JP2023087280A - 折畳式屋根 - Google Patents

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久米彦 河野
Kumehiko Kouno
隆 ▲高▼柳
Takashi Takayanagi
智夫 宮田
Tomoo Miyata
大立 朱
Dali Zhu
真 村岡
Makoto Muraoka
卓司 今井
Takuji Imai
信彦 大関
Nobuhiko Ozeki
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Abstract

Figure 2023087280000001
【課題】本願発明の課題は、従来技術が抱える問題を解消することであり、すなわち容易に天幕を折り畳むことができる折畳式屋根を提供することである。
【解決手段】本願発明の折畳式屋根は、中央に配置される主軸材と、左枝軸材及び右枝軸材からなる枝軸材、左枝軸支持材及び右枝軸支持材からなる枝軸支持材、主軸材に取り付けられその軸方向に移動可能なスライダー、そして枝軸材に取り付けられる天幕を備えたものである。スライダーが後方に移動すると左枝軸支持材の外側端と右枝軸支持材の外側端が主軸材に接近するとともに、左枝軸材と右枝軸材が下方に向かって回転する。一方、スライダーが前方に移動すると、左枝軸支持材の外側端と右枝軸支持材の外側端が主軸材から離れるとともに、左枝軸材と右枝軸材が上方に向かって回転する。
【選択図】図2

Description

本願発明は、屋根に関する技術であり、より具体的には、容易に折り畳むことができる折畳式屋根に関するものである。
キャンプを楽しむには、風雨をしのぎ安心な寝床を提供してくれるテントは欠かせない用具のひとつである。また、テントからの居住空間を広げてくれるタープもキャンプでは好んで利用される。テントが風雨をしのぐために圧倒的な防水機能を有しているのに対してタープがそれほど防水機能を求められない点でテントとタープは相違し、さらにテントが床構造を備えるのに対してタープがこれを備えない点においても両者は相違するが、いずれも居住空間の上空を覆うシート状の「天幕」を備える点では共通する。
近年、テントやタープは、熱中症対策としても注目されている。熱中症対策としては、こまめな水分補給や塩分補給が肝要であるが、日差しを避けることも効果的であり、テントやタープによって日差しを回避するためのいわば一時的な避難所を設置しておくことが熱中症対策となるわけである。特に幼児は成人に比べ体温調節が未熟であり、幼稚園や保育園、小学校などの広場(園庭やグランド)で夏場に活動する際、あらかじめタープなどを設置しておくと有効な熱中症対策として期待できる。
一方、テントやタープを常設しておくと、保育園などの広場の活用面積が制限されるため好ましくなく、夏場の暑いときや降雨が予想されるときに臨時にタープなどを設置するのが現実的である。したがって、容易に移動でき、しかも設置や撤去が容易であって、さらに嵩張ることなく収納できるものが望ましく、この点においてはテントよりもタープの方が適している。
このように今後テントやタープは需要が拡がることが予想され、さらに利便性を追求すべくその技術改良が進んでいくことも考えられる。これまでにも、テントやタープに関する種々の改良技術が提案されており、例えば特許文献1では、美観や安全性を低下させることなくテントと結合できるタープについて提案している。
特開2001-107604号公報
特許文献1で開示されるタープは、その形状や寸法を比較的容易に変更し得る点で好適な技術といえる。しかしながら特許文献1のタープは、それほど容易に折り畳むことができない。上述したように、テントやタープの常設は好ましくなく、そのため天幕の展張と折り畳みは容易に実施できることが望ましい。
本願発明の課題は、従来技術が抱える問題を解消することであり、すなわち容易に天幕を折り畳むことができる折畳式屋根を提供することである。
本願発明は、主軸材に取り付けられるスライダーを移動することによって枝軸支持材を作動させ、これにより枝軸支持材に取り付けられた枝軸材を下方に回転させるとともに天幕を折り畳む、という点に着目して開発されたものであり、従来にはない発想に基づいて行われた発明である。
本願発明の折畳式屋根は、中央に配置される主軸材と、左枝軸材及び右枝軸材からなる枝軸材、左枝軸支持材及び右枝軸支持材からなる枝軸支持材、主軸材に取り付けられその軸方向に移動可能なスライダー、そして枝軸材に取り付けられる天幕を備えたものである。なお、2以上の枝軸材が主軸材に取り付けられ、それぞれの枝軸材は左枝軸材と右枝軸材によって主軸材の一端側(例えば、前方)に開く(平面視で)V字状となるように配置される。また、左枝軸材の中央側端が主軸材にピン結合されるとともに、右枝軸材の中央側端が主軸材にピン結合される。さらに、左枝軸支持材の中央側端がスライダーにピン結合されるとともに、左枝軸支持材の外側端が左枝軸材に取り付けられ、右枝軸支持材の中央側端がスライダーにピン結合されるとともに、右枝軸支持材の外側端が右枝軸材に取り付けられる。そして、スライダーが主軸材の他端側(例えば、後方)に移動すると左枝軸支持材の外側端と右枝軸支持材の外側端が主軸材に接近するとともに、左枝軸材と右枝軸材が下方に向かって回転する。一方、スライダーが一端側(例えば、前方)に移動すると、左枝軸支持材の外側端と右枝軸支持材の外側端が主軸材から離れるとともに、左枝軸材と右枝軸材が上方に向かって回転する。
本願発明の折畳式屋根は、左枝軸材が第1左枝軸材と第2左枝軸材を有するとともに、右枝軸材が第1右枝軸材と第2右枝軸材を有するものとすることもできる。なお、第1左枝軸材と第1右枝軸材の中央側端は主軸材に取り付けられ、第2左枝軸材と第2右枝軸材はそれぞれ第1左枝軸材と第1右枝軸材の外側端にピン結合される。この場合、スライダーが主軸材の他端側に移動すると第2左枝軸材と第2右枝軸材が下方に向かって回転し、一方、スライダーが主軸材の一端側に移動すると第2左枝軸材と第2右枝軸材が上方に向かって回転する。
本願発明の折畳式屋根は、第1左枝軸材と第1右枝軸材の中央側端がそれぞれ主軸材にピン結合されたものとすることもできる。この場合、スライダーが他端側に移動すると、第1左枝軸材と第2左枝軸材が(側面視で)V字状となるように折り畳まれ、第1右枝軸材と第2右枝軸材が(側面視で)V字状となるように折り畳まれる。
本願発明の折畳式屋根は、左枝軸材と右枝軸材との間に設置される回転制御材を、さらに備えたものとすることもできる。この回転制御材は、スライダーが他端側に移動したときに、第1左枝軸材及び第1右枝軸材の下方回転を制御するものである。
本願発明の折畳式屋根は、左副軸材と右副軸材をさらに備えたものとすることもできる。この左副軸材は、第1左枝軸材と第2左枝軸材との接合位置で複数の左枝軸材を連結するものであり、右副軸材は第1右枝軸材と第2右枝軸材との接合位置で複数の右枝軸材を連結するものである。
本願発明の折畳式屋根は、左枝軸支持材が筒状の左筒材と左筒材内に挿通される左策材を有し、右枝軸支持材が筒状の右筒材と右筒材内に挿通される右策材を有するものとすることもできる。なお、左筒材と右筒材は、それぞれスライダーと左枝軸材との間、スライダーと右枝軸材との間に配置される。この場合、筒材(左筒材や右筒材)の中央側から突出した左策材と右策材がスライダーに連結されるとともに、筒材の外側から突出した左策材と右策材がそれぞれ左枝軸材と右枝軸材に連結される。
本願発明の折畳式屋根は、支持柱が設置された移動体をさらに備えたものとすることもできる。この場合、移動体が移動すると、支持柱に支持された主軸材も移動する。
本願発明の折畳式屋根には、次のような効果がある。
(1)スライダーを操作するだけで、従来技術に比して容易に天幕を展張することができ、折り畳むことができる。
(2)また、容易に天幕を折り畳むことができることから、容易かつ迅速に撤去することができる。その結果、幼稚園や保育園、小学校などに抵抗なく設置することができ、幼児にとって有効な熱中症対策として期待できる。
(3)全体を概ね半分に折り畳むことができ、すなわち不使用時に嵩張ることなく容易に収容することができる。
(a)は本願発明の折畳式屋根を模式的に示す平面図、(b)は本願発明の折畳式屋根を模式的に示す側面図、(c)は本願発明の折畳式屋根を模式的に示す断面図。 (a)はスライダーが前方に置かれた状態の折畳式屋根の一部を模式的に示す平面図、(b)はスライダーが後方に移動した状態の折畳式屋根の一部を模式的に示す平面図。 (a)はスライダーが前方に置かれた状態の折畳式屋根を模式的に示す正面図、(b)はスライダーが後方に移動した状態の折畳式屋根を模式的に示す正面図。 筒材と策材からなる左枝軸支持材や右枝軸支持材を模式的に示す側面図。 (a)は第1枝軸材(第1左枝軸材と第1左枝軸材)と第2左枝軸材(第2左枝軸材と第2左枝軸材)からなるからなる枝軸材(左枝軸材と右枝軸材)によって構成された折畳式屋根であってスライダーが前方に置かれた状態の折畳式屋根を模式的に示す正面図、(b)は第1枝軸材と第2左枝軸材からなる枝軸材によって構成された折畳式屋根であってスライダーが後方に移動した状態の折畳式屋根を模式的に示す正面図。 (a)は主軸材にピン結合される第1枝軸材と、第2左枝軸材とによって構成された折畳式屋根であってスライダーが前方に置かれた状態の折畳式屋根を模式的に示す正面図、(b)は主軸材にピン結合される第1枝軸材と、第2左枝軸材とによって構成された折畳式屋根であってスライダーが後方に移動した状態の折畳式屋根を模式的に示す正面図。 左副軸材と右副軸材を備えた折畳式屋根を模式的に示す平面図。 地上を移動可能な折畳式屋根を模式的に示す側面図。
本願発明の折畳式屋根の実施形態の一例を、図に基づいて説明する。
1.全体概要
図1は本願発明の折畳式屋根100を模式的に示す図であり、(a)は上方から見た平面図、(b)は側方から見た側面図、(c)は鉛直面で切断して正面から見た断面図である。この図に示すように本願発明の移動式屋根構造100は、主軸材200と枝軸材300、枝軸支持材400、スライダー500、天幕600を含んで構成され、さらに支持体700などを含んで構成することもできる。
主軸材200は、折畳式屋根100の略中央に配置され、枝軸材300とともに天幕600を支えるものであり、断面寸法に比して軸方向寸法(長さ)が卓越したいわゆる軸部材とされる。便宜上ここでは、主軸材200の軸を水平面に投影した方向のことを「主軸方向」、この主軸方向に直交する方向(同じく水平面の方向)のことを「主軸直角方向」ということとする。さらに、主軸方向の一端側(図1では左側)のことを「前方」、主軸方向の他端側(図1では右側)のことを「後方」、主軸直角方向において主軸材200が配置された側(つまり、中心側)のことを「中央側」、中心から遠い側のことを「外側」ということとする。また、主軸直角方向における「左側」と「右側」に関しては、前方に向かった状態で左右を表現することとし、例えば図1(a)のケースでは上方が「右側」であって下方が「左側」となり、そして後述する左枝軸材の右側端は「中央側端」、その左側端は「外側端」とされるわけである。
天幕600は、シート状(膜状)の部材であって展張された状態でその下方を覆うことができ、これにより天幕600下の空間(いわば滞在空間)が強い日差しや降雨から守られる。この天幕600は、テント用やタープ用の屋根膜のほか、メッシュが設けられた目隠しシート(おもに足場を隠すために利用されるシート)や寒冷紗など、シート状のあらゆる材料を利用することができる。天幕600として膜屋根を利用する場合はもちろん降雨等から守ることができ、メッシュが設けられた目隠しシート等を利用する場合は日陰を作ることができる。支持体700は、天幕600の下方に所定の滞在空間が確保されるように(つまり相当の高さで)主軸材200を支えるものであって、地盤に鉛直荷重を伝達する支持本体710と、補助的に主軸材200を支えるサポートジャッキ720を含んで構成することができる。なお図1(b)では、支持体700を後方側に配置していわば片持ち(キャンチレバー)形式で主軸材200を支持しているが、これに限らず前方と後方に支持体700を配置して単純梁形式(2点支持形式)で主軸材200を支持することもできる。また、図1(c)では天幕600が下側に凸となる湾曲状で展張されているが、これに限らず天幕600が上側に凸となる湾曲状で展張することもできる。
以下、本願発明の折畳式屋根100についてさらに詳しく説明する。
2.折畳式屋根
図2は、折畳式屋根100の一部を上方から見た平面図であり、(a)はスライダー500が前方に置かれた状態を示し、(b)はスライダー500が後方に移動した状態を示している。この図に示すように枝軸材300は、その中央側端(図では上側端)が主軸材200に連結される左枝軸材300Lと、その中央側端(図では下側端)が主軸材200に連結される右枝軸材300Rを含んで構成される。なお、左枝軸材300Lと右枝軸材300Rの中央側端は、図3にも示すようにそれぞれ主軸材200に対してピン結合されている。また、主軸材200には2以上の枝軸材300に取り付けられ、それぞれの枝軸材300は左枝軸材300Lと右枝軸材300Rによって前方(図では左側)に開くV字状(水平面投影視)となるように配置される。左枝軸材300Lと右枝軸材300Rは、断面寸法に比して軸方向寸法(長さ)が卓越したいわゆる軸部材とされ、それぞれの上面側(あるいは下面側)の一部(特に外側端)には天幕600が取り付けられる。
図3は、折畳式屋根100を鉛直面で切断して正面から見た断面図であり、(a)はスライダー500が前方に置かれた状態を示し、(b)はスライダー500が後方に移動した状態を示している。つまり、図3(a)は図2(a)に対応する状態を示し、図3(b)は図2(b)に対応する状態を示している。この図に示すように枝軸支持材400は、左枝軸支持材400Lと右枝軸支持材400Rを含んで構成される。この左枝軸支持材400Lは、軸部材であって、その中央側端(図3では右側端)がスライダー500に取り付けられるとともに、その外側端(図3では左側端)が左枝軸材300Lに取り付けられる。同様に、右枝軸支持材400Rは、軸部材であって、その中央側端(図3では左側端)がスライダー500に取り付けられるとともに、その外側端(図3では右側端)が右枝軸材300Rに取り付けられる。なお枝軸支持材400は、全ての枝軸材300に対して(つまり、枝軸材300と同数だけ)設置することもできるし、最前方の枝軸材300については省略(例えば、図1(a))したり、最後方の枝軸材300について省略したり、あるいは一つおきとするなど途中の枝軸材300について適宜省略したりすることもできる。
左枝軸支持材400Lや右枝軸支持材400Rの端部を、枝軸材300(左枝軸材300L、右枝軸材300R)やスライダー500に連結するにあたっては、それぞれピン結合とすることが望ましく、例えばボールジョイントやユニバーサルジョイントなど従来用いられている種々の連結手段を利用することができる。また図4に示すように、筒材401と策材402からなる左枝軸支持材400L(右枝軸支持材400R)を用いる場合、この策材402を利用して連結することもできる。この筒材401は中空の筒状(管状)であって、一方の策材402は例えばワイヤーロープのようなロープや紐といった策状の部材であり、筒材401の内部に策材402を挿通することによって左枝軸支持材400Lや右枝軸支持材400Rが形成される。
なお、図4にも示すように策材402は、筒材401の両端から突出するように配置するとよい。これにより、左枝軸支持材400Lの筒材401(左筒材)をスライダー500と左枝軸材300Lとの間に配置すれば、左筒材の中央側から突出した策材402(左策材)を利用してスライダー500に緊結することができるとともに、左筒材の外側から突出した左策材を利用して左枝軸材300Lに緊結することができる。同様に、右枝軸支持材400Rの筒材401(右筒材)をスライダー500と右枝軸材300Rとの間に配置すれば、右筒材の中央側から突出した策材402(右策材)を利用してスライダー500に緊結することができるとともに、右筒材の外側から突出した右策材を利用して右枝軸材300Rに緊結することができる。
スライダー500は、図2に示すように主軸材200に取り付けられ、しかも主軸方向に前後に移動可能な構造とされる。スライダー500は、ネジジャッキなどジャッキを利用してスライドさせる手法や、レールを利用してスライドさせる手法、あるいはタイヤやボールを利用してスライドさせる手法など、従来用いられている種々のスライド手段を利用することができる。また、人が操作することによって(つまり、手動によって)スライダー500を移動させることもできるし、電力や油圧といった動力を活用してスライダー500を移動させることもできる。
上記したとおりスライダー500には、左枝軸支持材400Lと右枝軸支持材400Rの中央側端が取り付けられている(特に、ピン結合されている)。したがって、スライダー500が主軸方向に沿って後方に移動すると、当然ながら左枝軸支持材400Lと右枝軸支持材400Rの中央側端も後方に移動し、逆に、スライダー500が主軸方向に沿って前方に移動すると、左枝軸支持材400Lと右枝軸支持材400Rの中央側端も前方に移動する。例えば図2(a)と図2(b)を比べると、図2(b)ではスライダー500が後方に移動していることから、これに伴って左枝軸支持材400Lと右枝軸支持材400Rの中央側端も後方に移動している。さらに図2(b)では、左枝軸支持材400Lと右枝軸支持材400Rの外側端が主軸材200に接近しており、これに伴って左枝軸材300Lと右枝軸材300Rの外側端も主軸材200に接近している。一方、スライダー500が前方に移動すると、これに伴って左枝軸支持材400Lと右枝軸支持材400Rの中央側端も前方に移動するとともに、左枝軸支持材400Lと右枝軸支持材400R、左枝軸材300L、右枝軸材300Rそれぞれの外側端が主軸材200から遠ざかっていく。
また図3に示すように、スライダー500が後方に移動することによって左枝軸支持材400Lと右枝軸支持材400Rの外側端が主軸材200に接近すると、左枝軸支持材400Lと右枝軸支持材400Rは下向きかつ中央側に向かって回転していき、これに伴って左枝軸材300Lと右枝軸材300Rも下向きかつ中央側に向かって回転していく。一方、スライダー500が前方に移動することによって左枝軸支持材400Lと右枝軸支持材400Rの外側端が主軸材200から遠ざかると、左枝軸支持材400Lと右枝軸支持材400Rは上向きかつ外側に向かって回転していき、これに伴って左枝軸材300Lと右枝軸材300Rも上向きかつ外側に向かって回転していく。すなわち、スライダー500が前方に移動すると、左枝軸材300Lと右枝軸材300Rに取り付けられた天幕600は展張し、逆に、スライダー500が後方に移動すると、天幕600は折り畳まれるわけである。
本願発明の折畳式屋根100は、2以上の軸部材からなるいわば多節型の左枝軸材300Lと右枝軸材300Rを用いて構成することもできる。例えば図5に示すように、左枝軸材300Lを第1左枝軸材301Lと第2左枝軸材302Lからなるものとし、右枝軸材300Rを第1右枝軸材301Rと第2右枝軸材302Rからなるものとするわけである。図5は、多節型の左枝軸材300Lと右枝軸材300Rを用いた折畳式屋根100を鉛直面で切断して正面から見た断面図であり、(a)はスライダー500が前方に置かれた状態を示し、(b)はスライダー500が後方に移動した状態を示している。つまり、図5(a)は図2(a)や図3(a)に対応する状態を示し、図5(b)は図2(b)や図3(b)に対応する状態を示している。
この場合、第1左枝軸材301Lの中央側端(図では右側端)が主軸材200に取り付けられるとともに、第1左枝軸材301Lの外側端(図では左側端)と第2左枝軸材302Lの中央側端(図では右側端)がピン結合され、さらに左枝軸支持材400Lの外側端(図では左側端)が第2左枝軸材302Lの一部に取り付けられる(特に、ピン結合される)。同様に、第1右枝軸材301Rの中央側端(図では左側端)が主軸材200に取り付けられるとともに、第1右枝軸材301Rの外側端(図では右側端)と第2右枝軸材302Rの中央側端(図では左側端)がピン結合され、さらに右枝軸支持材400Rの外側端(図では右側端)が第2右枝軸材302Rの一部に取り付けられる(特に、ピン結合される)。
図5の例でも、スライダー500が後方に移動することによって左枝軸支持材400Lと右枝軸支持材400Rの外側端が主軸材200に接近し、左枝軸支持材400Lと右枝軸支持材400Rは下向きかつ中央側に向かって回転していき、これに伴って第2左枝軸材302Lと第2右枝軸材302Rも下向きかつ中央側に向かって回転していく。もちろん、スライダー500が前方に移動することによって左枝軸支持材400Lと右枝軸支持材400Rの外側端が主軸材200から遠ざかり、左枝軸支持材400Lと右枝軸支持材400Rは上向きかつ外側に向かって回転していき、これに伴って第2左枝軸材302Lと第2右枝軸材302Rも上向きかつ外側に向かって回転していく。ただしこの場合、第1左枝軸材301Lと第1右枝軸材301Rの中央側端が、それぞれ回転拘束(固定)の状態で主軸材200に取り付けられていることから、第2左枝軸材302Lと第2右枝軸材302Rは回転するものの、第1左枝軸材301Lと第1右枝軸材301Rは回転しない。
図5の例では、第1左枝軸材301Lと第1右枝軸材301Rの中央側端が、それぞれ回転拘束(固定)の状態で主軸材200に取り付けられているが、これに限らず図6に示すように回転自由の状態で主軸材200に取り付ける(つまり、ピン結合する)こともできる。図6は、多節型の左枝軸材300Lと右枝軸材300Rを用いるとともに、第1枝軸材(第1左枝軸材301Lと第1右枝軸材301R)の中央側端が主軸材200にピン結合された折畳式屋根100を、鉛直面で切断して正面から見た断面図である。なお図6(a)はスライダー500が前方に置かれた状態を示し、図6(b)はスライダー500が後方に移動した状態を示しており、つまり、図6(a)は図5(a)に対応する状態を示し、図6(b)は図5(b)に対応する状態を示している。
図6の例でも、スライダー500が後方に移動することによって左枝軸支持材400Lと右枝軸支持材400Rの外側端が主軸材200に接近し、左枝軸支持材400Lと右枝軸支持材400Rは下向きかつ中央側に向かって回転していき、これに伴って左枝軸材300L(第1左枝軸材301Lと第2左枝軸材302L)と右枝軸材300R(第1右枝軸材301Rと第2右枝軸材302R)も下向きかつ中央側に向かって回転していく。もちろん、スライダー500が前方に移動することによって左枝軸支持材400Lと右枝軸支持材400Rの外側端が主軸材200から遠ざかり、左枝軸支持材400Lと右枝軸支持材400Rは上向きかつ外側に向かって回転していき、これに伴って左枝軸材300L(第1左枝軸材301Lと第2左枝軸材302L)と右枝軸材300R(第1右枝軸材301Rと第2右枝軸材302R)も上向きかつ外側に向かって回転していく。このとき、第1枝軸材(第1左枝軸材301Lと第1右枝軸材301R)の中央側端が主軸材200にピン結合されていることから、図6(b)に示すように、第1左枝軸材301Lと第2左枝軸材302Lが正面視で「横倒した(図では時計回りに回転した)V字状」となるように折り畳まれるとともに、第1右枝軸材301Rと第2右枝軸材302Rも正面視で「横倒した(図では反時計回りに回転した)V字状」となるように折り畳まれる。
図6の例では、第1枝軸材(第1左枝軸材301Lと第1右枝軸材301R)も回転することから、この第1枝軸材と第2枝軸材(第2左枝軸材302Lと第2右枝軸材302R)が直線状に並ぶように、すなわち鉛直下向きに垂下することもある。この場合、天幕600を折り畳んだ状態では上下方向に大きなスペースを要することとなり、状況によっては好ましくないことも考えられる。このような不都合を解消するには、図6に示すように左枝軸材300L(第1左枝軸材301L)と右枝軸材300R(第1右枝軸材301R)との間に回転制御材210を設置するとよい。回転制御材210を設置する効果で、第1左枝軸材301Lと第1右枝軸材301Rが回転制御材210に当接した後は図6(b)に示す状態が維持され、つまり第1左枝軸材301Lと第1右枝軸材301Rによるそれ以上の下方回転が制御され、第2左枝軸材302Lと第2左枝軸材302Lのみが下方回転していくわけである。これにより、上下方向に大きなスペースを要することなく、コンパクトに天幕600を折り畳むことができる。
本願発明の折畳式屋根100は、2以上の軸部材からなる多節型の左枝軸材300Lと右枝軸材300Rを用いて構成すると、天幕600は軸部材の接合部分で折り曲げられることになる。そこでこの場合は図7に示すように、きれいに折り畳むためのガイドとなる直線状の左副軸材220Lと右副軸材220Rを設置するとよい。もちろん左副軸材220Lと右副軸材220Rは、構造上の補強材としても期待することができる。図7は、左副軸材220Lと右副軸材220Rを備えた緊張式屋根100を模式的に示す図であり、上方から見た平面図である。左副軸材220Lと右副軸材220Rは、主軸材200と同様、断面寸法に比して軸方向寸法が卓越した軸部材である。そしてこの図に示すように、左副軸材220Lは概ね主軸方向に配置され、第1左枝軸材301Lと第2左枝軸材302Lとの接合位置で複数の左枝軸材300Lを連結し、右副軸材220Rは概ね主軸方向に配置され、第1右枝軸材301Rと第2右枝軸材302Rとの接合位置で複数の右枝軸材300Rを連結する。
また本願発明の折畳式屋根100は、図8に示すように移動体810を備えたものとすることもできる。図8は、地上を移動可能な折畳式屋根100を模式的に示す側面図である。この場合、移動体810に固定された支持柱820が主軸材200を支持する構成とすることができ、つまり支持柱820が支持本体710(図1(b))の機能を代替する構成とすることができる。図8に示すような構成にすることによって、本願発明の折畳式屋根100は容易に移動することができ、すなわち、必要なところに機動的に提供することができ、しかも速やかに撤収して所定の収容場所に移動することができる。さらに、支持柱820をクレーンのブームのように伸縮自在、回転自在な構造にすると、天幕600を所望の位置に自在に配置できて好適となる。この場合、従来用いられている高所作業車のような移動体810を利用するとよい。すなわち、高所作業車のマンケージの代わりに(あるいは加えて)主軸材200や天幕600などを設置するわけである。もちろん移動体810は、高所作業車に限らず種々の車両を利用することができ、図8に示すようなクローラ式に限らずタイヤ式の移動体810を利用することもできる。
本願発明の折畳式屋根は、キャンプ場における利用のほか、幼稚園や小学校、公園、遊園地など様々な場所や状況で利用することができる。本願発明が、幼児を含む低年齢層に対する有効な熱中症対策として期待できることを考えれば、産業上利用できるばかりでなく社会的にも大きな貢献を期待し得る発明といえる。
100 本願発明の折畳式屋根
200 (折畳式屋根の)主軸材
210 (折畳式屋根の)回転制御材
220L (折畳式屋根の)左副軸材
220R (折畳式屋根の)右副軸材
300 (折畳式屋根の)枝軸材
300L (枝軸材の)左枝軸材
301L (左枝軸材の)第1左枝軸材
302L (左枝軸材の)第2左枝軸材
300R (枝軸材の)右枝軸材
301R (右枝軸材の)第1右枝軸材
302R (右枝軸材の)第2右枝軸材
400 (折畳式屋根の)枝軸支持材
400L (枝軸支持材の)左枝軸支持材
400R (枝軸支持材の)右枝軸支持材
401 (枝軸支持材の)筒材
402 (枝軸支持材の)策材
500 (折畳式屋根の)スライダー
600 (折畳式屋根の)天幕
700 (折畳式屋根の)支持体
710 (支持体の)支持本体
720 (支持体の)サポートジャッキ
810 (折畳式屋根の)移動体
820 (折畳式屋根の)支持柱

Claims (7)

  1. 中央に配置される主軸材と、
    左枝軸材及び右枝軸材からなる枝軸材と、
    左枝軸支持材及び右枝軸支持材からなる枝軸支持材と、
    前記主軸材に取り付けられ、該主軸材の軸方向に移動可能なスライダーと、
    前記枝軸材に取り付けられる天幕と、を備え、
    2以上の前記枝軸材が前記主軸材に取り付けられるとともに、それぞれの該枝軸材は前記左枝軸材と前記右枝軸材によって該主軸材の一端側に開くV字状となるように配置され、
    前記左枝軸材の中央側端が前記主軸材にピン結合されるとともに、前記右枝軸材の中央側端が該主軸材にピン結合され、
    前記左枝軸支持材の中央側端が前記スライダーにピン結合されるとともに、該左枝軸支持材の外側端が前記左枝軸材に取り付けられ、
    前記右枝軸支持材の中央側端が前記スライダーにピン結合されるとともに、該右枝軸支持材の外側端が前記右枝軸材に取り付けられ、
    前記スライダーが前記主軸材の他端側に移動すると、前記左枝軸支持材の外側端と前記右枝軸支持材の外側端が該主軸材に接近するとともに、前記左枝軸材と前記右枝軸材が下方に向かって回転し、
    前記スライダーが前記一端側に移動すると、前記左枝軸支持材の外側端と前記右枝軸支持材の外側端が該主軸材から離れるとともに、前記左枝軸材と前記右枝軸材が上方に向かって回転する、
    ことを特徴とする折畳式屋根。
  2. 中央に配置される主軸材と、
    左枝軸材及び右枝軸材からなる枝軸材と、
    左枝軸支持材及び右枝軸支持材からなる枝軸支持材と、
    前記主軸材に取り付けられ、該主軸材の軸方向に移動可能なスライダーと、
    前記枝軸材に取り付けられる天幕と、を備え、
    2以上の前記枝軸材が前記主軸材に取り付けられるとともに、それぞれの該枝軸材は前記左枝軸材と前記右枝軸材によって該主軸材の一端側に開くV字状となるように配置され、
    前記左枝軸材は、中央側端が前記主軸材に取り付けられる第1左枝軸材と、該第1左枝軸材の外側端にピン結合される第2左枝軸材と、を有し、
    前記右枝軸材は、中央側端が前記主軸材に取り付けられる第1右枝軸材と、該第1右枝軸材の外側端にピン結合される第2右枝軸材と、を有し、
    前記左枝軸支持材の中央側端が前記スライダーにピン結合されるとともに、該左枝軸支持材の外側端が前記第2左枝軸材に取り付けられ、
    前記右枝軸支持材の中央側端が前記スライダーにピン結合されるとともに、該右枝軸支持材の外側端が前記第2右枝軸材に取り付けられ、
    前記スライダーが前記主軸材の他端側に移動すると、前記左枝軸支持材の外側端と前記右枝軸支持材の外側端が該主軸材に接近するとともに、前記第2左枝軸材と前記第2右枝軸材が下方に向かって回転し、
    前記スライダーが前記一端側に移動すると、前記左枝軸支持材の外側端と前記右枝軸支持材の外側端が該主軸材から離れるとともに、前記第2左枝軸材と前記第2右枝軸材が上方に向かって回転する、
    ことを特徴とする折畳式屋根。
  3. 前記第1左枝軸材の中央側端が前記主軸材にピン結合されるとともに、前記第1右枝軸材の中央側端が該主軸材にピン結合され、
    前記スライダーが前記他端側に移動すると、前記第1左枝軸材と前記第2左枝軸材がV字状となるように折り畳まれるとともに、前記第1右枝軸材と前記第2右枝軸材がV字状となるように折り畳まれる、
    ことを特徴とする請求項2記載の折畳式屋根。
  4. 前記左枝軸材と前記右枝軸材との間に設置される回転制御材を、さらに備え、
    前記回転制御材は、前記スライダーが前記他端側に移動したときに、前記第1左枝軸材及び前記第1右枝軸材の下方回転を制御する、
    ことを特徴とする請求項3記載の折畳式屋根。
  5. 前記第1左枝軸材と前記第2左枝軸材との接合位置で複数の前記左枝軸材を連結する左副軸材と、
    前記第1右枝軸材と前記第2右枝軸材との接合位置で複数の前記右枝軸材を連結する右副軸材と、をさらに備えた、
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の折畳式屋根。
  6. 前記左枝軸支持材は、筒状の左筒材と、該左筒材内に挿通される左策材を有し、
    前記右枝軸支持材は、筒状の右筒材と、該右筒材内に挿通される右策材を有し、
    前記左筒材は、前記スライダーと前記左枝軸材との間に配置され、
    前記右筒材は、前記スライダーと前記右枝軸材との間に配置され、
    前記左筒材の中央側から突出した前記左策材が前記スライダーに連結されるとともに、該左筒材の外側から突出した該左策材が前記左枝軸材に連結され、
    前記右筒材の中央側から突出した前記右策材が前記スライダーに連結されるとともに、該右筒材の外側から突出した該右策材が前記右枝軸材に連結された、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の折畳式屋根。
  7. 支持柱が設置された移動体を、さらに備え、
    前記主軸材は、前記支持柱に支持され、
    前記移動体が移動することによって、前記支持に支持された前記主軸材も移動する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の折畳式屋根。
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