JP2023519294A - スプレーガンコンバータ - Google Patents

Abstract

スプレーガンコンバータ（１００）、及びそのようなコンバータ（１００）を含むスプレーガンシステムの様々な実施形態が開示されている。スプレーガンコンバータ（１００）は、スプレーガン（１１）の空気通路内に挿入するように構成された第１の端部（１０４）と、リザーバ（３０）に接続するように構成されたコンバータフィッティング（１０８）を有する第２の端部（１０６）と、第１の端部における入口端部（１１２）から第２の端部におけるコンバータフィッティング（１０８）にある出口端部（１１４）まで本体（１０２）を通って延びているリザーバ空気通路（１１０）と、を有する、本体（１０２）を備える。スプレーガンコンバータ（１００）はまた、リザーバ空気通路（１１０）を開閉するリザーバ空気制御バルブ（１１６）を備える。

Description

本発明は、標準的な重力式スプレーガンを圧力補助式の重力式スプレーガンに変換するためのデバイス及び方法に関する。スプレーガンは、様々な業界において液体コーティングを基材に塗布するために使用されている。

スプレーガンは、例えば、プライマー、塗料、及び／又はクリアコートなどの液体コーティング媒体をビークル部品に塗布するために、例えば、ビークルリペアボディショップで使用されている。典型的には、スプレーガンは、固体金属又はプラスチックで作成され、プラットフォームとスプレーヘッドアセンブリとを含む。スプレーヘッドアセンブリは、液体を分注するためのノズルと、液体がノズルを出ていくときに液体を霧化するための空気を提供する中央空気出口と、霧化された液体を所望のスプレーパターンに形成するための空気を提供するファン空気出口と、を含む。スプレーガンは、プラットフォーム内の空気供給マニホールドからスプレーヘッドアセンブリ内の中央空気出口及びファン空気出口に空気を分配する一連の内部通路を含む。

液体は、典型的には、スプレーヘッドアセンブリと流体接触するリザーバによってスプレーガンに重力供給される。しかしながら、液体が過度に粘性になると、スプレーガンは、意図するように動作することができず、したがって、ノズルからの液体の送達を妨げる。そのような場合、圧力補助式の重力式スプレーガン（本明細書では「圧力補助式スプレーガン」とも呼ばれる）を使用して、加圧された空気をリザーバに提供してスプレーガンノズルへの流体の流れを容易にすることができる。

従来、重力式及び圧力補助式の用途には、異なるスプレーガンを必要とした。両方の用途に対して単一のスプレーガンを提供する試みでは、限られた成功しか収められなかった。例えば、重力式スプレーガンは、スプレーガンのハンドルの下方に２次レギュレータを追加して空気供給の一部分をリザーバに迂回させることによって、圧力補助式スプレーガンに変換されてきた。しかしながら、レギュレータはスプレーガンをかさばらせるため、狭い空間での用途には適合しにくくなる。別の例では、圧力バーブ又はボルトを圧力補助式リザーバの空気入口上に挿入することによって、圧力補助式スプレーガンを重力式スプレーガンのように機能させることができる。

本開示は、圧力補助式液体送達用の液体収容リザーバに空気供給の一部分を迂回させることによって、重力式スプレーガンを圧力補助式スプレーガンに変換することができるスプレーガンコンバータの様々な実施形態を記載している。スプレーガンコンバータは、プラットフォームに接続されたスプレーヘッドアセンブリのノズル中央空気出口及びノズルファン空気出口に空気を供給する重力式スプレーガンのプラットフォームのマニホールド内に挿入され得る。少なくとも１つの実施形態では、スプレーガンコンバータは、ガン（又はレギュレータなどのスプレーガン本体に隣接する別個のアセンブリ）への空気供給ライン内には挿入されないが、ガン本体自体に挿入される。コンバータの大部分はスプレーガンのプラットフォーム内にあり、場合によっては、ファン制御空気レギュレータと置き換えられるため、コンバータは、スプレーガンをほとんど又はまったくかさばらせない。加えて、コンバータをプラットフォームのマニホールド内に配置することにより、リザーバへの空気の迂回は、スプレーヘッドアセンブリのノズル中央空気及びノズルファン空気出口を通過する空気流にほとんど又は全く影響を及ぼさない。スプレーガンコンバータは、ユーザがリザーバに迂回される空気の量を調整することを可能にし、完全にオフにすることができる。それにより、コンバータが存在する状態で重力供給モードのみでスプレーガンが動作する。追加的又は代替的に、スプレーガンコンバータは、所望の用途に応じて、迅速かつ容易に挿入又は除去され得るように、スプレーガンプラットフォームに可逆的に取り付けられる。

一実施形態では、本開示は、本体を含むスプレーガンコンバータを提供する。本体は、重力式スプレーガンの空気通路内に挿入するように構成された第１の端部と、リザーバに接続するように構成されたコンバータフィッティングを有する第２の端部と、第１の端部における入口端部から第２の端部におけるコンバータフィッティングにある出口端部まで本体を通って延びているリザーバ空気通路と、を含む。スプレーガンコンバータはまた、リザーバ空気通路を開閉するリザーバ空気制御バルブを含む。

別の実施形態では、本開示は、マニホールドを有するプラットフォームを含むスプレーガンを提供する。マニホールドは、チャンバと、チャンバに流体接続されたマニホールド空気入口と、チャンバに各々流体接続されたマニホールド中央空気出口及びマニホールドファン空気出口と、を含む。マニホールドは、チャンバに流体接続されたアクセスを更に含む。スプレーガンはまた、プラットフォームに接続されたスプレーヘッドアセンブリを含む。スプレーヘッドアセンブリは、ノズル流体入口及びノズル流体出口を有するノズル流体通路と、ノズル中央空気入口及びノズル中央空気出口を有するノズル中央空気通路と、ノズルファン空気入口及びノズルファン空気出口を有するノズルファン空気通路と、を含む。ノズル中央空気入口は、マニホールド中央空気出口に流体接続されており、ノズルファン空気入口は、マニホールドファン空気出口に流体接続されている。スプレーガンは、プラットフォームのマニホールドのアクセス内に挿入するように構成された第１の端部と、リザーバに接続するように構成されたコンバータフィッティングを有する第２の端部と、を含む本体を有する、スプレーガンコンバータを更に含む。コンバータは、第１の端部における入口端部から第２の端部におけるコンバータフィッティングにある出口端部まで本体を通って延びているリザーバ空気通路を更に含み、リザーバ空気通路は、プラットフォームのマニホールドのチャンバに流体接続するように構成されている。スプレーガンコンバータはまた、リザーバ空気通路を開閉するリザーバ空気制御バルブを含む。

更なる実施形態では、本開示は、マニホールドを有するプラットフォームを含むスプレーガンシステムを提供する。マニホールドは、チャンバと、チャンバに流体接続されたマニホールド空気入口と、チャンバに各々流体接続されたマニホールド中央空気出口及びマニホールドファン空気出口と、を含む。マニホールドは、チャンバに流体接続されたアクセスを更に含む。スプレーガンはまた、プラットフォームに接続されたスプレーヘッドアセンブリを含む。スプレーヘッドアセンブリは、ノズル流体入口及びノズル流体出口を有するノズル流体通路と、ノズル中央空気入口及びノズル中央空気出口を有するノズル中央空気通路と、ノズルファン空気入口及びノズルファン空気出口を有するノズルファン空気通路と、を含む。ノズル中央空気入口は、マニホールド中央空気出口に流体接続されており、ノズルファン空気入口は、マニホールドファン空気出口に流体接続されている。スプレーガンは、プラットフォームのマニホールドのアクセス内に挿入するように構成された第１の端部と、コンバータフィッティングを有する第２の端部と、を含む本体を有する、スプレーガンコンバータを更に含む。コンバータは、第１の端部における入口端部から第２の端部におけるコンバータフィッティングにある出口端部まで本体を通って延びているリザーバ空気通路を更に含み、リザーバ空気通路は、プラットフォームのマニホールドのチャンバに流体接続するように構成されている。スプレーガンコンバータはまた、リザーバ空気通路を開閉するリザーバ空気制御バルブを含む。スプレーガンシステムはまた、リザーバフィッティング及びスプレーヘッドアセンブリ内のノズル流体入口に流体を供給する流体出口を有するリザーバと、一方の端部においてリザーバのリザーバフィッティングに取り付けられ、反対側の端部においてスプレーガンコンバータのコンバータフィッティングに取り付けられたリザーバコネクタと、を含む。

更なる実施形態では、本開示は、重力式スプレーガンを圧力補助式スプレーガンに変換する方法を提供する。方法は、スプレーガンコンバータを重力式スプレーガンのマニホールド内に挿入することを含む。スプレーガンコンバータは、重力式スプレーガンのマニホールド内に挿入するように構成された第１の端部と、リザーバに接続するように構成されたコンバータフィッティングを有する第２の端部と、第１の端部における入口端部から第２の端部におけるコンバータフィッティングにある出口端部まで本体を通って延びているリザーバ空気通路と、を有する本体を含む。スプレーガンコンバータはまた、リザーバ空気通路を開閉するリザーバ空気制御バルブを含む。方法は、リザーバにコンバータフィッティングを流体接続することと、リザーバ空気通路が少なくとも部分的に開放するようにリザーバ空気制御バルブを調整することを更に含む。

用語「含む」及びその変化形は、これらの用語が本明細書及び特許請求の範囲において現れるところでは、限定的な意味を有するものではない。このような用語は、記述される１つの工程若しくは要素、又は複数の工程若しくは要素の群が含まれることを示唆するが、いかなる他の１つの工程若しくは要素、又は複数の工程若しくは要素の群も除外されないことを示唆すると理解される。「からなる」により、この語句「からなる」の前のいかなるものも含み、これらに限定することを意味する。したがって、語句「からなる」は、列挙された要素が必要又は必須であり、他の要素が存在し得ないことを示す。「から本質的になる」は、この語句の前に列挙されるあらゆる要素を含み、これらの列挙された要素に関して本開示で特定した作用若しくは機能に干渉又は寄与しない他の要素に限定されることを意味する。したがって、語句「から本質的になる」は、列挙された要素が必要又は必須であるが、他の要素は任意であり、列挙された要素の作用若しくは機能に実質的に影響を及ぼすか否かに応じて存在してもよい、又は、しなくてもよいことを示す。

本出願では、「ａ」、「ａｎ」、及び「ｔｈｅ」などの用語は、単数の実体のみを指すことを意図するものではなく、一般分類を含み、その一般分類の具体例は、例示のために使用し得る。用語「ａ」、「ａｎ」及び「ｔｈｅ」は、語句「少なくとも１つ」及び「１つ以上」と互換的に使用される。

列挙に後続する「～のうちの少なくとも１つ」及び「～のうちの少なくとも１つを含む」という語句は、列挙内の項目のうちのいずれか１つ、及び、列挙内の２つ以上の項目の任意の組み合わせを指す。

用語「又は」は、特に内容に別段の明示がない限り、概して「及び／又は」を含むその通常の意味で使用される。

用語「及び／又は」は、列挙された要素のうちの１つ若しくは全て、又は列挙された要素のうちの任意の２つ以上の組み合わせを意味する。

また、本明細書では、全ての数は用語「約」によって修飾されるものとみなされ、特定の実施形態では、用語「正確に」によって修飾されるものとみなされる。本明細書で使用する場合、測定した量との関連において、用語「約」は、測定を行い、測定の目的及び使用される測定機器の精度に見合う水準の注意を払う当業者によって予測されるような測定量の変動を指す。本明細書では、「最大」数字（例えば、最大５０）は、その数（例えば、５０）を含む。

更に本明細書では、端点による数値範囲の記載は、その範囲内に包含される全ての数及びその端点を含む（例えば、１～５は、１、１．５、２、２．７５、３、３．８０、４、５などを含む）。

本明細書全体にわたる「いくつかの実施形態」への言及は、実施形態に関して記載された特定の特徴、構成、組成、又は特性が、本開示の少なくとも１つの実施形態に含まれていることを意味する。したがって、本明細書を通して様々な箇所でのこのような語句の出現は、必ずしも本開示の同一の実施形態を指しているわけではない。更に、特定の特徴、構成、組成、又は特性は、１つ以上の実施形態において任意の適切な方法で組み合わせてもよい。

本開示の上記の概要は、開示されるそれぞれの実施形態、又は本開示の全ての実装形態を説明することを意図していない。以下の説明は、例示的な実施形態をより具体的に例示する。

スプレーガン、スプレーガンコンバータ、及びリザーバを含むスプレーガンシステムの一実施形態の概略側面図である。 図１のスプレーガンシステムの概略斜視図である。 図１のスプレーガンの空気供給マニホールドの概略断面図である。 図１のスプレーガンのフレームの概略断面図である。 図１のスプレーガンのスプレーヘッドアセンブリの概略断面図である。 図１のスプレーガンの概略断面図である。 図１のスプレーガンコンバータの概略斜視透視図である。 コンバータの本体のリザーバ空気通路がコンバータのリザーバ空気制御バルブによって閉鎖された状態の、図１のスプレーガンコンバータの概略断面図である。 コンバータの本体のリザーバ空気通路がコンバータのリザーバ空気制御バルブによって開放された状態の、図１のスプレーガンコンバータの概略断面図である。 図１のスプレーガンシステムのリザーバの概略分解図である。 重力式スプレーガンを圧力補助式スプレーガンに変換する方法のフローチャートである。

特に指示がない限り、本文書における全ての図及び図面は、縮尺どおりではなく、本発明の異なる実施形態を例示する目的で選択される。特に、様々な部材の寸法は、例示的な用語でしか記述されておらず、様々な部材の寸法間の関係は、指示がない限り、図面から推測されるべきではない。

例示的な実施形態の以下の説明では、本明細書の一部を形成し、例示として特定の実施形態が示されている添付の図面を参照する。本発明の範囲から逸脱することなく、他の実施形態を利用することができ、構造上の変更を加えることができることを理解されたい。

本開示は、圧力補助式液体送達用の液体収容リザーバに空気供給の一部分を迂回させることによって、重力式スプレーガンを圧力補助式スプレーガンに変換することができるスプレーガンコンバータの様々な実施形態を説明している。スプレーガンコンバータは、プラットフォームに接続されたスプレーヘッドアセンブリのノズル中央空気出口及びノズルファン空気出口に空気を供給する重力式スプレーガンのプラットフォームのマニホールド内に挿入され得る。コンバータの大部分はスプレーガンのプラットフォーム内にあり、場合によっては、ファン制御空気バルブと置き換えられるため、コンバータは、スプレーガンをほとんど又はまったくかさばらせない。加えて、コンバータをプラットフォームのマニホールド内に配置することにより、リザーバへの空気の迂回は、スプレーヘッドアセンブリのノズル中央空気及びノズルファン空気出口を通過する空気流にほとんど又は全く影響を及ぼさない。スプレーガンコンバータは、ユーザがリザーバに迂回される空気の量を調整することを可能にし、完全にオフにすることができる。それにより、コンバータが存在する状態で重力供給モードのみでスプレーガンが動作する。追加的又は代替的に、スプレーガンコンバータは、所望の用途に応じて、迅速かつ容易に挿入又は除去され得るように、スプレーガンプラットフォームに可逆的に取り付けられる。

コンバータは、加圧された空気の一部を１つ以上の別個の通路へ方向付けるようになっているリザーバ空気制御バルブを含み得る。１つのそのような通路は、加圧された空気をリザーバへ方向付けるようになっていてもよい。１つ以上の実施形態では、バルブが開放位置にある場合、加圧された空気は、リザーバへ方向付けられて、その中に含まれる流体を、大気圧を上回って加圧することができる。更に、バルブが閉鎖位置にある場合、加圧された空気は、リザーバへ方向付けられず、それにより、スプレーガンは、標準的なリザーバと共に標準的な方式で動作する。

図１～図１０は、スプレーガンシステム１０の１つの実施形態の様々な図である。スプレーガンシステム１０は、プラットフォーム１２と、プラットフォームに接続されたスプレーヘッドアセンブリ１４とを有するスプレーガン１１を含む。図５に見られ得るように、スプレーヘッドアセンブリ１４は、ノズル流体入口８６及びノズル流体出口１６を含むノズル流体通路８４を含む。アセンブリ１４は、ノズル中央空気入口８１及びノズル中央空気出口１８を含むノズル中央空気通路８９を更に含む。更に、アセンブリ１４は、ノズルファン空気入口８０及び１つ以上のノズルファン空気出口２０を有するノズルファン空気通路９２を含む。

プラットフォーム１２は、マニホールド２２（図３～図４）を含む。マニホールド２２は、チャンバ２５と、チャンバに流体接続されたマニホールド空気入口２４と、チャンバに各々流体接続されたマニホールド中央空気出口２６及びマニホールドファン中央空気出口２８と、を含む。マニホールド２２はまた、チャンバ２５に各々流体接続されたアクセス６１及び第２のアクセス６２を含む。

スプレーガン１１はまた、スプレーガン１１のマニホールド２２内に挿入するように構成された第１の端部１０４と、リザーバ３０（図１～図２）に接続するように構成されたコンバータフィッティング１０８を有する第２の端部１０６と、第１の端部における入口端部１１２から第２の端部におけるコンバータフィッティングにある出口端部１１４まで本体を通って延びているリザーバ空気通路１１０と、を有する本体１０２（図７～図９）を有する、スプレーガンコンバータ１００を含む。スプレーガンコンバータ１００はまた、リザーバ空気通路１１０を開閉するリザーバ空気制御バルブ１１６を含む。

スプレーガン１１は、プラットフォーム１２と、バレルインターフェース５０（図４）においてプラットフォームに接続され得るスプレーヘッドアセンブリ１４と、を含む、様々な構成要素を含むことができる。スプレーガン１１は、任意の適切なプラットフォーム、例えば、Ｅｓｃｏｔｏ，Ｊｒ．らによる、「ＬＩＱＵＩＤ ＳＰＲＡＹ ＧＵＮ，ＳＰＲＡＹ ＧＵＮ ＰＬＡＴＦＯＲＭ，ＡＮＤ ＳＰＲＡＹ ＨＥＡＤ ＡＳＳＥＭＢＬＹ」と題する、共有の米国特許第８，５９０，８０９号に記載されているプラットフォームの１つ以上の実施形態を含むことができる。１つ以上の実施形態では、スプレーヘッドアセンブリ１４は、プラットフォーム１２に解放可能に接続され、本明細書に記載されるように、スプレーされる液体と液体をスプレーするために使用される空気との両方の動きを制御する機能を提供することができる。１つ以上の実施形態では、スプレーヘッドアセンブリ１４は、使い捨てであり、使用後に廃棄され得る（場合によっては、再利用され得る）。使用後に廃棄される場合、スプレーヘッドアセンブリ１４のクリーニングを回避することができ、スプレーガン１１は、異なるスプレーヘッドアセンブリをプラットフォーム及び同じ又は異なるリザーバ３０に取り付けることによって、別の液体を分配するように変更することができる。

スプレーガンプラットフォーム１２のバレルインターフェース５０へのスプレーヘッドアセンブリ１４の接続は、任意の適切な１つ又は複数の単数又は複数を使用して達成され得る。例えば、スプレーヘッドアセンブリ１４上の接続構造体は、バレルインターフェース５０にある開口部５２と協働（例えば、機械的に相互連結）して、スプレーヘッドアセンブリをスプレーガンプラットフォーム１２上に保持することができる。本明細書に記載されるもの、例えば、押す又は押しひねる動作、クランプ、ねじ接続などでのスプレーヘッドアセンブリ１４の迅速な接続／分離を容易にするバヨネットタイプ接続などの代わりに、多くの他の接続技術及び構造を使用することができる。

プラットフォーム１２は、任意の適切な１つ又は複数の材料、例えば、金属、金属合金、プラスチック（例えば、ポリカーボネート、ナイロン（例えばアモルファスナイロン）、ポリプロピレンなど）などを含み得る。プラスチック材料がプラットフォーム１２を構築するために使用される場合、そのようなプラスチック材料は、任意の適切な添加剤、充填剤などを含み得る。プラットフォーム１２に使用される材料の選択は、選択された材料とスプレーされる材料との適合性に少なくとも部分的に基づき得る（例えば、プラットフォームを構築するために使用される材料を選択する際に、耐溶剤性及び他の特性を考慮することが必要となり得る）。

組み立てられたプラットフォーム１２内のマニホールド２２は、スプレーヘッドアセンブリ１４に空気を送達する通路を一体となって形成する、様々な空洞から作成されている。例えば、図３は、明確にするために、プラットフォームの周囲の構造体が除去された状態で、プラットフォーム１２内に形成された空洞／空気通路を示している。プラットフォーム１２内に形成された空洞／通路の中には、マニホールド２２がある。

マニホールド２２は、チャンバ２５を含む。チャンバ２５は、任意の適切な１つ又は複数の形状をとることができ、任意の適切な寸法を有することができる。マニホールド２２は、マニホールドが、大気圧より大きい圧力でマニホールドに空気を供給する空気源（図示せず）に接続され得るように、フィッティング６０（図４）を含み得るマニホールド空気入口２４を更に含む。マニホールド空気入口２４は、任意の適切な１つ又は複数の形状をとることができ、任意の適切な寸法を有することができる。１つのマニホールド空気入口２４を含むように図示されているが、マニホールド２２は、チャンバ２５に各々流体接続されて、マニホールドに空気又はガスを供給することができる任意の適切な数の、例えば、１つ、２つ、３つ、４つ、５つ、又はそれ以上の入口を含むことができる。

マニホールド２２はまた、マニホールド中央空気出口２６とマニホールドファン空気出口２８とを含む。マニホールド中央空気出口２６及びマニホールドファン空気出口２８の各々は、任意の適切な１つ又は複数の技術を使用して、チャンバ２５に流体接続され得る。更に、マニホールド中央空気出口２６及びマニホールドファン空気出口２８の各々は、任意の適切な１つ又は複数の形状をとることができ、任意の適切な寸法を有することができる。２つの出口２６、２８を有するものとして図示されているが、マニホールド２２は、チャンバ２５に各々流体接続された任意の適切な数の、例えば、１つ、２つ、３つ、４つ、５つ、又はそれ以上の出口を含むことができる。一般に、１つ以上のマニホールド空気入口２４を介してマニホールド２２内に流入する空気は、任意の適切な１つ又は複数の技術を使用して、１つ以上の出口２６、２８に分配され得る。

マニホールド２２はまた、任意の適切な数のアクセス、ポート、又は開口部を含むことができる。例えば、図３に示されるように、マニホールド２２は、任意の適切な１つ又は複数の技術を使用してチャンバ２５に各々流体接続されたアクセス６１及び第２のアクセス６２を含む。更に、アクセス６１及び第２のアクセス６２の各々は、任意の適切な１つ又は複数の形状であってもよく、任意の適切な寸法を有してもよい。２つのアクセス６１、６２を含むように図示されているが、プラットフォーム１２は、任意の適切な数の、例えば、１つ、２つ、３つ、４つ、５つ、又はそれ以上のアクセスを含むことができる。アクセス６１、６２は、チャンバ２５へのアクセスを提供する、若しくはマニホールド２２へ入る、又はマニホールド２２から出る空気流の制御を容易にするために、任意の適切な方式で利用され得る。例えば、本明細書で更に説明されるように、スプレーガンコンバータ１００の本体１０２の第１の端部１０４は、プラットフォーム１２のマニホールド２２のアクセス６１内に挿入するように構成され得る。１つ以上の実施形態では、スプレーガンコンバータ１００の本体１０２の第１の端部１０４は、プラットフォーム１２のマニホールド２２の第２のアクセス６２内に挿入するように構成され得る。

スプレーガン１１を通過するガス又は空気流と流体流との両方に対する制御は、任意の適切な１つ又は複数の技術を使用して達成され得る。１つ以上の実施形態では、例えば保持ピン６６によって、プラットフォーム１２に枢動可能に係合されているトリガ６４（図１）は、スプレーガン１１を通過する空気流及び流体流のうちの少なくとも１つを制御することができる。スプレーガン１１はまた、例えば、米国特許第７，０３２，８３９号に記載されているものと同様の方式で、スプレーヘッドアセンブリ１４を通って延びているニードル６８（図６）を含むことができる。トリガ６４は、ニードル６８がスプレーヘッドアセンブリ１４内のノズル流体出口１６を閉鎖し、また、空気供給バルブ７０も閉鎖するように、非動作位置へ付勢され得る。図示された実施形態では、付勢力は、コイルばね７２によって提供されるが、他の付勢機構が使用されてもよい。

トリガ６４が押し下げられると、ニードル６８が後退して、空気供給バルブ７０を開放し、空気がマニホールド２２からスプレーヘッドアセンブリ１４へ通過することを可能にする。トリガが更に押し下げられると、ニードル６８は、ニードルの先細の前端部７４が、スプレーヘッドアセンブリ１４内のノズル流体出口１６を通って液体が流れることを可能にする位置まで後退する。本明細書で更に説明されるように、空気流は、スプレーガンコンバータ１００によって更に制御され得る。

マニホールドファン空気出口２８（図３）は、チャンバ２５に流体接続され、任意の適切な１つ又は複数の技術を使用して、スプレーヘッドアセンブリ１４のノズルファン空気出口２０に空気を送る。更に、マニホールド中央空気出口２６（図３）は、チャンバ２５に流体接続され、任意の適切な１つ又は複数の技術を使用して、スプレーヘッドアセンブリ１４のノズル中央空気出口１８に空気を送る。マニホールド２２のチャンバ２５からマニホールド中央空気出口２６及びマニホールドファン空気出口２８までの空気分配に対する制御は、本明細書に更に記載されるような任意の適切な１つ又は複数の技術を使用して達成され得る。

スプレーガン１１のプラットフォーム１２にスプレーヘッドアセンブリ１４が接続されている。図５に示されるように、アセンブリ１４は、バレル７６及び空気キャップ７８を更に含む。スプレーヘッドアセンブリ１４のバレル７６及び空気キャップ７８は、組み合わせられて、中央空気及びファン空気をスプレーヘッドアセンブリを通して実質的に分離された方式で送達する空洞を、形成することができる。

アセンブリ１４は、ノズル流体入口８６及びノズル流体出口１６を有するノズル流体通路８４を更に含む。ノズル流体通路８４は、任意の適切な１つ又は複数の形状をとることができ、任意の適切な寸法を有することができる。スプレーされる流体は、ノズル流体出口１６を通ってアセンブリ１４を出ていく。流体は、流体ポート８８を通って供給され、ノズル流体入口８６からノズル流体通路８４に入る。ノズル流体通路８４は、前方方向（図５及び図６に示される図の左側）に前進させるとノズル流体出口１６を閉鎖し、後方方向（図５及び図６の右側）に後退させるとノズル流体出口を開放することができる、ニードル６８（図６）を受容するようにサイズ決めされ得る。

アセンブリ１４はまた、ノズル中央空気入口８１及びノズル中央空気出口１８を有するノズル中央空気通路８９を含む。ノズル中央空気通路８９は、任意の適切な１つ又は複数の形状をとることができ、任意の適切な寸法を有することができる。ノズル中央空気入口８１は、任意の適切な１つ又は複数の技術を使用して、マニホールド中央空気出口２６に流体接続されている。

アセンブリ１４のノズル中央空気出口１８は、ノズル流体出口１６を少なくとも部分的に取り囲むように、空気キャップ７８内に形成される。スプレーヘッドアセンブリ１４は、中央空気を、大気圧よりも大きい圧力でノズル中央空気出口１８を通って方向付けるようになっている。空気が中央空気出口を出ていくとき、スプレーヘッドアセンブリ１４は、液体又は流体をノズル流体出口１６から引き出し、液体流を、ノズル流体出口を通って延びている軸２を中心としたほぼ円錐流の液滴に霧化する。

アセンブリ１４はまた、ノズルファン空気入口８０及び１つ以上のノズルファン空気出口２０を有するノズルファン空気通路９２を含む。ノズルファン空気通路９２は、任意の適切な１つ又は複数の形状をとることができ、任意の適切な寸法を有することができる。更に、ノズルファン空気入口８０は、任意の適切な１つ又は複数の技術を使用して、マニホールドファン空気出口２８に流体接続されている。

スプレーヘッドアセンブリ１４の一部として提供される空気キャップ７８は、任意の適切な１つ又は複数の技術を利用してバレル７６に接続され得る。１つ以上の実施形態では、空気キャップ７８は、バレルに対して軸２を中心とした空気キャップの回転を可能にするようにバレル７６に接続されている。１つ以上の実施形態では、空気キャップ７８の回転を使用して、スプレーヘッドアセンブリ１４から放出される霧化されたスプレーのパターンの軸２に対する向きを変化させることができる。

空気キャップ７８は、１つ以上の空気ホーン９０を含むことができ、それらの各々は、ノズルファン空気通路９２の少なくとも一部分を画定している。空気ホーン９０内に送達されるファン空気は、空気ホーンの１つ以上のノズルファン空気出口２０を通って出ていく。ホーン９０の出口２０は、大気圧よりも大きい圧力下でバレル７６を通って流れる空気がノズルから流れる流体の霧化流に対して両側に流れるように、軸２の両側に配置され得る。ファン空気によって与えられる力を使用して、流体流の形状を変化させて所望のスプレーパターンを形成することができる。ファン空気制御出口２０のサイズ、形状、向き、及び他の特徴は、例えば、Ｂｌｅｔｔｅによる、「Ｌｉｑｕｉｄ ｓｐｒａｙ ｇｕｎ ｗｉｔｈ ｎｏｎ－ｃｉｒｃｕｌａｒ ｈｏｒｎ ａｉｒ ｏｕｔｌｅｔ ｐａｓｓａｇｅｗａｙｓ ａｎｄ ａｐｅｒｔｕｒｅｓ」と題する、米国特許第７，２０１，３３６Ｂ２号に記載されているように、異なるファン制御特性を達成するように調整され得る。ファン空気出口２０は、任意の適切な１つ又は複数の形状、例えば、楕円形、直線状などをとることができる。

スプレーガンシステム１０はまた、リザーバ３０を含む。任意の適切なリザーバ又は容器は、システム１０で、例えば、Ｅｓｃｏｔｏ，Ｊｒ．らによる、「Ｐｒｅｓｓｕｒｉｚｅｄ ｌｉｑｕｉｄ ｓｕｐｐｌｙ ａｓｓｅｍｂｌｙ」と題する、米国特許第７，４１０，１０６号に記載されている容器の１つ以上の実施形態で利用され得る。図１０に示されるように、本明細書に開示されるリザーバ３０は、側壁３４と、底端部３６と、容器開口部４０をその中に有する上端部３８と、を有する、容器３２を含む。リザーバ３０はまた、側壁３４内のリザーバ入口４２と、側壁から外側に延びているリザーバフィッティング４４と、を含む。リザーバフィッティング４４は、リザーバ３０をリザーバコネクタ４６（図２）に接続するようになっている。リザーバ３０はまた、容器３２内の空気の流れ及び分配を改善するための分配フィンなどの、１つ以上の追加の機能部を含むことができる。例えば、米国特許第７，４１０，１０６号を参照されたい。

リザーバ３０の容器３２は、任意の適切な空気圧に耐えるようになっていてもよい。１つ以上の実施形態では、容器３２は、比較的高い空気圧、例えば、約６９．０ｋＰａ（１０ｐｓｉ）超、約１３７．９ｋＰａ（２０ｐｓｉ）超などに耐えることができる。

リザーバ３０はまた、蓋構成要素１６０を含む。蓋構成要素１６０は、蓋構成要素が容器に接続されているときに、容器３２の内部に面する蓋構成要素の下面に恒久的又は一時的のいずれかで取り付けられたフィルタ構成要素（図示せず）を含み得る。蓋構成要素１６０は、スプレーヘッドアセンブリ１４の流体ポート８８に接続することができる１つ以上の構成要素を更に含むことができ、１つ以上の構成要素は、外面上及び蓋構成要素の第２の端部に配置される。例えば、蓋構成要素１６０は、ボス１６６上に配置された円筒部分１６４の外面に沿って軸方向に間隔を空けて半径方向外向きに突出しているシーリングリング１６２と、例示的な蓋構成要素１６０の外面１７２から延びている円筒部分の両方の側部から等しく間隔を空けて突出しているフック部材１７０の遠位端部上で対向して内向きに突出しているリップ１６８と、を含み得る。これらの様々な構成要素の特徴は、例えば、Ｎａｖｉｓらによる、「Ｍｉｘｉｎｇ ｃｕｐ ａｄａｐｔｉｎｇ ａｓｓｅｍｂｌｙ」と題する、米国特許第６，５３６，６８７号に記載されているように、蓋構成要素１６０を流体ポート８８に取り付けるために使用され得る。

リザーバ３０はまた、ライナ１７４を含み得る。ライナ１７４は、少なくとも１つのライナ側壁１７８と、ライナ底端部１７６と、ライナ開口部１７７をその中に有するライナ上端部１７５と、ライナ上端部に沿って延びており、ライナ上端部から突出しているライナリム１７９と、を含み得る。１つ以上の実施形態では、ライナ１７４は、自己支持型で折り畳み可能である。１つ以上の実施形態では、ライナ１７４は、基部ではなく側壁が折り畳まれることによってライナが長手方向に折り畳まれるように、比較的剛性の基部１７６及び比較的薄い側壁１７８を有する。

リザーバ３０はまた、蓋部品を覆って延びていることによって、かつ高圧がかけられたときに蓋部品の膨張を制限することによって、蓋構成要素１６０に対して支持を提供するようになっているシュラウド構成要素１８０を含むことができる。上述の蓋構成要素１６０と同様に、シュラウド構成要素１８０は、ポリプロピレン又はポリアミドなどのプラスチック材料から形成された射出成形部品を含み得る。１つ以上の実施形態では、シュラウド構成要素１８０は、蓋構成要素１６０及び液体供給アセンブリ内の内容物の視認を可能にするために透明であり得る。

リザーバ３０は、カラー開口部１８５をその中に有する上端部１８３、底端部１８８、及び上端部と底端部との間に延びている少なくとも１つのカラー側壁を有するカラー１８２と、上端部に沿って延びており、カラー開口部内に突出しているカラーリム１９０と、少なくとも１つのカラー側壁に沿って延びているねじ山１８４のセットと、を更に含み、ねじ山のセットは、容器３２のねじ山１８６のセットと係合することができる。

リザーバ３０は、１つ以上の追加の任意選択の構成要素を更に含み得る。好適な任意の構成要素には、蓋構成要素に恒久的又は一時的に取り付けられ得るフィルタ要素と、蓋構成要素とライナ（又は容器のライナ構成要素）との間に配置され得るガスケットと、
折り畳み可能ライナ内に１つ以上の液体を導入する際にユーザを補助するためのしるしをその上に有する表示シートと、蓋構成要素とスプレーデバイスとの間に配置された、スプレーデバイスに蓋構成要素を接続するためのアダプタと、が含まれるが、これらに限定されない。

スプレーガン１１はまた、スプレーガンコンバータ１００を含む。図７～図９に示されるように、コンバータ１００は、プラットフォーム１２のマニホールド２２内に挿入するように構成された第１の端部１０４を有する本体１０２を含む。本体１０２は、リザーバ３０に接続するように構成されたコンバータフィッティング１０８を有する第２の端部１０６を更に含む。更に、本体１０２は、第１の端部１０４における入口端部１１２から第２の端部１０６におけるコンバータフィッティング１０８にある出口端部１１４まで本体を通って延びているリザーバ空気通路１１０を含む。コンバータ１００はまた、リザーバ空気通路１１０を開放（図９）及び閉鎖（図８）する、リザーバ空気制御バルブ１１６を含む。本体１０２は、任意の適切な１つ又は複数の材料、例えば、金属、ポリマー、又は他の無機材料のうちの少なくとも１つを含み得る。本体１０２は、任意の適切な１つ又は複数の技術、例えば、鋳造、成形、機械加工、３Ｄ印刷、又は任意の他の付加若しくは除去製造技術を利用して製造され得る。

本体１０２は、任意の適切な１つ又は複数の形状をとることができ、任意の適切な寸法を有することができる。１つ以上の実施形態では、本体１０２は、本体の少なくとも一部分がスプレーガンプラットフォーム１２のマニホールド２２内に挿入され得るように構成されている。例えば、本体１０２の第１の端部１０４は、マニホールド２２のアクセス６１内に挿入されるように構成され得る。１つ以上の実施形態では、本体１０２の第１の端部１０４は、マニホールド２２の第２のアクセス６２内に挿入するように構成され得る。１つ以上の実施形態では、コンバータ１００は、本体１０２の第１の端部１０４に隣接して配置されたガスケット１１８を含み得る。本明細書で使用する場合、「第１の端部に隣接して」という用語は、要素又は構成要素が、本体の第２の端部１０６よりもコンバータ１００の本体１０２の第１の端部１０４に近接して配置されることを意味する。ガスケット１１８は、本体１０２の第１の端部１０４の少なくとも一部分を取り囲むことができる。ガスケット１１８は、ガスケットがコンバータ１００の本体１０２とマニホールド２２との間に空気シールを提供するように、任意の適切な１つ又は複数の材料を含むことができ、任意の適切な寸法を有することができる。２つのガスケット１１８を含むように図示されているが、コンバータ１００は、任意の適切な数の、例えば、１つ、２つ、３つ、４つ、５つ、又はそれ以上のガスケットを含むことができる。更に、１つ以上の実施形態では、本体１０２は、ガスケットが本体１０２に接続されたままであるように、ガスケット１１８の少なくとも一部分を受容するようになっているスロット１２０を含むことができる。

本体１０２の第２の端部１０６は、コンバータフィッティング１０８を含む。コンバータフィッティング１０８は、本体１０２の第１の端部１０４に対して任意の適切な場所に配置され得る。１つ以上の実施形態では、コンバータフィッティング１０８は、本体１０２の第２の端部１０６に配置され得る。１つ以上の実施形態では、コンバータフィッティング１０８は、本体１０２の第２の端部１０６に隣接して配置される。本明細書で使用する場合、「第２の端部に隣接して」という用語は、要素又は構成要素が、第１の端部１０４よりも本体１０２の第２の端部１０６に近接して配置されることを意味する。

コンバータフィッティング１０８は、任意の適切な１つ又は複数の形状をとることができ、任意の適切な寸法を有することができる。１つ以上の実施形態では、コンバータフィッティング１０８は、任意の適切な１つ又は複数の技術を使用して、リザーバ３０のリザーバコネクタ４６に接続するように構成されている。１つ以上の実施形態では、フィッティングの少なくとも一部分がコネクタ内に配置されるように、リザーバコネクタ４６がコンバータフィッティング１０８上に嵌合され得る。示されていないが、１つ以上の実施形態では、フィッティングの外面上に配置された１つ以上のリング又はリップを含み、コンバータフィッティング１０８は、コネクタがフィッティング上に配置されたときにリザーバコネクタ４６を保持することができる。

リザーバ空気通路１１０が、コンバータ１００の本体１０２を通って延びている。通路は、プラットフォーム１２のマニホールド２２のチャンバ２５に流体接続するように構成されている。通路１１０は、任意の適切な１つ又は複数の形状をとることができ、任意の適切な寸法を有することができる。通路１１０は、本体１０２の第１の端部１０４における、リザーバ空気通路１１０の入口端部１１２から、第２の端部１０６におけるコンバータフィッティング１０８にある、リザーバ空気通路１１０の出口端部１１４まで延びている。通路１１０は、入口端１１２から延びている第１の部分１２２と、出口端１１４から延びている第２の部分１２４とを含む。第１の部分１２２と第２の部分１２４とは、スプレーガンコンバータ１００の本体１０２内に交差部１２６を形成する。リザーバ空気通路１１０の第１の部分１２２は、図８に示されるように、第２の部分１２４と任意の適切な角度４を形成することができる。１つ以上の実施形態では、第１の部分１２２と第２の部分１２４とは、交差部１２６において実質的に直角にある。本明細書で使用する場合、「実質的に直角」という用語は、交差部１２６における通路１１０の第１の部分１２２と第２の部分１２４とによって形成された角度４が、少なくとも８０度かつ１１０度以下であることを意味する。

１つ以上の実施形態では、リザーバ空気通路１１０の第２の部分１２４は、出口端部１１４から出口端部１１４とは反対側の本体１０２の開口部１２８まで本体１０２を通って延びている。１つ以上の実施形態では、第２の部分１２４は、出口端部１１４から開口部１２８まで直線的に延びている。

コンバータ１００はまた、リザーバ空気制御バルブ１１６を含む。バルブ１１６は、リザーバ空気通路１１０を開閉するようになっている。バルブ１１６は、任意の適切な１つ又は複数のバルブを含み得る。１つ以上の実施形態では、バルブ１１６は、リザーバ空気制御ノブ１３２を含むねじ式ニードルバルブである。

図７～図９に示されるように、バルブ１１６は、リザーバ空気通路１１０の第２の部分１２４に配置された１つ以上のねじ山１３８と係合するようになっている１つ以上のねじ山１３４を含むことができる。バルブ１１６は、任意の適切な１つ又は複数の形状をとることができ、任意の適切な寸法を有することができる。１つ以上の実施形態では、バルブ１１６は、１つ以上のガスケット１４０を含み得る。ガスケット１４０は、バルブ１１６とリザーバ空気通路１１０の第２の部分１２４の内壁との間に空気シールを提供することができる。

バルブ１１６は、リザーバ空気通路１１０の第１の部分１２２と第２の部分１２４との交差部１２６に位置し得る。１つ以上の実施形態では、バルブ１１６は、第２の部分１２４の開口部１２８内にねじ込まれる。

本明細書で言及されるように、リザーバ空気制御バルブ１１６は、任意の適切な１つ又は複数の技術を使用して、リザーバ空気通路１１０を開閉する。１つ以上の実施形態では、バルブ１１６は、リザーバ空気通路１１０を閉鎖、部分的に開放、又は完全に開放するように調整され得る。図８に示されるような閉鎖位置にある場合、バルブ１１６の端部１４２は、リザーバ空気通路１１０の第２の部分１２４内に延びており、入口端部１１２を通る通路に入ったリザーバ空気通路１１０の第１の部分１１０からの空気が、第２の部分内を通過して通路の出口端部１１４を通ることを防止することができる。１つ以上の実施形態では、バルブ１１６の端部１４２は、リザーバ空気通路１１０の第２の部分１２４のレッジ１４４と係合して、第２の部分の出口端部１１４をシールするように成形され得る。

更に、図９に示されるように、リザーバ空気制御バルブ１１６は、任意の適切な１つ又は複数の技術を使用して、リザーバ空気通路１１０を開放することができる。１つ以上の実施形態では、バルブ１１６は、バルブの端部１４２が第２の部分１２４のレッジ１４４から引き出されるように回転させることができ、それによって、空気が交差部１２６を通って第１の部分１２２から第２の部分内へと流れることを可能にする。次いで、そのような空気は、第２の部分１２４の出口端１１４を通って、リザーバコネクタ４６内に流れ、そこでリザーバ３０の容器３２内へ方向付けられる。そのような空気は、容器３２を加圧し、流体ポート８８を通して加圧された流体をスプレーガン１１のスプレーヘッドアセンブリ１４に提供することができる。

スプレーガン１１は、スプレーガンが使用中の位置に向けられたときにプラットフォーム１２の上方に配置されたリザーバ３０を有するものとして図示されているが、スプレーガンは、リザーバがプラットフォームの下方に配置されるようになっているスプレーヘッドアセンブリを含むことができる。そのような実施形態では、コンバータ１００を利用してガス又は空気をリザーバ３０に提供し、リザーバ空気制御バルブ１１６が少なくとも部分的に開放された場合に圧力補助流を提供することができる。更に、リザーバ空気制御バルブ１１６が閉鎖された状態で、スプレーガン１１は、標準的な吸上式スプレーガンとして動作する。

１つ以上の実施形態では、スプレーガンコネクタ１００はまた、ファン空気制御バルブ１４６を含むことができる。ファン空気制御バルブ１４６は、マニホールドファン空気出口２８を開閉することができる。バルブ１４６は、任意の適切なバルブを含むことができる。１つ以上の実施形態では、バルブ１４６は、スプレーガンコンバータ１００の本体１０２を通って第１の端部１０４から第２の端部１０６まで延びているねじ式スピンドル１４８を含むことができる。バルブ１４６はまた、コンバータ１００の本体１０２の第１の端部１０４に隣接してねじ式スピンドル１４８に取り付けられたバルブプラグ１５０を含むことができる。

ファン空気制御バルブ１４６は、チャンバ２５からマニホールドファン空気出口２８に送達される空気を制御することができる。その結果、ファン空気制御バルブ１４６は、スプレーヘッドアセンブリ１４の空気ホーン９０への空気流を制御して、スプレーパターン形状を調整することができる。更に、ファン空気制御バルブ１４６は、本体１０２の第２の端部１０６に隣接してスピンドル１４８に取り付けられたファン空気制御ノブ１５２を含むことができる。１つ以上の実施形態では、ねじ式スピンドル１４８、バルブプラグ１５０、及びファン空気制御ノブ１５２は、単一の構成要素であり得、すなわち、１つの部品として製造され得る。１つ以上の実施形態では、ねじ式スピンドル１４８、バルブプラグ１５０、及びファン空気制御ノブ１５２は、別々に製造され得、任意の適切な１つ又は複数の技術を利用して一緒に接続され得る。

リザーバ空気制御バルブ１１６及びファン空気制御バルブ１４６は、互いに対して任意の適切な位置に配置され得る。例えば、１つの構成では、リザーバ空気制御バルブ１１６は、リザーバ空気通路１１０を少なくとも部分的に開放するように配置され、ファン空気制御バルブ１４６は、マニホールドファン空気出口２８を少なくとも部分的に開放するように配置されている。そのような構成では、空気は、リザーバ空気通路１１０を通り、出口端部１１４を通り、リザーバコネクタ４６を通って、容器３２内に流れる。そのような空気を利用して、容器３２内に配置された流体を加圧し、そのように加圧された流体をスプレーヘッドアセンブリ１４に提供することができる。更に、この構成では、空気はまた、マニホールドファン空気出口２８を通って流れ、ノズルファン空気出口２０の外に出ていく。

代替的な構成では、リザーバ空気制御バルブ１１６は、リザーバ空気通路１１０を閉鎖するように配置され、ファン空気制御バルブ１４６は、マニホールドファン空気出口２８を少なくとも部分的に開放するように配置されている。更に別の実施形態では、リザーバ空気制御バルブ１１６は、リザーバ空気通路１１０を閉鎖するように配置され、ファン空気制御バルブ１４６は、マニホールドファン空気出口２８を閉鎖するように配置されている。リザーバ空気制御バルブ１１６が閉鎖されると、スプレーガンは、リザーバコネクタ４６を取り外すことによって標準的な重力式ガンとして動作するようになり得、その結果、ガンの動作中にリザーバ内の圧力は大気圧に留まる。リザーバコネクタ４６を取り外すのに失敗すると、リザーバを本質的に密封することになり、その結果、流体がガン内に引き込まれ、リザーバ内部の圧力が低下する。この圧力の低下は、リザーバ及びノズル流体出口１６からの流体流を遅らせることになる。

任意の適切な１つ又は複数の技術をスプレーガンシステム１０で利用して、重力式スプレーガンを圧力補助式スプレーガン１１に変換することができる。例えば、図１１は、スプレーガンシステム１０のスプレーガン１１を変換する方法２００の１つの実施形態のフローチャートである。図１～図１０のスプレーガンシステム１０のスプレーガン１１及びスプレーガンコンバータ１００に関して説明されているが、方法２００は、任意の適切なスプレーガン及びコンバータで利用することができる。

２０２において、スプレーガンコンバータ１００は、重力式スプレーガン１１のマニホールド２２内に挿入される。１つ以上の実施形態では、コンバータ１００の本体１０２の第１の端部１０４は、マニホールド２２のアクセス６１又は第２のアクセス６２内に挿入される。１つ以上の実施形態では、標準的な制御バルブは、存在している場合、コンバータ１００をマニホールド２２内に挿入する前にプラットフォーム１２から取り外すことができる。加圧リザーバ３０を使用することが望ましい場合、そのようなリザーバは、任意の適切な１つ又は複数の技術を使用してプラットフォーム１２に接続される。コンバータフィッティング１０８は、２０４において、任意の適切な１つ又は複数の技術を使用して、リザーバ３０に流体接続される。１つ以上の実施形態では、コンバータフィッティング１０８の少なくとも一部分は、リザーバコネクタ４６内に配置され得る。２０６において、リザーバ空気通路１１０が少なくとも部分的に開放するように、リザーバ空気制御バルブ１１６を調整することができる。リザーバ空気制御バルブ１１６が少なくとも部分的に開放している場合、マニホールド２２からの空気は、入口端部１１２を通ってリザーバ空気通路１１０内へ方向付けられ得る。次いで、そのような空気は、出口端部１１４を通ってリザーバコネクタ４６内へ方向付けられ得る。この空気を利用して、容器３２内に配置された流体を加圧することができる。本明細書で論じられるように、加圧された流体は、任意の適切な１つ又は複数の技術を使用して、スプレーヘッドアセンブリ１４へと方向付けられて、液体コーティングをシステム１０から表面上へと方向付けることができる。標準的な重力式リザーバ３０が望ましい実施形態では、リザーバ空気通路１１０が閉鎖されるように、リザーバ空気制御バルブ１１６を操作することができる。

１つ以上の実施形態では、２０８において、ファン空気制御バルブ１４６は、バルブが少なくとも部分的に開放されるように調整され得る。ファン空気制御バルブ１４６が少なくとも部分的に開放している場合、マニホールド２２からの空気は、マニホールドファン空気出口２８内に、スプレーヘッドアセンブリ１４のノズルファン空気出口２０を通って、流れることができる。

本明細書で言及した全ての参考文献及び刊行物は、これらが本開示に直接矛盾し得る場合を除き、これらの全体が参照により本開示に明示的に組み込まれる。本開示の例示的実施形態を検討すると共に本開示の範囲内の可能な変形例を参照してきた。本開示のこれらの及び他の変形例及び変更例は本開示の範囲から逸脱することなく当業者に明らかであろう。本開示は本明細書に記載された例示的実施形態に限定されないことを理解すべきである。したがって、本開示は、下記に提供されている特許請求の範囲によってのみ限定されるべきである。

Claims (28)

1. 本体であって、
   スプレーガンのマニホールド内に挿入するように構成された第１の端部と、
   リザーバに接続するように構成されたコンバータフィッティングを有する第２の端部と、
   前記第１の端部における入口端部から前記第２の端部における前記コンバータフィッティングにある出口端部まで前記本体を通って延びているリザーバ空気通路と、
   を含む、本体と、
   前記リザーバ空気通路を開閉するリザーバ空気制御バルブと、
   を備える、スプレーガンコンバータ。
2. 前記本体の前記第１の端部の少なくとも一部分を取り囲むガスケットを更に備える、請求項１に記載のスプレーガンコンバータ。
3. 前記リザーバ空気制御バルブが、リザーバ空気制御ノブを含むねじ式ニードルバルブである、請求項１又は請求項２に記載のスプレーガンコンバータ。
4. 前記リザーバ空気通路が、前記入口端部から延びている第１の部分と、前記出口端部から延びている第２の部分と、を含み、前記第１の部分と前記第２の部分とが、前記スプレーガンコンバータの前記本体内に交差部を形成している、請求項１～３のいずれか一項に記載のスプレーガンコンバータ。
5. 前記第１及び第２の部分が、前記交差部において実質的に直角である、請求項４に記載のスプレーガンコンバータ。
6. 前記リザーバ空気制御バルブが、前記リザーバ空気通路の前記第１の部分と前記第２の部分との前記交差部に位置している、請求項４又は請求項５に記載のスプレーガンコンバータ。
7. 前記リザーバ空気通路の前記第２の部分が、前記出口端部から前記出口端部とは反対側の前記本体内の開口部まで前記本体を通って直線的に延びており、前記リザーバ空気制御バルブが、前記開口部内にねじ込まれており、前記リザーバ空気通路を閉鎖、部分的に開放、又は完全に開放するように調整され得る、請求項４～６のいずれか一項に記載のスプレーガンコンバータ。
8. ファン空気制御バルブを更に備える、請求項１～７のいずれか一項に記載のスプレーガンコンバータ。
9. 前記ファン空気制御バルブが、
   前記第１の端部から前記第２の端部まで前記スプレーガンコンバータの前記本体を通って延びているねじ式スピンドルと、
   前記本体の前記第１の端部に近接して前記ねじ式スピンドルに取り付けられたバルブプラグと、
   前記本体の前記第２の端部に近接して前記スピンドルに取り付けられたファン空気制御ノブと、
   を含む、請求項８に記載のスプレーガンコンバータ。
10. マニホールドを含むプラットフォームであって、前記マニホールドが、
    チャンバと、
    前記チャンバに流体接続されたマニホールド空気入口と、
    前記チャンバに各々流体接続されたマニホールド中央空気出口及びマニホールドファン空気出口と、
    前記チャンバに流体接続されたアクセスと、を含む、
    プラットフォームと、
    前記プラットフォームに接続されたスプレーヘッドアセンブリであって、
    ノズル流体入口及びノズル流体出口を含むノズル流体通路と、
    ノズル中央空気入口及びノズル中央空気出口を含むノズル中央空気通路と、
    ノズルファン空気入口及びノズルファン空気出口を含むノズルファン空気通路と、を含み、
    前記ノズル中央空気入口が、前記マニホールド中央空気出口に流体接続されており、前記ノズルファン空気入口が、前記マニホールドファン空気出口に流体接続されている、
    スプレーヘッドアセンブリと、
    スプレーガンコンバータであって、
    本体であって、
    前記プラットフォームの前記マニホールドの前記アクセス内に挿入するように構成された第１の端部と、
    リザーバに接続するように構成されたコンバータフィッティングを有する第２の端部と、
    を含む、本体と、
    前記第１の端部における入口端部から前記第２の端部における前記コンバータフィッティングにある出口端部まで前記本体を通って延びているリザーバ空気通路であって、前記プラットフォームの前記マニホールドの前記チャンバに流体接続するように構成されている、リザーバ空気通路と、
    前記リザーバ空気通路を開閉するリザーバ空気制御バルブと、
    を含む、スプレーガンコンバータと、
    を備える、スプレーガン。
11. 前記リザーバ空気制御バルブが、リザーバ空気制御ノブを含むねじ式ニードルバルブである、請求項１０に記載のスプレーガン。
12. 前記リザーバ空気通路が、前記入口端部から延びている第１の部分と、前記出口端部から延びている第２の部分と、を含み、前記第１の部分と前記第２の部分とが、前記スプレーガンコンバータの前記本体内に交差部を形成している、請求項１０又は請求項１１に記載のスプレーガン。
13. 前記交差部が、実質的に直角である、請求項１２に記載のスプレーガン。
14. 前記リザーバ空気制御バルブが、前記リザーバ空気通路の前記第１の部分と前記第２の部分との前記交差部に位置している、請求項１２又は請求項１３に記載のスプレーガン。
15. 前記リザーバ空気通路の前記第２の部分が、前記出口端部から前記出口端部とは反対側の前記本体内の開口部まで前記本体を通って直線的に延びており、前記リザーバ空気制御バルブが、前記開口部内にねじ込まれており、前記リザーバ空気通路を閉鎖、部分的に開放、又は完全に開放するように調整され得る、請求項１２～１４のいずれか一項に記載のスプレーガン。
16. 前記マニホールドファン空気出口を開閉するファン空気制御バルブを更に備える、請求項１０～１５のいずれか一項に記載のスプレーガン。
17. 前記ファン空気制御バルブが、
    前記第１の端部から前記第２の端部まで前記スプレーガンコンバータの前記本体を通って延びているねじ式スピンドルと、
    前記本体の前記第１の端部に隣接して前記ねじ式スピンドルに取り付けられたバルブプラグと、
    前記本体の前記第２の端部に隣接して前記スピンドルに取り付けられたファン空気制御ノブと、
    を含む、請求項１６に記載のスプレーガン。
18. 前記リザーバ空気制御バルブが、前記リザーバ空気通路を閉鎖するように配置されており、前記ファン空気制御バルブが、前記マニホールドファン空気出口を少なくとも部分的に開放するように配置されている、請求項１６又は請求項１７に記載のスプレーガン。
19. 前記リザーバ空気制御バルブが、前記リザーバ空気通路を少なくとも部分的に開放するように配置されており、前記ファン空気制御バルブが、前記マニホールドファン空気出口を閉鎖するように配置されている、請求項１６～１８のいずれか一項に記載のスプレーガン。
20. 前記リザーバ空気制御バルブが、前記リザーバ空気通路を閉鎖するように配置されており、前記ファン空気制御バルブが、前記マニホールドファン空気出口を閉鎖するように配置されている、請求項１６～１９のいずれか一項に記載のスプレーガン。
21. 前記リザーバ空気制御バルブが、前記リザーバ空気通路を少なくとも部分的に開放するように配置されており、前記ファン空気制御バルブが、前記マニホールドファン空気出口を少なくとも部分的に開放するように配置されている、請求項１６～２０のいずれか一項に記載のスプレーガン。
22. マニホールドを含むプラットフォームであって、前記マニホールドが、
    チャンバと、
    前記チャンバに流体接続されたマニホールド空気入口と、
    前記チャンバに各々流体接続されたマニホールド中央空気出口及びマニホールドファン空気出口と、
    前記チャンバに流体接続されたアクセスと、を含む、
    プラットフォームと、
    前記プラットフォームに接続されたスプレーヘッドアセンブリであって、
    ノズル流体入口及びノズル流体出口を含むノズル流体通路と、
    ノズル中央空気入口及びノズル中央空気出口を含むノズル中央空気通路と、
    ノズルファン空気入口及びノズルファン空気出口を含むノズルファン空気通路と、を含み、
    前記ノズル中央空気入口が、前記マニホールド中央空気出口に流体接続されており、前記ノズルファン空気入口が、前記マニホールドファン空気出口に流体接続されている、
    スプレーヘッドアセンブリと、
    スプレーガンコンバータであって、
    本体であって、
    前記プラットフォームの前記マニホールドの前記アクセス内に挿入するように構成された第１の端部と、
    コンバータフィッティングを有する第２の端部と、
    を含む、本体と、
    前記第１の端部における入口端部から前記第２の端部における前記コンバータフィッティングにある出口端部まで前記本体を通って延びているリザーバ空気通路であって、前記プラットフォームの前記マニホールドの前記チャンバに流体接続するように構成されている、リザーバ空気通路と、
    前記リザーバ空気通路を開閉するリザーバ空気制御バルブと、
    を含む、スプレーガンコンバータと、
    リザーバフィッティング、及び前記スプレーヘッドアセンブリ内の前記ノズル流体入口に流体を供給する流体出口を含むリザーバと、
    一方の端部において前記リザーバの前記リザーバフィッティングに取り付けられ、反対側の端部において前記スプレーガンコンバータの前記コンバータフィッティングに取り付けられたリザーバコネクタと、
    を備える、スプレーガンシステム。
23. 前記リザーバコネクタがチューブである、請求項２２に記載のスプレーガンシステム。
24. 前記プラットフォームの前記マニホールドが、第２のアクセスを更に含む、請求項２２又は請求項２３に記載のスプレーガンシステム。
25. 前記ファン空気通路を開閉するファン空気制御バルブを更に備える、請求項２２～２４のいずれか一項に記載のスプレーガンシステム。
26. 重力式スプレーガンを圧力補助式スプレーガンに変換する方法であって、
    スプレーガンコンバータであって、
    本体であって、
    前記重力式スプレーガンの前記マニホールド内に挿入するように構成された第１の端部と、
    リザーバに接続するように構成されたコンバータフィッティングを有する第２の端部と、
    前記第１の端部における入口端部から前記第２の端部における前記コンバータフィッティングにある出口端部まで前記本体を通って延びているリザーバ空気通路と、
    を含む、本体と、
    前記リザーバ空気通路を開閉するリザーバ空気制御バルブと、
    を備える、スプレーガンコンバータを、前記重力式スプレーガンのマニホールド内に挿入することと、
    前記コンバータを前記リザーバに流体接続することと、
    前記リザーバ空気通路が少なくとも部分的に開放するように、前記リザーバ空気制御バルブを調整することと、
    を含む、方法。
27. 前記スプレーガンコンバータが、前記マニホールドのマニホールドファン空気出口を開閉するファン空気制御バルブを更に備える、請求項２６に記載の方法。
28. 前記スプレーガンコンバータを前記マニホールド内に挿入することが、前記スプレーガンコンバータの前記本体の前記第１の端部を前記マニホールドのアクセス内に挿入することを含む、請求項２６又は請求項２７に記載の方法。

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