JP2023516874A - ドナー間の移行の間、ｉａｂ－ノード構成情報を更新するための方法およびデバイス - Google Patents

ドナー間の移行の間、ｉａｂ－ノード構成情報を更新するための方法およびデバイス Download PDF

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Abstract

本開示は、ソースＩＡＢ－ドナーから標的ＩＡＢ－ドナーへのドナー間の移行の間、移行統合アクセスバックホールノード（ＩＡＢ－ノード）のための構成情報を更新するための方法、システム、およびデバイスを説明する。ある方法は、標的ＩＡＢ－ドナー中央ユニット（ＣＵ）によって、ハンドオーバ準備の間、専用無線リソース制御（ＲＲＣ）メッセージ内に、移行ＩＡＢ－ノード分散型ユニット（ＤＵ）のための構成情報を提供することを含む。本方法はさらに、標的ＩＡＢ－ドナーＣＵによって、ＸｎＡＰメッセージをソースＩＡＢ－ドナーＣＵに送信することであって、ＸｎＡＰメッセージは、構成情報をＲＲＣトランスペアレントコンテナとして備え、次いで、ソースＩＡＢ－ドナーＣＵが、専用ＲＲＣメッセージを移行ＩＡＢ－ノードモバイル端末（ＭＴ）に送信し、専用ＲＲＣメッセージは、構成情報を備える、ことを含む。

Description

本開示は、概して、無線通信を対象とする。特に、本開示は、ドナー間の移行の間、統合アクセスバックホール（ＩＡＢ）ノード構成情報を更新するための方法およびデバイスに関する。
無線通信技術は、ますます接続およびネットワーク化された社会を目指した世界に移りつつある。ロングタームエボリューション（ＬＴＥ）と比較すると、第５世代（５Ｇ）の新しい無線（ＮＲ）技術は、例えば、ミリメートル波（ｍｍ波）周波数帯域を含む、よりはるかに広いスペクトルを有する。多入力多出力（ＭＩＭＯ）および／または複数のビームシステムの開発に伴って、５Ｇ ＮＲは、よりはるかに高速の速度およびよりはるかに短い待ち時間を提供し得る。
５Ｇ ＮＲは、統合アクセスバックホール（ＩＡＢ）実装を含んでもよい。ＩＡＢ実装は、１つまたはそれを上回るＩＡＢ－ドナーと、複数の接続ＩＡＢ－ノードとを含んでもよい。現在、特に、１つのＩＡＢノードが、１つのＩＡＢ－ドナーから別のＩＡＢ－ドナーに移行するとき、ＩＡＢノードを構成することと関連付けられる問題および／または問題点がある。
本開示は、無線通信の性能を改良するために、既存のシステムと関連付けられる問題／問題点のうちの少なくともいくつかに対処し得る。
本書は、無線通信のための方法、システム、およびデバイスに関し、より具体的には、ドナー間の移行の間、統合アクセスバックホール（ＩＡＢ）ノード構成情報を更新するための方法、システム、およびデバイスに関する。
一実施形態では、本開示は、無線通信のための方法を説明する。本方法は、標的ＩＡＢ－ドナー中央ユニット（ＣＵ）によって、ハンドオーバ準備の間、専用無線リソース制御（ＲＲＣ）メッセージ、すなわち、ＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎメッセージ内に、移行ＩＡＢ－ノード分散型ユニット（ＤＵ）のための構成情報を提供することと、標的ＩＡＢ－ドナーＣＵによって、ＸｎＡＰメッセージをソースＩＡＢ－ドナーＣＵに送信することであって、ＸｎＡＰメッセージは、構成情報をＲＲＣトランスペアレントコンテナとして備え、次いで、ソースＩＡＢ－ドナーＣＵが、専用ＲＲＣメッセージを移行ＩＡＢ－ノードモバイル端末（ＭＴ）に送信し、専用ＲＲＣメッセージは、構成情報を備える、ことによって、ソースＩＡＢ－ドナーから標的ＩＡＢ－ドナーへのドナー間の移行の間、移行統合アクセスバックホールノード（ＩＡＢ－ノード）のための構成情報を更新することを含む。
別の実施形態では、本開示は、無線通信のための方法を説明する。本方法は、標的ＩＡＢ－ドナー中央ユニット（ＣＵ）によって、Ｆ１－ＡＰメッセージを移行ＩＡＢ－ノード分散型ユニット（ＤＵ）に送信することであって、Ｆ１－ＡＰメッセージは、新しい無線（ＮＲ）物理セル識別子（ＰＣＩ）および／またはＮＲセルグローバル識別子（ＣＧＩ）を備える、新しい構成情報を備えることによって、ソースＩＡＢ－ドナーから標的ＩＡＢ－ドナーへのドナー間の移行の間、移行統合アクセスバックホールノード（ＩＡＢ－ノード）のための構成情報を更新することを含む。
別の実施形態では、本開示は、無線通信のための方法を説明する。本方法は、標的ＩＡＢ－ドナー中央ユニット（ＣＵ）によって、移行ＩＡＢ－ノードのための構成情報を配分し、Ｆ１設定失敗メッセージ内に要因値を設定することと、標的ＩＡＢ－ドナーＣＵによって、Ｆ１設定失敗メッセージを移行ＩＡＢ－ノードＤＵに送信することであって、Ｆ１設定失敗メッセージは、移行ＩＡＢ－ノードのための配分された構成情報を備える、こととによって、ソースＩＡＢ－ドナーから標的ＩＡＢ－ドナーへのドナー間の移行の間、統合アクセスバックホールノード（ＩＡＢ－ノード）のための構成情報を更新することを含む。
いくつかの他の実施形態では、無線通信のための装置が、命令を記憶する、メモリと、メモリと通信する、処理回路網とを含んでもよい。処理回路網が、命令を実行すると、処理回路網は、上記の方法を実行するように構成される。
いくつかの他の実施形態では、無線通信のためのデバイスが、命令を記憶する、メモリと、メモリと通信する、処理回路網とを含んでもよい。処理回路網が、命令を実行すると、処理回路網は、上記の方法を行うように構成される。
いくつかの他の実施形態では、コンピュータ可読媒体が、コンピュータによって実行されると、コンピュータに、上記の方法を行わせる、命令を備える。
上記および他の側面およびその実装は、図面、説明、および請求項により詳細に説明される。
図１Ａは、統合アクセスバックホール（ＩＡＢ）システムを含む、無線通信システムの実施例を示す。
図１Ｂは、ＩＡＢシステムのアーキテクチャの別の実施例を示す。
図２は、ＩＡＢ－ドナーまたはＩＡＢ－ノードの実施例を示す。
図３は、ユーザ機器の実施例を示す。
図４は、ドナー間の移行における移行ＩＡＢ－ノードの概略図を示す。
図５は、無線通信のための方法のフロー図を示す。
図６Ａは、図５における無線通信のための方法の例示的論理フローを示す。
図６Ｂは、図５における無線通信のための方法の別の例示的論理フローを示す。
図６Ｃは、図５における無線通信のための方法の別の例示的論理フローを示す。
図６Ｄは、図５における無線通信のための方法の別の例示的論理フローを示す。
図７は、無線通信のための別の方法のフロー図を示す。
図８は、無線通信のための別の方法のフロー図を示す。
詳細な説明
本開示が、ここで、本開示の一部を形成し、例証として、実施形態の具体的実施例を示す、添付の図面を以降で参照して、詳細に説明されるであろう。しかしながら、本開示は、種々の異なる形態で具現化され得、したがって、網羅または請求される主題は、下記に記載されることになる実施形態のいずれかに限定されているものとして解釈されるように意図されるものではないことに留意されたい。
本明細書および請求項全体を通して、用語は、明示的に記載される意味以外にも文脈において示唆または含意される微妙な意味を有し得る。同様に、本明細書に使用されるような語句「一実施形態では（ｉｎ ｏｎｅ ｅｍｂｏｄｉｍｅｎｔ）」または「いくつかの実施形態では（ｉｎ ｓｏｍｅ ｅｍｂｏｄｉｍｅｎｔｓ）」は、必ずしも、同一の実施形態を指すわけではなく、本明細書に使用されるような語句「別の実施形態では（ｉｎ ａｎｏｔｈｅｒ ｅｍｂｏｄｉｍｅｎｔ）」または「他の実施形態では（ｉｎ ｏｔｈｅｒ ｅｍｂｏｄｉｍｅｎｔｓ）」は、必ずしも異なる実施形態を指すわけではない。本明細書に使用されるような語句「１つの実装では（ｉｎ ｏｎｅ ｉｍｐｌｅｍｅｎｔａｔｉｏｎ）」または「いくつかの実装では（ｉｎ ｓｏｍｅ ｉｍｐｌｅｍｅｎｔａｔｉｏｎｓ）」は、必ずしも、同一の実装を指すわけではなく、本明細書に使用されるような語句「別の実装では（ｉｎ ａｎｏｔｈｅｒ ｉｍｐｌｅｍｅｎｔａｔｉｏｎ）」または「他の実装では（ｉｎ ｏｔｈｅｒ ｉｍｐｌｅｍｅｎｔａｔｉｏｎｓ）」は、必ずしも、異なる実装を指すわけではない。例えば、請求される主題が、全体的または部分的に、例示的実施形態または実装の組み合わせを含むことを意図している。
一般に、専門用語は、少なくとも部分的に、文脈における使用から理解され得る。例えば、本明細書に使用されるような「および」、「または」、または「および／または」等の用語は、少なくとも部分的に、そのような用語が使用される文脈に依存し得る、種々の意味を含み得る。典型的には、「または」は、Ａ、Ｂ、またはＣ等のリストを関連付けるために使用される場合、ここでは包括的な意味で使用されるＡ、Ｂ、およびＣ、および、ここでは排他的な意味で使用されるＡ、Ｂ、またはＣを意味することを意図している。加えて、本明細書に使用されるような用語「１つまたはそれを上回る」または「少なくとも１つ」は、少なくとも部分的に、文脈に応じて、単数形の意味で任意の特徴、構造、または特性を説明するために使用され得る、または複数形の意味で特徴、構造、または特性の組み合わせを説明するために使用され得る。同様に、再び、「ａ」、「ａｎ」、または「ｔｈｅ」等の用語は、少なくとも部分的に、文脈に応じて、単数形の使用を伝えるように、または複数形の使用を伝えるように理解され得る。加えて、用語「～に基づく」または「～によって決定される」は、必ずしも、因子の排他的セットを伝えることを意図しないように理解され得、代わりに、再び、少なくとも部分的に、文脈に応じて、必ずしも明確に説明されない付加的因子の存在を可能にし得る。
本開示は、ドナー間の移行の間、統合アクセスバックホール（ＩＡＢ）ノード構成情報を更新するための方法およびデバイスを説明する。
次世代（ＮＧ）または第５世代（５Ｇ）無線通信は、高速の速度でダウンロードすることからリアルタイム短待ち時間通信をサポートすることまでの能力の範囲を提供してもよい。ロングタームエボリューション（ＬＴＥ）と比較して、５Ｇの新しい無線（ＮＲ）技術は、例えば、ミリメートル波（ｍｍ波）周波数帯域を含む、よりはるかに広いスペクトルを有する。多入力多出力（ＭＩＭＯ）および／または複数のビームシステムの開発に伴って、５Ｇ ＮＲは、よりはるかに高速の速度およびよりはるかに短い待ち時間を提供し得る。５Ｇ ＮＲは、統合アクセスバックホール（ＩＡＢ）実装の開発を含んでもよい。ＩＡＢ実装は、１つまたはそれを上回るＩＡＢ－ドナーと、複数の接続ＩＡＢ－ノードとを含んでもよい。ＩＡＢ実装は、無線バックホールおよび中継リンクを介して、１つまたはそれを上回るＩＡＢ－ドナーと１つまたはそれを上回るＩＡＢ－ノードとの間で通信してもよい。ＩＡＢ実装は、フレキシブルなＮＲセル構成を提供し、ＩＡＢ－ドナーの密度を増加させずに、セル密度を増加させ得る。
ＩＡＢシステムが、１つまたはそれを上回るＩＡＢ－ドナーと、１つまたはそれを上回るＩＡＢ－ノードとを含み得、これは、集合的に、無線接続サービスを１つまたはそれを上回るユーザ機器（ＵＥ）（例えば、スマートフォン）に提供する。ＩＡＢ－ドナーおよびＩＡＢ－ノードは、ＮＧ無線アクセスネットワーク（ＮＧ－ＲＡＮ）基地局を含む、無線ネットワーク基地局であり得、これは、モバイル通信コンテキスト内にＮｏｄｅＢ（ＮＢ、例えば、ｇＮＢ）を含んでもよい。ＩＡＢ－ドナーは、アクセスバックホールを１つまたはそれを上回る接続子ＩＡＢ－ノードに提供し得、有線通信を介して、コアネットワークに接続し得る。１つの実装では、コアネットワークは、５Ｇコアネットワーク（５ＧＣ）を含んでもよい。別の実装では、有線通信は、ファイバ伝送通信を含んでもよい。ＩＡＢ－ノードは、無線アクセスリンクと、無線バックホールリンクとを含んでもよい。無線アクセスリンクは、ＵＥとＩＡＢ－ノードとの間の通信のために使用されてもよい。無線バックホールリンクは、ＩＡＢ－ノードとＩＡＢ－ドナーとの間の通信、および／または別のＩＡＢ－ノードを伴う１つのＩＡＢ－ノードの間の通信のために使用されてもよい。したがって、ＩＡＢ－ノードは、データバックホールのために有線通信ネットワークは必要ない。いくつかの実装では、ＩＡＢ－ノードは、ＩＡＢ－ノードが、よりフレキシブルであり、実装することがより容易であって、有線通信ネットワークを実装する負担を軽減するように、データバックホールのための有線通信ネットワークを含まない。アクセスリンクおよびバックホールリンクは、同一の周波数（帯域内中継として知られる）を用いて伝送帯域を使用する、または異なる周波数（帯域外中継として知られる）を用いて伝送帯域を使用してもよい。
図１Ａおよび１Ｂを参照すると、ＩＡＢ－ドナー１３０は、アクセスバックホール１４０を１つまたはそれを上回る接続子ＩＡＢ－ノード（１５２および１５４）に提供してもよい。ＩＡＢ－ドナー１３０は、有線通信１２０を介して、コアネットワーク１１０に接続してもよい。１つの実装では、コアネットワーク１１０は、５Ｇコアネットワーク（５ＧＣ）を含んでもよい。別の実装では、有線通信１２０は、ファイバ伝送通信を含んでもよい。
ＩＡＢ－ドナーが、無線接続を１つまたはそれを上回るユーザ機器（ＵＥ）に提供してもよい。ＵＥは、モバイルデバイス、例えば、スマートフォンまたは車両内に配置されるモバイル通信モジュールであってもよい。例えば、ＩＡＢ－ドナー１３０は、無線接続１６０をＵＥ１７２に提供してもよい。
同様に、限定ではないが、子ＩＡＢ－ノードが、無線接続を１つまたはそれを上回るＵＥに提供してもよい。例えば、ＩＡＢ－ノード１５２は、無線接続１６０をＵＥ１７４に提供してもよい。
同様に、限定ではないが、子ＩＡＢ－ノードが、アクセスバックホールを１つまたはそれを上回る接続孫ＩＡＢ－ノードに提供してもよい。例えば、ＩＡＢ－ノード１５４は、アクセスバックホール１４０をＩＡＢ－ノード１５６に提供してもよい。同様に、限定ではないが、孫ＩＡＢ－ノードはまた、アクセスバックホールを１つまたはそれを上回る接続曾孫ＩＡＢ－ノードに提供する、および／または無線接続を１つまたはそれを上回るＵＥに提供してもよい。
図１Ｂを参照すると、ＩＡＢシステム１００は、１つを上回るＩＡＢ－ドナー（１３０および１３５）を含んでもよい。ＩＡＢ－ドナーはそれぞれ、有線通信１２０を介して、コアネットワーク（例えば、５ＧＣ）１１０に接続してもよい。１つの実装では、ＩＡＢ－ドナー１３５は、アクセスバックホール１４０を１つまたはそれを上回る接続子ＩＡＢ－ノード１５８に提供してもよく、ＩＡＢ－ノード１５８は、無線接続１６０を１つまたはそれを上回るＵＥ１７６に提供してもよい。
ＩＡＢ－ノード１５４を介して、現在ＩＡＢ－ドナー１３０に接続する、ＩＡＢ－ノード１５６は、ＩＡＢ－ドナー１３５に移行してもよい。これは、ドナー間の移行と呼ばれ得、ＩＡＢ－ノード１５６は、移行ＩＡＢ－ノードと呼ばれ得る。現在、ドナー間の移行の間、移行ＩＡＢノードを構成することと関連付けられる、問題および／または問題点がある。
本開示は、ドナー間の移行の間、移行ＩＡＢ－ノードのための構成情報を更新する方法およびデバイスの実施形態を説明し、上記で議論される問題のうちの少なくともいくつかに対処する。
図２は、例示的無線通信基地局２００を示す。無線通信基地局２００は、図１Ａおよび１Ｂにおける、ＩＡＢ－ドナー（１３０および１３５）と、ＩＡＢ－ノード（１５２、１５４、１５６、および１５８）とのうちの少なくとも１つの例示的実装であってもよい。基地局２００は、１つまたはそれを上回るＵＥ、および／または１つまたはそれを上回る他の基地局を用いて、通信を伝送／受信するために、無線伝送／受信（Ｔｘ／Ｒｘ）回路網２０８を含んでもよい。基地局はまた、基地局を、他の基地局および／またはコアネットワーク、例えば、光学または有線相互接続、イーサネット（登録商標）、および／または他のデータ伝送媒体／プロトコルと通信させるために、ネットワークインターフェース回路網２０９を含んでもよい。基地局２００は、随意に、オペレータまたは同等物と通信するために、入／出力（Ｉ／Ｏ）インターフェース２０６を含んでもよい。
基地局はまた、システム回路網２０４を含んでもよい。システム回路網２０４は、プロセッサ２２１および／またはメモリ２２２を含んでもよい。メモリ２２２は、オペレーティングシステム２２４と、命令２２６と、パラメータ２２８とを含んでもよい。命令２２６は、基地局の機能を実施するために、プロセッサ１２４のうちの１つまたはそれを上回るもののために構成されてもよい。パラメータ２２８は、命令２２６の実行をサポートするために、パラメータを含んでもよい。例えば、パラメータは、ネットワークプロトコル設定、帯域幅パラメータ、無線周波数マッピング割当、および／または他のパラメータを含んでもよい。
図３は、例示的ユーザ機器（ＵＥ）３００を示す。ＵＥ３００は、モバイルデバイス、例えば、スマートフォンまたは車両内に配置されるモバイル通信モジュールであってもよい。ＵＥ３００は、図１Ａおよび１Ｂにおける、ＵＥ（１７２、１７４、および１７６）のうちの少なくとも１つの例示的実装であってもよい。ＵＥ３００は、通信インターフェース３０２と、システム回路網３０４と、入／出力インターフェース（Ｉ／Ｏ）３０６と、ディスプレイ回路網３０８と、記憶装置３０９とを含んでもよい。ディスプレイ回路網は、ユーザインターフェース３１０を含んでもよい。システム回路網３０４は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、または他の論理／回路網の任意の組み合わせを含んでもよい。システム回路網３０４は、例えば、１つまたはそれを上回るシステムオンチップ（ＳｏＣ）、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）、離散アナログおよびデジタル回路、および他の回路網を用いて、実装されてもよい。システム回路網３０４は、ＵＥ３００における任意の所望の機能性の実装の一部であってもよい。その点において、システム回路網３０４は、実施例として、音楽およびビデオをデコーディングおよび再生する、例えば、ＭＰ３、ＭＰ４、ＭＰＥＧ、ＡＶＩ、ＦＬＡＣ、ＡＣ３、またはＷＡＶデコーディングおよび再生、アプリケーションを起動する、ユーザ入力を受け取る、アプリケーションデータを保存および読み出す、一実施例として、インターネットコネクティビティのために、携帯電話コールまたはデータ接続を確立、維持、および終了する、無線ネットワーク接続、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）接続、または他の接続を確立、維持、および終了させる、および関連情報をユーザインターフェース３１０上に表示することを促進する、論理を含んでもよい。ユーザインターフェース３１０および入／出力（Ｉ／Ｏ）インターフェース３０６は、グラフィカルユーザインターフェース、タッチセンサ式ディスプレイ、触知フィードバックまたは他の触知出力、音声または顔認識入力、ボタン、スイッチ、スピーカ、および他のユーザインターフェース要素を含んでもよい。Ｉ／Ｏインターフェース３０６の付加的実施例は、マイクロホン、ビデオ、静止画カメラ、温度センサ、振動センサ、回転および配向センサ、ヘッドセットおよびマイクロホン入力／出力ジャック、ユニバーサルシリアルバス（ＵＳＢ）コネクタ、メモリカードスロット、放射センサ（例えば、ＩＲセンサ）、および他のタイプの入力を含んでもよい。
図３を参照すると、通信インターフェース３０２は、１つまたはそれを上回るアンテナ３１４を通して、信号の伝送および受信をハンドリングする、無線周波数（ＲＦ）伝送（Ｔｘ）および受信（Ｒｘ）回路網３１６を含んでもよい。通信インターフェース３０２は、１つまたはそれを上回る送受信機を含んでもよい。送受信機は、１つまたはそれを上回るアンテナを通して、または（いくつかのデバイスのための）物理（例えば、有線）媒体を通して、伝送および受信するために、変調／復調回路網、デジタル／アナログコンバータ（ＤＡＣ）、成形テーブル、アナログ／デジタルコンバータ（ＡＤＣ）、フィルタ、波形整形器、フィルタ、前置増幅器、電力増幅器、および／または他の論理を含む、無線送受信機であってもよい。伝送および受信された信号は、多様なアレイのフォーマット、プロトコル、変調（例えば、ＱＰＳＫ、１６－ＱＡＭ、６４－ＱＡＭ、または２５６－ＱＡＭ）、周波数チャネル、ビットレート、および符号化のうちのいずれかに準拠してもよい。１つの具体的実施例として、通信インターフェース３０２は、２Ｇ、３Ｇ、ＢＴ、ＷｉＦｉ、ユニバーサルモバイル通信システム（ＵＭＴＳ）、高速パケットアクセス（ＨＳＰＡ）＋、４Ｇ／ロングタームエボリューション（ＬＴＥ）、および５Ｇ規格下で伝送および受信をサポートする、送受信機を含んでもよい。しかしながら、下記に説明される技法は、第３世代移動通信システム（３ＧＰＰ（登録商標））、ＧＳＭ（登録商標）アソシエーション、３ＧＰＰ２、ＩＥＥＥ、または他の共同または標準化団体から生じるかどうかにかかわらず、他の無線通信技術に適用可能である。
図３を参照すると、システム回路網３０４は、１つまたはそれを上回るプロセッサ３２１と、メモリ３２２とを含んでもよい。メモリ３２２は、例えば、オペレーティングシステム３２４と、命令３２６と、パラメータ３２８とを記憶する。プロセッサ３２１は、ＵＥ３００に関して所望の機能性を実行するために、命令３２６を実行するように構成される。パラメータ３２８は、構成を提供および規定し、命令３２６のためのオプションを動作してもよい。メモリ３２２はまた、任意のＢＴ、ＷｉＦｉ、３Ｇ、４Ｇ、５Ｇ、またはＵＥ３００が通信インターフェース３０２を通して送信し得る、または受信した他のデータを記憶してもよい。種々の実装では、ＵＥ３００のためのシステム電力が、バッテリまたは変換器等の電力記憶装置デバイスによって供給されてもよい。
本開示は、ドナー間の移行の間、統合アクセスバックホール（ＩＡＢ）ノード構成情報を更新するための方法およびデバイスのいくつかの実施形態を説明し、これは、図２および３において上記で説明される無線ネットワーク基地局および／またはユーザ機器上で、部分的に、または完全に実装されてもよい。
図４を参照すると、ＩＡＢシステム４００が、２つのＩＡＢ－ドナー（４１０および４２０）を含んでもよい。ＩＡＢ－ノード４３０を介して、ＩＡＢ－ドナー４１０に現在接続する、ＩＡＢ－ノード４５０が、ＩＡＢ－ノード４４０を介して、ＩＡＢ－ドナー４２０に移行してもよい。これは、ドナー間の移行と呼ばれ得る。ＩＡＢ－ノード４５０は、移行ＩＡＢ－ノードであり得、ＩＡＢ－ドナー４１０は、ソースＩＡＢ－ドナーであり得、ＩＡＢ－ノード４３０は、ソース親ＩＡＢ－ノードであり得、ＩＡＢ－ドナー４２０は、標的ＩＡＢ－ドナーであり得、ＩＡＢ－ノード４４０は、標的親ＩＡＢ－ノードであり得る。
ソースＩＡＢ－ドナー４１０は、中央ユニット（ＣＵ）４１２と、分散型ユニット（ＤＵ）４１４とを含み得、ソースＩＡＢ－ドナーＣＵ４１２は、ソースＩＡＢ－ドナーＤＵ４１４と通信し得る。ソースＩＡＢ－ドナー４１０と通信する、ソース親ＩＡＢ－ノード４３０は、モバイル端末（ＭＴ）４３２と、分散型ユニット（ＤＵ）４３４とを含んでもよい。標的ＩＡＢ－ドナー４２０は、ＣＵ４２２と、ＤＵ４２４とを含み得、標的ＩＡＢ－ドナーＣＵ４２２は、標的ＩＡＢ－ドナーＤＵ４２４と通信し得る。標的ＩＡＢ－ドナー４２０と通信する、標的ＩＡＢ－ノード４４０は、ＭＴ４４２と、ＤＵ４４４とを含んでもよい。
ドナー間の移行に先立って、移行ＩＡＢ－ノード４５０は、ソース親ＩＡＢ－ノード４３０と通信してもよい。移行ＩＡＢ－ノード４５０は、ＭＴ４５２と、ＤＵ４５４とを含んでもよい。１つの実装では、移行ＩＡＢ－ノード４５０は、ＵＥ４７０と通信してもよい。別の実装では、移行ＩＡＢ－ノード４５０は、子ＩＡＢ－ノード４６０と通信してもよい。子ＩＡＢ－ノード４６０は、ＭＴ４６２と、ＤＵ４６４とを含んでもよい。
図４を参照すると、移行ＩＡＢ－ノード４５０は、ソースＩＡＢ－ドナー４１０に接続するソース親ＩＡＢ－ノード４３０から、標的ＩＡＢ－ドナー４２０に接続する標的ＩＡＢ－ノード４４０に、そのアタッチ点を変更してもよい。１つの実装では、ハンドオーバ（ＨＯ）プロセスが、ドナー間の移行の間に生じ得、これは、ＣＵ間ＨＯシナリオであり得る。移行ＩＡＢ－ノードＤＵ４５４は、Ｆ１－ＡＰメッセージ４８２を介して、標的ＩＡＢ－ドナーＣＵ４２２と通信してもよい。
図５を参照すると、本開示は、専用ＲＲＣメッセージ、例えば、限定ではないが、ＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎメッセージを使用して、移行ＩＡＢ－ノードのための構成情報を更新するための方法５００の種々の実施形態を説明する。本方法は、Ｆ１－ＡＰプロシージャを用いて更新することと関連付けられる、時間遅延の問題／問題点を解決し得、構成情報を更新するために、ハンドオーバ準備において専用ＲＲＣメッセージを使用することは、ドナー間の移行時間遅延を減少させ、ＩＡＢシステムの性能を改良し得る。構成情報は、ｇＮＢ－ＤＵ識別（ＩＤ）、新しい無線（ＮＲ）物理セル識別子（ＰＣＩ）、ＮＲセルグローバル識別子（ＣＧＩ）、または公衆陸上モバイルネットワーク（ＰＬＭＮ）識別のうちの少なくとも１つを含んでもよい。
方法５００は、以下のステップの一部または全てを含んでもよい。ステップ５１０：標的ＩＡＢ－ドナー中央ユニット（ＣＵ）によって、専用ＲＲＣメッセージ、例えば、限定ではないが、ＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎメッセージ内に、移行ＩＡＢ－ノード分散型ユニット（ＤＵ）のための構成情報を提供するステップ。ステップ５２０：標的ＩＡＢ－ドナーＣＵによって、生成されたＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎメッセージを含む、ＸｎＡＰメッセージをソースＩＡＢ－ドナーに送信するステップであって、ＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎメッセージは、提供される構成情報を備える、ステップ。ステップ５３０：ソースＩＡＢ－ドナーＣＵによって、ＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎメッセージを移行ＩＡＢ－ノードモバイル端末（ＭＴ）に送信するステップであって、ＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎメッセージは、提供される構成情報を備える、ステップ。ステップ５４０：ＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎメッセージの受信に応じて、移行ＩＡＢ－ノードＭＴによって、提供される構成情報を移行ＩＡＢ－ノードＤＵに転送するステップ。
図６Ａは、ドナー間の移行の間、専用ＲＲＣメッセージを使用して、移行ＩＡＢ－ノード４５０に関するｇＮＢ－ＤＵ ＩＤを更新するための方法６００の論理フローを示す。現在、移行ＩＡＢ－ノードに関するｇＮＢ－ＤＵ ＩＤは、動作、管理、および保守（ＯＡＭ）によって構成され得る。ｇＮＢ－ＤＵ ＩＤは、移行ＩＡＢ－ノードをＩＡＢ－ドナーと接続するための一意の識別子であってもよい。移行の間、ＯＡＭは、移行ＩＡＢ－ノードに関するｇＮＢ－ＤＵ ＩＤの一意性を確実にし得、これは、ＩＡＢ－ドナーによってＦ１－ＡＰ通信が送信される、ＩＡＢ－ノードから識別することのその一次機能を果たす。ハンドオーバ準備において移行ＩＡＢ－ノードに関するｇＮＢ－ＤＵ ＩＤを更新するためのＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎメッセージを使用する、方法６００は、ドナー間の移行時間遅延を減少させ、ＩＡＢシステムの性能を改良し得る。
図６Ａにおけるステップ６１０を参照すると、移行ＩＡＢ－ノードＭＴ４５２は、測定報告をソース親ＩＡＢ－ノードＤＵ４３４に送信してもよい。
図６Ａにおけるステップ６２０を参照すると、方法６００は、測定報告を伝達するために、ソース親ＩＡＢ－ノードＤＵ４３４によって、アップリンク無線リソース制御（ＲＲＣ）転送メッセージをソースＩＡＢ－ドナーＣＵ４１２に送信するステップを含んでもよい。アップリンクＲＲＣ転送メッセージは、測定報告を含み、ソースＩＡＢ－ドナーＣＵ４１２によって、アップリンクＲＲＣ転送メッセージをサービングＩＡＢ－ノード４３０から受信するステップを含んでもよい。
図６Ａにおけるステップ６３０を参照すると、ハンドオーバ準備を開始するために、アップリンクＲＲＣ転送メッセージを受信するステップに応じて、ソースＩＡＢ－ドナーＣＵ４１２は、Ｘｎハンドオーバ要求メッセージを標的ＩＡＢ－ドナーＣＵ４２２に送信してもよい。
図６Ａにおけるステップ６３５を参照すると、標的ＩＡＢ－ドナーＣＵ４２２は、移行ＩＡＢ－ノードに関するｇＮＢ－ＤＵ ＩＤを配分し、配分されたｇＮＢ－ＤＵ ＩＤを専用ＲＲＣメッセージ内に提供してもよい。１つの実装では、例えば、限定ではないが、専用ＲＲＣメッセージは、ＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎメッセージであってもよい。
図６Ａにおけるステップ６４０を参照すると、標的ＩＡＢ－ドナーＣＵ４２２は、Ｘｎハンドオーバ要求承認（ＡＣＫ）メッセージをソースＩＡＢ－ドナーＣＵ４１２に送信してもよい。Ｘｎハンドオーバ要求承認メッセージは、配分されたｇＮＢ－ＤＵ ＩＤを含む、ＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎメッセージを含んでもよい。
図６Ａにおけるステップ６５０を参照すると、ソースＩＡＢ－ドナーＣＵ４１２は、生成されたＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎメッセージを含む、ＵＥコンテキスト修正要求メッセージをソース親ＩＡＢ－ノードＤＵ４３４に送信してもよい。生成されたダウンリンクＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎメッセージは、配分されたｇＮＢ－ＤＵ ＩＤを含んでもよい。
図６Ａにおけるステップ６６０を参照すると、ソースＩＡＢ－ドナーＣＵ４１２から、ＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎメッセージを伴うＦ１－ＡＰメッセージとして、ＵＥコンテキスト修正要求メッセージを受信するステップに応じて、ソース親ＩＡＢ－ノードＤＵ４３４は、ＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎメッセージを移行ＩＡＢ－ノードＭＴ４５２に送信してもよく、ＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎメッセージは、配分されたｇＮＢ－ＤＵ ＩＤを備える。
図６Ａにおけるステップ６７０を参照すると、ＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎメッセージを受信するステップに応じて、移行ＩＡＢ－ノードＭＴ４５２は、配分されたｇＮＢ－ＤＵ ＩＤを移行ＩＡＢ－ノードＤＵに転送してもよい。
図６Ｂを参照すると、本開示は、ハンドオーバ準備の間、専用ＲＲＣメッセージを使用して、移行ＩＡＢ－ノード４５０に関するＮＲ ＰＣＩを更新するための方法６００ｂの別の実施形態を説明する。移行ＩＡＢ－ノードに関するサーブされるセル情報は、Ｆ１動作前状態におけるＯＡＭによって構成され得、および／またはＦ１設定要求を介して、ＩＡＢ－ドナーＣＵに伝送され得る。サーブされるセル情報は、ＮＲ ＣＧＩ、ＮＲ ＰＣＩ、５ＧＳ追跡エリアコード（ＴＡＣ）、および／または公衆陸上モバイルネットワーク（ＰＬＭＮ）ＩＤを含んでもよい。移行ＩＡＢ－ノードに関するＮＲ ＰＣＩを更新するためのＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎメッセージを使用する方法６００ｂは、ドナー間の移行時間遅延を減少させ、ＩＡＢシステムの性能を改良し得る。
方法６００ｂは、図６Ａにおける方法６００と若干異なってもよい。ステップ６３５ｂおよび６７０ｂはそれぞれ、図６Ａにおけるステップ６３５および６７０と異なる。ステップ６３５において、専用ＲＲＣメッセージ内にｇＮＢ－ＤＵ ＩＤを配分するのではなく、標的ＩＡＢ－ドナーＣＵ４２２は、ステップ６３５ｂにおいて、専用ＲＲＣメッセージ内にＮＲＰＣＩを配分し得、ステップ６７０において、配分されたｇＮＢ－ＤＵ ＩＤを移行ＩＡＢ－ノードＤＵ４５４に転送するのではなく、移行ＩＡＢ－ノードＭＴ４５２は、ステップ６７０ｂにおいて、配分されたＮＲ ＰＣＩを移行ＩＡＢ－ノードＤＵ４５４に転送し得る。方法６００ｂはさらに、移行ＩＡＢ－ノードＤＵ４５４が、ＮＲ ＣＧＩによって示されるセルをアクティブ化し、ＮＲ ＰＣＩによって示されるセルを再構成するステップを含んでもよい。
図６Ｃを参照すると、本開示は、ドナー間の移行の間、ＲＲＣＲｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎメッセージを使用して、移行ＩＡＢ－ノード４５０に関するＮＲ ＣＧＩを更新するための方法６００ｃの別の実施形態を説明する。移行ＩＡＢ－ノードに関するＮＲ ＣＧＩは、ＯＡＭによって構成され得る。ＮＲ ＣＧＩは、ＰＬＭＮ ＩＤと、ＮＲセルＩＤとを含んでもよい。ＮＲセルＩＤはさらに、ｇＮＢ ＩＤと、セルＩＤとをｇＮＢ内に含んでもよい。移行ＩＡＢ－ノードに関するＮＲ ＣＧＩを更新するために専用ＲＲＣメッセージを使用する、方法６００ｃは、ドナー間の移行時間遅延を減少させ、ＩＡＢシステムの性能を改良し得る。
方法６００ｃは、図６Ａにおける方法６００と若干異なってもよい。ステップ６３５ｃおよび６７０ｃはそれぞれ、図６Ａにおける、ステップ６３５および６７０と異なる。ステップ６３５において、ｇＮＢ－ＤＵ ＩＤを専用ＲＲＣメッセージ内に配分するのではなく、標的ＩＡＢ－ドナーＣＵ４２２は、ステップ６３５ｃにおいて、ＮＲ ＣＧＩを専用ＲＲＣメッセージ内に配分し得、ステップ６７０において、配分されたｇＮＢ－ＤＵ ＩＤを移行ＩＡＢ－ノードＤＵ４５４に転送するのではなく、移行ＩＡＢ－ノードＭＴ４５２は、ステップ６７０ｃにおいて、配分されたＮＲ ＣＧＩを移行ＩＡＢ－ノードＤＵ４５４に転送し得る。方法６００ｃはさらに、移行ＩＡＢ－ノードＤＵ４５４が、ＮＲ ＣＧＩによって示されるセルをアクティブ化し、ＮＲ ＰＣＩによって示されるセルを再構成するステップを含んでもよい。
図６Ｄを参照して、本開示は、ドナー間の移行の間、専用ＲＲＣメッセージを使用して、移行ＩＡＢ－ノード４５０に関するＰＬＭＮ ＩＤを更新するための方法６００ｄの別の実施形態を説明する。移行ＩＡＢ－ノードに関するＰＬＭＮ ＩＤが、ＯＡＭによって構成され得る。移行ＩＡＢ－ノードに関するＰＬＭＮ ＩＤを更新するために専用ＲＲＣメッセージを使用する方法６００ｄは、ドナー間の移行時間遅延を減少させ、ＩＡＢシステムの性能を改良し得る。
方法６００ｄは、図６Ａにおける方法６００と若干異なってもよい。ステップ６３５ｄおよび６７０ｄはそれぞれ、図６Ａにおけるステップ６３５および６７０と異なる。ステップ６３５において、ｇＮＢ－ＤＵ ＩＤを専用ＲＲＣメッセージに配分するのではなく、標的ＩＡＢ－ドナーＣＵ４２２は、ステップ６３５ｄにおいて、ＰＬＭＮ ＩＤを専用ＲＲＣメッセージ内に配分し得、ステップ６７０において、配分されたｇＮＢ－ＤＵ ＩＤを移行ＩＡＢ－ノードＤＵ４５４に転送するのではなく、移行ＩＡＢ－ノードＭＴ４５２は、ステップ６７０ｄにおいて、配分されたＰＬＭＮ ＩＤを移行ＩＡＢ－ノードＤＵ４５４に転送し得る。方法６００ｄはさらに、移行ＩＡＢ－ノードＤＵ４５４が、配分されたＰＬＭＮ ＩＤに基づいて、構成し得ることを含んでもよい。
図７を参照すると、本開示は、ドナー間の移行の間、Ｆ１設定失敗メッセージを使用して、移行ＩＡＢ－ノードに関する構成情報を更新するための方法７００の種々の実施形態を説明する。本方法は、移行ＩＡＢ－ノードのための前の構成情報が、標的ＩＡＢ－ドナーとすでに接続しているある他のＩＡＢ－ノードと同一である、コンフリクトの存在と関連付けられる、問題／問題点を解決し得る。本開示は、Ｆ１設定失敗メッセージを介して、標的ＩＡＢ－ドナーによって新しい構成情報を配分することによって、上記のコンフリクトを解決し、したがって、ＩＡＢシステムの性能を改良し得る。構成情報は、ｇＮＢ－ＤＵ識別（ＩＤ）、新しい無線（ＮＲ）物理セル識別子（ＰＣＩ）、またはＮＲセルグローバル識別子（ＣＧＩ）のうちの少なくとも１つを含んでもよい。
方法７００は、以下のステップの一部または全てを含んでもよい。ステップ７１０：ソースＩＡＢ－ドナーから標的ＩＡＢ－ドナーへの移行に応じて、移行ＩＡＢ－ノードＤＵが、Ｆ１設定要求メッセージを標的ＩＡＢ－ドナーＣＵに送信するステップであって、Ｆ１設定要求メッセージは、移行に先立って、移行ＩＡＢ－ノードのための前の構成情報を備える、ステップ。ステップ７２０：標的ＩＡＢ－ドナーＣＵが、構成情報のコンフリクトが、存在するかどうかを決定する、ステップ。ステップ７３０：コンフリクトに応答して、標的ＩＡＢ－ドナーＣＵによって、移行ＩＡＢ－ノードのための構成情報を提供し、要因値を設定する、ステップ。ステップ７４０：標的ＩＡＢ－ドナーＣＵによって、Ｆ１設定失敗メッセージを移行ＩＡＢ－ノードＤＵに送信するステップであって、Ｆ１設定失敗メッセージは、移行ＩＡＢ－ノードのための新しく配分された構成情報を備える、ステップ。ステップ７５０：移行ＩＡＢ－ノードＤＵが、新しく配分された構成情報に基づいて、移行ＩＡＢ－ノードを構成する、ステップ。
１つの実装では、構成情報は、ｇＮＢ－ＤＵ ＩＤを含んでもよい。移行ＩＡＢ－ノードＤＵが、前のｇＮＢ－ＤＵ ＩＤを含む、Ｆ１設定要求メッセージを標的ＩＡＢ－ドナーＣＵに送信すると、標的ＩＡＢ－ドナーＣＵは、移行ＩＡＢ－ノードからの前のｇＮＢ－ＤＵ ＩＤが、他の接続ＩＡＢ－ノードの内の１つと同一であるとき、コンフリクトを決定し得る。コンフリクトに応答して、標的ＩＡＢ－ドナーＣＵは、要因値を未知またはｇＮＢ－ＤＵ ＩＤコンフリクトとして設定する。配分されたｇＮＢ－ＤＵ ＩＤを含む、Ｆ１設定失敗メッセージを受信することに応じて、移行ＩＡＢ－ノードＤＵは、配分されたｇＮＢ－ＤＵ ＩＤに基づいて、移行ＩＡＢ－ノードを構成してもよい。
別の実装では、構成情報は、ＮＲ ＰＣＩを含んでもよい。ＮＲ ＰＣＩの数が、限定され得、無線ネットワークが、現実では、限定された数のＮＲ ＰＣＩを再使用する必要があり、したがって、ＰＣＩ混同につながり得る。移行ＩＡＢ－ノードＤＵが、前のＮＲ ＰＣＩを含む、Ｆ１設定要求メッセージを標的ＩＡＢ－ドナーＣＵに送信すると、標的ＩＡＢ－ドナーＣＵは、移行ＩＡＢ－ノードからの前のＮＲ ＰＣＩが、他の接続ＩＡＢ－ノードの内の１つと同一であるとき、コンフリクトを決定し得る。コンフリクトに応答して、標的ＩＡＢ－ドナーＣＵは、要因値を未知またはＰＣＩコンフリクトとして設定する。配分されたＮＲ ＰＣＩを含む、Ｆ１設定失敗メッセージを受信することに応じて、移行ＩＡＢ－ノードＤＵは、ＮＲ ＣＧＩによって示されるセルをアクティブ化し、ＮＲ ＰＣＩによって示されるセルを再構成してもよい。
別の実装では、構成情報は、ＮＲ ＣＧＩを含んでもよい。ＮＲ ＣＧＩは、ＰＬＭＮ ＩＤと、ＮＲセルＩＤとを含んでもよい。ＮＲセルＩＤはさらに、ｇＮＢＩＤと、セルＩＤとをｇＮＢ内に含んでもよい。移行ＩＡＢ－ノードＤＵは、前のＮＲＣＧＩを含む、Ｆ１設定要求メッセージを標的ＩＡＢ－ドナーＣＵに送信する。前のＮＲ ＣＧＩが、標的ＩＡＢ－ドナーＩＤを含む、新しく構築されたＮＲセルＩＤと、前のセルＩＤとを、ソースＩＡＢ－ドナー内に含んでもよい。ソースＩＡＢ－ドナー内の前のセルＩＤが、標的ＩＡＢ－ドナー内の任意の他のＩＡＢ－ノードのセルＩＤと同一であるとき、標的ＩＡＢ－ノードは、コンフリクトを決定し得る。コンフリクトに応答して、標的ＩＡＢ－ドナーＣＵは、要因値を未知またはＣＧＩコンフリクトとして設定する。配分されたＮＲ ＣＧＩを含む、Ｆ１設定失敗メッセージを受信することに応じて、移行ＩＡＢ－ノードＤＵは、ＮＲ ＣＧＩによって示されるセルをアクティブ化し、ＮＲ ＰＣＩによって示されるセルを再構成してもよい。
図８を参照すると、本開示は、ドナー間の移行の間、修正すべきセルリストを含むＦ１設定応答メッセージを使用して、移行ＩＡＢ－ノードに関するＮＲ ＰＣＩおよびＮＲ ＣＧＩを更新するための方法８００の種々の実施形態を説明する。本方法は、ＮＲ ＰＣＩおよび／またはＮＲ ＣＧＩの両方に関する、コンフリクトの存在と関連付けられる、問題／問題点を解決し得る。
方法８００は、以下のステップの一部または全てを含んでもよい。ステップ８１０：ソースＩＡＢ－ドナーから標的ＩＡＢ－ドナーへの移行に応じて、移行ＩＡＢ－ノードＤＵは、Ｆ１設定要求メッセージを標的ＩＡＢ－ドナーＣＵに送信するステップであって、Ｆ１設定要求メッセージは、移行に先立って、移行ＩＡＢ－ノードに関する前のＮＲ ＰＣＩおよびＮＲ ＣＧＩを備える。ステップ８２０：ＮＲ ＰＣＩおよびＮＲ ＣＧＩを伴うコンフリクトに応答する、標的ＩＡＢ－ドナーＣＵによって、Ｆ１設定応答メッセージを移行ＩＡＢ－ノードＤＵに送信するステップであって、Ｆ１設定応答メッセージは、前のＰＣＩおよび／または前のＣＧＩ、およびＮＲ ＰＣＩおよび／またはＮＲ ＣＧＩを備える、修正すべきセルリストを備える。ステップ８３０：移行ＩＡＢ－ノードは、配分された古いＰＣＩおよび／またはＮＲ ＰＣＩおよびＮＲ ＣＧＩを、物理セルＩＤおよびｇＮＢ－ＤＵ識別として見なしてもよい。ステップ８４０：移行ＩＡＢ－ノードは、配分されたＮＲ ＣＧＩによって示されるセルをアクティブ化し、配分されたＮＲＰＣＩによって示されるセルを再構成してもよい。修正すべきセルリストでは、ＮＲ ＰＣＩは、前のＰＣＩに対応し、ＮＲ ＣＧＩは、前のＣＧＩに対応する。
１つの実装では、ＣＧＩコンフリクトのみに応答して、修正すべきセルリストは、前のＣＧＩと、ＮＲ ＰＣＩと、ＮＲ ＣＧＩとを含んでもよい。別の実装では、ＰＣＩコンフリクトのみに応答して、修正すべきセルリストは、前のＰＣＩと、ＮＲ ＰＣＩと、ＮＲ ＣＧＩとを含んでもよい。別の実装では、ＰＣＩコンフリクトおよびＣＧＩコンフリクトに応答して、修正すべきセルリストは、前のＰＣＩと、前のＣＧＩと、ＮＲ ＰＣＩと、ＮＲ ＣＧＩとを含んでもよい。
本開示は、無線通信のための方法、装置、およびコンピュータ可読媒体を説明する。本開示は、ドナー間の移行の間、統合アクセスバックホール（ＩＡＢ）ノード構成情報の更新に伴う問題点に対処した。本開示で説明される方法、デバイス、およびコンピュータ可読媒体は、ドナー間の移行の間、新しい構成情報を移行ＩＡＢ－ノードに送信するために、専用ＲＲＣメッセージを使用すること、またはＦ１－ＡＰメッセージを使用すること、またはＦ１設定失敗メッセージを使用することによって、無線通信の性能を促進し、したがって、移行効率および全体的無線ネットワーク性能を改良し得る。本開示で説明される方法、デバイス、およびコンピュータ可読媒体は、無線通信システムの全体的効率を改良し得る。
本明細書全体を通した特徴、利点、または類似する言語の言及は、本ソリューションを用いて実現され得る特徴および利点の全てが、その任意の単一の実装に含まれるべきである、または含まれることを含意しない。むしろ、特徴および利点に言及する言語は、実施形態に関連して説明される具体的特徴、利点、または特性が、本ソリューションの少なくとも１つの実施形態に含まれることを意味するように理解される。したがって、本明細書全体を通した特徴および利点および類似する言語の議論は、必ずしもそうではないが、同一の実施形態を指し得る。
さらに、本ソリューションの説明される特徴、利点、および特性は、１つまたはそれを上回る実施形態において任意の好適な様式で組み合わせられ得る。当業者は、本明細書の説明に照らして、本ソリューションが、特定の実施形態の具体的特徴または利点のうちの１つまたはそれを上回るものを伴わずに実践され得ることを認識するであろう。他の事例では、本ソリューションの全ての実施形態に存在しない場合がある、付加的特徴および利点が、ある実施形態において認識され得る。
上記および他の側面およびその実装は、図面、説明、および請求項により詳細に説明される。
本発明は、例えば、以下を提供する。
（項目１）
無線通信のための方法であって、
標的ＩＡＢ－ドナー中央ユニット（ＣＵ）によって、ハンドオーバ準備の間、専用無線リソース制御（ＲＲＣ）メッセージ内に、移行ＩＡＢ－ノード分散型ユニット（ＤＵ）のための構成情報をＲＲＣトランスペアレントコンテナとして提供することと、
前記標的ＩＡＢ－ドナーＣＵによって、ＸｎＡＰメッセージをソースＩＡＢ－ドナーＣＵに送信することであって、前記ＸｎＡＰメッセージは、前記構成情報を前記ＲＲＣトランスペアレントコンテナとして備え、したがって、前記ソースＩＡＢ－ドナーＣＵが、前記専用ＲＲＣメッセージを移行ＩＡＢ－ノードモバイル端末（ＭＴ）に送信し、前記専用ＲＲＣメッセージは、前記提供される構成情報を備える、ことと
によって、
ソースＩＡＢ－ドナーから標的ＩＡＢ－ドナーへのドナー間の移行の間、移行統合アクセスバックホールノード（ＩＡＢ－ノード）のための構成情報を更新すること
を含む、方法。
（項目２）
前記ソースＩＡＢ－ドナーＣＵからのＦ１－ＡＰメッセージの受信に応じて、ソース親ＩＡＢ－ノードＤＵが、前記専用ＲＲＣメッセージを前記移行ＩＡＢ－ノードＭＴに送信し、前記専用ＲＲＣメッセージは、前記提供される構成情報を備える、項目１に記載の方法。
（項目３）
前記構成情報は、１つまたはそれを上回る新世代無線アクセスネットワークノードＤＵ識別（ｇＮＢ－ＤＵ ＩＤ）を備える、項目１に記載の方法。
（項目４）
前記構成情報は、１つまたはそれを上回る新しい無線（ＮＲ）物理セル識別子（ＰＣＩ）を備える、項目１に記載の方法。
（項目５）
前記構成情報は、１つまたはそれを上回るＮＲセルグローバル識別子（ＣＧＩ）を備える、項目１に記載の方法。
（項目６）
前記構成情報は、１つまたはそれを上回る公衆陸上モバイルネットワーク（ＰＬＭＮ）ＩＤを備える、項目１に記載の方法。
（項目７）
前記構成情報は、１つまたはそれを上回るＮＲ ＰＣＩと、１つまたはそれを上回るＮＲ ＣＧＩとを備える、項目１に記載の方法。
（項目８）
無線通信のための方法であって、
標的ＩＡＢ－ドナー中央ユニット（ＣＵ）によって、Ｆ１－ＡＰメッセージを移行ＩＡＢ－ノード分散型ユニット（ＤＵ）に送信することであって、前記Ｆ１－ＡＰメッセージは、新しい無線（ＮＲ）物理セル識別子（ＰＣＩ）および／またはＮＲセルグローバル識別子（ＣＧＩ）を備える新しい構成情報を備える、こと
によって、
ソースＩＡＢ－ドナーから標的ＩＡＢ－ドナーへのドナー間の移行の間、移行統合アクセスバックホールノード（ＩＡＢ－ノード）のための構成情報を更新すること
を含む、方法。
（項目９）
前記Ｆ１－ＡＰメッセージはさらに、前の構成情報を備え、前記前の構成情報は、前のＰＣＩおよび／または前のＣＧＩを備える、項目８に記載の方法。
（項目１０）
無線通信のための方法であって、
標的ＩＡＢ－ドナー中央ユニット（ＣＵ）によって、移行ＩＡＢ－ノードのための構成情報を配分し、Ｆ１設定失敗メッセージ内に要因値を設定することと、
前記標的ＩＡＢ－ドナーＣＵによって、前記Ｆ１設定失敗メッセージを移行ＩＡＢ－ノードＤＵに送信することであって、前記Ｆ１設定失敗メッセージは、前記移行ＩＡＢ－ノードのための配分された構成情報を備える、ことと
によって、
ソースＩＡＢ－ドナーから標的ＩＡＢ－ドナーへのドナー間の移行の間、移行統合アクセスバックホールノード（ＩＡＢ－ノード）のための構成情報を更新すること
を含む、方法。
（項目１１）
前記配分された構成情報は、新世代無線アクセスネットワークノードＤＵ（ｇＮＢ－ＤＵ）識別（ＩＤ）を備え、
前記標的ＩＡＢ－ドナーＣＵは、前記要因値を未知またはｇＮＢ－ＤＵ ＩＤコンフリクトとして設定する、
項目１０に記載の方法。
（項目１２）
前記配分された構成情報は、新しい無線（ＮＲ）物理セル識別子（ＰＣＩ）を備え、
前記標的ＩＡＢ－ドナーＣＵは、前記要因値を未知またはＰＣＩコンフリクトとして設定する、
項目１０に記載の方法。
（項目１３）
前記配分された構成情報は、ＮＲセルグローバル識別子（ＣＧＩ）を備え、
前記標的ＩＡＢ－ドナーＣＵは、前記要因値を未知またはＣＧＩコンフリクトとして設定する、
項目１０に記載の方法。
（項目１４）
無線通信装置であって、前記無線通信装置は、プロセッサおよびメモリを備え、前記プロセッサは、コードを前記メモリから読み取り、項目１－１３のいずれかに記載の方法を実装するように構成される、無線通信装置。
（項目１５）
コンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品は、その上に記憶されるコンピュータ可読プログラム媒体コードを備え、前記コードは、プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに項目１－１３のいずれかに記載の方法を実装させる、コンピュータプログラム製品。

Claims (15)

  1. 無線通信のための方法であって、
    標的ＩＡＢ－ドナー中央ユニット（ＣＵ）によって、ハンドオーバ準備の間、専用無線リソース制御（ＲＲＣ）メッセージ内に、移行ＩＡＢ－ノード分散型ユニット（ＤＵ）のための構成情報をＲＲＣトランスペアレントコンテナとして提供することと、
    前記標的ＩＡＢ－ドナーＣＵによって、ＸｎＡＰメッセージをソースＩＡＢ－ドナーＣＵに送信することであって、前記ＸｎＡＰメッセージは、前記構成情報を前記ＲＲＣトランスペアレントコンテナとして備え、したがって、前記ソースＩＡＢ－ドナーＣＵが、前記専用ＲＲＣメッセージを移行ＩＡＢ－ノードモバイル端末（ＭＴ）に送信し、前記専用ＲＲＣメッセージは、前記提供される構成情報を備える、ことと
    によって、
    ソースＩＡＢ－ドナーから標的ＩＡＢ－ドナーへのドナー間の移行の間、移行統合アクセスバックホールノード（ＩＡＢ－ノード）のための構成情報を更新すること
    を含む、方法。
  2. 前記ソースＩＡＢ－ドナーＣＵからのＦ１－ＡＰメッセージの受信に応じて、ソース親ＩＡＢ－ノードＤＵが、前記専用ＲＲＣメッセージを前記移行ＩＡＢ－ノードＭＴに送信し、前記専用ＲＲＣメッセージは、前記提供される構成情報を備える、請求項１に記載の方法。
  3. 前記構成情報は、１つまたはそれを上回る新世代無線アクセスネットワークノードＤＵ識別（ｇＮＢ－ＤＵ ＩＤ）を備える、請求項１に記載の方法。
  4. 前記構成情報は、１つまたはそれを上回る新しい無線（ＮＲ）物理セル識別子（ＰＣＩ）を備える、請求項１に記載の方法。
  5. 前記構成情報は、１つまたはそれを上回るＮＲセルグローバル識別子（ＣＧＩ）を備える、請求項１に記載の方法。
  6. 前記構成情報は、１つまたはそれを上回る公衆陸上モバイルネットワーク（ＰＬＭＮ）ＩＤを備える、請求項１に記載の方法。
  7. 前記構成情報は、１つまたはそれを上回るＮＲ ＰＣＩと、１つまたはそれを上回るＮＲ ＣＧＩとを備える、請求項１に記載の方法。
  8. 無線通信のための方法であって、
    標的ＩＡＢ－ドナー中央ユニット（ＣＵ）によって、Ｆ１－ＡＰメッセージを移行ＩＡＢ－ノード分散型ユニット（ＤＵ）に送信することであって、前記Ｆ１－ＡＰメッセージは、新しい無線（ＮＲ）物理セル識別子（ＰＣＩ）および／またはＮＲセルグローバル識別子（ＣＧＩ）を備える新しい構成情報を備える、こと
    によって、
    ソースＩＡＢ－ドナーから標的ＩＡＢ－ドナーへのドナー間の移行の間、移行統合アクセスバックホールノード（ＩＡＢ－ノード）のための構成情報を更新すること
    を含む、方法。
  9. 前記Ｆ１－ＡＰメッセージはさらに、前の構成情報を備え、前記前の構成情報は、前のＰＣＩおよび／または前のＣＧＩを備える、請求項８に記載の方法。
  10. 無線通信のための方法であって、
    標的ＩＡＢ－ドナー中央ユニット（ＣＵ）によって、移行ＩＡＢ－ノードのための構成情報を配分し、Ｆ１設定失敗メッセージ内に要因値を設定することと、
    前記標的ＩＡＢ－ドナーＣＵによって、前記Ｆ１設定失敗メッセージを移行ＩＡＢ－ノードＤＵに送信することであって、前記Ｆ１設定失敗メッセージは、前記移行ＩＡＢ－ノードのための配分された構成情報を備える、ことと
    によって、
    ソースＩＡＢ－ドナーから標的ＩＡＢ－ドナーへのドナー間の移行の間、移行統合アクセスバックホールノード（ＩＡＢ－ノード）のための構成情報を更新すること
    を含む、方法。
  11. 前記配分された構成情報は、新世代無線アクセスネットワークノードＤＵ（ｇＮＢ－ＤＵ）識別（ＩＤ）を備え、
    前記標的ＩＡＢ－ドナーＣＵは、前記要因値を未知またはｇＮＢ－ＤＵ ＩＤコンフリクトとして設定する、
    請求項１０に記載の方法。
  12. 前記配分された構成情報は、新しい無線（ＮＲ）物理セル識別子（ＰＣＩ）を備え、
    前記標的ＩＡＢ－ドナーＣＵは、前記要因値を未知またはＰＣＩコンフリクトとして設定する、
    請求項１０に記載の方法。
  13. 前記配分された構成情報は、ＮＲセルグローバル識別子（ＣＧＩ）を備え、
    前記標的ＩＡＢ－ドナーＣＵは、前記要因値を未知またはＣＧＩコンフリクトとして設定する、
    請求項１０に記載の方法。
  14. 無線通信装置であって、前記無線通信装置は、プロセッサおよびメモリを備え、前記プロセッサは、コードを前記メモリから読み取り、請求項１－１３のいずれかに記載の方法を実装するように構成される、無線通信装置。
  15. コンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品は、その上に記憶されるコンピュータ可読プログラム媒体コードを備え、前記コードは、プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに請求項１－１３のいずれかに記載の方法を実装させる、コンピュータプログラム製品。
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