JP2023081258A - 照明制御装置および照明制御システム - Google Patents

Abstract

【課題】操作性が改善された照明制御装置を提供する。【解決手段】複数の照明装置を制御する照明制御装置１３である。照明制御装置１３は、制御対象とする照明装置毎に対応した複数の操作部２１ａ～２１ｄと、操作部２１ａ～２１ｄよりも数が少ない数値表示部３１と、制御部とを備える。制御部は、操作部２１ａ～２１ｄが操作されると、操作された操作部２１ａ～２１ｄに対応した照明装置の調光度の現在値を数値表示部３１に表示し、操作部２１ａ～２１ｄの操作後から所定時間内に同じ操作部２１ａ～２１ｄが操作されると、操作された操作部２１ａ～２１ｄに対応した照明装置の調光度を変更するとともに変更した調光度の値を数値表示部３１に表示する。【選択図】図２

Description

本発明の実施形態は、複数の照明装置を制御する照明制御装置、およびこの照明制御装置を用いた照明制御システムに関する。

従来、複数の照明装置を照明制御装置によって制御する照明制御システムが知られている。照明制御装置には、照明装置毎の調光度を増加または低減するための複数の操作部を備える他、照明装置毎の調光度を数値で表示する数値表示部を備える場合もある。

数値表示部は、制御対象の照明装置毎に対応して複数の数値表示部を備える場合や、複数の操作部に対して１つの数値表示部のみを備える場合がある。

数値表示部が１つの場合、操作部を操作すると、操作された操作部に対応した照明装置の調光度を増加または低減するように変更するとともに変更した調光度の値を数値表示部で表示する。

数値表示部が１つの場合、照明装置の調光度の現在値を確認するために、対応した操作部を操作して数値表示部に表示させることがあるが、操作部を操作すると調光度が変更され、変更した調光度の値が数値表示部に表示されてしまうため、調光度の現在値が表示されるものではなく、確認後には調光度を戻す操作をしなければならず、操作が煩雑となり、また、この調光度が変更されるのを避けるには、操作部の操作とは別の操作手順で確認を行うことが必要となり、操作が煩雑になる。

特開２０１３－２０１０８７号公報

本発明が解決しようとする課題は、操作性が改善された照明制御装置および照明制御システムを提供することにある。

実施形態の照明制御装置は、複数の照明装置を制御する照明制御装置であって、制御対象とする照明装置毎に対応した複数の操作部と、操作部よりも数が少ない数値表示部と、制御部とを備える。制御部は、操作部が操作されると、操作された操作部に対応した照明装置の調光度の現在値を数値表示部に表示し、操作部の操作後から所定時間内に同じ操作部が操作されると、操作された操作部に対応した照明装置の調光度を変更するとともに変更した調光度の値を数値表示部に表示する。

実施形態の照明制御装置によれば、操作性の改善が期待できる。

一実施形態を示す照明制御装置を備えた照明制御システムの構成図である。 同上照明制御装置の正面図である。 同上照明制御装置の動作を示すフローチャートである。

以下、一実施形態を、図面を参照して説明する。

図１に照明制御システム１０の構成図を示す。照明制御システム１０は、複数の照明装置１１と、複数のセンサ１２と、複数の照明装置１１を制御する照明制御装置１３とを備えている。

照明装置１１は、例えばＬＥＤなどの発光素子を用いた光源と、照明制御装置１３からの調光信号に応じて光源を調光点灯させる電源部とを備えており、明るさを変更可能とする調光対応照明装置である。

照明制御システム１０では、例えばフロアの天井に複数の照明装置１１が設置される場合、フロアを複数のゾーンであって例えば４つのゾーン１～４に区分けし、各ゾーン１～４に配置される複数の照明装置１１と照明制御装置１３とがそれぞれ通信線によって通信可能に接続されている。

センサ１２は、人感センサ、明かりセンサ、昼光センサなどが含まれ、信号線によって照明制御装置１３に通信可能に接続され、検知信号を照明制御装置１３に送信する。なお、センサ１２は、選択的に用いられるものであって、照明制御システム１０で照明装置１１の制御に必要な場合にのみ用いられ、必要ない場合には用いられない。

照明制御装置１３は、例えば壁面に設置され、操作可能とする。照明制御装置１３は、制御部１４および記憶部１５を備えている。制御部１４は、照明制御装置１３に対する操作、予め設定されたシーンやスケジュール、センサ１２を用いる場合の検知信号などに基づいて、各ゾーン１～４の照明装置１１を調光制御するとともに、照明制御装置１３での各表示を制御する。記憶部１５は、例えば、シーン毎に、各ゾーン１～４の照明装置１１の調光度などを記憶する。

図２に照明制御装置１３の正面図を示す。照明制御装置１３は、操作パネル２０を備え、この操作パネル２０に各ゾーン１～４の照明装置１１の調光度を操作するための個別操作部またはゾーン操作部である複数の操作部２１ａ～２１ｄが設けられている。

各操作部２１ａ～２１ｄには、制御対象のゾーン１～４の番号を示す例えば「１」、「２」、「３」、「４」が表示されている。各操作部２１ａ～２１ｄは、調光度を増加させる操作ボタンである例えば上向き三角印のアップボタン２２と、調光度を低減させる操作ボタンである例えば下向き三角印のダウンボタン２３と、調光度の現在値を表示形状の変化によって表示する形状表示部２４とを備えている。アップボタン２２とダウンボタン２３とは上下に並んで配置され、これらアップボタン２２およびダウンボタン２３の側部に形状表示部２４が並んで配置されている。

形状表示部２４は、例えば、ＬＥＤなどの発光素子で構成される複数の表示セグメントを上下方向に１列に配置した表示メータであり、調光度に対応して点灯する表示セグメントの数が変化する。形状表示部２４では、調光度を複数の範囲毎に分割して表示するもので、制御対象とする照明装置１１の調光度の現在値が該当する範囲までの表示セグメントが点灯する。例えば、調光度が５０％である場合、複数の表示セグメントのうち、中央から下側の表示セグメントが点灯する。なお、形状表示部２４は、調光度に応じて形状が変化したり、光色が変化してもよい。

各ゾーン１～４に対応した操作部２１ａ～２１ｄに隣接して全体操作部２５が配置されている。全体操作部２５は、全てのゾーン１～４の照明装置１１の調光度を、ゾーン１～４毎の照明装置１１の調光度の差分を保ったまま一括して変更するもので、調光度を増加させる操作ボタンである例えば上向き三角印のアップボタン２６と、調光度を低減させる操作ボタンである例えば下向き三角印のダウンボタン２７とを備えている。

全体操作部２５に隣接して、電源ボタン２８と、複数のシーンボタン２９と、セットボタン３０と、数値表示部３１とが配置されている。

電源ボタン２８は、操作により全ての照明装置１１の点灯と消灯を一括して切り換える。

シーンボタン２９は、例えば４つ配置され、シーン番号を示す例えば「１」、「２」、「３」、「４」が表示されている。各シーンボタン２９の上側には、シーンボタン２９のうちのいずれが選択されているかを示すシーン表示部３２が配置されている。シーン表示部３２は、例えば、ＬＥＤなどの発光素子で点灯表示する。各シーンボタン２９は、例えば、日中、夜間、平日と休日などのシーンに応じて設定され、各シーンボタン２９に各ゾーン１～４の照明装置１１の調光度が記憶され、各シーンボタン２９の選択によって記憶されている各ゾーン１～４の照明装置１１の調光度を再生する。

セットボタン３０は、シーンなどの設定の際の確定操作に用いられる。

数値表示部３１は、操作部２１ａ～２１ｄよりも数が少なく、例えば１つで、少なくとも数値を表示可能とする。数値表示部３１は、例えば、複数桁で各桁を７セグメント表示する液晶表示器が用いられ、数字やアルファベットなどを表示可能とする。

そして、照明制御装置１３の制御部１４は、操作部２１ａ～２１ｄが操作されると、操作された操作部２１ａ～２１ｄに対応した照明装置１１の調光度の現在値を数値表示部３１に表示し、操作部２１ａ～２１ｄの操作後から所定時間内に同じ操作部２１ａ～２１ｄが操作されると、操作された操作部２１ａ～２１ｄに対応した照明装置１１の調光度を変更するとともに変更した調光度の値を数値表示部３１に表示する機能と、操作部２１ａ～２１ｄが操作されると、操作された操作部２１ａ～２１ｄに対応した照明装置１１の調光度の現在値を数値表示部３１に表示し、操作された操作部２１ａ～２１ｄが所定時間以上継続して操作されると、操作された操作部２１ａ～２１ｄに対応した照明装置１１の調光度を変更するとともに変更する調光度の値を数値表示部３１に表示する機能とを有している。

さらに、制御部１４は、全体操作部２５が操作されると、複数の照明装置１１の全体操作に関する所定の情報を数値表示部３１に表示した後、全体操作部２５の操作に応じて複数の照明装置１１の調光度を一括して変更するとともに、この変更に伴って数値表示部３１に表示する情報を変更する機能を有している。この機能では、上述した操作部２１ａ～２１ｄと同様に、全体操作部２５が操作されると、複数の照明装置１１の全体操作に関する所定の情報を数値表示部３１に表示し、全体操作部２５の操作後から所定時間内に再操作されると、全ての照明装置１１の調光度を一括して変更するとともに、この変更に伴って変化する情報を数値表示部３１に表示する機能と、全体操作部２５が操作されると、複数の照明装置１１の全体操作に関する所定の情報を数値表示部３１に表示し、全体操作部２５が所定時間以上継続して操作されると、全ての照明装置１の調光度を一括して変更するとともに、この変更に伴って変化した情報を数値表示部３１に表示する機能とを有している。

複数の照明装置１１の全体操作に関する所定の情報としては、複数の操作部２１ａ～２１ｄ毎に設定されている調光度の平均値を表示したり、調光度の変化量を表示することができる。

次に、照明制御装置１３の制御部１４による制御動作を説明する。

電源ボタン２８がオフの場合、数値表示部３１に「ＯＦＦ」を表示し、各操作部２１ａ～２１ｄの形状表示部２４およびシーン表示部３２を消灯して非表示状態とする。

電源ボタン２８がオンの場合、所定時間以上操作がない待機状態で、数値表示部３１を無表示状態とし、各操作部２１ａ～２１ｄの形状表示部２４でそれぞれの調光度の現在値を表示形状の変化によって表示し、選択されているシーンボタン２９のシーン表示部３２を点灯表示する。

そして、電源ボタン２８がオン状態で、各ゾーン１～４の照明装置１１に対応した操作部２１ａ～２１ｄを操作した際の動作を図３のフローチャートを参照して説明する。

例えばゾーン１の照明装置１１に対応した操作部２１ａを操作、つまり操作部２１ａのアップボタン２２またはダウンボタン２３を操作すると（ステップＳ１）、まず、操作された操作部２１ａに対応したゾーン１の照明装置１１の調光度の現在値を数値表示部３１に表示する（ステップＳ２）。すなわち、アップボタン２２またはダウンボタン２３を操作しても、調光度が現在値から変更されることなく、記憶部１５に記憶されている調光度の現在値を数値表示部３１で表示する。

操作部２１ａを継続して操作している場合（ステップＳ３のＹＥＳ）、その操作部２１ａの継続操作が予め決められた第２の時間ｔ２（例えば３秒程度）以上継続するか判断する（ステップＳ４）。

操作部２１ａの操作を第２の時間ｔ２以上継続する前に解除した場合（ステップＳ３のＮＯ）、操作部２１ａの操作後から、第２の時間ｔ２よりも短い予め定められた第１の時間ｔ１（例えば２秒程度）が経過したか判断し（ステップＳ５）、第１の時間ｔ１が経過するまでは（ステップＳ５のＮＯ）、同じ操作部２１ａを操作したか（ステップＳ６）、他の操作部２１ｂ～２１ｄを操作したかを判断する（ステップＳ７）。同じ操作部２１ａを操作せず（ステップＳ６のＮＯ）、他の操作部２１ｂ～２１ｄも操作しない場合（ステップＳ７のＮＯ）、ステップＳ５に戻る。

ここで、ゾーン１の照明装置１１の調光度の現在値を確認するだけの場合には、ステップＳ２で数値表示部３１に表示された調光度の現在値を確認した後、何も操作しないことにより、ステップＳ５で第１の時間ｔ１が経過すると（ステップＳ５のＹＥＳ）、数値表示部３１の表示を消し（ステップＳ８）、元の待機状態に戻る。

さらに、各ゾーン１～４の照明装置１１の調光度の現在値を順に確認する場合には、ステップＳ５で第１の時間ｔ１が経過する前であれば、ステップＳ７で例えばゾーン２の照明装置１１に対応した操作部２１ｂを操作すると（ステップＳ７のＹＥＳ）、ステップＳ２に進み、操作された操作部２１ｂに対応したゾーン２の照明装置１１の調光度の現在値を数値表示部３１に表示する。また、ステップＳ５で第１の時間ｔ１が経過し、ステップＳ８で数値表示部３１を消した後であれば、ステップＳ１で例えばゾーン２の照明装置１１に対応した操作部２１ｂを操作する。他の操作部２１ｃ，２１ｄについても同様である。

また、ゾーン１の照明装置１１の調光度の現在値を確認した後に、調光度を変更する場合には、例えば、操作部２１ａを操作し、ステップＳ２で数値表示部３１に表示された調光度の現在値を確認した後、ステップＳ５で第１の時間ｔ１が経過する前、つまり操作部２１ａの操作後（操作部２１ａの操作を解除した後）の第１の時間ｔ１以内に、ステップＳ６で同じ操作部２１ａを操作すると（ステップＳ６のＹＥＳ）、操作部２１ａのアップボタン２２またはダウンボタン２３の操作に応じて調光度を増加または削減するように調光度を変更し（ステップＳ９）、変更した調光度の値に記憶部１５の記憶を更新するとともに、変更した調光度の値を数値表示部３１に表示する（ステップＳ１０）。なお、ステップＳ６での同じ操作部２１ａを操作したかの判断は、ステップＳ１で操作部２１ａのアップボタン２２を操作して、ステップＳ６で操作部２１ａのダウンボタン２３を操作した場合も、同じ操作部２１ａを操作したと判断する。また、調光度の変更量に応じて、操作部２１ａの形状表示部２４で表示する表示形状も変更する場合がある。また、調光度の調整に伴ってゾーン１の照明装置１１の明るさが変化し、確認できる。

そして、操作部２１ａの再操作を第１の時間ｔ１以内に繰り返すことにより、調光度を順次増加または減少する。また、操作部２１ａの再操作したままの状態で第２の時間ｔ２継続すると、調光度を連続して増加または減少する。

また、ゾーン１の照明装置１１の調光度の現在値を確認した後に、調光度を変更する場合には、別の操作手順でも可能となっている。この場合には、例えば、操作部２１ａを操作し、ステップＳ２で数値表示部３１に表示された調光度の現在値を確認とともに、操作部２１ａを継続操作し（ステップＳ３のＹＥＳ）、操作部２１ａの継続操作が予め決められた第２の時間ｔ２以上継続すると（ステップＳ４のＹＥＳ）、ステップＳ９、Ｓ１０に進み、操作部２１ａのアップボタン２２またはダウンボタン２３の操作に応じて調光度を増加または減少するように調光度を変更し、変更した調光度の値に記憶部１５の記憶を更新するとともに、変更した調光度の値を数値表示部３１に表示する。

そして、操作部２１ａが継続操作されている間は、操作部２１ａのアップボタン２２またはダウンボタン２３の操作に応じて調光度を連続して増加または減少するように調光度を変更し、変更した調光度の値に記憶部１５の記憶を順次更新するとともに、順次変更した調光度の値を数値表示部３１に順次表示する。

また、全体操作部２５が操作されると、複数の照明装置１１の全体操作に関する所定の情報を数値表示部３１に表示する。例えば、制御部１４により、複数の操作部２１ａ～２１ｄ毎に設定されている調光度から平均値を求め、求めた調光度の平均値を数値表示部３１に表示する。

上述した操作部２１ａ～２１ｄと同様に、全体操作部２５の操作後から所定時間内に再操作されると、全てのゾーン１～４の照明装置１１の調光度を、ゾーン１～４毎の照明装置１１の調光度の差分を保ったまま一括して変更するとともに、その変更に伴って変化する平均値を数値表示部３１に表示し、または、全体操作部２５が所定時間以上継続して操作されると、全てのゾーン１～４の照明装置１１の調光度を、ゾーン１～４毎の照明装置１１の調光度の差分を保ったまま一括して変更するとともに、その変更に伴って変化した平均値を数値表示部３１に表示する。調光度の変更量に応じて、各操作部２１ａ～２１ｄの形状表示部２４で表示する表示形状も変更する場合がある。また、調光度の変更に伴って全てのゾーン１～４の照明装置１１の明るさが変化し、確認できる。

なお、全体操作部２５が操作された場合、調光度の変化量を数値表示部３１に表示してもよい。この場合、全体操作部２５が操作されると、例えば、変化量の初期値として「０」を数値表示部３１に表示し、全体操作部２５の操作で調光度が変更されるのに伴って変化する変化量を「＋１０」や「－１０」といったように数値表示部３１にする。

次に、シーンボタン２９を用いてシーンを選択可能とするためのシーン設定について説明する。

例えば、シーン１のシーンボタン２９を操作すると、操作したシーン１のシーンボタン２９のシーン表示部３２を点灯し、数値表示部３１にシーン１の番号を表示し、シーン１が選択されていることを表示する。

セットボタン３０またはシーン１のシーンボタン２９を所定時間以上長押しすることで、シーン１のシーンボタン２９に対するシーン設定モードとなり、数値表示部３１に表示しているシーン１の番号を点滅し、シーン１のシーンボタン２９に対するシーン設定モードとなったことを表示する。

シーン１のシーンボタン２９に対するシーン設定モードで、各操作部２１ａ～２１ｄを操作し、各ゾーン１～４の照明装置１１の調光度をシーンに合わせて個別に調整することができる。

この場合、上述した調光度の変更動作と同様に、例えば、操作部２１ａを操作、つまり操作部２１ａのアップボタン２２またはダウンボタン２３を操作すると、まず、記憶部１５に記憶されているゾーン１の照明装置１１の調合度の初期値（例えば７０％など）または前回設定時の値を数値表示部３１に表示する。すなわち、操作部２１ａのアップボタン２２またはダウンボタン２３を操作しても、調光度が初期値または前回設定時の値から変更されることなく、記憶部１５に記憶されている調光度の初期値または前回設定時の値を数値表示部３１で表示する。

数値表示部３１で調光度の初期値または前回設定時の値を確認し、操作部２１ａのアップボタン２２またはダウンボタン２３の操作に応じて調光度を増加または減少するように調光度を変更し、変更した調光度の値を数値表示部３１に表示する。なお、調光度の変更量に応じて、操作部２１ａの形状表示部２４で表示する表示形状も変更する場合がある。また、調光度の調整に伴ってゾーン１の照明装置１１の明るさが変化し、確認できる。

各ゾーン１～４の照明装置１１の調光度をシーンに合わせて個別に調整した後、セットボタン３０を操作することで、シーン１のシーンボタン２９に対するシーン設定モードを終了し、シーン１のシーンボタン２９に対する各ゾーン１～４の照明装置１１の調光度を記憶部１５に記憶する。

同様にして、シーン２、３、４のシーンボタン２９についても設定可能とする。

そして、シーン設定された後、例えばシーン１のシーンボタン２９を操作すると、記憶部１５に記憶されているシーン１のシーンボタン２９に対応した各ゾーン１～４の照明装置１１の調光度を読み出し、各ゾーン１～４の照明装置１１に対応する調光信号を出力することにより、各ゾーン１～４の照明装置１１でシーン１の照明状態を再生する。

また、各ゾーン１～４の照明装置１１で例えばシーン１の照明状態を再生している状態でも、上述した調光度の変更動作と同様に、操作部２１ａ～２１ｄを操作することで、各ゾーン１～４の照明装置１１の調光度を変更することができる。

以上のように、本実施形態の照明制御装置１３では、操作部２１ａ～２１ｄが操作されると、操作された操作部２１ａ～２１ｄに対応した照明装置１１の調光度の現在値を数値表示部３１に表示し、操作部２１ａ～２１ｄの操作後から所定時間内に同じ操作部２１ａ～２１ｄが操作されると、操作された操作部２１ａ～２１ｄに対応した照明装置１１の調光度を変更するとともに変更した調光度の値を数値表示部３１に表示するため、調光度の現在値を確認したうえで、調光度を変更することができ、操作性を改善できる。

また、操作部２１ａ～２１ｄ毎に、操作された操作部２１ａ～２１ｄに対応した照明装置１１の調光度の現在値を表示形状の変化によって表示する形状表示部２４を併用するため、おおよその調光度の現在値を把握できる。

また、全体操作部２５が操作されると、複数の照明装置１１の全体操作に関する所定の情報を数値表示部３１に表示した後、全体操作部２５の操作に応じて複数の照明装置１１の調光度を一括して変更するとともに数値表示部３１に表示する情報を変更するため、全体操作する際の調光度の変化量を数値で把握することができ、操作性を改善できる。

複数の照明装置１１の全体操作に関する所定の情報として、複数の操作部２１ａ～２１ｄ毎に設定されている調光度の平均値を表示することで、実際の平均的な明るさと対応して、全体操作する際の調光度の変化量を把握しやすくでき、操作性を改善できる。

また、待機状態では、数値表示部３１を無表示とし、形状表示部２４のみ表示することにより、調光度を直感的に把握できるとともに、必要に応じて操作部２１ａ～２１ｄを操作することで、１つの数値表示部３１で調光度の詳細数値が得られるため、数値を無駄に表示することによる乱雑感がないなど、外観が損なわれない効果がある。

また、操作部２１ａ～２１ｄが操作されると、操作された操作部２１ａ～２１ｄに対応した照明装置１１の調光度の現在値を数値表示部３１に表示し、操作された操作部２１ａ～２１ｄが所定時間以上継続して操作されると、操作された操作部２１ａ～２１ｄに対応した照明装置１１の調光度を変更するとともに変更する調光度の値を数値表示部３１に表示するため、調光度の現在値を確認したうえで、調光度を変更することができ、操作性を改善できる。

なお、実施形態では、数値表示部３１が１つの形態を例として説明したが、これに限らず、操作部２１ａ～２１ｄよりも少ない数の数値表示部３１を有していてもよい。

本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。

１０ 照明制御システム
１１ 照明装置
１３ 照明制御装置
１４ 制御部
２１ａ～２１ｄ 操作部
２４ 形状表示部
２５ 全体操作部
３１ 数値表示部

Claims (6)

1. 複数の照明装置を制御する照明制御装置であって、
   制御対象とする前記照明装置毎に対応した複数の操作部と；
   前記操作部よりも数が少ない数値表示部と；
   前記操作部が操作されると、操作された前記操作部に対応した前記照明装置の調光度の現在値を前記数値表示部に表示し、前記操作部の操作後から所定時間内に同じ前記操作部が操作されると、操作された前記操作部に対応した前記照明装置の調光度を変更するとともに変更した調光度の値を前記数値表示部に表示する制御部と；
   を備えることを特徴とする照明制御装置。
2. 複数の照明装置を制御する照明制御装置であって、
   制御対象とする前記照明装置毎に対応した複数の操作部と；
   前記操作部よりも数が少ない数値表示部と；
   前記操作部が操作されると、操作された前記操作部に対応した前記照明装置の調光度の現在値を前記数値表示部に表示し、操作された前記操作部が所定時間以上継続して操作されると、操作された前記操作部に対応した前記照明装置の調光度を変更するとともに変更する調光度の値を前記数値表示部に表示する制御部と；
   を備えることを特徴とする照明制御装置。
3. 前記操作部毎に、操作された前記操作部に対応した前記照明装置の調光度の現在値を表示形状の変化によって表示する形状表示部を備える
   ことを特徴とする請求項１または２記載の照明制御装置。
4. 複数の前記操作部の制御対象とする複数の前記照明装置を一括して全体操作する全体操作部を備え、
   前記制御部は、前記全体操作部が操作されると、複数の前記照明装置の全体操作に関する所定の情報を前記数値表示部に表示した後、前記全体操作部の操作に応じて複数の前記照明装置の調光度を一括して変更するとともに前記数値表示部に表示する情報を変更する
   ことを特徴とする請求項１ないし３いずれか一記載の照明制御装置。
5. 前記制御部は、複数の前記照明装置の全体操作に関する所定の情報として、複数の前記操作部毎に設定された調光度の平均値を前記数値表示部に表示する
   ことを特徴とする請求項４記載の照明制御装置。
6. 複数の照明装置と；
   前記照明装置を制御する請求項１ないし５いずれか一記載の照明制御装置と；
   を備えることを特徴とする照明制御システム。

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