JP2023134261A - カルボニル化抑制剤及びサイトカイン産生抑制剤 - Google Patents

Abstract

【課題】アスコルビン酸の誘導体であるＬ－アスコルビン酸グルコシドの新たな有効性及び用途を提供すること。【解決手段】本発明は、Ｌ－アスコルビン酸グルコシドを有効成分とするカルボニル化抑制剤及びサイトカイン産生抑制剤である。また、本発明は、上記カルボニル化抑制剤及びサイトカイン産生抑制剤のいずれかを１つの剤を配合した皮膚外用剤である。【選択図】図４

Description

本発明は、皮膚外用剤の有効成分としてのＬ－アスコルビン酸グルコシドの新たな有効性に関する。

従来、皮膚外用剤の有効成分として使用されているアスコルビン酸誘導体であるＬ－アスコルビン酸グルコシドについて、シミ、ソバカス、アンチエイジング等の効果が知られているが、Ｌ－アスコルビン酸 グルコシドについて新たな有効性及び用途が求められている。

特開平０３－１３９２８８号 特開２０１９－２０３０３３号 特開２０２２－４１８号

以上の従来技術の課題を鋭意検討した結果、本発明者らは、アスコルビン酸誘導体であるＬ－アスコルビン酸グルコシドが顕著なカルボニル化抑制効果及びサイトカインの抑制効果を有することを見出して、本発明を完成させるに至った。

本発明は、Ｌ－アスコルビン酸 グルコシドを有効成分とするカルボニル化抑制剤である。
本発明は、Ｌ－アスコルビン酸 グルコシドを有効成分とするサイトカイン産生抑制剤である。
本発明は、上記カルボニル化抑制剤及びサイトカイン産生抑制剤のいずれかを１つの剤を配合した皮膚外用剤である。

本発明によれば、Ｌ－アスコルビン酸 グルコシドに新たな有効性であるカルボニル化抑制効果、サイトカイン産生抑制効果を発揮する皮膚外用剤を提供することができる。

図１は、蛍光強度観察結果を示す。 図２は、蛍光強度観察結果を示す。 図３は、蛍光強度観察結果を示す。 図４は、蛍光強度観察結果を示す。 図５は、サイトカイン(IL-1alpha)産生抑制評価試験の結果を示す図である。 図６は、サイトカイン(IL-13)産生抑制評価試験の結果を示す図である。 図７は、サイトカイン(IL-15)産生抑制評価試験の結果を示す図である。 図８は、サイトカイン(TNF-alpha)産生抑制評価試験の結果を示す図である。

以下、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
本発明で用いるＬ－アスコルビン酸 グルコシド（別名：Ｌ－アスコルビン酸 2-グルコシド，２－Ｏ－α－Ｄ－グルコピラノシル－Ｌ－アスコルビン酸）は、Ｌ－アスコルビン酸にグルコースを縮合させて配糖化したものである。本発明においては、一般的に医薬部外品、化粧品等の皮膚外用剤に用いられるものであれば、その原料、製造方法及び精製方法等は特に限定されない。

本発明において、Ｌ－アスコルビン酸グルコシドの皮膚外用剤への配合量は、皮膚外用剤全量に対し、０．０１質量％～５質量％が好ましい。

従来、Ｌ－アスコルビン酸グルコシド等のアスコルビン酸誘導体は、皮膚に塗布された際、生体内の酵素であるαグルコシダーゼにより分解されてアスコルビン酸となってから細胞中に取り込まれ、Ｌ－アスコルビン酸が抗酸化作用や、メラニンの還元作用又はコラーゲン合成促進作用等を発揮することが知られている。

本発明では、Ｌ－アスコルビン酸グルコシドが、生体内でＬ－アスコルビン酸に分解されない状態であっても、カルボニル化タンパク質の抑制効果、サイトカインの産生抑制効果を発揮することを新たに見出した。

試験例１．カルボニル化抑制評価試験
皮膚三次元モデルLabCyte Epi-Model（J-tec）を移送用トレイから、専用培地を添加した培養用トレイに移し、前培養を開始した。αグルコシダーゼ阻害剤であるカスタノスペルミン（ＣＴＳ）５mM添加区については、前培養時から培地に添加しておいた。１２時間後、試料を角層上に添加し、約６時間培養した。試料としては、Ｌ－アスコルビン酸 グルコシド（2.0%）を添加した。その後試料を除き、角層側から紫外線(UV-B)ランプ（Philips社製TL20W/12RS）を用いてUV-B（60mJ/cm2）を照射した。培地を新鮮なものに交換し、さらに角層側には試料を添加して２４時間培養した。培養終了後、組織は固定・凍結包埋・切片作成を行った。なお、コントロールとして、紫外線(UV-B)を照射せず、かつ、試料を含まないコントロール区と、紫外線(UV-B)を照射するが試料（Ｌ－アスコルビン酸グルコシド）に代えてPBS(-)を添加するコントロール区を設定した。培地は回収し、培地については後述するメンブランアレイによるサイトカイン類の検出の試験に使用し、組織の切片は以下の通りカルボニル化の検出を行った。スライドグラス上の切片に対して、20μmol/mLに調製した蛍光ヒドラジド（Fluorescein-5-thiosemicarbazide）溶液をのせ、室温・暗条件下で１５分静置し、その後スライドグラスの裏側から流水を当てて洗浄し、その後室温・暗条件下で風乾した。蛍光顕微鏡観察を行い、緑の蛍光強度の強さを観察してカルボニル化程度の評価を行った。カルボニル化抑制効果試験の結果を図１～４に示す。

試験例２．サイトカイン抑制評価試験
上記試験例１でサイトカインの評価のために回収した上記三次元モデルの培地を使用して以下の通り評価を行った。試験例２においては、抗体アレイキット(RayBiotech社製のRAY-AAH-CYT-1-8-1)のプロトコルに従い、評価を行った。すなわち、付属のトレイにメンブランを入れ、ブロッキング処理後、試料として三次元モデルの培地を１ｍＬ添加し４℃で一昼夜静置した。その後試料を除き、洗浄後一次抗体液で２時間室温静置した。その後洗浄を行い二次抗体液で２時間室温静置した。洗浄後Detection Bufferをメンブランにかけ、メンブランをプラスチックシートに挟んだ後化学発光の検出器（EZ-capture アトー社）にて各スポットの化学発光強度の検出を行った。各スポットの化学発光強度は、各メンブランの補正用のスポットの値を用いて補正し、三次元モデルの無処理区の培地の値を100とした相対値で示した。試験例２の結果を図５～８に示す。

まず、図１に示すように紫外線処理を行わなかった場合、皮膚三次元モデルの角層においても、生細胞層においても緑の蛍光は弱く、カルボニル化の程度は低いことが確認され、一方で、紫外線処理を行った図２に示すように皮膚三次元モデルの角層も生細胞層も緑の蛍光が強く観察され、いずれもカルボニル化が増大していることが確認された。また、図４に示すように、Ｌ－アスコルビン酸グルコシドとＣＴＳを添加した場合も、図３に示すようにＬ－アスコルビン酸グルコシドのみを添加した場合と同様に、皮膚三次元モデルの角層部分の蛍光は、紫外線処理を行ったコントロール区よりも蛍光強度は低いことが確認された。このことから、Ｌ－アスコルビン酸グルコシド自体、すなわち、Ｌ－アスコルビン酸に分解されていない状態でもカルボニル化抑制効果を有することが確認された。このことから、Ｌ－アスコルビン酸グルコシドは、角層のカルボニル化を抑制する効果を発揮し、透明感を向上し、くすみ改善や表皮細胞のダメージを抑制することが示唆された。

次に、図５～図８に示すように、皮膚の三次元モデルにおいて紫外線を照射することでサイトカインである(IL-1alpha, IL-13, IL-15, TNF-alpha)の産生（分泌）が促進されることが確認された。一方で、Ｌ－アスコルビン酸グルコシド自体、すなわち、Ｌ－アスコルビン酸に分解されていない状態でも、サイトカイン(IL-1alpha, IL-13, IL-15, TNF-alpha)の産生を抑制することが確認された。このことから、Ｌ－アスコルビン酸グルコシドは、紫外線により増大するサイトカインを抑え、炎症や、それに起因する色素沈着を抑制する効果を発揮することが示唆された。

以上の効果を発揮するＬ－アスコルビン酸グルコシドを配合する皮膚外用剤（化粧料、医薬部外品、外用医薬品）としては、例えば乳液、クリーム、ローション、エッセンス、パック、口紅、ファンデーション、シートマスク、日焼け止め、リクイドファンデーション、メイクアッププレスパウダー、ほほ紅、白粉、洗顔料、ボディシャンプー、毛髪用シャンプー、石けん等の清浄用化粧料、さらには浴剤等が挙げられるが、勿論これらに限定されるものではない。

また、皮膚外用剤（化粧品、医薬部外品及び外用医薬品等）に配合する際には、皮膚外用剤に用いられる成分、例えば油性成分、界面活性剤（合成系、天然物系）、保湿剤、増粘剤、乳化剤又は乳化助剤、防腐・殺菌剤、粉体成分、紫外線吸収剤、抗酸化剤、色素、香料等を必要に応じて適宜配合することができる。

油性成分としては、例えば、オリーブ油、ホホバ油、ヒマシ油、大豆油、米油、米胚芽油、ヤシ油、パーム油、カカオ油、メドウフォーム油、シアーバター、ティーツリー油、アボガド油、マカデミアナッツ油、ベルガモット油、ラベンダー油、バラ油、ベルガモット油、カミツレ油等の植物由来スクワラン等の植物由来の油脂類；ビタミンＡ油；ミンク油、タートル油等の動物由来の油脂類；ミツロウ、カルナウバロウ、ライスワックス、ラノリン等のロウ類；流動パラフィン、ワセリン、パラフィンワックス、スクワラン等の炭化水素類；ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、ｃｉｓ－１１－エイコセン酸等の脂肪酸類；ラウリルアルコール、セタノール、パントテニルアルコール、ステアリルアルコール等の高級アルコール類；ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸ブチル、２－エチルヘキシルグリセライド、高級脂肪酸オクチルドデシル（ステアリン酸オクチルドデシル等）等の合成エステル類及び合成トリグリセライド類等が挙げられる。

界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤；脂肪酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレン脂肪アミン硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、α－スルホン化脂肪酸アルキルエステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩等のアニオン界面活性剤；第四級アンモニウム塩、第一級～第三級脂肪アミン塩、トリアルキルベンジルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、２－アルキル－１－アルキル－１－ヒドロキシエチルイミダゾリニウム塩、Ｎ、Ｎ－ジアルキルモルフォルニウム塩、ポリエチレンポリアミン脂肪酸アミド塩等のカチオン界面活性剤；Ｎ、Ｎ－ジメチル－Ｎ－アルキル－Ｎ－カルボキシメチルアンモニオベタイン、Ｎ、Ｎ、Ｎ－トリアルキル－Ｎ－アルキレンアンモニオカルボキシベタイン、Ｎ－アシルアミドプロピル－Ｎ′、Ｎ′－ジメチル－Ｎ′－β－ヒドロキシプロピルアンモニオスルホベタイン等の両性界面活性剤等を使用することができる。

乳化剤及び／又は乳化助剤としては、酵素処理ステビア等のステビア誘導体、サポニン又はその誘導体、カゼイン又はその塩（ナトリウム等）、糖と蛋白質の複合体、ショ糖又はそのエステル、ラクトース、大豆由来の水溶性多糖、大豆由来蛋白質と多糖の複合体、ラノリン又はその誘導体、コレステロール、ステビア誘導体（ステビア酵素処理物等）、ケイ酸塩（アルミニウム、マグネシウム等）、炭酸塩（カルシウム、ナトリウム等）サポニン及びその誘導体等を配合することもできる。

保湿剤としては、例えば、グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、１、３－ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビトール、キシリトール、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等があり、さらにトレハロース、ラフィノース等の糖類、ムコ多糖類（例えば、ヒアルロン酸及びその誘導体、ヒアルロン酸発酵液、コンドロイチン及びその誘導体、ヘパリン及びその誘導体等）、ＮＭＦ関連物質、乳酸、尿素、高級脂肪酸オクチルドデシル、エストラジオール、各種アミノ酸及びそれらの誘導体が挙げられる。

増粘剤としては、例えばアルギン酸、寒天、カラギーナン、フコイダン等の褐藻、緑藻又は紅藻由来成分；ペクチン、アロエ多糖体等の多糖類；トラガントガム、ローカストビーンガム、キサンタンガム、グアーガム等のガム類；カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等のセルロース誘導体；カルボシキビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、アクリル酸・メタクリル酸共重合体等の合成高分子類；ヒアルロン酸及びその誘導体；ポリグルタミン酸及びその誘導体、ポリアクリル酸等が挙げられる。

消炎剤としては、アラントイン、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム、β－グリチルレチン酸、グリチルレチン酸ステアリル、ε－アミノカプロン酸、d－カンフル、dl－カンフル、酸化亜鉛、パンテノール、ピリドキシン塩酸塩、及びリボフラビン又はその誘導体等がある。

防腐・殺菌剤としては、例えば尿素；安息香酸又はその塩、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチル等のパラオキシ安息香酸エステル類；フェノキシエタノール、ジクロロフェン、ヘキサクロロフェン、塩酸クロルヘキシジン、塩化ベンザルコニウム、サリチル酸、サリチル酸ナトリウム、ピリチオン亜鉛、塩化ベンザルコニウム、エタノール、ウンデシレン酸、フェノール類、臭化アルキルイソキノリニウム、レゾルシン、ジャマール（イミダゾデイニールウレア）、イソプロピルメチルフェノール、トリクロサン、トリクロロカルバニド、トリクロロヒドロキシジフェノールエーテル、ヒノキチオール、１、２－ペンタンジオール、プロパンジオール、濃ベンザルコニウム塩化物液５０、ハッカ油、ユーカリ油等の精油類、樹皮乾留物、大根発酵液、サトウキビ、トウモロコシ等の植物由来のエタノール又は１、３－ブチレングリコール等がある。

細胞賦活剤としては、パントテニルアルコール、メントール、dl－メントール、及びγ－オリザノール等がある。

抗アクネ剤としては、イオウ、サリチル酸又はその塩、感光素２０１号、ジカプリル酸ピリドキシン等がある。

粉体成分しては、例えばセリサイト、酸化チタン、タルク、カオリン、ベントナイト、酸化亜鉛、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、無水ケイ酸、雲母、ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダー、シルクパウダー、セルロース系パウダー、穀類（米、麦、トウモロコシ、キビ等）のパウダー、豆類（大豆、アズキ等）のパウダー等がある。

紫外線吸収剤としては、例えばパラアミノ安息香酸エチル、パラジメチルアミノ安息香酸エチルヘキシル、サリチル酸アミル及びその誘導体、パラメトキシ桂皮酸２－エチルヘキシル、桂皮酸オクチル、オキシベンゾン、２、４－ジヒドロキシベンゾフェノン、２－ヒドロキシ－４－メトキシベンゾフェノン－５－スルホン酸塩、４－ターシャリーブチル－４－メトキシベンゾイルメタン、２－（２－ヒドロキシ－５－メチルフェニル）ベンゾトリアゾール、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル、アロエ抽出物等がある。

抗酸化剤としては、例えばブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、没食子酸プロピル、アスタキサンチン等のカロテノイド等がある。

処方例１．化粧水
［成分］ 部
ホホバ油 １．０
グリセリン ５．０
Ｌ－アスコルビン酸グルコシド ２．０
グリチルリチン酸ジカリウム ０．１
１，３－ブチレングリコール １．０
水溶性コラーゲン ０．０１
プロパンジオール ３．０
水酸化カリウム 適 量
精製水 全量が１００部となる量

処方例２．化粧水
［成分］ 部
スクワラン １．０
グリセリン ５．０
アルブチン ３．０
Ｌ－アスコルビン酸グルコシド ２．０
１，３－ブチレングリコール １．０
加水分解コラーゲン ０．１
ペンタンジオール ３．０
クエン酸ナトリウム 適 量
水酸化カリウム 適 量
精製水 全量が１００部となる量

処方例３．化粧水
［成分］ 部
水添ヒマシ油 １．０
グリセリン ５．０
Ｌ－アスコルビン酸グルコシド ２．０
３－Ｏ－エチルアスコルビン酸 ２．０
酢酸トコフェロール ０．３
水溶性コラーゲン ０．０１
１，３－ブチレングリコール １．０
ペンタンジオール ３．０
水酸化カリウム 適 量
精製水 全量が１００部となる量

処方例４．乳液
［成分］ 部
スクワラン ５．０
ホホバ油 １．０
オレンジ果皮油 １．０
ポリオキシエチレン（２０）ソルビタンモノステアレート １．０
親油型ステアリン酸グリセリル １．０
水添大豆レシチン １．５
Ｌ－アスコルビン酸グルコシド ２．０
グリチルリチン酸ジカリウム ０．０５
グリセリン ３．０
カルボキシメチルセルロース ０．３
キサンタンガム ０．２
ヒアルロン酸ナトリウム ０．０１
１，３－ブチレングリコール ０．１
フェノキシエタノール ０．５
ペンチレングリコール ０．５
ジグリセリン ０．３
水酸化カリウム 適 量
精製水 全量が１００部となる量

処方例５．乳液
［成分］ 部
スクワラン ５．０
ヒマシ油 １．０
親油型ステアリン酸グリセリル １．０
水添大豆レシチン １．５
Ｌ－アスコルビン酸グルコシド ２．０
グリセリン ３．０
カルボキシメチルセルロース ０．３
ヒアルロン酸ナトリウム ０．０１
加水分解ヒアルロン酸 ０．０１
１，３－ブチレングリコール ０．１
フェノキシエタノール ０．５
ペンチレングリコール ０．５
ジグリセリン ０．３
水酸化カリウム 適 量
精製水 全量が１００部となる量

処方例６．クリーム
［成分］ 部
オリーブ油 ５．０
ホホバ油 ５．０
スクワラン ５．０
パルミチン酸 ２．５
Ｌ－アスコルビン酸グルコシド ２．０
水素添加レシチン ２．０
カルボキシビニルポリマー ０．３
アルギン酸ナトリウム ０．２
水溶性コラーゲン ０．１
１，３－ブチレングリコール ０．１
フェノキシエタノール ０．５
ペンチレングリコール ０．５
ジグリセリン ０．３
水酸化カリウム 適 量
精製水 全量が１００部となる量

処方例７．洗顔料
［成分］ 部
ステアリン酸グリセリル ２．５
スクワラン ３．０
グリセリン ３．０
ラウリン酸ポリグリセリル－１０ ３．０
Ｌ－アスコルビン酸グルコシド ２．０
水溶性コラーゲン ０．０１
ヒアルロン酸ナトリウム ０．０１
水酸化カリウム 適 量
精製水 全量が１００部となる量

Claims (3)

1. Ｌ－アスコルビン酸グルコシドを有効成分とするカルボニル化抑制剤。
2. Ｌ－アスコルビン酸グルコシドを有効成分とするサイトカイン産生抑制剤。
3. 請求項１又は請求項２に記載の剤を配合した皮膚外用剤。