JP2023518654A - リソース選択方法、装置、端末及び媒体 - Google Patents

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Abstract

本出願は、無線通信分野に関するリソース選択方法、装置、端末及び媒体を開示し、前記方法は、選択済みのリソースが位置するスロットmの前のスロットの一部を含むリソースリスニングウィンドウを決定するステップと、前記リソースリスニングウィンドウのリスニング結果、前記選択済みのリソースと第2の端末の予約リソースとの間にリソース競合を有する場合、前記選択済みのリソースについてリソース再選択を実行するステップを含む。本出願で決定されたリソースリスニングウィンドウは、すべてのスロットではなく、選択済みのリソースが位置するスロットmの前のスロットの一部を含むのみを含むので、リソース再選択のリスニングプロセスにおいて、リスニングを必要とする時間が削減され、第1の端末の消費電力が削減される。

Description

本出願は、無線通信分野に関し、特に、リソース選択方法、装置、端末及び媒体に関する。
V2X(Vehicle to Everything)システムにおける端末間の直接通信を実現するために、サイドリンク(SideLink,SL)伝送モードが導入されている。
SLの1つの伝送モードでは、端末は、リソースプール内でリソース選択を実行する必要がある。端末は、リソース選択ウィンドウとリソースリスニングウィンドウを決定し、リソースリスニングウィンドウのリスニング結果に従って、リソース選択ウィンドウ内のリソースを除外し、伝送するサービスの候補リソース(除外後のリソース)を取得する。端末は、候補リソースからリソースをランダムに選択して別の端末にサービスを伝送し、前記伝送には前記サービスの最初送信と再送信が含まれる。
本願の実施例は、リソース選択方法、装置、端末及び媒体を提供する。前記技術的な解決策は次のとおりである。
本出願の一態様によれば、第1の端末に適用されるリソース選択方法が提供され、前記方法は、
選択済みのリソースが位置するスロットmの前のスロットの一部を含むリソースリスニングウィンドウを決定するステップと、
前記リソースリスニングウィンドウのリスニング結果、前記選択済みのリソースと第2の端末の予約リソースとの間にリソース競合を有する場合、前記選択済みのリソースについてリソース再選択を実行するステップを含む。
本出願の一態様によれば、第1の端末に適用されるリソース選択装置が提供され、前記装置は、
決定モジュールと再選択モジュールを備え、
前記決定モジュールは、リソースリスニングウィンドウを決定するように構成され、前記リソースリスニングウィンドウは、選択済みのリソースが位置するスロットmの前のスロットの一部を含み、
前記再選択モジュールは、前記リソースリスニングウィンドウのリスニング結果、前記選択済みのリソースと第2の端末の予約リソースとの間にリソース競合を有する場合、前記選択済みのリソースについてリソース再選択を実行するように構成される。
本出願の一態様によれば、リソース選択方法の装置が提供され、前記装置は、
決定モジュールと再選択モジュールを備え、
前記決定モジュールは、リソースリスニングウィンドウを決定するように構成され、前記リソースリスニングウィンドウは、選択済みのリソースが位置するスロットmの前のスロットの一部を含み、
前記再選択モジュールは、前記リソースリスニングウィンドウのリスニング結果、前記選択済みのリソースと第2の端末の予約リソースとの間にリソース競合を有する場合、前記選択済みのリソースについてリソース再選択を実行するように構成される。
本出願の一態様によれば、端末が提供され、前記端末は、プロセッサと、前記プロセッサに接続されたトランシーバと、前記プロセッサの実行可能な命令を格納するためのメモリを備え、前記プロセッサは、前記実行可能な命令をロード及び実行することで、上記の態様で説明したリソース選択方法を実装するように構成される。
本出願の一態様によれば、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体が提供され、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体には、実行可能な命令が格納されており、前記実行可能な命令が前記プロセッサによってロード及び実行されることで、上記の態様で説明したリソース選択方法を実装する。
本出願の実施例によって提供される技術的解決策は、少なくとも以下の有益な効果を含む。
端末によって決定されたリソースリスニングウィンドウは、すべてのスロットではなく、選択済みのリソースが位置するスロットmの前のスロットの一部のみを含むので、リソース再選択のリスニングプロセスでは、リスニングを必要とする時間が短縮され、端末の消費電力が節約され、端末のバッテリ寿命が向上する。
本出願の実施例における技術的解決策をより明確に説明するために、以下は、実施例の説明において使用される図面を簡単に紹介する。明らかに、以下の説明の図面は、本出願のいくつかの実施例に過ぎず、当業者にとって、他の図面もこれらの図面から創造的な努力なしに入手することができる。
本出願の関連技術におけるサイドリンクの伝送モードの概略図である。 本出願の関連技術におけるLTE-V2Xにおいてリソースを選択する概略図である。 本出願の関連技術におけるNR-V2Xの物理層構造のブロック図である。 本出願の関連技術におけるTBの伝送の概略図である。 本出願の関連技術におけるリソース選択方法の概略図である。 本出願の関連技術におけるリソース選択方法の概略図である。 本出願の例示的な実施例によって提供されるサイドリンク伝送をサポートする通信システムのブロック図である。 本出願の例示的な実施例によって提供されるリソース選択方法の概略図である。 本出願の例示的な実施例によって提供されるリソース選択方法の概略図である。 本出願の例示的な実施例によって提供されるリソースリスニングウィンドウの時間周波数概略図である。 本出願の例示的な実施例によって提供されるリソースリスニングウィンドウの時間周波数概略図である。 本出願の例示的な実施例によって提供されるリソースリスニングウィンドウの時間周波数概略図である。 本出願の例示的な実施例によって提供されるリソースリスニングウィンドウの時間周波数概略図である。 本出願の例示的な実施例によって提供されるリソース選択方法の概略図である。 本出願の例示的な実施例によって提供されるネットワークデバイスによる構成の概略図である。 本出願の例示的な実施例によって提供される車両グループ化の概略図である。 本出願の例示的な実施例によって提供されるグループヘッドとして機能する第3の端末による構成の概略図である。 本出願の例示的な実施例によって提供されるリソース選択方法の概略図である。 本出願の例示的な実施例によって提供されるリソース選択装置の構造ブロック図である。 は、本出願の例示的な実施例によって提供される端末の概略構造図である。
本出願の目的、技術的解決策及び利点をより明確にするために、本出願の実施形態を、添付の図面を参照して以下にさらに詳細に説明する。
最初に、本出願の実施例に関する用語を簡単に紹介する。
V2X(Vehicle to Everything):それは、将来の高度道路交通システムの重要な技術であり、主に3GPP通信プロトコルに基づく車両データ伝送スキームを研究されている。 V2X通信には、車両間(Vehicle to Vehicle,V2V)通信、車両から道路脇のインフラストラクチャ(Vehicle to Infrastructure,V2I)通信、車両から歩行者(Vehicle to People,V2P)通信が含まれる。V2Xアプリケーションは、運転の安全性を向上させ、渋滞や車両のエネルギー消費を削減し、交通効率を向上させる。
サイドリンク(SideLink,SL)伝送:これは、高いスペクトル効率及び低い伝送遅延を備えたデバイス間通信方法である。サイドリンクの2つの伝送モード、即ちモードA及びモードBが3GPPで定義されている。図1の(a)に示されるように、モードAでは、端末の伝送リソースは、下りリンクを介して基地局によって割り当てられ、端末は、基地局によって割り当てられたリソースに従って、サイドリンク上でデータを送信する。基地局は、単一の伝送のためのリソースを端末に割り当てることができ、半静的伝送のためのリソースを端末に割り当てることができる。図1の(b)に示すように、モードBでは、端末は、自分でリソースプールからリソースを選択してデータを伝送する。具体的には、端末は、リスニングによってリソースプールから伝送リソースを選択するか、ランダム選択によってリソースプールから伝送リソースを選択することができる。
サイドリンクの伝送モードのモードBでは、端末は、リスニングによってリソースプールから伝送リソースを選択することができる。以下、LTE-V2X、NR-V2Xにおけるリソース選択方法を説明する。
1)LTE-V2Xにおけるリソース選択方法
時刻nに新しいデータパケットが到着したとき(即ち、サービスが到着したとき)、リソース選択を実行する必要がある。端末は、過去1秒間のリスニング結果に応じて、[n+T1、n+T2]ミリ秒以内にリソースを選択する。その中で、T1≦4、20≦T2≦100であり、T1の選択は端末の処理遅延よりも大きく、T2の選択はサービスの遅延要件の範囲内である必要がある。例えば、サービスの遅延要件が50msであれば、20≦T2≦50であり、サービスの遅延要件が100msであれば、20≦T2≦100である。
例示的に、図2に示されるように、時刻nに新しいデータパケットが到着し、リソース選択を実行する必要があり、リソースリスニングウィンドウは[n-1000、n]である。サービスの遅延要件は100msで、リソース選択ウィンドウは[n+4、n+100]である。
端末がリソース選択ウィンドウ内でリソースを選択するためのプロセスは以下の通りである(具体的なリソース選択プロセスについては、3GPP TS36.213での操作ステップを参照でき、ここにはいくつかの主要なリソース選択ステップがリストされている):
端末は、リソース選択ウィンドウ内で利用可能なすべてのリソースをセットAとし、端末はセットA内のリソースについて除外する操作を実行する。
ステップ1において、端末がリソースリスニングウィンドウ内のいくつかのサブフレームでデータを送信し、リスニングを実行しない場合、リソース選択ウィンドウ内のこれらのサブフレームに対応するサブフレーム上のリソースは除外される。
ステップ2において、端末は、リソースリスニングウィンドウ内で物理サイドリンク制御チャネル(Physical Sidelink Control Channel,PSCCH)を検出した場合、前記PSCCHによってスケジューリングされた物理サイドリンク共有チャネル(Physical Sidelink Shared Channel,PSSCH)の参照信号受信電力(Reference Signal Received Power,RSRP)を測定し、測定されたPSSCH-RSRPがPSSCH-RSRP閾値よりも高く、前記PSCCHで伝送される制御情報における予約情報により、他の端末によって予約された伝送リソースが端末のリソース選択ウィンドウ内にあると判断されると、端末はこのリソースをセットAから除外する。PSSCH-RSRP閾値の選択は、検出されたPSCCHで運ばれる優先度情報と、端末によって伝送されるデータの優先度によって決定される。
ステップ3において、セットAに残っているリソースの数がリソースの総数の20%未満である場合、端末は、PSSCH-RSRPの閾値を3dB増加させ、セットAに残るリソースの数がリソースの総数の20%を超えるまでステップ1から2を繰り返す。
ステップ4において、端末は、セットA内の残りのリソースに対してサイドリンク受信信号強度インジケータ(Sidelink Received Signal Strength Indicator,S-RSSI)検出を実行し、エネルギーレベルに従ってセットA内の残りのリソースをソートし、エネルギーが最も低い20%(セットAのリソース数と比較して)のリソースをセットBに入れる。
ステップ5において、端末は、等しい確率でセットBから1つのリソースを選択してデータ伝送を行う。
2)NR-V2Xでリスニングによるリソース選択方法
NR-V2Xでは、自動運転をサポートする必要があるため、より高いスループット、より低い遅延、より高い信頼性、より広いカバレッジ、より柔軟なリソース割り当てなど、車両間のデータ交換に対して比較的高い要件が提示されている。
NR-V2Xの物理層構造は図3に示されるように、制御情報の伝送に使用されるPSCCH 301は、データの伝送に使用されるPSSCH 302に含まれる。つまり、PSCCH 301とPSSCH 302を同時に送信する必要がある。
現在の規格では、現在のデータブロック(Transport Block,TB)の最初送信が現在のTBの再送信を予約すること、現在のTBの再送信が現在のTBの再送信を予約すること、及び直前のTBの最初送信(又は再送信)が現在のTBの最初送信(又は再送信)を予約することのみをサポートする。
図4に示すように、現在のTBがTB2であり、直前のTBがTB1であると想定されている。TB2の最初送信421はTB2の再送信422と再送信423を予約し、TB2の再送信422はTB2の再送信423を予約し、TB1の最初送信411はTB2の最初送信421を予約し、TB1の再送信412はTB2の再送信422を予約し、及びTB1の再送信413はTB2の再送信423を予約する。
NR-V2Xでは、上記のモードBにおいて、端末は同様に自分でリソースを選択する必要がある。そのリソース選択メカニズムは、前述のLTE-V2Xにおけるリソース選択メカニズムと同様である。
端末は、時刻nでサービスのデータパケットが生成すると、リソースを選択する必要があり、リソース選択ウィンドウ内のすべてのリソースをセットAとする。リソース選択ウィンドウはn+T1で始まり、n+T2で終わる。T1≧端末がデータ送信及びリソース選択のために準備する時間、T2min≦T2≦サービスの遅延要件範囲。T2minの値は{1、5、10、20} * 2μスロットである。ここで、μ = 0、1、2、3は、15、30、60、及び120kHzのサブキャリア間隔に対応する。
図5に示されるように、端末は、時刻n-T0からnまでリソースリスニングを実行し、T0の値の範囲は、[100、1100]ミリ秒である。端末がPSCCHを検出すると、前記PSCCHのRSRP又は前記PSCCHによってスケジューリングされたPSSCHのRSRPを測定し、測定されたRSRPがRSRP閾値よりも大きく、前記PSCCHで伝送される制御情報におけるリソース予約情報に応じて、予約されたリソースがリソース選択ウィンドウ内にあると判断されると、対応するリソースはセットAから除外される。
リソース除外が実行された後、端末は、その最初送信及び再送信のための送信リソースとして、セットAからいくつかのリソースをランダムに選択する。上記のRSRP閾値は、端末によって検出されるPSCCHで運ばれる優先度と、端末によって送信されるデータの優先度によって決定される。さらに、端末によって選択された最初送信のリソースの時間領域位置と最後の再送信リソースの時間領域位置の差は、W以下である必要がある。NR-V2Xでは、Wは32個のスロットに等しくなる。各スロットの長さは、サブキャリア間隔に関連し、サブキャリア間隔が15kHzの場合、スロット長は1ミリ秒であり、サブキャリア間隔が30kHzの場合、スロット長は0.5ミリ秒である。
NR-V2Xではリソースプリエンプションがサポートされていることに留意されたい。即ち、端末がリソース除外を実行した後、セットAには、優先度の低い端末によって予約されたリソースブロックが含まれる可能性があり、端末は優先度の低い端末によって予約されたリソースブロックに対してプリエンプションする。例えば、リソースプリエンプションは、RSRP閾値を調整することで実現できる。
図5において、端末1は、時刻nでデータを生成するとともにリソースを選択し、端末1は、n+T1からn+T2までのリソース選択ウィンドウ及びn-T0からnまでのリソースリスニングウィンドウを決定したと仮定する。リソースリスニングウィンドウ内で、端末1は、端末2が時刻n-aにPSCCHとPSSCHを送信し、時刻n+bのリソースxを予約したことを検出する。端末2によって送信されたPSCCHを検出した後、端末1は、端末2のPSCCHで運ばれる優先度が、自体で送信されるデータの優先度よりも低いことを認識するので、RSRP閾値を増加させて、端末2によって送信された信号の測定されたRSRPが、RSRP閾値よりも低くなる確率が増加することになり、測定されたRSRPがRSRP閾値よりも低い場合、端末1は端末2によって予約されたリソースxを除外しない。端末1がリソース除外の後にセットAから端末2によって予約されたリソースxをランダムに選択した場合、端末1はリソースxをプリエンプトする。逆に、端末1は、端末2のPSCCHで運ばれる優先度が、自体で送信されるデータの優先度よりも高いことを検出すると、RSRP閾値を下げて、端末2によって予約されたリソースがより容易に除外されるようにし、優先度の高い端末と同じリソースブロックを使用することを回避する。
さらに、NR-V2Xは、リソースの初期選択後の継続的なリスニング(re-evaluation,再評価)をサポートする。
図6に示すように、端末は時刻nでデータを生成し、リソースのリソースリスニングウィンドウ及びリソース選択ウィンドウを決定してリソース選択を実行し、端末は時刻n+aの最初送信リソースxを選択し、時刻n+b及びn+cの再送信リソースy及びzを選択する。時刻nの後も、端末は引き続きPSCCHをリスニングする。時刻n+aの前に、端末が継続的なリスニング(再評価)によってリソースx又はリソースy又はリソースzが他の端末によって予約されていることを検出し(つまり、リソースの競合が発生し)、測定されたRSRPがRSRP閾値よりも高い場合、端末は対応するリソースを解放し、サービス遅延要件を満たすことを前提として、別のリソースを再選択する。時刻n+aの後、端末は既にリソースxでPSCCH及びPSSCHを送信し、且つリソースy及びzを予約したため、優先度の高いUEがリソースy又はzをプリエンプトし、且つRSRPがRSRP閾値よりも高いことを端末が継続的なリスニング(再評価)によって発見した場合のみ、端末はリソースy又はzを解放し、リソースを再選択する。
上記の内容から分かるように、NRシステムでは、UEがリソースを選択した後にリソースの再選択を実行することをサポートする。ただし、UEはリソースを選択した後もリソースリスニングを実行し続けるため、UEのエネルギー消費量が増加することになる。このために、本出願は、UEのエネルギー消費を節約するように、部分的リスニング(partial sensing,部分センシング)の技術的解決策を提案する。
図7は、本出願の例示的な実施例によって提供されるサイドリンク伝送をサポートする通信システムのブロック図を示している。前記通信システムは、非ローミング5Gシステムアーキテクチャ(Non-roaming 5G system architecture)の概略図であり、このシステムアーキテクチャは、D2D技術を使用するV2X(Vehicle to Everything)サービスに適用できる。
このシステムアーキテクチャはデータネットワーク(Data Network,DN)を含み、V2Xサービスに必要なV2Xアプリケーションサーバがこのデータネットワークに設定される。このシステムアーキテクチャは、5Gコアネットワークをさらに含み、5Gコアネットワークのネットワーク機能には、統合データ管理(Unified Data Management,UDM)、ポリシー制御機能(Policy Control Function,PCF)、ネットワーク公開機能(Network Exposure Function,NEF)、アプリケーション機能(Application Function,AF)、統合データリポジトリ(Unified Data Repository,UDR)、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function,AMF)、セッション管理機能(Session Management Function,SMF)、及びユーザープレーン機能(User Plane Function,UPF)が含まれる。
前記システムアーキテクチャはさらに、無線アクセスネットワーク(New Generation- Radio Access Network,NG-RAN)及び4つの例示的なユーザデバイス(即ち、ユーザデバイス1からユーザデバイス4)を含み、各ユーザデバイスにはV2Xアプリケーションが設定されている。基地局(gNB)などの1つ又は複数のアクセスネットワークデバイスが、無線アクセスネットワークに設定されている。ユーザデバイスは、アクセスネットワークデバイスへの上り伝送を実行する。
前記システムアーキテクチャでは、データネットワークと5Gコアネットワークにおけるユーザープレーン機能はN6参照点(Reference Point)を介して接続され、V2XアプリケーションサーバーとユーザデバイスにおけるV2XアプリケーションはV1参照点を介して接続される。無線アクセスネットワークは5GコアネットワークにおけるAMF機能及びUPF機能に接続され、無線アクセスネットワークは、Uu参照点を介してそれぞれユーザデバイス1及びユーザデバイス5に接続されている。また、複数のユーザデバイスはPC5参照点を介してサイドリンク伝送を実行し、複数のV2XアプリケーションはV5参照点を介して接続される。上記の参照点は、「インターフェース」と呼ばれてもよい。
図8は、本出願の例示的な実施例によって提供されるリソース選択方法のための方法フローチャートを示す。この方法は、図7に示されるようなV2X内のユーザデバイスによって実行され得、前記ユーザデバイスは、実行中にサービスを送信するための第1の端末である。この方法には、次のステップが含まれる。
ステップ102において、時刻nにサービスが到着すると、リソース選択ウィンドウにおいて前記サービスを伝送するためのリソース及び予約リソース(再送信リソース)を選択し、
ここで、リソース選択ウィンドウは、時刻n+T11から時刻n+T12までのウィンドウであり、時刻nから時刻n+T11までの第1の期間は、第1の端末の処理遅延以上であり、時刻nから時刻n+T12までの第2の期間は、サービスの遅延要件範囲以下である。
オプションとして、リソース選択ウィンドウにはサービスを伝送するために使用される複数のリソースがあり、第1の端末は、リソース選択条件が満たされた場合にのみリソース選択を実行する。リソース選択の方法については、前述の紹介を参照することができる。例として、選択済みのリソースは時刻mのスロットにある。
V2Xシステムでは、2つの端末間の通信は、サイドリンクによって実行される。具体的には、2つの端末はサイドリンクのモードBを採用する。つまり、第1の端末は、データを伝送するために、自分でリソースプールから1つのリソースを選択する。時刻nにおいて、第1の端末は、伝送されるサービスを有し、第1の端末は、時刻n+T11から時刻n+T12までのリソース選択ウィンドウでリソース選択を実行して、1つの最初送信リソースを選択することができる。第1の端末は、前記最初送信リソースを使用して、前記サービスを第2の端末に初めて伝送する。
ステップ104において、リソースリスニングウィンドウを決定し、リソースリスニングウィンドウは、選択済みのリソースが位置するスロットmの前のスロットの一部を含む。
選択済みのリソースを決定した後、第1の端末はまた、選択済みのリソースが他の端末の予約リソースと競合するかどうかを継続的にリスニングする必要がある。ただし、リスニング期間を短縮するために、第1の端末はリソースリスニングウィンドウを決定する。前記リソースリスニングウィンドウには、スロットnとスロットmの間のスロットの一部(すべてのスロットではない)が含まれる。その中で、スロットnはサービスが到着したときのスロットであり、スロットmは選択済みのリソースが位置するスロットである。
オプションとして、選択済みのリソースは少なくとも2つがあり得、各選択済みのリソースは、自体に対応するスロットがある。例えば、選択済みのリソースには、最初送信リソース1と予約された再送信リソース2が含まれる。最初送信リソース1が位置するスロットはスロットm1であり、再送信リソース2が位置するスロットはスロットm2であると、最初送信リソース1に対応するリソースリスニングウィンドウ1は、スロットm1の前のスロットの一部に従って決定され、再送信リソース2に対応するリソースリスニングウィンドウ2は、スロットm2の前のスロットの一部に従って決定される。
オプションとして、最初に決定されたリソースリスニングウィンドウの最後のスロットがスロットm-T3又はスロットm-T3の後にある場合、リソースリスニングウィンドウの最後のスロットはスロットm-T3-1に修正される。ここで、T3は、第1の端末がリソースの再選択を実行するのに必要な時間である。
ステップ106において、リソースリスニングウィンドウのリスニング結果が、選択済みのリソースと第2の端末の予約リソースとの間にリソース競合を有することである場合、選択済みのリソースについてリソース再選択が実行される。
第1の端末は、リソースリスニングウィンドウでリスニングし、リソースリッスンウィンドウのリスニング結果が、選択済みのリソースが第2の端末の予約リソースとリソース競合を有することである場合、選択済みのリソースについてリソース再選択が実行される。
上記のリソース競合の原因として考えられるものは次のとおりである。
1.選択済みのリソースは、より高い優先度を有する第2の端末によってプリエンプトされる。
2.第1の端末が選択済みのリソースを選択した後、第2の端末でバースト非周期的サービスが生成され、前記選択済みのリソースも予約される。
競合を有する選択済みのリソースを最初送信リソース(再送信リソースも同様に)とする例を取り上げると、第1の端末は、再選択ウィンドウで最初送信リソースの再選択リソースを決定する。
その中で、再選択ウィンドウは、時刻n+t1+T21から時刻n+t1+T22までのウィンドウであり、前のステップで決定されたリソースリスニングウィンドウ内のリスニングされたスロットのリスニング結果に従って、再選択ウィンドウでリソースの除外が実行され、残りの候補リソースから1つのリソースが、最初送信リソースの再選択リソースとしてランダムに選択される。
オプションとして、T21は端末の処理遅延以上であり、t1+T22はサービスの遅延要件範囲以下である。時刻n+t1は、最初送信リソースが競合していると判断された時刻である。
例示的に、t1は100ミリ秒であり、端末は、n+100ミリ秒で最初送信リソースが競合していると判断する。端末の処理遅延は10ミリ秒であり、T21は第1の端末の処理遅延に等しく、これも10ミリ秒である。サービスの遅延要件範囲は1000ミリ秒であり、t1+T22はサービスの遅延要件範囲以下であり、T22は900ミリ秒である。再選択ウィンドウは、時刻n+t1+10から時刻n+t1+900までのウィンドウである。
要約すると、本実施例で提供される方法では、第1の端末によって決定されるリソースリスニングウィンドウは、選択済みのリソースが位置するスロットmの前のスロットの一部のみを含み、すべてのスロットを含むことではない。従って、リソース再選択のリスニングプロセス中に、リスニングに必要な時間が短縮され、第1の端末の消費電力が節約され、第1の端末のバッテリ寿命が改善される。
図8に基づく選択可能な実施例では、図9に示されるように、ステップ104は、以下のステップとして実施され得る。
ステップ104aにおいて、リスニングウィンドウパラメータに従ってリソースリスニングウィンドウを決定する。
リスニングウィンドウパラメータの異なるタイプに従って、第1の端末のこのステップは、少なくとも以下の4つの実装方法を含む。
第1の方法では、リスニングウィンドウパラメータは、第1のパラメータkを含む。
第1の端末は、リソースリスニングウィンドウが選択済みのリソースが位置するスロットmの前のk個のスロット内のスロットの一部を含むと決定する。
例示的に、第1の端末は、リソースリスニングウィンドウがリソースリスニングウィンドウ[m-k、m-T3)を含むと決定し、T3は第1の端末がリソース再選択を実行するのに必要な時間である。つまり、リソースリスニングウィンドウはスロットm-kからスロットm-T3-1までである。
図10に示されるように、他のデバイスによって構成されるか、又は事前に構成されるか、又はUEによって実装される。第1の端末が第1のパラメータkを決定する場合、第1の端末は、リソースリスニングウィンドウが[m-k、m-T3)であると決定する。ここで、T3は、UEがリソース再選択を実行するのに必要な時間である。
第2の方法では、リスニングウィンドウパラメータは、ビットマップ及びビットマップの時間領域開始位置を含む。
第1の端末は、リソースリスニングウィンドウが選択済みのリソースが位置するスロットmの前の少なくとも1つのスロットを含むと決定し、少なくとも1つのスロットは、ビットマップ及び時間領域開始位置vによって時間領域で指定され、ビットマップにおいて第1の値を持つビットで示されるスロットは、リソースリスニングウィンドウ内のスロットである。ビットマップの時間領域開始位置はvであり、オプションとして、vは時刻n以上である。ビットマップにはいくつかのビットが含まれ、i番目のビットの値が1の場合、(v+i)番目のスロットがリソースリスニングウィンドウに属していることを意味し、i番目のビットの値が0の場合、(v+i)番目のスロットがリソースリスニングウィンドウに属していないことを意味する。又は、i番目のビットの値が0の場合、(v+i)番目のスロットがリソースリスニングウィンドウに属していることを意味し、i番目のビットの値が1の場合、(v+i)番目のスロットがリソースリスニングウィンドウに属していないことを意味する。
図11に示されるように、他のデバイスによって構成されるか、又は事前に構成されるか、又はUEによって実装される。第1の端末は、ビットマップ「111010101」及びビットマップの時間領域開始位置vを決定すると、第1の端末は、リソースリスニングウィンドウがビット1に対応する複数のスロットであると決定する。
例えば、ビットマップ及びビットマップの時間領域開始位置によって示される最後のスロットがスロットm-T3内又はスロットm-T3の後に位置する場合、リソースリスニングウィンドウの最後のスロットは、スロットm-T3-1に修正され、ここで、T3は、第1の端末がリソース選択を実行する時間である。
第3の方法では、リスニングウィンドウパラメータは、第2のパラメータP1及び第3のパラメータP2を含む。
第1の端末は、リソースリスニングウィンドウがスロットm-P1からスロットm-P2までを含むと決定する。P1とP2は整数である。
図12に示されるように、他のデバイスによって構成されるか、又は事前に構成されるか、又はUEによって実装される。第1の端末が第2のパラメータP1及び第3のパラメータP2を決定すると、第1の端末は、リソースリスニングウィンドウが[m-P1、m-P2)であると決定する。
例示的に、スロットm-P2がスロットm-T3以降である場合、リソースリスニングウィンドウの最後のスロットはスロットm-T3-1に修正される。ここで、T3は、第1の端末がリソース選択を実行する時間である。
第4の方法では、リスニングウィンドウパラメータは、第4のパラメータu及び第5のパラメータtを含む。
第1の端末は、リソースリスニングウィンドウがスロットuからスロットu+tまでを含むと決定し、スロットuからスロットu+tは、選択済みのリソースが位置するスロットmの前にある。uとtは整数である。
図13に示されるように、他のデバイスによって構成されるか、又は事前に構成されるか、又はUEによって実装される。第1の端末が第4のパラメータu及び第5のパラメータtを決定すると、第1の端末は、リソースリスニングウィンドウが[u、u+t)であると決定する。
オプションとして、スロットu+tがスロットm-T3又はスロットm-T3の後にある場合、リソースリスニングウィンドウがスロットuからスロットm-T3-1までを含むと決定する。スロットu+tがスロットm-T3の前にある場合、リソースリスニングウィンドウがスロットuからスロットu+tまでを含むと決定する。スロットuからスロットu+tは、選択済みのリソースが位置するスロットmの前に配置され、T3は第1の端末がリソース選択を実行する時間である。
図8に基づく選択可能な実施例では、図14に示されるように、上記の方法はさらに以下のステップを含む。
ステップ101aにおいて、リスニングウィンドウパラメータを構成するために使用される構成シグナリングを受信する。
第1の端末は、他のデバイスによって送信された構成シグナリングを受信する。前記構成シグナリングは、上記の4つのリスニングウィンドウパラメータのいずれかを構成するために使用される。
一例では、他のデバイスはネットワークデバイス(又はネットワーク側デバイス、アクセスネットワークデバイスと呼ばれる)であり、ネットワークデバイスは第1の構成シグナリングを第1の端末に送信する。第1の端末は、ネットワークデバイスによって送信された第1の構成シグナリングを受信し、図15に示すように、第1の構成シグナリングは、下り制御情報(Downlink Control Information,DCI)、又は無線リソース制御(Radio Resource Control,RRC)シグナリング、又はシステム情報ブロック(System Information Block,SIB)メッセージを含む。
ネットワークデバイスが進化型基地局(eNB)又は5G基地局(gNB)である例を取り上げると、DCIは、物理下り制御チャネル(PDCCH)上でeNB/gNBによってUEに伝送される制御情報である。RRCシグナリングは、UEがRRC接続状態にあるときにeNB/gNBがUEを構成するための一つの方法である。SIBメッセージは、UEが最初にネットワークにアクセスするときに取得されるシステム情報であり、通常、eNB/gNBによって定期的に送信される。UEがネットワークにアクセスした後も、ネットワークから送信されたSIBメッセージを受信できる。
別の例では、図16に示されるように、車両のグループ化は、NR-V2Xで新しく導入されたシナリオの1つである。つまり、複数の車両がフリートを形成し、同じ速度で移動する。車両グループ化のシナリオでは、グループの前部にあるヘッド車両11又はグループの最後にあるテール車両12がグループヘッドの役割を果たすことが多く、グループ内の車両に対して構成、リソース選択、及びリソース割り当てに関連する作業を実行する。NR-V2Xの他のシナリオでは、複数の車両がグループを形成する類似の状況がある。また、NR V2Xでは2段階サイドリンク制御情報(2 stage SCI)も導入されている。例示的な2段階SCIでは、リソースリスニングの関連情報を格納する第1のサイドリンク制御情報がPSCCHで伝送され、残りの情報を格納する第2のサイドリンク制御情報がPSSCHで伝送される。
第1の端末をグループ内の端末とし、第3の端末をグループヘッド端末とする例を取り上げると、グループヘッドとしての第3の端末は、第2の構成シグナリングを第1の端末に送信し、第1の端末は、グループヘッドとしての第3の端末によって送信された第2の構成シグナリングを受信する。第2の構成シグナリングには、第1のサイドリンク制御情報、又は第2のサイドリンク制御情報、又はPC5-RRCシグナリングが含まれる。ここで、図17に示すように、第1のサイドリンク制御情報は、PSCCH上で伝送されるサイドリンク制御情報であり、第2のサイドリンク制御情報は、PSSCH上で伝送されるサイドリンク制御情報である。
図14に基づく選択可能な実施例では、構成シグナリングは、第1の端末を独立して構成するために使用されるか、又は構成シグナリングは、同じリソースプールを使用する複数の端末を構成するために使用される。具体的には、構成シグナリングは、第1の端末にリスニングウィンドウパラメータを構成するために使用されるか、又は、構成シグナリングは、同じリソースプールを使用する複数の端末にリスニングウィンドウパラメータを構成するために使用される。
図14と並行する実施例として、端末は、事前構成情報を受信してもよく、事前構成情報は、リスニングウィンドウパラメータを構成するために使用される。事前構成とは、端末が工場出荷時に一部の構成が事前に書き込まれる状況を指す。事前構成とは、UEがカバレッジエリア内でネットワークデバイスからの構成情報を受信し、UEがカバレッジエリア外に移動したとき、以前の構成情報を依然として使用することを指してもよい。
図8に基づく選択可能な実施例では、図18に示されるように、上記の方法はさらに以下のステップを含む。
ステップ101bにおいて、構成シグナリングを受信し、構成シグナリングは、選択済みのリソースを選択した後にリソース再選択を実行するかどうかを構成するために使用される。
第1の端末は、他のデバイスによって送信された構成シグナリングを受信する。構成シグナリングは、選択済みのリソースを選択した後にリソース再選択を実行するかどうかを構成するために使用される。
一例では、他のデバイスはネットワークデバイス(又はネットワーク側デバイス、アクセスネットワークデバイスと呼ばれる)であり、ネットワークデバイスは第1の構成シグナリングを第1の端末に送信する。第1の端末は、ネットワークデバイスによって送信された第1の構成シグナリングを受信し、第1の構成シグナリングは、DCI又はRRCシグナリング又はSIBメッセージを含む。
別の例では、第1の端末をグループ内の端末とし、第3の端末をグループヘッド端末とする例を取り上げると、グループヘッドとしての第3の端末は、第2の構成シグナリングを第1の端末に送信し、第1の端末はグループヘッドとしての第3の端末から送信された第2の設定シグナリングを受信する。第2の構成シグナリングには、第1のサイドリンク制御情報、又は第2のサイドリンク制御情報、又はPC5-RRCシグナリングが含まれる。ここで、第1のサイドリンク制御情報は、PSCCH上で伝送されるサイドリンク制御情報であり、第2のサイドリンク制御情報は、PSSCH上で伝送されるサイドリンク制御情報である。
図18に基づく選択可能な実施例では、構成シグナリングは、第1の端末を独立して構成するために使用されるか、又は構成シグナリングは、同じリソースプールを使用する複数の端末を構成するために使用される。具体的には、構成シグナリングは、選択済みのリソースを選択した後にリソース再選択を実行するかどうかを第1の端末に構成するために使用されるか、又は、構成シグナリングは、選択済みのリソースを選択した後にリソース再選択を実行するかどうかを、同じリソースプールを使用する複数の端末に構成するために使用される。複数の端末には、第1の端末が含まれる。
図18と並行する実施例として、端末は、事前構成情報を受信してもよく、事前構成情報は、選択済みのリソースを選択した後にリソース再選択を実行するかどうかを構成するために使用される。
注意すべき一つのポイントは、構成シナリオが「選択済みのリソースを選択した後にリソース再選択を実行する必要がある」である場合、図14と図18に示される「構成シグナリング」は、同じシグナリングであり得る。即ち、前記構成シグナリングは、選択済みのリソースを選択した後にリソース再選択を実行することを構成するために使用されるだけでなく、リスニングウィンドウパラメータを構成するためにも使用される。しかしながら、いくつかの他の実施例で、図14と図18の「構成シグナリング」が2つの異なるシグナリングである可能性があることは除外されない。
注意すべきもう一つのポイントは、前記リスニングウィンドウパラメータ、及び選択済みのリソースについてリソース再選択を実行するかどうかは、他のデバイスによる構成を必要とせずに、第1の端末の内部コードによっても実現できる。
注意すべきもう一つのポイントは、端末は、リソースを選択した後にリソース再選択動作を実行するかどうかを自らで決定し、関連するパラメータを自らで決定することができる。例えば、端末は、自分の残りの電力又は測定されたチャネル占有率(Channel Busy Ratio,CBR)に応じて、リソース再選択を実行するかどうかを決定できる。リソース再選択動作は、自分の残りの電力が比較的高い場合、又は測定されたCBRが比較的高い場合に実行される。それ以外の場合、リソース再選択動作は実行されない。ここでいう「リソース再選択動作」とは、リソースリスニングウィンドウを決定してリスニングし、リソースリスニングウィンドウのリスニング結果、選択済みのリソースと第2の端末の予約リソースとの間でリソース競合が発生した場合に、選択済みのリソースに対してリソース再選択を実行する。リソース再選択動作が実行されない場合、リソースリスニングウィンドウを決定する必要も、リスニングする必要もない。
図19は、本出願の例示的な実施例に示されるリソース選択装置のブロック図を示す。前記装置は第1の端末に適用されるか、又は前記装置は第1の端末として実装され、前記装置は、決定モジュール1920と再選択モジュール1940を含む。
決定モジュール1920は、リソースリスニングウィンドウを決定するように構成され、前記リソースリスニングウィンドウは、選択済みのリソースが位置するスロットmの前のスロットの一部を含む。
再選択モジュール1940は、前記リソースリスニングウィンドウのリスニング結果、前記選択済みのリソースと第2の端末の予約リソースとの間にリソース競合を有する場合、前記選択済みのリソースについてリソース再選択を実行する。
オプションの実施例では、前記決定モジュール1920は、リスニングウィンドウパラメータに従って前記リソースリスニングウィンドウを決定するように構成される。
オプションの実施例では、前記リスニングウィンドウパラメータは、第1のパラメータkを含む。
前記決定モジュール1920は、前記リソースリスニングウィンドウが、前記選択済みのリソースが位置するスロットmの前のk個のスロット内のスロットの一部を含むと決定するように構成される。
オプションの実施例では、前記リスニングウィンドウパラメータは、ビットマップ及び前記ビットマップの時間領域開始位置を含む。
前記決定モジュール1920は、前記リソースリスニングウィンドウが、前記選択済みのリソースが位置するスロットmの前の少なくとも1つのスロットを含むと決定するように構成され、前記少なくとも1つのスロットは、前記ビットマップ及び前記ビットマップの時間領域開始位置によって時間領域で指定され、前記ビットマップにおいて第1の値を持つビットで示されるスロットは、前記リソースリスニングウィンドウ内のスロットである。
オプションの実施例では、前記リスニングウィンドウパラメータは、第2のパラメータP1及び第3のパラメータP2を含む。
前記決定モジュール1920は、前記リソースリスニングウィンドウがスロットm-P1からスロットm-P2までを含むと決定するように構成される。
オプションの実施例では、前記リスニングウィンドウパラメータは、第4のパラメータu及び第5のパラメータtを含む。
前記決定モジュール1920は、前記リソースリスニングウィンドウがスロットuからスロットu+tまでを含むと決定するように構成され、前記スロットuからスロットu+tは、前記選択済みのリソースが位置するスロットmの前にある。
オプションの実施例では、前記装置はさらに、前記決定モジュール1920によって決定された前記リソースリスニングウィンドウの最後のスロットがスロットm-T3又はスロットm-T3の後にある場合、前記リソースリスニングウィンドウの最後のスロットをスロットm-T3-1に修正するように構成された修正モジュール1980を含む。
ここで、T3は、前記第1の端末がリソース選択を実行する時間である。
受信モジュール1960は、構成シグナリングを受信するように構成され、前記構成シグナリングは、前記リスニングウィンドウパラメータを構成するために使用される。
オプションの実施例では、前記受信モジュール1960は、ネットワークデバイスによって送信された第1の構成シグナリングを受信するように構成され、前記第1の構成シグナリングは、下り制御情報(DCI)、又は無線リソース制御(RRC)シグナリング、又はシステム情報ブロック(SIB)メッセージを含む。
オプションの実施例では、前記受信モジュール1960は、グループヘッドとしての第3の端末によって送信された第2の構成シグナリングを受信するように構成され、前記第2の構成シグナリングは、第1のサイドリンク制御情報、又は第2のサイドリンク制御情報、又はPC5-RRCシグナリングを含む。
ここで、前記第1のサイドリンク制御情報は、PSCCH上で伝送されるサイドリンク制御情報であり、前記第2のサイドリンク制御情報は、PSSCH上で伝送されるサイドリンク制御情報である。
オプションの実施例では、前記構成シグナリングは、前記第1の端末に前記リスニングウィンドウパラメータを構成するために使用されるか、又は、前記構成シグナリングは、同じリソースプールを使用する複数の端末に前記リスニングウィンドウパラメータを構成するために使用され、前記複数の端末は前記第1の端末を含む。
オプションの実施例では、前記装置はさらに、事前構成情報を受信するように構成された受信モジュール1960を含み、前記事前構成情報は前記リスニングウィンドウパラメータを構成するために使用される。
オプションの実施例では、前記装置はさらに、構成シグナリングを受信するように構成された受信モジュール1960を含み、前記構成シグナリングは、前記選択済みのリソースを選択した後に前記リソース再選択を実行するかどうかを構成するために使用される。
オプションの実施例では、前記受信モジュール1960は、ネットワークデバイスによって送信された第1の構成シグナリングを受信するように構成され、前記第1の構成シグナリングは、下り制御情報(DCI)、又は無線リソース制御(RRC)シグナリング、又はシステム情報ブロック(SIB)メッセージを含む。
オプションの実施例では、前記受信モジュール1960は、グループヘッドとしての第3の端末から送信された第2の設定シグナリングを受信するように構成され、前記第2の構成シグナリングは、第1のサイドリンク制御情報、又は第2のサイドリンク制御情報、又はPC5-RRCシグナリングを含む。
ここで、前記第1のサイドリンク制御情報は、PSCCH上で伝送されるサイドリンク制御情報であり、前記第2のサイドリンク制御情報は、PSSCH上で伝送されるサイドリンク制御情報である。
オプションの実施例では、前記構成シグナリングは、前記選択済みのリソースを選択した後に前記リソース再選択を実行するかどうかを前記第1の端末に構成するために使用されるか、又は、前記構成シグナリングは、前記選択済みのリソースを選択した後に前記リソース再選択を実行するかどうかを、同じリソースプールを使用する複数の端末に構成するために使用され、前記複数の端末は前記第1の端末を含む。
オプションの実施例では、前記装置はさらに、事前構成情報を受信するように構成された受信モジュール1960を含み、前記事前構成情報は、前記第1の端末が前記選択済みのリソースを選択した後に前記リソース再選択を実行するかどうかを構成するために使用される。
図20は、本出願の例示的な実施例によって提供される端末の概略構造図を示している。前記端末は、プロセッサ101、受信機102、送信機103、メモリ104、及びバス105を含む。
プロセッサ101は、1つ又は複数の処理コアを含み、プロセッサ101は、ソフトウェアプログラム及びモジュールを実行することによって、様々な機能的アプリケーション及び情報処理を実行する。
受信機102及び送信機103は、1つの通信コンポーネントとして実装され得、前記通信コンポーネントは1つの通信チップであり得る。
メモリ104は、バス105を介してプロセッサ101に接続されている。
メモリ104は、少なくとも1つの命令を格納するように構成され得、プロセッサ101は、前述の方法の実施例における様々なステップを実施するように、前記少なくとも1つの命令を実行するように構成される。
さらに、メモリ1904は、任意のタイプの揮発性又は非揮発性記憶デバイス又はそれらの組み合わせによって実装され得、揮発性又は非揮発性記憶デバイスは、磁気又は光ディスク、電気的に消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(Erasable Programmable Read Only Memory,EEPROM)、消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(Erasable Programmable Read Only Memory,EPROM)、スタティックランダムアクセスメモリ(Static Random Access Memory,SRAM)、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory,ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、プログラマブル読み取り専用メモリ(Programmable Read-Only Memory,PROM)を含むが、これらに限定されない。
例示的な実施例では、コンピュータ読取可能な記憶媒体も提供される。コンピュータ読取可能な記憶媒体には、少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット又は命令セットが格納されており、前記少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット又は命令セットが前記プロセッサによってロード及び実行されることで、上記の方法の実施形態のそれぞれによって提供される端末によって実行されるリソース選択方法が実装される。
当業者は、上記の実施例を実施するステップの全部又は一部がハードウェアによって完了することができ、又はプログラムを介して関連するハードウェアに指示することによって完了することができ、前記プログラムをコンピューターで読み取り可能な記憶媒体に格納することができることを理解することができる。言及される記憶媒体は、読み取り専用メモリ、磁気ディスク又は光ディスクなどであり得る。
上記は、本出願の選択可能な実施例にすぎず、本出願を限定することを意図するものではない。本出願の精神及び原則の範囲内で行われたいかなる修正、同等の置換、改善なども、本出願の保護範囲に含まれる。

Claims (36)

  1. 第1の端末に適用されるリソース選択方法であって、
    選択済みのリソースが位置するスロットmの前のスロットの一部を含むリソースリスニングウィンドウを決定するステップと、
    前記リソースリスニングウィンドウのリスニング結果、前記選択済みのリソースと第2の端末の予約リソースとの間にリソース競合を有する場合、前記選択済みのリソースについてリソース再選択を実行するステップを含む
    ことを特徴とするリソース選択方法。
  2. 前記リソースリスニングウィンドウを決定するステップは、
    リスニングウィンドウパラメータに従って前記リソースリスニングウィンドウを決定するステップを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記リスニングウィンドウパラメータは、第1のパラメータkを含み、
    前記リスニングウィンドウパラメータに従って前記リソースリスニングウィンドウを決定するステップは、
    前記リソースリスニングウィンドウが、前記選択済みのリソースが位置するスロットmの前のk個のスロット内のスロットの一部を含むと決定するステップを含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記リスニングウィンドウパラメータは、ビットマップ及び前記ビットマップの時間領域開始位置を含み、
    前記リスニングウィンドウパラメータに従って前記リソースリスニングウィンドウを決定するステップは、
    前記リソースリスニングウィンドウが、前記選択済みのリソースが位置するスロットmの前の少なくとも1つのスロットを含むと決定するステップを含み、前記少なくとも1つのスロットは、前記ビットマップ及び前記ビットマップの時間領域開始位置によって時間領域で指定され、前記ビットマップにおいて第1の値を持つビットで示されるスロットは、前記リソースリスニングウィンドウ内のスロットである
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 前記リスニングウィンドウパラメータは、第2のパラメータP1及び第3のパラメータP2を含み、
    前記リスニングウィンドウパラメータに従って前記リソースリスニングウィンドウを決定するステップは、
    前記リソースリスニングウィンドウがスロットm-P1からスロットm-P2を含むと決定するスロットを含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. 前記リスニングウィンドウパラメータは、第4のパラメータu及び第5のパラメータtを含み、
    前記リスニングウィンドウパラメータに従って前記リソースリスニングウィンドウを決定するステップは、
    前記リソースリスニングウィンドウがスロットuからスロットu+tを含むと決定するスロットを含み、前記スロットuからスロットu+tは、前記選択済みのリソースが位置するスロットmの前にある
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  7. 決定された前記リソースリスニングウィンドウの最後のスロットがスロットm-T3又は前記スロットm-T3の後にある場合、前記リソースリスニングウィンドウの最後のスロットをスロットm-T3-1に修正するステップをさらに含み、
    T3は、前記第1の端末がリソース選択を実行する時間である
    ことを特徴とする請求項2から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記リスニングウィンドウパラメータを構成するために使用される構成シグナリングを受信するステップをさらに含む
    ことを特徴とする請求項2から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記構成シグナリングを受信するステップは、
    ネットワークデバイスによって送信された第1の構成シグナリングを受信するステップを含み、前記第1の構成シグナリングは、下り制御情報(DCI)、無線リソース制御(RRC)シグナリング、システム情報ブロック(SIB)メッセージのうちのいずれかを含む
    ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記構成シグナリングを受信するステップは、
    ループヘッドとしての第3の端末によって送信された第2の構成シグナリングを受信するステップを含み、前記第2の構成シグナリングは、第1のサイドリンク制御情報、第2のサイドリンク制御情報、PC5-RRCシグナリングのうちのいずれかを含み、
    前記第1のサイドリンク制御情報は、PSCCH上で伝送されるサイドリンク制御情報であり、前記第2のサイドリンク制御情報は、PSSCH上で伝送されるサイドリンク制御情報である
    ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  11. 前記構成シグナリングは、前記第1の端末に前記リスニングウィンドウパラメータを構成するために使用されるか、又は、
    前記構成シグナリングは、同じリソースプールを使用する複数の端末に前記リスニングウィンドウパラメータを構成するために使用され、前記複数の端末は前記第1の端末を含む
    ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  12. 前記リスニングウィンドウパラメータを構成するために使用される事前構成情報を受信するステップをさらに含む
    ことを特徴とする請求項2から7のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記選択済みのリソースを選択した後に前記リソース再選択を実行するかどうかを構成するために使用される構成シグナリングを受信するステップをさらに含む
    ことを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記構成シグナリングを受信するステップは、
    ネットワークデバイスによって送信された第1の構成シグナリングを受信するステップを含み、前記第1の構成シグナリングは、下り制御情報(DCI)、無線リソース制御(RRC)シグナリング、システム情報ブロック(SIB)メッセージのうちのいずれかを含む
    ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  15. 前記構成シグナリングを受信するステップは、
    ループヘッドとしての第3の端末によって送信された第2の構成シグナリングを受信するステップを含み、前記第2の構成シグナリングは、第1のサイドリンク制御情報、第2のサイドリンク制御情報、PC5-RRCシグナリングのうちのいずれかを含み、
    前記第1のサイドリンク制御情報は、PSCCH上で伝送されるサイドリンク制御情報であり、前記第2のサイドリンク制御情報は、PSSCH上で伝送されるサイドリンク制御情報である
    ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  16. 前記構成シグナリングは、前記選択済みのリソースを選択した後に前記リソース再選択を実行するかどうかを前記第1の端末に構成するために使用されるか、又は、
    前記構成シグナリングは、前記選択済みのリソースを選択した後に前記リソース再選択を実行するかどうかを、同じリソースプールを使用する複数の端末に構成するために使用され、前記複数の端末は前記第1の端末を含む
    ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  17. 前記第1の端末が前記選択済みのリソースを選択した後に前記リソース再選択を実行するかどうかを構成するために使用される事前構成情報を受信するステップをさらに含む
    ことを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
  18. 決定モジュールと再選択モジュールを備え、
    前記決定モジュールは、リソースリスニングウィンドウを決定するように構成され、前記リソースリスニングウィンドウは、選択済みのリソースが位置するスロットmの前のスロットの一部を含み、
    前記再選択モジュールは、前記リソースリスニングウィンドウのリスニング結果、前記選択済みのリソースと第2の端末の予約リソースとの間にリソース競合を有する場合、前記選択済みのリソースについてリソース再選択を実行するように構成される
    ことを特徴とするリソースの選択装置。
  19. 前記決定モジュールは、リスニングウィンドウパラメータに従って前記リソースリスニングウィンドウを決定するように構成される
    ことを特徴とする請求項18に記載の装置。
  20. 前記リスニングウィンドウパラメータは、第1のパラメータkを含み、
    前記決定モジュールは、前記リソースリスニングウィンドウが、前記選択済みのリソースが位置するスロットmの前のk個のスロット内のスロットの一部を含むと決定するように構成される
    ことを特徴とする請求項19に記載の装置。
  21. 前記リスニングウィンドウパラメータは、ビットマップ及び前記ビットマップの時間領域開始位置を含み、
    前記決定モジュールは、前記リソースリスニングウィンドウが、前記選択済みのリソースが位置するスロットmの前の少なくとも1つのスロットを含むと決定するように構成され、前記少なくとも1つのスロットは、前記ビットマップ及び前記ビットマップの時間領域開始位置によって時間領域で指定され、前記ビットマップにおいて第1の値を持つビットで示されるスロットは、前記リソースリスニングウィンドウ内のスロットである
    ことを特徴とする請求項19に記載の装置。
  22. 前記リスニングウィンドウパラメータは、第2のパラメータP1及び第3のパラメータP2を含み、
    前記決定モジュールは、前記リソースリスニングウィンドウがスロットm-P1からスロットm-P2を含むと決定するように構成される
    ことを特徴とする請求項19に記載の装置。
  23. 前記リスニングウィンドウパラメータは、第4のパラメータu及び第5のパラメータtを含み、
    前記決定モジュールは、前記リソースリスニングウィンドウがスロットuからスロットu+tまでを含むと決定ように構成され、前記スロットuからスロットu+tは、前記選択済みのリソースが位置するスロットmの前にある
    ことを特徴とする請求項19に記載の装置。
  24. 決定された前記リソースリスニングウィンドウの最後のスロットがスロットm-T3又はスロットm-T3の後にある場合、前記リソースリスニングウィンドウの最後のスロットをスロットm-T3-1に修正するように構成された修正モジュールをさらに備え、
    3は、前記第1の端末がリソース選択を実行する時間である
    ことを特徴とする請求項19から23のいずれか一項に記載の装置。
  25. 前記リスニングウィンドウパラメータを構成するために使用される構成シグナリングを受信するように構成された受信モジュールをさらに備える
    ことを特徴とする請求項19から24のいずれか一項に記載の装置。
  26. 前記受信モジュールは、ネットワークデバイスによって送信された第1の構成シグナリングを受信するように構成され、前記第1の構成シグナリングは、下り制御情報(DCI)、無線リソース制御(RRC)シグナリング、システム情報ブロック(SIB)メッセージのうちのいずれかを含む
    ことを特徴とする請求項25に記載の装置。
  27. 前記受信モジュールは、グループヘッドとしての第3の端末によって送信された第2の構成シグナリングを受信するように構成され、前記第2の構成シグナリングは、第1のサイドリンク制御情報、第2のサイドリンク制御情報、PC5-RRCシグナリングのうちのいずれかを含み、
    前記第1のサイドリンク制御情報は、PSCCH上で伝送されるサイドリンク制御情報であり、前記第2のサイドリンク制御情報は、PSSCH上で伝送されるサイドリンク制御情報である
    ことを特徴とする請求項25に記載の装置。
  28. 前記構成シグナリングは、前記第1の端末に前記リスニングウィンドウパラメータを構成するために使用されるか、又は、
    前記構成シグナリングは、同じリソースプールを使用する複数の端末に前記リスニングウィンドウパラメータを構成するために使用され、前記複数の端末は前記第1の端末を含む
    ことを特徴とする請求項25に記載の装置。
  29. 前記リスニングウィンドウパラメータを構成するために使用される事前構成情報を受信するように構成された受信モジュールをさらに備える
    ことを特徴とする請求項19から24のいずれか一項に記載の装置。
  30. 前記選択済みのリソースを選択した後に前記リソース再選択を実行するかどうかを構成するために使用される構成シグナリングを受信するように構成された受信モジュール受信モジュールをさらに備える
    ことを特徴とする請求項19から29のいずれか一項に記載の装置。
  31. 前記受信モジュールは、ネットワークデバイスによって送信された第1の構成シグナリングを受信するように構成され、前記第1の構成シグナリングは、下り制御情報(DCI)、無線リソース制御(RRC)シグナリング、システム情報ブロック(SIB)メッセージのうちのいずれかを含む
    ことを特徴とする請求項30に記載の装置。
  32. 前記受信モジュールは、グループヘッドとしての第3の端末によって送信された第2の構成シグナリングを受信するように構成され、前記第2の構成シグナリングは、第1のサイドリンク制御情報、第2のサイドリンク制御情報、PC5-RRCシグナリングのうちのいずれかを含み、
    前記第1のサイドリンク制御情報は、PSCCH上で伝送されるサイドリンク制御情報であり、前記第2のサイドリンク制御情報は、PSSCH上で伝送されるサイドリンク制御情報である
    ことを特徴とする請求項30に記載の装置。
  33. 前記構成シグナリングは、前記選択済みのリソースを選択した後に前記リソース再選択を実行するかどうかを前記第1の端末に構成するために使用されるか、又は、
    前記構成シグナリングは、前記選択済みのリソースを選択した後に前記リソース再選択を実行するかどうかを、同じリソースプールを使用する複数の端末に構成するために使用され、前記複数の端末は前記第1の端末を含む
    ことを特徴とする請求項30に記載の装置。
  34. 前記第1の端末が前記選択済みのリソースを選択した後に前記リソース再選択を実行するかどうかを構成するために使用される事前構成情報を受信するように構成された受信モジュールをさらに含む
    ことを特徴とする請求項19から29のいずれか一項に記載の装置。
  35. プロセッサと、
    前記プロセッサに接続されたトランシーバと、
    前記プロセッサの実行可能な命令を格納するためのメモリを備え、
    前記プロセッサは、前記実行可能な命令をロード及び実行することで、請求項1から17のいずれか一項に記載のリソース選択方法を実装するように構成される
    ことを特徴とする端末。
  36. 実行可能な命令が格納されており、前記実行可能な命令がプロセッサによってロード及び実行されることで、請求項1から17のいずれか1つに記載のリソース選択方法を実装する
    ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。

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