JP2023528568A - 無認可スペクトルにおけるue間チャネル占有時間共有のための技法 - Google Patents

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Abstract

本開示の様々な態様は、一般に、ワイヤレス通信に関する。いくつかの態様では、第1のユーザ機器(UE)が、第2のUEと共有されるチャネル占有時間内に、リッスンビフォアトーク持続時間および自動利得制御持続時間に少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数の競合スロット開始時間を判断してよい。第1のUEは、1つまたは複数の競合スロット開始時間のうちの1つまたは複数から選択された開始時間に、第2のUEへサイドリンク通信を送信してよい。数多くの他の態様が提供される。

Description

本開示の態様は、概してワイヤレス通信に関し、また、無認可スペクトルにおけるユーザ機器(UE)間チャネル占有時間共有のための技法および装置に関する。
ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなど、様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力など)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を利用する場合がある。そのような多元接続技術の例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)システム、時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)システム、およびロングタームエボリューション(LTE)を含む。LTE/LTEアドバンストは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))によって公表されたユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)モバイル規格への拡張のセットである。
ワイヤレス通信ネットワークは、いくつかのユーザ機器(UE)のための通信をサポートすることができる、いくつかの基地局(BS)を含み得る。ユーザ機器(UE)は、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局(BS)と通信し得る。ダウンリンク(または、順方向リンク)は、BSからUEへの通信リンクを指し、アップリンク(または、逆方向リンク)は、UEからBSへの通信リンクを指す。本明細書においてより詳細に記載するように、BSは、ノードB、gNB、アクセスポイント(AP)、無線ヘッド、送信受信ポイント(TRP)、新無線(NR)BS、5GノードBなどと呼ばれる場合がある。
上記の多元接続技術は、都市レベル、国家レベル、地域レベル、さらには世界レベルで様々なユーザ機器が通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために、様々な電気通信規格において採用されている。新無線(NR)は、5Gと呼ばれることもあり、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))によって公表されたLTEモバイル規格に対する拡張のセットである。NRは、スペクトル効率を改善すること、コストを減らすこと、サービスを改善すること、新たなスペクトルを利用すること、およびサイクリックプレフィックス(CP)付き直交周波数分割多重化(OFDM)(CP-OFDM)をダウンリンク(DL)上で使用し、CP-OFDMおよび/またはSC-FDM(たとえば、離散フーリエ変換拡散OFDM(DFT-s-OFDM)とも呼ばれる)をアップリンク(UL)上で使用して、他のオープン規格とよりよく統合すること、ならびにビームフォーミング、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術、およびキャリアアグリゲーションをサポートすることによって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをよりよくサポートするように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増大し続けるにつれて、LTE技術およびNR技術におけるさらなる改善が必要である。好ましくは、これらの改善は、これらの技術を用いる他の多元接続技術および電気通信規格に適用可能であるべきである。
いくつかの態様では、第1のユーザ機器(UE)によって実施される、ワイヤレス通信の方法は、第2のUEと共有されるチャネル占有時間内に、リッスンビフォアトーク(LBT)持続時間および自動利得制御(AGC)持続時間に少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数の競合スロット開始時間を判断するステップと、1つまたは複数の競合スロット開始時間のうちの1つまたは複数から選択された開始時間に、第2のUEへサイドリンク通信を送信するステップとを含み得る。
いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための第1のUEは、メモリと、メモリに動作可能に結合された1つまたは複数のプロセッサとを含み得る。メモリおよび1つまたは複数のプロセッサは、第2のUEと共有されるチャネル占有時間内に、LBT持続時間およびAGC持続時間に少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数の競合スロット開始時間を判断することと、1つまたは複数の競合スロット開始時間のうちの1つまたは複数から選択された開始時間に、第2のUEへサイドリンク通信を送信することとを行うように構成されてよい。
いくつかの態様では、非一時的コンピュータ可読媒体は、ワイヤレス通信のための1つまたは複数の命令を記憶し得る。1つまたは複数の命令は、第1のUEの1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、1つまたは複数のプロセッサに、第2のUEと共有されるチャネル占有時間内に、LBT持続時間およびAGC持続時間に少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数の競合スロット開始時間を判断することと、1つまたは複数の競合スロット開始時間のうちの1つまたは複数から選択された開始時間に、第2のUEへサイドリンク通信を送信することとを行わせてよい。
いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置は、UEと共有されるチャネル占有時間内に、LBT持続時間およびAGC持続時間に少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数の競合スロット開始時間を判断するための手段と、1つまたは複数の競合スロット開始時間のうちの1つまたは複数から選択された開始時間に、UEへサイドリンク通信を送信するための手段とを含み得る。
いくつかの態様では、1つまたは複数の競合スロット開始時間は、現在のスロット中の最終シンボルまたは次のスロット中の第1のシンボルのうちの1つまたは複数の中で発生する。
いくつかの態様では、LBT持続時間は現在のスロット中の最終シンボルの冒頭から始まり、AGC持続時間は、次のスロット中の第1のシンボルの少なくとも一部分を含む。
いくつかの態様では、1つまたは複数の競合スロット開始時間は、LBT持続時間の終了時間とAGC持続時間の開始時間との間のウィンドウ中で発生する。
いくつかの態様では、AGC持続時間に対応する、次のスロット中の第1のシンボルの一部分は、サブキャリア間隔に少なくとも部分的に基づく。
いくつかの態様では、1つまたは複数の競合スロット開始時間の量は、競合スロット持続時間に少なくとも部分的に基づく。
いくつかの態様では、1つまたは複数の競合スロット開始時間の量は、サブキャリア間隔に少なくとも部分的に基づく。
いくつかの態様では、LBT持続時間は、サイドリンク通信が送信される第1のシンボルのロケーションに依存する長さを有する。
いくつかの態様では、1つまたは複数の競合スロット開始時間は、LBT持続時間の終了時間に相対して識別される。
いくつかの態様では、1つまたは複数の競合スロット開始時間は、AGC持続時間の開始時間に相対して識別される。
いくつかの態様では、サイドリンク通信を送信するための開始時間は、1つまたは複数の競合スロット開始時間のうちの1つまたは複数からランダムに選択される。
態様は、全体的に、図面を参照して本明細書で十分に説明し、図面および本明細書によって示すような、方法、装置、システム、コンピュータプログラム製品、非一時的コンピュータ可読媒体、ユーザ機器、基地局、ワイヤレス通信デバイス、および/または処理システムを含む。
上記は、以下の発明を実施するための形態がよりよく理解され得るように、本開示による例の特徴と技術的利点とをかなり広範に概説している。追加の特徴および利点が以下で説明される。開示される概念および具体例は、本開示の同じ目的を遂行するための他の構造を変更または設計するための基礎として容易に使用されてよい。そのような等価な構造は、添付の特許請求の範囲から逸脱しない。本明細書で開示される概念の特性、それらの編成と動作方法の両方が、添付の図面に関連して検討されれば、以下の説明から、関連する利点とともによりよく理解されるであろう。図の各々は、特許請求の範囲の限定の定義としてではなく、例示および説明のために提供される。
本開示の上述の特徴が詳細に理解され得るように、添付の図面にその一部が示される態様を参照することによって、上記で簡潔に要約した内容について、より具体的な説明を行う場合がある。しかしながら、本説明は他の等しく効果的な態様を許容する場合があるので、添付の図面が、本開示のいくつかの典型的な態様しか示さず、したがって、その範囲の限定と見なされるべきではないことに留意されたい。異なる図面における同じ参照番号は、同じかまたは類似の要素を識別し得る。
本開示の様々な態様によるワイヤレス通信ネットワークの例を示す図である。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおけるUEと通信している基地局の例を示す図である。 本開示の様々な態様によるサイドリンク通信の例を示す図である。 本開示の様々な態様によるサイドリンク通信およびアクセスリンク通信の例を示す図である。 本開示の様々な態様による、サイドリンクUEの間のチャネル占有時間共有の例を示す図である。 本開示の様々な態様による、無認可スペクトルにおけるUE間チャネル占有時間共有の1つまたは複数の例を示す図である。 本開示の様々な態様による、無認可スペクトルにおけるUE間チャネル占有時間共有の1つまたは複数の例を示す図である。 本開示の様々な態様による、無認可スペクトルにおけるUE間チャネル占有時間共有の1つまたは複数の例を示す図である。 本開示の様々な態様による、無認可スペクトルにおけるUE間チャネル占有時間共有の1つまたは複数の例を示す図である。 本開示の様々な態様による、無認可スペクトルにおけるUE間チャネル占有時間共有の1つまたは複数の例を示す図である。 本開示の様々な態様による、無認可スペクトルにおけるUE間チャネル占有時間共有の1つまたは複数の例を示す図である。 本開示の様々な態様による、無認可スペクトルにおけるUE間チャネル占有時間共有の1つまたは複数の例を示す図である。 本開示の様々な態様による、たとえばUEによって実施される例示的プロセスを示す図である。 本開示の様々な態様による、例示的な装置における異なる構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図である。
本開示の様々な態様について、添付の図面を参照して以下でより十分に説明する。しかしながら、本開示は、多くの異なる形態で具現化されてもよく、本開示全体にわたって提示される任意の特定の構造または機能に限定されるものと解釈されるべきでない。むしろ、これらの態様は、本開示が網羅的で完全になり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるように構成される。本明細書の教示に基づいて、本開示の範囲は、本開示の任意の他の態様とは無関係に実装されるにせよ、本開示の任意の他の態様と組み合わせて実装されるにせよ、本明細書で開示する本開示の任意の態様を包含するものであることを、当業者は諒解されたい。たとえば、本明細書に記載する任意の数の態様を使用して、装置が実装されてよく、または方法が実践されてよい。加えて、本開示の範囲は、本明細書に記載する本開示の様々な態様に加えて、またはそれらの態様以外の、他の構造、機能性、または構造および機能性を使用して実践される装置または方法を包含するものである。本明細書で開示する本開示のいかなる態様も、特許請求の範囲の1つまたは複数の要素によって具現され得ることを理解されたい。
次に、様々な装置および技法を参照して、電気通信システムのいくつかの態様を提示する。これらの装置および技法は、以下の詳細な説明において説明され、様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなど(「要素」と総称される)によって添付図面に示される。これらの要素は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せを使用して実装され得る。そのような要素がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、具体的な適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。
本明細書では、3Gおよび/または4Gワイヤレス技術に一般的に関連する用語を使用して、態様について説明する場合があるが、本開示の態様は、NR技術を含む、5G以降など、他の世代ベースの通信システムにおいて適用され得ることに留意されたい。
図1は、本開示の態様が実践され得るワイヤレスネットワーク100を示す図である。ワイヤレスネットワーク100は、LTEネットワーク、または5GもしくはNRネットワークなど、何らかの他のワイヤレスネットワークであってよい。ワイヤレスネットワーク100は、いくつかのBS110(BS110a、BS110b、BS110c、およびBS110dとして示される)と、他のネットワークエンティティとを含み得る。BSは、ユーザ機器(UE)と通信するエンティティであり、基地局、NR BS、ノードB、gNB、5GノードB(NB)、アクセスポイント、送信受信ポイント(TRP)などと呼ばれる場合もある。各BSは、特定の地理的エリアに通信カバレージを提供し得る。3GPP(登録商標)では、「セル」という用語は、用語が使用される文脈によって、BSのカバレージエリア、および/またはこのカバレージエリアにサービスするBSサブシステムを指すことができる。
BSは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または別のタイプのセルのための通信カバレージを提供し得る。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーしてよく、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にすることがある。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーしてよく、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーしてよく、フェムトセルとの関連付けを有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG)の中のUE)による制限付きアクセスを可能にし得る。マクロセルのためのBSは、マクロBSと呼ばれることがある。ピコセルのためのBSは、ピコBSと呼ばれることがある。フェムトセルのためのBSはフェムトBSまたはホームBSと呼ばれることがある。図1に示す例では、BS110aはマクロセル102a用のマクロBSであってよく、BS110bはピコセル102b用のピコBSであってよく、BS110cはフェムトセル102c用のフェムトBSであってよい。BSは、1つまたは複数(たとえば、3つ)のセルをサポートし得る。「eNB」、「基地局」、「NR BS」、「gNB」、「TRP」、「AP」、「ノードB」、「5G NB」、および「セル」という用語が、本明細書では互換的に使用されてよい。
いくつかの態様では、セルは、必ずしも静止しているとは限らない場合があり、セルの地理的エリアは、モバイルBSの位置に従って移動する場合がある。いくつかの態様では、BSは、任意の適切なトランスポートネットワークを使用して、直接物理接続、仮想ネットワークなどの様々なタイプのバックホールインターフェースを通して、互いと、および/またはワイヤレスネットワーク100の中の1つもしくは複数の他のBSもしくはネットワークノード(図示せず)に相互接続されてよい。
ワイヤレスネットワーク100はまた、中継局を含んでよい。中継局は、上流局(たとえば、BSまたはUE)からデータの伝送を受信でき、そのデータの伝送を下流局(たとえば、UEまたはBS)に送ることができるエンティティである。中継局はまた、他のUEのための送信を中継できるUEであってよい。図1に示す例では、中継局110dは、マクロBS110aとUE120dとの間の通信を容易にするために、BS110aおよびUE120dと通信し得る。中継局は、中継BS、中継基地局、リレーなどと呼ばれる場合もある。
ワイヤレスネットワーク100は、たとえば、マクロBS、ピコBS、フェムトBS、中継BSなどの異なるタイプのBSを含む異種ネットワークであってよい。これらの異なるタイプのBSは、ワイヤレスネットワーク100において、異なる送信電力レベル、異なるカバレージエリア、および干渉に対する異なる影響を有する場合がある。たとえば、マクロBSは、高い送信電力レベル(たとえば、5~40ワット)を有する場合があるが、ピコBS、フェムトBS、および中継BSは、より低い送信電力レベル(たとえば、0.1~2ワット)を有する場合がある。
ネットワークコントローラ130は、BSのセットに結合してよく、これらのBSのための協調および制御を行ってよい。ネットワークコントローラ130は、バックホールを介してBSと通信し得る。BSはまた、たとえば、ワイヤレスまたはワイヤラインバックホールを介して、直接または間接的に互いと通信し得る。
UE120(たとえば、120a、120b、120c)はワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散されることがあり、各UEは固定式または移動式であることがある。UEは、アクセス端末、端末、移動局、加入者ユニット、局などと呼ばれることもある。UEは、セルラーフォン(たとえば、スマートフォン)、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、タブレット、カメラ、ゲームデバイス、ネットブック、スマートブック、ウルトラブック、医療デバイスもしくは医療機器、生体センサー/デバイス、ウェアラブルデバイス(スマートウォッチ、スマートクロージング、スマートグラス、スマートリストバンド、スマートジュエリー(たとえば、スマートリング、スマートブレスレット))、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽もしくはビデオデバイス、または衛星ラジオ)、車両構成要素もしくはセンサー、スマートメーター/センサー、産業用製造機器、全地球測位システムデバイス、または、ワイヤレスもしくはワイヤード媒体を介して通信するように構成される任意の他の好適なデバイスであり得る。
いくつかのUEは、マシンタイプ通信(MTC)UE、または発展型もしくは拡張マシンタイプ通信(eMTC)UEと見なされてよい。MTC UEおよびeMTC UEは、たとえば、基地局、別のデバイス(たとえば、リモートデバイス)、またはいくつかの他のエンティティと通信し得る、ロボット、ドローン、リモートデバイス、センサー、メーター、モニタ、ロケーションタグなどを含む。ワイヤレスノードは、たとえば、ワイヤードまたはワイヤレスの通信リンクを介して、ネットワーク(たとえば、インターネットまたはセルラーネットワークなどのワイドエリアネットワーク)のための接続性またはネットワークへの接続性を提供し得る。いくつかのUEは、モノのインターネット(IoT)デバイスと見なされてよく、かつ/またはNB-IoT(狭帯域モノのインターネット)デバイスとして実装されてよい。いくつかのUEは、顧客構内機器(CPE)と見なされ得る。UE120は、プロセッサ構成要素、メモリ構成要素など、UE120の構成要素を収容するハウジングの内部に含まれてよい。
一般に、任意の数のワイヤレスネットワークが、所与の地理的エリアの中で展開され得る。各ワイヤレスネットワークは、特定のRATをサポートしてよく、1つまたは複数の周波数で動作してよい。RATは、無線技術、エアインターフェースなどと呼ばれることもある。周波数は、キャリア、周波数チャネルなどと呼ばれることもある。各周波数は、異なるRATのワイヤレスネットワーク間の干渉を回避するために、所与の地理的エリアの中で単一のRATをサポートし得る。いくつかの場合、NRまたは5G RATネットワークが展開され得る。
いくつかの態様では、2つ以上のUE120(たとえば、UE120aおよびUE120eとして示される)は、1つまたは複数のサイドリンクチャネルを使って(たとえば、互いに通信するための媒介として基地局110を使わずに)直接通信してよい。たとえば、UE120は、ピアツーピア(P2P)通信、デバイス間(D2D)通信、(たとえば、車両間(V2V)プロトコル、路車間(V2I)プロトコル、歩車間(V2P)プロトコル、車両ネットワーク間(V2N)プロトコルなどを含んでよい)ビークルツーエブリシング(V2X)プロトコル、メッシュネットワークなどを使用して通信してよい。この場合、UE120は、スケジューリング動作、リソース選択動作、および/または基地局110によって実施されるものとして本明細書の中の他の場所で説明する他の動作を実施し得る。
上記で示したように、図1は例として与えられる。他の例は、図1に関して説明される例とは異なってよい。
図2は、図1の中の基地局のうちの1つおよびUEのうちの1つであってよい、基地局110およびUE120の設計200のブロック図を示す。基地局110は、T個のアンテナ234a~234tを装備してよく、UE120は、R個のアンテナ252a~252rを装備してよく、ここで、一般にT≧1およびR≧1である。
基地局110において、送信プロセッサ220は、1つまたは複数のUE向けのデータをデータソース212から受信し、UEから受信されたチャネル品質インジケータ(CQI)に少なくとも部分的に基づいて、UEごとに1つまたは複数の変調およびコーディング方式(MCS)を選択し、UE用に選択されたMCSに少なくとも部分的に基づいて、UEごとにデータを処理(たとえば、符号化および変調)し、データシンボルをすべてのUEに提供してよい。送信プロセッサ220はまた、(たとえば、半静的リソース区分情報(SRPI)などのための)システム情報、および制御情報(たとえば、CQI要求、許可、上位レイヤシグナリングなど)を処理してよく、オーバーヘッドシンボルおよび制御シンボルを提供してよい。送信プロセッサ220はまた、基準信号(たとえば、セル固有基準信号(CRS))および同期信号(たとえば、1次同期信号(PSS)および2次同期信号(SSS))のための基準シンボルを生成してよい。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ230は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、オーバーヘッドシンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実施してよく、T個の出力シンボルストリームをT個の変調器(MOD)232a~232tに提供し得る。各変調器232は、(たとえば、OFDMなどのために)それぞれの出力シンボルストリームを処理して、出力サンプルストリームを取得し得る。各変調器232は、出力サンプルストリームをさらに処理(たとえば、アナログにコンバート、増幅、フィルタリング、およびアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得し得る。変調器232a~232tからのT個のダウンリンク信号は、それぞれT個のアンテナ234a~234tを介して送信され得る。以下でより詳細に説明する様々な態様によると、同期信号は、追加の情報を伝えるために、ロケーション符号化を用いて生成され得る。
UE120において、アンテナ252a~252rは、基地局110および/または他の基地局からダウンリンク信号を受信してよく、それぞれ、受信された信号を復調器(DEMOD)254a~254rに提供してよい。各復調器254は、受信された信号を調整(たとえば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得し得る。各復調器254は、入力サンプルを(たとえば、OFDMなどのために)さらに処理して受信シンボルを取得し得る。MIMO検出器256は、すべてのR個の復調器254a~254rから受信シンボルを取得し、適用可能な場合、受信シンボルに対してMIMO検出を実施し、検出されたシンボルを提供してよい。受信プロセッサ258は、検出されたシンボルを処理(たとえば、復調および復号)し、UE120のための復号されたデータをデータシンク260に提供し、復号された制御情報およびシステム情報をコントローラ/プロセッサ280に提供し得る。チャネルプロセッサは、基準信号受信電力(RSRP)、受信信号強度インジケータ(RSSI)、基準信号受信品質(RSRQ)、チャネル品質インジケータ(CQI)などを判断し得る。いくつかの態様では、UE120の1つまたは複数の構成要素は、ハウジングに含まれ得る。
アップリンク上では、UE120において、送信プロセッサ264は、データソース262からのデータおよびコントローラ/プロセッサ280からの(たとえば、RSRP、RSSI、RSRQ、CQIなどを含む報告用の)制御情報を受信し、処理し得る。送信プロセッサ264はまた、1つまたは複数の基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ264からのシンボルは、適用可能な場合、TX MIMOプロセッサ266によってプリコーディングされてよく、変調器254a~254rによって(たとえば、DFT-s-OFDM用、CP-OFDM用などに)さらに処理されてよく、基地局110へ送信され得る。基地局110において、UE120および他のUEからのアップリンク信号は、アンテナ234によって受信され、復調器232によって処理され、適用可能な場合、MIMO検出器236によって検出され、受信プロセッサ238によってさらに処理されて、UE120によって送られた、復号されたデータおよび制御情報を取得し得る。受信プロセッサ238は、復号データをデータシンク239に、また復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ240に提供し得る。基地局110は、通信ユニット244を含み、通信ユニット244を介してネットワークコントローラ130と通信し得る。ネットワークコントローラ130は、通信ユニット294、コントローラ/プロセッサ290、およびメモリ292を含んでよい。
基地局110のコントローラ/プロセッサ240、UE120のコントローラ/プロセッサ280、および/または図2の任意の他の構成要素は、本明細書の他の箇所により詳細に記載するように、無認可スペクトルにおけるUE間チャネル占有時間共有に関連付けられた1つまたは複数の技法を実施してよい。たとえば、基地局110のコントローラ/プロセッサ240、UE120のコントローラ/プロセッサ280、および/または図2のどの他の構成要素も、たとえば、図6のプロセス600、および/または本明細書で説明されるような他のプロセスの動作を実施または指示し得る。メモリ242およびメモリ282は、それぞれ、基地局110およびUE120のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。いくつかの態様では、メモリ242および/またはメモリ282は、ワイヤレス通信のための1つまたは複数の命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体を含んでよい。たとえば、1つまたは複数の命令は、基地局110および/またはUE120の1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、1つもしくは複数のプロセッサ、UE120、および/または基地局110に、たとえば、図6のプロセス600および/または本明細書で説明するような他のプロセスの動作を実施または指示させてよい。スケジューラ246は、ダウンリンク上および/またはアップリンク上のデータ送信のためにUEをスケジュールし得る。
いくつかの態様では、UE120は、別のUE120と共有されるチャネル占有時間内に、リッスンビフォアトーク(LBT)持続時間および自動利得制御(AGC)持続時間に少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数の競合スロット開始時間を判断するための手段、1つまたは複数の競合スロット開始時間のうちの1つまたは複数から選択された開始時間に、他のUE120へサイドリンク通信を送信するための手段などを含み得る。いくつかの態様では、そのような手段は、コントローラ/プロセッサ280、送信プロセッサ264、TX MIMOプロセッサ266、MOD254、アンテナ252、DEMOD254、MIMO検出器256、受信プロセッサ258などのような、図2との関連で記載する、UE120の1つまたは複数の構成要素を含んでよい。
上記で示したように、図2は例として与えられる。他の例は、図2に関して説明するものとは異なる場合がある。
図3は、本開示の様々な態様によるサイドリンク通信の例300を示す図である。
図3に示すように、第1のUE305-1は、1つまたは複数のサイドリンクチャネル310を介して、第2のUE305-2(および、1つまたは複数の他のUE305)と通信し得る。UE305-1および305-2は、P2P通信、D2D通信、V2X通信(たとえば、V2V通信、V2I通信、V2P通信、V2N通信などを含み得る)、メッシュネットワーキングなどのための1つまたは複数のサイドリンクチャネル310を使って通信してよい。いくつかの態様では、UE305(たとえば、UE305-1および/またはUE305-2)は、UE120など、本明細書の他の箇所で説明する1つまたは複数の他のUEに対応し得る。いくつかの態様では、1つまたは複数のサイドリンクチャネル310は、PC5インターフェースを使用してよく、かつ/または高周波数帯域(たとえば、5.9GHz帯域)において動作してよい。たとえば、モード1などと呼ばれることもある第1のモードでは、基地局(たとえば、基地局110)が、1つまたは複数のサイドリンクチャネル310にリソースを割り振ってよく、サイドリンク通信用に、動的許可を与えるか、または構成されたサイドリンク許可をアクティブ化してよく、送信側UEによって報告されたサイドリンクフィードバックを受信する、などしてよい。追加または代替として、モード2などと呼ばれることもある第2のモードでは、UE305-1および305-2が、1つまたは複数のサイドリンクチャネル310用のサイドリンクリソースを自律的に選択してよく、サイドリンク通信は、サイドリンク制御情報(SCI)を使ってスケジュールされてよい。追加または代替として、いくつかの場合には、UE305は、グローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)タイミングを使用して、送信時間間隔(TTI)(たとえば、フレーム、サブフレーム、スロット、シンボルなど)のタイミングを同期させ得る。
図3にさらに示すように、1つまたは複数のサイドリンクチャネル310は、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)315、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)320、物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)325などを含み得る。PSCCH315は、アクセスリンクまたはアクセスチャネルを介した、基地局110とのセルラー通信のために使用される物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)および/または物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)と同様に、制御情報を通信するために使用され得る。PSSCH320は、アクセスリンクまたはアクセスチャネルを介した、基地局110とのセルラー通信のために使用される物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)および/または物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)と同様に、データを通信するために使用され得る。たとえば、PSCCH315は、SCI330を搬送してよく、SCI330は、1つまたは複数のリソース(たとえば、時間リソース、周波数リソース、空間リソースなど)など、サイドリンク通信のために使用される様々な制御情報を示してよく、その場合、トランスポートブロック(TB)335は、PSSCH320上で搬送されてよい。TB335は、データを含み得る。PSFCH325は、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバック(たとえば、肯定応答または否定応答(ACK/NACK)情報)、送信電力制御(TPC)、スケジューリング要求(SR)などのようなサイドリンクフィードバック340を通信するのに使われてよい。
いくつかの態様では、1つまたは複数のサイドリンクチャネル310は、リソースプールを使用し得る。たとえば、(たとえば、SCI330中に含まれる)スケジューリング割当てが、時間にわたって特定のリソースブロック(RB)を使用して、サブチャネルにおいて送信され得る。いくつかの態様では、スケジューリング割当てに関連付けられた(たとえば、PSSCH320上の)データ送信は、(たとえば、周波数分割多重化を使用して)スケジューリング割当てと同じサブフレームにおいて隣接するRBを占有し得る。いくつかの態様では、スケジューリング割当ておよび関連付けられたデータ送信は、隣接するRB上で送信されない。
いくつかの態様では、UE305は、送信モードを使用して動作してよく、その場合、リソース選択および/またはスケジューリングは、(たとえば、基地局110ではなく)UE305によって実施される。いくつかの態様では、UE305は、送信のためのチャネル可用性を検知することによって、リソース選択および/またはスケジューリングを実施し得る。たとえば、UE305は、様々なサイドリンクチャネルに関連付けられた受信信号強度インジケータ(RSSI)パラメータ(たとえば、サイドリンクRSSI(S-RSSI)パラメータ)を測定してよく、様々なサイドリンクチャネルに関連付けられた基準信号受信電力(RSRP)パラメータ(たとえば、PSSCH-RSRPパラメータ)を測定してよく、様々なサイドリンクチャネルに関連付けられた基準信号受信品質(RSRQ)パラメータ(たとえば、PSSCH-RSRQパラメータ)を測定するなどしてよく、測定に少なくとも部分的に基づいて、サイドリンク通信の送信のためのチャネルを選択してよい。
追加または代替として、UE305は、占有されたリソース、チャネルパラメータなどを示し得る、PSCCH315において受信されたSCI330を使用して、リソース選択および/またはスケジューリング実施し得る。追加または代替として、UE305は、(たとえば、UE305が特定のサブフレームのセットのために使用することができるリソースブロックの最大数を示すことによって)レート制御のために使用され得る、様々なサイドリンクチャネルに関連付けられたチャネルビジー率(CBR)を判断することによって、リソース選択および/またはスケジューリングを実施し得る。
リソース選択および/またはスケジューリングがUE305によって実施される送信モードにおいて、UE305は、サイドリンク許可を生成してよく、許可をSCI330中で送信すればよい。サイドリンク許可は、たとえば、(たとえば、TB335のための)PSSCH320上の次のサイドリンク送信のために使用されるべき1つまたは複数のリソースブロック、次のサイドリンク送信のために使用されるべき1つまたは複数のサブフレーム、次のサイドリンク送信のために使用されるべき変調およびコーディング方式(MCS)など、次のサイドリンク送信のために使用されるべき1つまたは複数のパラメータ(たとえば、送信パラメータ)を示し得る。いくつかの態様では、UE305は、サイドリンク送信の周期性など、半永続的スケジューリング(SPS)のための1つまたは複数のパラメータを示すサイドリンク許可を生成し得る。追加または代替として、UE305は、オンデマンドサイドリンクメッセージのためなど、イベント駆動型スケジューリングのためのサイドリンク許可を生成し得る。
上記で示したように、図3は例として与えられる。他の例は、図3に関して説明される例とは異なってよい。
図4Aは、本開示の様々な態様によるサイドリンク通信およびアクセスリンク通信の例400を示す図である。
図4Aに示すように、送信機(Tx)UE405および受信機(Rx)UE410は、図3に関連して上述したように、サイドリンクを介して互いと通信すればよい。さらに図示されるように、いくつかのサイドリンクモードでは、基地局110は、第1のアクセスリンクを介してTx UE405と通信すればよい。追加または代替として、いくつかのサイドリンクモードでは、基地局110は、第2のアクセスリンクを介してRx UE410と通信すればよい。Tx UE405および/またはRx UE410は、図1のUE120など、本明細書の他の箇所で説明する1つまたは複数のUEに対応し得る。したがって、本明細書に記載するように、サイドリンクはUE120の間の直接リンクを指してよく、アクセスリンクは基地局110とUE120との間の直接リンクを指してよい。サイドリンク通信は、サイドリンクを介して送信されてよく、アクセスリンク通信は、アクセスリンクを介して送信されてよい。アクセスリンク通信は、ダウンリンク通信(基地局110からUE120への)またはアップリンク通信(UE120から基地局110への)のいずれかであってよい。さらに、いくつかの態様では、サイドリンク通信はサイドリンクを介して送信されてよく、かつ/またはアクセスリンク通信は、認可無線周波数(RF)スペクトル、無認可RFスペクトル、および/もしくはそれらの任意の適切な組合せの中のアクセスリンクを介して送信されてよい。
たとえば、増大するトラフィック要望に応えるために、ワイヤレスネットワークにおけるスペクトル効率を改善し、そうすることによってネットワーク容量を(たとえば、より高次の変調、高度なMIMOアンテナ技術、マルチセル調整技法などの使用により)増大するために、様々な努力が行われてきた。ネットワーク容量を向上する可能性がある別のやり方は、システム帯域幅を拡大することである。ただし、従来認可されるか、またはそうでなければモバイルネットワークオペレータに割り振られていたより低い周波数帯域中の利用可能スペクトルが非常に不足している。したがって、無認可または他の共有スペクトルにおけるセルラー無線アクセス技術(RAT)の運用を可能にするために、様々な技術が開発されてきた。たとえば、ライセンス補助アクセス(LAA)が、ダウンリンク上のキャリアアグリゲーションを使って、認可周波数帯域中のLTEを、無認可周波数帯域(たとえば、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)または「Wi-Fi」デバイスがすでに存在する2.4および/または5GHz帯域)中のLTEと組み合わせる。他の例では、拡張LAA(eLAA)および再拡張LAA(feLAA:Further Enhanced LAA)技術が、無認可スペクトルにおけるアップリンクおよびダウンリンクLTE動作の両方を可能にし、MulteFireとは、スタンドアロンモードで無認可および共有スペクトル中で動作するLTEベースの技術であり、NR-Uが、無認可スペクトル中のNR動作を可能にする、などのようになる。概して、無認可スペクトル中で(たとえば、LAA、eLAA、feLAA、MulteFire、NR-Uなどを使って)セルラーRATを操作するとき、生じる1つの難題は、無認可スペクトル中で動作している可能性がある現行(たとえば、WLAN)システムとの公正な共存を保証することが必要なことである。
たとえば、無認可チャネルへのアクセスを得ること、および/または無認可チャネルを介して送信することに先立って、送信デバイス(たとえば、基地局110、UE405、UE410など)は、無認可チャネルへのアクセスを競うためにリッスンビフォアトーク(LBT)手順を実施する必要があり得る。LBT手順は概して、無認可チャネルが利用可能である(たとえば、他の送信機によって占有されていない)かどうかを判断するために実施されるクリアチャネルアセスメント(CCA)手順を含んでよい。特に、CCA手順は、無認可チャネル上でのエネルギーレベルを検出することと、エネルギーレベルが、エネルギー検出閾などと呼ばれることもある閾を満足する(たとえば、それ以下である)かどうかを判断することとを含み得る。エネルギーレベルが閾を満足する(たとえば、等しくも、超えることもない)とき、CCA手順は成功したと思われ、送信デバイスは、送信デバイスが追加LBT動作を実施することなく送信を実施することができるチャネル占有時間(COT)と呼ばれ得る持続時間だけ、無認可チャネルへのアクセスを得ることができる。エネルギーレベルが閾を満足しないとき、CCA手順は成功せず、無認可チャネルにアクセスするための競合は不成功と思われ得る。
CCA手順の結果、無認可チャネル帯域が利用不可能である(たとえば、無認可チャネル上で検出されたエネルギーレベルが、別のデバイスがチャネルをすでに使っていることを示すので)と判断された場合、CCA手順は後で再度実施されてよい。送信デバイスに無認可チャネルへのアクセスが(たとえば、WLAN活動または他のデバイスによる送信のせいで)不足し得る環境では、送信デバイスが無認可チャネルへのアクセスの取得に成功する見込みを増すために、拡張CCA(eCCA)手順が利用されてよい。たとえば、eCCA手順を実施する送信デバイスが、eCCAカウンタに従って、ランダムな量のCCA手順(1~q)を実施してよい。チャネルがクリアになったことを送信デバイスが検知した場合および/または検知すると、送信デバイスは、eCCAカウンタに基づいてランダムな待機期間を始め、ランダムな待機期間にわたってチャネルがクリアなままである場合は送信を始めてよい。
したがって、ワイヤレスネットワークは、より速いデータレートを達成するために無認可スペクトルを使い、より応答性の良いユーザエクスペリエンスを提供し、認可スペクトルからトラフィックをオフロードする、などのように構成され得るが、現行システム(たとえば、WLANデバイス)との公正な共存を保証する必要があることにより、無認可スペクトルの効率的使用が妨げられる場合がある。たとえば、干渉がないときであっても、どの他のデバイスもチャネルをまだ使っていないことを確実にするのに使われるLBT手順は、送信が始まり得る前の遅延をもたらし、これによりユーザエクスペリエンスが低下し、レイテンシ敏感または遅延敏感アプリケーションのための許容できない性能が生じる、などのようになり得る。さらに、これらの問題は、初回CCA手順が成功しないときは悪化する場合があり、というのは、送信デバイスは、追加量のCCA手順を実施し、チャネルがクリアになり、ランダムな待機期間だけクリアなままであると判断した後でのみ、チャネル上で送信することができるからである。さらに、いくつかの場合には、送信デバイスによって取得されるチャネル占有時間は、送信デバイスが所望の送信を実施するのに必要であるよりも長い持続時間を有してよく、これが、無認可チャネルの非効率な使用につながり得る。
したがって、いくつかの場合には、ワイヤレスネットワークは、無認可チャネルに対するアクセス、効率などを改善するために、送信デバイスによって取得されたチャネル占有時間が他のノードと共有されることを可能にしてよい。たとえば、アクセスリンクを介したダウンリンクアップリンク間チャネル占有時間共有では、基地局110がeCCAでチャネル占有時間を獲得してよく、チャネル占有時間は1つまたは複数のUE(たとえば、UE405、UE410など)と共有されてよく、UEは次いで、基地局110によって獲得されたチャネル占有時間内にアップリンク信号を送信することができる。この場合、基地局110と共有されるチャネル占有時間内にアップリンク送信を始動しようと試みるUEは、LBT手順を実施する必要なく、アップリンク送信を実施することができ、またはUEは、より短いLBT手順(たとえば、ダウンリンクアップリンク間ギャップ持続時間が16および25μsの間であるときはカテゴリ2 LBT手順、ダウンリンクアップリンク間ギャップ持続時間が16μs以下のときはカテゴリ1 LBT手順、など)での単発CCAを実施した後、アップリンク送信を実施してよい。追加または代替として、ワイヤレスネットワークが、アクセスリンクを介したアップリンクダウンリンク間チャネル占有時間共有をサポートしてよい。この場合、UE始動のチャネル占有時間(たとえば、構成された許可PUSCHまたはスケジュールされたアップリンク送信のための)が基地局110と共有され得る。このようにして、基地局110は、チャネル占有を始動したUEによって受信されることを意図されたダウンリンク信号、チャネル、および/または他の送信(たとえば、PDSCH、PDCCH、基準信号など)を送信が含むならば、基地局110によってサービスされるどのUE向けの制御および/またはブロードキャスト信号および/またはチャネルを送信することも認められてよい。
追加または代替として、ワイヤレスネットワークは、サイドリンクを介したUE間チャネル占有時間共有をサポートしてよい。たとえば、図4Bに、および参照番号415によって示すように、始動側UE(たとえば、UE405など)によって獲得されたチャネル占有時間は、チャネル占有時間を複数のインターレース(たとえば、1つまたは複数のUEが送信動作を実施してよい時間期間)に分割することによって、周波数分割多重化(FDM)モードで共有されてよい。たとえば、図4Bに示すように、始動側UEは、チャネル占有時間が獲得された後、第1のインターレース中で送信するのに、1つまたは複数のサイドリンクリソース(たとえば、時間および周波数リソース)を使ってよく、応答側UE(たとえば、UE410など)は、始動側UEによって後続インターレース中で送信動作を実施するのに使われるサイドリンク周波数リソースと重なっていないサイドリンク周波数リソースを使ってよい。したがって、図4Bに示すように、FDMまたはインターレースベースのチャネル占有時間共有は、共有チャネル占有時間中に後続インターレース中で他のUEに送信動作を実施させるためのインターレースの間の短い送信ギャップをもたらす場合があり、始動側UEによって送信されるサイドリンク制御情報は、インターレースベースのチャネル占有時間共有をサポートするための情報を搬送してよい。
追加または代替として、参照番号420によって示されるように、UE間チャネル占有時間共有は、時間分割多重化(TDM)モードにおいて可能にされてよい。この場合、合計チャネル占有時間は、始動側UEが送信を実施してよい初期時間期間に分割されてよく、送信は、初回送信がいつ終わるか、共有に利用可能である、チャネル占有時間の残りの持続時間、などを示す1つまたは複数のサイドリンク制御情報送信を含み得る。したがって、1つまたは複数の応答側UEは、共有チャネル占有時間に対応する時間期間中に送信を実施するのに使うことができるチャネル占有時間共有情報を復元するために、他のUE(たとえば、始動側UE)によって送信されるサイドリンク制御情報を監視すればよい。
したがって、上述したように、UE間チャネル占有時間共有は、始動側UE(たとえば、無認可チャネルへのアクセスを獲得するためのLBT手順の実施に成功したUE)によって取得されるチャネル占有時間中に送信を複数のUEが実施することを可能にすることによって、無認可スペクトルへのより良好なアクセス、無認可スペクトルのより効率的な使用、などを可能にしてよい。ただし、いくつかの場合には、UE間チャネル占有時間共有を実装するのは困難な場合があり、というのは、サイドリンク通信は概して、送信に先立って別のUEがLBT手順を実施してよい、限られた機会を与える厳密なスロット構造(たとえば、競合スロット)を有するからである。本明細書に記載するいくつかの態様は、始動側UEによって共有されるチャネル占有時間内に、LBT持続時間および自動利得制御(AGC)持続時間に少なくとも部分的に基づく1つまたは複数の競合スロット開始時間を定義することによって、無認可スペクトルにおけるUE間チャネル占有時間共有を可能にするための技法および装置に関する。このようにして、始動側UEによって共有されるチャネル占有時間中にサイドリンク送信を始動しようと試みる応答側UEが、送信に先立って無認可チャネルが利用可能であることを保証するように、LBT持続時間中にLBT動作を実施するための十分な時間を残す適切な競合スロットを選択してよい。さらに、サイドリンク信号特性は、所与のときに所与のエリアにおけるサイドリンク通信に関与するUEに依存して変わる可能性があるので、AGC持続時間は、共有チャネル占有時間中に送信を実施する応答側UEおよび送信を受信中であり得る始動側UEが、RFフロントエンドおよび/または他の受信構成要素が受信信号電力に合うように調節またはそうでなければ構成するため、受信構成要素が飽和するのを防止するため、入力段階における信号レベルの変動にかかわらず、出力段階において安定した信号レベルを維持するため、などのAGCトレーニングを実施できることを確実にし得る。
上記に示すように、図4A~図4Bは1つまたは複数の例として提供される。他の例は、図4A~図4Bに関して説明したものとは異なる場合がある。
図5A~図5Gは、本開示の様々な態様による、無認可スペクトルにおけるUE間チャネル占有時間共有の1つまたは複数の例500を示す図である。図5Aに示すように、例500は、始動側UE120iが無認可チャネル上で送信することを許可されるチャネル占有時間を獲得したUE120iと、無認可チャネルを介してサイドリンク上でUE120iと通信する応答側UE120rとを含む。さらに、図5B~図5Gに示すように、UE120rは、UE120iによって獲得されたチャネル占有時間を共有するためにサイドリンク通信をUE120rが送信することができる1つまたは複数の競合スロット開始時間を判断してよい。
図5Aに、および参照番号510によって示すように、UE120iは、UE120iが無認可チャネル上で送信することを許可されるチャネル占有時間を獲得するためのLBT手順の実施に成功し得る。たとえば、無認可チャネルへのアクセスを得ること、およびそのチャネルを介して送信することに先立って、UE120iは、無認可チャネルへのアクセスを競うためのLBT手順を実施してよい。いくつかの態様では、LBT手順は、無認可チャネルが利用可能である(たとえば、他の送信機によって占有されていない)かどうかを判断するためにUE120iが実施するクリアチャネルアセスメント(CCA)手順を含み得る。具体的には、UE120iは、無認可チャネル上のエネルギーレベルを検出すればよく、CCA手順は、無認可チャネル上のエネルギーレベルが閾を満足する(たとえば、それ以下である)場合、成功したと思われ得る。そのような場合、UE120iは、追加LBT動作を実施せずにUE120iが送信を実施することができるチャネル占有時間を獲得するために、無認可チャネルへのアクセスを得ることができる。追加または代替として、無認可チャネル上で検出されたエネルギーレベルが満足できない(たとえば、閾以上である)場合、UE120iは、CCA手順を再度実施し、チャネル占有時間を後で獲得すればよい。追加または代替として、UE120iは、拡張CCA(eCCA)手順などを実施することによってチャネル占有時間を獲得してよい。
図5Aに、および参照番号512によってさらに示すように、UE120iによって獲得されたチャネル占有時間の共有を可能にするためのサイドリンク制御情報を、UE120iは送信してよく、UE120rは受信してよい。たとえば、いくつかの態様では、サイドリンク制御情報は、FDMモードでのチャネル占有時間の、インターレースベースの共有を可能にするための情報、UE120iによる送信がいつ終わるかを示す情報、および/またはTDMモードにおいて共有されるために対応可能な、チャネル占有時間の残りの長さ、などを搬送してよい。
図5Aに、および参照番号514によってさらに示すように、UE120rは、UE120i、120rの間のサイドリンク通信に使われるサイドリンクスロット構造に少なくとも部分的に基づいて、UE120rがLBT手順を実施しようと試みてよい1つまたは複数の候補競合スロット開始時間を判断してよい。たとえば、参照番号516-1によって示されるように、物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)なしのサイドリンクスロット構造は合計14個のシンボルを含んでよく、ゼロ(0)~12でインデックス付けされた13個のシンボルが、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)および/または物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)送信に利用可能であり、スロット中の最終シンボル(インデックス13)が、送信が実施されないギャップとして残される。さらに、図5Aに示すように、第1のシンボルはAGCトレーニングに使われ、それにより、第2のシンボル(シンボル1)は、PSCCHおよび/またはPSSCH送信に対する信頼性を増すための、第1のシンボル(シンボル0)の反復である(たとえば、受信側UEは、AGCトレーニングを実施するのに先立って、第1のシンボルを適切に受信および/または復号することができない場合があるので)。代替として、参照番号516-2によって示されるように、PSFCHありのサイドリンクスロット構造は合計14個のシンボルを含んでよく、ゼロ(0)~9でインデックス付けされた10個のシンボルがPSCCHおよび/またはPSSCH送信に利用可能であり、11および12でインデックス付けされた2つのシンボルがPSFCHシンボルの反復に使われ、10および13でインデックス付けされた2つのシンボルが、送信が実施されないギャップとして残される。
したがって、いくつかの態様では、UE120rは1つまたは複数の候補競合スロット開始時間を判断してよく、この時間は、現在のスロット(たとえば、送信に先立つスロット)中の最終シンボル(シンボル13)および次のスロット(たとえば、UE120rが送信を実施することになっているスロット)中の第1のシンボル(シンボル0)を含む合同期間内の、UE120iによって共有されるチャネル占有時間中にUE120rが送信を始めることができる可能な時間を表し得る。たとえば、サイドリンクスロット構造がPSFCHシンボルを含むかどうかにかかわらず、スロット中の最終シンボルはギャップシンボルであり、スロット中の第1のシンボルは第2のシンボルの反復である。したがって、現在のスロット中の最終シンボルおよび次のスロット中の第1のシンボルは、1つまたは複数の候補競合スロット開始時間が判断され得る2つのシンボルの共同機構を提供してよい。いくつかの態様では、2シンボル期間は、UE120rが送信に先立ってLBT手順を実施してよいLBT持続時間に対応する初期期間、すなわちTminGapを含み得る。たとえば、いくつかの態様では、LBT持続時間は、UE120rが送信をすることになっている第1のシンボルのロケーションに依存して、16μs期間または25μs期間であってよい。たとえば、LBT持続時間は、チャネル占有時間を共有するUE120iが、全25μs LBT持続時間を認めるために送信を実施していない場合、25μsであってよく、またはLBT持続時間は、UE120iが送信を終了した後でUE120rが第1のスロット中で送信しようと試みている場合、16μsであってよい。
さらに、いくつかの態様では、2シンボル期間は、UE120rと、UE120rからのサイドリンク送信の受信側であることが意図されている別のUE(たとえば、UE120i)との間のAGCトレーニング用に予約されてよいAGC期間、すなわちTAGCを含み得る。たとえば、上述したように、AGCトレーニングは概して、受信側UEがRFフロントエンドおよび/または他の受信構成要素を受信信号電力に合うように調節またはそうでなければ構成すること、受信構成要素が飽和するのを防止すること、入力段階における信号レベルの変動にかかわらず出力段階において安定した信号レベルを維持すること、などを可能にするのに使われる。したがって、AGC期間、すなわちTAGCは、ハーフシンボル(たとえば、シンボル0の後半)に対応してよい。代替として、30kHzまたは60kHzのサブキャリア間隔よりも長いシンボル持続時間を概して有する、15kHzのサブキャリア間隔の場合、AGC期間、すなわちTAGCは、より良好なAGC性能を可能にするための完全シンボル(たとえば、シンボル0のすべて)を含み得る。
したがって、いくつかの態様では、候補競合スロット開始時間は、LBT持続時間、すなわちTminGapの終了時間と、AGC持続時間、すなわちTAGCの開始時間との間の持続時間、すなわちTの中で、次のように判断されてよい。
T=2*Tsymbol-TminGap-TAGC
上式で、Tsymbolは1つのシンボルの持続時間であり、サブキャリア間隔に依存して変わり得る。たとえば、Tsymbolはおよそ、15kHzのサブキャリア間隔に対しては66.7μs、30kHzのサブキャリア間隔に対しては33.4μs、60kHzのサブキャリア間隔に対しては16.7μs、などであってよい。したがって、LBT手順を試みるための競合スロットに対しておよそ9μsの持続時間が与えられると、可能な候補競合スロット開始時間の量、すなわちKは、次のように判断されてよい。
Figure 2023528568000002
したがって、持続時間、すなわちTは、1シンボルの持続時間に依存するので、可能な候補競合スロット開始時間の量、すなわちKは、図5B~図5Gに関して以下でさらに記載するように、同様に1シンボルの持続時間に依存し得る。さらに、いくつかの態様では、候補競合スロット開始時間は、LBT持続時間、すなわちTminGapの終了点に相対して、またはAGC持続時間、すなわちTAGCの開始時間に相対して定義されてよい。たとえば、いくつかの態様では、LBT持続時間の終了時間はt0と記されてよく、K個の候補競合スロット開始時間は、k=0,...,K-1に対してt0+9*kと判断されてよい。代替として、候補競合スロット開始時間が、AGC持続時間、すなわちTAGCの開始時間に相対して定義される場合、AGC持続時間の開始時間はt0と記されてよく、K個の候補競合スロット開始時間は、k=0,...,K-1に対してt0-9*kと判断されてよい。いずれのケースでも、参照番号518によって示されるように、UE120rは、候補競合スロット開始時間のうちの1つをランダムに選択し、UE120iによって共有されるチャネル占有時間内に、サイドリンク通信をUE120iへ送信してよい。
たとえば、図5Bに、および参照番号520によって示すように、UE120rは、15kHzのサブキャリア間隔用に候補競合スロット開始時間のセットをランダムに選択してよく、t0はLBT持続時間の終了時間に相対して定義される。この場合、66.7μsのシンボル持続時間をもつ15kHzのサブキャリア間隔において、ギャップシンボル(シンボル13)およびAGCトレーニングに使われる反復シンボル(シンボル0)を包含する2シンボル期間の全長は133.4μsである。したがって、LBT持続時間TminGapが25μsであり、シンボル0の最終ハーフシンボルがAGCトレーニング用に予約されていると仮定すると、競合スロット開始時間が発生し得る持続時間Tは、1.5シンボル-TminGapを含み、これはおよそ75μsである。各競合スロットに対しておよそ9μsの持続時間が与えられると、LBT持続時間、すなわちTminGapの終わりと、AGC持続時間、すなわちTAGCのスタートとの間の時間期間Tは、k=0,...,K-1に対する時間t0+9*kにおいて、最大10個の候補競合スロット開始時間を含み得る(たとえば、t0、t0+9μs、...、t0+81μs)。代替として、図5Cに、および参照番号522によって示すように、UE120rは、15kHzのサブキャリア間隔に対して候補競合スロット開始時間のセットをランダムに選択してよく、t0は、候補競合スロット開始時間がk=0,...,K-1に対して時間t0-9*kであるように、AGC持続時間の開始時間に相対して定義される(たとえば、t0、t0-9μs、...、t0-81μs)。さらに、UE120rが、スロットnとスロットn+1との間の、スロット境界に先立つ候補競合スロット開始時間を選択する場合、スロット境界に先立って送信される信号は、スロットn+1中のシンボル0のサイクリックプレフィックス拡張と見なされてよい。代替として、UE120rが、スロットnとスロットn+1との間の、スロット境界の後の候補競合スロット開始時間を選択する場合、スロットn+1中のシンボル0をパンクチャすることによって、スロット境界の後のギャップが取得されてよい。この場合、スロット境界に先立つ、利用可能ないくつかの候補競合スロット開始時間があるので、AGC持続時間は、AGC性能を向上するように、完全シンボル(たとえば、シンボル0のすべて)に拡張されてよい。さらに、時間期間Tは、16μsの、より短いLBT持続時間が使われる場合、1つの追加候補競合スロット開始時間を有する。したがって、いくつかの場合には、AGC持続時間は、UE機能性(たとえば、AGCトレーニングを実施するのに、どれだけの時間が必要とされるか)、LBT持続時間の長さ、などに依存する長さを有してよい。
別の例では、図5Dに、および参照番号530によって示すように、UE120rは、30kHzのサブキャリア間隔用に候補競合スロット開始時間のセットをランダムに選択してよく、t0はLBT持続時間の終了時間に相対して定義される。この場合、33.4μsのシンボル持続時間をもつ30kHzのサブキャリア間隔において、ギャップシンボル(シンボル13)およびAGCトレーニングに使われる反復シンボル(シンボル0)を包含する2シンボル期間の全長はおよそ66.7μsである。したがって、LBT持続時間TminGapが25μsであり、シンボル0の最終ハーフシンボルがAGCトレーニング用に予約されていると仮定すると、競合スロット開始時間が発生し得る持続時間Tは、1.5シンボル-TminGap、すなわちおよそ41.7μsを含む。この場合、時間期間Tは、k=0,...,K-1に対する時間t0+9*kにおける最大4つの候補競合スロット開始時間(たとえば、t0、t0+9μs、...、t0+27μs)を含み得る。代替として、図5Eに、および参照番号532によって示すように、t0は、候補競合スロット開始時間がk=0,...,K-1に対して時間t0-9*k(たとえば、t0、t0-9μs、...、t0-27μs)にあるように、AGC持続時間の開始時間に相対して定義されてよい。さらに、UE120rが、スロットnとスロットn+1との間の、スロット境界に先立つ候補競合スロット開始時間を選択する場合、スロット境界に先立って送信される信号は、スロットn+1中のシンボル0のサイクリックプレフィックス拡張と見なされてよい。代替として、UE120rが、スロットnとスロットn+1との間の、スロット境界の後の候補競合スロット開始時間を選択する場合、スロットn+1中のシンボル0をパンクチャすることによって、スロット境界の後のギャップが取得されてよい。この場合、スロット境界に先立つ、利用可能なただ2つの候補競合スロット開始時間があるので、AGC持続時間は、より多くの候補競合スロット開始時間を与えるように、ハーフシンボルに制限されてよい。さらに、時間期間Tは、16μsの、より短いLBT持続時間が使われる場合、1つの追加候補競合スロット開始時間を有する。
別の例では、図5Fに、および参照番号540によって示すように、UE120rは、60kHzのサブキャリア間隔用に候補競合スロット開始時間のセットをランダムに選択してよく、t0はLBT持続時間の終了時間に相対して定義される。この場合、16.7μsのシンボル持続時間をもつ60kHzのサブキャリア間隔において、ギャップシンボル(シンボル13)およびAGCトレーニングに使われる反復シンボル(シンボル0)を包含する2シンボル期間の全長はおよそ33.4μsである。したがって、LBT持続時間TminGapが25μsであり、シンボル0の最終ハーフシンボルがAGCトレーニング用に予約されていると仮定すると、競合スロット開始時間が発生し得る持続時間Tは、1.5シンボル-TminGap、すなわちおよそ8.4μsを含む。この場合、時間期間Tは、時間t0におけるただ1つの候補競合スロット開始時間を含み得る。代替として、図5Gに、および参照番号542によって示すように、t0は、候補競合スロット開始時間が時間t0において(たとえば、AGC持続時間の開始時間において)発生するように、AGC持続時間の開始時間に相対して定義されてよい。さらに、この場合、スロットnとスロットn+1との間のスロット境界に先立つ候補競合スロット開始時間がなくてよく、それにより、スロットn+1中のシンボル0をパンクチャすることによって、スロット境界の後のギャップが取得されてよい。この場合、スロット境界に先立つ、利用可能な候補競合スロット開始時間がないので、AGC持続時間は、選択するのに利用可能な少なくとも1つの候補競合スロット開始時間がある(上述したように、16μsの、より短いLBT持続時間が使われる場合、時間期間Tは1つの追加候補競合スロット開始時間を有してよいが)ことを確実にするように、ハーフシンボルに制限されてよい。
上記に示すように、図5A~図5Gは1つまたは複数の例として提供される。他の例は、図5A~図5Gに関して説明したものとは異なる場合がある。
図6は、本開示の様々な態様による、たとえば第1のUEによって実施される例示的プロセス600を示す図である。例示的プロセス600は、第1のUE(たとえば、UE120、UE305-1、UE305-2、UE405、UE410、UE120i、UE120rなど)が、無認可スペクトルにおけるUE間チャネル占有時間共有に関連付けられた動作を実施する例である。
図6に示すように、いくつかの態様では、プロセス600は、第2のUEと共有されるチャネル占有時間内に、LBT持続時間およびAGC持続時間に少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数の競合スロット開始時間を判断すること(ブロック610)を含み得る。たとえば、第1のUEが(たとえば、コントローラ/プロセッサ280、メモリ282などを使って)、上述したように、LBT持続時間およびAGC持続時間に少なくとも部分的に基づいて、第2のUEと共有されるチャネル占有時間内に、1つまたは複数の競合スロット開始時間を判断してよい。
さらに図6に示すように、いくつかの態様では、プロセス600は、1つまたは複数の競合スロット開始時間のうちの1つまたは複数から選択された開始時間に、第2のUEへサイドリンク通信を送信すること(ブロック620)を含み得る。たとえば、第1のUEが(たとえば、コントローラ/プロセッサ280、送信プロセッサ264、TX MIMOプロセッサ266、MOD254、アンテナ252、メモリ282などを使って)、上述したように、1つまたは複数の競合スロット開始時間のうちの1つまたは複数から選択された開始時間に、第2のUEへサイドリンク通信を送信してよい。
プロセス600は、以下でおよび/または本明細書の他の箇所に記載する1つもしくは複数の他のプロセスに関して説明する、任意の単一の態様または態様の任意の組合せなど、追加の態様を含んでよい。
第1の態様では、1つまたは複数の競合スロット開始時間は、現在のスロット中の最終シンボルまたは次のスロット中の第1のシンボルのうちの1つまたは複数の中で発生する。
第2の態様では、単独で、または第1の態様との組合せで、LBT持続時間は現在のスロット中の最終シンボルの冒頭から始まり、AGC持続時間は、次のスロット中の第1のシンボルの少なくとも一部分を含む。
第3の態様では、単独で、または第1および第2の態様のうちの1つもしくは複数との組合せで、1つまたは複数の競合スロット開始時間は、LBT持続時間の終了時間とAGC持続時間の開始時間との間のウィンドウ中で発生する。
第4の態様では、単独で、または第1~第3の態様のうちの1つもしくは複数との組合せで、AGC持続時間に対応する、次のスロット中の第1のシンボルの一部分は、サブキャリア間隔に少なくとも部分的に基づく。
第5の態様では、単独で、または第1~第4の態様のうちの1つもしくは複数との組合せで、1つまたは複数の競合スロット開始時間の量は、競合スロット持続時間に少なくとも部分的に基づく。
第6の態様では、単独で、または第1~第5の態様のうちの1つもしくは複数との組合せで、1つまたは複数の競合スロット開始時間の量は、サブキャリア間隔に少なくとも部分的に基づく。
第7の態様では、単独で、または第1~第6の態様のうちの1つもしくは複数との組合せで、LBT持続時間は、サイドリンク通信が送信される第1のシンボルのロケーションに依存する長さを有する。
第8の態様では、単独で、または第1~第7の態様のうちの1つもしくは複数との組合せで、1つまたは複数の競合スロット開始時間は、LBT持続時間の終了時間に相対して識別される。
第9の態様では、単独で、または第1~第8の態様のうちの1つもしくは複数との組合せで、1つまたは複数の競合スロット開始時間は、AGC持続時間の開始時間に相対して識別される。
第10の態様では、単独で、または第1~第9の態様のうちの1つもしくは複数との組合せで、サイドリンク通信を送信するための開始時間は、1つまたは複数の競合スロット開始時間のうちの1つまたは複数からランダムに選択される。
図6は、プロセス600の例示的ブロックを示すが、いくつかの態様では、プロセス600は、図6に図示されるブロックと比べて、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、または異なるように並べられたブロックを含んでよい。追加または代替として、プロセス600のブロックのうちの2つ以上が並行して実施されてよい。
図7は、例示的な装置702の中の様々な構成要素間のデータフローを示す、概念的なデータフロー図700である。装置702は、UE(たとえば、UE120、UE305-1、UE305-2、UE405、UE410、UE120i、UE120rなど)であってよい。いくつかの態様では、装置702は、受信構成要素704、判断構成要素706、および/または送信構成要素708を含む。図7に示すように、装置702は、受信構成要素704および/または送信構成要素708を使用して、別の装置750(たとえば、別のUE)と通信し得る。
受信構成要素704は、1つまたは複数のサイドリンク通信を装置750から受信してよい。たとえば、受信構成要素704は、装置750によって獲得されたチャネル占有時間中に、無認可チャネルを介して、1つまたは複数のサイドリンク送信を装置750から受信してよい。さらに、いくつかの態様では、受信構成要素704は、装置750から、装置750によって獲得されたチャネル占有時間を装置702が共有することを可能にするための情報を含むサイドリンク制御情報を受信してよい。いくつかの態様では、受信構成要素704は、アンテナ(たとえば、アンテナ252)、受信プロセッサ(たとえば、受信プロセッサ258)、コントローラ/プロセッサ(たとえば、コントローラ/プロセッサ280)、トランシーバ、受信機などを含み得る。
判断構成要素706は、装置750と共有されるチャネル占有時間内に、LBT持続時間およびAGC持続時間に少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数の競合スロット開始時間を判断してよい。いくつかの態様では、判断構成要素706は、プロセッサ(たとえば、送信プロセッサ264、受信プロセッサ258、コントローラ/プロセッサ280など)を含んでよい。
送信構成要素708は、1つまたは複数のサイドリンク通信を装置750へ送信してよい。たとえば、送信構成要素708は、装置750へ、判断構成要素706によって判断された1つまたは複数の競合スロット開始時間のうちの1つまたは複数から選択された開始時間に、サイドリンク通信を送信してよい。いくつかの態様では、送信構成要素708は、アンテナ(たとえば、アンテナ252)、送信プロセッサ(たとえば、送信プロセッサ264)、コントローラ/プロセッサ(たとえば、コントローラ/プロセッサ280)、トランシーバ、送信機などを含み得る。
装置は、図6の上記のプロセス600などにおけるブロックの各々を実施する追加構成要素を含んでよい。図6の上記のプロセス600などにおける各ブロックは、構成要素によって実施されてよく、装置は、それらの構成要素のうちの1つまたは複数を含んでよい。構成要素は、述べられたプロセス/アルゴリズムを実践するように特に構成された1つもしくは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実施するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
図800に示される構成要素の数および配置は例として与えられる。実際には、図8に示す構成要素と比べて、追加の構成要素、より少ない構成要素、異なる構成要素、または異なって配置された構成要素があってよい。さらに、図8に示す2つ以上の構成要素が、単一の構成要素内に実装されてよく、または図8に示す単一の構成要素が、複数の分散された構成要素として実装されてもよい。追加または代替として、図8に示される構成要素(たとえば、1つまたは複数の構成要素)のセットは、図8に示される構成要素の別のセットによって実施されるものとして説明する1つまたは複数の機能を実施し得る。
上記の開示は、例示および説明を提供するものであり、網羅的なものでもなく、または開示する厳密な形態に態様を限定するものでもない。修正および変形が、上記の開示に照らして行われてよく、または態様の実践から獲得され得る。
本明細書で使用する「構成要素」という用語は、ハードウェア、ファームウェア、および/またはハードウェアとソフトウェアの組合せとして広く解釈されるものとする。本明細書で使用するとき、プロセッサは、ハードウェア、ファームウェア、および/またはハードウェアとソフトウェアの組合せにおいて実装される。
本明細書で使用する「閾を満たすこと」は、文脈に応じて、値が、閾よりも大きいこと、閾以上であること、閾未満であること、閾以下であること、閾に等しいこと、閾に等しくないことなどを指す場合がある。
本明細書で説明するシステムおよび/または方法は、様々な形のハードウェア、ファームウェア、および/またはハードウェアとソフトウェアとの組合せで実装されてよいことが明らかであろう。これらのシステムおよび/または方法を実装するために使用される実際の専用の制御ハードウェアまたはソフトウェアコードは、態様を限定するものではない。したがって、システムおよび/または方法の動作および挙動が、特定のソフトウェアコードを参照することなく本明細書で説明された。ソフトウェアおよびハードウェアが、本明細書での説明に少なくとも部分的に基づいてシステムおよび/または方法を実装するように設計され得ることを理解されたい。
特徴の特定の組合せが特許請求の範囲において記載され、かつ/または本明細書の中で開示されても、これらの組合せは、様々な態様の開示を限定するものではない。実際には、これらの特徴の多くが、特許請求の範囲において具体的に記載されないやり方で、および/または本明細書で開示されないやり方で組み合わされてよい。以下に列挙する各従属クレームは、1つのクレームのみに直接従属する場合があるが、様々な態様の開示は、クレームセットの中のあらゆる他のクレームと組み合わせた各従属クレームを含む。項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含む、それらの項目の任意の組合せを指す。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a-b、a-c、b-c、およびa-b-c、ならびに複数の同じ要素を有する組合せ(たとえば、a-a、a-a-a、a-a-b、a-a-c、a-b-b、a-c-c、b-b、b-b-b、b-b-c、c-c、およびc-c-c、または、a、b、およびcの任意の他の順序)を包含するものとする。
本明細書で使用する要素、行為、または命令はいずれも、そのように明示的に説明されない限り、重要または必須として解釈されるべきでない。また、本明細書で使用するとき、冠詞「a」および「an」は、1つまたは複数の項目を含むものであり、「1つまたは複数の」と互換的に使用されてよい。さらに、本明細書で使用するとき、「セット」および「グループ」という用語は、1つまたは複数の項目(たとえば、関連する項目、関連しない項目、関連する項目と関連しない項目との組合せなど)を含むものとし、「1つまたは複数の」と互換的に使用されてよい。1つの項目だけが意図される場合、「ただ1つの」という句または類似の言葉が使用される。また、本明細書で使用するとき、「有する(has、have)」、「有すること(having)」などの用語は、オープンエンドな用語であるものとする。さらに、「に基づいて」という句は、明示的に明記されていない限り、「に少なくとも部分的に基づいて」を意味するものとする。
100 ワイヤレスネットワーク
110 BS、基地局
110a BS、マクロBS
110b BS
110c BS
110d BS、中継局
120 UE
120b UE
120c UE
120d UE
120e UE
130 ネットワークコントローラ
212 データソース
220 送信プロセッサ
230 送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ
232 変調器(MOD)、復調器
234 アンテナ
236 MIMO検出器
238 受信プロセッサ
239 データシンク
240 コントローラ/プロセッサ
242 メモリ
244 通信ユニット
246 スケジューラ
252 アンテナ
254 復調器(DEMOD)、変調器、MOD
256 MIMO検出器
258 受信プロセッサ
260 データシンク
262 データソース
264 送信プロセッサ、プロセッサ
266 TX MIMOプロセッサ
280 コントローラ/プロセッサ
282 メモリ
290 コントローラ/プロセッサ
292 メモリ
294 通信ユニット
300 例
305 UE
310 サイドリンクチャネル
315 物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)
320 物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)
325 物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)
330 SCI
335 トランスポートブロック(TB)
340 サイドリンクフィードバック
400 例
405 送信機(Tx)UE、UE
410 受信機(Rx)UE、UE
500 例
600 プロセス
700 データフロー図
702 装置
704 受信構成要素
706 判断構成要素
708 送信構成要素
750 装置

Claims (44)

  1. 第1のユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
    第2のUEと共有されるチャネル占有時間内に、リッスンビフォアトーク(LBT)持続時間および自動利得制御(AGC)持続時間に少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数の競合スロット開始時間を判断するステップと、
    前記1つまたは複数の競合スロット開始時間のうちの1つまたは複数から選択された開始時間に、前記第2のUEへサイドリンク通信を送信するステップとを含む方法。
  2. 前記1つまたは複数の競合スロット開始時間は、現在のスロット中の最終シンボルまたは次のスロット中の第1のシンボルのうちの1つまたは複数の中で発生する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記LBT持続時間は現在のスロット中の最終シンボルの冒頭から始まり、前記AGC持続時間は、前記次のスロット中の第1のシンボルの少なくとも一部分を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記1つまたは複数の競合スロット開始時間は、前記LBT持続時間の終了時間と前記AGC持続時間の開始時間との間のウィンドウ中で発生する、請求項3に記載の方法。
  5. 前記AGC持続時間に対応する、前記次のスロット中の前記第1のシンボルの前記一部分は、サブキャリア間隔に少なくとも部分的に基づく、請求項3に記載の方法。
  6. 前記1つまたは複数の競合スロット開始時間の量は、競合スロット持続時間に少なくとも部分的に基づく、請求項1に記載の方法。
  7. 前記1つまたは複数の競合スロット開始時間の量は、サブキャリア間隔に少なくとも部分的に基づく、請求項1に記載の方法。
  8. 前記LBT持続時間は、前記サイドリンク通信が送信される第1のシンボルのロケーションに依存する長さを有する、請求項1に記載の方法。
  9. 前記1つまたは複数の競合スロット開始時間は、前記LBT持続時間の終了時間に相対して識別される、請求項1に記載の方法。
  10. 前記1つまたは複数の競合スロット開始時間は、前記AGC持続時間の開始時間に相対して識別される、請求項1に記載の方法。
  11. 前記サイドリンク通信を送信するための前記開始時間は、前記1つまたは複数の競合スロット開始時間のうちの前記1つまたは複数からランダムに選択される、請求項1に記載の方法。
  12. ワイヤレス通信のための第1のユーザ機器(UE)であって、
    メモリと、
    前記メモリに動作可能に結合された1つまたは複数のプロセッサとを備え、前記メモリおよび前記1つまたは複数のプロセッサは、
    第2のUEと共有されるチャネル占有時間内に、リッスンビフォアトーク(LBT)持続時間および自動利得制御(AGC)持続時間に少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数の競合スロット開始時間を判断することと、
    前記1つまたは複数の競合スロット開始時間のうちの1つまたは複数から選択された開始時間に、前記第2のUEへサイドリンク通信を送信することとを行うように構成される、第1のUE。
  13. 前記1つまたは複数の競合スロット開始時間は、現在のスロット中の最終シンボルまたは次のスロット中の第1のシンボルのうちの1つまたは複数の中で発生する、請求項12に記載の第1のUE。
  14. 前記LBT持続時間は現在のスロット中の最終シンボルの冒頭から始まり、前記AGC持続時間は、前記次のスロット中の第1のシンボルの少なくとも一部分を含む、請求項12に記載の第1のUE。
  15. 前記1つまたは複数の競合スロット開始時間は、前記LBT持続時間の終了時間と前記AGC持続時間の開始時間との間のウィンドウ中で発生する、請求項14に記載の第1のUE。
  16. 前記AGC持続時間に対応する、前記次のスロット中の前記第1のシンボルの前記一部分は、サブキャリア間隔に少なくとも部分的に基づく、請求項14に記載の第1のUE。
  17. 前記1つまたは複数の競合スロット開始時間の量は、競合スロット持続時間に少なくとも部分的に基づく、請求項12に記載の第1のUE。
  18. 前記1つまたは複数の競合スロット開始時間の量は、サブキャリア間隔に少なくとも部分的に基づく、請求項12に記載の第1のUE。
  19. 前記LBT持続時間は、前記サイドリンク通信が送信される第1のシンボルのロケーションに依存する長さを有する、請求項12に記載の第1のUE。
  20. 前記1つまたは複数の競合スロット開始時間は、前記LBT持続時間の終了時間に相対して識別される、請求項12に記載の第1のUE。
  21. 前記1つまたは複数の競合スロット開始時間は、前記AGC持続時間の開始時間に相対して識別される、請求項12に記載の第1のUE。
  22. 前記サイドリンク通信を送信するための前記開始時間は、前記1つまたは複数の競合スロット開始時間のうちの前記1つまたは複数からランダムに選択される、請求項12に記載の第1のUE。
  23. ワイヤレス通信のための1つまたは複数の命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記1つまたは複数の命令は、
    第1のユーザ機器(UE)の1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、前記1つまたは複数のプロセッサに、
    第2のUEと共有されるチャネル占有時間内に、リッスンビフォアトーク(LBT)持続時間および自動利得制御(AGC)持続時間に少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数の競合スロット開始時間を判断することと、
    前記1つまたは複数の競合スロット開始時間のうちの1つまたは複数から選択された開始時間に、前記第2のUEへサイドリンク通信を送信することとを行わせる1つまたは複数の命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
  24. 前記1つまたは複数の競合スロット開始時間は、現在のスロット中の最終シンボルまたは次のスロット中の第1のシンボルのうちの1つまたは複数の中で発生する、請求項23に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  25. 前記LBT持続時間は現在のスロット中の最終シンボルの冒頭から始まり、前記AGC持続時間は、前記次のスロット中の第1のシンボルの少なくとも一部分を含む、請求項23に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  26. 前記1つまたは複数の競合スロット開始時間は、前記LBT持続時間の終了時間と前記AGC持続時間の開始時間との間のウィンドウ中で発生する、請求項25に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  27. 前記AGC持続時間に対応する、前記次のスロット中の前記第1のシンボルの前記一部分は、サブキャリア間隔に少なくとも部分的に基づく、請求項25に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  28. 前記1つまたは複数の競合スロット開始時間の量は、競合スロット持続時間に少なくとも部分的に基づく、請求項23に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  29. 前記1つまたは複数の競合スロット開始時間の量は、サブキャリア間隔に少なくとも部分的に基づく、請求項23に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  30. 前記LBT持続時間は、前記サイドリンク通信が送信される第1のシンボルのロケーションに依存する長さを有する、請求項23に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  31. 前記1つまたは複数の競合スロット開始時間は、前記LBT持続時間の終了時間に相対して識別される、請求項23に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  32. 前記1つまたは複数の競合スロット開始時間は、前記AGC持続時間の開始時間に相対して識別される、請求項23に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  33. 前記サイドリンク通信を送信するための前記開始時間は、前記1つまたは複数の競合スロット開始時間のうちの前記1つまたは複数からランダムに選択される、請求項23に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  34. ワイヤレス通信のための装置であって、
    ユーザ機器(UE)と共有されるチャネル占有時間内に、リッスンビフォアトーク(LBT)持続時間および自動利得制御(AGC)持続時間に少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数の競合スロット開始時間を判断するための手段と、
    前記1つまたは複数の競合スロット開始時間のうちの1つまたは複数から選択された開始時間に、前記UEへサイドリンク通信を送信するための手段とを備える装置。
  35. 前記1つまたは複数の競合スロット開始時間は、現在のスロット中の最終シンボルまたは次のスロット中の第1のシンボルのうちの1つまたは複数の中で発生する、請求項34に記載の装置。
  36. 前記LBT持続時間は現在のスロット中の最終シンボルの冒頭から始まり、前記AGC持続時間は、前記次のスロット中の第1のシンボルの少なくとも一部分を含む、請求項34に記載の装置。
  37. 前記1つまたは複数の競合スロット開始時間は、前記LBT持続時間の終了時間と前記AGC持続時間の開始時間との間のウィンドウ中で発生する、請求項36に記載の装置。
  38. 前記AGC持続時間に対応する、前記次のスロット中の前記第1のシンボルの前記一部分は、サブキャリア間隔に少なくとも部分的に基づく、請求項36に記載の装置。
  39. 前記1つまたは複数の競合スロット開始時間の量は、競合スロット持続時間に少なくとも部分的に基づく、請求項34に記載の装置。
  40. 前記1つまたは複数の競合スロット開始時間の量は、サブキャリア間隔に少なくとも部分的に基づく、請求項34に記載の装置。
  41. 前記LBT持続時間は、前記サイドリンク通信が送信される第1のシンボルのロケーションに依存する長さを有する、請求項34に記載の装置。
  42. 前記1つまたは複数の競合スロット開始時間は、前記LBT持続時間の終了時間に相対して識別される、請求項34に記載の装置。
  43. 前記1つまたは複数の競合スロット開始時間は、前記AGC持続時間の開始時間に相対して識別される、請求項34に記載の装置。
  44. 前記サイドリンク通信を送信するための前記開始時間は、前記1つまたは複数の競合スロット開始時間のうちの前記1つまたは複数からランダムに選択される、請求項34に記載の装置。
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