、UARTインターフェースを通じてオーディオ信号を無線通信モジュール160に送信してよい。
MIPIインターフェースは、プロセッサ110を、ディスプレイスクリーン194又はカメラ193等のペリフェラルコンポーネントに接続するように構成されてよい。MIPIインターフェースは、カメラシリアルインターフェース(camera serial interface、CSI)、ディスプレイシリアルインターフェース(display serial interface、DSI)等を含む。幾つかの実施形態では、プロセッサ110は、電子デバイス100の撮影機能を実装するために、CSIインターフェースを通じてカメラ193と通信する。プロセッサ110は、電子デバイス100の表示機能を実装するために、DSIインターフェースを通じてディスプレイスクリーン194と通信する。
GPIOインターフェースは、ソフトウェアによって構成されてよい。GPIOインターフェースは、制御信号又はデータ信号として構成されてよい。幾つかの実施形態では、GPIOインターフェースは、プロセッサ110を、カメラ193、ディスプレイスクリーン194、無線通信モジュール160、オーディオモジュール170、センサモジュール180等に接続するように構成されてよい。GPIOインターフェースは、代替的には、I2Cインターフェース、I2Sインターフェース、UARTインターフェース、MIPIインターフェース等として構成されてよい。
USBインターフェース130は、USB標準仕様に準拠したインターフェースであり、具体的には、mini USBインターフェース、micro USBインターフェース、USB Type-Cインターフェース等であってよい。USBインターフェース130は、電子デバイス100を充電するために、充電器に接続するように構成されてよく、電子デバイス100及びペリフェラルデバイスの間でデータを送信するように構成されてもよい。USBインターフェース130は、ヘッドセットを通じてオーディオを再生するために、ヘッドセットに接続するように構成されてもよい。インターフェースは、ARデバイス等の別の電子デバイスに接続するように更に構成されてよい。
本願において示されているモジュール間のインターフェース接続関係は、単に説明のための一例であり、電子デバイス100の構造に対して限定を構成しないことが理解され得る。他の幾つかの実施形態では、電子デバイス100は、代替的には、前述の実施形態におけるものと異なるインターフェース接続方法を使用するか、又は複数のインターフェース接続方法の組み合わせを使用してよい。
充電管理モジュール140は、充電器から充電入力を受信するように構成されている。充電器は、無線充電器又は有線充電器であってよい。幾つかの有線充電の実施形態では、充電管理モジュール140は、USBインターフェース130を通じて有線充電器から充電入力を受け取ってよい。幾つかの無線充電の実施形態では、充電管理モジュール140は、電子デバイス100の無線充電コイルを通じて無線充電入力を受け取ってよい。バッテリ142を充電することに加えて、充電管理モジュール140は、電力管理モジュール141を通じて電子デバイスに電力を更に供給してよい。
電力管理モジュール141は、バッテリ142、充電管理モジュール140、及びプロセッサ110に接続するように構成されている。電力管理モジュール141は、プロセッサ110、内部メモリ121、外部メモリ、ディスプレイスクリーン194、カメラ193、無線通信モジュール160等に電力を供給するために、バッテリ142からの入力及び/又は充電管理モジュール140からの入力を受け取る。電力管理モジュール141は、バッテリ容量、バッテリサイクルカウント、及びバッテリ健全性状態(電気漏洩又はインピーダンス)等のパラメータをモニタリングするように更に構成されてよい。他の幾つかの実施形態では、電力管理モジュール141は、代替的には、プロセッサ110に配置されてよい。他の幾つかの実施形態では、電力管理モジュール141及び充電管理モジュール140は、代替的には、同じコンポーネントに配置されてよい。
電子デバイス100の無線通信機能は、アンテナ1、アンテナ2、移動体通信モジュール150、無線通信モジュール160、モデムプロセッサ、ベースバンドプロセッサ等を通じて実装されてよい。
アンテナ1及びアンテナ2は、電磁波信号を送信及び受信するように構成されている。電子デバイス100における各アンテナは、1つ又は複数の通信周波数帯域をカバーするように構成されてよい。異なるアンテナが、アンテナ利用を改善するために更に多重化されてよい。例えば、アンテナ1は、無線ローカルエリアネットワークにおけるダイバーシティアンテナとして多重化されてよい。他の幾つかの実施形態では、アンテナは、チューニングスイッチとの組み合わせで使用されてよい。
移動体通信モジュール150は、2G、3G、4G、5G等を含む無線通信への、電子デバイス100に適用される、ソリューションを提供してよい。移動体通信モジュール150は、少なくとも1つのフィルタ、スイッチ、電力増幅器、低雑音増幅器(low noise amplifier、LNA)等を含んでよい。移動体通信モジュール150は、アンテナ1を通じて電磁波を受信し、受信された電磁波に対してフィルタリング又は増幅等の処理を実行し、復調のために電磁波をモデムプロセッサに送信してよい。移動体通信モジュール150は、さらに、モデムプロセッサによって変調された信号を増幅し、アンテナ1を通じた放射のために信号を電磁波に変換してよい。幾つかの実施形態では、移動体通信モジュール150の少なくとも幾つかの機能モジュールは、プロセッサ110に配置されてよい。幾つかの実施形態では、移動体通信モジュール150の少なくとも幾つかの機能モジュールは、プロセッサ110の少なくとも幾つかのモジュールと同じコンポーネントに配置されてよい。
モデムプロセッサは、変調器及び復調器を含んでよい。変調器は、未送信低周波数ベースバンド信号を中間及び高周波数信号に変調するように構成されている。復調器は、受信された電磁波信号を低周波数ベースバンド信号に復調するように構成されている。次に、復調器は、復調された低周波数ベースバンド信号を処理のためにベースバンドプロセッサに送信する。低周波数ベースバンド信号は、ベースバンドプロセッサによって処理され、次に、アプリケーションプロセッサに送信される。アプリケーションプロセッサは、オーディオデバイス(スピーカ170A、受信機170B等に限定されることはない)を通じてサウンド信号を出力するか、又はディスプレイスクリーン194を通じて画像又はビデオを表示する。幾つかの実施形態では、モデムプロセッサは、独立したコンポーネントであってよい。他の幾つかの実施形態では、モデムプロセッサは、プロセッサ110から独立し、移動体通信モジュール150又は別の機能モジュールと同じコンポーネントに配置されてよい。
無線通信モジュール160は、電子デバイス100に適用され、かつ無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area network、WLAN)(例えば、ワイヤレスフィデリティ(wireless fidelity、Wi-Fi(登録商標))ネットワーク)、Bluetooth(Bluetooth、BT)、全球航法衛星システム(global navigation satellite system、GNSS)、周波数変調(frequency modulation、FM)、近接場通信(near field communication、NFC)技術、赤外線(infrared、IR)技術等を含む無線通信ソリューションを提供してよい。無線通信モジュール160は、少なくとも1つの通信プロセッサモジュールを統合する1つ又は複数のコンポーネントであってよい。無線通信モジュール160は、アンテナ2を通じて電磁波を受信し、電磁波信号に対して周波数変調及びフィルタリング処理を実行し、処理された信号をプロセッサ110に送信する。無線通信モジュール160は、更に、プロセッサ110から未送信信号を受信し、信号に対して周波数変調及び増幅を実行し、アンテナ2を通じた放射のために信号を電磁波に変換してよい。
幾つかの実施形態では、電子デバイス100におけるアンテナ1及び移動体通信モジュール150が結合され、かつ電子デバイス100におけるアンテナ2及び無線通信モジュール160が結合され、それにより、電子デバイス100は、無線通信技術を使用することによってネットワーク及び別のデバイスと通信することができる。無線通信技術は、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(global system for mobile communications、GSM(登録商標))、汎用パケット無線サービス(general packet radio service、GPRS)、符号分割多元接続(code division multiple access、CDMA)、広帯域符号分割多元接続(wideband code division multiple access、WCDMA(登録商標))、時分割符号分割多元接続(time-division code division multiple access、TD-SCDMA)、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)、第5世代(5th generation、5G)通信システム、BT、GNSS、WLAN、NFC、FM、IR技術等を含んでよい。GNSSは、全球測位システム(global positioning system、GPS)、全球航法衛星システム(global navigation satellite system、GLONASS)、北斗衛星導航系統(BeiDou navigation satellite system、BDS)、準天頂衛星システム(quasi-zenith satellite system、QZSS)、及び/又は静止衛星型衛星航法補強システム(satellite based augmentation system、SBAS)を含んでよい。
電子デバイス100は、GPU、ディスプレイスクリーン194、アプリケーションプロセッサ等を使用することによって表示機能を実装してよい。GPUは、画像処理のためのマイクロプロセッサであり、ディスプレイスクリーン194及びアプリケーションプロセッサに接続される。GPUは、数学的及び幾何学的計算を実行し、グラフィックスをレンダリングするように構成されている。プロセッサ110は、1つ又は複数のGPUを備えてよい。1つ又は複数のGPUは、ディスプレイ情報を生成又は変更するプログラム命令を実行する。
ディスプレイスクリーン194は、スクリーンとも称され得、画像、ビデオ等を表示するように構成されてよい。ディスプレイスクリーン194は、ディスプレイパネルを含んでよい。ディスプレイパネルは、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)、有機発光ダイオード(organic light-emitting diode、OLED)、アクティブマトリックス有機発光ダイオード又はアクティブマトリックス有機発光ダイオード(active-matrix organic light emitting diode、AMOLED)、フレキシブル発光ダイオード(flexible light-emitting diode、FLED)、ミニLED(Mini-LED)、マイクロLED(Micro-LED)、マイクロOLED(Micro-OLED)、量子ドット発光ダイオード(quantum dot light-emitting diode、QLED)等であってよい。幾つかの実施形態では、電子デバイス100は、1つ又は複数のディスプレイスクリーン194を備えてよい。
ディスプレイスクリーン194は、バックライトパネル及び駆動回路等の更なるコンポーネントを更に含んでよいことが理解されるべきである。バックライトパネルは、光源を提供するように構成されてよい。ディスプレイパネルは、バックライトパネルによって提供される光源に基づいて光を放出する。駆動回路は、光を透過させるため又は光を透過させないために液晶層の液晶を制御するように構成されてよい。
電子デバイス100は、ISP、カメラ193、ビデオコーデック、GPU、ディスプレイスクリーン194、アプリケーションプロセッサ等を通じて撮影機能を実装してよい。
ISPは、カメラ193によってフィードバックされたデータを処理するように構成されてよい。例えば、撮影中に、シャッタが押下され、光がレンズを通じてカメラの感光性素子に透過される。光学信号が電気信号に変換される。カメラの感光性素子は、電気信号を可視画像に変換する処理のために電気信号をISPに送信する。ISPは、アルゴリズムを使用することによって画像の雑音、明度、及び肌の色合いに対して最適化を実行してもよい。ISPは、撮影シーンにおける露光及び色温度等のパラメータを最適化してもよい。幾つかの実施形態では、ISPは、カメラ193に配置されてよい。
カメラ193は、静止画像又はビデオをキャプチャするように構成されている。オブジェクトの光学画像は、レンズを通じて生成され、感光性素子に投影される。感光性素子は、電荷結合デバイス(charge coupled device、CCD)又は相補型金属酸化物半導体(complementary metal-oxide-semiconductor、CMOS)フォトトランジスタであってよい。感光性素子は、光学信号を電気信号に変換し、次に、電気信号をデジタル画像信号に変換するために電気信号をISPに送信する。ISPは、処理のためにデジタル画像信号をDSPに出力する。DSPは、デジタル画像信号をRGB又はYUV等の標準フォーマットの画像信号に変換する。幾つかの実施形態では、電子デバイス100は、1つ又は複数のカメラ193を備えてよい。
デジタル信号プロセッサは、デジタル信号を処理するように構成されており、デジタル画像信号に加えて別のデジタル信号を処理してよい。例えば、電子デバイス100が周波数を選択する場合、デジタル信号プロセッサは、周波数エネルギーに対してフーリエ変換を実行するように構成されている。
ビデオコーデックは、デジタルビデオを圧縮又は解凍するように構成されている。電子デバイス100は、1つ又は複数のタイプのビデオコーデックをサポートしてよい。このようにして、電子デバイス100は、複数のコード化フォーマット、例えば、ムービングピクチャエキスパーツグループ(moving picture experts group、MPEG)-1、MPEG-2、MPEG-3、及びMPEG-4においてビデオを再生又は記録することができる。
外部メモリインターフェース120は、電子デバイス100の記憶容量を拡張するために、外部メモリカード、例えば、micro SDカードに接続するように構成されてよい。外部メモリカードは、データ記憶機能を実装するために、外部メモリインターフェース120を通じてプロセッサ110と通信する。例えば、外部メモリカードは、音楽及びビデオ等のファイルを記憶する。
内部メモリ121は、コンピュータ実行可能プログラムコードを記憶するように構成されてよい。実行可能プログラムコードは、命令を含む。プロセッサ110は、電子デバイス100の様々な機能アプリケーション及びデータ処理を実行するために、内部メモリ121に記憶された命令を実行する。内部メモリ121は、プログラム記憶領域及びデータ記憶領域を含んでよい。プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、(サウンド再生機能及び画像表示機能等の)少なくとも1つの機能のために要求されるアプリケーション等を記憶してよい。データ記憶領域は、電子デバイス100の使用中に作成されたデータ(例えば、オーディオデータ及びアドレス帳)等を記憶してよい。加えて、内部メモリ121は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよいし、又は、不揮発性メモリ、例えば、少なくとも1つのディスクメモリ、フラッシュメモリ、又はユニバーサルフラッシュストレージ(universal flash storage、UFS)を含んでもよい。
電子デバイス100は、オーディオモジュール170、スピーカ170A、受信機170B、マイクロフォン170C、ヘッドセットジャック170D、アプリケーションプロセッサ等を通じて、オーディオ機能、例えば、音楽再生及び記録を実装してよい。
ジャイロスコープセンサ180Bは、電子デバイス100のモーション姿勢を決定するように構成されてよい。幾つかの実施形態では、電子デバイス100の3軸(すなわち、x軸、y軸、及びz軸)周りの角速度が、ジャイロスコープセンサ180Bを使用することによって決定されてよい。ジャイロスコープセンサ180Bは、撮影中の手ブレ補正を実装するように構成されてよい。例えば、シャッタが押下されると、ジャイロスコープセンサ180Bは、電子デバイス100が揺れる角度を検出し;この角度に基づいて、レンズモジュールが補償する必要がある距離を計算し;手ブレ補正を実装するために、レンズが逆モーションを通じて電子デバイス100の揺れを相殺することを可能にする。ジャイロスコープセンサ180Bは、ナビゲーションシナリオ及びモーション検知ゲームシナリオにおいて更に使用されてよい。
加速度センサ180Eは、電子デバイス100の様々な方向(通常、3軸の方向)における加速度を検出してよく、電子デバイス100が静止している場合、重力の大きさ及び方向が検出されてよい。
加速度センサ180Eは、電子デバイスの姿勢を識別するように更に構成されてよく、横長/縦長モード切り替え及び歩数計等の応用のために使用される。電子デバイスのスクリーン配向を計算するのに使用される、以下で説明される重力センサは、加速度センサ180Eの1つのタイプである。重力センサの値は、一般的に、重力加速度g=9.8メートル毎秒毎秒(m/s)を用いて表される。
タッチセンサ180Kは、「タッチパネル」とも称され得る。タッチセンサ180Kは、ディスプレイスクリーン194上に配置されてよく、タッチセンサ180K及びディスプレイスクリーン194は、「タッチスクリーン」とも称されるタッチスクリーンを構成する。具体的な実装では、タッチセンサ180Kは、タッチセンサ180K上で又はその近くで実行されるタッチ動作を検出するように構成されてよい。タッチセンサは、タッチイベントのタイプを決定するために、検出されたタッチ動作をアプリケーションプロセッサに転送してよい。タッチセンサ180Kは、ディスプレイスクリーン194上のタッチ動作に関連する視覚的出力を更に提供してよい。
他の幾つかの実施形態では、タッチセンサ180Kは、代替的には、ディスプレイスクリーン194の位置とは異なる位置にある電子デバイス100の表面上に配置されてよい。例えば、タッチセンサ180Kは、パワーオン/オフボタン(又はパワーボタンと称される)上に配置されてよく、ユーザは、スクリーン起動及び指紋認識を同時に実装するために、パワーオン/オフボタンを押下してよい。
ボタン190は、パワーオン/オフボタン(又はオン/オフボタン又はパワーボタンと称される)、音量ボタン等を含む。ボタン190は、機械式ボタン又はタッチボタンであってよい。電子デバイス100は、ボタン入力を受信し、電子デバイス100のユーザ設定及び機能制御に関連するボタン信号入力を生成してよい。例えば、本願のこの実施形態では、ユーザは、スクリーンオフ及びスクリーン起動機能を実装するために、パワーオン/オフボタン190を押下するか又はタッチしてよい。
モータ191は、振動アラートを生成してよい。モータ191は、着呼のための振動アラートを提供するように構成されてよく、タッチについての振動フィードバックを提供するようにも構成されてよい。例えば、異なるアプリケーション(撮影及びオーディオ再生等)に対して行うタッチ動作は、異なる振動フィードバック効果に対応してよい。モータ191は、ディスプレイスクリーン194の異なるエリアに対して実行されるタッチ動作に対応する異なる振動フィードバック効果を提供してよい。異なるアプリケーションシナリオ(例えば、時間プロンプト、情報受信、アラーム時計、及びゲーム)も、異なる振動フィードバック効果に対応してよい。タッチについての振動フィードバック効果は、さらに、ユーザにより定義されてよい。
インジケータ192は、インジケータ光であってよい。インジケータ192は、充電状態及び電力変化を示すように構成されてよく、メッセージ、不在着信、通知等を示すようにも構成されてよい。
SIMカードインターフェース195は、SIMカードに接続するように構成されている。SIMカードは、電子デバイス100との接触又は電子デバイス100からの分離を実装するために、SIMカードインターフェース195に挿入されるか、又はSIMカードインターフェース195から切断されてよい。電子デバイス100は、1つ又は複数のSIMカードインターフェースをサポートしてよい。SIMカードインターフェース195は、ナノSIMカード、マイクロSIMカード、SIMカード等をサポートしてよい。複数のカードが1つのSIMカードインターフェース195に同時に挿入されてよい。複数のカードは、同じタイプ又は異なるタイプであってよい。SIMカードインターフェース195は、異なるタイプのSIMカードと互換性があってもよい。SIMカードインターフェース195は、外部メモリカードと互換性があってもよい。電子デバイス100は、通話機能及びデータ通信機能等の機能を実装するために、SIMカードを通じてネットワークとインタラクトする。幾つかの実施形態では、電子デバイス100は、eSIM、すなわち、埋め込みSIMカードを使用する。eSIMカードは、電子デバイス100に埋め込まれてよく、電子デバイス100から分離することはできない。
本願において示されている構造は、電子デバイス100に対して特定の限定を構成しないことが理解され得る。他の幾つかの実施形態では、電子デバイス100は、図において示されているよりも多数又は少数のコンポーネントを含んでもよいし、又は幾つかのコンポーネントが組み合わされてもよいし、又は幾つかのコンポーネントが分割されてもよいし、又は異なるコンポーネント構成が使用されてもよい。図において示されているコンポーネントは、ハードウェア、ソフトウェア、又はソフトウェア及びハードウェアの組み合わせにおいて実装されてよい。
電子デバイス100のソフトウェアシステムは、階層型アーキテクチャ、イベント駆動型アーキテクチャ、マイクロカーネルアーキテクチャ、マイクロサービスアーキテクチャ、又はクラウドアーキテクチャを使用してよい。本願では、階層型アーキテクチャのAndroidシステムが、電子デバイス100のソフトウェア構造を説明するための一例として使用される。電子デバイスのオペレーティングシステムのタイプは、本願では限定されることはない。例えば、電子デバイスのオペレーティングシステムは、Androidシステム又はHarmonyOSシステムであってよい。
図2は、本願の一実施形態に係る方法に適用可能な電子デバイスのソフトウェア及びハードウェア構造のブロック図である。
図2において示されているように、階層型アーキテクチャは、ソフトウェアを幾つかの層に分割する。層の各々は、明確な役割及びタスクを有する。層は、ソフトウェアインターフェースを通じて互いに通信する。幾つかの実施形態では、Androidシステムは、上から下に向かって、4つの層:アプリケーション層、アプリケーションフレームワーク層、Androidランタイム(Android runtime)及びシステムライブラリ、及びカーネル層に分割される。
アプリケーション層は、一連のアプリケーションパッケージを含んでよい。図2において示されているように、アプリケーション層は、ロックスクリーンアプリケーション、デスクトップアプリケーション等を含んでよい。デスクトップアプリケーションは、カメラ、ギャラリー、カレンダー、通話、マップ、ナビゲーション、WLAN、Bluetooth、音楽、ビデオ、ゲーム、ショッピング、旅行、インスタントメッセージング(メッセージ及びWeChat(登録商標)等)、スマートホーム、及びデバイスコントロール等のアプリケーションを更に含んでよい。
スマートホームアプリケーションは、ネットワーク接続機能を有するホームデバイスを制御又は管理するのに使用されてよい。例えば、ホームデバイスは、電灯、テレビジョン、及び空調機を含んでよい。別の例として、ホームデバイスは、防犯ドアロック、サウンドボックス、床掃除ロボット、ソケット、体脂肪計、デスクランプ、空気清浄機、冷蔵庫、洗濯機、湯沸かし器、電子レンジ、電気調理器、カーテン、ファン、テレビジョン、セットトップボックス、ドア、及び窓を更に含んでよい。
アプリケーションフレームワーク層は、アプリケーション層におけるアプリケーションのためのアプリケーションプログラミングインターフェース(application programming interface、API)及びプログラミングフレームワークを提供する。アプリケーションフレームワーク層は、幾つかの事前定義された機能を含む。図2において示されているように、アプリケーションフレームワーク層は、入力マネージャサービス(input manager service、IMS)、ディスプレイポリシサービス、電力マネージャサービス(power manager service、PMS)、ディスプレイマネージャサービス(display manager service、DMS)、アクティビティマネージャサービス、リソースマネージャサービス、コンテンツプロバイダサービス、ビューシステム、電話マネージャサービス、通知マネージャサービス、ウィンドウマネージャサービス、プロセスマネージャサービス、描画サービス等を含んでよい。これは、本願のこの実施形態において限定されることはない。
ウィンドウマネージャサービスは、ウィンドウプログラムを管理するように構成されてよい。ウィンドウマネージャサービスは、ディスプレイスクリーンのサイズを取得すること、ステータスバーが存在するか否かを判断すること、スクリーンロックを実行すること、スクリーンショットを撮影すること等を行ってよい。
コンテンツプロバイダサービスは、データを記憶及び取得し、データをアプリケーションにとってアクセス可能にするように構成されてよい。データは、ビデオ、画像、オーディオ、発信及び応答される通話、閲覧履歴及びブックマーク、アドレス帳等を含んでよい。
ビューシステムは、テキストを表示するためのコントロール、及び画像を表示するためのコントロール等の視覚的コントロールを含む。ビューシステムは、アプリケーションを構築するのに使用されてよい。ディスプレイインターフェースは、1つ又は複数のビューを含んでよい。例えば、メッセージ通知アイコンを含むディスプレイインターフェースが、テキスト表示ビュー及び画像表示ビューを含んでよい。
電話マネージャサービスは、電子デバイス100の通信機能、例えば、通話状態(応答、終話等を含む)の管理を提供するように構成されている。
リソースマネージャサービスは、ローカライズされた文字列、アイコン、画像、レイアウトファイル、及びビデオファイル等の様々なリソースをアプリケーションに提供する。
通知マネージャサービスは、アプリケーションがステータスバーにおいて通知情報を表示することを可能にし、通知メッセージを伝達するように構成されてよい。表示された通知情報は、ユーザインタラクションを伴うことなく短い間留まった後に自動的に消えてよい。例えば、通知マネージャは、ダウンロード完了を通知し、メッセージ通知を提供するように構成されている。通知マネージャは、代替的には、バックグラウンドにおいて実行されるアプリケーションについての通知等の、チャート又はスクロールバーテキストの形式でシステムの上部にあるステータスバーに出現する通知、又はダイアログウィンドウの形式でスクリーン上に出現する通知であってよい。例えば、ステータスバーにおいてテキスト情報が表示され、アナウンスメントが与えられ、電子デバイスが振動し、又はインジケータ光が点滅する。
描画サービスは、インターフェースを描画するように構成されてよい。例えば、描画サービスは、アプリケーションのレイアウト及びリソースを、カーネル層におけるディスプレイサービスによって認識することができるフォーマットに変換してよい。描画サービスは、描画されたインターフェースをカーネル層におけるディスプレイサービスに送信して、描画されたインターフェースを表示してよい。
Androidランタイムは、コアライブラリ及び仮想マシンを含んでよい。Androidランタイムは、Androidシステムのスケジューリング及び管理を担う。
コアライブラリは、2つの部分:Java(登録商標)言語によって呼び出される機能、及びAndroidシステムのコアライブラリを含んでよい。
アプリケーション層及びアプリケーションフレームワーク層は、仮想マシン上で実行される。仮想マシンは、アプリケーション層及びアプリケーションフレームワーク層においてバイナリファイルとしてJavaファイルを実行する。仮想マシンは、オブジェクトライフサイクル管理、スタック管理、スレッド管理、セキュリティ及び例外管理、及びガーベジ収集等の機能を実装するように構成されている。
システムライブラリは、状態モニタリングサービス、サーフェスマネージャ(surface manager)、メディアライブラリ(media libraries)、3次元グラフィックス処理ライブラリ(例えば、OpenGL ES)、及び2次元(2 dimensions、2D)グラフィックスエンジン(例えば、SGL)等の複数の機能モジュールを含んでよい。
状態モニタリングサービスは、カーネル層によって報告されたモニタリングデータに基づいて、携帯電話の特定の配向、フレキシブルディスプレイの物理状態等を決定するように構成されている。サーフェスマネージャは、ディスプレイサブシステムを管理し、2D及び3次元(3 dimensions、3D)層を複数のアプリケーションに提供するように構成されている。メディアライブラリは、再生及び記録のための複数の共通のオーディオ及びビデオフォーマット、並びに静止画像ファイルをサポートする。メディアライブラリは、MPEG-4、H.264、MP3、AAC、AMR、JPG、及びPNG等の複数のオーディオ及びビデオコード化フォーマットをサポートしてよい。3次元グラフィックス処理ライブラリは、3次元グラフィックス描画、画像レンダリング、合成、層処理等を実装するように構成されている。2Dグラフィックスエンジンは、2D描画のための描画エンジンである。
カーネル層は、ハードウェア及びソフトウェアの間の層である。カーネル層は、少なくとも電力マネージャサービス、センササービス(センサドライバとも称され得る)、ディスプレイサービス(ディスプレイドライバとも称され得る)、カメラドライバ、オーディオドライバ等を含む。これは、本願のこの実施形態において限定されることはない。
依然として図2において示されているように、アプリケーションフレームワーク層の下のシステムライブラリ及びカーネル層等は、下層システムと称され得る。下層システムは、ディスプレイサービスを提供するように構成された下層ディスプレイシステムを含む。例えば、下層ディスプレイシステムは、カーネル層におけるディスプレイドライバ、システムライブラリにおけるサーフェスマネージャ等を含む。
下層システムの下には、ハードウェアがある。ハードウェアは、ソフトウェア実行のための基礎を提供する。図2において示されているように、電子デバイスのハードウェアは、パワーオン/オフボタン、センサ、ディスプレイスクリーン、指紋、カメラ等を含んでよいが、これらに限定されることはない。
説明の容易さのために、以下の実施形態では、アプリケーションフレームワーク層は、省略してフレームワーク層と称され得、アプリケーション層は、省略してアプリ層と称され得る。
現在、ほとんどの電子デバイスは、ユーザの異なる要件を満たすために、横長又は縦長状態における視認をサポートする。ほとんどの場合、電子デバイスのスクリーンは、スクリーンがオフ状態にある場合に回転され、次に、スクリーンは、起動される。例えば、スクリーンは、縦長状態においてオフに切り替えられ、スクリーンが横長状態に切り替わった後に起動される。ユーザは、スクリーン動作を実行する前に長時間待機し得る。
理解の容易さのために、図3は、電子デバイスのスクリーンがオフ状態である場合にスクリーンが回転され、次にスクリーンが起動されるプロセスにおいて電子デバイスによって実行され得る手順を示している。図3において示されているように、電子デバイスは、スクリーンオフの前のレイアウトロード、及び描画のための手順;スクリーン配向計算のための手順;スクリーン回転後のレイアウトロード、及び描画のための手順;及びスクリーン回転アニメーションロード及び再生のための手順を経てよい。
図3は、電子デバイスのソフトウェアの層間のインタラクション及びソフトウェア及びハードウェアの間のインタラクションの観点から前述の手順を説明している。図3は、段階301~308を示している。段階303は、電子デバイスのスクリーンオフの前に使用されるインターフェースのためのレイアウトロード、及びインターフェース描画のための手順である。段階304及び305は、スクリーン配向計算のための手順である。段階306は、スクリーン回転の後のレイアウトロード、及び描画のための手順である。段階307及び308は、スクリーン回転アニメーションロード及び再生のための手順である。以下は、図3における段階を詳細に説明している。
段階301:電子デバイスは、ユーザによってパワーオン/オフボタンを押下する動作に応答して、ボタン押下イベントをカーネル層に報告する。
ユーザによってパワーオン/オフボタンを押下することは、ユーザによって実行されるスクリーン起動動作の可能な実装であり、ユーザは、代替的には、スクリーンを起動するために別の動作を実行し得ることが理解されるべきである。
本明細書において、スクリーンを起動することは、スクリーンが当初はオフ状態である場合にスクリーンを再度ライトアップすることである。次に、ユーザは、起動されているスクリーン上でスクリーン動作を実行してよい。
段階302:カーネル層は、ボタン押下イベントをフレームワーク層に報告する。
段階303:カーネル層によって報告されたボタン押下イベントに基づいて、フレームワーク層は、スクリーンオフの前に使用されるインターフェースのためのレイアウトロードを実行し、インターフェース描画を実行する。
本明細書において、スクリーンオフは、スクリーンオフ又はスクリーンオフとも称され得る。
スクリーンオフの前に、電子デバイスは、フォアグラウンドにおいてアプリケーションを実行してよく、例えば、設定機能を使用すること、ビデオを再生すること、又はWeChatを使用することを行ってよいことが理解されるべきである。インターフェースは、実行中状態のアプリケーションを表示する。図4は、インターフェースが、有効化されている設定機能を表示する一例を示している。代替的には、スクリーンオフの前に、電子デバイスは、アプリケーションを開始しないことがある。インターフェースは、デスクトップアイコンを表示する。図5は、インターフェースが縦長ディスプレイ状態においてデスクトップアイコンを表示する一例を示している。
フレームワーク層は、アプリケーション層とインタラクトすることによって、スクリーンオフの前に使用されるインターフェースがアプリケーションの実行中インターフェースであるのか、又はデスクトップアイコンのインターフェースであるのかを判断してよく、次に、レイアウトロードを実行し、レイアウトロードの後に取得されたインターフェースに基づいてインターフェース描画を実行してよい。例えば、このときにインターフェース描画を通じて取得されるインターフェースは、インターフェース1として示される。図6(a)において示されているインターフェースは、縦長直立配向において表示されるインターフェースの一例である。
段階304:フレームワーク層は、カーネル層から、センサによって収集されたデータを取得する。
例えば、フレームワーク層は、データを収集するようにセンサを制御するようにセンササービスに命令するために、カーネル層におけるセンササービスに命令を送信してよい。
上記で説明されたように、電子デバイスは、加速度センサを含んでよい。加速度センサは、電子デバイスの姿勢を識別するように構成されてよい。
可能な実装では、重力センサは、リアルタイムにおいて、検出されたデータをカーネル層におけるセンササービスに報告してよい。カーネル層におけるセンササービスは、重力センサによって報告されたデータに基づいて、電子デバイスのスクリーン配向を決定してよい。
例えば、スクリーン配向を計算するためのデータは、重力センサによって収集される重力加速度であってよく、具体的には、電子デバイスのx軸、y軸、及びz軸に対する重力加速度の成分を含んでよい。電子デバイスのx軸、y軸、及びz軸に対する重力加速度の成分は、それぞれ、電子デバイスのx軸、y軸、及びz軸の方向における加速度と称され得る。
図7は、電子デバイスのx軸、y軸、及びz軸の方向を示している。図7における(a)、(b)、(c)、及び(d)は、そのスクリーンがユーザに対向し、かつ表示のために異なる配向を使用する電子デバイスのx軸、y軸、及びz軸の方向を示している。電子デバイスの中心は、座標中心として使用される。図7における(a)は、縦長直立配向、すなわち、通常手持ち配向を示している。x軸は、電子デバイスの水平左方向であってよい。y軸の方向は、電子デバイスの鉛直上向き方向であってよい。z軸の方向は、スクリーンが上向きに対向する場合の、電子デバイスのスクリーンの配向であってよい。図7における(b)は、横長左配向、すなわち、通常手持ち配向を90°反時計回りに回転させることによって取得される配向を示している。図7における(c)は、縦長上下逆配向、すなわち、電子デバイスが保持される上下逆方向を示している。図7における(d)は、横長右配向、すなわち、通常手持ち配向を90°時計回りに回転させることによって取得される配向を示している。電子デバイスがフリップ又は回転されるにつれて、電子デバイスに対するx軸、y軸、及びz軸の方向が変化しないままであるが、重力センサによって検出されるx軸値、y軸値、及びz軸値は変化し得ることが理解され得る。
段階305:フレームワーク層は、カーネル層によって報告されたデータに基づいて、電子デバイスのスクリーン配向を計算する。
フレームワーク層は、具体的には、カーネル層におけるセンササービスによって報告されたx軸、y軸、及びz軸の方向における加速度に基づいてベクトルを計算してよく、ここで、ベクトルは、
Figure 2023546870000002
を満たす。次に、x軸の方向及びベクトルrの間の狭角αが更に計算されてよい。例えば、x軸の方向及びベクトルrの間の狭角は、以下の定式において示されているように、アークサイン関数を使用することによって計算されてよい:
Figure 2023546870000003
電子デバイスのスクリーン配向は、計算を通じて取得された狭角αに基づいて決定されてよい。狭角αの範囲及び電子デバイスのスクリーン配向の間の対応関係のために、表1を参照されたい。
[表1]
一般ユーザによって実行されるスクリーン回転は、通常、揺れをトリガする。その結果、センサのデータは変動する。センサは、スクリーン配向を決定するために、複数回報告され、かつ角度の特定の範囲内で安定化するデータに基づいて計算を実行してよい。
具体的には、フレームワーク層は、都度センササービスによって報告されるデータ(具体的には、x軸、y軸、及びz軸の方向における電子デバイスの加速度を含み得る)に基づいて狭角αを計算してよい。複数回センササービスによって報告されたデータに基づいてフレームワーク層によって実行された複数回の計算を通じて取得された狭角αが各々表1における範囲内に入る場合、その範囲に対応する配向が電子デバイスのスクリーン配向であると判断されてよい。
例えば、複数回センササービスによって報告されたデータに基づいてフレームワーク層によって実行された複数の計算を通じて取得された角度は、各々45度~135度である。したがって、電子デバイスのスクリーン配向が横長左であると判断されてよい。
単に理解の容易さのために、前述は、カーネル層がスクリーン配向を決定する具体的な実装を説明するために、一例としてx軸の方向及びベクトルrの間の狭角を使用していることが理解されるべきである。しかしながら、これは、本願に対していかなる限定も構成しないものとする。同じ原理に基づいて、カーネル層は、代替的には、y軸の方向及びベクトルrの間の狭角に基づいてスクリーン配向を決定してよいが、対応する角度がそれに応じて調整され得る。
段階306:電子デバイスのスクリーンが回転されたとフレームワーク層が判断すると、フレームワーク層は、再度レイアウトロード及びインターフェース描画を実行する。
フレームワーク層は、電子デバイスのスクリーン配向であり、かつ段階305において決定されるスクリーン配向、及びスクリーンオフの前に使用されたスクリーン配向に基づいて、電子デバイスのスクリーンが回転されると判断してよい。次に、フレームワーク層は、計算を通じて取得されたスクリーン配向に基づいて、再度レイアウトロード及びインターフェース描画を実行してよい。
フレームワーク層は、計算を通じて取得されたスクリーン配向に基づいて、レイアウトロードを実行してよい。例えば、フレームワーク層は、ロックスクリーンアプリケーションとインタラクトすることによってレイアウトロードを完了し、描画サービスを通じて、レイアウトロードが完了した後のインターフェース描画を実行してよい。例えば、インターフェース描画を通じて取得されるインターフェースは、インターフェース2として示される。図6(b)において示されているインターフェース2は、横長左配向において表示されるインターフェースの一例である。
段階307:フレームワーク層は、アニメーションをロードする。
フレームワーク層は、スクリーンオフの前に使用されたインターフェース1及びスクリーン回転の後に使用されたインターフェース2に基づいて、アニメーションをロードしてよい。アニメーションは、インターフェース1からインターフェース2への遷移を実装するのに使用される。
段階308:フレームワーク層は、アニメーションを再生する。
フレームワーク層は、ロードされたアニメーションをカーネル層におけるディスプレイサービスに送信し、それにより、ディスプレイサービスは、アニメーションを再生するようにディスプレイスクリーンを制御する。可能な実装では、フレームワーク層は、アニメーションを一連の命令セットに変換し、ディスプレイサービスに命令を時系列順に送信してよい。ディスプレイサービスは、命令に基づいて、ディスプレイインターフェースにおけるパンニング、回転、及びズーミング等の動作を実行する。
前述の段階に基づいて、電子デバイスは、スクリーンオンの後にインターフェース1からインターフェース2にスクリーンを切り替わってよく、次に、新たなインターフェース、すなわち、インターフェース2へのフォーカスに切り替わってよい。
しかしながら、電子デバイスのスクリーンオフの前に使用されるインターフェースのためのレイアウトロードのための手順は、およそ100ミリ秒(ms)を要し得る。電子デバイスのセンサによって実行されるサンプリングは、およそ66.7msを要する。スクリーン配向計算は、130ms~200msを要する。スクリーンが回転されたと電子デバイスが判断した後、電子デバイスがスクリーン回転の後に使用されるインターフェースのためのレイアウトロードを実行し、かつインターフェース描画を実行する手順も、およそ100msを要し得る。電子デバイスが回転アニメーションをロード及び再生する手順において、回転アニメーションロードは、およそ40msを要し、アニメーション再生は、およそ300msを要する。
ユーザによって実行されるスクリーン起動動作に応答して、電子デバイスは、レイアウトロード及びインターフェース描画のための2つの手順、複数のセンササンプリングのための手順、スクリーン配向計算のための手順、スクリーン回転アニメーションロード及び再生のための手順を経ることが認識され得る。プロセス全体は、606.7ms~676.7msを要する。この期間において、ユーザは、スクリーン動作を実行することができない。換言すれば、ユーザは、スクリーン動作を実行する前に長時間待機する必要がある。この結果、不良なユーザエクスペリエンスがもたらされる。
これに基づいて、本願は、インターフェースディスプレイ方法を提供する。ユーザによって実行されるスクリーンオン動作が検出された後、スクリーンオフの前に使用されるインターフェースのためのレイアウトロード及びインターフェース表示は、即座に実行されないが、スクリーン回転の後のレイアウトロード及びインターフェース表示は、センサによって報告されたデータに基づいて直接描画される。したがって、スクリーンオフの前に使用されるインターフェースのためのレイアウトロード、及びインターフェース描画のための手順、及びスクリーン回転アニメーションロード及び再生のための手順をカットすることができる。これにより、ユーザの待機時間が大幅に削減される。
以下は、添付の図面を参照して本願の実施形態において提供されるインターフェースディスプレイ方法を詳細に説明している。
本願の実施形態において提供されるインターフェースディスプレイ方法は、電子デバイスのスクリーン配向が変化する場合のみではなく、電子デバイスのスクリーン配向が変化しない場合にも適用されることが理解されるべきである。理解及び説明の容易さのために、以下は、説明のために一例として、電子デバイスのスクリーンがスクリーンオフの前に使用される第1の配向から起動中に使用される第2の配向に切り替わるシナリオを使用する。しかしながら、これは、本願に対していかなる限定も構成しないものとする。
図8は、本願の一実施形態に係るインターフェースディスプレイ方法800の概略フローチャートである。図9は、電子デバイスの層におけるモジュール間のインタラクションの観点から本願の実施形態において提供されるインターフェースディスプレイ方法を更に示している。以下は、図8及び図9を参照して方法800における段階を詳細に説明している。
図8において示されているように、方法800は、段階801~段階810を備えてよい。以下は、方法800における段階を詳細に説明している。図9における参照番号(1)~(12)は、層におけるモジュールのインタラクション情報を示している。
段階801:電子デバイスのスクリーン配向が第1の配向である場合、スクリーンオフに入る。
電子デバイスは、異なるトリガ条件に基づいてスクリーンオフに入ってよい。
可能な場合、ユーザは、電子デバイスがスクリーンオフに入ることをトリガするためにスクリーンオフ動作を実行する。この場合、段階801は、具体的には:電子デバイスのスクリーン配向が第1の配向である場合、電子デバイスが、電子デバイス上でユーザによって実行されるスクリーンオフ動作を検出し、スクリーンオフ動作に応答してスクリーンオフに入ることを含んでよい。
ユーザは、スクリーンをオフに切り替えるために異なる動作を実行してよく、それにより、スクリーンは、オフ状態に入る。例えば、ユーザは、スクリーンをオフに切り替えるためにパワーオン/オフボタンを押下してよい。別の例の場合、ユーザは、スクリーンをオフに切り替えるためにデスクトップ上の「ロックスクリーン」アプリケーションをタップしてよい。電子デバイスが電子デバイス上でユーザによって実行されるスクリーンオフ動作を検出すると、スクリーンは、スクリーンオフ動作に応答してオフ状態に入る。
別の可能な場合では、ユーザは、長時間電子デバイス上で動作を実行せず;又は長時間の間、電子デバイスは、ユーザによって実行される動作を検出しない。電子デバイスは、スタンバイ状態にある。電子デバイスのスタンバイ時間が事前設定閾値に達すると、電子デバイスは、スクリーンオフに自動的に入ってよい。事前設定閾値は、ユーザにより定義されてよく、ユーザは、設定機能を使用することによって事前設定閾値を設定してよい。例えば、事前設定閾値は、15秒、30秒、又は1分であってよい。これは、本願のこの実施形態において限定されることはない。
電子デバイスがスクリーンオフに入る前に、スクリーン上で表示されるインターフェースは、スクリーン配向に適応することが理解され得る。例えば、電子デバイスのスクリーンは、スクリーンがオフ状態に入る前に第1の配向にある。電子デバイスがオフ状態に入る前にスクリーン上に表示されるインターフェースは、第1の配向に適応するインターフェースである。例えば、第1の配向は、図6(a)において示されているように、前述の縦長直立配向であってよい。
段階802:カーネル層は、リアルタイムにおいてセンサによって報告されたデータに基づいてスクリーン配向を決定する。
この実施形態では、スクリーンがオフ状態に入るが、カーネル層におけるセンササービスは、リアルタイムにおいてデータを収集及び報告するようにセンサ(例えば、重力センサ)を制御してよい。図9における(1)によって示されているように、センサは、収集されたデータをセンササービスに報告する。上記で説明されたように、重力センサによって報告されるデータは、x軸、y軸、及びz軸の方向における電子デバイスの重力加速度を含む。
カーネル層におけるセンササービスは、センサによって報告されたデータに基づいて、リアルタイムにおいてスクリーン配向を計算してよい。
例えば、センササービスによってスクリーン配向を計算する具体的な方法について、段階304における前述の関連する説明を参照されたい。相違点は、この実施形態において、カーネル層がセンサによって報告されたデータに基づいてスクリーン配向を計算し得ることである。
任意選択で、カーネル層は、フレームワーク層を起動し不要な電力消費を引き起こすことを回避するために、スクリーン配向をフレームワーク層に能動的に報告するのではなく、ローカルメモリにおける計算を通じて取得されるスクリーン配向を記憶してよい。カーネル層がフレームワーク層からの要求を受信した後、カーネル層は、フレームワーク層に、最新の計算又は複数回の計算を通じて取得されたスクリーン配向を報告してよく、それにより、フレームワーク層は、正しいスクリーン配向を正確に取得することができる。
本明細書において、正しいスクリーン配向は、具体的には、現在の実際のスクリーン配向であってよい。例えば、この実施形態では、センササービスは、リアルタイムにおいてスクリーン配向を計算し、各計算を通じて取得されるスクリーン配向は、現在のスクリーン配向、すなわち、正しいスクリーン配向である。
スクリーン配向を決定する方法は本願において提供される方法に限定されることはなく、カーネル層は、代替的には、別の既存の方法においてスクリーン配向を決定し得ることが理解されるべきである。スクリーン配向を決定する具体的な方法は、本願において限定されることはない。
図は単に一例であることが更に理解されるべきである。段階802は、センサが収集されたデータをカーネル層に報告し、カーネル層がスクリーン配向を計算するプロセスを示している。実際、段階802は、段階803の前のみに実行されるのではなく、連続的に実行されてよい。加えて、段階802は、一度のみ実行されるのではなく複数回実行されてよい。図における例は、本願のこの実施形態に対していかなる限定も構成しないものとする。段階803:電子デバイスのスクリーン配向が第2の配向に切り替わった場合、電子デバイス上でユーザによって実行されるスクリーン起動動作が検出され、カーネル層は、ユーザによって実行されるスクリーン起動動作に応答して、スクリーンオン要求をフレームワーク層に送信する。
上記で説明されたように、ユーザは、スクリーンを起動するために様々な動作を実行してよい。異なるハードウェア上でユーザによって実行された動作に基づいて、電子デバイスにおける各ハードウェアは、ユーザのスクリーン起動動作に応答して、ユーザによって実行される動作をカーネル層におけるセンササービスに報告してよい。ユーザによって実行される動作がスクリーンを起動することであるとカーネル層が判断すると、カーネル層は、ウィンドウマネージャサービスにスクリーンオンのために準備するように要求するために、スクリーンオン要求をフレームワーク層におけるウィンドウマネージャサービスに更に送信してよい。
例えば、上記で説明されたように、ユーザは、スクリーンを起動するためにパワーオン/オフボタンを押下してよい。ユーザが図9におけるオン/オフボタン(又はパワーオン/オフボタン又はパワーボタンと称される)を押下すると、ボタン押下イベントが、ユーザによって実行される動作に応答して、カーネル層における電力マネージャサービスに報告される。図9における(2)によって示されているように、パワーオン/オフボタンは、ボタン押下イベントを電力マネージャサービスに報告する。電力マネージャサービスは、ボタン押下イベントに基づいて、ユーザがスクリーンを起動することを期待していると判断してよく、したがって、スクリーンオン要求を送信するために、フレームワーク層におけるウィンドウマネージャサービスに更に報告してよい。図9における(3)によって示されているように、電力マネージャサービスは、スクリーンオン要求をウィンドウマネージャサービスに送信する。
別の例の場合、ユーザは、指紋認識又は保護ケースオープン等の方法でスクリーンを起動してよい。ユーザによって実行される異なる動作に基づいて、関連ハードウェアがユーザによって実行される動作を検出した後、関連ハードウェアは、ユーザによって実行される動作をカーネル層に報告してよい。次に、カーネル層は、スクリーンオン要求をフレームワーク層に送信する。
段階804:フレームワーク層は、スクリーンオン中断を実行する。
通常、ウィンドウマネージャサービスがスクリーンオン要求を受信した後、フレームワーク層におけるウィンドウマネージャサービスは、以下の動作を実行してよい。まず、ウィンドウマネージャサービスは、スクリーンディスプレイに関連するコンポーネントの電力状態を更新してよい。例えば、ウィンドウマネージャサービスは、電力状態を「オフ」から「オン」に更新する。次に、ウィンドウサービス管理は、スクリーン(例えば、LCD)をパワーオンしてよい。スクリーンをパワーオンすることは、具体的には、スクリーンディスプレイに関連するコンポーネントをパワーオンすることであってよい。ウィンドウサービスは、電子デバイスのスクリーンオフの前に表示されたインターフェースに基づいてバックライト明度を更に計算してよい。次に、ウィンドウマネージャサービスは、バックライト明度をカーネル層におけるディスプレイサービスに送信し、バックライト明度をディスプレイサービスを通じてディスプレイスクリーンに送信してよい。ディスプレイスクリーンは、ディスプレイサービスからのバックライト明度に基づいてバックライトパネルの明度を調整してよい。バックライト明度は、表示のためにスクリーンをライトアップするために、ディスプレイパネルに光源を提供するのに使用され得ることが理解されるべきである。
しかしながら、この実施形態では、ウィンドウマネージャサービスがスクリーンオン要求を受信した後、ウィンドウマネージャサービスは、スクリーンオン中断を一時的に実行してよい。スクリーンオン中断は、具体的には、ウィンドウマネージャサービスがスクリーンオン要求を受信した後、ウィンドウマネージャサービスが、スクリーンオンを遅延させるために、スクリーンオン要求に一時的に応答しないことを意味し得る。この実施形態では、フレームワーク層は、ユーザによって実行されたスクリーン起動動作に基づいて、スクリーンオフの前に使用されるインターフェースのためのレイアウトロード、又はスクリーン描画を実行しない。したがって、スクリーンオン中断が実行されない場合、スクリーンがライトアップされた後にコンテンツが表示されなくてよく、スプラッシュスクリーンが出現してよい。
例えば、ウィンドウマネージャサービスは、バックライト明度を一時的に計算しなくてもよいし、又は、計算を通じて取得された実際に要求されるバックライト明度をディスプレイサービスに一時的に送信しなくてもよい。
実装では、ウィンドウマネージャサービスは、図9における(4)によって示されているように、ディスプレイサービスに、バックライト明度が第1の明度値であると通知してよい。例えば、第1の明度値は、0又は小さな値であってよい。バックライトパネルが第1の明度値に設定されると、バックライトパネルは、基本的に光を放出しない。本明細書において、バックライトパネルが基本的に光を放出しないことは、具体的には:バックライトパネルの明度値が0であり、かつ光源が提供されない;又はバックライトパネルの明度値が0に近く、光が非常に弱く、かつインターフェースを正常に表示するために十分な光源がスクリーンに提供され得ないことであってよい。換言すれば、バックライトパネルが第1の明度値に設定されると、バックライトパネルは、スクリーンに、通常表示のための光源を提供し得ない。その結果、スクリーンは、インターフェースを正常に表示し得ず、ユーザは、インターフェースを視認し得ない。ユーザにとって、バックライトパネルのバックライト明度が第1の明度値に設定されると、スクリーンは暗くなる。このようにして、スクリーンオン中断が実装され、スクリーンは、ユーザによって実行された起動動作に基づいて即座にライトアップされ得ない。
バックライト明度が第1の明度値である場合、ディスプレイサービスは、ディスプレイスクリーンに、バックライト明度が第1の明度値であることを示す命令を送信してよく、それにより、ディスプレイスクリーンは、バックライト明度が第1の明度値であるように制御する。換言すれば、バックライトパネルは、インターフェースを正常に表示するために、スクリーンに十分な光源を提供し得ない。別の実装では、ウィンドウマネージャサービスは、バックライト明度をディスプレイサービスに通知しなくてよく、それにより、バックライト明度の調整が遅延される。スクリーンオフ状態では、バックライトパネルは、スクリーンに光源を提供しない。したがって、スクリーンは画像を表示し得ない。バックライト明度を示す命令が受信されていない場合、バックライトパネルは、スクリーンオフ状態に留まり続けてよい。このようにして、スクリーンオン中断を実装することができ、スクリーンは、ユーザによって実行された起動動作に基づいて即座にライトアップされ得ない。
第1の明度値が本願のこの実施形態に特に限定されるものではなく、バックライトパネルが光を放出することを一時的に防止するためにバックライト明度が設定されることを前提として本願の保護範囲内に入るものとすることが理解されるべきである。
バックライトパネルが光を放出することを防止するためにバックライト明度を第1の明度値に設定することが、スクリーンオン中断を実装する可能な方法であることが更に理解されるべきである。スクリーンオン中断を実装する別の方法が存在する場合、当該別の方法も、本願のこの実施形態において提供される方法に適用されてよい。これは、本願のこの実施形態において限定されることはない。
段階805:フレームワーク層は、カーネル層からスクリーン配向を取得する。
段階802において、センササービスは、リアルタイムにおいて電子デバイスのスクリーン配向を計算してよいことが記載されている。例えば、フレームワーク層におけるウィンドウマネージャサービスは、図9において(5)によって示されているように、段階803におけるスクリーンオン要求に基づいて、スクリーン配向のための要求を、カーネル層におけるセンササービスに送信してよい。
センササービスは、図9における(6)によって示されているように、リアルタイム計算を通じて取得されたスクリーン配向を、フレームワーク層におけるリソースマネージャサービスに報告してよい。可能な実装では、異なる識別子を使用することによって異なるスクリーン配向が示されてよい。例えば、表1において列挙されている4つの異なるスクリーン配向は、表2において示されている識別子と1対1の対応関係であり得る。
[表2]
センササービス及びリソースマネージャサービスは、事前に、表2において示されている識別子及び配向の間の対応関係に合意してよい。センササービスが計算結果に基づいてスクリーン配向を決定した後、センササービスは、対応関係に基づいてリソースマネージャサービスに、決定されたスクリーン配向に対応する識別子を報告してよい。リソースマネージャサービスは、対応関係及び受信された識別子に基づいてスクリーン配向を決定してよい。
表2において示されている識別子及び配向の間の対応関係は、単に一例であり、本願に対していかなる限定も構成しないものとすることが理解されるべきである。センササービスがスクリーン配向を報告する具体的な方法は、本願において限定されることはない。
リソースマネージャサービスによって取得されるスクリーン配向は、最新の計算に基づいて決定されるスクリーン配向であり、又は複数の最新の計算に基づいて決定されるスクリーン配向であってもよいことが理解され得る。複数の最新の計算に基づいてスクリーン配向を決定する目的は、スクリーン配向がスクリーン回転中に電子デバイスの起こり得る揺れによって引き起こされる誤った計算に起因して誤って決定する可能性を回避することである。
説明の容易さのために、リソースマネージャサービスによって取得される現在のスクリーン配向は、本明細書において正しいスクリーン配向として記録される。電子デバイスは、スクリーンオフの後に回転されてよく、これは、スクリーン配向の変化を引き起こす。代替的には、電子デバイスは回転され得ず、スクリーン配向は変化しないままである。したがって、正しいスクリーン配向は、スクリーンオフの前に使用されるスクリーン配向と同じ又は異なり得る。これは、本願のこの実施形態において限定されることはない。
段階806:フレームワーク層は、レイアウトロードを実行する。
フレームワーク層におけるリソースマネージャサービスは、正しいスクリーン配向に基づいてアプリ層からレイアウトロードのためのリソースを取得してよい。例えば、フレームワーク層は、段階806において取得されたスクリーン配向をアプリ層に送信してよく、アプリ層は、スクリーン配向に基づいて、リソースをリソースマネージャサービスに送達するように、ロードされることになるリソースを決定してよい。リソースマネージャサービスは、アプリ層から取得されたリソースに基づいてレイアウトロードを実行してよい。
可能な設計では、アプリ層は、異なるスクリーン配向に対応するリソースをローカルに事前記憶してよい。例えば、横長ディスプレイのためのリソースは、横長ディクショナリに配置され、縦長ディスプレイのためのリソースは、縦長ディクショナリに配置される。アプリ層は、フレームワーク層によって示されているスクリーン配向に基づいて、対応するリソースをフレームワーク層に送達してよい。
加えて、異なるモデルの電子製品のスクリーンは異なるサイズであり、したがって、アプリ層は、異なるモデルの電子デバイスに適用可能なリソースを更に事前記憶してよい。異なるモデルの電子デバイスに適用可能なリソースは、異なるモデルのために別個にディクショナリに記憶されてもよい。アプリ層がスクリーン配向を決定した後、アプリ層は、電子デバイスのモデルに基づいてリソースを更にロードしてよい。ユーザによって現在使用されている電子デバイスが事前記憶された電子デバイスモデルの中にない場合、アプリ層は、代替的には、デフォルト設定に基づいてリソースをロードしてよい。
幾つかの電子デバイスにはロックスクリーンが提供され、他の電子デバイスにはロックスクリーンが提供されないことが理解され得る。フレームワーク層によってロードされるリソース及びフレームワーク層によって後に描画されるインターフェースは、ロックスクリーンが提供されるか否かに応じて変化する。
電子デバイスにロックスクリーンが提供される場合、スクリーンオンの後に電子デバイスによって表示されるインターフェースは、ロックスクリーンであってよい。したがって、リソースマネージャサービスは、ロックスクリーンをレイアウトするためのリソースをロードする必要がある。例えば、フレームワーク層は、図9における(7)によって示されているように、ロックスクリーンをレイアウトするためのリソースを取得し、取得されたリソースに基づいてレイアウトロードを実行するために、ロックスクリーンアプリケーションとインタラクトしてよい。レイアウトロードのためのリソースは、画像(例えば、ロックスクリーン壁紙)及びテキスト等のリソースを含んでよい。
電子デバイスにロックスクリーンが提供されない場合、スクリーンオンの後に電子デバイスによって表示されるインターフェースのコンテンツは、スクリーンオフの前に電子デバイスによって表示されるインターフェースのコンテンツと同じであってよい。しかしながら、スクリーン配向は変化し得る。したがって、ロックスクリーンアプリケーションは、スクリーンオフの前に表示されたインターフェースのコンテンツに基づいて、正しいスクリーン配向に一致するレイアウトをロードしてよい。
電子デバイスがスクリーンオフの前にフォアグラウンドにおいてアプリケーションを実行する場合、電子デバイスは、アプリケーションから、レイアウトロードのためのリソースを取得してよい。レイアウトロードのためのリソースは、アプリケーションにおけるアイコン、テキスト、及びバックグラウンド等のリソースを含んでよい。
電子デバイスがスクリーンオフの前にフォアグラウンドにおいてアプリケーションを実行しない場合、スクリーンオフの前に表示されるインターフェースは、デスクトップアイコンである。電子デバイスは、各デスクトップアプリケーションから、レイアウトロードのためのリソースを取得してよい。レイアウトロードのためのリソースは、各デスクトップアプリケーションのアイコン、及びアプリケーションにおけるデスクトップバックグラウンド等のリソースを含んでよい。
段階807:フレームワーク層は、未表示インターフェースを取得するために、インターフェース描画を実行する。
フレームワーク層における描画サービスは、未表示インターフェースを取得するために、レイアウトロードを実行することによって取得されたレイアウトに基づいて、インターフェース描画を実行してよい。
未表示インターフェースが正しいスクリーン配向に適したインターフェースであるか、又はスクリーン配向に適応することができるインターフェースであることが理解され得る。例えば、この実施形態では、インターフェースは、第2の配向に適応するインターフェースである。換言すれば、ユーザが電子デバイスのスクリーンを第2の配向に配置するか、又は第2の配向に適応する角度でスクリーンを視認する場合、未表示インターフェースは、通常の視認のための要件を満たすことができる。例えば、第2の配向が縦長直立配向である場合、インターフェースも、図6(a)において示されているように、縦長直立配向において表示される。別の例の場合、第2の配向が横長左配向である場合、インターフェースも、図6(b)において示されているように、横長左配向において表示される。
段階808:フレームワーク層は、未表示インターフェースをカーネル層に送信する。
フレームワーク層における描画サービスが未表示インターフェースを描画した後、描画サービスは、図9における(9)によって示されているように、未表示インターフェースをカーネル層におけるディスプレイサービスに送信してよく、それにより、ディスプレイサービスは、未表示インターフェースを表示するのにスクリーンを使用する。
段階809:フレームワーク層は、スクリーンオン中断を無効化する。
加えて、フレームワーク層における描画サービスがインターフェース描画を完了した後、描画サービスは、図9における(10)によって示されているように、ウィンドウマネージャサービスに、インターフェース描画が完了したことを示す通知を送信してよい。ウィンドウマネージャサービスは、図9における(11)によって示されているように、インターフェース描画の完了に基づいて、計算を通じて取得されたバックライト明度(例えば、第2の明度値として示されている)を、カーネル層におけるディスプレイサービスに送信してよい。ウィンドウマネージャサービスは、スクリーンオフの前に使用されたインターフェース上で開始されたアプリケーションに基づいてバックライト明度を計算してよく、それにより、バックライト明度は、未表示インターフェースに適応する。例えば、ウィンドウマネージャサービスは、スクリーンオフの前に使用されたバックライト明度に基づいてバックライト明度を設定してよい。
本明細書において、第2の明度値は、第1の明度値よりも大きくてよい。バックライトパネルは、光を放出するために、第2の明度値を使用することによって有効化されてよく、それにより、スクリーンのために十分な光源が提供される。結果として、スクリーンは、インターフェースを正常に表示することができ、ユーザは、スクリーン上のインターフェースを視認することができる。ユーザのために、バックライトパネルのバックライト明度が第2の明度値に設定されると、スクリーンはライトアップされ、ユーザは、スクリーン上のインターフェースを正常に視認することができる。
可能な設計では、第2の明度値は、0よりも大きい。
ウィンドウマネージャサービスがバックライト明度をディスプレイサービスに送信した後、ディスプレイサービスは、図9における(12)によって示されているように、バックライトパネルの明度を調整するようにスクリーンを制御するために、バックライト明度を示す命令をスクリーンに更に送信してよい。バックライトパネルは、新たなバックライト明度値に基づいて光を放出し、したがって、ディスプレイパネルに光源を提供してよい。このようにして、スクリーンオン中断を無効化することができる。
ウィンドウマネージャサービスによってバックライト明度を計算する動作は、段階809の前に実行されてよく、例えば、段階803の後、又は段階808の後、又はさらにはスクリーンオフの後に実行されてよいことが理解されるべきである。これは、本願のこの実施形態において限定されることはない。
段階809は、段階808の後に実行されてよいことが更に理解されるべきである。この場合、ディスプレイサービスは、まず、バックライト明度が調整される前に未表示インターフェースを取得してよい。次に、未表示インターフェースは、スクリーンオンの後に直接提示することができる。
当然、段階809は、代替的には、段階808の前に、又は段階808と同時に実行されてよい。この場合、バックライト明度は、スクリーンオンの後にコンテンツが表示されない場合によって引き起こされるスプラッシュスクリーンを回避するために、ディスプレイサービスが未表示インターフェースを取得した後に調整されてよい。
段階810:スクリーンをライトアップし、未表示インターフェースを表示する。
スクリーンは、バックライト明度に基づいてバックライトパネルの明度を調整してよい。バックライトパネルは、ディスプレイパネルに光源を提供するために光を放出する。このようにして、スクリーンがライトアップされ、スクリーンオン状態になり、スクリーンオン状態において未表示インターフェースを表示する。結果として、ユーザは、スクリーンを正常に視認することができる。
前述のソリューションに基づいて、スクリーンオフの後、電子デバイスは、ユーザによって実行されるスクリーン起動動作に基づいて、表示のためにスクリーンを一時的にライトアップしなくてよい。電子デバイスは、まず、スクリーン配向を取得し、現在のスクリーン配向に適応するインターフェースを取得するために、スクリーン配向に基づいてレイアウトロード及びインターフェース描画を実行してよい。電子デバイスは、インターフェース描画が完了した後にインターフェースを表示するためにスクリーンをライトアップしてよい。したがって、スクリーンオンの後、電子デバイスは、代替的には、スクリーン配向に適応することができるインターフェースを直接表示してよく、ユーザは、動作を直接実行することができる。
電子デバイスのスクリーンがスクリーンオフの後に回転される場合では特に、電子デバイスがユーザによって実行されるスクリーン起動動作を検出すると、電子デバイスは、スクリーンオフの前に使用されるインターフェースのためのレイアウトロード、及びインターフェース描画のための手順、及びスクリーン回転アニメーションロード及び再生のための手順を実行しなくてよく、対応する時間を節約することができる。
加えて、センサは、リアルタイムにおいてデータを報告する。したがって、センササービスは、リアルタイムにおいてスクリーン配向を計算してよい。電子デバイスがユーザによって実行されるスクリーン起動動作を検出すると、電子デバイスは、スクリーン配向を直接取得してよく、スクリーン配向を計算する際に余分な時間を費やす必要はない。したがって、スクリーン配向を計算するための時間も節約される。したがって、待機時間は大幅に削減され、ユーザエクスペリエンスは大幅に改善される。
電子デバイスのスクリーンがスクリーンオフの後に回転されない場合であっても、センサは、リアルタイムにおいて収集及び報告を実行し、センササービスは、リアルタイムにおいてスクリーン配向を計算する。結果として、電子デバイスは、正しいスクリーン配向に基づいて、レイアウトをロードし、インターフェースを描画するために、スクリーン配向を早急に取得することができる。したがって、電子デバイスは、非常に短い時間において、表示のためにスクリーンを依然としてライトアップすることができ、大きな遅延は引き起こされない。
別の実装では、電子デバイスは、データを収集せず、リアルタイムにおいてスクリーン配向を計算してよい。例えば、センサ技術の発展につれて、センサがデータ収集及び報告命令に対する高速の応答を有するとき、電子デバイスは、代替的には、データを収集及び報告するために、高速の応答を有するセンサを使用してよい。具体的な手順について、図10を参照して以下の説明を参照されたい。
図10は、本願の一実施形態に係るインターフェースディスプレイ方法1000の別の概略フローチャートである。図10において示されているように、方法1000は、段階1001~段階1009を備えてよい。以下は、方法1000における段階を詳細に説明している。
段階1001:電子デバイスのスクリーン配向が第1の配向である場合、スクリーンオフに入る。
段階1002:電子デバイスのスクリーン配向が第2の配向に切り替わった場合、電子デバイス上でユーザによって実行されるスクリーン起動動作が検出され、カーネル層は、ユーザによって実行されるスクリーン起動動作に応答して、スクリーンオン要求をフレームワーク層に送信する。
段階1003:フレームワーク層は、スクリーンオン中断を実行する。
段階1001~段階1003の具体的なプロセスについて、方法800における段階801、段階803、及び段階804の前述の関連する説明を参照されたいことが理解されるべきである。簡潔にするために、本明細書において、詳細は再度説明されない。
段階1004:フレームワーク層は、センサによって報告されたデータに基づいてスクリーン配向を計算する。
一実装では、フレームワーク層におけるウィンドウマネージャサービスは、センササービスを通じてセンサからデータを取得するために、カーネル層におけるセンササービスにデータ取得要求を送信してよい。ウィンドウマネージャサービスの要求に基づいて、センササービスは、センサからデータを取得し、当該データをウィンドウマネージャサービスに報告する。ウィンドウマネージャサービスは、センサによって報告されたデータに基づいて、自身でスクリーン配向を計算してよい。
ウィンドウマネージャサービスによってスクリーン配向を計算する具体的な方法は、センササービスによってスクリーン配向を計算する前述の具体的な方法と同じであってよい。これは、本願のこの実施形態において限定されることはない。
加えて、ウィンドウサービス管理がセンサから収集されたデータを取得する前述の具体的な手順は単に一例である。これは、本願のこの実施形態において限定されることはない。
この実施形態では、高速の応答を有するセンサが使用され、データ収集及び報告、及びスクリーン配向計算は10ms以内に完了され得ることが推定される。したがって、方法800における段階802は、断続的に実行されなくてよく、ここで、段階802において、センサは、リアルタイムにおいてデータを収集及び報告し、センササービスは、バックグラウンドにおいてスクリーン配向の計算を続ける。結果として、電力消費を削減することができる。
段階1005:フレームワーク層は、レイアウトロードを実行する。
段階1006:フレームワーク層は、未表示インターフェースを取得するために、インターフェース描画を実行する。
段階1007:フレームワーク層は、未表示インターフェースをカーネル層に送信する。
段階1008:フレームワーク層は、スクリーンオン中断を無効化する。
段階1009:スクリーンをライトアップし、未表示インターフェースを表示する。
段階1005~段階1009の具体的なプロセスについて、方法800における段階806~段階810の前述の関連する説明を参照されたいことが理解されるべきである。簡潔にするために、本明細書において、詳細は再度説明されない。
前述のソリューションに基づいて、スクリーンオフの後、電子デバイスは、ユーザによって実行されるスクリーン起動動作に基づいて、表示のためにスクリーンを一時的にライトアップしなくてよい。電子デバイスは、まず、スクリーン配向を取得し、現在のスクリーン配向に適応するインターフェースを取得するために、スクリーン配向に基づいてレイアウトロード及びインターフェース描画を実行してよい。電子デバイスは、インターフェース描画が完了した後にインターフェースを表示するためにスクリーンをライトアップしてよい。したがって、スクリーンオンの後、電子デバイスは、代替的には、スクリーン配向に適応することができるインターフェースを直接表示してよく、ユーザは、動作を直接実行することができる。
電子デバイスのスクリーンがスクリーンオフの後に回転される場合では特に、電子デバイスがユーザによって実行されるスクリーン起動動作を検出すると、電子デバイスは、スクリーンオフの前に使用されるインターフェースのためのレイアウトロード、及びインターフェース描画のための手順、及びスクリーン回転アニメーションロード及び再生のための手順を実行しなくてよく、対応する時間を節約することができる。
加えて、センサは、短い時間においてデータを収集及び報告することができる。したがって、センサは、バックグラウンドにおいてリアルタイムにおいてデータを収集する必要はなく、センササービスは、バックグラウンドにおいてリアルタイムにおいてスクリーン配向を計算する必要はない。結果として、電力消費を大幅に削減することができる。その上、センサが高速で応答するので、フレームワーク層は、非常に短い時間においてスクリーン配向を取得することができ、スクリーンオンについての大きい遅延は引き起こされない。したがって、ユーザは、スクリーンオンの後に動作を実行することができ、待機時間は大幅に削減され、ユーザエクスペリエンスは大幅に改善される。
電子デバイスのスクリーンがスクリーンオフの後に回転されない場合であっても、センサは、高速で応答する。結果として、電子デバイスは、正しいスクリーン配向に基づいて、レイアウトをロードし、インターフェースを描画するために、スクリーン配向を早急に取得することができる。したがって、電子デバイスは、非常に短い時間において、表示のためにスクリーンを依然としてライトアップすることができ、大きな遅延は引き起こされない。
前述の実施形態におけるプロセスのシーケンス番号は、実行順序を意味しないことが理解されるべきである。プロセスの実行順序は、プロセスの機能及び内部ロジックに基づいて決定されるべきであり、本願の実施形態の実装プロセスに対していかなる限定としても解釈されるべきではない。例えば、方法800における段階805及び段階804は、同時に実行されてよく、方法1000における段階1003及び段階1004も同時に実行されてよい。
前述の方法の段階は、プロセッサにおけるハードウェア集積論理回路を使用することによって、又はソフトウェアの形式の命令を使用することによって、完了し得ることが理解されるべきである。本願の実施形態を参照して開示された方法の段階は、ハードウェアプロセッサによって直接実行されてもよいし、又はプロセッサにおけるハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせを使用することによって実行されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ、プログラマブルリードオンリメモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、又はレジスタ等の当該技術分野において成熟した記憶媒体に位置し得る。記憶媒体はメモリ内に位置し、プロセッサは、メモリにおける情報を読み出し、プロセッサのハードウェアと組み合わせて前述の方法における段階を完了する。繰り返しを回避するために、本明細書において、詳細は再度説明されない。
本願は、電子デバイスを更に提供する。電子デバイスは、メモリ及びプロセッサを備えてよい。メモリは、コンピュータプログラムを記憶するように構成されてよい。プロセッサは、メモリにおけるコンピュータプログラムを呼び出すように構成されてよく、それにより、電子デバイスは、図8において示されている実施形態又は図10において示されている実施形態のうちのいずれか1つにおける方法を実行する。
本願は、コンピュータプログラム製品を更に提供する。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラム(コード又は命令とも称され得る)を含む。コンピュータプログラムが実行されると、電子デバイスは、図8において示されている実施形態又は図10において示されている実施形態のうちのいずれか1つにおける方法を実行するように有効化される。
本願は、コンピュータ可読記憶媒体を更に提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラム(コード又は命令とも称されてよい)を記憶する。コンピュータプログラムが実行されると、電子デバイスは、図8において示されている実施形態又は図10において示されている実施形態のうちのいずれか1つにおける方法を実行するように有効化される。
本願の実施形態におけるプロセッサは、集積回路チップであってよく、信号処理機能を有することが理解されるべきである。実装中、前述の方法の実施形態における段階は、プロセッサにおけるハードウェア集積論理回路を使用することによって、又はソフトウェアの形式の命令を使用することによって、実装され得る。前述のプロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)又は別のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、又はディスクリートハードウェアコンポーネントであってよい。プロセッサは、本願の実施形態において開示される方法、段階、及び論理ブロック図を実装又は実行してよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいし、又は、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ等であってもよい。本願の実施形態を参照して開示された方法の段階は、ハードウェア復号プロセッサによって直接実行されてもよいし、又は復号プロセッサにおけるハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせを使用することによって実行されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ、プログラマブルリードオンリメモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、又はレジスタ等の当該技術分野において成熟した記憶媒体に位置し得る。記憶媒体はメモリ内に位置し、プロセッサは、メモリにおける情報を読み出し、プロセッサのハードウェアと組み合わせて前述の方法における段階を完了する。
本願の実施形態におけるメモリは、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよいし、又は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの両方を含んでもよいことが理解され得る。不揮発性メモリは、リードオンリメモリ(read-only memory、ROM)、プログラマブルリードオンリメモリ(programmable ROM、PROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(erasable PROM、EPROM)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(electrically EPROM、EEPROM)、又はフラッシュメモリであってよい。揮発性メモリは、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)であってよく、外部キャッシュとして使用される。限定ではなく例示として、多くの形式のRAM、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(static RAM、SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(dynamic RAM、DRAM)、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータレートシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(double data rate SDRAM、DDR SDRAM)、拡張シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(enhanced SDRAM、ESDRAM)、シンクリンクダイナミックランダムアクセスメモリ(synchlink DRAM、SLDRAM)、及びダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(direct rambus RAM、DR RAM)が使用されてよい。本明細書において説明されるシステム及び方法におけるメモリは、これらの及び別の適切なタイプの任意のメモリを含むが、これらに限定されることはないことに留意されたい。
本明細書において使用される「ユニット」及び「モジュール」等の用語は、コンピュータ関連エンティティ、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェア及びソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、又は実行中ソフトウェアを示すのに使用されてよい。
当業者であれば、本明細書において開示された実施形態を参照して説明された例示的な論理ブロック(illustrative logical blocks)及び段階(steps)を、電子ハードウェア又はコンピュータソフトウェア及び電子ハードウェアの組み合わせによって実装することができることを認識し得る。これらの機能がハードウェア又はソフトウェアのどちらによって実行されるかは、技術的解決手段の特定の応用及び設計上の制約に依存する。当業者であれば、説明された機能を特定の応用ごとに実装するのに異なる方法を使用し得るが、その実装が本願の範囲を超えるとみなされるべきではない。本願において提供された幾つかの実施形態では、開示された装置、デバイス、及び方法が他の方法において実装され得ることが理解されるべきである。例えば、説明される装置の実施形態は単に例である。例えば、複数のユニットへの分割は、単に論理的な機能の分割であり、実際の実装中の他の分割であってもよい。例えば、複数のユニット又はコンポーネントが、組み合わされてもよいし、又は別のシステムに統合されてもよいし、又は、幾つかの機能が無視されてもいし、又は実行されなくてもよい。加えて、表示又は論述されている相互結合又は直接結合又は通信接続は、幾つかのインターフェースを使用することによって実装されてよい。装置間又はユニット間の間接的結合又は通信接続は、電子的形式、機械的形式、又は他の形式において実装されてよい。
別個の部品として説明されるユニットは、物理的に別個である場合もそうでない場合もあり、ユニットとして表示される部品は、物理ユニットである場合もそうでない場合もあり、1つの位置に位置している場合もあるし、又は複数のネットワークユニット上に分散されている場合もある。ユニットの幾つか又は全ては、実施形態の解決手段の目的を達成するための実際の要件に基づいて選択され得る。
加えて、本願の実施形態における機能ユニットが1つの処理ユニットに統合されてもよいし、又はユニットの各々が物理的に単独で存在してもよいし、又は2つよりも多くのユニットが1つのユニットに統合されてもよい。
前述の実施形態では、機能ユニットの機能の全て又は幾つかが、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はこれらの任意の組み合わせを使用することによって実装されてよい。ソフトウェアが実施形態を実装するのに使用される場合、実施形態の全て又は一部がコンピュータプログラム製品の形式において実装されてよい。コンピュータプログラム製品は、1つ又は複数のコンピュータ命令(プログラム)を含む。コンピュータプログラム命令(プログラム)がコンピュータ上でロード及び実行されると、本願の実施形態に係る手順又は機能が全て又は部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又は他のプログラマブル装置であってよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよいし、又は、コンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に送信されてもよい。例えば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンタから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ又はデータセンタに、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、又はデジタル加入者線(DSL))又は無線(例えば、赤外線、電波、又はマイクロ波)方式で送信されてよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能媒体であってもよいし、又は1つ又は複数の使用可能媒体を統合するデータ記憶デバイス、例えば、サーバ又はデータセンタであってもよい。使用可能媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、又は磁気テープ)、光媒体(例えば、DVD)、半導体媒体(例えば、ソリッドステートドライブ(solid-state drive、SSD))等であってよい。
機能がソフトウェア機能ユニットの形式において実装され、かつ独立した製品として販売又は使用される場合、機能は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよい。そのような理解に基づいて、本願の技術的解決手段は本質的に、又は従来技術に寄与する部分が、又はこれらの技術的解決手段のうちの幾つかが、ソフトウェア製品の形式において実装されてよい。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、本願の実施形態において説明された方法の段階の全て又は幾つかを実行するようにコンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイス等であってよい)に命令するための複数の命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、リードオンリメモリ(read-only memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、磁気ディスク、又は光ディスク等のプログラムコードを記憶することができる任意の媒体を含む。
前述の説明は、単に本願の具体的な実装であり、本願の保護範囲を限定することを意図するものではない。本願において開示された技術的範囲内で当業者が容易に想到する任意の変形又は置換は、本願の保護範囲に含まれるものとする。したがって、本願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
[他の可能な項目]
[項目1]
電子デバイス上でユーザによって実行されるスクリーン起動動作に応答してスクリーンオン中断を実行して、スクリーンがライトアップされることを防止する段階;
スクリーン配向に適応するインターフェースを描画する段階;及び
前記スクリーンのスクリーンオン中断を無効化し、前記スクリーン配向に基づいて前記インターフェースを表示する段階
を備える、インターフェースディスプレイ方法。
[項目2]
電子デバイス上でユーザによって実行されるスクリーン起動動作に応答してスクリーンオン中断を実行する前記段階の前に、前記方法は:
前記電子デバイスの前記スクリーン配向が第1の配向である場合にスクリーンオフに入る段階
を更に備える、項目1に記載の方法。
[項目3]
前記電子デバイスの前記スクリーン配向が第1の配向である場合にスクリーンオフに入る前記段階は:
前記電子デバイスの前記スクリーン配向が前記第1の配向である場合、前記電子デバイス上で前記ユーザによって実行されるスクリーンオフ動作を検出する段階;及び
前記電子デバイス上で前記ユーザによって実行される前記スクリーンオフ動作に応答してスクリーンオフに入る段階
を有する、項目2に記載の方法。
[項目4]
前記方法は:
前記電子デバイスの前記スクリーン配向が第2の配向に切り替わる場合、前記電子デバイス上で前記ユーザによって実行されるスクリーン起動動作を検出する段階
を更に備える、項目2又は3に記載の方法。
[項目5]
スクリーン配向に適応するインターフェースを描画する前記段階の前に、前記方法は:
前記電子デバイスの前記スクリーン配向を取得する段階
を更に備える、項目1~4のいずれか1項に記載の方法。
[項目6]
前記電子デバイスの前記スクリーン配向を取得する前記段階は:
センサを通じてリアルタイムにおいてデータを収集する段階;及び
前記収集されたデータに基づいて前記スクリーン配向を計算する段階
を有する、項目5に記載の方法。
[項目7]
前記センサは、重力センサである、項目6に記載の方法。
[項目8]
前記スクリーン上でスクリーンオン中断を実行する前記段階は:
前記スクリーンが暗くなるように、前記スクリーンに光源を提供するように構成されたバックライトパネルのバックライト明度を第1の明度値に、設定する段階
を有する、項目1~7のいずれか1項に記載の方法。
[項目9]
前記スクリーンのスクリーンオン中断を無効化する前記段階は:
前記スクリーンがライトアップされるように、前記バックライトパネルの前記バックライト明度を第2の明度値に設定する段階
を有し、ここで、前記第2の明度値は、前記第1の明度値よりも大きい、項目1~8のいずれか1項に記載の方法。
[項目10]
電子デバイスであって、
コンピュータプログラムを記憶するように構成されたメモリ;及び
前記電子デバイスが項目1~9のいずれか1項に記載の方法を実行することを可能にするために、前記メモリにおける前記コンピュータプログラムを呼び出すように構成されたプロセッサ
を備える、電子デバイス。
[項目11]
コンピュータ可読記憶媒体であって、ここで、前記コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶し、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、電子デバイスが、項目1~9のいずれか1項に記載の方法を実行するように可能にされる、コンピュータ可読記憶媒体。
[項目12]
プログラム製品であって、ここで、前記プログラム製品は、コンピュータプログラムを備え、前記コンピュータプログラムは、可読記憶媒体に記憶され、通信装置における少なくとも1つのプロセッサが、前記可読記憶媒体から前記コンピュータプログラムを読み出すことができ、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記通信装置が、項目1~9のいずれか1項に記載の方法を実行することを可能にするために、前記コンピュータプログラムを実行する、プログラム製品。

Claims (13)

  1. 電子デバイス上でユーザによって実行されるスクリーン起動動作に応答してスクリーンオン中断を実行して、スクリーンがライトアップされることを防止する段階;
    スクリーン配向に適応するインターフェースを描画する段階;及び
    前記スクリーンのスクリーンオン中断を無効化し、前記スクリーン配向に基づいて前記インターフェースを表示する段階
    を備える、インターフェースディスプレイ方法。
  2. 電子デバイス上でユーザによって実行されるスクリーン起動動作に応答してスクリーンオン中断を実行する前記段階の前に、前記インターフェースディスプレイ方法は:
    前記電子デバイスの前記スクリーン配向が第1の配向である場合にスクリーンオフに入る段階
    を更に備える、請求項1に記載のインターフェースディスプレイ方法。
  3. 前記電子デバイスの前記スクリーン配向が第1の配向である場合にスクリーンオフに入る前記段階は:
    前記電子デバイスの前記スクリーン配向が前記第1の配向である場合、前記電子デバイス上で前記ユーザによって実行されるスクリーンオフ動作を検出する段階;及び
    前記電子デバイス上で前記ユーザによって実行される前記スクリーンオフ動作に応答してスクリーンオフに入る段階
    を有する、請求項2に記載のインターフェースディスプレイ方法。
  4. 前記インターフェースディスプレイ方法は:
    前記電子デバイスの前記スクリーン配向が第2の配向に切り替わる場合、前記電子デバイス上で前記ユーザによって実行されるスクリーン起動動作を検出する段階
    を更に備える、請求項2又は3に記載のインターフェースディスプレイ方法。
  5. スクリーン配向に適応するインターフェースを描画する前記段階の前に、前記インターフェースディスプレイ方法は:
    前記電子デバイスの前記スクリーン配向を取得する段階
    を更に備える、請求項1~4のいずれか1項に記載のインターフェースディスプレイ方法。
  6. 前記電子デバイスの前記スクリーン配向を取得する前記段階は:
    センサを通じてリアルタイムにおいてデータを収集する段階;及び
    前記収集されたデータに基づいて前記スクリーン配向を計算する段階
    を含む、請求項5に記載のインターフェースディスプレイ方法。
  7. 前記センサは、重力センサである、請求項6に記載のインターフェースディスプレイ方法。
  8. 前記スクリーン上でスクリーンオン中断を実行する前記段階は:
    前記スクリーンが暗くなるように、前記スクリーンに光源を提供するように構成されたバックライトパネルのバックライト明度を第1の明度値に、設定する段階
    を有する、請求項1~7のいずれか1項に記載のインターフェースディスプレイ方法。
  9. 前記スクリーンのスクリーンオン中断を無効化する前記段階は:
    前記スクリーンがライトアップされるように、前記バックライトパネルの前記バックライト明度を第2の明度値に設定する段階
    を有し、ここで、前記第2の明度値は、前記第1の明度値よりも大きい、請求項8に記載のインターフェースディスプレイ方法。
  10. 前記第1の配向は、縦長配向であり、前記第2の配向は、横長配向である、請求項4に記載のインターフェースディスプレイ方法。
  11. 電子デバイスであって、
    コンピュータプログラムを記憶するように構成されたメモリ;及び
    前記電子デバイスが請求項1~9のいずれか1項に記載のインターフェースディスプレイ方法を実行することを可能にするために、前記メモリにおける前記コンピュータプログラムを呼び出すように構成されたプロセッサ
    を備える、電子デバイス。
  12. コンピュータ可読記憶媒体であって、ここで、前記コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶し、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、電子デバイスが、請求項1~10のいずれか1項に記載のインターフェースディスプレイ方法を実行するように可能にされる、コンピュータ可読記憶媒体。
  13. 通信装置に、請求項1~10のいずれか1項に記載のインターフェースディスプレイ方法を実行させるための、コンピュータプログラム。
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