JP2023533535A - 補助情報処理方法、補助情報送信方法及び関連機器 - Google Patents

Abstract

本出願は、補助情報処理方法、補助情報送信方法及び関連機器を開示し、通信技術分野に属する。この方法は、ＰＣＩ範囲と前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワーク情報を含む物理セル識別子ＰＣＩ範囲情報を受信することと、前記ネットワーク情報に基づいて、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定することとを含み、ここで、前記ネットワーク情報は、ネットワークインデックス又はネットワーク識別子を含む。【選択図】 図２

Description

（関連出願の相互参照）
本出願は、２０２０年７月９日に中国で提出された中国特許出願番号Ｎｏ．２０２０１０６５８６６３．８の優先権を主張しており、同出願の内容のすべては、ここに参照として取り込まれる。

本出願は、通信技術分野に属し、特に補助情報処理方法、補助情報送信方法及び関連機器に関する。

通信システムでは、非スタンドアロン型ＮＰＮ配置（Ｐｕｂｌｉｃ ｎｅｔｗｏｒｋ ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ ｎｏｎ－ｐｕｂｌｉｃ ｎｅｔｗｏｒｋ、ＰＮＩ－ＮＰＮ）に対して、ＵＥが特定のセルにアクセスするように制御するために、クローズドアクセスグループ（Ｃｌｏｓｅｄ ａｃｃｅｓｓ ｇｒｏｕｐ、ＣＡＧ）の概念が導入されている。現在、端末は、セル測定を行う時、一般的には、サーチされたすべてのセルのネットワークに対して測定を行い、それによって端末の電力消費が比較的大きくなる。

本出願の実施例の目的は、セル測定によって端末の電力消費が比較的大きくなるという問題を解決することができる補助情報処理方法、補助情報送信方法及び関連機器を提供することである。

上記技術問題を解決するために、本出願は、以下のように実現される。

第一の態様によれば、端末に用いられる補助情報処理方法を提供し、この方法は、
ＰＣＩ範囲と前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワーク情報を含む物理セル識別子ＰＣＩ範囲情報を受信することと、
前記ネットワーク情報に基づいて、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定することとを含み、
ここで、前記ネットワーク情報は、ネットワークインデックス又はネットワーク識別子を含む。

第二の態様によれば、ネットワーク機器に用いられる補助情報送信方法を提供し、この方法は、
物理セル識別子ＰＣＩ範囲情報を送信することを含み、
ここで、前記ＰＣＩ範囲情報は、ＰＣＩ範囲と前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワーク情報を含み、前記ネットワーク情報は、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定するために用いられ、前記ネットワーク情報は、ネットワークインデックス又はネットワーク識別子を含む。

第三の態様によれば、補助情報処理装置を提供し、この装置は、
ＰＣＩ範囲と前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワーク情報を含む物理セル識別子ＰＣＩ範囲情報を受信するための受信モジュールと、
前記ネットワーク情報に基づいて、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定するための決定モジュールとを含み、
ここで、前記ネットワーク情報は、ネットワークインデックス又はネットワーク識別子を含む。

第四の態様によれば、補助情報送信装置を提供し、この装置は、
物理セル識別子ＰＣＩ範囲情報を送信するための送信モジュールを含み、
ここで、前記ＰＣＩ範囲情報は、ＰＣＩ範囲と前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワーク情報を含み、前記ネットワーク情報は、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定するために用いられ、前記ネットワーク情報は、ネットワークインデックス又はネットワーク識別子を含む。

第五の態様によれば、端末を提供し、この端末は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されており、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、第一の態様に記載の方法のステップを実現する。

第六の態様によれば、ネットワーク機器を提供し、このネットワーク機器は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されており、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、第二の態様に記載の方法のステップを実現する。

第七の態様によれば、可読記憶媒体を提供し、前記可読記憶媒体には、プログラム又は命令が記憶されており、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第一の態様に記載の方法のステップを実現し、又は第二の態様に記載の方法のステップを実現する。

第八の態様によれば、本出願の実施例は、チップを提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、ネットワーク機器のプログラム又は命令を運行し、第二の態様に記載の方法を実現するために用いられる。

本出願の実施例では、ＰＣＩ範囲と前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワーク情報を含む物理セル識別子ＰＣＩ範囲情報を受信し、前記ネットワーク情報に基づいて、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定し、ここで、前記ネットワーク情報は、ネットワークインデックス又はネットワーク識別子を含む。このように、端末は、ＰＣＩ範囲と前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワーク情報に基づいて指定されたセルに対して測定などの操作を行うことができ、それによって端末の測定需要を減らし、本出願の実施例では、端末の電力消費を低減することができる。

本出願の実施例が適用可能なネットワークシステムの構造図である。 本出願の実施例による補助情報処理方法のフローチャートである。 本出願の実施例による補助情報送信方法のフローチャートである。 本出願の実施例による補助情報処理装置の構造図である。 本出願の実施例による補助情報送信装置の構造図である。 本出願の実施例による通信機器の構造図である。 本出願の実施例による端末の構造図である。 本出願の実施例によるネットワーク機器の構造図である。

以下は、本出願の実施例における図面を結び付けながら、本出願の実施例における技術案を明瞭且つ完全に記述し、明らかに、記述された実施例は、本出願の一部の実施例であり、すべての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を払わない前提で得られたすべての他の実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属する。

本出願の明細書と特許請求の範囲における用語である「第一」、「第二」などは、類似している対象を区別するものであり、特定の順序又は前後手順を記述するためのものではない。理解すべきこととして、このように使用されるデータは、適切な場合に交換可能であり、それにより本出願の実施例は、ここで図示又は記述されたもの以外の順序で実施されることが可能であり、且つ「第一」、「第二」によって区別される対象は、一般的には同一種類であり、対象の個数を限定せず、例えば第一の対象は、一つであってもよく、複数であってもよい。なお、明細書及び請求項における「及び／又は」は、接続される対象のうちの少なくとも一つを表し、文字である「／」は、一般的には前後関連対象が「又は」の関係であることを表す。

指摘すべきこととして、本出願の実施例に記述された技術は、ロングタームエボリューション型（Ｌｏｎｇ Ｔｅｒｍ Ｅｖｏｌｕｔｉｏｎ、ＬＴＥ）／ＬＴＥの進化（ＬＴＥ－Ａｄｖａｎｃｅｄ、ＬＴＥ－Ａ）システムに限らず、他の無線通信システム、例えば符号分割多重接続（Ｃｏｄｅ Ｄｉｖｉｓｉｏｎ Ｍｕｌｔｉｐｌｅ Ａｃｃｅｓｓ、ＣＤＭＡ）、時分割多重接続（Ｔｉｍｅ Ｄｉｖｉｓｉｏｎ Ｍｕｌｔｉｐｌｅ Ａｃｃｅｓｓ、ＴＤＭＡ）、周波数分割多重接続（Ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ Ｄｉｖｉｓｉｏｎ Ｍｕｌｔｉｐｌｅ Ａｃｃｅｓｓ、ＦＤＭＡ）、直交周波数分割多重接続（Ｏｒｔｈｏｇｏｎａｌ Ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ Ｄｉｖｉｓｉｏｎ Ｍｕｌｔｉｐｌｅ Ａｃｃｅｓｓ、ＯＦＤＭＡ）、単一キャリア周波数分割多重接続（Ｓｉｎｇｌｅ－ｃａｒｒｉｅｒ Ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ－Ｄｉｖｉｓｉｏｎ Ｍｕｌｔｉｐｌｅ Ａｃｃｅｓｓ、ＳＣ－ＦＤＭＡ）と他のシステムにも適用できる。本出願の実施例における用語である「システム」と「ネットワーク」は、常に交換可能に使用され、記述された技術は、上記で言及されたシステムとラジオ技術に用いられてもよく、他のシステムとラジオ技術に用いられてもよい。しかしながら、以下の記述は、例示の目的でニューラジオ（Ｎｅｗ Ｒａｄｉｏ、ＮＲ）システムを記述しているとともに、以下の大部分の記述においてＮＲ用語を使用しているが、これらの技術は、ＮＲシステム応用以外の応用、例えば第六世代（６^ｔｈ Ｇｅｎｅｒａｔｉｏｎ、６Ｇ）通信システムに適用されてもよい。

図１は、本出願の実施例が適用可能な無線通信システムのブロック図を示す。無線通信システムは、端末１１とネットワーク側機器１２とを含む。ここで、端末１１は、端末機器又はユーザ端末（Ｕｓｅｒ Ｅｑｕｉｐｍｅｎｔ、ＵＥ）と呼ばれてもよく、端末１１は、携帯電話、タブレットパソコン（Ｔａｂｌｅｔ Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｃｏｍｐｕｔｅｒ）、ラップトップコンピュータ（Ｌａｐｔｏｐ Ｃｏｍｐｕｔｅｒ）（又は、ノートパソコンと呼ばれる）、パーソナルデジタルアシスタント（Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｄｉｇｉｔａｌ Ａｓｓｉｓｔａｎｔ、ＰＤＡ）、パームトップコンピュータ、ネットブック、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ（ｕｌｔｒａ－ｍｏｂｉｌｅ ｐｅｒｓｏｎａｌ ｃｏｍｐｕｔｅｒ、ＵＭＰＣ）、モバイルインターネットディバイス（Ｍｏｂｉｌｅ Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｄｅｖｉｃｅ、ＭＩＤ）、ウェアラブルデバイス（Ｗｅａｒａｂｌｅ Ｄｅｖｉｃｅ）又は車載機器（ＶＵＥ）、歩行者端末（ＰＵＥ）などの端末側機器であってもよく、ウェアラブルデバイスは、ブレスレット、イヤホン、メガネなどを含む。説明すべきこととして、本出願の実施例は、端末１１の具体的なタイプを限定するものではない。ネットワーク側機器１２は、基地局又はコアネットワークであってもよい。ここで、基地局は、ノードＢ、進化ノードＢ（ｅＮＢ）、アクセスポイント、ベーストランシーバステーション（Ｂａｓｅ Ｔｒａｎｓｃｅｉｖｅｒ Ｓｔａｔｉｏｎ、ＢＴＳ）、ラジオ基地局、ラジオ送受信機、ベーシックサービスセット（Ｂａｓｉｃ Ｓｅｒｖｉｃｅ Ｓｅｔ、ＢＳＳ）、拡張サービスセット（Ｅｘｔｅｎｄｅｄ Ｓｅｒｖｉｃｅ Ｓｅｔ、ＥＳＳ）、家庭用Ｂノード、家庭用進化型Ｂノード、ＷＬＡＮアクセスポイント、ＷｉＦｉノード、トランスミッションポイント（Ｔｒａｎｓｍｉｔｔｉｎｇ Ｒｅｃｅｉｖｉｎｇ Ｐｏｉｎｔ、ＴＲＰ）又は当分野における他のある適切な用語で呼ばれてもよく、同じ技術的効果が達成される限り、前記基地局は、特定の技術用語に限らず、説明すべきこととして、本出願の実施例においてＮＲシステムにおける基地局のみを例にするが、基地局の具体的なタイプを限定するものではない。

理解の便宜を図るため、以下は、本発明の実施例に係るいくつかの内容を説明する。

一、非パブリックネットワーク（ｎｏｎ－ｐｕｂｌｉｃ ｎｅｔｗｏｒｋ、ＮＰＮ）
産業環境では、例えば生産製造、自動化制御などの多くの応用は、高い性能、例えば低遅延、高信頼性などが要求されている。ローカルネットワークでは、機器の密度の増加に伴い、これらの性能需要を満たすことが困難であるが、従来の有線リンクの代わりに無線リンクを使用し、５Ｇ通信ネットワークを介してこのような垂直統合型産業に、ローカルエリアネットワーク（Ｌｏｃａｌ Ａｒｅａ Ｎｅｔｗｏｒｋ、ＬＡＮ）タイプのプライベート通信サービスを提供することにより、垂直統合型産業の通信需要を満たすことができる。

３ＧＰＰ（登録商標）は、以下のような二つのＮＰＮ配置方式で垂直統合型産業の通信応用をサポートすることに同意する。

一つ目はスタンドアロン型のＮＰＮ配置（ｓｔａｎｄａｌｏｎｅ ＮＰＮ、ＳＮＰＮと略称される）であり、この方式は、公衆ネットワークに依存せず、ネットワーク側が提供する非パブリックネットワーク識別子（例えばＳＮＰＮ ＩＤ）により、端末（Ｕｓｅｒ Ｅｑｕｉｐｍｅｎｔ、ＵＥ）は、あるネットワーク上に常駐できるかどうかを判断することができ、例えば、従来のＵＥは、ＳＮＰＮに対応するセル上に正常に常駐することができないが、ＳＮＰＮ ＵＥは、公衆陸上移動ネットワーク（Ｐｕｂｌｉｃ Ｌａｎｄ Ｍｏｂｉｌｅ Ｎｅｔｗｏｒｋ、ＰＬＭＮ）に対応するセル上に正常に常駐できなくなり、従来のＵＥは、ＳＮＰＮアクセスをサポートしないＵＥとして理解されてもよい。ＳＮＰＮアクセス能力を有するＵＥは、ＳＮＰＮモードで作動することができるとともに、ＰＬＭＮモードで作動することができる。ＵＥがＳＮＰＮモードで作動している場合、ＳＮＰＮを介してネットワークにアクセスすることしかできない。ＰＬＭＮモードで作動している場合、ＰＬＭＮを介してネットワークにアクセスすることしかできない。

二つ目は非スタンドアロン型ＮＰＮ配置（Ｐｕｂｌｉｃ ｎｅｔｗｏｒｋ ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ ＮＰＮ、ＰＮＩ－ＮＰＮと略称される）であり、この方式は、公衆ネットワークに依存する。この配置シナリオでは、ＵＥが特定のセルにアクセスするように制御するために、クローズドアクセスグループ（Ｃｌｏｓｅｄ ａｃｃｅｓｓ ｇｒｏｕｐ、ＣＡＧ）の概念が導入されている。例えば、ＵＥは、ＮＰＮサービスに加入する時、このＵＥが属するＣＡＧを指示し、セルは、そのサポートするＣＡＧ識別子を提供し、それによってＵＥは、あるセルにアクセスできるかどうかを判断することができる。ＵＥが属するアクセスグループがＣＡＧ１であり、あるセルがサポートするアクセスグループがＣＡＧ１とＣＡＧ２である場合、ＵＥは、このセルにアクセスできると判断することができる。あるセルがサポートするアクセスグループがＣＡＧ２のみである場合、ＵＥは、このセルにアクセスできないと判断することができる。

二、ＰＬＭＮインデックス（ＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ）
ニューラジオ（Ｎｅｗ Ｒａｄｉｏ、ＮＲ）では、セルのシステムメッセージ（例えばＳＩＢ１）には、このセルが帰属する一つ又は複数のネットワーク（前記ネットワークはＰＬＭＮ ＩＤによって識別されてもよい）情報が提供され、即ち一つのＰＬＭＮ ＩＤリスト（ＰＬＭＮ ｌｉｓｔ）が提供される。各ネットワーク（ＰＬＭＮ ＩＤ）は、一つのＰＬＭＮインデックスに対応する。例を挙げて説明すると、ネットワーク側は、ＰＬＭＮリストとして｛（ＰＬＭＮ Ａ，ＰＬＭＮ Ｂ），（ＰＬＭＮ Ｃ，ＰＬＭＮ Ｄ）｝を提供する。ここで、（ＰＬＭＮ Ａ，ＰＬＭＮ Ｂ）はこのＰＬＭＮリストの一番目のエントリ（ｅｎｔｒｙ）であり、（ＰＬＭＮ Ｃ，ＰＬＭＮ Ｄ）はこのＰＬＭＮリストの二番目のエントリであり、ＰＬＭＮ ＤはこのＰＬＭＮリストにおける二番目のエントリにおける二番目のエレメントであり、その結果、その対応するＰＬＭＮインデックスは２＋２＝４である。

以下では、図面を結び付けながら、具体的な実施例及びその応用シナリオによって本出願の実施例による補助情報処理方法を詳細に説明する。

図２は、本出願の実施例による補助情報処理方法のフローチャートであり、この方法は、端末に用いられ、
ＰＣＩ範囲と前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワーク情報を含む物理セル識別子（Ｐｈｙｓｉｃａｌ Ｃｅｌｌ Ｉｄｅｎｔｉｆｉｅｒ、ＰＣＩ）範囲情報を受信するステップ２０１と、
前記ネットワーク情報に基づいて、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定するステップ２０２とを含み、
前記ネットワーク情報は、ネットワークインデックス又はネットワーク識別子を含む。

本出願の実施例では、ネットワーク機器は、ユニキャスト方式又はブロードキャスト方式で端末にＰＣＩ範囲情報を提供してもよく、このＰＣＩ範囲情報は、補助情報として理解されてもよい。例えば、ネットワーク機器は、異周波間クローズドアクセスグループセルリストＩｎｔｅｒＦｒｅｑＣＡＧ－ＣｅｌｌＬｉｓｔを介してＰＣＩ範囲情報を提供してもよい。ここで、このネットワーク情報は、ネットワークインデックスであってもよく、ネットワーク識別子であってもよい。

上記ＰＣＩ範囲情報は、予約されたＰＣＩ範囲情報として理解されてもよく、上記ＰＣＩ範囲は、予約されたＰＣＩ範囲として理解されてもよい。具体的には、前記ＰＣＩ範囲は、ＣＡＧアクセスを提供できるセルの物理セル識別子範囲である。例えば、ＣＡＧセルにアクセスすることしかできないユーザに対しては、測定時に前記ＰＣＩ範囲に対応するセルのみを測定してもよく、電力消費を節約するという役割を果たすことができる。上記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークは、前記ＰＣＩ範囲が帰属するネットワークとして理解されてもよい。例えば、ネットワークＰＬＭＮ１は、ネットワークを配置する時に、ＰＣＩ＝［１，１０］のセルを、ＣＡＧアクセスを提供できるセルとして予約又は配置し、ネットワークＰＬＭＮ２は、ネットワークを配置する時に、ＰＣＩ＝［１５，２０］のセルを、ＣＡＧアクセスを提供できるセルとして予約又は配置する。また、説明すべきこととして、一つのネットワークは、複数のＰＣＩ範囲を予約してもよく、例えばネットワークＰＬＭＮ１は、ネットワークを配置する時に、ＰＣＩ＝［１，１０］とＰＣＩ＝［２０，２５］のセルを、ＣＡＧアクセスを提供できるセルとして予約又は配置する。

選択的に、端末は、このＰＣＩ範囲情報を受信した後に、ＰＣＩ範囲情報におけるＰＣＩ範囲とこのＰＣＩ範囲に対応するネットワーク情報を取得してもよく、そして前記ネットワーク情報に基づいてこのＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定してもよい。このように、端末は、ＰＣＩ範囲と前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワーク情報に基づいて指定されたセルに対して測定などの操作を行うことができる。

本出願の実施例では、ＰＣＩ範囲と前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワーク情報を含む物理セル識別子ＰＣＩ範囲情報を受信し、前記ネットワーク情報に基づいて、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定する。ここで、前記ネットワーク情報は、ネットワークインデックス又はネットワーク識別子を含む。このように、端末は、ＰＣＩ範囲と前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワーク情報に基づいて指定されたセルに対して測定などの操作を行うことができ、それによって端末の測定需要を減少し、本出願の実施例では、端末の電力消費を低減することができる。

理解すべきこととして、上記ネットワーク情報が異なれば、ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定する方式も異なる。

選択的に、一つの実施例では、前記の、前記ネットワーク情報に基づいて、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定することは、
前記ネットワーク情報が前記ネットワークインデックスを含む場合に、リファレンスセルのネットワーク識別子リストと前記ネットワークインデックスに基づいて、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定することと、
前記ネットワーク情報が前記ネットワーク識別子を含む場合に、前記ネットワーク識別子に基づいて前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定することとのうちの少なくとも一つを含む。

本実施例では、このネットワーク情報がネットワーク識別子である場合、このネットワーク識別子に基づいてＰＣＩ範囲に対応するネットワークを直接決定してもよく、ネットワーク情報がネットワークインデックスである場合、リファレンスセルのネットワーク識別子リストとこのネットワークインデックスに基づいて前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定してもよい。

本出願の実施例では、ＰＣＩ範囲に対応するネットワークがネットワークインデックスにより指示される場合、上記リファレンスセルは、前記ネットワークインデックスに対応するリファレンスセルとして理解されてもよい。ＵＥがキャリアアグリゲーション（Ｃａｒｒｉｅｒ ａｇｇｒｅｇａｔｉｏｎ、ＣＡ）又は二重接続（Ｄｕａｌ－Ｃｏｎｎｅｃｔｉｖｉｔｙ、ＤＣ）モードで作動する場合、複数のサービングセルが存在し、異なるサービングセルの指定されたＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘは、異なるＰＬＭＮに対応する可能性があるからである。例えば、ＵＥは二つのサービングセルを有し、サービングセル１のＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ ３はＰＬＭＮ Ａに対応し、サービングセル２のＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ ３はＰＬＭＮ Ｂに対応する。ＵＥが、前記ＰＣＩ範囲情報に運ばれるネットワーク情報がＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ ３であるネットワーク指示を受信すると、ＵＥは、このＰＣＩ範囲に対応するネットワークがＰＬＭＮ ＡであるかＢであるかを判断することができない。前記ＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘに対応するリファレンスセル（即ちＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘに対応するセル）情報がない場合、ＵＥとネットワークとの間で前記ＰＣＩ範囲情報におけるパラメータの理解が一致しない可能性があり、それによってＵＥは、ネットワーク側から提供された前記パラメータを正確に利用して、電力消費を節約するという目的を達成することができない。発明では、前記ネットワークインデックスに対応するリファレンスセルが定義されているため、ＵＥとネットワーク機器との間で前記ＰＣＩ範囲情報の理解が一致することを保証することができ、それによって端末は、ネットワーク機器から提供された前記ＰＣＩ範囲情報を正確に利用して、電力消費を節約するという目的を達成することができる。

説明すべきこととして、一つの実施例では、ネットワーク機器が、リファレンスセルがサポートするネットワークに対応するＰＣＩ範囲情報のみを送信することを約定してもよく、このような場合に、ネットワーク側がＰＣＩ範囲情報を提供する時、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークは、ネットワークインデックスにより指示されてもよく、シグナリングオーバヘッドが比較的小さく、ネットワーク機器が、リファレンスセルがサポートしないネットワークに対応するＰＣＩ範囲情報を送信できることを約定してもよい。このような場合に、ネットワーク側がＰＣＩ範囲情報を提供する時、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークは、ネットワーク識別子により指示されてもよく、この方式は、より柔軟性がある。なぜなら、リファレンスセルがサポートするネットワークが少なく（又は前記リファレンスセルを共有するネットワークが少ない）、例えば一つしかないとすると、ネットワーク側が、リファレンスセルがサポートするネットワークに対応するＰＣＩ範囲情報のみを提供すれば、ＵＥ側が取得できる補助情報は比較的少なく、電力消費を節約するという役割を十分に果たすことはできないが、ネットワーク側が、リファレンスセルがサポートしないネットワークに対応するＰＣＩ範囲も提供すれば、ＵＥ側は比較的多くの補助情報を取得することができ、電力消費の節約により有利であるからである。しかしながら、ネットワーク側が、リファレンスセルがサポートしないネットワークに対応するＰＣＩ範囲を提供するには、ネットワーク識別子により前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを指示する必要がある。ネットワークインデックスに対して、シグナリングオーバヘッドが比較的大きいが、ネットワーク側はＰＣＩ範囲情報を提供する時、柔軟な制御によってシグナリングオーバヘッドとＵＥの電力消費のバランスをとることができる。リファレンスセルがサポートするネットワークに対応するＰＣＩ範囲情報は、ＰＣＩ範囲情報におけるネットワーク情報に対応するネットワークが、リファレンスセルがサポートするネットワークであることとして理解されてもよく、リファレンスセルがサポートしないネットワークに対応するＰＣＩ範囲情報は、ＰＣＩ範囲情報におけるネットワーク情報に対応するネットワークが、リファレンスセルがサポートしないネットワークであることとして理解されてもよい。ＰＣＩ範囲情報におけるネットワーク情報に対応するネットワークが、リファレンスセルがサポートしないネットワークであることについて、ネットワークインデックスを用いて指示されてもよく、ネットワーク識別子を用いて指示されてもよい。

例えば、一つの実施例では、ネットワークにより指示されるすべてのネットワーク情報は、すべてネットワークインデックスを用いて指示されてもよい。前記ネットワークインデックスに対応するネットワークが、前記リファレンスセルがサポートしないネットワークである場合に、端末は、ネットワーク情報に対応するネットワークを決定することができず、換言すれば、端末は、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークが、このリファレンスセルがサポートしないネットワークであることを決定することができる。この場合、端末の動作は、現在受信されたＰＣＩ範囲情報を無視するか、又は廃棄するか、又は記憶しないことを含んでもよい。つまり、本実施例では、前記ネットワークインデックスに対応するネットワークが、前記リファレンスセルがサポートしないネットワークである場合に、前記ＰＣＩ範囲情報を無視するか、又は廃棄するか、又は記憶しない。本出願の実施例は、ネットワークインデックスを用いてＰＣＩ範囲情報に対応するネットワークを指示するため、ネットワーク情報が占有するオーバヘッドを低減することができる。

別の実施例では、リファレンスセルがサポートするネットワークに対して、ネットワークインデックスにより指示されてもよく、リファレンスセルがサポートしないネットワークに対して、ネットワーク識別子により指示されてもよい。つまり、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークが、リファレンスセルがサポートしないネットワークである場合に、前記ネットワーク情報は、前記ネットワーク識別子を含む。前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークが、リファレンスセルがサポートするネットワークである場合に、前記ネットワーク情報は、前記ネットワークインデックスを含む。本出願の実施例では、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークが、リファレンスセルがサポートしないネットワークである場合に、ネットワーク識別子を用いて指示するため、端末はネットワークにより指示されるＰＣＩ範囲情報を理解することを確保することができる。

選択的に、一つの実施例では、前記リファレンスセルをプロトコルにより約定してもよいか又はネットワーク機器により配置してもよい。

選択的に、前記リファレンスセルがプロトコルにより約定される方式は、
前記ＰＣＩ範囲情報を受信するセルが前記リファレンスセルであることと、
予め設定されるタイプのセルが前記リファレンスセルであることと、
予め設定される識別子のセルが前記リファレンスセルであることとのうちのいずれか一つを含む。

換言すれば、前記リファレンスセルは、プロトコルにより約定されるか又はネットワーク機器により配置される。前記リファレンスセルがプロトコルにより約定される場合に、前記リファレンスセルは、
前記ＰＣＩ範囲情報を受信するセルと、
予め設定されるタイプのセルと、
予め設定される識別子のセルとのうちのいずれか一つである。

前記ＰＣＩ範囲情報を受信するセルが前記リファレンスセルであるとプロトコルにより約定される場合、ネットワーク機器は、ＰＣＩ範囲情報を送信するセルが前記リファレンスセルであると決定することができる。ここで、端末が前記ＰＣＩ範囲情報を受信するセルとネットワーク機器が前記ＰＣＩ範囲情報を送信するセルは同一のセルであるべきである。例えば、ＵＥがセル１を介して前記ＰＣＩ範囲情報を受信しているが、前記ＰＣＩ範囲情報に運ばれるネットワーク情報がネットワークインデックスＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ＝２であり、セル１がサポートするＰＬＭＮ ｌｉｓｔが｛（ＰＬＭＮ Ａ，ＰＬＭＮ Ｂ），（ＰＬＭＮ Ｃ，ＰＬＭＮ Ｄ）｝である場合、ＵＥは、受信されたＰＣＩ範囲情報に運ばれるＰＣＩ範囲に対応するネットワークがＰＬＭＮ Ｂであると決定する。前記ＰＣＩ範囲情報に運ばれるネットワーク情報がネットワーク識別子である場合、ＵＥは、受信されたＰＣＩ範囲情報に運ばれるＰＣＩ範囲に対応するネットワークが前記ネットワーク識別子に対応するネットワークであると決定する。

予め設定されるタイプのセルが前記リファレンスセルであるとプロトコルにより約定される場合、この予め設定されるタイプは、プライマリセル（ＰＣｅｌｌ）又はプライマリセカンダリセル（ＰＳＣｅｌｌ）であってもよい。例えば、プライマリセル（例えばＰＣｅｌｌ）が前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークのリファレンスセルであるとプロトコルにより約定され、プライマリセルがサポートするＰＬＭＮ ｌｉｓｔは｛（ＰＬＭＮ Ａ，ＰＬＭＮ Ｂ），（ＰＬＭＮ Ｃ，ＰＬＭＮ Ｄ）｝であり、ＵＥは、セル１を介して前記ＰＣＩ範囲情報を受信しているが、前記ＰＣＩ範囲情報にネットワークインデックスＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ＝２が運ばれる場合、ＵＥは、プライマリセルを前記ネットワーク情報（ＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ）のリファレンスセルとし、前記受信されたＰＣＩ範囲に対応するネットワークがＰＬＭＮ Ｂであると決定する。ここで、セル１は、非プライマリセル又はプライマリセルであってもよい。前記ＰＣＩ範囲情報に運ばれるネットワーク情報がネットワーク識別子ＰＬＭＮ Ｅである場合、ＵＥは、受信されたＰＣＩ範囲に対応するネットワークが前記ネットワーク識別子ＰＬＭＮ Ｅに対応するネットワークであると決定する。

予め設定される識別子のセルが前記リファレンスセルである場合、この予め設定される識別子の識別子タイプは、セル識別子（Ｃｅｌｌ ＩＤ）、物理セル識別子又はグローバルセル識別子（Ｃｅｌｌ Ｇｌｏｂａｌ Ｉｄｅｎｔｉｆｉｅｒ、ＣＧＩ）を含む。例えば、ｃｅｌｌ ＩＤ＝０に対応するセルが前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークのリファレンスセルであるとセルプロトコルにより約定され、セルｃｅｌｌ ＩＤ＝０がサポートするＰＬＭＮ ｌｉｓｔは｛（ＰＬＭＮ Ａ，ＰＬＭＮ Ｂ），（ＰＬＭＮ Ｃ，ＰＬＭＮ Ｄ）｝であり、ＵＥは、セル１を介して前記ＰＣＩ範囲情報を受信しているが、前記ＰＣＩ範囲情報にネットワークインデックスＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ＝２が運ばれる場合、ＵＥは、ｃｅｌｌ ＩＤ＝０に対応するセルを前記ネットワーク情報（ＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ）のリファレンスセルとし、前記受信されたＰＣＩ範囲に対応するネットワークがＰＬＭＮ Ｂであると決定する。ここで、セル１は、ｃｅｌｌ ＩＤ＝０又はＣｅｌｌ ＩＤが０に等しくないセルであってもよい。前記ＰＣＩ範囲情報に運ばれるネットワーク情報がネットワーク識別子ＰＬＭＮ Ｅである場合、ＵＥは、受信されたＰＣＩ範囲に対応するネットワークが前記ネットワーク識別子ＰＬＭＮ Ｅに対応するネットワークであると決定する。

選択的に、前記リファレンスセルがネットワーク機器により配置される場合に、前記ＰＣＩ範囲情報により前記リファレンスセルを指示してもよく、即ち、前記ＰＣＩ範囲情報は、前記リファレンスセルを指示するためのセル指示情報をさらに含む。

選択的に、前記セル指示情報は、
セル識別子情報、例えばｃｅｌｌ ＩＤと、
物理セル識別子情報、例えばＰＣＩと、
グローバルセル識別子情報、例えばＣＧＩと、
セルタイプ識別子情報、例えばＰＣｅｌｌ又はＰＳＣｅｌｌとのうちのいずれか一つを含む。

本出願の実現をより良く理解するために、以下では、具体的な実例により本出願の実現プロセスを詳細に説明する。

実施例１では、ネットワーク機器は、ネットワークインデックス（ＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ）によりＰＣＩ範囲に対応するネットワークを指示し、且つ前記ネットワークインデックスに対応するリファレンスセルをプロトコルにより約定する。

具体的には、ネットワーク機器と端末は、以下の動作を含んでもよい。

ネットワーク機器は、ユニキャスト方式又はブロードキャスト方式でＵＥにＰＣＩ範囲情報を提供してもよく、前記ＰＣＩ範囲情報には、ＰＣＩ範囲及び対応するネットワーク情報（ネットワークインデックスにより指示される）が含まれる。ここで、前記ネットワークインデックスに対応するリファレンスセルは、プロトコルにより約定される。ここで、前記プロトコルにより約定される方式は、以下のいずれか一つであってもよい。

方式１では、前記ＰＣＩ範囲情報を送信するセルが前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークのリファレンスセルであるとプロトコルにより約定される。例えば、ネットワーク機器が提供する前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークはＰＬＭＮ Ｂであり、セル１がサポートするＰＬＭＮ ｌｉｓｔは｛（ＰＬＭＮ Ａ，ＰＬＭＮ Ｂ），（ＰＬＭＮ Ｃ，ＰＬＭＮ Ｄ）｝であり、ネットワーク機器がセル１を介して前記ＰＣＩ範囲情報を提供する場合、前記ＰＣＩ範囲情報を提供する前に、前記ＰＣＩ範囲情報におけるネットワーク情報をＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ＝２として設定する。

方式２では、特定のタイプのセルが前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークのリファレンスセルであるとプロトコルにより約定され、ここで、特定のタイプのセルは、プライマリセル又はプライマリセカンダリセルであってもよい。例えば、プライマリセルが前記ネットワークのリファレンスセルであるとプロトコルにより約定され、ネットワーク機器が提供する前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークはＰＬＭＮ Ｂであり、プライマリセルがサポートするＰＬＭＮ ｌｉｓｔは｛（ＰＬＭＮ Ａ，ＰＬＭＮ Ｂ），（ＰＬＭＮ Ｃ，ＰＬＭＮ Ｄ）｝であり、ネットワーク機器がセル１を介して前記ＰＣＩ範囲情報を提供する場合、前記ＰＣＩ範囲情報を提供する前に、前記ＰＣＩ範囲情報におけるネットワーク情報をＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ＝２として設定し、ここで、前記セル１は、プライマリセルであってもよく、プライマリセルでなくてもよい。

方式３では、特定のセル識別子に対応するセルが前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークのリファレンスセルであるとプロトコルにより約定される。ここで、前記特定のセル識別子は、セル識別子（例えばｃｅｌｌ ＩＤ）、又は物理セル識別子（例えばＰＣＩ）、又はグローバルセル識別子（例えばＣＧＩ）であってもよい。例えば、ｃｅｌｌ ＩＤ＝０に対応するセルが前記ネットワークのリファレンスセルであるとセルプロトコルにより約定され、ネットワーク機器が提供する前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークはＰＬＭＮ Ｂであり、セルｃｅｌｌ ＩＤ＝０がサポートするＰＬＭＮ ｌｉｓｔは｛（ＰＬＭＮ Ａ，ＰＬＭＮ Ｂ），（ＰＬＭＮ Ｃ，ＰＬＭＮ Ｄ）｝であり、ネットワーク機器がセル１を介して前記ＰＣＩ範囲情報を提供する場合、前記ＰＣＩ範囲情報を提供する前に、前記ＰＣＩ範囲情報におけるネットワーク情報をＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ＝２として設定し、ここで、前記セル１は、ｃｅｌｌ ＩＤ＝０又はＣｅｌｌ ＩＤが０に等しくないセルであってもよい。

選択的に、ネットワーク機器は、前記リファレンスセルがサポートしないネットワークに対応するＰＣＩ範囲情報を提供しないか、又は、ネットワーク機器は、前記リファレンスセルがサポートするネットワークに対応するＰＣＩ範囲情報のみを提供する。例えば、前記ＰＣＩ範囲情報を送信するセルが前記ＰＣＩ範囲情報に対応するネットワークのリファレンスセルであるとプロトコルにより約定される。例えば、セル１がサポートするＰＬＭＮ ｌｉｓｔは｛（ＰＬＭＮ Ａ，ＰＬＭＮ Ｂ），（ＰＬＭＮ Ｃ，ＰＬＭＮ Ｄ）｝であり、ネットワーク機器がセル１を介して前記ＰＣＩ範囲情報を提供する場合、ネットワーク機器は、ＰＬＭＮ Ａ／Ｂ／Ｃ／Ｄに対応するＰＣＩ範囲情報のみを提供する。又は、ネットワーク機器は、ＰＬＭＮ Ａ／Ｂ／Ｃ／Ｄに対応しないＰＣＩ範囲情報を提供しない。他のプロトコルにより約定される方式については、処理方法が類似しており、ここではこれ以上説明しない。

ＵＥは、ネットワーク機器が提供する前記ＰＣＩ範囲情報を受信し、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定する。ＵＥによる決定方式は、以下のとおりである。

上記方式１に対して、前記ＰＣＩ範囲情報を受信するセルが前記ＰＣＩ範囲情報に対応するネットワークのリファレンスセルであるとプロトコルにより約定される場合、ＵＥは、前記ＰＣＩ範囲情報に運ばれるネットワークインデックス及びリファレンスセルのネットワーク識別子リストに基づいて前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定する。例えば、ＵＥは、セル１を介して前記ＰＣＩ範囲情報を受信しているが、前記ＰＣＩ範囲情報にネットワークインデックスＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ＝２が運ばれ、セル１がサポートするＰＬＭＮ ｌｉｓｔが｛（ＰＬＭＮ Ａ，ＰＬＭＮ Ｂ），（ＰＬＭＮ Ｃ，ＰＬＭＮ Ｄ）｝である場合、ＵＥは、受信されたＰＣＩ範囲に対応するネットワークがＰＬＭＮ Ｂであると決定する。

上記方式２に対して、特定のタイプのセルが前記ＰＣＩ範囲情報に対応するネットワークのリファレンスセルであるとプロトコルにより約定される場合、ＵＥは、前記ＰＣＩ範囲情報に運ばれるネットワークインデックス及び前記特定のタイプのセルのネットワーク識別子リストに基づいて前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定する。例えば、プライマリセルが前記ＰＣＩ範囲情報に対応するネットワークのリファレンスセルであるとプロトコルにより約定され、プライマリセルがサポートするＰＬＭＮ ｌｉｓｔは｛（ＰＬＭＮ Ａ，ＰＬＭＮ Ｂ），（ＰＬＭＮ Ｃ，ＰＬＭＮ Ｄ）｝であり、ＵＥは、セル１を介して前記ＰＣＩ範囲情報を受信しているが、前記ＰＣＩ範囲情報にネットワークインデックスＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ＝２が運ばれる場合、ＵＥは、プライマリセルを前記ネットワーク情報（ＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ）のリファレンスセルとし、前記受信されたＰＣＩ範囲に対応するネットワークがＰＬＭＮ Ｂであると決定し、ここで、前記セル１は、非プライマリセル又はプライマリセルであってもよい。

上記方式３に対して、特定のセル識別子に対応するセルが前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークのリファレンスセルであるとプロトコルにより約定される場合、ＵＥは、前記ＰＣＩ範囲情報に運ばれるネットワークインデックス及び前記特定のセル識別子に対応するセルのネットワーク識別子リストに基づいて前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定する。例えば、ｃｅｌｌ ＩＤ＝０に対応するセルが前記ネットワークのリファレンスセルであるとセルプロトコルにより約定され、セルｃｅｌｌ ＩＤ＝０がサポートするＰＬＭＮ ｌｉｓｔは｛（ＰＬＭＮ Ａ，ＰＬＭＮ Ｂ），（ＰＬＭＮ Ｃ，ＰＬＭＮ Ｄ）｝であり、ＵＥは、セル１を介して前記ＰＣＩ範囲情報を受信しているが、前記ＰＣＩ範囲情報にネットワークインデックスＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ＝２が運ばれる場合、ＵＥは、ｃｅｌｌ ＩＤ＝０に対応するセルを前記ネットワーク情報（ＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ）のリファレンスセルとし、前記受信されたＰＣＩ範囲に対応するネットワークがＰＬＭＮ Ｂであると決定する。ここで、前記セル１は、ｃｅｌｌ ＩＤ＝０又はＣｅｌｌ ＩＤが０に等しくないセルであってもよい。

選択的に、ＵＥは、前記リファレンスセルがサポートするネットワークに対応しないＰＣＩ範囲情報を受信した場合、前記ＰＣＩ範囲情報を無視し、又は、前記ＰＣＩ範囲情報を廃棄するか又は記憶しない。例えば、前記ＰＣＩ範囲情報を送信するセルが前記ＰＣＩ範囲情報に対応するネットワークのリファレンスセルであるとプロトコルにより約定される。例えば、セル１がサポートするＰＬＭＮ ｌｉｓｔは｛（ＰＬＭＮ Ａ，ＰＬＭＮ Ｂ），（ＰＬＭＮ Ｃ，ＰＬＭＮ Ｄ）｝であり、ネットワーク機器は、セル１を介して前記ＰＣＩ範囲情報を提供し、ＵＥが前記ＰＣＩ範囲情報に運ばれるネットワーク情報ＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ＝５を受信すると、セル１がサポートするネットワークに対応するＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘが１～４であるため、ＵＥは、前記ＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘに対応するＰＣＩ範囲情報を無視し、又は、前記ＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘに対応するＰＣＩ範囲情報を廃棄するか又は記憶しない。他のプロトコルにより約定される方式については、処理方法が類似しており、ここではこれ以上説明しない。

実施例２では、前記ＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘに対応するリファレンスセルがプロトコルにより約定され、リファレンスセルがサポートしないネットワークに対応するＰＣＩ範囲情報を提供することができる。具体的には、ネットワーク機器と端末は、以下の動作を含んでもよい。

ネットワーク機器は、ユニキャスト方式又はブロードキャスト方式でＵＥにＰＣＩ範囲情報を提供してもよく、前記ＰＣＩ範囲情報に含まれるＰＣＩ範囲及び対応するネットワーク情報は、ネットワークインデックス（例えばＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ）又はネットワーク識別子（ＰＬＭＮ ＩＤ）により指示され、ここで、前記ネットワーク情報に対応するリファレンスセルは、プロトコルにより約定される。ここで、前記プロトコルにより約定される方式は、以下のいずれか一つであってもよい。

方式１では、前記ＰＣＩ範囲情報を送信するセルが前記ＰＣＩ範囲情報に対応するネットワークのリファレンスセルであるとプロトコルにより約定される。

方式２では、特定のタイプのセルが前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークのリファレンスセルであるとプロトコルにより約定される。ここで、特定のタイプのセルは、プライマリセル又はプライマリセカンダリセルであってもよい。

方式３では、特定のセル識別子に対応するセルが前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークのリファレンスセルであるとプロトコルにより約定される。

ここで、ネットワーク機器は、以下の方式で前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワーク情報を決定する。ここで、前記ネットワーク情報は、ネットワークインデックス（ＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ）又はネットワーク識別子（例えばＰＬＭＮ ＩＤ）により指示され、
前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークが、前記プロトコルにより約定されるリファレンスセルがサポートするネットワークである場合、前記ネットワーク情報がネットワークインデックス（ＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ）により指示されると決定し、例えばプライマリセルが前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークのリファレンスセルであるとプロトコルにより約定され、プライマリセルがサポートするＰＬＭＮ ｌｉｓｔは｛（ＰＬＭＮ Ａ，ＰＬＭＮ Ｂ），（ＰＬＭＮ Ｃ，ＰＬＭＮ Ｄ）｝であり、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークがＰＬＭＮ Ａである場合、前記ＰＣＩ範囲情報に運ばれるネットワーク情報がＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ＝１であると決定し、リファレンスセルがプロトコルにより約定される他の状況については、ネットワーク側の処理動作が同じであり、ここではこれ以上説明しない。

前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークが前記プロトコルにより約定されるリファレンスセルがサポートしないネットワークである場合、前記ネットワーク情報がネットワーク識別子（ＰＬＭＮ ＩＤ）により指示されると決定する。例えばプライマリセルが前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークのリファレンスセルであるとプロトコルにより約定され、プライマリセルがサポートするＰＬＭＮ ｌｉｓｔは｛（ＰＬＭＮ Ａ，ＰＬＭＮ Ｂ），（ＰＬＭＮ Ｃ，ＰＬＭＮ Ｄ）｝であり、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークがＰＬＭＮ Ｅである場合、前記ＰＣＩ範囲情報に運ばれるネットワーク情報がＰＬＭＮ Ｅであると決定し、リファレンスセルがプロトコルにより約定される他の状況については、ネットワーク側の処理動作が同じであり、ここではこれ以上説明しない。

ＵＥは、ネットワーク機器が提供する前記ＰＣＩ範囲情報を受信し、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定する。ＵＥによる決定方式は、以下のとおりである。

上記方式１に対して、前記ＰＣＩ範囲情報を受信するセルが前記ＰＣＩ範囲情報に対応するネットワークのリファレンスセルであるとプロトコルにより約定される場合、ＵＥは、前記ＰＣＩ範囲情報に運ばれるネットワーク情報及びリファレンスセルのネットワーク識別子リストに基づいて前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定する。例えば、ＵＥは、セル１を介して前記ＰＣＩ範囲情報を受信しているが、前記ＰＣＩ範囲情報に運ばれるネットワーク情報がネットワークインデックスＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ＝２であり、セル１がサポートするＰＬＭＮ ｌｉｓｔが｛（ＰＬＭＮ Ａ，ＰＬＭＮ Ｂ），（ＰＬＭＮ Ｃ，ＰＬＭＮ Ｄ）｝である場合、ＵＥは、受信されたＰＣＩ範囲に対応するネットワークがＰＬＭＮ Ｂであると決定し、前記ＰＣＩ範囲情報に運ばれるネットワーク情報がネットワーク識別子である場合、ＵＥは、受信されたＰＣＩ範囲に対応するネットワークが前記ネットワーク識別子に対応するネットワークであると決定する。

上記方式２に対して、特定のタイプのセルが前記ＰＣＩ範囲情報に対応するネットワークのリファレンスセルであるとプロトコルにより約定される場合、ＵＥは、前記ＰＣＩ範囲情報に運ばれるネットワークインデックス及び前記特定のタイプのセルのネットワーク識別子リストに基づいて前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定する。例えば、プライマリセルが前記ＰＣＩ範囲情報に対応するネットワークのリファレンスセルであるとプロトコルにより約定され、プライマリセルがサポートするＰＬＭＮ ｌｉｓｔは｛（ＰＬＭＮ Ａ，ＰＬＭＮ Ｂ），（ＰＬＭＮ Ｃ，ＰＬＭＮ Ｄ）｝であり、ＵＥは、セル１を介して前記ＰＣＩ範囲情報を受信しているが、前記ＰＣＩ範囲情報にネットワークインデックスＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ＝２が運ばれる場合、ＵＥは、プライマリセルを前記ネットワーク情報（ＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ）のリファレンスセルとし、前記受信されたＰＣＩ範囲に対応するネットワークがＰＬＭＮ Ｂであると決定し、前記ＰＣＩ範囲情報に運ばれるネットワーク情報がネットワーク識別子ＰＬＭＮ Ｅである場合、ＵＥは、受信されたＰＣＩ範囲に対応するネットワークが前記ネットワーク識別子ＰＬＭＮ Ｅに対応するネットワークであると決定する。ここで、前記セル１は、非プライマリセル又はプライマリセルであてもよい。

上記方式３に対して、特定のセル識別子に対応するセルが前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークのリファレンスセルであるとプロトコルにより約定される場合、ＵＥは、前記ＰＣＩ範囲情報に運ばれるネットワークインデックス及び前記特定のセル識別子に対応するセルのネットワーク識別子リストに基づいて前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定する。例えば、ｃｅｌｌ ＩＤ＝０に対応するセルが前記ネットワークのリファレンスセルであるとセルプロトコルにより約定され、セルｃｅｌｌ ＩＤ＝０がサポートするＰＬＭＮ ｌｉｓｔは｛（ＰＬＭＮ Ａ，ＰＬＭＮ Ｂ），（ＰＬＭＮ Ｃ，ＰＬＭＮ Ｄ）｝であり、ＵＥは、セル１を介して前記ＰＣＩ範囲情報を受信しているが、前記ＰＣＩ範囲情報にネットワークインデックスＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ＝２が運ばれる場合、ＵＥは、ｃｅｌｌ ＩＤ＝０に対応するセルを前記ネットワーク情報（ＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ）のリファレンスセルとし、前記受信されたＰＣＩ範囲に対応するネットワークがＰＬＭＮ Ｂであると決定し、前記ＰＣＩ範囲情報に運ばれるネットワーク情報がネットワーク識別子ＰＬＭＮ Ｅである場合、ＵＥは、受信されたＰＣＩ範囲に対応するネットワークが前記ネットワーク識別子ＰＬＭＮ Ｅに対応するネットワークであると決定する。

実施例３では、ネットワーク機器は、前記ＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘに対応するリファレンスセルを指示し、且つリファレンスセルがサポートするネットワークに対応するＰＣＩ範囲情報のみを提供する。具体的には、ネットワーク機器と端末は、以下の動作を含んでもよい。

ネットワーク機器は、ユニキャスト方式又はブロードキャスト方式でＵＥにＰＣＩ範囲情報を提供してもよく、前記ＰＣＩ範囲情報には、ＰＣＩ範囲、対応するネットワークインデックス及び前記ネットワークインデックスに対応するリファレンスセル情報が含まれる。ここで、前記ネットワークインデックスに対応するリファレンスセル情報は、
セル識別子情報、例えばｃｅｌｌ ＩＤと、
物理セル識別子情報、例えばＰＣＩと、
グローバルセル識別子情報、例えばＣＧＩと、
セルタイプ識別子情報、例えばＰＣｅｌｌ、又はＰＳＣｅｌｌとのうちのいずれか一つであってもよい。

選択的に、ネットワーク機器は、前記リファレンスセルがサポートしないネットワークに対応するＰＣＩ範囲情報を提供しないか、又は、ネットワーク機器は、前記リファレンスセルがサポートするネットワークに対応するＰＣＩ範囲情報のみを提供する。例えば、前記ＰＣＩ範囲情報を送信するセルが前記ＰＣＩ範囲情報に対応するネットワークのリファレンスセルであるとプロトコルにより約定される。例えば、セル１がサポートするＰＬＭＮ ｌｉｓｔは｛（ＰＬＭＮ Ａ，ＰＬＭＮ Ｂ），（ＰＬＭＮ Ｃ，ＰＬＭＮ Ｄ）｝であり、ネットワーク機器がセル１を介して前記ＰＣＩ範囲情報を提供する場合、ネットワーク機器は、ＰＬＭＮ Ａ／Ｂ／Ｃ／Ｄに対応するＰＣＩ範囲情報のみを提供する。又は、ネットワーク機器は、ＰＬＭＮ Ａ／Ｂ／Ｃ／Ｄに対応しないＰＣＩ範囲情報を提供しない。他のプロトコルにより約定される方式については、処理方法が類似しており、ここではこれ以上説明しない。

ＵＥは、ネットワーク機器が提供する前記ＰＣＩ範囲情報を受信し、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定する。ＵＥによる決定方式は、以下のとおりである。

ＵＥは、前記ＰＣＩ範囲情報に運ばれるネットワークインデックス及びネットワークにより指示されるリファレンスセルのネットワーク識別子リストに基づいて前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定する。例えば、ＵＥは、セル１を介して前記ＰＣＩ範囲情報を受信しているが、前記ＰＣＩ範囲情報にネットワークインデックスＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ＝２とセル情報ｃｅｌｌ ＩＤ＝１が運ばれ、ｃｅｌｌ ＩＤ＝１に対応するセルがサポートするＰＬＭＮ ｌｉｓｔが｛（ＰＬＭＮ Ａ，ＰＬＭＮ Ｂ），（ＰＬＭＮ Ｃ，ＰＬＭＮ Ｄ）｝である場合、ＵＥは、受信されたＰＣＩ範囲に対応するネットワークがＰＬＭＮ Ｂであると決定する。

選択的に、ＵＥは、前記リファレンスセルがサポートするネットワークに対応しないＰＣＩ範囲情報を受信した場合、前記ＰＣＩ範囲情報を無視し、又は、前記ＰＣＩ範囲情報を廃棄するか又は記憶しない。例えば、ＵＥが受信した前記ＰＣＩ範囲情報にネットワークインデックスＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ＝５とセル情報ｃｅｌｌ ＩＤ＝１が運ばれ、ｃｅｌｌ ＩＤ＝１に対応するセル１がサポートするＰＬＭＮ ｌｉｓｔが｛（ＰＬＭＮ Ａ，ＰＬＭＮ Ｂ），（ＰＬＭＮ Ｃ，ＰＬＭＮ Ｄ）｝である場合、セル１がサポートするネットワークに対応するＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘが１～４であるため、ＵＥは、前記ＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ＝５に対応するＰＣＩ範囲情報を無視し、又は、前記ＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ＝５に対応するＰＣＩ範囲情報を廃棄するか又は記憶しない。

実施例４では、前記ＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘに対応するリファレンスセルがプロトコルにより約定され、リファレンスセルがサポートするネットワークに対応するＰＣＩ範囲情報を提供することができる。

ネットワーク機器は、ユニキャスト方式又はブロードキャスト方式でＵＥにＰＣＩ範囲情報を提供してもよく、前記ＰＣＩ範囲情報には、ＰＣＩ範囲、対応するネットワーク情報及び前記ネットワーク情報に対応するリファレンスセル情報が含まれ、前記ネットワーク情報は、ネットワークインデックス（例えばＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ）又はネットワーク識別子（ＰＬＭＮ ＩＤ）により指示される。ここで、前記ネットワークインデックスに対応するリファレンスセル情報は、
セル識別子情報、例えばｃｅｌｌ ＩＤと、
物理セル識別子情報、例えばＰＣＩと、
グローバルセル識別子情報、例えばＣＧＩと、
セルタイプ識別子情報、例えばＰＣｅｌｌ、又はＰＳＣｅｌｌとのうちのいずれか一つであってもよい。

選択的に、ネットワーク機器は、以下の方式で前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワーク情報を決定する。ここで、前記ネットワーク情報は、ネットワークインデックス（ＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ）又はネットワーク識別子（例えばＰＬＭＮ ＩＤ）により指示され、
前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークが、前記リファレンスセルがサポートするネットワークである場合、前記ネットワーク情報がネットワークインデックス（ＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ）により指示されると決定し、例えばプライマリセルが前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークのリファレンスセルであるとプロトコルにより約定され、プライマリセルがサポートするＰＬＭＮ ｌｉｓｔは｛（ＰＬＭＮ Ａ，ＰＬＭＮ Ｂ），（ＰＬＭＮ Ｃ，ＰＬＭＮ Ｄ）｝であり、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークがＰＬＭＮ Ａである場合、前記ＰＣＩ範囲情報に運ばれるネットワーク情報がＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ＝１であると決定し、リファレンスセルがプロトコルにより約定される他の状況については、ネットワーク機器の処理動作が同じであり、ここではこれ以上説明しない。

前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークが、前記リファレンスセルがサポートしないネットワークである場合、前記ネットワーク情報がネットワーク識別子（ＰＬＭＮ ＩＤ）により指示されると決定し、例えばプライマリセルが前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークのリファレンスセルであるとプロトコルにより約定され、プライマリセルがサポートするＰＬＭＮ ｌｉｓｔは｛（ＰＬＭＮ Ａ，ＰＬＭＮ Ｂ），（ＰＬＭＮ Ｃ，ＰＬＭＮ Ｄ）｝であり、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークがＰＬＭＮ Ｅである場合、前記ＰＣＩ範囲情報に運ばれるネットワーク情報がＰＬＭＮ Ｅであると決定し、リファレンスセルがプロトコルにより約定される他の状況については、ネットワーク機器の処理動作が同じであり、ここではこれ以上説明しない。

ＵＥは、ネットワーク機器が提供する前記ＰＣＩ範囲情報を受信し、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定する。ＵＥによる決定方式は、以下のとおりである。

ＵＥは、前記ＰＣＩ範囲情報に運ばれるネットワーク情報（即ちネットワークインデックス又はネットワーク識別子）及びネットワークにより指示されるリファレンスセルのネットワーク識別子リストに基づいて前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定する。例えば、ＵＥは、セル１を介して前記ＰＣＩ範囲情報を受信しているが、前記ＰＣＩ範囲情報にネットワークインデックスＰＬＭＮ ｉｎｄｅｘ＝２とセル情報ｃｅｌｌ ＩＤ＝１が運ばれ、ｃｅｌｌ ＩＤ＝１に対応するセルがサポートするＰＬＭＮ ｌｉｓｔが｛（ＰＬＭＮ Ａ，ＰＬＭＮ Ｂ），（ＰＬＭＮ Ｃ，ＰＬＭＮ Ｄ）｝である場合、ＵＥは、受信されたＰＣＩ範囲に対応するネットワークがＰＬＭＮ Ｂであると決定し、前記ＰＣＩ範囲情報に運ばれるネットワーク情報がネットワーク識別子ＰＬＭＮ Ｅである場合、ＵＥは、受信されたＰＣＩ範囲に対応するネットワークが前記ネットワーク識別子ＰＬＭＮ Ｅに対応するネットワークであると決定する。

図３は、本出願の実施例による補助情報送信方法のフローチャートであり、この方法は、ネットワーク機器に用いられ、
物理セル識別子ＰＣＩ範囲情報を送信するステップ３０１を含み、
ここで、前記ＰＣＩ範囲情報は、ＰＣＩ範囲と前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワーク情報を含み、前記ネットワーク情報は、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定するために用いられ、前記ネットワーク情報は、ネットワークインデックス又はネットワーク識別子を含む。

選択的に、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークが、リファレンスセルがサポートしないネットワークである場合に、前記ネットワーク情報は、前記ネットワーク識別子を含む。

選択的に、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークが、リファレンスセルがサポートするネットワークである場合に、前記ネットワーク情報は、前記ネットワークインデックスを含む。

選択的に、前記リファレンスセルは、プロトコルにより約定されるか又は前記ネットワーク機器により決定される。

選択的に、前記リファレンスセルがプロトコルにより約定される方式は、
前記ＰＣＩ範囲情報を送信するセルが前記リファレンスセルであることと、
予め設定されるタイプのセルが前記リファレンスセルであることと、
予め設定される識別子のセルが前記リファレンスセルであることとのうちのいずれか一つを含む。

選択的に、前記予め設定されるタイプのセルは、プライマリセル又はプライマリセカンダリセルである。

選択的に、前記予め設定される識別子の識別子タイプは、セル識別子、物理セル識別子又はグローバルセル識別子を含む。

選択的に、前記リファレンスセルが前記ネットワーク機器により決定される場合に、前記ＰＣＩ範囲情報は、前記リファレンスセルを指示するためのセル指示情報をさらに含む。

選択的に、前記セル指示情報は、
セル識別子情報と、
物理セル識別子情報と、
グローバルセル識別子情報と、
セルタイプ識別子情報とのうちのいずれか一つを含む。

説明すべきこととして、本実施例は、図２に示される実施例に対応するネットワーク機器の実施の形態とし、その具体的な実施の形態は、図２に示される実施例の関連説明を参照すればよい。且つ同じ有益な効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここではこれ以上説明しない。

説明すべきこととして、本出願の実施例による補助情報処理方法では、実行本体は、補助情報処理装置、又は、この補助情報処理装置における補助情報処理方法を実行するための制御モジュールであってもよい。本出願の実施例では、補助情報処理装置が補助情報処理方法を実行することを例にして、本出願の実施例による補助情報処理装置を説明する。

図４は、本出願の実施例による補助情報処理装置の構造図であり、補助情報処理装置４００は、
ＰＣＩ範囲と前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワーク情報を含む物理セル識別子ＰＣＩ範囲情報を受信するための受信モジュール４０１と、
前記ネットワーク情報に基づいて、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定するための決定モジュール４０２とを含み、
ここで、前記ネットワーク情報は、ネットワークインデックス又はネットワーク識別子を含む。

選択的に、決定モジュール４０２は、具体的には、
前記ネットワーク情報が前記ネットワークインデックスを含む場合に、リファレンスセルのネットワーク識別子リストと前記ネットワークインデックスに基づいて、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定することと、
前記ネットワーク情報が前記ネットワーク識別子を含む場合に、前記ネットワーク識別子に基づいて前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定することとのうちの少なくとも一つを実行するために用いられる。

選択的に、前記補助情報処理装置４００は、
前記ネットワークインデックスに対応するネットワークが、前記リファレンスセルがサポートしないネットワークである場合に、前記ＰＣＩ範囲情報を無視又は廃棄するための処理モジュールをさらに含む。

選択的に、前記リファレンスセルは、プロトコルにより約定されるか又はネットワーク機器により配置される。

選択的に、前記リファレンスセルがプロトコルにより約定される方式は、
前記ＰＣＩ範囲情報を受信するセルが前記リファレンスセルであることと、
予め設定されるタイプのセルが前記リファレンスセルであることと、
予め設定される識別子のセルが前記リファレンスセルであることとのうちのいずれか一つを含む。

選択的に、前記予め設定されるタイプのセルは、プライマリセル又はプライマリセカンダリセルである。

選択的に、前記予め設定される識別子の識別子タイプは、セル識別子、物理セル識別子又はグローバルセル識別子を含む。

選択的に、前記リファレンスセルがネットワーク機器により配置される場合に、前記ＰＣＩ範囲情報は、前記リファレンスセルを指示するためのセル指示情報をさらに含む。

選択的に、前記セル指示情報は、
セル識別子情報と、
物理セル識別子情報と、
グローバルセル識別子情報と、
セルタイプ識別子情報とのうちのいずれか一つを含む。

本出願の実施例による補助情報処理装置は、図２の方法の実施例における各プロセスを実現することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここではこれ以上説明しない。

説明すべきこととして、本出願の実施例による補助情報送信方法では、実行本体は、補助情報送信装置、又は、この補助情報送信装置における補助情報送信方法を実行するための制御モジュールであってもよい。本出願の実施例では、補助情報送信装置が補助情報送信方法を実行することを例にして、本出願の実施例による補助情報送信装置を説明する。

図５は、本出願の実施例による補助情報送信装置の構造図であり、補助情報送信装置５００は、
物理セル識別子ＰＣＩ範囲情報を送信するための送信モジュール５０１を含み、
ここで、前記ＰＣＩ範囲情報は、ＰＣＩ範囲と前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワーク情報を含み、前記ネットワーク情報は、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定するために用いられ、前記ネットワーク情報は、ネットワークインデックス又はネットワーク識別子を含む。

選択的に、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークが、リファレンスセルがサポートしないネットワークである場合に、前記ネットワーク情報は、前記ネットワーク識別子を含む。

選択的に、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークが、リファレンスセルがサポートするネットワークである場合に、前記ネットワーク情報は、前記ネットワークインデックスを含む。

選択的に、前記リファレンスセルは、プロトコルにより約定されるか又は前記ネットワーク機器により決定される。

選択的に、前記リファレンスセルがプロトコルにより約定される方式は、
前記ＰＣＩ範囲情報を送信するセルが前記リファレンスセルであることと、
予め設定されるタイプのセルが前記リファレンスセルであることと、
予め設定される識別子のセルが前記リファレンスセルであることとのうちのいずれか一つを含む。

選択的に、前記予め設定されるタイプのセルは、プライマリセル又はプライマリセカンダリセルである。

選択的に、前記予め設定される識別子の識別子タイプは、セル識別子、物理セル識別子又はグローバルセル識別子を含む。

選択的に、前記リファレンスセルが前記ネットワーク機器により決定される場合に、前記ＰＣＩ範囲情報は、前記リファレンスセルを指示するためのセル指示情報をさらに含む。

選択的に、前記セル指示情報は、
セル識別子情報と、
物理セル識別子情報と、
グローバルセル識別子情報と、
セルタイプ識別子情報とのうちのいずれか一つを含む。

本出願の実施例による補助情報送信装置は、図３の方法の実施例における各プロセスを実現することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここではこれ以上説明しない。

本出願の実施例における補助情報処理装置と補助情報送信装置は、装置であってもよく、端末における部材、集積回路、又はチップであってもよい。この装置は、移動端末であってもよく、非移動端末であってもよい。例示的には、移動端末は、以上に列挙された端末１１のタイプを含んでもよいが、それらに限らず、非移動端末は、サーバ、ネットワーク接続型ストレージ（Ｎｅｔｗｏｒｋ Ａｔｔａｃｈｅｄ Ｓｔｏｒａｇｅ、ＮＡＳ）、パーソナルコンピュータ（ｐｅｒｓｏｎａｌ ｃｏｍｐｕｔｅｒ、ＰＣ）、テレビ（ｔｅｌｅｖｉｓｉｏｎ、ＴＶ）、預入支払機又はセルフサービス機などであってもよく、本出願の実施例では、具体的に限定しない。

本出願の実施例における補助情報処理装置と補助情報送信装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。このオペレーティングシステムは、アンドロイド（登録商標）（Ａｎｄｒｏｉｄ）オペレーティングシステムであってもよく、ｉｏｓオペレーティングシステムであってもよく、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願の実施例では、具体的に限定しない。

本出願の実施例による補助情報処理装置と補助情報送信装置は、図２から図３の方法の実施例により実現される各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここではこれ以上説明しない。

選択的に、図６に示すように、本出願の実施例は、通信機器６００をさらに提供し、プロセッサ６０１と、メモリ６０２と、メモリ６０２に記憶されており、且つ前記プロセッサ６０１上で運行できるプログラム又は命令とを含み、例えばこの通信機器６００が端末である場合、このプログラム又は命令がプロセッサ６０１により実行される時、上記補助情報処理方法と補助情報送信方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。この通信機器６００がネットワーク側機器である時、このプログラム又は命令がプロセッサ６０１により実行される時、上記補助情報処理方法と補助情報送信方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここではこれ以上説明しない。

図７は、本出願の各実施例を実現する端末のハードウェア構造概略図である。

この端末７００は、無線周波数ユニット７０１、ネットワークモジュール７０２、オーディオ出力ユニット７０３、入力ユニット７０４、センサ７０５、表示ユニット７０６、ユーザ入力ユニット７０７、インターフェースユニット７０８、メモリ７０９及びプロセッサ７１０などの部材を含むが、それらに限らない。

当業者であれば理解できるように、端末７００は、各部材に給電する電源（例えば、電池）をさらに含んでもよく、電源は、電源管理システムによってプロセッサ７１０にロジック的に接続されてもよく、それにより電源管理システムによって充放電管理及び消費電力管理などの機能を実現することができる。図７に示す端末の構造は、端末に対する限定を構成せず、端末は、図示された部材の数よりも多く又は少ない部材、又はいくつかの部材の組み合わせ、又は異なる部材の配置を含んでもよく、ここではこれ以上説明しない。

理解すべきこととして、本出願の実施例では、入力ユニット７０４は、グラフィックスプロセッサ（Ｇｒａｐｈｉｃｓ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｕｎｉｔ、ＧＰＵ）７０４１とマイクロホン７０４２を含んでもよく、グラフィックスプロセッサ７０４１は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードにおいて画像キャプチャ装置（例えば、カメラ）によって得られた静止画像又はビデオの画像データを処理する。表示ユニット７０６は、表示パネル７０６１を含んでもよく、液晶ディスプレイ、有機発光ダイオードなどの形式で表示パネル７０６１が配置されてもよい。ユーザ入力ユニット７０７は、タッチパネル７０７１及び他の入力機器７０７２を含む。タッチパネル７０７１は、タッチスクリーンとも呼ばれる。タッチパネル７０７１は、タッチ検出装置とタッチコントローラという二つの部分を含んでもよい。他の入力機器７０７２は、物理的キーボード、機能キー（例えば、音量制御ボタン、スイッチボタンなど）、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限らず、ここではこれ以上説明しない。

本出願の実施例では、無線周波数ユニット７０１は、ネットワーク側機器からの下りリンクのデータを受信した後、プロセッサ７１０に処理させ、また、上りリンクのデータをネットワーク側機器に送信する。一般的には、無線周波数ユニット７０１は、アンテナ、少なくとも一つの増幅器、送受信機、カプラ、低雑音増幅器、デュプレクサなどを含むが、それらに限らない。

メモリ７０９は、ソフトウェアプログラム又は命令及び様々なデータを記憶するために用いられてもよい。メモリ７０９は、主にプログラム又は命令記憶領域とデータ記憶領域を含んでもよい。ここで、プログラム又は命令記憶領域は、オペレーティングシステム、少なくとも一つの機能に必要なアプリケーションプログラム又は命令（例えば、音声再生機能、画像再生機能など）などを記憶することができる。なお、メモリ７０９は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、非揮発性メモリを含んでもよい。ここで、非揮発性メモリは、リードオンリーメモリ（Ｒｅａｄ－Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ、ＲＯＭ）、プログラマブルリードオンリーメモリ（Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ ＲＯＭ、ＰＲＯＭ）、消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ（Ｅｒａｓａｂｌｅ ＰＲＯＭ、ＥＰＲＯＭ）、電気的に消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ（Ｅｌｅｃｔｒｉｃａｌｌｙ ＥＰＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ）又はフラッシュメモリであってもよい。例えば、少なくとも一つの磁気ディスクメモリデバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の非揮発性ソリッドステートメモリデバイスであってもよい。

プロセッサ７１０は、一つ又は複数の処理ユニットを含んでもよい。選択的に、プロセッサ７１０は、アプリケーションプロセッサとモデムプロセッサを統合してもよい。ここで、アプリケーションプロセッサは、主にオペレーティングシステム、ユーザインタフェースとアプリケーションプログラム又は命令などを処理するものであり、モデムプロセッサは、主に無線通信を処理するものであり、例えばベースバンドプロセッサである。理解できるように、上記モデムプロセッサは、プロセッサ７１０に統合されなくてもよい。

ここで、無線周波数ユニット７０１は、ＰＣＩ範囲と前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワーク情報を含む物理セル識別子ＰＣＩ範囲情報を受信するために用いられ、
プロセッサ７１０は、前記ネットワーク情報に基づいて、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定し、
ここで、前記ネットワーク情報は、ネットワークインデックス又はネットワーク識別子を含む。

理解すべきこととして、本実施例では、上記プロセッサ７１０と無線周波数ユニット７０１は、図２の方法の実施例において端末により実現される各プロセスを実現することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここではこれ以上説明しない。

具体的には、本出願の実施例は、ネットワーク側機器をさらに提供する。図８に示すように、このネットワーク側機器８００は、アンテナ８０１、無線周波数装置８０２、ベースバンド装置８０３を含む。アンテナ８０１と無線周波数装置８０２とが接続される。上りリンク方向において、無線周波数装置８０２は、アンテナ８０１を介して情報を受信し、受信した情報をベースバンド装置８０３に送信して処理させる。下りリンク方向において、ベースバンド装置８０３は、送信する情報を処理し、無線周波数装置８０２に送信し、無線周波数装置８０２は、受信した情報を処理した後にアンテナ８０１を介して送出する。

上記無線周波数装置８０２は、ベースバンド装置８０３に位置してもよく、以上の実施例においてネットワーク側機器により実行される方法は、ベースバンド装置８０３に実現されてもよく、このベースバンド装置８０３は、プロセッサ８０４とメモリ８０５を含む。

ベースバンド装置８０３は、例えば少なくとも一つのベースバンドボードを含んでもよく、このベースバンドボード上に複数のチップが設置され、図８に示すように、そのうちの一つのチップは、例えばプロセッサ８０４であり、メモリ８０５と接続されて、メモリ８０５におけるプログラムを呼び出し、以上の方法の実施例に示すネットワーク機器操作を実行する。

このベースバンド装置８０３は、ネットワークインターフェース８０６をさらに含んでもよく、無線周波数装置８０２との情報のやり取りに用いられ、このインターフェースは、例えば共通公衆無線インターフェース（ｃｏｍｍｏｎ ｐｕｂｌｉｃ ｒａｄｉｏ ｉｎｔｅｒｆａｃｅ、ＣＰＲＩと略称される）である。

具体的には、本発明の実施例のネットワーク側機器は、メモリ８０５に記憶されており、且つプロセッサ８０４上で運行できる命令又はプログラムをさらに含み、プロセッサ８０４は、メモリ８０５における命令又はプログラムを呼び出し、図５に示す各モジュールにより実行される方法を実行し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここではこれ以上説明しない。

本出願の実施例は、可読記憶媒体をさらに提供し、前記可読記憶媒体上にはプログラム又は命令が記憶されており、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、上記補助情報処理方法又は補助情報送信方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。

ここで、前記プロセッサは、上記実施例に記載の端末７００又はネットワーク側機器８００におけるプロセッサである。前記可読記憶媒体は、コンピュータ可読記憶媒体、例えばコンピュータリードオンリーメモリ（Ｒｅａｄ－Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ、ＲＯＭ）、ランダムアクセスメモリ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ、ＲＡＭ）、磁気ディスク又は光ディスクなどを含む。

本出願の実施例は、チップをさらに提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、ネットワーク機器のプログラム又は命令を運行し、上記補助情報送信方法の実施例の各プロセスを実現するために用いられ、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここではこれ以上説明しない。

理解すべきこととして、本出願の実施例に言及されたチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップなどと呼ばれてもよい。

理解できるように、本開示に記述されたこれらの実施例は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード又はその組み合わせで実現されてもよい。ハードウェアの実現に対して、モジュール、ユニット、サブモジュール、サブユニットなどは、一つ又は複数の専用集積回路（Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ Ｓｐｅｃｉｆｉｃ Ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ Ｃｉｒｃｕｉｔｓ、ＡＳＩＣ）、デジタルシグナルプロセッサ（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｓｉｇｎａｌ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ、ＤＳＰ）、デジタルシグナルプロセッシングデバイス（ＤＳＰ Ｄｅｖｉｃｅ、ＤＳＰＤ）、プログラマブルロジックデバイス（Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ Ｌｏｇｉｃ Ｄｅｖｉｃｅ、ＰＬＤ）、フィールドプログラマブルゲートアレイ（Ｆｉｅｌｄ－Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ Ｇａｔｅ Ａｒｒａｙ、ＦＰＧＡ）、汎用プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、本出願の前記機能を実行するための他の電子ユニット又はその組み合わせに実現されてもよい。

説明すべきこととして、本明細書では、用語である「含む」、「包含」又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それによって一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素も含む。それ以上の制限がない場合に、「・・・を１つ含む」という文章で限定された要素について、この要素を含むプロセス、方法、物品又は装置には他の同じ要素も存在することが排除されるものではない。なお、指摘すべきこととして、本出願の実施の形態における方法と装置の範囲は、図示又は記載された順序で機能を実行することに限らず、関わる機能に基づいて基本的に同時である方式又は逆の順序で機能を実行することを含んでもよく、例えば記述されたものとは異なる手順で記述された方法を実行することができるとともに、様々なステップを追加、省略又は組み合わせることができる。また、いくつかの例を参照して記述された特徴は、他の例で組み合わせられることができる。

以上の実施の形態の記述によって、当業者であればはっきりと分かるように、上記実施例の方法は、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームの形態によって実現されることができる。無論、ハードウェアによって実現されてもよいが、多くの場合、前者は、より好適な実施の形態である。このような理解を踏まえて、本出願の技術案は、実質には又は従来の技術に寄与した部分がソフトウェア製品の形式によって具現化されてもよい。このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体（例えばＲＯＭ／ＲＡＭ、磁気ディスク、光ディスク）に記憶され、一台の端末（携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又は基地局などであってもよい）に本出願の各実施例に記載の方法を実行させるための若干の命令を含む。

以上は、図面を結び付けながら、本出願の実施例を記述したが、本出願は、上記の具体的な実施の形態に限らない。上記の具体的な実施の形態は、例示的なものに過ぎず、制限性のあるものではない。当業者は、本出願の示唆のもとで、本出願の趣旨と請求項が保護する範囲から逸脱しない限り、多くの形式を行うこともでき、それらは、いずれも本出願の保護範囲に属する。

Claims (31)

1. 端末に用いられる補助情報処理方法であって、
   ＰＣＩ範囲と前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワーク情報を含む物理セル識別子ＰＣＩ範囲情報を受信することと、
   前記ネットワーク情報に基づいて、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定することとを含み、
   前記ネットワーク情報は、ネットワークインデックス又はネットワーク識別子を含む、補助情報処理方法。
2. 前記ネットワーク情報に基づいて、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定することは、
   前記ネットワーク情報が前記ネットワークインデックスを含む場合に、リファレンスセルのネットワーク識別子リストと前記ネットワークインデックスに基づいて、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定することと、
   前記ネットワーク情報が前記ネットワーク識別子を含む場合に、前記ネットワーク識別子に基づいて前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定することとのうちの少なくとも一つを含む、請求項１に記載の補助情報処理方法。
3. 前記ネットワーク情報に基づいて、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定するステップの後に、前記補助情報処理方法は、
   前記ネットワークインデックスに対応するネットワークが、前記リファレンスセルがサポートしないネットワークである場合に、前記ＰＣＩ範囲情報を無視又は廃棄することをさらに含む、請求項２に記載の補助情報処理方法。
4. 前記リファレンスセルは、プロトコルにより約定されるか又はネットワーク機器により配置される、請求項２に記載の補助情報処理方法。
5. 前記リファレンスセルがプロトコルにより約定される場合に、前記リファレンスセルは、
   前記ＰＣＩ範囲情報を受信するセルと、
   予め設定されるタイプのセルと、
   予め設定される識別子のセルとのうちのいずれか一つである、請求項４に記載の補助情報処理方法。
6. 前記予め設定されるタイプのセルは、プライマリセル又はプライマリセカンダリセルである、請求項５に記載の補助情報処理方法。
7. 前記予め設定される識別子の識別子タイプは、セル識別子、物理セル識別子又はグローバルセル識別子を含む、請求項５に記載の補助情報処理方法。
8. 前記リファレンスセルがネットワーク機器により配置される場合に、前記ＰＣＩ範囲情報は、前記リファレンスセルを指示するためのセル指示情報をさらに含む、請求項４に記載の補助情報処理方法。
9. 前記セル指示情報は、
   セル識別子情報と、
   物理セル識別子情報と、
   グローバルセル識別子情報と、
   セルタイプ識別子情報とのうちのいずれか一つを含む、請求項８に記載の補助情報処理方法。
10. ネットワーク機器に用いられる補助情報送信方法であって、
    物理セル識別子ＰＣＩ範囲情報を送信することを含み、
    前記ＰＣＩ範囲情報は、ＰＣＩ範囲と前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワーク情報を含み、前記ネットワーク情報は、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定するために用いられ、前記ネットワーク情報は、ネットワークインデックス又はネットワーク識別子を含む、補助情報送信方法。
11. 前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークが、リファレンスセルがサポートしないネットワークである場合に、前記ネットワーク情報は、前記ネットワーク識別子を含む、請求項１０に記載の補助情報送信方法。
12. 前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークが、リファレンスセルがサポートするネットワークである場合に、前記ネットワーク情報は、前記ネットワークインデックスを含む、請求項１０に記載の補助情報送信方法。
13. 前記リファレンスセルは、プロトコルにより約定されるか又は前記ネットワーク機器により決定される、請求項１１又は１２に記載の補助情報送信方法。
14. 前記リファレンスセルがプロトコルにより約定される場合に、前記リファレンスセルは、
    前記ＰＣＩ範囲情報を受信するセルと、
    予め設定されるタイプのセルと、
    予め設定される識別子のセルとのうちのいずれか一つである、請求項１３に記載の補助情報送信方法。
15. 前記予め設定されるタイプのセルは、プライマリセル又はプライマリセカンダリセルである、請求項１４に記載の補助情報送信方法。
16. 前記予め設定される識別子の識別子タイプは、セル識別子、物理セル識別子又はグローバルセル識別子を含む、請求項１４に記載の補助情報送信方法。
17. 前記リファレンスセルが前記ネットワーク機器により決定される場合に、前記ＰＣＩ範囲情報は、前記リファレンスセルを指示するためのセル指示情報をさらに含む、請求項１３に記載の補助情報送信方法。
18. 前記セル指示情報は、
    セル識別子情報と、
    物理セル識別子情報と、
    グローバルセル識別子情報と、
    セルタイプ識別子情報とのうちのいずれか一つを含む、請求項１７に記載の補助情報送信方法。
19. 補助情報処理装置であって、
    ＰＣＩ範囲と前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワーク情報を含む物理セル識別子ＰＣＩ範囲情報を受信するための受信モジュールと、
    前記ネットワーク情報に基づいて、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定するための決定モジュールとを含み、
    前記ネットワーク情報は、ネットワークインデックス又はネットワーク識別子を含む、補助情報処理装置。
20. 前記決定モジュールは、具体的に、
    前記ネットワーク情報が前記ネットワークインデックスを含む場合に、リファレンスセルのネットワーク識別子リストと前記ネットワークインデックスに基づいて、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定することと、
    前記ネットワーク情報が前記ネットワーク識別子を含む場合に、前記ネットワーク識別子に基づいて前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定することとのうちの少なくとも一つを実行するために用いられる、請求項１９に記載の補助情報処理装置。
21. 前記補助情報処理装置は、
    前記ネットワークインデックスに対応するネットワークが、前記リファレンスセルがサポートしないネットワークである場合に、前記ＰＣＩ範囲情報を無視又は廃棄するための処理モジュールをさらに含む、請求項２０に記載の補助情報処理装置。
22. 補助情報送信装置であって、
    物理セル識別子ＰＣＩ範囲情報を送信するための送信モジュールを含み、
    前記ＰＣＩ範囲情報は、ＰＣＩ範囲と前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワーク情報を含み、前記ネットワーク情報は、前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークを決定するために用いられ、前記ネットワーク情報は、ネットワークインデックス又はネットワーク識別子を含む、補助情報送信装置。
23. 前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークが、リファレンスセルがサポートしないネットワークである場合に、前記ネットワーク情報は、前記ネットワーク識別子を含む、請求項２２に記載の補助情報送信装置。
24. 前記ＰＣＩ範囲に対応するネットワークが、リファレンスセルがサポートするネットワークである場合に、前記ネットワーク情報は、前記ネットワークインデックスを含む、請求項２２に記載の補助情報送信装置。
25. メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶されており、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラムとを含み、前記プログラムが前記プロセッサにより実行される時、請求項１から９のいずれか１項に記載の補助情報処理方法におけるステップを実現する、端末。
26. メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶されており、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項１０から１８のいずれか１項に記載の補助情報送信方法におけるステップを実現する、ネットワーク機器。
27. プログラム又は命令が記憶されており、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、請求項１から９のいずれか１項に記載の補助情報処理方法のステップを実現し、又は前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、請求項１０から１８のいずれか１項に記載の補助情報送信方法のステップを実現する、可読記憶媒体。
28. プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、ネットワーク機器のプログラム又は命令を運行し、請求項１から９のいずれか１項に記載の補助情報処理方法のステップ、又は請求項１０から１８のいずれか１項に記載の補助情報送信方法を実現するために用いられる、チップ。
29. 少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、請求項１から９のいずれか１項に記載の補助情報処理方法を実現し、又は前記コンピュータプログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、請求項１０から１８のいずれか１項に記載の補助情報送信方法を実現する、コンピュータプログラム製品。
30. 請求項１から９のいずれか１項に記載の補助情報処理方法を実行するように構成される、端末。
31. 請求項１０から１８のいずれか１項に記載の補助情報送信方法を実行するように構成される、ネットワーク機器。