JP2023151844A - 車両接近通報装置搭載構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両接近通報装置が車両に搭載される場合に、車室内への透過音を減少させると共に、車両の空力性能の低下を抑制すること。【解決手段】車両床部12の一部を構成するアンダーカバー14には、スリット状の複数の孔16が形成されている。スリット状の孔16は、車両10の左右方向(幅方向)に延在する。アンダーカバー14には、孔16毎に傾斜壁18が設置されている。傾斜壁18は、孔16に沿って孔16の一部を覆う部材である。スピーカ22の発音面が孔16に対向するように、孔16の上方にスピーカ22が設置される。【選択図】図3

Description

本開示は、歩行者等に車両の接近を通報する車両接近通報装置の搭載構造に関する。
電気自動車やハイブリッド車等の車両に搭載され、歩行者等に車両の接近を気付かせるための通報音を発する車両接近通報装置が知られている。
車両接近通報装置がエンジンコンパートメントやバンパー内等の閉空間内に搭載されると、通報音が車両外に放射され難くなり、その結果、車両外における通報音の音圧レベルが低下する。また、通報音が車室内に伝搬し易くなる。車両外における通報音の音圧レベルを確保するために(例えば法規で定められているレベル以上の音圧レベルを得るために)、車両接近通報装置から発せられる通報音の音圧レベルを上げることが考えられる。しかし、音圧レベルを上げると、車室内への透過音が増大するため、車室内の騒音が増大する。このように、車両接近通報装置が閉空間内に搭載されると、車両外における通報音の音圧レベルを上げることと、車室内への透過音を減少させることとを両立させることが困難となる。
これに対処するために、車両床部に開口部を形成し、その開口部上に車両接近通報装置を設置することが考えられる。
例えば特許文献1に記載された車両接近通報装置は、車両床部の一部を構成するアンダーカバーに形成された開口部上に設置されている。車両接近通報装置から発せられた通報音は、開口部から路面に向けて放射され、車両床部と路面との間の空間を伝搬する。
特開2011-235774号公報
車両床部に形成された開口部上に車両接近通報装置を設置することで、通報音は開口部から車両の外部に放射されるので、車室内への透過音を減少させることができる。しかし、車両床部に開口部を形成すると、車両の走行中、その開口部を介して車両外から車両内に空気が入り込み、車両の空力性能が低下するおそれがある。
本開示の目的は、車両接近通報装置が車両に搭載される場合に、車室内への透過音を減少させると共に、車両の空力性能の低下を抑制することにある。
本開示の1つの態様は、車両のアンダーカバーに形成されたスリット状の孔の上方に設置される車両接近通報装置の搭載構造であって、前記スリット状の孔の一部を覆う傾斜壁を有することを特徴とする車両接近通報装置搭載構造である。
上記の構成によれば、車両接近通報装置から発せられる通報音はスリット状の孔から車両の外側に放射されるので、車室内への透過音を減少させることができる。また、スリット状の孔の一部は傾斜壁によって覆われているため、車両は、孔を介した空気抵抗を受け難くなる。その結果、車両の空力性能の低下を抑制することができる。
上記の車両接近通報装置搭載構造は、前記スリット状の孔の上方に設置される前記車両接近通報装置を囲むリブを更に有してもよい。
前記スリット状の孔は、車両の幅方向に延在し、前記傾斜壁は、前記スリット状の孔に沿って設置されてもよい。
本開示の構成によれば、車両接近通報装置が車両に搭載される場合に、車室内への透過音を減少させると共に、車両の空力性能の低下を抑制することができる。
車両の前部を下方から見た平面図である。 アンダーカバーに形成されたスリット状の孔を車両の下方から見た平面図である。 スリット状の孔を車両の斜め上方から見た斜視図である。 スリット状の孔の上方に設置されたスピーカを示す斜視図である。 スリット状の孔を車両の上方から見た平面図である。 図1のVI-VI断面図である。 車両の外側における通報音の音圧レベルを示すグラフである。 図1のVI-VI断面図である。
以下、図1から図6を参照して、車両接近通報装置が搭載される構造について説明する。図1は、車両の前部を下方から見た平面図である。図2は、アンダーカバーに形成されたスリット状の孔を車両の下方から見た平面図である。図3は、スリット状の孔を車両の斜め上方から見た斜視図である。図4は、スリット状の孔の上方に設置されたスピーカを示す斜視図である。図5は、スリット状の孔を車両の上方から見た平面図である。図6は、図1のVI-VI断面図である。
車両10は、電気自動車やハイブリッド車等である。図1に示すように、車両10の下部には、車両床部12の一部を構成するアンダーカバー14が取り付けられている。アンダーカバー14は、車両10の前部に設置されたエンジンコンパートメントを下から覆う部材である。
アンダーカバー14には、スリット状の複数の孔16が形成されている。各孔16は、車両10の左右方向(車幅方向)に延在する細長い孔であり、車両10の前後方向に並んで形成されている。例えば、複数の孔16は、運転席側、助手席側又はそれらの間に形成されている。ここでは一例として、3本の孔16がアンダーカバー14に形成されているが、その数は特に限定されない。
図3から図6に示すように、アンダーカバー14には、孔16毎に孔16の一部を覆う傾斜壁18が設置されている。傾斜壁18は、車両10の内側(つまりアンダーカバー14を基準として車両10の上方側)に設置されている。傾斜壁18は、孔16を間にして車両10の前後方向の後方側の位置にて、孔16に沿って車両10の左右方向に延在して設置されている。傾斜壁18は、その後方側の位置から前方側へ傾斜して孔16の一部を覆う。その傾斜角は、例えば45°であるが、車体の形状等によって、その値は変わり得る。
また、アンダーカバー14には、複数の孔16を囲むリブ20(突起状の部材)が設置されている。例えば、円形のリブ20が、複数の孔16を囲むように設置される。
図4及び図6に示すように、スピーカ22の発音面が孔16に対向するように(つまり、発音面が車両10の下方を向くように)、スピーカ22が、複数の孔16の上方に設置される。複数の孔16の上方にスピーカ22が設置されることで、スピーカ22は、リブ20によって囲まれる。スピーカ22は、車両接近通報装置の一例である。例えば、スピーカ22は、エンジンコンパートメント内に設置される。スピーカ22から発せられた通報音は、孔16から車両10の外部(例えば路面)に向けて放射される。図6に示すように、スピーカ22は、取付金具24やボルト26等によって車両10の車体28に取り付けられる。このように、スピーカ22は、アンダーカバー14に直接取り付けられず、車体28に取り付けられる。スピーカ22をアンダーカバー14に直接取り付ける必要がないため、車両接近通報装置の搭載構造を、車体の形状に応じて変える必要がなく、複数の異なる車種に、実施形態に係る搭載構造を適用することができる。
また、スピーカ22は、制御装置30に電気的に接続されている。制御装置30からの出力信号によって、スピーカ22から通報音が発せられる。
上述した実施形態によれば、スピーカ22の発音面が孔16に向けられているため、スピーカ22から発せられた通報音は、孔16から車両10の外側に放射される。それ故、孔が形成されていない場合と比べて、車室内への透過音を減少させることができる。このように、通報音が効率的に車両10の外側に放射されるため、スピーカ22から発せられる通報音の音圧レベルを上げなくても、車両10の外側において目標の音圧レベル(例えば法規で定められているレベル以上の音圧レベル)が得られる。また、孔16がスリット状の形状を有するため、泥や石等の異物が車両10の内部に入り込むことを抑制することができる。
また、孔16の一部を覆う傾斜壁18が設置されているため、車両10は、孔16を介して車両10内に入り込む空気による空気抵抗を受け難くなる。その結果、傾斜壁18が設置されていない場合と比べて、車両10の空力性能の低下を抑制することができる。
また、スピーカ22を囲むようにリブ20が設置されているため、スピーカ22から発せられた通報音が車両10内に伝搬することを抑制することができる。その結果、車室内への透過音を減少させることができる。
図7を参照して、車両10の外側における通報音の音圧レベルについて説明する。図7は、その音圧レベルを示すグラフである。横軸は、通報音の周波数[Hz]を示しており、縦軸は、通報音の音圧レベル[dB]を示している。図7に示されている音圧レベルは、車両10の外側(例えばアンダーカバー14の下方側)にて測定された値である。
図7中の符号Aは、実施形態に係る構成(孔16が形成され、リブ20が設置されている構成)によって得られた音圧レベルを指し示している。符号Bは、比較例に係る構成(孔16が形成されず、リブ20が設置されていない構成)によって得られた音圧レベルを指し示している。実施形態によって得られる音圧レベルと比較例によって得られる音圧レベルとでは、スピーカ22から発せられる通報音の音圧レベルは同じである。
実施形態によれば、比較例と比べて、車両10の外側においてより高い音圧レベルが得られる。スピーカ22から発せられる通報音を効率的に車両10の外側に放射することができるので、比較例と比べて、車室内への透過音を減少させることができる。例えば、10dB程度、車室内への透過音の音圧レベルを低下させることができる。
比較例において実施形態と同様の音圧レベルを得るためには、スピーカ22から発せられる通報音の音圧レベル自体を上げる必要がある。しかし、そうすると、車室内への透過音も増大するため、車室内の騒音が増大する。実施形態によれば、スピーカ22から発せられる通報音の音圧レベル自体を上げる必要がないため、車室内への透過音が増大することがない。
孔16の大きさ、孔16の数、及び、スピーカ22と孔16との間の距離等は、通報音が車両10の外側に効率的に放射するように、車体の構造等に応じて設計される。また、孔16の形状はスリット状の形状に限定されず、円形状、矩形状、楕円状等の形状であってもよい。この場合であっても、孔毎に孔の一部を覆う傾斜壁が設置される。
上述した実施形態では、アンダーカバー14とは別の部材である傾斜壁18が設置されるが、傾斜壁18はアンダーカバー14の一部を構成してもよい。例えば、図8に示すように、孔16が打ち抜きによって形成され、その打ち抜いた部分が折り曲げられることで、傾斜壁18を形成されてもよい。
10 車両、12 車両床部、14 アンダーカバー、16 孔、18 傾斜壁、20 リブ、22 スピーカ、24 取付金具、26 ボルト、28 車体、30 制御装置。

Claims (3)

  1. 車両のアンダーカバーに形成されたスリット状の孔の上方に設置される車両接近通報装置の搭載構造であって、
    前記スリット状の孔の一部を覆う傾斜壁
    を有することを特徴とする車両接近通報装置搭載構造。
  2. 請求項1に記載の車両接近通報装置搭載構造において、
    前記スリット状の孔の上方に設置される前記車両接近通報装置を囲むリブを更に有する、
    ことを特徴とする車両接近通報装置搭載構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両接近通報装置搭載構造において、
    前記スリット状の孔は、車両の幅方向に延在し、
    前記傾斜壁は、前記スリット状の孔に沿って設置されている、
    ことを特徴とする車両接近通報装置搭載構造。
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