JP2023510650A - サーフボードおよびばね組立体 - Google Patents

Abstract

サーフボードは、コアと、前記コアの上面に隣接して配置された第１の細長いばね部材と、前記コアの下面に隣接して配置された第２の細長いばね部材と、を含み、前記第１の細長いばね部材は、前記サーフボードのノーズ部分から前記サーフボードのテール部分まで実質的に延在している。【選択図】図１

Description

本発明は、サーフボードに関する。本発明は、エネルギー回収を伴うサーフボードのための特定の用途を有するが、これに限定されない。特許明細書は、この使用を説明するが、それは単なる例であり、本発明は、この使用に限定されない。

サーフボードは、典型的には、ガラス繊維布の層で覆われたポリウレタンまたはポリスチレン発泡体、およびポリエステルまたはエポキシ樹脂で作製されている。これらの材料の使用は、浮力があって操作性が良い軽くて強いサーフボードをもたらす。

ガラス繊維サーフボードは、典型的には、ある程度の可撓性を有する。可撓性によって、サーフボードは、ターンで曲がることによりターンを通してエネルギーを構築でき、結果としてノーズとテールとの間のサーフボードの垂直方向のカーブが大きくなり、エネルギーが蓄積される。サーフボードがターンから出ると、サーフボードは、元の形状に素早く戻って、蓄積されたエネルギーを放出し、ターンからサーフボードを推進する。

しかしながら、典型的には、強度と可撓性との間にトレードオフがあり、より可撓性が高いサーフボードは、典型的には、経時的に、折れるか、またはばね性を失う可能性がより高い。

多くのサーフボードは、サーフボードの全体的な強度を高めるために、１つまたは複数のストリンガーを有している。しかしながら、これらのストリンガーは、また、サーフボードの可撓性を低下させる。ボードの中央の下に１つのストリンガーを置くと、強度は得られるが、ボードの中央に沿って可撓性が低くなり、ねじれた撓みが生じてサーフボードの速度が落ちる可能性がある。あるボードは、２つのストリンガーを有し、各々がサーフボードのレールに近接している。２つのストリンガーを有するサーフボードは、典型的には、１つのストリンガーを有するサーフボードよりも強く、撓みは、２つのストリンガーを有するサーフボードの中央から生じる。

本発明の目的は、サーフボードに関する上述の問題のうちの１つまたは複数を克服するか、または少なくとも軽減すること、および／または有用なもしくは商業的選択肢を消費者に提供することである。

一態様では、本発明は、広義にサーフボードに属し、
サーフボードは、
コアと、
前記コアの上面に隣接して配置された第１の細長いばね部材と、
前記コアの下面に隣接して配置された第２の細長いばね部材と、
を含み、
前記第１の細長いばね部材は、前記サーフボードのノーズ部分から前記サーフボードのテール部分まで実質的に延在している。

好ましくは、コアは、主に発泡材料から作製されている。好ましくは、コアは、発泡コアである。好ましくは、発泡材料は、ポリウレタン発泡体である。別の実施形態では、発泡体は、ポリスチレン発泡体である。好ましくは、ポリスチレン発泡体は、拡張ポリスチ
レン発泡体である。あるいは、ポリスチレン発泡体は、押出ポリスチレン発泡体であり得る。

好ましくは、コアは、第１の細長いばね部材を収容するために、その上面に溝を含む。好ましくは、上面の溝は、サーフボードの長手方向軸に対して中央に位置している。好ましくは、コアは、第２の細長いばね部材を収容するために、その下面に溝を含む。好ましくは、下面の溝は、サーフボードの長手方向軸に対して中央に位置している。

好ましくは、上面の溝は、サーフボードのノーズ部分からサーフボードのテール部分まで実質的に延在している。好ましくは、下面の溝は、サーフボードのノーズ部分からサーフボードのテール部分まで実質的に延在している。好ましくは、上面の溝は、実質的に１ｍｍ～５ｍｍの深さを有する。より好ましくは、上面の溝は、実質的に１ｍｍ～３ｍｍの深さを有する。好ましくは、下面の溝は、実質的に１ｍｍ～５ｍｍの深さを有する。より好ましくは、下面の溝は、実質的に１ｍｍ～３ｍｍの深さを有する。

好ましくは、上面の溝は、実質的に３０ｍｍ～２００ｍｍの幅を有する。より好ましくは、上面の溝は、実質的に４０ｍｍ～８０ｍｍの幅を有する。好ましくは、下面の溝は、実質的に３０ｍｍ～２００ｍｍの幅を有する。より好ましくは、下面の溝は、実質的に４０ｍｍ～８０ｍｍの幅を有する。

好ましくは、上面の溝は、サーフボードのノーズ部分の位置まで、またはサーフボードのノーズ部分に向かって、先細りになっている。好ましくは、下面の溝は、サーフボードのノーズ部分の位置まで、またはサーフボードのノーズ部分に向かって、先細りになっている。好ましくは、下面の溝は、サーフボードのテール部分の位置まで、またはサーフボードのテール部分に向かって、先細りになっている。一実施形態では、上面の溝は、サーフボードのテール部分の位置まで、またはサーフボードのテール部分に向かって、先細りになっている。

好ましくは、第１の細長いばね部材は、弾性材料で作製されている。一実施形態では、第１の細長いばね部材は、ガラス繊維複合材料で作製されている。好ましくは、第１の細長いばね部材は、ガラス繊維と樹脂との複合材料で作製されている。別の実施形態では、細長いばね部材は、炭素繊維複合材料で作製されている。好ましくは、細長いばね部材は、炭素繊維と樹脂との複合材料で作製されている。

好ましくは、第１の細長いばね部材は、サーフボードのノーズ部分に向かって、より厚い部分からより薄い部分へ先細りになっている。好ましくは、第１の細長いばね部材は、サーフボードのテール部分に向かって、より厚い部分からより薄い部分へ先細りになっている。好ましくは、第１のばね部材は、第１のばね部材の厚さよりも大きい幅を有する。好ましくは、幅は、サーフボードのレールの方向である。

好ましくは、第１の細長いばね部材は、実質的に１ｍｍ～５ｍｍの厚さを有する。より好ましくは、第１の細長いばね部材は、実質的に１ｍｍ～３ｍｍの厚さを有する。

好ましくは、第１の細長いばね部材は、実質的に１５ｍｍ～２００ｍｍの幅を有する。好ましくは、第１の細長いばね部材は、実質的に１５ｍｍ～８０ｍｍの幅を有する。より好ましくは、第１の細長いばね部材は、実質的に２０ｍｍ～４０ｍｍの幅を有する。

好ましくは、第１の細長いばね部材は、サーフボードのノーズ部分の位置まで、またはサーフボードのノーズ部分に向かって、先細りになっている。

好ましくは、第１の細長いばね部材は、弾性材料の複数の層を含む。好ましくは、弾性材料の層の数は、第１の細長いばね部材の厚さを規定する。好ましくは、弾性材料の層の数は、第１の細長いばね部材の中央部分において、サーフボードのノーズ部分に向かう第１の細長いばね部材と比べて多く、サーフボードのテール部分に向かう第１の細長いばね部材と比べて多い。好ましくは、弾性材料の複数の層は、弾性材料の２～８つの層である。より好ましくは、弾性材料の複数の層は、弾性材料の４～６つの層である。好ましくは、使用時において、コアに向かう弾性材料の内層は、弾性材料の外層よりも短い。好ましくは、弾性材料の複数の層の各層は、異なる長さを有する。好ましくは、複数の層は、第１の細長いばね部材を形成するために互いに結合されている。より好ましくは、複数の層は、第１の細長いばね部材を形成するために、エポキシを用いて互いに結合されている。好ましくは、第１の細長いばね部材の薄い部分は、第１の細長いばね部材の厚い部分と比べて、厚さが５０％未満である。好ましくは、薄い部分は、弾性材料の１～２つの層を含む。好ましくは、厚い部分は、弾性材料の４～６つ層を含む。

一実施形態では、第１の細長いばね部材は、予め張力がかけられている。好ましくは、第１の細長いばね部材は、第１方向に予め張力がかけられている。好ましくは、第１の細長いばね部材は、コアから離れて曲がるように付勢されている。あるいは、第１の細長いばね部材は、第２方向に予め張力がかけられ、コアに向かって曲がるように付勢されている。

好ましくは、第１の細長いばね部材は、コアの上面の溝内に形成されている。あるいは、第１の細長いばね部材は、コアの上面に溝を作るために、コアに圧入されている。

好ましくは、第２の細長いばね部材は、弾性材料で作製されている。好ましくは、第２の細長いばね部材は、繊維と樹脂との複合材料で作製されている。好ましくは、繊維は、実質的に配向している。好ましくは、繊維は、サーフボードの長手方向に実質的に配向している。一実施形態では、第２の細長いばね部材は、ガラス繊維複合材料から作製されている。好ましくは、第２の細長いばね部材は、ガラス繊維と樹脂との複合材料で作製されている。別の実施形態では、第２の細長いばね部材は、炭素繊維複合材料で作製されている。好ましくは、第２の細長いばね部材は、炭素繊維と樹脂との複合材料で作製されている。

好ましくは、第２の細長いばね部材は、サーフボードのノーズ部分に向かって、より厚い部分からより薄い部分へ先細りになっている。好ましくは、第２の細長いばね部材は、サーフボードのテール部分に向かって、より厚い部分からより薄い部分へ先細りになっている。好ましくは、第２のばね部材は、第２のばね部材の厚さよりも大きい幅を有する。好ましくは、幅は、サーフボードのレールの方向である。

好ましくは、第２の細長いばね部材は、実質的に１ｍｍ～５ｍｍの厚さを有する。より好ましくは、第２の細長いばね部材は、実質的に１ｍｍ～３ｍｍの厚さを有する。

好ましくは、第２の細長いばね部材は、実質的に１５ｍｍ～２００ｍｍの幅を有する。好ましくは、第２の細長いばね部材は、実質的に１５ｍｍ～８０ｍｍの幅を有する。より好ましくは、第２の細長いばね部材は、実質的に２０ｍｍ～４０ｍｍの幅を有する。

好ましくは、第２の細長いばね部材は、サーフボードのノーズ部分の位置まで、またはサーフボードのノーズ部分に向かって、先細りになっている。好ましくは、第２の細長いばね部材は、サーフボードのテール部分の位置まで、またはサーフボードのテール部分に向かって、先細りになっている。

好ましくは、第２の細長いばね部材は、弾性材料の複数の層を含む。好ましくは、弾性材料の層の数は、第２の細長いばね部材の厚さを規定する。好ましくは、弾性材料の層の数は、第２の細長いばね部材の中央部分において、サーフボードのノーズ部分に向かう第２の細長いばね部材と比べて多く、サーフボードのテール部分に向かう第２の細長いばね部材と比べて多い。好ましくは、弾性材料の複数の層は、弾性材料の２～８つの層である。より好ましくは、弾性材料の複数の層は、弾性材料の４～６つの層である。好ましくは、使用時において、コアに向かう弾性材料の内層は、弾性材料の外層よりも短い。好ましくは、弾性材料の複数の層の各層は、異なる長さを有する。好ましくは、複数の層は、第２の細長いばね部材を形成するために互いに結合されている。より好ましくは、複数の層は、第２の細長いばね部材を形成するために、エポキシを用いて互いに結合されている。好ましくは、第２の細長いばね部材の薄い部分は、第２の細長いばね部材の厚い部分と比べて、厚さが５０％未満である。好ましくは、薄い部分は、弾性材料の１～２つの層を含む。好ましくは、厚い部分は、弾性材料の４～６つの層を含む。

一実施形態では、第２の細長いばね部材は、予め張力がかけられている。好ましくは、第２の細長いばね部材は、第１方向に予め張力がかけられている。好ましくは、第２の細長いばね部材は、コアに向かって曲がるように付勢されている。あるいは、第１の細長いばね部材は、第２方向に予め張力がかけられ、コアから離れて曲がるように付勢されている。

好ましくは、第２の細長いばね部材は、コアの下面の溝内に形成されている。あるいは、第２の細長いばね部材は、コアの下面に溝を作るために、コアに圧入されている。

好ましくは、第１の細長いばね部材および第２の細長いばね部材は、コアによって互いに離隔されている。別の実施形態では、第１の細長いばね部材および第２の細長いばね部材は、１つまたは複数の接続部材によって接続されている。

好ましくは、サーフボードは、シェル層を含む。好ましくは、シェル層は、コアを実質的に覆う。好ましくは、シェル層は、第１の細長いばね部材を実質的に覆う。好ましくは、シェル層は、第２の細長いばね部材を実質的に覆う。シェル層は、表皮層（skin layer）とも称されてもよいことが理解されよう。好ましくは、シェル層は、ガラス繊維と樹脂との複合材料を含む。代替的にまたは追加的に、シェル層は、炭素繊維と樹脂との複合材料を含むことができる。好ましくは、シェル層は、コアに結合されている。好ましくは、シェル層は、第１の細長いばね部材に結合されている。好ましくは、シェル部材は、第２の細長いばね部材に結合されている。

好ましくは、サーフボードの長さは、１７０ｃｍ～２６０ｃｍである。より好ましくは、サーフボードの長さは、１８０ｃｍ～２１０ｃｍである。好ましくは、サーフボードは、部分的に凹状の下面を有する。好ましくは、サーフボードは、部分的に凸状の上面を有する。

別の態様では、本発明は、広義にサーフボードに属し、
サーフボードは、
コアと、
前記コアの上面に隣接して配置された第１の細長いばね部材と、
を含み、
前記第１の細長いばね部材は、実質的に前記サーフボードのノーズ部分から前記サーフボードのテール部分まで延在し、前記第１の細長いばね部材は、前記第１の細長いばね部材の厚さよりも大きい幅を有する。

好ましくは、幅は、サーフボードのレールの方向である。

好ましくは、サーフボードは、コアの下面に隣接して配置された第２の細長いばね部材を、さらに含む。

さらなる態様では、本発明は、広義にサーフボードを製造する方法に属し、
サーフボードを製造する方法は、
発泡コアを成形する工程と、
前記発泡コアの上面に、前記サーフボードのテール部分から前記サーフボードのノーズ部分に延在する溝を形成する工程と、
第１の細長いバネ部材を前記発泡コアの前記上面の前記溝に挿入し、前記第１の細長いばね部材を前記コアの前記上面に隣接して配置する工程と、
前記発泡コアおよび前記第１の細長いばね部材をシェル層で覆う工程と、
を含む。

好ましくは、方法は、発泡コアの下面に溝を形成する工程をさらに含み、溝は、サーフボードのテール部分からサーフボードのノーズ部分まで延在している。好ましくは、方法は、第２の細長いばね部材を発泡コアの下面の溝に挿入し、第２の細長いばね部材をコアの下面に隣接して配置する工程を、さらに含む。

好ましくは、第１の細長いばね部材を発泡コアの上面の溝内に挿入する工程は、第１の細長いばね部材を発泡コアの上面の溝内に形成する工程を含む。

好ましくは、第２の細長いばね部材を発泡コアの下面の溝内に挿入する工程は、第２の細長いばね部材を発泡コアの下面の溝内に形成する工程を含む。

好ましくは、発泡コアおよび第１の細長いばね部材をシェル層で覆う工程は、第２の細長いばね部材をシェル層で覆う工程を含む。

好ましくは、サーフボードは、本明細書に記載されたサーフボードである。

別の態様では、本発明は、広義にサーフボードに属し、
サーフボードは、
コアと、
前記コアの下面に隣接して配置された第２の細長いばね部材と、
を含み、
前記第２の細長いばね部材は、実質的に前記サーフボードのノーズ部分から前記サーフボードのテール部分まで延在し、前記第２の細長いばね部材は、前記第２の細長いばね部材の厚さよりも大きい幅を有する。

好ましくは、幅は、サーフボードのレールの方向である。好ましくは、サーフボードは、コアの上面に隣接して配置された第１の細長いばね部材を、さらに含む。

一実施形態では、サーフボードは、パドルボードである。

さらなる態様では、本発明は、広義にサーフボードに属し、
サーフボードは、
コアと、
前記コアに対して実質的に中央に配置された細長いばね部材と、
を含み、
前記細長いばね部材は、実質的に前記サーフボードのノーズ部分から前記サーフボードのテール部分まで延在している。

好ましくは、コアは、主に発泡材料から作製されている。好ましくは、コアは、発泡コアである。好ましくは、発泡材料は、ポリウレタン発泡体である。別の実施形態では、発泡体は、ポリスチレン発泡体である。好ましくは、ポリスチレン発泡体は、拡張ポリスチレン発泡体である。あるいは、ポリスチレン発泡体は、押出ポリスチレン発泡体であり得る。

好ましくは、コアは、２つの本体部分を含む。好ましくは、２つの本体部分は、互いに離隔している。細長いばね部材は、好ましくは、２つの本体部分の間に配置されている。好ましくは、２つの本体部分は、細長いばね部材に関して対称である。

好ましくは、細長いばね部材は、サーフボードの長手方向軸に対して中央に配置されている。

好ましくは、細長いばね部材は、弾性材料の複数の層を含む。好ましくは、弾性材料の層の数は、細長いばね部材の厚さを規定する。好ましくは、弾性材料の層の数は、細長いばね部材の中央部分において、サーフボードのノーズに向かう細長いばね部材の部分と比べて多い。好ましくは、弾性材料の層の数は、細長いばね部材の中央部分において、サーフボードのテールに向かう細長いばね部材の部分と比べて多い。好ましくは、複数の層は、弾性材料の２～１２個の層である。より好ましくは、複数の層は、弾性材料の４～１０個の層のである。

好ましくは、弾性材料の複数の層は、細長いばね部材を形成するために互いに結合されている。より好ましくは、弾性材料の複数の層は、細長いばね部材を形成するために、エポキシを用いて互いに結合されている。好ましくは、細長いばね部材の薄い部分は、細長いばね部材の厚い部分と比べて、厚さが５０％未満である。好ましくは、薄い部分は、弾性材料の１～２つの層である。好ましくは、厚い部分は、弾性材料の４～１０個の層である。

好ましくは、細長いばね部材の複数の層は、弾性材料で作製されている。一実施形態では、複数の層は、ガラス繊維複合材料から作製されている。好ましくは、複数の層は、ガラス繊維と樹脂との複合材料で作製されている。別の実施形態では、複数の層は、炭素繊維複合材料で作製されている。好ましくは、複数の層は、炭素繊維と樹脂との複合材料で作製されている。好ましくは、繊維は、実質的に配向している。好ましくは、繊維は、サーフボードの長手方向に実質的に配向している。

好ましくは、細長いばね部材は、ばね組立体の一部である。好ましくは、ばね組立体は、上部および下部を含む。好ましくは、上部および下部は、細長いばね部材によって、少なくとも部分的に互いに離隔されている。

好ましくは、上部は、主に発泡材料から作製されている。好ましくは、発泡材料は、ポリウレタン発泡体である。別の実施形態では、発泡体は、ポリスチレン発泡体である。好ましくは、ポリスチレン発泡体は、拡張ポリスチレン発泡体である。あるいは、ポリスチレン発泡体は、押出ポリスチレン発泡体であり得る。

好ましくは、上部は、実質的に５ｍｍ～１００ｍｍの厚さを有する。好ましくは、上部は、実質的に１０ｍｍ～８０ｍｍの厚さを有する。より好ましくは、上部は、実質的に２０ｍｍ～５０ｍｍの厚さを有する。

好ましくは、下部は、主に発泡材料から作製されている。好ましくは、発泡材料は、ポリウレタン発泡体である。別の実施形態では、発泡体は、ポリスチレン発泡体である。好ましくは、ポリスチレン発泡体は、拡張ポリスチレン発泡体である。あるいは、ポリスチレン発泡体は、押出ポリスチレン発泡体であり得る。

好ましくは、下部は、実質的に５ｍｍ～１００ｍｍの厚さを有する。好ましくは、下部は、実質的に５ｍｍ～５０ｍｍの厚さを有する。より好ましくは、下部は、実質的に１０ｍｍ～２０ｍｍの厚さを有する。

好ましくは、細長いばね部材の弾性材料の複数の層の各層は、異なる長さを有する。好ましくは、使用時において、下部に向かう弾性材料の層は、上部に向かう弾性材料の層よりも短い。好ましくは、弾性材料の複数の層の各層の長さは、実質的に１００ｍｍ～１８００ｍｍである。より好ましくは、弾性材料の複数の層の各層の長さは、実質的に２５０ｍｍ～１６５０ｍｍである。

好ましくは、細長いばね部材は、サーフボードのノーズに向かって、より厚い部分からより薄い部分へ先細りになっている。好ましくは、細長いばね部材は、サーフボードのテールに向かって、より厚い部分からより薄い部分へ先細りになっている。好ましくは、細長いばね部材は、サーフボードのノーズの位置まで、またはサーフボードのノーズに向かって、先細りになっている。

好ましくは、細長いばね部材は、実質的に１５ｍｍ～２００ｍｍの幅を有する。好ましくは、細長いばね部材は、実質的に１５ｍｍ～８０ｍｍの幅を有する。より好ましくは、細長いばね部材は、実質的に２０ｍｍ～４０ｍｍの幅を有する。

一実施形態では、細長いばね部材は、予め張力がかけられている。好ましくは、細長いばね部材は、第１方向に予め張力がかけられている。好ましくは、細長いばね部材は、使用時に上方に曲がるように付勢されている。別の実施形態では、細長いばね部材は、第２方向に予め張力がかけられている。好ましくは、細長いばね部材は、使用時に下方に曲がるように付勢されている。

好ましくは、サーフボードは、シェル層を含む。好ましくは、シェル層は、コアを実質的に覆う。好ましくは、シェル層は、ばね組立体を実質的に覆う。シェル層は、表皮層とも称され得ることが理解されよう。好ましくは、シェル層は、ガラス繊維と樹脂との複合材料を含む。代替的にまたは追加的に、シェル層は、炭素繊維と樹脂との複合材料を含むことができる。好ましくは、シェル層は、コアに結合されている。好ましくは、シェル層は、ばね組立体に結合されている。

好ましくは、サーフボードの長さは、１７０ｃｍ～２６０ｃｍである。より好ましくは、サーフボードの長さは、１８０ｃｍ～２１０ｃｍである。好ましくは、サーフボードは、部分的に凹状の下面を有する。好ましくは、サーフボードは、部分的に凸状の上面を有する。

別の態様では、本発明は、広義にサーフボード用ばね組立体に属し、
サーフボード用ばね組立体は、
細長いばね部材と、
前記細長いばね部材によって少なくとも部分的に互いに離隔された上部および下部と、を含み、
使用時に、前記ばね組立体は、実質的に前記サーフボードの中央に配置される。

好ましくは、ばね組立体は、サーフボードのノーズ部分からサーフボードのテール部分まで実質的に延在している。

好ましくは、細長いばね部材は、弾性材料の複数の層を含む。好ましくは、弾性材料の層の数は、細長いばね部材の厚さを規定する。好ましくは、弾性材料の層の数は、細長いばね部材の中央部分において、サーフボードのノーズに向かう細長いばね部材の部分と比べて多い。好ましくは、弾性材料の層の数は、細長いばね部材の中央部分において、サーフボードのテールに向かう細長いばね部材の部分と比べて多い。好ましくは、複数の層は、弾性材料の２～１２個の層のである。より好ましくは、複数の層は、弾性材料の４～１０個の層である。

好ましくは、弾性材料の複数の層は、細長いばね部材を形成するために互いに結合されている。より好ましくは、弾性材料の複数の層は、細長いばね部材を形成するために、エポキシを用いて互いに結合されている。好ましくは、細長いばね部材の薄い部分は、細長いばね部材の厚い部分と比べて、厚さが５０％未満である。好ましくは、薄い部分は、弾性材料の１～２つの層を含む。好ましくは、厚い部分は、弾性材料の４～１０個の層を含む。

好ましくは、細長いばね部材の複数の層は、弾性材料で作製されている。一実施形態では、複数の層は、ガラス繊維複合材料で作製されている。好ましくは、複数の層は、ガラス繊維と樹脂との複合材料で作製されている。別の実施形態では、複数の層は、炭素繊維複合材料で作製されている。好ましくは、複数の層は、炭素繊維と樹脂との複合材料で作製されている。好ましくは、繊維は、実質的に配向している。好ましくは、繊維は、サーフボードの長手方向に実質的に配向している。

好ましくは、上部は、主に発泡材料から作製されている。好ましくは、発泡材料は、ポリウレタン発泡体である。別の実施形態では、発泡体は、ポリスチレン発泡体である。好ましくは、ポリスチレン発泡体は、拡張ポリスチレン発泡体である。あるいは、ポリスチレン発泡体は、押出ポリスチレン発泡体であり得る。

好ましくは、上部は、実質的に５ｍｍ～１００ｍｍの厚さを有する。好ましくは、上部は、実質的に１０ｍｍ～８０ｍｍの厚さを有する。より好ましくは、上部は、実質的に２０ｍｍ～５０ｍｍの厚さを有する。

好ましくは、下部は、主に発泡材料から作製されている。好ましくは、発泡材料は、ポリウレタン発泡体である。別の実施形態では、発泡体は、ポリスチレン発泡体である。好ましくは、ポリスチレン発泡体は、拡張ポリスチレン発泡体である。あるいは、ポリスチレン発泡体は、押出ポリスチレン発泡体であり得る。

好ましくは、下部は、実質的に５ｍｍ～１００ｍｍの厚さを有する。好ましくは、下部は、実質的に５ｍｍ～５０ｍｍの厚さを有する。より好ましくは、下部は、実質的に１０ｍｍ～２０ｍｍの厚さを有する。

好ましくは、細長いばね部材の弾性材料の複数の層の各層は、異なる長さを有する。好ましくは、使用時において、下部に向かう弾性材料の層は、上部に向かう弾性材料の層よりも短い。好ましくは、弾性材料の複数の層の各層の長さは、実質的に１００ｍｍ～１８００ｍｍである。より好ましくは、弾性材料の複数の層の各層の長さは、実質的に２５０ｍｍ～１６５０ｍｍである。

好ましくは、細長いばね部材は、サーフボードのノーズに向かって、より厚い部分からより薄い部分へ先細りになっている。好ましくは、細長いばね部材は、サーフボードのテールに向かって、より厚い部分からより薄い部分へ先細りになっている。好ましくは、細長いばね部材は、サーフボードのノーズの位置まで、またはサーフボードのノーズに向かって、先細りになっている。

好ましくは、細長いばね部材は、実質的に１５ｍｍ～２００ｍｍの幅を有する。好ましくは、細長いばね部材は、実質的に１５ｍｍ～８０ｍｍの幅を有する。より好ましくは、細長いばね部材は、実質的に２０ｍｍ～４０ｍｍの幅を有する。

好ましくは、ばね組立体は、サーフボードの発泡コアの取り付け部分と、同じ厚さを有する。

一実施形態では、細長いばね部材は、予め張力がかけられている。好ましくは、細長いばね部材は、第１方向に予め張力がかけられている。好ましくは、細長いばね部材は、使用時に上方に曲がるように付勢されている。別の実施形態では、細長いばね部材は、第２方向に予め張力がかけられている。好ましくは、細長いばね部材は、使用時に下方に曲がるように付勢されている。

さらなる態様では、本発明は、広義にサーフボードを製造する方法に属し、
サーフボードを製造する方法は、
サーフボードコアの２つの本体部分の間に、ばね組立体を配置する工程と、
前記２つの本体部分を成形して前記サーフボードコアを形成する工程と、
前記ばね組立体および前記サーフボードコアをシェル層で覆う工程と、
を含む。

好ましくは、サーフボードコアの２つの本体部分の間にばね組立体を配置する工程は、サーフボードコアの成形前に完了される。あるいは、サーフボードコアの成形後に、サーフボードコアの２つの本体部分の間にばね組立体を配置する工程は、完了される。

好ましくは、方法は、ばね組立体をサーフボードコアに適合するように成形する工程を、さらに含む。

好ましくは、ばね組立体は、本明細書に記載されたばね組立体である。

好ましくは、サーフボードは、本明細書に記載されたサーフボードである。

一実施形態では、サーフボードは、パドルボードである。

一態様に関して説明した特徴は、本発明の他の全ての態様に適用可能な場合にも適用される。さらに、記載された特徴の異なる組み合わせは、明示的に記載されていない場合であっても、本明細書に記載され、特許請求される。

本発明をより容易に理解することができるように、本発明の好ましい実施形態を示す添付された図面が参照される。
図１は、本発明の実施形態に係るサーフボードの平面斜視図である。 図２は、図１のサーフボードの底面斜視図である。 図３は、図１のサーフボードの平面図である。 図４は、図１のサーフボードの底面図である。 図５は、図１のサーフボードの横断面図である。 図６は、図１のサーフボードの分解断面図である。 図７は、本発明の実施形態に係るサーフボードの断面斜視図である。 図８は、図７のサーフボードの断面斜視図である。 図９は、図７のサーフボードの平面図である。 図１０は、図７のサーフボードの分解図である。 図１１は、図７のサーフボードの断面図である。 図１２は、本発明の一実施形態に係るばね組立体の分解断面図である。 図１３は、図１２のばね組立体の側面図である。

図１～図６を参照すると、サーフボード１０が示されている。サーフボード１０は、発泡ポリウレタン製のコア１２を有する。第１の細長いばね部材１４は、コア１２の上面１６に隣接して配置されている。第１の細長いばね部材１４は、配向した炭素繊維および樹脂の複数の層（図６で最もよく見られる）で作製されている。第２の細長いばね部材１８は、コア１２の下面２０に隣接して配置されている。第２の細長いばね部材１８は、配向した炭素繊維および樹脂の複数の層（図６で最もよく見られる）で作製されている。

第１の細長いばね部材１４は、サーフボードのノーズ部分２２からサーフボード１０のテール部分２４まで延在している。第１の細長いばね部材１４は、サーフボード１０の上面１６の中央に位置する溝２６内に配置されている（図５では、明瞭にするために第１の細長いばね部材１４を取り外した状態で溝２６を示す）。第１の細長いばね部材１４は、サーフボード１０の製造中に溝２６内に形成される。

第１の細長いばね部材１４は、第１の細長いばね部材１４の厚さ（深さ）よりも大きい幅（レール３０，３２の方向）を有する。

第２の細長いばね部材１８は、サーフボードのノーズ部分２２からサーフボード１０のテール部分２４まで延在している。第２の細長いばね部材１８は、サーフボード１０の下面２０の中央に位置する溝２８内に配置されている（図５では、明瞭にするために第２の細長いばね部材１８を取り外した状態で溝２８を示す）。第２の細長いばね部材１８は、サーフボード１０の製造中に溝２８内に形成される。

第２の細長いばね部材１８は、第２の細長いばね部材１８の厚さ（深さ）よりも大きい幅（レール３０，３２の方向）を有する。

サーフボード１０は、コア１２、第１の細長いばね部材１４、および第２の細長いばね部材１８を覆うシェル層３４を含む。シェル層３４は、ガラス繊維と樹脂との複合材料で形成されている。

サーフボードは、また、複数のフィンボックス４０，４２，４４を含む。フィンボックス４０，４２，４４は、シェル層３４がコア１２を覆う前に、コア１２に挿入される。

図７～図１１を参照すると、本発明の一実施形態に係るサーフボード１１０が示されている。サーフボード１１０は、拡張発泡ポリウレタン製のコア１１２を有する。ばね組立体１１４は、コア１１２に対して中央に配置されている。

コア１１２は、２つの本体部分１１６，１１８を含む。ばね組立体１１４は、２つの本体部分１１６、１１８の間の中央に配置されている。

ばね組立体１１４は、サーフボード１１０のノーズ部分１２８からサーフボード１１０のテール部分１３０まで延在している。ばね組立体１１４は、サーフボード１１０の成形前に形成される。

ばね組立体１１４は、配向した炭素繊維および樹脂で作製された細長いばね部材１２０と、上部１２４と、下部１２６と、を含む。上部１２４および下部１２６は、発泡スチロールで作製されている。

サーフボード１１０は、コア１１２の２つの本体部分１１６，１１８およびばね組立体１１４を覆うシェル層１３２を含む。シェル層１３２は、ガラス繊維と樹脂との複合材料で形成されている。

サーフボード１１０は、また、１つまたは複数のフィンボックス（図示せず）を含む。フィンボックスは、コア１１２および／またはばね組立体１１４に挿入されている。

図１２を参照すると、本発明の一実施形態に係るばね組立体２１４の分解断面図が示されている。ばね組立体２１４は、細長いばね部材２２０と、上部２２４と、下部２２６とを含む。

細長いばね部材２２０は、複数の層２２２を含む。複数の層２２２は、配向した炭素繊維および樹脂で作製されている。複数の層２２２は、細長いばね部材２２０を形成するために、互いに結合されている。

層２２２の数は、細長いばね部材２２０の厚さを規定する。層２２２の数は、細長いばね部材２２０の中央部分において、サーフボード（図示せず）のノーズ部分に向かう細長いばね部材２２０と比べて多く、サーフボードのテール部分に向かう細長いばね部材２２０と比べて多い。

細長いばね部材２２０の各層２２２は、異なる長さを有する。図１２に示すように、下部２２６に向かう層２２２は、上部２２４に向かう層よりも短い。

図１３を参照すると、図１２のばね組立体２１４の側面図が示されている。上部２２４および下部２２６は、細長いばね部材２２０によって互いに離隔されている。

サーフボードの好ましい実施形態の利点は、長手方向の強度を高めながら、所望の可撓性を提供することを含む。サーフボードの好ましい実施形態の別の利点は、サーフボードの製造中に第１および／または第２の細長いばね部材の複数の層を所望の位置に配置することによって、撓みの量および位置を制御する能力を含む。サーフボードの好ましい実施形態のさらなる利点は、中央に配置された１つのストリンガーを有するサーフボードと比べて、ねじれ撓みの低減を含む。サーフボードの好ましい実施形態の別の利点は、細長いばね部材の複数の層を位置決めすることによって、撓みの量を制御する能力を含む。サーフボードの好ましい実施形態のさらなる利点は、ばね組立体がサーフボードの成形の前または後に形成され得ることを含む。

上記は、この発明の例示として与えられたものであるが、当業者に明らかであろう全ての他の修正および変形は、ここに規定される本発明の広い範囲および領域に収まるものとみなされる。

本明細書の説明および特許請求の範囲を通して、「含む（comprise）」という単語、ならびに「含む（comprises）」および「含む（comprising）」などのその単語の変形は
、他の添加物、成分、整数、または工程を排除することを意図しない。

Claims (20)

1. サーフボードは、
   コアと、
   前記コアの上面に隣接して配置された第１の細長いばね部材と、
   前記コアの下面に隣接して配置された第２の細長いばね部材と、
   を含み、
   前記第１の細長いばね部材は、前記サーフボードのノーズ部分から前記サーフボードのテール部分まで実質的に延在している、サーフボード。
2. 前記第１の細長いばね部材および前記第２の細長いばね部材は、それぞれ、弾性材料の複数の層を含み、前記第１の細長いばね部材は、前記コアの前記上面の溝内に配置され、前記第２の細長いばね部材は、前記コアの前記下面の溝内に配置されている、請求項１に記載のサーフボード。
3. サーフボードは、
   コアと、
   前記コアの上面に隣接して配置された第１の細長いばね部材と、
   を含み、
   前記第１の細長いばね部材は、実質的に前記サーフボードのノーズ部分から前記サーフボードのテール部分まで延在し、前記第１の細長いばね部材は、前記第１の細長いばね部材の厚さよりも大きい幅を有する、サーフボード。
4. 前記コアの下面に隣接して配置された第２の細長いばね部材を、さらに含み、前記第２の細長いばね部材は、前記サーフボードのノーズ部分から前記サーフボードのテール部分まで実質的に延在し、前記第２の細長いばね部材は、前記第２の細長いばね部材の厚さよりも大きい幅を有する、請求項３に記載のサーフボード。
5. サーフボードは、
   コアと、
   前記コアの下面に隣接して配置された第２の細長いばね部材と、
   を含み、
   前記第２の細長いばね部材は、実質的に前記サーフボードのノーズ部分から前記サーフボードのテール部分まで延在し、前記第２の細長いばね部材は、前記第２の細長いばね部材の厚さよりも大きい幅を有する、サーフボード。
6. 前記コアの上面に隣接して配置された第１の細長いばね部材を、さらに含み、前記第１の細長いばね部材は、実質的に前記サーフボードのノーズ部分から前記サーフボードのテール部分まで延在し、前記第１の細長いばね部材は、前記第１の細長いばね部材の厚さよりも大きい幅を有する、請求項５に記載のサーフボード。
7. 各細長いばね部材は、弾性材料の複数の層を含み、弾性材料の層の数は、前記細長いばね部材の中央部分において、前記サーフボードの前記ノーズに向かう前記細長いばね部材の部分と比べて多く、前記サーフボードの前記テールに向かう前記細長いばね部材の部分と比べて多い、請求項１ないし６のいずれか１項に記載のサーフボード。
8. サーフボードを製造する方法は、
   発泡コアを成形する工程と、
   前記発泡コアの上面に、前記サーフボードのテール部分から前記サーフボードのノーズ部分に延在する溝を形成する工程と、
   第１の細長いばね部材を前記発泡コアの前記上面の前記溝に挿入し、前記第１の細長いばね部材を前記コアの前記上面に隣接して配置する工程と、
   前記発泡コアおよび前記第１の細長いばね部材をシェル層で覆う工程と、
   を含む、サーフボードを製造する方法。
9. 前記発泡コアの下面に、前記サーフボードのテール部分から前記サーフボードのノーズ部分まで延在し溝を形成する工程と、
   第２の細長いばね部材を前記発泡コアの前記下面の前記溝に挿入し、前記第２の細長いばね部材を前記コアの前記下面に隣接して配置する工程と、
   をさらに含む、請求項８に記載の方法。
10. 前記サーフボードは、請求項１ないし７のいずれか１項に記載のサーフボードである、請求項８または９に記載の方法。
11. サーフボードは、
    コアと、
    前記コアに対して実質的に中央に配置された細長いばね部材と、
    を含み、
    前記細長いばね部材は、実質的に前記サーフボードのノーズ部分から前記サーフボードのテール部分まで延在している、サーフボード。
12. 前記細長いばね部材は、弾性材料で作製された複数の層を含み、 使用時に、弾性材料の複数の層は、前記細長いばね部材を形成するために互いに結合される、請求項１１に記載のサーフボード。
13. 前記細長いばね部材は、ばね組立体の一部であり、前記ばね組立体は、前記細長いばね部材によって少なくとも部分的に互いに離隔された上部および下部を含み、前記ばね組立体は、前記コアの２つの本体部分の間に配置されている、請求項１１または１２に記載のサーフボード。
14. サーフボード用ばね組立体は、
    細長いばね部材と、
    前記細長いばね部材によって少なくとも部分的に互いに離隔された上部および下部と、を含み、
    使用時に、前記ばね組立体は、実質的に前記サーフボードの中央に配置される、サーフボード用ばね組立体。
15. 前記細長いばね部材は、弾性材料の複数の層を含む、請求項１４に記載のばね組立体。
16. 弾性材料の層の数は、前記細長いばね部材の中央部分において、前記サーフボードの前記ノーズに向かう前記細長いばね部材の部分と比べて多く、前記サーフボードの前記テールに向かう前記細長いばね部材の部分と比べて多い、請求項１５に記載のばね組立体。
17. 弾性材料の複数の層は、前記細長いばね部材を形成するために互いに結合されている、請求項１４または１５に記載のばね組立体。
18. サーフボードを製造する方法は、
    サーフボードコアの２つの本体部分の間に、ばね組立体を配置する工程と、
    前記２つの本体部分を成形して前記サーフボードコアを形成する工程と、
    前記ばね組立体および前記サーフボードコアをシェル層で覆う工程と、
    を含む、サーフボードを製造する方法。
19. 前記サーフボードコアに適合するように前記ばね組立体を成形する工程を、さらに含む、請求項１８に記載の方法。
20. 前記ばね組立体は、請求項１４ないし１７のいずれか１項に記載のばね組立体である、請求項１８または１９に記載の方法。

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