JP2023078909A - 遊技システム、外部管理装置及び遊技価値管理方法 - Google Patents

遊技システム、外部管理装置及び遊技価値管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】遊技客が共通の遊技価値を用いて複数の遊技店で遊技媒体の貸出処理を受けることを可能にすることを課題とする。【解決手段】利用者端末90は、情報処理装置100に対してデビット決済要求を行い(S1)、決済完了通知を受けたならば(S4)、データ管理装置80に対してチャージ情報を通知し(S5)、データ管理装置80はチャージ額をカードIDと関連付けて記憶する(S6)。台間カード処理機10は会員カードを受け付けたならば(S7)、会員カードの挿入を通知する(S8)。管理装置50はカードIDを含むチャージ残高要求を通知し(S9)、データ管理装置80はカードIDに該当するチャージ残高を通知し(S10)、管理装置50はチャージ残高をカードIDに関連付けて記憶する(S11)。【選択図】図1

Description

本発明は、遊技客が共通の遊技価値を用いて複数の遊技店で遊技媒体の貸出処理を受けることを可能にする遊技システム、外部管理装置及び遊技価値管理方法に関する。
従来、パチンコ店などの遊技店で遊技を行う場合には、遊技機に併設された台間カード処理機に貨幣を投入してプリペイド価値とし、このプリペイド価値を用いて玉貸しを行っている。遊技球が封入された管理遊技機の場合には、所定の玉貸操作を受け付けたならば、プリペイド価値から所定数(例えば、500円分)を減算し、遊技機に記憶された遊技球に500円分の遊技球を加算することになる。
ここで、遊技客が現金を有していない場合には、玉貸しを行うことができない。このため、キャッシュレスで玉貸しを行う技術が知られている。例えば、特許文献1には、携帯電話機のICチップに記憶された電子マネーから、1度の玉貸操作で玉貸し処理される貸出単位金額よりも多くの金額分の電子マネーを減算処理し、その減算対象となる電子マネー分の有価価値をプリペイド価値として価値付け処理する技術が知られている。
特開2009-118971号公報
しかしながら、上記特許文献1のものは、ある特定の遊技店において電子マネーを用いた玉貸しを可能にするものであり、複数の遊技店における玉貸しを可能にするものではない。このため、ある遊技客が同じプリペイド価値(遊技価値)を用いて複数の遊技店で玉貸しを行えるようにするためには、多くの遊技店の協力の下に、各遊技店のシステム及び端末を入れ替える必要が生じ、効率的ではない。
本発明は、上記従来技術の問題点(課題)を解決するためになされたものであって、遊技客が共通の遊技価値を用いて複数の遊技店で遊技媒体の貸出処理を受けることを可能にする遊技システム、外部管理装置及び遊技価値管理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、複数の遊技店に会員登録した利用者が所持する利用者端末と、各遊技店に配設された遊技機に併設された各台装置により遊技媒体の貸出処理を行う場合に利用される有価価値を管理する管理装置と通信可能な外部管理装置を有する遊技システムであって、前記外部管理装置は、前記利用者を一意に識別する識別情報と、各遊技店が前記利用者に対して発行した会員用媒体の識別情報と、所定の決済手段により決済されたチャージ価値とを前記利用者端末から受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けた前記利用者の識別情報、各会員用媒体の識別情報及び前記チャージ価値を対応付けて記憶する記憶手段と、前記管理装置から所定の会員用媒体の識別情報を受け付けた場合に、前記記憶手段に記憶した該会員用媒体に対応するチャージ価値を前記管理装置に対して移管処理する移管処理手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記管理装置は、前記外部管理装置から移管されたチャージ価値を記憶するチャージ価値記憶手段と、前記利用者の識別情報を含む遊技媒体の貸出要求を前記各台装置から受け付けた場合に、前記チャージ価値記憶手段に記憶されたチャージ価値から所定数を減算処理した後に、前記各台装置に対して遊技媒体の貸出指示を行う貸出処理手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記移管処理手段は、前記管理装置から所定の会員用媒体の識別情報を受け付けた場合に、前記記憶手段に記憶した該会員用媒体に対応する全てのチャージ価値を前記管理装置に対して移管処理することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記移管処理手段は、前記管理装置から所定の会員用媒体の識別情報を受け付けた場合に、前記記憶手段に記憶した該会員用媒体に対応するチャージ価値のうち、該当する遊技店において指定されたチャージ価値を前記管理装置に対して移管処理することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記移管処理手段は、前記管理装置から所定の会員用媒体の識別情報を受け付けた場合に、前記記憶手段に記憶した該会員用媒体に対応するチャージ価値のうち、事前に会員により指定されたチャージ価値を前記管理装置に対して移管処理することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記移管処理手段は、前記管理装置から所定の会員用媒体の識別情報を受け付けた場合に、前記記憶手段に記憶した該会員用媒体に対応するチャージ価値のうち、前記各台装置で指定されたチャージ価値を前記管理装置に対して移管処理することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記移管処理手段は、前記管理装置から所定の会員用媒体の識別情報を受け付けた場合に、前記記憶手段に記憶した該会員用媒体に対応するチャージ価値のうち、前記各台装置で貸し出す遊技媒体数分のチャージ価値を前記管理装置に対して移管処理することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、所定の会員用媒体を受け付けた場合に、少なくとも前記会員用媒体の識別情報に対応するチャージ価値を前記管理装置から取得し、取得したチャージ価値に対応する貨幣を払い出す精算機をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記管理装置は、前記各台装置から前記会員用媒体が返却された場合に、前記会員用媒体に関連付けられたチャージ価値を前記外部管理装置に対して移管することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記所定の決済手段は、デビット決済であることを特徴とする。
また、本発明は、複数の遊技店に会員登録した利用者が所持する利用者端末と、各遊技店に配設された遊技機に併設された各台装置により遊技媒体の貸出処理を行う場合に利用される有価価値を管理する管理装置と通信可能な外部管理装置であって、前記利用者を一意に識別する識別情報と、各遊技店が前記利用者に対して発行した会員用媒体の識別情報と、所定の決済手段により決済されたチャージ価値とを前記利用者端末から受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けた前記利用者の識別情報、各会員用媒体の識別情報及び前記チャージ価値を対応付けて記憶する記憶手段と、前記管理装置から所定の会員用媒体の識別情報を受け付けた場合に、前記記憶手段に記憶した該会員用媒体に対応するチャージ価値を前記管理装置に対して移管処理する移管処理手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、複数の遊技店に会員登録した利用者が所持する利用者端末と、各遊技店に配設された遊技機に併設された各台装置により遊技媒体の貸出処理を行う場合に利用される有価価値を管理する管理装置と通信可能な外部管理装置を有する遊技システムにおける遊技価値管理方法であって、前記外部管理装置が、前記利用者を一意に識別する識別情報と、各遊技店が前記利用者に対して発行した会員用媒体の識別情報と、所定の決済手段により決済されたチャージ価値とを前記利用者端末から受け付ける受付工程と、前記外部管理装置が、前記受付工程により受け付けた前記利用者の識別情報、各会員用媒体の識別情報及び前記チャージ価値を対応付けて記憶部に記憶する記憶工程と、前記外部管理装置が、前記管理装置から所定の会員用媒体の識別情報を受け付けた場合に、前記記憶部に記憶した該会員用媒体に対応するチャージ価値を前記管理装置に対して移管処理する移管処理工程とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、遊技客が共通の遊技価値を用いて複数の遊技店で遊技媒体の貸出処理を受けることが可能となる。
図1は、実施形態に係る遊技システムの概要を説明するための説明図である。 図2は、実施形態に係る遊技システムのシステム構成を示す図である。 図3は、図2に示した台間カード処理機及び遊技機の外観構成を示す図である。 図4は、図2に示した台間カード処理機の構成を示す図である。 図5は、図4に示した自装置状態データ、カードデータ及びチャージ設定データの一例を示す図である。 図6は、図2に示した遊技機の構成を示す図である。 図7は、図2に示した管理装置の構成を示す図である。 図8は、図7に示したカード管理データ、装置管理データ及び会員管理データの一例を示す図である。 図9は、図7に示したチャージ設定データ、返金設定データ及び玉貸金額データの一例を示す図である。 図10は、図2に示したデータ管理装置の構成を示す図である。 図11は、図10に示した店舗データ及び利用者データの一例を示す図である。 図12は、図2に示した利用者端末の構成を示す図である。 図13は、図12に示した利用者データ、関連付データ及びチャージ残高データの一例を示す図である。 図14は、図2に示した情報処理装置の構成を示す図である。 図15は、図14に示した利用者データ、上限額データ及び利用履歴データの一例を示す図である。 図16は、実施形態に係るチャージ設定の一例を示す図である。 図17は、実施形態に係る返金設定の一例を示す図である。 図18は、管理装置におけるチャージ残高の移管処理に関する処理手順(その1)を示すフローチャートである。 図19は、管理装置におけるチャージ残高の移管処理に関する処理手順(その2)を示すフローチャートである。 図20は、管理装置におけるチャージ残高の返金処理に関する処理手順を示すフローチャートである。
以下に、本実施形態に係る遊技システム、外部管理装置及び遊技価値管理方法について詳細に説明する。
本明細書中において、「持玉」とは遊技客が遊技において獲得した遊技媒体を示すデータであって、その当日中(遊技店の閉店時刻より前の時間)にのみ遊技に再度供することができるものをいう。なお、「持玉数」とは、遊技客が遊技により獲得した遊技媒体数をいう。また、「貯玉」とは、遊技客が遊技店に預け入れた遊技媒体を示すデータであって、翌日以降(遊技店の閉店時刻より後の時間)も遊技に再度供することができるものをいう。なお、「貯玉数」とは、遊技客が遊技店に預け入れた遊技媒体数をいう。持玉は、一般遊技客及び会員遊技客の双方が使用可能であり、遊技機を移動した場合などに使用される。貯玉は、原則として会員遊技客のみが使用可能であり、獲得した遊技媒体を翌日以降、遊技機の遊技に用いる場合に使用される。また、「遊技球数」とは、遊技客が遊技に使用可能な遊技可能数をいう。チャージ残高とは、デビット決済により決済された決済金額をいう。
<実施形態に係る遊技システムの概要>
まず、本実施形態に係る遊技システムの概要について説明する。図1は、本実施形態に係る遊技システムの概要を説明するための説明図である。ここでは、利用者端末90にあらかじめ所定のアプリがインストールされているものとする。このアプリは、デビット決済を利用して自身の銀行口座から指定した決済要求金額を減算し、この決済要求金額分のチャージ額と、自身が所持する複数の遊技店の会員カードIDとを関連付けてデータ管理装置80に管理するよう要求するアプリケーションプログラムである。また、あらかじめ利用者が所持する複数の遊技店の会員カードのカードIDが利用者登録されているものとする。
図1に示すように、本実施形態に係る遊技システムでは、遊技客が利用者端末90を用いて自分が保有する銀行口座から指定の金額をデビット決済し、この決済した決済金額に対応するチャージ金額を加算したチャージ残高が遊技店Aの会員カードIDと関連付けられてデータ管理装置80で管理される。ここでは、データ管理装置80がチャージ残高を遊技店Aの会員カードIDと関連付ける場合について説明するが、他の遊技店Bの会員カードID、遊技店Cの会員カードIDも関連付けられる。
そして、遊技店Aの台間カード処理機10に会員カードが挿入されたならば、データ管理装置80のチャージ残高が管理装置50に通知される。管理装置50は、プリペイド残高と同様に、かかるチャージ残高をカードIDに関連付けて管理する。遊技客は、このチャージ残高を利用して玉貸しを行うことができる。
具体的には、利用者がアプリを用いて所定のチャージ操作を行ったならば、利用者端末90から情報処理装置100に対してデビット決済要求が行われる(S1)。このデビット決済要求には、決済銀行情報、利用者の登録情報、銀行口座情報、決済要求金額等が含まれる。情報処理装置100は、デビット決済要求を受け付けたならば、利用者の銀行口座が開設された銀行の銀行サーバ200に対してデビット決済要求を行う(S2)。
銀行サーバ200は、デビット決済要求を受け付けたならば、利用者の銀行口座に決済要求金額以上の口座残高が存在するか否かを判定し、決済要求金額以上の口座残高が存在する場合には、利用者の口座残高から決済要求金額を減算した後、情報処理装置100に対して決済完了通知を行い(S3)、情報処理装置100が利用者端末90に対して決済完了通知を行う(S4)。なお、ここでは説明の便宜上その詳細な説明を省略するが、利用者の銀行口座に決済要求金額以上の口座残高が存在しない場合には、情報処理装置100に対して決済不可が通知される。
利用者端末90は、情報処理装置100から決済完了通知を受け取った場合に、利用者IDとチャージ金額を含むチャージ情報をデータ管理装置80に通知する(S5)。データ管理装置80は、チャージ情報に含まれる利用者IDのチャージ残高にチャージ金額を加算する。これにより、データ管理装置80において、チャージ残高と複数の遊技店の会員カードのカードIDとが関連付けて管理される(S6)。
その後、遊技客が、遊技店Aの店内に配設された台間カード処理機10に会員カード(カードID「2001」)を挿入したならば(S7)、台間カード処理機10は、会員カードの挿入通知(カードIDを含む)を管理装置50に通知する(S8)。管理装置50は、カードIDを含むチャージ残高要求をデータ管理装置80に通知する(S9)。
データ管理装置80は、受け取ったカードIDに該当するチャージ残高を管理装置50に通知し(S10)、管理装置50は、受け取ったチャージ残高をカードIDに関連付けて記憶する(S11)。
そして、台間カード処理機10において玉貸し操作が行われたならば、台間カード処理機10から管理装置50に対して玉貸し要求が行われる。ここで、このカードIDにプリペイド価値が存在しないならば、管理装置50は、チャージ残高から所定の度数(500円分)のチャージ金額を減算処理した後に、台間カード処理機10に対して貸出指示を行い、台間カード処理機10から遊技機20に貸出指示が行われる。これにより、遊技機20に記憶された遊技球に所定数が加算される。そして、台間カード処理機10からカードが返却されたならば、利用者のチャージ残高はデータ管理装置80に戻され、他の遊技店で使用可能となる。例えば、利用者が遊技店A、B及びCに会員登録している場合には、遊技店B及び遊技店Cでも同様にチャージ残高を用いた玉貸し処理を行うことができる。
このように、本実施形態に係る遊技システムは、遊技客がチャージ残高を用いて複数の遊技店で遊技媒体の貸出処理を受けることが可能になる。
<実施形態に係るシステム構成>
次に、本実施形態に係る遊技システムのシステム構成について説明する。図2は、本実施形態に係る遊技システムのシステム構成を示す図である。図2に示すように、遊技店には、複数の遊技機20と、各遊技機20にそれぞれ対応して設けられた台間カード処理機10とが設置される。
台間カード処理機10は、島コントローラ30を介して店内のネットワークである通信回線と接続される。通信回線には、島コントローラ30、管理装置50、賞品管理装置60及び精算機70が接続される。
管理装置50は、インターネットを介してデータ管理装置80、利用者端末90及び情報処理装置100と通信可能である。情報処理装置100は、図示しないクリアリングセンタを有するCAFIS(Credit and Finance Information System)ネットワークを介して銀行サーバ200に接続される。ここでは説明の便宜上、一つの銀行の銀行サーバ200のみを図示したが、各種の銀行を含む金融機関のサーバ装置と接続される。
遊技機20は、装置内部に封入された遊技玉を遊技盤面に打ち込んで遊技を行う装置である。なお、この遊技玉は遊技に使用される物理的な「玉」であり、遊技機20がデータとして扱う「遊技球」とは異なる。この遊技機20の遊技盤面には、複数の入賞領域(入賞口)が設けられており、当該入賞領域を遊技玉が通過したことに基づいて所定個数の遊技玉を賞玉として付与するようになっている。また、遊技盤面には、所定個数の始動領域(始動口)が設けられており、当該始動領域を遊技玉が通過したことに基づいて所定の抽選を行うこととなっている。当該抽選が大当りとなれば、所定の可動部材等の作動により、前述の入賞領域あるいは他の始動領域への遊技玉の通過確率を向上する等、遊技上有利となる作動が行われる。なお、始動領域と入賞領域を兼ねた領域があってもよい。
上記入賞領域には、当該入賞領域への遊技玉の通過を検出するために入賞センサが設けられており、入賞センサにより入賞領域へ打ち込まれた遊技玉の通過(入賞)を検知するようになっている。また、遊技機20の制御部は、入賞領域ごとに何個の遊技玉を賞玉として付与するかを記憶する賞玉メモリと、遊技球数を示す遊技可能数メモリを有している。また、遊技機20の制御部は、遊技球数を定期的に台間カード処理機10に送信する。
台間カード処理機10は、遊技客から入金を受け付けた場合に、入金の金額に対応するプリペイド価値を自装置の内部に収納したカードの識別情報(カードID)に関連付ける。このプリペイド価値は、遊技玉の貸出に使用することができる。また、台間カード処理機10は、プリペイド価値や持玉、貯玉等が関連付けられたカードの挿入を受け付けることができる。そして、遊技終了時には、プリペイド価値や持玉、貯玉等が関連付けられたカードを排出して遊技客に返却する。また、台間カード処理機10は、入金、カード挿入、カード排出などの動作の履歴を管理装置50に送信する。
遊技機20は、遊技盤面に所定個数の遊技玉が打ち出されたならば、アウトデータを台間カード処理機10に送信する。また、遊技機20は、遊技玉が入賞領域を通過して(いわゆる入賞)所定個数の賞玉が遊技球に加算されたならば、セーフデータを台間カード処理機10に送信する。さらに、遊技により大当りなどの特別の状態が発生したならば、かかる状態の発生を示す特賞データを台間カード処理機10に送信する。
アウトデータは、遊技客が遊技盤面に打ち込んだ玉数である打込玉数に対応する。セーフデータは、入賞により獲得される賞出玉数に対応する。また、特賞データは、大当りなどの遊技機20の状態を示す。各データは、台間カード処理機10を介して管理装置50に送信され、管理装置50は、アウトデータ、セーフデータ及び特賞データを蓄積することで、遊技機20の動作の履歴を得ることができる。
台間カード処理機10は、入金の受け付け、遊技玉の貸し出し、管理装置50との通信並びに遊技機20との通信を行う。台間カード処理機10は、遊技客が投入した紙幣を受け付けたならば、入金額を含む入金通知を管理装置50に送信することで、入金額相当のプリペイド価値を管理装置50が管理するプリペイド価値に加算させる。
また、台間カード処理機10は、所定の玉貸操作を受け付けたならば、玉貸要求を管理装置50に送信し、管理装置50が管理するプリペイド残高から所定数(例えば、500円分)を減算させ、遊技機20の遊技球数に減算数分を加算させる。また、プリペイド価値の残高が0である場合には、管理装置50が管理するチャージ価値から所定数を減算させ、遊技機20の遊技球数に減算数分を加算させる。なお、ここではプリペイド価値の残高が0である場合に、チャージ価値を使用可能とする場合を説明したが、玉貸要求を行う場合に、プリペイド価値又はチャージ価値を選択させることもできる。
また、台間カード処理機10は、カードの挿入を受け付けたならば、管理装置50にカード挿入通知を送信する。また、台間カード処理機10は、管理装置50からプリペイド価値、チャージ価値、チャージ残高、持玉の残高、貯玉の残高を受信した場合には、各残高を記憶する。そして、持玉の残高を記憶した場合には、管理装置50に対して持玉減算要求を送信することにより、管理装置50が管理する持玉の残高(持玉数)をゼロにクリアする。なお、チャージ残高とは、データ管理装置80から管理装置50に移管されたチャージ残高であり、チャージ価値とは、チャージ残高のうち玉貸しに利用できるチャージ価値でありる。台間カード処理機10において、チャージ残高及びチャージ価値を記憶する理由は、使用可能なチャージ価値の表示及びオフライン運用のためである。
また、台間カード処理機10は、持玉再プレイ操作を受け付けたならば、自装置が管理する持玉数を所定数減算し、減算した持玉数に対応する数を遊技機20に通知し、遊技球数に加算させる。また、台間カード処理機10は、貯玉再プレイ操作を受け付けたならば、管理装置50に対して貯玉再プレイ要求を送信することにより、管理装置50が管理する貯玉数を所定数減算させ、減算させた貯玉数に対応する数を遊技機20に通知し、遊技球数に加算させる。
また、台間カード処理機10は、カード返却操作を受け付けたならば、持玉数を含む持玉加算要求を管理装置50に送信し、管理装置50に持玉数を加算させた後、カード排出通知を管理装置50に送信し、カードを排出制御する。なお、カード返却操作の前に、遊技機20から計数操作を受け付けた場合には、遊技球数を持玉数に加算する。
台間カード処理機10は、遊技機20から遊技機IDを取得し、取得した遊技機IDと、管理装置50から受信した認証鍵とを用いて遊技機20の認証を行なう機能を有する。この認証は、開店処理時等に行なわれ、認証の成功を条件に遊技機20は遊技可能となる。
島コントローラ30は、遊技島に設けられた一群の遊技機20及び台間カード処理機10を束ね、各種情報を管理装置50に対して中継する装置である。
管理装置50は、台間カード処理機10からカード挿入通知を受信したならば、挿入されたカードの識別情報(以下、「カードID」と言う)と台間カード処理機10とを関連づけて管理し、該カードIDに関連づけられたプリペイド価値及び持玉の残高を台間カード処理機10に送信する。
また、管理装置50は、カード挿入通知に示されたカードIDが会員カードのカードIDである場合には、データ管理装置80にチャージ残高要求を送信する。そして、データ管理装置80からチャージ残高を受け取ったならば、該チャージ残高のうちの玉貸しに使用できるチャージ価値を記憶するとともに台間カード処理機10に送信する。
また、管理装置50は、カード挿入通知に示されたカードIDが会員カードのカードIDである場合には、このカードIDに対応する貯玉の残高と暗証番号とを含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。また、管理装置50は、台間カード処理機10から貯玉再プレイ要求を受信したならば、貯玉再プレイ要求に示されたカードIDに関連づけられた貯玉の残高を所定数減算し、減算後の貯玉の残高を含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
また、管理装置50は、台間カード処理機10からカード排出通知を受信したならば、チャージ残高をデータ管理装置80に送信するとともにチャージ残高をクリアする。
また、管理装置50は、台間カード処理機10から持玉減算要求を受信した場合には、持玉の残高をゼロにクリアし、台間カード処理機10から持玉加算要求を受信した場合には、持玉加算要求に示された持玉数を持玉の残高に加算する。
また、管理装置50は、台間カード処理機10から玉貸要求を受信した場合には、カードIDに関連付けられたプリペイド価値から所定値を減算し、玉貸許可を台間カード処理機10に送信する。カードIDに関連付けられたプリペイド価値の残高が0である場合には、チャージ価値から所定数を減算し、玉貸許可を台間カード処理機10に送信する。そして、貯玉再プレイ要求を受信した場合には、貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
また、管理装置50は、賞品管理装置60からカードIDを受信したならば、このカードIDに関連付けられた持玉数を賞品管理装置60に対して送信する。さらに、精算機70からカードIDを受信したならば、このカードIDに関連付けられたプリペイド価値を精算機70に対して送信する。また、精算機70においてチャージ価値を精算可能に設定されており、精算機70からカードIDを受信したならば、このカードIDに関連付けられたプリペイド価値及びチャージ価値を精算機70に対して送信する。
また、管理装置50は、台間カード処理機10から遊技機IDを取得し、自店舗に設置された遊技機20を管理する。そして、遊技店外の図示しない認証鍵管理センタから自店舗に設定された遊技機20を認証するための認証鍵を取得し、台間カード処理機10に配信する。
また、管理装置50は、遊技店に会員登録された会員の会員管理データを管理する。具体的には、会員に対して発行した会員カードIDに関連づけて、貯玉数、暗証番号及び氏名等を管理する。
また、管理装置50は、賞品管理装置60から貯玉数の問い合わせを受けたならば、指定されたカードIDに対応する貯玉の残高を賞品管理装置60に通知する。
賞品管理装置60は、遊技店内の賞品交換カウンタに併設された賞品交換用の端末装置であり、獲得玉、貯玉及び持玉の賞品交換処理を行う。この賞品管理装置60には、カードのカードIDを読み取るカードリーダ及び賞品を払い出す賞品払出装置が接続されている。賞品管理装置60は、一般カードあるいは会員カードからカードIDを読み出した場合には、カードIDを管理装置50に送信して、該カードIDの持玉の残高を要求する。また、貯玉を賞品交換する場合は、管理装置50に対して貯玉の残高を要求する。
精算機70は、カードを受け付けたならば、このカードのカードIDを管理装置50に送信し、該カードに関連付けられたプリペイド価値を取得し、取得したプリペイド価値に相当する現金の払出を行う。また、精算機70においてチャージ価値を精算可能に設定されている場合には、このカードのカードIDを管理装置50に送信し、該カードに関連付けられたプリペイド価値及びチャージ価値を取得し、取得したプリペイド価値及びチャージ価値の合計に相当する現金の払出を行う。
データ管理装置80は、複数のカードIDとチャージ残高を関連付けて管理する装置である。データ管理装置80は、利用者端末90からチャージ額を受け取ったならば、このチャージ額をチャージ残高に加算する。データ管理装置80は、管理装置50からチャージ残高要求を受け取ったならば、チャージ残高を管理装置50に通知する。
利用者端末90は、遊技客が所有するスマートフォン又はタブレット等の端末装置であり、チャージ額をデビット決済してデータ管理装置80に通知するアプリがインストールされている。利用者端末90は、情報処理センタの情報処理装置100に対して決済要求金額を含むデビット決済要求を行う。利用者端末90は、情報処理装置100から決済完了通知を受け取ったならば、決済金額をチャージ額としてデータ管理装置80に通知する。
情報処理装置100は、情報処理センタに配設されたデビット決済処理を行う装置であり、利用者端末90からデビット決済要求を受け取ったならば、デビット決済要求に含まれる利用者の銀行口座が所在する銀行の銀行サーバ200に対してデビット決済要求を通知する。情報処理装置100は、銀行サーバ200から決済完了通知を受け取ったならば、利用者端末90に対して決裁完了通知を行う。
銀行サーバ200は、銀行口座の管理及びデビット決済を行う装置であり、デビット決済要求を行った利用者の銀行口座を管理する銀行のサーバ装置である。銀行サーバ200は、情報処理装置100からデビット決済要求を受け取ったならば、このデビット決済要求に含まれる口座番号の口座残高から決済要求金額を減算処理し、決済完了を情報処理装置100に通知する。なお、口座残高が決済要求金額に満たない場合には、決済不可を情報処理装置100に通知する。
次に、本実施形態に係る遊技システムにおける玉貸処理について説明する。遊技客が台間カード処理機10に対して所定の玉貸操作(例えば、玉貸ボタンの押下操作)を行ったならば、台間カード処理機10は、管理装置50のローカルアドレスを宛先とした電文を送信する。この電文は、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別情報と、玉貸要求とを含む。
管理装置50は、玉貸要求を含む電文を受信したならば、該電文内のカードIDに関連付けられたプリペイド価値が存在するか否かを確認し、プリペイド価値が存在する場合には、該プリペイド価値から所定値(例えば、1度数が1円である場合の500円分を示す500度数)を減算してカード管理データを更新し、玉貸許可を送信元の台間カード処理機10に送信する。一方、プリペイド価値が存在しない場合には、チャージ価値から所定値を減算してカード管理データを更新し、玉貸許可を送信元の台間カード処理機10に送信する。玉貸許可を受信した台間カード処理機10は、減算したプリペイド価値又はチャージ価値に対応する数(例えば「125」)の遊技球数への加算を要求する加算信号を遊技機20に送信する。
遊技機20は、台間カード処理機10から加算信号を受信したならば、遊技球数に所定数を加算し、加算後の遊技球数を台間カード処理機10に送信する。台間カード処理機10は、加算前の遊技球数と玉貸しを行った数との和を加算後の遊技球数と比較して、遊技球数の加算が適切に行われたか否かを判定する。
次に、本実施形態に係る遊技システムにおける持玉再プレイ処理について説明する。台間カード処理機10は、一般カードあるいは会員カードの挿入を受け付けた場合に、管理装置50のローカルアドレスを宛先とした電文を送信する。この電文は、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別情報と、台間カード処理機10のレートを特定するための情報と、カード挿入通知とを含む。
管理装置50は、台間カード処理機10からカード挿入通知を受信したならば、該電文内のカードIDに関連付けられた持玉のうち、該電文により特定されたレートの持玉の残高を台間カード処理機10に送信する。
台間カード処理機10は、管理装置50から受信した持玉の残高を記憶する。そして、カードID及びレートを特定する情報と、持玉減算要求とを含む電文を管理装置50に送信する。管理装置50は、持玉減算要求を受信したならば、カードID及びレートにより特定される持玉の残高をゼロにクリアする。また、台間カード処理機10は、持玉再プレイ操作を受け付けたならば、持玉の残高を一定数ずつ減算し、対応する数を遊技機20に通知し、遊技球数に加算させる。
台間カード処理機10は、遊技機20の遊技球数を台間カード処理機10の持玉とすることでその管理を移行させる管理移行要求を遊技機20から受信したならば、管理移行要求に示された遊技球数を自装置の持玉に加算する。その後、カード返却操作を受け付けたならば、管理装置50に対して持玉加算要求を含む電文を送信する。この電文は、排出するカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別情報と、台間カード処理機10のレートを特定するための情報と、持玉の残高と、持玉加算要求とを含む。
管理装置50は、持玉加算要求を受け付けたならば、該電文内のカードIDに関連付けられた持玉のうち、該電文により特定されたレートの持玉の残高(持玉数)を受信した値に更新する。その後、台間カード処理機10は、管理装置50にカード排出通知を送信し、カードを排出制御する。
次に、本実施形態に係る遊技システムにおける貯玉再プレイ処理について説明する。台間カード処理機10は、会員カードを受け付けた場合に、管理装置50のローカルアドレスを宛先とした電文を送信する。この電文は、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別情報と、台間カード処理機10のレートを特定するための情報と、カード挿入通知とを含む。
管理装置50は、該電文内のカードIDに関連付けられた暗証番号と、貯玉のうち、該電文により特定されたレートの貯玉の残高とを含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
台間カード処理機10は、受信した貯玉再プレイデータを記憶し、貯玉再プレイデータに示された貯玉の残高が貯玉再プレイにおける遊技玉の払出単位数(貯玉再プレイ単位数。例えば「125玉」)以上である場合には貯玉再プレイ操作を受付可能とする。
台間カード処理機10は、貯玉再プレイデータの記憶後、最初に貯玉再プレイ操作を受け付けた場合に、遊技客に対して暗証番号の入力を求め、入力された暗証番号が貯玉再プレイデータに示された暗証番号と一致するかを確認する。
台間カード処理機10は、暗証番号が一致した場合に、管理装置50のローカルアドレスを宛先とした電文を送信する。この電文は、台間カード処理機10に挿入されているカードのカードIDと、送信元である台間カード処理機10を特定するアドレス若しくは任意の識別情報と、台間カード処理機10のレートを特定するための情報と、貯玉再プレイ要求とを含む。
管理装置50は、該電文内のカードIDに関連付けられた貯玉のうち、該電文により特定されたレートの貯玉の残高を所定値減算し、減算後の残高を含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
台間カード処理機10は、貯玉再プレイデータを受信して貯玉の残高を更新し、貯玉再プレイ単位数に対応する数を遊技機20に通知して遊技球数に加算させる。また、更新後の貯玉の残高が貯玉再プレイ単位数未満となったかを判定する。更新後の貯玉データの残高が貯玉再プレイ単位数以上であれば、再度貯玉再プレイ操作を受け付け可能であり、貯玉再プレイ操作を受け付けたならば貯玉再プレイ要求を送信する。2回目以降の貯玉再プレイ操作では、暗証番号の確認は不要である。更新後の貯玉データの残高が貯玉再プレイ単位数未満となったならば、貯玉再プレイ操作を受け付け不能とする。
次に、閉店処理における持玉からの貯玉への移行について説明する。管理装置50は、閉店処理時にカード管理データの持玉の残高を確認し、持玉の残高が「0」より大きい持玉が存在する場合には、該持玉の残高を貯玉の残高に加算して更新する。その後、管理装置50は、該持玉の残高をゼロにクリアする。
<台間カード処理機10と遊技機20の外観構成>
次に、図2に示した台間カード処理機10及び遊技機20の外観構成について説明する。図3は、図2に示した台間カード処理機10及び遊技機20の外観構成を示す図である。同図には、紙幣のみを受け付ける台間カード処理機10を図示したが、電子マネーを受け付けることができるユニットを設けることもできる。
図3に示すように、台間カード処理機10には、台間カード処理機10の装置の状態を所定色のランプの点灯あるいは点滅で表示する状態表示部11、各種紙幣を受け付ける紙幣挿入口12a、タッチパネルディスプレイ等の表示操作部13、カードIDが関連付けられたカードを受け付けるカード挿入口14a及び固有IDを関連付けるために遊技客の持つ携帯端末を受け付けるかざし部14bが設けられている。また、かざし部14bは、固有IDを関連付けられた携帯端末を受け付けて、固有IDを読み取る。
遊技機20には、遊技盤面、封入された遊技玉を遊技盤面に投出する際に使用するハンドル21及び計数ボタン22が設けられている。
計数ボタン22は、遊技機20の遊技球数を減算し、対応する数を台間カード処理機10の持玉に加算することで、投出可能な玉数の管理を遊技機20から台間カード処理機10に移行させる管理移行を行うための操作ボタンである。この管理移行は、入賞により現物の遊技玉が払い出される開放式の遊技機20では、払い出された遊技玉を台間カード処理機10が計数して持玉に加算する計数処理に対応する。
<台間カード処理機10の構成>
次に、図2に示した台間カード処理機10の構成について説明する。図4は、図2に示した台間カード処理機10の構成を示す図である。図4に示すように、台間カード処理機10は、紙幣搬送部12、表示操作部13、リーダライタ14、通信部15、記憶部16、制御部17及び遊技管理部18を有する。
紙幣搬送部12は、紙幣挿入口12aから挿入された紙幣の金種及び真偽を判別しつつ図示しない紙幣収納部に搬送する搬送部である。表示操作部13は、有価価値等の各種情報の表示と、玉貸操作等の各種操作の受け付けを行なうタッチパネルディスプレイ等の入出力装置である。
リーダライタ14は、カード挿入口14aに挿入されたカードからカードIDを、かざし部14bにかざされた携帯端末から固有IDを読み取る読取部である。なお、カード挿入口14aに挿入されたカードは、このリーダライタ14を経て図示しないカード収納部に収納される。通信部15は、島コントローラ30を介して管理装置50との間のデータ通信を行なうためのインタフェース部である。
記憶部16は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等からなる記憶デバイスである。記憶部16は、自装置状態データ16a、カードデータ16b及びチャージ設定データ16cを記憶する。
自装置状態データ16aは、台間カード処理機10の状態を示すデータである。この自装置状態データ16aには、台間カード処理機ID、遊技機ID、遊技種等を含む。台間カード処理機IDは、台間カード処理機10を遊技店内で一意に識別するための識別情報である。遊技種は、台間カード処理機10に設定されたレートを示すデータである。遊技店内で複数のレートの遊技玉を扱う場合には、4円レートの遊技玉に「玉1」、2円レートの遊技玉に「玉2」、1円レートの遊技玉に「玉3」のように、レート毎に遊技種名を設定して管理している。台間カード処理機10は、これらの遊技種から遊技に使用するレートを選択して、遊技種として記憶する。遊技種は、台間カード処理機10が設置された区画毎に固定した遊技種を用いることとしてもよいし、遊技客の操作により変更可能としてもよい。
カードデータ16bは、遊技客が使用中のカードに係るデータである。カードデータ16bには、カードID、暗証番号、プリペイド価値、チャージ価値、チャージ残高、持玉、貯玉等を含む。カードIDは、リーダライタ14により読み取られたカードIDである。図示しないカード収納部からカード挿入口14aにカードが搬送され、該カードが排出される場合には、この搬送途中でリーダライタ14により読み取られたカードIDによってカードデータ16bが更新される。また、カード挿入口14aから図示しないカード収納部にカードが搬送される場合にも、この搬送途中でリーダライタ14により読み取られたカードIDによってカードデータ16bが更新される。プリペイド価値及びチャージ価値は、玉貸しに使用可能なそれぞれの価値の残高を示す。チャージ残高は、玉貸しに使用できないチャージの残高を示す。持玉及び貯玉は、それぞれの残高を示す。
チャージ設定データ16cは、チャージ設定及び設定金額を示すデータである。チャージ設定には、残高全額、店舗指定、会員指定、ユニット指定、貸出分のいずれかが設定される。残高全額は、チャージ残高の全額がチャージ価値としてチャージされる設定である。店舗指定は、店舗で事前に設定した設定金額がチャージ価値としてチャージされる設定である。会員指定は、会員の遊技客が事前に設定した設定金額がチャージ価値としてチャージされる設定である。ユニット指定は、台間カード処理機10において、その都度、受け付けた金額をチャージ価値としてチャージされる設定である。貸出分は、玉貸しを行った際に、玉貸しに必要な価値をチャージ残高から減算する設定である。
遊技管理部18は、認証や遊技機20との通信に係る処理を行なう処理部である。この遊技管理部18は、制御部17と異なる基板上に形成することが望ましい。遊技管理部18は、認証処理部18a、認証鍵管理部18b及び遊技機状態管理部18cを有する。実際には、これらのプログラムをCPU(Central Processing Unit)にロードして実行することにより、認証処理部18a、認証鍵管理部18b及び遊技機状態管理部18cにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
認証処理部18aは、管理装置50から受信した認証鍵を使用して遊技機20の認証を実施する。認証処理部18aは、認証が成功したならば、遊技機20へ動作許可を送信する。認証処理部18aは、認証が失敗した場合には、遊技機20の使用を禁止する。なお、認証が失敗した場合であっても、最後の認証成功から所定期間内であれば遊技機20への動作許可を送信し、最後の認証成功から所定期間が経過した後は遊技機20への動作許可を送信せず、遊技機20の使用を禁止するよう構成してもよい。
認証鍵管理部18bは、認証鍵の管理を行なう処理部である。認証鍵には使用時間が設定されており、遊技機20の稼働時間の累計が認証鍵の使用時間に達した場合に該認証鍵は使用不能となる。具体的には、認証鍵管理部18bは、遊技管理部18が形成された基板の通電時間を遊技機20の稼働時間として用い、認証鍵の使用時間を管理している。認証鍵が使用不能となった場合には、認証鍵管理部18bは、管理装置50を介して店舗外の認証鍵管理センタから新たな認証鍵を取得し、認証鍵の更新を行なう。
遊技機状態管理部18cは、遊技機20と通信し、遊技機20の状態を管理する処理部である。具体的には、遊技機状態管理部18cは、遊技機20からの遊技機IDの取得、玉貸による遊技球数への加算要求の送信、持玉再プレイによる持玉から遊技球数への管理移行要求の送信、貯玉再プレイによる遊技球数への加算要求の送信、遊技機20における打込玉数や賞出玉数等の遊技結果の受信、計数による遊技球数から持玉への管理移行要求の受信を行なう。かかる台間カード処理機10と遊技機20との通信は、所定の暗号方式を用いた暗号通信を用いる。
また、遊技機状態管理部18cは、遊技機20の現在の遊技球数、スタート、大当り、大当り種別、抽選回数などの遊技に設定された状態をさらに取得する。遊技機状態管理部18cが遊技機20の状態を取得する時間間隔は、遊技機20において遊技玉が発射(使用)される間隔よりも短く設定することが望ましい。また、遊技機状態管理部18cは、遊技機20から遊技球数を取得したならば、該遊技球数を制御部17に受け渡す。
なお、遊技機状態管理部18cが遊技機20から新たに遊技機IDを取得するタイミングは、開店前に限定されるものではない。台間カード処理機10の電源オンや電源オフを行なった場合、定期的な通信時、遊技球数に関する処理(玉貸、再プレイ、計数など)を行なった場合、オフライン状態からの復帰時などに遊技機IDの取得や遊技機20の入れ替えの判定を行なうことができる。また、これらのタイミングを組み合わせて用いてもよい。
制御部17は、台間カード処理機10を全体制御する制御部であり、データ管理部17a、設定管理部17b及びチャージ管理部17cを有する。実際には、これらのプログラムをCPUにロードして実行することにより、データ管理部17a、設定管理部17b及びチャージ管理部17cにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
データ管理部17aは、カードが挿入された場合に、カードID及び台間カード処理機IDを含むカード挿入通知を管理装置50に送信する。また、データ管理部17aは、管理装置50から有価価値(プリペイド価値、チャージ価値、チャージ残高、持玉数及び貯玉数の少なくともいずれか)を含むデータを受信した場合に、受信した有価価値によりカードデータ16bを更新する。なお、プリペイド価値、チャージ価値、チャージ残高及び貯玉数を管理する理由は、各残高を表示操作部13に表示可能にするとともに、オフライン運用時に利用可能とするためである。プリペイド価値又はチャージ価値を用いた玉貸しと貯玉数を用いた貯玉再プレイに関する処理は、管理装置50に記憶されたデータを用いて行われる。
また、データ管理部17aは、紙幣挿入口12aから紙幣を受け付けたならば、受け付けた紙幣の金額、カードID及び台間カード処理機IDを含む入金通知を管理装置50に送信する。
また、データ管理部17aは、遊技客により玉貸操作が行なわれた場合に、カードID及び台間カード処理機IDを含む玉貸要求を管理装置50に送信する。この玉貸要求への応答として管理装置50から玉貸許可を受信したならば、データ管理部17aは、カードデータ16bのプリペイド価値又はチャージ価値からプリペイド価値を減算し、所定数の玉数を遊技機20の遊技球数に加算させる加算信号を遊技管理部18に送信する。
また、データ管理部17aは、持玉再プレイ操作を受け付けたならば、カードデータ16bの持玉を減算して更新し、対応する玉数を遊技機20の遊技球数に加算させるよう遊技管理部18に指示する。
また、データ管理部17aは、カードデータ16bに示された貯玉の残高が貯玉再プレイ単位数以上である場合には、表示操作部13に貯玉再プレイボタンを表示し、貯玉再プレイ操作を受け付け可能とする。データ管理部17aは、遊技客により貯玉再プレイ操作が行なわれた場合に、カードID及び台間カード処理機IDを含む貯玉再プレイ要求を管理装置50に送信する。この貯玉再プレイ要求への応答として貯玉再プレイデータを受信したならば、カードデータ16bの貯玉の残高を更新し、貯玉再プレイ単位数に対応する玉数を遊技機20の遊技球数に加算させるよう遊技管理部18に指示する。なお、初回の貯玉再プレイ操作時には、暗証番号の入力を求め、カードデータ16bに示された暗証番号と一致することを、貯玉再プレイ要求を送信するための条件とする。
また、データ管理部17aは、遊技管理部18が遊技機20から遊技玉の移行要求を受け付けた場合には、遊技管理部18に指示された玉数をカードデータ16bの持玉に加算して更新する。
また、データ管理部17aは、カード返却操作を受け付けた場合には、カードID、台間カード処理機ID、持玉の残高を含む持玉加算要求を管理装置50に送信する。そして、カードデータ16bをクリアした後、カード排出通知を管理装置50に送信し、カードを排出する。
設定管理部17bは、チャージ設定データ16cを管理する処理部である。設定管理部17bは、管理装置50からチャージ設定データを受け取ったならば、受け取ったデータをチャージ設定データ16cに記憶する。
チャージ管理部17cは、チャージ価値の管理を行う処理部である。チャージ管理部17cは、チャージ設定データ16cがユニット指定である場合に、管理装置50からチャージ残高を受け取ったならば、このチャージ残高を表示操作部13に表示する。チャージ管理部17cは、表示操作部13からチャージする額を受け付けたならば、このチャージ額を管理装置50に通知する。
次に、図4に示した台間カード処理機10の記憶部16が記憶するデータの一例について説明する。図5は、図4に示した自装置状態データ16a、カードデータ16b及びチャージ設定データ16cの一例を示す図である。
図5(a)に示す自装置状態データ16aは、台間カード処理機10のIDが「A101」であり、接続されている遊技機20の遊技機IDが「B201」、台間カード処理機10の遊技種として「玉1」が設定された状態を示している。
図5(b)に示すカードデータ16bは、台間カード処理機10に挿入されたカードのIDが「2001」であることを示している。ここでは、カードIDの上1桁がカードの種別を示しており、上1桁が「1」のカードが一般カード、上1桁が「2」のカードが会員カードである。また、カードデータ16bは、貯玉再プレイ用の暗証番号が「1234」であり、プリペイド価値が「3000」度数、チャージ価値が「5000」度数、チャージ残高が「15000」度数である状態を示している。各価値の度数とは1度数が1円相当であるものとする。
また、カードデータ16bは、持玉として、玉1の持玉の残高が「1500」玉、玉2の持玉の残高が「2500」玉、玉3の持玉の残高が「0」玉であり、貯玉として、玉1の貯玉の残高が「500」玉、玉2の貯玉の残高が「0」玉、玉3の貯玉の残高が「0」玉である状態を示している。
<遊技機20の構成>
次に、図2に示した遊技機20の構成について説明する。図6は、図2に示した遊技機20の構成を示す図である。図6に示すように、遊技機20は、通信制御部23、演出制御部24、遊技制御部25及び遊技玉制御部26を有する。通信制御部23は、台間カード処理機10との間のデータ通信を制御するための制御部である。台間カード処理機10との通信は、所定の暗号方式を用いた暗号通信を用いる。
通信制御部23は、遊技機20の起動時に、遊技制御部25及び/又は遊技玉制御部26に設けられる制御CPUから識別情報を読み出し、識別情報が適切かどうかを確認し、適切であれば、台間カード処理機10との通信を確立して待機状態となる。待機状態において、台間カード処理機10から動作許可を受信したならば、演出制御部24、遊技制御部25及び遊技玉制御部26を起動し、遊技可能な状態とする。
遊技制御部25は、遊技機20による遊技を制御する制御部である。実際には、遊技制御部25に対応するプログラムをCPUにロードして実行することにより、プロセスを実行させることになる。
具体的には、遊技制御部25は、ハンドル操作検出による遊技玉の遊技盤面への発射制御、遊技盤面における入賞口に入った遊技玉の検出、始動口に入った遊技玉による乱数(0~65535の乱数値の中で、所定の範囲ごとに大当り、小当り、はずれの数値が割り当てられているもの)の取得及び抽選(特別図柄及び普通図柄)、遊技盤面に設けられる可動部材(チューリップ等)の制御、遊技盤面に設けられる特別図柄表示装置の表示制御、不正の虞がある異常(前枠が開いている、振動を検知した等)の検出及び上位装置への通知等を行う。
遊技盤面には多数の障害釘が植設されており、ハンドル操作によって遊技盤面に発射された遊技玉は、障害釘の間を落下していき、入賞口、始動口に入賞するか、入賞せずに遊技盤面のアウト口から遊技盤面外に排出される。遊技玉が始動口に入賞したことにより抽選が行われ、大当りとなると、遊技盤面上の所定の入賞口を複数回開放状態に制御する大当り遊技が行われ、この入賞口への遊技玉の入賞が容易になることにより、遊技客に賞玉を付与する。
また、大当りには、大当り遊技終了後、遊技客に所定の特典遊技を付与する特典付大当り遊技がある。特典付き大当り遊技には、確率変動大当りと時短大当りが含まれる。確率変動大当りと時短大当りは、それぞれ大当り後に特典遊技として確率変動遊技と時短遊技を付与するものである。時短遊技は、普通図柄抽選(上記する可動部材の開閉抽選)及び/又は特別図柄抽選(上記する遊技玉の入賞による大当り抽選)の変動時間(抽選処理を開始してから結果を表示するまでの時間)を短縮することにより、単位時間あたりの抽選回数を増大させ、単位時間あたりに大当りに当選する確率を高める特典遊技である。この特典遊技には、普通図柄の当選確率を高くする普通図柄確率変動を含んでいても良い。時短大当りによる時短遊技は、特別図柄抽選の抽選回数が大当り後所定の回数行われた場合に終了する。確率変動遊技については後述する。
遊技制御部25は、確率変動機能を有する。確率変動機能とは、抽選結果が大当りのうち、特に定められた乱数範囲になった場合に、次回抽選に用いる大当りの乱数範囲を変更する(一般的には10倍程度にする)制御を行う機能である。確率変動遊技は、この変更された後の確率を用いて特別図柄抽選を行うものである。確率変動遊技は、次回大当り当選まで継続される。また、確率変動遊技と時短遊技を同時に付与してもよい。ただし、不測の遊技店の損害を予防するため、確率変動遊技あるいは時短遊技開始後、一定の遊技媒体を遊技客が獲得した場合は、打ち止め(一旦カードを排出し、賞品交換あるいは台移動を要求する)処理としてもよい。この場合、確率変動遊技状態になった後の遊技媒体数を遊技機20にて計数し、この計数値が所定値になった場合に遊技玉の発射を停止する等の遊技停止制御を行うことで実現できる。
演出制御部24は、遊技中の演出を制御する制御部であり、演出図柄抽選部24a及び演出抽選部24bを有する。実際には、これらのプログラムをCPUにロードして実行することにより、演出図柄抽選部24a及び演出抽選部24bにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
演出図柄抽選部24aは、遊技制御部25での特別図柄抽選に基づく、演出図柄(遊技盤面内の表示装置等の演出図柄表示装置で表示する図柄)の抽選(具体的には表示を最終的に7,7,7で止めるかどうかなど)を行う。
演出抽選部24bは、演出図柄による抽選結果を表示するまでに行う演出の種類の抽選(キャラクタが出てきてリーチ演出をするなど)を行う。かかる演出は、メインの抽選結果に対して選択される演出が異なるように設定される。
演出制御部24は、各演出の演出データを記憶する。さらに、演出制御部24は、演出図柄表示装置の表示を制御し、演出実行時には、背景図柄データに演出データを重ねて演出表示を行う。また、確率変動時には、通常状態と異なる背景色データを設定する。
遊技玉制御部26は、遊技球数を制御する制御部である。実際には、遊技玉制御部26に対応するプログラムをCPUにロードして実行することにより、プロセスを実行させることになる。遊技可能数管理部26aは、遊技可能数すなわち遊技球数を管理する管理部である。
具体的には、遊技玉制御部26は、遊技球数を遊技可能数メモリに記憶させ、遊技玉を発射する度に遊技球数を「1」減算し、入賞により獲得される賞出玉数を遊技球数に加算する。また、台間カード処理機10より玉数を通知された場合には、通知された玉数を遊技球数に加算して、台間カード処理機10に対して遊技球数に加算した旨を示す確認信号を送信する。また、遊技玉制御部26は、遊技機20に封入された遊技玉(循環玉)のクリーニング制御を行うこともできる。
また、遊技玉制御部26は、遊技可能数メモリに記憶された遊技球数を定期的に台間カード処理機10に送信する。この場合には、遊技玉制御部26は、遊技可能数メモリの内容をゼロクリアすることなく、遊技状態によって遊技球数の更新を継続しつつ、台間カード処理機10へデータ取得時点での遊技球数の送信を行う。
また、遊技機20には、計数ボタン22が設けられており、この計数ボタン22が押下されたことを示す信号が遊技玉制御部26に入力される。遊技玉制御部26は、計数ボタン22の押下操作を検出し、検出信号の立ち上がりから立ち下がりまでが一定時間未満あると、一定数ずつ(例えば1回の操作あたり100玉)の遊技球数のデータとともに、台間カード処理機10に管理移行要求を送信する。そして、台間カード処理機10の管理に移行した分の玉数を遊技球数から減算(無効化)する。
また、計数ボタン22の押下操作を検出し、検出信号が立ち上がってから所定時間以上立ち下がりが検出されない場合には、検出信号が立ち上がった状態が一定時間続くごとに一定数ずつ(例えば5秒あたり200玉)の遊技球数のデータとともに、台間カード処理機10に管理移行要求を送信する。そして、台間カード処理機10の管理に移行した分の玉数を遊技球数から減算(無効化)する。遊技球数からの減算にあたっては、メモリに記憶した1の値から減算対象の値をディクリメントする方法や、メモリに記憶した値を減算後の値で更新し、減算前の値を削除あるいは論理削除して無効化する方法等が考えられるが、減算後の値が特定可能な状態であれば特に限定はされない。
遊技制御部25と遊技玉制御部26とは、それぞれ個別の基板上に構成される。遊技制御部25が構成された遊技制御基板と遊技玉制御部26が構成された遊技玉制御基板は、それぞれ固有のIDを有する。遊技機20は、遊技制御基板のIDと遊技玉制御基板のIDとを組合せ、遊技機IDとして使用する。
<管理装置50の構成>
次に、図2に示した管理装置50の構成について説明する。図7は、図2に示した管理装置50の構成を示す図である。図7に示すように、管理装置50は、表示部51及び入力部52と接続され、外部ネットワーク通信部53、店舗ネットワーク通信部54、記憶部55及び制御部56を有する。
表示部51は、液晶パネルやディスプレイ装置等の表示デバイスである。入力部52は、キーボードやマウス等の入力デバイスである。外部ネットワーク通信部53は、外部ネットワークを介してデータ管理装置80及び図示しない認証鍵管理センタとデータ通信するためのインタフェース部である。店舗ネットワーク通信部54は、遊技店内において通信回線を介して島コントローラ30、賞品管理装置60及び精算機70とデータ通信するためのインタフェース部である。
記憶部55は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、カード管理データ55a、装置管理データ55b、会員管理データ55c、チャージ設定データ55d、返金設定データ55e及び玉貸金額データ55fを記憶する。
カード管理データ55aは、カードIDにプリペイド価値、チャージ価値、チャージ残高、持玉の残高等を関連付けたデータである。装置管理データ55bは、遊技店に設置された装置に関するデータである。この装置管理データ55bは、台間カード処理機ID、設置場所、遊技台番号、遊技機ID、遊技機20の機種データ等を含む。
会員管理データ55cは、会員に係る情報を示すデータである。この会員管理データ55cは、カードID、氏名、暗証番号、貯玉の残高等を含む。チャージ設定データ55dは、チャージ設定及び設定金額を示すデータである。チャージ設定には、残高全額、店舗指定、会員指定、ユニット指定、貸出分のいずれかが設定される。店舗指定は、店舗で事前に設定した設定金額がチャージ価値としてチャージされる設定である。会員指定は、会員の遊技客が事前に設定した設定金額がチャージ価値としてチャージされる設定である。ユニット指定は、台間カード処理機10において、その都度、受け付けた金額をチャージ価値としてチャージされる設定である。貸出分は、玉貸しを行った際に、玉貸しに必要な価値をチャージ残高から減算する設定である。
返金設定データ55eは、チャージ価値の返金設定を示すデータである。返金設定には、精算、アプリ返金、返金なしのいずれかが設定される。精算とは、カードに関連付けられたチャージ価値を精算機で精算可能とする設定である。アプリ返金とは、チャージ価値をデータ管理装置80に移管する設定である。なお、データ管理装置80は、所定の操作を受け付けた場合に、利用者端末90にインストールされたアプリにチャージ価値を返金する。返金なしは、チャージ設定の貸出分に対応し、返金を行わない設定である。玉貸金額データ55fは、玉貸しのために必要となる金額を示すデータである。
制御部56は、管理装置50の全体制御を行う制御部であり、カード管理部56a、装置管理部56b、会員管理部56c、設定管理部56d及びチャージ管理部56eを有する。実際には、これらのプログラムをCPUにロードして実行することにより、カード管理部56a、装置管理部56b、会員管理部56c、設定管理部56d及びチャージ管理部56eにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
カード管理部56aは、カード管理データ55aの管理を行う処理部である。カード管理部56aは、台間カード処理機10、賞品管理装置60及び精算機70と通信して、カードIDに対応付けられたプリペイド価値、チャージ価値及び持玉の残高を更新する。また、カード管理部56aは、台間カード処理機10からカード挿入通知を受信した場合には、該カードに関連づけられた有価価値及び持玉の残高を台間カード処理機10に通知する。
装置管理部56bは、装置管理データ55bの管理を行う処理部である。装置管理部56bは、台間カード処理機10から取得した台間カード処理機ID、設置場所及び遊技機IDに基づいて、装置管理データ55bを生成及び更新する。
会員管理部56cは、会員管理データ55cの管理を行う処理部である。会員管理部56cは、賞品管理装置60と通信して、カードIDに関連付けられた貯玉の残高を更新する。
ここで、会員管理部56cによる貯玉再プレイ処理について説明する。会員管理部56cは、台間カード処理機10から貯玉再プレイ要求データを受信したならば、該貯玉再プレイ要求データ内のカードIDに関連付けられた貯玉のうち、払出先のレートの貯玉の残高を払出単位数だけ引落し、貯玉再プレイの可能数を再計算する。そして、減算後の残高と貯玉再プレイの可能数とを含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
設定管理部56dは、チャージ設定データ55d、返金設定データ55e及び玉貸金額データ55fを管理する処理部である。設定管理部56dは、入力部52からチャージ設定及び設定金額を受け付けたならば、受け付けたデータをチャージ設定データ55dに記憶するとともに、このチャージ設定データ55dを台間カード処理機10に通知する。
設定管理部56dは、入力部52から返金設定を受け付けたならば、この返金設定を返金設定データ55eに記憶し、玉貸金額を受け付けたならば、この玉貸金額を玉貸金額データ55fに記憶する。
チャージ管理部56eは、カード管理データ55aのチャージ価値及びチャージ残高を管理する処理部である。チャージ管理部56eは、台間カード処理機10から会員カードのカード挿入通知を受け取ったならば、データ管理装置80にカード管理データ55aの利用者IDを含むチャージ残高要求を送信する。チャージ管理部56eは、データ管理装置80からチャージ残高を受け取ったならば、このチャージ残高をカード管理データ55aのチャージ残高に記憶する。
また、チャージ管理部56eは、データ管理装置80からチャージ残高を受け取った場合に、チャージ設定データ55dが「残高全額」であるならば、受け取ったチャージ残高をカード管理データ55aのチャージ価値に記憶し、カード管理データ55aのチャージ残高をクリアする。
また、チャージ管理部56eは、データ管理装置80からチャージ残高を受け取った場合に、チャージ設定データ55dが「店舗指定」又は「会員指定」であるならば、受け取ったチャージ残高とチャージ設定データ55dの設定金額とを比較する。チャージ残高が設定金額以下であるならば、チャージ残高をカード管理データ55aのチャージ価値に記憶し、カード管理データ55aのチャージ残高をクリアする。チャージ残高が設定金額より大であるならば、設定金額をカード管理データ55aのチャージ価値に記憶し、カード管理データ55aのチャージ残高から設定金額を減算する。
また、チャージ管理部56eは、チャージ設定データ55dが「ユニット指定」である場合に、台間カード処理機10からチャージ額を受け取ったならば、このチャージ額をカード管理データ55aのチャージ価値に記憶し、カード管理データ55aのチャージ残高からチャージ額を減算する。
また、チャージ管理部56eは、チャージ設定データ55dが「貸出分」である場合に、台間カード処理機10から玉貸要求を受け取ったならば、カード管理データ55aのプリペイド価値及びチャージ価値の合計からプリペイド価値を優先して、玉貸金額データ55fの玉貸金額を減算する。
また、チャージ管理部56eは、カード管理データ55aのチャージ価値及びチャージ残高が更新された場合に、これらの価値に関連付けられたカードが台間カード処理機10に挿入されていたならば、この台間カード処理機10にカード管理データ55aを通知する。
また、チャージ管理部56eは、返金設定データ55eが「アプリ返金」である場合に、台間カード処理機10からカード排出通知を受信したならば、カード管理データ55aのチャージ価値及びチャージ残高の合計をチャージ残高としてデータ管理装置80に通知するとともに、カード管理データ55aのチャージ価値及びチャージ残高をクリアする。
また、チャージ管理部56eは、返金設定データ55eが「アプリ返金」以外である場合に、台間カード処理機10からカード排出通知を受信したならば、カード管理データ55aのチャージ残高をデータ管理装置80に通知するとともに、カード管理データ55aのチャージ残高をクリアする。
次に、図7に示した管理装置50の記憶部55が記憶するデータの一例について説明する。図8及び図9は、図7に示したカード管理データ55a、装置管理データ55b、会員管理データ55c、チャージ設定データ55d、返金設定データ55e及び玉貸金額データ55fの一例を示す図である。
図8(a)に示すカード管理データ55aでは、カードID「1001」に、利用者ID「-」、プリペイド価値「0」度数、チャージ価値「0」度数、チャージ残高「0」度数、各レートの持玉の残高「0」玉、使用先ID「A101」が対応付けられている。すなわち、カードID「1001」のカードは、装置ID「A101」の台間カード処理機10に挿入されており、持玉については台間カード処理機10に管理が移っている。このため、各レートの持玉の残高はゼロである。
また、カード管理データ55aでは、カードID「2001」に、利用者ID「789GHI」、プリペイド価値「3000」度数、チャージ価値「5000」度数、チャージ残高「15000」度数、持玉として、玉1の持玉の残高「1500」玉、玉2の持玉の残高「2500」玉、玉3の持玉の残高「0」玉と対応付けられているが、使用先IDの対応付けはされていない。すなわち、カードID「2001」のカードは、台間カード処理機10に挿入されておらず、持玉の管理が管理装置50により行われている。
図8(b)に示す装置管理データ55bは、ID「A101」の台間カード処理機10に対して、その設置場所が「島1-1」、遊技台番号が「11」、接続された遊技機20のIDが「B201」、遊技種が「玉1」、遊技機20の機種が「EV01」、製造番号が「a」であることを示している。また、この遊技機20が使用中の状態にあることも示している。
また、装置管理データ55bは、ID「A201」の台間カード処理機10に対して、その設置場所が「島2-1」、遊技台番号「21」、接続された遊技機20のIDが「B506」、遊技種が「玉3」、遊技機20の機種が「DX03」、製造番号が「g」であることを示している。また、この遊技機20が使用中の状態にあることも示している。
図8(c)に示す会員管理データ55cは、カードIDに対応付けられた、氏名、暗証番号、貯玉等を示している。具体的には、会員管理データ55cは、カードID「2001」に対して、氏名「特開花子」、暗証番号「1234」、「玉1」の貯玉の残高「500」玉、「玉2」の貯玉の残高「0」玉、「玉3」の貯玉の残高「0」玉である状態を示し、カードID「2005」に対して、氏名「特許太郎」、暗証番号「5678」、「玉1」の貯玉の残高「1500」玉、「玉2」の貯玉の残高「200」玉、「玉3」の貯玉の残高「0」玉である状態を示している。
図9(a)に示すチャージ設定データ55dは、チャージ設定が「店舗指定」であり、設定金額が「5000」円であることを示している。図9(b)に示す返金設定データ55eは、返金設定が「アプリ返金」であることを示している。図9(c)に示す玉貸金額データ55fは、玉貸金額が「500」円であることを示している。
<データ管理装置80の構成>
次に、図2に示したデータ管理装置80の構成について説明する。図10は、図2に示したデータ管理装置80の構成を示す図である。図10に示すように、データ管理装置80は、表示部81及び入力部82と接続され、通信部83、記憶部84及び制御部85を有する。
表示部81は、液晶パネルやディスプレイ装置等の表示デバイスである。入力部82は、キーボードやマウス等の入力デバイスである。通信部83はインターネットを介して管理装置50及び利用者端末90とデータ通信するためのインタフェース部である。
記憶部84は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、店舗データ84a及び利用者データ84bを記憶する。店舗データ84aは、チャージ残高を利用した玉貸しを可能にする遊技店の情報を示すデータであり、店舗ID、店舗名等を含む。利用者データ84bは、チャージ残高を用いて玉貸しを行う遊技客の情報を示すデータであり、利用者ID、利用者名、チャージ残高等を含む。
制御部85は、データ管理装置80の全体制御を行う制御部であり、店舗管理部85a、利用者管理部85b及びチャージ管理部85cを有する。実際には、これらのプログラムをCPUにロードして実行することにより、店舗管理部85a、利用者管理部85b及びチャージ管理部85cにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
店舗管理部85aは、店舗データ84aを管理する処理部である。店舗管理部85aは、入力部82から店舗ID及び店舗名を受け付けたならば、この受け付けたデータを店舗データ84aに記憶する。
利用者管理部85bは、利用者データ84bを管理する処理部である。利用者管理部85bは、利用者端末90から利用者ID、利用者名、店舗ID及びカードIDを受け取ったならば、この受け取ったデータを利用者データ84bに記憶する。
チャージ管理部85cは、利用者データ84bのチャージ残高を管理する処理部である。チャージ管理部85cは、利用者端末90からチャージ額及び利用者IDを受け取ったならば、このチャージ額を利用者IDに対応する利用者データ84bのチャージ残高に加算して記憶する。
また、チャージ管理部85cは、管理装置50からチャージ残高要求を受け取ったならば、このチャージ残高要求に含まれる利用者IDに対応する利用者データ84bのチャージ残高を管理装置50に通知するとともに、この利用者データ84bのチャージ残高をクリアする。チャージ管理部85cは、管理装置50からチャージ残高を受け取ったならば、このチャージ残高を利用者IDに対応する利用者データ84bのチャージ残高に加算して記憶する。
また、チャージ管理部85cは、利用者データ84bのチャージ残高が更新されたならば、このチャージ残高を利用者端末90に通知する。
次に、図10に示したデータ管理装置80の記憶部84が記憶するデータの一例について説明する。図11は、図10に示した店舗データ84a及び利用者データ84bの一例を示す図である。
図11(a)に示す店舗データ84aは、店舗ID「ABC123」に対して、店舗名「遊技店A」を対応付け、店舗ID「DEF456」に対して、店舗名「遊技店B」を対応付けている。
図11(b)に示す利用者データ84bは、利用者ID「789GHI」に対して、利用者名「特開花子」、チャージ残高「15000」度数、店舗ID/カードIDに「ABC123/2001」及び「DEF456/2035」を対応付けている。
<利用者端末90の構成>
次に、図2に示した利用者端末90の構成について説明する。この利用者端末90には、あらかじめ所定のアプリがインストールされている。このアプリは、デビット決済を利用して自身の銀行口座から指定した決済要求金額を減算し、この決済要求金額分のチャージ額と、自身が所持する複数の遊技店の会員カードIDとを関連付けてデータ管理装置80に管理するよう要求するアプリケーションプログラムである。
図12は、図2に示した利用者端末90の構成を示す図である。図12に示すように、利用者端末90は、操作表示部91、通信部95、記憶部96及び制御部97を有する。ここでは、上記のアプリを含む利用者端末90の機能ブロック図を示している。
操作表示部91は、液晶タッチパネル等の入出力デバイスである。通信部95は、インターネットを介してデータ管理装置80及び情報処理装置100とデータ通信するためのインタフェース部である。
記憶部96は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、利用者データ96a、関連付データ96b及びチャージ残高データ96cを記憶する。利用者データ96aは、チャージ残高を用いて玉貸しを行う利用者の情報を示すデータであり、口座番号、氏名、住所等を含む。関連付データ96bは、チャージ残高を用いた玉貸しを認める遊技店の情報を示すデータであり、遊技店の店舗ID及びカードID等を含む。チャージ残高データ96cは、チャージ残高を示すデータである。
制御部97は、利用者端末90の全体制御を行う制御部であり、設定管理部97a、関連付管理部97b及びチャージ残高管理部97cを有する。実際には、これらのプログラムをCPUにロードして実行することにより、設定管理部97a、関連付管理部97b及びチャージ残高管理部97cにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
設定管理部97aは、利用者データ96aを管理する処理部である。設定管理部97aは、操作表示部91から、チャージ残高を用いて玉貸しを行う利用者の情報である銀行の口座番号、氏名、住所等を受け付けたならば、これらのデータを利用者データ96aに記憶するとともに、情報処理装置100に通知する。
関連付管理部97bは、関連付データ96bを管理する処理部である。関連付管理部97bは、操作表示部91から店舗ID及びカードIDを受け付けたならば、受け付けたデータを関連付データ96bに記憶する。
チャージ残高管理部97cは、チャージ残高データ96cを管理する処理部である。チャージ残高管理部97cは、操作表示部91からチャージ額を受け付けたならば、情報処理装置100に対してチャージ額(決済用金額)と利用者データ96aと含むデビット決済要求を行う。
また、チャージ残高管理部97cは、情報処理装置100から決済完了通知を受け取ったならば、この決済金額であるチャージ額及び利用者IDを含むチャージ情報をデータ管理装置80に通知する。チャージ残高管理部97cは、情報処理装置100から決済不可の旨の通知を受け取ったならば、この通知を操作表示部91に表示する。チャージ残高管理部97cは、データ管理装置80から返金としてのチャージ残高を受け取ったならば、このチャージ残高をチャージ残高データ96cに記憶する。
次に、図12に示した利用者端末90の記憶部96が記憶するデータの一例について説明する。図13は、図12に示した利用者データ96a、関連付データ96b及びチャージ残高データ96cの一例を示す図である。
図13(a)に示す利用者データ96aは、利用者ID「789GHI」、口座番号「123-45678900」、氏名「特開花子」、住所「東京都新宿区・・・」を関連付けている。
図13(b)に示す関連付データ96bは、店舗ID「ABC123」とカードID「2001」を関連付け、店舗ID「DEF456」とカードID「2035」を関連付けている。図13(c)に示すチャージ残高データ96cは、チャージ残高が「15000」度数であることを示している。
<情報処理装置100の構成>
次に、図2に示した情報処理装置100の構成について説明する。図14は、図2に示した情報処理装置100の構成を示す図である。図14に示すように、情報処理装置100は、通信部130、記憶部120及び制御部110を有する。
通信部130は、インターネットを介してデータ管理装置80及び利用者端末90と、CAFISネットワークを介して銀行サーバ200とそれぞれデータ通信するためのインタフェース部である。
記憶部120は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、利用者データ120a、上限額データ120b及び利用履歴データ120cを記憶する。利用者データ120aは、デビット決済を利用する利用者の情報を示すデータである。上限額データ120bは、デビット決済の利用上限額を示すデータである。利用履歴データ120cは、デビット決済の利用履歴を示すデータである。
制御部110は、情報処理装置100の全体制御を行う制御部であり、設定管理部110a、判定部110b、決済規制部110c、決済処理部110dを有する。実際には、これらのプログラムをCPUにロードして実行することにより、設定管理部110a、判定部110b、決済規制部110c、決済処理部110dにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
設定管理部110aは、利用者データ120a及び上限額データ120bを管理する処理部である。設定管理部110aは、利用者端末90から口座番号、氏名、住所、暗証番号を受け取ったならば、この受け取ったデータを利用者データ120aに記憶する。設定管理部110aは、利用者端末90から利用上限額を受け取ったならば、この利用上限額を上限額データ120bに記憶する。
判定部110bは、デビット決済の利用額が利用上限額を超過するか否かを判定する処理部である。判定部110bは、利用者端末90からチャージ要求を受け取ったならば、このチャージ要求に含まれる決済額を利用履歴データ120cの累積決済額と加算し、この加算結果が上限額データ120bの利用上限額以下であれば決済可と判定し、利用上限額を超過するならば決済不可と判定する。
決済規制部110cは、判定部110bが決済不可と判定した場合に、デビット決済を規制する処理部である。決済規制部110cは、判定部110bが決済不可と判定した場合に、決済不可の旨を利用者端末90に通知する。
決済処理部110dは、判定部110bが決済可と判定した場合に、デビット決済の処理を行う処理部である。決済処理部110dは、判定部110bが決済可と判定した場合に、利用者端末90から受け取ったチャージ要求に含まれる決済額及び利用者データに対応する口座番号等のデータを決済要求として銀行サーバ200に通知する。決済処理部110dは、銀行サーバ200から決済額を受け取ったならば、この決済額及び利用者IDをチャージ額として利用者端末90に通知する。
次に、図14に示した情報処理装置100の記憶部120が記憶するデータの一例について説明する。図15は、図14に示した利用者データ120a、上限額データ120b及び利用履歴データ120cの一例を示す図である。
図15(a)に示す利用者データ120aは、口座番号「123-45678900」に対して、氏名「特開花子」、住所「東京都新宿区・・・」、暗証番号「1234」を対応付け、口座番号「456-12345678」に対して、氏名「特許太郎」、住所「東京都渋谷区・・・」、暗証番号「5678」を対応付けている。
図15(b)に示す上限額データ120bは、口座番号「123-45678900」に対して、利用上限額「10000」円を対応付け、口座番号「456-12345678」に対して、利用上限額「30000」円を対応付けている。
図15(c)に示す利用履歴データ120cは、口座番号「123-45678900」に対して、累積決済額「8000」円、利用回数「2」回を対応付け、口座番号「456-12345678」に対して、累積決済額「15000」円、利用回数「3」回を対応付けている。
<実施形態に係るチャージ設定の一例>
次に、本実施形態に係るチャージ設定の一例について説明する。図16は、実施形態に係るチャージ設定の一例を示す図である。図16に示すように、本実施形態におけるチャージ設定は5つのパターンに区分される。
パターン1は、残高全額であり、チャージ残高の全額がチャージ価値としてチャージされる設定である。パターン2は、店舗指定であり、店舗が事前に設定した設定金額がチャージ価値としてチャージされる設定である。パターン3は、会員指定であり、会員の遊技客が事前に設定した設定金額がチャージ価値としてチャージされる設定である。
パターン4は、ユニット指定であり、台間カード処理機10において、その都度、指定した金額をチャージ価値としてチャージされる設定である。パターン5は、貸出分であり、玉貸しを行った際に、玉貸しに必要な金額(価値)がチャージされる設定である。具体的には、玉貸しに必要な金額(価値)をチャージ残高から減算することにより処理する。
<実施形態に係る返金設定の一例>
次に、本実施形態に係る返金設定の一例について説明する。図17は、実施形態に係る返金設定の一例を示す図である。図17に示すように、本実施形態における返金設定は3つのパターンに区分される。
パターン1は、精算であり、カードに関連付けられたチャージ価値を精算機で精算する設定である。パターン2は、アプリ返金であり、未使用として残ったチャージ価値をデータ管理装置80に移管する設定である。この設定では、カードに関連付けられたチャージ価値は、データ管理装置80に移管された後にクリアされる。
パターン3は、返金なしであり、チャージ設定の貸出分に対応し、返金を行わない設定である。チャージ設定において貸出分が選択されたならば、自動的に返金設定の返金なしが選択される。
<管理装置50におけるチャージ残高の移管処理に関する処理手順>
次に、管理装置50におけるチャージ残高の移管処理に関する処理手順について説明する。図18及び図19は、管理装置50におけるチャージ残高の移管処理に関する処理手順を示すフローチャートである。
まず、台間カード処理機10から会員カードのカード挿入通知を受信したならば(ステップS101;Yes)、データ管理装置80にチャージ残高を要求する(ステップS102)。
データ管理装置80からチャージ残高を受信し(ステップS103;Yes)、このチャージ残高が0以下であれば(ステップS104;No)、そのまま処理を終了する。受信したチャージ残高が0より大きい場合には(ステップS104;Yes)、このチャージ残高をカード管理データ55aに記憶する(ステップS105)。
チャージ設定データ55dのチャージ設定が「貸出分」ならば(ステップS106;Yes)、カード管理データ55aを台間カード処理機10に通知し(ステップS118)、その後、玉貸要求を受信したならば(ステップS119;Yes)、カード管理データ55aのプリペイド価値又はチャージ残高から所定値分を減算する(ステップS120)。台間カード処理機10からカード排出通知を受信しない場合には(ステップS121;No)、ステップS119に移行し、一連の処理を繰り返し、カード排出通知を受信したならば(ステップS121;Yes)、そのまま処理を終了する。
チャージ設定データ55dのチャージ設定が「残高全額」であるならば(ステップS106;No、ステップS107;Yes)、カード管理データ55aのチャージ残高をチャージ価値としてカード管理データ55aに記憶し(ステップS115)、カード管理データ55aのチャージ残高をクリアして(ステップS116)、ステップS117に移行する。
チャージ設定データ55dのチャージ設定が「店舗指定」又は「会員指定」ならば(ステップS107;No、ステップS108;Yes)、カード管理データ55aのチャージ残高とチャージ設定データ55dの設定金額を比較する(ステップS112)。
チャージ残高が設定金額以下であるならば(ステップS112;No)、カード管理データ55aのチャージ残高をチャージ価値としてカード管理データ55aに記憶し(ステップS115)、カード管理データ55aのチャージ残高をクリアして(ステップS116)、ステップS117に移行する。
チャージ残高が設定金額より大きい場合には(ステップS112;Yes)、設定金額をチャージ価値としてカード管理データ55aに記憶し(ステップS113)、チャージ残高から設定金額を減算して(ステップS114)、ステップS117に移行する。
チャージ設定データ55dのチャージ設定が「ユニット指定」であり(ステップS108;No)、台間カード処理機10からチャージ額を受信したならば(ステップS109;Yes)、このチャージ額をチャージ価値としてカード管理データ55aに記憶し(ステップS110)、カード管理データ55aのチャージ残高からチャージ額を減算する(ステップS111)。
カード管理データ55aを台間カード処理機10に通知し(ステップS117)、処理を終了する。
<管理装置50におけるチャージ残高の返金処理に関する処理手順>
次に、管理装置50におけるチャージ残高の返金処理に関する処理手順について説明する。図20は、管理装置50におけるチャージ残高の返金処理に関する処理手順を示すフローチャートである。
まず、台間カード処理機10から会員カードのカード排出通知を受信し(ステップS201;Yes)、返金設定データ55eが「アプリ返金」でない場合には(ステップS202;No)、そのまま処理を終了する。
返金設定データ55eが「アプリ返金」である場合には(ステップS202;Yes)、カード管理データ55aのチャージ価値とチャージ残高の合計をデータ管理装置80に通知し(ステップS203)、カード管理データ55aのチャージ価値とチャージ残高をクリアして(ステップS204)、処理を終了する。
上述してきたように、本実施形態では、遊技客が利用者端末90を用いて自分が保有する銀行口座から指定の金額をデビット決済し、この決済した金額をデータ管理装置80にチャージする。そして、遊技店の台間カード処理機10に会員カードが挿入されたならば、データ管理装置80のチャージ残高が管理装置50に通知されるよう構成したので、遊技客がチャージ価値を用いて複数の遊技店で遊技媒体の貸出処理を受けることが可能となる。
なお、上記の実施形態では、データ管理センタが単一である場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、データ管理センタが複数の場合においても適用可能である。
また、上記の実施形態では、封入式の遊技機を対象とした構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各台計数式の遊技機を対象とするよう構成することもできる。
また、上記の実施形態で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
本発明に係る遊技システム、外部管理装置及び遊技価値管理方法は、遊技客が共通の遊技価値を用いて複数の遊技店で遊技媒体の貸出処理を受けることを可能にする場合に適している。
10 台間カード処理機
11 状態表示部
12 紙幣搬送部
12a 紙幣挿入口
13 表示操作部
14 リーダライタ
14a カード挿入口
14b かざし部
15 通信部
16 記憶部
16a 自装置状態データ
16b カードデータ
16c チャージ設定データ
17 制御部
17a データ管理部
17b 設定管理部
17c チャージ管理部
18 遊技管理部
18a 認証処理部
18b 認証鍵管理部
18c 遊技機状態管理部
20 遊技機
21 ハンドル
22 計数ボタン
23 通信制御部
24 演出制御部
24a 演出図柄抽選部
24b 演出抽選部
25 遊技制御部
26 遊技玉制御部
26a 遊技可能数管理部
30 島コントローラ
50 管理装置
51 表示部
52 入力部
53 外部ネットワーク通信部
54 店舗ネットワーク通信部
55 記憶部
55a カード管理データ
55b 装置管理データ
55c 会員管理データ
55d チャージ設定データ
55e 返金設定データ
55f 玉貸金額データ
56 制御部
56a カード管理部
56b 装置管理部
56c 会員管理部
56d 設定管理部
56e チャージ管理部
60 賞品管理装置
70 精算機
80 データ管理装置
81 表示部
82 入力部
83 通信部
84 記憶部
84a 店舗データ
84b 利用者データ
85 制御部
85a 店舗管理部
85b 利用者管理部
85c チャージ管理部
90 利用者端末
91 操作表示部
95 通信部
96 記憶部
96a 利用者データ
96b 関連付データ
96c チャージ残高データ
97 制御部
97a 設定管理部
97b 関連付管理部
97c チャージ残高管理部
100 情報処理装置
110 制御部
110a 設定管理部
110b 判定部
110c 決済規制部
110d 決済処理部
120 記憶部
120a 利用者データ
120b 上限額データ
120c 利用履歴データ
130 通信部
200 銀行サーバ

Claims (12)

  1. 複数の遊技店に会員登録した利用者が所持する利用者端末と、各遊技店に配設された遊技機に併設された各台装置により遊技媒体の貸出処理を行う場合に利用される有価価値を管理する管理装置と通信可能な外部管理装置を有する遊技システムであって、
    前記外部管理装置は、
    前記利用者を一意に識別する識別情報と、各遊技店が前記利用者に対して発行した会員用媒体の識別情報と、所定の決済手段により決済されたチャージ価値とを前記利用者端末から受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けた前記利用者の識別情報、各会員用媒体の識別情報及び前記チャージ価値を対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記管理装置から所定の会員用媒体の識別情報を受け付けた場合に、前記記憶手段に記憶した該会員用媒体に対応するチャージ価値を前記管理装置に対して移管処理する移管処理手段と
    を備えたことを特徴とする遊技システム。
  2. 前記管理装置は、
    前記外部管理装置から移管されたチャージ価値を記憶するチャージ価値記憶手段と、
    前記利用者の識別情報を含む遊技媒体の貸出要求を前記各台装置から受け付けた場合に、前記チャージ価値記憶手段に記憶されたチャージ価値から所定数を減算処理した後に、前記各台装置に対して遊技媒体の貸出指示を行う貸出処理手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の遊技システム。
  3. 前記移管処理手段は、
    前記管理装置から所定の会員用媒体の識別情報を受け付けた場合に、前記記憶手段に記憶した該会員用媒体に対応する全てのチャージ価値を前記管理装置に対して移管処理することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技システム。
  4. 前記移管処理手段は、
    前記管理装置から所定の会員用媒体の識別情報を受け付けた場合に、前記記憶手段に記憶した該会員用媒体に対応するチャージ価値のうち、該当する遊技店において指定されたチャージ価値を前記管理装置に対して移管処理することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技システム。
  5. 前記移管処理手段は、
    前記管理装置から所定の会員用媒体の識別情報を受け付けた場合に、前記記憶手段に記憶した該会員用媒体に対応するチャージ価値のうち、事前に会員により指定されたチャージ価値を前記管理装置に対して移管処理することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技システム。
  6. 前記移管処理手段は、
    前記管理装置から所定の会員用媒体の識別情報を受け付けた場合に、前記記憶手段に記憶した該会員用媒体に対応するチャージ価値のうち、前記各台装置で指定されたチャージ価値を前記管理装置に対して移管処理することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技システム。
  7. 前記移管処理手段は、
    前記管理装置から所定の会員用媒体の識別情報を受け付けた場合に、前記記憶手段に記憶した該会員用媒体に対応するチャージ価値のうち、前記各台装置で貸し出す遊技媒体数分のチャージ価値を前記管理装置に対して移管処理することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技システム。
  8. 所定の会員用媒体を受け付けた場合に、少なくとも前記会員用媒体の識別情報に対応するチャージ価値を前記管理装置から取得し、取得したチャージ価値に対応する貨幣を払い出す精算機をさらに備えたことを特徴とする請求項1~7のいずれか一つに記載の遊技システム。
  9. 前記管理装置は、
    前記各台装置から前記会員用媒体が返却された場合に、前記会員用媒体に関連付けられたチャージ価値を前記外部管理装置に対して移管することを特徴とする請求項1~7のいずれか一つに記載の遊技システム。
  10. 前記所定の決済手段は、デビット決済であることを特徴とする請求項1~9のいずれか一つに記載の遊技システム。
  11. 複数の遊技店に会員登録した利用者が所持する利用者端末と、各遊技店に配設された遊技機に併設された各台装置により遊技媒体の貸出処理を行う場合に利用される有価価値を管理する管理装置と通信可能な外部管理装置であって、
    前記利用者を一意に識別する識別情報と、各遊技店が前記利用者に対して発行した会員用媒体の識別情報と、所定の決済手段により決済されたチャージ価値とを前記利用者端末から受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けた前記利用者の識別情報、各会員用媒体の識別情報及び前記チャージ価値を対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記管理装置から所定の会員用媒体の識別情報を受け付けた場合に、前記記憶手段に記憶した該会員用媒体に対応するチャージ価値を前記管理装置に対して移管処理する移管処理手段と
    を備えたことを特徴とする外部管理装置。
  12. 複数の遊技店に会員登録した利用者が所持する利用者端末と、各遊技店に配設された遊技機に併設された各台装置により遊技媒体の貸出処理を行う場合に利用される有価価値を管理する管理装置と通信可能な外部管理装置を有する遊技システムにおける遊技価値管理方法であって、
    前記外部管理装置が、前記利用者を一意に識別する識別情報と、各遊技店が前記利用者に対して発行した会員用媒体の識別情報と、所定の決済手段により決済されたチャージ価値とを前記利用者端末から受け付ける受付工程と、
    前記外部管理装置が、前記受付工程により受け付けた前記利用者の識別情報、各会員用媒体の識別情報及び前記チャージ価値を対応付けて記憶部に記憶する記憶工程と、
    前記外部管理装置が、前記管理装置から所定の会員用媒体の識別情報を受け付けた場合に、前記記憶部に記憶した該会員用媒体に対応するチャージ価値を前記管理装置に対して移管処理する移管処理工程と
    を含むことを特徴とする遊技価値管理方法。
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