JP2023515093A - V2xシステムで端末の間の協力を通じるリソース割り当て方法及び装置 - Google Patents

V2xシステムで端末の間の協力を通じるリソース割り当て方法及び装置 Download PDF

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Abstract

本開示は、4Gシステム以後より高いデータ送信率をサポートするための5G通信システムをIoT技術とコンバージェンスする通信技法及びそのシステムに関する。本開示は5G通信技術及びIoT関連技術に基づいて知能型サービス(例えば、スマートホーム、スマートビルディング、スマートシティ、スマートカー又はコネクテッドカー、ヘルスケア、デジタル教育、スマート小売り、保安及び安全サービスなど)に適用されることができる。本開示の一実施例による通信システムの第1端末の方法は、第2端末とリソースプール(resource pool)に対する情報を共有する段階と、前記第2端末からリソース割り当て情報に対するリクエストを受信する段階と、及び前記第2端末と共有されたリソースプールに係る少なくとも一つのリソースを指示するリソース割り当て情報を前記第2端末で送信する段階と、を含むことができる。

Description

本発明は、無線移動通信システムに関し、特に、 V2X (vehicle-to-everything)をサポートする車両端末が他の車両端末及び歩行者の携帯端末とサイドリンクを用いて情報を送受信する過程で端末の間の協力を介してリソース割り当て(Resource allocation)を行う方法及び装置に関する。
4G通信システム商用化以後の増加趨勢にある無線データトラフィック需要を満たすために、改善された5G通信システム又はpre-5G通信システムを開発するための努力が行われている。このような理由で、5G通信システム又はpre-5G通信システムは4Gネットワーク以後(Beyond 4G Network)通信システム又はLTEシステム以後(Post LTE)システムと呼ばれている。高いデータ送信率を達成するために、5G通信システムは超高周波(mmWave)帯域(例えば、60ギガ(60GHz)帯域のような)での具現が考慮されている。超高周波の帯域での伝播の経路損失緩和及び伝達距離を増加させるために、5G通信システムではビームフォーミング(beamforming)、massive MIMO(Multiple-Input Multiple-Output)、FD-MIMO(Full Dimensional MIMO)、アレイアンテナ(array antenna)、アナログビームフォーミング(analog beam-forming)、及び大規模アンテナ(large scale antenna)技術が論議されている。さらに、システムのネットワーク改善のために、5G通信システムでは進化された小型セル、改善された小型セル(advanced small cell)、クラウド無線アクセスネットワーク(cloud radio access network:cloud RAN)、超高密度ネットワーク(ultra-dense network)、D2D通信(Device-to-Device communication)、無線バックホール(wireless backhaul)、移動ネットワーク(moving network)、協力通信(cooperative communication)、CoMP(Coordinated Multi-Points)、及び受信干渉除去(interference cancellation)などの技術開発が行われている。その他にも、5Gシステムでは進歩されたコーディング変調(Advanced Coding Modulation:ACM)方式である FQAM(Hybrid FSK and QAM Modulation)及びSWSC(Sliding Window Superposition Coding)と、進歩された接続技術であるFBMC(Filter Bank Multi Carrier)、NOMA(non orthogonal multiple access)、及びSCMA(sparse code multiple access)などが開発されている。
一方、インターネットは人間が情報を生成して消費する人間中心の接続網から、事物などの分散された構成要素の間に情報を交換して処理するIOT(Internet of Things、モノのインターネット)網へ進化しつつある。クラウドサーバーなどとの接続を通じたビッグデータ(Big data)処理技術などがIoT技術に結合されたIoE(Internet of Everything)技術も台頭している。IoTを具現するには、センシング技術、有無線通信及びネットワークインフラ、サービスインタフェース技術、セキュリティ技術のような技術要素が要求され、近年には物事の間の接続のためのセンサネットワーク(sensor network)、M2M(Machine to Machine)、MTC(Machine Type Communication)などの技術が研究されている。IoT環境は接続された事物の間に生成されるデータを収集、分析して人間の生活に新しい価値を創出する知能型IT(Internet Technology)サービスが提供されている。IoTは既存のIT(information technology)技術と多様な産業の間のコンバージェンス及び複合を介してスマートホーム、スマートビルディング、スマートシティ、スマートカー又はコネクテッドカー、スマートグリド、ヘルスケア、スマート家電、先端医療サービスなどの分野に適用されている。
これによって、5G通信システムをIoT網に適用するための多様な試みが行われている。例えば、センサネットワーク(sensor network)、M2M(Machine to Machine)、MTC(Machine Type Communication)などの5G通信技術がビームフォーミング、MIMO、及びアレイアンテナなどの技法によって具現されることができる。前述のビッグデータ処理技術としてクラウド無線アクセスネットワーク(cloud RAN)が応用されることも5G技術とIoT技術のコンバージェンスの例と見なされることができる
本発明は、無線通信システムに関し、V2Xをサポートする車両端末が他の車両端末及び歩行者の携帯端末とサイドリンクを用いて情報を取り交わす過程で端末の間の協力を介して送信リソースを割り当てる方法及び装置に関する。具体的に、端末の間の協力のために情報を取り交わす方法と、これを介してサイドリンク送信リソースを割り当てる方法、及びこれに対する基地局及び端末動作に関する。
前記のような問題点を解決するための本開示の一実施例による通信システムの第1端末の方法は、第2端末とリソースプール(resource pool)に対する情報を共有する段階と、前記第2端末からリソース割り当て情報に対するリクエストを受信する段階と、及び前記第2端末と共有されたリソースプールに係る少なくとも一つのリソースを指示するリソース割り当て情報を前記第2端末で送信する段階と、を含むことができる。
一実施例によれば、前記方法は、前記第2端末と複数個のリソースプールが共有された場合、前記複数個のリソースプールのうちの少なくとも一つのリソースプールを指示するための情報を前記第2端末に送信する段階をさらに含み、前記複数個のリソースプールのうちの少なくとも一つのリソースプールはCBR(channel busy ratio)に基づいて決定されることができる。
一実施例によれば、前記方法は、優先順位情報、残りのパケット遅延バジェット(remaining packet delay budget)、バッファー状態報告、HARQ feedback認可するかどうか、及び周波数上の連続されるサブチャンネルの数に対する情報のうちの少なくとも一つを前記第2端末から受信する段階をさらに含み、前記リソース割り当て情報は前記第2端末から受信した情報に基づいて決定されることができる。
一実施例によれば、前記リソース割り当て情報は、少なくとも一つの送信ブロックに対する初期リソースの位置情報及び再送信リソースの位置情報を含むことができる。
本開示の一実施例による通信システムの第2端末の方法は、第1端末とリソースプール(resource pool)に対する情報を共有する段階と、前記第1端末でリソース割り当て情報に対するリクエストを送信する段階と、及び前記第1端末と共有されたリソースプールに係る少なくとも一つのリソースを指示するリソース割り当て情報を前記第1端末から受信する段階と、を含むことができる。
本開示の一実施例による通信システムの第1端末は、送受信部と、及び第2端末とリソースプール(resource pool)に対する情報を共有し、前記第2端末からリソース割り当て情報に対するリクエストを受信し、前記第2端末と共有されたリソースプールに係る少なくとも一つのリソースを指示するリソース割り当て情報を前記第2端末で送信するように構成される制御部と、を含むことができる。
本開示の一実施例による通信システムの第2端末は、送受信部と、及び第1端末とリソースプール(resource pool)に対する情報を共有し、前記第1端末でリソース割り当て情報に対するリクエストを送信し、前記第1端末と共有されたリソースプールに係る少なくとも一つのリソースを指示するリソース割り当て情報を前記第1端末から受信するように構成される制御部と、を含むことができる。
本発明においてはサイドリンク通信で端末がリソース割り当てを行う手順を提案するためのことである。提案された方法を介してリソース割り当て(Resource allocation)の性能を向上させることができる。また、端末の端末の電力消費を最小化するのに効果的に用いられることができる。
本開示の実施例によるシステムを示す図面である。 本開示の一実施例によるサイドリンクを介して行われるV2X通信方法を示す図面である。 本開示の一実施例によるサイドリンクの送信及び受信に用いられる時間及び周波数上でリソースのセット(集合)で定義されるリソースプール(resource pool)を示す図面である。 本開示の一実施例によって基地局がサイドリンクで送信リソースを割り当てる方法を示す図面である。 本開示の一実施例によるサイドリンクで端末がセンシングを介してサイドリンクの送信リソースを直接割り当てる方法を示す図面である。 本開示の一実施例によるサイドリンクでの一つのスロットにマッピングされた物理チャンネルのマッピング構造を示す図面である。 本開示の一実施例によってリソース割り当て関連情報を他の端末から提供されるために端末の間の協力を行うシナリオを示す図面である。 本開示の一実施例によるUE-AがUE-Bのリソース割り当てのためにリソース(再)割り当て及び再評価を行うのに必要なsensing widowとresource selection widowを定義するための図面である。 本開示の一実施例によるサイドリンク通信で端末の間の協力を行う全体的なフローチャートを示す説明する図である。 本開示の一実施例による端末の構成を示すブロック図である。 本開示の一実施例による基地局の構成を示すブロック図である。
以下、本開示の実施例を添付された図面を参照して詳細に説明する。
実施例を説明するに当り本開示が属する技術分野によく知られており、本開示と直接的に関連がない技術内容に対しては説明を省略する。これは不必要な説明を省略することによって本開示の要旨を明瞭にしてより明確に伝達するためことである。
同様の理由で添付図面において一部構成要素は誇張されたり省略されたり概略的に図示された。また、各構成要素のサイズは実際サイズを全的に反映することではない。各図面で同一又は対応する構成要素には同一な参照番号を付した。
本開示の利点及び特徴、及びそれらを達成する方法は添付される図面と共に詳細に後述されている実施例を参考すれば明確になるだろう。しかし、本開示は以下で開示される実施例に限定されるのではなく互いに異なる多様な形態で具現されることができ、ただ、本実施例は本開示を完全にし、本開示が属する技術分野で通常の知識を有する者に開示の範疇を完全に知らせるために提供されることであり、本開示は請求項の範囲によって定義されるだけである。明細書全体にかけて同一参照番号は同一構成要素を称する。
このとき、処理フローチャートの各ブロックとフローチャートの図面の組み合せは、コンピュータープログラムインストラクションによって行われることが理解できるだろう。これらコンピュータープログラムインストラクションは汎用コンピューター、特殊用コンピューター又はその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサに搭載されることができるので、コンピューター又はその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサを介して行われるそのインストラクションが、フローチャートブロックで説明された機能を行う手段を生成するようになる。これらコンピュータープログラムインストラクションは、特定方式で機能を具現するためにコンピューター又はその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備を志向することができるコンピューター利用可能、又はコンピューター可読メモリーに記憶されることも可能であるので、そのコンピューター利用可能又はコンピューター可読メモリーに記憶されたインストラクションはフローチャートブロックで説明された機能を行うインストラクション手段を内包する製造品目を生産することも可能である。コンピュータープログラムインストラクションはコンピューター又はその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備上に搭載されることも可能であるので、コンピューター又はその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備上で一連の動作段階が行われ、コンピューターで実行されるプロセスを生成してコンピューター又はその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備を行うインストラクションはフローチャートブロックで説明された機能を行うための段階を提供することも可能である。
また、各ブロックは、特定された論理的機能を行うための1つ以上の実行可能なインストラクションを含むモジュール、セグメント又はコードの一部を示すことができる。また、幾つか代替実行例ではブロックで言及された機能が順序を外れて発生することも可能であることを注目しなければならない。例えば、接して示されている2つのブロックは、実は実質的に同時に行われることも可能で、又はそのブロックが時々該当する機能によって逆順で行われることも可能である。
このとき、本実施形態に用いられる‘~部’という用語は、ソフトウェア又はFPGA又はASICのようなハードウェア構成要素を意味し、‘~部’はどんな役目を行う。しかし、‘~部’は、ソフトウェア又はハードウェアに限定される意味ではない。‘~部’はアドレシングすることができる記憶媒体にあるように構成されることもでき、1つ又はその以上のプロセッサを再生させるように構成されることもできる。したがって、一例として‘~部’はソフトウェア構成要素、客体志向ソフトウェア構成要素、クラス構成要素及びタスク構成要素のような構成要素と、プロセス、関数、属性、プロシージャ、サブルーティン、プログラムコードのセグメント、ドライバー、ファームウエア、マイクロコード、回路、データ、データベース、データ構造、テーブル、アレイ、及び変数を含む。構成要素と‘~部’のうちで提供される機能はより小さい数の構成要素及び‘~部’に結合されたり追加的な構成要素と‘~部’でさらに分離されることができる。だけでなく、構成要素及び‘~部’はデバイス又は保安マルチメディアカード内の1つ又はその以上のCPUを再生させるように具現されることもできる。また、実施例で‘~部’は一つ以上のプロセッサを含むことができる。
本開示の実施例を具体的に説明するに当たり、移動通信規格標準化団体である3GPP(登録商標)(3rd generation partnership project long term evolution)が開示している5G移動通信規格上の無線接続網New RAN(NR)とコア網であるパケットコア(5G System、又は5G Core Network、若しくはNG Core:next generation core)を主な対象とするが、本開示の主な要旨は類似の技術的背景を有するその他の通信システムにも本開示の範囲を大きく逸脱せず範囲で少しの変形で適用可能であり、これは本開示の技術分野で熟練された技術的知識を有する者の判断で可能になるだろう。
5Gシステムでは、ネットワーク自動化のサポートのため、5Gネットワーク網で収集されたデータを分析して提供する機能を提供するネットワーク機能であるネットワークデータ収集及び分析関数(network data collection and analysis function、NWDAF)が定義されることができる。NWDAFは5Gネットワークから情報を収集/記憶/分析し、その結果を不特定ネットワーク機能(network function、NF)に提供することができ、分析結果は各NFで独立的に用いられることができる。
以下、説明の便宜のために、3GPP(登録商標)規格(5G、NR、LTE又はこれと類似のシステムの規格)で定義している用語及び名称が一部用いられることができる。しかし、本開示が用語及び名称によって限定されることではなく、他の規格によるシステムにも同様に適用されることができる。
また、以下の説明で用いられる接続ノード(node)を識別するための用語、網客体(network entity、ネットワークエンティティー)を指称する用語、メッセージを指称する用語、ネットワークエンティティーの間のインターフェースを指称する用語、多様な識別情報を指称する用語などは説明の便宜のために例示されたことである。したがって、本開示で用いる用語に限定されることではなく、同等な技術的意味を有する対象を指称する他の用語が用いられることができる。
4G通信システム商用化以後の増加趨勢にある無線データトラフィック需要を満たすため、改善した5G通信システム(NR、New Radio)を開発するための努力が行われている。高いデータ送信率を達成するために、5G通信システムは超高周波の帯域(mmWave)帯域(例えば、28GHz周波数帯域のような)でのリソースも可能するようにデザインされた。超高周波帯域での伝播の経路損失緩和及び伝達距離を増加させるために、5G通信システムではビームフォーミング(beamforming)、massive MIMO(Multiple-Input Multiple-Output)、FD-MIMO(Full Dimensional MIMO)、アレイアンテナ(array antenna)、アナログビームフォーミング(analog beam-forming)、及び大規模アンテナ(large scale antenna)技術が論議されている。その以外に5G通信システムではLTEと異なり15kHzを含み、30kHz、60kHz、120kHzなどの多様なサブキャリア間隔(subcarrier spacing)をリソースし、物理制御チャンネル(Physical Control Channel)はPolar Codingを用い、物理データチャンネル(Physical Data Channel)はLDPC(Low Density Parity Check)を用いる。その以外にアップリンク送信のための波形(waveform)としてはDFT-S-OFDMだけでなくCP-OFDMも用いられる。LTEはTB(Transport Block)単位のHARQ(Hybrid ARQ)再送信がリソースされた一方に5GはCB(Code Block)を複数個が結ばれたCBG(Code Block Group)基盤のHARQ再送信を追加的にリソースすることができる。
また、システムのネットワーク改善のために、5G通信システムでは進化された小型セル、改善した小型セル(advanced small cell)、クラウド無線アクセスネットワーク(cloud radio access network:cloud RAN)、超高密度ネットワーク(ultra-dense network)、D2D通信(Device to Device communication)、無線バックホール(wireless backhaul)、車両通信ネットワーク(V2X(Vehicle to Everything)network)、協力通信(cooperative communication)、CoMP(Coordinated Multi-Points)、及び受信干渉除去(interference cancellation)などの技術開発が行われている。
一方、インターネットは人間が情報を生成して消費する人間中心の接続網から、事物などの分散された構成要素の間で情報を交換して処理するIOT(Internet of Things、モノのインターネット)網へ進化しつつある。クラウドサーバーなどとの接続を通じたビッグデータ(Big data)処理技術などがIoT技術に結合されたIoE(Internet of Everything)技術も台頭している。IoTを具現するには、センシング技術、有無線通信及びネットワークインフラ、サービスインタフェース技術、セキュリティ技術のような技術要素が要求され、近年には物事の間の接続のためのセンサネットワーク(sensor network)、M2M(Machine to Machine)、MTC(Machine Type Communication)などの技術が研究されている。IoT環境では接続された事物で生成されるデータを収集、分析して人間の生活に新しい価値を創出する知能型IT(Internet Technology)サービスが提供されることができる。IoTは既存のIT(information technology)技術と多様な産業の間のコンバージェンス及び複合を介してスマートホーム、スマートビルディング、スマートシティ、スマートカー又はコネクテッドカー、スマートグリド、ヘルスケア、スマート家電、先端医療サービスなどの分野に応用されることができる。
これによって、5G通信システムをIoT網に適用するための多様な試みが行われている。例えば、センサネットワーク(sensor network)、M2M(Machine to Machine)、MTC(Machine Type Communication)などの技術が5G通信技術がビームフォーミング、MIMO、及びアレイアンテナなどの技法によって具現されることができる。前述のビッグデータ処理技術としてクラウド無線アクセスネットワーク(cloud RAN)が応用されることも5G技術とIoT技術のコンバージェンスの例と見なされることができる。このように通信システムにおいて複数のサービスがユーザに提供されることができ、このような複数のサービスをユーザに提供するために特徴に当たるように各サービスを同一な時区間内で提供することができる方法及びこれを用いた装置が要求される。5G通信システムで提供される多様なサービスが研究され、このうちの一つは低い遅延時間(low latency)及び高い信頼性(high reliability)要求条件を満足させるサービスである。
車両通信の場合、NR V2Xシステムでは端末と端末の間のユニキャスト(unicast)通信、グループキャスト(groupcast)(又はマルチキャスト(multicast))通信及びブロードキャスト(broadcast)通信がサポートされる。また、NR V2Xは車両の道路走行に必要な基本的な安全情報送受信を目的とするLTE V2Xと異なり、グループ走行(Platooning)、進歩された走行(Advanced Driving)、拡張センサー(Extended Sensor)、遠隔走行(Remote Driving)のようにより進歩されたサービスを提供することを目標としている。また、NR V2Xシステムでは周期的なトラフィック及び非周期的なトラフィックをいずれも考慮して端末が直接センシングをしてサイドリンク送信リソースを割り当てる方法をサポートする。この時、リソース割り当て関連情報を他の端末から提供される方法を考慮することができる。リソース割り当て関連情報を他の端末から提供されることによってリソース割り当ての性能向上を期待することだけではなく端末の電力消費を減らすことができる。例えば、基地局はカバレッジの内に位置している端末からCBR(Channel Busy Ratio)のようなチャンネルの混雑であるかどうかが報告されることができ、したがって、端末が基地局のカバレッジの内に位置している場合、基地局からサイドリンクの送信及び受信に用いられる時間及び周波数上でリソースのセット(集合)で定義されるリソースプール(resource pool)をよりよく設定されることができる。したがって、基地局のカバレッジの外に位置している端末が予め設定されているリソースプールでリソースを割り当てるより基地局カバレッジの内にある端末からリソース割り当て関連情報が提供される場合、リソース割り当ての性能向上を期待することができる。また他の例で、サイドリンクでグループ走行のような進歩されたサービスをサポートする場合にグループ走行で接続されたグループのリーダーノードが一つの特定ノードをコントロールするか特定の多数のノードからなるグループを同時にコントロールするための目的にリソース割り当て関連情報を提供するシナリオを考慮することができる。このような場合にグループの各ノードが各各のリソースを割り当てるよりリーダーノードがグループの状態をよりよく把握してリソース割り当て関連情報を提供してグループ走行の性能向上を期待することができる。だけでなく、端末がサイドリンク送信リソースの選択のためにセンシングを行うのに多くの電力が消耗するため、もし、他の端末がリソース割り当てを代わりに行う場合に端末の電力消耗を最小化できる。特に、歩行者携帯端末の場合には端末の電力消耗を最小化して送信リソースを割り当てる方法及び手順が必要なことがある。したがって、このような解決策を提供するための端末及び基地局動作が定義されなければならない。しかし、これに係る論議は全くない状態である。したがって、本発明ではリソース割り当て関連情報を他の端末から提供されるために端末の間の協力を行うための方法を提案する。
本明細書の実施例は上述したシナリオをサポートするために提案されたことで、特に、サイドリンクで端末がセンシング及びリソース割り当てを行う手順(Mode2)に対する方法及び装置を提供することを目的とする。さらに、端末の電力消耗を最小化するためのMode2方法を提案する。
図1は、本開示の実施例によるシステムを示す図面である。
図1の(a)はすべてのV2X端末(UE-1とUE-2)が基地局のカバレッジの内に位置している場合(In-Coverage、IC)に対する例示を示す。すべてのV2X端末は基地局からダウンリンク(downlink:DL)を介してデータ及び制御情報を受信するか基地局へアップリンク(uplink:UL)を介してデータ及び制御情報を送信することができる。この時、データ及び制御情報はV2X通信のためのデータ及び制御情報であれば良い。データ及び制御情報は一般的なセルラー通信のためのデータ及び制御情報であっても良い。また、V2X端末はサイドリンク(Sidelink、SL)を介してV2X通信のためのデータ及び制御情報を送/受信することができる。
図1の(b)はV2X端末のうちのUE-1は基地局のカバレッジの内に位置してUE-2は基地局のカバレッジの外に位置する場合に対する例示を示す。すなわち、図1の(b)は一部V2X端末(UE-2)が基地局のカバレッジの外に位置する部分カバレッジ(partial coverage、PC)に関する例示を示す。基地局のカバレッジの内に位置したV2X端末(UE-1)は基地局からダウンリンクを介してデータ及び制御情報を受信するか基地局でアップリンクを介してデータ及び制御情報を送信することができる。基地局のカバレッジの外に位置したV2X端末(UE-2)は基地局からダウンリンクを介してデータ及び制御情報を受信することができなく、基地局でアップリンクを介してデータ及び制御情報を送信することができない。V2X端末(UE-2)はV2X端末(UE-1)とサイドリンクを介してV2X通信のためのデータ及び制御情報を送/受信することができる。
図1の(c)はすべてのV2X端末が基地局のカバレッジの外(out-of coverage、OOC)に位置した場合に対する例示を示す。したがって、V2X端末(UE-1、UE-2)は基地局からダウンリンクを介してデータ及び制御情報を受信することができなく、基地局でアップリンクを介してデータ及び制御情報を送信することができない。V2X端末(UE-1、UE-2)はサイドリンクを介してV2X通信のためのデータ及び制御情報を送/受信することができる。
図1の(d)は互いに異なるセルに位置したV2X端末(UE-1、UE-2)の間のV2X通信を行うシナリオに対する例示を示す。具体的に、図1の(d)はV2X端末(UE-1、UE-2)が互いに異なる基地局に接続しているか(RRC接続状態)キャンピングしている場合(RRC接続解除状態、すなわち、RRC idle状態)を示す。この時、V2X端末(UE-1)はV2X送信端末でV2X端末(UE-2)はV2X受信端末であれば良い。又は、V2X端末(UE-1)がV2X受信端末であり、V2X端末(UE-2)がV2X送信端末であっても良い。V2X端末(UE-1)は自分が接続した(又は自分がキャンピングしている)基地局からSIB(system information block)を受信することができ、V2X端末(UE-2)は自分が接続した(又は自分がキャンピングしている)他の基地局からSIBを受信することができる。この時、前記SIBは既存のSIBが用いられるか、若しくはV2Xのために別に定義されたSIBが用いられることができる。また、V2X端末(UE-1)が受信したSIBの情報とV2X端末(UE-2)が受信したSIBの情報が互いに異なることができる。したがって、互いに異なるセルに位置した端末(UE-1、UE-2)の間のV2X通信を行うためには情報が統一されるか、これに対する情報がシグナリングされて互いに異なるセルから送信されたSIB情報を解釈方法が追加的に必要な場合がある。
図1では説明の便宜のために2個のV2X端末(UE-1、UE-2)から構成されたV2Xシステムを示すが、ここに限らず、より多いV2X端末の間に通信が行うことができる。また、基地局とV2X端末とのインターフェース(アップリンク及びダウンリンク)はUuインターフェースで名付けることができ、V2X端末の間のサイドリンクはPC5インターフェースで名付けることができる。したがって、本開示ではこれらを混用して用いることができる。一方、本開示で端末は車両の間の通信(vehicular-to-vehicular、V2V)をサポートする車両、車両と歩行者の間の通信(vehicular-to-pedestrian、V2P)をサポートする車両又は歩行者のハンドセット(例えば、スマートフォン)、車両とネットワークの間の通信(vehicular-to-network、V2N)をサポートする車両又は車両と交通インフラ(infrastructure)の間の通信(vehicular-to-infrastructure、V2I)をサポートする車両を含むことができる。また、本開示で端末は、端末機能を装着したRSU(road side unit)、基地局機能を装着したRSU、又は基地局機能の一部及び端末機能の一部を装着したRSUを含むことができる。
また、本開示の一実施例よれば、基地局はV2X通信と一般セルラー通信をいずれもサポートする基地局であるか、V2X通信のみをサポートする基地局であっても良い。この時、基地局は5G基地局(gNB)、4G基地局(eNB)、又はRSUであってもよい。したがって、本開示で基地局はRSUと指称されることもできる。
図2は、本開示の一実施例によるサイドリンクを介して行われるV2X通信方法を示す図面である。
図2の(a)を参考すれば、UE-1(201、例えば、TX端末)とUE-2(202、例えば、RX端末)が一対一で通信を行うことができ、これをユニキャスト(unicast)通信と名付けることができる。
図2の(b)を参考すれば、TX端末とRX端末が一対一多で通信を行うことができ、これをグループキャスト(groupcast)又はマルチキャスト(multicast)で名付けることができる。図2の(b)でUE-1(211)、UE-2(212)、及びUE-3(213)は一つのグループ(group)を形成して(Group A)グループキャスト(groupcast)通信を行い、UE-4(214)、UE-5(215)、UE-6(216)、及びUE-7(217)はまた他のグループ(group)を形成して(Group B)グループキャスト(groupcast)通信を行うことができる。各端末は自分が属したグループ内にだけグループキャスト(groupcast)通信を行い、互いに異なるグループの間の通信はユニキャスト、グループキャスト又はブロードキャスト通信を介して行われることができる。図2の(b)では2つのグループ(Group A、Group B)が形成されていることを示すが、これに限定されない。
一方、図2に示されなかったが、V2X端末はブロードキャスト(broadcast) 通信を行うことができる。ブロードキャスト(broadcast)通信は、V2X送信端末がサイドリンクを介して送信したデータ及び制御情報をすべてのV2X端末が受信する場合を意味する。例えば、図2の(b)でUE-1(211)がブロードキャスト(broadcast)のための送信端末と仮定する場合、すべての端末(UE-2(212)、UE-3(213)、UE-4(214)、UE-5(215)、UE-6(216)、及びUE-7(217))はUE-1(211)が送信するデータ及び制御情報を受信することができる。
NR V2XではLTE V2Xと異なり、車両端末がユニキャストを介して一つの特定ノードにだけデータを送信する形態及びグループキャスト(groupcast)を介して特定多数のノードにデータを送信する形態のサポートが考慮されることができる。例えば、2台以上の車両を一つのネットワークで接続して群集形態に移動する技術者グループ走行(Platooning)のようなサービスシナリオでこのようなユニキャスト及びグループキャスト技術が有用に用いられることができる。具体的に、グループ走行で接続されたグループのリーダーノードが一つの特定ノードをコントロールするための目的にユニキャスト通信が必要なことがあって、特定多数のノードからなるグループを同時にコントロールするための目的にグループキャスト通信が必要なことがある。
図3は、本開示の一実施例によるサイドリンクの送信及び受信に用いられる時間及び周波数上でリソースのセット(集合)で定義されるリソースプール(resource pool)を示す図面である。
リソースプールで時間軸のリソース割り当て単位(resource granularity)はスロット(Slot)されることができる。また、周波数軸のリソース割り当て単位は一つ以上のPRB(physical resource block)から構成されたサブチャンネル(Sub-channel)になることができる。
リソースプールが時間及び周波数上で割り当てられた場合(310)に色が塗られた領域が時間及び周波数上でリソースプールと設定された領域を示す。本開示ではリソースプールが時間上で非連続的に割り当てられた場合の例を挙げて説明するが、時間上でリソースプールが連続的に割り当てられることもできる。また、本開示ではリソースプールが周波数上で連続的に割り当てられた場合の例えて説明するが、周波数上でリソースプールが非連続的に割り当てられる方法を排除しない。
図3を参照すれば、リソースプールが時間上に非連続的に割り当てられた場合(320)が図示された。図3を参照すれば、時間上リソース割り当ての単位(granularity)がスロット(slot)からなる場合を示す。具体的に、複数個のOFDMシンボルから構成された一つのスロットが時間軸のリソース割り当て基本単位になることができる。この時、前記スロットを構成するすべてのOFDMシンボルがサイドリンク送信に用いられることもでき、スロットを構成する一部のOFDMシンボルがサイドリンク送信に用いられることもできる。例えば、スロットの一部は基地局端末の間のUuインターフェースで用いられるダウンリンク/アップリンクで用いられることもできる。図3を参照すれば、色が塗られたスロットが時間上でリソースプールに含まれたスロットを示し、前記リソースプールで割り当てられたスロットは時間上リソースプール情報で(pre-)configurationされることができる。例えば、時間上リソースプール情報はSIBを介してビットマップに指示されることができる。
図3を参照すれば、時間上に非連続的なリソースプールに属したphysicalスロット320をlogicalスロット321にマッピングすることができる。一般的に、PSSCH(physical sidelink shared channel)リソースプールに属するスロットのセット(集合)は(t0,t1,...,ti,...,tTmax)で示されることができる。
図3を参照すれば、リソースプールが周波数上で連続的に割り当てられた場合(330)が示す。
周波数軸でリソース割り当てはサブチャンネル(sub-channel)331単位でから行うことができる。サブチャンネル331は一つ以上のRBから構成された周波数上のリソース割り当て単位で定義されることができる。すなわち、サブチャンネル331はRBの整数倍で定義されることができる。図3を参照すれば、サブチャンネル331は5個の連続的なPRBから構成されることができ、サブチャンネルサイズ(sizeSubchannel)は5個の連続的なPRBのサイズであれば良い。ただ、図面に示された内容は本発明の一例だけで、サブチャンネルのサイズは異なるように設定されることができ、一つのサブチャンネルは連続的なPRBから構成されることが一般的であるが、必ず連続的なPRBで構成されなければならないことではない。サブチャンネル331はPSSCHに対するリソース割り当ての基本単位になることができる。
startRB-Subchannel332はリソースプールで周波数上のサブチャンネル331の開始位置を指示することができる。周波数軸でリソース割り当てがサブチャンネル331単位からなる場合、サブチャンネル331が開始されるRBインデックス(startRB-Subchannel、332)、サブチャンネル331がいくつのRBから構成されるかどうかの情報(sizeSubchannel)、及びサブチャンネル331の総数(numSubchannel)などに対する設定情報を介して周波数上のリソースが割り当てられることができる。この時のstartRB-Subchannel、sizeSubchannel、及びnumSubchannelなどに対する情報は周波数上のリソースプール情報で(pre-)configurationされることができる。例えば、周波数リソースプール情報はSIBを介して設定されて指示されることができる。
図4は、本開示の一実施例によって基地局がサイドリンクで送信リソースを割り当てる方法を示す図面である。
基地局がサイドリンクで送信リソースを割り当てる方法は以下でMode1と指称する。Mode1はスケジューリングされたリソース割り当て(scheduled resource allocation)であれば良い。Mode1は基地局がRRC接続された端末にdedicatedスケジューリング方式でサイドリンク送信に用いられるリソースを割り当てる方法を示すことができる。Mode1の方法は基地局がサイドリンクのリソースを管理することができるため、干渉管理とリソースプールの管理に効果的である。
図4を参照すれば、キャンプオン405している送信端末401及び受信端末402は基地局403からSL-SIB(sidelink system information block)を受信することができる(410)。ここで、受信端末402は送信端末401が送信するデータを受信する端末を示す。SL-SIB情報にはサイドリンク送受信のためのサイドリンクリソースプール情報、センシング動作のためのパラメーター設定情報、サイドリンク同期を設定するための情報、又は互いに異なる周波数で動作するサイドリンク送受信のためのキャリア情報などが含まれることができる。
送信端末401にV2Xのためのデータトラフィックが生成されると、送信端末401は基地局403とRRC接続されることができる(420)。ここで、端末と基地局の間のRRC接続をUu-RRCと指称することができる。Uu-RRC接続過程420は送信端末401のデータトラフィック生成以前に行われることもできる。また、Mode1では基地局403と受信端末402の間のUu-RRC接続過程420が行われた状態で送信端末がサイドリンクを介して受信端末で送信を行うことができる。これと異なり、Mode1では基地局403と受信端末402の間のUu-RRC接続過程420が行われない状態でも送信端末がサイドリンクを介して受信端末で送信を行うことができる。
送信端末401は基地局403に受信端末402とV2X通信ができる送信リソースをリクエストすることができる(430)。この時、送信端末401は基地局403にアップリンク物理制御チャンネル(physical uplink control channel、PUCCH)、RRCメッセージ又はMAC CEを用いてサイドリンク送信リソースをリクエストすることができる。一方、MAC CEは新しいフォーマット(少なくともV2X通信のためのバッファー状態報告であることを通知するインジケーターとD2D通信のためにバッファーされているデータのサイズに対する情報含み)のバッファー状態報告(buffer status report、BSR)MAC CEなどであれば良い。また、送信端末401はアップリンク物理制御チャンネルを介して送信されるスケジューリングリクエスト(scheduling request、SR)ビットを介してサイドリンクリソースをリクエストすることができる。
次に、基地局403は送信端末401にV2X送信リソースを割り当てることができる。この時、基地局はdynamic grant又はconfigured grant方式で送信リソースを割り当てることができる。
先ず、dynamic grant方式の場合、基地局はDCI(downlink control information)を介してTB送信に対するリソースを割り当てることができる。DCIに含まれるサイドリンクスケジューリング情報としては初期送信及び再送信の送信時点及び周波数割り当て位置情報フィールドに係るパラメーターが含まれることができる。dynamic grant方式に対するDCIはdynamic grant方式であることを指示するようにSL-V-RNTIでスクランブリンされるCRC(cyclic redundancy check)を含むことができる。
次に、configured grant方式の場合、基地局はUu-RRCを介してSPS(semi-persistent scheduling)intervalを設定することによってTB送信に対するリソースを周期的に割り当てることができる。この時、基地局はDCIを介して一つのTBに対するリソースを割り当てることができる。DCIに含まれる一つのTBに対するサイドリンクスケジューリング情報には初期送信及び再送信リソースの送信時点及び周波数割り当て位置情報と、関連するパラメーターが含まれることができる。configured grant方式でリソースが割り当てられる場合、前記DCIによって一つのTBに対する初期送信及び再送信の送信時点(occasion)及び周波数割り当て位置が決定されることができ、次のTBに対するリソースはUu-RRCを介して設定されたSPS interval間隔で繰り返されることができる。configured grant方式に対するDCIはconfigured grant方式であることを指示するようにSL-SPS-V-RNTIでスクランブリングされるCRCを含むことができる。また、configured grant(CG)方式はtype1 CGとtype2CGに区分されることができる。Type2CGの場合、DCIを介してconfigured grantと設定されたリソースがactivation/deactivationできる。
したがって、Mode1の場合、基地局403はPDCCHを通じるDCI送信で送信端末401に受信端末402とサイドリンク通信のためのスケジューリングを指示することができる(440)。
ブロードキャスト送信の場合に送信端末401はサイドリンクに対するRRC設定415無しにブロードキャストでPSCCHを介して受信端末402にSCI(1st stage)をブロードキャストできる(460)。また、送信端末401はPSSCHを介して受信端末402にデータをブロードキャストできる(480)。ブロードキャスト送信の場合にはPSSCHを通じるSCI送信(2nd stage SCI、470)が行われないこともある。
これと異なり、ユニキャスト又はグループキャスト送信の場合に送信端末401は他の端末と一対一でRRC接続を行うこともできる。ここでUu-RRCと区分して端末の間のRRC接続をPC5-RRC415と指称することができる。グループキャストの場合にもPC5-RRC415はグループにある端末と端末の間で個別的に接続されることができる。図4を参照すれば、PC5-RRC415の接続がSL-SIBの送信410以後の動作で図示されたがSL-SIBの送信410以前又はSCIの送信以前に常に行われることもできる。もし、端末の間のRRC接続が必要な場合にサイドリンクのPC5-RRC接続が行われて送信端末401はPSCCHを介して受信端末402にSCI(1st stage)をユニキャスト又はグループキャストで送信することができる(460)。この時のSCIのグループキャスト送信はグループSCIで解釈されることもできる。また、送信端末401はPSSCHを介して受信端末402にSCI(2nd stage)をユニキャスト又はグループキャストで送信することができる(470)。この時の1st stage SCIにはリソース割り当てに係る情報、及び2nd stage SCIにはその以外の制御情報が含まれることができる。また、送信端末401はPSSCHを介して受信端末402にデータをユニキャスト又はグループキャストで送信することができる(480)。
図5は、本開示の一実施例によるサイドリンクで端末がセンシングを介してサイドリンクの送信リソースを直接割り当てる方法を示す図面である。以下ではサイドリンクで端末がセンシングを介してサイドリンクの送信リソースを直接割り当てる方法をMode2と指称する。Mode2の場合、UE autonomous resource selectionと指称されることもできる。Mode2で基地局503はV2Xのためのサイドリンク送受信リソースプールをシステム情報で提供し、送信端末501が定められたルールによって送信リソースを割り当てることができる。基地局が直接リソース割り当てに関与するMode1と異なり図5では送信端末501がシステム情報を介して予め受信したリソースプールに基づいて自律的にリソースを割り当ててデータを送信する点において差がある。
図5を参照すれば、キャンプオン(camp on)505している送信端末501及び受信端末502は基地局503からSL-SIBを受信することができる(510)。ここで、受信端末502は送信端末501が送信するデータを受信する端末を示す。SL-SIB情報にはサイドリンク送受信のためのサイドリンクリソースプール情報、センシング動作のためのパラメーター設定情報、サイドリンク同期を設定するための情報、又は互いに異なる周波数で動作するサイドリンク送受信のためのキャリア情報などが含まれることができる。
図4乃至図5の差異点は図4の場合、基地局503と送信端末501がRRC接続された状態(RRC connected state)で動作する一方、図5では送信端末501がidleモード520(RRC接続されない状態)でも動作することができるという点である。また、RRC接続状態520でも基地局503はリソース割り当てに直接関与せず送信端末501が自律的に送信リソースを割り当てるようにできる。ここで送信端末501と基地局503の間のRRC接続をUu-RRC520と指称することができる。送信端末501にV2Xのためのデータトラフィックが生成されると、送信端末501は基地局503から受信されたシステム情報を介してリソースプールが設定されて送信端末501は設定されたリソースプール内でセンシングを介して時間/周波数領域のリソースを直接選択することができる(530)。
ブロードキャスト送信の場合に送信端末501はサイドリンクに対するRRC設定515なしにブロードキャストでPSCCHを介して受信端末502にSCI(1st stage)をブロードキャストできる(550)。また、送信端末501はPSSCHを介して受信端末502にデータをブロードキャストできる(570)。ブロードキャスト送信の場合にはPSSCHを通じるSCI送信(2nd stage SCI、560)が行われないこともある。
これと異なり、ユニキャスト及びグループキャスト送信の場合に送信端末501は他の端末と一対一でRRC接続を行うことができる。ここで、Uu-RRCと区分して端末の間のRRC接続はPC5-RRC515と指称することができる。グループキャストの場合にもPC5-RRCはグループにある端末の間に個別的に接続されることができる。図5ではPC5-RRC515接続がSL-SIBの送信510以後の動作で図示されたがSL-SIBの送信510以前又はSCIの送信550以前に常に行われることもできる。もし、端末の間のRRC接続が必要な場合、サイドリンクのPC5-RRC接続が行われて(515)送信端末501はPSCCHを介して受信端末502にSCI(1st stage)をユニキャスト又はグループキャストで送信することができる(550)。この時のSCIのグループキャスト送信はグループSCIと解釈されることもできる。また、送信端末501はPSSCHを介して受信端末502にSCI(2nd stage)をユニキャスト又はグループキャストで送信することができる(560)。この時の1st stage SCIにはリソース割り当てに係る情報、及び2nd stage SCIにはその以外の制御情報が含まれることができる。また、送信端末501はPSSCHを介して受信端末502にデータをユニキャスト又はグループキャストで送信することができる(570)。
図6は、本開示の一実施例によるサイドリンクで一つのスロットにマッピングされた物理チャンネルのマッピング構造を示す図面である。
具体的に、図6にPSCCH/PSSCH/PSFCH物理チャンネルに対するマッピングが図示された。PSCCH/PSSCH/PSFCHは周波数上に一つ以上のサブチャンネルに割り当てられることができる。サブチャンネル割り当てに対する詳細は図3の説明を参考する。次に、PSCCH/PSSCH/PSFCHの時間上マッピングを説明するために図6を参照すれば、送信端末が当該スロット601にPSCCH/PSSCH/PSFCHを送信する前の一つ以上のシンボルがAGC(automatic gain control)のための領域602で用いられることができる。当該シンボルがAGCのために用いられる場合、当該シンボル領域に他のチャンネルの信号を繰り返して(repetition)送信する方法を考慮することができる。この時、他のチャンネルの繰り返される信号はPSCCHシンボルやPSSCHシンボルのうちの一部が考慮されることができる。これと異なり、AGC領域にプリアンブルが送信されることもできる。プリアンブル信号が送信される場合に他のチャンネルの信号を繰り返し送信する方法よりAGC実行時間がさらに短縮されることができる長所がある。AGCのためにプリアンブル信号が送信される場合にプリアンブル信号602では特定シーケンスが用いられることができ、この時のプリアンブルでPSSCH DMRS、PSCCH DMRS、CSI-RSなどのシーケンスが用いられることができる。本開示でプリアンブルで用いられるシーケンスを前述した例に限定しない。追加的に図6によれば、スロットの初盤シンボルに制御情報を含むPSCCH603が送信され、PSCCH603の制御情報によってスケジューリングされるデータがPSSCH604を介して送信されることができる。PSCCH603には制御情報であるSCI(sidelink control information)の一部(1st stage SCI)がマッピングされて送信されることができる。PSSCH604にはデータだけではなく制御情報であるSCIのまた他の一部(2nd stage SCI)がマッピングされて送信されることができる。また、図6はフィードバック情報を送信する物理チャンネルであるPSFCH605(physical sidelink feedback channel)がスロットの最後の部分に位置することを示す。PSSCH604とPSFCH605の間に所定の空いている時間(Gap)を確保してPSSCH604を送受信した端末がPSFCH605を送信又は受信するための準備ができるようにできる。また、PSFCH605の送受信以後には一定時間の空いている区間(Gap)を確保することができる。
図7は、本開示の一実施例によってリソース割り当て関連情報を他の端末から提供されるために端末の間の協力を行うシナリオを示す図面である。
具体的に、図7に端末の間の協力を行うサイドリンクシナリオが図示された。図7でUE-Aは端末の間の協力のための情報を提供する端末に該当し、UE-Bは端末の間協力のための情報が提供されてサイドリンク送信を行う端末に該当する。ここで端末は車両端末及び歩行者端末であることができることに注目する。この時、端末の間の協力のための情報はリソース割り当て情報であれば良い。しかし、本発明において端末の間の協力のための情報をリソース割り当て情報にだけ限定しない。図7でUE-Aが端末の間協力のための情報を提供する端末で定義したが、UE-AがUE-Bで端末の間の協力のための情報を提供する前に2つの端末の間の協力のための情報701が互いに共有されることができる。この時、2つの端末の間の協力のための情報701はUE-AがUE-Bで提供するか、UE-BがUE-Aで提供するか、又は2つの端末(UE-A、UE-B)の間の両方向で提供されることができる。また、本発明においてサイドリンクから端末の間の協力を行う環境で特定送信方法のみを仮定しない。言い換えれば、ブロードキャスト、ユニキャスト及びグループキャスト送信への適用をいずれも考慮することができる。しかし、前述したようにユニキャスト及びグループキャスト送信環境が端末の間の協力を行う有用なシナリオになることができることに注目する。サイドリンクで端末の間の協力を行う条件はネットワークによって上位レイアで活性化されるか(pre-)configurationによって活性化されることができる。又は、端末の間のPC5-RRCを介して端末の間の協力に対する行うかどうかが設定されることができる。言い換えれば、端末の間の協力に対する活性化が行われた時のUE-Aは端末の間の協力のための情報を提供することができ、UE-Bはこれを利用してサイドリンク送信を行うことができるだろう。
図7でUE-AとUE-Bが端末の間の協力を行う一例でUE-AがUE-Bでリソース割り当て情報を提供するシナリオを考慮することができる。この時のUE-Aが提供するリソース割り当て情報はUE-Bに対する一つ以上のリソースプール候補情報であれば良い。これと異なり、UE-Aが提供するリソース割り当て情報はUE-Bに対する一つ以上の割り当てられたリソース候補情報であれば良い。もし、リソースプール候補情報の場合にUE-BはUE-Aから提供されたリソースプールのうちの一つのリソースプールでリソースを割り当ててサイドリンク送信を行うことができる。前述したようにリソースプールはサイドリンクでリソースを割り当てることができる時間及び周波数領域を示し、端末はリソースプール内で基地局から送信リソースが割り当てられるか、端末が直接センシング及びリソース割り当てを行って送信リソースを割り当てることができる。もし、UE-Aが提供するリソース割り当て情報が割り当てられたリソース候補情報の場合、前記割り当てられたリソース候補情報はリソースプールで割り当てられたリソース候補としてUE-Aは当該リソースでUE-Bがサイドリンク送信を行うことを期待し、また、当該リソースでUE-Bからサイドリンク送信を受信することを期待する場合であれば良い。したがって、UE-BはUE-Aから提供された割り当てられたリソース候補のうちのサイドリンク送信を行うことができる。ここでUE-BがUE-Aから提供されたリソース割り当て情報を利用するか又は利用しないこともある。
図7でUE-AとUE-Bは以下の表1のように基地局のカバレッジの内に位置するIC(In-Coverage)であるか基地局のカバレッジの外に位置するPC(partial coverage)又はOOC(out-of coverage)である端末であれば良い。
Figure 2023515093000002
前記表1でCase Aの場合、UE-AとUE-Bが皆基地局カバレッジの内に位置するため、UE-Aが基地局から設定されたリソース割り当て情報をUE-Bで提供することができる。もし、UE-AとUE-Bがそれぞれ異なる基地局のカバレッジの内に位置する場合にはリソース割り当てのためのUE-Bの情報が基地局の間の互いに交換されることができる。表1でCase Bの場合、UE-Aは基地局カバレッジの内に位置するがUE-Bは基地局カバレッジの外に位置するためUE-Aが基地局から設定されたリソース割り当て情報をUE-Bで提供するためにはリソース割り当てのためのUE-Bの情報がUE-Aが属した基地局に提供される時にできる。表1でCase AとCase Bの場合にUE-AがUE-Bのためのリソース割り当てのために直接センシング及びリソース割り当て動作を行ってリソース割り当て情報をUE-Bで提供することが可能できる。表1でCase CとCase Dの場合にUE-Aが基地局のカバレッジの外に位置するためUE-Aが直接UE-Bのためのリソース割り当てのために直接センシング及びリソース割り当て動作を行ってリソース割り当て情報をUE-Bで提供する方法だけができる。
前記表1でCase Aの場合で2つの端末が同じ基地局のカバレッジのにある場合にはUE-AとUE-Bに同じなリソースプールが設定されることができる。しかし、一般的にUE-AとUE-Bにサイドリンク送信のために設定されたリソースプール情報が異なることができる。そして、サイドリンクでは各端末に一つ以上のリソースプールが設定されることができる。もし、サイドリンクで端末に多数のリソースプールが設定される場合、端末は送信に適合な一つのリソースプールを選択して当該リソースプールでサイドリンク送信を行うことができる。例えば、UE-AにリソースプールA、B、Cが割り当てられてUE-BにリソースプールDとEが割り当てられた場合を検討する。UE-AとUE-Bが端末の間の協力を行う時、UE-AがUE-Bでリソース割り当て情報を提供するシナリオでUE-Bがサイドリンク送信に用いるリソースプールに対する以下のような場合が考慮されることができる。
*Case-1:UE-Bに設定されたリソースプールでUE-Bがサイドリンク送信を実行
*Case-2:UE-Bに設定されたリソースプールではないUE-Aに設定されたリソースプールでUE-Bがサイドリンク送信を実行
*Case-3:UE-AとUE-Bが端末の間の協力のために設定されたリソースプールでUE-Bがサイドリンク送信を実行
前記のCase-1の場合、UE-AがUE-Bでリソース割り当て情報を提供するためにはUE-Bに割り当てられたリソースプールDとEに対する情報がUE-Aに共有されなければならない。前記のCase-2の場合、UE-BがUE-Aが提供したリソース割り当て情報を利用するためにはUE-Aに割り当てられたリソースプールA、B、Cに対する情報がUE-Bに共有されなければならない。前記のCase-3の場合はUE-AとUE-Bが互いに共有されたリソースプールから端末の間の協力を行う場合である。例えば、UE-AとUE-Bが互いに共有されたリソースプールFとGで端末の間の協力を行うことができる。したがって、表1のすべての場合に対してUE-AとUE-Bが端末の間の協力を行ってUE-AがUE-Bでリソース割り当て情報を提供するためには端末の間のリソースプール情報が共有されなければならない。これに対する詳細は以下の第1実施例を参考する。
次にUE-AとUE-Bが端末の間の協力を行ってUE-AがUE-Bでリソース割り当て情報を提供する時、前述したようにUE-Aが提供するリソース割り当て情報はUE-Bに対する一つ以上の割り当てられたリソース候補情報であれば良い。この時、UE-AがUE-Bでリソース割り当て情報を提供するためには端末の間のリソースプール情報が共有されなければならない。具体的に、UE-Aは基地局から送信リソースが割り当てられるか直接センシング及びリソース割り当てを介して送信リソースを割り当てることができる。これをできるようにするためにUE-AはUE-Bに対するリソース割り当てに係る情報が提供されなければならない。また、UE-Aがリソース割り当てを指示する場合にUE-A及びUE-Bの間のリソースプール情報が共有されると指示したリソース割り当て情報を解釈することができる。先ず、UE-AがUE-Bから提供される情報として次が含まれることができる。以下の情報は例示のためのことであるだけ、本発明でUE-BがUE-Aで提供するリソース割り当て関連情報は下の情報にだけ限定されない。
リソース割り当て情報が提供されるためにUE-BがUE-Aで提供する情報
*UE-Bに対するTX priority
*UE-Bに対するRemaining Packet delay budget(PDB)
*UE-Bに対するBSR(Buffer State Report)
*UE-Bに対するHARQ feedback is enabled/disabled
*UE-Bに対するMode2リソース割り当て情報
前記情報のうちのUE-Bに対するRemaining PDBはパケットに対するlatency又はdelay requirementに該当される情報であれば良い。前記情報のうちのUE-Bに対するMode2情報ではLsubchのような情報が含まれることができる。ここでLsubchはUE-BがMode2を通じるリソース割り当て時のリソース候補の周波数上で連続的なサブチャンネルの数である。しかし、LsubchはシグナルされずUE-Aが直接選択する方法が考慮されることもできる。このような場合にUE-AはUE-Bのリソース割り当て情報を介してLsubchの情報をUE-Bで指示しなければならない必要がある。本発明においてUE-Bに対するMode2リソース割り当て情報をLsubch情報にだけ限定しない。したがって、UE-AがUE-Bから前記情報のうちの一つ以上が提供される場合、UE-Aはカバレッジの内にある基地局にこの情報をUu RRCを介して伝達する方法が共に考慮されることができる。このようにUE-Bのリソース割り当て情報がUE-Aに属した基地局に提供される場合に、UE-Aは基地局からUE-Bのための送信リソースを割り当てられることもできる。
以下の実施例は前述したサイドリンクでの端末がセンシング及びリソース割り当てを行う手順(Mode2)を提案するためのことである。また、端末の電力消耗を最小化するためのMode2方法を提案する。このためにリソース割り当て関連情報を他の端末から提供される端末の間の協力を行うための方法を提案する。そして、これによる端末及び基地局の動作に関する。以下、本開示による実施例は端末の間のユニキャスト(unicast)、グループキャスト(groupcast)及びブロードキャスト(broadcast)を含む任意の通信環境で通信を行う端末に適用されることができる。
<第1実施例>
第1実施例はサイドリンクで端末の間の協力を行う場合にリソースプール情報を共有する方法を提案する。前記図7を介してUE-AとUE-Bが端末の間の協力を行ってUE-AがUE-Bでリソース割り当て情報を提供するためにはUE-A及びUE-Bの間のリソースプール情報が共有されなければならないことを説明した。リソースプールはサイドリンクでリソースを割り当てることができる時間及び周波数領域を示し、リソースを割り当てることができる時間及び周波数領域情報だけではなくリソースプールに係る多様なパラメーターが前記リソースプールに対する情報として共に設定されることができる。例えば、表2はLTE V2Xでリソースプールに含まれるパラメーター情報の例示を示す。例えば、表2を参考すれば、リソースプールごとにcbr-pssch-TxConfigList-r14が設定されることができ、前記cbr-pssch-TxConfigList-r14に基づいてCBR測定結果によって送信パラメーターが決定されることができる。
Figure 2023515093000003
また他の一例で、表3はNR V2Xでリソースプールに含まれるパラメーター情報の例示を示す。例えば、表3を参考すれば、リソースプールごとにsl-MCS-Table-r16街設定されて設定されたMCSテーブルのサポートに対する決定が行うことができる。
Figure 2023515093000004
前記表2と表3のようにリソースプールに対してリソースを割り当てることができる時間及び周波数領域情報だけではなくリソースプールに係る多様なパラメーターが共に設定されることができる。したがって、端末の間のリソースプール情報が共有されるためには多くの情報量が必要なことがある。したがって、端末の間のリソースプール情報を共有するために次の方法が考慮されることができる。
端末の間のリソースプール情報を共有するための方法
*方法1:PC5-RRCを通じる設定
*方法2:SL MAC CEを通じる設定
*方法3:2nd stage SCIを通じる設定
先ず、方法1はサイドリンクで端末の間のPC5-RRC接続が確立される場合これを介してリソースプール情報を共有する方法である。方法2はサイドリンクでPC5-RRC接続が確立される場合、MAC CEを介してリソースプール情報を共有する方法である。そして、方法3は2nd stage SCIを介してリソースプール情報を共有する方法である。前記方法を介して図7のUE-AとUE-BがリソースプールA、B、Cを共有したと仮定する。この時、共有されたリソースプールは図7で説明したCase1/2/3に該当する場合であっても良い。言い換えれば、リソースプールA、B、CはUE-Bが割り当てられたリソースプールであっても良く(Case-1)、UE-Aが割り当てられたリソースプールであっても良く(Case-2)、UE-AとUE-Bに割り当てられたリソースプールと独立的に端末の間の協力のために共有されたリソースプールであっても良い(Case-3)。この時、各端末が割り当てられることができるリソースプールの最大個数が決定されることができる。もし、各端末が割り当てられることができるリソースプールの最大個数がX個で制限され、端末の間の共有されたリソースプールによって端末に設定されたリソースプールの数がX個を超過する場合、端末の間の共有することができるリソースプールが限定されるか、以前に端末に割り当てられたリソースプールのうちの先ず割り当てられたリソースプールからoverwriteする方法が考慮されることができる。
本発明においてリソースプール情報を共有する方法を前記方法1乃至方法3に限定しない。また、リソースプール情報を共有する方法で前記方法の組み合せを考慮することもできる。例えば、次のような組み合せが考慮されることができる。
*方法1+2:PC5-RRCを介して多数のリソースプール情報が共有された以後にSL MAC CEを介して共有するリソースプールindexを指示する方法
*方法1+3:PC5-RRCを介して多数のリソースプール情報が共有された以後に2nd stageSCIを介して共有するリソースプールindexを指示する方法
*方法2+3:SL MAC CEを介して多数のリソースプール情報が共有された以後に2nd stage SCIを介して共有するリソースプールindexを指示する方法
前記に方法の組み合せは端末の間の協力を行う場合、多数のリソースプールが設定されて一つ以上のリソースプール情報が共有されなければならない場合に、より効果的な方法であれば良い。例えば、方法1+2の場合にUE-AとUE-Bの間のリソースプールA、B、CがPC5-RRCを介して共有された以後、リソースプールAに対応されるindexを指示するSL MAC CEを介してリソースプールAが共有されることができる。又は、UE-AとUE-Bの間のリソースプールA、B、CがPC5-RRCを介して共有された以後、リソースプールAとBに対応されるindexを指示するSL MAC CEを介してリソースプールA及びBが共有されることができる。多数のリソースプール情報が共有される場合に共有しなければならないリソースプールに係る情報量が増加するようになるが、前記のような方法の組み合せを介してこのような問題点が緩和されることができる。
もし、端末の間の協力のために多数のリソースプールが共有された場合に、端末はリソースプールでのCBRに基づいて用いるリソースプールを選択する方法が考慮されることもできる。先ず、特定スロットnで測定されるCBRは次のようで定義されることができる。
*CBRはリソースプールで端末が測定したサイドリンクRSSI(received signal strength indicator)が(予め)設定されたしきい値を超過するサブチャンネルの割合で定義されることができる。ここで、CBR測定はスロット[n-X、n-1]で行われることができ、スロットインデックスは物理的スロットインデックスに基づくことができる。
**送信観点でのCBR測定はPSSCH領域とPSCCH領域のいずれもに対して同時に行われることもできる。図6を参考すれば、PSCCHの一部に係るPSSCHがPSCCHとオーバーラップしない周波数リソース及びPSCCHとオーバーラップする時間リソースで送信されることもでき、また他の例示によって、互いに関連するPSSCHとPSCCHの少なくとも一部がオーバーラップしない時間リソースで送信されることもできる。ここで‘関連する’の意味はPSCCHが少なくともPSSCHをデコーディングするために必要な情報を含むことを意味する。前述のようにPSCCHとPSSCHが多重化(multiplexing)される場合、PSCCH領域とPSSCH領域の送信電力が一定で、これによるRSSIがPSCCH領域とPSSCH領域で同様に測定されることができるという仮定下に、PSSCH領域とPSCCH領域を区分せず2つの領域で同時にCBR測定が行われることができる。具体的に、図6でPSCCH領域とPSSCH領域のシンボルでRSSIが測定されることができる。図6のようにPSCCHとPSSCHが多重化(multiplexing)される場合、端末がCBR測定時のPSCCH領域とPSSCH領域を区分しにくいことがある。したがって、PSCCH領域とPSSCH領域を区分せず、PSCCH領域とPSSCH領域のシンボルの全てでCBR測定が行われることができる。
**XはCBRが測定されるウィンドウ(window)のサイズの値であり、Xは固定された値であるか、設定可能な値であれば良い。Xが一つの固定された値の場合の一例としてXは100スロットと設定されることができる。Xが設定可能な値の場合、Xの設定値はリソースプール設定情報に含まれることができる。端末が基地局とRRC接続される前には当該値が端末に対して予め構成(pre-configuration)されるか、又は端末が基地局からSIBを介して設定されることができる。端末が基地局とRRC接続された以後には端末に特定(UE specific)するようにXが設定されることができる。また、端末と端末の間のPC5-RRC接続を介してXが設定されることができる。例えば、Xは{100・2μ、100}スロットのうちの一つの値でリソースプール設定情報を介して設定できる。ここで、μはヌマララジ(numerology)に該当するインデックス(index)でSCS(subcarrier spacing)によって次のような値で設定される。
***SCS=15kHz、μ=0
***SCS=30kHz、μ=1
***SCS=60kHz、μ=2
***SCS=120kHz、μ=3
前記の2つの設定方法のうちのX=100・2μで設定される場合はSCSにしたがって100msに該当するCBRウィンドウ(CBR window)のスロット個数が変更される方法に該当し、X=100と設定される場合はSCSに関わらずCBRウィンドウが100スロットで固定される方法に該当する。したがって、X=100と設定される場合にはCBRウィンドウ(CBR window)の測定時間(ms)が変わることができる。
**サイドリンクRSSIは受信信号強度を意味する。すなわち、サイドリンクRSSIは受信端末によって受信される電力(単位:[W])を示し、サイドリンクのスロット内の当該チャンネルの有効なOFDMシンボル位置及び設定されたサブチャンネルによって観察される。
前記CBRの定義によって測定されたCBR値に基づいて当該チャンネルの混雑するかどうかが判断されることができる。端末は測定したCBRを基地局に報告することができる。具体的に、基地局と端末がUu-RRCで接続された場合に、端末が測定したCBR値がUu-RRCを介して基地局に報告されることができる。サイドリンクリソース割り当て方式のうちのMode1で、送信端末が基地局に受信端末とサイドリンク通信を行うための送信リソースをリクエストする場合、基地局は報告されたCBR情報を利用して送信リソースを割り当てることができる。一方、サイドリンクリソース割り当て方式のうちのMode2で、端末はセンシングを介して直接リソース割り当てを行うだけでなく端末が測定したCBRを反映してチャンネル接続するかどうか及び送信パラメーターを決定すべきである。したがって、Mode2で端末はCBR測定と共にCR(channel occupancy ratio)を測定することによって混雑制御を行うことができる。この場合、パケットの優先順位(priority)が反映されることができる。送信端末がパッケージを送信する場合、当該パケットの優先順位を指示するための値がSCIを介して受信端末に伝達することができる。CRは端末がチャンネルを何の位の占有したか示す指数として、CBR値にしたがって端末がチャンネルを占有することができるCR制限(CR limit)が決定されることができる。例えば、チャンネルが混雑する場合(すなわち、CBR値が高く測定された場合)にはCR制限が低く設定され、端末は測定されたCRがCR制限を超過しないように混雑制御を行うことができる。混雑制御を行うため、端末は送信をドロップ(drop)するか又はスケジューリング具現を介して測定されたCRがCR制限を満足させるようにできる。チャンネルが混雑しない場合(すなわち、CBR値が低く測定された場合)にはCR制限が高く設定され、測定されたCRがCR制限を超過しない可能性が高くなるため、端末がよりチャンネルを占有して用いることが可能になることができる。
しかし、サイドリンクで各送受信を行う端末が測定したCBR値は互いに異なる値を有することができる。例えば、図7でUE-Bがサイドリンク送信を行う端末で、UE-Aは端末の間の協力を行ってUE-Bでリソース割り当て情報を提供してUE-Bのサイドリンク送信を受信する端末の場合に、UE-Aが測定したCBR値とUE-Bが測定したCBR値は異なることができる。例えば、UE-Bの周辺には端末が少なく分布してCBRが低く測定され、UE-A周辺には端末が多数の分布してCBRが高く測定されることができる。したがって、端末の間のリソースプール情報を共有する過程で、各端末が測定したCBR情報も共に共有されることができる。例えば、図7のUE-AとUE-BがリソースプールA、B、Cを共有する場合を仮定する時、各リソースプールに対してUE-Aが測定したCBR情報とUE-Bが測定したCBR情報がUE-A及びUE-Bの間の共有されることができる。具体的に、次のようなCBR情報が端末の間の共有されることができる。
*リソースプールAでUE-Aが測定したCBRとUE-Bが測定したCBR情報が互いに異なることができ、このCBR情報がUE-A及びUE-Bの間の共有されることができる。
*リソースプールBでUE-Aが測定したCBRとUE-Bが測定したCBR情報が互いに異なることができ、このCBR情報がUE-A及びUE-Bの間の共有されることができる。
*リソースプールCでUE-Aが測定したCBRとUE-Bが測定したCBR情報が互いに異なることができ、このCBR情報がUE-A及びUE-Bの間の共有されることができる。
この時、CBRが共有される方法では前述したリソースプールが共有される方法1乃至方法3又はこれらの組み合せが用いられることができる。また、もし、前記のように端末の間のCBR情報が共有される場合に、各リソースプールのCBRに基づいて多数のリソースプールのうちの用いる一つのリソースプールを選択する方法で以下のような方法が考慮されることができる。
Figure 2023515093000005
前記数式でiは図7でUE-A又はUE-Bを指示するindexである。そして、jはリソースプールを指示するindexである。前記数式によれば、端末は多数のリソースプールで2つの端末がそれぞれ測定したCBR値のうちの大きい値を基準で最も低いCBR値を有するリソースプールを選択することができる。
<第2実施例>
第2実施例は図7のようにサイドリンクで端末の間の協力を行う場合にUE-BがUE-Aにリソース割り当てをリクエストする方法を提供する。これはUE-BがUE-AにSR(Scheduling Request)を送信する動作で解釈することができる。UE-BがUE-AにSRを送る条件で、UE-Bは端末の間の協力に発生されるdelayを考慮する時のUE-Bのパッケージ送信に対するremaining PDB(packet delay budget)が充分に大きい場合にUE-AにSRを送信することができる。このような条件が満足されない場合、UE-BがUE-Aにリソース割り当てをリクエストして受信した情報は有用な情報ではないことがある。このような条件が満足される仮定下にUE-BがUE-AにSRをリクエストする方法以下の方法が考慮されることができる。以下、実施例を説明するに当りSR(Scheduling request)は一例示に命名されたことであるだけ本発明を制限せず、第2実施例で説明する動作はサイドリンクで端末の間の協力を行う場合にUE-BがUE-Aにリソース割り当てをリクエストするための、すなわち、inter-UE coordinationをリクエストするための任意の動作を含むことができ、SR(scheduling request)は前記リソース割り当て情報をリクエストするための任意のメッセージ又はシグナリングで取り替えられることができる。
UE-BがUE-AにSRをリクエストする方法
*方法1:SL MAC CEを通じるリクエスト
*方法2:1st stage SCIを通じるリクエスト
*方法3:2nd stage SCIを通じるリクエスト
先ず、方法1はサイドリンクでPC5-RRC接続が確立される場合、サイドリンクMAC CEを介してリソースプール情報を共有する方法である。そして、方法2と3はそれぞれ1st stage SCIと2nd stage SCIを介してリソースプール情報を共有する方法である。方法2を用いる場合にRel-16サイドリンクの1st stage SCIにはSRに係るフィールドがないため、既存の端末には適用されることができない問題点がある。本発明でSRをリクエストする方法を前記方法に限定しない。また、UE-BはUE-AにSRを送信しながら、前述した‘リソース割り当て情報を提供されるためにUE-BがUE-Aで提供する情報’の一部を共に伝達することができる。しかし、‘リソース割り当て情報を提供されるためにUE-BがUE-Aで提供する情報’は関連情報を提供するためのシグナリングオーバーヘッドが非常に大きいため前記方法2ではない他の方法を用いることができる。
次に、UE-BがUE-AにSRをリクエストした場合に、UE-Aはこれを受信した後、UE-Aが属した基地局にUE-Bのリソース割り当てをリクエストするかUE-Aが直接センシングを介してUE-Bのためのリソースを割り当ててUE-Bにリソース割り当て情報を提供することができる。UE-Aが直接センシングを介してUE-Bのためのリソースを割り当てる詳細方法は以下の第4実施例を参考する。本実施例ではUE-AがUE-BからSRを受信したがUE-AがUE-Bでリソース割り当て情報を提供することができない場合を説明する。UE-AがUE-BからSRを受信してUE-AがUE-Bでリソース割り当て情報を提供する場合に対する詳細方法は以下の第3実施例を参考する。先ず、UE-AがUE-BからSRを受信したがUE-AがUE-Bでリソース割り当て情報を提供することができない場合として以下のような場合が考慮されることができる。
*Case-1:UE-Aがexceptional poolで動作する場合
*Case-2:delayによって端末の間の協力が不可能であると判断された場合
前記Case-1はUE-Aがhandoverを行う場合、UE-Aはexceptional poolで動作し、この場合、UE-Aは基地局でUE-Bに対するリソース割り当てをリクエストし難い状況になり、またexceptional poolで動作する場合にはUE-Aが直接リソース割り当て時のrandom selectionを行うためUE-Bで有効なリソース割り当て情報を提供し難くなる。前記Case-2はUE-Aが属した基地局にUE-Bのリソース割り当てをリクエストするかUE-Aが直接センシングを介してUE-Bのためのリソースを割り当ててUE-Bに提供しようとするリソース割り当て情報が、端末の間の協力過程で発生されたdelayによってこれ以上有効ではない場合であることができる。例えば、UE-Bのリソース送信に対するPDBがXmsやUE-BのためのリソースがXms内で選択されることができないと判断された場合に該当することができる。本発明でUE-AがUE-Bでリソース割り当て情報を提供することができない場合を前記の場合に限定しない。UE-BからSRリクエストを受信したがUE-AがUE-Bでリソース割り当て情報を提供することができないと判断される場合にこれに対するresponseを行う動作を考慮することができる。例えば、簡単に1bit情報を介してUE-AがUE-Bでリソース割り当て情報を提供することができるか否かをシグナリングでき、SL MAC CEを介して指示するか2nd stage SCIを通じる指示方法が考慮されることができる。一方、前述の方法は例示のためのことであるだけ本発明でUE-AがUE-Bでリソース割り当て情報を提供することができるか否かを指示する方法は前記方法に限定されない。
<第3実施例>
第3実施例は図7のようにサイドリンクから端末の間の協力を行う場合にUE-AがUE-Bでリソース割り当て情報を提供する方法を提供する。前記第2実施例によってUE-BがUE-AにSRを送信した場合に、UE-Aはこれを受信した後のUE-Aが属した基地局にUE-Bのリソース割り当てをリクエストするかUE-Aが直接センシングを介してUE-Bのためのリソースを割り当ててUE-Bにリソース割り当て情報を提供することができる。この時のUE-Aが選択されたリソース割り当て情報をUE-Bに提供する方法で以下の方法が考慮されることができる。
UE-AがUE-Bにリソース割り当て情報を提供する方法
*方法1:SL MAC CEを通じるリソース割り当て情報提供
*方法2:1st stage SCIを通じるリソース割り当て情報提供
*方法3:2nd stage SCIを通じるリソース割り当て情報提供
先ず、方法1はサイドリンクでPC5-RRC接続が確立される場合、サイドリンクMACCEを介してリソース割り当て情報をシグナリングする方法である。そして、方法2と3はそれぞれの1st stage SCIと2nd stage SCIを介してリソース割り当て情報をシグナリングする方法である。方法2を用いる場合にRel-16サイドリンクの1st stage SCIにはこれに係るフィールドがないため既存の端末には適用されることができない問題点がある。しかし、Rel-16サイドリンクの1st stage SCIには端末がサイドリンク送信のために予約したリソース割り当て情報を指示するフィールドがある。これは異なり、端末が当該情報を受信して送信リソースを割り当てるのに用いるようにするためである。一実施例では、UE-A及びUE-Bが当該フィールドをUE-Aが予約したリソース割り当て情報ではないUE-AがUE-Bに指示するリソース割り当て情報で解釈するようにする方法を考慮することができる。これは1st stage SCIに追加的な1bit fieldを導入して当該フィールドがUE-Aが予約したリソース割り当て情報であるか、UE-AがUE-Bに指示するリソース割り当て情報であるかを指示することによって可能できる。本発明においてUE-AがUE-Bにリソース割り当て情報を提供する方法を前記方法に限定しない。
また、UE-AがUE-Bにリソース割り当て情報は次が含まれることができる。
*同じ一つのTBに対する初期リソースの位置情報
*同じ一つのTBに対する再送信リソースの位置情報
先ず、前記リソース割り当て情報のうちの少なくとも一つのTBに対する初期リソースの位置情報が含まれることができる。本発明で前記初期リソースと再送信リソースの周波数上のサブチャンネル数は同じであると仮定されることができる。もし、異なる場合に、追加的な情報が指示されなければならない。したがって、リソースの位置情報は送信される時間上の位置と周波数上のサブチャンネル開始位置情報であれば良い。一般的に、サイドリンクのMode2動作で端末が自分のサイドリンク送信のためのリソースを割り当てる場合に前記の初期リソースに対する位置情報はPSCCHが送信された位置情報によって決定されるため、当該情報を別にシグナリングする必要がない。しかし、本発明のようにサイドリンクから端末の間の協力を行ってUE-AがUE-Bでリソース割り当て情報を提供する場合にはUE-AがUE-Bで初期リソースの位置情報(時間上の位置と周波数上のサブチャンネル開始位置)を追加的に指示する必要がある。この時、時間上の位置は決定する方法で次のような方法が考慮されることができる。
*Alt-1:SFN(System Frame Number)又はDFN(Direct Frame number)を基準で、決定されたPSSCHのリソースプールの第1のスロットを基準でoffsetを指示する。
*Alt-2:UE-AがUE-Bでリソース割り当て情報を指示した時、これを受信したスロット以後にPSSCHリソースプールに属する第1のスロットを初期送信の時間上の位置に決定する。
また、前記のようにUE-AがUE-Bにリソース割り当て情報を介して同じな一つのTBに対する初期及び再送信リソースの位置が指示された時、UE-Bは上位で指示された予約周期(Resource reservation period、P)に基づいて前記UE-Aから指示された一つのTBに対するリソース位置を基準で周期的なリソース予約を行うこともできる。
<第4実施例>
第4実施例はサイドリンクで図7のようにサイドリンクから端末の間の協力を行う場合にUE-Aが直接センシング及びリソース割り当て過程(Mode 2)を介してUE-Bでリソース割り当て情報を提供する方法を提供する。図8は、本開示の一実施例によるUE-AがUE-Bのリソース割り当てのためにリソース(再)選択及び再評価を行うのに必要なsensing widowとresource selection widowを定義するための図面である。
具体的に、図8では時点nでリソース(再)選択(resource(re-)selection)に対するtriggeringが行われて(再)選択triggering時点n以後にも持続的にセンシングを行って再評価(re-evaluation)のためのtriggeringがn’(n’>n)で行われる例示が示されている。リソース(再)選択に対するtriggeringをする条件は端末が他の端末からリソース割り当てリクエストを受けた時になることができる。具体的に、図7でUE-BがUE-AにSRを送信してUE-Aがこれを受信した時点になることができる。リソース(再)選択triggeringが時点nで先ず発生された時、リソースが選択された以後の選択されたリソースに対する予約がSCIでシグナリングされ以前に、時点n’(n’>n)で再評価(re-evaluation)条件が満足される場合、リソース(再)選択に対するtriggeringが再び発生されることができる。
リソース(再)選択に対するtriggeringが時点nで行われる時、sensing window801は[n-T、n-Tproc,0)で定義されることができる。ここで、Tはsensing windowの開始時点でリソースプール情報で(pre-)configurationされることができる。例えば、Tはms単位の量の整数であっても良いが、本開示はTを特定値に限定しない。また、Tproc,0はセンシングした結果を処理するのに必要な時間で定義されることができる。本開示はTproc,0で設定される値を特定値に限定しない。もし、Tproc,0がms単位の量の整数やスロットの単位で定義される場合にsensing window801は[n-T、n-Tproc,0]で定義されることができる。また、sensing windowはスロットn以前にリソースプールに属したlogical slotに変換されて設定された区間を意味することができる。
次に、リソース(再)選択に対するtriggeringが時点nで行われる時、resource selection window(802)は[n+T,n+T]で決定されることができる。ここで、Tは次のような条件によって決定されることができる。
*T=T if T<T
*T=T if T≧T
ここで、Tはスロット単位の値でT≦Tproc,1に対して端末具現で選択されることができる。Tproc,1はリソースを割り当てるのに必要な処理時間が考慮された最大基準値で定義されることができる。例えば、当該値Tproc,1は4msで固定されることができる。また、Tはサイドリンクから端末の間の協力を行うのに発生されるdelayが反映された値で定義されることができ、上位レイヤを介して設定されることができる。本開示はTproc,1及びTで設定される値を特定値に限定しない。また、TはTより大きいスロットの単位の値でT2min≦T≦Remaining Packet delay budget(PDB)を満足させる範囲のうちで端末が選択することができる。ここで、T2minは端末が小さすぎる値のTを選択することを防止するためである。ここでpriorityによるT2min値‘T2min(priority)’は上位レイヤを介して設定されることができる。
次に、リソース(再)選択に対するtriggeringが時点nで行われる以後にも持続的にセンシングを行って再評価(re-evaluation)を行う動作が考慮されることができる。時点nでリソース(再)選択に対するtriggeringが行って送信リソースを割り当てた以後に持続的にセンシングを行って選択したリソースが送信に適合しないと判断される場合、時点n’(n’>n)で既に選択したリソース803を変更するためのtriggeringが再評価(re-evaluation)で定義されることができる。この時、再評価をtriggeringする条件によってリソース806が再選択されることができる。端末がリソース(再)選択に対するtriggeringが行われる時点n以後に時点n’(n’>n)で選択したリソースに対する再評価をtriggeringをする動作は、端末がリソース(再)選択に対するtriggeringで選択したリソース803をreservationしない場合に行われることができる。この時、リソースに対するreservationは選択したリソースに対する情報を他の端末で提供する動作に解釈されることもできる。したがって、前記条件は図7でUE-AがUE-Bのために選択したリソースに対する情報を前記‘UE-AがUE-Bにリソース割り当て情報を提供する方法’を介して指示する以前で定義されることもできる。図8に再評価をtriggeringをする時点n’(n’>n)に対するsensing window804とresource selection window805が共に図示された。
本発明でUE-Aが端末の間協力のための情報を提供する端末で、UE-Bが端末の間の協力のための情報が提供されてサイドリンク送信を行う端末で定義した時、UE-Aはresource selection windowの内でリソース割り当てのための候補リソースをIdentificationする動作とIdentificationされたリソース候補から送信のためのリソースを割り当てる動作を行って一つのTBに対するN≦Nmax個のリソースを割り当てて、これに対する周波数-時間リソース割り当て情報をUE-Bに伝達することができる。
<第5実施例>
第5実施例では前記第1実施例から第4実施例を介してサイドリンクから端末の間の協力を行う全体的なフローチャートを図9を介して説明する。図9でUE-Aは端末の間協力のための情報を提供する端末に該当し、UE-Bは端末の間の協力のための情報が提供されてサイドリンク送信を行う端末に該当する。図9に示されたフローチャートは第1実施例から第4実施例で提案された方法をいずれも含んでいるがサイドリンクで端末の間の協力を行う動作でこの中の一部動作が省略されるか一部動作だけが行われることもできることに注目する。
先ず、図9の901は第1実施例で提案されたサイドリンクで端末の間の協力を行う場合にリソースプール情報を共有する動作を示す。901に示されたようにリソースプールの共有はUE-AからUE-Bに、又はUE-BからUE-Aに、若しくは両方向で行うことができ、第1実施例の‘端末の間のリソースプール情報を共有するための方法’を参考する。端末の間の協力のために用いられるリソースプールが一つ以上設定された時、902段階のようにUE-Aは好むリソースプール情報をUE-Bに指示することができる。一実施例で、もし、端末の間の協力のために用いられるリソースプールが一つだけ設定されるか、複数個のリソースプールが設定されたが好むリソースプール情報が予め決定された規則に従って決定されることができる場合のように別途のシグナリングが必要ではない場合には902段階は省略されることもできる。
次に、図9の903は第2実施例で提案されたUE-BがUE-Aにリソース割り当てをリクエストする動作を示す。これはUE-BがUE-AにSR(Scheduling Request)を送信する動作で解釈されることができる。この時のUE-BはUE-AがUE-Bに対するリソース割り当てのために必要な情報をSRと共に又は別にUE-Aに伝達することができる。この時のUE-Bがリソース割り当てのためにUE-Aへ伝達することができる関連情報は前記の‘リソース割り当て情報が提供されるためにUE-BがUE-Aで提供する情報’を参考する。UE-AがUE-BからSRがリクエストされた時、UE-Aは基地局にUE-Bのリソース割り当てをリクエストするかUE-Aが直接センシングを介してUE-Bのためのリソースを割り当ててUE-Bにリソース割り当て情報を提供することができる。UE-Aが直接センシングを介してUE-Bのためのリソースを割り当てる詳細動作は第4実施例を参考する。UE-Aが直接センシングを介してUE-Bのためのリソースを割り当てる選択する動作を行う時、当該リソースプールUE-Aのサイドリンク送信のためのリソース割り当ての可能なプールの場合に端末は該当プールでUE-Bのためのリソース割り当てとUE-Aのサイドリンク送信のためのセンシング及びリソース割り当て動作を同時に行うこともできる。この時、同じのSensing windowとResource selection windowが仮定されることもできる。しかし、UE-Bのためのリソース割り当てを行うリソースプールとUE-Aのサイドリンク送信のためのリソースプールが区分される場合に端末は各当該リソースプールでセンシング及びリソース割り当て動作をそれぞれ行うこともできる。
最後に、図9の904は第3実施例で提案されたUE-AがUE-Bでリソース割り当て情報を提供する動作が図示された。リソース割り当て情報を指示する方法及びリソース割り当て情報に対する詳細内容は第3実施例を参考する。UE-AがUE-Bでリソース割り当て情報を提供した時のUE-Bは当該情報を参照だけし、サイドリンク送信リソースで選択するかどうかを選択するように動作することができる。又は、これと異なり、UE-AがUE-Bでリソース割り当て情報を提供した時のUE-Bは当該情報を利用してサイドリンク送信を行うように動作することができる。後者の場合、UE-Bがサイドリンク送信リソース割り当てのためのMode2動作を別に行わなくて良いため、当該端末は電力消耗を減らすことができる利点がある。
本発明の前記実施例を行うために端末と基地局の送信部、受信部、処理部がそれぞれの図10及び図11に示されている。前記実施例でサイドリンクで端末がセンシング及びリソース割り当てを行うための方法が示され、これを行うために基地局と端末の受信部、処理部、送信部がそれぞれ実施例によって動作することができる。
具体的に、図10は本発明の実施例による端末の内部構造を示すブロック図である。
図10で示されるように、本発明の端末は端末機受信部1000、端末機送信部1004、端末機処理部1002を含むことができる。端末機受信部1000と端末機送信部1004を通称して本発明の実施例では送受信部と称することができる。送受信部は基地局と信号を送受信することができる。前記信号は制御情報と、データを含むことができる。このために、送受信部は送信される信号の周波数を上昇変換及び増幅するRF送信機と、受信される信号を低雑音増幅して周波数を下降変換するRF受信機などから構成されることができる。また、送受信部は無線チャンネルを介して信号を受信して端末機処理部1002に出力し、端末機処理部1002から出力された信号を無線チャンネルを介して送信することができる。端末機処理部1002は上述した本発明の実施例によって端末が動作するように一連の過程を制御することができる。
図11は、本発明の実施例による基地局の内部構造を示すブロック図である。
図11で示されるように、本発明の基地局は基地局受信部1101、基地局送信部1105、基地局処理部1103を含むことができる。基地局受信部1101と基地局送信部1105を通称して本発明の実施例では送受信部と称することができる。送受信部は端末と信号を送受信することができる。前記信号は制御情報と、データを含むことができる。このために、送受信部は送信される信号の周波数を上昇変換及び増幅するRF送信機と、受信される信号を低雑音増幅して周波数を下降変換するRF受信機などから構成されることができる。また、送受信部は無線チャンネルを介して信号を受信して基地局処理部1103に出力し、基地局処理部1103から出力された信号を無線チャンネルを介して送信することができる。基地局処理部1103は上述した本発明の実施例によって基地局が動作するように一連の過程を制御することができる。
一方、本明細書と図面に開示された本発明の実施例は本発明の技術内容を容易に説明して本発明の理解を助けるために特定例を提示したことだけ、本発明の範囲を限定しようとすることではない。すなわち、本発明の技術的思想に基づいた他の変形例が実施可能であるということは本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者に自明なことである。また、前記のそれぞれの実施例は必要によって互いに組み合せて操作することができる。例えば、本発明のすべての実施例は一部分が互いに組み合せて基地局と端末が操作されることができる。
401 送信端末
402 受信端末
403 基地局
501 送信端末
502 受信端末
503 基地局
1000 端末機受信部
1002 端末機処理部
1004 端末機送信部
1101 基地局受信部
1103 基地局処理部
1105 基地局送信部

Claims (15)

  1. 通信システムの第1端末の方法であって、
    第2端末とリソースプール(resource pool)に対する情報を共有する段階と、
    前記第2端末からリソース割り当て情報に対するリクエストを受信する段階と、及び
    前記第2端末と共有されたリソースプールに係る少なくとも一つのリソースを指示するリソース割り当て情報を前記第2端末で送信する段階と、を含む方法。
  2. 前記第2端末と複数個のリソースプールが共有された場合、前記複数個のリソースプールのうちの少なくとも一つのリソースプールを指示するための情報を前記第2端末に送信する段階をさらにと含み、
    前記複数個のリソースプールのうちの少なくとも一つのリソースプールはCBR(channel busy ratio)に基づいて決定されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 優先順位情報、残りのパケット遅延バジェット(remaining packet delay budget)、バッファー状態報告、HARQ feedback認可するかどうか、及び周波数上の連続されるサブチャンネルの数に対する情報のうちの少なくとも一つを前記第2端末から受信する段階をさらに含み、
    前記リソース割り当て情報は前記第2端末から受信した情報に基づいて決定されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記リソース割り当て情報は、少なくとも一つの送信ブロックに対する初期リソースの位置情報及び再送信リソースの位置情報を含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 通信システムの第2端末の方法であって、
    第1端末とリソースプール(resource pool)に対する情報を共有する段階と、
    前記第1端末でリソース割り当て情報に対するリクエストを送信する段階と、及び
    前記第1端末と共有されたリソースプールに係る少なくとも一つのリソースを指示するリソース割り当て情報を前記第1端末から受信する段階と、を含む、方法。
  6. 前記第1端末と複数個のリソースプールが共有された場合、前記複数個のリソースプールのうちの少なくとも一つのリソースプールを指示するための情報を前記第1端末から受信する段階をさらに含み、
    前記複数個のリソースプールのうちの少なくとも一つのリソースプールはCBR(channel busy ratio)に基づいて決定されることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. 優先順位情報、残りのパケット遅延バジェット(remaining packet delay budget)、バッファー状態報告、HARQ feedback認可するかどうか、及び周波数上の連続されるサブチャンネルの数に対する情報のうちの少なくとも一つを前記第1端末で送信する段階をさらに含み、
    前記リソース割り当て情報は前記第1端末で送信された情報に基づいて決定されることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  8. 前記リソース割り当て情報は、少なくとも一つの送信ブロックに対する初期リソースの位置情報及び再送信リソースの位置情報を含むことを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  9. 通信システムの第1端末であって、
    送受信部と、及び
    第2端末とリソースプール(resource pool)に対する情報を共有し、前記第2端末からリソース割り当て情報に対するリクエストを受信し、前記第2端末と共有されたリソースプールに係る少なくとも一つのリソースを指示するリソース割り当て情報を前記第2端末で送信するように構成される制御部と、を含む、第1端末。
  10. 前記制御部は前記第2端末と複数個のリソースプールが共有された場合、前記複数個のリソースプールのうちの少なくとも一つのリソースプールを指示するための情報を前記第2端末に送信するようにさらに構成され、
    前記複数個のリソースプールのうちの少なくとも一つのリソースプールはCBR(channel busy ratio)に基づいて決定されることを特徴とする、請求項9に記載の第1端末。
  11. 前記制御部は優先順位情報、残りのパケット遅延バジェット(remaining packet delay budget)、バッファー状態報告、HARQ feedback認可するかどうか、及び周波数上の連続されるサブチャンネルの数に対する情報のうちの少なくとも一つを前記第2端末から受信するようにさらに構成され、
    前記リソース割り当て情報は前記第2端末から受信した情報に基づいて決定されることを特徴とする、請求項9に記載の第1端末。
  12. 前記リソース割り当て情報は、少なくとも一つの送信ブロックに対する初期リソースの位置情報及び再送信リソースの位置情報を含むことを特徴とする、請求項9に記載の第1端末。
  13. 通信システムの第2端末であって、
    送受信部と、及び
    第1端末とリソースプール(resource pool)に対する情報を共有し、前記第1端末でリソース割り当て情報に対するリクエストを送信し、前記第1端末と共有されたリソースプールに係る少なくとも一つのリソースを指示するリソース割り当て情報を前記第1端末から受信するように構成される制御部と、を含む、第2端末。
  14. 前記制御部は前記第1端末と複数個のリソースプールが共有された場合、前記複数個のリソースプールのうちの少なくとも一つのリソースプールを指示するための情報を前記第1端末から受信するようにさらに構成され、
    前記複数個のリソースプールのうちの少なくとも一つのリソースプールはCBR(channel busy ratio)に基づいて決定されることを特徴とする、請求項13に記載の第2端末。
  15. 前記制御部は優先順位情報、残りのパケット遅延バジェット(remaining packet delay budget)、バッファー状態報告、HARQ feedback認可するかどうか、及び周波数上の連続されるサブチャンネルの数に対する情報のうちの少なくとも一つを前記第1端末で送信するようにさらに構成され、
    前記リソース割り当て情報は前記第1端末で送信された情報に基づいて決定されることを特徴とする、請求項13に記載の第2端末。
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