JP2023081653A - プリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】連続印刷をする際、無駄な印刷を減らす。【解決手段】プリンタ10は、インクを吐出するノズル25と、ノズル25に接続されたインクタンク26と、表示画面61と、制御装置70を備える。制御装置70は、複数の印刷画像P10の印刷リストLS1を取得するリスト取得部72と、印刷画像P10毎に、印刷に要するインク使用量V10を推定するインク使用量推定部73と、インクタンク26のインク貯留量V20を取得するインク貯留量取得部74と、連続印刷を行う際の合計のインク使用量V10である総インク使用量V50がインク貯留量V20以下となるように、印刷画像P10毎に、印刷可能か印刷不可能かを割り当てる割当部81と、印刷可能と割り当てられた印刷画像P10を第1表示手段で表示し、印刷不可能と割り当てられた印刷画像P10を第2表示手段で表示する表示部82と、を備えた。【選択図】図9

Description

本発明は、プリンタに関する。
例えば特許文献1には、メディアを支持するプラテンと、プラテンに向かってインクを吐出するインクヘッドとを備えたインクジェットプリンタが開示されている。インクヘッドは、キャリッジに搭載されている。キャリッジは、主走査方向に延びたガイドレールに摺動自在に係合してる。
上記インクジェットプリンタでは、キャリッジおよびインクヘッドを主走査方向へ移動させつつ、インクヘッドからインクを吐出させることで、主走査方向の1ラインにおける印刷が行われる。ここで、当該1ラインの印刷のことをスキャン印刷という。スキャン印刷が終了した後、プラテンに支持されたメディアを副走査方向に所定の距離、搬送する。メディアの搬送の後、次のスキャン印刷が行われる。以下、スキャン印刷と、メディアの搬送とを繰り返し実行することで、対象の印刷画像をメディアに印刷することができる。
特開2004-196537号公報
ところで、インクヘッドには、インクが貯留されるインクタンクが接続されている。複数の印刷画像をメディアに連続印刷することがあり得る。例えばインクタンクに貯留されているインクの量が多い場合、複数の印刷画像をメディアに連続印刷することが可能である。しかしながら、インクタンクに貯留されているインクの量が少ない場合、複数の印刷画像の全てを印刷する前に、インクタンクに貯留されているインクがなくなり、連続印刷が途中で停止することがあり得る。従来では、連続印刷する際、印刷前において、インクタンクに貯留されているインクを使用して、複数の印刷画像のうち、どの印刷画像まで印刷することが可能であるか分からなかった。そのため、インクタンクに貯留されているインクが少ない状態で、連続印刷を開始すると、途中で印刷が停止し、印刷の無駄になることがあった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の印刷画像に対して連続印刷をする際、無駄な印刷を減らすことが可能なプリンタを提供することである。
本発明に係るプリンタは、インクを吐出するノズルを有するインクヘッドと、前記ノズルに接続され、インクが貯留されるインクタンクと、表示画面を有する表示装置と、制御装置と、を備えている。前記制御装置は、リスト取得部と、インク使用量推定部と、インク貯留量取得部と、割当部と、表示部とを備えている。前記リスト取得部は、連続印刷する複数の印刷画像の印刷リストを取得する。前記インク使用量推定部は、前記印刷リストの前記印刷画像毎に、印刷に要するインク使用量を推定する。前記インク貯留量取得部は、前記インクタンクに貯留されているインクのインク貯留量を取得する。前記割当部は、連続印刷を行う際の合計の前記インク使用量を総インク使用量としたとき、前記総インク使用量が前記インク貯留量以下となるように、前記印刷リストの前記印刷画像毎に、印刷可能および印刷不可能の何れかを割り当てる。前記表示部は、前記印刷可能と割り当てられた前記印刷画像を第1表示手段で前記表示画面に表示し、前記印刷不可能と割り当てられた前記印刷画像を第2表示手段で前記表示画面に表示する。
上記プリンタによれば、ユーザは、表示画面を目視することで、印刷リストの印刷画像のうち、どの印刷画像を印刷することができるかを知ることができる。よって、インクタンク内のインクが不足することなく印刷可能となる印刷画像を、印刷前に知ることができる。したがって、印刷可能となる印刷画像を知った上で印刷を開始することができるため、無駄な印刷を減らすことができる。
本発明によれば、複数の印刷画像に対して連続印刷をする際、無駄な印刷を減らすことが可能なプリンタを提供することができる。
実施形態に係るプリンタを示す正面図である。 図1のII-II断面におけるプリンタの断面図である。 キャリッジの底面の構成を示す模式図である。 実施形態に係るプリンタのブロック図である。 RIP処理に関する説明図である。 印刷リストの一例を示す図である。 印刷リスト画面を表示するまでの制御を示すフローチャートである。 インクの各色におけるインク使用量、総インク使用量、リストインク使用量、インク貯留量を示す表である。 印刷リスト画面が表示された表示画面を示す図である。 印刷リスト画面が表示された表示画面を示す図であり、並び替え条件を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係るプリンタの実施形態について説明する。なお、ここで説明される実施形態は、当然ながら本発明を特に限定することを意図したものではない。また、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付し、重複する説明は適宜省略または簡略化される。
以下、本実施形態に係るプリンタ10について説明する。図1は、本実施形態に係るプリンタ10の正面図である。図2は、図1のII-II断面におけるプリンタ10の断面図である。図3は、プリンタ10のキャリッジ22の底面の構成を示す模式図である。以下のプリンタ10に関する図面において、符号F、Rr、L、R、U、Dは、それぞれプリンタ10の前、後、左、右、上、下を示している。図面中の符号Yは主走査方向を示している。本実施形態では、主走査方向Yは左右方向である。図面中の符号Xは副走査方向を示している。本実施形態では、副走査方向Xは、前後方向であり、平面視において主走査方向Yと交差(ここでは直交)する方向である。ただし、これら方向は説明の便宜上定めた方向に過ぎず、プリンタ10の設置態様を何ら限定するものではなく、本発明を何ら限定するものでもない。
プリンタ10は、いわゆるインクジェット方式のプリンタである。しかしながら、プリンタ10の方式は、インクジェット方式に限定されない。例えばプリンタ10は、ドットインパクト方式のプリンタであってもよし、レーザプリンタやサーマルプリンタであってもよい。
図1に示すように、プリンタ10は、メディア5に対して印刷を行うものである。メディア5は、例えばロール状の記録紙であり、いわゆるロール紙である。ただし、メディア5の種類は特に限定されない。メディア5は、普通紙やインクジェット用印刷紙であってもよいし、ポリ塩化ビニルやポリエステルなどの樹脂製のシートやフィルム、板材、織布や不織布などの布帛、その他の媒体であってもよい。
本実施形態では、図1に示すように、プリンタ10は、プリンタ本体11と、ガイドレール20と、キャリッジ22と、インクヘッド24(図3参照)と、インクタンク26と、ヘッド移動機構30と、プラテン40と、メディア移動機構50と、表示装置60と、制御装置70とを備えている。
図2に示すように、プリンタ本体11は、主走査方向Yに延びたケーシングを有している。プリンタ本体11には、脚12が設けられている。脚12は、プリンタ本体11を支持する。脚12は、プリンタ本体11から下方に延びている。なお、図2では、脚12の図示は省略されている。
ガイドレール20は、プリンタ本体11に固定されている。ガイドレール20は、主走査方向Yに延びている。キャリッジ22は、ガイドレール20に摺動自在に係合している。キャリッジ22は、ガイドレール20に沿って主走査方向Yに移動可能に構成されている。
図3に示すインクヘッド24は、プラテン40(詳しくは、プラテン40に支持されたメディア5)に向かってインクを吐出する。インクヘッド24は、インクヘッド24の底面に形成され、インクを吐出する複数のノズル25を有している。1つのインクヘッド24において、複数のノズル25は副走査方向Xに並んで配置されている。インクヘッド24は、キャリッジ22に設けられている。インクヘッド24は、キャリッジ22と共にガイドレール20に沿って主走査方向Yに移動可能に構成されている。
なお、インクヘッド24の数は特に限定されない。本実施形態では、インクヘッド24の数は4つである。4つのインクヘッド24は、主走査方向Yに並んで配置されている。ここでは、インクヘッド24は、第1インクヘッド24A~第4インクヘッド24Dを有している。ノズル25は、第1ノズル25A~第4ノズル25Dを有している。ここでは、第1インクヘッド24Aの底面に、複数の第1ノズル25Aが形成されており、第2インクヘッド24Bの底面に、複数の第2ノズル25Bが形成されている。同様に、第3インクヘッド24Cの底面に、複数の第3ノズル25Cが形成されており、第4インクヘッド24Dの底面に、複数の第4ノズル25Dが形成されている。
各インクヘッド24(詳しくは、各ノズル25)から吐出されるインクは、色調が異なるインクである。インクヘッド24のノズル25から吐出されるインクは、プロセスカラーインクおよび特色インクの何れかである。プロセスカラーインクには、例えばシアンインク、マゼンタインク、イエローインク、ブラックインクなどが含まれる。特色インクは、プロセスカラーインクで表現することが難しい色のインクである。特色インクには、例えばホワイトインク、クリアインク、オレンジインクなどが含まれる。
例えば第1ノズル25A、第2ノズル25B、第3ノズル25C、第4ノズル25Dから、それぞれ第1の色のインク、第2の色のインク、第3の色のインク、第4の色のインクが吐出される。第1の色のインクと、第2の色のインクと、第3の色のインクと、第4の色のインクとは、色調が異なるインクである。例えば、第1の色のインクはシアンインクであり、第2の色のインクはマゼンタインクである。例えば、第3の色のインクはイエローインクであり、第4の色のインクはブラックインクである。
図1に示すインクタンク26は、インクヘッド24のノズル25(図3参照)に接続されている。ここでは、インクタンク26は、インクが流れるチューブ(図示せず)を介してインクヘッド24に接続されている。インクタンク26には、接続先のインクヘッド24に供給するためのインクが貯留されている。インクタンク26に貯留されたインクは、チューブを介してインクヘッド24に供給される。なお、インクタンク26の種類は、特に限定されない。ここでは、インクタンク26はパウチ状である。
また、インクタンク26の数も特に限定されない。ここでは、インクタンク26の数は、インクヘッド24の数と同じ4つである。例えばインクタンク26は、第1インクタンク26A~第4インクタンク26Dを有している。第1インクタンク26Aには、第1ノズル25Aが接続され、第1の色のインク(シアンインク)が貯留される。第2インクタンク26Bには、第2ノズル25Bが接続され、第2の色のインク(マゼンタインク)が貯留される。第3インクタンク26Cには、第3ノズル25Cが接続され、第3の色のインク(イエローインク)が貯留される。第4インクタンク26Dには、第4ノズル25Dが接続され、第4の色のインク(ブラックインク)が貯留される。
図1に示すように、インクタンク26は、タンク収容部28に収容されており、タンク収容部28に対して着脱可能である。タンク収容部28は、例えばプリンタ本体11に固定されている。本実施形態では、インクタンク26をタンク収容部28から取り外したとき、インクタンク26はインクヘッド24のノズル25から取り外される。インクタンク26は、交換可能なものである。例えばインクタンク26に貯留されているインクの量が、所定量以下となったとき、インクタンク26は、インクヘッド24のノズル25から取り外され、新しいインクタンク26に交換される。
図1に示すように、ヘッド移動機構30は、キャリッジ22およびインクヘッド24(図3参照)をプラテン40に対して相対的に主走査方向Yに移動させる機構である。ここでは、ヘッド移動機構30は、ガイドレール20の左右両端部の周囲に設けられた左右のプーリ31a、31bと、左右のプーリ31a、31bに巻き掛けられたベルト32と、右のプーリ31bに接続されたスキャンモータ33とを有している。ベルト32には、キャリッジ22が固定されている。ここでは、スキャンモータ33が駆動することで、右のプーリ31bが回転し、左右のプーリ31a、31bの間をベルト32が走行する。このことで、キャリッジ22およびインクヘッド24は、ガイドレール20に沿って主走査方向Yに移動する。
図2に示すように、プラテン40はメディア5を支持する。ここでは、プラテン40上にメディア5が載置されている。メディア5への印刷はプラテン40上で行われる。プラテン40は、ガイドレール20、キャリッジ22およびインクヘッド24の下方に配置されている。プラテン40の上面は、主走査方向Yおよび副走査方向Xに広がっている。プラテン40の前部は、前方に向かうに従って下方に向かうように湾曲し、プラテン40の後部は、後方に向かうに従って下方に向かうように湾曲している。
図1に示すメディア移動機構50は、プラテン40に支持されたメディア5をインクヘッド24に対して相対的に副走査方向Xに移動させる機構である。メディア移動機構50は、一部が露出するようにプラテン40に設けられたグリットローラ51と、グリットローラ51の上方においてメディア5を押さえ付けるピンチローラ52と、グリットローラ51に接続されたフィードモータ53と、を備えている。ここでは、グリットローラ51とピンチローラ52との間にメディア5が挟まれた状態で、フィードモータ53が駆動することで、グリットローラ51が回転する。グリットローラ51が回転することで、プラテン40に支持されたメディア5が副走査方向Xに移動する。
表示装置60は、プリンタ本体11に設けられている。ここでは、プリンタ本体11の前面の右部に、表示装置60が設けられている。ただし、表示装置60は、プリンタ本体11と別体であってもよい。ここでは、表示装置60は、表示画面61と、操作手段62とを有している。表示画面61には、印刷に関する情報(例えば実行する印刷画像に関する情報、解像度、インクの濃さなど)や、印刷中のプリンタ10のステータスなどが表示される。操作手段62は、ユーザによって操作されるものである。操作手段62は、各種のボタン(例えばメニューボタン、決定ボタン、キャンセルボタン、カーソルボタンなど)によって構成されている。ユーザは、操作手段62を操作することで、表示画面61に表示される各情報を変更、入力、設定などをすることができる。
図1に示す示す制御装置70は、メディア5への印刷に関する制御を行う装置である。制御装置70の構成は特に限定されない。制御装置70は、例えばマイクロコンピュータである。マイクロコンピュータのハードウェアの構成は特に限定されないが、例えばI/Fと、CPUと、ROMと、RAMと、記憶装置と、を備えている。制御装置70は、プリンタ本体11の内部に設けられている。ただし、制御装置70はプリンタ本体11の内部に設けられていなくてもよい。例えば制御装置70は、プリンタ本体11の外部に設置されたコンピュータなどで実現されてもよい。この場合、制御装置70は、有線または無線を介してプリンタ本体11に搭載された基板(図示せず)などと通信可能に接続されている。
図4は、プリンタ10のブロック図である。図4に示すように、制御装置70は、表示装置60の表示画面61および操作手段62と通信可能に接続されている。制御装置70は、インクヘッド24に通信可能に接続されており、インクヘッド24からのインクの吐出のタイミングや吐出量を制御する。制御装置70は、ヘッド移動機構30(詳しくは、右のプーリ31bに接続されたスキャンモータ33)、および、メディア移動機構50(詳しくは、グリットローラ51に接続されたフィードモータ53)に通信可能に接続されている。制御装置70は、ヘッド移動機構30を制御することで、インクヘッド24の主走査方向Yへの移動を制御する。また制御装置70は、メディア移動機構50を制御することで、プラテン40に支持されたメディア5の副走査方向Xへの移動を制御する。
以上、本実施形態に係るプリンタ10の構成について説明した。図5は、RIP処理に関する説明図である。ところで、本実施形態に係るプリンタ10を用いてメディア5に印刷する際、印刷対象となる印刷画像P10(図5参照)が作成される。印刷画像P10は、例えばインクヘッド24からメディア5にインクが吐出されることで、メディア5に印刷される画像である。印刷画像P10には、写真などの画像の他に、図形、記号、文字など、または、画像、図形、記号、文字などを組み合わせたものが含まれる。印刷画像P10は、例えばPDF(Portable Document Format)形式で作成される。印刷画像P10は、一般的な画像作成アプリケーションで作成されることができる。
図5に示すように、例えば印刷画像P10は、RIP(Raster Image Processor)処理されることで、印刷データPD1に変換される。この印刷データPD1は、プリンタ10が認識して印刷可能な形式であり、例えばラスターデータまたはビットマップデータのことである。本実施形態では、プリンタ10は、印刷データPD1に基づいてインクヘッド24からインクを吐出させ、メディア5に印刷画像P10を印刷する。
本実施形態では、プリンタ10は、複数の印刷画像P10を連続印刷することが可能である。ここで、「連続印刷」とは、印刷画像P10に対する印刷の後において、ユーザがプリンタ10を操作することなく、次の印刷画像P10に対する印刷が自動で開始されることである。図6は、印刷リストLS1の一例を示す図である。例えば表示装置60の表示画面61(図1参照)には、図6に示すような印刷リストLS1が表示される。この印刷リストLS1には、連続印刷する対象となる複数の印刷画像P10がリスト化されている。ユーザは、例えば操作手段62を操作することで、連続印刷する印刷画像P10を決定し、印刷リストLS1に追加したり、削除したり、変更したりすることができる。本実施形態では、例えば印刷リストLS1は、所定の条件に基づいて、複数の印刷画像P10が上位から下位に向かって並ぶように、印刷リストLS1の上から下に向かって並んでいる。印刷リストLS1に示された複数の印刷画像P10は、例えば印刷リストLS1の上位から下位へ向かう順で印刷される。
印刷画像P10を印刷する際に使用するインクの量(以下、「インク使用量」ともいう。)は、印刷画像P10(詳しくは、印刷画像P10をRIP処理して変換された印刷データPD1)に基づいて決定される。そのため、連続印刷する際の印刷対象となる複数の印刷画像P10を連続印刷する場合の総インク使用量が算出されることができる。また、本実施形態では、詳しくは後述するが、インクタンク26に貯留されているインクの量(以下、「インク貯留量」ともいう。)を取得可能である。よって、本実施形態では、印刷前において、総インク使用量とインク貯留量とを比較し、印刷リストLS1に示された複数の印刷画像P10を連続で印刷することができるか否かを判定し、判定結果を表示する。
本実施形態では、図4に示すように、制御装置70は、記憶部71と、リスト取得部72と、インク使用量推定部73と、インク貯留量取得部74と、メディア使用量推定部75と、メディア残量取得部76と、割当部81と、表示部82と、並び替え部83と、第1印刷部91と、第2印刷部92とを備えている。なお、制御装置70を構成する各部71~92は、1つまたは複数のプロセッサによって実現されるものであってもよいし、回路によって実現されるものであってもよい。また、制御装置70を構成する各部71~92は、所定のソフトウェアによってプログラムされて実現されるものであってもよい。
図7は、印刷リスト画面DP1を表示するまでの制御を示すフローチャートである。図8は、インクの各色におけるインク使用量V10、総インク使用量V50、リストインク使用量V70、インク貯留量V20を示す表である。図9および図10は、印刷リスト画面DP1が表示画面61に表示された状態を示す図である。次に、図9に示すような印刷リスト画面DP1を表示する手順について、図7のフローチャートに沿って説明する。図9に示すように、印刷リスト画面DP1には、印刷リストLS1が配置されている。印刷リスト画面DP1において、印刷リストLS1の複数の印刷画像P10のうち、どの印刷画像P10が印刷可能であり、どの印刷画像P10が印刷不可能であるかが示されている。
まず図7のステップS101では、図4のリスト取得部72は、連続印刷する複数の印刷画像P10がリスト化された印刷リストLS1を取得する。例えば表示画面61には、印刷リスト作成画面(図示せず)が表示される。ユーザは、操作手段62を操作して、印刷リスト作成画面において、連続印刷する印刷画像P10を選択し、決定する。そして、選択された複数の印刷画像P10をリスト化した印刷リストLS1が作成される。この印刷リストLS1は、図4の記憶部71に記憶される。そのため、リスト取得部72は、記憶部71から印刷リストLS1を取得する。
なお、リスト取得部72によって取得された印刷リストLS1は、所定の条件に基づいて、複数の印刷画像P10が上位から下位に向かって並んでいる。ここで、所定の条件とは、特に限定されず、例えば上記印刷リスト作成画面において、ユーザが選択した順であってもよい。この場合、ユーザが早くに選択した印刷画像P10が上位となる。所定の条件とは、例えば印刷画像P10の大きさ順であってもよい。ここでは、印刷リストLS1において、上から下に向かって、上位から下位に向かうように複数の印刷画像P10が並べられている。
次に、図7のステップS103では、図4のインク使用量推定部73は、印刷リストLS1の印刷画像P10毎に、印刷に要するインク使用量V10を推定する。このインク使用量V10は、印刷画像P10を印刷する際に、各インクヘッド24から吐出されるインクの使用量の合計であってもよいし、インクヘッド24のノズル25毎、すなわちインクの色毎のインク使用量であってもよい。以下では、インク使用量V10とは、インクの色毎の量とする。ここでは、図8に示すように、インク使用量V10は、第1インク使用量V11~第4インク使用量V14を有している。第1インク使用量V11は、印刷画像P10の印刷に要する、第1ノズル25Aから吐出される第1の色のインクの使用量である。第2インク使用量V12は、印刷画像P10の印刷に要する、第2ノズル25Bから吐出される第2の色のインクの使用量である。同様に、第3インク使用量V13は、印刷画像P10の印刷に要する、第3ノズル25Cから吐出される第3の色のインクの使用量であり、第4インク使用量V14は、印刷画像P10の印刷に要する、第4ノズル25Dから吐出される第4の色のインクの使用量である。
なお、インク使用量V10を推定する方法は特に限定されない。例えば印刷画像P10をRIP処理した印刷データPD1(図5参照)から、各色のインクの使用量を算出することができる。インク使用量推定部73は、印刷画像P10をRIP処理した印刷データPD1から、インク使用量V10を算出してもよい。ただし、図7の印刷リスト画面DP1が表示される前に、ユーザによって事前にRIP処理されないことがあり得る。このように、ユーザによるRIP処理が事前にされていない場合には、インク使用量推定部73は、低解像度(例えば所定の基準解像度よりも低い解像度)でRIP処理された印刷データPD1からインク使用量V10を算出してもよい。一方、ユーザによるRIP処理が事前に行われている場合には、そのRIP処理は、解像度を低くすることないフルサイズの解像度で行われるRIP処理である。そのため、ユーザによるRIP処理が事前に行われている場合には、インク使用量推定部73は、フルサイズの解像度でRIP処理された印刷データPD1からインク使用量V10を算出してもよい。なお、インク使用量推定部73によって推定された各印刷画像P10に対するインク使用量V10(詳しくは、第1インク使用量V11~第4インク使用量V14)は、図4の記憶部71に記憶される。
次に、図7のステップS105では、図4のインク貯留量取得部74は、インクタンク26に貯留されているインクのインク貯留量V20を取得する。インク貯留量V20は、各インクタンク26に貯留されているインクの量の合計であってもよいし、インクタンク26毎、すなわちインクの色毎のインク貯留量であってもよい。以下では、インク貯留量V20は、インクの色毎のインク貯留量とする。ここでは、図8に示すように、インク貯留量V20は、第1インク貯留量V21~第4インク貯留量V24を有している。第1インク貯留量V21は、第1インクタンク26A(図1参照)に貯留されている第1の色のインクの貯留量である。第2インク貯留量V22は、第2インクタンク26B(図1参照)に貯留されている第2の色のインクの貯留量である。第3インク貯留量V23は、第3インクタンク26C(図1参照)に貯留されている第3の色のインクの貯留量である。また、第4インク貯留量V24は、第4インクタンク26D(図1参照)に貯留されている第4の色のインクの貯留量である。
本実施形態では、インク貯留量V20は、図4の記憶部71に予め記憶されている。例えば印刷毎に、記憶部71に記憶されているインク貯留量V20の数値が更新される。インク貯留量取得部74は、記憶部71に記憶されたインク貯留量V20(詳しくは、第1インク貯留量V21~第4インク貯留量V24)を取得する。
次に、図7のステップS107では、図4のメディア使用量推定部75は、印刷リストLS1の印刷画像P10毎に、印刷に要するメディア5の長さ(以下、「メディア使用量」ともいう。)V30を推定する。ここでは、メディア5は、ロール状に巻かれたものであり、メディア使用量V30とは、ロール状に巻かれた方向のメディア5の長さのことである。なお、メディア使用量推定部75によるメディア使用量V30を推定する方法は、特に限定されない。例えば印刷画像P10をRIP処理した印刷データPD1(図5参照)から、メディア使用量V30を算出することができる。メディア使用量推定部75は、印刷画像P10をRIP処理した印刷データPD1から、メディア使用量V30を算出してもよい。なお、メディア使用量推定部75によって推定された各印刷画像P10に対するメディア使用量V30は、図4の記憶部71に記憶される。
次に、図7のステップS109では、図4のメディア残量取得部76は、プリンタ10にセットされているメディア5の残りの長さ(以下、「メディア残量」ともいう。)V40を取得する。ここで、メディア残量V40とは、ロール状に巻かれた方向のメディア5の残りの長さのことであり、印刷することが可能なメディア5の巻かれた方向の長さのことである。本実施形態では、メディア残量V40は、記憶部71に予め記憶されている。例えば印刷毎に、記憶部71に記憶されているメディア残量V40の数値が更新される。メディア残量取得部76は、記憶部71に記憶されたメディア残量V40を取得する。
次に、図7のステップS111では、図4の割当部81は、印刷リストLS1の印刷画像P10毎に、印刷可能および印刷不可能の何れかを割り当てる。本実施形態では、連続印刷を行う際の合計のインク使用量V10のことを総インク使用量V50(図8参照)とする。総インク使用量V50とは、印刷リストLS1の複数の印刷画像P10のうち、割当部81によって印刷可能に割り当てられた印刷画像P10のインク使用量V10の合計のことである。
総インク使用量V50は、各色のインクの量の合計であってもよいし、インクの色毎の量であってもよい。ここでは、総インク使用量V50は、インクの色毎の量であるとする。本実施形態では、図8に示すように、総インク使用量V50は、第1総インク使用量V51~第4総インク使用量V54を有している。第1総インク使用量V51は、連続印刷を行う際の合計の第1インク使用量V11のことであり、印刷可能と割り当てられた印刷画像P10の第1インク使用量V11の合計である。第2総インク使用量V52は、連続印刷を行う際の合計の第2インク使用量V12のことであり、印刷可能と割り当てられた印刷画像P10の第2インク使用量V12の合計である。第3総インク使用量V53は、連続印刷を行う際の合計の第3インク使用量V13のことであり、印刷可能と割り当てられた印刷画像P10の第3インク使用量V13の合計である。る。第4総インク使用量V54は、連続印刷を行う際の合計の第4インク使用量V14のことであり、印刷可能と割り当てられた印刷画像P10の第4インク使用量V14の合計である。
本実施形態では、割当部81は、総インク使用量V50がインク貯留量V20以下となるように、印刷リストLS1の印刷画像P10毎に、印刷可能か印刷不可能かを割り当てる。ここでは、割当部81は、例えば第1総インク使用量V51が第1インク貯留量V21以下になり、第2総インク使用量V52が第2インク貯留量V22以下になり、第3総インク使用量V53が第3インク貯留量V23以下になり、かつ、第4総インク使用量V54が第4インク貯留量V24以下になるように、印刷リストLS1の印刷画像P10毎に、印刷可能および印刷不可能の何れかを割り当てる。
具体的には、割当部81は、総インク使用量V50がインク貯留量V20以下になるまで、印刷リストLS1の上位から順に、印刷画像P10のインク使用量V10を総インク使用量V50に加算していく。そして、総インク使用量V50に加算したインク使用量V10の印刷画像P10を印刷可能に割り当て、総インク使用量V50に加算していないインク使用量V10の印刷画像P10を印刷不可能に割り当てる。
例えば図6の印刷リストLS1には、上位から下位に向かって第1印刷画像P11~第6印刷画像P16が順に並んでいる。ここで、第1印刷画像P11~第4印刷画像P14におけるインク使用量V10を総インク使用量V50に加算したとき、総インク使用量V50は、インク貯留量V20以下になるが、第1印刷画像P11~第5印刷画像P15におけるインク使用量V10を総インク使用量V50に加算したとき、総インク使用量V50は、インク貯留量V20よりも多くなる。そのため、図6の印刷リストLS1では、第1印刷画像P11~第4印刷画像P14に対して、印刷可能が割り当てられ、第5印刷画像P15および第6印刷画像P16に対して、印刷不可能が割り当てられる。
このように、割当部81によって印刷画像P10に印刷可能か印刷不可能かを割り当てた後、図7のステップS113では、図4の表示部82は、図9に示すように、印刷リスト画面DP1を表示画面61に表示する。印刷リスト画面DP1には、印刷リストLS1が配置されている。印刷リストLS1には、所定の条件に基づいて、複数の印刷画像P10が上位から下位に向かって並んでいる。表示部82は、印刷可能と割り当てられた印刷画像P10を第1表示手段で、表示画面61に表示する。表示部82は、印刷不可能と割り当てられた印刷画像P10を第2表示手段で、表示画面61に表示する。ここで、第1表示手段とは、例えばチェックマークM11のことであり、第2表示手段とは、例えば警告マークM12のことである。図9の一例では、印刷リストLS1の第1印刷画像P11~第4印刷画像P14は、印刷可能と割り当てられているため、第1印刷画像P11~第4印刷画像P14の横には、チェックマークM11が配置されている。一方、印刷リストLS1の第5印刷画像P15および第6印刷画像P16は、印刷不可能と割り当てられているため、第5印刷画像P15および第6印刷画像P16の横には、警告マークM12が配置されている。
本実施形態では、図9に示すように、印刷リスト画面DP1には、インク使用量V10を考慮する第1チェックボックスBx11と、メディア使用量V30を考慮する第2チェックボックスBx12とが配置されている。操作手段62を介して第1チェックボックスBx11にチェックが入れられると、総インク使用量V50がインク貯留量V20以下になるように、印刷画像P10毎に、印刷可能か印刷不可能かが割り当てられる。
本実施形態では、例えば連続印刷を行う際の合計のメディア使用量V30(図7参照)のことを総メディア使用量とする。総メディア使用量とは、印刷リストLS1の複数の印刷画像P10のうち、割当部81によって印刷可能に割り当てられた印刷画像P10のメディア使用量V30の合計のことである。ここで、操作手段62を介して第2チェックボックスBx12にチェックが入れられると、上記の総メディア使用量がメディア残量V40(図7参照)以下になるように、印刷画像P10毎に、割当部81によって印刷可能か印刷不可能かが割り当てられる。割当部81は、総メディア使用量がメディア残量V40以下になるまで、印刷リストLS1の上位から順に、印刷画像P10のメディア使用量V30を総メディア使用量に加算する。そして、割当部81は、総メディア使用量に加算したメディア使用量V30の印刷画像P10を印刷可能に割り当て、総メディア使用量に加算していないメディア使用量V30の印刷画像P10を印刷不可能に割り当てる。表示部82は、印刷可能に割り当てられた印刷画像P10の横にチェックマークM11を表示し、印刷不可能に割り当てられた印刷画像P10の横に警告マークM12を表示する。
例えば第1チェックボックスBx11、および、第2チェックボックスBx12にチェックが入れられると、割当部81は、総インク使用量V50がインク貯留量V20以下になり、かつ、総メディア使用量がメディア残量V40以下になるように、印刷画像P10毎に、印刷可能か印刷不可能かを割り当てる。そして、表示部82は、印刷可能に割り当てられた印刷画像P10の横にチェックマークM11を表示し、印刷不可能に割り当てられた印刷画像P10の横に警告マークM12を表示する。
本実施形態では、表示部82は、図9に示すように、回数領域AR1を表示画面61に表示する。回数領域AR1とは、印刷リストLS1の各印刷画像P10に対する印刷回数を、操作手段62を介してユーザが入力する領域のことである。例えば回数領域AR1に「3」と入力された場合、印刷リストLS1のうちの印刷可能と割り当てられた印刷画像P10をそれぞれ3回ずつ印刷することを意味する。この場合、各印刷画像P10を印刷するためには、印刷回数分のインク使用量V10が必要になる。割当部81は、総インク使用量V50がインク貯留量V20以下になるまで、印刷リストLS1の上位から順に、印刷画像P10のインク使用量V10に、回数領域AR1に入力された印刷回数を乗算した量を、総インク使用量V50に加算する。そして、割当部81は、総インク使用量V50に加算したインク使用量V10の印刷画像P10を印刷可能に割り当て、総インク使用量V50に加算していないインク使用量V10の印刷画像P10を印刷不可能に割り当てる。表示部82は、印刷可能に割り当てられた印刷画像P10の横にチェックマークM11を表示し、印刷不可能に割り当てられた印刷画像P10の横に警告マークM12を表示する。
本実施形態では、仮に印刷リストLS1の印刷画像P10の全てを印刷したときに、不足するインクの色や、メディア5を表示画面61に表示することが可能である。例えば印刷リストLS1に示された複数の印刷画像P10におけるインク使用量V10の全ての合計を、リストインク使用量V70(図8参照)とする。ここでは、例えば印刷リストLS1に示された複数の印刷画像P10における第1インク使用量V11の全ての合計を、第1リストインク使用量V71(図8参照)とする。図6の印刷リストLS1において、第1リストインク使用量V71とは、第1印刷画像P11~第6印刷画像P16における第1インク使用量V11の合計のことである。ここで、表示部82は、第1リストインク使用量V71が第1インク貯留量V21よりも多い場合には、第1の色のインクが足りないことを示す第1メッセージMS11(図9参照)を表示画面61に表示する。
同様に、例えば印刷リストLS1に示された複数の印刷画像P10における第2インク使用量V12の全ての合計を、第2リストインク使用量V72(図8参照)とする。印刷リストLS1に示された複数の印刷画像P10における第3インク使用量V13の全ての合計を、第3リストインク使用量V73(図8参照)とし、印刷リストLS1に示された複数の印刷画像P10における第4インク使用量V14の全ての合計を、第4リストインク使用量V74(図8参照)とする。図示は省略するが、表示部82は、第2リストインク使用量V72が第2インク貯留量V22よりも多い場合には、第2の色のインクが足りないことを示す第2メッセージを表示画面61に表示する。また、表示部82は、第3リストインク使用量V73が第3インク貯留量V23よりも多い場合には、第3の色のインクが足りないことを示す第3メッセージを表示画面61に表示し、第4リストインク使用量V74が第4インク貯留量V24よりも多い場合には、第4の色のインクが足りないことを示す第4メッセージを表示画面61に表示する。
例えば印刷リストLS1に示された複数の印刷画像P10におけるメディア使用量V30の全ての合計を、リストメディア使用量とする。図6の印刷リストLS1において、リストメディア使用量とは、第1印刷画像P11~第6印刷画像P16におけるメディア使用量V30の合計のことである。ここで、表示部82は、上記のリストメディア使用量がメディア残量V40(図7参照)より多い場合には、メディア5の長さが足りないことを示すメディア不足メッセージMS21(図9参照)を表示画面61に表示する。
本実施形態では、印刷リストLS1は、並び替え条件に基づいて並び替えることが可能である。ここでは、図10に示すように、印刷リスト画面DP1には、プルダウンリストLS2が配置されている。プルダウンリストLS2には、並び替え条件がリスト化されている。
並び替え条件は、例えば第1条件c11~第5条件c15を有している。例えばプルダウンリストLS2には、第1条件c11~第5条件c15がリスト化されている。ここで、第1条件c11とは、インク使用量V10(例えば第1インク使用量V11~第4インク使用量V14の合計)が少ない印刷画像P10が上位になるように、インク使用量V10が少ない順に、印刷リストLS1の印刷画像P10を並び替えるという条件のことである。第2条件c12とは、インク使用量V10(例えば第1インク使用量V11~第4インク使用量V14の合計)が多い印刷画像P10が上位になるように、インク使用量V10が多い順に、印刷リストLS1の印刷画像P10を並び替えるという条件のことである。第3条件c13とは、メディア使用量V30が少ない印刷画像P10が上位になるように、メディア使用量V30が少ない順に印刷リストLS1の印刷画像P10を並び替えるという条件のことである。第4条件c14とは、メディア使用量V30が多い印刷画像P10が上位になるように、メディア使用量V30が多い順に印刷リストLS1の印刷画像P10を並び替えるという条件のことである。第5条件c15とは、ユーザが自由に優先順位を選択できる条件であり、ユーザが設定する任意の条件である。
ユーザが操作手段62を介して、プルダウンリストLS2内の第1条件c11~第5条件c15の何れかを選択する。図4の並び替え部83は、印刷リストLS1の複数の印刷画像P10を、選択された並び替え条件に基づいて並び替える。例えば第1条件c11が選択された場合には、並び替え部83は、インク使用量V10が少ない順に、印刷リストLS1の印刷画像P10を並び替える。なお、表示部82は、並び替えられた後の印刷リストLS1を表示画面61に表示する。そして、並び替えられた後の印刷リストLS1に対して、割当部81による印刷画像P10毎の印刷可能か印刷不可能かの割り当てが行われる。例えば第1チェックボックスBx11にチェックが入れられていた場合、割当部81は、並び替え後の印刷リストLS1に対して、総インク使用量V50がインク貯留量V20以下となるように、印刷リストLS1の印刷画像P10毎に、印刷可能か印刷不可能かを割り当てる。その後、表示部82によって、印刷可能と割り当てられた印刷画像P10に対してチェックマークM11が表示され、印刷不可能と割り当てられた印刷画像P10に対して警告マークM12が表示される。
本実施形態では、図9に示すように、印刷リスト画面DP1には、第1印刷ボタンBT11、第2印刷ボタンBT12、および、キャンセルボタンBT13が配置されている。表示部82は、表示画面61に、第1印刷ボタンBT11、第2印刷ボタンBT12、および、キャンセルボタンBT13を表示する。ここで、第1印刷ボタンBT11は、割当部81による割り当ての結果に関わらず、印刷リストLS1に示された印刷画像P10の全てに対しての連続印刷が開始されるボタンである。ユーザが操作手段62を操作して、操作手段62によって第1印刷ボタンBT11が押されたとき、図4の第1印刷部91は、印刷リストLS1に示された複数の印刷画像P10の全てに対して印刷を行う。ここでは、例えば印刷リストLS1の上位から順に印刷画像P10をメディア5に印刷する。また、第1印刷部91は、回数領域AR1に入力された印刷回数分、各印刷画像P10をメディア5に印刷する。なお、例えば連続印刷中、インクタンク26のインクが所定量以下となり、インクの不足が生じた場合、連続印刷は中断される。
図9の第2印刷ボタンBT12は、印刷リストLS1に示された複数の印刷画像P10のうち、割当部81によって印刷可能と割り当てられた印刷画像P10に対しての連続印刷が開始されるボタンである。第2印刷ボタンBT12は、表示画面61においてチェックマークM11が付された印刷画像P10に対して印刷を開始するボタンである。ユーザが操作手段62を操作して、操作手段62によって第2印刷ボタンBT12が押されたとき、図4の第2印刷部92は、印刷リストLS1に示された複数の印刷画像P10のうち、割当部81によって印刷可能と割り当てられた印刷画像P10に対する印刷を行う。ここでは、例えば印刷リストLS1の上位から順に、印刷可能と割り当てられた印刷画像P10をメディア5に印刷する。また、第2印刷部92は、回数領域AR1に入力された印刷回数分、印刷可能と割り当てられた各印刷画像P10をメディア5に印刷する。
例えば第1印刷部91および第2印刷部92は、ヘッド移動機構30(図1参照)を制御して、インクヘッド24を主走査方向Yに移動させ、インクヘッド24が移動している間に、インクヘッド24のノズル25から、プラテン40に支持されたメディア5に向かってインクを吐出させることで、印刷画像P10における1スキャン分の印刷を行う。1スキャン分の印刷の後、第1印刷部91および第2印刷部92は、メディア移動機構50(図1参照)を制御して、プラテン40に支持されたメディア5を副走査方向Xに所定距離、移動させる。以後、1スキャン分の印刷と、メディア5の副走査方向Xへの移動を繰り返して行い、印刷画像P10のメディア5への印刷が完了する。
図9のキャンセルボタンBT13は、印刷を開始せずに、印刷リスト画面DP1を閉じるボタンである。ユーザが操作手段62を操作して、操作手段62によってキャンセルボタンBT13が押されたとき、印刷を開始せず、印刷リスト画面DP1を表示画面61から閉じる。
以上、本実施形態では、図1に示すように、プリンタ10は、インクを吐出するノズル25(図3参照)を有するインクヘッド24(図3参照)と、ノズル25に接続され、インクが貯留されるインクタンク26と、表示画面61を有する表示装置60と、制御装置70とを備えている。図4に示すように、制御装置70は、リスト取得部72と、インク使用量推定部73と、インク貯留量取得部74と、割当部81と、表示部82とを備えている。リスト取得部72は、図7のステップS101のように、連続印刷する複数の印刷画像P10の印刷リストLS1を取得する。インク使用量推定部73は、図7のステップS103のように、印刷リストLS1の印刷画像P10毎に、印刷に要するインク使用量V10を推定する。インク貯留量取得部74は、図7のステップS105のように、インクタンク26に貯留されているインクのインク貯留量V20を取得する。割当部81は、図7のステップS111のように、連続印刷を行う際の合計のインク使用量V10を総インク使用量V50(図8参照)としたとき、総インク使用量V50がインク貯留量V20以下となるように、印刷リストLS1の印刷画像P10毎に、印刷可能および印刷不可能の何れかを割り当てる。表示部82は、図9に示すように、印刷可能と割り当てられた印刷画像P10を第1表示手段で表示画面61に表示し、印刷不可能と割り当てられた印刷画像P10を第2表示手段で表示画面61に表示する。ここで、第1表示手段とは、例えばチェックマークM11を表示画面61に表示することである。第2表示手段とは、例えば警告マークM12wを表示画面61に表示することである。
このことによって、ユーザは、表示画面61を目視することで、印刷リストLS1の印刷画像P10のうち、どの印刷画像P10を印刷することができるかを知ることができる。よって、インクタンク26内のインクが不足することなく印刷可能となる印刷画像P10を、印刷前に知ることができる。したがって、印刷可能となる印刷画像P10を知った上で印刷を開始することができるため、無駄な印刷を減らすことができる。
本実施形態では、印刷リストLS1は、所定の条件に基づいて、複数の印刷画像P10が上位から下位に向かって並んでいる。割当部81は、総インク使用量V50がインク貯留量V20以下になるまで、印刷リストLS1の上位から順に、印刷画像P10のインク使用量V10を総インク使用量V50に加算する。割当部81は、総インク使用量V50に加算したインク使用量V10の印刷画像P10を印刷可能に割り当て、総インク使用量V50に加算していないインク使用量V10の印刷画像P10を印刷不可能に割り当てる。このことによって、印刷リストLS1の上位から順に、印刷画像P10に対して印刷可能が割り当てられる。そのため、例えばユーザが印刷リストLS1の印刷画像P10に対する印刷の優先順位を指定することなく、印刷画像P10に対して印刷可能か印刷不可能かを自動で割り当てることができる。
本実施形態では、制御装置70は、印刷リストLS1の複数の印刷画像P10を、並び替え条件に基づいて並び替える並び替え部83(図4参照)を備えている。このことによって、印刷リストLS1の複数の印刷画像P10を並び替えることができる。よって、並び替えた後の印刷リストLS1に対して、印刷リストLS1の上位から順に、印刷画像P10に対して印刷可能を割り当てることができる。したがって、印刷可能に割り当てたい印刷画像P10が上位になるように、印刷リストLS1の印刷画像P10を並び替えることで、印刷可能に割り当てたい印刷画像P10を優先的に、印刷可能に割り当てることができる。
本実施形態では、並び替え条件は、図10に示すように、第1条件c11と、第2条件c12とを有している。第1条件c11では、インク使用量V10が少ない印刷画像P10が上位になるように、インク使用量V10が少ない順に印刷リストLS1の印刷画像P10を並び替える。第2条件c12では、インク使用量V10が多い印刷画像P10が上位になるように、インク使用量V10が多い順に印刷リストLS1の印刷画像P10を並び替える。このことによって、多くの印刷画像P10を連続印刷したい場合には、印刷リストLS1の印刷画像P10を、第1条件c11で並び替えることで、インク使用量V10が少ない印刷画像P10を優先的に印刷可能に割り当てることができ、インク使用量V10が少ない印刷画像P10から順に印刷することができる。一方、インク使用量V10が多い印刷画像P10を優先的に印刷したい場合には、印刷リストLS1の印刷画像P10を、第2条件c12で並び替えることで、インク使用量V10が多い印刷画像P10を優先的に印刷可能に割り当てることができ、インク使用量V10が多い印刷画像P10から順に印刷することができる。
本実施形態では、図1に示すように、表示装置60は、ユーザによって操作される操作手段62を有している。表示部82は、図9に示すように、印刷リストLS1を表示画面61に表示する。表示画面61に表示された印刷リストLS1は、操作手段62によって印刷画像P10の順を入れ替え可能に構成されている。並び替え部83は、操作手段62によって入れ替えられた印刷画像P10の順に、印刷リストLS1の複数の印刷画像P10を並び替える。このことによって、ユーザが操作手段62を操作して、ユーザが優先的に印刷したい印刷画像P10が上位になるように印刷画像P10の順を入れ替えることができる。よって、ユーザが優先的に印刷したい印刷画像P10に対して優先的に印刷可能を割り当てることができ、ユーザが優先的に印刷したい印刷画像P10から印刷を開始することができる。
本実施形態では、表示部82は、図9に示すように、印刷リストLS1の印刷画像P10に対する印刷回数が操作手段62によって入力される回数領域AR1を、表示画面61に表示する。割当部81は、総インク使用量V50がインク貯留量V20以下になるまで、印刷リストLS1の上位から順に、印刷画像P10のインク使用量V10に、回数領域AR1に入力された印刷回数を乗算した量を総インク使用量V50に加算する。割当部81は、総インク使用量V50に加算したインク使用量V10の印刷画像P10を印刷可能に割り当て、総インク使用量V50に加算していないインク使用量V10の印刷画像P10を印刷不可能に割り当てる。このことによって、印刷回数を考慮して、印刷画像P10に対して印刷可能か印刷不可能かを割り当てることができる。よって、各印刷画像P10に対して同じ印刷回数分の印刷を行いたいとき、特に有効である。
本実施形態では、図3に示すように、インクヘッド24は、第1の色のインクを吐出する第1ノズル25Aと、第1の色とは色調が異なる第2の色のインクを吐出する第2ノズル25Bと、を有している。図1に示すように、インクタンク26は、第1ノズル25Aに接続され、第1の色のインクが貯留される第1インクタンク26Aと、第2ノズル25Bに接続され、第2の色のインクが貯留される第2インクタンク26Bと、を有している。図8に示すように、インク使用量V10は、印刷画像P10の印刷に要する第1の色のインクの第1インク使用量V11と、印刷画像P10の印刷に要する第2の色のインクの第2インク使用量V12と、を有している。インク貯留量V20は、第1インクタンク26Aに貯留されている第1の色のインクの第1インク貯留量V21と、第2インクタンク26Bに貯留されている第2の色のインクの第2インク貯留量V22と、を有している。総インク使用量V50は、連続印刷を行う際の合計の第1インク使用量V11である第1総インク使用量V51と、連続印刷を行う際の合計の第2インク使用量V12である第2総インク使用量V52と、を有している。割当部81は、第1総インク使用量V51が第1インク貯留量V21以下になり、かつ、第2総インク使用量V51が第2インク貯留量V21以下になるように、印刷リストLS1の印刷画像P10毎に、印刷可能および印刷不可能の何れかを割り当てる。このことによって、全ての色のインク(例えば第1の色のインク、および、第2の色のインク)に対して不足することない場合の印刷画像P10に対して、印刷可能を割り当てることができる。
本実施形態では、表示部82は、印刷リストLS1に示された複数の印刷画像P10における第1インク使用量V11の合計である第1リストインク使用量V71(図8参照)が第1インク貯留量V21よりも多い場合、図9に示すように、第1の色のインクが足りないことを示す第1メッセージMS11を表示画面61に表示する。また、表示部82は、印刷リストLS1に示された複数の印刷画像P10における第2インク使用量V12の合計である第2リストインク使用量V72(図8参照)が第2インク貯留量V22よりも多い場合、第2の色のインクが足りないことを示す第2メッセージを表示画面61に表示する。このことによって、印刷リストLS1の全ての印刷画像P10を印刷することで不足するインクの色を、表示画面61を目視することで、印刷前に知ることができる。
本実施形態では、表示部82は、図9に示すように、第1印刷ボタンBT11と、第2印刷ボタンBT12とを表示画面61に表示する。図4に示すように、制御装置70は、第1印刷部91と、第2印刷部92とを備えている。第1印刷部91は、操作手段62によって第1印刷ボタンBT11が押されたとき、印刷リストLS1に示された複数の印刷画像P10の全てに対する印刷を行う。第2印刷部92は、操作手段62によって第2印刷ボタンBT12が押されたとき、印刷リストLS1に示された複数の印刷画像P10のうち、割当部81によって印刷可能と割り当てられた印刷画像P10に対する印刷を行う。このことによって、操作手段62を介して第1印刷ボタンBT11を押すことで、印刷リストLS1に示された印刷画像P10を順に印刷することができる。一方、操作手段62を介して第2印刷ボタンBT12を押すことで、印刷リストLS1に示された複数の印刷画像P10のうち、印刷可能に割り当てられた印刷画像P10を順に印刷することができる。したがって、印刷リストLS1に示された印刷画像P10の全てを印刷対象にするか、印刷可能に割り当てられた印刷画像P10のみを印刷対象にするかを、ユーザの希望に応じて選択することができる。
10 プリンタ
24 インクヘッド
25 ノズル
26 インクタンク
60 表示装置
61 表示画面
62 操作手段
70 制御装置
72 リスト取得部
73 インク使用量推定部
74 インク貯留量取得部
81 割当部
82 表示部
83 並び替え部
91 第1印刷部
92 第2印刷部
LS1 印刷リスト
P10 印刷画像
V10 インク使用量
V20 インク貯留量
V50 総インク使用量

Claims (9)

  1. インクを吐出するノズルを有するインクヘッドと、
    前記ノズルに接続され、インクが貯留されるインクタンクと、
    表示画面を有する表示装置と、
    制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    連続印刷する複数の印刷画像の印刷リストを取得するリスト取得部と、
    前記印刷リストの前記印刷画像毎に、印刷に要するインク使用量を推定するインク使用量推定部と、
    前記インクタンクに貯留されているインクのインク貯留量を取得するインク貯留量取得部と、
    連続印刷を行う際の合計の前記インク使用量を総インク使用量としたとき、前記総インク使用量が前記インク貯留量以下となるように、前記印刷リストの前記印刷画像毎に、印刷可能および印刷不可能の何れかを割り当てる割当部と、
    前記印刷可能と割り当てられた前記印刷画像を第1表示手段で前記表示画面に表示し、前記印刷不可能と割り当てられた前記印刷画像を第2表示手段で前記表示画面に表示する表示部と、
    を備えた、プリンタ。
  2. 前記印刷リストは、所定の条件に基づいて、複数の印刷画像が上位から下位に向かって並んでおり、
    前記割当部は、前記総インク使用量が前記インク貯留量以下になるまで、前記印刷リストの上位から順に、前記印刷画像の前記インク使用量を前記総インク使用量に加算し、前記総インク使用量に加算した前記インク使用量の前記印刷画像を前記印刷可能に割り当て、前記総インク使用量に加算していない前記インク使用量の前記印刷画像を前記印刷不可能に割り当てる、請求項1に記載されたプリンタ。
  3. 前記制御装置は、前記印刷リストの複数の前記印刷画像を、並び替え条件に基づいて並び替える並び替え部を備えた、請求項2に記載されたプリンタ。
  4. 前記並び替え条件は、
    前記インク使用量が少ない前記印刷画像が上位になるように、前記インク使用量が少ない順に前記印刷リストの前記印刷画像を並び替える第1条件と、
    前記インク使用量が多い前記印刷画像が上位になるように、前記インク使用量が多い順に前記印刷リストの前記印刷画像を並び替える第2条件と、
    を有する、請求項3に記載されたプリンタ。
  5. 前記表示装置は、ユーザによって操作される操作手段を有し、
    前記表示部は、前記印刷リストを前記表示画面に表示し、
    前記表示画面に表示された前記印刷リストは、前記操作手段によって前記印刷画像の順を入れ替え可能に構成され、
    前記並び替え部は、前記操作手段によって入れ替えられた前記印刷画像の順に、前記印刷リストの複数の印刷画像を並び替える、請求項3または4に記載されたプリンタ。
  6. 前記表示装置は、ユーザによって操作される操作手段を有し、
    前記表示部は、前記印刷リストの前記印刷画像に対する印刷回数が前記操作手段によって入力される回数領域を、前記表示画面に表示し、
    前記割当部は、前記総インク使用量が前記インク貯留量以下になるまで、前記印刷リストの上位から順に、前記印刷画像の前記インク使用量に、前記回数領域に入力された印刷回数を乗算した量を前記総インク使用量に加算し、前記総インク使用量に加算した前記インク使用量の前記印刷画像を前記印刷可能に割り当て、前記総インク使用量に加算していない前記インク使用量の前記印刷画像を前記印刷不可能に割り当てる、請求項1から5までの何れか1つに記載されたプリンタ。
  7. 前記インクヘッドは、
    第1の色のインクを吐出する第1ノズルと、
    前記第1の色とは色調が異なる第2の色のインクを吐出する第2ノズルと、
    を有し、
    前記インクタンクは、
    前記第1ノズルに接続され、前記第1の色のインクが貯留される第1インクタンクと、
    前記第2ノズルに接続され、前記第2の色のインクが貯留される第2インクタンクと、
    を有し、
    前記インク使用量は、
    前記印刷画像の印刷に要する前記第1の色のインクの第1インク使用量と、
    前記印刷画像の印刷に要する前記第2の色のインクの第2インク使用量と、
    を有し、
    前記インク貯留量は、
    前記第1インクタンクに貯留されている前記第1の色のインクの第1インク貯留量と、
    前記第2インクタンクに貯留されている前記第2の色のインクの第2インク貯留量と、
    を有し、
    前記総インク使用量は、
    連続印刷を行う際の合計の前記第1インク使用量である第1総インク使用量と、
    連続印刷を行う際の合計の前記第2インク使用量である第2総インク使用量と、
    を有し、
    前記割当部は、前記第1総インク使用量が前記第1インク貯留量以下になり、かつ、前記第2総インク使用量が前記第2インク貯留量以下になるように、前記印刷リストの前記印刷画像毎に、前記印刷可能および前記印刷不可能の何れかを割り当てる、請求項1から6までの何れか1つに記載されたプリンタ。
  8. 前記表示部は、
    前記印刷リストに示された複数の前記印刷画像における前記第1インク使用量の合計である第1リストインク使用量が前記第1インク貯留量よりも多い場合、前記第1の色のインクが足りないことを示す第1メッセージを前記表示画面に表示し、
    前記印刷リストに示された複数の前記印刷画像における前記第2インク使用量の合計である第2リストインク使用量が前記第2インク貯留量よりも多い場合、前記第2の色のインクが足りないことを示す第2メッセージを前記表示画面に表示する、請求項7に記載されたプリンタ。
  9. 前記表示部は、第1印刷ボタンと、第2印刷ボタンとを前記表示画面に表示し、
    前記制御装置は、
    前記操作手段によって前記第1印刷ボタンが押されたとき、前記印刷リストに示された複数の前記印刷画像の全てに対する印刷を行う第1印刷部と、
    前記操作手段によって前記第2印刷ボタンが押されたとき、前記印刷リストに示された複数の前記印刷画像のうち、前記割当部によって前記印刷可能と割り当てられた前記印刷画像に対する印刷を行う第2印刷部と、
    を備えた、請求項1から8までの何れか1つに記載されたプリンタ。
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