JP2023146700A - 開閉体の組立方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】安全かつ効率的な開閉体の組立方法を提供する。【解決手段】所定数のパネルが連結されて構成された開閉体を備えた開閉装置における前記開閉体の組立方法であって、上パネル10Aの下端と開口2の下面2eとの間に、上パネルの下に位置されることになるパネル10Cの設置スペース9を確保して、上パネル10Aの下端側と当該設置スペースに設置されたパネル10Cの上端側とを連結した連結パネル101を形成する第1ステップと、連結パネル101の下端と開口2の下面2eとの間に、パネル10Cの設置スペース9を確保して、連結パネル101の下端側と当該設置スペース9に設置されたパネル10Cの上端側とを連結した連結パネル102を形成する第2ステップと、第2ステップを繰り返して、最終的に、開口2の上下方向に沿って並ぶように所定数のパネルが連結された開閉体を組み立てる。【選択図】図3

Description

本発明は、開閉装置における開閉体の組立方法に関する。
オーバースライディングドア、あるいは、オーバーヘッドドア等と呼称される開閉装置が知られている(特許文献1等参照)。
当該開閉装置は、構造物の開口を開閉する開閉体が、上下方向に延在して開口を閉鎖する閉鎖状態と、開口を隔てた一方の領域の天井側において当該天井に沿って延在して開口を開放する開放状態とに設定される。
上述した開閉体は、開閉体の移動方向に沿って並ぶように設けられた複数のパネルにより構成され、互いに隣り合うパネルがヒンジを介して連結された構成となっている。
従来、上述した開閉装置の開閉体を組み立てる方法は、先ず最下部のパネルを設置し、その上に順次パネルを積み重ねながら連結している。
開口を閉鎖する大きさの開閉体が例えば5個のパネルを上下に連結して構成される場合、即ち、5個のパネルを連結して構成される開閉体の従来の組立施工手順(組立方法)について、図7に基づいて説明する。
まず、図7(a)に示すように、最も下方に位置されることになる下パネル10Bを開口2の下面2eに設置した後に、当該下パネル10Bの上に、連結手段としてのヒンジ31,32を用いて、下から2番目に位置することになる中間パネル10Cを連結する。
次に、図7(b)に示すように、下から2番目に位置することになる中間パネル10Cの上に、ヒンジ31,32を用いて、下から3番目に位置することになる中間パネル10Cを連結する。
さらに、図7(c)に示すように、下から3番目に位置することになる中間パネル10Cの上に、ヒンジ31,32を用いて、下から4番目に位置することになる中間パネル10Cを連結する。
そして、図7(d)に示すように、下から4番目に位置することになる中間パネル10Cの上に、ヒンジ31,32を用いて、最も上方に位置されることになる上パネル10Aを連結することによって、開閉体を形成する。
即ち、図7において、パネル10A,10C,10C,10C,10Bに付した○内の番号順に、パネルを、下方から上方に積み上げて行くようにして連結していくことにより、開閉体を組み立てるようにしている。
この場合、作業者Mの手の届かない範囲に位置されることになる上方のパネルを連結する作業においては、高所作業車D等を用いて高所で作業を行うことになる。
尚、図7において、符号41は、開閉体をガイドするガイド手段の垂直案内部である。
このように組み立てられた開閉体は、例えば、図1に示すように、開閉機構5に連結されて、開口2を開閉する開閉装置1を構成する。当該開閉装置1の開閉体3は、閉鎖状態においては、上下方向に延在する開閉体3の一端(上端)3tが開口2の上端2tよりも上方側に位置されるとともに、開閉体3の他端(下端)3uが開口2の下面2eに接触した状態となって、開口2を閉鎖する状態に設定される。
特開2022-10137号公報
しかしながら、上述した従来の開閉体の組立方法では、作業者Mの手の届かない範囲に位置されることになる上方のパネルを連結する作業においては、高所作業車D等を用いて高所で作業を行わなければならず、高所作業車D等の上下左右の移動などで作業効率が悪くなるとともに、高所での作業を行うため、必然的に危険が伴いやすく、安全性の面での課題があった。
本発明は、上記課題を解消すべく、安全かつ効率的な開閉体の組立方法を提供するものである。
本発明に係る開閉体の組立方法は、構造物に形成された開口の上下方向に沿って並ぶように所定数のパネルが連結されて構成された開閉体を備えた開閉装置における前記開閉体の組立方法であって、開閉体の最上部に位置されることになる上パネルの下端と開口の下面との間に、前記上パネルの下に位置されることになるパネルの設置スペースを確保して、前記上パネルの下端側と当該設置スペースに設置されたパネルの上端側とを連結した連結パネルを形成する第1ステップと、前記連結パネルの下端と開口の下面との間に、パネルの設置スペースを確保して、前記連結パネルの下端側と当該設置スペースに設置されたパネルの上端側とを連結した連結パネルを形成する第2ステップと、前記第2ステップを繰り返して、最終的に、所定数よりも1つ少ない数のパネルが連結されて形成された連結パネルの下端と開口の下面との間に、開閉体の最下部に位置されることになる下パネルの設置スペースを確保して、前記連結パネルの下端側と当該設置スペースに設置された前記下パネルの上端側とを連結したことにより、開口の上下方向に沿って並ぶように所定数のパネルが連結された開閉体を組み立てたことを特徴とする。
また、第1ステップ及び第2ステップでは、パネルを吊り上げることにより、前記設置スペースを確保したり、あるいは、パネルを支持することにより、前記設置スペースを確保したことを特徴とする。
本発明によれば、パネルの連結作業を、作業者が地上で行えるようになるため、安全かつ効率的な開閉体の組立方法を実現できるようになる。
本発明の対象となる開閉体を閉鎖状態とした際の開閉装置の全体構成斜視図。 閉鎖状態の開閉体を一方の領域側から見た正面図。 開閉体の組立施工手順(組立方法)を示す図(実施形態1)。 上パネルの一例を示す斜視図(実施形態1)。 上パネルに設けられた吊部の一例を示す図(実施形態1)。 開閉体の組立施工手順(組立方法)を示す図(実施形態2)。 開閉体の組立施工手順(組立方法)を示す図(従来)。
本発明に係る開閉体の組立方法を説明する前に、まず、図1,図2に基づいて、本発明の開閉体の組立方法の対象となる開閉体を備えた開閉装置の概要について説明する。
開閉装置1は、例えば、構造物に形成された開口2(図1においては一点鎖線で示した)を開閉する開閉体3と、開閉体3の移動をガイドするガイド手段4と、開閉体3の開閉機構5とを備え、開口2を開閉する開閉体3が開口2を開放した場合に、開閉体3が、開口2を隔てた一方の領域6の天井側に当該天井に沿って位置された(収納された)状態となる、所謂、オーバースライディングドア、あるいは、オーバーヘッドドア等と呼称される開閉装置である。
開口2は、例えば住宅やビル、倉庫、工場等の構造物の内外を仕切る外壁や、構造物の内部において内部空間を仕切る内壁等の躯体7に開設されて、内外を連通する空間として上下左右方向に延長するように設けられた例えば矩形状の開口(図1において、一点鎖線で示した矩形の開口2)である。
また、開口2を隔てた一方の領域6とは、構造物の屋内、又は、構造物の室内であり、例えば、住宅やビルの駐車場内、工場内、倉庫内等の領域である。
また、開口2を隔てた他方の領域は、構造物の屋外、又は、構造物の室外であり、例えば、住宅やビルの駐車場の外側、工場の外側、倉庫の外側等の領域である。
当該開閉装置1においては、開閉体3は、上下方向に延在して開口2を閉鎖する閉鎖状態と、一方の領域6における開口2の近傍の天井に沿って延在して開口2を開放する開放状態とに設定される。
即ち、図1に示すように、閉鎖状態においては、上下方向に延在する開閉体3の一端(上端)3tが開口2の上端2tよりも上方側に位置されるとともに、開閉体3の他端(下端)3uが床面、地面等の開口2の下面2eに接触した状態となって、開閉体3が開口2を閉鎖する状態に設定される。尚、開口2の下面2eは、床面、地面等の地上面である。
また、図示しないが、開放状態においては、開口2を隔てた一方の領域6の天井側において、開閉体3の一端3tが開口2より離れた天井側に位置されるとともに、開閉体3の他端3uが開口2の上方側に位置されることによって、開閉体3が、開口2の上方側から当該開口2より離れる方向に一方の領域6の天井に沿って延在して、開口2を開放する状態に設定される。
尚、当該開閉装置1の開閉体3は、開放状態においては、一方の領域6の天井側において、他端3uから一端3tにかけて水平に延在した状態となるタイプ、あるいは、他端3uから一端3tにかけて上向きに傾斜して延在した状態となるタイプ等がある。
図1,図2に示すように、開閉体3は、開閉体3の移動方向(開閉方向(上下方向))Sに沿って並ぶように設けられた複数のパネル10A,10C,10C…,10Bにより形成されたパネル構成体10と、各パネル10A,10C,10C…,10Bにおける一方の領域6側の面より突出して、パネルの左右方向(パネルの長辺縁に沿った方向(開口2の横幅方向))W及び一方の領域6に延長するように設けられた補強体(後述する上側補強体20,下側補強体21,下側補強体22,中央側補強体23等)と、パネルの一方の領域6側の面と補強体とを連結して補強体の倒れを防止する補強体倒れ防止手段60と、各パネルの左右の側縁より外方に突出するように設けられたガイドローラ30とを備える。
開閉体3の開閉面を形成するパネル構成体10は、例えば、閉鎖状態の開閉体3の最上端側に位置される上パネル10Aと、閉鎖状態の開閉体3の最下端側に位置される下パネル10Bと、上パネル10Aと下パネル10Bとの間に設けられた複数の中間パネル10C,10C…とで構成される。
図2に示すように、各パネル10A,10B,10Cは、それぞれ、パネル本体11と、パネル本体11の四方を囲む框12と、框補強部材13とを備えて構成される。
パネル本体11は、開口2の左右方向(横幅方向)に沿って延長して開口2の横幅寸法に対応した長辺と開口2の上下方向(高さ方向)に沿って延長する短辺とを備えた左右方向に長い長尺な矩形状に形成される。
パネル本体11は、断面形状が、例えば、上下方向に沿って連続する凹凸形状の凹凸パネルにより構成される。このように、パネル本体11を、強度の高い凹凸パネルにより構成したことによって、各パネル10A,10B,10Cの耐風圧効果を向上させることができる。
図2に示すように、框12は、パネル本体11の一端縁となる上側の長辺縁に沿って設けられた上框15と、パネル本体11の他端縁となる下側の長辺縁に沿って設けられた下框16と、パネル本体11の左右の短辺縁に沿ってそれぞれ設けられた左右の縦框17,18とで構成されて、左右方向に長い長尺な矩形状のパネル本体11の四方を囲む枠体である。
従って、各パネル10A,10B,10Cは、開口2の左右方向(横幅方向)Wに沿って延長して開口2の横幅寸法に対応した長辺と開口2の上下方向(高さ方向)に沿って延長する短辺とを備えた左右方向に長い長尺な矩形状に形成される。
框補強部材13は、パネル本体11の一方の領域6と面する面側において、上框15と下框16とを連結した補強桟のような補強部材であり、パネル本体11の長手方向、即ち、開口2の左右方向(横幅方向)Wに沿って所定の間隔を隔てて、複数個設けられている。
上パネル10Aは、一方の領域6側の面において、開閉体3の移動方向Sに沿った一端縁側(上端縁側)及び開閉体3の移動方向Sに沿った他端縁側(下端縁側)に、補強体を備えている。
例えば、上パネル10Aは、上パネル10Aの上框15における一方の領域6側に位置する面より上パネル10Aの左右方向W及び一方の領域6側に延長するように設けられて、一方の領域6側に延長する延長端側に、補強体倒れ防止手段60の被係合部が係合する係合部が設けられた上側補強体20と、上パネル10Aの下框16における一方の領域6側に位置する面より上パネル10Aの左右方向W及び一方の領域6側に延長するように設けられて、一方の領域6側に延長する延長端側に、補強体倒れ防止手段60の被係合部が係合する係合部が設けられた下側補強体21とを備える。
中間パネル10Cは、開閉体3の移動方向Sに沿った他端縁側(下端縁側)に、補強体を備えている。
例えば、中間パネル10Cは、中間パネル10Cのパネル本体11を囲む框12における下框16における一方の領域6側に位置する面より中間パネル10Cの左右方向W及び一方の領域6側に延長するように設けられて、一方の領域に延長する延長端側に、補強体倒れ防止手段60の被係合部が係合する係合部が設けられた下側補強体21を備える。
下パネル10Bは、開閉体3の移動方向Sに沿った他端縁側(下端縁側)及び開閉体3の移動方向Sに沿った一端と他端との間の中央側に、補強体を備えている。
例えば、下パネル10Bは、下パネル10Bのパネル本体11を囲む框12の下框16における一方の領域6側に位置する面より下パネル10Bの左右方向W及び一方の領域6に延長するように設けられた下側補強体22と、各框補強部材13に取付けられて下パネル10Bの左右方向W及び一方の領域6に延長するように設けられた中央側補強体23とを備える。
また、図2に示すように、下パネル10Bの下框16の下面には、水切りシール25が設けられている。
即ち、開閉体3の他端3uとなる下パネル10Bの下端は、下框16の下面に設けられた中空ゴム等による水切りシール25により構成され、開閉体3が閉鎖状態となった場合に、当該水切りシール25が床面、地面等の開口下端に密着した状態となって、開閉体3の他端3uと開口2の下面2eとの水密性能、及び、気密性能が維持される。
補強体倒れ防止手段60は、一端側に設けられた連結部が框補強部材13に連結されるとともに、他端側に設けられた被係合部が補強体の係合部に係合した状態に連結されることによって、補強体とパネルの一方の領域6側の面とを連結して補強体の倒れを防止するように構成されている。
即ち、補強体とパネルの一方の領域6側の面とが補強体倒れ防止手段60で連結されたことにより、上側補強体20が上框15との境界を回転中心として開口2側に倒れてしまうことや、下側補強体21が下框16との境界を回転中心として開口2側に倒れてしまうことを防止でき、補強体の倒れに起因するパネルの変形を防止できるようになる。
尚、上側補強体20とパネルとを連結する場合と下側補強体21とパネルとを連結する場合とでは、同じ補強体倒れ防止手段60を向きを変えて使用している。
開閉体3の移動方向Sに沿って並ぶように設けられた複数のパネル10A,10B,10Cは、互いに隣り合うパネルがヒンジ31,32を介して連結されている。
図2に示すように、開閉体3の移動方向Sに沿って互いに隣り合うパネルは、左右方向の端部側がヒンジ32,32により連結され、さらに、左端部と右端部との間は、左右方向に沿って間隔を隔てた複数個所においてヒンジ31,31…により連結されていることにより、開閉体3の移動方向Sに沿って互いに隣り合う一方のパネルの一方の領域6側の面と他方のパネルの一方の領域6側の面とのなす角度が180度以下となることが可能なように構成されている。
即ち、開閉体3の移動方向に沿って並ぶように設けられたパネル構成体10は、互いに隣り合う一方のパネルの長辺縁側と他方のパネルの長辺縁側とが連結手段としてのヒンジ31,32を介して連結され、互いに隣り合うパネルの板面が、同一平面上に位置される状態、及び、互いに交差する状態に設定可能に構成されている。
ガイドローラ30は、各パネル10A,10B,10Cの左右方向(長手方向)Wの両方の端部に設けられる。
ガイドローラ30は、パネルの左右方向Wの端部に設けられた軸受部に回転可能に取付けられた回転軸部と、パネルの長手方向の端縁より外側に突出する回転軸部の先端側に設けられてガイド手段4の凹部内のガイド面を転動可能に構成されたローラ部とを備える。
従って、開閉体3は、各パネルに設けられたガイドローラ30がガイド手段4によって移動方向Sにガイドされることで、開閉体3の移動方向Sに移動可能である。
ガイド手段4は、開口2の左右の側縁に沿ってそれぞれ設置される。
ガイド手段4は、断面コの字状に形成されるレールであって、図1に示すように、開口2の側部に設置される垂直案内部41と、一方の領域6の天井側において開口2の上端側から開口2から離れる方向に延長するように設けられた上側案内部43と、垂直案内部41の上端と上側案内部43の開口側端とを連結する円弧状案内部42とを備えて構成される。
開口2の左右の縁側に設置された一対のガイド手段4,4間に、開閉体3が開放方向又は閉鎖方向に移動自在に設けられ、開閉体3が垂直案内部41と上側案内部43との間を移動することにより、開閉体3が開口2を開放又は閉鎖する。
図1に示すように、開閉機構5は、例えば、開口2の上方において開口2の幅方向に亘って配設される回転軸51と、回転軸51の両端部に固着される一対の巻取ドラム52,52と、一端が巻取ドラム52に連結されて他端が開閉体3に連結され、回転軸51が回転することによって巻取ドラム52に巻き取られたり巻取ドラム52から繰り出される、例えば金属製のワイヤー等の連結部材53と、連結部材53を巻取ドラム52で巻き取る方向、即ち、開閉体3を開放する方向に、回転軸51を付勢する付勢部材54とを備える。
回転軸51は、中空又は中実の軸体であって、一対のガイド手段4,4が離間する距離と略等しい長さを有し、開口2の上端よりも上方において開口2の幅方向に延長して配設される。回転軸51は、躯体7に取付けられた複数の軸受けブラケット56,56…により回転可能に支持される。
巻取ドラム52は、連結部材53の巻き取りや繰り出しを可能とするボビン状(筒状)の部材であって、当該巻取ドラム52の中心軸と回転軸51の中心軸とが同心となるように回転軸51の両端部に固定される。
巻取ドラム52は、回転軸51とともに回転することにより、連結部材53を外周面上に巻き取ったり、連結部材53が外周面上から繰り出す部材である。より詳細には、巻取ドラム52は、開閉体3が開放動作する際に連結部材53を巻取り、開閉体3が閉鎖動作する際に連結部材53を繰出す。
連結部材53は、一端が巻取ドラム52の外周面に止着され、他端が開閉体3の下端部に止着される。なお、連結部材53は、巻取ドラム52に巻き取り可能な部材であればよく、例えば、金属製の鎖やチェーン、金属以外の材質の略紐状あるいは略帯状の部材等が用いられる。
付勢部材54としては、例えば、ねじりばね(トーションスプリング)が使用される。回転軸51を当該ねじりばねの中空筒部に通した後、ねじりばねの一端部が回転軸51の外周面に止着され、ねじりばねの他端部が躯体7に止着されている。
当該ねじりばねは、連結部材53を巻き取る方向に回転軸51を付勢するように設けられている。
つまり、付勢部材54は、操作者による開閉体3の開放動作をアシストする機能を有するとともに、開閉体3を全開した状態において、上側案内部43上に位置する開閉体3を上側案内部43上で留置く機能を有する。
操作者が、閉鎖状態の開閉体3を持ち上げて開口2を開放する開放動作を行うことにより、開閉体3の最上部に位置するパネルから一枚ずつ折れ曲がるように上側案内部43に順次移動する。そして、開放動作が継続することにより、開閉体3が上側案内部43に移動し、開口2が全開される。
一方、開口2を閉鎖する際には、操作者が、下パネルの取り付けられた図外の下げ紐等の操作部を下方に引張ることにより、開閉体3を垂直案内部41に沿って引き下げる閉鎖動作を行う。開閉体3を閉鎖動作させると上側案内部43上の複数のパネルのうち、開口2側に位置するパネルから垂直案内部41に順次移動する。そして、閉鎖動作が継続することにより、開閉体3が垂直案内部41に移動し、最下部に位置する下パネル10Bの下端に設けられた水切りシール25が床面、地面等の開口下端と接触することにより開口2が全閉される。
上記では、開閉機構5として、操作者が開閉体3の開閉を手動で行うタイプの開閉機構を例示したが、図外のチェーンホイスト機構を介して回転軸51を回転させる開閉機構や、図外のモーター等の駆動源により回転軸51を回転させる開閉機構を備えた構成であってもよい。
尚、開閉体3は、上述した補強体や補強体倒れ防止手段60を備えることが好ましいが、補強体や補強体倒れ防止手段60を備えない構成であってもかまわない。
即ち、開閉体3は、少なくとも、パネル構成体10とガイドローラ30とを備えた構成であればよい。
本発明に係る開閉体の組立方法は、例えば図3,図6に示すように、上述した開閉装置1の開閉体3の最上部に位置されることになる上パネル10Aの下端と開口2の下面2eとの間に、上パネル10Aの下に位置されることになる中間パネル10Cの設置スペース9を確保して、上パネル10Aの下端側と当該設置スペースに設置された中間パネル10Cの上端側とを連結した連結パネルを形成する第1ステップと、当該連結パネルの下端と開口2の下面2eとの間に、中間パネル10Cの設置スペース9を確保して、連結パネルの下端側と当該設置スペース9に設置された中間パネル10Cの上端側とを連結した連結パネルを形成する第2ステップと、当該第2ステップを繰り返して、最終的に、所定数よりも1つ少ない数のパネルが連結されて形成された連結パネルの下端と開口2の下面2eとの間に、開閉体3の最下部に位置されることになる下パネル10Bの設置スペース9を確保して、前記連結パネルの下端側と当該設置スペース9に設置された下パネル10Bの上端側とを連結したことにより、開口2の上下方向に沿って並ぶように所定数のパネルが連結された開閉体3を組み立てるようにしたものである。
実施形態1
実施形態1に係る開閉体の組立方法は、上述した第1ステップ及び第2ステップにおいて、パネルを吊り上げることにより、設置スペース9を確保する方法とした。
即ち、実施形態1に係る方法では、第1ステップにおいて、上パネル10Aを吊り上げ手段としての例えばウインチ8を用いて吊り上げることにより、当該上パネル10Aの下に連結される中間パネル10Cの設置スペース9を確保するようにし、また、第2ステップにおいて、連結個数が1個ずつ増加する各連結パネルをウインチ8で吊り上げることにより、各連結パネルの下に連結される中間パネル10C又は下パネル10Bの設置スペース9を確保するようにした。
実施形態1においては、例えば図4,図5に示すように、開閉体3の最も上方に位置されることになる上パネル10Aの上端側の左右端側にそれぞれ吊部10Sを設ける。
吊部10Sは、例えば吊金具が上パネル10Aに取付けられて構成される。当該吊金具は、例えば連結部(引っ掛け部)10aと取付部10bとを有し、当該取付部10bがねじ10d等で上パネル10Aの一方の領域6側となる内面に取付けられて構成される。
即ち、上パネル10Aの上端側の左右端側にそれぞれ吊部10Sを形成するための吊金具が着脱可能に設けられている。尚、開閉体3の組立が完了した後、当該吊金具は取り外される。
連結部10aは、例えば、上パネル10Aの上端よりも上方に突出するように設けられ、当該連結部10aには連結孔(引っ掛け孔)10hが形成されている。
例えば、予め開口2の上方に設置したウインチ8からの牽引ロープ81を吊部10Sの連結孔10hに連結して、パネルを吊り上げるように構成する。
尚、この吊部10Sは、吊り上げ時の牽引ロープ81の軸心が上パネル10Aのパネル厚bの中心位置線10Mと一致するように、連結部10aが曲げ加工がされていることが好ましい。
例えば、遠隔操作可能なウインチ8を開閉機構5の回転軸51に吊り下げた状態に設置して、ウインチ8を地上から遠隔操作して、パネルを吊り上げる。
次に、開口2を閉鎖する大きさの開閉体3が例えば5個(所定数が5)のパネルを上下に連結して構成される場合、即ち、5個のパネルを連結して構成される開閉体3の組立施工手順(組立方法)について、図3に基づいて説明する。
尚、図3において、パネル10A,10C,10C,10C,10Bに付した○内の番号は、パネルの取付順番を示す番号である。また、各パネルには、予めガイドローラ30が取付けられるが、図3では図示を省略した。
まず、図3(a)に示すように、最も上方に位置されることになる上パネル10Aをウインチ8で吊り上げて、上パネル10Aの下端10eと開口2の下面2eとの間に、上から2番目に位置することになる中間パネル10Cの設置スペース9を確保する。即ち、例えば、開閉機構5の回転軸51に吊り下げて設置されたウインチ8に巻回された牽引ロープ81を上パネル10Aに設けられた吊部10Sの連結孔10hに繋いだ後に、ウインチ8を遠隔操作して、上パネル10Aを吊り上げることにより、上述した設置スペース9を確保する。
そして、当該設置スペース9に中間パネル10Cを設置して、当該中間パネル10Cの上端10t側と上パネル10Aの下端10e側とを連結手段としてのヒンジ31,32で連結した連結パネル101(図3(b)参照)を形成する。
次に、図3(b)に示すように、連結パネル101をウインチ8で吊り上げて、連結パネル101の下端10eと開口2の下面2eとの間に、上から3番目に位置することになる中間パネル10Cの設置スペース9を確保する。そして、当該設置スペース9に上から3番目に位置することになる中間パネル10Cを設置して、当該中間パネル10Cの上端10t側と連結パネル101の下端10e側とをヒンジ31,32で連結した連結パネル102を形成する(図3(c)参照)。
さらに、図3(c)に示すように、連結パネル102をウインチ8で吊り上げて、連結パネル102の下端10eと開口2の下面2eとの間に、上から4番目に位置することになる中間パネル10Cの設置スペース9を確保する。そして、当該設置スペース9に上から4番目に位置することになる中間パネル10Cを設置して、当該中間パネル10Cの上端10t側と連結パネル102の下端10e側とをヒンジ31,32で連結した連結パネル103を形成する(図3(d)参照)。
そして、図3(d)に示すように、連結パネル103をウインチ8で吊り上げて、連結パネル103の下端10eと開口2の下面2eとの間に、最も下方に位置されることになる下パネル10Bの設置スペース9を確保する。そして、当該設置スペース9に下パネル10Bを設置して、当該下パネル10Bの上端10t側と連結パネル103の下端10e側とをヒンジ31,32で連結した開閉体3を組み立てる。
即ち、パネルの下端と開口2の下面2との間に、1個のパネルの設置スペース9を確保した後、当該パネルの下端側にパネルを連結していって、開口2を閉鎖する大きさの開閉体3を組立てるようにした。
このように組み立てられた開閉体3と開閉機構5とを連結することで、開口2を開閉する開閉装置1が構成される。
実施形態1に係る開閉体の組立方法によれば、図3に示したように、開口2の上部に設置したウインチ8から吊した牽引ロープ81を上パネル10Aの上部両端側に設けた吊部10Sに繋いで、ウインチ8を遠隔操作することで、上パネル10A、連結パネルを、図3に示した順番で吊り上げながら、上パネル10A、連結パネルの下端にパネルを追加して連結していくので、開閉体3の組立作業を、作業者Mが常に地上で行えるようになる。
従って、安全かつ効率的な開閉体の組立方法(即ち、パネル取付工事)を実現できるようになる。
実施形態2
実施形態1に係る組立方法では、第1ステップ及び第2ステップにおいて、パネルを吊り上げることにより、設置スペース9を確保したが、第1ステップ及び第2ステップにおいて、パネルを支持することにより、設置スペース9を確保するようにしてもよい。
即ち、実施形態2に係る開閉体の組立方法は、パネルを支持する支持手段としての例えばジャッキ85を用い、上パネル10A、連結パネルを、図6に示した順番で、ジャッキ85で支持しながら、上パネル10A、連結パネルの下端側にパネルを追加して連結していく方法とした。
開口2を閉鎖する大きさの開閉体3が例えば5個(所定数が5)のパネルを上下に連結して構成される場合、即ち、5個のパネルを連結して構成される開閉体3の組立施工手順(組立方法)について、図6に基づいて説明する。
尚、図6において、パネル10A,10C,10C,10C,10Bに付した○内の番号は、パネルの取付順番を示す番号である。また、各パネルには、予めガイドローラ30が取付けられるが、図6では図示を省略した。
まず、図6(a)に示すように、開口2の下面2e近傍の床面や地面等の設置面に油圧ジャッキ等のジャッキ85を設置し、最も上方に位置されることになる上パネル10Aの下端10e側をジャッキ85で支持することにより、上パネル10Aの下端10eと開口2の下面2eとの間に、上から2番目に位置することになる中間パネル10Cの設置スペース9を確保する。
そして、当該設置スペース9に中間パネル10Cを設置して、当該中間パネル10Cの上端10t側と上パネル10Aの下端10e側とを連結手段としてのヒンジ31,32で連結した連結パネル101(図6(b)参照)を形成する。
次に、図6(b)に示すように、連結パネル101の下端10e側をジャッキ85で支持することにより、連結パネル101の下端10eと開口2の下面2eとの間に、上から3番目に位置することになる中間パネル10Cの設置スペース9を確保する。そして、当該設置スペース9に上から3番目に位置することになる中間パネル10Cを設置して、当該中間パネル10Cの上端10t側と連結パネル101の下端10e側とをヒンジ31,32で連結した連結パネル102を形成する(図6(c)参照)。
さらに、図6(c)に示すように、連結パネル102の下端10e側をジャッキ85で支持することにより、連結パネル102の下端10eと開口2の下面2eとの間に、上から4番目に位置することになる中間パネル10Cの設置スペース9を確保する。そして、当該設置スペース9に上から4番目に位置することになる中間パネル10Cを設置して、当該中間パネル10Cの上端10t側と連結パネル102の下端10e側とをヒンジ31,32で連結パネル103を形成する(図6(d)参照)。
そして、図6(d)に示すように、連結パネル103の下端10e側をジャッキ85で支持することにより、連結パネル103の下端10eと開口2の下面2eとの間に、最も下方に位置されることになる下パネル10Bの設置スペース9を確保する。そして、当該設置スペース9に下パネル10Bを設置して、当該下パネル10Bの上端10t側と連結パネル103の下端10e側とをヒンジ31,32で連結した開閉体3を組み立てる。
即ち、パネルをジャッキ85で支持して、パネルの下端と開口2の下面2との間に、1個のパネルの設置スペース9を確保した後、当該パネルの下端にパネルを連結していって、開口2を閉鎖する大きさの開閉体3を組み立てるようにした。
このように組み立てられた開閉体3と開閉機構5とを連結することで、開口2を開閉する開閉装置1が構成される。
尚、ジャッキ85をパネルの真下に位置させることはできないので、ジャッキ85をパネルの真下から外れた位置(設置面)に設置して、ジャッキ85の伸縮体(ラム)の先端側の部分にパネルを支持するための図外の支持部材を設けるが、当該支持部材でパネルの下端面を支持した場合、上のパネルの下面と下のパネルの上面との間に隙間が生じてしまう。
従って、実施形態2では、例えば、ジャッキ85の伸縮体(ラム)の先端側の部分に設けた支持部材を上パネル10Aの下端面以外の下端側の部分に連結した後に、ジャッキ85を操作して上パネル10Aを持ち上げて設置スペース9を形成する。その後、上パネル10Aの下端10e側と中間パネル10Cの上端10t側と連結して連結パネル101を形成する。そして、上述した支持部材を、上パネル10Aから外して、連結パネル101の下端面以外の下端側の部分に連結する支持部材付け替え作業を行う。その後、ジャッキ85を操作して連結パネル101を持ち上げて設置スペース9を形成した後に、連結パネル101の下端10e側と中間パネル10Cの上端10t側と連結して連結パネル102を形成するパネル連結作業を行う。以後、上述した支持部材付け替え作業とパネル連結作業とを繰り返して、所定数のパネルを上下に連結して構成される開閉体3を組み立てるようにすればよい。
当該実施形態2に係る開閉体の組立方法によれば、実施形態1と同様に、開閉体3の組立作業を、作業者Mが常に地上で行えるようになるので、安全かつ効率的な開閉体の組立方法(即ち、パネル取付工事)を実現できるようになる。
尚、上述した実施形態1では、地上で遠隔操作可能なウインチを用いてパネルを吊り上げる方法を例示したが、当該方法で使用する吊り上げ手段は、ウインチ以外の手段を用いても構わない。
また、上述した実施形態2では、地上で操作可能なジャッキを用いてパネルを支持する方法を例示したが、当該方法で使用する支持手段は、ジャッキ以外の手段を用いても構わない。
即ち、本発明による開閉体の組立方法では、地上で操作可能でパネルを吊り上げることが可能な吊り上げ手段を用いるか、あるいは、地上に設置されてパネルを支持することが可能な支持手段を用いればよい。
1 開閉装置
2 開口
3 開閉体
9 設置スペース
10A 上パネル
10B 下パネル
10C 中間パネル(パネル)

Claims (3)

  1. 構造物に形成された開口の上下方向に沿って並ぶように所定数のパネルが連結されて構成された開閉体を備えた開閉装置における前記開閉体の組立方法であって、
    開閉体の最上部に位置されることになる上パネルの下端と開口の下面との間に、前記上パネルの下に位置されることになるパネルの設置スペースを確保して、前記上パネルの下端側と当該設置スペースに設置されたパネルの上端側とを連結した連結パネルを形成する第1ステップと、
    前記連結パネルの下端と開口の下面との間に、パネルの設置スペースを確保して、前記連結パネルの下端側と当該設置スペースに設置されたパネルの上端側とを連結した連結パネルを形成する第2ステップと、
    前記第2ステップを繰り返して、最終的に、所定数よりも1つ少ない数のパネルが連結されて形成された連結パネルの下端と開口の下面との間に、開閉体の最下部に位置されることになる下パネルの設置スペースを確保して、前記連結パネルの下端側と当該設置スペースに設置された前記下パネルの上端側とを連結したことにより、開口の上下方向に沿って並ぶように所定数のパネルが連結された開閉体を組み立てたことを特徴とする開閉体の組立方法。
  2. 第1ステップ及び第2ステップでは、パネルを吊り上げることにより、前記設置スペースを確保したことを特徴とする請求項1に記載の開閉体の組立方法。
  3. 第1ステップ及び第2ステップでは、パネルを支持することにより、前記設置スペースを確保したことを特徴とする請求項1に記載の開閉体の組立方法。
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