JP2023518727A - 測位信号の優先 - Google Patents

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Abstract

UEは、第2の基準信号および/または優先度基準チャネルを備える優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するように構成されたプロセッサを含む。第1の基準信号は、測位基準信号を備える。処理を優先すべきかどうかを決定するために、プロセッサは、測定ギャップなしに、第2の基準信号の代わりに第1の基準信号(第1のダウンリンク基準信号)を測定すべきかどうかを決定するように構成されること、または測定ギャップなしに、ダウンリンクチャネルの代わりに第1のダウンリンク基準信号を測定すべきかどうかを決定するように構成されること、または第2のアップリンク基準信号の代わりに、第1のアップリンク基準信号を備える第1の基準信号を送信すべきかどうかを決定するように構成されること、または優先度基準チャネル上で送信する代わりに第1のアップリンク基準信号を送信すべきかどうかを決定するように構成されることのうちの少なくとも1つである。

Description

[0001] ワイヤレス通信システムは、第1世代アナログワイヤレス電話サービス(1G)、第2世代(2G)デジタルワイヤレス電話サービス(中間の2.5Gおよび2.75Gネットワークを含む)、第3世代(3G)高速データ、インターネット対応ワイヤレスサービス、第4世代(4G)サービス(たとえば、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))またはWiMax(登録商標))、第5世代(5G)サービスなどを含む、様々な世代を通じて発展してきた。現在、セルラーおよびパーソナル通信サービス(PCS)システムを含む、使用されている多くの異なるタイプのワイヤレス通信システムがある。知られているセルラーシステムの例は、セルラーアナログアドバンストモバイルフォンシステム(AMPS)、および符号分割多元接続(CDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、時分割多元接続(TDMA)、TDMAのモバイルアクセス用グローバルシステム(GSM(登録商標))変形形態などに基づくデジタルセルラーシステムを含む。
[0002] 第5世代(5G)モバイル規格は、改善の中でも、より高いデータ転送速度と、より多い数の接続と、より良いカバレージとを必要とする。次世代モバイルネットワークアライアンスによる5G規格は、数万人のユーザの各々に数十メガビット毎秒のデータレートを提供し、オフィスフロア上の数十人の労働者に1ギガビット毎秒のデータレートを提供するように設計されている。大きいセンサ展開をサポートするために、数十万の同時接続がサポートされるべきである。したがって、5Gモバイル通信のスペクトル効率は、現在の4G規格と比較して著しく拡張されるべきである。さらに、現在の規格と比較して、シグナリング効率が拡張されるべきであり、レイテンシが大幅に低減されるべきである。
[0003] ワイヤレスネットワークにアクセスしているモバイルデバイスの位置を取得することは、たとえば、緊急通報、パーソナルナビゲーション、アセットトラッキング、友人または家族の一員の位置を特定することなどを含む、多くの用途に有用であり得る。既存の測位方法は、衛星ビークル(SV)を含む種々のデバイスまたはエンティティ、ならびに、基地局およびアクセスポイントなどのワイヤレスネットワークの中の地上の無線ソースから送信された、無線信号を測定することに基づく方法を含む。5Gワイヤレスネットワークの標準化は様々な測位方法のサポートを含むことが期待され、それらの方法は、LTEワイヤレスネットワークが場所決定のために測位基準信号(PRS)および/またはセル固有参照信号(CRS)を現在利用しているのと同様の方式で、基地局によって送信される参照信号を利用し得る。
[0004] 例示的なユーザ機器(UE)は、ネットワークエンティティからワイヤレスにインバウンド通信信号を受信するように構成された受信機、およびネットワークエンティティにワイヤレスにアウトバウンド通信信号を送信するように構成された送信機を備えるトランシーバと、メモリと、メモリおよびトランシーバに通信可能に結合されたプロセッサとを含み、プロセッサは、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するように構成され、ここにおいて、優先度基準は、第2の基準信号、または優先度基準チャネル、またはそれらの組合せを備え、ここにおいて、第1の基準信号は、測位基準信号を備え、およびここにおいて、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するために、プロセッサは、測定ギャップなしに、第2の基準信号の代わりに第1の基準信号を測定すべきかどうかを決定するように構成されること、第1の基準信号が、第1のダウンリンク基準信号を備え、第2の基準信号が、第1のダウンリンク基準信号とは異なる第2のダウンリンク基準信号を備える、または測定ギャップなしに、優先度基準チャネルの代わりに第1のダウンリンク基準信号を測定すべきかどうかを決定するように構成されること、ここにおいて、優先度基準チャネルが、ダウンリンクチャネルを備える、または第1のアップリンク基準信号とは異なる第2のアップリンク基準信号を備える第2の基準信号の代わりに、第1のアップリンク基準信号を備える第1の基準信号を送信すべきかどうかを決定するように構成されること、または優先度基準チャネル上で送信する代わりに第1のアップリンク基準信号を送信すべきかどうかを決定するように構成されること、ここにおいて、優先度基準チャネルが、アップリンクチャネルを備える、のうちの少なくとも1つである。
[0005] 例示的なワイヤレス通信システムの簡略図。 [0006] 図1に示された例示的なユーザ機器の構成要素のブロック図。 [0007] 図1に示された例示的な送信/受信点の構成要素のブロック図。 [0008] 図1に示された例示的なサーバの構成要素のブロック図。 [0009] 例示的なユーザ機器のブロック図。 [0010] 測位基準信号の優先のシグナリングおよびプロセスフローの図。 [0011] 処理優先度指示をもつ制御メッセージの簡略図。 [0012] 処理優先度指示をもつ別の制御メッセージの簡略図。 [0013] 測位基準信号と、測位基準信号のための探索ウィンドウと、他のシグナリングとのタイミング図。 [0014] 測位基準信号と、別の基準信号と、別のチャネル上の別の信号とのタイミング図。 [0015] 測位基準信号の優先方法のブロック流れ図。 [0016] 別の測位基準信号の優先方法のブロック流れ図。
[0017] 本明細書では、測位基準信号を優先するための技法について論じられる。他の信号またはチャネルに対して、測位基準信号、ダウンリンクおよび/またはアップリンクにより高い優先度を与えるべきかどうかを決定するために、1つまたは複数の要因が考慮され得る。たとえば、優先度の明示的および/または暗黙的指示が分析され得る。測位基準信号を使用して実装されるべき測位プロシージャ(技法)は、測位基準信号の処理の優先度に影響を及ぼし得る。測位基準信号の構造(たとえば、スロットごとのシンボルの量、繰り返し量、または連続繰り返し間のギャップ)は、測位基準信号の処理(たとえば、測定)の優先度に影響を及ぼし得る。チャネルにわたる測位信号の優先度は、測位信号を探索するための探索ウィンドウの間、与えられ得る。測位信号が優先度を有し、別の基準信号またはチャネル情報のシンボルと衝突するとき、他の信号またはチャネルの衝突しない部分が処理(たとえば、測定)され得るか、または他の信号またはチャネル情報のいずれも処理されないことがある。これらは例であり、他の例が実装され得る。
[0018] 本明細書で説明される項目および/または技法は、以下の能力のうちの1つまたは複数、ならびに言及されていない他の能力を提供し得る。ロケーション決定の信頼性が改善され得る。測位基準信号の処理は、競合する情報の処理を適宜にプリエンプトし得る。他の能力が与えられ得、本開示によるあらゆる実装形態が、論じられる能力のいずれか、ましてすべてを提供しなければならないとは限らない。
[0019] 説明は、たとえば、コンピューティングデバイスの要素によって実施されるべき一連のアクションに言及することがある。本明細書で説明される様々なアクションは、特定の回路(たとえば、特定用途向け集積回路(ASIC))によって、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるプログラム命令によって、あるいは両方の組合せによって実施され得る。本明細書で説明される一連のアクションは、実行時に、関連するプロセッサに本明細書で説明される機能を実施させることになるコンピュータ命令の対応するセットを記憶した非一時的コンピュータ可読媒体内で実施され得る。したがって、本明細書で説明される様々な態様は、請求される主題を含むそのすべてが本開示の範囲内であるいくつかの異なる形態で実施され得る。
[0020] 本明細書で使用される「ユーザ機器」(UE)および「基地局」という用語は、別段に記載されていない限り、いずれかの特定の無線アクセス技術(RAT)に固有でないか、またはそれに限定されない。概して、そのようなUEは、ワイヤレス通信ネットワークを介して通信するためにユーザによって使用される任意のワイヤレス通信デバイス(たとえば、モバイルフォン、ルータ、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、消費者向けアセットトラッキングデバイス、モノのインターネット(IoT)デバイスなど)であり得る。UEは、モバイルであり得るかまたは(たとえば、いくつかの時間において)固定であり得、無線アクセスネットワーク(RAN)と通信し得る。本明細書で使用される「UE」という用語は、「アクセス端末」または「AT」、「クライアントデバイス」、「ワイヤレスデバイス」、「加入者デバイス」、「加入者端末」、「加入者局」、「ユーザ端末」またはUT、「モバイル端末」、「移動局」、あるいはそれらの変形形態と互換的に呼ばれることがある。概して、UEは、RANを介してコアネットワークと通信することができ、コアネットワークを通して、UEは、インターネットなどの外部ネットワークおよび他のUEと接続され得る。もちろん、有線アクセスネットワーク、(たとえば、IEEE802.11などに基づく)WiFi(登録商標)ネットワークなどを介してなど、コアネットワークおよび/またはインターネットに接続する他の機構もUEのために可能である。
[0021] 基地局は、それが展開されるネットワークに応じて、UEと通信しているいくつかのRATのうちの1つに従って動作し得、代替的に、アクセスポイント(AP)、ネットワークノード、ノードB、発展型ノードB(eNB)、一般的なノードB(gノードB、gNB)などと呼ばれることがある。さらに、いくつかのシステムでは、基地局は、純粋にエッジノードシグナリング機能を与え得、他のシステムでは、それは、追加の制御および/またはネットワーク管理機能を与え得る。
[0022] UEは、限定はしないが、プリント回路(PC)カード、コンパクトフラッシュ(登録商標)デバイス、外部または内部モデム、ワイヤレスまたはワイヤラインフォン、スマートフォン、タブレット、消費者向けアセットトラッキングデバイス、アセットタグなどを含む、いくつかのタイプのデバイスのいずれかによって実施され得る。UEがそれを通してRANに信号を送ることができる通信リンクはアップリンクチャネル(たとえば、逆方向トラフィックチャネル、逆方向制御チャネル、アクセスチャネルなど)と呼ばれる。RANがそれを通してUEに信号を送ることができる通信リンクはダウンリンクまたは順方向リンクチャネル(たとえば、ページングチャネル、制御チャネル、ブロードキャストチャネル、順方向トラフィックチャネルなど)と呼ばれる。本明細書で使用されるトラフィックチャネル(TCH)という用語は、アップリンク/逆方向トラフィックチャネルまたはダウンリンク/順方向トラフィックチャネルのいずれかを指すことができる。
[0023] 本明細書で使用される「セル」または「セクタ」という用語は、文脈に応じて、基地局の複数のセルのうちの1つに、または基地局自体に対応し得る。「セル」という用語は、(たとえば、キャリア上の)基地局との通信のために使用される論理通信エンティティを指し得、同じまたは異なるキャリアを介して動作するネイバリングセルを区別するための識別子(たとえば、物理セル識別子(PCID)、仮想セル識別子(VCID))に関連し得る。いくつかの例では、キャリアは複数のセルをサポートし得、異なるセルは、異なるタイプのデバイスにアクセスを提供し得る異なるプロトコルタイプ(たとえば、マシンタイプ通信(MTC)、狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)など)に従って構成され得る。いくつかの例では、「セル」という用語は、論理エンティティがその上で動作する地理的カバレージエリアの一部分(たとえば、セクタ)を指すことがある。
[0024] 図1を参照すると、例示的なワイヤレス通信システム110は、ユーザ機器(UE)112、UE113、UE114と、ベーストランシーバ局(BTS)120、121、122、123と、ネットワーク130と、コアネットワーク140と、外部クライアント150とを含む。コアネットワーク140(たとえば、5Gコアネットワーク(5GC))は、とりわけ、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)141と、セッション管理機能(SMF)142と、サーバ143と、ゲートウェイモバイルロケーションセンター(GMLC)144とを含む、バックエンドデバイスを含み得る。AMF141と、SMF142と、サーバ143と、GMLC144とは、互いに通信可能に結合される。サーバ143は、たとえば、UE112~114の測位を(たとえば、支援型全地球ナビゲーション衛星システム(A-GNSS)、OTDOA(観測到達時間差、たとえばダウンリンク(DL)OTDOAおよび/またはアップリンク(UL)OTDOA)、ラウンドトリップタイム(RTT)、マルチセルRTT、RTK(リアルタイムキネマティック)、PPP(精密単独測位)、DGNSS(差動GNSS)、E-CID(エンハンストセルID)、AoA(到達角度)、AoD(発信角度)などの技法を使用して)サポートするロケーション管理機能(LMF)であり得る。
[0025] LMFは、ロケーションマネージャ(LM)、ロケーション機能(LF)、コマーシャルLMF(CLMF)、または付加価値LMF(VLMF)とも呼ばれ得る。サーバ143(たとえば、LMF)および/またはシステム110の1つもしくは複数の他のデバイス(たとえば、UE112~114のうちの1つまたは複数)は、UE112~114のロケーションを決定するように構成され得る。サーバ143は、BTS121(たとえば、gNB)および/または1つもしくは複数の他のBTSと直接通信し得、BTS121および/または1つもしくは複数の他のBTSと統合され得る。SMF142は、メディアセッションを作成し、制御し、削除するために、サービス制御機能(SCF)(図示せず)の最初の接点として働き得る。サーバ143(たとえば、LMF)は、gNBもしくはTRP(送信/受信点)と同じ位置にあってよく、もしくはそれと統合されてよく、または、gNBおよび/もしくはTRPから離れて配設され、gNBおよび/もしくはTRPと直接、または間接的に通信するように構成されてよい。サーバ143(たとえば、LMF)は、図示のようにコアネットワーク140の一部であり得るか、またはコアネットワーク140から独立している(それの一部でない)ことがある。
[0026] AMF141は、UE112~114とコアネットワーク140との間のシグナリングを処理し、QoS(サービス品質)フローおよびセッション管理を提供する、制御ノードとして働き得る。AMF141は、セル変更およびハンドオーバを含むUE112~114の移動性をサポートし得、UE112~114へのシグナリング接続をサポートすることに参加し得る。
[0027] システム110の構成要素が、たとえばBTS120~123および/またはネットワーク130(および/または、1つもしくは複数の他のベーストランシーバ局などの、図示されない1つもしくは複数の他のデバイス)を介して、直接または間接的に互いに(少なくとも時々ワイヤレス接続を使用して)通信できるという点で、システム110はワイヤレス通信が可能である。間接通信では、たとえばデータパケットのヘッダ情報を変えること、フォーマットを変更することなどのために、あるエンティティから別のエンティティへの送信の間に、通信が変えられ得る。図示されたUE112~114は、スマートフォン、タブレットコンピュータ、および車両ベースのデバイスであるが、UE112~114はこれらの構成のいずれかであることは必要とされず、UEの他の構成が使用され得るので、これらは例にすぎない。図示されたUE112、113は、モバイルフォン(スマートフォンを含む)およびタブレットコンピュータを含む、モバイルワイヤレス通信デバイスである(ただし、それらはワイヤレスに、および有線接続を介して通信し得る)。図示されたUE114は、車両ベースのモバイルワイヤレス通信デバイスである(ただし、UE114はワイヤレスに、および有線接続を介して通信し得る)。他のUEはウェアラブルデバイス(たとえば、スマートウォッチ、スマートジュエリー、スマートグラスまたはヘッドセットなど)を含み得る。現在存在しているか、または未来に開発されるかにかかわらず、さらに他のUEが使用され得る。さらに、他のワイヤレスデバイス(モバイルであるかどうかにかかわらず)が、システム110内で実装され得、互いと、ならびに/または、UE112~114、BTS120~123、ネットワーク130、コアネットワーク140、および/もしくは外部クライアント150と通信し得る。たとえば、そのような他のデバイスは、モノのインターネット(IoT)デバイス、医療デバイス、ホームエンターテインメントおよび/またはオートメーションデバイスなどを含み得る。コアネットワーク140は、たとえばUE112~114に関する位置情報を外部クライアント150が(たとえば、GMLC144を介して)要求および/または受信することを可能にするために、外部クライアント150(たとえば、コンピュータシステム)と通信し得る。
[0028] UE112~114または他のデバイスは、様々なネットワークにおいて、および/または様々な目的で、および/または様々な技術(たとえば、5G、WiFi通信、Wi-Fi(登録商標)通信の複数の周波数、衛星測位、1つまたは複数のタイプの通信(たとえば、GSM(Global System for Mobiles)、CDMA(符号分割多元接続)、LTE(Long Term Evolution)、V2X(ビークルツーエブリシング、たとえば、V2P(ビークルツーペデストリアン)、V2I(ビークルツーインフラストラクチャ)、V2V(ビークルツービークル)など)、IEEE802.11pなど))を使用して、通信するように構成され得る。V2X通信は、セルラー(Cellular-V2X(C-V2X))および/またはWiFi(たとえば、DSRC(専用短距離通信))であり得る。システム110は、複数のキャリア(異なる周波数の波形信号)上の動作をサポートし得る。マルチキャリア送信機は、複数のキャリア上で同時に変調された信号を送信し得る。各々の変調された信号は、符号分割多元接続(CDMA)信号、時分割多元接続(TDMA)信号、直交周波数分割多元接続(OFDMA)信号、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)信号などであり得る。各被変調信号は、異なるキャリア上で送られ得、パイロット、オーバーヘッド情報、データなどを搬送し得る。
[0029] BTS120~123は、1つまたは複数のアンテナを介してシステム110の中のUE112~114とワイヤレスに通信し得る。BTSは、基地局、アクセスポイント、gノードB(gNB)、アクセスノード(AN)、ノードB、発展型ノードB(eNB)などと呼ばれることもある。たとえば、BTS120、121の各々はgNBまたは送信点gNBであり得、BTS122はマクロセル(たとえば、高出力セルラー基地局)および/またはスモールセル(たとえば、低出力セルラー基地局)であり得、BTS123はアクセスポイント(たとえば、WiFi、WiFi-Direct(WiFi-D)、Bluetooth(登録商標)、Bluetooth-low energy(BLE)、Zigbee(登録商標)などの短距離技術を用いて通信するように構成される短距離基地局)であり得る。BTS120~123のうちの1つまたは複数は、複数のキャリアを介してUE112~114と通信するように構成され得る。BTS120、121の各々は、それぞれの地理的領域、たとえばセルのための通信カバレージを提供し得る。各セルは、基地局アンテナの機能として複数のセクタへと区分され得る。
[0030] BTS120~123は各々、1つまたは複数の送信/受信点(TRP)を備える。たとえば、BTSのセル内の各セクタはTRPを備え得るが、複数のTRPは1つまたは複数の構成要素を共有し得る(たとえば、プロセッサを共有するが別々のアンテナを有し得る)。システム110はマクロTRPのみを含み得るか、または、システム110は異なるタイプのTRP、たとえばマクロTRP、ピコTRP、および/もしくはフェムトTRPなどを有し得る。マクロTRPは、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし得、サービスに加入している端末による無制限アクセスを可能にし得る。ピコTRPは、比較的小さい地理的エリア(たとえば、ピコセル)をカバーし得、サービスに加入している端末による無制限アクセスを可能にし得る。フェムトTRPまたはホームTRPは、比較的小さい地理的エリア(たとえば、フェムトセル)をカバーし得、フェムトセルとの関連を有する端末(たとえば、家庭のユーザのための端末)による制限付きアクセスを可能にし得る。
[0031] UE112~114は、端末、アクセス端末(AT)、移動局、モバイルデバイス、加入者ユニットなどと呼ばれ得る。UE112~114は、上で列挙された様々なデバイス、および/または他のデバイスを含み得る。UE112~114は、1つまたは複数のデバイスツーデバイス(D2D)ピアツーピア(P2P)リンクを介して1つまたは複数の通信ネットワークに間接的に接続するように構成され得る。D2D P2Pリンクは、LTE Direct(LTE-D)、WiFi Direct(登録商標)(WiFi-D)、Bluetoothなどの、任意の適切なD2D無線アクセス技術(RAT)を用いてサポートされ得る。D2D通信を利用するUE112~114のグループのうちの1つまたは複数は、BTS120~123のうちの1つまたは複数などのTRPの地理的カバレージエリア内にあり得る。そのようなグループの中の他のUEはそのような地理的カバレージエリアの外側にあり得るか、または別様に基地局からの送信を受信することができないことがある。D2D通信を介して通信するUE112~114のグループは、各UEがグループ中の他のUEに送信し得る、1対多(1:M)システムを利用し得る。BTS120~123のTRPは、D2D通信のためのリソースのスケジューリングを容易にし得る。他の場合には、D2D通信は、TRPの関与なしでUE間で実行され得る。
[0032] また図2を参照すると、UE200は、UE112~114のうちの1つの例であり、プロセッサ210と、ソフトウェア(SW)212を含むメモリ211と、1つまたは複数のセンサ213と、(ワイヤレストランシーバ240と有線トランシーバ250とを含む)トランシーバ215のためのトランシーバインターフェース214と、ユーザインターフェース216と、衛星測位システム(SPS)受信機217と、カメラ218と、測位デバイス(PD)219とを含むコンピューティングプラットフォームを備える。プロセッサ210、メモリ211、センサ213、トランシーバインターフェース214、ユーザインターフェース216、SPS受信機217、カメラ218、および測位デバイス219は、バス220(たとえば、これは光通信および/または電気通信のために構成され得る)によって互いに通信可能に結合され得る。図示された装置(たとえば、カメラ218、測位デバイス219、および/またはセンサ213の1つもしくは複数など)のうちの1つまたは複数は、UE200から省略され得る。プロセッサ210は、1つまたは複数のインテリジェントハードウェアデバイス、たとえば、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)などを含み得る。プロセッサ210は、汎用/アプリケーションプロセッサ230、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)231、モデムプロセッサ232、ビデオプロセッサ233、および/またはセンサプロセッサ234を含む、複数のプロセッサを備え得る。プロセッサ230~234のうちの1つまたは複数は、複数のデバイス(たとえば、複数のプロセッサ)を備え得る。たとえば、センサプロセッサ234は、たとえば、(送信される1つまたは複数のセルラーワイヤレス信号、ならびにオブジェクトを識別、マッピング、および/または追跡するために使用される反射を用いた)RF(無線周波数)感知、ならびに/あるいは超音波などのためのプロセッサを備え得る。モデムプロセッサ232は、デュアルSIM/デュアル接続を(またはより多くのSIMすらも)サポートし得る。たとえば、あるSIM(加入者識別情報モジュールまたは加入者識別モジュール)は相手先ブランド製造業者(OEM)によって使用され得、別のSIMは接続のためにUE200のエンドユーザによって使用され得る。メモリ211は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、ディスクメモリ、および/または読取り専用メモリ(ROM)などを含み得る非一時的記憶媒体である。メモリ211は、実行されると、プロセッサ210に、本明細書において説明される様々な機能を実施させるように構成される命令を含む、プロセッサ可読のプロセッサ実行可能ソフトウェアコードであり得るソフトウェア212を記憶する。代替として、ソフトウェア212は、プロセッサ210によって直接実行可能ではないことがあるが、たとえば、コンパイルおよび実行されると、プロセッサ210に機能を実施させるように構成され得る。この説明は、機能を実行するプロセッサ210のみに言及し得るが、これは、プロセッサ210がソフトウェアおよび/またはファームウェアを実行する場合などの他の実装形態を含む。説明は、機能を実施するプロセッサ230~234のうちの1つまたは複数の略記として、機能を実施するプロセッサ210に言及することがある。説明は、機能を実施するUE200のうちの1つまたは複数の適切な構成要素の略記として、機能を実施するUE200に言及することがある。プロセッサ210は、メモリ211に加えて、および/またはその代わりに、記憶されている命令を伴うメモリを含み得る。プロセッサ210の機能は、以下でより完全に論じられる。
[0033] 図2に示されたUE200の構成は、特許請求の範囲を含めて、本開示の例であり、本開示を限定するものではなく、他の構成が使用され得る。たとえば、UEの例示的な構成は、プロセッサ210のプロセッサ230~234、メモリ211、およびワイヤレストランシーバ240のうちの1つまたは複数を含む。他の例示的な構成は、プロセッサ210のプロセッサ230~234、メモリ211、ワイヤレストランシーバ、およびセンサ213のうちの1つもしくは複数、ユーザインターフェース216、SPS受信機217、カメラ218、PD219、ならびに/または有線トランシーバのうちの1つまたは複数を含む。
[0034] UE200は、トランシーバ215および/またはSPS受信機217によって受信されダウンコンバートされる信号のベースバンド処理を実施することが可能であり得る、モデムプロセッサ232を備え得る。モデムプロセッサ232は、トランシーバ215による送信のためにアップコンバートされるべき信号のベースバンド処理を実施し得る。同じく、または代替として、ベースバンド処理は、プロセッサ230および/またはDSP231によって実施され得る。しかしながら、ベースバンド処理を実施するために、他の構成が使用され得る。
[0035] UE200は、たとえば、1つもしくは複数の慣性センサ、1つもしくは複数の磁力計、1つもしくは複数の環境センサ、1つもしくは複数の光センサ、1つもしくは複数の重みセンサ、および/または1つもしくは複数の高周波(RF)センサなどの、様々なタイプのセンサのうちの1つまたは複数を含み得る、センサ213を含み得る。慣性測定ユニット(IMU)は、たとえば、1つもしくは複数の加速度計(たとえば、3次元におけるUE200の加速度に全体として応答する)および/または1つもしくは複数のジャイロスコープ(たとえば、3次元ジャイロスコープ)を備え得る。センサ213は、たとえば1つまたは複数のコンパス用途をサポートするために、様々な目的のいずれかのために使用され得る(たとえば、磁北および/または真の北に対する)方位を決定するための、1つまたは複数の磁力計(たとえば、3次元磁力計)を含み得る。環境センサは、たとえば、1つもしくは複数の温度センサ、1つもしくは複数の気圧センサ、1つもしくは複数の周辺光センサ、1つもしくは複数のカメライメージャ、および/または1つまたは複数のマイクロフォンなどを備え得る。センサ213は、その指示がメモリ211に記憶され、たとえば、測位および/またはナビゲーション動作を対象とするアプリケーションなどの1つまたは複数のアプリケーションをサポートするDSP231および/またはプロセッサ230によって処理され得る、アナログ信号および/またはデジタル信号を生成し得る。
[0036] センサ213は、相対的な位置測定、相対的な位置決定、動き決定などにおいて使用され得る。センサ213によって検出される情報は、動き検出、相対的な変位、デッドレコニング、センサベースの位置決定、および/またはセンサにより支援される位置決定のために使用され得る。センサ213は、UE200が固定されている(静止している)か、もしくは移動しているかを、および/または、UE200の移動性に関する何らかの有用な情報をサーバ143に報告するかどうかを決定するために、有用であり得る。たとえば、センサ213によって取得/測定される情報に基づいて、UE200は、UE200が動きを検出したこと、またはUE200が移動したことをサーバ143に通知/報告し、相対的な変位/距離を(たとえば、デッドレコニング、またはセンサベースの位置決定、またはセンサ213によって可能にされるセンサにより支援される位置決定を介して)報告し得る。別の例では、相対的な測位情報のために、UE200に関する他のデバイスの角度および/または方位などを決定するために、センサ/IMUが使用され得る。
[0037] IMUは、相対的な位置決定において使用され得る、UE200の動きの方向および/または動きの速度についての測定結果を提供するように構成され得る。たとえば、IMUの1つまたは複数の加速度計および/または1つまたは複数のジャイロスコープはそれぞれ、UE200の線形加速度および回転速度を検出し得る。動きの瞬時的な方向ならびにUE200の変位を決定するために、UE200の線形加速度および回転速度の測定結果が時間にわたり積分され得る。UE200の位置を追跡するために、動きおよび変位の瞬時的な方向が積分され得る。たとえば、UE200の参照位置は、たとえば、ある瞬間についてSPS受信機217を使用して(および/または何らかの他の手段によって)決定され得、この瞬間の後に得られる加速度計およびジャイロスコープからの測定結果は、参照位置に対する相対的なUE200の動き(方向および距離)に基づいてUE200の現在地を決定するためにデッドレコニングにおいて使用され得る。
[0038] 磁力計は異なる方向における磁場の強さを決定することができ、これはUE200の方位を決定するために使用され得る。たとえば、方位は、UE200のためのデジタルコンパスを提供するために使用され得る。磁力計は、2つの直交する次元における磁場の強さの指示を検出して提供するように構成される、2次元磁力計を含み得る。磁力計は、3つの直交する次元における磁場の強さの指示を検出して提供するように構成される、3次元磁力計を含み得る。磁力計は、磁場を感知し、磁場の指示を、たとえばプロセッサ210に提供するための手段を提供し得る。
[0039] トランシーバ215は、それぞれワイヤレス接続および有線接続を通じて他のデバイスと通信するように構成される、ワイヤレストランシーバ240および有線トランシーバ250を含み得る。たとえば、ワイヤレストランシーバ240は、ワイヤレス信号248を(たとえば、1つもしくは複数のアップリンクチャネルおよび/または1つもしくは複数のサイドリンクチャネル上で)送信し、および/または(たとえば、1つもしくは複数のダウンリンクチャネルおよび/または1つもしくは複数のサイドリンクチャネル上で)受信し、信号をワイヤレス信号248から有線(たとえば、電気的および/または光学的)信号に、有線(たとえば、電気的および/または光学的)信号からワイヤレス信号248に変換するための、1つまたは複数のアンテナ246に結合されたワイヤレス送信機242およびワイヤレス受信機244を含み得る。したがって、ワイヤレス送信機242は、個別の構成要素もしくは合成/統合された構成要素であり得る複数の送信機を含み得、および/または、ワイヤレス受信機244は、個別の構成要素もしくは合成/統合された構成要素であり得る複数の受信機を含み得る。ワイヤレストランシーバ240は、5G新無線(NR)、GSM(Global System for Mobiles)、UMTS(ユニバーサル移動通信システム)、AMPS(高度移動電話システム)、CDMA(符号分割多元接続)、WCDMA(登録商標)(広帯域CDMA)、LTE(ロングタームエボリューション)、LTE Direct(LTE-D)、3GPP(登録商標) LTE-V2X(PC5)、IEEE 802.11(IEEE 802.11pを含む)、WiFi、WiFi Direct(WiFi-D)、Bluetooth、Zigbeeなどの様々な無線アクセス技術(RAT)に従って(たとえば、TRPおよび/または1つまたは複数の他のデバイスと)信号を通信するように構成され得る。新無線は、ミリ波周波数および/またはサブ6GHz周波数を使用し得る。有線トランシーバ250は、有線通信のために構成された有線送信機252および有線受信機254、たとえば、ネットワーク130と通信してネットワーク130に通信を送り、ネットワーク130から通信を受信するために利用され得るネットワークインターフェースを含み得る。有線送信機252は、個別の構成要素もしくは合成/統合された構成要素であり得る複数の送信機を含み得、および/または、有線受信機254は、個別の構成要素もしくは合成/統合された構成要素であり得る複数の受信機を含み得る。有線トランシーバ250は、たとえば光通信および/または電気通信のために構成され得る。トランシーバ215は、たとえば光接続および/または電気接続によって、トランシーバインターフェース214に通信可能に結合され得る。トランシーバインターフェース214は、トランシーバ215と少なくとも部分的に統合され得る。
[0040] ユーザインターフェース216は、たとえば、スピーカー、マイクロフォン、ディスプレイデバイス、振動デバイス、キーボード、タッチスクリーンなどのいくつかのデバイスのうちの1つまたは複数を備え得る。ユーザインターフェース216は、これらのデバイスのいずれかのうちの2つ以上を含み得る。ユーザインターフェース216は、ユーザがUE200によってホストされた1つまたは複数のアプリケーションと対話することを可能にするように構成され得る。たとえば、ユーザインターフェース216は、ユーザからの行動に応答してDSP231および/または汎用プロセッサ230によって処理されるように、アナログ信号および/またはデジタル信号の指示をメモリ211に記憶し得る。同様に、UE200にホストされたアプリケーションは、出力信号をユーザに提示するために、アナログ信号および/またはデジタル信号の指示をメモリ211に記憶し得る。ユーザインターフェース216は、たとえば、スピーカー、マイクロフォン、デジタルアナログ回路、アナログデジタル回路、増幅器、および/または利得制御回路(これらのデバイスのいずれかのうちの2つ以上を含む)を備える、オーディオ入力/出力(I/O)デバイスを含み得る。オーディオI/Oデバイスの他の構成が使用され得る。同じく、または代替として、ユーザインターフェース216は、たとえばユーザインターフェース216のキーボードおよび/またはタッチスクリーン上での、タッチおよび/または圧力に応答する1つまたは複数のタッチセンサを備え得る。
[0041] SPS受信機217(たとえば、全地球測位システム(GPS)受信機)は、SPSアンテナ262を介してSPS信号260を受信して取得することが可能であり得る。アンテナ262は、ワイヤレスSPS信号260を有線信号、たとえば電気信号または光信号に変換するように構成され、アンテナ246と統合され得る。SPS受信機217は、UE200の位置を推定するための収集されたSPS信号260を全体的または部分的に処理するように構成され得る。たとえば、SPS受信機217は、SPS信号260を使用した三辺測量によってUE200の位置を決定するように構成され得る。汎用プロセッサ230、メモリ211、DSP231、および/または1つまたは複数の専用プロセッサ(図示せず)が、取得されたSPS信号を全体的もしくは部分的に処理するために、および/またはUE200の推定される位置を計算するために、SPS受信機217とともに利用され得る。メモリ211は、測位動作を実施する際に使用するために、SPS信号260および/または他の信号(たとえば、ワイヤレストランシーバ240から取得された信号)の指示(たとえば、測定結果)を記憶し得る。汎用プロセッサ230、DSP231、および/または1つまたは複数の専用プロセッサ、および/またはメモリ211は、UE200の位置を推定するために、測定結果を処理する際に使用するための位置特定エンジンを提供またはサポートし得る。
[0042] UE200は、静止画像または動画をキャプチャするためのカメラ218を含み得る。カメラ218は、たとえば、イメージングセンサ(たとえば、電荷結合デバイスまたはCMOSイメージャ)、レンズ、アナログデジタル回路、フレームバッファなどを備え得る。キャプチャされた画像を表す信号の追加の処理、調整、符号化、および/または圧縮が、汎用プロセッサ230および/またはDSP231によって実施され得る。同じく、または代替として、ビデオプロセッサ233が、キャプチャされた画像を表す信号の調整、符号化、圧縮、および/または操作を実施し得る。ビデオプロセッサ233は、たとえばユーザインターフェース216の、ディスプレイデバイス(図示せず)上での提示のために、記憶された画像データを復号/復元し得る。
[0043] 測位デバイス(PD)219は、UE200の場所、UE200の動き、および/もしくはUE200の相対的な場所、ならびに/または時間を決定するように構成され得る。たとえば、PD219は、SPS受信機217と通信し、および/またはその一部もしくはすべてを含み得る。PD219は、1つまたは複数の測位方法の少なくとも一部分を実施するために、プロセッサ210およびメモリ211と連携して適宜動作し得るが、本明細書の説明は、PD219が測位方法に従って実施するように構成されること、または測位方法に従って実施することのみに言及し得る。同じく、または代替として、PD219は、三辺測量のための地上ベースの信号(たとえば、信号248の少なくともいくつか)を使用してUE200の位置を決定すること、SPS信号260の取得と使用を支援すること、または両方のために構成され得る。PD219は、UE200の位置を決定するために1つまたは複数の他の技法(たとえば、UEの自己報告される位置(たとえば、UEの場所ビーコンの一部)に依存すること)を使用するように構成され得、UE200の位置を決定するために技法の組合せ(たとえば、SPSおよび地上測位信号)を使用し得る。PD219は、UE200の方位および/または動きを感知して、その指示を提供し得るセンサ213(たとえば、ジャイロスコープ、加速度計、磁力計など)のうちの1つまたは複数を含み得、プロセッサ210(たとえば、プロセッサ230および/またはDSP231)は、UE200の動き(たとえば、速度ベクトルおよび/または加速度ベクトル)を決定するためにその指示を使用するように構成され得る。PD219は、決定された場所および/または動きの不確実性および/または誤差の指示を提供するように構成され得る。PD219の機能は、たとえば、汎用/アプリケーションプロセッサ230、トランシーバ215、SPS受信機217、および/またはUE200の別の構成要素によって様々な方式および/または構成で与えられ得、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの様々な組合せによって与えられ得る。
[0044] また図3を参照すると、BTS120~123のTRP300の一例は、プロセッサ310と、ソフトウェア(SW)312を含むメモリ311と、トランシーバ315とを含むコンピューティングプラットフォームを備える。プロセッサ310、メモリ311、およびトランシーバ315は、バス320(これは、たとえば光通信および/または電気通信のために構成され得る)によって互いに通信可能に結合され得る。示される装置(たとえば、ワイヤレスインターフェース)のうちの1つまたは複数は、TRP300から省略され得る。プロセッサ310は、1つまたは複数のインテリジェントハードウェアデバイス、たとえば、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)などを含み得る。プロセッサ310は、複数のプロセッサ(たとえば、図2に示された汎用/アプリケーションプロセッサ、DSP、モデムプロセッサ、ビデオプロセッサ、および/またはセンサプロセッサを含む)を備え得る。メモリ311は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、ディスクメモリ、および/または読取り専用メモリ(ROM)などを含み得る非一時的記憶媒体である。メモリ311は、実行されると、プロセッサ310に、本明細書において説明される様々な機能を実施させるように構成される命令を含む、プロセッサ可読のプロセッサ実行可能ソフトウェアコードであり得るソフトウェア312を記憶する。代替として、ソフトウェア312は、プロセッサ310によって直接実行可能ではないことがあるが、コンパイルおよび実行されると、プロセッサ310に機能を実施させるように構成され得る。
[0045] この説明は、機能を実施するプロセッサ310のみに言及し得るが、これは、プロセッサ310がソフトウェアおよび/またはファームウェアを実行する場合などの他の実装形態を含む。説明は、機能を実施するプロセッサ310に含まれるプロセッサのうちの1つまたは複数の略記として、その機能を実施するプロセッサ310に言及することがある。この説明は、機能を実施するTRP300のうちの1つまたは複数の適切な構成要素(たとえば、プロセッサ310およびメモリ311)の(およびしたがってBTS120~123のうちの1つの)略記として、その機能を実施するTRP300に言及することがある。プロセッサ310は、メモリ311に加えて、および/またはその代わりに、記憶されている命令を伴うメモリを含み得る。プロセッサ310の機能は、以下でより完全に論じられる。
[0046] トランシーバ315は、それぞれワイヤレス接続および有線接続を通じて他のデバイスと通信するように構成された、ワイヤレストランシーバ340および/または有線トランシーバ350を含み得る。たとえば、ワイヤレストランシーバ340は、ワイヤレス信号348を(たとえば、1つもしくは複数のアップリンクチャネルおよび/または1つもしくは複数のダウンリンクチャネル上で)送信し、および/または(たとえば、1つもしくは複数のダウンリンクチャネルおよび/または1つもしくは複数のアップリンクチャネル上で)受信し、信号をワイヤレス信号348から有線(たとえば、電気的および/または光学的)信号に、有線(たとえば、電気的および/または光学的)信号からワイヤレス信号348に変換するための、1つまたは複数のアンテナ346に結合されたワイヤレス送信機342およびワイヤレス受信機344を含み得る。したがって、ワイヤレス送信機342は、個別の構成要素もしくは合成/統合された構成要素であり得る複数の送信機を含み得、および/または、ワイヤレス受信機344は、個別の構成要素もしくは合成/統合された構成要素であり得る複数の受信機を含み得る。ワイヤレストランシーバ340は、5G新無線(NR)、GSM(Global System for Mobiles)、UMTS(ユニバーサル移動通信システム)、AMPS(高度移動電話システム)、CDMA(符号分割多元接続)、WCDMA(広帯域CDMA)、LTE(ロングタームエボリューション)、LTE Direct(LTE-D)、3GPP LTE-V2X(PC5)、IEEE 802.11(IEEE 802.11pを含む)、WiFi、WiFi Direct(WiFi-D)、Bluetooth、Zigbeeなどの様々な無線アクセス技術(RAT)に従って(たとえば、UE200と、1つまたは複数の他のUEと、および/または1つもしくは複数の他のデバイスと)信号を通信するように構成され得る。有線トランシーバ350は、サーバ143、たとえば、および/または1つもしくは複数の他のネットワークエンティティに通信を送り、それから通信を受信するためにネットワーク130と通信するために利用され得る有線通信、たとえば、ネットワークインターフェースのために構成された有線送信機352と有線受信機354とを含み得る。有線送信機352は、個別の構成要素もしくは合成/統合された構成要素であり得る複数の送信機を含み得、および/または、有線受信機354は、個別の構成要素もしくは合成/統合された構成要素であり得る複数の受信機を含み得る。有線トランシーバ350は、たとえば光通信および/または電気通信のために構成され得る。
[0047] 図3に示されたTRP300の構成は、特許請求の範囲を含めて、本開示の例であり、本開示を限定するものではなく、他の構成が使用され得る。たとえば、本明細書の説明は、TRP300がいくつかの機能を実施するように構成されること、または実施することを論じるが、これらの機能のうちの1つまたは複数は、サーバ143および/またはUE200によって実行され得る(すなわち、サーバ143および/またはUE200はこれらの機能のうちの1つまたは複数を実施するように構成され得る)。
[0048] また図4を参照すると、サーバ143の例であるサーバ400は、プロセッサ410、ソフトウェア(SW)412を含むメモリ411、およびトランシーバ415を含むコンピューティングプラットフォームを備える。プロセッサ410、メモリ411、およびトランシーバ415は、バス420(これは、たとえば光通信および/または電気通信のために構成され得る)によって互いに通信可能に結合され得る。図示された装置(たとえば、ワイヤレスインターフェース)のうちの1つまたは複数は、サーバ400から省略され得る。プロセッサ410は、1つまたは複数のインテリジェントハードウェアデバイス、たとえば、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)などを含み得る。プロセッサ410は、複数のプロセッサ(たとえば、図2に示されている汎用/アプリケーションプロセッサ、DSP、モデムプロセッサ、ビデオプロセッサ、および/またはセンサプロセッサを含む)を備え得る。メモリ411は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、ディスクメモリ、および/または読取り専用メモリ(ROM)などを含み得る非一時的記憶媒体である。メモリ411は、実行されると、プロセッサ410に、本明細書において説明される様々な機能を実施させるように構成される命令を含む、プロセッサ可読のプロセッサ実行可能ソフトウェアコードであり得るソフトウェア412を記憶する。代替として、ソフトウェア412は、プロセッサ410によって直接実行可能ではないことがあるが、コンパイルおよび実行されると、プロセッサ410に機能を実施させるように構成され得る。この説明は、機能を実施するプロセッサ410のみに言及し得るが、これは、プロセッサ410がソフトウェアおよび/またはファームウェアを実行する場合などの他の実装形態を含む。説明は、機能を実施するプロセッサ410に含まれるプロセッサのうちの1つまたは複数の略記として、機能を実施するプロセッサ410に言及することがある。説明は、機能を実施するサーバ400のうちの1つまたは複数の適切な構成要素の略記として、機能を実施するサーバ400に言及することがある。プロセッサ410は、メモリ411に加えて、および/またはその代わりに、記憶されている命令を伴うメモリを含み得る。プロセッサ410の機能は、以下でより完全に論じられる。
[0049] トランシーバ415は、それぞれワイヤレス接続および有線接続を通じて他のデバイスと通信するように構成された、ワイヤレストランシーバ440および/または有線トランシーバ450を含み得る。たとえば、ワイヤレストランシーバ440は、ワイヤレス信号448を(たとえば、1つまたは複数のダウンリンクチャネル上で)送信し、ならびに/または(たとえば、1つまたは複数のアップリンクチャネル上で)受信し、ワイヤレス信号448から有線(たとえば、電気的および/または光学的)信号に、および有線(たとえば、電気的および/または光学的)信号からワイヤレス信号448に変換するための、1つまたは複数のアンテナ446に結合されたワイヤレス送信機442とワイヤレス受信機444とを含み得る。したがって、ワイヤレス送信機442は、個別の構成要素もしくは合成/統合された構成要素であり得る複数の送信機を含み得、および/または、ワイヤレス受信機444は、個別の構成要素もしくは合成/統合された構成要素であり得る複数の受信機を含み得る。ワイヤレストランシーバ440は、5G新無線(NR)、GSM(Global System for Mobiles)、UMTS(ユニバーサル移動通信システム)、AMPS(高度移動電話システム)、CDMA(符号分割多元接続)、WCDMA(広帯域CDMA)、LTE(ロングタームエボリューション)、LTE Direct(LTE-D)、3GPP LTE-V2X(PC5)、IEEE 802.11(IEEE 802.11pを含む)、WiFi、WiFi Direct(WiFi-D)、Bluetooth、Zigbeeなどの様々な無線アクセス技術(RAT)に従って(たとえば、UE200と、1つまたは複数の他のUEと、および/または1つもしくは複数の他のデバイスと)信号を通信するように構成され得る。有線トランシーバ450は、TRP300、たとえば、および/または1つもしくは複数の他のネットワークエンティティに通信を送り、それから通信を受信するためにネットワーク130と通信するために利用され得る有線通信、たとえば、ネットワークインターフェースのために構成された有線送信機452と有線受信機454とを含み得る。有線送信機452は、個別の構成要素もしくは合成/統合された構成要素であり得る複数の送信機を含み得、および/または、有線受信機454は、個別の構成要素もしくは合成/統合された構成要素であり得る複数の受信機を含み得る。有線トランシーバ450は、たとえば光通信および/または電気通信のために構成され得る。
[0050] 本明細書での説明は、機能を実施するプロセッサ410のみに言及することがあるが、これは、プロセッサ410が(メモリ411に記憶された)ソフトウェアおよび/またはファームウェアを実行する場合などの他の実装形態を含む。本明細書での説明は、機能を実施するサーバ400のうちの1つまたは複数の適切な構成要素(たとえば、プロセッサ410およびメモリ411)の略記として、その機能を実施するサーバ400に言及することがある。
[0051] 測位技法
[0052] セルラーネットワークにおけるUEの地上波測位の場合、アドバンストフォワードリンクトリラテラレーション(AFLT)および観測到着時間差(OTDOA)などの技法は、しばしば、基地局によって送信された基準信号(たとえば、PRS、CRSなど)の測定が、UEによって行われ、次いで、ロケーションサーバに与えられる「UE支援型」モードで動作する。ロケーションサーバは、次いで、測定値と基地局の知られているロケーションとに基づいてUEの位置を計算する。これらの技法が、UEの位置を計算するためにUE自体ではなくロケーションサーバを使用するので、これらの測位技法は、カーナビゲーションまたはセルフォンナビゲーションなどのアプリケーションにおいて頻繁に使用されず、これらは、代わりに、一般に、衛星ベースの測位に依拠する。
[0053] UEは、精密単独測位(PPP)またはリアルタイムキネマティク(RTK)技術を使用して高精度の測位のために衛星測位システム(SPS)(グローバルナビゲーション衛星システム(GNSS))を使用し得る。これらの技術は、地上局から測定値などの支援データを使用する。LTE Release15は、サービスに加入したUEのみが情報を読み取ることができるようにデータを暗号化することを可能にする。そのような支援データは、時間とともに変化する。したがって、サービスに加入したUEは、加入のために支払っていない他のUEにデータを移すことによって他のUEのために容易に「暗号化を解読すること」が行われないことがある。移すことは、支援データが変化するたびに繰り返される必要があることになる。
[0054] UE支援型の測位では、UEは、測位サーバ(たとえば、LMF/eSMLC)に測定値(たとえば、TDOA、到来角(AoA)など)を送る。測位サーバは、セルごとに1つの記録で複数の「エントリ」または「記録」を含んでいる基地局アルマナック(BSA)を有し、ここで、各記録は、地理的なセルロケーションを含んでいるが、他のデータをも含み得る。BSA中の複数の「記録」のうちの「記録」の識別子が参照され得る。BSAとUEからの測定値とが、UEの位置を計算するために使用され得る。
[0055] 従来のUEベースの測位では、UEは、それ自体の位置を計算し、したがって、ネットワーク(たとえば、ロケーションサーバ)に測定値を送るのを回避し、これは、次に、レイテンシおよびスケーラビリティを改善する。UEは、ネットワークからの関係するBSA記録情報(たとえば、gNB(より広く、基地局)のロケーション)を使用する。BSA情報は、暗号化され得る。しかし、BSA情報が、たとえば、前に説明されたPPPまたはRTK支援データよりもはるかに低い頻度で変化するので、加入しておらず、復号鍵に支払っていないUEにBSA情報を利用可能にすることは(PPPまたはRTK情報と比較して)より容易であり得る。gNBによる基準信号の送信は、BSA情報をクラウドソーシングまたはウォードライビングに潜在的にアクセス可能にし、本質的に、現場でのおよび/またはオーバーザトップの観察に基づいてBSA情報を生成することを可能にする。
[0056] 測位技法は、位置決定精度および/またはレイテンシなどの1つまたは複数の基準に基づいて特徴づけられ得、および/または査定され得る。レイテンシは、位置関連データの決定をトリガするイベントと測位システムインターフェース、たとえば、LMFのインターフェースでのそのデータの利用可能性との間で経過される時間である。測位システムの初期化時に、位置関連データの利用可能性のためのレイテンシは、タイムツーファーストフィックス(TTFF)と呼ばれ、TTFF後のレイテンシよりも大きい。2つの連続する位置関連データの可用性の間で経過した時間の逆数は、更新レート、すなわち、位置関連データが最初のフィックス後に生成されるレートと呼ばれる。レイテンシは、たとえば、UEの処理能力に依存し得る。たとえば、UEは、272個のPRB(物理リソースブロック)割振りの場合にUEがT時間量(たとえば、Tms)ごとに処理することができる時間単位(たとえば、ミリ秒)でのDL PRSシンボルの持続時間としてUEの処理能力を報告し得る。レイテンシに影響を及ぼし得る能力の他の例は、UEがPRSを処理することができるTRPの数、UEが処理することができるPRSの数、およびUEの帯域幅である。
[0057] 多数の異なる測位技法(測位方法とも呼ばれる)のうちの1つまたは複数が、UE112~114のうちの1つなどのエンティティの場所を決定するために使用され得る。たとえば、既知の場所決定技法は、RTT、マルチRTT、OTDOA(TDOAとも呼ばれ、UL-TDOAおよびDL-TDOAを含む)、エンハンストセル識別情報(E-CID)、DL-AoD、UL-AoAなどを含む。RTTは、2つのエンティティ間の距離を決定するために、信号があるエンティティから別のエンティティに伝わって戻ってくるのにかかる時間を使用する。この距離、ならびに、エンティティのうちの第1のエンティティの既知の位置および2つのエンティティ間の角度(たとえば、方位角)が、エンティティのうちの第2のエンティティの位置を決定するために使用され得る。マルチRTT(マルチセルRTTとも呼ばれる)では、あるエンティティ(たとえば、UE)から他のエンティティ(たとえば、TRP)までの複数の距離および他のエンティティの既知の位置が、そのあるエンティティの位置を決定するために使用され得る。TDOA技法では、あるエンティティと他のエンティティとの間での移動時間の差が、他のエンティティからの相対距離を決定するために使用され得、それらの相対距離が、他のエンティティの既知の位置と組み合わせて、そのあるエンティティの位置を決定するために使用され得る。エンティティの位置の決定を助けるために、到達角度および/または離脱角度が使用され得る。たとえば、信号の到達角度または離脱角度は、デバイス間の距離(信号、たとえば信号の移動時間、信号の受信電力などを使用して決定される)およびデバイスのうちの1つの既知の位置と組み合わせて、他のデバイスの位置を決定するために使用され得る。到達角度または離脱角度は、真の北などの参照方向に対する相対的な方位角であり得る。到達角度または離脱角度は、エンティティの真上に対する相対的な(すなわち、地球の中心から半径方向に外に向かう方向に対して相対的な)天頂角であり得る。E-CIDは、UEの位置を決定するために、サービングセルの識別情報、タイミング進み(すなわち、UEにおける受信時間と送信時間との間の差)、検出された近隣セル信号の推定されるタイミングおよび電力、ならびに場合によっては(たとえば、基地局からのUEにおける信号の、またはその逆の信号の)到達角度を使用する。TDOAでは、受信デバイスの位置を決定するために、ソースの既知の位置およびソースからの送信時間の既知のオフセットとともに、異なるソースからの信号の受信デバイスにおける到達時間の差が使用される。
[0058] ネットワーク中心RTT推定では、サービング基地局は、2つまたはそれ以上のネイバリング基地局(および、一般に、少なくとも3つの基地局が必要とされるので、サービング基地局)のサービングセル上でRTT測定信号(たとえば、PRS)を走査/受信するように、UEに命令する。1つまたは複数の基地局は、ネットワーク(たとえば、LMFなどのロケーションサーバ)によって割り振られた低再使用リソース(たとえば、システム情報を送信するために基地局によって使用されるリソース)上でRTT測定信号を送信する。UEは、(たとえば、それのサービング基地局から受信されたDL信号からUEによって導出されたような)UEの現在のダウンリンクタイミングに対する各RTT測定信号の(受信時間(receive time)、受信時間(reception time)、受信時間(time of reception)、または到着時間(ToA)とも呼ばれる)到着時間(arrival time)を記録し、(たとえば、それのサービング基地局によって命令されたときに)共通のまたは個々のRTT応答メッセージ(たとえば、測位のためのSRS(サウンディング基準信号)、すなわち、UL-PRS)を1つまたは複数の基地局に送信し、各RTT応答メッセージのペイロード中に、RTT測定信号のToAとRTT応答メッセージの送信時間との間の時間差TRx→Tx(すなわち、UE TRx-TxまたはUERx-Tx)を含め得る。RTT応答メッセージは、基地局がRTT応答のToAをそこから推論することができる基準信号を含むことになる。基地局からのRTT測定信号の送信時間と基地局におけるRTT応答のToAとの間の差TTx→RxをUEによって報告された時間差TRx→Txと比較することによって、基地局は、基地局とUEとの間の伝搬時間を推論することができ、基地局は、この伝搬時間中の光速を仮定することによってUEと基地局との間の距離を決定することができる。
[0059] UE中心RTT推定は、(たとえば、サービング基地局によって命令されたときに)UEが、UEの近傍にある複数の基地局によって受信されるアップリンクRTT測定信号を送信することを除いて、ネットワークベースの方法と同様である。各関与する基地局はダウンリンクRTT応答メッセージで応答し、ダウンリンクRTT応答メッセージは、RTT応答メッセージペイロード中に基地局におけるRTT測定信号のToAと基地局からのRTT応答メッセージの送信時間との間の時間差を含み得る。
[0060] ネットワーク中心手順とUE中心手順の両方の場合、RTT計算を実施する側(ネットワークまたはUE)は、(常にとは限らないが)一般に、最初のメッセージまたは信号(たとえば、RTT測定信号)を送信し、他方の側は、最初のメッセージまたは信号のToAとRTT応答メッセージまたは信号の送信時間との間の差を含み得る1つまたは複数のRTT応答メッセージまたは信号で応答する。
[0061] マルチRTT技法は、位置を決定するために使用され得る。たとえば、第1のエンティティ(たとえば、UE)は、1つまたは複数の信号(たとえば、基地局からのユニキャスト、マルチキャスト、またはブロードキャスト)を送出し得、複数の第2のエンティティ(たとえば、基地局および/またはUEなどの他のTSP)は、第1のエンティティから信号を受信し、この受信信号に応答し得る。第1のエンティティは、複数の第2のエンティティから応答を受信する。第1のエンティティ(またはLMFなどの他のエンティティ)は、第2のエンティティまでの距離を決定するために第2のエンティティからの応答を使用し得、三辺測量によって第1のエンティティのロケーションを決定するために複数の距離と第2のエンティティの知られているロケーションとを使用し得る。
[0062] いくつかの事例では、追加の情報が、(たとえば、水平面にまたは3次元中にあり得る)直線方向、または場合によっては(たとえば、基地局のロケーションからのUEについての)方向の範囲を定義する到来角(AoA)または離脱角(AoD)の形態で取得され得る。2つの方向の交点は、UEについてのロケーションの別の推定値を与えることができる。
[0063] PRS(測位基準信号)信号を使用した測位技法(たとえば、TDOAおよびRTT)では、UEからTRPまでの距離を決定するために、複数のTRPによって送信されるPRS信号が測定され、信号の到達時間、既知の送信時間、およびTRPの既知の位置が使用される。たとえば、RSTD(参照信号時間差)が、複数のTRPから受信されたPRS信号について決定され、UEの場所(位置)を決定するためにTDOA技法において使用され得る。測位基準信号は、PRSまたはPRS信号と呼ばれることがある。PRS信号は通常同じ電力を使用して送信され、同じ信号特性(たとえば、同じ周波数シフト)をもつPRS信号は互いに干渉することがあり、その結果、より離れたTRPからのPRS信号がより近いTRPからのPRS信号に埋もれることがあり、その結果、より離れたTRPからの信号が検出されないことがある。何らかのPRS信号をミュートする(PRS信号の電力を、たとえば0に減らし、したがってPRS信号を送信しない)ことによって干渉を減らすのを助けるために、PRSミューティングが使用され得る。このようにして、(UEにおいて)より弱いPRS信号が、そのより弱いPRS信号とより強いPRS信号が干渉することなく、UEによってより簡単に検出され得る。RSという用語、およびそれの変形形態(たとえば、PRS、SRS)は、1つの基準信号または2つ以上の基準信号を指し得る。
[0064] 測位基準信号(PRS)は、ダウンリンクPRS(DL PRS)およびアップリンクPRS(UL PRS)(これは測位のためのSRS(サウンディング参照信号)と呼ばれることがある)を含む。PRSは、周波数層のPRSリソースまたはPRSリソースセットを備え得る。DL PRS測位周波数層(または単に周波数層)は、より高次の層のパラメータDL-PRS-PositioningFrequencyLayer、DL-PRS-ResourceSet、およびDL-PRS-Resourceによって構成される共通のパラメータを有するPRSリソースを伴う、1つまたは複数のTRPからのDL PRSリソースセットの集合体である。各周波数層は、周波数層の中のDL PRSリソースセットおよびDL PRSリソースのための、DL PRSサブキャリア間隔(SCS)を有する。各周波数層は、周波数層の中のDL PRSリソースセットおよびDL PRSリソースのための、DL PRS巡回プレフィックス(CP)を有する。5Gでは、リソースブロックは、12個の連続するサブキャリアと、指定された数のシンボルとを占有する。また、DL PRS Point Aパラメータは、参照リソースブロックの周波数(およびリソースブロックの最低のサブキャリア)を定義し、DL PRSリソースが、同じPoint Aを有する同じDL PRSリソースセットに属し、すべてのDL PRSリソースセットが、同じPoint Aを有する同じ周波数層に属する。周波数層はまた、同じDL PRS帯域幅、同じ開始PRB(および中心周波数)、ならびに同じ値のコムサイズ(すなわち、コムNでは、N個ごとのリソース要素がPRSリソース要素になるような、シンボルごとのPRSリソース要素の頻度)を有する。PRSリソースセットは、PRSリソースセットIDによって識別され、基地局のアンテナパネルによって送信される(セルIDによって識別される)特定のTRPに関連付けられ得る。PRSリソースセット中のPRSリソースIDは、全指向性信号に、ならびに/あるいは単一の基地局から送信される単一のビーム(および/またはビームID)に関連付けられ得る(ここで、基地局は1つまたは複数のビームを送信し得る)。PRSリソースセットの各PRSリソースは、異なるビーム上で送信され得、したがって、PRSリソース、または単にリソースは、ビームと呼ばれることもある。これは、基地局と、PRSが送信されるビームとが、UEに知られているかどうかに関するいかなる暗示をも有しない。
[0065] TRPは、たとえばサーバから受信される命令によって、および/またはTRPの中のソフトウェアによって、スケジュールごとにDL PRSを送信するように構成され得る。そのスケジュールに従って、TRPは、間欠的に、たとえば最初の送信から一定の間隔で定期的に、DL PRSを送信し得る。TRPは、1つまたは複数のPRSリソースセットを送信するように構成され得る。リソースセットは、1つのTRPにわたるPRSリソースの集合であり、リソースは、スロットにわたって、同じ周期、共通のミューティングパターン構成(もしあれば)、および同じ反復係数を有する。PRSリソースセットの各々は複数のPRSリソースを備え、各PRSリソースは、スロット内のN個(1つまたは複数)の連続するシンボル内の複数のリソースブロック(RB)中にあり得る複数のリソース要素(RE)を備える。RBは、時間領域における1つまたは複数の連続するシンボルの量と、周波数領域における連続するサブキャリアの量(5G RBの場合は12)とにわたるREの集合である。各PRSリソースは、REオフセット、スロットオフセット、スロット内のシンボルオフセット、およびPRSリソースがスロット内で占有し得る連続するシンボルの数を用いて構成される。REオフセットは、周波数におけるDL PRSリソース内の最初のシンボルの開始REオフセットを定義する。DL PRSリソース内の残りのシンボルの相対的なREオフセットは、初期オフセットに基づいて定義される。スロットオフセットは、対応するリソースセットスロットオフセットに関するDL PRSリソースの開始スロットである。シンボルオフセットは、開始スロット内のDL PRSリソースの開始シンボルを決定する。送信されるREはスロットにまたがって反復し得、各送信は反復と呼ばれ、その結果、PRSリソースの中に複数の反復があり得る。DL PRSリソースセットの中のDL PRSリソースは同じTRPと関連付けられ、各DL PRSリソースはDL PRSリソースIDを有する。DL PRSリソースセットの中のDL PRSリソースIDは、単一のTRPから送信される単一のビームと関連付けられる(しかしTRPは1つまたは複数のビームを送信し得る)。
[0066] PRSリソースは、擬似コロケーションおよび開始PRBパラメータによっても定義され得る。擬似コロケーション(QCL)パラメータは、他の参照信号とのDL PRSリソースの任意の擬似コロケーション情報を定義し得る。DL PRSは、サービングセルまたは非サービングセルからのDL PRSまたはSS/PBCH(同期信号/物理ブロードキャストチャネル)ブロックを伴うQCLタイプDであるように構成され得る。DL PRSは、サービングセルまたは非サービングセルからのSS/PBCHブロックを伴うQCLタイプCであるように構成され得る。開始PRBパラメータは、参照点Aに関するDL PRSリソースの開始PRBインデックスを定義する。開始PRBインデックスは、1つのPRBという粒度を有し、0という最小値および2176個のPRBという最大値を有し得る。
[0067] PRSリソースセットは、スロットにわたって、同じ周期、同じのミューティングパターン構成(もしあれば)、および同じ反復係数を伴う、PRSリソースの集合である。PRSリソースセットのすべてのPRSリソースのすべての反復が送信されるように構成される1つ1つの時間が、「インスタンス」と呼ばれる。したがって、PRSリソースセットの「インスタンス」は、各PRSリソースに対する指定された数の反復、およびPRSリソースセット内の指定された数のPRSリソースであり、その結果、指定された数の反復が指定された数のPRSリソースの各々に対して送信されると、インスタンスが完成する。インスタンスは、「機会」と呼ばれることもある。DL PRS送信スケジュールを含むDL PRS構成は、UEがDL PRSを測定するのを支援する(または可能にすらする)ためにUEに提供され得る。
[0068] PRSの複数の周波数層は、層の帯域幅のいずれか一つ一つよりも大きい有効な帯域幅を与えるためにアグリゲートされ得る。(連続および/または別個であり得る)コンポーネントキャリアの、擬似コロケートされている(QCLed)、同じアンテナポートを有するなどの基準を満たす複数の周波数層は、(DL PRSおよびUL PRSのための)より大きい有効なPRS帯域幅を与えるためにステッチングされ、増加した到着時間測定値精度を生じ得る。QCLedされると、異なる周波数層は同様に挙動し、PRSのステッチングがより大きい有効な帯域幅をもたらすことが可能になる。アグリゲートされたPRSの帯域幅またはアグリゲートされたPRSの周波数帯域幅と呼ばれることがあるより大きい有効な帯域幅は、(たとえば、TDOAの)より良い時間領域解像度を提供する。アグリゲートされたPRSは、PRSリソースの集合を含み、アグリゲートされたPRSの各PRSリソースは、PRS構成要素と呼ばれることがあり、各PRS構成要素は、異なるコンポーネントキャリア、帯域、もしくは周波数層上でまたは同じ帯域の異なる部分上で送信され得る。
[0069] RTT測位は、TRPによってUEに、およびUE(RTT測位に参加している)によってTRPに送信される測位信号をRTTが使用するという点で、アクティブな測位技法である。TRPは、UEによって受信されるDL-PRS信号を送信し得、UEは、複数のTRPによって受信されるSRS(サウンディング基準信号)信号を送信し得る。サウンディング基準信号は、SRSまたはSRS信号と呼ばれることがある。5GマルチRTTでは、協調した測位が使用され得、UEは、各TRPに対する測位のための別個のUL-SRSを送信するのではなく、複数のTRPによって受信される測位のための単一のUL-SRSを送信する。マルチRTTに参加するTRPは通常、そのTRPに現在キャンプしているUE(サービスされるUE、TRPはサービングTRPである)を探し、近隣のTRP(近隣UE)にキャンプしているUEも探す。近隣TRPは、単一のBTS(たとえば、gNB)のTRPであり得るか、またはあるBTSのTRPおよび別個のBTSのTRPであり得る。マルチRTT測位を含むRTT測位では、RTTを決定するために使用される(およびしたがって、UEとTRPとの間の距離を決定するために使用される)測位信号ペアに関するPRS/SRS中の測位信号に関するDL-PRS信号およびUL-SRSは、互いに時間的に近くに存在することがあり、その結果、UEの動きおよび/またはUEのクロックドリフトおよび/またはTRPのクロックドリフトによる誤差が許容可能な限界内にある。たとえば、測位信号ペアに関するPRS/SRS中の信号は、互いの約10ms内で、それぞれTRPおよびUEから送信され得る。測位信号に関するSRSがUEによって送信され、測位信号に関するPRSおよびSRSが互いに時間的に近くで搬送されると、多数のUEが同時に測位を試みる場合には特に、高周波(RF)信号の混雑が生じ得る(過剰なノイズなどを引き起こし得るなど)こと、および/または、多数のUEを同時に測定することを試みているTRPにおいて計算の混雑が生じ得ることがわかっている。
[0070] RTT測位は、UEベースのものであるか、またはUE支援型のものであり得る。UEベースのRTTでは、TRP300までの距離およびTRP300の既知の位置に基づいて、RTTおよびTRP300の各々までの対応する距離およびUE200の場所を決定する。UE支援型のRTTでは、UE200は、測位信号を測定し、測定値情報をTRP300に提供し、TRP300はRTTおよび距離を決定する。TRP300は、ロケーションサーバ、たとえばサーバ400までの距離を提供し、サーバは、たとえば異なるTRP300までの距離に基づいて、UE200の位置を決定する。RTTおよび/または距離は、UE200から信号を受信したTRP300によって、1つまたは複数の他のデバイス、たとえば1つまたは複数の他のTRP300および/もしくはサーバ400と組み合わせてこのTRP300によって、または、UE200から信号を受信したTRP300以外の1つまたは複数のデバイスによって決定され得る。
[0071] 様々な測位技法が5G NRにおいてサポートされる。5G NRにおいてサポートされるNRネイティブの測位方法は、DLのみの測位方法、ULのみの測位方法、およびDL+ULの測位方法を含む。ダウンリンクベースの測位方法は、DL-TDOAとDL-AoDとを含む。アップリンクベースの測位方法は、UL-TDOAとUL-AoAとを含む。組み合わせられたDL+ULベースの測位方法は、1つの基地局を伴うRTTと、複数の基地局を伴うRTT(マルチRTT)とを含む。
[0072] (たとえば、UEについての)位置推定値は、ロケーション推定値、ロケーション、位置、位置フィックス、フィックスなど、他の名前で呼ばれることがある。位置推定値は、測地であり、座標(たとえば、緯度、経度、および場合によっては高度)を備え得るか、あるいは、都市のものであり、所在地住所、郵便宛先、またはロケーションの何らかの他の言葉の記述を備え得る。位置推定値はさらに、何らかの他の知られているロケーションに対して定義されるか、または絶対的な用語で(たとえば、緯度、経度、および場合によっては高度を使用して)定義され得る。位置推定値は、(たとえば、何らかの指定されたまたはデフォルトの信頼性レベルでロケーションが含まれることが予想される面積または体積を含めることによって)予想される誤差または不確実性を含み得る。
[0073] 測位基準信号の優先
[0074] 歴史的にLTEおよびNRでは、UEは、測定ギャップなしにUEに送信された別のDL信号またはチャネルと衝突するDL PRSを処理しない(測定ギャップは、UEが、他の信号またはチャネルではなくPRSを受信し測定すべき時間である)。各チャネルは、TRPおよびUEなどのエンティティ間の論理接続である。「チャネル」という用語は、本明細書では、チャネル上で搬送される情報を指すこともある。本明細書での議論は、別の信号またはチャネルと衝突する(たとえば、衝突することが予想されるかまたは実際に衝突する)PRSが処理され得るように、測定ギャップなしでさえ、他のDL信号およびチャネルよりもPRS処理を優先するための技法を提供する。
[0075] 図5を参照すると、図1から図4をさらに参照すると、UE500は、バス540によって互いに通信可能に結合されたプロセッサ510と、インターフェース520と、メモリ530とを含む。UE500は、図5に示されている構成要素を含み得、図2に示されている構成要素のいずれかなどの1つまたは複数の他の構成要素を含み得、したがって、UE200は、UE500の一例であり得る。インターフェース520は、トランシーバ215の構成要素のうちの1つまたは複数、たとえば、ワイヤレス送信機242およびアンテナ246、またはワイヤレス受信機244およびアンテナ246、またはワイヤレス送信機242、ワイヤレス受信機244、およびアンテナ246を含み得る。メモリ530は、たとえば、プロセッサ510に機能を実施させるように構成されたプロセッサ可読命令をもつソフトウェアを含むメモリ211と同様に構成され得る。説明は、機能を実施するプロセッサ510のみに言及し得るが、これは、プロセッサ510が(メモリ530中に記憶された)ソフトウェアおよび/またはファームウェアを実行する場合などの他の実装形態を含む。説明は、機能を実施するUE500の1つまたは複数の適切な構成要素(たとえば、プロセッサ510およびメモリ530)の略記として機能を実施するUE500に言及し得る。プロセッサ510は、(場合によってはメモリ530、および適宜に、インターフェース520とともに)本明細書で論じられるようにPRSの優先を決定し実装するように構成されたPRS優先ユニット550を含む。PRS優先ユニット550について以下でさらに論じられ、この説明は、プロセッサ510全般またはUE500全般を、PRS優先ユニット550の機能のいずれかを実施するものとして言及することがある。PRS優先ユニット550の動作は、本明細書では、PRSの優先を決定し実装するためのシグナリングおよびプロセスフロー600を示す図6を参照しながら論じられる。フロー600は、図示された段階を含むが、段階が追加され、並べ替えられ、および/または削除され得るような、一例にすぎない。
[0076] PRS優先ユニット550は、PRS(DL PRSまたはUL PRS(測位用のSRSとしても知られる))が別の基準信号および/または別のチャネル(すなわち、PRSが搬送されるチャネル以外のもの)よりも高い優先度を有するかどうかを決定するように構成される。PRS優先ユニット550は、1つまたは複数の要因に基づいてPRSがより高い優先度を有するかどうかを決定し得、PRSが他の基準信号の組合せ、他のチャネルの組合せ、あるいは1つまたは複数の他の基準信号と1つまたは複数の他のチャネルとの組合せよりも高い優先度を有するかどうかを決定し得る。他の基準信号の例は、PDSCH(物理ダウンリンク共有チャネル)のためのDMRS(復調RS)、PDCCH(物理ダウンリンク制御チャネル)のためのDMRS、PBCH(物理ブロードキャストチャネル)のためのDMRS、PDSCHのためのPTRS(位相トラッキングRS)、CSI-RS(チャネル状態情報-基準信号)、およびRIM(無線アクセスネットワーク(RAN)情報管理)RSである。チャネルの例は、PDSCH、PDCCH、およびPBCHを含む。PRS優先ユニット550は、PRSリソース、PRSリソースセット、周波数層、および/またはTRPに関連するPRSの優先度を決定し得る。
[0077] UE500は、優先度付けユニット550によって示される優先度に基づいて処理優先度を提供するように構成される。PRSがより高い処理優先度を有する(本明細書ではより高い優先度を有することとも呼ばれる)場合、UE500は、測定ギャップの外側でPRSと衝突するより低い優先度の対応する基準信号および/またはチャネルの代わりに、PRSを処理(たとえば、測定、および場合によっては報告)する。より高い優先度のPRSと衝突するより低い優先度の基準信号またはチャネルは、処理されない、たとえば、プロセッサ510によって廃棄もしくは無視されるか、またはプロセッサ510に提供されないことがある。同様に、より高い優先度の基準信号またはチャネルと衝突するより低い優先度のPRSは、処理されない、たとえば、プロセッサ510によって廃棄もしくは無視されるか、またはプロセッサ510に提供されないことがある。プロセッサ510は、たとえば、インターフェース520が、さらなる処理のために情報を処理すべきかフォワーディングすべきかに関する決定を行う程度まで、インターフェース520の一部分を含み得る。したがって、プロセッサ510は、論理的表示であり、必ずしも物理的表示とは限らず、プロセッサ510は、UE500内の物理的ロケーションにかかわらず、処理するための構成要素を含む。
[0078] UE500は、PRSリソースレベルでより高い優先度を提供し得る。たとえば、複数のリソースのリソースセット中の、リソースに対応するビームは、PRSにとっては、データよりも重要であり得、したがって、UE500は、そのビームのデータに対してよりも高い優先度をPRSに与え得る。UE500は、PRSリソースセット内の異なるPRSリソースに異なる優先度を提供し得る。
[0079] UE500は、PRSリソースセットレベルでより高い優先度を提供し得る。たとえば、(リソースセットがまれに生じるように)リソースセットが低い周期を有する場合、いかなる衝突でも、より高い周期のリソースセットの場合よりも有意であり得、したがって、UE500は、リソースセットが確実に処理されるのを助けるために、低い周期のリソースセットにより高い優先度を提供し得る。代替的に、高い周期のリソースセットは、リソースセットのコンテンツが重要であり、頻繁に処理されるべきであるので、高い周期を有し得、したがって、UE500は、高い周期のリソースセットに高い優先度(たとえば、データよりも高い優先度)を提供し得る。UE500は、周波数層中のいくつかのリソースセットにデータよりも高い優先度を提供し、周波数層中のいくつかのリソースセットにデータよりも低い優先度を提供し得る。
[0080] UE500は、たとえば、周波数範囲に対応する周波数層に優先度を提供するために、周波数層に基づいてより高い優先度を提供し得る。たとえば、第1の周波数層(FL1)は、FR1(410MHzから7.125GHzまでの周波数範囲1)に対応し得、第2の周波数層(FL2)は、FR2(24.25GHzから52.6GHzまでのmm波帯域である周波数範囲2)に対応し得る。第2の周波数層FL2は、データがより少なく、したがって衝突の尤度がより低くて、日和見的であり得、したがって、UE500は、FL2における衝突の尤度がより低いことにより、第2の周波数層により低い優先度を与え、第1の周波数層により高い優先度を与え得る。別の例として、1つのFLはデータのために構成され、別のFLはPRSのために構成され得、たとえば、1つのFLは、PRSのためによりもデータのために高い優先度を有し、他のFLは、データのためによりも高い優先度をPRSのために有する。
[0081] UE500は、たとえば、RSTD測位において使用する、特定のTRPに、優先度を提供し得る。時間差を決定するためにそのタイミングが他の信号のタイミングと比較されることになる基準信号が確実に受信され処理されるのを助けるために、UE500は、(たとえば、別の信号(たとえば、基準信号、データ信号)のためによりも、および/または別のチャネルのためによりも)基準TRPのためのPRSにより高い優先度を提供して、基準TRPのための基準信号が確実に受信されるのを助け得る。さもなければ、時間差は、誤って決定され得るか、または決定することが不可能にさえなり得る。
[0082] 優先ユニット550は、様々な仕方のいずれかで、たとえば、様々な要因のうちの1つまたは複数に基づいて(たとえば、リソース、リソースセット、周波数層、TRPの)優先度を決定するように構成され得る。たとえば、優先ユニット550は、明示的または暗黙的指示に基づいて、PRS(DL-PRSおよび/またはUL-PRS)のタイミング挙動に基づいて、実装されるべき測位技法に基づいて、ならびに/あるいはPRSの構造に基づいて、位置基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するように構成され得る。UE500は、フロー600の段階610において、UE優先度付け能力メッセージ612中で、サーバ400にUE500の優先度付け能力を提供し得る。UE500は、図6に示されているように直接的に、あるいはTRP300などの1つまたは複数の媒介を介して間接的に、サーバ400にメッセージ612を提供し得る。メッセージ612は、PRS処理の優先をサポートするためのUE500の能力を示し得る。能力は、帯域固有またはFR固有の方式で報告され得、たとえば、それぞれの能力は、それぞれの帯域/周波数範囲について報告され得る。UE優先度付け能力メッセージ612は、以下で論じられる段階620の前および/または後に提供され得、複数回、たとえば、間欠的に(たとえば、周期的に、半永続的に、またはオンデマンドで)提供され得る。
[0083] UE500がPRS優先を決定し得る1つまたは複数の要因は、UE500によって受信されたPRS構成情報によって示され得る。たとえば、フロー600の段階620において、サーバ400は、UE500にPRS構成メッセージ622を送る。本明細書の説明ではPRSに言及するが、この用語は様々な形態の測位信号を含み、したがって、PRS構成メッセージ622は測位信号構成を提供する。PRS構成メッセージ622は、サーバ400からUE500に直接的に、あるいはTRP300などの1つまたは複数の媒介を介して送られ得る。PRS構成メッセージ622は、たとえば、周期的PRSのスケジュールされたタイミング、周期、スロットオフセット、帯域幅オフセット、ポートの数、反復係数、スロット内のPRSシンボルの数、情報要素タイプ、1つまたは複数の明示的優先度指示、探索ウィンドウ情報(たとえば、持続時間、開始時間、終了時間)、ならびに/あるいは非周期的PRSおよび/または非周期的PRS測定値報告要求を予想すべきかどうかを含み得る。たとえば、UE500は、PRSと衝突するシンボルをもつ他のチャネルよりも高い処理優先度の特定のタイプのIE(たとえば、3GPPリリース17タイプIE)で構成されたPRSリソースを与え得る。段階630において、UE500は、本明細書で、特に以下で論じられるように、1つまたは複数の他の基準信号ならびに/あるいは1つまたは複数のチャネルに対してPRSの優先度を決定し得る。段階640において、UE500は、決定された優先度に従ってPRSを処理し得、たとえば、測定を行い、測位情報(たとえば、1つまたは複数の範囲、ロケーションなど)を決定し、測位のためのSRSなどを生成および/または送信し、直接または間接的に、サーバ400に適宜に測位情報642を提供し得る。
[0084] PRS優先ユニット550は、たとえば、UE500によって受信されたPRS構成メッセージ622に含まれている、優先度の1つまたは複数の明示的指示に基づいて、PRS処理の優先度を決定するように構成され得る。たとえば、PRS構成メッセージ622は、PRSが1つまたは複数の他の基準信号ならびに/あるいは1つまたは複数のチャネルよりも高い優先度を受けるべきであるという指示、たとえば、単一のフィールドまたは単一のビットを提供し得る。たとえば、PRS構成メッセージ622は、UE500が、1つまたは複数の示された他の基準信号ならびに/あるいは1つまたは複数のチャネルに対して、対応するPRSの高いまたは低い優先度を与えるべきであるかどうかを示す、高/低優先度ビットを含み得る。単一のビットは、1つまたは複数の他の基準信号ならびに/あるいは1つまたは複数のチャネルに適用されるために知られ得る(たとえば、業界規格に従ってUE500中にプログラムされ得る)。単一のビットの意味は、固定であり得るか、あるいは制御シグナリングによって、たとえば、MAC-CE(媒体アクセス制御-制御要素)もしくはDCI(ダウンリンク制御情報)シグナリングによって、またはLPP(LTE測位プロトコル)もしくはRRC(無線リソース制御)シグナリングなどの上位層シグナリングによって動的に構成可能であり得る。単一のビットの意味の更新は、LPPまたはRRCシグナリングよりも高速であるMAC-CEシグナリングによって与えられ得る。単一のビットの動的な意味の2つの例として、シグナリングは、単一のビットの1の値の意味が、PDSCHがPRSよりも高い処理優先度を有するということ、またはPRSがPDSCHおよびPDCCHよりも高い処理優先度を有するということにさせるように、UE500によって受信され得る。たとえば、制御シグナリングは、単一のビットの意味に関して、たとえば、制御シグナリングの受信時に、およびさらなる通知までまたは指定された時間の間もしくは指定された将来の時間まで有効として、UE500に命令するために受信され得、単一のビットのこの意味を変更する制御シグナリングは、後で受信され得る。
[0085] 優先度の明示的指示は、優先度の複数の指示を備え得、各々は、それぞれの基準信号またはチャネル、あるいは基準信号の組合せ、あるいはチャネルの組合せ、あるいは1つまたは複数の基準信号と1つまたは複数のチャネルとの組合せに対応する。たとえば、図7Aに示されているように、制御信号700は、9つのフィールド、PDSCHのためのDMRSフィールド711と、PDCCHのためのDMRSフィールド712と、PBCHのためのDMRSフィールド713と、PDSCHのためのPTRSフィールド714と、CSI-RSフィールド715と、RIM RSフィールド716と、PDSCHフィールド717と、PDCCHフィールド718と、PBCHフィールド719とを含む。制御信号700は、一例にすぎず、特許請求の範囲を含めて本開示を限定するものではない。フィールド711~719の各々中のビットは、DL PRSが、対応する基準信号およびチャネル、または対応するチャネルよりも高い優先度処理を有するかどうかを示す。ここで、1の値は、DL PRSが、対応する基準信号および/またはチャネルよりも高い処理優先度を有することを示し、0の値は、DL PRSが、対応する基準信号および/またはチャネルよりも低い処理優先度を有することを示す。チャネルについてのより高い優先度の指示、たとえば、フィールド719に示されているPBCHは、チャネル上の信号の指示、たとえば、フィールド713中のPBCHのためのDMRSをオーバーライドし得る。したがって、PBCHのためのDMRSフィールド713の値は、この例では、PRSがPBCHのためのDMRSよりも低い優先度を有することを示す0であるが、PBCHフィールド719の値が1であるので、PRSは、すべてのPBCHシグナリングに勝る優先度を有し、したがって、この例では、PRSとPBCHのためのDMRSとが衝突する、PBCHのためのDMRSの代わりに、PRSがUE500によって処理される。図示された例示的な制御信号700では、フィールド711~719のすべては、単一の基準信号およびチャネル、または単一のチャネルに対応するが、基準信号、チャネル、あるいは1つまたは複数の基準信号および1つまたは複数のチャネルの組合せが実装され得る。
[0086] 複数の明示的指示は、たとえば、1つまたは複数の他の基準信号ならびに/あるいは1つまたは複数のチャネルに対して、測位のためのSRSの処理優先度を示すために提供され得る。たとえば、図7Bに示されているように、制御信号750は、4つのフィールド、レガシーSRSフィールド751と、通信のためのSRSフィールド752と、PUSCH(物理アップリンク共有チャネル)フィールド753と、PUCCH(物理アップリンク制御チャネル)フィールド754とを含む。制御信号750は、一例にすぎず、特許請求の範囲を含めて本開示を限定するものではない。フィールド751~754の各々中のビットは、測位のためのSRSが、対応する基準信号またはチャネルよりも高い優先度処理を有するかどうかを示す。ここで、1の値は、測位のためのSRSが、対応する基準信号またはチャネルよりも高い処理優先度を有することを示し、0の値は、測位のためのSRSが、対応する基準信号またはチャネルよりも低い処理優先度を有することを示す。図示された例示的な制御信号750では、フィールド751~754のすべては、単一の基準信号または単一のチャネルに対応するが、基準信号、チャネル、あるいは1つまたは複数の基準信号および1つまたは複数のチャネルの組合せが実装され得る。
[0087] UE500は、たとえば、PRS構成メッセージ622中の、1つまたは複数の明示的指示に基づいて、測位のためのSRSの処理優先度を決定し得る。測位のためのSRSの処理優先度は、測位のためのSRSを生成および/またはTRP300に送信するための優先度を含む。たとえば、測位のためのSRSを送信することを優先することは、測位のためのSRSならびにレガシーSRSおよび/または通信のためのSRSを生成し、測位のためのSRSのみを送ること、あるいは測位のためのSRSのみを生成し、測位のためのSRSを送信することを備え得る。メッセージ622は、測位のための1つまたは複数のSRSリソースならびに/あるいは測位のための1つまたは複数のSRSリソースセットが、レガシーSRSまたは通信のためのSRSよりも高い(または低い)処理優先度を有すべきであるという、1つまたは複数の明示的指示を含み得る。レガシーSRSは、測位のためのSRSであるが、(たとえば、以前に、すなわち、測位のための現在のSRSの前に定義された)異なる定義であり、測位のための(現在の)SRSよりも低い優先度を与えられる。通信のためのSRSは、様々な通信目的、たとえば、ビーム管理、ULコードブックベースの通信、UL非コードブックベースの通信、アンテナ切替え/DL CSI収集のうちの1つまたは複数のために構成されたSRSである。
[0088] 優先ユニット550は、たとえば、UE500によって受信されたPRS構成メッセージ622に含まれている、優先度の1つまたは複数の暗黙的指示に基づいて、PRS処理の優先度を決定するように構成され得る。たとえば、UE500は、PRS処理優先度を決定するために、1つまたは複数のルールに従って、たとえば、業界規格に従ってPRS構成メッセージ622からの1つまたは複数の情報を分析するように構成され得る。UE500は、PRS優先度を決定するために、構成情報およびPRS優先度のルックアップテーブルにおいてPRS構成メッセージ622からの1つまたは複数の情報を見つけるように構成され得る。UE500は、たとえば、PRSの処理優先度を決定するために、PRS構成メッセージ622中の情報要素タイプの指示を使用するように構成され得る。UE500は、業界規格の特定のバージョン(たとえば、リリース)の情報要素で構成されたPRSリソースが、たとえば、業界規格のこの特定のバージョンのPRSリソースと衝突する他のチャネル(すなわち、PRSリソースを搬送しないチャネル)に勝る処理優先度を有すべきであると決定するように構成され得る。PRS優先度の暗黙的指示は、構成可能であっても構成可能でなくてもよく、たとえば、UE500が製造されるときに業界規格に基づいてUE500中に永続的にプログラムされる。
[0089] 優先ユニット550は、PRSのタイミング挙動に基づいてPRS処理の優先度を決定するように構成され得る。たとえば、DL PRSは、TRP300によって送られ得、および/またはUL PRSは、UE500によって、非周期的に(たとえば、オンデマンドで)、半永続的に、もしくは周期的に送られ得、そのような時間挙動はPRS構成メッセージ622に示され得る。UE500は、DL PRSの送信が非周期的であることに応答して、すなわち、DL PRSが非周期的DL PRSとして構成されたことに応答して、(たとえば、データ、CSI-RS、または制御シグナリングよりも)高い処理優先度をDL PRSに与えるように構成され得る。UE500は、DL PRSの送信が半永続的または周期的である場合、データ、CSI-RS、または制御シグナリングよりも低い優先度をDL PRSに与える(すなわち、DL PRSの送信が半永続的または周期的である場合、より高い優先度をデータ、CSI-RS、および制御シグナリングに与える)ように構成され得る。同様に、UE500は、データおよび/または別のタイプのシグナリングに対してよりも、高い優先度を非周期的に送られるUL PRSに与え、データおよび/または別のタイプのシグナリングに対してよりも、低い優先度を半永続的または周期的に送られるUL PRSに与えるように構成され得る。タイミング挙動は、PRSを使用してUE500によって実装されるべき測位技法に関係し得る。
[0090] 優先ユニット550は、使用されるべき測位方法に基づいてPRS処理の優先度を決定するように構成され得る。たとえば、UE500は、DL PRSを処理するためにならびに/あるいは測位のためのSRSを生成および/または送信するために何の測位方法が使用されるべきか(たとえば、現在の測位セッションタイプ、ならびにしたがって、何のタイプの測位方法において測位のためのPRSおよび/またはSRSの測定値が使用されるべきか)に基づいて、PRS処理優先度を決定するように構成され得る。UE500は、測位のためのSRSが構成されるかどうかに基づいて、PRS処理優先度を決定するように構成され得る。UE500は、測位のためのSRSが構成され、したがって、選択された測位方法の一部として生成され送られたことに応答して、他の基準信号および/またはチャネルよりもPRSを優先するように構成され得る。UE500は、マルチRTTの場合、UE500がより高い優先度をPRSに与えるかどうかが、測位のためのSRSが、この測位のためのSRSをもつレガシーSRS、および同じ時間領域挙動を有するレガシーSRSよりも高い優先度を有するかどうかに依存するように、構成され得る。したがって、UE500は、測位のためのSRSが、この測位のためのSRSをもつレガシーSRS、および同じ時間領域挙動(たとえば、非周期的、半永続的、または周期的)を有するレガシーSRSよりも(処理および送信のための)高い(低い)優先度を有することに応答して、より高い(より低い)処理優先度をDL PRSに与えるように構成され得る。
[0091] 優先ユニット550は、DL PRSの構造に基づいてPRS処理の優先度を決定するように構成され得る。たとえば、UE500は、測位信号の構造に基づいて、1つまたは複数の他の信号に勝ってならびに/あるいは1つまたは複数のチャネルに勝って測位のためのDL PRSおよび/またはSRSの優先度を決定するように構成され得る。たとえば、UE500は、他の基準信号、データ、および/または制御シグナリングの処理のしきい値量のために、PRS処理の量を限定するように構成され得る。UE500は、たとえば、他の基準信号、データ、および/または制御情報を潜在的に除外するPRS支配的処理を防止するのを助けるために、1つまたは複数のしきい値限界に従ってPRS処理を限定するように構成され得る。たとえば、PRSリソースが、スロット内の12個のシンボルにわたり、32の繰り返しを有し、PDSCH/PDCCH/CSI-RSに勝る優先度を有する場合、32個のスロットのシーケンスでは、UE500は、許容不能であり得る何らかのPDSCH/PDCCH/CSI-RSを処理できないことがある。UE500は、たとえば、PRSリソースが処理優先度、たとえば、PDSCH/PDCCH/CSI-RSよりも高い優先度を含んでいて有し得るというスロットごとのシンボルの数に対して上限を提供するように構成され得る。UE500は、処理優先度を有するPRSリソースのスロットごとのシンボルの数を、スロットごとのシンボルのしきい値量に限定し得る。別の例として、UE500は、処理優先度を有するPRSリソースの繰り返しの数を、インスタンスごとの繰り返しのしきい値量に限定し得る。別の例として、UE500は、処理優先度、たとえば、PDSCH/PDCCH/CSI-RSよりも高い優先度を有するPRSリソースの連続繰り返し間のしきい値ギャップ(たとえば、シンボルの最小数のしきい値)を必要とし得る。別の例として、UE500は、構造が、他のシグナリングのしきい値レート(たとえば、少なくとも、PRSのために使用されるチャネル以外の1つまたは複数のチャネル上のデータシグナリングおよび/または信号のしきい値レート)のUE500による受信を可能にすることに応答して、PRSの処理を優先し得る。
[0092] 優先ユニット550は、DL PRSの探索ウィンドウに基づいてDL PRS処理の優先度を決定するように構成され得る。たとえば、また図8を参照すると、PRS構成メッセージ622は、DL PRSの予想される受信持続時間810と、予想される受信持続時間810の周りの探索ウィンドウ820とを定義する1つまたは複数のパラメータ(たとえば、上位層パラメータ)を含み得る。探索ウィンドウ820は、DL PRSの予想される受信持続時間810を超える(それよりも長い)スケジュールされた持続時間であり、受信時間不確実性を含む。たとえば、探索ウィンドウ820は、DL-PRS-予想されるRSTD-不確実性パラメータと、予想されるRSTDパラメータとによって定義され得る。優先ユニット550は、たとえば、予想される受信持続時間810および探索ウィンドウ820と重複している送信時間830をもつPDSCHなど、1つまたは複数の他の(すなわち、DL PRSを搬送しない)チャネルよりも高い処理優先度をDL PRSに与えるように構成され得る。優先ユニット550は、より高い優先度をDL PRSに対して、探索ウィンドウ820全体上で与えるべきか、またはDL PRSの予想される受信持続時間810に対応する探索ウィンドウ820のサブセット上で与えるべきかを決定するように構成され得る。UE500が、より高い優先度をDL PRSに対して、探索ウィンドウ820全体上で与えるか、または、DL PRSの予想される受信持続時間810のみに与えるかは、構成可能であり得、たとえば、インターフェース520を介してUE500によって受信された(たとえば、MAC-CEまたはDCIシグナリング中で受信された)制御情報に基づいて変更可能であり得る。
[0093] 再び図6を参照し、さらに図1~図5を参照すると、段階640において、UE500は、段階630において決定されたPRS優先度に従って、1つまたは複数の仕方でPRSおよび他の情報を処理し得る。たとえば、また図9を参照すると、UE500は、より低い優先度の基準信号910に対応するすべての情報、またはより低い優先度のチャネル通信920のすべての情報の処理をスキップする(たとえば、廃棄および/または無視する)ように構成され得、ここで、そのような基準信号910またはそのような通信920の何らかの部分は、より高い優先度のPRS930、たとえば、より高い優先度のPRSのシンボルと衝突する。たとえば、UE500は、PDSCH通信の影響を受けたスロット(すなわち、少なくとも1つのシンボルが、より高い優先度のPRSと衝突する(たとえば、衝突することが予想されるかまたは実際に衝突する)スロット)の何らかの情報、あるいはCSI-RSなどの基準信号の影響を受けたPRSリソースまたは影響を受けたリソースセット(すなわち、少なくとも1つのシンボルが、より高い優先度のPRSと衝突するリソースまたはリソースセット)の何らかの部分の処理をスキップし得る。同じくまたは代替的に、UE500は、より高い優先度のPRS930と衝突するより低い優先度の基準信号の部分912のみ、あるいはより高い優先度のPRS930と衝突するより低い優先度のチャネル通信の部分922のみを処理しない(たとえば、廃棄および/または無視する)ように、ならびにより低い優先度の基準信号またはより低い優先度のチャネル通信の何らかの衝突しない部分を処理するように構成され得る。これらの代替形態は、複数の基準信号、複数のチャネル、あるいは1つまたは複数の基準信号および1つまたは複数のチャネルの組合せに適用され得る。UE500が、これらの代替形態のいずれかに従って非PRSを処理するように構成された場合、UE500は、たとえば、MAC-CEまたはDCIシグナリングに含まれる、インターフェース520を介してUE500によって受信された制御情報に基づいて、どの代替形態を実装すべきかを決定し得る。
[0094] 動作
[0095] 図10を参照し、さらに図1~図9を参照すると、測位基準信号の優先方法1000は、図示された段階を含む。しかしながら、方法1000は例にすぎず限定するものではない。方法1000は、たとえば、段階が追加され、削除され、並べ替えられ、組み合わせられ、同時に実施され、および/または単一の段階が複数の段階へと分割されるようにすることによって、変えられ得る。
[0096] 段階1010において、方法1000は、優先度基準に対して第1の基準信号のUEによる処理を優先すべきかどうかを決定することを含み、ここにおいて、優先度基準は、第2の基準信号、または優先度基準チャネル、またはそれらの組合せを備え、ここにおいて、第1の基準信号は、測位基準信号を備える。たとえば、UE500は、たとえば、段階1020、1030、1040、または1050のうちの少なくとも1つを実施することによって、別の基準信号に対しておよび/またはチャネルに対して、DL PRS信号および/または測位信号のためのSRSにより高い処理優先度を与えるべきかどうかを決定するように構成され得る。すなわち、プロセッサ510は、段階1020を実施するように、または段階1030を実施するように、または段階1040を実施するように、または段階1050を実施するように構成されるか、あるいはそれらの任意の組合せで構成され得る(たとえば、段階1020を実施するように構成され、段階1040を実施するように構成されるか、または段階1030を実施するように構成され、段階1040を実施するように構成され、段階1050を実施するように構成されるなど)。プロセッサ510は、場合によってはメモリ530とともに、優先度基準に対して第1の基準信号を優先すべきかどうかを決定するための手段を備え得る。
[0097] 段階1020において、方法1000は、測定ギャップなしに、第2の基準信号の代わりに第1の基準信号を測定すべきかどうかを決定することを含み得、第1の基準信号は、第1のダウンリンク基準信号を備え、第2の基準信号は、第1のダウンリンク基準信号とは異なる第2のダウンリンク基準信号を備える。たとえば、優先ユニット550は、DMRS、PTRS、CIS-RS、またはRIM RSなどの(測位基準信号であっても測位基準信号でなくてもよい)別のDL基準信号に対してDL PRS信号により高いまたはより低い処理優先度を与えるべきかどうかを決定し得る。プロセッサ510は、場合によってはメモリ530とともに、測定ギャップなしに第2の基準信号の代わりに第1の基準信号を測定すべきかどうかを決定するための手段を備え得る。
[0098] 段階1030において、方法1000は、測定ギャップなしに、優先度基準チャネルの代わりに第1のダウンリンク基準信号を測定すべきかどうかを決定することを含み得、ここにおいて、優先度基準チャネルは、ダウンリンクチャネルを備える。たとえば、優先ユニット550は、PDSCH、PDCCH、またはPBCHなどのダウンリンクチャネル上でシグナリングを処理する(たとえば、1つまたは複数の信号を測定する)代わりに、DL PRS信号を処理すべきかどうかを決定し得る。優先度基準チャネルは、第1の基準信号の処理優先度がそれに対して(それを参照して)決定され得るチャネルであり、様々なタイプの信号、たとえば、基準信号、データ信号などを搬送し得る。プロセッサ510は、場合によってはメモリ530とともに、測定ギャップなしに優先度基準チャネルの代わりに第1のダウンリンク基準信号を測定すべきかどうかを決定するための手段を備え得る。
[0099] 段階1040において、方法1000は、第1のアップリンク基準信号とは異なる第2のアップリンク基準信号を備える第2の基準信号の代わりに、第1のアップリンク基準信号を備える第1の基準信号を送信すべきかどうかを決定することを含み得る。たとえば、優先ユニット550は、レガシーSRSまたは通信のためのSRSなどの(測位基準信号であっても測位基準信号でなくてもよい)別のUL基準信号に対して測位のためのSRSにより高いまたはより低い処理優先度を与えるべきかどうかを決定し得る。プロセッサ510は、場合によってはメモリ530とともに、第2の基準信号の代わりに第1のアップリンク基準信号を送信すべきかどうかを決定するための手段を備え得る。
[00100] 段階1050において、方法は、優先度基準チャネル上で送信する代わりに第1のアップリンク基準信号を送信すべきかどうかを決定することを含み得、ここにおいて、優先度基準チャネルは、アップリンクチャネルを備える。たとえば、優先ユニット550は、PUSCHまたはPUCCHなどのアップリンクチャネル上でシグナリングを処理する(たとえば、1つまたは複数の信号を送信する)の代わりに、測位信号のためのSRSを処理すべきかどうかを決定し得る。プロセッサ510は、場合によってはメモリ530とともに、優先度基準チャネル上で送信する代わりに第1のアップリンク基準信号を送信すべきかどうかを決定するための手段を備え得る。
[00101] 方法1000の実装形態は、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含み得る。例示的な実装形態では、第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定することは、第1の基準信号のタイミング挙動に基づいて、優先度基準よりも高い処理優先度を第1の基準信号に与えるべきかどうかを決定することを備え得る。たとえば、UE500は、第1の基準信号が非周期的、または周期的、または半永続的であることに基づいて、第1の基準信号により高い処理優先度を与えるべきかどうかを決定し得る。第1の基準信号は、PRSであり、UL PRSまたはDL PRSであり得る。プロセッサ510は、場合によってはメモリ530および/またはインターフェース520とともに、第1の基準信号のタイミング挙動に基づいて、第1の基準信号により高い処理優先度を与えるべきかどうかを決定するための手段を備え得る。別の例示的な実装形態では、方法1000は、第1の基準信号のタイミング挙動が非周期的であることに応答して、優先度基準よりも高い処理優先度を第1の基準信号に与えることを備える。たとえば、UE500は、第1の基準信号のタイミング挙動が非周期的であることに応答して、第1の基準信号により高い処理優先度を与え得る(たとえば、別の基準信号または(指定された)チャネルの代わりにまたはその前に第1の基準信号を処理することを示し、および/または処理し得る)。別の例示的な実装形態では、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定することは、UEによって受信された第1の制御通信に基づいて、第1の基準信号に処理優先度を与えるべきかどうかを決定することによって、第1の基準信号のタイミング挙動が半永続的であることに応答すること、またはUEによって受信された第2の制御通信に基づいて、第1の基準信号に処理優先度を与えるべきかどうかを決定することによって、第1の基準信号のタイミング挙動が周期的であることに応答すること、のうちの少なくとも1つを備え得る。したがって、たとえば、DL PRSのタイミング挙動が半永続的または周期的である場合、UE500は、DL PRS信号または測位信号のためのSRSにより高い優先度を与えるべきかどうかを決定するために1つまたは複数の制御信号を分析し得る。プロセッサ510は、場合によってはメモリ530とともに、場合によってはインターフェース520(たとえば、ワイヤレス受信機244およびアンテナ246)と組み合わせて、第1の基準信号のタイミング挙動に応答するための手段を備え得る。
[00102] 同じくまたは代替的に、方法1000の実装形態は、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含み得る。例示的な実装形態では、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定することは、第1の基準信号が特定のネットワークエンティティから送られたことに応答して、第1の基準信号のリソース、または第1の基準信号に対応するリソースセット、または第1の基準信号に対応する周波数層、または第1の基準信号の何らかのもののうちの少なくとも1つの処理を優先すべきかどうかを決定することを備える。たとえば、プロセッサ510は、場合によってはメモリ530と組み合わせて、リソース、リソースセット、周波数層、またはネットワークエンティティ(たとえば、TRP)レベルにおいて第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定し(および決定するための手段を備え)得る。別の例示的な実装形態では、方法1000は、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するために、第1の基準信号をスケジュールする構成情報における命令を分析することを備え得る。たとえば、UE500は、1つまたは複数の明示的または暗黙的に示された他の基準信号または1つもしくは複数のチャネルに対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかの1つまたは複数の明示的または暗黙的指示についてPRS構成メッセージ622を分析し得る。たとえば、UE500は、処理優先度を決定するために、制御信号700および/または制御信号750における1つまたは複数の指示を分析し得る。プロセッサ510は、場合によってはメモリ530と組み合わせて、命令を分析するための手段を備え得る。別の例示的な実装形態では、命令は、複数の優先度基準に対応する複数の優先度命令を備え得、命令を分析することは、複数の優先度基準のうちのそれぞれ1つに対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するために複数の優先度命令の各々を分析することを備え得、複数の優先度基準の各々は、第1の基準信号とは異なる少なくとも1つのそれぞれの第2の基準信号、または少なくとも1つのそれぞれの優先度基準チャネル、またはそれらの組合せ(たとえば、別の基準信号およびチャネル)を備える。たとえば、UE500は、処理優先度を決定するために、制御信号700および/または制御信号750における2つ以上の指示を分析し得る。プロセッサ510は、場合によってはメモリ530と組み合わせて、複数の優先度命令の各々を分析するための手段を備え得る。
[00103] 同じくまたは代替的に、方法1000の実装形態は、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含み得る。例示的な実装形態では、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定することは、第1の基準信号の情報要素のタイプに基づいて、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定することを備え得る。たとえば、UE500は、情報要素タイプ(たとえば、3GPPリリース17)を決定するために、PRS構成メッセージ622を分析し、(たとえば、情報要素タイプおよび優先度付けのルックアップテーブルを使用して)それから、何の他の基準信号および/またはチャネルに対して何の優先度(より高いまたはより低い)を第1の基準信号に与えるべきかを決定し得る。プロセッサ510は、場合によってはメモリ530と組み合わせて、情報要素のタイプに基づいて、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するための手段を備え得る。別の例示的な実装形態では、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定することは、第1の基準信号に対応するUEによって実装されるべき測位プロシージャに関係するタイミング構成に基づき得る。たとえば、UE500は、処理優先度付けを決定するために、たとえば、サーバ400によって明示的または暗黙的に選択されるような、あるいはプロセッサ510によって選択されるような、現在選択されている測位方法を使用し得る。サーバ400は、たとえば、ロケーション決定のロケーション精度および/またはタイミングなどの基準を示すことによって、測位方法を暗黙的に選択し得、プロセッサ510は、示された基準を満たすような測位方法を選択し得る。サーバ400は、たとえば、特定のタイプのDL PRSをスケジュールすることによって、測位方法を暗黙的に選択し得、プロセッサ510は、DL PRSのタイプに基づいて測位方法を選択し得る。測位方法に関係するタイミング構成(たとえば、周期的、半永続的、非周期的)は、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先するためにUE500によって使用され得る。プロセッサ510は、場合によってはメモリ530と組み合わせて、実装されるべき測位プロシージャに関係するタイミング構成に基づいて、第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するための手段を備え得る。別の例示的な実装形態では、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定することは、UEが測位用のサウンディング基準信号を提供するための命令を受信したかどうかに基づき得る。たとえば、UE500は、(たとえば、UE500が測位用のSRSを提供する時間中に、UE500がPRS処理を優先するようになるように)測位用のSRSを提供するための命令が受信されたことに応答して、PRS処理により高い優先度を与え得る。プロセッサ510は、場合によってはメモリ530と組み合わせて、UEが測位用のSRSを提供するための命令を受信したかどうかに基づいて、第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するための手段を備え得る。別の例示的な実装形態では、方法1000は、UEが通信用のサウンディング基準信号よりも高い優先度をもつ測位用のサウンディング基準信号を提供することを示す命令に応答して、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先することを含み得る。たとえば、UE500は、命令が通信用のSRS信号よりも高い優先度をもつ測位用のSRSを処理することを示す場合、第1の基準信号(たとえば、測位信号用のSRS)を優先し(たとえば、それを処理することを示すか、または処理し)得る。プロセッサ510は、場合によってはメモリ530と組み合わせて、UEが通信用のSRSよりも高い優先度をもつ測位用のSRSを提供することを示す命令に応答して、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先するための手段を備え得る。
[00104] 同じくまたは代替的に、方法1000の実装形態は、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含み得る。たとえば、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定することは、第1の基準信号の構造に基づき得る。たとえば、UE500は、第1の基準信号を優先することが、第1の基準信号の構造に鑑みて、他の信号が処理されるのを許容不能なほど防止するであろうかどうかに基づいて、第1の基準信号を優先すべきかどうかを決定し得る。プロセッサ510は、場合によってはメモリ530と組み合わせて、第1の基準信号の構造に基づいて、第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するための手段を備え得る。別の例示的な実装形態では、方法1000は、構造が他のシグナリングのしきい値レートのUEによる受信を可能にすることに応答して、第1の基準信号の処理を優先することを含み得る。他のシグナリングのしきい値レートは、たとえば、1つまたは複数のより低い優先度の信号ならびに/あるいは1つまたは複数の(より低い優先度の)チャネルのコンテンツをシグナリングしていることがある。プロセッサ510は、場合によってはメモリ530と組み合わせて、第1の基準信号の処理を優先するための手段を備え得る。他の例示的な実装形態では、方法1000は、構造が、スロットごとにシンボルのしきい値量よりも少ないものを有すること、またはインスタンスごとに繰り返しのしきい値量よりも少ないものを有すること、または連続繰り返し間に少なくともしきい値ギャップ(たとえば、シンボルの最小数)を有することに応答して、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先することを含み得る。したがって、たとえば、UE500は、第1の基準信号の構造が、スロットごとにシンボルのしきい値量よりも少ないものを有するか、またはインスタンスごとに繰り返しのしきい値量よりも少ないものを有するか、または連続繰り返し間に少なくともしきい値ギャップを有する場合、他のシグナリングの代わりにまたはそれの前に、第1の基準信号を処理し得る(たとえば、それから測定値を決定し、それから範囲を導出し、(測位用のSRSのために)それを生成および/または送り得る。
[00105] 同じくまたは代替的に、方法1000の実装形態は、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含み得る。例示的な実装形態では、特定の測位基準信号は、第1のダウンリンク測位基準信号であり得、方法1000は、第1の基準信号のためにスケジュールされた第2の持続時間を超える第1の持続時間にわたる探索ウィンドウの間、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先することを備え得る。たとえば、UE500は、予想される受信持続時間810の間だけでなく、探索ウィンドウ820の間、処理のためにDL PRSを優先し得る。プロセッサ510は、場合によってはメモリ530と組み合わせて、第1の基準信号の処理を優先するための手段を備え得る。別の例示的な実装形態では、第1の持続時間の間、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定することは、UEによって受信された制御情報に基づき得る。たとえば、UEは、UEによって受信された命令に基づいて、予想される受信持続時間810の間だけ、または探索ウィンドウ820の間、DL PRSの処理を優先し得る。プロセッサ510は、場合によってはメモリ530と組み合わせて、第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するための手段を備え得る。
[00106] 同じくまたは代替的に、方法1000の実装形態は、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含み得る。例示的な実装形態では、方法1000は、ネットワークエンティティに、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先するためのUEの能力を報告することを含み得る。たとえば、UE500は、たとえば、UE優先度付け能力メッセージ612中でサーバ400(またはTRP300などの別のネットワークエンティティ)に、UE500がPRS優先をサポートするかどうかと、場合によっては、UE500がどのようにPRS優先をサポートするかとを報告し得る。プロセッサ510は、場合によってはメモリ530および/またはインターフェース520(たとえば、ワイヤレス送信機242およびアンテナ246)とともに、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先するためのUEの能力を報告するための手段を備え得る。別の例示的な実装形態では、方法1000は、特定の測位基準信号と衝突する第2の基準信号の何らかのシンボル、または優先度基準チャネルに対応するワイヤレス信号の何らかのシンボルの処理をスキップすることと、第1の基準信号と衝突しない第2の基準信号の何らかのシンボル、または優先度基準チャネルに対応するワイヤレス信号の何らかのシンボルを処理することとによって、第1の基準信号の処理を優先することを含み得る。たとえば、プロセッサ510は、より低い優先度の基準信号または(より低い優先度の)チャネルの信号の何らかの衝突するシンボルを廃棄または無視し、(別の理由により処理が所望されないのでない限り)より低い優先度の基準信号または(より低い優先度の)チャネルの信号の他の(衝突しない)シンボルを処理し得る。プロセッサ510は、場合によってはメモリ530と組み合わせて、第2の基準信号および/または優先度基準チャネルに対応するワイヤレス信号の処理をスキップするための手段と、それらを処理するための手段とを備え得る。別の例示的な実装形態では、方法1000は、第2の基準信号のリソースの何らかの部分が第1の基準信号の何らかの部分と衝突したことに応答して、第2の基準信号のリソースの処理をスキップすること、または第2の基準信号のリソースセットの何らかの部分が第1の基準信号の何らかの部分と衝突したことに応答して、第2の基準信号のリソースセットの処理をスキップすること、または優先度基準チャネルに対応するワイヤレス信号の特定のスロットの何らかのシンボルが第1の基準信号の何らかの部分と衝突したことに応答して、優先度基準チャネルに対応するワイヤレス信号の特定のスロットの処理をスキップすることを含み得る。たとえば、プロセッサ510は、別の(DLまたはUL)基準信号のリソースまたはリソースセットの何らかの部分が、より高い優先度の測位基準信号と衝突した場合、リソースまたはリソースセットの何らかの部分の処理(たとえば、測定または送信)をスキップし得るか、あるいは優先度基準チャネルに対応する信号のスロットの何らかの部分が、より高い優先度の測位基準信号と衝突した場合、スロットの何らかの部分を処理することをスキップし得る。プロセッサ510は、場合によってはメモリ530と組み合わせて、第2の基準信号のリソースの処理をスキップするための手段、第2の基準信号のリソースセットの処理をスキップするための手段、および/または優先度基準チャネルに対応するワイヤレス信号の特定のスロットの処理するための手段を備え得る。
[00107] 図11を参照し、さらに図1~図10を参照すると、測位基準信号の優先方法1100は、図示された段階を含む。しかしながら、方法1100は、一例にすぎず、限定するものではない。方法1100は、たとえば、段階が追加され、削除され、並べ替えられ、組み合わせられ、同時に実施され、および/または単一の段階が複数の段階へと分割されるようにすることによって、変えられ得る。
[00108] 段階1110において、方法1100は、サーバ(たとえば、LMF)において、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定することを含む。たとえば、サーバ400は、たとえば、方法1000に従って、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定し得る。方法1000の場合と同様に、第1の基準信号はPRSを備え、優先度基準は、第2の基準信号および/または優先度基準チャネルを備える。優先度基準チャネルは、基準信号、データ信号、通信信号などを搬送し得、したがって、基準信号を搬送することに限定されず、または基準信号を搬送することを要求されない。プロセッサ410は、場合によってはメモリ411と組み合わせて、場合によっては関係する情報を取得するためにトランシーバ415(たとえば、ワイヤレス受信機444およびアンテナ446、ならびに/または有線受信機454)と組み合わせて、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定する(たとえば、優先度基準に対して第1の基準信号の処理優先度を決定する)ための手段を備え得る。
[00109] 段階1120において、方法1100は、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを示す優先度指示をサーバからUEに送信することを含む。たとえば、プロセッサ410は、トランシーバ(たとえば、ワイヤレス送信機442およびアンテナ446、ならびに/または有線送信機452)を介してUE500に、段階1110において決定されたように優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを示す1つまたは複数のメッセージを送信し得る。優先度指示は、第1の基準信号または優先度基準を優先することを示し得、何の条件下でそのように行うかを示し得る。優先度指示は、異なる条件(たとえば、異なるタイミング挙動、異なる優先度基準チャネル、そのような条件の異なる組合せなど)に対応する異なる優先度付けを示し得る。プロセッサ410は、UEに優先度指示を送信するための手段を備え得るトランシーバ(たとえば、ワイヤレス送信機442およびアンテナ446、ならびに/または有線送信機452)を介して、UE500に1つまたは複数のメッセージを送信し得る。
[00110] 実装例
[00111] 実装例が、以下の番号付けされた条項において提供される。
[00112] 1.ユーザ機器(UE)であって、
[00113] ネットワークエンティティからワイヤレスにインバウンド通信信号を受信するように構成された受信機、およびネットワークエンティティにワイヤレスにアウトバウンド通信信号を送信するように構成された送信機を備えるトランシーバと、
[00114] メモリと、
[00115] メモリおよびトランシーバに通信可能に結合されたプロセッサとを備え、プロセッサが、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するように構成され、ここにおいて、優先度基準が、第2の基準信号、または優先度基準チャネル、またはそれらの組合せを備え、ここにおいて、第1の基準信号が、測位基準信号を備え、およびここにおいて、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するために、プロセッサは、
[00116] 測定ギャップなしに、第2の基準信号の代わりに第1の基準信号を測定すべきかどうかを決定するように構成されること、第1の基準信号が、第1のダウンリンク基準信号を備え、第2の基準信号が、第1のダウンリンク基準信号とは異なる第2のダウンリンク基準信号を備える、または
[00117] 測定ギャップなしに、優先度基準チャネルの代わりに第1のダウンリンク基準信号を測定すべきかどうかを決定するように構成されること、ここにおいて、優先度基準チャネルが、ダウンリンクチャネルを備える、または
[00118] 第1のアップリンク基準信号とは異なる第2のアップリンク基準信号を備える第2の基準信号の代わりに、第1のアップリンク基準信号を備える第1の基準信号を送信すべきかどうかを決定するように構成されること、または
[00119] 優先度基準チャネル上で送信する代わりに第1のアップリンク基準信号を送信すべきかどうかを決定するように構成されること、ここにおいて、優先度基準チャネルが、アップリンクチャネルを備える、
のうちの少なくとも1つである、UE。
[00120] 2.プロセッサが、第1の基準信号のタイミング挙動に基づいて、優先度基準よりも高い処理優先度を第1の基準信号に与えるべきかどうかを決定するように構成された、条項1のUE。
[00121] 3.プロセッサは、第1の基準信号のタイミング挙動が非周期的であることに応答して、優先度基準よりも高い処理優先度を第1の基準信号に与えるように構成された、条項2のUE。
[00122] 4.プロセッサは、
[00123] トランシーバを介して受信された第1の制御通信に基づいて、第1の基準信号に処理優先度を与えるべきかどうかを決定することによって、第1の基準信号のタイミング挙動が半永続的であることに応答するように構成されること、または
[00124] トランシーバを介して受信された第2の制御通信に基づいて、第1の基準信号に処理優先度を与えるべきかどうかを決定することによって、第1の基準信号のタイミング挙動が周期的であることに応答するように構成されること
のうちの少なくとも1つである、条項2のUE。
[00125] 5.プロセッサは、第1の基準信号が特定のネットワークエンティティから送られたことに応答して、第1の基準信号のリソース、または第1の基準信号に対応するリソースセット、または第1の基準信号に対応する周波数層、または第1の基準信号の何らかのもののうちの少なくとも1つの処理を優先すべきかどうかを決定するように構成された、条項1のUE。
[00126] 6.プロセッサが、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するために、第1の基準信号をスケジュールする構成情報における命令を分析するように構成された、条項1のUE。
[00127] 7.命令が、複数の優先度基準に対応する複数の優先度命令を備え、プロセッサが、複数の優先度基準のうちのそれぞれ1つに対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するために複数の優先度命令の各々を分析するように構成され、複数の優先度基準の各々が、第1の基準信号とは異なる少なくとも1つのそれぞれの第2の基準信号、または少なくとも1つのそれぞれの優先度基準チャネル、またはそれらの組合せを備える、条項6のUE。
[00128] 8.プロセッサが、第1の基準信号の情報要素のタイプに基づいて、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するように構成された、条項1のUE。
[00129] 9.プロセッサが、第1の基準信号に対応するプロセッサによって実装されるべき測位プロシージャに関係するタイミング構成に基づいて、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するように構成された、条項1のUE。
[00130] 10.プロセッサは、プロセッサが測位用のサウンディング基準信号を提供するための命令を受信したかどうかに基づいて、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するように構成された、条項1のUE。
[00131] 11.プロセッサは、プロセッサが通信用のサウンディング基準信号よりも高い優先度をもつ測位用のサウンディング基準信号を送信することを示す命令に応答して、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先するように構成された、条項10のUE。
[00132] 12.プロセッサが、第1の基準信号の構造に基づいて、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するように構成された、条項1のUE。
[00133] 13.プロセッサは、構造が他のシグナリングのしきい値レートのUEによる受信を可能にすることに応答して、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先するように構成された、条項12のUE。
[00134] 14.プロセッサは、構造がスロットごとにシンボルのしきい値量よりも少ないものを有することに応答して、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先するように構成された、条項12のUE。
[00135] 15.プロセッサは、構造がインスタンスごとに繰り返しのしきい値量よりも少ないものを有することに応答して、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先するように構成された、条項12のUE。
[00136] 16.プロセッサは、構造が連続繰り返し間に少なくともしきい値ギャップを有することに応答して、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先するように構成された、条項12のUE。
[00137] 17.第1の基準信号が、第1のダウンリンク基準信号であり、プロセッサが、第1の基準信号のためにスケジュールされた第2の持続時間を超える第1の持続時間にわたる探索ウィンドウの間、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先するように構成された、条項1のUE。
[00138] 18.プロセッサが、トランシーバによって受信された制御情報に基づいて、第1の持続時間の間、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するように構成された、条項17のUE。
[00139] 19.プロセッサが、トランシーバを介して、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先するためのUEの能力を報告するように構成された、条項1のUE。
[00140] 20.優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先するために、プロセッサが、第1の基準信号と衝突する第2の基準信号の何らかのシンボル、または優先度基準チャネルに対応するワイヤレス信号の何らかのシンボルの処理をスキップすることと、第1の基準信号と衝突しない第2の基準信号の何らかのシンボル、または優先度基準チャネルに対応するワイヤレス信号の何らかのシンボルを処理することとを行うように構成された、条項1のUE。
[00141] 21.第1の基準信号の処理を優先するために、プロセッサは、
[00142] 第2の基準信号のリソースの何らかの部分が第1の基準信号の何らかの部分と衝突したことに応答して、第2の基準信号のリソースの処理をスキップするように構成されること、または
[00143] 第2の基準信号のリソースセットの何らかの部分が第1の基準信号の何らかの部分と衝突したことに応答して、第2の基準信号のリソースセットの処理をスキップするように構成されること、または
[00144] 優先度基準チャネルに対応するワイヤレス信号の特定のスロットの何らかのシンボルが第1の基準信号の何らかの部分と衝突したことに応答して、優先度基準チャネルに対応するワイヤレス信号の特定のスロットの処理をスキップするように構成されること
のうちの少なくとも1つである、条項1のUE。
[00145] 22.ユーザ機器(UE)であって、
[00146] ネットワークエンティティからワイヤレスにインバウンド通信信号を受信するように構成された受信機、およびネットワークエンティティにワイヤレスにアウトバウンド通信信号を送信するように構成された送信機を備えるトランシーバと、
[00147] 優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するための手段とを備え、ここにおいて、優先度基準が、第2の基準信号、または優先度基準チャネル、またはそれらの組合せを備え、ここにおいて、第1の基準信号が、測位基準信号を備え、およびここにおいて、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するための手段は、
[00148] 測定ギャップなしに、第2の基準信号の代わりに第1の基準信号を測定すべきかどうかを決定するための手段、第1の基準信号が、第1のダウンリンク基準信号を備え、第2の基準信号が、第1のダウンリンク基準信号とは異なる第2のダウンリンク基準信号を備える、または
[00149] 測定ギャップなしに、優先度基準チャネルの代わりに第1のダウンリンク基準信号を測定すべきかどうかを決定するための手段、ここにおいて、優先度基準チャネルが、ダウンリンクチャネルを備える、または
[00150] 第1のアップリンク基準信号とは異なる第2のアップリンク基準信号を備える第2の基準信号の代わりに、第1のアップリンク基準信号を備える第1の基準信号を送信すべきかどうかを決定するための手段、または
[00151] 優先度基準チャネル上で送信する代わりに第1のアップリンク基準信号を送信すべきかどうかを決定するための手段、ここにおいて、優先度基準チャネルが、アップリンクチャネルを備える、
のうちの少なくとも1つを備える、UE。
[00152] 23.UEが、第1の基準信号のタイミング挙動に基づいて、優先度基準よりも高い処理優先度を第1の基準信号に与えるべきかどうかを決定するための手段を備える、条項22のUE。
[00153] 24.UEは、第1の基準信号のタイミング挙動が非周期的であることに応答して、優先度基準よりも高い処理優先度を第1の基準信号に与えるための手段を備える、条項23のUE。
[00154] 25.UEは、
[00155] トランシーバを介して受信された第1の制御通信に基づいて、第1の基準信号に処理優先度を与えるべきかどうかを決定することによって、第1の基準信号のタイミング挙動が半永続的であることに応答するための手段、または
[00156] トランシーバを介して受信された第2の制御通信に基づいて、第1の基準信号に処理優先度を与えるべきかどうかを決定することによって、第1の基準信号のタイミング挙動が周期的であることに応答するための手段
のうちの少なくとも1つを備える、条項23のUE。
[00157] 26.UEは、第1の基準信号が特定のネットワークエンティティから送られたことに応答して、第1の基準信号のリソース、または第1の基準信号に対応するリソースセット、または第1の基準信号に対応する周波数層、または第1の基準信号の何らかのもののうちの少なくとも1つの処理を優先すべきかどうかを決定するための手段を備える、条項22のUE。
[00158] 27.UEが、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するために、第1の基準信号をスケジュールする構成情報における命令を分析するための手段を備える、条項22のUE。
[00159] 28.命令が、複数の優先度基準に対応する複数の優先度命令を備え、UEが、複数の優先度基準のうちのそれぞれ1つに対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するために複数の優先度命令の各々を分析するための手段を備え、複数の優先度基準の各々が、第1の基準信号とは異なる少なくとも1つのそれぞれの第2の基準信号、または少なくとも1つのそれぞれの優先度基準チャネル、またはそれらの組合せを備える、条項27のUE。
[00160] 29.UEが、第1の基準信号の情報要素のタイプに基づいて、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するための手段を備える、条項22のUE。
[00161] 30.UEが、第1の基準信号に対応するUEの測位手段によって実装されるべき測位プロシージャに関係するタイミング構成に基づいて、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するための手段を備える、条項22のUE。
[00162] 31.UEは、UEが測位用のサウンディング基準信号を提供するための命令を受信したかどうかに基づいて、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するための手段を備える、条項22のUE。
[00163] 32.UEは、UEが通信用のサウンディング基準信号よりも高い優先度をもつ測位用のサウンディング基準信号を送信することを示す命令に応答して、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先するための手段を備える、条項31のUE。
[00164] 33.UEが、第1の基準信号の構造に基づいて、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するための手段を備える、条項22のUE。
[00165] 34.UEは、構造が他のシグナリングのしきい値レートのUEによる受信を可能にすることに応答して、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先するための手段を備える、条項33のUE。
[00166] 35.UEは、構造がスロットごとにシンボルのしきい値量よりも少ないものを有することに応答して、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先するための手段を備える、条項33のUE。
[00167] 36.UEは、構造がインスタンスごとに繰り返しのしきい値量よりも少ないものを有することに応答して、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先するための手段を備える、条項33のUE。
[00168] 37.UEは、構造が連続繰り返し間に少なくともしきい値ギャップを有することに応答して、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先するためのを備える、条項33のUE。
[00169] 38.第1の基準信号が、第1のダウンリンク基準信号であり、UEが、第1の基準信号のためにスケジュールされた第2の持続時間を超える第1の持続時間にわたる探索ウィンドウの間、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先するための手段を備える、条項22のUE。
[00170] 39.UEが、トランシーバによって受信された制御情報に基づいて、第1の持続時間の間、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するための手段を備える、条項38のUE。
[00171] 40.UEが、トランシーバを介して、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先するためのUEの能力を報告するための手段を備える、条項22のUE。
[00172] 41.UEが、第1の基準信号と衝突する第2の基準信号の何らかのシンボル、または優先度基準チャネルに対応するワイヤレス信号の何らかのシンボルの処理をスキップするための手段と、第1の基準信号と衝突しない第2の基準信号の何らかのシンボル、または優先度基準チャネルに対応するワイヤレス信号の何らかのシンボルを処理するための手段とを備える、条項22のUE。
[00173] 42.UEは、
[00174] 第2の基準信号のリソースの何らかの部分が第1の基準信号の何らかの部分と衝突したことに応答して、第2の基準信号のリソースの処理をスキップするための手段、または
[00175] 第2の基準信号のリソースセットの何らかの部分が第1の基準信号の何らかの部分と衝突したことに応答して、第2の基準信号のリソースセットの処理をスキップするための手段、または
[00176] 優先度基準チャネルに対応するワイヤレス信号の特定のスロットの何らかのシンボルが第1の基準信号の何らかの部分と衝突したことに応答して、優先度基準チャネルに対応するワイヤレス信号の特定のスロットの処理をスキップするための手段
のうちの少なくとも1つを備える、条項22のUE。
[00177] 43.方法であって、
[00178] 優先度基準に対して第1の基準信号のUE(ユーザ機器)による処理を優先すべきかどうかを決定することを備え、ここにおいて、優先度基準が、第2の基準信号、または優先度基準チャネル、またはそれらの組合せを備え、ここにおいて、第1の基準信号が、測位基準信号を備え、およびここにおいて、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定することは、
[00179] 測定ギャップなしに、第2の基準信号の代わりに第1の基準信号を測定すべきかどうかを決定すること、第1の基準信号が、第1のダウンリンク基準信号を備え、第2の基準信号が、第1のダウンリンク基準信号とは異なる第2のダウンリンク基準信号を備える、または
[00180] 測定ギャップなしに、優先度基準チャネルの代わりに第1のダウンリンク基準信号を測定すべきかどうかを決定すること、ここにおいて、優先度基準チャネルが、ダウンリンクチャネルを備える、または
[00181] 第1のアップリンク基準信号とは異なる第2のアップリンク基準信号を備える第2の基準信号の代わりに、第1のアップリンク基準信号を備える第1の基準信号を送信すべきかどうかを決定すること、または
[00182] 優先度基準チャネル上で送信する代わりに第1のアップリンク基準信号を送信すべきかどうかを決定すること、ここにおいて、優先度基準チャネルが、アップリンクチャネルを備える、
のうちの少なくとも1つを備える、方法。
[00183] 44.第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定することが、第1の基準信号のタイミング挙動に基づいて、優先度基準よりも高い処理優先度を第1の基準信号に与えるべきかどうかを決定することを備える、条項43の方法。
[00184] 45.方法は、第1の基準信号のタイミング挙動が非周期的であることに応答して、優先度基準よりも高い処理優先度を第1の基準信号に与えることを備える、条項44の方法。
[00185] 46.優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定することは、
[00186] UEによって受信された第1の制御通信に基づいて、第1の基準信号に処理優先度を与えるべきかどうかを決定することによって、第1の基準信号のタイミング挙動が半永続的であることに応答すること、または
[00187] UEによって受信された第2の制御通信に基づいて、第1の基準信号に処理優先度を与えるべきかどうかを決定することによって、第1の基準信号のタイミング挙動が周期的であることに応答すること
のうちの少なくとも1つを備える、条項44の方法。
[00188] 47.優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定することは、第1の基準信号が特定のネットワークエンティティから送られたことに応答して、第1の基準信号のリソース、または第1の基準信号に対応するリソースセット、または第1の基準信号に対応する周波数層、または第1の基準信号の何らかのもののうちの少なくとも1つの処理を優先すべきかどうかを決定することを備える、条項43の方法。
[00189] 48.方法が、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するために、第1の基準信号をスケジュールする構成情報における命令を分析することを備える、条項43の方法。
[00190] 49.命令が、複数の優先度基準に対応する複数の優先度命令を備え、命令を分析することが、複数の優先度基準のうちのそれぞれ1つに対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するために複数の優先度命令の各々を分析することを備え、複数の優先度基準の各々が、第1の基準信号とは異なる少なくとも1つのそれぞれの第2の基準信号、または少なくとも1つのそれぞれの優先度基準チャネル、またはそれらの組合せを備える、条項48の方法。
[00191] 50.優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定することが、第1の基準信号の情報要素のタイプに基づいて、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定することを備える、条項43の方法。
[00192] 51.優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定することが、第1の基準信号に対応するUEによって実装されるべき測位プロシージャに関係するタイミング構成に基づいて、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定することを備える、条項43の方法。
[00193] 52.優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定することは、UEが測位用のサウンディング基準信号を提供するための命令を受信したかどうかに基づいて、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定することを備える、条項43の方法。
[00194] 53.UEが通信用のサウンディング基準信号よりも高い優先度をもつ測位用のサウンディング基準信号を送信することを示す命令に応答して、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先することをさらに備える、条項52の方法。
[00195] 54.優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定することが、第1の基準信号の構造に基づいて、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定することを備える、条項43の方法。
[00196] 55.構造が他のシグナリングのしきい値レートのUEによる受信を可能にすることに応答して、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先することをさらに備える、条項54の方法。
[00197] 56.構造がスロットごとにシンボルのしきい値量よりも少ないものを有することに応答して、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先することをさらに備える、条項54の方法。
[00198] 57.構造がインスタンスごとに繰り返しのしきい値量よりも少ないものを有することに応答して、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先することをさらに備える、条項54の方法。
[00199] 58.構造が連続繰り返し間に少なくともしきい値ギャップを有することに応答して、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先することをさらに備える、条項54の方法。
[00200] 59.第1の基準信号が、第1のダウンリンク基準信号であり、方法が、第1の基準信号のためにスケジュールされた第2の持続時間を超える第1の持続時間にわたる探索ウィンドウの間、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先することをさらに備える、条項43の方法。
[00201] 60.優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定することが、UEによって受信された制御情報に基づいて、第1の持続時間の間、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定することを備える、条項59の方法。
[00202] 61.ネットワークエンティティに、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先するためのUEの能力を報告することをさらに備える、条項43の方法。
[00203] 62.第1の基準信号と衝突する第2の基準信号の何らかのシンボル、または優先度基準チャネルに対応するワイヤレス信号の何らかのシンボルの処理をスキップすることと、第1の基準信号と衝突しない第2の基準信号の何らかのシンボル、または優先度基準チャネルに対応するワイヤレス信号の何らかのシンボルを処理することとによって、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先することをさらに備える、条項43の方法。
[00204] 63.
[00205] 第2の基準信号のリソースの何らかの部分が第1の基準信号の何らかの部分と衝突したことに応答して、第2の基準信号のリソースの処理をスキップすること、または
[00206] 第2の基準信号のリソースセットの何らかの部分が第1の基準信号の何らかの部分と衝突したことに応答して、第2の基準信号のリソースセットの処理をスキップすること、または
[00207] 優先度基準チャネルに対応するワイヤレス信号の特定のスロットの何らかのシンボルが第1の基準信号の何らかの部分と衝突したことに応答して、優先度基準チャネルに対応するワイヤレス信号の特定のスロットの処理を回避すること
をさらに備える、条項43の方法。
[00208] 64.非一時的プロセッサ可読記憶媒体であって、ユーザ機器(UE)のプロセッサに、
[00209] 優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定させるプロセッサ可読命令を備え、ここにおいて、優先度基準が、第2の基準信号、または優先度基準チャネル、またはそれらの組合せを備え、ここにおいて、第1の基準信号が、測位基準信号を備え、およびここにおいて、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するために、プロセッサ可読命令は、
[00210] 測定ギャップなしに、第2の基準信号の代わりに第1の基準信号を測定すべきかどうかをプロセッサに決定させるプロセッサ可読命令、第1の基準信号が、第1のダウンリンク基準信号を備え、第2の基準信号が、第1のダウンリンク基準信号とは異なる第2のダウンリンク基準信号を備える、または
[00211] 測定ギャップなしに、優先度基準チャネルの代わりに第1のダウンリンク基準信号を測定すべきかどうかをプロセッサに決定させるプロセッサ可読命令、ここにおいて、優先度基準チャネルが、ダウンリンクチャネルを備える、または
[00212] 第1のアップリンク基準信号とは異なる第2のアップリンク基準信号を備える第2の基準信号の代わりに、第1のアップリンク基準信号を備える第1の基準信号を送信すべきかどうかをプロセッサに決定させるプロセッサ可読命令、または
[00213] 優先度基準チャネル上で送信する代わりに第1のアップリンク基準信号を送信すべきかどうかをプロセッサに決定させるプロセッサ可読命令、ここにおいて、優先度基準チャネルが、アップリンクチャネルを備える、
のうちの少なくとも1つを備える、記憶媒体。
[00214] 65.第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するために、プロセッサ可読命令が、第1の基準信号のタイミング挙動に基づいて、優先度基準よりも高い処理優先度を第1の基準信号に与えるべきかどうかをプロセッサに決定させるためのプロセッサ可読命令を備える、条項64の記憶媒体。
[00215] 66.記憶媒体は、プロセッサに、第1の基準信号のタイミング挙動が非周期的であることに応答して、優先度基準よりも高い処理優先度を第1の基準信号に与えさせるためのプロセッサ可読命令を備える、条項65の記憶媒体。
[00216] 67.優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するために、プロセッサ可読命令は、
[00217] プロセッサに、UEによって受信された第1の制御通信に基づいて、第1の基準信号に処理優先度を与えるべきかどうかを決定することによって、第1の基準信号のタイミング挙動が半永続的であることに応答させるためのプロセッサ可読命令、または
[00218] プロセッサに、UEによって受信された第2の制御通信に基づいて、第1の基準信号に処理優先度を与えるべきかどうかを決定することによって、第1の基準信号のタイミング挙動が周期的であることに応答させるためのプロセッサ可読命令
のうちの少なくとも1つを備える、条項65の記憶媒体。
[00219] 68.優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するために、プロセッサ可読命令は、第1の基準信号が特定のネットワークエンティティから送られたことに応答して、第1の基準信号のリソース、または第1の基準信号に対応するリソースセット、または第1の基準信号に対応する周波数層、または第1の基準信号の何らかのもののうちの少なくとも1つの処理を優先すべきかどうかをプロセッサに決定させるためのプロセッサ可読命令を備える、条項64の記憶媒体。
[00220] 69.記憶媒体が、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するために、第1の基準信号をスケジュールする構成情報における優先度命令をプロセッサに分析させるためのプロセッサ可読命令を備える、条項64の記憶媒体。
[00221] 70.優先度命令が、複数の優先度基準に対応する複数の優先度命令を備え、優先度命令をプロセッサに分析させるためのプロセッサ可読命令が、複数の優先度基準のうちのそれぞれ1つに対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するために複数の優先度命令の各々をプロセッサに分析させるためのプロセッサ可読命令を備え、複数の優先度基準の各々が、第1の基準信号とは異なる少なくとも1つのそれぞれの第2の基準信号、または少なくとも1つのそれぞれの優先度基準チャネル、またはそれらの組合せを備える、条項69の記憶媒体。
[00222] 71.優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するために、プロセッサ可読命令が、第1の基準信号の情報要素のタイプに基づいて、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかをプロセッサに決定させるためのプロセッサ可読命令を備える、条項64の記憶媒体。
[00223] 72.優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するために、プロセッサ可読命令が、第1の基準信号に対応するUEによって実装されるべき測位プロシージャに関係するタイミング構成に基づいて、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかをプロセッサに決定させるためのプロセッサ可読命令を備える、条項64の記憶媒体。
[00224] 73.優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するために、プロセッサ可読命令は、UEが測位用のサウンディング基準信号を提供するための測位命令を受信したかどうかに基づいて、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかをプロセッサに決定させるためのプロセッサ可読命令を備える、条項64の記憶媒体。
[00225] 74.記憶媒体は、UEが通信用のサウンディング基準信号よりも高い優先度をもつ測位用のサウンディング基準信号を送信することを示す測位命令に応答して、優先度基準に対して第1の基準信号の処理をプロセッサに優先させるためのプロセッサ可読命令を備える、条項73の記憶媒体。
[00226] 75.優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するために、プロセッサ可読命令が、第1の基準信号の構造に基づいて、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかをプロセッサに決定させるためのプロセッサ可読命令を備える、条項64の記憶媒体。
[00227] 76.記憶媒体は、構造が他のシグナリングのしきい値レートのUEによる受信を可能にすることに応答して、優先度基準に対して第1の基準信号の処理をプロセッサに優先させるためのプロセッサ可読命令を備える、条項75の記憶媒体。
[00228] 77.記憶媒体は、構造がスロットごとにシンボルのしきい値量よりも少ないものを有することに応答して、優先度基準に対して第1の基準信号の処理をプロセッサに優先させるためのプロセッサ可読命令を備える、条項75の記憶媒体。
[00229] 78.記憶媒体は、構造がインスタンスごとに繰り返しのしきい値量よりも少ないものを有することに応答して、優先度基準に対して第1の基準信号の処理をプロセッサに優先させるためのプロセッサ可読命令を備える、条項75の記憶媒体。
[00230] 79.記憶媒体は、構造が連続繰り返し間に少なくともしきい値ギャップを有することに応答して、優先度基準に対して第1の基準信号の処理をプロセッサに優先させるためのプロセッサ可読命令を備える、条項75の記憶媒体。
[00231] 80.第1の基準信号が、第1のダウンリンク基準信号であり、記憶媒体が、第1の基準信号のためにスケジュールされた第2の持続時間を超える第1の持続時間にわたる探索ウィンドウの間、優先度基準に対して第1の基準信号の処理をプロセッサに優先させるためのプロセッサ可読命令を備える、条項64の記憶媒体。
[00232] 81.優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するために、プロセッサ可読命令が、UEによって受信された制御情報に基づいて、第1の持続時間の間、優先度基準に対して特定の第1の信号の処理を優先すべきかどうかをプロセッサに決定させるためのプロセッサ可読命令を備える、条項80の記憶媒体。
[00233] 82.記憶媒体が、プロセッサに、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先するためのUEの能力をネットワークエンティティに報告させるためのプロセッサ可読命令を備える、条項64の記憶媒体。
[00234] 83.記憶媒体が、第1の基準信号と衝突する第2の基準信号の何らかのシンボル、または優先度基準チャネルに対応するワイヤレス信号の何らかのシンボルの処理をスキップすることと、第1の基準信号と衝突しない第2の基準信号の何らかのシンボル、または優先度基準チャネルに対応するワイヤレス信号の何らかのシンボルを処理することとによって、優先度基準に対して第1の基準信号の処理をプロセッサに優先させるためのプロセッサ可読命令を備える、条項64の記憶媒体。
[00235] 84.記憶媒体は、
[00236] 第2の基準信号のリソースの何らかの部分が第1の基準信号の何らかの部分と衝突したことに応答して、第2の基準信号のリソースの処理をプロセッサにスキップさせるためのプロセッサ可読命令、または
[00237] 第2の基準信号のリソースセットの何らかの部分が第1の基準信号の何らかの部分と衝突したことに応答して、第2の基準信号のリソースセットの処理をプロセッサにスキップさせるためのプロセッサ可読命令、または
[00238] 優先度基準チャネルに対応するワイヤレス信号の特定のスロットの何らかのシンボルが第1の基準信号の何らかの部分と衝突したことに応答して、優先度基準チャネルに対応するワイヤレス信号の特定のスロットの処理をプロセッサにスキップさせるためのプロセッサ可読命令
のうちの少なくとも1つを備える、条項64の記憶媒体。
[00239] 他の考慮事項
[00240] 他の例および実装形態は、本開示の範囲および添付の特許請求の範囲内にある。たとえば、ソフトウェアおよびコンピュータの性質により、上で説明された機能は、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれかの組合せを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が異なる物理的位置に実装されるように分散されることを含めて、様々な場所に物理的に位置し得る。
[00241] 本明細書において使用される単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈が別段に明確に示すのでなければ、複数形も含む。本明細書において使用される「備える(comprises)」、「備える(comprising)」、「含む(includes)」、および/または「含む(including)」という用語は、述べられた特徴、整数、ステップ、動作、要素、および/または構成要素の存在を明示するが、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、および/またはそれらのグループの存在もしくは追加を排除しない。
[00242] 本明細書で使用されるように、RS(基準信号)という用語は、1つまたは複数の基準信号を指し得、適宜、RSという用語の任意の形態、たとえば、PRS、SRS、CSI-RSなどに適用し得る。
[00243] 本明細書で使用されるように、別段に明記されていない限り、機能または動作が項目または状態「に基づく」という文は、その機能または動作が、述べられた項目または状態に基づき、述べられた項目または状態に加えて1つまたは複数の項目および/または状態に基づき得ることを意味する。
[00244] また、本明細書において使用されるとき、(場合によっては、「のうちの少なくとも1つ」で終わる、または「のうちの1つまたは複数」で終わる)項目の列挙において使用される「または」は、たとえば、「A、B、またはCの少なくとも1つ」という列挙、または「A、B、またはCの1つまたは複数」という列挙、または「AまたはBまたはC」という列挙が、AもしくはBもしくはC、またはAB(AおよびB)、またはAC(AおよびC)、またはBC(BおよびC)、またはABC(すなわち、AおよびBおよびC)、または1つより多くの特徴をもつ組合せ(たとえば、AA、AAB、ABBCなど)を意味するような、選言的列挙を示す。したがって、項目、たとえば、プロセッサが、AまたはBのうちの少なくとも1つに関する機能を実施するように構成されるという具陳、あるいは項目が機能Aまたは機能Bを実施するように構成されるという具陳は、アイテムがAに関する機能を実施するように構成され得るか、またはBに関する機能を実施するように構成され得るか、またはAとBとに関する機能を実施するように構成され得ることを意味する。たとえば、「AまたはBのうちの少なくとも1つを測定するように構成されたプロセッサ」または「Aを測定する、またはBを測定するように構成されたプロセッサ」の句は、プロセッサが、Aを測定するように構成され得る(およびBを測定するように構成されることも構成されないこともある)か、またはBを測定するように構成され得る(およびAを測定するように構成されることも構成されないこともある)か、またはAを測定しBを測定するように構成され得る(およびAとBとのどちらをまたはそれらの両方を測定すべきか選択するように構成され得る)ことを意味する。同様に、AまたはBのうちの少なくとも1つを測定するための手段の記載は、Aを測定するための手段(Bを測定することが可能であることも可能でないこともある)、またはBを測定するための手段(およびAを測定するように構成されることも構成されないこともある)、またはAおよびBを測定するための手段(AおよびBのどちらを測定するか、または両方を測定するかを選択することが可能であり得る)を含む。別の例として、アイテム、たとえば、プロセッサが、機能Xを実施することまたは機能Yを実施することのうちの少なくとも1つを行うように構成されるという具陳は、アイテムが、機能Xを実施するように構成され得るか、または機能Yを実施するように構成され得るか、または機能Xを実施することと機能Yを実施することとを行うように構成され得ることを意味する。たとえば、「Xを測定することまたはYを測定することのうちの少なくとも1つを行うように構成されたプロセッサ」の句は、プロセッサが、Xを測定するように構成され得る(およびYを測定するように構成されることも構成されないこともある)か、またはYを測定するように構成され得る(およびXを測定するように構成されることも構成されないこともある)か、またはXを測定することとYを測定することとを行うように構成され得る(およびXとYとのどちらをまたはそれらの両方を測定すべきか選択するように構成され得る)ことを意味する。
[00245] 具体的な要件に従って、かなりの変形が行われ得る。たとえば、カスタマイズされたハードウェアも使用されることがあり、および/または、特定の要素が、ハードウェア、プロセッサによって実行される(アプレットなどのポータブルソフトウェアを含む)ソフトウェア、またはその両方で実装されることがある。さらに、ネットワーク入力/出力デバイスなどの、他のコンピューティングデバイスへの接続が利用され得る。別段に記載されていない限り、互いに接続され、または通信して図に示され、および/または本明細書において論じられる機能的または他の構成要素は、通信可能に結合される。つまり、構成要素は、それらの間での通信を可能にするように、直接または間接的に接続され得る。
[00246] 上で論じられた方法、システム、およびデバイスは例である。様々な構成は、適宜に様々な手順または構成要素を省略し、置換し、または追加し得る。たとえば、いくつかの構成に関して説明される特徴は、様々な他の構成において組み合わせられ得る。構成の異なる態様および要素が、同様の方式で組み合わせられ得る。また、技術は発展するので、要素の多くは例であり、本開示または特許請求の範囲を限定しない。
[00247] ワイヤレス通信システムは、通信がワイヤレスに、すなわち有線接続または他の物理的接続ではなく空間を通じて伝播する電磁波および/または音波によって運ばれるような通信システムである。ワイヤレス通信ネットワークは、すべての通信がワイヤレスに送信されるようにはしないことがあり、少なくとも一部の通信がワイヤレスに送信されるように構成される。さらに、「ワイヤレス通信デバイス」という用語または同様の用語は、デバイスの機能が通信だけのためのものであること、もしくはデバイスの機能が均等に主に通信のためのものであることを要求せず、またはデバイスがモバイルデバイスであることを要求せず、デバイスがワイヤレス通信能力(片方向または双方向)を含むこと、たとえば、ワイヤレス通信のための少なくとも1つの無線(各無線は送信機、受信機、またはトランシーバの一部である)を含むことを示す。
[00248] 説明では、(実装形態を含む)例示的な構成の完全な理解が得られるように具体的な詳細が与えられる。しかしながら、構成は、これらの具体的な詳細を伴わずに実践され得る。たとえば、構成を不明瞭にすることを避けるために、よく知られている回路、プロセス、アルゴリズム、構造、および技法は、不要な詳細を伴わずに示されている。この説明は、例示的な構成を与えるにすぎず、特許請求の範囲、適用性、または構成を限定しない。むしろ、構成の先の説明は、記載された技法を実装するための説明を提供する。要素の機能および構成において様々な変更が行われ得る。
[00249] 本明細書において使用される、「プロセッサ可読媒体」、「機械可読媒体」、および「コンピュータ可読媒体」という用語は、機械を特定の様態で動作させるデータを提供することに関与する任意の媒体を指す。コンピューティングプラットフォームを使用すると、様々なプロセッサ可読媒体は、実行のためにプロセッサに命令/コードを提供することに関与し得、ならびに/または、そのような命令/コード(たとえば、信号のような)を記憶および/もしくは担持するために使用され得る。多くの実装において、プロセッサ可読媒体は、物理的および/または有形の記憶媒体である。そのような媒体は、限定はされないが、不揮発性媒体および揮発性媒体を含む、多くの形態をとり得る。不揮発性媒体は、たとえば、光ディスクおよび/または磁気ディスクを含む。揮発性媒体は、限定はされないが、ダイナミックメモリを含む。
[00250] いくつかの例示的な構成を説明してきたが、様々な修正、代替構成、および均等物が、使用され得る。たとえば、上記の要素は、より大きいシステムの構成要素であり得、ここにおいて、他のルールが、本発明の適用例よりも優先するかまたはさもなければ本発明の適用例を変更し得る。また、いくつかの動作は、上記の要素が考慮される前、考慮される間に、またはその後に、行われ得る。したがって、上記の説明は特許請求の範囲を限定しない。
[00251] 値が第1のしきい値を超える(またはそれよりも大きい、またはそれを上回る)という記述は、値が、第1のしきい値よりもわずかに大きい第2のしきい値を満たすか、または超えるという記述と等価であり、たとえば、第2のしきい値は、コンピューティングシステムの分解能において第1のしきい値よりも高い1つの値である。値が第1のしきい値未満である(またはそれ以内である、またはそれを下回る)という記述は、値が、第1のしきい値よりもわずかに低い第2のしきい値以下であるという記述と等価であり、たとえば、第2のしきい値は、コンピューティングシステムの分解能において第1のしきい値よりも低い1つの値である。

Claims (30)

  1. ユーザ機器(UE)であって、
    ネットワークエンティティからワイヤレスにインバウンド通信信号を受信するように構成された受信機、および前記ネットワークエンティティにワイヤレスにアウトバウンド通信信号を送信するように構成された送信機を備えるトランシーバと、
    メモリと、
    前記メモリおよび前記トランシーバに通信可能に結合されたプロセッサとを備え、前記プロセッサが、優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するように構成され、ここにおいて、前記優先度基準が、第2の基準信号、または優先度基準チャネル、またはそれらの組合せを備え、ここにおいて、前記第1の基準信号が、測位基準信号を備え、およびここにおいて、前記優先度基準に対して前記第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するために、前記プロセッサは、
    測定ギャップなしに、前記第2の基準信号の代わりに前記第1の基準信号を測定すべきかどうかを決定するように構成されること、前記第1の基準信号が、第1のダウンリンク基準信号を備え、前記第2の基準信号が、前記第1のダウンリンク基準信号とは異なる第2のダウンリンク基準信号を備える、または
    前記測定ギャップなしに、前記優先度基準チャネルの代わりに前記第1のダウンリンク基準信号を測定すべきかどうかを決定するように構成されること、ここにおいて、前記優先度基準チャネルが、ダウンリンクチャネルを備える、または
    前記第1のアップリンク基準信号とは異なる第2のアップリンク基準信号を備える前記第2の基準信号の代わりに、第1のアップリンク基準信号を備える前記第1の基準信号を送信すべきかどうかを決定するように構成されること、または
    前記優先度基準チャネル上で送信する代わりに前記第1のアップリンク基準信号を送信すべきかどうかを決定するように構成されること、ここにおいて、前記優先度基準チャネルが、アップリンクチャネルを備える、
    のうちの少なくとも1つである、UE。
  2. 前記プロセッサが、前記第1の基準信号のタイミング挙動に基づいて、前記優先度基準よりも高い処理優先度を前記第1の基準信号に与えるべきかどうかを決定するように構成された、請求項1に記載のUE。
  3. 前記プロセッサは、前記第1の基準信号の前記タイミング挙動が非周期的であることに応答して、前記優先度基準よりも高い処理優先度を前記第1の基準信号に与えるように構成された、請求項2に記載のUE。
  4. 前記プロセッサは、
    前記トランシーバを介して受信された第1の制御通信に基づいて、前記第1の基準信号に処理優先度を与えるべきかどうかを決定することによって、前記第1の基準信号の前記タイミング挙動が半永続的であることに応答するように構成されること、または
    前記トランシーバを介して受信された第2の制御通信に基づいて、前記第1の基準信号に処理優先度を与えるべきかどうかを決定することによって、前記第1の基準信号の前記タイミング挙動が周期的であることに応答するように構成されること
    のうちの少なくとも1つである、請求項2に記載のUE。
  5. 前記プロセッサは、前記第1の基準信号が特定のネットワークエンティティから送られたことに応答して、前記第1の基準信号のリソース、または前記第1の基準信号に対応するリソースセット、または前記第1の基準信号に対応する周波数層、または前記第1の基準信号の何らかのもののうちの少なくとも1つの処理を優先すべきかどうかを決定するように構成された、請求項1に記載のUE。
  6. 前記プロセッサが、前記優先度基準に対して前記第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するために、前記第1の基準信号をスケジュールする構成情報における命令を分析するように構成された、請求項1に記載のUE。
  7. 前記命令が、複数の優先度基準に対応する複数の優先度命令を備え、前記プロセッサが、前記複数の優先度基準のうちのそれぞれ1つに対して前記第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するために前記複数の優先度命令の各々を分析するように構成され、前記複数の優先度基準の各々が、前記第1の基準信号とは異なる少なくとも1つのそれぞれの第2の基準信号、または少なくとも1つのそれぞれの優先度基準チャネル、またはそれらの組合せを備える、請求項6に記載のUE。
  8. 前記プロセッサが、前記第1の基準信号に対応する前記プロセッサによって実装されるべき測位プロシージャに関係するタイミング構成に基づいて、前記優先度基準に対して前記第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するように構成された、請求項1に記載のUE。
  9. 前記プロセッサは、前記プロセッサが測位用のサウンディング基準信号を提供するための命令を受信したかどうかに基づいて、前記優先度基準に対して前記第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するように構成された、請求項1に記載のUE。
  10. 前記プロセッサが、前記第1の基準信号の構造に基づいて、前記優先度基準に対して前記第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するように構成された、請求項1に記載のUE。
  11. 前記優先度基準に対して前記第1の基準信号の処理を優先するために、前記プロセッサが、前記第1の基準信号と衝突する前記第2の基準信号の何らかのシンボル、または前記優先度基準チャネルに対応するワイヤレス信号の何らかのシンボルの処理をスキップすることと、前記第1の基準信号と衝突しない前記第2の基準信号の何らかのシンボル、または前記優先度基準チャネルに対応する前記ワイヤレス信号の何らかのシンボルを処理することとを行うように構成された、請求項1に記載のUE。
  12. 前記第1の基準信号の処理を優先するために、前記プロセッサは、
    前記第2の基準信号のリソースの何らかの部分が前記第1の基準信号の何らかの部分と衝突したことに応答して、前記第2の基準信号の前記リソースの処理をスキップするように構成されること、または
    前記第2の基準信号のリソースセットの何らかの部分が前記第1の基準信号の何らかの部分と衝突したことに応答して、前記第2の基準信号の前記リソースセットの処理をスキップするように構成されること、または
    前記優先度基準チャネルに対応するワイヤレス信号の特定のスロットの何らかのシンボルが前記第1の基準信号の何らかの部分と衝突したことに応答して、前記優先度基準チャネルに対応する前記ワイヤレス信号の前記特定のスロットの処理をスキップするように構成されること
    のうちの少なくとも1つである、請求項1に記載のUE。
  13. ユーザ機器(UE)であって、
    ネットワークエンティティからワイヤレスにインバウンド通信信号を受信するように構成された受信機、および前記ネットワークエンティティにワイヤレスにアウトバウンド通信信号を送信するように構成された送信機を備えるトランシーバと、
    優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するための手段とを備え、ここにおいて、前記優先度基準が、第2の基準信号、または優先度基準チャネル、またはそれらの組合せを備え、ここにおいて、前記第1の基準信号が、測位基準信号を備え、およびここにおいて、前記優先度基準に対して前記第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するための前記手段は、
    測定ギャップなしに、前記第2の基準信号の代わりに前記第1の基準信号を測定すべきかどうかを決定するための手段、前記第1の基準信号が、第1のダウンリンク基準信号を備え、前記第2の基準信号が、前記第1のダウンリンク基準信号とは異なる第2のダウンリンク基準信号を備える、または
    前記測定ギャップなしに、前記優先度基準チャネルの代わりに前記第1のダウンリンク基準信号を測定すべきかどうかを決定するための手段、ここにおいて、前記優先度基準チャネルが、ダウンリンクチャネルを備える、または
    前記第1のアップリンク基準信号とは異なる第2のアップリンク基準信号を備える前記第2の基準信号の代わりに、第1のアップリンク基準信号を備える前記第1の基準信号を送信すべきかどうかを決定するための手段、または
    前記優先度基準チャネル上で送信する代わりに前記第1のアップリンク基準信号を送信すべきかどうかを決定するための手段、ここにおいて、前記優先度基準チャネルが、アップリンクチャネルを備える、
    のうちの少なくとも1つを備える、UE。
  14. 前記UEが、前記第1の基準信号のタイミング挙動に基づいて、前記優先度基準よりも高い処理優先度を前記第1の基準信号に与えるべきかどうかを決定するための手段を備える、請求項13に記載のUE。
  15. 前記UEは、前記第1の基準信号の前記タイミング挙動が非周期的であることに応答して、前記優先度基準よりも高い処理優先度を前記第1の基準信号に与えるための手段を備える、請求項14に記載のUE。
  16. 前記UEが、
    前記トランシーバを介して受信された第1の制御通信に基づいて、前記第1の基準信号に処理優先度を与えるべきかどうかを決定することによって、前記第1の基準信号の前記タイミング挙動が半永続的であることに応答するための手段、または
    前記トランシーバを介して受信された第2の制御通信に基づいて、前記第1の基準信号に処理優先度を与えるべきかどうかを決定することによって、前記第1の基準信号の前記タイミング挙動が周期的であることに応答するための手段
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項14に記載のUE。
  17. 前記UEは、前記第1の基準信号が特定のネットワークエンティティから送られたことに応答して、前記第1の基準信号のリソース、または前記第1の基準信号に対応するリソースセット、または前記第1の基準信号に対応する周波数層、または前記第1の基準信号の何らかのもののうちの少なくとも1つの処理を優先すべきかどうかを決定するための手段を備える、請求項13に記載のUE。
  18. 前記UEが、前記優先度基準に対して前記第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するために、前記第1の基準信号をスケジュールする構成情報における命令を分析するための手段を備える、請求項13に記載のUE。
  19. 前記命令が、複数の優先度基準に対応する複数の優先度命令を備え、前記UEが、前記複数の優先度基準のうちのそれぞれ1つに対して前記第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するために前記複数の優先度命令の各々を分析するための手段を備え、前記複数の優先度基準の各々が、前記第1の基準信号とは異なる少なくとも1つのそれぞれの第2の基準信号、または少なくとも1つのそれぞれの優先度基準チャネル、またはそれらの組合せを備える、請求項18に記載のUE。
  20. 前記UEが、前記第1の基準信号に対応する前記UEの測位手段によって実装されるべき測位プロシージャに関係するタイミング構成に基づいて、前記優先度基準に対して前記第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するための手段を備える、請求項13に記載のUE。
  21. 前記UEは、前記UEが測位用のサウンディング基準信号を提供するための命令を受信したかどうかに基づいて、前記優先度基準に対して前記第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するための手段を備える、請求項13に記載のUE。
  22. 前記UEが、前記第1の基準信号の構造に基づいて、前記優先度基準に対して前記第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するための手段を備える、請求項13に記載のUE。
  23. 前記UEが、前記第1の基準信号と衝突する前記第2の基準信号の何らかのシンボル、または前記優先度基準チャネルに対応するワイヤレス信号の何らかのシンボルの処理をスキップするための手段と、前記第1の基準信号と衝突しない前記第2の基準信号の何らかのシンボル、または前記優先度基準チャネルに対応する前記ワイヤレス信号の何らかのシンボルを処理するための手段とを備える、請求項13に記載のUE。
  24. 前記UEは、
    前記第2の基準信号のリソースの何らかの部分が前記第1の基準信号の何らかの部分と衝突したことに応答して、前記第2の基準信号の前記リソースの処理をスキップするための手段、または
    前記第2の基準信号のリソースセットの何らかの部分が前記第1の基準信号の何らかの部分と衝突したことに応答して、前記第2の基準信号の前記リソースセットの処理をスキップするための手段、または
    前記優先度基準チャネルに対応するワイヤレス信号の特定のスロットの何らかのシンボルが前記第1の基準信号の何らかの部分と衝突したことに応答して、前記優先度基準チャネルに対応する前記ワイヤレス信号の前記特定のスロットの処理をスキップするための手段
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項13に記載のUE。
  25. 方法であって、
    優先度基準に対して第1の基準信号のUE(ユーザ機器)による処理を優先すべきかどうかを決定することを備え、ここにおいて、前記優先度基準が、第2の基準信号、または優先度基準チャネル、またはそれらの組合せを備え、ここにおいて、前記第1の基準信号が、測位基準信号を備え、およびここにおいて、前記優先度基準に対して前記第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定することは、
    測定ギャップなしに、前記第2の基準信号の代わりに前記第1の基準信号を測定すべきかどうかを決定すること、前記第1の基準信号が、第1のダウンリンク基準信号を備え、前記第2の基準信号が、前記第1のダウンリンク基準信号とは異なる第2のダウンリンク基準信号を備える、または
    前記測定ギャップなしに、前記優先度基準チャネルの代わりに前記第1のダウンリンク基準信号を測定すべきかどうかを決定すること、ここにおいて、前記優先度基準チャネルが、ダウンリンクチャネルを備える、または
    前記第1のアップリンク基準信号とは異なる第2のアップリンク基準信号を備える前記第2の基準信号の代わりに、第1のアップリンク基準信号を備える前記第1の基準信号を送信すべきかどうかを決定すること、または
    前記優先度基準チャネル上で送信する代わりに前記第1のアップリンク基準信号を送信すべきかどうかを決定すること、ここにおいて、前記優先度基準チャネルが、アップリンクチャネルを備える、
    のうちの少なくとも1つを備える、方法。
  26. 前記第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定することが、前記第1の基準信号のタイミング挙動に基づいて、前記優先度基準よりも高い処理優先度を前記第1の基準信号に与えるべきかどうかを決定することを備える、請求項25に記載の方法。
  27. 前記優先度基準に対して前記第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定することは、前記第1の基準信号が特定のネットワークエンティティから送られたことに応答して、前記第1の基準信号のリソース、または前記第1の基準信号に対応するリソースセット、または前記第1の基準信号に対応する周波数層、または前記第1の基準信号の何らかのもののうちの少なくとも1つの処理を優先すべきかどうかを決定することを備える、請求項25に記載の方法。
  28. 前記優先度基準に対して前記第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定することは、前記UEが測位用のサウンディング基準信号を提供するための命令を受信したかどうかに基づいて、前記優先度基準に対して前記第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定することを備える、請求項25に記載の方法。
  29. 非一時的プロセッサ可読記憶媒体であって、ユーザ機器(UE)のプロセッサに、
    優先度基準に対して第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定させるプロセッサ可読命令を備え、ここにおいて、前記優先度基準が、第2の基準信号、または優先度基準チャネル、またはそれらの組合せを備え、ここにおいて、前記第1の基準信号が、測位基準信号を備え、およびここにおいて、前記優先度基準に対して前記第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するために、前記プロセッサ可読命令は、
    測定ギャップなしに、前記第2の基準信号の代わりに前記第1の基準信号を測定すべきかどうかを前記プロセッサに決定させるプロセッサ可読命令、前記第1の基準信号が、第1のダウンリンク基準信号を備え、前記第2の基準信号が、前記第1のダウンリンク基準信号とは異なる第2のダウンリンク基準信号を備える、または
    前記測定ギャップなしに、前記優先度基準チャネルの代わりに前記第1のダウンリンク基準信号を測定すべきかどうかを前記プロセッサに決定させるプロセッサ可読命令、ここにおいて、前記優先度基準チャネルが、ダウンリンクチャネルを備える、または
    前記第1のアップリンク基準信号とは異なる第2のアップリンク基準信号を備える前記第2の基準信号の代わりに、第1のアップリンク基準信号を備える前記第1の基準信号を送信すべきかどうかを前記プロセッサに決定させるプロセッサ可読命令、または
    前記優先度基準チャネル上で送信する代わりに前記第1のアップリンク基準信号を送信すべきかどうかを前記プロセッサに決定させるプロセッサ可読命令、ここにおいて、前記優先度基準チャネルが、アップリンクチャネルを備える、
    のうちの少なくとも1つを備える、記憶媒体。
  30. 前記第1の基準信号の処理を優先すべきかどうかを決定するために、前記プロセッサ可読命令が、前記第1の基準信号のタイミング挙動に基づいて、前記優先度基準よりも高い処理優先度を前記第1の基準信号に与えるべきかどうかを前記プロセッサに決定させるためのプロセッサ可読命令を備える、請求項29に記載の記憶媒体。
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