JP2023115568A - 工作機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】工具を保持するクランプ機構のクランプ力を適正に維持することが可能な工作機械を提供する。【解決手段】工具をクランプするとともに、クランプ時のクランプ力を維持するように構成されたクランプ機構を有する工具装着部を複数備え、該各工具装着部をそれぞれ加工位置に割り出すタレット3と、所定位置に在る工具装着部に対して工具着脱動作を実行させる工具着脱動作付与機構と、タレット3及び工具着脱動作付与機構の動作を制御する制御装置40とを備える。制御装置40は、タレット3及び工具着脱動作付与機構を駆動して、工具をクランプした工具装着部に対して、再度、クランプ力を付与するクランプ力再付与部49を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、工具をクランプして、そのクランプ力を維持するように構成されたクランプ機構を有するタレットを備えた工作機械に関する。
上記工作機械の一例として、従来、特許第6779406号公報(下記特許文献1)に開示された工作機械が知られている。この工作機械は、所謂横形の旋盤であって、複数の工具が装着されるタレット、及びこのタレットを保持する刃物台を備えるとともに、複数の工具を保持する工具マガジン、前記タレットに装着された工具と前記工具マガジンに保持された工具とを交換する工具交換装置、並びに、前記タレット、工具マガジン及び工具交換装置を含む運動機構部の動作を制御する制御装置などを備えている。
前記タレットは、多角柱体から構成され、各辺部にそれぞれ工具を保持する工具装着部を備えており、前記制御装置による制御の下で、各工具装着部を工具交換位置に割り出すことができるようになっている。また、工具装着部は、工具を着脱するためのクランプ機構を備えており、このクランプ機構がクランプ動作を行うことで、工具が工具装着部に固定され、前記クランプ機構がアンクランプ動作を行うことで、工具を工具装着部から取り外すことができるようになっている。
また、前記刃物台は、工具交換位置に割り出された前記工具装着部のクランプ機構に対して、工具の着脱動作、即ち、クランプ動作及びアンクランプ動作を実行させる工具着脱動作付与機構を備えており、前記制御装置による制御の下で、当該工具着脱動作付与機構を動作させることにより、工具交換位置に割り出された工具装着部のクランク機構が駆動されて、クランプ動作及びアンクランプ動作が実行される。
尚、前記クランプ機構は、クランプ時のクランプ力を維持するように構成されており、工具交換位置以外の位置にある工具装着部では、クランプ機構による工具のクランプ力が維持されている。
以上のように構成された工作機械では、前記制御装置による制御の下で、交換対象の工具が工具交換位置に割り出され、当該工具交換位置に割り出された工具と、工具マガジンに保持された適宜工具とが、前記工具交換装置によって交換される。そして、このようにしてタレットに保持された工具は、工具装着部のクランプ機構によりクランプされた状態が維持され、それぞれ加工位置に割り出されて加工に供される。
特許第6779406号公報
ところで、前記クランプ機構は、一般的に、コレットチャックを備え、このコレットチャックにより工具の被クランプ部をクランプするように構成されており、当該コレットチャックにドローバ(引き込みロッド)を係合させ、このドローバを圧油の作用により押し出すことによって、コレットチャックに解放動作(アンクランプ動作)を実行させ、一方、圧油やばね体(例えば、皿ばね)の作用によりドローバを引き込ませることによって、コレットチャックにクランプ動作を実行させるように構成されている。
そして、上述したクランプ機構によるクランプ力の維持は、ドローバを引き込ませる方向に作用するばね体、或いは、封入状態により圧力が維持された圧油によって実現されている。
ところが、圧油によってクランプ力を維持する態様では、封入した圧油が外部に漏れ出るのを完全には防止することができないため、工具交換が長時間行われない場合、言い換えれば、クランプ、アンクランプ動作が長時間行われない場合には、圧油の漏出によってクランプ力が低下する虞がある。そして、クランプ力が低下すると、加工負荷によって工具が振動するなど、安定した加工を実現することができないという問題を生じる。
このような問題は、圧油によってクランプ力を維持する場合に特に懸念されるが、ばね体によってクランプ力を維持する態様においても、起こり得る問題である。即ち、近年では、加工効率を高めるために、かなりの重負荷加工が行われており、その際に生じた振動が工具を介してタレットに伝播され、伝播された振動によって、例えば、ばね体が変位し、この変位によりクランプ力が変動して、前記コレットチャックによるクランプ状態が変動するといったことが起こり得るのである。そして、このようにして、工具のクランプ状態が変動すると、安定した加工を実現できない虞がある。
このように、従来の工作機械では、工具を保持するクランプ機構のクランプ力が適正に維持されているかどうかが保証されないという問題があった。
本発明は、以上の実情に鑑みなされたものであって、工具を保持するクランプ機構のクランプ力を適正に維持することが可能な工作機械の提供を、その目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、
工具をクランプするとともに、クランプ時のクランプ力を維持するように構成されたクランプ機構を有する工具装着部を複数備え、該各工具装着部をそれぞれ加工位置に割り出すタレットと、所定位置に在る前記工具装着部に対して工具着脱動作を実行させる工具着脱動作付与機構と、前記タレット及び工具着脱動作付与機構の動作を制御する制御装置とを備えた工作機械であって、
前記制御装置は、前記タレット及び工具着脱動作付与機構を駆動して、工具をクランプした前記工具装着部に対して、再度、クランプ力を付与するクランプ力再付与部を備えた工作機械に係る。
この工作機械によれば、前記制御装置のクランプ力再付与部により前記タレットを駆動して、クランプ力を再付与すべき工具保持部を前記所定位置に割り出す。尚、この所定位置は、前記工具着脱動作付与機構により、前記各工具装着部のクランプ機構に対して工具着脱動作を実行させることができる位置である。
そして、前記クランプ力再付与部は、前記工具着脱動作付与機構により、前記所定位置にある工具装着部のクランプ機構を駆動して、再度、工具に対して再度クランプ力を付与させる。
斯くして、この工作機械によれば、クランプ力が弱まっていると懸念される工具装着部を、クランプ力再付与部により所定位置に割り出した後、工具着脱動作付与機構を駆動して、対象の工具装着部のクランプ機構に対して工具着脱動作を実行させることにより、工具に対して再度クランプ力を付与させることができる。
そして、このようにして各工具装着部のクランプ機構に対して、再度、クランプ動作を実行させることで、工具を保持する各クランプ機構のクランプ力を適正に維持することができ、この結果、安定した加工を実現することができる。
本発明において、前記クランプ力再付与部は、外部からの操作信号、例えば、操作盤を介した手動操作信号を受信して、対応する工具装着部に対して、再度、クランプ力を付与するように構成された態様を採ることができる。
このようにすれば、クランプ力を再付与させる必要のある工具が存在する場合に、任意の時期に必要な工具に対してクランプ力を再付与することができる。尚、クランプ力を再付与する対象の工具(工具装着部)は、操作盤から入力される特定の工具(工具装着部)であることができ、或いは、特定しない場合には、タレットに設けられる全ての工具(工具装着部)に対して、クランプ力を再付与するようにしても良い。
また、本発明において、前記クランプ力再付与部は、前記制御装置が、所定の加工プログラムに従って前記工具を用いた加工を開始する前に、所定の工具装着部に対して、再度、クランプ力を付与するように構成された態様を採ることができる。
このようにすれば、加工を開始する前に、必要な工具に対してクランプ力を再付与することができるので、加工を確実に安定したものにすることができる。尚、この場合に、前記クランプ力再付与部は、加工プログラム中に指令された特定のNCコードにより、クランプ力の再付与動作を実行するように構成されていても良い。
また、本発明において、前記クランプ力再付与部は、各工具装着部について、新たにクランプ力が付与されてからの経過時間を監視し、経過時間が所定の許容時間を超えているとき、対応する工具装着部に対して、再度、クランプ力を付与するように構成された態様を採ることができる。
クランプ機構のクランプ力は、時間の経過とともに弱まったり、変動したりする傾向にある。したがって、各工具装着部について、直近にクランプ力が付与されてからの経過時間を監視し、当該経過時間が所定の許容時間を超えたときに、対応する工具装着部に対して、再度、クランプ力を付与するようにすれば、各工具装着部において、求められる所定のクランプ力を確実に維持することができ、この結果、安定した加工を確実に実現することができる。尚、許容時間は、工具装着部の時間に応じたクランプ力に変動に基づいて、経験的に決定される。
以上のように、本発明によれば、クランプ力が弱まっていると懸念される工具装着部を、クランプ力再付与部により所定位置に割り出した後、工具着脱動作付与機構を駆動して、対象の工具装着部のクランプ機構に対して工具着脱動作を実行させることにより、工具に対して再度クランプ力を付与させることができる。
そして、このようにして各工具装着部のクランプ機構に対して、再度、クランプ動作を実行させることで、工具を保持する各クランプ機構のクランプ力を適正に維持することができ、この結果、安定した加工を実現することができる。
本発明の一実施の形態に係る工作機械を、一部ブロック図を含めて示した平面図である。 本実施形態に係る工作機械を示した斜視図である。 本実施形態に係るタレット、工具ホルダ、工具着脱動作付与機構を示した説明図である。 本実施形態に係る制御装置を示したブロック図である。 本実施形態に係るクランプ力再付与部における処理を示したフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係るタレット、工具ホルダ、工具着脱動作付与機構を示した説明図である。
以下、本発明の具体的な実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に示すように(図2も参照。)、本例の工作機械1は、制御装置40を備え、この制御装置40によってその動作が制御される旋盤であって、この制御装置40の他に、相互に直交するX軸及びZ軸に沿って移動可能に設けられた刃物台2、この刃物台2の前端面(Z軸マイナス方向側の端面)に、前記Z軸と平行な軸線を中心として矢示B-C方向に回転可能に支持されたタレット3、前記刃物台2の後方(Z軸プラス方向側)に設けられた工具マガジン30、前記タレット3及び工具マガジン30に接続可能に設けられ、これらの間で工具Tを移送する工具交換装置20、並びに前記制御装置40に対して各種の操作信号等を入力する操作盤50などを備えて構成される。
前記タレット3は、角柱体からなり、例えば、その外周平面に、工具Tが装着される工具装着部としての工具ホルダ4がそれぞれ配設されている。この工具ホルダ4は、工具Tを前記Z軸に沿って保持する態様のもの、及び工具Tを半径方向に沿った状態で保持する態様のものがあり、前記タレット3には、各態様の工具ホルダ4が混在した状態で配設されている。
そして、本例では、図2に示した位置CPが工具ホルダ4に対する工具Tの着脱位置となっており、タレット3を矢示B-C方向に回転させることにより、各工具ホルダ4を着脱位置CPに割り出すことができるようになっている。また、この着脱位置CPにおいて、Z軸に沿って工具Tを保持する態様の工具ホルダ4の場合には、この工具ホルダ4に対して、Z軸マイナス方向側から工具Tを着脱することができ、一方、半径方向に沿って工具Tを保持する態様の工具ホルダ4の場合には、この工具ホルダ4に対して、X軸マイナス方向側から工具Tを着脱することができるようになっている。
図3に、前記工具ホルダ4の一例を示す。尚、この工具ホルダ4は、工具Tを回転可能に保持する態様のものであるが、この他に工具Tを固定した状態で保持する態様のものもある。図3に示すように、この工具ホルダ4は、工具Tが装着される側が開口した収納穴を有するハウジング5と、この収納穴内に設けられる中空の円筒状をした回転軸6と、前記収納穴内に設けられて前記回転軸6を回転自在に支持するベアリング7と、前記回転軸6内に設けられて、工具Tをクランプするクランプ機構10とから構成される。尚、工具Tは、その後端面に開口するように形成された前記被クランプ穴Taを備えている。
前記クランプ機構10は、前記工具Tの被クランプ穴Taの内周面に係合するように前記回転軸6内に配設されたコレット14と、前記回転軸6内で前記コレット14よりも奥側に配設されたシリンダ11と、このシリンダ11内に配設されるとともに、その先端部が当該シリンダ11から前記コレット14側に延出され、且つ前記コレット14に挿通されて、当該コレット14に係合したドローバ12と、シリンダ11とドローバ12との間の空間11b内に配設された皿ばね13とから構成される。そして、シリンダ11内の前記ドローバ12よりも奥側には、当該ドローバ12の後端面に圧油を作用させるための圧油室11aが形成されている。
また、前記タレット3の前記着脱位置CPにある工具ホルダ4には、工具着脱動作付与機構15からの駆動力が作用するように構成されている。この工具着脱動作付与機構15は、圧油供給源16、この圧油供給源16と前記タレット3とを接続する配管17、この配管17に設けられた切換弁18などから構成される。配管17は、コネクタ19を介して、着脱位置CPの工具ホルダ4の前記圧油室11aに通じる流路3aに接続されている。尚、切換弁18は、後述する着脱動作付与部48によって、その動作が制御される。
斯くして、着脱動作付与部48による制御の下で、前記切換弁18が開かれると、圧油供給源16から配管17、コネクタ19、及び流路3aを介して前記シリンダ11の圧油室11aに圧油が供給される。そして、この圧油室11aに圧油が供給されると、前記ドローバ12が皿ばね13の付勢力に抗して前方に移動するとともに、この前方への移動に伴って、コレット14が閉じ、これにより、工具Tが取り外し可能になる。
一方、着脱動作付与部48により前記切換弁18が閉じられるとともに、この切換弁18がドレンに通じると、圧油室11aがドレン側に開放され、これにより、前記ドローバ12が皿ばね13の付勢力によって後方に移動するとともに、この後方への移動に伴って、ドローバ12がコレット14に係合してこれを外方に押し広げ、これにより、工具Tが当該コレット14によってクランプ(内張り)される。そして、皿ばね13の後方に向けた付勢力が適正に作用している間、コレット14によるクランプ力が維持される。
図1及び図2に示すように、前記工具マガジン30は、円形をした板材であって、前記X軸と平行な軸線を中心として矢示D-E方向に回転自在に設けられた保持板31と、この保持板31の周縁に、その外周に沿って等間隔に配設された保持ポット32と、前記保持板31を回転させる駆動モータ33とを備えて構成される。前記保持ポット32は、工具Tを保持するもので、X軸マイナス方向側に向けて突出するように前記保持板31に取り付けられている。尚、本例では、図2に示した位置CPが保持ポット32に対する工具Tの着脱位置となっており、前記駆動モータ33によって前記保持板31を回転させることにより、各保持ポット32を着脱位置CPに割り出すことができるようになっている。
前記工具交換装置20は、前記刃物台2及び前記工具マガジン30よりも、前記X軸マイナス方向側に設けられるもので、前記Z軸に沿って設けられた送り機構21と、この送り機構21により駆動されて、前記Z軸に沿って移動する移動台26と、この移動台26に取り付けられた2つのハンド27などから構成される。尚、図2において、もう一方のハンド27は表れていない。
前記送り機構21は、前記Z軸に沿ってこれと平行に配設されたレール保持台23と、このレール保持台23の下面に、前記Z軸に沿って平行に取り付けられた2本のガイドレール(図示せず)と、各ガイドレール(図示せず)に係合するようにそれぞれ2個ずつ設けられたスライダ(図示せず)と、前記レール保持台23に沿って配設されたボールねじ24と、このボールねじ24に螺合したボールナット25と、ボールねじ4の端部に連結して、当該ボールねじ24を軸線中心に回転させるサーボモータ22とから構成される。尚、前記スライダ(図示せず)は前記移動台26に固設されている。
斯くして、この工具交換装置20では、サーボモータ22を駆動して、移動台26をZ軸に沿って工具マガジン30側に移動させて、その一方のハンド27により、着脱位置CPにある工具Tを把持して、当該工具Tを取り出す。次に、前記移動台26をZ軸に沿ってタレット3側に移動させて、その着脱位置CPにある工具Tを他方のハンド27により把持して、その工具ホルダ4から取り外した後、前記一方のハンド27に把持された工具Tを前記工具ホルダ4に装着して、当該工具ホルダ4によって工具Tを把持させる。ついで、再度、移動台26をZ軸に沿って工具マガジン30側に移動させた後、前記他方のハンド27に把持された工具Tを、着脱位置CPにある保持ポット32に装着する。以上により、工具マガジン30に保持された工具Tと、タレット3の工具ホルダ4に保持された工具Tとが、工具交換装置20によって交換される。
前記制御装置40は、CPU、RAM、ROMなどを含むコンピュータから構成され、少なくともNC制御部41、加工プログラム記憶部42、工具情報記憶部43及び工具交換制御部44を備えて構成される。
前記加工プログラム記憶部42は、加工プログラムを記憶する機能部であり、前記工具情報記憶部43は、工具に関する情報であって、少なくとも、各工具ホルダ4のクランプ10によるクランプ力が再付与されてからの経過時間をデータテーブルの形式で記憶する機能部である。尚、前記経過時間は、クランプ力が再付与されたときにリセットされ、その後、内部時計によって随時更新される。
前記NC制御部41は、前記工作機械1の刃物台2やタレット3の他、図示しない送り機構や主軸などの運動機構部の動作を制御する機能部であり、前記加工プログラム記憶部42に格納された加工プログラムを実行して、この加工プログラム中の指令に従って前記運動機構部を制御して、当該加工プログラムに従った加工を実現する。
また、工具交換制御部44は、工具マガジン30の動作を制御するマガジン制御部45と、前記工具交換装置20の動作を制御する交換装置制御部46と、前記タレット3の動作を制御するタレット制御部47と、前記切換弁18の動作を制御する着脱動作付与部48と、着脱動作付与部48を介して前記切換弁18を動作させるクランプ力再付与部49とを備えて構成される。
そして、工具交換制御部44は、前記NC制御部41からの工具交換指令を受けて、前記マガジン制御部45、交換装置制御部46、タレット制御部47及び着脱動作付与部48による制御の下、前記工具交換指令に応じて前記タレット3、工具マガジン30、及び工具交換装置20を動作させて、タレット3に保持された工具Tと、工具マガジン30に保持された工具Tとを交換させる。
また、前記クランプ力再付与部49は、図5に示した処理を実行する。即ち、NC制御部41から制御信号を受信して、前記加工プログラム記憶部42に格納された加工プログラムが実行されたか否かを監視し(ステップS1)、加工が開示されたことが確認されると、まず、NC制御部41に一時停止指令を送信して、NC制御部41における加工処理を一時停止させる(ステップS2)。次に、前記工具情報記憶部43を参照して、クランプ力が付与されてからの経過時間が、所定の基準時間(許容時間)を超えた工具Tが存在するか否かを確認し(ステップS3)、基準時間を超えている工具Tが存在することが確認された場合には、前記タレット制御部47を介して、対象の工具Tを着脱位置CPに割出す(ステップS7)。
ついで、クランプ力再付与部49は、前記着脱動作付与部48を介して前記切換弁18を開き、圧油供給源16から前記圧油室11aに圧油を供給して、コレット14による工具Tのクランプを解除した後、前記切換弁18を閉じて、前記皿ばね13の付勢力により前記ドローバ12を後方に移動させることにより、再度、コレット14によって工具Tをクランプする、即ち、工具Tにクランプ力を再付与し(ステップS8)、この後、前記工具情報記憶部43に格納された当該工具Tについて、その経過時間をリセットする(ステップS9)。以後、クランプ力再付与部49は、クランプ力を付与されてからの経過時間が、前記基準時間を超えている全ての工具Tについて、ステップS7-S9の処理を繰り返して実行する。
一方、前記ステップS3において、クランプ力を付与されてからの経過時間が、前記基準時間を超えた工具Tが存在しないと確認された場合には、NC制御部41に加工再開指令を送信して、当該NC制御部41における加工処理を再開させる(ステップS4)。そして、加工が終了された後(ステップS5)、処理を終了するまで、ステップS1以降の処理を繰り返して実行する(ステップS6)。
また、前記クランプ力再付与部49は、前記操作盤50から入力されたクランプ力再付与指令を受信して、入力された工具Tについて、前記ステップS7-S9の処理を実行するように構成されている。
以上の構成を備えた本例の工作機械1によれば、NC制御部41による制御の下で、適宜加工が開始されると(ステップS1)、まず、クランプ力再付与部49により、NC制御部41による加工が一時停止され(ステップS2)、工具情報記憶部43を参照して、クランプ力が付与されてからの経過時間が、所定の基準時間を超えた工具Tが存在する場合には(ステップS3)、基準時間を超えている全ての工具Tについて、それぞれ着脱位置CPに割出した後(ステップS7)、クランプ機構10を稼働させて、工具Tにクランプ力を再付与し(ステップS8)、この後、前記NC制御部41による加工が再開される(ステップS4)。
前記クランプ機構10のクランプ力は、時間の経過とともに弱まったり、変動したりすることが起こり得る。例えば、近年では、加工効率を高めるために、かなりの重負荷加工が行われており、その際に生じた振動が工具Tを介して皿ばね13に伝播され、伝播された振動によって皿ばね13が変位し、この皿ばね13の変位によりクランプ力が変動して、前記コレット14によるクランプ状態が変動するといったことが起こる。
本例の工作機械1によれば、加工を開始する前に、各工具T、言い換えれば各工具ホルダ4について、直近にクランプ力が付与されてからの経過時間を確認し、当該経過時間が所定の基準時間(許容時間)を超えている場合には、対応する工具ホルダ4のクランプ機構10を動作させて、工具Tに対して、再度、クランプ力を付与するようにしているので、各工具ホルダ4において、求められる所定のクランプ力を確実に維持することができ、この結果、安定した加工を確実に実現することができる。尚、前記基準時間は、時間に応じたクランプ機構10のクランプ力の変動に基づいて、経験的に決定される。
また、本例の工作機械1では、前記操作盤50から個別に入力されるクランプ力再付与指令に基づいて、入力された工具Tに対して、前記クランプ力再付与部49により、再度、クランプ力が付与されるので、クランプ力を付与させる必要のある工具Tが存在する場合に、任意の時期に必要な工具Tに対してクランプ力を付与することができる。
以上、本発明の具体的な実施の形態について説明したが、本発明が採り得る態様は、何ら上例の態様に限定されるものでは無い。
例えば、上例のクランプ機構10、及び工具着脱動作付与機構15は、図6に示したクランプ機構10’、及び工具着脱動作付与機構15’としても良い。尚、図6において、上例の構成と同じ構成部分については、同じ符号を付している。
図6に示したクランプ機構10’は、シリンダ11とドローバ12との間の空間11b’を圧油室とするとともに、この圧油室11b’に通じる流路3b’が工具ホルダ4に形成され、前記着脱位置CPにある工具ホルダ4の流路3b’は、コネクタ19b’を介して配管17に設けられた切換弁18’に接続されている。
また、上例と同様に、工具ホルダ4には前記圧油室11aに通じる流路3a’が形成されており、着脱位置CPにおいて、流路3a’はコネクタ19a’を介して配管17に設けられた切換弁18’に接続されている。尚、前記工具着脱動作付与機構15’は、圧油供給源16、この圧油供給源16と前記タレット3とを接続する配管17、この配管17に設けられた切換弁18’などから構成される。
前記切換弁18’は、着脱動作付与部48による制御の下で動作し、圧油供給源16からの圧油を、前記コネクタ19a’及び流路3a’を介して前記圧油室11aに供給するモードと、前記コネクタ19b’及び流路3b’を介して前記圧油室11b’に供給するモードとに切り換える。尚、切換弁18’は、圧油室11aに圧油を供給するモードでは、圧油室11b’をドレン側に連通させ、圧油室11b’に圧油を供給するモードでは、圧油室11aをドレン側に連通させる。
斯くして、このクランプ機構10’では、着脱動作付与部48による制御の下で前記切換弁18’が駆動され、圧油供給源16から配管17、コネクタ19a’、及び流路3a’を介して前記圧油室11aに圧油が供給されると、前記ドローバ12が前方に移動して、コレット14が閉じられ、これにより工具Tが取り外し可能になる。
一方、前記切換弁18’により、圧油室11b’に圧油が供給されると、前記ドローバ12が後方に移動して、ドローバ12がコレット14を外方に押し広げ、これにより、工具Tが当該コレット14によってクランプ(内張り)される。尚、工具ホルダ4が着脱位置CPから離れると流路3b’は封止され、これにより圧油室11b’の圧力が維持され、コレット14によるクランプ力が維持される。
ところで、このように、圧油によってクランプ力を維持する態様では、封止した圧油が外部に漏れ出るのを完全には防止することができないため、工具交換などによってクランプ力が付与されてから時間が経過すると、圧油の漏出によってクランプ力が低下する虞がある。
そこで、上例と同様にして、直近にクランプ力が付与されてからの経過時間が所定の基準時間(許容時間)を超えている場合には、対応する工具ホルダ4のクランプ機構10’を動作させて、当該工具Tに対して、再度、クランプ力を付与するようにすれば、各工具ホルダ4において、求められる所定のクランプ力を確実に維持することができ、これにより、安定した加工を確実に実現することができる。特に、この態様のように、封止された圧油によってクランプ力を維持するように構成された態様では、時間経過に伴ってクランプ力が低下し易いため、有益である。
また、この態様においても、前記操作盤50から個別に入力されるクランプ力再付与指令に基づいて、入力された任意の工具Tに対して、前記クランプ力再付与部49により、再度、クランプ力を付与するようにしても良い。
また、上例では、経過時間が基準時間を超えた工具に対してクランプ力を再付与するようにしたが、このような態様に限られるものではなく、NC制御部41による加工が開始された後、切削が開示される前に、タレット3に装着された全ての工具Tに対して、クランプ力を再付与するようにしても良い。
また、上例では、NC制御部41による加工開始をクランプ力再付与部49により監視するようにしたが、これに限られるものではなく、加工プログラムの中に、クランプ力再付与動作を実行させるためのNCコードを含ませ、NC制御部41がこのNCコードを実行することにより、当該NC制御部41からクランプ力再付与部49に対して動作指令が送信され、この動作指令を受けてクランプ力再付与部49が上記クランプ力再付与処理を実行するようにしても良い。
また、上例において、ステップS8においてクランプ力を再付与する際に、工具交換装置20のハンド27により工具Tを把持して、工具Tをアンクランプする際に、当該工具Tをサポートするようにしても良い。
一方、前記工具交換装置20及び工具マガジン30は任意的な構成であり、これらは必ずしも設備されていなくても良い。
繰り返しになるが、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではない。当業者にとって変形および変更が適宜可能である。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲内と均等の範囲内での実施形態からの変更が含まれる。
1 工作機械
2 刃物台
3 タレット
4 工具ホルダ
5 ハウジング
6 回転軸
10 クランプ機構
11 シリンダ
11a 圧油室
12 ドローバ
13 皿ばね
14 コレット
15 工具着脱動作付与機構
16 圧油供給源
18 切換弁
20 工具交換装置
27 ハンド
30 工具マガジン
40 制御装置
41 NC制御部
44 工具交換制御部
49 クランプ力再付与部

Claims (4)

  1. 工具をクランプするとともに、クランプ時のクランプ力を維持するように構成されたクランプ機構を有する工具装着部を複数備え、該各工具装着部をそれぞれ加工位置に割り出すタレットと、所定位置に在る前記工具装着部に対して工具着脱動作を実行させる工具着脱動作付与機構と、前記タレット及び工具着脱動作付与機構の動作を制御する制御装置とを備えた工作機械であって、
    前記制御装置は、前記タレット及び工具着脱動作付与機構を駆動して、工具をクランプした前記工具装着部に対して、再度、クランプ力を付与するクランプ力再付与部を備えていることを特徴とする工作機械。
  2. 前記クランプ力再付与部は、外部からの操作信号を受信して、対応する工具装着部に対して、再度、クランプ力を付与するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の工作機械。
  3. 前記クランプ力再付与部は、前記制御装置が、所定の加工プログラムに従って前記工具を用いた加工を開始する前に、所定の工具装着部に対して、再度、クランプ力を付与するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の工作機械。
  4. 前記クランプ力再付与部は、各工具装着部について、新たにクランプ力が付与されてからの経過時間を監視し、経過時間が所定の許容時間を超えているとき、対応する工具装着部に対して、再度、クランプ力を付与するように構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の工作機械。
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