JP2023107058A - 再加圧システム、吐出容器の再加圧方法 - Google Patents

再加圧システム、吐出容器の再加圧方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ステムとステムの下動に追随するピストンを有するバルブを備えた吐出容器を再加圧する再加圧システムと、吐出容器の再加圧方法を提供する。【解決手段】原液Cと、原液Cを吐出するための加圧剤Pとが充填される容器本体110と;ハウジング160と、ハウジング160内に上下動自在に収容されたステム180と、ハウジング160内に上下動自在に収容され、ステム180の下動に追随するピストン部材190とを有し、容器本体110に取り付けられるバルブ120と、を備えた吐出容器100と、バルブ120に接続され、容器本体110内に加圧剤を送り込む再加圧装置500と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、吐出容器と再加圧装置とを備えた再加圧システムと、吐出容器の再加圧方法に関する。
特許文献1には、加圧剤の圧力によって内容物を吐出するエアゾール吐出と、ピストンを操作することで生じる圧力によって内容物を吐出するポンプ吐出とを切り替えることができる吐出装置が開示されている。また、特許文献2には、手動ポンプによって容器内を加圧する容器加圧装置が開示されている。
特許第6082232号公報 特開平2-205568号公報
特許文献1の吐出装置は、予め充填されている加圧剤を使い切ってしまうと、それ以降エアゾール吐出はできず、専らポンプ吐出となる。特許文献1の吐出装置は、消費者が再加圧することを想定していない。特許文献2の容器加圧装置は飲料容器を加圧するものであり、そもそもエアゾール吐出をすることができない。
本発明は、ステムとステムの下動に追随するピストンを有するバルブを備えた吐出容器を再加圧する再加圧システムと、吐出容器の再加圧方法の提供を目的とする。
本発明の再加圧システムは、原液Cと、原液Cを吐出するための加圧剤Pとが充填される容器本体110と、ハウジング160と、ハウジング160内に上下動自在に収容されたステム180と、ハウジング160内に上下動自在に収容され、ステム180の下動に追随するピストン部材190とを有し、容器本体110に取り付けられるバルブ120、120Aと、を備えた吐出容器100、100Aと、バルブ120に接続され、容器本体110内に加圧剤を送り込む再加圧装置500、500Aと、を備えたことを特徴としている。
上記再加圧システムにおいては、バルブ120、120Aが、容器本体110内に加圧剤を送り込む充填通路FPを備え、充填通路FPが、ピストン部材190によって塞がれ、ピストン部材190の下動が開放のきっかけとなる流路(ガス導入孔166、横溝169)を備え、再加圧装置500、500Aが、ピストン部材190を下動させる押し下げ部材(仕切り板532、天面部553)を備えていることが好ましい。
また、充填通路FPが、ステム180の周囲で開口することが好ましい。
また、流路(ガス導入孔166、横溝169)が、所定の圧力が加わった時に開状態となる弁(パッキン230、ステムラバー260)によって塞がれていることが好ましい。
また、バルブ120Aが、容器本体110にハウジング160を固定する固定蓋240を備え、弁(ステムラバー260)が、ハウジング160と固定蓋240と間に介在しており、原液Cから隔てられていることが好ましい。
また、バルブ120、120Aが、原液Cを吐出するための吐出通路DPを備えており、充填通路FPと吐出通路DPとが互いに隔てられていることが好ましい。
上記いずれかの再加圧システムにおいては、再加圧装置500が、1回の押し込みで定量の液化ガスを吐出するガス缶510と、ガス缶510を押し込むことでガス缶510と接続され、ガス缶510の押し込みを止めると接続が解除される、液化ガスを気化させて加圧剤を形成するための空間PR(圧力調整室)と、を備えていることが好ましい。
もしくは、再加圧装置500Aが、外気を圧縮して加圧剤を形成しながら容器本体110内に送り込む手動ピストンポンプを備えていることが好ましい。
本発明の吐出容器の再加圧方法は、原液Cを吐出するための加圧剤Pが充填されている、又は充填されていた容器本体110と、ハウジング160と、ハウジング160内に上下動自在に収容されたステム180と、ハウジング160内に上下動自在に収容され、ステム180の下動に追随するピストン部材190とを有し、容器本体110に取り付けられたバルブ120、120Aと、を備えた吐出容器100、100Aのバルブ120、120Aに、容器本体110内に加圧剤を送り込む再加圧装置500、500Aを接続して吐出容器100、100Aの再加圧を行うことを特徴としている。
本発明の再加圧システムと吐出容器の再加圧方法では、再加圧装置によって吐出容器を再加圧することができる。
上記再加圧システムにおいて、バルブが、容器本体内に加圧剤を送り込む充填通路を備え、充填通路が、ピストン部材によって塞がれ、ピストン部材の下動が開放のきっかけとなる流路(ガス導入孔、横溝)を備え、再加圧装置が、ピストン部材を下動させる押し下げ部材を備えている場合、バルブに再加圧装置を取り付けるだけで自ずとピストン部材を下動させることができ、再加圧し易くなる。
充填通路が、ステムの周囲で開口している場合、加圧剤を送り込み易い。
流路が、所定の圧力が加わった時に開状態となる弁(パッキン、ステムラバー)によって塞がれている場合、容器本体内に送り込んだ加圧剤の逆流を防止し、容器本体内を蓄圧することができる。
バルブが、容器本体にハウジングを固定する固定蓋を備え、弁(ステムラバー)が、ハウジングと固定蓋と間に介在しており、原液から隔てられている場合、弁が原液に侵されることによるシール性の低下や劣化、弁からの溶出物による原液の汚染を抑制することができる。
バルブが、原液を吐出するための吐出通路を備えており、充填通路と吐出通路とが互いに隔てられている場合、加圧剤の充填が吐出通路の逆止弁(ボール弁)に邪魔されず、加圧剤を送り込み易い。
再加圧装置が、1回の押し込みで定量の液化ガスを吐出するガス缶と、ガス缶を押し込むことでガス缶と接続され、ガス缶の押し込みを止めると接続が解除される、液化ガスを気化させて加圧剤を形成するための空間(圧力調整室)と、を備えている場合、1回の吐出毎にガス缶と空間との接続が解除されて空間内が大気圧になるため、何度吐出させても前に吐出した液化ガスが圧力調整室内に残らず、常に一定量の液化ガスのみが気化するため、空間内の圧力を一定圧力以下に抑えることができ、加圧剤の過充填を抑制することができる。
再加圧装置が、外気を圧縮して加圧剤を形成しながら容器本体内に送り込む手動ピストンポンプを備えている場合、所望の圧力で再加圧することができる。
本発明の一実施形態に係る再加圧システムを示す断面図である。 バルブを示す分解断面図である。 バルブ機構の断面図であって、図3Aは未使用時(閉止状態)、図3Bはエアゾール吐出状態を示す。 バルブ機構の断面図であって、ポンプ吐出状態を示す。 再加圧装置による吐出容器の再加圧を示す断面図である。 吐出製品を示す断面図である。 他の再加圧装置を吐出容器に取り付けた状態を示す断面図である。 他の吐出容器を示す断面図である。 バルブ機構の断面図であって、図9Aは未使用時(閉止状態)、図9Bはエアゾール吐出状態を示す。 バルブ機構の断面図であって、図10Aはポンプ吐出状態、図10Bは再加圧状態を示す。
次に、本発明の一実施形態に係る再加圧システムについて図面に基づいて詳細に説明する。図1に示すように、再加圧システム1は、容器本体110と、容器本体110の開口部111に着脱可能に取り付けられるバルブ120とを備えた吐出容器100と、バルブ120に接続される再加圧装置500とを備えている。吐出容器100に原液Cと加圧剤Pを充填し、必要に応じて押しボタン等の吐出部材3を取り付けたものは吐出製品2である(図6参照)。以下、各部材について詳細に説明する。
容器本体110は、原液Cと、原液Cを吐出するための加圧剤Pとが充填されるための耐圧容器であり、図1に示すように、底部112と、底部112の外周端から立ち上がる胴部113と、胴部113の上端から徐々に縮径しながら上方に延びる肩部114と、肩部114の上端から上方に延びる首部115とを備えている。首部115の上部に開口部111が形成されている。また、首部115の外周には、後述するキャップ140を螺合するための雄ネジ部116が形成されている。この容器本体110は、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの合成樹脂、アルミニウム、ブリキなどの金属からなるが、特に限定されるわけではなく、種々の材質から形成される。
バルブ120は、ハウジング160と、ポンプ吐出を可能にするためのボール弁170と、ハウジング160内に上下動自在に収容されたステム180と、ハウジング160内に上下動自在に収容され、ステム180の下動に遊びをもって追随するピストン部材190と、ステム180を上方に付勢するバネ部材200と、ステムラバー260の上面を覆い、ステム180およびピストン部材190の位置決めを行う位置決め部材220と、ハウジング160にステム180とピストン部材190とバネ部材200とステムラバー260とを収容し、位置決め部材220で蓋をした状態でハウジングに嵌着されて一体化する固定部材210とを備えたバルブ機構130と、バルブ機構130を容器本体110に固定するキャップ140とを備えている。
ハウジング160は、図2に示すように、上下端が開口した円筒状の部材であって、その内部空間が、ピストン部材190によって第1空間S1と第2空間S2とに隔てられている(図3A参照)。第1空間S1は、容器本体110から取り込まれる原液Cが通過または一時的に貯留される空間であって、ピストン部材190の下方に形成されており、第2空間S2は、再加圧装置500から送り込まれる加圧剤が通過する空間であって、ピストン部材190の上方に形成されている。
ハウジング160の上端には、図2に示すように、径外方向に延出するフランジ部161が周設されている。フランジ部161は、容器本体110の首部115上端にハウジング160を吊下げるための部位である。また、ステムラバー260を位置決め部材220とで挟持するための部位でもある。このフランジ部161からは、ステムラバー260の横方向の位置を固定するためのガイド筒161aが上方に向かって延びている。
ハウジング160の下部には、バネ部材200を挿入状態で支持するために、ハウジング160の胴部162よりも小径とされたバネ支持部163が形成されている。また、バネ支持部163の下方には、ディップチューブ150を接続するための接続部164が形成されている。バネ支持部163と接続部164とは液相連通孔165によって連通している。この液相連通孔165は、原液Cを吐出しない閉止状態においてボール弁170によって閉止されている。
ハウジング160の側面には、第2空間S2と容器本体110内とを連通し、再加圧装置500からの加圧剤を容器本体110内に送り込むためのガス導入孔166が形成されている。ガス導入孔166は、ハウジング160の外周を覆う筒状のパッキン230によって常に覆われており、再加圧時以外はパッキン230によって容器本体110内と遮断されている。このパッキン230は、所定の圧力が加わった時に開状態となる弁として機能する。具体的には、第2空間S2に加圧剤が供給されたときにハウジング160の外面との間に隙間ができて開状態となり加圧剤を容器本体110内に流す一方、容器本体110からの原液Cや加圧剤Pの第2空間S2側への流れ込みを常に規制する逆止弁として機能する(図5の一点鎖線参照)。また、パッキン230の上部は、容器本体110の首部115の上端とハウジング160のフランジ部161との間に位置し、両者間のシールを構成している。
ボール弁170は、容器本体110から第1空間S1への一方的な原液の取り込みを行う弁機構(ボール弁機構)を形成するために設けられている。ボール弁機構は、バネ支持部163と接続部164との境界部近傍の内周面を下方に向かって小径にしてなるテーパー部167に対し、ボール弁170を落とし込むことで形成されている。ボール弁170は、バルブ120を操作しないときは、自重により液相連通孔165を塞ぎ、第1空間S1と容器本体110内とを隔てる。一方で、図3Bのようにバルブ120を開操作して第1空間S1内が大気と連通すると、容器本体110内の加圧剤Pの圧力によって浮き上がり、第1空間S1と容器本体110とを連通し、原液Cを連続的に吐出する(エアゾール吐出)。
ステム180は、大部分がハウジング160内に収容される下側ステム181と、下側ステム181の上部に装着され、一部がハウジング160の上端から突出する上側ステム182とに分かれている。下側ステム181と上側ステム182は同軸上に設けられている。
下側ステム181は、図2に示すように、上下方向に延びる軸部183と、軸部183の外周から径外方向に張り出し、先端を上に向けた張り出し部184とを備えている。下側ステム181の内部には原液Cを通す通路は設けられておらず、原液Cは、下側ステム181の外周面とピストン部材190の内周面との間を通って上側ステム182へと流れ込む(図3B、図4参照)。原液Cの通路を確保するため、下側ステム181の軸部183に外嵌する上側ステム182の外嵌部187の内面には、側面から上端にかけて凹溝185が設けられている。凹溝185を流れる原液Cは、後述する上側ステム182の筒部186内を通って外部に吐出される。
上側ステム182は全体として略筒状であって、上下方向に延びる筒部186と、筒部186の下端から延出された外嵌部187と、外嵌部187の下端から延出され、ピストン部材190と当接するスカート部188とを備えている。
ピストン部材190は、内側筒状部191と、この内側筒状部191の外側に設けられる外側筒状部192と、内側筒状部191と外側筒状部192とを連結する連結部193とを備えている。
内側筒状部191の上部は、図3Aに示すように、スカート部188の内周面と当接してシールを形成しており、常に第1空間S1と第2空間S2とを隔てている。内側筒状部191の下部は、原液Cを吐出しない閉止状態では張り出し部184に当接してシールを形成し、原液Cの上側ステム182内への流れ込みを規制し、エアゾール吐出状態やポンプ吐出状態では、図3B、図4に示すように、シールを解除して原液Cの上側ステム182内への流れ込みを許容する。
外側筒状部192の下部は、ハウジング160の胴部162の内周面と当接してシールを形成しており、常に第1空間S1と第2空間S2とを隔てている。また、閉止状態においては、外側筒状部192の上部がステムラバー260の下面と当接してシールしており、外側筒状部192の下部のシールとともにガス導入孔166を覆っている。ただし、必ずしも覆う必要は無い。
ピストン部材190の材料としては、摺動シールが得られやすい点からポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ナイロンなどのポリアミド、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステルなどの合成樹脂、シリコーン樹脂、エラストマーが好ましい。
バネ部材200は圧縮コイルバネである。図3Aに示すように、バネ部材200の下端はバネ支持部163に位置し、上端は下側ステム181の張り出し部184の下面に当接している。
位置決め部材220は、ハウジング160のガイド筒161aの内側と上側ステム182の外周面との間に介在し、ステム180の上方向および横方向の位置決めを行うための部材である。具体的には、バネ部材200によって上方に付勢されたステム180を一定高さに留めるとともに、ハウジング160の同心状に位置させるための部材である。この位置決め部材220は、筒状の基部221と、基部221の下端から径外方向に向かって周設された延出部222とを有する。基部221内に上側ステム182が上下動可能に位置している。延出部222は、ハウジング160のフランジ部161の上面との間で、ステムラバー260を挟持している。この位置決め部材220は、環状の固定部材210によってハウジング160に固定されている。具体的には、固定部材210によって位置決め部材220の上方向への抜けを防止している。固定部材210をハウジング160に固定するため、固定部材210の下面には、ハウジング160のガイド筒161aと嵌合する固定溝211が設けられている。
上記構成のバルブ機構130は、図3B及び図4に示すように、加圧剤Pの圧力によって原液Cを吐出するエアゾール吐出状態と、ピストン部材190を操作することで第1空間S1を圧縮して生じる圧力によって原液Cを吐出するポンプ吐出状態とに切り替えることができる。
エアゾール吐出状態とするには、図3Bに示すように、ステム180をわずかに、具体的にはステム180のスカート部188とピストン部材190の連結部193との間に設けられた上下方向の遊びの範囲で押し下げる。すると、ステム180の下動にピストン部材190は追随せず、張り出し部184とピストン部材190の内側筒状部191の下部との間のシールが解除される。シールが解除されると、原液Cが加圧剤Pの圧力によってボール弁170を持ち上げてハウジングの第1空間S1内、張り出し部184とピストン部材190の間、凹溝185、筒部186内からなる吐出通路DPを通って外部に吐出される。図6に示すように、ステム180に吐出部材3を取り付けていれば、原液Cを吐出することができる。ステム180の押し下げを止めると、バネ部材200によってステム180は押し上げられ、押し下げ前の元の位置に戻り、再び、張り出し部184とピストン部材190の内側筒状部191の下部との間のシールが形成される。
ポンプ吐出状態とするには、図4に示すように、ステム180をさらに押し下げてピストン部材190を下動させる。第1空間S1内の圧力が容器本体110内の圧力よりも高くなったとき、ボール弁170によって液相連通孔165が塞がれる。その結果、ピストン部材190のさらなる下動によって第1空間S1内の圧力が高まり、その圧力によって第1空間S1内の原液Cが外部に吐出される。原液Cが通るルートは、エアゾール吐出状態のときと同じである。ステム180の押し下げを止めると、バネ部材200によってステム180とピストン部材190は押し上げられ、押し下げられる前の位置に戻る。この際、第1空間S1内の圧力が下がるため、ボール弁170が開き、第1空間S1内に原液Cが供給される。再度、ステム180を押し下げれば同じように原液Cが吐出される。
キャップ140はカップ状であって、図1及び図5に示すように、バルブ機構130と容器本体110の首部115とを覆っている。内周面には、首部115の雄ネジ部116と螺合する雌ネジ部141が設けられている。なお、容器本体110にバルブ120を固定する方法としてはネジによる螺合の他、着脱可能なものであれば公知の種々の固定方法を採用し得る。図2に示すように、雌ネジ部141が設けられている下部からは、段部142を介して上筒部143が設けられている。この上筒部143は、吐出部材3の上下方向の移動をガイドする他、再加圧装置500を吐出容器100に取り付けるための部位としても機能する。上筒部143の外周面には、後述する接続部材530の内周面に設けられている係合溝535と係合する係合突起144が設けられている。
再加圧装置500は、ガス缶510と、ガス缶510を保持するガス缶ホルダ520と、ガス缶ホルダ520と連結されて密閉空間PRを形成する接続部材530とを備えている。
ガス缶510はいわゆるエアゾール缶であって、ステム511を押し込み操作することで内部に充填されている液化ガスを吐出することができる。なお、吐出した液化ガスは、吐出容器100を再加圧するための加圧剤として用いられる。ガス缶510は1回の押し込み操作で定量の液化ガスを吐出する定量吐出機構を備えている。定量吐出機構としては、例えば、ステム511の押し込み前は缶内と連通し、ステム511を押し込むと缶内との連通が絶たれるとともに外部と連通する定量室を備えた、いわゆる定量バルブが挙げられる。このガス缶510は、ステム511を下に向けてガス缶ホルダ520に取り付けられる(図1、図5参照)。
ガス缶ホルダ520は、ガス缶510を収容可能な内部空間を有するカップ状であって、底部521にガス缶510のステム511を接続し、液化ガスを後述する圧力調整室に供給するためのステム接続孔522が設けられている。
接続部材530は、筒体531の軸方向中央部に仕切り板532を設けた形状である。筒体531の上端にはガス缶ホルダ520が連結され、筒体531の下部はキャップ140の上筒部143に外嵌している。これにより接続部材530内に密閉された空間PRが形成されている。仕切り板532によって上下に隔てられている密閉空間PRは、仕切り板532に設けられた連通孔533によって連通している。この密閉空間PRは、吐出容器100を再加圧するときの圧力を調整するためのものである。具体的には、ガス缶510から所定量吐出される液化ガスを、所定容積の密閉空間PRで気化させることで加圧剤を形成し、再加圧するときの圧力を常に一定にしている。要は圧力調整室である。圧力調整室は、ガス缶510のステム511をステム接続孔522から外すことで外気と連通し、大気圧へと戻る。圧力調整室PRの容積とガス缶からの液化ガスの吐出量とで容器本体内の最大圧力を調整することができる。仕切り板532の下面には、吐出容器100のステム180を差し込み可能な凹部534が設けられている。この凹部534にステム180を差し込むとともに、筒体531の下部をキャップ140の上筒部143に外嵌させると、ステム180が仕切り板532に押し下げられる。要は仕切り板532がピストン部材190を下動させる押し下げ部材として機能する。筒体531の内周面には、キャップ140の係合突起144と係合する係合溝535が設けられている。
原液Cは、洗顔剤、手指洗浄剤、手指消毒剤、入浴剤、保湿剤、クレンジング剤、日焼け止め、化粧水、シェービング剤、制汗剤、害虫忌避剤、消炎鎮痛剤、鎮痒剤などの皮膚用品、トリートメント剤、スタイリング剤、染毛剤などの頭髪用品などの人体用品、ホイップクリーム、オリーブオイルなどの食品、消臭剤、芳香剤、殺虫剤、防虫剤、花粉除去剤、抗菌剤、洗浄剤、園芸用肥料などの家庭用品、潤滑剤などの工業用品などである。但し、これらの用途に限られるわけではない。
加圧剤Pは、ガス缶に充填されていた液化ガスが密閉空間内で気化した気化ガス、ガス缶に圧縮状態で充填されていた圧縮ガス、空気を圧縮した圧縮空気などが挙げられる。液化ガスとしては、例えば、ノルマルブタン、イソブタン、プロパンおよびこれらの混合物である液化石油ガス、ジメチルエーテル、ハイドロフルオロオレフィンおよびこれらの混合物が挙げられる。圧縮ガスとしては、例えば、窒素、酸素、水素、炭酸ガス、亜酸化窒素等が挙げられ、25℃における圧力が0.5~1.0MPa未満となるように充填される。また、定量吐出機構を設けた高圧容器に液化炭酸ガスを充填したものを用いて、液化炭酸ガスを密閉空間内で気化させた炭酸ガスを用いてもよい。
次に、吐出容器100の再加圧方法について説明する。まず、キャップ140の上筒部143に接続部材530の筒体531の下部を外嵌させる。この際、吐出容器100のステム180を凹部534に挿入してステム180を塞ぐ。これにより、仮に吐出容器100内に原液Cや加圧剤Pが残っていたとしても吐出されない。筒体531をキャップ140に完全に取り付けると、仕切り板532によってステム180が押し下げられ、それに伴ってピストン部材190も下動する結果、ピストン部材の外側筒状部192の上部がステムラバー下面から離れて、外部からの圧力でステムラバー260の内周部が下方に撓めるようになり、パッキン230によって塞がれてはいるもののガス導入孔166の開放のきっかけとなる。なお、ピストン部材190は、図5に示すように、空気導入孔166より下方に押し下げられることで加圧剤の充填が容易になるが、ピストン部材の外側筒状部192の上端がステムラバー260の下面から離間すればよい。
続いて、ガス缶ホルダ520を接続部材530の筒体531の上部に取り付けて、圧力調整室PRを形成する。そして、ステム接続孔522にガス缶510のステム511を挿入し、ガス缶510を下方に押し込むことでガス缶510から圧力調整室PR内に液化ガスを一定量供給する。液化ガスは圧力調整室PRで気化して気化ガスとなり、圧力調整室PR内の圧力を所定の圧力にまで高める。圧力調整室PR内の圧力が吐出容器100内の圧力を上回れば、液化ガスの気化ガス(加圧剤)がステム180の周囲(位置決め部材220とステム180との間の隙間)、第2空間S2、ガス導入孔166からなる充填通路FPを経て容器本体110内へ流れ込む。途中、ステムラバー260が存在するが、ピストン部材190が押し下げられることで内縁側の支えを失っていることから、加圧剤の圧力で容易に撓み、充填に支障をきたさない。またパッキン230はガス充填孔166から加圧剤の充填圧力を受けてハウジング160の外面との間で隙間ができ、加圧剤が容器本体110内に流入する。なお、充填通路FPと吐出通路DPとが互いに隔てられているため、吐出通路DPに加圧剤が流れ込むこともない。圧力調整室PR内の圧力と、容器本体110内の圧力とが均衡すると加圧剤の流れ込みは止まり、吐出容器100の再加圧は完了する。加圧剤充填後はパッキン230が逆止弁として機能するため、加圧剤が逆流することは無い。
なお、ガス缶510のステム511とステム接続孔522との接続は、ガス缶510を押し込んだときのみ維持される、要は押し込み力によってステム511とステム接続孔522との間にシールが形成されるように構成されているため、ガス缶510の押し込みを止めるとシールが解除されて圧力調整室PRと外気とが連通し、圧力調整室PR内は大気圧に戻る。そのため、再度、ガス缶510を押し込んで圧力調整室PR内に液化ガスを供給しても、圧力調整室PR内の圧力は所定圧力を超えることはなく、吐出容器100への加圧剤の過充填を抑制することができる。上記過充填防止機構としては、ステム511とステム接続孔522との間に限らず、接続部材530とガス缶ホルダ520との間に形成されていてもよい。すなわち、ガス缶510を押し込む力を利用して、ガス缶ホルダ520と接続部材530との間にシールを形成し、押し込みを止めるとシールが解除されるようにしてもよい。いずれにしても、消費者が簡単且つ安全に再加圧を行うことができる。
図7は、他の再加圧装置500Aを示している。この再加圧装置500Aは手動ピストンポンプであって、加圧シリンダ540と、加圧ピストン550とを備えている。加圧シリンダ540はカップ状であって、下部開口部の周囲にフランジシール部556が設けられており、加圧ピストン550に対して上下動可能に取り付けられている。加圧ピストン550は、キャップ140を覆うカップ状の本体部551と、本体部551の外周に設けられ、加圧シリンダ540の上下動をガイドするガイド部552とを備えている。本体部551の天面部553には、加圧シリンダ540内と本体部551内とを連通する連通孔554と、吐出容器100のステム180を挿入する凹部555とが設けられている。従って、この再加圧装置500Aでは、天面部553がピストン部材190を下動させる押し下げ部材として機能する。
上記構成の再加圧装置500Aでは、加圧シリンダ540を押し下げることで、加圧シリンダ540内の空気(外気)を圧縮し、その圧縮した空気(加圧剤)を、連通孔554、ステム180の周囲、ガス導入孔166を経て容器本体110内に充填する。なお、加圧シリンダ540は、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの合成樹脂、シリコーン樹脂などの軟質材料で成形することで、加圧シリンダ540を引き上げる際にフランジシール部556が撓み易く、外気を加圧シリンダ540内に導入しやすくなる。そのため、必要に応じて加圧シリンダ540を複数回上下させることで吐出容器100を再加圧することができる。
他の構成については、図1の再加圧システム1と同様であるため、同符号を付し、詳細な説明は省略する。
図8は、他のバルブ120Aを備えた吐出容器100Aを示している。この吐出容器100Aは、容器本体110の開口部111の内径がハウジング160の外径に比べて大きく、ハウジング160を容器本体110に固定するために固定蓋240を設けている。そして、固定蓋240とハウジング160との間を充填通路FPの一部として利用している。
固定蓋240は、容器本体110の首部115の上端とシール材250を介して当接する第1円環状部241と、第1円環状部241から下方に延びるガイド筒242と、第1円環状部241の内縁から上方に延びる第1筒部243と、第1筒部243の上端から径内方向に延びる第2円環状部244と、第2円環状部244の内縁から上方に延びる第2筒部245とを備えている。第1筒部243の内周面には、ハウジング160のフランジ部161を係止するための係止突起246が設けられている。
ハウジング160は、フランジ部161を係止突起246に係止することで固定蓋240と一体化する。フランジ部161の上面には、固定蓋240とハウジング160との間に介在するステムラバー260を嵌め込むことができるように、ステムラバー260の外縁を覆うようにして環状の土手部168が設けられている。土手部168の一部を切り欠くようにして横溝169が設けられている。この横溝169が、充填通路FPの一部を構成する。ハウジング160にガス導入孔166は設けられていない。また、ガス導入孔166を塞ぐパッキン230も存在しないため、パッキン230が原液Cと接触することで生じる可能性のある諸問題(シール性の低下、パッキン230の劣化、パッキン230からの溶出物による原液Cの汚染)について考慮する必要がなくなる。
ステムラバー260は、図9Aに示すように、外縁側が固定蓋240の第2円環状部244とハウジング160のフランジ部161との間で挟持されるとともに、内縁側が固定蓋240の第2円環状部244とピストン部材190の外側筒状部192の上端との間で挟持されている。そのため、図10Bに示すように、ステム180を押し下げてピストン部材190を下動させると内縁側の支えがなくなり、加圧剤の充填圧力で撓むようになり開状態となる。要は、ピストン部材190の下動は横溝169の開放のきっかけとなるに過ぎない。
上記構成の吐出容器100Aに、図1又は図7の再加圧装置500、500Aの接続部材530や加圧ピストン550を取り付けると、ステム180が押し下げられ、ピストン部材190が下動してステムラバー260によるシールが緩くなる。この状態で加圧剤を送り込むと、図10Bの一点鎖線で示すように、ステム180の周囲、第2筒部245とステム180の間、第2円環状部244とステムラバー260の間、横溝169からなる充填通路FPを通って容器本体110内に加圧剤が充填され、吐出容器100Aの再加圧が行われる。再加圧後、接続部材530や加圧ピストン550を取り外せば、ピストン部材190が上昇してシールの緩みが解消されるため、加圧剤が逆流することは無い。
図8のバルブ120Aは、図2のバルブ120と比較すると、パッキン230、固定部材210を設けていない点、キャップ140に上筒部143を設けていない点で相違している。その他の点については、エアゾール吐出状態とポンプ吐出状態とを切替可能とされている(図9B、図10A参照)ことを含めて、図2のバルブ120と略同様であるから、同符号を付し、詳細な説明は省略する。
以上に、この発明の実施形態について説明したが、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することが可能である。例えば、バルブ120、120Aは容器本体110に着脱可能に取り付けられているため、加圧剤Pが無い状態でバルブ120、120Aを容器本体110から取り外し、原液Cを充填してもよい。その後、再加圧機構によって再加圧すれば、原液Cをエアゾール吐出させることができる。
1 再加圧システム
2 吐出製品
3 吐出部材
C 原液
P 加圧剤
100、100A 吐出容器
110 容器本体
111 開口部
112 底部
113 胴部
114 肩部
115 首部
116 雄ネジ部
120、120A バルブ
130 バルブ機構
140 キャップ
141 雌ネジ部
142 段部
143 上筒部
144 係合突起
150 ディップチューブ
160 ハウジング
161 フランジ部
161a ガイド筒
162 胴部
163 バネ支持部
164 接続部
165 液相連通孔
166 ガス導入孔
167 テーパー部
168 土手部
169 横溝
170 ボール弁
180 ステム
181 下側ステム
182 上側ステム
183 軸部
184 張り出し部
185 凹溝
186 筒部
187 外嵌部
188 スカート部
190 ピストン部材
191 内側筒状部
192 外側筒状部
193 連結部
200 バネ部材
210 固定部材
211 固定溝
220 位置決め部材
221 基部
222 延出部
230 パッキン
240 固定蓋
241 第1円環状部
242 ガイド筒
243 第1筒部
244 第2円環状部
245 第2筒部
246 係止突起
250 シール材
260 ステムラバー
500、500A 再加圧装置
510 ガス缶
511 ステム
520 ガス缶ホルダ
521 底部
522 ステム接続孔
530 接続部材
531 筒体
532 仕切り板
533 連通孔
534 凹部
535 係合溝
540 加圧シリンダ
550 加圧ピストン
551 本体部
552 ガイド部
553 天面部
554 連通孔
555 凹部
556 フランジシール部
DP 吐出通路
FP 充填通路
PR 密閉空間(圧力調整室)
S1 第1空間
S2 第2空間

Claims (9)

  1. 原液と、原液を吐出するための加圧剤とが充填される容器本体と、
    ハウジングと、ハウジング内に上下動自在に収容されたステムと、ハウジング内に上下動自在に収容され、ステムの下動に追随するピストン部材とを有し、容器本体に取り付けられるバルブと、を備えた吐出容器と、
    バルブに接続され、容器本体内に加圧剤を送り込む再加圧装置と、を備えた再加圧システム。
  2. バルブが、容器本体内に加圧剤を送り込む充填通路を備え、
    充填通路が、ピストン部材によって塞がれ、ピストン部材の下動が開放のきっかけとなる流路を備え、
    再加圧装置が、ピストン部材を下動させる押し下げ部材を備えている、請求項1記載の再加圧システム。
  3. 充填通路が、ステムの周囲で開口する、請求項2記載の再加圧システム。
  4. 流路が、所定の圧力が加わった時に開状態となる弁によって塞がれている、請求項2又は3記載の再加圧システム。
  5. バルブが、容器本体にハウジングを固定する固定蓋を備え、
    弁が、ハウジングと固定蓋と間に介在しており、原液から隔てられている、請求項4記載の再加圧システム。
  6. バルブが、原液を吐出するための吐出通路を備えており、充填通路と吐出通路とが互いに隔てられている、請求項2~5のいずれかに記載の再加圧システム。
  7. 再加圧装置が、
    1回の押し込みで定量の液化ガスを吐出するガス缶と、
    ガス缶を押し込むことでガス缶と接続され、ガス缶の押し込みを止めると接続が解除される、液化ガスを気化させて加圧剤を形成するための空間と、を備えている、請求項1~6のいずれかに記載の再加圧システム。
  8. 再加圧装置が、外気を圧縮して加圧剤を形成しながら容器本体内に送り込む手動ピストンポンプを備えている、請求項1~6のいずれかに記載の再加圧システム。
  9. 原液を吐出するための加圧剤が充填されている、又は充填されていた容器本体と、
    ハウジングと、ハウジング内に上下動自在に収容されたステムと、ハウジング内に上下動自在に収容され、ステムの下動に追随するピストン部材とを有し、容器本体に取り付けられたバルブと、を備えた吐出容器のバルブに、容器本体内に加圧剤を送り込む再加圧装置を接続して吐出容器の再加圧を行う、吐出容器の再加圧方法。
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