JP2023516338A - 玉継手ハウジング支持体、対応する連結棒および対応する組立方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、ワイパ作動リンケージシステムの連結棒(20)用の玉継手ハウジング(28)用の支持体(27)に関し、支持体(27)は、縦軸線(B)に沿って延びる、連結棒(20)上の相補的オリフィス(201)内に受容されるように構成された玉継手ハウジング(28)を備える。本発明によれば、支持体(27)は、連結棒(20)と共に回転によって組み立てられるように構成される。本発明はまた、かかる支持体(27)と共に回転によって組み立てられるように構成された連結棒(20)、および対応する組立方法にも関する。
Description
本発明は、ワイパ作動リンケージシステム(wiper actuating linkage systems)の分野にある。本発明は、詳細には、かかるシステムの連結棒(connecting rod)用の玉継手ハウジング支持体(ball-joint housing support)に関する。本発明はまた、対応する連結棒、および連結棒をかかる支持体と共に組み立てる方法にも関する。
自動車両には、従来、フロントガラスを拭きかつ洗浄すると共に、運転者の周囲の視界を妨げないようにするためのワイパが装備されている。これらのワイパは、一般に、ワイパブレードを作動させるための作動アームを備え、作動アームは往復角運動を行う。ワイパブレードは、一般に細長いものであり、弾性材料で作られたブレードゴムを保持する。動作中、これらのブレードゴムはフロントガラスをこすり、運転者の視野から水を除去することで水を抜く。各ワイパブレードの作動アームは、回転駆動されるために、作動アームのブレードとは反対側の端部によってリンケージシステムに接続される。
リンケージシステムは、少なくとも1つの連結棒を備え、連結棒の各長手方向端部は、ワイパの駆動シャフト(drive shaft)、より具体的にはワイパのアームと一体に回転するクランクに関節接合される。
連結棒の各長手方向端部は玉継手ハウジングを保持し、玉継手ハウジング内には、クランクピンが玉継手タイプの接続部を形成するように取り付けられる。クランクピン自体はクランクの一端に固定され、クランクの反対側端部はワイパの駆動シャフトに固定される。
リンケージシステムは、単純化された構成を有することができる、すなわち、運転席側にブレードキャリアの軸を形成する駆動シャフトと、助手席側にワイパの軸を形成する駆動シャフト用の回転案内軸受と、を有するチューブレス制御リンケージとすることができ、連結棒は2つの軸を接続する。他の構成も知られている。例えば、2つの異なる連結棒用の2つの軸を制御する駆動シャフトを有する従来の制御リンケージがあり得る。
さらに、クランクピンは、玉継手ハウジングの内部空洞に圧入することができる。クランクピンは、スナップ締結により、または追加の保持片を使用して空洞内に保持することができる。
玉継手ハウジングは、連結棒上にオーバーモールドされてもよく、または連結棒にロックされてもよく、例えば、スナップ締結によりまたは追加の装置を使用してロックされる。連結棒の組立てには、いくつかの動作を必要とする、したがって、クランクピンを玉継手ハウジングに固定し、次いで組立体を連結棒にロックするために、組立力を複数回加える必要がある。
別の既知の解決策によれば、玉継手ハウジングは、クランクピンの周りに組み立てられた2つの半ハウジングの形をとることができる。次いで、玉継手ハウジングは、連結棒にスナップ締結によって接合され得る。したがって、スナップ締結力は、一方では連結棒を玉継手ハウジング上に保持し、他方では玉継手ハウジングをクランクピン上に保持する二重機能を有する。しかしながら、連結棒が使用されているとき、連結棒内の力が高すぎると、連結棒が偶発的に分解する危険性がある。
さらに、玉継手ハウジングの構成に応じて、自動車両組立ライン上でのリンケージシステムの組立てには、例えば玉継手ハウジングをクランクピンに圧着するためのプライヤやクリンパなどの非常に特殊な工具を必要とすることがある。これはさらに、リンケージシステムの連結棒の様々な部品を組み立てるために、位置決めを必要とし、アライメント力も必要とする。したがって、このような組立ては複雑であると分かることができる。
本発明の一目的は、連結棒をクランクに固定されたクランクピンを受容するように意図された玉継手ハウジングと共に組み立てる際に必要な力を低減することを可能にすると共に、ワイパ作動リンケージシステムにおいて使用されるときに連結棒が偶発的に分解する危険性を制限する解決策を提案することにより、従来技術のこれらの欠点を少なくとも部分的に軽減することである。
本発明の別の目的は、自動車両組立ライン上で、特殊な工具の助けを借りずに手作業で行うことができる、連結棒と玉継手ハウジングの簡単な組立てを可能にすることである。
この目的のために、本発明の一主題は、ワイパ作動リンケージシステムの連結棒用の玉継手ハウジング用の支持体であり、支持体は、縦軸線に沿って延びる、連結棒上の相補的オリフィス内に受容されるように構成された玉継手ハウジングを備える。本発明によれば、支持体は、連結棒と共に回転によって組み立てられるように構成される。
支持体は、有利には、玉継手ハウジングの縦軸線を中心とした連結棒の回転を最終組立位置にまで案内する少なくとも1つの回転案内要素(rotational-guidance element)を備える。
支持体は、有利には、連結棒と協働し、連結棒を最終組立位置で保持し、最終組立位置で連結棒が玉継手ハウジングの支持体と共に組み立てられるように構成された少なくとも1つの保持要素を備える。
支持体は、有利には、連結棒が最終組立位置から回転するのを妨げるように構成された少なくとも1つの回転阻止要素を備える。
したがって、玉継手ハウジング用の支持体は、対応する連結棒を回転案内する機能と、位置を維持しかつ連結棒の回転を阻止する機能の両方を実行することができる。
案内機能および/または保持機能および/または回転阻止機能は、1つの同じ要素またはいくつかの別個の要素によって実行され得る。回転阻止機能は、スナップ締結によって実現され得る。
従来技術のいくつかの解決策で実行される、連結棒上への玉継手ハウジングのオーバーモールドはなくすことができる。同様に、連結棒、クランク上のクランクピン、および玉継手ハウジングを、これらを手作業で組み立てるために3つの別個の部品としてモータ製造業者などの最終顧客に配送する必要がもはやない。本発明の解決策は、一方では連結棒自体の、他方では支持体によって保持され、クランク上のクランクピン上に既に組み付けられた玉継手ハウジングの、組立準備のできた状態での配送を可能にする。連結棒は、本発明による玉継手ハウジング支持体と共に最終顧客によってたやすく組み立てることができる。
さらに、クランクピンに既に取り付けられている玉継手ハウジングを配送することは、この事前組立品を予め注油されて配送することができ、玉継手ハウジングシールをクランクと玉継手ハウジングとの間に嵌合することができ、したがってクランクピン上の玉継手ハウジングの密封を改善することを意味する。
玉継手ハウジング支持体はまた、別個にまたは組み合わせて考慮される、以下に記述される次の特徴のうちの1つまたは複数を有することができる。
支持体は、玉継手ハウジングと一体に生産され得る。
支持体は、細長い全体形状の連結棒と協働するように構成される。
一態様によれば、支持体は、連結棒を最終組立位置で少なくとも部分的に受容するように構成されたレセプタクルを画定する。このレセプタクルは、少なくとも2つのレセプタクル部分を備えることができる。
一実施形態によれば、レセプタクルは、玉継手ハウジングに相補的なオリフィスを示す連結棒の長手方向端部を受容するように構成された、玉継手ハウジングを装備した第1の部分を備える。
ハウジングは、長手方向端部の軸線方向に続く連結棒の長手方向部分を受容するように構成された、玉継手ハウジングの縦軸線に対して横方向に延びる第2の部分を備えることができる。
支持体は、例えば、全体がUの形をした、レセプタクルの境界を定める輪郭を有する。
別の態様によれば、支持体は細長い全体形状を有する。この細長い形状は、玉継手ハウジングの縦軸線に対して横方向に延びる。
支持体は、例えば長方形の全体形状である。
支持体によって画定されたレセプタクルは、細長い全体形状を有することができる。
一選択肢によれば、支持体は、連結棒がレセプタクル内に挿入されるのを可能にするように、レセプタクルの片側、特に細長い形状の長辺に開口部を有する。
支持体は、例えば底壁を備え、底壁から玉継手ハウジングが延びる。
レセプタクルの第1の部分は、連結棒の長手方向端部を案内するための少なくとも1つの回転案内面を備えることができる。
一実施形態によれば、回転案内面は、少なくとも部分的に円または円筒または球の形状を有する。
ある回転案内面は、玉継手ハウジングの外側円筒壁によって形成され得る。
少なくとも部分的に円形の別の回転案内面は、玉継手ハウジングの円筒壁とは異なる、支持体の底壁上に形成され得る。
レセプタクルの第1の部分に設けられた回転案内面(1つまたは複数)は、有利には玉継手ハウジングの中心に置かれる。
レセプタクルの第1の部分は、少なくとも部分的に球形の全体形状を有することができる。
レセプタクルの第1の部分は、例えば少なくとも、第1の組立位置で連結棒の長手方向端部に面して配置されるように構成された第1の角度セクタを画定する。
レセプタクルの第1の部分は、例えば少なくとも、最終組立位置で連結棒の長手方向端部に面して配置されるように構成された第2の角度セクタを画定する。
角度セクタは、有利には、連結棒が第1の角度セクタと第2の角度セクタとの間で90°程度の振幅だけ回転するのを可能にするように構成される。
別の態様によれば、レセプタクルは、最終組立位置で連結棒に当接するように構成された座面を有する少なくとも1つの保持タブを備える。
レセプタクルの第1の部分は、第2の角度セクタの領域内に、最終組立位置で連結棒の長手方向端部に当接するように構成された座面を有する少なくとも1つの保持タブを備えることができる。
レセプタクルの第2の部分は、最終組立位置で連結棒の長手方向部分に当接するように構成された座面を有する少なくとも1つの保持タブを備えることができる。
座面の少なくとも1つは、玉継手ハウジングの縦軸線に沿って荷重に反応する表面を形成する。
一実施形態によれば、レセプタクルの第2の部分は、底壁の両側に1つずつ、2つの反対側面を有する。2つの側面は、玉継手ハウジングの縦軸線に沿って異なる厚さを有することができる。
タブの少なくとも1つは、レセプタクルの第2の部分の最も厚い側面上に設けられる。
別の態様によれば、レセプタクルの第2の部分は、少なくとも2つの対向する回転阻止保持面を有することができ、連結棒の長手方向部分は、これらの回転阻止保持面の間に最終組立位置で受容されるように構成される。
回転阻止保持面は、例えば平面または実質的に平面である。
有利には、支持体は、支持体と連結棒の回転による組立中に連結棒と接触するように構成されたガイドランプ(guide ramp)を備える。これにより、そのとき、回転中に連結棒と玉継手ハウジング支持体との間の直線から平面への接触が確保される。
ガイドランプは、連結棒の長手方向端部の軸線方向に続く連結棒の長手方向部分を回転案内するように配置することができる。
別の態様によれば、支持体は、レセプタクルの第2の部分の一方の側面の境界を定め、ガイドランプを示す脚部を備えることができる。このような脚部は、レセプタクルの第1の部分から、玉継手ハウジングの縦軸線に対して横方向に延びることができる。この脚部は、回転による組立中に連結棒によって、特にガイドランプに抗して力が加えられた場合、支持体に玉継手ハウジングの軸線に沿ってある程度の可撓性を与える。したがって、支持体は、回転運動中、支持体が連結棒の他方の側面上に載った状態になってスナップ締結をもたらすまで変形する。
脚部は、例えば、脚部の端部で面取りされ、それによってガイドランプを画定する。
最後に、玉継手ハウジングは、相補的クランクピンを受容するように構成された内部空洞を有する。
本発明はまた、ワイパ作動リンケージシステム用の連結棒にも関する。連結棒は、細長い全体形状を有し、一方の長手方向端部は、相補的玉継手ハウジングを受容するように構成されたオリフィスを備える。
連結棒は、別個にまたは組み合わせて考慮される、以下に記述される次の特徴のうちの1つまたは複数を有することができる。
一態様によれば、連結棒は、特に、上に定義した玉継手ハウジング支持体上に有利に設けられた玉継手ハウジングと共に回転によって組み立てられるように構成され得る。
連結棒は、玉継手ハウジングと共に、有利には玉継手ハウジング支持体と共に回転によって組み立てられる間に、玉継手ハウジング上の、有利には玉継手ハウジング支持体上の回転案内要素と協働するように構成された少なくとも1つの接触面を有することができる。
連結棒は、玉継手ハウジング支持体と、特に、最終組立位置で玉継手ハウジング支持体上の相補的保持要素と協働するように構成された少なくとも1つの接触面を有することができる。
連結棒は、支持体のレセプタクル第1の部分の第2の角度セクタの領域内の保持タブに当接することになるように構成された連結棒の長手方向端縁部上の接触面を備えることができる。
連結棒は、支持体のレセプタクル第2の部分の領域内の保持タブに当接することになるように構成された、連結棒の長手方向端縁部上の接触面を備えることができる。
代替としてまたは追加的に、連結棒は、支持体のレセプタクル第2の部分の2つの対向する回転阻止保持面に当接することになるように構成された、連結棒の2つの側面接触面を備えることができる。
連結棒の長手方向端縁部は丸みを帯びていてもよい。
別の態様によれば、連結棒は、オリフィスに隣接するフランジリングを有することができる。このフランジリングは、相補的玉継手ハウジングを取り囲むように構成される。
フランジリングは、例えば、連結棒を形成するための金属ストリップを、金属ストリップの表面に垂直な表面に沿って変形させることによって作られる。このようなフランジリングは、フランジ付き縁部としても知られており、玉継手ハウジングの外側円筒壁と協働して荷重に反応することを確実にする。
本発明はまた、上に定義した少なくとも1つの玉継手ハウジング支持体を備るワイパ作動リンケージシステムにも関する。
リンケージシステムは、上に定義した少なくとも1つの連結棒を備える。
リンケージシステムは、有利には、一方では連結棒によって、他方では玉継手ハウジング支持体によって保持される相補的回転案内要素を備える。
リンケージシステムは、一方では連結棒によって、他方では玉継手ハウジング支持体によって支持される、連結棒が玉継手ハウジング支持体と共に組み立てられる最終組立位置で連結棒を保持するように構成された相補的保持要素を備える。
リンケージシステムは、一方では連結棒によって、他方では玉継手ハウジング支持体によって保持される、連結棒が最終組立位置から回転するのを妨げるように構成された相補的回転阻止要素を備える。
本発明は、リンケージシステムの任意の構成に、例えば、従来の構成にも単純化された構成にも適用される。
本発明はまた、上に定義したリンケージシステムの連結棒を上に定義した玉継手ハウジング支持体と共に組み立てる方法にも関する。
本組立方法は、
玉継手ハウジングの縦軸線に沿った相対並進運動を使用して、連結棒の一方の長手方向端部にあるオリフィス内に玉継手ハウジングを挿入するステップと、
玉継手ハウジング用の支持体と連結棒との間の相対回転運動を、連結棒が支持体上の少なくとも1つの保持要素に対して保持され、支持体上の少なくとも1つの回転阻止要素によって回転が阻止される最終組立位置まで行うステップと
を含む。
玉継手ハウジングの縦軸線に沿った相対並進運動を使用して、連結棒の一方の長手方向端部にあるオリフィス内に玉継手ハウジングを挿入するステップと、
玉継手ハウジング用の支持体と連結棒との間の相対回転運動を、連結棒が支持体上の少なくとも1つの保持要素に対して保持され、支持体上の少なくとも1つの回転阻止要素によって回転が阻止される最終組立位置まで行うステップと
を含む。
本方法はまた、別個にまたは組み合わせて考慮される、以下に記述される次の特徴のうちの1つまたは複数を有することができる。
玉継手ハウジングは、クランク上のクランクピンと共に予め組み立てられてもよい。
玉継手ハウジングが連結棒のオリフィス内に係合するとき、連結棒の長手方向端部は、支持体のレセプタクル第1の部分の第1の角度セクタに面するようになる。
回転運動は、90°程度の振幅であり得る。
回転運動は、例えば、長手方向端部が支持体のレセプタクル第1の部分の第2の角度セクタに面するようになるまでかつ連結棒の長手方向部分が支持体のレセプタクル第2の部分内に受容されるまで行われる。
1つの特定の態様によれば、回転運動中、連結棒の長手方向部分は、レセプタクル第2の部分を画定する脚部上の少なくとも1つのガイドランプによって案内され得る。脚部は、脚部が連結棒の他方の側面上でスナップ締結できるように変形することができる。
このように組み立てると、組立力を低減することを可能になる。さらに、荷重の反作用は、特に、保持タブが連結棒の1つまたは複数の接触面に当接するおかげで、場合により、玉継手ハウジング内に取り付けられ、連結棒のフランジリングによって少なくとも部分的に取り囲まれるクランクピンの周りのコンスタントバレル(constant barrel)のおかげで最適化される。
本発明のさらなる利点および特徴は、例示的かつ非限定的な例として与えられる以下の説明および添付の図面を読むことによってより明確に明らかになるであろう。
これらの図において、同一要素は同じ参照番号を有する。
下記の諸実施形態は例である。本明細書は1つまたは複数の実施形態を参照するが、これは、必ずしも、それぞれの参照が同じ実施形態に関連していること、または、特徴が単一の実施形態にのみ適用されることを意味するものではない。様々な実施形態の個々の特徴が、他の実施形態を提供するために、組み合わされるかまたは置き換えられてもよい。
本明細書では、例えば、第1の要素や第2の要素などのいくつかの要素に索引付けすることができる。この場合、これは単に、類似しているが同一ではない要素を区別し示すための索引付けである。この索引付けは、一要素が別の要素に優先することを意味するものではなく、そのような名称は、本明細書の範囲から逸脱することなく容易に交換することができる。この索引付けはまた、時間的順序を意味するものでもない。
ワイパ作動リンケージシステム
まず図1を参照すると、図1は、以下ではシステム10と称される、自動車両のワイパ作動リンケージシステム10を示す。自動車両内に取り付けられた状態では、システム10は、一般に車両の本体12に固定される。
以下に詳述する制御リンケージ構成は、簡略化された制御リンケージの非限定的な例である。当然ながら、本発明は、他の構成、特に2つの異なる連結棒用の2つの軸を制御するモータを有する従来の制御リンケージ(図示せず)にも適用される。
図1の特定の例によれば、システム10は、第1のワイパ(図示せず)の駆動シャフト16の回転を案内するための回転案内軸受を支持するための取付板14を備える。この第1のワイパは、ワイパブレード(図示せず)を作動させる作動アームを従来の方法で備える。作動アームの一方の長手方向端部は駆動シャフト16に固定され、作動アームの反対側の長手方向端部はワイパブレードに接続される。ワイパブレードは、車両のフロントガラスを拭くように意図されたブレードラバーを保持する。
システム10はまた、少なくとも1つのクランク18および連結棒20も備える。
連結棒20は、第1の長手方向端部20aと第2の長手方向端部20bとの間に伸長軸線Aに沿って延びる略直線状の細長い全体形状を有する。連結棒20の特徴は以下に明記される。
クランク18の一端は、第1のワイパの駆動シャフト16と一体に回転する。クランク18の他端は、連結棒20の第1の端部20aに関節接合される。
システム10は、電気ギヤードモータ23を支持するための別の取付板22を備え、電気ギヤードモータの出力シャフト24は、第2のワイパ(図示せず)を駆動するためのものである。この第2のワイパは、図示されていないが、上述したものと同様である。
システム10は別のクランク26を有し、このクランクの一端は、出力シャフト24と一体に回転する。クランク26の他端は、連結棒20の第2の長手方向端部20bに関節接合される。
連結棒20の少なくとも一方の端部またはそれぞれの端部20a、20bは、対応するクランク18、26に関節接合される。特に、連結棒20の端部20a、20bの少なくとも一方またはそれぞれは、図2によりよく見える、玉継手ハウジング28として知られるハウジングを備える支持体27を介して、および図2にその一部だけが見える対応するクランクピン30を介して関節接合され得る。支持体27は、玉継手ハウジング支持体としても知られており、以下でより詳細に記述される。
一般に、クランクピン30は、玉継手タイプの接続部を形成するように、玉継手ハウジング28の相補的内部空洞内に少なくとも部分的に受容されるように設計される。クランクピン30は、例として、玉継手ハウジング28内に受容されるように意図された球形の全体形状の一部を有することができる。クランクピンは、対応するクランクへの接続を可能にする、図2に見える円筒形の全体形状の一部をさらに備えることができる。クランクピン30は、例えば、対応するクランク18の一端に圧着によって固定され得る。したがって、クランクピン30と玉継手ハウジング28との間の接続は、連結棒20と対応するクランク、例えば18との間の関節接合を確実にする。
組立時、クランクピン30は、クランク18(図1)の反対側端部に固定された駆動シャフト16と同じ軸線方向に、この方向の同じ意味で、または代替的にこの方向の反対の意味で、換言すれば、図2の向きを基準にしてクランク18に対して上方にまたは下方に延びることができる。
玉継手ハウジングシール32が、図3に示すように、例えばクランク18と玉継手ハウジング28との間のクランクピンの、例えば円筒形の部分の周りに配置され得る。これにより、クランクピン(玉継手ハウジングシールのために図3にはもはや見えない)上での玉継手ハウジング28の密封が改善される。
さらに、玉継手ハウジング28用の2つの支持体27が、2つの側(運転席側および助手席側)に全く同じに配置されてもよい。あるいは、玉継手ハウジング28用の支持体27は、両側に対称に配置されてもよい。
玉継手ハウジング支持体
玉継手ハウジング支持体27に関しては、既述のように、玉継手ハウジング支持体27は、クランクピンを受容するように意図された玉継手ハウジング28を備える。有利には、支持体27および玉継手ハウジング28は一体に生産される。玉継手ハウジング28用の支持体27は、一体構成要素を形成する。
支持体27、特に玉継手ハウジング28は、プラスチック製であり得る。
玉継手ハウジング28の支持体27はまた、いくつかの部品で、例えばいくつかの異なるプラスチック材料で、特に共成形によって生産されてもよい、または非プラスチックであり、例えば金属製である部品を少なくとも組み込むこともできる。
玉継手ハウジング28は、連結棒20の一方の長手方向端部、例えば20aにあるオリフィス201内に取り付けられるように意図されている。
一般に、玉継手ハウジング28は、縦軸線Bに沿って延びる細長い形状を有する。この縦軸線Bは、クランクピンが玉継手ハウジング28内に受容されるときにクランクピンの縦軸線と一致する。
玉継手ハウジング28は、相補的クランクピンを少なくとも部分的に受容するように意図された、図4に見える内部空洞280を画定する。内部空洞は、内部空洞がそれを受容するように意図されたクランクピンの形状を補完する全体形状を有する。例として、内部空洞280は、球形の全体形状を有することができる。内部空洞280の回転軸線は、玉継手ハウジング28の縦軸線Bに対応する。玉継手ハウジング28は、(内部空洞280とは対照的に)帽子またはベルの外形を有することができる。任意の他の形状が想定され得る。したがって、玉継手ハウジング28は、例えば円錐形状であり得る。
内部空洞280は、相補的クランクピンを内部空洞280内に挿入することを可能にするように寸法決めされる。内部空洞はまた、リンケージシステムが組立状態にあるときにクランクピンが玉継手ハウジング28内に保持されることを可能にするように寸法決めされることが有利である。
内部空洞280は、玉継手ハウジング28の少なくとも一方の軸線方向端部で開口している。これは、クランクピンを玉継手ハウジング28内に挿入するためのアクセスを提供する。
玉継手ハウジング28は、クランクピンを挿入するための開口部とは反対側の軸線方向端部に、空洞底壁を形成する壁を備えていても備えていなくてもよい。
さらに、支持体27は、一般に、支持体がそれと協働するように意図された、連結棒20の長手方向端部20aの形状を補完する形状を示す。
例えば、支持体27は、伸長軸線A’に沿って細長い全体形状を有する。この細長い形状は、例えば細長い形状である、連結棒20の長手方向端部20aの形状を補完する。支持体27は、例えば長方形の全体形状である。
支持体27の伸長軸線A’は、玉継手ハウジング28の縦軸線Bを横切る。
支持体27は、連結棒20と共に回転によって組み立てられるように構成される。特に、支持体27および連結棒20は、約90°程度、すなわち4分の1回転までの相対回転運動によって組み立てられるように意図され得る。
組立ての移動は、玉継手ハウジングが連結棒20のオリフィス201内に係合する第1の組立位置から最終組立位置まで行われるように意図されている。最終組立位置では、図2~図4に示されているように、支持体27の伸長軸線A’は、連結棒20の伸長軸線Aと一致する。組立方法については、以下により詳細に説明する。
回転による組立てを可能にするために、図5によりよく見える支持体27は、有利には、回転軸線を中心とする連結棒の回転を最終組立位置まで案内する少なくとも1つの回転案内要素を備える。回転軸線は、玉継手ハウジング28の縦軸線Bと一致する。
このような回転案内要素は、以下に明記されるように、連結棒(図5には示されていない)上に設けられた相補的案内要素と協働するように構成される。支持体27上のこのような回転案内要素は、非包括的に、例えば、少なくとも部分的に円形であるか、円筒形であるか、さらには球形である案内面271、273、あるいはガイドランプ275であり得る。特定の例について以下に説明する。
支持体27はまた、連結棒(この図5には示されていない)と協働し、連結棒が玉継手ハウジングの支持体27と共に組み立てられる最終組立位置に連結棒を保持するように構成された少なくとも1つの保持要素を備えることが有利である。このような保持要素は、以下に明記されるように、連結棒上の相補的要素と協働するように構成される。支持体27上のそのような保持要素は、例えば保持タブ277であり得る。特定の例について以下に説明する。
支持体27はまた、連結棒が最終組立位置から回転するのを妨げるように構成された少なくとも1つの回転阻止要素を備えることが有利である。そのような阻止要素は、以下に明記されるように、連結棒20上の相補的要素と協働するように構成される。回転阻止は、例えば、連結棒がその間でくさび状になるように意図された1つまたは複数の阻止保持面279によって実行され得る。一実施形態について以下に説明する。
案内機能、保持機能、および回転阻止機能は、1つの同じ要素またはいくつかの別個の要素によって実行され得る。
さらに、支持体27は、連結棒20を最終組立位置で少なくとも部分的に受容するように構成されたレセプタクル29を画定する。
支持体27は、例えば、レセプタクル29の底壁を形成する壁291を備える。底壁291は、穿孔されていても穿孔されていなくてもよい。
支持体27によって画定されたレセプタクル29は、伸長軸線A’に沿って細長い全体形状を画定することができる。
一選択肢によれば、支持体27は、連結棒がレセプタクル29内に挿入されるのを可能にするように、レセプタクル29の片側、特に細長い形状の長辺に開口部を有する。
さらに、このレセプタクル29は、例えば、第1の部分29aおよび第2の部分29bを備える。底壁291は、この例では、2つのレセプタクル部分29a、29bの両方に共通している。
第1の部分29aには、玉継手ハウジング28が装備される。玉継手ハウジング28は、底壁291から、底壁291によって画定された全平面に垂直に、縦軸線Bに沿って延びる。
図5~図7を参照すると、レセプタクル29の第1の部分29aは、連結棒20の長手方向端部20aを受容するように構成される。したがって、この第1の部分29aは、長手方向端部20aの形状を補完する形状を有する。さらに、第1の部分29aは、この長手方向端部20aが玉継手ハウジング28の周りを回転することを可能にするように構成される。第1の部分は、例えば、連結棒20の長手方向端部20aがその間で回転することができる少なくとも2つの場所を画定する。
例として、レセプタクル29の第1の部分29aは、少なくとも部分的に球形の形状を有する。
さらに、第1の部分は、例えば少なくとも2つのセクタを画定しており、連結棒20の長手方向端部20aは、2つの極端な組立位置(図6および図7に示す)の間に、2つのセクタに面して配置されるように意図されている。セクタは、連結棒20の端部20aの形状を補完する形状である。球形レセプタクル第1の部分29aを有するこの例では、これらは角度セクタ293、295である。
第1の角度セクタ293は、図6に示すように、第1の組立位置で連結棒20の長手方向端部20aに面して配置されるように構成される。
第2の角度セクタ295は、図7に示すように、最終組立位置で連結棒20の長手方向端部20aに面して配置されるように構成される。
角度セクタは、例えば、連結棒20が第1の角度セクタ293と第2の角度セクタ295との間で90°程度の振幅だけ回転することを可能にするように構成される。
再び図5を参照すると、レセプタクル29の第2の部分29bは、伸長軸線A’に沿って長手方向に延びる。この第2の部分29bは、図7に示すように、最終組立位置で、連結棒20の長手方向端部20aの軸線方向に続いて延びる連結棒20の長手方向部分20cを受容するように構成される。
図8を参照すると、レセプタクル29の第2の部分29bは、底壁291の両側に1つずつ、2つの反対側面297、299を備えることができる。この2つの側面297、299は、例えば、玉継手ハウジング28の縦軸線Bに沿って異なる厚さを有する。
第1の側面297は、例えば、底壁291と大部分が同じ厚さe1を有することができる。この第1の側面297の長手方向端縁部は、第1の厚さe1から底壁291の厚さe1よりも大きい第2の厚さe2まで徐々に変化する漸進的な厚さを有することができる。この漸進的な厚さは、面取り部を使用して達成することができる。傾斜は、底壁291によって画定される全平面に対して、20°~70°程度、例えば好ましくは約60°とすることができる。
第1の側面297は、底壁291からスロットによって隔てられ、したがって支持体27に可撓性を与える脚部を形成することができる。この脚部は、レセプタクル29の第1の部分29aから玉継手ハウジング28の縦軸線Bに対して横方向に延びる。
第2の側面299は、例えば、底壁291の厚さe1および第1の側面297の厚さe2よりも大きい厚さe3を有することができる。
さらに、レセプタクル29は、連結棒の回転案内をもたらすように構成され得る。
この目的のために、レセプタクル29、特にレセプタクル29の第2の部分29bは、ガイドランプ275などの少なくとも1つの回転案内要素を備えることができる。このガイドランプ275は、例えば漸進的な厚さによって画定される。ガイドランプ275は、レセプタクル29の第2の部分29bの最小厚さの側面297上に設けられてもよい。
上述した特定の例によれば、第1の側面297上に設けられた脚部は、その自由端にある、すなわちレセプタクル第1の部分29aの反対側端部にあるそのようなガイドランプ275を示す。ガイドランプ275は、面取り部によって画定される。
ガイドランプ275は、連結棒を玉継手ハウジング支持体27と共に組み立てるための回転運動中に、連結棒、特に連結棒の長手方向端部に続く長手方向部分と接触するように構成され、それによって連結棒と玉継手ハウジング支持体27との間の直線から平面への接触が確保される。
さらに、図9を参照すると、レセプタクル29、特にレセプタクル29の第1の部分29aは、連結棒の長手方向端部の回転案内面(1つまたは複数)271、273(この図には示されていない)などの少なくとも1つの回転案内要素を備えることができる。レセプタクル29の第1の部分29aに設けられた回転案内面(1つまたは複数)271、273は、有利には玉継手ハウジング28の中心に置かれる。
回転案内面271は、玉継手ハウジング28の外側円筒壁によって形成され得る。この円筒状の回転案内面271は、相補的表面、例えば、連結棒の長手方向端部にあるオリフィスの周りの円筒状表面と協働するように意図されており、以下に説明するように、玉継手ハウジング28は、オリフィス内に係合されるように意図されている。
代替としてまたは追加的に、少なくとも1つの回転案内面273が支持体27の底壁291上に形成され得る。回転案内面は、例えば、少なくとも1つの角度セクタ293、295に沿った底壁291の表面である。このような案内面273は、少なくとも部分的に円形であってもなくてもよい。
さらに、レセプタクル29は、連結棒20が最終組立位置(図7)に保持されることを可能にするように構成され得る。
この目的のために、図7~図9を参照すると、レセプタクル29は、座面278を有する保持タブ277などの少なくとも1つの保持要素を備えることができ、連結棒20は、最終組立位置で座面に当接することになるように構成される。特に、連結棒20は、底壁291と1つまたは複数の保持タブ277の座面278とに対して保持されるように意図されている。
このような保持タブ277は、レセプタクル29の第1の部分29aに設けられてもよい。代替としてまたは追加的に、そのような保持タブ277は、レセプタクル29の第2の部分29bに設けられてもよい。
例えば、レセプタクル29の第1の部分29aは、第2の角度セクタ295に少なくとも1つの保持タブ277、例えば2つの保持タブ277を備える。これらの保持タブ277は、支持体27の伸長軸線A’および玉継手ハウジング28の縦軸線Bに垂直な主延長軸線に沿って延びることができる。
その場合、少なくとも1つまたはそれぞれの保持タブ277の座面278は、最終組立位置で連結棒20の長手方向端部20aに当接するように意図されている。
この例では、この座面278は、図8の要素の向きに応じて、玉継手ハウジングの縦軸線Bに沿った保持タブ277の下面である。この下面は、玉継手ハウジング28の縦軸線Bに沿って荷重に反応する表面を形成する。
同様に、図7~図9を参照すると、レセプタクル29の第2の部分29bは、座面278を有する少なくとも1つの保持タブ277を備えることができ、連結棒20の長手方向部分20cは、最終組立位置で座面278に当接する。
そのようなタブ277は、例えば、レセプタクル29の第2の部分29bの最大厚さe3の側面299上に設けられる。前述のように、座面278は、図8の要素の向きに応じて、玉継手ハウジングの縦軸線Bに沿った保持タブ277の下面である。この下面は、玉継手ハウジング28の縦軸線Bに沿って荷重に反応する表面を形成する。
さらに、レセプタクル29は、玉継手ハウジング支持体27および連結棒20が最終組立位置(図7)になると、連結棒20の回転を妨げる機能を果たすように構成され得る。例として、レセプタクル29は、連結棒20が最終組立位置でレセプタクル29内にスナップ締結されることを可能にするように構成され得る。
一実施形態によれば、レセプタクル29の第2の部分29bは、少なくとも2つの対向する回転阻止保持面279を有することができ、連結棒20の長手方向部分20cは、これらの回転阻止保持面の間に最終組立位置で受容されるように意図されている。これらは、例えば平面279である。
支持体に可撓性を提供する側面297上の脚部を用いて説明される特定の実施形態によれば、この脚部は、例えば、脚部の自由端にある対向する保持面の一方を示す。
したがって、回転による組立中、連結棒20の長手方向部分20cは、ガイドランプ275に対して摺動するように意図されている。レセプタクル29の第2の部分29bの側面297上の脚部は、連結棒20によって加えられる力のために変形し、連結棒20の他方の側面上にスナップ締結する。
図2~図9は、玉継手ハウジング28のための支持体27の第1の実施形態を示す。この第1の実施形態は、クランク上の対応するクランクピンを有するアセンブリに特に適しており、このクランクピンは、上方に向けられる(図2の向きを参照)、すなわち、クランクの他端に固定された駆動シャフトと同じ方向の意味で延びるように意図されている。
玉継手ハウジング28用の支持体27の第2の実施形態が、対応するクランク18上のクランクピンと共に既に組み立てられた構成で、図10および図11に示されている。この第2の実施形態は、支持体27が、図10の各要素の向きに従って下方に向けられたクランクピンと共に、すなわち、リンケージシステムが組み立てられた状態にあるときにクランク18の他端に固定された駆動シャフトとは逆の方向の意味で延びるように意図されたクランクピンと共に組み立てられるのに特に適しているという点で、前述の第1の実施形態とは異なる。
図2~図9を参照して前述した支持体27の特徴は、図10および図11の第2の実施形態による支持体27にも適用されるので、改めて説明はしない。
連結棒
連結棒20については、前述の通り、上述の代替形態のいずれかによる玉継手ハウジング28用の支持体27と協働するように意図されている。
連結棒20は、例えば、金属シートをプレスすることによって生産される。
この連結棒20は、伸長軸線Aに沿って細長い全体形状を有する。一方の長手方向端部20aには、連結棒20は、相補的玉継手ハウジング28を受容するように構成されたオリフィス201を備える。
この長手方向端部20aは、丸みを帯びたまたは実質的に丸みを帯びた端部境界203を有する。
図10の例では、連結棒20の長手方向端部20aは、オリフィス201の周りが平坦である。
図12および図13に示す特定の一実施形態によれば、連結棒20はその長手方向端部20aに、オリフィス201に隣接するフランジリング205を備えることができる。
このフランジリング205は、連結棒20を玉継手ハウジング支持体と共に組み立てたときに、相補的玉継手ハウジングを少なくとも部分的に取り囲むように構成される。フランジリングは、玉継手ハウジングの外面の形状を補完する形状を有する。フランジリング205は、例えば円筒形の全体形状を画定する。任意の他の形状が想定され得る。一実施形態の変形例によれば、フランジリング205は、例えば円錐形状とすることができる。
フランジリング205は、例えば、連結棒20の長手方向端部20aによって画定された全平面に垂直な表面に沿って、連結棒を形成するための金属ストリップを変形させることによって形成される。このフランジリング205は、フランジ付き縁部としても知られる。
このようなフランジリング205は、リンケージシステムが組立状態にあるときに、玉継手ハウジングの外側円筒壁と協働して荷重に反応することを確実にする。
図10~図13の代替形態のいずれかによれば、連結棒20の本体は、オリフィス201を有する長手方向端部20aを除いて、U字形断面を有することができる。
さらに、長手方向端部20aおよびこの端部に続く長手方向部分20cは、連結棒20の本体の残りの部分に対して幅広にされ得る。
そのような連結棒20は、有利には、前述のように玉継手ハウジング支持体と共に回転によって組み立てられるように構成される。
この目的のために、長手方向端部20aは、特に、玉継手ハウジング28用の支持体27によって画定されたレセプタクル29の第1の部分29aと協働するように構成される(図6および図7参照)。連結棒20の丸みを帯びたまたは実質的に丸みを帯びた端縁部は、例えば、2つの極端な組立位置で角度セクタ293、295の一方に面することになるように意図されている。
連結棒20は、支持体の形状を補完する少なくとも1つの回転案内要素を備えることができる。これは、例えばフランジリング205とすることができる、フランジリングは、提供される場合、図3および図7に示すように、玉継手ハウジング28の円筒状外面と協働するように意図されている。
さらに、連結棒20は、長手方向部分20cに、組立状態で支持体27の底壁291に面するかまたは大なり小なり面するように意図された接触面207(図4参照)を有し、接触面207は、支持体27上に設けられたガイドランプ275(図5)と接触するように意図されている。このような接触面207は、長手方向部分20cに連結棒20の長手方向縁部によって形成され得る。
連結棒20は、支持体の形状を補完する少なくとも1つの保持要素を備えることができる。その目的のために、連結棒20は、玉継手ハウジング支持体と、特に最終組立位置で玉継手ハウジング支持体上の相補的保持要素と協働するように構成された少なくとも1つの接触面を有することができる。
例として、連結棒20は、その長手方向端部に、(図7に概略的に示すように)支持体27のレセプタクルの第1の部分29aの第2の角度セクタ295において保持タブ277に当接することになるように構成された接触面208(図12)を有することができる。
代替としてまたは追加的に、連結棒20は、(図7に概略的に示すように)支持体27のレセプタクルの第2の部分29bの領域内で保持タブ277に当接することになるように構成された連結棒20の長手方向縁部上に接触面208(図12)を示すことができる。
代替としてまたは追加的に、連結棒20は、支持体27のレセプタクル第2の部分29bの2つの対向する回転阻止保持面279に当接することになるように構成された2つの側面接触面209(図12)を備えることができる(図5および図7参照)。
組立方法
図14~図17は、図12および図13に示す連結棒20を図2~図9の第1の実施形態による玉継手ハウジング支持体27と共に組み立てる各ステップを示す。同様に、図18および図19は、連結棒20を図10および図11の第2の実施形態による玉継手ハウジング支持体27と共に組み立てる各ステップを示す。
以下に説明する組立方法は、実施形態のいずれにも適用することができる。
クランクピンをクランク18に、例えば、ねじ締結、圧着、または他の何らかの方法で固定する予備段階が提供され得る。クランクピンは、組立時に玉継手ハウジング28によって取り囲まれるようには意図されていない部分、例えば円筒形部分によって固定され得る。
同様に、玉継手ハウジング28は、クランク18上のクランクピンと共に予め組み立てられてもよい。
第1の実施形態の場合の図14および第2の実施形態の場合の図18を参照すると、本方法は、支持体27によって保持された玉継手ハウジング28を、連結棒20の長手方向端部20aにある相補的オリフィス201内に挿入するステップを含むことができる。この挿入は、玉継手ハウジング28の縦軸線と一致する軸線に沿った相対並進移動によって実行され得る。挿入の方向は、第2の実施形態に関して図18に矢印Fで示されている。もちろん、並進移動は、他の方向の意味で行われてもよい。
次いで、支持体27および連結棒20は、第1の実施形態の場合は図14に、第2の実施形態の場合は図19に示される第1の位置で組み立てられる。
この第1の位置では、連結棒20の長手方向端部20aは、支持体27によって画定されたレセプタクル29の第1の部分29aの第1の角度セクタ293に面して配置される。
その後、玉継手ハウジング28の連結棒20と支持体27との間の相対回転運動は、図14の矢印R1または図19のR2によって概略的に示されているように行われる。これは、特に1/4回の回転である。矢印R1、R2は、例示として概略的に示されている。回転は、他の方向の意味で行われてもよい。
回転運動中、連結棒20の長手方向端部20aは、存在する場合にはフランジリング205などのオリフィス201に隣接する両側表面と玉継手ハウジング28の例えば円筒形の外面との協働によって案内され得る。
代替としてまたは追加的に、連結棒20の長手方向部分20cは、ガイドランプ275(図15参照)によって案内され得る。長手方向部分20cは、回転運動(図16参照)を継続し、レセプタクルの第2の部分29bの側面297上の脚部は、例えば、第1の実施形態の場合は図17に示され、第2の実施形態の場合は図11に示されるように、連結棒20の長手方向部分20cの他方の側面上にスナップ締結するように変形することができる。
支持体27および連結棒20は最終組立位置にあり、最終位置では、連結棒20の長手方向端部20aが支持体27によって画定されたレセプタクル29の第1の部分29aの第2の角度セクタ295に面して配置される。さらに、この位置では、連結棒20の長手方向部分20cは、レセプタクルの第2の部分29b内に受容される。連結棒20は、支持体27上の保持タブ277などの少なくとも1つの保持要素によって保持され、支持体27の2つの対向する表面279の間の回転に対して阻止される。これにより、最終組立位置での回転に対する効果的な阻止を得ることが可能になり、連結棒20が玉継手ハウジング28の支持体27に対して回転することによって解放されるリスクを制限する。
したがって、特殊な工具を必要とせずに、連結棒20を玉継手ハウジング28用の支持体27と共に容易に組み立てることが可能である。並進運動とそれに続く最終組立位置への回転による組立ては、連結棒20と玉継手ハウジング28用の支持体27との間の回転を案内するために最小の力で実行される。この組立ては、例えば、それらが別個の構成部品で構成されたリンケージシステムを受容するときに、自動車両製造業者の組立ラインで作業者によって実施することができる。
最終組立位置では、保持タブ277と連結棒20の接触面との間の協働により、玉継手ハウジングの縦軸線Bに沿って荷重に確実に反応する。玉継手ハウジング28の外面と例えば連結棒20上のフランジリング205との間の協働により、他の軸線に沿って荷重に確実に反応する。
Claims (10)
- ワイパ作動リンケージシステム(10)の連結棒(20)用の玉継手ハウジング(28)用の支持体(27)であって、前記支持体(27)は、玉継手ハウジング(28)を備え、前記玉継手ハウジング(28)は、縦軸線(B)に沿って延びるとともに、前記連結棒(20)上の相補的なオリフィス(201)内に受容されるように構成され、前記支持体(27)が、前記連結棒(20)と共に回転によって組み立てられるように構成され、
前記玉継手ハウジング(28)の前記縦軸線(B)を中心とした前記連結棒(20)の前記回転を最終組立位置にまで案内する少なくとも1つの回転案内要素(271、273、275)と、
前記連結棒(20)と協働し、前記連結棒を前記最終組立位置で保持し、前記最終組立位置で前記連結棒が前記玉継手ハウジング(28)の前記支持体(27)と共に組み立てられるように構成された少なくとも1つの保持要素(277)と、
前記連結棒(20)が前記最終組立位置から回転するのを妨げるように構成された少なくとも1つの回転阻止要素(279)と
を備える、支持体(27)。 - レセプタクル(29)を画定し、前記レセプタクル(29)は、細長い全体形状を有する前記連結棒(20)を前記最終組立位置で少なくとも部分的に受容するように構成され、前記レセプタクル(29)が、
前記玉継手ハウジング(28)を備える第1の部分(29a)であって、前記玉継手ハウジング(28)に相補的な前記オリフィス(201)を有する前記連結棒(20)の長手方向端部(20a)を受容するように構成された、第1の部分(29a)と、
前記玉継手ハウジング(28)の前記縦軸線(B)に対して横方向に延びる第2の部分(29b)であって、前記長手方向端部(20a)の軸線方向に続く前記連結棒(20)の長手方向部分(20c)を受容するように構成された、第2の部分(29b)と
を備える、請求項1に記載の支持体(27)。 - 前記レセプタクル(29)の前記第1の部分(29a)が、前記連結棒(20)の前記長手方向端部(20a)を案内するための少なくとも1つの回転案内面(271、273)を備える、請求項2に記載の支持体(27)。
- 前記レセプタクル(29)の前記第1の部分(29a)が、少なくとも部分的に球形の全体形状を有し、少なくとも、
第1の組立位置で前記連結棒(20)の前記長手方向端部(20a)に面して配置されるように構成された第1の角度セクタ(293)と、
前記最終組立位置で前記連結棒(20)の前記長手方向端部(20a)に面して配置されるように構成された第2の角度セクタ(295)と
を画定する、請求項2および3のいずれかに記載の支持体(27)。 - 前記レセプタクル(29)が、前記最終組立位置で前記連結棒(20)に当接するように構成された座面(278)を有する少なくとも1つの保持タブ(277)を備える、請求項2から4のいずれか一項に記載の支持体(27)。
- 前記レセプタクル(29)の前記第2の部分(29b)が、少なくとも2つの対向する回転阻止保持面(279)を有し、前記連結棒(20)の前記長手方向部分(20c)が、前記回転阻止保持面の間に前記最終組立位置で受容されるように構成される、請求項2から5のいずれか一項に記載の支持体(27)。
- 前記支持体(27)と前記連結棒(20)との回転による組立中に前記連結棒(20)に接触するように構成されたガイドランプ(275)を備える、請求項2から6のいずれか一項に記載の支持体(27)。
- 前記レセプタクルの前記第2の部分(29b)の一方の側面(297)の境界を定める脚部を備え、前記脚部は、前記レセプタクル(29)の前記第1の部分(29a)から、前記玉継手ハウジング(28)の前記縦軸線(B)に対して横方向に延び、前記脚部は、前記ガイドランプ(275)を有する、請求項7に記載の支持体(27)。
- ワイパ作動リンケージシステム(10)用の連結棒(20)であって、前記連結棒(20)が、細長い全体形状を有し、一方の長手方向端部(20a)に、相補的玉継手ハウジング(28)を受容するように構成されたオリフィス(201)を備える、連結棒(20)において、前記連結棒(20)が、請求項1から8のいずれか一項に記載の玉継手ハウジング(28)の支持体(27)と共に回転によって組み立てられるように構成され、前記連結棒が、
回転による組立中に前記支持体(27)の回転案内要素(271、273)と協働するように構成された少なくとも1つの接触面(205、203)と、
最終組立位置で前記支持体(27)上の相補的な回転阻止要素(279)および/または保持要素(277)と協働するように構成された少なくとも1つの接触面(208、209)と、
を有すること、を特徴とする連結棒(20)。 - 請求項9に記載のワイパ作動リンケージシステム(10)の連結棒(20)を請求項1から8のいずれか一項に記載の玉継手ハウジング(28)用の支持体(27)と共に組み立てる方法において、前記方法が、
前記玉継手ハウジング(28)の前記縦軸線(B)に沿った相対並進運動を使用して、前記連結棒(20)の一方の長手方向端部(20a)にあるオリフィス(201)内に前記玉継手ハウジング(28)を挿入するステップと、
前記玉継手ハウジング(28)用の前記支持体(27)と前記連結棒(20)との間の相対回転運動を、前記連結棒(20)が前記支持体(27)上の少なくとも1つの保持要素(277)に対して保持され、前記支持体(27)上の少なくとも1つの回転阻止要素(279)によって回転が阻止される最終組立位置まで行うステップと
を含むことを特徴とする、方法。
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