JP2023168824A - 画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】生産性を確保しながらも、ジャムの発生を抑えて安定した搬送を実現する。【解決手段】シートの先端がシートセンサを通過した時に減速して斜行補正部まで搬送するようにシートの搬送を開始するタイミングを第1タイミングとし、シートの先端がシートセンサを通過した後、斜行補正部に到達する時に減速するようにシートの搬送を開始するタイミングを第1タイミングより後の第2タイミングTm12とし、シートの先端がシートセンサを通過した後、斜行補正部に到達する前に減速して斜行補正部まで搬送するようにシートの搬送を開始するタイミングを第1タイミングより後、かつ、第2タイミングTm12より前の第3タイミングTm13とする。この場合に、画像形成部において画像が形成されたシートを両面搬送部で一旦停止してから斜行補正部に向けて搬送を開始するタイミングを、第3タイミングTm13とする。【選択図】図5

Description

本発明は、電子写真方式や静電記録方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、あるいは、これら複数の機能を備えた複合機などの画像形成装置及び画像形成システムに関するものである。
シートの第1面及び第2面のそれぞれに印刷する両面印刷を実施可能な画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。この画像形成装置では、例えば、第1面に画像が形成されたシートを表裏反転させた後、両面搬送路内で一時的に停止させ、シートの第2面に画像形成を行うための再給送まで待機させる両面待機を行うようにしている。また、画像形成装置内のシートカセットを有する給送部に加え、画像形成装置に外部からシートを給送する給送装置を画像形成装置の上流側に接続してなる画像形成システムが開発されている。給送部を画像形成装置の内外に有することで、連続して稼働して生産性の向上を図ることができる。
これらのような両面印刷可能な画像形成装置あるいは外部に給送装置が接続された画像形成装置においては、シートと画像との位置ずれを抑制するために、以下のようにレジストレーション処理をするものがあった。即ち、画像形成装置の給送部、両面待機位置、あるいは給送装置から給送したシートを予め定められた位置で一旦停止(以下、プレレジ停止という)させ、画像形成タイミングに合わせて再びシートを搬送するレジストレーション処理を実行する。
特開2006-290526号公報
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置では、上述したレジストレーション処理を実現するためには、例えば、給送されたシートの搬送タイミングのばらつきを吸収できる分の時間をプレレジ停止させる必要がある。即ち、プレレジ停止の時間を十分に確保しないと、シート詰まり(ジャム)を発生する虞がある。その一方、プレレジ停止する時間が長いほど、生産性が低下してしまう。
そこで、本発明は、生産性を確保しながらも、ジャムの発生を抑えて安定した搬送を実現可能な画像形成装置及び画像形成システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る画像形成装置は、シートを収容する収容部と、シートに画像を形成する画像形成部と、前記収容部から前記画像形成部に向けて搬送経路を形成し、前記搬送経路においてシートを搬送する搬送部と、前記搬送部と前記画像形成部との間に配置され、シートを前記搬送部における搬送速度より遅い搬送速度で搬送しながらシートの斜行を補正する斜行補正部と、前記搬送経路において前記収容部と前記斜行補正部との間に配置され、前記搬送経路を搬送されるシートを検知する検知部と、前記画像形成部によって画像が形成されたシートの表裏を反転させて搬送し、前記搬送経路における前記検知部と前記収容部との間に合流させる再搬送部と前記搬送部及び前記再搬送部によるシートの搬送速度を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、シートの先端が前記検知部を通過した時に減速して前記斜行補正部まで搬送するようにシートの搬送を開始するタイミングを第1タイミングとし、シートの先端が前記検知部を通過した後、前記斜行補正部に到達する時に減速するようにシートの搬送を開始するタイミングを前記第1タイミングより後の第2タイミングとし、シートの先端が前記検知部を通過した後、前記斜行補正部に到達する前に減速して前記斜行補正部まで搬送するようにシートの搬送を開始するタイミングを前記第1タイミングより後、かつ、前記第2タイミングより前の第3タイミングとした場合に、前記画像形成部において画像が形成されたシートを前記再搬送部で一旦停止してから前記斜行補正部に向けて搬送を開始するタイミングを、前記第3タイミングとすることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る画像形成装置は、シートを収容する収容部と、シートに画像を形成する画像形成部と、前記収容部から前記画像形成部に向けて搬送経路を形成し、前記搬送経路においてシートを搬送する搬送部と、前記搬送部と前記画像形成部との間に配置され、シートの先端が突き当たることで前記搬送経路を搬送されるシートの斜行を補正する斜行補正部と、前記搬送経路において前記収容部と前記斜行補正部との間に配置され、前記搬送経路を搬送されるシートを検知する検知部と、前記画像形成部によって画像が形成されたシートの表裏を反転させて搬送し、前記搬送経路における前記検知部と前記収容部との間に合流させる再搬送部と前記搬送部及び前記再搬送部によるシートの搬送速度を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、シートの先端が前記検知部を通過した後、前記斜行補正部に到達して一旦停止されてから前記斜行補正部に進入するようにシートの搬送を開始するタイミングを第1タイミングとし、シートの先端が前記検知部を通過した後、前記第1タイミングで搬送開始した場合の前記斜行補正部への到達よりも後に前記斜行補正部に到達して一旦停止されずに前記斜行補正部に進入するようにシートの搬送を開始するタイミングを第2タイミングとし、シートの先端が前記検知部を通過した後、前記第1タイミングで搬送開始した場合の前記斜行補正部への到達よりも後、かつ、前記第2タイミングで搬送開始した場合の前記斜行補正部への到達よりも前に前記斜行補正部に到達して一旦停止されてから前記斜行補正部に進入するようにシートの搬送を開始するタイミングを第3タイミングとした場合に、前記画像形成部において画像が形成されたシートを前記再搬送部で一旦停止してから前記斜行補正部に向けて搬送を開始するタイミングを、前記第3タイミングとすることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る画像形成システムは、シートを収容する第1収容部と、シートに画像を形成する画像形成部と、前記第1収容部から前記画像形成部に向けて第1搬送経路を形成し、前記第1搬送経路においてシートを搬送する第1搬送部と、前記第1搬送部と前記画像形成部との間に配置され、シートを前記第1搬送部における搬送速度より遅い搬送速度で搬送しながらシートの斜行を補正する斜行補正部と、前記第1搬送経路において前記第1収容部と前記斜行補正部との間に配置され、前記第1搬送経路を搬送されるシートを検知する検知部と、を有する画像形成装置と、シートを収容する第2収容部と、前記第2収容部から前記第1搬送経路における前記検知部と前記第1収容部との間に合流する第2搬送経路を形成し、前記第2搬送経路においてシートを搬送する少なくとも1つの搬送ローラ対を有する第2搬送部と、を有する給送装置と、前記第1搬送部によるシートの搬送速度を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、シートの先端が前記検知部を通過した時に減速して前記斜行補正部まで搬送するようにシートの搬送を開始するタイミングを第1タイミングとし、シートの先端が前記検知部を通過した後、前記斜行補正部に到達する時に減速するようにシートの搬送を開始するタイミングを前記第1タイミングより後の第2タイミングとし、シートの先端が前記検知部を通過した後、前記斜行補正部に到達する前に減速して前記斜行補正部まで搬送するようにシートの搬送を開始するタイミングを前記第1タイミングより後、かつ、前記第2タイミングより前の第3タイミングとした場合に、前記第2収容部から搬送されたシートを前記斜行補正部に向けて搬送を開始するタイミングを、前記第3タイミングとし、かつ、前記第2収容部から搬送されたシートの後端が全ての前記搬送ローラ対を通過した後とすることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置及び画像形成システムによれば、生産性を確保しながらも、ジャムの発生を抑えて安定した搬送を実現することができる。
第1の実施形態に係る画像形成システムを示す概略図である。 第1の実施形態に係る制御系を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の給送ユニットから給送する場合のシートの搬送距離を示すダイヤグラムである。 第1の実施形態に係る画像形成装置の両面搬送部から再給送する場合のシートの搬送距離を示すダイヤグラムであり、両面待機時間が短い場合である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の両面搬送部から再給送する場合のシートの搬送距離を示すダイヤグラムであり、両面待機時間が長い場合である。 第1の実施形態に係る画像形成システムにより両面印刷する場合の処理手順を示すフローチャートの前半である。 第1の実施形態に係る画像形成システムにより両面印刷する場合の処理手順を示すフローチャートの後半である。 第2の実施形態に係るシート搬送装置の給送ユニットから給送する場合のシートの搬送距離を示すダイヤグラムであり、シート後端がシート搬送装置の搬送ローラから抜ける前に減速する場合である。 第2の実施形態に係るシート搬送装置の給送ユニットから給送する場合のシートの搬送距離を示すダイヤグラムであり、シート後端がシート搬送装置の搬送ローラから抜けた後に減速する場合である。 第2の実施形態に係る画像形成システムによりシート搬送装置から給送されたシートに印刷する場合の処理手順を示すフローチャートの前半である。 第3の実施形態に係る画像形成装置の給送ユニットから給送する場合のシートの搬送距離を示すダイヤグラムである。 第3の実施形態に係る画像形成装置の両面搬送部から再給送する場合のシートの搬送距離を示すダイヤグラムであり、両面待機時間が短い場合である。 第3の実施形態に係る画像形成装置の両面搬送部から再給送する場合のシートの搬送距離を示すダイヤグラムであり、両面待機時間が長い場合である。 第3の実施形態に係る画像形成システムにより両面印刷する場合の処理手順を示すフローチャートの前半である。 第3の実施形態に係る画像形成システムにより両面印刷する場合の処理手順を示すフローチャートの後半である。
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態を、図1~図7を参照しながら詳細に説明する。図1に示すように、画像形成システム100は、画像形成装置1とシート給送装置2とを有している。画像形成装置1は、プリンタ、複写機、ファクシミリ、及び複合機を含み、外部PCから入力された画像情報や原稿から読取った画像情報に基づいて、記録媒体として用いられるシートに画像を形成する。本実施形態では、画像形成装置1として電子写真方式のフルカラーレーザプリンタを適用している。なお、本実施形態の画像形成装置1では電子写真方式のフルカラーレーザプリンタを適用しているが、例えば、電子写真方式に代えてインクジェット方式の画像形成手段を備えた画像形成装置としてもよい。
[画像形成装置の概要]
画像形成装置1は、例えば一般事務用途以外の印刷に対応可能なPOD機であり、記録媒体として用紙及び封筒等の紙、光沢紙、オーバーヘッドプロジェクタ用シート(OHT)等のプラスチックフィルム、並びに布等の様々なシートを用いることができる。画像形成装置1の装置本体1Aには、シートSを収容する給送カセット51と、給送カセット51から給送されたシートSに画像を形成する画像形成エンジン10と、が収容されている。画像形成部の一例である画像形成エンジン10は、イエロー、マゼンタ、シアン、及びブラックのトナー像を形成する4つの画像形成部PY,PM,PC,PKと、中間転写体である中間転写ベルト506と、を備えたタンデム型中間転写方式である。画像形成部PY~PKは、それぞれ感光体である感光ドラム1Y,1M,1C,1Kを有する電子写真ユニットである。尚、中間転写ベルト506は、画像を担持する像担持体の一例である。
画像形成部PY~PKは、現像に用いるトナーの色が異なる以外は同様に構成されるため、イエローの画像形成部PYを例に画像形成部の構成及びトナー像の形成プロセス(画像形成動作)について説明する。画像形成部PYは、感光ドラム1Yの他に、露光装置511、現像装置510、及びドラムクリーナ509を有する。感光ドラム1Yは、外周部に感光層を有するドラム状の感光体であり、中間転写ベルト506の回転方向(矢印R2)に沿った方向(矢印R1)に回転する。感光ドラム1Yの表面は、帯電ローラ等の帯電手段から電荷を供給されることで帯電する。露光装置511は、画像情報に応じて変調されたレーザ光を発し、反射装置512を含む光学系によって感光ドラム1Yを走査することで、感光ドラム1Yの表面に静電潜像を描き込む。現像装置510は、トナーを含む現像剤を収容し、感光ドラム1Yにトナーを供給することで静電潜像をトナー像に現像する。感光ドラム1Yに形成されたトナー像は、一次転写装置である一次転写ローラ507と中間転写ベルト506との間のニップ部である一次転写部において中間転写ベルト506に一次転写される。転写後に感光ドラム1Yに残留した残トナーは、ドラムクリーナ509によって除去される。
中間転写ベルト506は、駆動ローラ504、従動ローラ505、二次転写内ローラ503、及び一次転写ローラ507に巻き掛けられ、駆動ローラ504により図中時計回り方向(矢印R2)に回転駆動される。上述の画像形成動作は各画像形成部PY~PKにおいて並行して進められ、4色のトナー像が互いに重なるように多重転写されることで、中間転写ベルト506にフルカラーのトナー像が形成される。このトナー像は、中間転写ベルト506に担持されて二次転写部に搬送される。二次転写部は、二次転写ローラ56と二次転写内ローラ503との間のニップ部として構成され、二次転写ローラ56にトナーの帯電極性とは逆極性のバイアス電圧が印加されることでトナー像がシートSに二次転写される。即ち、二次転写ローラ56は、中間転写ベルト506の画像をシートSに転写する転写部の一例である。転写後に中間転写ベルト506に残留した残トナーは、ベルトクリーナ508によって除去される。
トナー像を転写されたシートSは、定着前搬送部57により定着ユニット58へと受け渡される。定着ユニット58は、シートSを挟持して搬送する定着ローラ対と、ハロゲンヒータ等の熱源とを有し、シートSに担持されたトナー像を加熱及び加圧する。これにより、トナー粒子が溶融・固着して、シートSに定着した定着画像を得られる。
[画像形成装置の給送系]
次に、給送カセット51に収容されたシートSを給送し、画像が形成されたシートSを機体外部に排出するシート搬送系の構成及び動作について説明する。シート搬送系は、大まかに搬送ユニット54、レジストレーション部30、分岐搬送部59、再搬送部5を含む。
給送カセット51は装置本体1Aに対して引抜き可能に装着され、昇降可能な昇降プレート52に積載されたシートSは、給送ユニット53によって1枚ずつ給送される。給送ユニット53としては、吸引ファンによってベルト部材にシートSを分離吸着して搬送するベルト方式(図1参照)や、ローラ又はパッドを用いた摩擦分離方式が挙げられる。搬送ユニット54は、給送カセット51から画像形成エンジン10に向けて搬送経路である給送パス54aを形成し、給送パス54aにおいてシートを搬送する搬送部の一例である。給送ユニット53から送り出されたシートSは、搬送ユニット54の搬送ローラ対54bによって給送パス54aに沿って搬送され、レジストレーション部30に受け渡される。
レジストレーション部30は、プレレジ搬送部31、斜行補正部32、及びレジストレーションローラ対であるレジローラ7を備え、シートSの斜行を補正してシートSを二次転写部に向けて搬送する。プレレジ搬送部31は、例えば3組の搬送ローラ対を有し、各搬送ローラ対はシート搬送方向にシートSを送り出す。プレレジ搬送部31にはシートSの先端を検知するシートセンサ33が配置されている。即ち、シートセンサ33は、給送パス54aにおいて給送カセット51と斜行補正部32との間に配置され、給送パス54aを搬送されるシートSを検知する。シートセンサ33は、例えば発光部及び受光部を有する反射型の光電センサを用いることができ、その場合は検知位置に到達したシートSによって発光部が発した光が反射され、受光部が反射光を検出することでシートSの通過タイミングが検知される。シートセンサ33の検知結果に基づいてシートSの遅延時間を計測し、それに応じてプレレジ搬送部31におけるシートSの搬送速度を変化させ、遅延時間をキャンセルした後に斜行補正部32にシートを搬送する。この制御については後述する。
斜行補正部32は、基準部材と例えば3つの斜送ローラを備えたサイドレジストレーション方式のシート整合装置である。即ち、斜行補正部32は、搬送ユニット54と画像形成エンジン10との間に配置され、シートを搬送ユニット54における搬送速度より遅い搬送速度で搬送しながらシートSの斜行を補正する。尚、斜行補正部32における搬送速度は、二次転写ローラ56で転写する画像にタイミングを合わせた速度である。シートSは、斜行補正部32において斜行補正が行われた後、二次転写部へと送られる。
二次転写部においてトナー像を転写され、定着ユニット58によって画像の定着が行われたシートSは、シートSの搬送経路を切換可能な切換部材を有する分岐搬送部59に搬送される。シートSに対する画像形成が完了している場合には、シートSは排出ローラ対によって装置本体1Aの外方に配置された排出トレイ500に排出される。
シートSの裏面に画像を形成する場合、シートSは再搬送部5に搬送される。再搬送部5は、反転搬送部501と両面搬送部502とを有し、画像形成エンジン10によって画像が形成されたシートの表裏を反転させて搬送し、給送パス54aにおけるシートセンサ33と給送カセット51との間に合流させる。再搬送部5は、シートの搬送方向を反転する反転経路である反転パス54dと、両面搬送路である再搬送パス54cとを有している。再搬送パス54cは、反転パス54dから搬送されたシートを給送パス54aにおけるシートセンサ33と給送カセット51との間に合流させる。
分岐搬送部59から搬送されたシートSは、反転パス54dを有する反転搬送部501を介して、再搬送パス54cを有する両面搬送部502に受け渡される。反転搬送部501は、正転及び逆転可能な反転ローラ対を有し、シートSをスイッチバックさせて両面搬送部502に受け渡す。両面搬送部502へ搬送されたシートSは、再搬送パス54cにおいて設けられたシートSの先端を検知する検知部4により先端を検知され、再搬送パス54c内で停止され、第2面の画像形成を行うための再給送まで待機される(両面待機)。検知部4としては、例えばシートセンサ33と同様に光学式センサを適用することができる。両面搬送部502は、第2面の画像形成タイミングに合わせてシートSをプレレジ搬送部31へ向けて搬送する。即ち、再搬送部5は、再搬送パス54cにおいてシートを一旦停止してから、斜行補正部32に向けて搬送を開始する。シートSは裏面に画像を形成された後、排出トレイ500へと排出される。
画像形成装置1には、制御部60が設けられている。図2に示すように、制御部60は、CPU61(中央処理装置)と、書換え可能メモリであるRAM62と、読取り専用メモリであるROM63と、外部機器又はネットワークに対するインターフェースであるI/O64とを備える。CPU61は、ユーザインタフェースである操作部3を介して入力された情報や、シートセンサ33及び検知部4からA/D変換部65を介して入力される検知信号に基づいて制御を行う。CPU61は、ROM63等に格納されたプログラムを読出して実行し、ドライバ66を介してレジストレーション部30のアクチュエータである搬送モータ67や両面搬送部502の両面搬送モータ68を駆動制御する。制御部60は、搬送モータ67や両面搬送モータ68の駆動制御により、搬送ユニット54及び再搬送部5によるシートの搬送速度を制御する。
[シート給送装置]
図1に示すように、画像形成装置1の搬送路54eの上流側には、給送装置の一例であるシート給送装置2が接続されている。シート給送装置2は、画像形成装置1の給送カセット51と同様の構成の給送カセット21及び給送ユニット23が上下方向に並んで3つ設けられており、それぞれの給送カセット21に収容されたシートSは給送ユニット23によって給送される。各給送カセット21は、シートSを収容する第2収容部の一例である。
画像形成装置1と同様に、シートSは、給送ユニット23により画像形成装置1の画像形成タイミングに合わせて給送される。シートSは、搬送ユニット22により水平パス24を画像形成装置1に向けて搬送される。搬送ユニット22は、給送カセット21から給送パス54aにおけるシートセンサ33と給送カセット51との間に合流する第2搬送経路としての水平パス24を形成する第2搬送部の一例である。搬送ユニット22は、水平パス24においてシートSを搬送する少なくとも1つの搬送ローラ対26を有している。
水平パス24には、シートSの先端を検知する検知部25が配置されている。検知部25としては、例えばシートセンサ33と同様に光学式センサを適用することができる。検知部25でシートSの先端を検知すると、シートSを一旦停止させる。そして再び画像形成装置1の画像形成タイミングに合わせてシートを再給送し、画像形成装置1にシートSを搬送する。これにより、給送ユニット23で生じた搬送タイミングのばらつきを補正することが可能となる。尚、シート給送装置2の給送ユニット23や搬送ユニット22は、画像形成装置1の制御部60により制御可能になっている。
[変速制御]
次に、シートSの遅延を挽回する変速制御について、詳細に説明する。図3は、横軸に時間、縦軸に距離(位置)を取ったシート先端のダイヤグラムを表している。尚、本説明では、画像形成装置1の内部に設けられた給送ユニット53から給送されたシートSの動きを例にとって説明する。前提として、二次転写部における転写タイミングが設定され、この転写タイミングに合わせてシートSを搬送する必要があり、それに間に合わせるために給送ユニット53からシートを給送するようにしている。
実線は、遅延がない理想的な線図(以下、基準線L1という)を表している。給送ユニット53から給送されたシートSは、プレレジ搬送部31に設けられたシートセンサ33において、遅延がない理想的なタイミング(基準線L1)と比較される。理想的なタイミングに対して遅延がなければ、すぐに減速動作を実施し、減速した速度のまま下流の斜行補正部32にシートを搬送する。
もし、遅延が発生していれば(例えば、破線の遅延線L2)、すぐに減速は行わず、速い速度を維持したまま搬送し、基準線L1の減速タイミングより遅れたタイミングで減速を行い、基準線L1に合流させる。即ち、遅延が発生した場合は、早い速度で搬送する距離を長くすることで、遅延分を挽回している。
また、一点鎖線は、最遅延線L3を示している。最遅延線L3とは、どの位置までに遅延分を挽回すること必要なのかを定義し、それを達成できる最終のタイミングでシートセンサ33に到達した場合を示す。本実施形態では、斜行補正部32に到達するまでに遅延分を挽回することが必要であると定義し、最遅延線L3を定義している。即ち、斜行補正部32に到達する時までに減速が完了していればいいので、最遅延線L3の減速するポイントは、斜行補正部32に到達する点に設定される。
このようにして、シートセンサ33に到達するタイミングに遅延があったとしても減速するタイミングを変えることで遅延を挽回して、斜行補正部32に到達するタイミングでは遅延をキャンセルすることができる。また、その時最大どのくらい遅延しても挽回が可能かを表す範囲をジャムマージンと呼び、このジャムマージンは図3に示した基準線L1と最遅延線L3とがシートセンサ33に到達するタイミングの差で定義される。即ち、このジャムマージンの分だけは遅延しても挽回可能である。
以上が、変速制御による遅延を挽回する制御の詳細である。尚、ここまでは、画像形成装置1の内部の給送ユニット53から給送されたシートSの動きの例について説明してきた。次に、両面搬送の場合の現状の課題と本開示の制御について詳細に説明する。
[両面搬送における従来の課題と本開示の制御]
図4に従来構成の両面搬送時のダイヤグラムを示し、図5に本発明の第1の実施形態についてのダイヤグラムを示す。尚、これらの図では、点線を先述した画像形成装置1の給送ユニット53から給送されたシートSの基準線L1とし、実線を両面搬送部502からの再給送時の線図とし、一点鎖線を最遅延線L3とし、これらを比較のため重ねて表示している。
図4に示す従来制御では、上述した画像形成装置1の給送ユニット53から給送された基準線L1に沿ってシートセンサ33に到達するよう両面搬送部502から再給送するタイミングを設定している(両面線L4)。これによって、両面搬送部502から給送されたシートも、画像形成装置1の給送ユニット53と同様のジャムマージンを有した状態で斜行補正部32へ搬送される。
ここで、両面搬送部502から再給送されるタイミングTm11はシートに適切に画像が形成されるようなタイミングで給送されるため、画像形成が行われると自ずと決定されるタイミングである。一方で、タイミングTm1は第1面の画像が形成され、反転して再搬送パス54cを経由して、装置内を一周回って搬送されたシートが検知部4により先端を検知し、再搬送パス54c内で一時的に停止するタイミングである。その後、再給送されるまでの間、シートは停止して待機している。尚、この停止している時間を両面待機時間T1と呼ぶ。
そして、もし両面搬送部502での再給送のタイミングTm11に、装置内を一周回ってきたシートが間に合わないと、再給送されずジャムに至ってしまう虞がある。そのため、装置内を一周回ってきたシートが遅延して再搬送パス54cに到達が遅れた場合でも再給送タイミングTm11に間に合わせるため、両面待機時間T1は、あらかじめ、装置内を一周回ってきたシートの最大遅延時間以上を確保しなければいけない。以上のように、両面印刷の場合は、両面待機時間T1を確保することが重要となるが、高生産性を達成するうえでこの時間の確保が難しくなっていると言える。それは、タイミングTm11は画像形成に間に合うように設定されることから、高生産性を達成するために再給送タイミングTm11を早くすることが望まれ、両面待機時間T1を確保することとは相反するためである。以上が現状の課題である。
これに対し、本実施形態は高生産性を維持しつつ、両面待機時間を確保する構成を実現するものであり、図5を用いて説明する。ここで着目するのは、両面再給送されるタイミングである。この両面再給送のタイミングは、従来制御では、画像形成装置1の給送ユニット53と同様のタイミングで遅延時間を検知するシートセンサ33に搬送されるように制御されていた。これによって、画像形成装置1の給送ユニット53と、両面搬送部502から給送されたシートのジャムマージンが一律同じ分だけ確保できるようになっていた。しかしながら、両面搬送部502から搬送されるシートは、画像形成装置1の給送ユニット53から搬送されたシートに対して、遅延時間が少ないという特性がある。その理由を以下に示す。
画像形成装置1の給送ユニット53は、エアによるシート給送方式を採用している、シートを下流に搬送する過程で、エアによって浮上させたシートをエアによる吸引で搬送するためのベルトに吸着する工程がある。この吸着は、シートの浮上状態のばらつきによって、吸着タイミングが安定しにくいため、結果として給送タイミングが遅延しやすいという特徴がある。
これに対し、両面搬送部502からから再給送されるシートを搬送するには、シートを再給送する指令が出た後、予め挟持されているローラを両面搬送モータ68を駆動するだけである。このため、ソフト処理的なディレイのみの遅延で搬送されるため、給送タイミングの遅延が少ない。即ち、従来では、両面搬送部502から給送されたシートのジャムマージンは一律、画像形成装置1の給送ユニット53と同様に設けられていたが、上記した理由によって、過剰に設けられていると言える。そのため、本実施形態では、両面搬送部502からの給送タイミングTm13を従来のタイミングTm11よりも敢えて遅らせることで、両面待機時間T2を従来制御の両面待機時間T1よりも長く確保できるようにしている(両面線L5)。これによってジャムマージンは減ってしまうものの、上記したように両面再給送は遅延時間が少ないため、装置全体の制御としては成立する。
上述したように、遅延時間が大きい画像形成装置1の給送ユニット53からの給送タイミングを相対的に早くすることで、遅延時間を計測するシートセンサ33に到達するタイミングを早くし、変速制御により挽回できるジャムマージンを多くする。一方、遅延時間が少なく、変速制御によるジャムマージンが少なくて済む両面搬送部502からの再給送は相対的に給送タイミングを遅らせることで、シートセンサ33に到達するタイミングを遅くする。これによって、両面待機時間を従来制御よりも多く確保することが可能となり、一周してきたシートが両面搬送部502からの再給送に間に合わないといったようなジャムを防止することができる。
ここで、本実施形態では、図4に示すように、シートの先端がシートセンサ33を通過した時に減速して斜行補正部32まで搬送するように、シートの搬送を開始するタイミングを第1タイミングTm11とすることにより、基準線L1の動きとなる。シートの先端がシートセンサ33を通過した時とは、シートセンサ33により検知された時でもある。また、シートの先端がシートセンサ33を通過した後、斜行補正部32に到達する時に減速するように、シートの搬送を開始するタイミングを第1タイミングTm11より後の第2タイミングTm12とすることにより、最遅延線L3の動きとなる。更に、図5に示すように、シート先端がシートセンサ33を通過した後、斜行補正部32に到達する前に減速して斜行補正部32まで搬送するように、シートの搬送を開始するタイミングを第3タイミングTm13とすることにより、両面線L5の動きとなる。第3タイミングTm13は、第1タイミングTm11より後、かつ、第2タイミングTm12より前である。そして、本実施形態では、画像形成エンジン10において画像が形成されたシートを再搬送部5で一旦停止してから斜行補正部32に向けて搬送を開始するタイミングを、第3タイミングTm13とする。
更に、本実施形態では、第3タイミングTm13を第2タイミングTm12よりジャムマージンの分だけ所定時間前に設定する。これにより、ジャムマージンを確保し、不測の遅延に備えることができる。また、本実施形態では、給送ユニット53に収容されたシートを斜行補正部32に向けて搬送を開始するタイミングを、両面搬送部502から第1タイミングTm11で給送したものと同じく基準線L1の動きになるタイミングTm110としている。
また、図5に示すように、基準線L1の動きをする場合に、シートの先端がシートセンサ33を通過した時、即ち、シートセンサ33により検知された時から、斜行補正部32に到達し進入するまでの時間をt1とする。同様に、最遅延線L3の動きをする場合に、シートの先端がシートセンサ33を通過した時から、斜行補正部32に到達し進入するまでの時間をt2とする。また、両面線L5の動きをする場合に、シートの先端がシートセンサ33を通過した時から、斜行補正部32に到達し進入するまでの時間をt3とする。この場合、t1<t3<t2の関係になり、ジャムマージンはt3-t2となる。
これまで説明した制御について、図6及び図7に示すフローチャートを用いて説明する。ここでは、画像形成装置1の給送ユニット53から給送されたシートが第1面の画像形成を経た後、再搬送パス54cを通過して第2面の画像形成が行われ、排出されるまでを説明する。
操作部3により、シートの坪量、サイズ、動作モード、給送位置の指定、枚数K枚が入力される(ステップS1)。ここでの動作モードは、例えば、ファイスアップ(FU)、フェイスダウン(FD)、両面通紙(DUP)である。尚、本実施形態では、上述したように動作モードは両面通紙(DUP)、給送位置は画像形成装置1の給送カセット51が設定されたものとする。
CPU61は、印刷枚数のカウンタNを1とし(ステップS2)、画像形成装置1の給送ユニット53からシートを給送する(ステップS3)。この時、上述したようにシートを搬送ベルトに吸着するときに生じる遅延時間を有した状態でシートが給送されることとなる。シートがシートセンサ33に到達すると(ステップS4)、シートセンサ33で検知された信号がA/D変換部65によりデジタル変換され、CPU61に入力される。CPU61内では、理想的なシートセンサ33に到達するタイミングと検出されたタイミングとの差から遅延時間を算出し、それに応じた減速タイミングを算出する(ステップS5)。CPU61は、このタイミングをドライバ66に通知し、搬送モータ67を制御することで、シートの遅延時間の挽回制御を実行する(ステップS6)。
シートに斜行補正及び画像形成が行われ(ステップS7)、反転搬送部501へ搬送されたシートはスイッチバックで両面反転され(ステップS8)、再搬送パス54c内に設けられたシートの先端を検知する検知部4により先端を検知される(ステップS9)。CPU61は、シートの検知を受けて、再搬送パス54c内で両面搬送モータ68を一時的に停止させる。その後、第2面の画像形成を行うための再給送まで待機させ(両面待機)(ステップS10)、第2面の画像形成を元に再給送が行われる(ステップS11)。
シートが再びシートセンサ33に到達すると(ステップS12)、シートセンサ33で検知された信号がA/D変換部65によりデジタル変換され、CPU61に入力される。CPU61では、理想的なシートセンサ33に到達するタイミングと検出されたタイミングとの差から、遅延時間を算出し、それに応じた減速タイミングを算出する(ステップS13)。CPU61は、このタイミングをドライバ66に通知し、搬送モータ67を制御することで、シートの遅延時間の挽回制御を実行する(ステップS14)。
尚、両面再給送時のシートセンサ33に到達するタイミングは、画像形成装置1の給送ユニット53から給送された時よりも遅くなるように設定されている。これにより、両面再給送の給送されるタイミングを遅らせることで、両面待機時間を長く確保するよう制御しており、この長い待機時間を使って、シートが一周回ってきた遅延分を吸収することが可能となっている。
その後、シートに斜行補正及び画像形成が行われ(ステップS15)、排出動作(ステップS16)が行われる。CPU61は、通紙枚数が予め設定されたK枚であるか否かを判断する(ステップS17)。CPU61は、通紙枚数が予め設定されたK枚であると判断した場合は(ステップS17のYES)、処理を終了する。CPU61は、通紙枚数が予め設定されたK枚でないと判断した場合は(ステップS17のNO)、カウンタNをアップして(ステップS18)、K枚に至るまでステップS3からの動作を繰り返す。
上述したように、本実施形態の画像形成システム100によれば、第1面に画像形成されたシートを再搬送部5で一旦停止してから斜行補正部32に向けて搬送を開始するタイミングを、第3タイミングTm13としている。このため、第1タイミングTm11で搬送を開始する場合に比べて、両面待機時間を長くすることができるので、生産性を確保しながらも、ジャムの発生を抑えて安定した搬送を実現することができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態を、図8~図10を参照しながら詳細に説明する。本実施形態では、シート給送装置2からシートを給送する際の制御である点で、第1の実施形態と構成を異にしている。但し、それ以外の構成については、第1の実施形態と同様であるので、符号を同じくして詳細な説明を省略する。尚、本実施形態では、給送カセット51は第1収容部の一例であり、搬送ユニット54は第1搬送部の一例であり、給送パス54aは第1搬送経路の一例である。
[シート給送装置における従来の課題と本開示の制御]
シート給送装置2から給送されたシートの従来制御の課題と、本開示の制御について説明する。図8に従来制御におけるシート給送装置2からの給送時のダイヤグラムを示し、図9に本実施形態におけるシート給送装置2からの給送時のダイヤグラムを示す。尚、この図では点線を上述した画像形成装置1の給送ユニット53から給送されたシートの基準線L1とし、実線をシート給送装置2から給送されたシートの先端及び後端の線図とし、一点鎖線を最遅延線L3としている。ここでは、実線L6はシート給送装置2から給送されたシートの先端の線図、実線L7はシート給送装置2から給送されたシートの後端の線図である。また、図中の点線は、画像形成装置1とシート給送装置2との各搬送ローラの回転速度の変化を模式的に表す線図である。これらを比較のため重ねて表示している。
従来制御では、画像形成装置1の給送ユニット53から給送されたシートの基準線L1に沿ってシートセンサ33に到達するようシート給送装置2から給送するタイミングTm21を設定している。これによって、シート給送装置2の給送ユニット23から給送されたシートも、画像形成装置1の給送ユニット53と同様のジャムマージンを有した状態で斜行補正部32へ搬送される。
このような制御の場合、遅延がなく搬送されたシートは、遅延した場合に比べて相対的に上流(シートセンサ33の近く)で減速する。そのため、長いシートを通紙すると後端がシート給送装置2内のローラに挟持された状態で減速が行われる。そのため、画像形成装置1とシート給送装置2のローラを駆動するモータを同期して減速する必要が生じる(図中、点線を参照)。
しかしながら、一般的に装置間でのモータの同期は、通信のディレイ等によって同期してモータを制御するのが難しく、速度のアンマッチが起きる可能性がある。もし、速度のアンマッチが起き、画像形成装置1の搬送ローラの回転速度がシート給送装置2の搬送ローラの回転速度よりも遅くなってしまうと、シートに想定外の撓みが生じる可能性がある。この場合、その撓みが、搬送ガイドに引っ掛かることでモータに過度に負荷が作用し、モータが脱調してしまう虞がある。以上が現状の課題である。
これに対し、本実施形態の制御を図9に示す。ここでは、実線L8はシート給送装置2から給送されたシートの先端の線図、実線L9はシート給送装置2から給送されたシートの後端の線図である。本実施形態では、画像形成装置から給送されたシートがシートセンサ33に到達するタイミングTm21より、シート給送装置2から給送されたシートがシートセンサ33に到達するタイミングTm23を遅く設定している。
これにより、図9に示すように減速するタイミングTm6が相対的に遅くなる。そして、この減速タイミングTm6は、シートの最大サイズにおいても、シート後端がシート給送装置2の搬送ローラ対26を全て通過した後に設定している。こうすることで、シート給送装置2の搬送ローラを駆動しているモータは画像形成装置1の搬送モータ67と同期して減速する必要がなくなるため、従来制御のような速度アンマッチが生じず、安定した搬送が行われる。
一方で、このような制御の場合、両面再給送でも記述した通り、変速制御によるジャムマージンは減少する。しかしながら、シート給送装置2から給送されるシートは、シート給送装置2内のタイミングの遅延を吸収する制御が実装されているため、画像形成装置1の内部にシートが搬送される時にはシート遅延が少ないという特徴がある。そのため、両面再給送と同様、変速制御によるジャムマージンは減少してしまうものの、シート給送装置2から搬送されるシートの遅延時間は少ないので、全体的な制御としては成立する。
上述したように、遅延時間が大きい画像形成装置1の給送ユニット53からの給送タイミングを相対的に早くすることで、遅延時間を計測するシートセンサ33に到達するタイミングを早くし、変速制御により挽回できるジャムマージンを多くする。一方、遅延時間が少なく、変速制御によるジャムマージンが少なくて済むシート給送装置2からの給送は、相対的に給送タイミングを遅らせることでシートセンサ33に到達するタイミングを遅くする。これによって装置間を跨って変速制御する必要がなくなるため、速度アンマッチに起因するジャムを回避することが可能となる。
ここで、本実施形態では、図8に示すように、シートの先端がシートセンサ33を通過した時に減速して斜行補正部32まで搬送するように、シートの搬送を開始するタイミングを第1タイミングTm21とすることにより、基準線L1の動きとなる。また、シートの先端がシートセンサ33を通過した後、斜行補正部32に到達する時に減速するように、シートの搬送を開始するタイミングを第1タイミングTm21より後の第2タイミングTm22とすることにより、最遅延線L3の動きとなる。更に、図9に示すように、シート先端がシートセンサ33を通過した後、斜行補正部32に到達する前に減速して斜行補正部32まで搬送するように、シートの搬送を開始するタイミングを第3タイミングTm23とすることにより、実線L8の動きとなる。第3タイミングTm23は、第1タイミングTm21より後、かつ、第2タイミングTm22より前である。そして、本実施形態では、給送ユニット23から搬送されたシートを斜行補正部32に向けて搬送を開始するタイミングを、第3タイミングTm23とし、かつ、給送ユニット23から搬送されたシートの後端が全ての搬送ローラ対26を通過した後とする。
更に、本実施形態では、第3タイミングTm23を第2タイミングTm22よりジャムマージンの分だけ所定時間前に設定する。これにより、ジャムマージンを確保し、不測の遅延に備えることができる。また、本実施形態では、給送ユニット53に収容されたシートを斜行補正部32に向けて搬送を開始するタイミングを、給送ユニット23から第1タイミングTm21で給送したものと同じく基準線L1の動きになるタイミングTm210としている。
また、図9に示すように、基準線L1の動きをする場合に、シートの先端がシートセンサ33を通過した時、即ち、シートセンサ33により検知された時から、斜行補正部32に到達し進入するまでの時間をt1とする。同様に、最遅延線L3の動きをする場合に、シートの先端がシートセンサ33を通過した時から、斜行補正部32に到達し進入するまでの時間をt2とする。また、実線L8の動きをする場合に、シートの先端がシートセンサ33を通過した時から、斜行補正部32に到達し進入するまでの時間をt3とする。この場合、t1<t3<t2の関係になり、ジャムマージンはt3-t2となる。
これまで説明した制御について、図10に示すフローチャートを用いて説明する。ここでは、シート給送装置2の給送ユニット23から給送されたシートが画像形成を経た後、排出されるまでを説明する。尚、図6及び図7に示すフローチャートと同様の処理については、ステップ数を同じくして詳細な説明を省略する。また、本実施形態では、動作モードはファイスアップ(FU)又はフェイスダウン(FD)、給送位置はシート給送装置2の給送カセット21が設定されたものとする。
CPU61は、画像形成装置1の給送ユニット53からシートを給送する(ステップS3)。この時、シート給送装置2内も画像形成装置1内と同様に、シートを搬送ベルトに吸着するときに生じる遅延時間を有した状態でシートが給送されることとなる。シートが水平パス24に搬送され、水平パス24内に設けられた検知部25に到達すると(ステップS21)、シートを一旦停止させる(ステップS22)。
CPU61は、再び画像形成装置1の画像形成タイミングに合わせてシートを再給送する(ステップS23)。これにより、給送ユニット23で生じた搬送タイミングのばらつきを補正することが可能となる。その後、画像形成装置1内にシートを搬送していく。このシートがシートセンサ33に到達すると(ステップS24)、シートセンサ33で検知された信号がA/D変換部65によりデジタル変換され、CPU61に入力される。CPU61内では、シートセンサ33に到達する理想的なタイミングと検出されたタイミングとの差から、遅延時間を算出し、それに応じた減速タイミングを算出する(ステップS25)。このタイミングをドライバ66に通知し、搬送モータ67を制御することで、シートの遅延時間の挽回を行う(ステップS26)。尚、画像形成装置1内でのこの挽回制御は、主にシート給送装置2から画像形成装置1のシートセンサ33まで到達するまでの遅延分を挽回するものである。
シート給送装置2から給送時のシートセンサ33に到達するタイミングは、画像形成装置1の給送ユニット53から給送された時よりも遅くなるように設定されている。これにより、シート給送装置2の給送されるタイミングを遅らせることで、シートが減速するタイミングを後ろ倒しすることができる。これによって、シート給送装置2に設けられた搬送ローラ対26をシートの後端が抜けてから減速を行う。このため、シート給送装置2の搬送ローラ対26を駆動しているモータは画像形成装置1の搬送モータ67と同期して減速する必要がなくなるため、速度のアンマッチを防止できる。
上述したように、本実施形態の画像形成システム100によれば、給送カセット21から搬送されたシートSを斜行補正部32に向けて搬送を開始するタイミングを、第3タイミングTm23としている。更に、このタイミングを、給送カセット21から搬送されたシートSの後端が全ての搬送ローラ対26を通過した後のタイミングとしている。このため、シートの後端がシート給送装置2の搬送ローラ対26に挟持されていない状態で本体側のローラの速度を減速できるので、生産性を確保しながらも、ジャムの発生を抑えて安定した搬送を実現することができる。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態を、図11~図15を参照しながら詳細に説明する。本実施形態では、斜行補正部32がシートSを停止させることで斜行を補正する構成である点で、第1の実施形態と構成を異にしている。本実施形態では、給送部での遅延を挽回する手段を変速制御ではなく、斜行補正前に一時的に停止させ、再度画像形成タイミングに合わせて再開する。この実施形態では斜行補正前に一時的に停止させるため、高生産性は第1の実施形態より低くなるが、制御を簡素化できる。また、本実施形態での斜行補正部32は、シートSの先端が突き当たることでシートSを停止させ、給送パス54aを搬送されるシートの斜行を補正するものとしている。但し、それ以外の構成については、第1の実施形態と同様であるので、符号を同じくして詳細な説明を省略する。
[停止制御]
まず、本実施形態の特徴である停止制御について説明する。第1の実施形態では、給送部での遅延を変速制御により挽回していた。これに対し、本実施形態の制御では、斜行補正前に一時的に停止させ(プレレジ停止)、その後再び画像形成のタイミングに合わせて搬送を再開する。
図11に、遅延がないときの基準線L11(実線)と最遅延線L13(破線)を示す。これに示しているように、画像形成装置1の給送ユニット53から給送されたシートは、シートセンサ33でシート先端を検知すると、斜行補正部より上流で一時的に停止するようにしている。そして、再び画像形成タイミングに合わせて搬送を再開するが、この停止時間は、給送部での遅延分を挽回できる時間を確保しておく必要がある。即ち、図11の最遅延線L13のように給送部で遅延が起こると、停止位置に到達するタイミングが遅れる。しかしながら、停止時間内の遅延であれば、搬送再開に間に合うため、給送部での遅延を挽回することが可能となる。この停止時間をジャムマージンと呼び、給送部での最大遅延量を吸収できるだけの停止時間が必要となる。
[両面搬送における従来の課題と本開示の制御]
図12に従来構成における両面搬送時のダイヤグラムを示し、図13に本実施形態における両面搬送時のダイヤグラムを示す。尚、この図では、破線を画像形成装置1の給送ユニット53から給送されたシートの基準線L11とし、実線を両面再給送時の線図とし、一点鎖線を最遅延線L13としている。これらを比較のため重ねて表示している。
従来制御では、第1の実施形態と同様の課題を有する。即ち、両面搬送部502から再給送されるタイミングTm31はシートに適切に画像が形成されるようなタイミングで給送されるため、画像形成が行われると自ずと決定されるタイミングである。一方で、タイミングTm7は第1面の画像が形成され、反転して再搬送パス54cを経由して、装置内を一周回って搬送されたシートが検知部4により先端を検知し、再搬送パス54c内で一時的に停止するタイミングである。その後、再給送されるまでの間、シートは停止して待機している。尚、この停止している時間を両面待機時間T3と呼ぶ。
そして、もし両面搬送部502での再給送のタイミングTm31に、装置内を一周回ってきたシートが間に合わないと、再給送されずジャムに至ってしまう虞がある。そのため、装置内を一周回ってきたシートが遅延して再搬送パス54cに到達が遅れた場合でも再給送タイミングTm31に間に合わせるため、両面待機時間T3は、あらかじめ、装置内を一周回ってきたシートの最大遅延時間以上を確保しなければいけない。以上のように、両面印刷の場合は、両面待機時間T3を確保することが重要となるが、高生産性を達成するうえでこの時間の確保が難しくなっていると言える。それは、タイミングTm31は画像形成に間に合うように設定されることから、高生産性を達成するために再給送タイミングTm31を早くすることが望まれ、両面待機時間T3を確保することとは相反するためである。以上が現状の課題である。
これに対し、本実施形態は高生産性を維持しつつ、両面待機時間T4を確保する構成を実現するものであり、図13を用いて説明する。ここで着目するのは、両面再給送されるタイミングである。この両面再給送のタイミングは、従来制御では、画像形成装置1の給送ユニット53と同様のタイミングで遅延時間を検知するシートセンサ33に搬送されるように制御されていた。これによって、画像形成装置1の給送ユニット53と、両面搬送部502から給送されたシートのジャムマージンが一律同じ分だけ確保できるようになっていた。しかしながら、両面搬送部502から搬送されるシートは、画像形成装置1の給送ユニット53から搬送されたシートに対して、遅延時間が少ないという特性がある。その理由は、第1の実施形態に示したものと同様である。
遅延時間が大きい画像形成装置1の給送ユニット53からの給送タイミングを相対的に早くすることで、遅延時間を計測するシートセンサ33に到達するタイミングを早くし、変速制御により挽回できるジャムマージンを多くする。一方、遅延時間が少なく、変速制御によるジャムマージンが少なくて済む両面搬送部502からの再給送は相対的に給送タイミングを遅らせることで、シートセンサ33に到達するタイミングを遅くする。これによって、両面待機時間T4を従来制御の両面待機時間T3よりも多く確保することが可能となり、一周してきたシートが両面搬送部502からの再給送に間に合わないといったようなジャムを防止することができる。
ここで、本実施形態では、図12に示すように、シートの先端がシートセンサ33を通過した後、斜行補正部32に到達して一旦停止されてから斜行補正部32に進入するように、シートSの搬送を開始する。この搬送開始のタイミングを第1タイミングTm31とすることにより、基準線L11の動きとなる。また、シートの先端がシートセンサ33を通過した後、第1タイミングTm31で搬送開始した場合の斜行補正部32への到達よりも後に斜行補正部32に到達して一旦停止されずに斜行補正部32に進入するように、シートSの搬送を開始する。この搬送開始のタイミングを第2タイミングTm32とすることにより、最遅延線L13の動きとなる。更に、図13に示すように、シートの先端がシートセンサ33を通過した後、斜行補正部32に到達して一旦停止されてから斜行補正部32に進入するように、シートSの搬送を開始する。ここでは、第1タイミングTm31で搬送開始した場合の前記斜行補正部への到達よりも後、かつ、前記第2タイミングで搬送開始した場合の前記斜行補正部への到達よりも前のタイミングとする。このタイミングを第3タイミングTm33とすることにより、両面線L15の動きとなる。そして、本実施形態では、画像形成エンジン10において画像が形成されたシートを再搬送部5で一旦停止してから斜行補正部32に向けて搬送を開始するタイミングを、第3タイミングTm33とする。
更に、本実施形態では、第3タイミングTm33を第2タイミングTm32よりジャムマージンの分だけ所定時間前に設定する。これにより、ジャムマージンを確保し、不測の遅延に備えることができる。また、本実施形態では、給送ユニット53に収容されたシートを斜行補正部32に向けて搬送を開始するタイミングを、両面搬送部502から第1タイミングTm31で給送したものと同じく基準線L11の動きになるタイミングTm310としている。
また、図13に示すように、基準線L1の動きをする場合に、シートの先端がシートセンサ33を通過した時、即ち、シートセンサ33により検知された時から、斜行補正部32に進入するまでの時間をt1とする。同様に、最遅延線L3の動きをする場合に、シートの先端がシートセンサ33を通過した時から、斜行補正部32に進入するまでの時間をt2とする。また、両面線L15の動きをする場合に、シートの先端がシートセンサ33を通過した時から、斜行補正部32に進入するまでの時間をt3とする。この場合、t1<t3<t2の関係になり、ジャムマージンはt3-t2となる。
これまで説明した制御について、図14及び図15に示すフローチャートを用いて説明する。ここでは、画像形成装置1の給送ユニット53から給送されたシートが第1面の画像形成を経た後、再搬送パス54cを通過して第2面の画像形成が行われ、排出されるまでを説明する。尚、図6及び図7に示すフローチャートと同様の処理については、ステップ数を同じくして詳細な説明を省略する。
CPU61は、画像形成装置1の給送ユニット53から給送されたシートがシートセンサ33に到達すると(ステップS4)、シートセンサ33で検知された信号がA/D変換部65によりデジタル変換され、CPU61に入力される。CPU61内で所定時間をカウントして、シートを停止位置まで搬送し、停止動作を実行する(ステップS31)。CPU61は、改めて画像形成のタイミングを基準に搬送を再開し(ステップS32)、斜行補正及び画像形成が行われる(ステップS7)。
同様に、両面搬送部502から給送されたシートがシートセンサ33に到達すると(ステップS12)、シートセンサ33で検知された信号がA/D変換部65によりデジタル変換され、CPU61に入力される。CPU61内で所定時間をカウントして、シートを停止位置まで搬送し、停止動作を実行する(ステップS33)。CPU61は、改めて画像形成のタイミングを基準に搬送を再開し(ステップS34)、斜行補正及び画像形成が行われる(ステップS15)。
上述したように、本実施形態の画像形成システム100によれば、第1面に画像形成されたシートを再搬送部5で一旦停止してから斜行補正部32に向けて搬送を開始するタイミングを、第3タイミングTm33としている。このため、第1タイミングTm31で搬送を開始する場合に比べて、両面待機時間を長くすることができるので、生産性を確保しながらも、ジャムの発生を抑えて安定した搬送を実現することができる。
尚、本実施形態では、斜行補正部32は、基準部材と例えば3つの斜送ローラを備えたサイドレジストレーション方式のシート整合装置であるものとしたが、これには限られない。例えば、ローラ対やシャッタに突き当ててループを形成することで斜行を補正する構成であってもよい。
また、本実施形態では、斜行補正部32に到達して一旦停止する制御を両面搬送部502から給送されたシートに適用した場合について説明したが、これには限られず、シート給送装置2から給送される場合でも適用することができる。但し、プレレジ停止する位置がシート給送装置2内の搬送ローラ対26を抜けている場所であれば、シートセンサ33に到達するタイミングを制御する必要はない。
<他の実施形態>
上述した各実施形態では、本発明を画像形成装置1及びシート給送装置2を有する画像形成システム100に適用した場合について説明したが、これには限られず、両面印刷可能な画像形成装置1単体に適用してもよい。また、上述した各実施形態では、制御部60が画像形成装置1に設けられている場合について説明したが、これには限られず、例えば、画像形成システム100に接続された上位のコンピュータなどが制御部であるようにしてもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
シートを収容する収容部と、
シートに画像を形成する画像形成部と、
前記収容部から前記画像形成部に向けて搬送経路を形成し、前記搬送経路においてシートを搬送する搬送部と、
前記搬送部と前記画像形成部との間に配置され、シートを前記搬送部における搬送速度より遅い搬送速度で搬送しながらシートの斜行を補正する斜行補正部と、
前記搬送経路において前記収容部と前記斜行補正部との間に配置され、前記搬送経路を搬送されるシートを検知する検知部と、
前記画像形成部によって画像が形成されたシートの表裏を反転させて搬送し、前記搬送経路における前記検知部と前記収容部との間に合流させる再搬送部と
前記搬送部及び前記再搬送部によるシートの搬送速度を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
シートの先端が前記検知部を通過した時に減速して前記斜行補正部まで搬送するようにシートの搬送を開始するタイミングを第1タイミングとし、
シートの先端が前記検知部を通過した後、前記斜行補正部に到達する時に減速するようにシートの搬送を開始するタイミングを前記第1タイミングより後の第2タイミングとし、
シートの先端が前記検知部を通過した後、前記斜行補正部に到達する前に減速して前記斜行補正部まで搬送するようにシートの搬送を開始するタイミングを前記第1タイミングより後、かつ、前記第2タイミングより前の第3タイミングとした場合に、
前記画像形成部において画像が形成されたシートを前記再搬送部で一旦停止してから前記斜行補正部に向けて搬送を開始するタイミングを、前記第3タイミングとする、
画像形成装置。
(2)
シートを収容する収容部と、
シートに画像を形成する画像形成部と、
前記収容部から前記画像形成部に向けて搬送経路を形成し、前記搬送経路においてシートを搬送する搬送部と、
前記搬送部と前記画像形成部との間に配置され、シートの先端が突き当たることで前記搬送経路を搬送されるシートの斜行を補正する斜行補正部と、
前記搬送経路において前記収容部と前記斜行補正部との間に配置され、前記搬送経路を搬送されるシートを検知する検知部と、
前記画像形成部によって画像が形成されたシートの表裏を反転させて搬送し、前記搬送経路における前記検知部と前記収容部との間に合流させる再搬送部と
前記搬送部及び前記再搬送部によるシートの搬送速度を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
シートの先端が前記検知部を通過した後、前記斜行補正部に到達して一旦停止されてから前記斜行補正部に進入するようにシートの搬送を開始するタイミングを第1タイミングとし、
シートの先端が前記検知部を通過した後、前記第1タイミングで搬送開始した場合の前記斜行補正部への到達よりも後に前記斜行補正部に到達して一旦停止されずに前記斜行補正部に進入するようにシートの搬送を開始するタイミングを第2タイミングとし、
シートの先端が前記検知部を通過した後、前記第1タイミングで搬送開始した場合の前記斜行補正部への到達よりも後、かつ、前記第2タイミングで搬送開始した場合の前記斜行補正部への到達よりも前に前記斜行補正部に到達して一旦停止されてから前記斜行補正部に進入するようにシートの搬送を開始するタイミングを第3タイミングとした場合に、
前記画像形成部において画像が形成されたシートを前記再搬送部で一旦停止してから前記斜行補正部に向けて搬送を開始するタイミングを、前記第3タイミングとする、
画像形成装置。
(3)
前記制御部は、前記第3タイミングを前記第2タイミングより所定時間前に設定する、
前記(1)又は(2)に記載の画像形成装置。
(4)
前記制御部は、前記収容部に収容されたシートを前記斜行補正部に向けて搬送を開始するタイミングを、前記第1タイミングとする、
前記(1)乃至(3)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(5)
前記再搬送部は、シートの搬送方向を反転する反転経路と、前記反転経路から搬送されたシートを前記搬送経路における前記検知部と前記収容部との間に合流させる両面搬送路と、を有し、
前記両面搬送路においてシートを一旦停止してから前記斜行補正部に向けて搬送を開始する、
前記(1)乃至(4)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(6)
前記画像形成部は、画像を担持する像担持体と、前記像担持体の画像をシートに転写する転写部と、を有し、
前記斜行補正部における搬送速度は、前記転写部で転写する画像にタイミングを合わせた速度である、
前記(1)乃至(5)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(7)
シートを収容する第1収容部と、シートに画像を形成する画像形成部と、前記第1収容部から前記画像形成部に向けて第1搬送経路を形成し、前記第1搬送経路においてシートを搬送する第1搬送部と、前記第1搬送部と前記画像形成部との間に配置され、シートを前記第1搬送部における搬送速度より遅い搬送速度で搬送しながらシートの斜行を補正する斜行補正部と、前記第1搬送経路において前記第1収容部と前記斜行補正部との間に配置され、前記第1搬送経路を搬送されるシートを検知する検知部と、を有する画像形成装置と、
シートを収容する第2収容部と、前記第2収容部から前記第1搬送経路における前記検知部と前記第1収容部との間に合流する第2搬送経路を形成し、前記第2搬送経路においてシートを搬送する少なくとも1つの搬送ローラ対を有する第2搬送部と、を有する給送装置と、
前記第1搬送部によるシートの搬送速度を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
シートの先端が前記検知部を通過した時に減速して前記斜行補正部まで搬送するようにシートの搬送を開始するタイミングを第1タイミングとし、
シートの先端が前記検知部を通過した後、前記斜行補正部に到達する時に減速するようにシートの搬送を開始するタイミングを前記第1タイミングより後の第2タイミングとし、
シートの先端が前記検知部を通過した後、前記斜行補正部に到達する前に減速して前記斜行補正部まで搬送するようにシートの搬送を開始するタイミングを前記第1タイミングより後、かつ、前記第2タイミングより前の第3タイミングとした場合に、
前記第2収容部から搬送されたシートを前記斜行補正部に向けて搬送を開始するタイミングを、前記第3タイミングとし、かつ、前記第2収容部から搬送されたシートの後端が全ての前記搬送ローラ対を通過した後とする、
画像形成システム。
(8)
前記制御部は、前記第3タイミングを前記第2タイミングより所定時間前に設定する、
前記(7)に記載の画像形成システム。
(9)
前記制御部は、前記第1収容部に収容されたシートを前記斜行補正部に向けて搬送を開始するタイミングを、前記第1タイミングとする、
前記(7)又は(8)に記載の画像形成システム。
(10)
前記画像形成部は、画像を担持する像担持体と、前記像担持体の画像をシートに転写する転写部と、を有し、
前記斜行補正部における搬送速度は、前記転写部で転写する画像にタイミングを合わせた速度である、
前記(7)乃至(9)のいずれか1つに記載の画像形成システム。
1…画像形成装置、2…シート給送装置(給送装置)、5…再搬送部、10…画像形成エンジン(画像形成部)、21…給送カセット(第2収容部)、22…搬送ユニット(第2搬送部)、24…水平パス(第2搬送経路)、26…搬送ローラ対、32…斜行補正部、33…シートセンサ(検知部)、51…給送カセット(収容部、第1収容部)、54…搬送ユニット(搬送部、第1搬送部)、54a…給送パス(搬送経路、第1搬送経路)、54c…再搬送パス(両面搬送路)、54d…反転パス(反転経路)、56…二次転写ローラ(転写部)、100…画像形成システム、506…中間転写ベルト(像担持体)

Claims (10)

  1. シートを収容する収容部と、
    シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記収容部から前記画像形成部に向けて搬送経路を形成し、前記搬送経路においてシートを搬送する搬送部と、
    前記搬送部と前記画像形成部との間に配置され、シートを前記搬送部における搬送速度より遅い搬送速度で搬送しながらシートの斜行を補正する斜行補正部と、
    前記搬送経路において前記収容部と前記斜行補正部との間に配置され、前記搬送経路を搬送されるシートを検知する検知部と、
    前記画像形成部によって画像が形成されたシートの表裏を反転させて搬送し、前記搬送経路における前記検知部と前記収容部との間に合流させる再搬送部と
    前記搬送部及び前記再搬送部によるシートの搬送速度を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    シートの先端が前記検知部を通過した時に減速して前記斜行補正部まで搬送するようにシートの搬送を開始するタイミングを第1タイミングとし、
    シートの先端が前記検知部を通過した後、前記斜行補正部に到達する時に減速するようにシートの搬送を開始するタイミングを前記第1タイミングより後の第2タイミングとし、
    シートの先端が前記検知部を通過した後、前記斜行補正部に到達する前に減速して前記斜行補正部まで搬送するようにシートの搬送を開始するタイミングを前記第1タイミングより後、かつ、前記第2タイミングより前の第3タイミングとした場合に、
    前記画像形成部において画像が形成されたシートを前記再搬送部で一旦停止してから前記斜行補正部に向けて搬送を開始するタイミングを、前記第3タイミングとする、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. シートを収容する収容部と、
    シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記収容部から前記画像形成部に向けて搬送経路を形成し、前記搬送経路においてシートを搬送する搬送部と、
    前記搬送部と前記画像形成部との間に配置され、シートの先端が突き当たることで前記搬送経路を搬送されるシートの斜行を補正する斜行補正部と、
    前記搬送経路において前記収容部と前記斜行補正部との間に配置され、前記搬送経路を搬送されるシートを検知する検知部と、
    前記画像形成部によって画像が形成されたシートの表裏を反転させて搬送し、前記搬送経路における前記検知部と前記収容部との間に合流させる再搬送部と
    前記搬送部及び前記再搬送部によるシートの搬送速度を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    シートの先端が前記検知部を通過した後、前記斜行補正部に到達して一旦停止されてから前記斜行補正部に進入するようにシートの搬送を開始するタイミングを第1タイミングとし、
    シートの先端が前記検知部を通過した後、前記第1タイミングで搬送開始した場合の前記斜行補正部への到達よりも後に前記斜行補正部に到達して一旦停止されずに前記斜行補正部に進入するようにシートの搬送を開始するタイミングを第2タイミングとし、
    シートの先端が前記検知部を通過した後、前記第1タイミングで搬送開始した場合の前記斜行補正部への到達よりも後、かつ、前記第2タイミングで搬送開始した場合の前記斜行補正部への到達よりも前に前記斜行補正部に到達して一旦停止されてから前記斜行補正部に進入するようにシートの搬送を開始するタイミングを第3タイミングとした場合に、
    前記画像形成部において画像が形成されたシートを前記再搬送部で一旦停止してから前記斜行補正部に向けて搬送を開始するタイミングを、前記第3タイミングとする、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記第3タイミングを前記第2タイミングより所定時間前に設定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記収容部に収容されたシートを前記斜行補正部に向けて搬送を開始するタイミングを、前記第1タイミングとする、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 前記再搬送部は、シートの搬送方向を反転する反転経路と、前記反転経路から搬送されたシートを前記搬送経路における前記検知部と前記収容部との間に合流させる両面搬送路と、を有し、
    前記両面搬送路においてシートを一旦停止してから前記斜行補正部に向けて搬送を開始する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成部は、画像を担持する像担持体と、前記像担持体の画像をシートに転写する転写部と、を有し、
    前記斜行補正部における搬送速度は、前記転写部で転写する画像にタイミングを合わせた速度である、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  7. シートを収容する第1収容部と、シートに画像を形成する画像形成部と、前記第1収容部から前記画像形成部に向けて第1搬送経路を形成し、前記第1搬送経路においてシートを搬送する第1搬送部と、前記第1搬送部と前記画像形成部との間に配置され、シートを前記第1搬送部における搬送速度より遅い搬送速度で搬送しながらシートの斜行を補正する斜行補正部と、前記第1搬送経路において前記第1収容部と前記斜行補正部との間に配置され、前記第1搬送経路を搬送されるシートを検知する検知部と、を有する画像形成装置と、
    シートを収容する第2収容部と、前記第2収容部から前記第1搬送経路における前記検知部と前記第1収容部との間に合流する第2搬送経路を形成し、前記第2搬送経路においてシートを搬送する少なくとも1つの搬送ローラ対を有する第2搬送部と、を有する給送装置と、
    前記第1搬送部によるシートの搬送速度を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    シートの先端が前記検知部を通過した時に減速して前記斜行補正部まで搬送するようにシートの搬送を開始するタイミングを第1タイミングとし、
    シートの先端が前記検知部を通過した後、前記斜行補正部に到達する時に減速するようにシートの搬送を開始するタイミングを前記第1タイミングより後の第2タイミングとし、
    シートの先端が前記検知部を通過した後、前記斜行補正部に到達する前に減速して前記斜行補正部まで搬送するようにシートの搬送を開始するタイミングを前記第1タイミングより後、かつ、前記第2タイミングより前の第3タイミングとした場合に、
    前記第2収容部から搬送されたシートを前記斜行補正部に向けて搬送を開始するタイミングを、前記第3タイミングとし、かつ、前記第2収容部から搬送されたシートの後端が全ての前記搬送ローラ対を通過した後とする、
    ことを特徴とする画像形成システム。
  8. 前記制御部は、前記第3タイミングを前記第2タイミングより所定時間前に設定する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成システム。
  9. 前記制御部は、前記第1収容部に収容されたシートを前記斜行補正部に向けて搬送を開始するタイミングを、前記第1タイミングとする、
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の画像形成システム。
  10. 前記画像形成部は、画像を担持する像担持体と、前記像担持体の画像をシートに転写する転写部と、を有し、
    前記斜行補正部における搬送速度は、前記転写部で転写する画像にタイミングを合わせた速度である、
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の画像形成システム。
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