JP2023162095A - バイアル瓶の収容容器、及びその収納容器 - Google Patents

バイアル瓶の収容容器、及びその収納容器 Download PDF

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翔太 荒川
Shota Arakawa
康明 吉村
Yasuaki Yoshimura
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Abstract

【課題】バイアル瓶を個別にピックアップし、又は複数個同時にピックアップすることのいずれもが容易であるとともに、バイアル瓶を収容する収容容器の包装や搬送をバイアル瓶の容量に関わらず共通化させることが可能なバイアル瓶の収容容器、及びその収納容器を提供する。【解決手段】バイアル瓶の収容容器であるネスト1は、複数の円筒形のバイアル瓶を保持するバイアル瓶の収容容器であって、複数の孔11Aが形成された天板11と、孔11Aに連設されたバイアル瓶の保持部12と、を備え、天板11は、孔11Aが形成された領域の外縁に保持代11Bを備え、保持部12は、バイアル瓶の底部を支持する支持片12Cと、バイアル瓶をその底面からを押し上げ可能な押上げ穴12Dを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、バイアル瓶の収容容器、及びその収納容器に関する。
従来、注射剤等の薬液を保存する目的で使用されるシリンジ又はバイアル瓶においては、その容器自体の包装形態として、滅菌済であり、更なる滅菌工程等を必要とせずに直ちに医薬品を充填することが可能なRTU(Ready To Use)と呼ばれる梱包方式が知られている。
例えば、特許文献1では、バイアル瓶を収容する容器を、合成樹脂にて一体成形し、バイアル瓶を上方向から差込み可能な略円柱形状の凹部を複数個設け、凹部の底面に、貫通孔が形成され、底面は2段壁構造になっている。また、バイアル瓶を上方向から差込み可能な凹部を複数個有する合成樹脂製のトレイにより、バイアル瓶を立てた状態で、トレイとバイアル瓶とを真空包装している。このようなバイアル瓶の収容容器では、容器にバイアル瓶を立てたまま注薬や蒸気滅菌が可能で、効率的な作業が可能になっている。
特開2016-10588号公報
ところで、バイアル瓶への薬液の充填や滅菌では、バイアル瓶を個別にピックアップする場合もあれば、複数個を一度にピックアップして充填する工程や滅菌工程へ搬送する場合がある。この点、特許文献1の容器では、トレイのようにバイアル瓶を収容する収容容器を備えるものの、収容容器自体の搬送性や収容容器から個別のバイアル瓶をピックアップすることまでを想定したものとはいえず、上記のニーズに応えるものとはいえなかった。
また、バイアル瓶は、充填する薬剤の種類や用途に応じて、例えば、6mL、10mL、20mLなどの容量が異なるタイプがあるところ、特許文献1の容器では、このような容量の違うバイアル瓶を扱う場合には、バイアル瓶を収容する収容容器の包装や搬送をバイアル瓶の容量に関わらず共通化させることはできなかった。
そこで、本発明は、バイアル瓶を個別にピックアップし、又は複数個同時にピックアップすることのいずれもが容易であるとともに、バイアル瓶を収容する収容容器の包装や搬送をバイアル瓶の容量に関わらず共通化させることが可能なバイアル瓶の収容容器、及びその収納容器を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るバイアル瓶の収容容器は、複数の円筒形のバイアル瓶を保持するバイアル瓶の収容容器であって、複数の孔が形成された天板と、孔に連設されたバイアル瓶の保持部と、を備え、天板は、孔が形成された領域の外縁に保持代を備え、保持部は、バイアル瓶の底部を支持する支持片と、バイアル瓶をその底面からを押し上げ可能な押上げ穴を備える。
この態様によれば、バイアル瓶の収容領域となる複数の孔で形成された保持部を備えた天板が、外縁に保持代を有し、また保持部に支持片が形成されたことで、この保持代を保持してバイアル瓶を収容した状態でバイアル瓶を落下させることなく収容容器を容易に搬送することが可能になる。また、保持部は、底面にバイアル瓶を押上げ可能な押上げ穴を備えたことで、バイアル瓶をその上方を摘まんで個別にピックアップする際に、底面側から瓶を押し上げることも可能で、バイアル瓶の個別のピックアップを容易に行うことができる。
上記態様において、保持部は、円筒状に形成され、支持片は、保持部の底面に円環状に形成され、押上げ穴は、支持片の中央に形成されていてもよい。また、支持片には切欠きが形成されていてもよい。この態様によれば、押上げ穴が中央に形成されているので、バイアル瓶を底面からバランスよく押し上げることが可能になる。特に、切欠きが設けられたことにより、バイアル瓶を押上げ、バイアル瓶のピックアップをより安定して行うことができるようになる。
上記態様において、保持代には、収容容器を把持して搬送可能な把持部が形成されていてもよい。この態様によれば、保持代に把持部が形成されることで、収容容器ごと搬送するに当たって、より容易に搬送できる。
上記態様において、収容容器は、ポリカーボネート樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂のいずれかの素材により形成されていてもよい。この態様によれば、収容容器を、前述の素材により形成することで、収容容器の強度を高くすることができるとともに、ガンマ線滅菌などにおいて黄色化を低減することができる。また、収容容器を、前述の素材により形成することで、収容容器が透明となりバイアル瓶の収容有無を容易に確認することが出来る。
本発明の他の態様に係るバイアル瓶の収容容器を収納する収納容器は、底面と側壁とにより箱状に形成され、側壁は、段部を備え、段部は、底面からの高さが収容容器の保持部の高さより高い位置になるように形成され、収容容器が収納された際に天板の保持代が段部に当接して、収容容器が段部によって保持されるように形成され、側壁は、その高さが、収容容器が収納された場合に、収容容器に保持されたバイアル瓶の頂部よりも高く形成される。
この態様によれば、バイアル瓶の収容容器を収納する収納容器を設け、収納容器の段部を、収容容器の保持代の高さと合わせるとともに、バイアル瓶の底部及び頂部が収納容器に収まるように設計することで、バイアル瓶の容量やサイズが変わった場合でも、バイアル瓶の収容容器はバイアル瓶の容量やサイズに合わせて変えつつ、収納容器を共通にして収納することができる。そのため、バイアル瓶を収容する収容容器の包装や搬送をバイアル瓶の容量に関わらず共通化させることが可能になる。
本発明によれば、バイアル瓶を個別にピックアップし、又は複数個同時にピックアップすることのいずれもが容易であるとともに、バイアル瓶を収容する収容容器の包装や搬送をバイアル瓶の容量に関わらず共通化させることが可能なバイアル瓶の収容容器、及びその収納容器を提供することができる。
本実施形態におけるネストの構成を示す斜視図(A)、平面図(B)及び側面図(C)である。 ネストの保持部の他の構成を示す部分平面図である。 ネストの他の構成を示す斜視図(A)、平面図(B)及び側面図(C)である。 ネストの他の構成を示す斜視図(A)、平面図(B)及び側面図(C)である。 ネストの他の構成を示す斜視図(A)、平面図(B)及び側面図(C)である。 本実施形態におけるタブの構成を示す斜視図である。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する(なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。)。
[本実施形態]
(収容容器の構成)
図1は、本実施形態におけるバイアル瓶の収容容器であるネスト1の全体構成を示す図である。図1に示すとおり、ネスト1は、天板11と、バイアル瓶を収納する保持部12と、を備える。
天板11は、平面形状が隅丸の方形で、複数の孔11Aが形成されている。孔11Aが形成された領域Aの外縁に保持代11Bが設けられている。孔11Aは、バイアル瓶の位置を固定しつつ、バイアル瓶との接触面積を低減することで、バイアル瓶の取り出しが容易な形状である。この例では天板11上に縦に6個の列が8列配置され、計48個が形成されている。この48個の孔11Aが形成された領域Aの外側に保持代11Bが形成されている。また、孔11Aには、バイアル瓶の底面及び側面を保持して収納する保持部12が連設されている。
保持代11Bは、天板11の四辺にわたって形成されている。保持代11Bは、ネスト1を収納する収納容器であるタブ5(後述)において、支持される部分であるとともに、バイアル瓶をタブ5から取り出し、ネスト1を搬送する際に、搬送器具などにより把持される部分である。本実施形態では、特に、保持代11Bの対向する辺の点対称の位置に、円弧状に切欠き11Cが形成されており、これらにより把持部13が形成されている。この把持部13が形成されることにより、搬送器具などによってネスト1をピックアップすることが可能になっている。
保持部12は、孔11Aを上部の開口とする外形が円筒形であり、バイアル瓶の側方を保持する側壁12A及び支持柱12Bと、バイアル瓶の底部を支持する支持片12Cとからなる。側壁12Aは、収容容器の外周に沿って形成されており、支持柱12Bは複数の孔11A同士の境界に、柱状に形成されている。すなわち、孔11Aの外周は隔壁が存在しない部分があり、孔11A同士の境界が連続した構成となっている。これにより、孔11Aにバイアル瓶を収納した場合に、バイアル瓶と側壁12A又は支持柱12Bとの接触面を減らし、バイアル瓶の取り出しをより容易にすることが可能になっている。支持片12Cの中央にはバイアル瓶をその底面からを押し上げ可能な押上げ穴12Dが形成されている。すなわち、支持片12Cは、保持部12の底面において、側壁12Aから連設して円環状に形成され、当該円環の中央が押上げ穴12Dである。押上げ穴12Dは、例えば、バイアル瓶に対して滅菌や薬液の充填、あるいは薬液充填後のバイアル瓶の搬送を行う際に、搬送装置等に形成された押上げピンにより、底部から押上げ穴12Dを通過してバイアル瓶を押上げ、バイアル瓶のピックアップをサポートする。
ここで、図2に示すように、円環状に形成した支持片12Cについて、その円環の一部に切欠き12Eを複数(図2では、90度ごとに4つ)設けることも可能である。このように、支持片12Cに切欠き12Eを形成することで、押上げ穴12Dの面積を拡張することが可能となり、押上ピンによるバイアル瓶を押上げ、バイアル瓶のピックアップがより安定して行うことができるようになる。
ここで、ネスト1は、ポリカーボネート樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂のいずれかの素材により構成されるのが好ましい。これらの素材を用いることで、ネスト1にバイアル瓶を収容したまま、バイアル瓶のガンマ線照射に代表される放射線滅菌やエチレンオキサイドに代表されるガス滅菌等を行う場合でも、素材の黄色化や劣化を低減させることができるからである。また、ポリカーボネート樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂としては、放射線滅菌においてガンマ線を照射しても黄色化しないグレードの樹脂を用いることが好ましい。また、ネスト1の上記樹脂素材として透明性の高いグレードを用いることで、ネスト1の透明性が高まりバイアル瓶の収容有無などの視認性をより向上させることが出来る。
なお、ネストは、図1で示したネスト1以外に、バイアル瓶の容量に応じて、少なくとも3つのタイプがある。すなわち、図1で示したネスト1は、バイアル瓶が10mLの場合を想定した容器の構成である。図3に示すのは、バイアル瓶の容器が2mLの場合を想定したネスト2の構成であり、図4に示すのは、バイアル瓶の容器が6mLの場合を想定したネスト3の構成であり、図5に示すのは、バイアル瓶の容器が20mLの場合を想定したネスト4の構成である。ネスト1、2、3及び4の相違は、バイアル瓶の保持部12の径及び深さ(高さ)と、天板11における孔11Aの配置個数及び配置構成である。
すなわち、図3に示すとおり、ネスト2は、天板11において、孔11Aが横方向に10個の列を縦方向に互い違いに全部で10列配置している。一方、図4に示すとおり、ネスト3は、天板11において、孔11Aが縦方向に6個の列を横方向に互い違いに全部で8列配置している。一方、図5に示すとおり、ネスト4は、天板11において、孔11Aが横方向に4個の列を縦方向に互い違いに全部で6列配置している。
一方で、ネスト1~4のいずれにおいても、天板11において孔11Aの配置された領域Aの面積はほぼ同じであり、保持代11Bが形成された幅も同様である。
このような10mLのバイアル瓶を収容するネスト1と、2mLのバイアル瓶を収容するネスト2と、6mLのバイアル瓶を収容するネスト3と、20mLのバイアル瓶を収容するネスト4とは、それぞれ孔11Aの径、保持部12の深さ(高さ)は以下のとおりである。
ネスト1:孔11Aの径25.3mm、保持部12の深さ30.0mm
ネスト2:孔11Aの径16.8mm、保持部12の深さ20.3mm
ネスト3:孔11Aの径23.0mm、保持部12の深さ25.0mm
ネスト4:孔11Aの径31.5mm、保持部12の深さ40.0mm
(収納容器の構成)
続いて、図6を用いて、ネスト1~4を収納する収納容器であるタブ5について説明する。タブ5は、平面形状を隅丸の長方形状として、底面51と側壁52とにより箱状に形成されている。
底面51は、平面形状が隅丸の方形であり、その面積は、ネスト1~4の孔11Aが配置された領域Aより少なくとも大きく形成される。
側壁52は、底面51の四辺から連続的に立ち上がって形成された内側側壁52Aと、その上部の開口側に形成された外側側壁52Bと、内側側壁52Aと外側側壁52Bとを接続する段部52Cと、開口端に設けられたフランジ部52Dと、を備える。
内側側壁52Aは、ネスト1~3の孔11Aが配置された領域Aより大きく形成された底面51の四辺に沿って形成されているため、タブ5にネスト1~4が収納された場合には、ネスト1~4の複数の保持部12全体を覆うように構成される。一方で、内側側壁52Aの高さは、ネスト1~4における保持部12の底面がタブ5の底面51に接しない程度で、ネスト1~4の天板11が後述の段部42Cに当接する高さで構成される。つまり、上述したネスト1~4における保持部12の高さが最大であるネスト4における保持部12の高さよりも、内側側壁52Aの高さが高くなるように構成されている。
外側側壁52Bは、その内周がネスト1~4の天板11の外周とほぼ同じかわずかに大きいサイズで形成されている。すなわち、ネスト1~4は、天板11の外周が外側側壁52Bに覆われるようになっている。また外側側壁52Bの高さは、2mL、6mL、10mL又は20mLのバイアル瓶がそれぞれのネスト1~3において保持部12に保持された状態において、ネスト1~4がタブ5に収納された状態において、そのバイアル瓶の頂部がタブ5の外側側壁52Bの頂部より飛び出さないように、外側側壁52Bの高さを高く形成されるのが好ましい。
段部52Cは、上述した内側側壁52Aと外側側壁52Bとの間にこれらを接続するように、底面51とその面を平行にして構成されている。そのため、ネスト1~4が、タブ5に挿入された場合は、天板11の保持代11Bが、この段部52Cに当接する。このとき、上述のとおり、内側側壁52Aは、その高さがネスト1~4における保持部12の最大高さよりも高く形成されているので、段部52Cに天板11の保持代11Bが当接した状態において保持部12の底面は底面51に接さず、ネスト1~4は、段部52Cに保持される状態になる。
フランジ部52Dは、ネスト1~4をタブ5に収納したのち、タブ5の開口にフィルムを貼着させ梱包する際の貼着部をなす部分であり、その面は、底面51及び段部52Cと平行に形成される。
(作用効果)
以上説明したバイアル瓶の収容容器であるネストにおいては、天板11は、バイアル瓶の収容領域となる複数の孔11Aから連設された保持部12を備え、この天板11が外縁に保持代11Bを有し、さらに保持部12に支持片12Cが形成されたことで、この保持代11Bを保持してバイアル瓶を収容した状態でバイアル瓶を落下させることなくネストを容易に搬送することが可能になる。
また、保持部12は、底面にバイアル瓶を押上げ可能な押上げ穴12Dを備えたことで、例えば、バイアル瓶を上方から摘まんで個別にピックアップする際に、バイアル瓶の底面側からバイアル瓶を押し上げることも可能で、バイアル瓶のピックアップが容易になる。また、押上げ穴12Dは、環状に形成された支持片12Cにより保持部12の底面の中央に形成されているので、バイアル瓶を底面からバランスよく押し上げることが可能になる。さらに、保持代11Bに把持部13が形成されることで、収容容器ごと搬送するに当たって、より容易に搬送できる。
また、ネスト1~4を、ポリカーボネート樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂のいずれかの素材により形成するので、ネスト1~4にバイアル瓶を収容したまま、バイアル瓶の放射線滅菌やガス滅菌等を行う場合でも、収容容器の強度低下を抑制できるとともに、ガンマ線滅菌などにおいて黄色化を低減することができる。さらに、ネスト1~4を上記の素材により形成するので、ネスト1が透明性を有し、バイアル瓶の収容有無などの視認性をより向上させることができる。
また、ネストを収納する収納容器であるタブ5によれば、底面51から段部52Cまでの高さを、ネスト1~4の保持部12の底面から天板11の保持代11Bの高さよりも大きくし、保持部12の高さが異なるネスト1~4の底部及び頂部が収納容器に収まるように設計することで、バイアル瓶の容量やサイズが変わった場合でも、バイアル瓶の容量やサイズに合わせて適宜ネスト1~4を用いつつ、タブ5を共通にして収納することができる。そのため、バイアル瓶を収容する収容容器の包装や搬送を行うタブ5をバイアル瓶の容量に関わらず共通化させることが可能になる。
以上の本実施形態によれば、バイアル瓶を個別にピックアップし、又は複数個同時にピックアップすることのいずれもが容易であるとともに、バイアル瓶を収容する収容容器の包装や搬送をバイアル瓶の容量に関わらず共通化させることが可能なバイアル瓶の収容容器、及びその収納容器を提供することができる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素及びその配置、材料、条件、形状、サイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。
1~4…ネスト、5…タブ、11…天板、11A…孔、11B…保持代、11C…切欠き、12…保持部、12A…側壁、12B…支持柱、12C…支持片、12D… 押上げ穴、12E…切欠き、13…把持部、51… 底面、52…側壁、52A…内側側壁、52B…外側側壁、52C…段部、52D … フランジ部、A…領域

Claims (6)

  1. 複数の円筒形のバイアル瓶を保持するバイアル瓶の収容容器であって、
    複数の孔が形成された天板と、
    前記孔に連設されたバイアル瓶の保持部と、を備え、
    前記天板は、前記孔が形成された領域の外縁に保持代を備え、
    前記保持部は、バイアル瓶の底部を支持する支持片と、バイアル瓶をその底面からを押し上げ可能な押上げ穴を備えた、バイアル瓶の収容容器。
  2. 前記保持部は、円筒状に形成され、
    前記支持片は、前記保持部の底面に円環状に形成され、
    前記押上げ穴は、前記支持片の中央に形成された、
    請求項1記載のバイアル瓶の収容容器。
  3. 前記支持片には、切欠きが形成された、
    請求項2記載のバイアル瓶の収容容器。
  4. 前記保持代には、収容容器を把持して搬送可能な把持部が形成された、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のバイアル瓶の収容容器。
  5. ポリカーボネート樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂のいずれかの素材により形成された、請求項1から4のいずれか1項に記載のバイアル瓶の収容容器。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載のバイアル瓶の収容容器を収納する収納容器であって、
    この収納容器は、
    底面と側壁とにより箱状に形成され、
    前記側壁は、段部を備え、
    前記段部は、底面からの高さが収容容器の保持部の高さより高い位置になるように形成され、
    収容容器が収納された際に天板の保持代が前記段部に当接して、収容容器が前記段部によって保持されるように形成され、
    前記側壁は、その高さが、収容容器が収納された場合に、収容容器に保持されたバイアル瓶の頂部よりも高く形成される、収納容器。
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