JP2023167498A - 配線接続方法およびプラグコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】プリント配線板のコネクタ部品を削減可能であり且つプリント配線板に対して実質的に垂直な方向に嵌合可能である配線接続方法およびプラグコネクタを提供する。【解決手段】配線接続方法は、以下の工程を有している。接触子と接触子が取り付けられているハウジングとを有するプラグコネクタと、被挿入穴が設けられているプリント配線板とが準備される。被挿入穴にハウジングを挿入し、接触子がプリント配線板に接することにより、プリント配線板と接触子とが電気的に接続される。【選択図】図4

Description

本開示は、配線接続方法およびプラグコネクタに関するものであり、特にプリント配線板の配線に直接接続する配線接続方法およびプラグコネクタに関するものである。
通常、製品にプリント配線板を組み込む場合において、プリント配線板を他のプリント配線板等と電気的に接続するために、プリント配線板にコネクタ部品が実装される。たとえば、プリント配線板にレセプタクルコネクタが実装される。当該レセプタクルコネクタにプラグコネクタを嵌合することによって、プリント配線板は、他のプリント配線板基板等と電気的に接続される。
特開平7-231153号公報(特許文献1)には、基板の端部において、コネクタに対して接続される端子を備えたプリント配線板が開示されている。
特開平7-231153号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているプリント配線板によれば、コネクタ部品を削減可能であるけれども、プリント配線板に対して実質的に垂直な方向にプリント配線板とコネクタとを嵌合することができない。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、プリント配線板のコネクタ部品を削減可能であり且つプリント配線板に対して実質的に垂直な方向に嵌合可能な配線接続方法およびプラグコネクタを提供することである。
本開示に係る配線接続方法は、以下の工程を備えている。接触子と接触子が取り付けられているハウジングとを有するプラグコネクタと、被挿入穴が設けられているプリント配線板とが準備される。被挿入穴にハウジングを挿入し、接触子がプリント配線板に接することにより、プリント配線板と接触子とが電気的に接続される。
本開示に係るプラグコネクタは、プリント配線板に取り付けられる。プリント配線板において、被挿入穴が設けられている。プラグコネクタは、接触子と、ハウジングとを備えている。接触子は、プリント配線板に接する。接触子は、プリント配線板と電気的に接続される。接触子は、ハウジングに取り付けられている。ハウジングは、被挿入穴に挿入される。
本開示によれば、プリント配線板のコネクタ部品を削減可能であり且つプリント配線板に対して実質的に垂直な方向に嵌合可能である配線接続方法およびプラグコネクタを提供することができる。
実施の形態1に係るプラグコネクタの構成を示す斜視模式図である。 実施の形態1に係るプラグコネクタの構成を示す側面模式図である。 実施の形態1に係るプラグコネクタの構成を示す底面模式図である。 実施の形態1に係る配線接続方法を概略的に示すフロー図である。 実施の形態1に係るプリント配線板の構成を示す平面模式図である。 図5のVI-VI線に沿う縦断面模式図である。 接続工程を示す縦断面模式図である。 実施の形態2に係るプラグコネクタの構成を示す斜視模式図である。 実施の形態2に係るプラグコネクタの構成を示す縦断面模式図である。 実施の形態2に係るプラグコネクタを用いた接続工程を示す縦断面模式図である。 実施の形態3に係るプラグコネクタの構成を示す縦断面模式図である。 実施の形態3に係るプラグコネクタを用いた接続工程を示す第1縦断面模式図である。 実施の形態3に係るプラグコネクタを用いた接続工程を示す第2縦断面模式図である。 実施の形態4に係るプラグコネクタの構成を示す縦断面模式図である。 実施の形態4に係るプリント配線板の構成を示す平面模式図である。 実施の形態4に係るプラグコネクタを用いた接続工程を示す縦断面模式図である。 実施の形態5に係るプラグコネクタの構成を示す縦断面模式図である。 実施の形態5に係るプラグコネクタを用いた接続工程を示す斜視模式図である。 実施の形態5に係るプラグコネクタを用いた接続工程を示す縦断面模式図である。
以下、図面に基づいて本開示の実施の形態について説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰返さない。
実施の形態1.
(プラグコネクタの構成)
実施の形態1に係るプラグコネクタの構成について説明する。図1は、実施の形態1に係るプラグコネクタの構成を示す斜視模式図である。プラグコネクタ100は、プリント配線板90に取り付けられるように構成されている。具体的には、プリント配線板90において、第1被挿入穴97が設けられている。プラグコネクタ100は、第1被挿入穴97に挿入される。プラグコネクタ100は、ハウジング1と、接触子2と、ケーブル9とを主に有している。
ハウジング1は、プリント配線板90の第1被挿入穴97に挿入される。接触子2は、ハウジング1に取り付けられている。接触子2は、プリント配線板90に接する。接触子2は、プリント配線板90と電気的に接続される。ケーブル9は、ハウジング1に取り付けられている。ケーブル9は、非図示の芯線を有している。ケーブル9の芯線と接触子2とは、電気的に接続されている。ケーブル9は、たとえば平行多芯ケーブルである。言い換えれば、ケーブル9は、たとえば複数の芯線を有している。
図2は、実施の形態1に係るプラグコネクタ100の構成を示す側面模式図である。図2に示されるように、ハウジング1は、第1張り出し部21と、本体部10と、第2張り出し部22とを有している。ハウジング1は、たとえば樹脂等の絶縁材料によって構成されている。
第1張り出し部21の形状は、たとえば直方体状である。第1張り出し部21において、ケーブル9がハウジング1に取り付けられている。本体部10は、プリント配線板90の第1被挿入穴97(図1参照)に挿入される。本体部10は、第1本体部材11と第2本体部材12とを有している。第1本体部材11は、第1張り出し部21に連なっている。第1張り出し部21から第1本体部材11に向かう方向に平行な方向は、上下方向Zとされる。
第2本体部材12は、一対の棒状部材13によって構成されている。一対の棒状部材13の各々は、第1張り出し部21に連なっている。一対の棒状部材13の各々の形状は、たとえば直方体状である。一対の棒状部材13の各々は、上下方向Zに沿って延びている。一対の棒状部材13の各々は、互いに離間している。一対の棒状部材13の各々は並んでいる。一対の棒状部材13の各々が並ぶ方向は、前後方向Yとされる。前後方向Yは、上下方向Zに垂直である。
第2張り出し部22は、第2本体部材12の棒状部材13に連なっている。具体的には、一対の棒状部材13の各々に対して、1個の第2張り出し部22が連なっている。前後方向Yにおいて、第2張り出し部22は、棒状部材13に対して外側に張り出している。別の観点から言えば、前後方向Yにおいて外側に向いている棒状部材13の面において、第2張り出し部22は、棒状部材13に連なっている。なお、外側とは、第1本体部材11の外側を意味している。第2張り出し部22の延在する方向は、前後方向Yに対して第1方向101に傾斜している。なお、第1方向101は、第1本体部材11から第1張り出し部21に向かう方向である。
第2張り出し部22は、第1張り出し部21から離間している。第2張り出し部22は、第1張り出し部21に対面している。上下方向Zにおいて、接触子2は、第1張り出し部21と第2張り出し部22との間にある。接触子2の形状は、前後方向Yにおいて外側に凸状である。接触子2は、たとえば板状の部材を曲線状にたわませることによって形成されている。接触子2は、たとえばリン青銅等の金属材料によって構成されている。接触子2は、導電性を有している。接触子2は塑性変形可能である。
図3は、実施の形態1に係るプラグコネクタ100の構成を示す底面模式図である。図3に示されるように、第1本体部材11の形状は、たとえば直方体状である。上下方向Zに見て、第1本体部材11は、第1張り出し部21の外周面の内側にある。
図3に示されるように、ハウジング1は、一対の第2本体部材12を有している。言い換えれば、ハウジング1は、4個の棒状部材13を有している。上下方向Zに見て、一対の第2本体部材12の各々は、第1張り出し部21の外周面の内側にある。一対の第2本体部材12の各々は、互いに離間している。一対の第2本体部材12の各々は、第1本体部材11から離間している。
第1本体部材11は、一対の第2本体部材12の間にある。第1本体部材11および一対の第2本体部材12の各々は並んでいる。第1本体部材11および一対の第2本体部材12の各々の並ぶ方向は、左右方向Xとされる。左右方向Xは、上下方向Zおよび前後方向Yの各々に垂直である。
第2張り出し部22は、第1本体部材11から離間している。上下方向Zに見て、第2張り出し部22は、第1張り出し部21の外周面の内側にある。前後方向Yにおいて、第2張り出し部22は、第1本体部材11の外側にある。
図3に示されるように、接触子2は、第1本体部材11に取り付けられている。前後方向Yにおいて、接触子2は、第1本体部材11に対して外側に張り出している。上下方向Zに見て、接触子2は、第1張り出し部21の外周面の内側にある。接触子2の数は、たとえば12個である。上下方向Zに見て、12個の接触子2の各々は、左右方向Xに沿って2列に並んでいる。
(配線接続方法)
次に、実施の形態1に係る配線接続方法について説明する。
図4は、実施の形態1に係る配線接続方法を概略的に示すフロー図である。図4に示されるように、実施の形態1に係る配線接続方法は、準備工程(S10)と、接続工程(S20)とを主に有している。
まず、準備工程(S10)が実施される。図5は、実施の形態1に係るプリント配線板90の構成を示す平面模式図である。図5に示されるように、プリント配線板90は、第1面91と、内壁面96と、第1ランド電極71と、配線部73と、スルーホール電極74とを有している。第1面91は、上下方向Zに垂直な方向に沿って延在している。第1面91は、プリント配線板90の表面である。
内壁面96は、第1面91に連なっている。内壁面96は、第1被挿入穴97を形成している。第1被挿入穴97は、穴部99と、スルーホール部98とによって構成されている。上下方向Zに見て、穴部99の形状は、たとえば長方形である。スルーホール部98は、穴部99に連なっている。前後方向Yにおいて、スルーホール部98は、穴部99の外側に設けられている。
第1ランド電極71は、第1面91に設けられている。上下方向Zに見て、第1ランド電極71の形状は円弧状である。配線部73は、第1面91に設けられている。配線部73は、第1ランド電極71に連なっている。スルーホール電極74は、内壁面96に設けられている。スルーホール電極74は、第1ランド電極71に連なっている。上下方向Zに見て、スルーホール電極74の形状は円弧状である。図5に示されるように、上下方向Zに見て、スルーホール電極74の直径は、直径Dとされる。言い換えれば、上下方向Zに見て、スルーホール電極74と実質的に重なる円周を有している円の直径は、直径Dとされる。前後方向Yにおけるスルーホール電極74の幅は、第1幅W1とされる。直径Dに対する第1幅W1の比率は、たとえば0.5以下である。
図6は、図5のVI-VI線に沿う縦断面模式図である。図6に示される断面は、上下方向Zおよび前後方向Yの各々に平行であり且つスルーホール電極74と交差する断面である。図6に示されるように、プリント配線板90は、第2面92と、第2ランド電極72とをさらに有している。
第2面92は、第1面91の反対側にある。第2面92は、プリント配線板90の裏面である。第2ランド電極72は、第2面92に設けられている。第1ランド電極71とスルーホール電極74との接続部は、第1角部81とされる。言い換えれば、第1角部81において、第1ランド電極71は、スルーホール電極74に連なっている。第2ランド電極72とスルーホール電極74との接続部は、第2角部82とされる。言い換えれば、第2角部82において、第2ランド電極72は、スルーホール電極74に連なっている。第1被挿入穴97は、第1面91および第2面92を貫通している。内壁面96は、上下方向Zに沿って延在している。プリント配線板90の第1面91と第2面92との間の距離は、厚みHとされる。
準備工程(S10)において、プラグコネクタ100(図1から図3参照)とプリント配線板90とが準備される。具体的には、プリント配線板90にスルーホール部98が形成される。スルーホール部98は、プラグコネクタ100の接触子2(図1から図3参照)の位置に合わせて形成される。銅箔エッチングによって第1ランド電極71、第2ランド電極72および配線部73の各々が形成される。めっきによって、スルーホール電極74が形成される。穴部99は、プラグコネクタ100の第1本体部材11および第2本体部材12の各々(図1から図3参照)を挿入可能なように形成される。具体的には、たとえばルーターカッタを用いて、穴部99が形成される。これによって、スルーホール電極74の一部、第1ランド電極71の一部および第2ランド電極72の一部の各々が切削される。以上のように、プラグコネクタ100と、プリント配線板90とが準備される。
次に、接続工程(S20)が実施される。図7は、接続工程(S20)を示す縦断面模式図である。図7に示される断面は、上下方向Zおよび前後方向Yの各々に平行であり且つ接触子2と交差する断面である。なお、説明の便宜のため、図7において、ケーブル9は図示されていない。図7に示されるように、接続工程(S20)において、プラグコネクタ100は、第2方向102に沿ってプリント配線板90の第1被挿入穴97に挿入される。具体的には、接触子2およびハウジング1の本体部10の各々は、第1被挿入穴97に挿入される。第2方向102は、第1張り出し部21から第1本体部材11に向かう方向である。第1張り出し部21は、プリント配線板90の第1面91に対面する。
プラグコネクタ100が第1被挿入穴97に挿入される過程において、第2張り出し部22は、プリント配線板90から反力を受ける。このため、前後方向Yにおいて、第2本体部材12の棒状部材13(図2参照)は、内側にたわむ。第2張り出し部22は、第1被挿入穴97内に挿入される。第2張り出し部22が、第1被挿入穴97を通過することによって、棒状部材13はたわむ前の形状に戻る。これによって、第2張り出し部22は、プリント配線板90の第2面92に対面する。
図7に示されるように、接触子2が第1被挿入穴97に挿入されることによって、接触子2は、スルーホール電極74に接する。これによって、接触子2は、プリント配線板90に電気的に接続される。接触子2は、スルーホール電極74から反力を受ける。これによって、接触子2は変形する。具体的には、左右方向Xに見て、接触子2は、前後方向Yにおける幅が小さくなるように変形する。言い換えれば、左右方向Xに見て、接触子2の形状が曲線状から直線状に近づくように、接触子2は変形する。このため、接触子2の弾性力によって、接触子2はスルーホール電極74に押しつけられる。これによって、接触子2とプリント配線板90との間における接触の安定性を向上することができる。以上のように、プラグコネクタ100とプリント配線板90とが接続される。
次に、実施の形態1に係るプラグコネクタ100および配線接続方法の作用効果について説明する。
通常、コネクタ同士の嵌合によって、プリント配線板90にケーブル9またはプリント配線板90が接続される。この場合、プリント配線板90にコネクタ部品を取り付ける必要がある。このため、プリント配線板90のコストが増加する。また、プリント配線板90にコネクタ部品を実装する場合、他の部品と同時にはんだ付けできないことがある。具体的には、通常、表面実装用の電子部品は、はんだリフロー炉を用いてプリント配線板90にはんだ付けされる。一方、プリント配線板90を貫通するピンが設けられているコネクタ部品は、はんだフロー炉またははんだディップ槽を用いてはんだ付けされる。
また、表面実装用のコネクタ部品を用いた場合、コネクタ部品のコストがさらに増加することがある。さらに、表面実装用のコネクタ部品を用いた場合、コネクタ部品の端子がはんだ付けされるパッド電極75とプリント配線板90内部の配線層とを接続するビアが、プリント配線板90において設けられることがある。このため、プリント配線板90の面積が増大することがある。
コネクタ部品を削減するために、プリント配線板90にコネクタ部品を取り付ける代わりに、プリント配線板90の端部をプラグコネクタとする場合がある。具体的には、プリント配線板90の表面の外周部において、配線パターンを用いて端子を形成することによって、プリント配線板90の端部をプラグコネクタとする。この場合、プリント配線板90に対して垂直な方向にコネクタを嵌合することが困難になる。
実施の形態1に係るプラグコネクタ100および配線接続方法によれば、ハウジング1は、プリント配線板90の第1被挿入穴97に挿入される。接触子2は、プリント配線板90と電気的に接続される。このため、プリント配線板90にコネクタ部品を実装することなく、プラグコネクタ100とプリント配線板90とを接続することができる。これによって、プリント配線板90のコネクタ部品を削減することができる。さらに、プリント配線板90の第1面91および第2面92の各々に対して実質的に垂直な方向において、プラグコネクタ100とプリント配線板90とを嵌合することができる。
実施の形態1に係るプラグコネクタ100によれば、ハウジング1は、第1張り出し部21と、第2張り出し部22とを有している。第1張り出し部21は、第1面91に対面する。第2張り出し部22は、第2面92に対面する。このため、プリント配線板90に取り付けたプラグコネクタ100に対して、上下方向Zに沿う方向の力が負荷された場合、第1張り出し部21および第2張り出し部22の少なくとも一方がプリント配線板90に接する。これによって、プラグコネクタ100のプリント配線板90からの抜けを抑制することができる。
接触子2が塑性変形しない材料によって構成されている場合、接触子2に力が負荷された際に接触子2が割れるおそれがある。実施の形態1に係るプラグコネクタ100によれば、接触子2は塑性変形可能である。このため、接触子2の割れを抑制することができる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2に係るプラグコネクタ100の構成について説明する。実施の形態2に係るプラグコネクタ100は、主にピン3を有している点において、実施の形態1に係るプラグコネクタ100の構成と異なっており、その他の点については、実施の形態1に係るプラグコネクタ100の構成と実質的に同一である。以下、実施の形態1に係るプラグコネクタ100の構成と異なる点を中心に説明する。
図8は、実施の形態2に係るプラグコネクタ100の構成を示す斜視模式図である。図8に示されるように、プラグコネクタ100は、ピン3をさらに有している。ピン3は、接触子2をプリント配線板90に押しつけるように構成されている。ピン3は、ハウジング1に取り付けられている。ピン3は、左右方向Xに沿って延びている。ハウジング1は、内周面16を有している。内周面16は、ピン3を取り囲んでいる。ハウジング1において、スリット15が設けられている。接触子2は、スリット15の内部にある。
図9は、実施の形態2に係るプラグコネクタ100の構成を示す縦断面模式図である。図9に示される断面は、上下方向Zおよび前後方向Yの各々に平行であり且つ接触子2と交差する断面である。なお、説明の便宜のため、図9において、ケーブル9は図示されていない。図9に示されるように、スリット15は、前後方向Yに沿って延びている。スリット15は、たとえばハウジング1の第1本体部材11を貫通している。
ハウジング1の内周面16は、第2被挿入穴51を形成している。第2被挿入穴51は、上下方向Zに沿って延びている。第2被挿入穴51は、ハウジング1の第1張り出し部21および第1本体部材11の各々を貫通している。第2被挿入穴51は、スリット15に連なっている。
ハウジング1は、支持部14を有している。支持部14は、スリット15内にある。支持部14は、第1本体部材11に連なっている。支持部14は、接触子2に接している。支持部14は、接触子2とプリント配線板90との間にある。別の観点から言えば、ピン3は、接触子2を支持部14に押しつけるように構成されている。
ピン3は、ハウジング1の第2被挿入穴51に挿入されている。ピン3は、第2方向102に沿って第2被挿入穴51内を移動するように構成されている。言い換えれば、ピン3は、ハウジング1における第1被挿入穴97への挿入方向に沿ってハウジング1内を移動するように構成されている。ピン3は、接触子2から離間していてもよい。ピン3は、樹脂等の絶縁材料によって構成されている。ピン3は、ハウジング1と同じ材料によって構成されていてもよい。
図9に示されるように、ピン3は、第1ピン部35と、第2ピン部36と、第3ピン部37と、頭部38とを有している。第1ピン部35は、第2被挿入穴51に挿入されている。前後方向Yにおける第1ピン部35の幅は、第2幅W2とされる。第2ピン部36は、第1ピン部35に連なっている。第2ピン部36は、第2被挿入穴51に挿入されている。左右方向Xに見て、第2ピン部36は、テーパ状である。言い換えれば、前後方向Yにおける第2ピン部36の幅は、第1ピン部35から離れるにつれて大きくなっている。
第3ピン部37は、第2ピン部36に連なっている。第3ピン部37の少なくとも一部は、第2被挿入穴51に挿入されている。第3ピン部37は、第2ピン部36に対して第1ピン部35の反対側にある。別の観点から言えば、第2ピン部36は、第1ピン部35と第3ピン部37との間にある。前後方向Yにおける第3ピン部37の幅は、第3幅W3とされる。第3幅W3は、第2幅W2よりも大きい。
頭部38は、第3ピン部37に連なっている。頭部38は、第3ピン部37に対して第2ピン部36の反対側にある。別の観点から言えば、第3ピン部37は、第2ピン部36と頭部38との間にある。頭部38は、第1張り出し部21に対面している。頭部38は、たとえばハウジング1に対して第1方向101側にある。言い換えれば、頭部38は、たとえばハウジング1の第1張り出し部21に対して、第1本体部材11の反対側にある。別の観点から言えば、第1張り出し部21は、たとえば頭部38と第1本体部材11との間にある。前後方向Yにおいて、頭部38の幅は、内周面16の幅よりも大きい。
接触子2は、ピン3とプリント配線板90との間にある。接触子2は、支持部14の周りを回転するように構成されている。接触子2は、たとえば板金を切り抜くことによって形成されている。左右方向Xにおける接触子2の厚みは、たとえば0.2mm以上0.8mm以下である。接触子2は、円状部28と、第1接続部23と、第1接触部31とを有している。
円状部28は、ハウジング1の支持部14上にある。円状部28は、支持部14に接している。第1接続部23は、円状部28に連なっている。第1接触部31は、第1接続部23に連なっている。第1接触部31は、円状部28から離間している。接触子2において、凹部29が設けられている。具体的には、凹部29は、円状部28と第1接続部23と第1接触部31とによって形成されている。ハウジング1の支持部14は、凹部29に配置されている。別の観点から言えば、支持部14は、円状部28と第1接触部31との間にある。
次に、実施の形態2に係る配線接続方法について説明する。準備工程(S10)において、図9に示されるプラグコネクタ100が準備される。
図10は、実施の形態2に係るプラグコネクタ100を用いた接続工程(S20)を示す縦断面模式図である。図10に示される縦断面模式図は、図9に示される縦断面模式図に対応している。図10に示されるように、接続工程(S20)において、プラグコネクタ100が第1被挿入穴97に挿入されている状態で、ピン3は、第2方向102に沿って押し込まれる。ピン3の第2ピン部36が接触子2に接しつつピン3が押し込まれることによって、前後方向Yに沿って、接触子2は外側に押し出される。接触子2は、ハウジング1の外側に突出する。接触子2の第1接触部31は、プリント配線板90のスルーホール電極74に押しつけられる。
ピン3が第2方向102に沿って動くことによって、ピン3から接触子2へ力が負荷される。ピン3から接触子2へ負荷される力は、第2方向102の成分を有している。これによって、接触子2は回転する。具体的には、接触子2と支持部14との接点が接触子2の外縁に沿って移動しつつ接触子2は回転する。
次に、実施の形態2に係るプラグコネクタ100の作用効果について説明する。
実施の形態2に係るプラグコネクタ100は、ピン3を有している。ピン3は、接触子2をプリント配線板90に押しつけるように構成されている。このため、接触子2とプリント配線板90との間における接触の安定性を向上することができる。これによって、プラグコネクタ100とプリント配線板90との間の電気的な接続の安定性を向上することができる。
実施の形態2に係るプラグコネクタ100によれば、ハウジング1は、支持部14を有している。ピン3は、ハウジング1における第1被挿入穴97への挿入方向に沿ってハウジング1内を移動するように構成されている。接触子2は、支持部14の周りを回転するように構成されている。このため、接触子2が回転することによって、接触子2は、ピン3から負荷される力をプリント配線板90に伝えることができる。具体的には、接触子2が支持部14の周りを回転しつつ、接触子2の第1接触部31がスルーホール電極74に接する。これによって、第1接触部31からスルーホール電極74に力が負荷される。スルーホール電極74に負荷される力は、ハウジング1における第1被挿入穴97への挿入方向と反対の方向の成分を有している。言い換えれば、第1接触部31からスルーホール電極74に負荷される力は、第1方向101の成分を有している。これによって、接触子2は、プリント配線板90から反力を受ける。接触子2がプリント配線板90から受ける反力は、第2方向102の成分を有している。別の観点から言えば、プラグコネクタ100はプリント配線板90から反力を受ける。プラグコネクタ100がプリント配線板90から受ける反力は、プラグコネクタ100における第1被挿入穴97への挿入方向の成分を有している。これによって、プラグコネクタ100の抜けを抑制することができる。
実施の形態3.
次に、実施の形態3に係るプラグコネクタ100の構成について説明する。実施の形態3に係るプラグコネクタ100の構成は、主に接触子2が第2接触部32を有している点において、実施の形態2に係るプラグコネクタ100の構成と異なっており、その他の点については、実施の形態2に係るプラグコネクタ100の構成と実質的に同一である。以下、実施の形態2に係るプラグコネクタ100の構成と異なる点を中心に説明する。
図11は、実施の形態3に係るプラグコネクタ100の構成を示す縦断面模式図である。図11に示される縦断面模式図は、図9に示される縦断面模式図に対応している。図11に示されるように、接触子2は、第1接続部23と、第1接触部31と、第2接触部32と、ケーブル接続部25とを有している。
第1接続部23は、ハウジング1内にある。別の観点から言えば、第1接続部23は、プリント配線板90の第1被挿入穴97に挿入される。第1接触部31は、第1接続部23に連なっている。第1接触部31は、支持部14に対して第1方向101側にある。言い換えれば、上下方向Zにおいて、第1接触部31は、支持部14に対して第1張り出し部21側にある。左右方向Xに見て、第1接触部31の形状は、略長方形である。略長方形とは、たとえば長方形の角を丸くした形状である。
第2接触部32は、第1接続部23に連なっている。第2接触部32は、第1接触部31から離間している。左右方向Xに見て、第2接触部32の形状はたとえば半円状である。第2接触部32は、支持部14に対して第2方向102側にある。言い換えれば、上下方向Zにおいて、第2接触部32は、支持部14に対して第2張り出し部22側にある。接触子2の凹部29は、第1接触部31と、第1接続部23と、第2接触部32とによって形成されている。別の観点から言えば、ハウジング1の支持部14は、第1接触部31と第2接触部32との間にある。
ケーブル接続部25は、第1接続部23に連なっている。ケーブル接続部25は、第1接触部31および第2接触部32の各々から離間している。ケーブル接続部25の一部は、ハウジング1に対して第1方向101側にある。ケーブル接続部25において、圧入スリット59が形成されている。圧入スリット59は、ハウジング1に対して第1方向101側にある。圧入スリット59において、ケーブル9(図1および図8参照)が圧入される。別の観点から言えば、ケーブル9に対してケーブル接続部25の一部が食い込んでいる。ケーブル9の芯線にケーブル接続部25が接している。
ピン3は、第1ピン部35と、第2ピン部36と、頭部38によって構成されていてもよい。頭部38は、第1本体部材11に対面していてもよい。頭部38は、ハウジング1に対して第2方向102側にあってもよい。言い換えれば、上下方向Zにおいて、頭部38は、ハウジング1の第1本体部材11に対して、第1張り出し部21の反対側にあってもよい。別の観点から言えば、上下方向Zにおいて、第1本体部材11は、頭部38と第1張り出し部21との間にあってもよい。
次に、実施の形態3に係る配線接続方法について説明する。準備工程(S10)において、図11に示されるプラグコネクタ100が準備される。
図12は、実施の形態3に係るプラグコネクタ100を用いた接続工程(S20)を示す第1縦断面模式図である。図12に示される縦断面模式図は、図10に示される縦断面模式図に対応している。図12に示されるように、接続工程(S20)において、プラグコネクタ100が第1被挿入穴97に挿入されている状態で、ピン3は、第1方向101に沿って押し込まれる。ピン3を用いて接触子2がプリント配線板90に押しつけられることによって、第2接触部32はプリント配線板90に接する。具体的には、第2接触部32は第2角部82に接する。接触子2が第2角部82に接しつつピン3が押し込まれることによって、第2接触部32と第2角部82との接点は、第2接触部32の外縁に沿って第1方向101側に移動する。別の観点から言えば、接触子2は、第2方向102に沿う方向に移動する。これによって、第1接触部31は第1角部81に接する。別の観点から言えば、第1接触部31と第2接触部32とは、プリント配線板90の電極を挟み込む。
図13は、実施の形態3に係るプラグコネクタ100を用いた接続工程(S20)を示す第2縦断面模式図である。図13に示されるように、ハウジング1において、第3被挿入穴52が設けられている。第3被挿入穴52は、ハウジング1を貫通していてもよい。第3被挿入穴52は、前後方向Yに沿って延びている。ピン3において、貫通孔53が設けられている。貫通孔53は、前後方向Yに沿って延びている。プラグコネクタ100は、ストッパー4をさらに有している。ストッパー4は、ピン3の位置を保持するように構成されている。具体的には、ストッパー4は、第3被挿入穴52および貫通孔53の各々に挿入されている。なお、図13に示される断面は、上下方向Zおよび前後方向Yの各々に平行であり且つストッパー4と交差する断面である。
次に、実施の形態3に係るプラグコネクタ100の作用効果について説明する。
実施の形態3に係るプラグコネクタ100によれば、接触子2は、第1接触部31と第2接触部32とを有している。第1接触部31は、プリント配線板90の第1角部81に接する。第2接触部32は、プリント配線板90の第2角部82に接する。このため、第1接触部31および第2接触部32の各々は、プリント配線板90の第1ランド電極71および第2ランド電極72の各々へ接触することができる。また、第1接触部31および第2接触部32の各々と、プリント配線板90の電極との間の接触面積を小さくすることができる。これによって、第1接触部31および第2接触部32の各々は、プリント配線板90の電極に容易に食い込むことができる。これによって、接触子2がスルーホール電極74のメッキを傷めることを抑制しつつ、接触子2がプリント配線板90の電極から離間することを抑制できる。この結果、接触子2とプリント配線板90との間における接触の安定性を向上することができる。
実施の形態3に係るプラグコネクタ100は、ストッパー4を有している。ストッパー4は、ピン3の位置を保持するように構成されている。ストッパー4は、ピン3の貫通孔53に挿入されている。このため、ピン3がハウジング1から脱落することを抑制できる。これによって、ピン3は、より安定して接触子2をプリント配線板90に押しつけることができる。この結果、接触子2とプリント配線板90との間における接触の安定性を向上することができる。
なお、実施の形態3において、接触子2が板金を切り抜くことによって形成されている。しかしながら、接触子2の構成は上記の構成に限定されない。具体的には、接触子2は、板金を切り抜きつつ、ケーブル接続部25の延在方向に見て、ケーブル接続部25を90°ねじることによって形成されていてもよい。別の観点から言えば、圧入スリット59に圧入されたケーブル9が前後方向Yに沿って延びるように、ケーブル接続部25は構成されていてもよい。これによって、複数の接触子2が前後方向Yに沿って並んでいる場合において、複数の接触子2の各々に対して、ケーブル9の芯線を同時に圧入することができる。
実施の形態4.
次に、実施の形態4に係るプラグコネクタ100の構成について説明する。実施の形態4に係るプラグコネクタ100の構成は、主に接触子2がプリント配線板90のパッド電極75に接するように構成されている点において、実施の形態3に係るプラグコネクタ100の構成と異なっており、その他の点については、実施の形態3に係るプラグコネクタ100の構成と実質的に同一である。以下、実施の形態3に係るプラグコネクタ100の構成と異なる点を中心に説明する。
図14は、実施の形態4に係るプラグコネクタ100の構成を示す縦断面模式図である。図14に示される縦断面模式図は、図11に示される縦断面模式図に対応している。図14に示されるように、接触子2の第1接続部23は、第1接続部材61と、第2接続部材62と、第3接続部材63とを有している。第1接続部材61は、第1接触部31に連なっている。第2接続部材62は、第2接触部32に連なっている。第2接続部材62は、第1接続部材61に対面している。第2接続部材62の延びる方向は、第1接続部材61の延びる方向と実質的に平行であってもよい。第3接続部材63は、第1接続部材61、第2接続部材62およびケーブル接続部25の各々に連なっている。凹部29は、第1接続部材61と第2接続部材62と第3接続部材63と第1接触部31と第2接触部32とによって形成されている。
図14に示されるように、左右方向Xに見て、第1接触部31の形状は、たとえば半円状である。第2接触部32は、第1接触部31に対面している。別の観点から言えば、第1接触部31および第2接触部32の各々は、第1接続部材61と第2接続部材62との間にある。左右方向Xに見て、第1接触部31の外縁と第2接触部32の外縁との間の最短距離は、距離Eとされる。距離Eは、プリント配線板90の厚みHよりも小さい。距離Eは、たとえば0.5mm以上4mm以下である。距離Eと厚みHとの差の絶対値は、たとえば10μm以上100μm以下である。
図15は、実施の形態4に係るプリント配線板90の構成を示す平面模式図である。図15に示されるように、プリント配線板90の第1被挿入穴97は、穴部99によって構成されている。プリント配線板90は、パッド電極75を有している。パッド電極75は、第1面91に設けられている。パッド電極75は、たとえば内壁面96から離間している。配線部73は、パッド電極75に連なっている。
次に、実施の形態4に係る配線接続方法について説明する。準備工程(S10)において、図14に示されるプラグコネクタ100が準備される。
図16は、実施の形態4に係るプラグコネクタ100を用いた接続工程(S20)を示す縦断面模式図である。図16に示される縦断面模式図は、図12に示される縦断面模式図に対応している。図16に示されるように、プリント配線板90の第2面92において、パッド電極75が設けられている。接続工程(S20)において、ピン3を用いて接触子2がプリント配線板90に押しつけられることによって、第1接触部31は、第1面91に対面する。第1接触部31は、パッド電極75に接する。第2接触部32は、第2面92に対面する。第2接触部32は、パッド電極75に接する。第1接触部31と第2接触部32との間にプリント配線板90が挟み込まれる。
別の観点から言えば、プリント配線板90からの反力によって、距離Eが厚みH以上となるように接触子2は変形する。これによって、第1接触部31および第2接触部32の各々がパッド電極75に押しつけられる力が大きくなる。この結果、プラグコネクタ100とプリント配線板90との間の電気的な接続の安定性を向上することができる。第1接触部31と第2接触部32との間にプリント配線板90が挟み込まれた後、ピン3は第2方向102に沿って引き抜かれてもよい。
なお、実施の形態4において、パッド電極75は、プリント配線板90の第1面91および第2面92の各々に設けられている。しかしながら、パッド電極75は、第1面91および第2面92のいずれか一方に設けられていてもよい。別の観点から言えば、第1接触部31および第2接触部32の少なくとも一方は、パッド電極75に接している。第1面91にパッド電極75が設けられていない場合、第1接触部31は第1面91に接する。第2面92にパッド電極75が設けられていない場合、第2接触部32は第2面92に接する。
次に、実施の形態4に係るプラグコネクタ100の作用効果について説明する。
実施の形態4に係るプラグコネクタ100によれば、第1接触部31および第2接触部32の少なくとも一方は、パッド電極75に接している。このため、プラグコネクタ100と接続されるパッド電極75のサイズは、第1接触部31および第2接触部32の各々のサイズに合わせて設計することができる。これによって、プリント配線板90において、パッド電極75の配置密度を高めることができる。
通常、表面実装用のコネクタ部品をプリント配線板90に実装する場合、コネクタ部品を実装する面にパッド電極75を集中させる。このため、第1面91に設けられている配線部73と第2面92に設けられている配線部73とを導通するビアの数が増加する。実施の形態4に係るプラグコネクタ100によれば、第1接触部31は、第1面91に対面する。第2接触部32は、第2面92に対面する。このため、プラグコネクタ100は、第1面91および第2面92の各々に設けられているパッド電極75に接続できる。この結果、ビアの数を低減することができる。
実施の形態4に係るプラグコネクタ100によれば、第1接触部31および第2接触部32の少なくとも一方は、パッド電極75に接している。このため、プリント配線板90の第1被挿入穴97が穴部99によって構成されている場合においても、プラグコネクタ100はプリント配線板90に接続できる。このため、準備工程(S10)において、プリント配線板90の切削量を低減することができる。この結果、切削によって発生した削り屑が、プリント配線板90に付着することを抑制できる。またスルーホール電極74等の金属を切削することが無いため、金属コンタミネーションを抑制できる。
実施の形態5.
次に、実施の形態5に係るプラグコネクタ100の構成について説明する。実施の形態5に係るプラグコネクタ100の構成は、主に2個の実施の形態4に係るプラグコネクタ100を繋ぎ合わせた構成である点において、実施の形態4に係るプラグコネクタ100の構成と異なっており、その他の点については、実施の形態4に係るプラグコネクタ100の構成と実質的に同一である。以下、実施の形態4に係るプラグコネクタ100の構成と異なる点を中心に説明する。
図17は、実施の形態5に係るプラグコネクタ100の構成を示す縦断面模式図である。図17に示される縦断面模式図は、図14に示される縦断面模式図に対応している。図17に示されるように、上下方向Zにおけるハウジング1の中心を通り、かつ上下方向Zに垂直な直線は、中心線Oとされる。プラグコネクタ100の形状は、中心線Oに対して実質的に線対称である。
接触子2は、第1部分41と、第2部分42と、第3部分43とを有している。第1部分41は、第1接続部23と、第1接触部31と、第2接触部32とによって構成されている。第1接続部23、第1接触部31および第2接触部32の各々の構成は、実施の形態4に係る第1接続部23、第1接触部31および第2接触部32の各々の構成と実質的に同一である。
図17に示されるように、左右方向Xに見て、第2部分42の形状と第1部分41の形状とは、中心線Oに対して実質的に線対称である。第2部分42は、第2接続部24と、第3接触部33と、第4接触部34とによって構成されている。第3接触部33は、第2接続部24に連なっている。第4接触部34は、第2接続部24に連なっている。第4接触部34は、第3接触部33から離間している。第4接触部34は、第3接触部33に対面している。
第3部分43は、第1部分41の第1接続部23および第2部分42の第2接続部24の各々に連なっている。左右方向Xに見て、第3部分43は、中心線Oと交差する。第3部分43は、上下方向Zに沿って延びている。前後方向Yにおける第3部分43の幅は、たとえば左右方向Xにおける接触子2の厚み以下である。
プラグコネクタ100は、一対のピン3を有している。一対のピン3の各々の第1ピン部35は、互いに対向している。中心線Oは、一対のピン3の間にある。
次に、実施の形態5に係る配線接続方法について説明する。準備工程(S10)において、図17に示されるプラグコネクタ100が準備される。
図18は、実施の形態5に係るプラグコネクタ100を用いた接続工程(S20)を示す斜視模式図である。図19は、実施の形態5に係るプラグコネクタ100を用いた接続工程(S20)を示す縦断面模式図である。図19に示される縦断面模式図は、図16に示される縦断面模式図に対応している。図18および図19に示されるように、プリント配線板90は、第1配線板部111と、第2配線板部121とを有している。第2配線板部121は、第1配線板部111に対して第1方向101側にある。第2配線板部121は、第1配線板部111から離間している。第2配線板部121の延在する方向は、第1配線板部111の延在する方向と実質的に平行である。
図19に示されるように、第1被挿入穴97は、第1被挿入穴部112と、第2被挿入穴部122とを有している。第1配線板部111において、第1被挿入穴部112が設けられている。第2配線板部121において、第2被挿入穴部122が設けられている。
第1配線板部111は、第1表面113と、第1裏面114とを有している。第1裏面114は、第1表面113の反対側にある。第2配線板部121は、第2表面123と、第2裏面124とを有している。第2裏面124は、第2表面123の反対側にある。第2裏面124は、第1表面113に対向している。第1表面113、第1裏面114、第2表面123および第2裏面124の各々において、パッド電極75が設けられている。
図19に示されるように、接続工程(S20)において、ハウジング1は、第1被挿入穴部112および第2被挿入穴部122の各々に挿入される。一対のピン3の各々は、上下方向Zに沿ってハウジング1の内側に押し込まれる。
接触子2は、第1配線板部111と、第2配線板部121とを電気的に接続する。具体的には、接触子2の第1接触部31は、第1表面113に対面する。第1接触部31は、第1表面113に設けられているパッド電極75に接する。接触子2の第2接触部32は、第1裏面114に対面する。第2接触部32は、第1裏面114に設けられているパッド電極75に接する。第1配線板部111は、第1接触部31と第2接触部32とに挟み込まれる。
接触子2の第3接触部33は、第2裏面124に対面する。第3接触部33は、第2裏面124に設けられているパッド電極75に接する。接触子2の第4接触部34は、第2表面123に対面する。第4接触部34は、第2表面123に設けられているパッド電極75に接する。第2配線板部121は、第3接触部33と第4接触部34とに挟み込まれる。接触子2の第3部分43は、第1部分41および第2部分42の各々に引っ張られる。前後方向Yにおける第3部分43の幅は、左右方向Xにおける接触子2の厚み以下であるため、第1部分41および第2部分42の各々に引っ張られることによって、第3部分43は容易に変形することができる。
次に、実施の形態5に係るプラグコネクタ100の作用効果について説明する。
実施の形態5に係るプラグコネクタ100によれば、ハウジング1は、第1被挿入穴部112および第2被挿入穴部122の各々に挿入される。接触子2は、第1配線板部111と第2配線板部121とを電気的に接続する。このため、プラグコネクタ100は、第1配線板部111と第2配線板部121とを重ねた状態で、第1配線板部111と第2配線板部121とを接続することができる。言い換えれば、プラグコネクタ100は、スタッキングコネクタの機能を有している。
通常、スタッキングコネクタを用いて、第1配線板部111と第2配線板部121とを接続する場合、第1配線板部111および第2配線板部121の各々において、コネクタ部品がはんだ付けされる。この場合、第1配線板部111と第2配線板部121とを接続した際に、コネクタ部品の取り付け位置のばらつき等によって、コネクタ部品を固定するはんだに応力が発生することがある。この結果、はんだにクラックが発生することがある。実施の形態5に係るプラグコネクタ100によれば、第1配線板部111および第2配線板部121の各々において、コネクタ部品を削減できる。この結果、はんだにクラックが発生することを抑制できる。
なお、実施の形態5において、プラグコネクタ100の構成は、2個の実施の形態4に係るプラグコネクタ100を繋ぎ合わせた構成である。しかしながら、プラグコネクタ100の構成は上記の構成に限定されない。具体的には、プラグコネクタ100の構成は、2個の実施の形態1から実施の形態3のいずれかに係るプラグコネクタ100を繋ぎ合わせた構成であってもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以下、本開示の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)接触子と前記接触子が取り付けられているハウジングとを有するプラグコネクタと、被挿入穴が設けられているプリント配線板とを準備する工程と、
前記被挿入穴に前記ハウジングを挿入し、前記接触子が前記プリント配線板に接することにより、前記プリント配線板と前記接触子とを電気的に接続する工程とを備えた、配線接続方法。
(付記2)被挿入穴が設けられたプリント配線板に取り付けられるプラグコネクタであって、
前記プリント配線板に接し且つ前記プリント配線板と電気的に接続される接触子と、
前記接触子が取り付けられており且つ前記被挿入穴に挿入されるハウジングとを備えた、プラグコネクタ。
(付記3)前記ハウジング内に挿入されるピンをさらに備え、
前記ピンは、前記接触子を前記プリント配線板に押しつけるように構成されている、付記2に記載のプラグコネクタ。
(付記4)前記接触子において、凹部が設けられており、
前記ハウジングは、前記凹部に配置される支持部を含み、
前記ピンは、前記ハウジングにおける前記被挿入穴への挿入方向に沿って前記ハウジング内を移動するように構成されており、
前記ピンは、前記接触子を前記支持部に押しつけるように構成されており、
前記接触子は、前記支持部の周りを回転するように構成されている、付記3に記載のプラグコネクタ。
(付記5)前記ピンの位置を保持するストッパーをさらに備え、
前記ピンにおいて、貫通孔が設けられており、
前記ストッパーは、前記貫通孔に挿入されている、付記3または付記4に記載のプラグコネクタ。
(付記6)前記プリント配線板は、第1面と、前記第1面の反対側にある第2面とを含み、
前記被挿入穴は、前記第1面および前記第2面を貫通しており、
前記ハウジングは、前記被挿入穴に挿入される本体部と、前記本体部に連なっている第1張り出し部と、前記本体部に連なっており且つ前記第1張り出し部から離間している第2張り出し部とを含み、
前記第1張り出し部は、前記第1面に対面し、
前記第2張り出し部は、前記第2面に対面する、付記2から付記5のいずれか1項に記載のプラグコネクタ。
(付記7)前記プリント配線板は、前記被挿入穴を形成している内壁面と、前記内壁面に設けられているスルーホール電極と、前記第1面に設けられており且つ前記スルーホール電極に連なっている第1ランド電極と、前記第2面に設けられており且つ前記スルーホール電極に連なっている第2ランド電極とを含み、
前記第1ランド電極は、第1角部において、前記スルーホール電極と連なっており、
前記第2ランド電極は、第2角部において、前記スルーホール電極と連なっており、
前記接触子は、前記被挿入穴に挿入される接続部と、前記接続部に連なっている第1接触部と、前記接続部に連なっており且つ前記第1接触部から離間している第2接触部とを有し、
前記第1接触部は、前記第1角部に接し、
前記第2接触部は、前記第2角部に接する、付記6に記載のプラグコネクタ。
(付記8)前記プリント配線板は、前記第1面および前記第2面の少なくとも一方に設けられているパッド電極を含み、
前記接触子は、接続部と、前記接続部に連なっている第1接触部と、前記接続部に連なっており且つ前記第1接触部から離間している第2接触部とを有し、
前記第1接触部および前記第2接触部の少なくとも一方は、前記パッド電極に接している、付記6に記載のプラグコネクタ。
(付記9)前記被挿入穴は、第1被挿入穴部と、第2被挿入穴部とを有しており、
前記プリント配線板は、前記第1被挿入穴部が設けられている第1配線板部と、前記第2被挿入穴部が設けられており且つ前記第1配線板部から離間している第2配線板部とを含み、
前記第1配線板部は、第1表面と、前記第1表面の反対側にある第1裏面とを有し、
前記第2配線板部は、前記第1表面に対向する第2裏面を有し、
前記接触子は、前記第1配線板部と、前記第2配線板部とを電気的に接続し、
前記ハウジングは、前記第1被挿入穴部および前記第2被挿入穴部の各々に挿入される、付記2から付記8のいずれか1項に記載のプラグコネクタ。
1 ハウジング、2 接触子、3 ピン、4 ストッパー、9 ケーブル、10 本体部、11 第1本体部材、12 第2本体部材、13 棒状部材、14 支持部、15 スリット、16 内周面、21 第1張り出し部、22 第2張り出し部、23 第1接続部、24 第2接続部、25 ケーブル接続部、28 円状部、29 凹部、31 第1接触部、32 第2接触部、33 第3接触部、34 第4接触部、35 第1ピン部、36 第2ピン部、37 第3ピン部、38 頭部、41 第1部分、42 第2部分、43 第3部分、51 第2被挿入穴、52 第3被挿入穴、53 貫通孔、59 圧入スリット、61 第1接続部材、62 第2接続部材、63 第3接続部材、71 第1ランド電極、72 第2ランド電極、73 配線部、74 スルーホール電極、75 パッド電極、81 第1角部、82 第2角部、90 プリント配線板、91 第1面、92 第2面、96 内壁面、97 第1被挿入穴、98 スルーホール部、99 穴部、100 プラグコネクタ、101 第1方向、102 第2方向、111 第1配線板部、112 第1被挿入穴部、113 第1表面、114 第1裏面、121 第2配線板部、122 第2被挿入穴部、123 第2表面、124 第2裏面、D 直径、E 距離、H 厚み、O 中心線、W1 第1幅、W2 第2幅、W3 第3幅、X 左右方向、Y 前後方向、Z 上下方向。

Claims (13)

  1. 接触子と前記接触子が取り付けられているハウジングとを有するプラグコネクタと、被挿入穴が設けられているプリント配線板とを準備する工程と、
    前記被挿入穴に前記ハウジングを挿入し、前記接触子が前記プリント配線板に接することにより、前記プリント配線板と前記接触子とを電気的に接続する工程とを備えた、配線接続方法。
  2. 被挿入穴が設けられたプリント配線板に取り付けられるプラグコネクタであって、
    前記プリント配線板に接し且つ前記プリント配線板と電気的に接続される接触子と、
    前記接触子が取り付けられており且つ前記被挿入穴に挿入されるハウジングとを備えた、プラグコネクタ。
  3. 前記ハウジング内に挿入されるピンをさらに備え、
    前記ピンは、前記接触子を前記プリント配線板に押しつけるように構成されている、請求項2に記載のプラグコネクタ。
  4. 前記接触子において、凹部が設けられており、
    前記ハウジングは、前記凹部に配置される支持部を含み、
    前記ピンは、前記ハウジングにおける前記被挿入穴への挿入方向に沿って前記ハウジング内を移動するように構成されており、
    前記ピンは、前記接触子を前記支持部に押しつけるように構成されており、
    前記接触子は、前記支持部の周りを回転するように構成されている、請求項3に記載のプラグコネクタ。
  5. 前記ピンの位置を保持するストッパーをさらに備え、
    前記ピンにおいて、貫通孔が設けられており、
    前記ストッパーは、前記貫通孔に挿入されている、請求項3に記載のプラグコネクタ。
  6. 前記ピンの位置を保持するストッパーをさらに備え、
    前記ピンにおいて、貫通孔が設けられており、
    前記ストッパーは、前記貫通孔に挿入されている、請求項4に記載のプラグコネクタ。
  7. 前記プリント配線板は、第1面と、前記第1面の反対側にある第2面とを含み、
    前記被挿入穴は、前記第1面および前記第2面を貫通しており、
    前記ハウジングは、前記被挿入穴に挿入される本体部と、前記本体部に連なっている第1張り出し部と、前記本体部に連なっており且つ前記第1張り出し部から離間している第2張り出し部とを含み、
    前記第1張り出し部は、前記第1面に対面し、
    前記第2張り出し部は、前記第2面に対面する、請求項2から請求項6のいずれか1項に記載のプラグコネクタ。
  8. 前記プリント配線板は、前記被挿入穴を形成している内壁面と、前記内壁面に設けられているスルーホール電極と、前記第1面に設けられており且つ前記スルーホール電極に連なっている第1ランド電極と、前記第2面に設けられており且つ前記スルーホール電極に連なっている第2ランド電極とを含み、
    前記第1ランド電極は、第1角部において、前記スルーホール電極と連なっており、
    前記第2ランド電極は、第2角部において、前記スルーホール電極と連なっており、
    前記接触子は、前記被挿入穴に挿入される接続部と、前記接続部に連なっている第1接触部と、前記接続部に連なっており且つ前記第1接触部から離間している第2接触部とを有し、
    前記第1接触部は、前記第1角部に接し、
    前記第2接触部は、前記第2角部に接する、請求項7に記載のプラグコネクタ。
  9. 前記プリント配線板は、前記第1面および前記第2面の少なくとも一方に設けられているパッド電極を含み、
    前記接触子は、接続部と、前記接続部に連なっている第1接触部と、前記接続部に連なっており且つ前記第1接触部から離間している第2接触部とを有し、
    前記第1接触部および前記第2接触部の少なくとも一方は、前記パッド電極に接している、請求項7に記載のプラグコネクタ。
  10. 前記被挿入穴は、第1被挿入穴部と、第2被挿入穴部とを有しており、
    前記プリント配線板は、前記第1被挿入穴部が設けられている第1配線板部と、前記第2被挿入穴部が設けられており且つ前記第1配線板部から離間している第2配線板部とを含み、
    前記第1配線板部は、第1表面と、前記第1表面の反対側にある第1裏面とを有し、
    前記第2配線板部は、前記第1表面に対向する第2裏面を有し、
    前記接触子は、前記第1配線板部と、前記第2配線板部とを電気的に接続し、
    前記ハウジングは、前記第1被挿入穴部および前記第2被挿入穴部の各々に挿入される、請求項2から請求項6のいずれか1項に記載のプラグコネクタ。
  11. 前記被挿入穴は、第1被挿入穴部と、第2被挿入穴部とを有しており、
    前記プリント配線板は、前記第1被挿入穴部が設けられている第1配線板部と、前記第2被挿入穴部が設けられており且つ前記第1配線板部から離間している第2配線板部とを含み、
    前記第1配線板部は、第1表面と、前記第1表面の反対側にある第1裏面とを有し、
    前記第2配線板部は、前記第1表面に対向する第2裏面を有し、
    前記接触子は、前記第1配線板部と、前記第2配線板部とを電気的に接続し、
    前記ハウジングは、前記第1被挿入穴部および前記第2被挿入穴部の各々に挿入される、請求項7に記載のプラグコネクタ。
  12. 前記被挿入穴は、第1被挿入穴部と、第2被挿入穴部とを有しており、
    前記プリント配線板は、前記第1被挿入穴部が設けられている第1配線板部と、前記第2被挿入穴部が設けられており且つ前記第1配線板部から離間している第2配線板部とを含み、
    前記第1配線板部は、第1表面と、前記第1表面の反対側にある第1裏面とを有し、
    前記第2配線板部は、前記第1表面に対向する第2裏面を有し、
    前記接触子は、前記第1配線板部と、前記第2配線板部とを電気的に接続し、
    前記ハウジングは、前記第1被挿入穴部および前記第2被挿入穴部の各々に挿入される、請求項8に記載のプラグコネクタ。
  13. 前記被挿入穴は、第1被挿入穴部と、第2被挿入穴部とを有しており、
    前記プリント配線板は、前記第1被挿入穴部が設けられている第1配線板部と、前記第2被挿入穴部が設けられており且つ前記第1配線板部から離間している第2配線板部とを含み、
    前記第1配線板部は、第1表面と、前記第1表面の反対側にある第1裏面とを有し、
    前記第2配線板部は、前記第1表面に対向する第2裏面を有し、
    前記接触子は、前記第1配線板部と、前記第2配線板部とを電気的に接続し、
    前記ハウジングは、前記第1被挿入穴部および前記第2被挿入穴部の各々に挿入される、請求項9に記載のプラグコネクタ。
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