JP2023173145A - 通信装置、及び通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】利便性の高い通信装置、及び通信方法を提案する。【解決手段】通信装置は、無線通信に関するプロファイルの保存及び削除に関する機能を備える通信装置であって、前記プロファイルの利用の終了条件を満たすか否かを判別する判別部と、前記終了条件を満たした場合に、ユーザインタフェースを介して、前記プロファイルの削除に関する問合せを実行する出力制御部と、を備える。【選択図】図11

Description

本開示は、通信装置、及び通信方法に関する。
スマートフォン等の通信装置は、多くの場合、無線通信に関する情報(例えば、契約者情報)が記録されたSIM(Subscriber Identity Module)カードを通信装置に挿入することにより、所定の無線通信(例えば、セルラーネットワーク)の利用が可能になる。近年では、RSP(Remote SIM Provisioning)対応の通信装置として、eSIM(Embedded SIM)対応の通信装置の普及も進んでいる。
SGP.21 V2.4, "RSP Architecture", GSM Association, 03 August 2021
RSP対応の通信装置は、SIMカードを入れ替えなくても、無線通信に関する情報(以下、プロファイルという。)の書き換えが可能である。このプロファイルは、ネットワーク上のサーバからダウンロード可能である。そのため、RSPの普及により、場所及び/又は期間を限定した一時的な無線通信の利用が進むと想定される。
RSPは通信装置の利便性を向上させる一方で、通信装置を不便にすることもある。例えば、プロファイルは、通信装置内に複数保存可能なため、不要になったプロファイルが通信装置内に残り続けることがある。
そこで、本開示では、利便性の高い通信装置、及び通信方法を提案する。
なお、上記課題又は目的は、本明細書に開示される複数の実施形態が解決し得、又は達成し得る複数の課題又は目的の1つに過ぎない。
上記の課題を解決するために、本開示に係る一形態の通信装置は、無線通信に関するプロファイルの保存及び削除に関する機能を備える通信装置であって、前記プロファイルの利用の終了条件を満たすか否かを判別する判別部と、前記終了条件を満たした場合に、ユーザインタフェースを介して、前記プロファイルの削除に関する問合せを実行する出力制御部と、を備える。
複数のプロファイルが端末装置に残った様子を示す図である。 本開示の実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。 本開示の実施形態に係るサーバの構成例を示す図である。 本開示の実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 本実施形態の通信システムに適用されるRSPアーキテクチャ構成の一例を示す図である。 終了条件設定処理の一例を示すフローチャートである。 インストール済みプロファイルのリスト画面に誘導するためのユーザインタフェースの一例を示す図である。 終了条件を設定するか否かを問い合わせるためのユーザインタフェースの一例を示す図である。 終了条件を設定するためのユーザインタフェースの一例を示す図である。 ユーザに終了条件を通知するためのユーザインタフェースの一例を示す図である。 プロファイル管理処理の一例を示すフローチャートである。 ユーザにプロファイルの削除に関する問合せを行うためのユーザインタフェースの一例を示す図である。 ユーザにプロファイルの削除に関する問合せを行うためのユーザインタフェースの他の例を示す図である。 ユーザにプロファイルの削除に関する問合せを行うためのユーザインタフェースの他の例を示す図である。 ユーザにプロファイルの削除に関する問合せを行うためのユーザインタフェースの他の例を示す図である。 ユーザにプロファイルの削除に関する問合せを行うためのユーザインタフェースの他の例を示す図である。 ユーザにプロファイルの削除に関する問合せを行うためのユーザインタフェースの他の例を示す図である。 プロファイルメタデータの追加の要件を示す図である。 LPAの追加の要件を示す図である。
以下に、本開示の実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の各実施形態において、同一の部位には同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なる数字を付して区別する場合もある。例えば、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成を、必要に応じて端末装置20、及び20のように区別する。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。例えば、端末装置20、及び20を特に区別する必要が無い場合には、単に端末装置20と称する。
以下に説明される1又は複数の実施形態(実施例、変形例を含む)は、各々が独立に実施されることが可能である。一方で、以下に説明される複数の実施形態は少なくとも一部が他の実施形態の少なくとも一部と適宜組み合わせて実施されてもよい。これら複数の実施形態は、互いに異なる新規な特徴を含み得る。したがって、これら複数の実施形態は、互いに異なる目的又は課題を解決することに寄与し得、互いに異なる効果を奏し得る。
<<1.概要>>
RSP(Remote SIM Provisioning)対応の端末装置の普及が進んでいる。例えば、近年では、eSIM(Embedded SIM)対応の端末装置の普及が進んでいる。RSP対応の端末装置は、SIMカードを入れ替えなくても、無線通信に関する情報(以下、プロファイルという。)の書き換えが可能である。
ここで、プロファイルとは、無線通信に関する情報であり、サービスプロバイダー(キャリア)の情報や契約者情報(例えば、eSIMに割り当てるICCIDなど)が記録されたデータである。ICCID(IC Card Identifier)は、プロファイルを識別するための一意の番号である。
なお、プロファイルは、eSIMプロファイルであってもよい。eSIMプロファイルは、eSIM対応の通信装置で使用されるプロファイルである。例えば、eSIMプロファイルは、サービスを提供する目的でeUICCでプロビジョニングされる、データとアプリケーションの組み合わせ(a combination of data and applications to be provisioned on an eUICC for the purpose of providing services)である。eUICC(Embedded UICC)は、安全な方法でプロファイルのローカル管理を可能にするUICC(Universal Integrated Circuit Card)である。以下の説明では、eSIMプロファイルのことを単にプロファイルということがある。
このプロファイルは、ネットワーク上のサーバからダウンロード可能である。そのため、RSPの普及により、場所及び/又は期間を限定した一時的な無線通信の利用が進むと想定される。RSPは通信装置の利便性を向上させる一方で、通信装置を不便にすることもある。例えば、プロファイルは、端末装置内に複数保存可能であるため、不要になったプロファイルが通信装置内に残り続けることがある。
例えば、イベント主催者から、イベント会場でローカル5Gの利用を可能にするeSIMプロファイルの二次元コード(例えば、QRコード(登録商標))が配付され、ユーザがその二次元コード用いて自身の端末装置にeSIMプロファイルをダウンロードしたとする。イベント会場の外ではローカル5Gは使えないはずなので、ユーザがイベント会場から出るとダウンロードしたeSIMプロファイルは不要のはずである。しかし、ユーザがこのeSIMプロファイルを削除しないと、このeSIMプロファイルは端末装置内に残り続ける。
また、雑誌付録やホームページなどで、所定のデータ量の無線通信を可能にするeSIMプロファイルが配付され、ユーザがそのeSIMプロファイルを自身の端末装置にダウンロードしたとする。所定のデータ量の使用が終われば、ダウンロードしたeSIMプロファイルは不要のはずである。しかし、ユーザがこのeSIMプロファイルを削除しないと、この場合も、プロファイルは端末装置内に残り続ける。
図1は、複数のプロファイルが端末装置に残った様子を示す図である。図1の例では、端末装置に備えられたディスプレイを介して、端末装置内に保存されているプロファイルと各プロファイルの状態(有効・無効)、プロファイルの種類(ダウンロード型SIM(e.g., eSIM)SIM)が表示されている。AAA., BBB., CCC., DDD., EEE., 及びFFF.のそれぞれはプロファイルを示す。各プロファイルの直下にプロファイルの状態と種類が紐づいて表示されている。ここで、プロファイルの状態の「無効」は、その端末装置において対応するプロファイルが有効化されていない(現在使われていない)ことを示す。また、プロファイルの状態の「有効」は、その端末装置において対応するプロファイルが有効化されている(現在使われている)ことを示す。言い換えるとプロファイルの状態の「有効」「無効」は、該プロファイルに対応するオペレータとの回線契約が現在あるか否かとは直接関連しない。従って、図1の例では、例えばプロファイルの状態が「無効」になっているプロファイルAAAとプロファイルBBBとプロファイルCCCは、少なくともいずれかが契約満了等や使用条件を満たさないなどによりすでに使用できない(e.g., データ通信できない)状態になっているかもしれないにも関わらず端末装置内に残り続けている。使用されていないプロファイルが端末装置内に残り続けることは、次回のプロファイルのダウンロードを失敗させる可能性がある等、ユーザに不便な思いをさせることがある。
そこで、本実施形態では、以下の通り上記課題を解決する。
本実施形態の端末装置は、無線通信に関するプロファイルの保存及び削除に関する機能を備える。例えば、本実施形態の端末装置は、eSIMプロファイルを管理するためのLPA(Local Profile Assistant)を備える。LPAは、複数のプロファイルを端末装置(例えば、eUICCのメモリ)に記録する機能を備える。
本実施形態の端末装置は、プロファイルの使用の終了条件を満たすか否かを判別するよう構成されている。終了条件としては、プロファイルに設定された利用期日に達したこと、プロファイルに設定された利用エリア外に出たこと、プロファイルに設定されたデータ使用量に達したこと、プロファイルが利用されていない状態が所定期間続いたこと、のうち、少なくとも1つが含まれてもよい。端末装置は、終了条件が満たされたと判別した場合に、ユーザインタフェースを介して、ユーザに対し、プロファイルの削除に関する問合せを実行する。端末装置は、ユーザからプロファイルを削除する旨の応答を取得した場合には、プロファイルの削除を実行する。
これにより、プロファイルの管理が容易になるので、端末装置の利便性が向上する。
例えば、有効ではない、もしくは有効に使用されていないプロファイルを消去する契機をユーザに与えることにより、ユーザに対し、他のeSIM対応機器へのプロファイルの移動や、不要になったプロファイルの解約を促すことが可能になる。使われていないプロファイルを消去することは、数に限りがあるICCIDを有効に利用するという観点からも望ましい。
また、有効ではない、もしくは有効に使用されていないプロファイルを消去する契機をユーザに与えることにより、eUICC内のメモリの空き容量を増加させることができる。
以上、本実施形態の概要を述べたが、以下、本実施形態に係る通信システム1を詳細に説明する。
<<2.通信システムの構成>>
まず、通信システム1の構成を説明する。
図2は、本開示の実施形態に係る通信システム1の構成例を示す図である。通信システム1は、サーバ10と、端末装置20と、を備える。通信システム1は、サーバ10、及び端末装置20をそれぞれ複数備えていてもよい。図2の例では、通信システム1は、サーバ10としてサーバ10、10等を備えており、端末装置20として端末装置20、20、20等を備えている。端末装置20は、複数のネットワークに接続可能に構成されていてもよい。図2の例では、端末装置20は、ネットワークN1とネットワークN2に接続可能に構成されている。端末装置20は、ネットワークN1又はネットワークN2を介してサーバ10を接続する。
ネットワークN1、N2は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、セルラーネットワーク、固定電話網、地域IP(Internet Protocol)網、インターネット等の通信ネットワークである。ネットワークN1、N2には、有線ネットワークが含まれていてもよいし、無線ネットワークが含まれていてもよい。また、ネットワークN1、N2には、コアネットワークが含まれていてもよい。コアネットワークは、例えば、EPC(Evolved Packet Core)や5GC(5G Core network)である。勿論、ネットワークNは、コアネットワークに接続されるデータネットワークであってもよい。データネットワークは、通信事業者のサービスネットワーク、例えば、IMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークであってもよい。また、データネットワークは、企業内ネットワーク等、プライベートなネットワークであってもよい。
なお、図2の例では、ネットワークが2つしか示されていないが、ネットワークは2つに限られない。例えば、端末装置20が接続可能なネットワークは、通信事業者が異なる複数のセルラーネットワークと、無線LANネットワーク(例えば、Wi-Fi(登録商標))と、であってもよい。
端末装置20は、複数の通信路を使ってネットワークに接続可能であってもよい。このとき、複数の通信路の少なくとも1つは、無線通信路であってもよい。例えば、通信路は、端末装置20と基地局との間の無線通信路(無線アクセスネットワーク)であってもよい。また、通信路は、端末装置20とアクセスポイントとの間の無線通信路であってもよい。勿論、複数の通信路には、有線通信路(例えば、有線LAN)が含まれていてもよい。なお、通信路は、ネットワークそのものであってもよい。
複数の通信路に無線通信路が含まれる場合、端末装置20は、LTE(Long Term Evolution)、NR(New Radio)、Wi-Fi、Bluetooth(登録商標)、等の無線アクセス技術(RAT:Radio Access Technology)を使ってネットワークに接続するよう構成されていてもよい。このとき、端末装置20は、異なる無線アクセス技術(無線通信方式)を使用可能に構成されていてもよい。例えば、端末装置20は、NRとWi-Fiを使用可能に構成されていてもよい。また、端末装置20は、異なるセルラー通信技術(例えば、LTEとNR)を使用可能に構成されていてもよい。LTE及びNRは、セルラー通信技術の一種であり、基地局がカバーするエリアをセル状に複数配置することで端末装置の移動通信を可能にする。
なお、以下の説明では、「LTE」には、LTE-A(LTE-Advanced)、LTE-A Pro(LTE-Advanced Pro)、及びEUTRA(Evolved Universal Terrestrial Radio Access)が含まれるものとする。また、NRには、NRAT(New Radio Access Technology)、及びFEUTRA(Further EUTRA)が含まれるものとする。なお、単一の基地局は複数のセルを管理してもよい。以下の説明において、LTEに対応するセルはLTEセルと称され、NRに対応するセルはNRセルと称される。
NRは、LTE(LTE-Advanced、LTE-Advanced Proを含む第4世代通信)の次の世代(第5世代)の無線アクセス技術である。NRは、eMBB(Enhanced Mobile Broadband)、mMTC(Massive Machine Type Communications)及びURLLC(Ultra-Reliable and Low Latency Communications)を含む様々なユースケースに対応できる無線アクセス技術である。NRは、これらのユースケースにおける利用シナリオ、要求条件、及び配置シナリオなどに対応する技術フレームワークを目指して検討されている。
なお、端末装置20は、LTE、NR、Wi-Fi、Bluetooth以外の無線アクセス技術(無線通信方式)を使ってネットワークに接続可能であってもよい。例えば、端末装置20は、LPWA(Low Power Wide Area)通信を使ってネットワークに接続可能であってもよい。また、端末装置20は、独自規格の無線通信を使ってネットワークに接続可能であってもよい。
ここで、LPWA通信とは、小電力の広範囲通信を可能とする無線通信のことである。例えば、LPWA無線とは、特定小電力無線(例えば、920MHz帯)やISM(Industry-Science-Medical)バンドを使用したIoT(Internet of Things)無線通信のことである。なお、端末装置20が使用するLPWA通信はLPWA規格に準拠したものであってもよい。LPWA規格としては、例えば、ELTRES、ZETA、SIGFOX、LoRaWAN、NB-Iot等が挙げられる。勿論、LPWA規格はこれらに限定されず、他のLPWA規格であってもよい。
なお、複数の通信路には、仮想ネットワークが含まれていてもよい。例えば、端末装置20が接続可能な複数の通信路には、VLAN(Virtual Local Area Network)等の仮想ネットワークとIP通信路等の物理的ネットワークとが含まれていてもよい。この場合、端末装置20は、OSPF(Open Shortest Path First)、BGP(Border Gateway Protocol)等の経路制御プロトコルに基づいて経路制御を行ってもよい。
その他、複数の通信路には、1又は複数のオーバーレイネットワークが複数含まれていてもよいし、1又は複数のネットワークスライシングが含まれていてもよい。
なお、図中の装置は、論理的な意味での装置と考えてもよい。つまり、同図の装置の一部または全部が、仮想マシン(VM:Virtual Machine)、コンテナ(Container)、ドッカー(Docker)などで実現され、それらが物理的に同一のハードウェア上で実装されてもよい。
また、本実施形態において、通信装置は、通信の機能を有する装置のことであり、図2の例では、少なくとも端末装置20は通信装置である。サーバ10を通信装置とみなしてもよい。
以下、通信システム1を構成する各装置の構成を具体的に説明する。なお、以下に示す各装置の構成はあくまで一例である。各装置の構成は、以下に示す構成とは異なっていてもよい。
<2-1.サーバの構成>
最初に、サーバ10の構成を説明する。
サーバ10は、端末装置20に対してネットワーク(例えば、ネットワークN1、N2)を介して各種サービスを提供する情報処理装置(コンピュータ)である。例えば、サーバ10は、SM-DP+(Subscription Manager - Data Preparation +)と呼ばれるサーバであってもよいし、SM-DS(Subscription Manager - Discovery Server)と呼ばれるサーバであってもよい。SM-DP+は、端末装置20にプロファイルを送信する役割を果たすサーバである。SM-DSは、1又は複数のSM-DP+のアドレスを端末装置20に提供する役割を果たすサーバである。
なお、サーバ10は、上記サーバ(SM-DP+、SM-DS)に限られない。例えば、サーバ10は、アプリケーションサーバやWebサーバであってもよい。サーバ10は、PCサーバであってもよいし、ミッドレンジサーバであってもよいし、メインフレームサーバであってもよい。また、サーバ10は、ユーザや端末の近くでデータ処理(エッジ処理)を行う情報処理装置であってもよい。例えば、サーバ10は、基地局に併設又は内蔵された情報処理装置(コンピュータ)であってもよい。勿論、サーバ10は、クラウドコンピューティングを行う情報処理装置であってもよい。
図3は、本開示の実施形態に係るサーバ10の構成例を示す図である。サーバ10は、記憶部11と、通信部12と、制御部13と、を備える。なお、図3に示した構成は機能的な構成であり、ハードウェア構成はこれとは異なっていてもよい。また、サーバ10の機能は、複数の物理的に分離された構成に分散して実装されてもよい。例えば、サーバ10は、複数の情報処理装置により構成されていてもよい。
記憶部11は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、フラッシュメモリ、ハードディスク等のデータ読み書き可能な記憶装置である。記憶部11は、サーバ10の記憶手段として機能する。記憶部11は、例えば、品質予測モデル、意図予測モデル等、端末装置20に配信する予測モデル(学習モデル)を記憶する。これらの情報については後述する。
通信部12は、他の装置と通信するための通信インタフェースである。例えば、通信部12は、ネットワークインタフェースである。例えば、通信部12は、NIC(Network Interface Card)等のLAN(Local Area Network)インタフェースである。なお、通信部12は、有線インタフェースであってもよいし、無線インタフェースであってもよい。通信部12は、サーバ10の通信手段として機能する。通信部12は、制御部13の制御に従って端末装置20、30と通信する。
制御部13は、サーバ10の各部を制御するコントローラ(controller)である。制御部13は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサにより実現される。例えば、制御部13は、サーバ10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムを、プロセッサがRAM(Random Access Memory)等を作業領域として実行することにより実現される。なお、制御部13は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されてもよい。CPU、MPU、ASIC、及びFPGAは何れもコントローラとみなすことができる。
<2-2.端末装置の構成>
次に、端末装置20の構成を説明する。
端末装置20は、基地局、アクセスポイント等の他の通信装置と通信する通信装置である。端末装置20は、複数の通信路に接続可能に構成されている。例えば、端末装置20は、端末装置は、Wi-Fi(登録商標)とセルラーネットワークの2つの通信路に接続可能に構成されていてもよい。
端末装置20には、あらゆる形態のコンピュータを採用可能である。例えば、端末装置20は、携帯電話、スマートデバイス(スマートフォン、又はタブレット)、PDA(Personal Digital Assistant)、ノートPC等のモバイル端末であってもよい。また、端末装置20は、スマートウォッチ等のウェアラブルデバイスであってもよい。また、端末装置20は、AR(Augmented Reality)デバイス、VR(Virtual Reality)デバイス、MR(Mixed Reality)デバイス等のxRデバイスであってもよい。また、端末装置20は、通信機能が具備された撮像装置(例えば、カムコーダ)であってもよいし、FPU(Field Pickup Unit)等の通信機器が搭載されたバイクや移動中継車等であってもよい。また、端末装置20は、M2M(Machine to Machine)デバイス、又はIoT(Internet of Things)デバイスであってもよい。端末装置20は、複数通信路を持つルータであってもよい。
また、端末装置20は、他の通信装置(例えば、基地局、アクセスポイント、及び他の端末装置20)とLPWA通信が可能であってもよい。また、端末装置20が使用する無線通信は、ミリ波を使った無線通信であってもよい。なお、端末装置20が使用する無線通信は、電波を使った無線通信であってもよいし、赤外線や可視光を使った無線通信(光無線)であってもよい。
また、端末装置20は、移動体装置であってもよい。移動体装置は、移動可能な無線通信装置である。このとき、端末装置20は、移動体に設置される無線通信装置であってもよいし、移動体そのものであってもよい。例えば、端末装置20は、自動車、バス、トラック、自動二輪車等の道路上を移動する車両(Vehicle)、或いは、当該車両に搭載された無線通信装置であってもよい。なお、移動体は、モバイル端末であってもよいし、陸上、地中、水上、或いは、水中を移動する移動体であってもよい。また、移動体は、ドローン、ヘリコプター等の大気圏内を移動する移動体であってもよいし、人工衛星等の大気圏外を移動する移動体であってもよい。
端末装置20は、同時に複数の基地局または複数のセルと接続して通信を実施してもよい。例えば、1つの基地局が複数のセル(例えば、pCell、sCell)を介して通信エリアをサポートしている場合に、キャリアアグリゲーション(CA:Carrier Aggregation)技術やデュアルコネクティビティ(DC:Dual Connectivity)技術、マルチコネクティビティ(MC:Multi-Connectivity)技術によって、それら複数のセルを束ねて基地局と端末装置20とで通信することが可能である。或いは、異なる基地局のセルを介して、協調送受信(CoMP:Coordinated Multi-Point Transmission and Reception)技術によって、端末装置20とそれら複数の基地局が通信することも可能である。
図4は、本開示の実施形態に係る端末装置20の構成例を示す図である。端末装置20は、記憶部21と、通信部22と、制御部23と、入力部24と、出力部25と、を備える。なお、図4に示した構成は機能的な構成であり、ハードウェア構成はこれとは異なっていてもよい。また、端末装置20の機能は、複数の物理的に分離された構成に分散して実装されてもよい。
記憶部21は、DRAM、SRAM、フラッシュメモリ、ハードディスク等のデータ読み書き可能な記憶装置である。記憶部21は、eUICC内のメモリであってもよい。記憶部21は、端末装置20の記憶手段として機能する。記憶部21は、例えば、ダウンロードしたプロファイルを記憶する。記憶部21には、複数のプロファイルを記録可能である。
通信部22は、ネットワークに接続するための通信インタフェースである。通信部22は、無線インタフェースであってもよいし、有線インタフェースであってもよい。通信部22を無線インタフェースとする場合、通信部22は、複数の無線アクセス技術(無線通信方式)に対応していてもよい。例えば、通信部22は、LTE、NR、Wi-Fi等に対応していてもよい。その他、通信部22は、Bluetooth、LPWA等の無線アクセス技術に対応していてもよい。また、通信部22を有線インタフェースとする場合、通信部22は、NIC等のLANインタフェースであってもよい。
制御部23は、端末装置20の各部を制御するコントローラである。制御部23は、例えば、CPU、MPU等のプロセッサにより実現される。例えば、制御部23は、端末装置20内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムを、プロセッサがRAM等を作業領域として実行することにより実現される。なお、制御部23は、ASICやFPGA等の集積回路により実現されてもよい。CPU、MPU、ASIC、及びFPGAは何れもコントローラとみなすことができる。また、制御部23は、CPUに加えて、或いは代えて、GPUにより実現されてもよい。
制御部23は、取得部231と、設定部232と、出力制御部233と、記録制御部234と、判別部235と、を備える。制御部23を構成する各ブロック(取得部231~判別部235)はそれぞれ制御部23の機能を示す機能ブロックである。これら機能ブロックはソフトウェアブロックであってもよいし、ハードウェアブロックであってもよい。例えば、上述の機能ブロックが、それぞれ、ソフトウェア(マイクロプログラムを含む。)で実現される1つのソフトウェアモジュールであってもよいし、半導体チップ(ダイ)上の1つの回路ブロックであってもよい。勿論、各機能ブロックがそれぞれ1つのプロセッサ又は1つの集積回路であってもよい。制御部23は上述の機能ブロックとは異なる機能単位で構成されていてもよい。機能ブロックの構成方法は任意である。
なお、制御部23は、eUICC(Embedded UICC)であってもよい。このとき、eUICCは、端末装置20内の基板に実装されたものであってもよいし、端末装置20に挿入されるカードに実装されたものであってもよい。また、制御部23を構成する各ブロック(取得部231~判別部235)は、LPA(Local Profile Assistant)が備える機能要素であってもよい。
入力部24は、外部から各種入力を受け付ける入力装置である。例えば、入力部24は、キーボードやマウスや操作キー等、ユーザが各種操作を行うための操作装置である。なお、端末装置20にタッチパネルが採用される場合には、タッチパネルも入力部24に含まれる。この場合、ユーザは、指やスタイラスで画面をタッチすることにより各種操作を行う。
出力部25は、音、光、振動、画像等、外部に各種出力を行う装置である。出力部25は、制御部23の制御に従って、ユーザに各種出力を行う。なお、出力部25は、各種情報を表示する表示装置を備える。表示装置は、例えば、液晶ディスプレイ、又は、有機ELディスプレイ(Organic Electro Luminescence Display)である。なお、出力部25は、タッチパネル式の表示装置であってもよい。この場合、入力部24と出力部25は一体の構成とみなしてもよい。
<2-3.RSPアーキテクチャ>
次に、RSP(Remote SIM Provisioning)アーキテクチャを説明する。
図5は、本実施形態の通信システム1に適用されるRSPアーキテクチャ構成の一例を示す図である。図5に示すRSPアーキテクチャは、サーバ10(SM-DP+)と、サーバ10(SM-SM)と、端末装置20と、を含む。
サーバ10は、SM-DP+(Subscription Manager - Data Preparation +)と呼ばれるサーバである。SM-DP+は、端末装置20のeUICCのLPAにプロファイルを送信する。
サーバ10は、SM-DS(Subscription Manager - Discovery Server)と呼ばれるサーバである。SM-DSは、1又は複数のSM-DP+のアドレスを端末装置20のLDS(Local Discovery Service)に提供する。
端末装置20は、eUICCと組み合わせて使用されるユーザ機器である。端末装置20は、LPAと、eUICCと、を含む。
LPA(Local Profile Assistant)は、LPD機能、LDS機能、およびLUI機能を提供する機能要素(ソフトウェア)である。LPAは、端末装置20内の機能要素であってもよいし、eUICC内の機能要素であってもよい。
eUICC(Embedded UICC)は、安全な方法でプロファイルのローカル管理を可能にするUICC(Universal Integrated Circuit Card)である。eUICCは、端末装置20内の基板に実装されたものであってもよいし、端末装置20に挿入されるカードに実装されたものであってもよい。eUICCは、LPAサービスと、LPAとを含む。
LPAサービスは、LPA機能に必要なサービスとデータへの必要なアクセスを提供する機能要素(ソフトウェア)である。例えば、LPA(Local Profile Assistant)は、LPD機能、LDS機能、およびLUI機能を提供する機能要素(ソフトウェア)である。LPAは、複数のプロファイルをeUICCのメモリに記録する機能を備える。
<<3.通信システムの動作>>
以上、通信システム1の構成を説明したが、次に、このような構成を有する通信システム1の動作を説明する。通信システム1の動作は、終了条件設定処理と、プロファイル管理処理に分けられる。
<3-1.終了条件設定処理>
まず、終了条件設定処理を説明する。終了条件設定処理は、プロファイルに使用の終了条件が設定されていない場合に、当該プロファイルに終了条件を設定するための処理である。図6は、終了条件設定処理を示すフローチャートの一例である。以下の処理は、例えば、端末装置20の制御部23で実行される。以下、図6のフローチャートを参照しながら、終了条件設定処理を説明する。
まず、端末装置20の取得部231は、サーバ10からプロファイルをダウンロードする(ステップS101)。そして、端末装置20は、ダウンロードしたプロファイルを記憶部21(例えば、eUICC内のメモリ)に記憶する。
なお、端末装置20は、eUICCに新たにプロファイルをダウンロードする前に、その時点におけるメモリの使用量を確認してもよい。そして、メモリの使用量が所定量を超えている場合、端末装置20は、ユーザインタフェースを介して、ユーザをインストール済みプロファイルのリスト画面へ誘導してもよい。図7は、インストール済みプロファイルのリスト画面に誘導するためのユーザインタフェースの一例を示す図である。図7の例では、ユーザインタフェースとしてポップアップウィンドウ(以下、単にウィンドウという。)が示されているが、ユーザインタフェースはポップアップウィンドウに限られない。図7の例では、端末装置20は、ユーザをインストール済みプロファイルのリスト画面に誘導するウィンドウP11を出力部25に表示している。図中、XXには、メモリの現在の使用割合を示す数字が表示される。また、図中、eSIMは、eSIMプロファイルを示す。
図6に戻り、端末装置20の設定部232は、ダウンロードしたプロファイルに、利用終了条件が設定されているか否か判別する(ステップS102)。終了条件が設定されていない場合(ステップS102:Yes)、端末装置20は、ユーザインタフェースを介して、ユーザにプロファイル終了条件を設定するか否かを問い合わせる。図8は、終了条件を設定するか否かを問い合わせるためのユーザインタフェースの一例を示す図である。図8の例では、端末装置20は、ユーザにプロファイルの利用終了条件を設定するか否かを問い合わせるためのウィンドウP12を出力部25に表示している。図中、XXXには、ダウンロードしたプロファイルを識別するための文字列が表示される。
図6に戻り、ユーザの応答が終了条件の設定を希望しない旨の応答であった場合(ステップS103:No)、端末装置20は、終了条件設定処理を終了する。ユーザの応答が終了条件の設定を希望する旨の応答であった場合(ステップS103:Yes)、端末装置20は、プロファイルに利用終了条件を設定する。
図9は、終了条件を設定するためのユーザインタフェースの一例を示す図である。図9には、端末装置20の出力部25に表示されるウィンドウのみが表示されており、端末装置20の記載は省略されている。図9の例では、端末装置20は、終了条件として、下記(A1)~(A3)の3つを設定するよう構成されている。
(A1)データ通信量
(A2)期限
(A3)使用可能エリア(例えば、国又は地域)
まず、端末装置20の出力制御部233は、ユーザインタフェースを介して、ユーザに(A1)~(A3)のいずれを設定するかを問い合わせる。例えば、端末装置20は、ユーザに(A1)~(A3)のいずれを設定するかを問い合わせるためのウィンドウP13を出力部25に表示する。そして、端末装置20は、ユーザの選択に応じて、終了条件を設定するためのユーザインタフェースを表示する。
例えば、ユーザが(A1)のデータ通信量の設定を希望したとすると、端末装置20は、終了条件とするデータ通信量を設定するためのウィンドウP14を出力部25に表示する。ここで設定されるデータ通信量(データ使用量)は、プロファイルに基づく通信の上限使用量である。
また、ユーザが(A2)の期限の設定を希望したとすると、端末装置20は、終了条件とする期限を設定するためのウィンドウP15を出力部25に表示する。ここで設定される期限は、プロファイルに基づく通信の利用期限(有効期限)である。
また、ユーザが(A3)の使用可能エリア(例えば、国又は地域)の設定を希望したとすると、端末装置20は、終了条件とする使用可能エリア(図6の例では、国又は地域)を設定するためのウィンドウP15を出力部25に表示する。ここで設定される使用可能エリアは、プロファイルに基づく通信が可能なエリアである。使用可能エリアは、国又は地域に限られず、例えばイベント会場等、所定の範囲であってもよい。また、使用可能エリアの設定例は図9に示した例に限られない。例えば、端末装置20は、プロファイルに対し、当該プロファイルに基づく通信ができないエリア(使用禁止エリア)を設定するよう構成されていてもよい。使用禁止エリアの設定も、当該エリア以外では使用可能となるので、使用可能エリアの設定の一種とみなすことができる。
なお、プロファイルに設定可能な終了条件は、上記(A1)~(A3)の3つに限られない。例えば、端末装置20は、終了条件として、下記(A4)~(A5)も設定するよう構成されていてもよい。
(A4)無効状態の継続期間
(A5)圏外状態の継続期間
(A4)の無効状態の継続期間は、プロファイルが利用されていない状態(例えば、最後に該プロファイルの使用が完了して)からの継続期間である。また、(A5)の圏外状態の継続期間は、端末装置20が圏外状態になってからの継続期間である。
なお、端末装置20は、プロファイルに1の終了条件のみを設定可能に構成されてもよいし、複数の終了条件を設定可能に構成されてもよい。例えば、端末装置20は、プロファイルに上記(A1)~(A5)の終了条件の中から選択される1又は複数の終了条件を設定可能に構成されてもよい。勿論、端末装置20は、プロファイルに上記(A1)~(A5)以外の終了条件を設定可能に構成されてもよい。
終了条件の設定が完了したら、端末装置20は、終了条件設定処理を終了する。
図6に戻り、ダウンロードしたプロファイルに終了条件が設定されている場合(ステップS102:No)、端末装置20の出力制御部233は、ユーザにプロファイルに設定された終了条件を通知する。
図10は、ユーザに終了条件を通知するためのユーザインタフェースの一例を示す図である。図10の例では、端末装置20は、終了条件として、上記(A1)~(A3)の3つを通知する。図中、XXXには、ダウンロードしたプロファイルを識別するための文字列が表示される。
例えば、プロファイルに終了条件として(A1)のデータ通信量が設定されていたとすると、端末装置20は、ユーザに終了条件となるデータ通信量(データ使用量)を通知するためのウィンドウP21を出力部25に表示する。図中、Yには、終了条件となるデータ通信量を示す値が表示される。
また、プロファイルに終了条件として(A2)の期限が設定されていたとすると、端末装置20は、ユーザに利用期限を通知するためのウィンドウP22を出力部25に表示する。図中、MMDDには利用期限を示す値(例えば、日付)が表示される。
また、プロファイルに終了条件として(A3)の使用可能エリアが設定されていたとすると、端末装置20は、ユーザに使用可能エリアを通知するためのウィンドウP23を出力部25に表示する。図中、“所定エリア”の箇所には使用可能エリアを示す文字列(例えば、国又は地域を示す文字列)が表示される。
なお、ユーザに通知する終了条件は、上記(A1)~(A3)の3つに限られない。例えば、端末装置20は、上記(A4)~(A5)も設定するよう構成されていてもよい。なお、端末装置20は、プロファイルに複数の終了条件が設定されている場合には、設定された複数の終了条件を全て表示するよう構成されていてもよい。
終了条件の通知が完了したら、端末装置20は、終了条件設定処理を終了する。
<3-2.プロファイル管理処理>
次に、プロファイル管理処理について説明する。プロファイル管理処理は、プロファイルの管理のための処理である。プロファイル管理処理では、プロファイルの利用の終了条件を満たした場合に、端末装置20は、ユーザインタフェースを介して、ユーザにプロファイルの削除に関する問合せを実行する。図11は、プロファイル管理処理を示すフローチャートの一例である。以下の処理は、例えば、端末装置20の制御部23で実行される。以下、図11のフローチャートを参照しながら、プロファイル管理処理を説明する。
端末装置20の取得部231は、記憶部21(例えば、eUICCのメモリ)に記録されたプロファイルを1つ選択する(ステップS201)。そして、端末装置20の判別部235は、選択したプロファイルが利用の終了条件を満たすか否かを判別する。終了条件には、下記(B1)~(B5)が含まれていてもよい。下記(B1)~(B5)は、それぞれ、終了条件設定処理で示した(A1)~(A5)に対応する。
(B1)プロファイルに設定されたデータ使用量に達したこと
(B2)プロファイルに設定された利用期限に達したこと
(B3)プロファイルに設定された使用可能エリア外に出たこと
(B4)プロファイルの無効状態(利用されていない状態)が所定期間続いたこと
(B5)端末装置20の圏外状態が所定期間続いたこと
なお、プロファイルには、1つの終了条件のみが設定されてもよいし、複数の終了条件が設定されてもよい。例えば、プロファイルには、上記(B1)~(B5)の終了条件の中から選択される1又は複数の終了条件が設定されてもよい。勿論、プロファイルには、上記(B1)~(B5)以外の終了条件が設定されてもよい。
プロファイルに上記(B1)~(B5)の終了条件の中から選択される1又は複数の終了条件が設定される場合、端末装置20は以下のように動作してもよい。
例えば、端末装置20の判別部235は、プロファイルに基づく通信の通信量がプロファイルに設定されたデータ使用量(上限使用量)に達したか判別する(ステップS202)。上限使用量に達した場合(ステップS202:Yes)、端末装置20は、ステップS207に処理を進める。
上限使用量に達していない場合(ステップS202:No)、端末装置20の判別部235は、プロファイルに設定された利用期限に達しているか判別する(ステップS203)。利用期限に達している場合(ステップS203:Yes)、端末装置20は、ステップS207に処理を進める。
利用期限に達していない場合(ステップS203:No)、端末装置20の判別部235は、端末装置20がプロファイルに設定された使用可能エリアの外に出ているか判別する(ステップS204)。使用可能エリアの外に出ている場合(ステップS204:Yes)、端末装置20は、ステップS207に処理を進める。
使用可能エリアの外に出ていない場合(ステップS204:No)、端末装置20の判別部235は、プロファイルの無効状態(プロファイルが利用されていない状態)が所定期間続いたか判別する(ステップS205)。無効状態が所定期間続いている場合(ステップS205:Yes)、端末装置20は、ステップS207に処理を進める。
無効状態が所定期間続いていない場合(ステップS205:No)、端末装置20の判別部235は、端末装置20の圏外状態が所定期間続いたか判別する(ステップS205)。このとき、判別部235は、プロファイルが有効な状態であっても、端末装置20の圏外状態が所定期間続いた場合には、終了条件が満たされたと判別する。圏外状態が所定期間続いている場合(ステップS206:Yes)、端末装置20は、ステップS207に処理を進める。
圏外状態が所定期間続いていない場合(ステップS206:No)、端末装置20は、処理をステップS201に戻すとともに、プロファイルを別のプロファイルに替えて、ステップS201以降の処理を繰り返す。
選択したプロファイルが利用の終了条件を満たす場合(ステップS202~ステップS206:Yes)、端末装置20の出力制御部233は、ユーザインタフェースを介して、ユーザに対し、プロファイルの削除に関する問合せを実行する。図12は、ユーザにプロファイルの削除に関する問合せを行うためのユーザインタフェースの一例を示す図である。具体的には、図12は、プロファイルが利用期限に達している場合に、ユーザに当該プロファイルを削除するか否かを問合せる様子を示す図である。図12の例では、端末装置20は、プロファイルを確認して削除するか否かを問合せるためのウィンドウP31を出力部25に表示している。
なお、ユーザインタフェースは、必ずしもプロファイルを確認して削除するか否かを問合せるものでなくてもよい。例えば、ユーザインタフェースは、プロファイルを単に削除するか否かを問合せるものであってもよい。
図13~図17は、ユーザにプロファイルの削除に関する問合せを行うためのユーザインタフェースの他の例を示す図である。より具体的には、図13は、プロファイルに基づく通信の通信量が上限使用量に達した場合に、当該プロファイルを削除するか否かをユーザに問合せるユーザインタフェースの一例(ウィンドウP32)を示す図である。また、図14は、プロファイルが利用期限に達している場合に、当該プロファイルを削除するか否かをユーザに問合せるユーザインタフェースの一例(ウィンドウP33)を示す図である。また、図15は、端末装置20が使用可能エリア(国又は地域)の外に出ている場合に、当該プロファイルを削除するか否かをユーザに問合せるユーザインタフェースの一例(ウィンドウP34)を示す図である。また、図16は、プロファイルの無効状態が所定期間続いている場合に、当該プロファイルを削除するか否かをユーザに問合せるユーザインタフェースの一例(ウィンドウP35)を示す図である。また、図17は、端末装置20の圏外状態が所定期間続いていない場合に、当該プロファイルを削除するか否か(或いは、別のプロファイルに切り替えるか否か)をユーザに問合せるユーザインタフェースの一例(ウィンドウP36)を示す図である。
図11に戻り、端末装置20の判別部235は、ユーザがプロファイルの削除を希望しているか否か判別する(ステップS208)。ユーザが削除を希望していない場合(ステップS208:No)、端末装置20は、処理をステップS201に戻すとともに、プロファイルを別のプロファイルに替えて、ステップS201以降の処理を繰り返す。
一方、ユーザが削除を希望している場合(ステップS208:Yes)、端末装置20の記録制御部234は、記憶部21(例えば、eUICCのメモリ)から、ステップS201で選択されたプロファイルを削除する(ステップS209)。
プロファイルの削除が完了したら、端末装置20は、処理をステップS201に戻すとともに、プロファイルを別のプロファイルに替えて、ステップS201以降の処理を繰り返す。
<3-3.補足>
<3-3-1.プロファイルメタデータについて>
プロファイルには、プロファイルメタデータ(Profile Metadata)が関連付けられる。プロファイルメタデータは、ローカルプロファイル管理の目的で使用されるプロファイルに関する情報である。非特許文献1(SGP.21 V2.4)の表21(Table 21)には、プロファイルメタデータの要件(Profile Metadata Requirements)が記載されている。
上述したたように、本実施形態では、プロファイルに利用の終了条件が設定される。プロファイルに終了条件の情報を持たせるため、プロファイルメタデータの要件として図18のMETAx1に示す要件が加えられてもよい。図18は、プロファイルメタデータの追加の要件を示す図である。METAx1のx1は適切な数字に置き換えられる。METAx1に記載の要件は以下のとおりである。
(METAx1)
プロファイルメタデータは、以下の使用条件を格納するためのオプションフィールドを含むことができる。
1.データ使用制限(xxGB)
2.有効期限
3.利用可能な領域
<3-3-2.LPAについて>
上述したように、端末装置20は、ローカルプロファイル管理のための機能要素(ソフトウェア)として、LPA(Local Profile Assistant)を備える。非特許文献1(SGP.21 V2.4)の表27(Table 21)には、LPAの要件(LPA Requirements)が記載されている。
本実施形態の端末装置20を実現するため、LPAの要件として図19のLPAx1~LPAx3に示す要件が加えられてもよい。図19は、LPAの追加の要件を示す図である。LPAx1~LPAx3のx1~x3は、それぞれ、適切な数字に置き換えられる。本実施形態の端末装置20の動作に、LPAx1~LPAx3の少なくとも1つが適用されてもよい。LPAx1~LPAx3に記載の要件は以下のとおりである。
(LPAx1)
LPAは、ダウンロードしたプロファイルの使用条件を確認し、不要なプロファイルを削除するようにユーザに促す必要がある。プロファイルメタデータに使用条件を格納するためのオプションフィールドが含まれておらず、ユーザがそれを希望する場合、LPAは、ユーザに対し、それを設定し、LPA自身のデータとして維持するよう依頼することができる。
(LPAx2)
LPAは、不要なプロファイルを削除するようユーザに推奨するかどうかを決定する独自の条件も有する。このような条件はこのドキュメントの範囲外であり、実装に任されている。
(LPAx3)
LPAは、eUICCの空きメモリのサイズが別のプロファイルをダウンロードするのに十分でない可能性がある場合は、不要なプロファイルを削除することをユーザに推奨する必要がある。閾値はこのドキュメントの範囲外であり、実装に任されている。
<<4.変形例>>
上述の実施形態は一例を示したものであり、種々の変更及び応用が可能である。
<4-1.利用の終了条件に関する変形例>
上述の<3-2.プロファイル管理処理>では、プロファイルの利用の終了条件の例として下記(B1)~(B5)の5つを挙げた。
(B1)プロファイルに設定されたデータ使用量に達したこと
(B2)プロファイルに設定された利用期限に達したこと
(B3)プロファイルに設定された使用可能エリア外に出たこと
(B4)プロファイルの無効状態(利用されていない状態)が所定期間続いたこと
(B5)端末装置20の圏外状態が所定期間続いたこと
しかし、終了条件はこれらに限られず、例えば、以下の(B6)に示す条件が含まれていてもよい。
(B6)プロファイルを保存するメモリの使用量が所定量(所定割合)を超えたこと
また、終了条件は、複数の条件を組み合わせたものであてもよい。例えば、終了条件は、上記(B1)~(B6)の中から選択される複数の条件を組み合わせたものであってもよい。例えば、端末装置20の判別部235は、(B6)メモリの使用量が所定量を超えている場合、かつ、(B4)プロファイルが利用されていない状態が所定期間続いた場合に、終了条件が満たされたと判別してもよい。メモリの残量が少なくなったタイミングで、ユーザにプロファイルの管理を促すことができる。
<4-2.プロファイルの削除に関する変形例>
上述の<3-2.プロファイル管理処理>では、端末装置20は、プロファイルに設定された終了条件が満たされた場合に、ユーザインタフェースを介して、当該プロファイルを削除するか否かをユーザに問い合わせた(例えば、図12~図17)。しかし、端末装置20は、プロファイルに設定された終了条件が満たされた場合に自動的に当該プロファイルを削除するよう構成されていてもよい。
このとき、端末装置20は、プロファイルをダウンロードした際に、特定の条件に該当した場合にはプロファイルが自動的に削除される旨の同意を予めユーザにとってもよい。例えば、端末装置20の出力制御部233は、プロファイルをダウンロードした際に、ユーザインタフェースを介して、プロファイルに設定された終了条件が満たされた場合に自動的に該プロファイルを削除するか否かをユーザに問い合わせる。端末装置20の記録制御部234は、自動的にプロファイルを削除する旨の選択がユーザによってなされた場合であって、当該プロファイルに設定された終了条件が満たされた場合には、ユーザに問い合わせることなく、自動的に当該プロファイルを削除する。
これにより、プロファイルの管理をさらに容易にすることができる。
<4-3.その他の変形例>
本実施形態のサーバ10、端末装置20を制御する制御装置は、専用のコンピュータシステムにより実現してもよいし、汎用のコンピュータシステムによって実現してもよい。
例えば、上述の動作を実行するための通信プログラムを、光ディスク、半導体メモリ、磁気テープ、フレキシブルディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布する。そして、例えば、該プログラムをコンピュータにインストールし、上述の処理を実行することによって制御装置を構成する。このとき、制御装置は、サーバ10、端末装置20の外部の装置(例えば、パーソナルコンピュータ)であってもよい。また、制御装置は、サーバ10、端末装置20の内部の装置(例えば、制御部13、制御部23)であってもよい。
また、上記通信プログラムをインターネット等のネットワーク上のサーバが備えるディスク装置に格納しておき、コンピュータにダウンロード等できるようにしてもよい。また、上述の機能を、OS(Operating System)とアプリケーションソフトとの協働により実現してもよい。この場合には、OS以外の部分を媒体に格納して配布してもよいし、OS以外の部分をサーバに格納しておき、コンピュータにダウンロード等できるようにしてもよい。
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。なお、この分散・統合による構成は動的に行われてもよい。
また、上述の実施形態は、処理内容を矛盾させない領域で適宜組み合わせることが可能である。また、上述の実施形態のフローチャートに示された各ステップは、適宜順序を変更することが可能である。
また、例えば、本実施形態は、装置またはシステムを構成するあらゆる構成、例えば、システムLSI(Large Scale Integration)等としてのプロセッサ、複数のプロセッサ等を用いるモジュール、複数のモジュール等を用いるユニット、ユニットにさらにその他の機能を付加したセット等(すなわち、装置の一部の構成)として実施することもできる。
なお、本実施形態において、システムとは、複数の構成要素(装置、モジュール(部品)等)の集合を意味し、全ての構成要素が同一筐体中にあるか否かは問わない。したがって、別個の筐体に収納され、ネットワークを介して接続されている複数の装置、及び、1つの筐体の中に複数のモジュールが収納されている1つの装置は、いずれも、システムである。
また、例えば、本実施形態は、1つの機能を、ネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
<<5.むすび>>
以上説明したように、本開示の一実施形態によれば、端末装置20は、無線通信に関するプロファイルの保存及び削除に関する機能を備える。例えば、端末装置20は、eSIMプロファイルを管理するためのLPA(Local Profile Assistant)を備える。端末装置20には、複数のプロファイルを記録可能である。端末装置20は、プロファイルの使用の終了条件を満たすか否かを判別するよう構成されている。端末装置20は、終了条件が満たされたと判別した場合に、ユーザインタフェースを介して、ユーザに対し、プロファイルの削除に関する問合せを実行する。端末装置20は、ユーザからプロファイルを削除する旨の応答を取得した場合には、プロファイルの削除を実行する。
これにより、プロファイルの管理が容易になるので、端末装置20の利便性が向上する。例えば、有効ではない、もしくは有効に使用されていないプロファイルを消去する契機をユーザに与えることにより、ユーザに対し、他のeSIM対応機器へのプロファイルの移動や、不要になったプロファイルの解約を促すことが可能になる。また、有効ではない、もしくは有効に使用されていないプロファイルを消去する契機をユーザに与えることにより、eUICC内のメモリの空き容量を増加させることができる。
以上、本開示の各実施形態について説明したが、本開示の技術的範囲は、上述の各実施形態そのままに限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。また、異なる実施形態及び変形例にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
また、本明細書に記載された各実施形態における効果はあくまで例示であって限定されるものでは無く、他の効果があってもよい。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
無線通信に関するプロファイルの保存及び削除に関する機能を備える通信装置であって、
前記プロファイルの利用の終了条件を満たすか否かを判別する判別部と、
前記終了条件を満たした場合に、ユーザインタフェースを介して、前記プロファイルの削除に関する問合せを実行する出力制御部と、
を備える通信装置。
(2)
前記通信装置は、複数のプロファイルをメモリに記録する機能を備える、
前記(1)に記載の通信装置。
(3)
前記終了条件には、前記プロファイルに設定されたデータ使用量に達したこと、が含まれる、
前記(1)又は(2)に記載の通信装置。
(4)
前記終了条件には、前記プロファイルに設定された利用期限に達したこと、が含まれる、
前記(1)~(3)のいずれかに記載の通信装置。
(5)
前記終了条件には、前記プロファイルに設定された使用可能エリア外に出たこと、が含まれる、
前記(1)~(4)のいずれかに記載の通信装置。
(6)
前記終了条件には、前記プロファイルの無効状態が所定期間続いたこと、が含まれる、
前記(1)~(5)のいずれかに記載の通信装置。
(7)
前記通信装置は、複数のプロファイルをメモリに記録する機能を備え、
前記終了条件には、前記プロファイルが利用されていない状態が所定期間続いたこと、が含まれ、
前記判別部は、前記メモリの使用量が所定量を超えている場合、かつ、前記プロファイルが利用されていない状態が所定期間続いた場合に、前記終了条件が満たされたと判別する、
前記(1)~(6)のいずれかに記載の通信装置。
(8)
前記終了条件には、前記通信装置の圏外状態が所定期間続いたこと、が含まれ、
前記判別部は、前記プロファイルが有効な状態であっても、前記通信装置の圏外状態が所定期間続いた場合には、前記終了条件が満たされたと判別する、
前記(1)~(7)のいずれかに記載の通信装置。
(9)
前記プロファイルに前記終了条件が設定されていない場合に、前記プロファイルに前記終了条件を設定する設定部、をさらに備える、
前記(1)~(8)のいずれかに記載の通信装置。
(10)
前記出力制御部は、前記プロファイルに前記終了条件が設定されていない場合に、ユーザインタフェースを介して、前記プロファイルに前記終了条件の設定に関する問合せを実行し、
前記設定部は、前記終了条件の設定に関する問合せへのユーザの応答に基づいて前記プロファイルに前記終了条件を設定する、
前記(9)に記載の通信装置。
(11)
前記プロファイルの削除に関する問合わせへのユーザの応答に基づいて前記プロファイルを削除する記録制御部、をさらに備える、
前記(1)~(10)のいずれかに記載の通信装置。
(12)
前記出力制御部は、前記プロファイルに設定された終了条件が満たされた場合に自動的に該プロファイルを削除するか否かを、ユーザインタフェースを介してユーザに問合せ、
前記記録制御部は、自動的に前記プロファイルを削除する旨の選択がなされた場合であって、該プロファイルに設定された終了条件が満たされた場合には、ユーザに問い合わせることなく、自動的に該プロファイルを削除する、
前記(11)に記載の通信装置。
(13)
前記プロファイルは、eSIMプロファイルである、
前記(1)~(12)のいずれかに記載の通信装置。
(14)
前記通信装置は、スマートフォンである、
前記(1)~(13)のいずれかに記載の通信装置。
(15)
無線通信に関するプロファイルの記録及び削除に関する機能を備える通信装置が実行する通信方法であって、
前記プロファイルの利用の終了条件を満たすか否かを判別し、
前記終了条件を満たした場合に、ユーザインタフェースを介して、前記プロファイルの削除に関する問合せを実行する、
通信方法。
1 通信システム
10 サーバ
20 端末装置
11、21 記憶部
12、22 通信部
13、23 制御部
24 入力部
25 出力部
231 取得部
232 設定部
233 出力制御部
234 記録制御部
235 判別部
N1、N2 ネットワーク

Claims (15)

  1. 無線通信に関するプロファイルの保存及び削除に関する機能を備える通信装置であって、
    前記プロファイルの利用の終了条件を満たすか否かを判別する判別部と、
    前記終了条件を満たした場合に、ユーザインタフェースを介して、前記プロファイルの削除に関する問合せを実行する出力制御部と、
    を備える通信装置。
  2. 前記通信装置は、複数のプロファイルをメモリに記録する機能を備える、
    請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記終了条件には、前記プロファイルに設定されたデータ使用量に達したこと、が含まれる、
    請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記終了条件には、前記プロファイルに設定された利用期限に達したこと、が含まれる、
    請求項1に記載の通信装置。
  5. 前記終了条件には、前記プロファイルに設定された使用可能エリア外に出たこと、が含まれる、
    請求項1に記載の通信装置。
  6. 前記終了条件には、前記プロファイルの無効状態が所定期間続いたこと、が含まれる、
    請求項1に記載の通信装置。
  7. 前記通信装置は、複数のプロファイルをメモリに記録する機能を備え、
    前記終了条件には、前記プロファイルが利用されていない状態が所定期間続いたこと、が含まれ、
    前記判別部は、前記メモリの使用量が所定量を超えている場合、かつ、前記プロファイルが利用されていない状態が所定期間続いた場合に、前記終了条件が満たされたと判別する、
    請求項1に記載の通信装置。
  8. 前記終了条件には、前記通信装置の圏外状態が所定期間続いたこと、が含まれ、
    前記判別部は、前記プロファイルが有効な状態であっても、前記通信装置の圏外状態が所定期間続いた場合には、前記終了条件が満たされたと判別する、
    請求項1に記載の通信装置。
  9. 前記プロファイルに前記終了条件が設定されていない場合に、前記プロファイルに前記終了条件を設定する設定部、をさらに備える、
    請求項1に記載の通信装置。
  10. 前記出力制御部は、前記プロファイルに前記終了条件が設定されていない場合に、ユーザインタフェースを介して、前記プロファイルに前記終了条件の設定に関する問合せを実行し、
    前記設定部は、前記終了条件の設定に関する問合せへのユーザの応答に基づいて前記プロファイルに前記終了条件を設定する、
    請求項9に記載の通信装置。
  11. 前記プロファイルの削除に関する問合わせへのユーザの応答に基づいて前記プロファイルを削除する記録制御部、をさらに備える、
    請求項1に記載の通信装置。
  12. 前記出力制御部は、前記プロファイルに設定された終了条件が満たされた場合に自動的に該プロファイルを削除するか否かを、ユーザインタフェースを介してユーザに問合せ、
    前記記録制御部は、自動的に前記プロファイルを削除する旨の選択がなされた場合であって、該プロファイルに設定された終了条件が満たされた場合には、ユーザに問い合わせることなく、自動的に該プロファイルを削除する、
    請求項11に記載の通信装置。
  13. 前記プロファイルは、eSIMプロファイルである、
    請求項1に記載の通信装置。
  14. 前記通信装置は、スマートフォンである、
    請求項1に記載の通信装置。
  15. 無線通信に関するプロファイルの記録及び削除に関する機能を備える通信装置が実行する通信方法であって、
    前記プロファイルの利用の終了条件を満たすか否かを判別し、
    前記終了条件を満たした場合に、ユーザインタフェースを介して、前記プロファイルの削除に関する問合せを実行する、
    通信方法。
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