JP2023108793A - 蓄電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電線に力が加わったときのバスバと蓄電素子との接続部位への該力の影響を抑えることができる蓄電装置を提供する。
【解決手段】第一方向に並ぶ複数の蓄電素子10と、第一方向において複数の蓄電素子10と並ぶ端部部材30と、蓄電素子10同士を導通させる少なくとも一つのバスバを保持し、複数の蓄電素子10に沿って第一方向に延びるバスバ保持部材7と、バスバ保持部材7に沿って配置されると共に該バスバ保持部材7の第一方向の一方の端部から突出している電線と、を備え、バスバ保持部材7は、第一方向の一方の端部に配置され且つ電線が固定される第一固定部761と、端部部材30に固定される第二固定部765と、を有する、ことを特徴とする。
【選択図】図8

Description

本発明は、複数の蓄電素子を備える蓄電装置に関する。
従来から、電線が配置されたバスバモジュールを備えた電源装置が知られている(特許文献1参照)。具体的に、この電源装置500は、図16及び図17に示すように、複数の電池501を有する電池集合体502と、この電池集合体502に取り付けられるバスバモジュール503と、所定の電池501と接続される電線509と、を備えている。
複数の電池501は、それぞれ、方体状の電池本体510と、電池本体510の一つの端面510aから同方向に突出する正極511及び負極512と、を備えている。
バスバモジュール503は、複数のバスバと、これらを収容した合成樹脂製のプレート504と、を備えている。このプレート504は、平板状に形成され且つ電池集合体502の上面502aに重ねられるプレート本体505と、各バスバを収容する複数の第1収容部506と、電線509を保持する電線保持部507と、を備えている。
各バスバは、プレート504の各第1収容部506内に嵌め込まれ、バスバ各々の各孔に通された電池集合体502の各電池501の正極511及び負極512にナット530が螺合されることで各電池501と接続されている。これにより、バスバを介してプレート504が電池集合体502に固定されている。
また、電線保持部507は、バスバモジュール503のプレート504に設けられ、電線509を挟持して該電線509を保持することでプレート504に電線509を固定している。
以上の電源装置500では、複数のバスバのそれぞれが各電池501の正極511又は負極512とそれぞれ接続されることで、バスバモジュール503が電池集合体502に固定されている。このため、電線509の外部機器等との接続や配線の際に、例えば電池集合体502からバスバモジュール503が離れる方向の力が該電線509に加わると、この電線509が電線保持部507によってプレート504に固定されているため、前記力によってプレート504が電池集合体502から離れる方向に移動しようとする。このとき、該プレート504の第1収容部506に嵌め込まれているバスバと電池集合体502を構成する各電池501との接続部位に力が加わり(応力が集中し易く)、これにより、該接続部位が損傷し易い。即ち、前記電源装置500では、電線509に力が加わったときに、該力の影響がバスバと電池501との接続部位に及びやすかった。
特表2014-503934号公報
そこで、本実施形態は、電線に力が加わったときのバスバと蓄電素子との接続部位への該力の影響を抑えることができる蓄電装置を提供することを目的とする。
本実施形態の蓄電装置は、
第一方向に並ぶ複数の蓄電素子と、
前記第一方向において前記複数の蓄電素子と並ぶ端部部材と、
前記蓄電素子同士を導通させる少なくとも一つのバスバを保持し、前記複数の蓄電素子に沿って前記第一方向に延びるバスバ保持部材と、
前記バスバ保持部材に沿って配置されると共に該バスバ保持部材の前記第一方向の一方の端部から突出している電線と、を備え、
前記バスバ保持部材は、
前記第一方向の一方の端部に配置され且つ前記電線が固定される第一固定部と、
前記端部部材に固定される第二固定部と、を有する。
以上より、本実施形態によれば、電線に力が加わったときのバスバと蓄電素子との接続部位への該力の影響を抑えることができる蓄電装置を提供することができる。
図1は、本実施形態に係る蓄電装置の斜視図である。 図2は、前記蓄電装置が備える装置本体とプレート部との分解斜視図である。 図3は、前記蓄電装置をX軸方向から見た図である。 図4は、前記蓄電装置をZ軸方向から見た図であって、プレート部の複数の蓋部のうちの一部の蓋部を省略した状態の図である。 図5は、前記装置本体において構成の一部を省略した分解斜視図である。 図6は、前記蓄電装置が備える端部部材の分解斜視図である。 図7は、前記端部部材の分解斜視図である。 図8は、前記蓄電装置のX軸方向の端部における図3のVIII-VIII位置での断面図である。 図9は、前記プレート部をZ軸方向から見た図である。 図10は、前記プレート部をZ軸方向から見た図であって、複数の蓋部のうちの一部の蓋部と長尺部材とを省略した状態の図である。 図11は、前記プレート部をY軸方向から見た図である。 図12は、前記プレート部が備える保持部材本体のX軸方向の一方の端部をY軸方向から見た図である。 図13は、前記保持部材本体の前記一方の端部をZ軸方向の一方側から見た図である。 図14は、前記保持部材本体の前記一方の端部をZ軸方向の他方側から見た図である。 図15は、前記保持部材本体をX軸方向の一方側から見た図である。 図16は、従来の電源装置の斜視図である。 図17は、前記電源装置の分解斜視図である。
本実施形態に係る蓄電装置は、
第一方向に並ぶ複数の蓄電素子と、
前記第一方向において前記複数の蓄電素子と並ぶ端部部材と、
前記蓄電素子同士を導通させる少なくとも一つのバスバを保持し、前記複数の蓄電素子に沿って前記第一方向に延びるバスバ保持部材と、
前記バスバ保持部材に沿って配置されると共に該バスバ保持部材の前記第一方向の一方の端部から突出している電線と、を備え、
前記バスバ保持部材は、
前記第一方向の一方の端部に配置され且つ前記電線が固定される第一固定部と、
前記端部部材に固定される第二固定部と、を有する。
かかる構成によれば、電線のバスバ保持部材から突出している部位に第一方向と交差する方向の力が加わったときに、電線が固定されているバスバ保持部材が第二固定部によって端部部材に固定されていることでバスバ保持部材の動きが抑えられ、これにより、バスバと蓄電素子との接続部位への前記力の影響が抑えられる。
前記蓄電装置では、
前記第二固定部は、前記バスバ保持部材と前記複数の蓄電素子及び前記端部部材とが並ぶ第二方向から見て前記第一固定部と少なくとも一部が重なる位置又は隣接する位置に配置されてもよい。
かかる構成によれば、電線の突出している部位に第一方向と交差する方向に力が加わったときに、第一固定部と第二固定部との位置が近いため、該力に起因するバスバ保持部材の移動が効果的に抑えられ、これにより、バスバや該バスバと蓄電素子との接続部位への前記力の影響がより効果的に抑えられる。
また、前記蓄電装置では、
前記端部部材は、
前記第一方向と直交する面方向に沿って広がり且つ前記第一方向から見て蓄電素子と重なる本体部と、
該本体部から前記第一方向に沿って前記蓄電素子から離れる向きに延びる延設部と、を有し、
前記延設部は、前記第二固定部と係合してもよい。
このように、本体部から前記離れる向きに延びる延設部に第二固定部が固定される(係合する)ことで、第一方向における本体部の寸法を抑えることができる。
この場合、
前記延設部は、前記バスバ保持部材と前記複数の蓄電素子及び前記端部部材とが並ぶ第二方向から見て前記バスバ保持部材と重なった部位に前記第二方向に貫通する貫通孔を有し、
前記第二固定部は、前記第二方向に延びて前記貫通孔を挿通していてもよい。
このように第二固定部が延設部の貫通孔を挿通することによって該延設部と係合することで、電線のバスバ保持部材から突出する部位に力が加わったときに第二方向(第二固定部の挿通方向)と交差する方向へバスバ保持部材が移動し難くなる(即ち、第二方向と交差する方向へのバスバ保持部材の移動が好適に抑えられる)。
また、前記蓄電装置では、
前記端部部材は、金属製の終端部材と、前記第一方向における前記終端部材と前記蓄電素子との間に配置されて該終端部材と該蓄電素子とを絶縁する絶縁部材と、を有し、
前記終端部材は、前記延設部を有してもよい。
このように、第二固定部が固定されている終端部材が金属製であることで該終端部材において十分な強度が確保され、これにより、電線のバスバ保持部材から突出している部位に第一方向と交差する方向に力が加わったときのバスバ保持部材の移動がより効果的に抑えられる。
以下、本発明の一実施形態について、図1~図15を参照しつつ説明する。尚、本実施形態の各構成部材(各構成要素)の名称は、本実施形態におけるものであり、背景技術における各構成部材(各構成要素)の名称と異なる場合がある。
本実施形態の蓄電装置1は、図1~図5に示すように、所定方向に並ぶ複数の蓄電素子10と、前記所定方向において複数の蓄電素子10と並ぶ端部部材30と、蓄電素子10同士を導通させる少なくとも一つのバスバ6と、このバスバ6を保持し且つ複数の蓄電素子10に沿って前記所定方向に延びるバスバ保持部材7と、バスバ保持部材7に沿って配置されると共に該バスバ保持部材7の前記所定方向の一方の端部から突出している電線80と、を備える。具体的には、以下の通りである。
この蓄電装置1は、複数の蓄電素子10を有する装置本体Aと、バスバ6を保持するバスバ保持部材7を含むプレート部Bと、を備える。
装置本体Aは、それぞれが外部端子14を有する複数の蓄電素子10と、各蓄電素子10間に配置される複数の隣接部材2と、複数の蓄電素子10に対して前記所定方向に緊締する保持部3と、少なくとも一つの隣接部材2を保持部3に固定する第一締結部材4と、複数の蓄電素子10と保持部3との間を絶縁するインシュレータ5と、を備える。
複数の蓄電素子10のそれぞれは、一次電池、二次電池、キャパシタ等である。本実施形態の蓄電素子10は、充放電可能な非水電解質二次電池である。より具体的には、蓄電素子10は、リチウムイオンの移動に伴って生じる電子移動を利用したリチウムイオン二次電池である。
具体的に、各蓄電素子10は、電極体と、電極体を電解液と共に収容するケース11と、少なくとも一部がケース11の外側に露出する外部端子14と、電極体と外部端子14とを接続する集電体と、を備える。
電極体では、正極と負極とがセパレータを介して交互に積層されている。この電極体においてリチウムイオンが正極と負極との間を移動することにより、蓄電素子10が充放電する。
ケース11は、開口を有するケース本体12と、ケース本体12の開口を塞ぐ(閉じる)板状の蓋板13と、を有する。このケース本体12は、開口方向における一方の端部が塞がれた角筒形状(即ち、有底角筒形状)を有し、ケース11は、直方体形状(六面形状)を有する。
具体的に、ケース本体12は、板状の閉塞部121と、閉塞部121の周縁に接続される筒状の胴部(周壁)122と、を備える。
閉塞部121は、ケース本体12が開口を上に向けた姿勢で配置されたときにケース本体12の下端に位置する(即ち、前記開口が上を向いたときのケース本体12の底壁となる)部位である。閉塞部121は、該閉塞部121の法線方向から見て、矩形状である。
胴部122は、角筒形状、より詳しくは、偏平な角筒形状である。胴部122は、閉塞部121の周縁における長辺から延びる一対の長壁部123と、閉塞部121の周縁における短辺から延びる一対の短壁部124と、を有する。この胴部122において、短壁部124が一対の長壁部123の対応する端部同士をそれぞれ接続することによって、角筒状の胴部122が形成されている。
蓋板13は、ケース本体12の開口を塞ぐ板状の部材である。この蓋板13は、矩形板状の蓋板本体131と、蓋板本体131に配置されるガス排出弁132と、を有する。
ガス排出弁132は、ケース11内でガスが発生したことで該ケース11内の圧力が所定の値を超えたときに前記ガスを外部に排出する。本実施形態のガス排出弁132は、蓋板本体131の長手方向の中央部に配置される。
このように構成される蓋板13が該蓋板13の周縁部をケース本体12の開口周縁部に重ね合わされた状態でケース本体12に接合されることによって、ケース11が形成されている。
外部端子14は、他の蓄電素子10の外部端子14又は外部機器等と電気的に接続される部位である。外部端子14は、導電性を有する部材によって形成される。例えば、外部端子14は、アルミニウム又はアルミニウム合金等のアルミニウム系金属材料、銅又は銅合金等の銅系金属材料等の溶接性の高い金属材料によって形成される。
本実施形態の蓄電素子10は、二つの外部端子14を備え、蓋板13の長手方向の両端部に配置されている。即ち、二つの外部端子14は、蓋板13においてガス排出弁132を間に挟んだ位置に配置されている。
以上の蓄電素子10は、扁平な直方体形状であり、複数の蓄電素子10は、ケース11の幅広な面(長壁部123)を対向させた状態で、前記所定方向に並んでいる。このとき、各蓄電素子10のガス排出弁132は、前記所定方向に一列に並んでいる。また、各蓄電素子10の一方の外部端子14と他方の外部端子14とは、ガス排出弁132を間に挟んだ各位置において前記所定方向にそれぞれ並んでいる。
以下の説明では、複数の蓄電素子10が並ぶ方向(第一方向)を直交座標系のX軸、ケース11の短壁部124が対向する方向を直交座標系のY軸、蓋板13と閉塞部121が対向する方向(第二方向)を直交座標系のZ軸とする。
複数の隣接部材2のそれぞれは、絶縁性を有し、X軸方向に並ぶ蓄電素子10間に配置される。本実施形態の隣接部材2は、樹脂によって形成されている。この隣接部材2は、隣接する蓄電素子10との間に温度調整用の流体(本実施形態の例では空気等の気体)が流通可能な流路Rを形成する。本実施形態の蓄電装置1において、複数の隣接部材2は、複数種の隣接部材2A、2Bを含む。
具体的に、複数の隣接部材2は、隣り合う二つの蓄電素子10間に配置される第一の隣接部材2Aと、隣り合う蓄電素子10間に配置され且つ保持部3に固定される第二の隣接部材2Bと、を含む。即ち、蓄電装置1は、隣接部材2として、第一の隣接部材2Aと、第二の隣接部材2Bと、を備える。本実施形態の蓄電装置1は、複数の第一の隣接部材2Aと、一つの第二の隣接部材2Bと、を備える。これら複数の第一の隣接部材2Aのそれぞれは、第二の隣接部材2Bが配置されている蓄電素子10間を除いた各蓄電素子10間に配置されている。
複数の第一の隣接部材2Aのそれぞれは、X軸方向に隣り合う蓄電素子10間においてX軸方向と直交する方向に広がる第一本体部21Aと、第一本体部21Aと隣り合う蓄電素子10の該第一本体部21Aに対する移動を規制する少なくとも一つの第一規制部25Aと、を有する。また、複数の第一の隣接部材2Aのそれぞれは、隣り合う蓄電素子10との間に温度調整用流体が流通可能な少なくとも一つの流路Rを形成する。
第一本体部21Aは、蓄電素子10のケース11の長壁部123と一部を当接させた状態で対向する部位である。この第一本体部21Aは、隣接する蓄電素子10と共同して該蓄電素子10との間に温度調整用の流体が流通可能な流路Rを形成する。本実施形態の第一本体部21Aは、X軸方向から見て蓄電素子10と対応する大きさの矩形板状であり、X-Z面(X軸方向とZ軸方向とを含む面)に沿った断面形状が矩形波形である。
第一規制部25Aは、矩形状の第一本体部21Aの少なくとも角部からX軸方向に延び、第一本体部21Aと隣接する蓄電素子10(詳しくはケース11)とY-Z面(Y軸方向とZ軸方向とを含む面)方向の外側から当接することによって該蓄電素子10の第一本体部21Aに対するY-Z面方向への相対移動を規制する。本実施形態の第一規制部25Aは、第一本体部21AからX軸方向の一方と他方とに向けてそれぞれ延びている。
第二の隣接部材2Bは、隣り合う二つの蓄電素子10間においてX軸方向と直交する方向(Y-Z面方向)に広がる第二本体部21Bと、第二の該隣接部材2Bの保持部3への固定に用いられる第二締結部材22Bと、第二本体部21Bと隣り合う蓄電素子10の該第二本体部21Bに対する移動を規制する少なくとも一つの第二規制部25Bと、を有する。また、第二の隣接部材2Bも、隣り合う蓄電素子10との間に温度調整用流体が流通可能な少なくとも一つの流路Rを形成する。
第二本体部21Bは、蓄電素子10のケース11の長壁部123と一部を当接させた状態で対向する部位である。この第二本体部21Bは、隣接する蓄電素子10と共同して該蓄電素子10との間に温度調整用の流体が流通可能な流路Rを形成する。この第二本体部21BのX軸方向の寸法は、第一本体部21AのX軸方向の寸法より大きい(即ち、厚肉である)。本実施形態の第二本体部21Bは、X軸方向から見て蓄電素子10と対応する大きさの矩形板状である。この第二本体部21Bは、それぞれがY軸方向に延び且つZ軸方向に間隔をあけて並ぶ複数の凸条211Bを有する。これら複数の凸条211Bは、第二本体部21Bにおける蓄電素子10との対向面212Bから突出している。
第二締結部材22Bは、第二本体部21BにおいてY軸方向の各端部にそれぞれ配置されている。これら複数の第二締結部材22Bのそれぞれは、第一締結部材4と係合することによって第二の隣接部材2Bと保持部3とを締結する。本実施形態の各第二締結部材22Bは、インサートナットである。また、本実施形態の各第一締結部材4は、ボルトであり、保持部3を挿通した状態で第二締結部材22Bと係合(螺合)することによって第二の隣接部材2Bと保持部3とを締結する。
第二規制部25Bは、矩形状の第二本体部21Bの少なくとも角部からX軸方向に延び、第二本体部21Bと隣接する蓄電素子10(詳しくはケース11)とY-Z面方向の外側から当接することによって該蓄電素子10の第二本体部21Bに対するY-Z面方向への相対移動を規制する。本実施形態の第二規制部25Bは、第二本体部21BからX軸方向の一方と他方とに向けてそれぞれ延びている。
保持部3は、X軸方向に交互に並ぶ蓄電素子10及び隣接部材2によって構成される積層体D(図5参照)と隣り合う端部部材30と、端部部材30に連結されると共に積層体Dに沿ってX軸方向に延びる接続部材37と、を有する。本実施形態の保持部3は、X軸方向における積層体Dの両側に配置される一対の端部部材30と、一対の端部部材30におけるY軸方向の対応する端部同士をそれぞれ接続する一対の接続部材37と、を有する。また、保持部3は、端部部材30と接続部材37とを連結する複数の連結部材38を有する。
一対の端部部材30のそれぞれは、図6~図8にも示すように、X軸方向と直交する面方向に沿って広がり且つX軸方向から見て蓄電素子10と重なる本体部Eと、本体部EからX軸方向に沿って蓄電素子10から離れる向きに延びる延設部Fと、を有する。本実施形態の端部部材30は、X軸方向に並ぶ二つの板状の部材(終端部材31、絶縁部材35)によって構成され、本体部Eは、これら二つの部材31、35のうちの一方の部材31の一部321、33及び他方の部材35の一部351によって構成され、延設部Fは、一方の部材31の一部322によって構成されている。
具体的に、各端部部材30は、金属製の終端部材31と、X軸方向における終端部材31と蓄電素子10(詳しくは、X軸方向における積層体Dの端部に配置される蓄電素子10)との間に配置されて該終端部材31と該蓄電素子10との間を絶縁する絶縁部材35と、を有する。
終端部材31は、蓄電素子10と対応する大きさの矩形板状であり、X軸方向に貫通する連結用貫通孔31aを四隅に有する。即ち、終端部材31は、四つの連結用貫通孔31aを有する。これら四つの連結用貫通孔31aは、終端部材31と接続部材37との連結に用いられる。
具体的に、終端部材31は、X軸方向における蓄電素子10に近づく向きに並ぶ第一部材32と第二部材33とを有し、X軸方向から見てY軸方向に長尺な矩形状である。また、本実施形態の終端部材31は、第一部材32からX軸方向に沿って延びる複数の固定部34を有する。
第一部材32は、X軸方向と直交する方向(Y-Z面方向)に沿って広がる板状の第一部材本体321と、第一部材本体321からX軸方向における蓄電素子10から離れる向きに延びる鍔部322と、を有する。
第一部材本体321は、X軸方向から見て蓄電素子10と対応する矩形状、詳しくは、Y軸方向に長尺な矩形状である。この第一部材本体321は、四隅(即ち、矩形状の各角部)に、X軸方向に貫通する第一連結用貫通孔3211を有する。即ち、第一部材本体321は、四つの第一連結用貫通孔3211を有する。また、第一部材本体321は、Y軸方向における第一部材本体321の両端部の第一連結用貫通孔3211より中心C側(内側)に、X軸方向に貫通する二つの固定部用貫通孔3212を有する。これら二つの固定部用貫通孔3212は、第一部材本体321の対角方向に間隔をあけて配置されている。
鍔部322は、第一部材本体321のZ軸方向の一方(図7における上方)の端部からX軸方向における蓄電素子10から離れる向きに延びると共に、Y軸方向に延びる板状の部位である。この鍔部322は、本実施形態の蓄電装置1において、端部部材30の延設部Fを構成する。
鍔部322は、Y軸方向の一方の端部(図6に示す例では、左端部)から他方の端部に向けて順に、第一貫通孔3221、第二貫通孔3222、第三貫通孔3223が配置されている。また、本実施形態の鍔部322は、第三貫通孔3223よりY軸方向の他方の端部に近い位置に、第四貫通孔3224を有する。この第四貫通孔3224は、鍔部322のY軸方向の中央部に配置されている。各貫通孔3221、3222、3223、3224は、鍔部322をZ軸方向に貫通している。本実施形態では図示しないが、第一貫通孔3221、第二貫通孔3222、第三貫通孔3223には、車両など外部の機器と電気的に接続される端子を備えた端子台が固定される。この端子には、X軸方向の端部に位置する蓄電素子10の外部端子14に接続されたバスバ6が電気的に接続されている。
また、鍔部322は、Y軸方向における第一貫通孔3221と第二貫通孔3222との間に、X軸方向における蓄電素子10に近づく向きに凹むように切り欠かれた第一切り欠き3225と、Y軸方向における第四貫通孔3224から他方の端部まで切り欠かれた第二切り欠き3226と、を有する。この第一切り欠き3225では、第一貫通孔3221から第二貫通孔3222に近づくにつれて凹み方向の深さ(X軸方向の寸法)が小さくなっている。
第一貫通孔3221は、Y軸方向に長い円形(いわゆる、レーストラック形状)の孔であり、第二貫通孔3222は、円形の孔であり、第三貫通孔3223は、四角状の孔である。また、第四貫通孔3224は、四隅が円弧状になった四角状の孔であり、第三貫通孔3223より大きな孔である。
第二部材33は、X軸方向から見て第一部材32の第一部材本体321と対応する矩形状、詳しくは、Y軸方向に長尺な矩形状の輪郭を有し、第一部材32に重ねられている。第二部材33は、四隅(即ち、矩形状の各角部)に、X軸方向に貫通する第二連結用貫通孔331(図6参照)を有する。即ち、第二部材33は、四つの第二連結用貫通孔331を有する。
これら四つの第二連結用貫通孔331のそれぞれは、第一部材本体321の四隅に配置された各第一連結用貫通孔3211とX軸方向から見て重なっている。これにより、第一部材本体321の第一連結用貫通孔3211と第二部材33の第二連結用貫通孔331とがX軸方向に連なって終端部材31の連結用貫通孔31aを構成する。
また、第二部材33は、X軸方向の蓄電素子10に近づく向きに突出する複数(本実施形態の例では、二つ)の凸部332を有する。これら複数の凸部332のそれぞれは、Y軸方向に延び、Z軸方向に間隔をあけて配置されている。各凸部332の頂部(突出方向の先端部)は、絶縁部材35に当接している(図8参照)。本実施形態の凸部332は、絞り加工によって形成されている。
複数の固定部34は、第一部材本体321の固定部用貫通孔3212を通じて該第一部材本体321からX軸方向における蓄電素子10から離れる向きに延びている(換言すると、突出する)軸部341と、X軸方向における第一部材32と第二部材33との間で軸部341からX軸方向と直交する方向に広がる頭部342と、を有する。この頭部342は、固定部用貫通孔3212より大きい。軸部341は、周面に雄ねじを有する。この固定部34は、蓄電装置1が車両や装置等に搭載されるときに該蓄電装置1を固定するのに用いられる。
絶縁部材35は、終端部材31と積層体Dとの間を絶縁する部材であり、本実施形態の絶縁部材35は、樹脂製である。具体的に、絶縁部材35は、終端部材31と、積層体DにおけるX軸方向の端に配置される蓄電素子10と、の間においてX軸方向と直交する方向に広がる絶縁部材本体351と、絶縁部材本体351と隣り合う蓄電素子10の該絶縁部材本体351に対する移動を規制する少なくとも一つの絶縁部材規制部352と、を有する。また、絶縁部材35は、絶縁部材本体351の周縁部からX軸方向の終端部材31に近づく向きに延びる周壁部353と、絶縁部材本体351からX軸方向の終端部材31に近づく向きに延びると共にY軸方向に延びる第一壁部354及び第二壁部355を有する。
この絶縁部材35は、隣り合う蓄電素子10の長壁部123と一部を当接させた状態で対向することで該蓄電素子10との間に温度調整用流体の流通可能な少なくとも一つの流路Rを形成する。本実施形態の絶縁部材35は、隣接する蓄電素子10との間に複数の流路Rを形成する。
絶縁部材本体351は、X軸方向から見て隣接する蓄電素子10と対応する大きさの矩形板状の部位である。具体的に、絶縁部材本体351は、X軸方向と直交する方向に広がる板状である。そして、この絶縁部材本体351は、隣り合う蓄電素子10(詳しくは、ケース11の長壁部123)と対向する対向面3511Aと、該対向面3511Aの裏面であり且つ終端部材31と対向する対向面3511Bと、蓄電素子10と対向する対向面3511Aから突出する複数の凸部3512と、を有する。また、絶縁部材本体351は、終端部材31と対向する対向面3511Bに配置される複数の凹部3513を有する。
複数の凸部3512のそれぞれは、対向面3511AにおいてY軸方向に延び、Z軸方向に間隔をあけて配置されている。そして、これら複数の凸部3512のそれぞれは、突出方向(X軸方向)の先端面3512aを、絶縁部材本体351と隣り合う蓄電素子10に当接させている。これにより、絶縁部材本体351の対向面3511Aと、該対向面3511AにおいてZ軸方向に間隔をあけて隣り合う二つの凸部3512と、該対向面3511Aと対向する蓄電素子10(ケース11の長壁部123)とによって、絶縁部材本体351の蓄電素子10側に流路Rが形成される。
複数の凹部3513のそれぞれは、対向面3511BにおいてX軸方向に凹み、終端部材31の各連結用貫通孔31aと対応する位置に配置されている。本実施形態の凹部3513は、X軸方向から見て円形の凹部であり、底面3513aは、X軸方向と直交する方向に広がる。
絶縁部材規制部352は、矩形状の絶縁部材本体351の少なくとも角部からX軸方向に延び、絶縁部材35と隣接する蓄電素子10(詳しくはケース11)とY-Z面方向の外側から当接することによって該蓄電素子10の絶縁部材35に対するY-Z面方向への相対移動を規制する。本実施形態の絶縁部材規制部352は、絶縁部材本体351からX軸方向の一方(蓄電素子10側)に向けて延びている。
周壁部353は、矩形状の絶縁部材本体351の各辺からX軸方向における終端部材31に近づく向きに延びている。
第一壁部354は、絶縁部材本体351の対向面3511BからX軸方向に延びると共にY軸方向に延びている。この第一壁部354は、絶縁部材本体351におけるZ軸方向の一方の端部に配置され、第一壁部354のY軸方向の各端部と周壁部353との間に所定の間隔が形成されている。
第二壁部355は、絶縁部材本体351の対向面3511BからX軸方向に延びると共にY軸方向に延びている。この第二壁部355は、絶縁部材本体351におけるZ軸方向の他方の端部に配置され、第二壁部355のY軸方向の各端部と周壁部353との間にも所定の間隔が形成されている。
一対の接続部材37のそれぞれは、各蓄電素子10の短壁部124と対向する接続部材本体370と、接続部材本体370のZ軸方向の一方(図5における上方)の端部から各蓄電素子10の蓋板13に沿ってY軸方向に延びると共にX軸方向に延びる第一片部371と、接続部材本体370のZ軸方向の他方(図5における下方)の端部から各蓄電素子10の閉塞部121に沿ってY軸方向に延びると共にX軸方向に延びる第二片部372と、接続部材本体370のX軸方向の各端部から端部部材30(詳しくは、終端部材31)に沿ってY軸方向に延びると共にZ軸方向に延びる一対の第三片部373と、を有する。
接続部材本体370は、各蓄電素子10の短壁部124に沿って広がる板状であり、温度調整流体が各流路Rに流入し又は流出できるようにY軸方向に貫通する複数の貫通孔3701を有する。
第一片部371は、X軸方向に長尺な帯状であり、X軸方向の両端部を除いた各位置におけるY軸方向の寸法(幅)が一定である。また、第二片部372は、X軸方向に長尺な帯状であり、X軸方向の両端部を除いた各位置におけるY軸方向の寸法(幅)が一定である。この第二片部372のY軸方向の幅は、第一片部371の幅より大きい。また、一対の第三片部373のそれぞれは、Z軸方向に間隔をあけて配置される二つの貫通孔3731を有する。各貫通孔3731は、終端部材31の連結用貫通孔31a(第一部材本体321の第一連結用貫通孔3211と第二部材33の第二連結用貫通孔331とが連なった貫通孔)と対応する位置に配置されている。
複数の連結部材38のそれぞれは、終端部材31の連結用貫通孔31a及び接続部材37(詳しくは、第三片部373)の貫通孔3731を挿通した状態で終端部材31と接続部材37とを締結する。本実施形態の各連結部材38は、ボルト381とナット382によって構成されている。このボルト381は、接続部材37の第三片部373の貫通孔3731と、終端部材31の連結用貫通孔31aとを順に挿通した状態で、終端部材31と絶縁部材35との間に配置されているナット382と螺合(係合)することにより、第三片部373と終端部材31とを締結する。
インシュレータ5は、絶縁性を有する。このインシュレータ5は、接続部材37と、複数の蓄電素子10との間に配置される。具体的に、蓄電装置1は、一対のインシュレータ5を備え、各インシュレータ5は、接続部材37における少なくとも複数の蓄電素子10(又は積層体D)と対向する領域をそれぞれ覆う。これにより、各インシュレータ5は、接続部材37と、複数の蓄電素子10との間を絶縁する。各インシュレータ5における接続部材本体370の各貫通孔3701と対応する位置のそれぞれに接続部材本体370の各貫通孔3701と対応する大きさ及び形状の貫通孔51を有する。
プレート部Bは、図1、図2、図4、図9~図11に示すように、異なる蓄電素子10の外部端子14同士を接続する少なくとも一つのバスバ6と、少なくとも一つのバスバ6を保持するバスバ保持部材7と、バスバ保持部材7に配置されるハーネス8と、を備える。本実施形態のプレート部Bは、蓄電素子10の温度を検出するサーミスタSも備える。
少なくとも一つのバスバ6は、金属等の導電性を有する板状の部材であり、異なる蓄電素子10の外部端子14同士を接続する。本実施形態の蓄電装置1は、複数のバスバ6を備え、各バスバ6は、X軸方向に隣り合う蓄電素子10の外部端子14同士を接続する。具体的に、バスバ6は、Z軸方向から見て矩形状の輪郭を有し、X軸方向に隣り合う外部端子14のそれぞれに溶接されている。これら複数のバスバ6は、蓄電装置1が備える複数の蓄電素子10を直列に接続している(導通させる)。
サーミスタSは、蓄電素子10の表面(ケース11)に接することで、該蓄電素子10の表面の温度に応じた信号を出力する。本実施形態の蓄電装置1は、複数(蓄電装置1が備える蓄電素子10の数以下の数)のサーミスタSを備え、複数の蓄電素子10のうちの所定の蓄電素子10の温度を検出する。
ハーネス8は、複数の電線80を有するケーブル部81と、ケーブル部81の端部に配置されるコネクタ82と、を有する。
ケーブル部81は、一方の端部がバスバ6又はサーミスタSに接続されている複数の電線80の少なくとも一部が束ねられることによって形成されている。ケーブル部81は、一方の端部をバスバ保持部材7からX軸方向に突出させた状態で該バスバ保持部材7に配置されている。このケーブル部81の突出方向の先端には、コネクタ82が取り付けられている。本実施形態のコネクタ82は、多芯コネクタである。
バスバ保持部材7は、積層体Dにおける外部端子14の並ぶ面を覆うプレート状の保持部材本体70と、保持部材本体70のX軸方向の端部に配置され且つ端部部材30と係合することでバスバ保持部材7を装置本体Aに固定する固定部76と、を有する。本実施形態のバスバ保持部材7は、保持部材本体70に取り外し可能に取り付けられる長尺部材77を有する。これら保持部材本体70と固定部76とは、樹脂製であり、一体成型によって形成されている。このバスバ保持部材7は、保持部材本体70のX軸方向の一方の端部に固定部76を有し、保持部材本体70のX軸方向の他方の端部に固定部76の一部(後述する第二固定部)765と同じ構成を有している(図11参照)。
保持部材本体70は、Z軸方向の寸法がX軸方向の寸法及びY軸方向の寸法に比べて小さいプレート状の部材であり、Z軸方向から見て積層体Dと対応する大きさの矩形状である。この保持部材本体70は、それぞれがバスバ6を保持する複数のバスバ保持部71と、ハーネス8が配置されるハーネス配置部72と、複数の蓋部73と、を有する。また、保持部材本体70は、それぞれがサーミスタSを保持する複数のサーミスタ保持部74を有する。本実施形態の保持部材本体70は、Z軸方向の一方から他方側を見たとき(即ち、プレート部Bから装置本体Aに向かう向きに見たとき)に積層体Dの一部が露出する開口部75を有する。尚、図10においては、複数の蓋部73のうちの一つの蓋部73のみを示している。
複数のバスバ保持部71のそれぞれは、バスバ6の周縁部を囲むように該バスバ6を保持する部位である。本実施形態のバスバ保持部71は、隣り合う蓄電素子10の各外部端子14が溶接された状態のバスバ6の周縁部を、Z軸方向から見て矩形の角筒状の周壁部711によって囲むことで該バスバ6を保持している(図10の拡大図参照)。
これら複数のバスバ保持部71のそれぞれは、保持部材本体70におけるY軸方向の一方の端部と他方の端部とのそれぞれにおいてX軸方向に並んでいる。換言すると、保持部材本体70において、X軸方向に並ぶバスバ保持部71の列(以下、「保持部列71A」とも称する。)がY軸方向に間隔をあけて二列配置されている(図10参照)。この保持部列71Aは、保持部材本体70においてX軸方向の一方の端部から他方の端部まで延びている。
ハーネス配置部72は、溝状の部位であり、内側にハーネス8のケーブル部81が配置されている。このハーネス配置部72は、各保持部列71AのY軸方向の内側(中心側)に隣接し且つ該保持部列71Aに沿ってX軸方向にそれぞれ延びる二つの第一部位721と、Y軸方向に延び且つ各第一部位721のX軸方向の一方の端部同士を接続する第二部位722と、を有する。二つの第一部位721のそれぞれにおいて、Y軸方向の各側壁は、X軸方向に連続又は断続に延び、底壁は、X軸方向に連続又は断続に延びている。
このように構成されるハーネス配置部72には、各第一部位721と第二部位722とのそれぞれにケーブル部81が配置され、且つ、ハーネス8のコネクタ82側の端部が第二部位722のY軸方向の中央部からX軸方向に突出するように、ハーネス8が配置されている。上述した二列の保持部列71Aに対応するケーブル部81は、保持部材本体70のX軸方向の一方(固定部76が配置されている側)の端部からまとめて引き出されている。
複数の蓋部73のそれぞれは、バスバ保持部71の周壁部711におけるZ軸方向の一方の端部とハーネス配置部72の第一部位721におけるZ軸方向の一方の端部とを解放可能に覆う板状の部位である。各蓋部73は、矩形板状であり、周縁の一部と周壁部711の前記端部の対応する部位とが接続されており、この接続部位731は、可撓性を有する。本実施形態の蓋部73は、X軸方向に隣り合う二つのバスバ保持部71及び該二つのバスバ保持部71と対応する第一部位721を覆う大きさの矩形板状、又は、一つのバスバ保持部71及び該バスバ保持部71と対応する第一部位721を覆う大きさの矩形板状である。
複数のサーミスタ保持部74のそれぞれは、第一部位721とY軸方向の内側に隣接する位置において、X軸方向に間隔をあけて配置されている。このサーミスタ保持部74は、サーミスタSを蓄電素子10の蓋板13に押し付けた状態で保持する。
開口部75は、保持部材本体70のY軸方向の中央部においてX軸方向の一方の端部から他方の端部まで延び、長尺部材77が取り外し可能に取り付けられている。この長尺部材77が取り外された状態では、蓄電装置1をZ軸方向から見たときに、保持部材本体70の開口部75を通じて積層体Dを構成する各蓄電素子10のガス排出弁132が露出している。
固定部76は、図12~図15にも示すように、ハーネス8が固定される第一固定部761と、端部部材30に固定される第二固定部765と、を有し、保持部材本体70のX軸方向の一方の端部に配置されている。
第一固定部761は、X軸方向における保持部材本体70の一方の端部(詳しくは、第二部位722のY軸方向の中央位置)からX軸方向に沿って延びる延伸部762と、延伸部762とハーネス8とを束ねるバンド部763と、を有する。尚、図13及び図14においては、説明の便宜上、バンド部763を図示していない。
延伸部762は、X軸方向の延びると共にY軸方向に延びる板状の延伸部本体7621と、延伸部本体7621からZ軸方向の他方に延びると共にY軸方向に延びる一対の補強部7625と、を有する。
延伸部本体7621は、Z軸方向の一方を向き且つハーネス8を支持する支持面7621aと、Y軸方向の両端部においてY軸方向の中心に向かって凹む一対の凹部7622と、を有する。この支持面7621aは、Z軸方向と直交する方向に広がり、第二部位722の底面、具体的には、第二部位722の底壁におけるZ軸方向の一方を向いた面と面一になっている。また、一対の凹部7622は、延伸部本体7621の先端部におけるY軸方向の両端部に配置されている。
また、本実施形態の延伸部本体7621は、一対の凹部7622より基部側の位置に、Y軸方向に間隔をあけた二つの貫通孔7621bを有する。各貫通孔7621bは、延伸部本体7621をZ軸方向に貫通している。
一対の補強部7625は、延伸部本体7621における一対の凹部7622より基部側の位置においてX軸方向に間隔をあけて配置されている。本実施形態の各補強部7625は、Y軸方向における延伸部本体7621の一方の端から他方の端まで延びている。
バンド部763は、重なった状態の延伸部762(詳しくは、延伸部本体7621)とハーネス8との周囲を囲うことで延伸部762にハーネス8を固定する。このバンド部763は、延伸部本体7621の各凹部7622に嵌まり込んだ状態で延伸部本体7621とハーネス8との周囲を囲う。これにより、バンド部763の延伸部本体7621に対するX軸方向の相対移動を防ぐことができる。本実施形態のバンド部763は、結束バンドである。
第二固定部765は、Z軸方向から見て第一固定部761と少なくとも一部が重なる位置又は隣接する位置に配置されており、終端部材31の鍔部322(延設部F)と係合している。本実施形態の第二固定部765は、Z軸方向から見て第一固定部761と重なる位置に配置されている。具体的に、第二固定部765は、一対の補強部7625からZ軸方向に延びる角筒状の挿通部7651と、挿通部7651のZ軸方向の途中位置におけるY軸方向の両端部に配置された一対の係止部7652と、を有する。
挿通部7651は、終端部材31の鍔部322の第四貫通孔3224に挿通される部位であり、該挿通部7651のZ軸方向から見た形状は、第四貫通孔3224の形状に対応する矩形状である。本実施形態の挿通部7651におけるX軸方向の一方(延伸部762の先端側)の壁に、Z軸方向に延びる隙間7651aが形成されている。
一対の係止部7652のそれぞれは、挿通部7651のY軸方向に対向する各壁から突出し、一対の補強部7625との間に鍔部322の第四貫通孔3224の貫通孔周縁部を挟み込む。各係止部7652は、Z軸方向の他方から一方側に進むにつれてY軸方向の外側に位置する傾斜面7652aを有する。この一対の係止部7652は、傾斜面7652aが鍔部322の第四貫通孔3224の貫通孔周縁部に当接した状態で挿通部7651が第四貫通孔3224に挿通されることで各係止部7652と挿通部7651との接続部位が弾性変形して挿通部7651の内側にそれぞれ移動し、Z軸方向(挿通方向)において鍔部322(詳しくは、第四貫通孔3224の貫通孔周縁部)を通過した後に元の位置(突出した位置)に戻る。
長尺部材77は、X軸方向に延びる部材であり、保持部材本体70の開口部75に取り外し可能に取り付けられることで該開口部75を塞ぐ部材である。本実施形態の長尺部材は、樹脂等の絶縁性を有する素材によって形成されている。
以上のように構成される蓄電装置1では、ハーネス8のバスバ保持部材7から突出している部位にX軸方向と交差する方向の力が加わったときに、ハーネス8が固定されているバスバ保持部材7が第二固定部765によって端部部材30(本実施形態の例では、終端部材31)に固定されていることでバスバ保持部材7の動きが抑えられ、これにより、バスバ6と蓄電素子10との接続部位への前記力の影響が抑えられる。
本実施形態の蓄電装置1では、第二固定部765が、Z軸方向(即ち、バスバ保持部材7と積層体D(複数の蓄電素子10)及び端部部材30とが並ぶ方向)から見て第一固定部761と重なる位置に配置されている。かかる構成によれば、ハーネス8の突出している部位にX軸方向と交差する方向に力が加わったときに、第一固定部761と第二固定部765との位置が近いため、該力に起因するバスバ保持部材7の移動が効果的に抑えられる。これにより、バスバ6や該バスバ6と蓄電素子10との接続部位(本実施形態の例では溶接部位)への前記力の影響がより効果的に抑えられる。
また、本実施形態の蓄電装置1では、端部部材30が、X軸方向と直交する面方向に沿って広がり且つX軸方向から見て蓄電素子10と重なる本体部Eと、該本体部EからX軸方向に沿って蓄電素子10から離れる向きに延びる延設部F(本実施形態の例では、鍔部322)と、を有し、延設部Fが、第二固定部765と係合している。このように、本体部Eから離れる向きに延びる延設部Fに第二固定部765が固定される(係合する)構成とすることで、X軸方向における本体部Eの寸法を抑えることができる。
このように、端部部材30(詳しくは、本体部E)が薄型化できることによって、蓄電装置1のX軸方向の寸法の小型化(即ち、コンパクト化)を図ることができる。また、蓄電装置1のX軸方向の寸法を小型化しない場合には、蓄電素子10と隣接部材2との間に形成される各流路RのX軸方向の寸法を大きくして該流路Rを流れる温度調整用の流体の流通抵抗を下げることができる。これにより、各流路Rにおける温度調整用流体の流通量を増大させることができるため、蓄電素子10の冷却効率等を向上させることができる。
また、本実施形態の蓄電装置1では、延設部Fが、Z軸方向から見てバスバ保持部材7(詳しくは、第二固定部765)と重なった部位にZ軸方向に貫通する第四貫通孔3224を有し、第二固定部765が、Z軸方向に延びて第四貫通孔3224を挿通している。このように、第二固定部765が延設部Fの第四貫通孔3224を挿通することによって該延設部Fと係合することで、ハーネス8のバスバ保持部材7から突出する部位に力が加わったときにZ軸方向(第二固定部765の挿通方向)と交差する方向へバスバ保持部材7が移動し難くなる。即ち、Z軸方向と交差する方向へのバスバ保持部材7の移動が好適に抑えられる。
また、本実施形態の蓄電装置1では、端部部材30が、金属製の終端部材31と、X軸方向における終端部材31と蓄電素子10(詳しくは、積層体Dの端部の蓄電素子10)との間に配置されて該終端部材31と該蓄電素子10とを絶縁する絶縁部材35と、を有し、終端部材31が延設部F(鍔部322)を有している。このように、第二固定部765が固定されている終端部材31が金属製であることで該終端部材31において十分な強度が確保される。これにより、ハーネス8のバスバ保持部材7から突出している部位にX軸方向と交差する方向に力が加わったときのバスバ保持部材7の移動がより効果的に抑えられる。
また、本実施形態の蓄電装置1では、ハーネス8がバスバ保持部材7の端部(固定部)76を介して端部部材30(本実施形態の例では、終端部材31)に固定されるため、ハーネス8が不用意に引っ張られた場合でも、樹脂製のバスバ保持部材7が弾性変形してクッションとしての役割を果たし、これにより、ハーネス8の断線を防ぐことができる。
尚、本発明の蓄電装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を追加することができ、また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることができる。さらに、ある実施形態の構成の一部を削除することができる。
バスバ保持部材7における第一固定部761の具体的な構成、及び第二固定部765の具体的な構成は、限定されない。例えば、上記実施形態の第一固定部761は、延伸部762とバンド部763とよって構成され、延伸部762とハーネス8との周囲をバンド部763が囲うことでハーネス8のバスバ保持部材7からの突出部位が該バスバ保持部材7に固定されるが、延伸部762自体が該延伸部762にハーネス8を固定(例えば、保持や、係止、嵌合、締結、接着、挟持等)する構成であってもよい。
また、上記実施形態のバスバ保持部材7では、第二固定部765は、鍔部322の第四貫通孔3224に挿通されることで該第四貫通孔3224の貫通孔周縁部と係合し、これにより、バスバ保持部材7を終端部材31に固定するが、例えば、締結部材による締結や、鍔部322を挟持する等によってバスバ保持部材7を終端部材31に固定する構成であってもよい。
また、上記実施形態のバスバ保持部材7の固定部76では、Z軸方向から見て第二固定部765が第一固定部761重なる位置に配置されているが、この構成に限定されない。即ち、バスバ保持部材7における第一固定部761と第二固定部765との相対位置は限定されない。
尚、Z軸方向から見て第二固定部765が第一固定部761と少なくとも一部が重なる位置又は隣接する位置に配置されることで、ハーネス8の突出している部位にX軸方向と交差する方向に力が加わったときに、第一固定部761と第二固定部765との位置が近いため、該力に起因するバスバ保持部材7の移動が効果的に抑えられ、これにより、バスバ6や該バスバ6と蓄電素子10との接続部位への前記力の影響がより効果的に抑えられる。ここで、「Z軸方向から見て第二固定部765が第一固定部761と隣接する位置」とは、Z軸方向から見たときの第二固定部765の輪郭(周縁)と第一固定部761の輪郭(周縁)とが接する位置である。
また、上記実施形態の蓄電装置1では、バスバ保持部材7は、端部部材30に含まれる終端部材31に固定されているが、この構成に限定されない。バスバ保持部材7は、端部部材30に含まれる絶縁部材35に固定されていてもよい。この場合、絶縁部材35は、樹脂製に限定されず、強度や剛性を確保するために金属製の部材の表面を、絶縁性を有する素材で被覆等した構成であってもよい。
また、上記実施形態の蓄電装置1では、端部部材30は、終端部材31と絶縁部材35との二つの板状の部材によって構成されているが、この構成に限定されない。端部部材30は、一つの板状の部材であってもよい。また、終端部材31は、第一部材32と第二部材33との二つの板状の部材によって構成されているが、この構成に限定されない。終端部材31は、一つの板状の部材によって構成されていてもよい。
また、上記実施形態の蓄電装置1の端部部材30では、延設部Fが終端部材31の一部(上記実施形態の例では鍔部322)によって構成されているが、この構成に限定されない。端部部材30の延設部Fが、絶縁部材35の一部によって構成されていてもよい。
また、端部部材30は、X軸方向と直交する面方向に沿って広がる本体部Eと、本体部EからX軸方向に沿って延びる延設部Fと、を有しているが、この構成に限定されない。端部部材30は、延設部Fを有しない構成でもよい。この場合、バスバ保持部材7は、端部部材30の本体部Eに固定されてもよい。
また、上記実施形態においては、蓄電素子が充放電可能な非水電解質二次電池(例えばリチウムイオン二次電池)として用いられる場合について説明したが、蓄電素子の種類や大きさ(容量)は任意である。また、上記実施形態において、蓄電素子の一例として、リチウムイオン二次電池について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、本発明は、種々の二次電池、その他、一次電池や、電気二重層キャパシタ等のキャパシタの蓄電素子にも適用可能である。
1…蓄電装置、2…隣接部材、2A…第一の隣接部材、21A…第一本体部、25A…第一規制部、2B…第二の隣接部材、21B…第二本体部、211B…凸条、212B…対向面、22B…第二締結部材、25B…第二規制部、3…保持部、30…端部部材、31…終端部材、31a…連結用貫通孔、32…第一部材、321…第一部材本体、3211…第一連結用貫通孔、3212…固定部用貫通孔、322…鍔部、3221…第一貫通孔、3222…第二貫通孔、3223…第三貫通孔、3224…第四貫通孔(貫通孔)、33…第二部材、331…第二連結用貫通孔、332…凸部、34…固定部、341…軸部、342…頭部、35…絶縁部材、351…絶縁部材本体、3511A、3511B…対向面、3512…凸部、3512a…先端面、3513…凹部、3513a…底面、352…絶縁部材規制部、353…周壁部、354…第一壁部、355…第二壁部、37…接続部材、370…接続部材本体、3701…貫通孔、371…第一片部、372…第二片部、373…第三片部、3731…貫通孔、38…連結部材、381…ボルト、382…ナット、4…第一締結部材、5…インシュレータ、51…貫通孔、6…バスバ、7…バスバ保持部材、70…保持部材本体、71…バスバ保持部、71A…保持部列、711…周壁部、72…ハーネス配置部、721…第一部位、722…第二部位、73…蓋部、731…接続部位、74…サーミスタ保持部、75…開口部、76…固定部、761…第一固定部、762…延伸部、7621…延伸部本体、7621a…支持面、7621b…貫通孔、7622…凹部、7625…補強部、763…バンド部、765…第二固定部、7651…挿通部、7651a…隙間、7652…係止部、7652a…傾斜面、77…長尺部材、8…ハーネス、80…電線、81…ケーブル部、82…コネクタ、10…蓄電素子、11…ケース、12…ケース本体、121…閉塞部、122…胴部、123…長壁部、124…短壁部、13…蓋板、131…蓋板本体、132…ガス排出弁、14…外部端子、500…電源装置、501…電池、502…電池集合体、502a…上面、503…バスバモジュール、504…プレート、505…プレート本体、506…収容部、507…電線保持部、509…電線、510…電池本体、510a…端面、511…正極、512…負極、530…ナット、A…装置本体、B…プレート部、C…終端部材のY軸方向の中心、D…積層体、E…本体部、F…延設部、R…流路、S…サーミスタ

Claims (5)

  1. 第一方向に並ぶ複数の蓄電素子と、
    前記第一方向において前記複数の蓄電素子と並ぶ端部部材と、
    前記蓄電素子同士を導通させる少なくとも一つのバスバを保持し、前記複数の蓄電素子に沿って前記第一方向に延びるバスバ保持部材と、
    前記バスバ保持部材に沿って配置されると共に該バスバ保持部材の前記第一方向の一方の端部から突出している電線と、を備え、
    前記バスバ保持部材は、
    前記第一方向の一方の端部に配置され且つ前記電線が固定される第一固定部と、
    前記端部部材に固定される第二固定部と、を有する、蓄電装置。
  2. 前記第二固定部は、前記バスバ保持部材と前記複数の蓄電素子及び前記端部部材とが並ぶ第二方向から見て前記第一固定部と少なくとも一部が重なる位置又は隣接する位置に配置される、請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記端部部材は、
    前記第一方向と直交する面方向に沿って広がり且つ前記第一方向から見て蓄電素子と重なる本体部と、
    該本体部から前記第一方向に沿って前記蓄電素子から離れる向きに延びる延設部と、を有し、
    前記延設部は、前記第二固定部と係合する、請求項1又は2に記載の蓄電装置。
  4. 前記延設部は、前記バスバ保持部材と前記複数の蓄電素子及び前記端部部材とが並ぶ第二方向から見て前記バスバ保持部材と重なった部位に前記第二方向に貫通する貫通孔を有し、
    前記第二固定部は、前記第二方向に延びて前記貫通孔を挿通している、請求項3に記載の蓄電装置。
  5. 前記端部部材は、金属製の終端部材と、前記第一方向における前記終端部材と前記蓄電素子との間に配置されて該終端部材と該蓄電素子とを絶縁する絶縁部材と、を有し、
    前記終端部材は、前記延設部を有する、請求項3又は4に記載の蓄電装置。
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