JP2023123931A - 画像記録装置 - Google Patents

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悟吏 宮瀬
Satoshi Miyase
憲吾 野田
Kengo Noda
秀晃 吉宗
Hideaki Yoshimune
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Abstract

【課題】シート状媒体に対する搬送抵抗が増大するのを抑制する。【解決手段】プリンタは、筐体に対して挿抜可能な給送トレイ1を有している。給送トレイ1は、ロール体を収容可能な第1収容部20と、給送トレイ1の底面11aと対向する位置に配置された規制板とを有する。給送トレイ1の底面11aには、前後方向に沿って延在し且つ左右方向に互いに離隔して配置され、ロール体から巻き解かれたロール紙を支持する複数のリブ11bが形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、ロール体を収容可能な給送トレイを備えた画像記録装置に関する。
特許文献1には、ロール紙(ロール体)を収容可能なトレイ(給送トレイ)と、ロール紙から巻き解かれた用紙(シート状媒体)を給送する給送部と、を含むプリンタについて記載されている。
特開2021-155199号公報
上記特許文献1に記載のプリンタにおいては、給送部がロール紙から巻き解かれた用紙をそのまま給送している。このため、例えば、ロール紙の巻き癖などにより、用紙の先端が巻き戻るようにカールした場合、給送部で用紙を搬送できないことがある。
本発明者らは、このような用紙の搬送不良を防ぐために、ロール紙と給送部(給紙ローラ)との間であってトレイの底面と対向する位置に規制板を配置し、トレイの底面と規制板との間に用紙を通過させることで、用紙が巻き戻るようにカールするのを規制することを考えた。しかしながら、用紙をトレイの底面と規制板との間を通過させる際に、規制板により用紙のカールを規制することで、用紙に対するトレイの底面の搬送抵抗が増大することがある。
そこで、本発明の目的は、シート状媒体に対する搬送抵抗が増大するのを抑制することが可能な画像記録装置を提供することである。
本発明の画像記録装置は、筐体に対して挿抜可能な給送トレイを備えた画像記録装置において、前記給送トレイは、底面と、シート状媒体がロール状に巻回されたロール体を収容可能な第1収容部と、前記底面と対向する位置に配置された規制板であって、前記第1収容部に収容された前記ロール体から巻き解かれたシート状媒体が前記底面と前記規制板との間を通過するように構成される前記規制板と、を備えている。そして、前記底面には、前記第1収容部に収容された前記ロール体の中心軸と交差する方向に沿って延在し且つ前記中心軸の軸方向に互いに離隔して配置され、前記ロール体から巻き解かれたシート状媒体を支持する複数の第1リブが形成されている。
本発明の画像記録装置によると、給送トレイにシート状媒体のカールを規制するための規制板を設けても、シート状媒体が複数の第1リブによって支持されるため、シート状媒体に対する接触面積が小さくなって、搬送抵抗が増大するのを抑制することが可能となる。
本発明の一実施形態にかかるプリンタの内部構造を示す概略側面図である。 図1に示す給送トレイの斜視図である。 図1に示す給送トレイの規制板を取り外した状態を示す斜視図である。 図1に示す給送トレイの前方部分の拡大側面図であり、芯部材に巻回されたロール紙が最も少ない状態のロール体が第1収容部に収容された状態を示す図である。 図1に示す給送トレイの前方の側壁を取り外した状態で、給送トレイを前方から見たときの部分斜視図である。 図1に示す給送トレイから前方に位置するホルダを取り外した状態で、給送トレイの前方の側壁を後方から見たときの部分斜視図である。 図2に示すVII-VII線に沿った部分断面図である。 本発明の一実施形態にかかるプリンタで、ロール紙を搬送する際に、規制板及び給送ローラが上方に持ち上げられた状態を示す要部側面図である。 本発明の変形例にかかるプリンタで、ロール紙を搬送する際に、規制板及び給送ローラが上方に持ち上げられた状態を示す要部側面図である。
本発明の好適な一実施形態に係るプリンタ100(本発明の「画像記録装置」)について、図1を参照しつつ、以下に説明する。なお、図1に示す上下方向、前後方向及び左右方向を、プリンタ100の上下方向、前後方向及び左右方向とする。なお、左右方向は、プリンタ100の前方から見たときの方向であり、図1中紙面手前側が右側であり、図1中紙面奥側が左側である。
(プリンタ100の全体構成)
プリンタ100は、図1に示すように、筐体100a、給送トレイ1、給送部3、搬送部4、切断部5、ヘッド6、排紙トレイ7及び制御部8を主に備えている。給送トレイ1は、筐体100a内においてヘッド6の下方に配置されている。給送トレイ1は、筐体100aの前壁に形成された開口101を介して筐体100aに対して前後方向に沿って挿抜可能である。すなわち、給送トレイ1は、筐体100a内の内方位置(図1に示す位置)と筐体100a外の外方位置との間を前後方向に沿って移動可能である。本実施形態における外方位置は、筐体100aよりも前方の位置であり、給送トレイ1が外方位置にあるときは筐体100aから給送トレイ1が取り外された状態となる。
給送トレイ1は、ロール体Rを収容可能な第1収容部20と、複数のカット紙Kp(本発明の「シート状媒体」)を積層した状態で収容可能な第2収容部30と、を有している。ロール体Rは、円筒状の芯部材Rcの外周面に、カット紙Kpよりも長尺の用紙であるロール紙Rp(本発明の「シート状媒体」)がロール状に巻回されたものである。ロール体Rは、その中心軸Rxの軸方向が左右方向と一致するようにして第1収容部20に収容されている。カット紙Kpは、例えばA4サイズやレターサイズの用紙であり、その長尺方向が左右方向に一致するようにして第2収容部30に収容されている。
なお、図1においては、説明のために給送トレイ1にロール体R及びカット紙Kpの両方を収容している状態を示している。しかしながら、プリンタ100で画像を記録する際には、給送トレイ1に、ロール体R及びカット紙Kpのいずれか一方を収容する。また、本実施形態における給送トレイ1は、全体を筐体100aから抜き取ることが可能に構成されているが、給送トレイ1が内方位置から外方位置に向かう途中の位置であり、給送トレイ1の一部(例えば、後端部)が筐体100a内にある状態までしか、給送トレイ1が筐体100aから抜き出せないように構成されていてもよい。この場合においても、筐体100aの外から給送トレイ1内にロール体Rやカット紙Kpを収容することが可能に構成されていることが望ましい。
給送部3は、給送ローラ2、アーム2b、及び、分離壁3aを有している。給送ローラ2は、第1収容部20に収容されたロール体Rから巻き解かれたロール紙Rp又は第2収容部30に収容されたカット紙Kpを給送トレイ1から送り出す。給送ローラ2によって給送されるロール紙Rp及びカット紙Kpは、同じ経路で給送トレイ1から送り出される。以降の説明において、カット紙Kpとロール紙Rpとを区別しない場合には、「用紙P」と称する。
給送ローラ2は、アーム2bの先端に軸支された2つのローラ2aを有する。2つのローラ2aは、アーム2bを挟んで左右方向に沿って並んでおり、互いに離隔している。2つのローラ2aは、図示しない給送モータの駆動により左右方向に沿った軸を中心に回転する。
アーム2bは、支軸2cに回動自在に支持されている。支軸2cは、筐体100aに支持されている。アーム2bは、図示しない付勢部材により給送ローラ2が給送トレイ1の底面11aに近づくように付勢されている。給送ローラ2は、アーム2bが支軸2cを中心に回動することで給送トレイ1の底面11aに配置されたコロ18(図2参照)と接触する位置と、コロ18から離隔した位置との間で移動可能である。アーム2bは、図示しない退避機構により、給送トレイ1が筐体100a内の内方位置から筐体100aの外の外方位置に移動するのに連動して、給送トレイ1のトレイ本体10と給送ローラ2とが干渉しない退避位置に退避可能である。
制御部8の制御により給送モータが駆動されると、給送ローラ2が回転して、給送ローラ2と接触する用紙Pに対して前方から後方に向かう方向の搬送力が付与される。これにより、用紙Pが給送トレイ1から送り出される。
分離壁3aは、給送トレイ1からカット紙Kpを給送する際に重送を防ぐためのものであり、給送トレイ1の底面11aから斜め上方に向けて延びている。分離壁3aは、筐体100aに設けられている。分離壁3aは、図1に示すように、給送ローラ2による用紙Pの給送方向(前方から後方に向かう方向:以降の説明においては単に「給送方向」と称する)に関して、給送トレイ1の下流側に位置している。また、給送方向は、給送トレイ1の筐体100aに対する挿抜方向(前後方向)と平行である。
分離壁3aは、図1に示すように、カット紙Kpの給送時に、当該カット紙Kpの先端(後方端)と当接する壁面3bを有している。壁面3bは、カット紙Kpと当接する部分が平坦な面であってもよいし、階段状に連なって形成された面などで構成されていてもよく、カット紙Kpの重送を防ぐことが可能であればよい。壁面3bは、給送トレイ1の底面11aから斜め上方に向けて延びており、下方端が上方端よりも前方側に位置している。分離壁3aは、給送トレイ1が筐体100aに装着され内方位置にあるとき、給送トレイ1の左右方向の中央に位置する。これにより、壁面3bは、カット紙Kpの給送時に、カット紙Kpの左右方向の中央部と接触し、積層状態のカット紙Kpを給送ローラ2と接触するカット紙Kpとそれ以外のカット紙Kpとに分離する。給送トレイ1から給送されて壁面3bに接触した用紙Pは、斜め上方に案内される。
搬送部4は、中間ローラ対41、搬送ローラ対42、排紙ローラ対43及びガイド部材44を有している。中間ローラ対41は、図示しない中間モータの駆動により回転する駆動ローラと駆動ローラに連れ回る従動ローラとで構成されている。制御部8の制御により図示しない中間モータが駆動されると、中間ローラ対41が用紙Pを挟持しつつ回転して用紙Pを搬送する。中間ローラ対41は、分離壁3aの上方に位置している。中間ローラ対41は、給送ローラ2によって給送トレイ1から送り出された後に壁面3bによって斜め上方に案内される用紙Pを挟持しつつ上方に搬送する。ガイド部材44は、中間ローラ対41の上方に位置している。ガイド部材44は、中間ローラ対41によって上方に搬送される用紙Pを前方に案内する。
搬送ローラ対42は、図示しない搬送モータの駆動により回転する駆動ローラと、駆動ローラに連れ回る従動ローラとで構成されている。排紙ローラ対43は、図示しない排紙モータの駆動により回転する駆動ローラと、駆動ローラに連れ回る従動ローラとで構成されている。制御部8の制御により図示しない搬送モータ及び排紙モータが駆動されると、搬送ローラ対42及び排紙ローラ対43が用紙Pを挟持しつつ回転して用紙Pを搬送する。搬送ローラ対42はヘッド6の後方に位置しており、排紙ローラ対43はヘッド6の前方に位置している。搬送ローラ対42は、ガイド部材44によって前方に案内された用紙Pを挟持しつつ前方に搬送する。排紙ローラ対43は、搬送ローラ対42によって前方に搬送される用紙Pを挟持しつつ前方に搬送する。
切断部5は、図1に示すように、分離壁3aと中間ローラ対41との間に位置している。切断部5は、左右方向に細長い固定刃5aと、固定刃5aと接触しつつ左右方向に移動可能な円板状の回転刃5bとを含んでいる。回転刃5bは、図示しない切断モータの駆動により回転刃5bが回転し、且つ、左右方向に沿って往復移動する。ロール体Rから巻き解かれて搬送されたロール紙Rpは、制御部8の制御により切断モータが駆動されることで、切断部5により左右方向に切断される。これにより、排紙トレイ7に送られるロール紙Rpに後端が形成される。
ヘッド6は、下面に形成された複数のノズル(不図示)と、ドライバIC(不図示)とを含む。ヘッド6は、給送ローラ2によって給送されて給送トレイ1から送り出され、搬送部4によって搬送される用紙Pに画像を記録する。制御部8の制御によりドライバICが駆動されると、ノズルからインクが吐出され、搬送部4によって搬送される用紙Pがヘッド6の下面と対向する画像記録位置を通過するときに、用紙Pに対して画像が形成される。なお、ヘッド6は、位置が固定された状態でノズルからインクを吐出するライン式、及び、左右方向に移動しつつノズルからインクを吐出するシリアル式のいずれでもよい。
排紙トレイ7は、筐体100a内においてヘッド6の前方であって、給送トレイ1の上方に配置されている。排紙トレイ7は、筐体100aの前壁に形成された開口102を介して筐体100aに対して前後方向に沿って挿抜可能である。排紙トレイ7は、ヘッド6により画像が形成され、排紙ローラ対43により前方に搬送された用紙Pを受容する。
制御部8は、内部バス(不図示)を介して、給送モータ、中間モータ、搬送モータ、排紙モータ、切断モータ及びドライバICと接続されている。制御部8は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を有する。ROMには、CPUが各種制御を行うためのプログラムやデータが格納されている。RAMは、CPUがプログラムを実行する際に用いるデータを一時的に記憶する。
(給送トレイ1の構成)
次に、図1~図8をさらに参照しつつ、給送トレイ1の構成について説明する。以下の説明においては、筐体100aに装着された状態の給送トレイ1の姿勢をもとに、給送トレイ1の各部の方向を説明する。
給送トレイ1は、トレイ本体10を有している。トレイ本体10は、図2及び図3に示すように、底壁11と、底壁11の周端部に設けられた側壁12~15とを有しており、上方に開口した箱状に形成されている。
底壁11は、前後及び左右方向に延びている。底壁11の上面は、給送トレイ1の底面11aとなっている。また、底面11aは、図1に示すように、第1面11a1と、第2面11a2と、第3面11a3とを有する。第1面11a1、第2面11a2及び第3面11a3は、給送方向に沿って順に並んで配置されている。第1面11a1及び第3面11a3は、前後及び左右方向に延びる水平面である。第1面11a1は、第3面11a3よりも前方且つ下方に配置されている。また、第2面11a2は、第1面11a1と第3面11a3との間に配置され、両者を繋いでいる。第2面11a2は、後方に向かうに連れて上方に傾斜する傾斜面である。
また、底面11aには、図3に示すように、複数のリブ11b(本発明の「第1リブ」)が形成されている。複数のリブ11bは、図1に示すように、ロール体Rから巻き解かれたロール紙Rpを下方から支持する。複数のリブ11bは、前後方向(ロール体Rの中心軸Rxと交差する方向:本発明の「交差する方向」)に沿って延在し、第1面11a1の後端部から第2面11a2を経由して第3面11a3に亘って形成されている。また、複数のリブ11bは、図3に示すように、左右方向に互いに離隔して配置されている。複数のリブ11bの底面11aからの突出量がいずれも同じである。これにより、複数のリブ11bの上面11b1は、図7に示すように、前後方向における同じ位置において、同じ高さレベルに配置されている。
また、底面11aの第3面11a3には、図3に示すように、2つの凹部11cが形成されている。2つの凹部11cは、左右方向に沿って互いに離隔して配置されている。また、2つの凹部11cは、左右方向において、第3面11a3の中央部を挟んで配置されている。
給送トレイ1は、図3に示すように、一対の側壁12、13の内側に配置されており、左右方向に互いに離隔して配置された一対のサイドガイド(本発明の「ガイド」)80を有している。一対のサイドガイド80は、2つの凹部11c内に配置されている。これらサイドガイド80は、凹部11cの底面に沿って左右方向に移動可能に配置されている。一方のサイドガイド80と他方のサイドガイド80とは、例えば、互いに対向するラックと両ラックに噛み合うピニオンからなる公知の連動機構(不図示)により、互いに離接する方向に連動移動可能となっている。
サイドガイド80は、図3に示すように、水平部81と、垂直部82とを有する。水平部81は、その上面が平坦な平面81aとなっており、平面81aでロール体Rから巻き解かれたロール紙Rpを下方から支持する。平面81aは、第3面11a3に形成された複数のリブ11bの上面11b1と同じ高さレベルに配置されている。垂直部82は、平面81aの左右方向外側の端部から垂直に立設されている。また、垂直部82は、平面81aから垂直に延びる垂直面82aを有している。垂直面82aは、ロール体Rから巻き解かれたロール紙Rpを幅方向(左右方向)の端部及びカット紙Kpの左右方向の端部と接触可能に形成されている。
側壁12、13は、図2及び図3に示すように、底壁11の左右の両端部から上方に延びている。また、側壁12、13は、底壁11の前端部から後端部まで前後方向に沿って延びている。つまり、側壁12,13は、給送トレイ1に収容されたロール体R及びカット紙Kpを左右方向に挟む位置に配置されている。側壁12、13の前方部分には、切り欠き部12a、13aがそれぞれ形成されている。
これら切り欠き部12a,13aは、後述の支持部29に支持されたロール体Rの芯部材Rcと左右方向に対向する側壁12,13の領域から側壁12,13の上端まで切り欠かれており、上方に開いている。より詳細には、切り欠き部12a,13aは、図4に示すように、芯部材Rcに巻回されたロール紙Rpが最も少ない状態(本実施形態においては芯部材Rcのみの状態)の芯部材Rcの上端部分と左右方向に対向する側壁12,13の領域から側壁12,13の上端まで切り欠かれて形成されている。側壁12,13に切り欠き部12a,13bが形成されていることで、ロール紙Rpが少なくなったロール体Rを第1収容部20からの取り出す際に、芯部材Rcの左右方向の両端部を持って第1収容部20から取り出すことができる。また、芯部材Rcに巻回されたロール紙Rpの残量によらず、ロール体Rを第1収容部20に収容する際も、芯部材Rcの左右方向の両端部を持って第1収容部20にロール体Rを収容することができる。このため、ロール体Rの外周面(すなわち、ロール紙Rpであってヘッド6により記録が行われる記録面)を持たずに、第1収容部20にロール体Rを収容することができる。
側壁14は、図2に示すように、底壁11の前方の端部から上方に延びている。側壁14は、底壁11の右端部から左端部まで左右方向に沿って延びている。
側壁15は、底壁11の後方の端部に2つ設けられている。2つの側壁15は、底壁11の後方の端部における左右方向の両端部にそれぞれ位置している。各側壁15は、底面11aの後端部に繋がっており且つその上端部が下端部よりも後方に位置するように傾斜するガイド壁面15aを有している。ガイド壁面15aは、左右方向において、各側壁15の内側端部に配置されている。2つのガイド壁面15aは、左右方向に沿って互いに離隔して配置されており、給送トレイ1が筐体100aに装着されたとき、左右方向に並んだ2つのガイド壁面15aの間に、分離壁3a(図1参照)が位置する。
ガイド壁面15aは、給送トレイ1が筐体100aから取り出された状態において、カット紙Kpが収容された給送トレイ1を側壁15が側壁14よりも下方となるように傾けられたときに、カット紙Kpの端部(後方端部であって側壁15に最も近い端部)と当接可能に配置されている。ガイド壁面15aは、カット紙Kpと当接する部分が平坦な面であってもよいし、階段状に連なって形成された面などで構成されていてもよく、カット紙Kpがガイド壁面15aと当接することで給送トレイ1から滑り落ちるのを抑制することが可能に構成されていればよい。
第1収容部20と第2収容部30とは、給送方向に沿って並んでいる。第2収容部30は、第1収容部20よりも給送方向の下流側に位置している。
第1収容部20は、ロール体Rを、中心軸Rxの軸方向が左右方向に一致する姿勢で収容する。第1収容部20は、図1に示すように、ロール体Rを下方から支持する支持部29を有する。支持部29は、2つのホルダ21、22と、4つのローラ23、24(図3参照)と、を有している。2つのホルダ21、22は、前後方向に互いに離隔して配置されている。ホルダ21は、ホルダ22よりも前方に位置している。2つのホルダ21,22は、いずれも左右方向に沿って延びている。
図3に示すように、4つのローラ23、24のうち、2つのローラ23が左右方向に沿って延びる回転軸周りに回転可能にホルダ21に取り付けられており、残りの2つのローラ24が左右方向に沿って延びる回転軸周りに回転可能にホルダ22に取り付けられている。2つのローラ23は、左右方向に互いに離隔して配置されている。2つのローラ24も、左右方向に互いに離隔して配置されている。ローラ23,24は、前後方向に互いに離隔して配置されている。2つのローラ23は、2つのローラ24よりも上方に位置している。これら4つのローラ23、24は、ロール体Rの左右方向の両端部であって、下側部分の外周面と接触した状態で当該ロール体Rを下方から支持する。
ホルダ21は、4つのローラ23,24によって支持されたロール体Rの前方側の外周面を覆っている。また、ホルダ21は、ロール体Rの前方側の外周面と離隔して配置された湾曲面21aを有している。湾曲面21aは、ホルダ21の上面21bの後端から前方側に湾曲して形成されている。また、ホルダ21には、図5に示すように、前方側面21cに2つの突出部21dが形成されている。
2つの突出部21dは、図5に示すように、円管形状を有しており、左右方向に互いに離隔して配置されている。また、突出部21dは、図1に示すように、上下方向(本発明の「鉛直方向」)において、ローラ23と同じ高さレベルに配置されている。
側壁14には、図6に示すように、後方に向かって開口し、ホルダ21を取付可能な凹部14aが形成されている。凹部14aの底面には、側壁14の前方側面から後方に凹むことで突出した突出部14bが形成されている。突出部14bの後方側面には、2つの突起14cが形成されている。これら突起14cは十字形状を有しており、左右方向に互いに離隔して配置されている。また、これら突起14cは、ホルダ21が凹部14aに取り付けられたときに、突出部21dと当接する。これにより、ローラ23を介してホルダ21にかかるロール体Rの荷重を突出部21d及び突起14cを介して側壁14で受けることが可能となる。
ホルダ22は、図1に示すように、4つのローラ23,24によって支持されたロール体Rの後方側の外周面(主にロール体Rの下部)を覆っている。また、ホルダ22は、第2収容部30に収容されたカット紙Kpの前方側の端部と接触可能なガイド面22aを有している。ガイド面22aは、後述の規制板31に対して鋭角になるように配置されている。
ホルダ22は、図1に示すように、ホルダ22の下面と底面11aとの間に、ロール体Rから巻き解かれたロール紙Rpを通すための通路25が形成されるように、配置されている。第1収容部20に収容されたロール体Rから巻き解かれたロール紙Rpは、2つのホルダ21,22間から通路25に通され、底面11aに沿ってコロ18まで引き出される。ホルダ22の下端部であって通路25の出口近傍には、ローラ26が配置されている。ローラ26は、左右方向に沿って延びる回転軸周りに回転可能にホルダ22に取り付けられている。また、ローラ26の下端部は通路25内に位置するように配置されている。
第2収容部30は、図1に示すように、規制板31を有する。規制板31は、積層状態の複数のカット紙Kpを下方から支持する。つまり、規制板31は、第2収容部30の底部を構成する。規制板31は、前後及び左右方向に延びる板状部材であり、その前端部の一部がホルダ22の下部に差し込まれ、前後方向の中央部から後端部にかけて第3面11a3に形成された複数のリブ11b上に載置されている。また、規制板31は、ホルダ22に差し込まれた部分を支点として、規制板31の後端部が上下に揺動可能に構成されている。また、規制板31は、当該支点から後方に向けて、底面11aの後端部近傍まで延びている。
このような構成において、図8に示すように、ロール紙Rpの残量が多いロール体Rから巻き解かれたロール紙Rpを搬送する際、ロール体Rの自重が大きいため、ロール紙Rpにロール体Rから比較的大きなバックテンションが生じることがある。この状態で、ロール紙Rpが中間ローラ対41によって搬送されると、給送ローラ2及び規制板31の後端部が持ち上げられる状態となる。このような状態でロール紙Rpの搬送が行われても、ホルダ22にはローラ26が取り付けられているため、通路25の上端側に寄せられたロール紙Rpをローラ26で案内することが可能となる。これより、ロール紙Rpがホルダ22の下面と接触することで搬送抵抗が増加するのを抑制することが可能となる。
また、規制板31と底壁11は、図1に示すように、第1収容部20に収容されたロール体Rから巻き解かれたロール紙Rpを通すための給送経路27を画定している。つまり、規制板31は、ロール紙Rpが規制板31と底面11aとの間を通過可能なように、底面11aと対向して配置されている。また、規制板31は、規制板31と底面11aとの間を通過するロール紙Rpのカールを規制する。
底面11aに形成された複数のリブ11bは、給送経路27を通過するロール紙Rpを支持する。また、図3に示すように、底面11aの第3面11a3には、2つのコロ18が左右方向に沿って並んで配置されている。複数のリブ11bの上面11b1及びコロ18の外周面は、給送経路27を通過するロール紙Rpに下方から接触する。2つのコロ18は、底面11aの後端部近傍において、左右方向の中央部に配置されている。給送ローラ2を構成する2つのローラ2aは、2つのコロ18にそれぞれ接触可能である。
規制板31の後端部には、図2に示すように、切り欠き部32が形成されている。切り欠き部32は、規制板31の左右方向の中央部に配置されている。切り欠き部32は、コロ18に接触する位置からコロ18と離隔した位置に移動する給送ローラ2の移動軌跡上に位置している。2つのコロ18は、上面視で規制板31の切り欠き部32内に位置している。
また、規制板31の下面31aには、図1及び図7に示すように、複数のリブ31b(本発明の「第2リブ」)が形成されている。複数のリブ31bは、下面31aのリブ11bと対向する領域から下方に突出して形成されている。つまり、複数のリブ31bは、複数のリブ11bと鉛直方向に対向している。このため、リブ31bとリブ11bとは、左右方向に沿って重なっていない。また、複数のリブ31bも、前後方向に沿って延在し、左右方向に互いに離隔して配置されている。複数のリブ31bの下面31aからの突出量がいずれも同じである。これにより、複数のリブ31bの下面31b1は、図7に示すように、前後方向における同じ位置において、同じ高さレベルに配置されている。
また、リブ31bの下面31b1の左右方向の幅とリブ11bの上面11b1の左右方向の幅が、図7に示すように、互いに異なる。より詳細には、リブ11bの上面11b1の幅が、リブ31bの下面の31b1の幅よりも大きい。また、規制板31は、リブ11b上に載置されているため、ロール紙Rpが給送経路27に通されていない場合(底面11aと規制板31との間にロール紙Rpが介在していない状態)、リブ11bとリブ31bとが互いに接触する。
(ロール紙Rp及びカット紙Kpのセット手順)
ロール紙Rpに画像を記録する場合には、筐体100aから給送トレイ1を抜いて取り外す。そして、ロール体Rの芯部材Rcの左右方向の両端部を持って第1収容部20にロール体Rを収容する。このとき、ロール体Rから巻き解かれたロール紙Rpを通路25へと挿入する。この後、ロール体Rを図1中反時計回りに回転させ、ロール紙Rpを給送経路27に通す。これにより、ロール紙Rpが複数のリブ11bにより下方から支持された状態となり、底面11aと接触しない。そして、ロール紙Rpの先端がコロ18よりも給送方向の下流側に位置するまでロール紙Rpを引き出す。この状態で、給送トレイ1を筐体100aの外の外方位置から筐体100a内の内方位置に移動させる。これにより、給送ローラ2がコロ18と共にロール紙Rpを挟持し、ロール紙Rpを給送可能となる。
カット紙Kpに画像を記録する場合には、上述と同様に、筐体100aから給送トレイ1を抜いて取り外す。そして、第2収容部30に複数のカット紙Kpを積層状態で収容する。これにより、規制板31により複数のカット紙Kpが下方から支持される。このとき、カット紙Kpの前方端部がガイド面22aによってガイドされる。この状態で、給送トレイ1を筐体100aの外の外方位置から筐体100a内の内方位置に移動させる。これにより、給送ローラ2が複数のカット紙Kpのうち、最も上方に位置するカット紙Kpに接触し、カット紙Kpを給送可能となる。
以上に述べたように、本実施形態のプリンタ100によると、給送トレイ1にロール紙Rpのカールを規制するための規制板31を設けても、底面11aには複数のリブ11bが形成されているため、ロール紙Rpが複数のリブ11bによって支持される。このため、ロール紙Rpが底面11aと接触しにくくなり、ロール紙Rpに対する接触面積が小さくなって、搬送抵抗が増大するのを抑制することが可能となる。
また、規制板31の下面31aには、複数のリブ11bと鉛直方向に対向する複数のリブ31bが形成されている。これにより、給送経路27を通過するロール紙Rpの上面と規制板31の下面31aとが接触しにくくなり、規制板31のロール紙Rpに対する搬送抵抗を小さくすることが可能となる。
リブ11bの上面11b1の幅とリブ31bの下面31b1の幅が互いに異なる。これにより、トレイ本体10と規制板31とが左右方向(本発明の「軸方向」)に多少ずれても、リブ11bとリブ31bとの対向を維持することが可能となる。
リブ11bの上面11b1の幅が、リブ31bの下面31b1の幅よりも大きい。これにより、リブ11bのロール紙Rpに対する接触圧を小さくすることが可能となる。
複数のリブ31bの下面31b1が同じ高さレベルに配置されている。これにより、リブ31bのロール紙Rpに対する接触圧のバラツキを小さくすることができる。このため、左右方向に沿った波状の跡がロール紙Rpにつくのを抑制することができる。
リブ11bとリブ31bは、底面11aと規制板31との間にロール紙Rpが介在していない状態では、互いに接触している。第2収容部30にカット紙Kpを収容し、カット紙Kpに画像を記録する場合、第1収容部20にはロール体Rが収容されていない。これにより、第2収容部30に多くのカット紙Kpが収容されても、規制板31の撓みを小さくしつつ、その荷重を規制板31で受けることが可能となる。このため、カット紙Kpに対する給送ローラ2のスリップの発生を抑制することが可能となり、カット紙Kpの搬送をスムーズに行うことが可能となる。
複数のリブ11bの上面11b1が同じ高さレベルに配置されている。これにより、リブ11bのロール紙Rpに対する接触圧のバラツキを小さくすることができる。このため、左右方向に沿った波状の跡がロール紙Rpにつくのを抑制することができる。
サイドガイド80の平面81aは、第3面11a3に形成された複数のリブ11bの上面11b1と同じ高さレベルに配置されている。これにより、サイドガイド80を設けるために給送トレイ1の底面11aに凹部11cが形成されていても、サイドガイド80がリブ11bの上面11b1と同じ高さレベルに配置された平面81aを有しているため、ロール紙Rpをリブ11bの上面11b1と平面81aとで支持することが可能となる。このため、ロール紙Rpが凹部11c内に落ち込むことでロール紙Rpに跡がつくのを抑制することができる。
変形例として、図9に示すように、規制板31の後端部(第1収容部20から最も離れた端部)にローラ201が設けられていてもよい。ローラ201は、左右方向において、切り欠き部32を挟んで2つ設けられている。ローラ201は、左右方向に沿って延びる回転軸周りに回転可能に規制板31に支持されている。ローラ201は、その下端が規制板31の下面31aよりも下方になるように位置している。
このような構成において、図9に示すように、ロール紙Rpの残量が多いロール体Rから巻き解かれたロール紙Rpを搬送する際、ロール紙Rpにロール体Rから比較的大きなバックテンションが生じる。この状態で、ロール紙Rpが中間ローラ対41によって搬送されると、給送ローラ2及び規制板31の後端部が持ち上げられる状態となる。このような状態でロール紙Rpの搬送が行われても、規制板31にはローラ201が取り付けられているため、ロール紙Rpをローラ201で案内することが可能となる。これより、ロール紙Rpが規制板31の後端部と直接的に接触しなくなり、ロール紙Rpの搬送抵抗を小さくすることが可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、上述の実施形態においては、複数のリブ11bが底面11aに沿って前後方向(ロール体Rの中心軸Rxに直交する方向)に沿って延在しているが、底面11aに沿って、前後方向に対して若干傾いた方向(本発明の「交差する方向」)に延在していてもよい。また、規制板が、左右方向において、複数のリブ11b間に配置され、複数のリブ11bと対向していなくてもよい。
上述の実施形態においては、規制板31の下面31aに複数のリブ31bが形成されていたが、規制板31に複数のリブ31bが形成されていなくてもよい。また、複数のリブ31bも下面31aに沿って、前後方向に対して若干傾いた方向に延在していてもよい。また、複数のリブ11bと複数のリブ31bとが、互いに対向していなくてもよいし、互いに接触していなくてもよい。また、複数のリブ11bの上面11b1の幅が、複数のリブ31bの下面31b1の幅以下であってもよい。また、複数のリブ11bの上面11b1が互いに異なる高さレベルに配置されていてもよい。また、複数のリブ31bの下面31b1が互いに異なる高さレベルに配置されていてもよい。
また、規制板31が、給送方向の下流端部が上下に揺動可能に支持されていなくてもよい。つまり、規制板31が揺動不可能に固定されていてもよい。また、規制板31は、給送経路27にロール紙Rpが存在していなくても、複数のリブ11bから離隔して配置されていてもよい。
トレイ本体10の底面11aには、凹部11cが形成されていなくてもよい。また、サイドガイド80が給送トレイ1に設けられていなくてもよい。また、サイドガイド80の平面81aが、リブ11bの上面11b1よりも下方に配置されていてもよい。
給送トレイ1の側壁12,13に、切り欠き部12a,13aが形成されていなくてもよい。
また、上述の実施形態では、給送トレイ1に底面11aにおける給送ローラ2が接触する部分にコロ18が設けられている場合について説明したが、コロ18は設けられておらず、給送ローラ2が底面11aに直接接触してもよい。また、コロ18に替えて、摩擦係数が底面11aの摩擦係数よりも小さいベースパッドやローラが設けられていてもよい。
また、給送ローラ2とロール紙Rpとが接触可能であれば、規制板31に切り欠き部32が形成されていなくてもよい。
本発明は、ロール体R及びカット紙Kpを収容可能な給送トレイを備えた画像記録装置全般に適用され得る。すなわち例えば、本発明は、ノズルからインクを吐出するヘッドを記録部として備えるインクジェットプリンタだけでなく、レーザで感光体を露光することにより静電潜像が形成されるレーザ式や、LEDで感光体を露光することにより静電潜像が形成されるLED式の記録部を備える電子写真プリンタに適用することもできる。また、シート状媒体は紙に限定されず、シート状であれば、布や、フィルム等の樹脂材料などであってもよい。
1 給送トレイ
11a 底面
11b リブ(第1リブ)
11b1 上面
11c 凹部
12,13 側壁
12a,13a 切り欠き部
20 第1収容部
29 支持部
30 第2収容部
31 規制板
31a 下面
31b リブ(第2リブ)
31b1 下面
80 サイドガイド(ガイド)
81a 平面
82a 垂直面
100 プリンタ(画像記録装置)
100a 筐体
201 ローラ
R ロール体
Rc 芯部材
Rx 中心軸
Rp ロール紙(シート状媒体)
Kp カット紙(シート状媒体)

Claims (12)

  1. 筐体に対して挿抜可能な給送トレイを備えた画像記録装置において、
    前記給送トレイは、
    底面と、
    シート状媒体がロール状に巻回されたロール体を収容可能な第1収容部と、
    前記底面と対向する位置に配置された規制板であって、前記第1収容部に収容された前記ロール体から巻き解かれたシート状媒体が前記底面と前記規制板との間を通過するように構成される前記規制板と、を備えており、
    前記底面には、前記第1収容部に収容された前記ロール体の中心軸と交差する方向に沿って延在し且つ前記中心軸の軸方向に互いに離隔して配置され、前記ロール体から巻き解かれたシート状媒体を支持する複数の第1リブが形成されていることを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記規制板の下面には、前記交差する方向に沿って延在し且つ前記軸方向に互いに離隔して配置された複数の第2リブが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記第2リブは前記第1リブと鉛直方向に対向していることを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
  4. 前記軸方向において、前記第1リブの上面の幅と前記第2リブの下面の幅が互いに異なることを特徴とする請求項3に記載の画像記録装置。
  5. 前記第1リブの上面の幅が、前記第2リブの下面の幅よりも大きいことを特徴とする請求項4に記載の画像記録装置。
  6. 前記複数の第2リブの下面が同じ高さレベルに配置されていることを特徴とする請求項2~5のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  7. 前記給送トレイは、複数のシート状媒体を積層した状態で収容可能な第2収容部をさらに備えており、
    前記規制板は、前記第2収容部に収容されるシート状媒体を支持する、前記第2収容部の底部を構成しており、
    前記第1収容部に収容された前記ロール体から巻き解かれたシート状媒体が前記底面と前記規制板との間に介在していない状態では、前記第1リブ及び前記第2リブが互いに接触していることを特徴とする請求項2~6のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  8. 前記複数の第1リブの上面が同じ高さレベルに配置されていることを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  9. 前記底面には、凹部が形成されており、
    前記凹部内において前記軸方向に沿って移動可能に配置され、前記第1収容部に収容された前記ロール体から巻き解かれたシート状媒体の前記軸方向の端部と接触可能なガイドをさらに備えており、
    前記ガイドは、
    前記第1リブの上面と同じ高さレベルに配置された平面と、
    前記平面から垂直に延びる垂直面と、を有していることを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  10. 前記中心軸と交差する方向に前記規制板の前記第1収容部から最も離れた端部には、前記第1収容部に収容された前記ロール体から巻き解かれたシート状媒体を案内するローラが設けられていることを特徴とする請求項1~9のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  11. 前記ロール体は、シート状媒体が巻回された芯部材を有しており、
    前記第1収容部は、前記ロール体の下側部分の外周面と接触して、前記ロール体を回転可能に支持する支持部を有しており、
    前記給送トレイは、前記支持部に支持された前記ロール体を前記軸方向に挟む位置に2つの側壁を有しており、
    前記2つの側壁には、前記支持部に支持された前記ロール体の前記芯部材と前記軸方向に対向する領域から当該側壁の上端まで切り欠かれることで、上方に開いた切り欠き部が形成されていることを特徴とする請求項1~10のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  12. 前記側壁の領域は、前記芯部材に巻回されたシート状媒体が最も少ない状態の前記ロール体の前記芯部材と前記軸方向に対向する領域であることを特徴とする請求項11に記載の画像記録装置。
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