JP2023112978A - 肌意匠シート製造方法、肌意匠シート製造システム及び肌意匠シート - Google Patents

肌意匠シート製造方法、肌意匠シート製造システム及び肌意匠シート Download PDF

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Abstract

【課題】肌意匠シートの生産性を向上させる。【解決手段】肌意匠シート製造方法は、中間転写媒体シートロールから、基材上に保護層が設けられた中間転写媒体シートを繰り出す工程と、受容層及び染料層が面順次に設けられた熱転写シートを加熱し、前記保護層上に前記受容層を転写し、転写した前記受容層に染料を移行して肌画像を形成する工程と、剥離シート、前記剥離シート上に設けられた粘着層、及び前記粘着層上に設けられた伸縮性シートを有する枚葉の積層シートの前記伸縮性シートに、前記中間転写媒体シートの前記受容層側の面を接触させて、前記積層シートと前記中間転写媒体シートとを一体化させる工程と、前記積層シートが存在しない位置で前記中間転写媒体シートを切断し、前記積層シートを含む領域を切り出す工程と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、肌意匠シート製造方法、肌意匠シート製造システム及び肌意匠シートに関する。
肌に貼り付けて使用するタトゥーシールや肌隠蔽シート等の肌意匠シートが知られている。タトゥーシールは、様々な絵柄が印刷されたものが、バラエティストア、スポーツや音楽のイベント会場、アミューズメントパーク等で販売されており、雰囲気の盛り上げに使用されている。
肌隠蔽シートは、基材に予めスクリーン印刷等で所定の色を着色したシートであり、肌の傷やシミ等の変色部の隠蔽に使用されている。使用者は、自分の肌の色に合ったものを選んで使用する。例えば、肌隠蔽シートは、剥離シート、粘着層、伸縮性基材、カバーシートが順に積層されたものであり、剥離シートを剥離して粘着層を肌に貼り付け、その後カバーシートを剥がすという手順で使用者の肌に貼り付けられる。
使用者は、販売されている複数色の肌隠蔽シートから、自身の地肌の色に近いものを選択する。しかし、販売されている肌隠蔽シートの色は限られており、肌隠蔽シートと地肌との色差が気になり、不満を抱くことがあった。
使用者の地肌に合わせた色をオンデマンド印刷して肌隠蔽シートを作製することが考えられる。印刷には、色再現性及び階調性に優れた、昇華型の熱転写プリンタが好適である。熱転写プリンタは、熱転写シートを加熱し、染料を移行して画像を形成するものであるため、肌隠蔽シートに、染料を受容するための受容層を設ける必要がある。伸縮性基材上に事前に受容層を設ける場合、伸縮性基材上に受容層用塗工液を塗布、乾燥する工程で、塗工液に含まれる溶剤によって伸縮性基材が溶融破損したり、変性・変形したりするおそれがあった。そのため、熱転写により伸縮性基材上に受容層を転写することが好ましい。
例えば、剥離シート、粘着層及び伸縮性基材が積層された伸縮性薄膜シートの小巻ロールを熱転写プリンタの供給部にセットし、供給部から繰り出された伸縮性薄膜シートの伸縮性基材上に受容層を転写し、転写した受容層に画像を形成する。あるいはまた、画像を形成した受容層を含む転写層を、伸縮性薄膜シートの伸縮性基材上に転写する。画像形成後、又は転写層の転写後、熱転写プリンタのカッターにより、伸縮性薄膜シートを所望のサイズに切断し、肌隠蔽シートを製造する。
このような製造方法では、伸縮性薄膜シートの端面に粘着層が露出しているため、熱転写プリンタの搬送部材に粘着層が付着し、搬送中に剥離シートが剥がれたり、伸縮性薄膜シートが座屈したりすることがあった。また、カッターに粘着物が付着して切断不良が発生し得る。このように、従来は、搬送不良や切断不良等により、生産性を低下させるおそれがあった。
特開2009-100851号公報
本開示は、肌意匠シートの生産性を向上させることができる肌意匠シート製造方法、肌意匠シート製造システム、及び生産性のよい肌意匠シートを提供することを課題とする。
本開示の肌意匠シート製造方法は、中間転写媒体シートロールから、基材上に保護層が設けられた中間転写媒体シートを繰り出す工程と、受容層及び染料層が面順次に設けられた熱転写シートを加熱し、前記保護層上に前記受容層を転写し、転写した前記受容層に染料を移行して肌画像を形成する工程と、剥離シート、前記剥離シート上に設けられた粘着層、及び前記粘着層上に設けられた伸縮性シートを有する枚葉の積層シートの前記伸縮性シートに、前記中間転写媒体シートの前記受容層側の面を接触させて、前記積層シートと前記中間転写媒体シートとを一体化させる工程と、前記積層シートから離隔した位置で前記中間転写媒体シートを切断し、前記積層シートを含む領域を切り出す工程と、を備えるものである。
本開示の肌意匠シート製造システムは、中間転写媒体シートロールを回転させ、基材上に保護層が設けられた中間転写媒体シートを繰り出す供給部と、受容層及び染料層が面順次に設けられた熱転写シートを加熱し、前記保護層上に前記受容層を転写し、転写した前記受容層に前記染料層から染料を移行して肌画像を形成する転写部と、剥離シート、前記剥離シート上に設けられた粘着層、及び前記粘着層上に設けられた伸縮性シートを有する枚葉の積層シートの前記伸縮性シートに、前記中間転写媒体シートの前記受容層側の面を接触させて、前記積層シートと前記中間転写媒体シートとを一体化させる積層処理部と、前記積層シートから離隔した位置で前記中間転写媒体シートを切断し、前記積層シートを含む領域を切り出すカッターと、を備えるものである。
本開示の肌意匠シートは、基材及び前記基材上に設けられた保護層を有する中間転写媒体シートと、前記保護層上に設けられ、肌画像が形成された受容層と、前記受容層上に設けられた白色層と、前記白色層上に設けられ、前記白色層側から順に積層された伸縮性シート、粘着層及び剥離シートを有する積層シートと、を備え、前記受容層、前記白色層及び前記積層シートの周縁は、前記中間転写媒体シートの周縁より内側に位置しているものである。
本開示によれば、肌意匠シートの生産性を向上させることができる。
図1は本開示の実施形態に係る肌意匠シート製造システムの概略構成図である。 中間転写媒体シートの断面図である。 熱転写シートの平面図である。 積層シートの断面図である。 中間転写媒体シートの断面図である。 中間転写媒体シートの断面図である。 肌意匠シートの断面図である。 図8A、図8Bは肌意匠シートの平面図である。
図1は、本開示の実施の形態に係る肌意匠シート製造システムの概略構成図である。肌意匠シート製造システムは、熱転写シート10から中間転写媒体シート40に受容層を転写し、転写した受容層に画像を形成する転写部U1と、画像形成した中間転写媒体シート40と積層シート20とを一体化させて肌意匠シート50を作製する積層処理部U2と、肌意匠シート50を切り出すカッター36と、各部の制御を行う制御部(図示略)と、を備える。
中間転写媒体シート40は長尺帯状であり、中間転写媒体シートロール30から繰り出される。中間転写媒体シートロール30は、図示しない巻軸部品(供給部)に取り付けられており、巻軸部品を回転させると、中間転写媒体シートロール30が回転し、中間転写媒体シート40の搬送が行われる。
中間転写媒体シート40は、図2に示すように、順に積層された透明基材41、離型層42及び保護層43を有する。
熱転写シート10は長尺帯状であり、転写部U1の供給部33から繰り出され、サーマルヘッド31を通って、回収部34に巻き取られて回収されるようになっている。
図3に示すように、熱転写シート10は、基材シート(図示略)の一方の面に、回収部34側から、転写型の受容層11、イエロー染料層12、マゼンタ染料層13、シアン染料層14、及び白色層15が面順次に形成される。受容層11は、熱転写シート10から移行してくる染料を受容する層であり、透明である。イエロー染料層12、マゼンタ染料層13、シアン染料層14は、バインダ樹脂及び昇華性染料を含有する。イエロー染料層12、マゼンタ染料層13、シアン染料層14には公知の材料を用いることができる。白色層15は、白色顔料を含有するヒートシール層であるが、白色層に代えて白色顔料を含まないヒートシール層を設けてもよい。
積層シート20は枚葉タイプであり、肌意匠シートとして使用者の地肌に貼り付けられる形状になっている。積層シート20は、図4に示すように、順に積層された剥離シート21、粘着層22及び伸縮性シート23を有する。肌意匠シートの使用時に剥離シート21を剥がし易くするために、剥離シート21に予めハーフカット加工やミシン目加工を施しておいてもよい。
転写部U1において、熱転写シート10を挟んでサーマルヘッド31と反対側には、回転自在なプラテンロール32が設けられている。サーマルヘッド31及びプラテンロール32は、中間転写媒体シート40及び熱転写シート10を挟み込み、サーマルヘッド31が熱転写シート10を背面側から加熱する。
サーマルヘッド31は、転写型の受容層11を加熱して、図5に示すように、中間転写媒体シート40の保護層43上に受容層11を転写する。受容層11は、積層処理部U2で貼り合わされる積層シート20に合わせた形状で転写される。
次に、サーマルヘッド31は、肌意匠シートのデータに基づいて、イエロー染料層12、マゼンタ染料層13及びシアン染料層14を順に加熱し、受像シート20上の受容層11に染料を移行して、肌意匠シート画像Gを形成する。肌意匠シート画像Gは、肌意匠シートを利用する利用者の肌の色や、肌の変色部の色・形状等に対応した肌画像である。
続いて、サーマルヘッド31は、熱転写シート10の白色層15を加熱し、図6に示すように、肌意匠シート画像Gが形成された受容層11上に白色層15を転写する。
受容層11及び白色層15が転写された中間転写媒体シート40は積層処理部U2へ搬送される。また、枚葉状の積層シート20が積層処理部U2へ搬送される。積層処理部U2は、積層シート20の伸縮性シート23と中間転写媒体シート40上の白色層15とを対向・接触するように位置合わせし、図7に示すように、ヒートローラ35で積層シート20と中間転写媒体シート40とを加熱押圧し、貼り合わせて一体化し、肌意匠シート50を作製する。
図8A、図8Bは、肌意匠シート50の平面図である。積層シート20は、搬送方向と直行する方向の幅W2が、中間転写媒体シート40の短手方向の幅W1よりも短い。例えば、図8Aに示すように、積層シート20が平面視矩形状である場合、積層シート20の一辺の長さW2は、中間転写媒体シート40の短手方向の幅W1よりも短い。図8Bに示すように、積層シート20が平面視円形状である場合、積層シート20の直径の長さW2は、中間転写媒体シート40の短手方向の幅W1よりも短い。
積層シート20は、中間転写媒体シート40の長手方向に延びる側縁40sから中央側に間隔を空けた位置で中間転写媒体シート40と一体化され、積層シート20と側縁40sとの間はマージン領域となる。
カッター36は、積層シート20から離隔した位置(積層シート20が存在しない位置)で中間転写媒体シート40を短手方向に沿って切断し、中間転写媒体シート40から肌意匠シート50を切り出す。切り出された肌意匠シート50では、積層シート20の周縁は、中間転写媒体シート40の周縁より内側に位置し、中間転写媒体シート40はカバーシートとして機能する。
利用者は、作製された肌意匠シート50の剥離シート21を剥がし、粘着層22を用いて、肌の変色部を覆うように肌意匠シート50を肌に貼り付ける。その後、透明基材41及び離型層42を剥離する。粘着層22を含む積層シート20の周囲がマージン領域(耳部)となっているため、透明基材41及び離型層42がつまみやすくなっている。マージン領域の保護層43は透明基材41及び離型層42と共に除去され、受容層11上には保護層43が残存する。
本実施形態では、中間転写媒体シートロール30から繰り出され、転写部U1で受容層が転写される中間転写媒体シート40に粘着層が含まれていないため、搬送部材に粘着層が付着することを抑制できる。
また、カッター36が、粘着層23を含む積層シート20から離隔した位置で中間転写媒体シート40を切断するため、カッター36に粘着物が付着して切断性能が劣化することを抑制できる。
また、中間転写媒体シート40の透明基材41が肌意匠シート50のカバーシートとして機能するため、カバーシートの取り付け工程を省略できる。
また、本実施形態は、伸縮性シート23を含む積層シート20を枚葉状とし、受容層が転写された中間転写媒体シートと一体化させるものであり、長尺帯状の薄い積層シートを装置内で搬送させるものではないため、伸縮性シートの座屈を抑制できる。
積層処理部U2のヒートローラ35は駆動式になっており、積層処理部U2で中間転写媒体シート40の内側にある伸縮性シート23にヒートローラ35から剪断力が直接加わってめくれることを抑制できる。同様に、ガイド部材には中間転写媒体シート40の側縁40sが接触し、積層シート20端面が直接ガイド部材に接触しないため、ガイド部材やヒートローラ35に粘着層がふれることを抑制できる。
このように、本実施形態によれば、肌意匠シートの生産性を向上させることができる。
中間転写媒体シート40の材料について説明する。
中間転写媒体シート40の透明基材41としては、ポリエチレンテレフタレート等のプラスチックの基材を用いることができる。
離型層42は、透明基材41の剥離性を向上させるものであり、ワックス類等の離型性を有する成分を用いることができる。
保護層43には、透明な樹脂材料を用いることができる。保護層43は、肌に貼り付けた際のテカリを抑制するため、表面反射率が低いマット状のものであることが好ましい。ここで、マット状とは、光沢度が40%以下の状態をいう。光沢度は、グロスメータを用いて測定時入射角45°で計測した値である。
次に、熱転写シート10の材料について説明する。
熱転写シート10の受容層11を形成するための樹脂としては、例えば、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニリデン等のハロゲン化ポリマー、ポリ酢酸ビニル、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリアクリルエステル等のビニルポリマー、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、等のポリエステル樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、エチレンやプロピレン等のオレフィンと他のビニルモノマーとの共重合体系樹脂、アイオノマー、セルロースジアセテート等のセルロース系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリビニルアセタール系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂等を挙げることができる。
白色層15は、シリカ、酸化チタン、二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、雲母チタン、白雲母、ホワイトカーボン、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、アルミナホワイト、タルク等の白色顔料を含むヒートシール層である。白色層上に隠蔽層をさらに設けてもよい。隠蔽層は金属顔料が好ましく、アルミニウム、ニッケル、クロム、真鍮、錫、黄銅、青銅、亜鉛、銀、白金、金及びこれらの酸化物、並びに金属蒸着が施されたガラス等の粒子等が挙げられる。これらの中でも、隠蔽層の転写性及び光沢感という点から、アルミニウム顔料が特に好ましい。また、アルミニウム顔料は、リーフィングタイプのものであっても、ノンリーフィングタイプのものであってもよいが、隠蔽層の転写性及び光沢感という観点からは、ノンリーフィングタイプのものが好ましい。
次に、積層シート20の材料について説明する。
積層シート20の剥離シート21は、シリコン離型処理等を施した離型紙等を用いることができる。剥離シートの厚みは130μm以上210μm以下程度が好ましい。
剥離シートの表面(粘着層が設けられる側の面)には、複数の凹部(ディンプル)が設けられていることが好ましい。凹部の平面形状は、直径2mm以上3mm以下程度の略円形である。剥離シートの表面における凹部占有率は3%以上20%以下程度である。凹部の底部は湾曲状であり、最深部の深さは1μm以上17μm以下程度である。剥離シートの表面にこのような凹部を形成することで、剥離シートと粘着層との剥離力を好適な値にできる。
粘着層22には、皮膚にかぶれや炎症を生じさせにくいウレタン系、アクリル系の粘着剤を用いることが好ましい。また、皮膚との密着性を確保するため、ジェルタイプの粘着剤であることが好ましい。粘着層の厚みは例えば15μm以上30μm以下である。
伸縮性シート23は、例えばウレタンフィルムを用いることができる。伸縮性シートは、貼り付けた際の皮膚の伸縮に追従するために、伸び率が30%以上100%以下程度であることが好ましく、60%程度であることがより好ましい。
伸縮性シートの伸び率は、JIS-K-7127(1999)に準拠した試験方法で得られる伸び率である。伸び率は、下式(1)で算出できる。
伸び率(%)=100×(L-L)/L・・・式(1)
式(1)のLは、引張試験機を使用し、速度200mm/minで伸縮性シートを引っ張り、伸縮性シートが切断(破断)したときの長さである。式(1)のLは、引張試験機で引っ張る前の記録部の長さである。引張試験機は、テンシロン万能材料試験機等を使用できる。
また、皮膚からの汗の水蒸気を透過させるために、1000g/(m・24hr)以上の透湿性を有することが好ましい。
伸縮性シートは、貼り付けの際に皺が生じないようにし、かつ作業性を良くするために、厚さが5μm以上であることが好ましく、7μm以上であることがさらに好ましい。また、貼り付け時の違和感を抑えるため、伸縮性シートの厚さは30μm以下であることが好ましい。
上記実施形態では、熱転写シート10から中間転写媒体シート40の保護層43上に受容層11を転写していたが、中間転写媒体40の保護層43上に予め受容層を設けておき、熱転写シート10から受容層11を省略してもよい。
本開示を特定の態様を用いて詳細に説明したが、本開示の意図と範囲を離れることなく様々な変更が可能であることは当業者に明らかである。
10 熱転写シート
11 受容層
15 白色層
20 積層シート
21 剥離シート
22 粘着層
23 伸縮性シート
40 中間転写媒体シート
41 透明基材
42 離型層
43 保護層
50 肌意匠シート

Claims (7)

  1. 中間転写媒体シートロールから、基材上に保護層が設けられた中間転写媒体シートを繰り出す工程と、
    受容層及び染料層が面順次に設けられた熱転写シートを加熱し、前記保護層上に前記受容層を転写し、転写した前記受容層に染料を移行して肌画像を形成する工程と、
    剥離シート、前記剥離シート上に設けられた粘着層、及び前記粘着層上に設けられた伸縮性シートを有する枚葉の積層シートの前記伸縮性シートに、前記中間転写媒体シートの前記受容層側の面を接触させて、前記積層シートと前記中間転写媒体シートとを一体化させる工程と、
    前記積層シートが存在しない位置で前記中間転写媒体シートを切断し、前記積層シートを含む領域を切り出す工程と、
    を備える肌意匠シート製造方法。
  2. 前記中間転写媒体シートの側縁から間隔を空けた位置で前記積層シートを前記中間転写媒体シートと一体化する、請求項1に記載の肌意匠シート製造方法。
  3. 前記肌画像が形成された前記受容層上に白色層を転写する工程をさらに備える、請求項1又は2に記載の肌意匠シート製造方法。
  4. 前記伸縮性シートはウレタンフィルムである、請求項1乃至3のいずれかに記載の肌意匠シート製造方法。
  5. 中間転写媒体シートロールを回転させ、基材上に保護層が設けられた中間転写媒体シートを繰り出す供給部と、
    受容層及び染料層が面順次に設けられた熱転写シートを加熱し、前記保護層上に前記受容層を転写し、転写した前記受容層に前記染料層から染料を移行して肌画像を形成する転写部と、
    剥離シート、前記剥離シート上に設けられた粘着層、及び前記粘着層上に設けられた伸縮性シートを有する枚葉の積層シートの前記伸縮性シートに、前記中間転写媒体シートの前記受容層側の面を接触させて、前記積層シートと前記中間転写媒体シートとを一体化させる積層処理部と、
    前記積層シートが存在しない位置で前記中間転写媒体シートを切断し、前記積層シートを含む領域を切り出すカッターと、
    を備える肌意匠シート製造システム。
  6. 基材及び前記基材上に設けられた保護層を有する中間転写媒体シートと、
    前記保護層上に設けられ、肌画像が形成された受容層と、
    前記受容層上に設けられた白色層と、
    前記白色層上に設けられ、前記白色層側から順に積層された伸縮性シート、粘着層及び剥離シートを有する積層シートと、
    を備え、
    前記受容層、前記白色層及び前記積層シートの周縁は、前記中間転写媒体シートの周縁より内側に位置している、肌意匠シート。
  7. 中間転写媒体シートロールから、基材上に保護層が設けられ、前記保護層上に受容層が設けられた中間転写媒体シートを繰り出す工程と、
    染料層が設けられた熱転写シートを加熱し、前記受容層に染料を移行して肌画像を形成する工程と、
    剥離シート、前記剥離シート上に設けられた粘着層、及び前記粘着層上に設けられた伸縮性シートを有する枚葉の積層シートの前記伸縮性シートに、前記中間転写媒体シートの前記受容層側の面を接触させて、前記積層シートと前記中間転写媒体シートとを一体化させる工程と、
    前記積層シートが存在しない位置で前記中間転写媒体シートを切断し、前記積層シートを含む領域を切り出す工程と、
    を備える肌意匠シート製造方法。
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