JP2023078867A - 画像記録装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2023078867000001
【課題】容易な操作でコピーおよび切断をすること。
【解決手段】画像記録装置10は、記録用紙8を搬送方向に搬送する搬送部43と、記録用紙8に画像を記録する記録部17と、記録用紙8を切断する切断部45と、原稿9の画像を読取るスキャナ部12と、操作を受付ける操作部19と、LCD22と、制御部100とを備えている。制御部100は、原稿9の画像を読取る読取処理と、読取った画像を記録用紙8に記録する画像記録処理と、記録用紙8を切断する切断処理と、これらの処理を行う前に第2表示画面202をLCD22に表示する表示処理とを行う。上記操作部19は、読取処理、画像記録処理および切断処理を1回の操作で選択可能な第1受付部205を有している。
【選択図】図7

Description

本発明は、記録媒体を切断する切断部を備えた画像記録装置に関する。
シートを切断する切断部を備えた画像記録装置としては、例えば、特許文献1に記載された画像形成装置が知られている。特許文献1に記載の画像形成装置は、画像が形成されたコピー用紙を切断する切断部180を備えており、原稿の画像情報をスキャナ部140で読み取り、読み取った原稿の画像情報をコピー用紙に画像形成し、コピー用紙を画像形成装置内において切断して排出することができる。
この画像形成装置では、ユーザは操作パネル120を操作して原稿の複部数のコピーを設定する(ステップ201)。その後、切断或いはミシン目形成を指定する場合には、切断・ミシン目選択ボタン121を介して切断或いはミシン目形成のいずれか一方を選択する(ステップ205)。
特開平9-22153号公報
上記のように、特許文献1の画像形成装置は、コピー内容を設定する画面において切断を選択するための選択ボタンを備えている。ユーザは、コピーを行う際に必要に応じて選択ボタンを操作して用紙を切断するか否かを決定する。
しかしながら、ユーザは、コピーの操作を行う前に用紙を切断するか否かを決めていることが多い。このため、コピーを選択するための入力を行った後に、さらにコピー用紙を切断するための入力を行うことはユーザにとって煩わしいと考えられる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、容易な操作でコピーおよび切断ができる画像記録装置を提供することである。
(1) 本発明に係る画像記録装置は、シートを搬送方向に沿って搬送する搬送部と、上記搬送部によって搬送される上記シートに画像を記録する画像記録部と、上記シートを切断する切断部と、被読取媒体の画像を読み取る読取部と、ユーザ操作を受け付ける操作部と、画面を表示する表示部と、制御部と、を備えている。 上記制御部は、被読取媒体の画像を上記読取部によって読み取る読取処理と、上記読取処理で読み取った被読取媒体の画像を上記画像記録部によって上記シートに記録する画像記録処理と、上記シートを搬送向きの所定位置で上記切断部によって切断する切断処理と、を行う。上記操作部は、上記読取処理、上記画像記録処理および上記切断処理を1回の操作で選択可能な第1受付部を有している。
被読取媒体の読取処理、シートの画像記録処理、およびシートの切断処理を1回の操作で選択可能な第1受付部を有している。このため、読取った画像をシートに記録するコピーとシートの切断とを合わせて行うとき、どのように切断処理を設定すればよいかについてユーザが迷うことなく行うことができる。
(2) 好ましくは、上記操作部は、上記読取処理および上記画像記録処理を1回の操作で選択可能な第2受付部をさらに有している。
上記構成により、第1受付部に加えて、被読取媒体の読取処理、シートの画像記録処理を1回の操作で選択可能な第2受付部を有しているため、ユーザは、シートの切断が必要なときには第1受付部を選択し、シートの切断が不要なときには第2受付部を選択することができ、容易な操作で読取処理、画像記録処理および切断処理を行うことができる。
(3) 好ましくは、上記制御部は、上記読取処理、上記画像記録処理および上記切断処理を行う前に、第1表示画面を上記表示部に表示する表示処理を行い、上記第1受付部は、上記第1表示画面に表示され、上記操作部は、上記第1受付部を選択可能な物理キーをさらに有している。
上記構成により、ユーザは、表示部に表示された第1受付部を物理キーで選択することができる。このため、タッチパネル等を用意する必要がなく、より安価なものにすることができる。
(4) 好ましくは、上記制御部は、上記読取処理、上記画像記録処理および上記切断処理を行う前に、第1表示画面を上記表示部に表示する表示処理を行い、上記第1受付部は、上記第1表示画面に表示され、上記操作部および上記表示部は、タッチパネルである。
上記構成により、ユーザは、タッチパネルで直接操作することができるため、操作がわかりやすい。
(5) 好ましくは、上記第1表示画面は、上記第1受付部と、上記第2受付部と、を表示する。
上記構成により、第1受付部と第2受付部とを同時に第1表示画面に表示するため、ユーザは1つの画面を見て、読取処理とともに画像記録処理をするか、或いは読取処理および画像記録処理とともに切断処理をするか、択一的に選択することができ、操作がわかりやすい。
(6) 好ましくは、上記操作部は、上記読取処理のみを選択可能な第3受付部をさらに有しており、上記第3受付部は、上記第1表示画面に表示されている。
上記構成により、第1受付部と第2受付部と第3受付部とが同時に第1表示画面に表示されるため、ユーザは1つの画面を見て、読取処理と画像記録処理をするか、読取処理と画像記録処理とともに切断処理をするか、或いは読取処理をするか択一的に選択することができ、操作がわかりやすい。
(7) 好ましくは、上記制御部は、待機状態において上記第1表示画面を待機画面として上記表示部に表示する。
上記構成により、第1受付部を表示する第1表示画面が待機画面であるため、ユーザは、より早く第1受付部を認識することができる。
(8) 好ましくは、上記制御部は、上記表示処理において、上記第1受付部が選択されたことを条件に、上記読取処理、上記画像記録処理および上記切断処理が選択されたことを示すメッセージを上記表示部に表示する。
上記構成により、第1受付部を選択したとき、読取処理と画像記録処理と切断処理とが選択されたことを示すメッセージを表示させ、ユーザに選択した機能を認識させることにより操作の間違いを低減させることができる。
(9) 好ましくは、上記制御部は、上記メッセージとともに第4受付部を表示し、上記第4受付部が選択されたことを条件に、次回以降の上記第1受付部が選択されたことを条件に表示される上記メッセージの表示を制限する。
上記構成により、制御部100は、第4受付部が選択された場合、次回以降のメッセージ表示を制限することができるため、ユーザが、すでにメッセージの内容を理解している場合、ユーザの操作の手間を軽減させることができる。
(10) 好ましくは、上記制御部は、上記第1受付部が選択されたことに応じて第2表示画面を表示し、上記第2表示画面は、カラー画像で上記画像記録処理を開始する第1記録開始受付部と、モノクロ画像で上記画像記録処理を開始する第2記録開始受付部と、を有する。
上記構成により、第1記録開始受付部と第2記録開始受付部とが第2表示画面に表示されるため、一つの画面でカラーまたはモノクロの画像記録処理の開始を選択することができる。
(11) 好ましくは、上記第2表示画面は、上記シートに上記画像記録処理を行う被読取媒体の数の設定を受け付ける第5受付部を有する。
上記構成により、シートに画像記録処理を行う部数を第2表示画面において設定できるため、ユーザは画像記録処理を行う部数を確認しながら作業を行うことができる。
(12) 好ましくは、上記第2受付部は、第1アイコンを有しており、上記第1受付部は、第2アイコンを有しており、上記第1アイコンは、上記シートが第1長方形で表示され、上記第2アイコンは、切断された上記シートが第2長方形および第3長方形を含む少なくとも2つの長方形で表示される。
上記構成により、ユーザは、第1受付部にシートが切断されたことを示すアイコンが表示されていることによって第1受付部がシートが切断される機能であることを容易に認識することができる。
(13) 好ましくは、上記第2長方形の短辺と、上記第3長方形の短辺とが平行に配置されている。
上記構成により、第2長方形の短辺と第3長方形の短辺とが平行に配置されているため、シートが切断されたものを示していることをユーザが認識し易い。
(14) 好ましくは、上記第3長方形は、上記第2長方形に対して、上記第2長方形の長辺が延びる方向においてオフセットされて配置されている。
上記構成により、第2アイコンの第2長方形と第3長方形とが長辺が延びる方向にオフセットされていることで、シートが切断されている状態を示すものであることをユーザが認識し易い。
(15) 好ましくは、上記第2アイコンにおいて、上記第3長方形は、上記第2長方形の短辺が延びる方向に対して上記第2長方形から間を隔てて配置されており、かつ、上記第2長方形と上記第3長方形との間に位置する第3アイコンをさらに有しており、上記第3アイコンは、鋏の少なくとも一部を模している。
上記構成により、第2長方形と第3長方形の間に位置する第3アイコンにより、シートが切断される機能であることをユーザが認識し易い。
(16) 好ましくは、上記第2アイコンは、上記第2長方形の長辺が上記第1長方形の短辺に平行になるように配置されている。
上記構成により、第2長方形の長辺が第1長方形の短辺に平行であるため、第1長方形と第2長方形の向きをユーザが把握し易い。
(17) 好ましくは、上記第1受付部および上記第2受付部のうち、少なくとも上記第1受付部は、物理キーである請求項2に記載の画像記録装置。
上記構成により、第1受付部が物理キーであるため、ユーザが第1受付部を認識し易く操作が容易である。
本発明によれば、容易な操作でコピーおよび切断ができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像記録装置10の外観斜視図である。 図2は、画像記録装置10の構造を模式的に示す図である。 図3は、画像記録装置10の主要構成を示す平面図である。 図4は、画像記録装置10のスキャナ部12の構造を模式的に示す断面図である。 図5は、画像記録装置10のブロック図である。 図6は、LCD22に表示される画面を説明するための図である。 図7は、画像記録装置10のLCD22に表示される第1表示画面200を示す図である。 図8は、画像記録装置10のLCD22に表示されるメッセージ画面201を示す図である。 図9は、画像記録装置10のLCD22に表示される第2表示画面202を示す図である。 図10は、変形例1に係る画像記録装置10のタッチパネル260を示す図である。 図11は、変形例2に係る画像記録装置10の物理キー23を示す図である。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明が具体化された一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。以下の説明において、プリンタ部11において開口13が向く向きを前向き51とし、前向きの反対向きを後向き52とする。前方と後方とを合せて前後方向51,52とする。前後方向51,52と直交する上下の方向を上下方向53,54とする。前後方向51,52および上下方向53,54と直交する方向を左右方向55,56とする。上下方向53,54の上向きを上向き53とし、下向きを下向き54とする。画像記録装置10を後向き52に視て、左右方向55,56の左向きを左向き55とし、右向きを右向き56とする。
図1に示されるように、画像記録装置10は、下部に設けられたプリンタ部11と、上部に設けられたスキャナ部12(読取部の一例)と、を一体的に備えた複合機である。画像記録装置10は、プリント機能、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ機能を有する。画像記録装置10は、単独又はコンピュータやスマートフォンやタブレット端末などの外部情報機器(不図示)と接続された状態で使用可能である。
スキャン機能においては、スキャナ部12により読み取られた原稿(被読取媒体の一例)9の画像データが画像記録装置10と有線或いは無線で接続されたコンピュータ等に転送される。また、読み取られた画像データをメモリカードやUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の各種記憶媒体に転送して記憶させることもできる。コピー機能においては、プリンタ部11が、スキャナ部12で読み取られた原稿9の画像データに基づいて、記録用紙(シートの一例)8に画像を記録する。ファクシミリ機能においては、スキャナ部12により読み取られた画像データが電話回線などを通じてファクシミリ送信される。また、受信されたファクシミリデータは、プリンタ部11により記録用紙8に記録される。スキャナ部12およびプリンタ部11は、制御部100(図5参照)によって制御される。
画像記録装置10の前面上部には操作部19と、液晶ディスプレイ(以下、LCDとも称する。表示部の一例)22とが設けられている。操作部19は、ユーザからの情報の入力を受け付ける。操作部19は、後述する、第1受付部205、第2受付部206、第3受付部207を有している。
LCD22には、画像記録装置10の各種情報をユーザが視覚的に確認できるように画面が表示される。画像記録装置10は、操作部19の操作によって入力された指示情報に基づいて動作する。制御部100は、LCD22において各動作についてユーザが確認できるように画面を表示する。操作部19は物理キー23を有している。物理キー23は、LCD22に表示された画面において反転表示などを移動するための選択ボタン19aと、移動した反転表示を選択を決定するための決定ボタン19bと、画面を戻したり、決定をキャンセルしたりするためのクリアボタン19cとを有している。選択ボタン19aは、上下左右への移動を入力するいわゆるカーソルキーである。
[プリンタ部11]
以下、図1から図3が参照されつつ、プリンタ部11の構成が説明される。なお、図2では、説明の簡略化のために給紙カセット14の図示が省略されている。
図1、図2に示されるように、プリンタ部11は、筐体20を有する。筐体20には、給紙カセット14、給紙カセット15、記録部17、切断部45、その他の機能部品が配置されている。筐体20の前面における操作部19の下方には、開口13が位置している。開口13は、筐体20の前面において左右方向55,56の略中央に位置している。開口13は、左右方向55,56に長い矩形状に形成されている。開口13は、筐体20の前面において上部から下端まで至っている。
筐体20は、開口13から後向き52に延びる内部空間20aを有する。内部空間20aは、後述の搬送路21に連通している。上壁部71は、操作部19の後方に配置された基板収容スペース65と内部空間20aとを仕切っている。基板収容スペース65には、操作部19と電気的に接続される電子回路が設置される基板(図示省略)が収容されている。
筐体20の前面において、開口13の右方には、開閉カバー41が取り付けられている。開閉カバー41が開かれると、カートリッジ装着空間が開放され、インクを貯留するインクカートリッジ40が筐体20に対して装着または取り外し可能となる。インクカートリッジは、チューブ44を通じて記録部17(画像記録部の一例)の記録ヘッド37へインクを供給する。
給紙カセット14および給紙カセット15は、筐体20に対して前後方向51,52に沿って挿抜可能である。給紙カセット14は、筐体20に装着された状態において給紙カセット15の下方に位置する。給紙カセット15は、定形の記録用紙8を複数枚が積載された状態で収容する。記録用紙8の定形とは、日本工業規格のA3サイズ、A4サイズ、B4サイズ、B5サイズなどである。給紙カセット15の上部には、排紙トレイ18が位置する。排紙トレイ18は、搬送路21から排出された記録用紙8を支持する。なお、本実施形態では2種類の給紙カセット14および給紙カセット15が設けられているが、給紙カセット14は省略されてもよい。
給紙カセット15は、複数の記録用紙8を保持する。記録用紙8は、給紙カセット15の内部空間に積層状態で保持される。排紙トレイ18は、画像記録装置10の前面側(図2における右側)に形成されている。図2は、給紙カセット15が筐体20に挿入された状態を示している。
図2に示されるように、筐体20には、給紙カセット15から排紙トレイ18へ搬送路21に沿って記録用紙8を搬送する搬送部43が配置されている。搬送路21は、給紙カセット15から上向き53かつ前向き51へ湾曲しながらUターンし、排紙トレイ18へ向かって前向き51へ直線的に延びる所謂Uターンパスである。搬送路21の下流端は、内部空間20aに連通している。
搬送路21には、給紙カセット15から排紙トレイ18へ向かう搬送方向に沿って、上流側から順に、給送ローラ32、PFローラ対25、第1排出ローラ対27、および第2排出ローラ対28が配置されている。これら給送ローラ32および各ローラ対25,27,28が搬送部43を構成する。
給送ローラ32は、給紙カセット15の上方に位置する。給送ローラ32は、アーム33の先端部に、左右方向55,56を軸線方向として回動可能に設けられている。アーム33の基端部は軸34周りに回動可能である。給送ローラ32が回転すると、給紙カセット15に積層状態で載置された複数枚の記録用紙8のうち最上位の記録用紙8が搬送路21に送り出される。
PFローラ対25は、搬送路21の湾曲部分の搬送方向の下流端付近に位置する。PFローラ対25は、左右方向55,56を軸線方向として回動可能である。PFローラ対25は、搬送用モータ116(図5参照)の駆動が伝達されて回転する。記録用紙8は、PFローラ対25に挟まれて記録ヘッド37の下方へ搬送される。
第1排出ローラ対27および第2排出ローラ対28は、搬送路21において記録ヘッド37の搬送方向の下流に位置する。第1排出ローラ対27は、第2排出ローラ対28よりも搬送方向の上流に位置する。第1排出ローラ対27および第2排出ローラ対28は、搬送用モータ116(図5参照)の駆動が伝達されて回転する。PFローラ対25により搬送される記録用紙8は、第1排出ローラ対27および第2排出ローラ対28に挟まれて排紙トレイ18へ搬送される。
図2に示されるように、記録部17は、搬送路21において、PFローラ対25と第1排出ローラ対27との間に位置する。記録部17は、搬送部43によって搬送される記録用紙8に画像を記録する。記録部17は、搬送路21の上方に位置するキャリッジ35と、搬送路21の下方に位置するプラテン36と、キャリッジ35に搭載された記録ヘッド37と、を有する。
図2、図3に示される記録ヘッド37は、インクカートリッジ40からチューブ44を通じてシアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)・ブラック(Bk)の各色インクが供給され、各インクを微小なインク滴として吐出するいわゆるインクジェット方式のものである。キャリッジ35が左右方向55,56に往復動される間に、記録ヘッド37からインク滴が吐出されることにより、プラテン36上を搬送される記録用紙8に画像の記録が行われる。
図3に示されるように、キャリッジ35は、前後方向51,52に離れており、それぞれが左右方向55,56へ延びるガイドフレーム61,62に摺動自在に支持されている。キャリッジ35は、ガイドフレーム61,62を跨ぐようにして左右方向55,56に往復移動可能に載置されている。
ガイドフレーム62の上面には、ベルト駆動機構46が配置されている。ベルト駆動機構46は、搬送路21の左右方向55,56の両端付近にそれぞれ設けられた第1プーリ47と第2プーリ48との間に、内側に歯が設けられた無端環状のベルト49が張架されている。第1プーリ47と第2プーリ48とは、キャリッジ35が往復動される領域の両端に配置されている。第1プーリ47の軸に駆動源であるCRモータ108(図5参照)115から駆動力が入力されて、第1プーリ47が回転される。第1プーリ47の回転によりベルト49が周運動し、その際に第2プーリ48が従動する。なお、ベルト49は無端環状のもののほか、有端のベルトの両端部をキャリッジ35に固着するものであってもよい。
キャリッジ35は、ベルト49に固着されている。キャリッジ35とベルト49との連結部分は各図に詳細に現れていないが、ベルト49は、キャリッジ35に連結された状態において、上方へ若干引っ張られている。これにより、ベルト49には下方へ弾性復帰する張力が発生し、この張力によってキャリッジ35がガイドフレーム61,62へ弾性付勢されている。前述されたようにベルト49が週運動すると、キャリッジ35がガイドフレーム61,62上を往復動する。このようなキャリッジ35に記録ヘッド37が搭載されて、記録ヘッド37が、搬送路21の左右方向55,56を主走査方向として往復動可能となっている。
[切断部45]
図2、図3に示されるように、記録部17の前方において搬送路21の上方に切断部45が位置している。切断部45は、停止時において画像記録領域A1の左方に位置している。画像記録領域A1は、キャリッジ35と共に往復動される記録ヘッド37からインクが吐出されて、記録用紙8に画像の記録が行われる最大幅である。プリンタ部11により記録可能な最大サイズがA4サイズであれば、画像記録領域A1は、A4サイズの幅より若干広い。
切断部45は、搬送部43により搬送される記録用紙8を左右方向55,56に沿って切断する。切断部45は、画像記録領域A1よりも左方の停止位置(図3において示される切断部45の位置)から右向き56に移動することによって記録用紙8を切断する。切断部45の切断により、例えば、1枚のA4サイズの記録用紙8が2枚のA5サイズの記録用紙8に切断される。切断部45は、左右方向55,56に沿って延びるとともにサイドフレーム96,97に固定されているガイドレール81に支持されており、ガイドレール81に案内されて移動するカッタキャリッジ82と、カッタキャリッジ82に搭載されるカッタ83と、固定刃95と、を備えている。図3においては、切断部45は、詳細な構成が省略されて簡略的に示されている。
カッタキャリッジ82は、カッタ83を保持するカッタ保持部82aと、ガイドレール81に連結される連結部82bと、を有する。カッタ保持部82aは、第1排出ローラ対27と、第2排出ローラ対28との間に位置している。カッタ83は、カッタ保持部82aの下端から下向き54に突出した状態で、カッタ保持部82aに支持されている。カッタ83は円盤形状であり、前後方向51,52を軸線方向としてカッタ保持部82aに回転可能に支持されている。
連結部82bは、カッタ保持部82aから前向き51に延びてガイドレール81に連結される。
カッタキャリッジ82は、駆動機構101によって駆動される。駆動機構101は、基板81aの上面に配置された駆動プーリ92及び従動プーリ93と、駆動プーリ92及び従動プーリ93に掛け渡された無端ベルト94と、を有する。駆動プーリ92及び従動プーリ93は、基板81aの上面における左右方向55,56の両端部に配置されている。駆動プーリ92及び従動プーリ93は、上下方向53,54に沿った軸線周りに回転する。駆動プーリ92には、切断用モータ114(図5参照)の駆動力が伝達される。無端ベルト94は、カッタキャリッジ82と連結されている。駆動プーリ92が回転すると、無端ベルト94が周運動し、また、従動プーリ93が従動する。無端ベルト94の周運動により、カッタキャリッジ82が、ガイドレール81に沿って左右方向55,56に往復動する。
カッタキャリッジ82のカッタ保持部82aの下方に、固定刃95が位置する。固定刃95は、サイドフレーム96,97に支持されて画像記録領域A1に渡って左右方向55,56に延びている。固定刃95の刃先は、カッタ83に対して後方から当接している。記録用紙8は、カッタ83と固定刃95とに挟み込まれることによって切断される。
[スキャナ部12]
図1、図2に示されるように、スキャナ部12は、プリンタ部11の上方に位置する。スキャナ部12は、いわゆるフラットベッドスキャナである。スキャナ部12は、プリンタ部11の上方に設けられたスキャナ本体12aと、スキャナ本体12aの上方に設けられた原稿カバー12bとを有する。図4に示されるように、スキャナ本体12aの上面には、原稿9が載置されるプラテンガラス128が設けられている。スキャナ本体12aの内部には、プラテンガラス128上の原稿9の画像を光学的に読み取り可能なイメージセンサが設けられている。原稿カバー12bには、画像が読み取られる複数枚の原稿9を1枚ずつピックアップして搬送する自動搬送機構であるADF12cが設けられている。原稿9は、日本工業規格のA3サイズ、A4サイズ、B4サイズ、B5サイズなどが使用可能であるが、本実施形態においては、A4サイズである場合を例にあげて説明する。
スキャナ部12は、図4に示されるように、ADF原稿トレイ120と、ADF排出トレイ121と、搬送路122と、搬送機構123と、第1読取センサ85と、第2読取センサ88とを具備する。
スキャナ部12は、原稿カバー12bが、背面側の蝶番を介して開閉自在に取り付けられている。原稿カバー12bは、プラテンガラス128を有するスキャナ本体12aに対して開位置と閉位置とに移動可能である。
スキャナ本体12aの上面には、プラテンガラス128が設けられている。スキャナ本体12aに対して原稿カバー12bが閉じられると、プラテンガラス128は原稿カバー12bに覆われる。
原稿カバー12bの下面、すなわち、プラテンガラス128と対向する面には弾性板130が設けられている。弾性板130は、原稿カバー12bが閉位置にあるときプラテンガラス128に当接する。弾性板130は、プラテンガラス128上に載置された原稿9を押さえて固定する。
プラテンガラス128の左端部には、ADF12cを使用して原稿9の画像を読み取る場合の読取領域80Aと、スキャナ部12をFBSとして使用する場合の読取領域80Bとを区画する位置決め部材131が設けられている。位置決め部材131は、プラテンガラス128上に原稿9を載置する場合の位置決め基準である。位置決め部材131は、ADF12cが用いられる場合には、読取領域80A上を通過する原稿9をADF12c内に設けられた搬送路122へ戻すように案内するガイドとして機能する。
スキャナ本体12aの内部には、第1画像読取ユニット84が内蔵されている。第1画像読取ユニット84は、第1コンタクトイメージセンサ(Contact Image Sensor、以下「第1CIS」と称する。)85と、CISキャリッジ86とを有している。第1CIS85は、搬送路122における搬送方向124の上流に位置している。第1CIS85は、搬送路122の下方から原稿9の画像を光学的に読み取る。第1CIS85は、CISキャリッジ86に搭載されて、プラテンガラス128の下方を往復動される。
図1、図4に示されるように、スキャナ部12の上部の原稿カバー12bには、ADF原稿トレイ120及びADF排出トレイ121が上下二段に構成されている。ADF12cから排紙された原稿9は、ADF排出トレイ121に担持されて、ADF原稿トレイ120上の原稿と分離した状態で保持される。
ADFカバー12dは、ADF12cの側方(図4の左側)に設けられた回動軸125を中心として図中の矢印P1方向に回動可能であり、ADF12cの内部の一部が露出可能である。
ADF12cの内部には、搬送路122において、ADF原稿トレイ120からADF排出トレイ121へと向かう搬送方向124に原稿9を搬送する搬送機構123が設けられている。搬送機構123は、ローラ、ニップ片170、ピンチローラ等によって構成される。搬送機構123は、第1ローラ164、166と、第2ローラ168、169と、第3ローラ171、172とを有している。
ADF原稿トレイ120に載置された原稿9において下方を向く面を第1面117とし、上方を向く面を第2面118とすると、画像が読み取られる原稿9は、第1面117を下向きにした状態で、ADF原稿トレイ120上に載置される。
各ローラ164,166,168,171(図5参照)の構成は搬送機構123の単なる一例であり、ローラの数や配置を変更したり、各ニップ片に代えてピンチローラを用いたりする等、その他の公知の記録用紙供給機構に変更できることは勿論である。
第2ローラ168、169の搬送向き124の下流には原稿センサ91が位置する。原稿センサ91は、第2ローラ168、169によって送られた原稿9を検知する。原稿センサ91は、原稿9の先端と後端とをそれぞれ検知することにより、読取処理を行う際に原稿9のサイズを判定することが可能である。
原稿センサ91の搬送向き124の下流に第2画像読取ユニット87が位置する。第2画像読取ユニット87は、第2コンタクトイメージセンサ(以下「第2CIS」と称する。)88と、板状の第2プラテン89と、搬送される原稿9を支持する原稿支持部材90とを有している。第2画像読取ユニット87は、原稿9の第2面118を読取る。原稿9の第2面118は、ADF原稿トレイ120に載置された原稿9の上面である。第2CIS88は、原稿9の画像を搬送路122の上方から光学的に読み取る。
第2画像読取ユニット87の搬送方向124の下流に位置決め部材131が位置する。位置決め部材131は、第2画像読取ユニット87を通過した原稿9を、プラテンガラス128と原稿ガイド132との間へ案内する。
位置決め部材131の搬送方向124の下流に第1画像読取ユニット84が位置する。第1画像読取ユニット84は、原稿9の第1面117を読み取る。第1面117は、ADF原稿トレイ120に載置された原稿9の下面である。
原稿ガイド132は、原稿カバー12bの第1画像読取ユニット84に対向する位置に設けられている。原稿ガイド132は、読取領域80Aに対向する水平部分と、水平部分の両端から上流側及び下流側の上方に延びる傾斜部分とを有している。原稿ガイド132は、ADF本体152に固定されたバネ部材によって読取領域80Aへ付勢されている。
第1ローラ164,166、第2ローラ168、および第3ローラ171は、LF搬送モータ110(図5参照)からの駆動力が伝達されて回転する。
[制御部100とデバイスの構成]
図5は、画像記録装置10の制御部100及びその周辺デバイスの構成を示している。制御部100は、プリンタ部11およびスキャナ部12の全体動作を統括して制御するものである。制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)104を主とするマイクロコンピュータとして構成されており、バス105を介してASIC(Application Specific Integrated Circuit)106に接続されている。
ROM102には、画像記録装置10の各種動作を制御するためのプログラム等が格納されている。EEPROM104には、上記プログラムに従った処理に用いられる各種データが格納されている。RAM103は、CPU101が上記プログラムを実行する際に用いる各種データを一時的に記録する記憶領域又はデータやプログラムの展開領域として使用される。
CPU101は、制御部100を構成する周辺デバイス、或いは制御部100により制御される被制御機器を統括的に制御するものである。CPU101によって、ROM102に格納されたプログラムや、RAM103またはEEPROM104に格納されたデータが読み出され、上記プログラムに従った演算が行われる。
ASIC106には、スキャナ部12において原稿9の画像の読取りを行う第1CIS85及び第2CIS88が接続されている。ASIC106は、CPU101の指令に基づいて、光源から光を照射するための電気信号や光電変換素子から画像データを出力するためのタイミング信号を第1CIS85に付与する。第1CIS85及び第2CIS88は、これら信号を受けて、所定のタイミングで原稿9に光を照射し、光電変換素子により変換された画像データを出力する。
ASIC106には、画像記録装置10に所望の指令を入力する操作部19を制御するパネルゲートアレイ(パネルG/A)111が接続されている。パネルゲートアレイ111は、操作部19の押下を検出して、所定のコード信号を出力する。CPU101は、パネルゲートアレイ111から所定のキーコードを受信すると、所定のキー処理テーブルに従って、実行すべき制御処理を行う。キー処理テーブルは、キーコードと制御処理とを対応させてテーブル化したものであり、例えば、ROM102に記憶されている。
ASIC106には、LCD22の画面表示を制御するLCDコントローラ112が接続されている。LCDコントローラ112は、CPU101の指令に基づいて、LCD22にプリンタ部11又はスキャナ部12の動作に関する情報を画面に表示させる。
ASIC106には、ADF12c内の搬送路122(図4参照)において原稿9の先端及び後端を検出するための原稿センサ91が接続されている。
また、ASIC135には、CRモータ108、搬送用モータ116、給送用モータ113、及び切断用モータ114が接続されている。ASIC135には、各モータを制御する駆動回路が組み込まれている。CPU101は、各モータを回転させるための駆動信号を各モータに対応する駆動回路に出力する。駆動回路は、CPU101から取得した駆動信号に応じた駆動電流を対応するモータへ出力する。これにより、対応するモータが回転する。つまり、制御部100は、給送用モータ113を制御して、搬送路21に記録用紙8を給送させる。また、制御部100は、搬送用モータ116を制御して、搬送部43に記録用紙8を搬送させる。また、制御部100は、CRモータ115を制御して、キャリッジ35を移動させる。また、制御部100は、切断用モータ114を制御して、駆動プーリ92を制御する。
[制御部100による処理]
制御部100は、読取処理と、画像記録処理と、切断処理と、表示処理とを行うことが可能である。本実施形態では、表示処理を行った後に、読取処理および画像記録処理を行い、その後に切断処理を行う。
読取処理は、原稿9の画像をスキャナ部12によって読み取る処理である。読取処理は、原稿9の第1面117の画像を読み取る第1読取処理と、原稿9の第2面118の画像を読み取る第2読取処理とを含む。図4に示されるように、原稿9の画像を読み取る際、ユーザは、原稿9の第1面117を下方へ向けた状態で、複数枚の原稿9をADF原稿トレイ120に載置する。
制御部100は、画像読取り開始の指令を受信したことに応じて、LF搬送モータ110(図5参照)を駆動する。LF搬送モータ110が駆動され、搬送機構123の各ローラ164,166,168,171が駆動すると、複数枚の原稿9のうちの最下位置の原稿9がADF原稿トレイ120から搬送される。
原稿センサ91は、ADF原稿トレイ120から搬送された原稿9の前端を検知する。制御部100は、原稿センサ91の検知信号に基づいて、原稿9を所定距離だけ搬送した後、第1CIS85による第1読取処理および第2CIS88による第2読取処理を開始する。
原稿9は、第1面117を下方に向け第2面118を上方に向けた状態で搬送される。原稿9は、第2画像読取ユニット87の第2CIS88によって第2面118の画像が読み取られる。
第2画像読取ユニット87によって画像が読み取られた原稿9は、更に、位置決め部材131に案内されて第1画像読取ユニット84に至ると、第1CIS85によって第1面117の画像が読み取られる。画像が読み取られた後、原稿9は、先端部分が斜め上方へ案内される。原稿9は、第3ローラ171の外周面上を左方向から右方向に大きく反るように搬送される。
原稿9は、第3ローラ171,172によって狭持されつつ搬送方向124の下流へ搬送される。制御部100は、画像の読み取りを終えた原稿9を所定距離だけ搬送してADF排出トレイ121に排出する。
画像記録処理は、読取処理で読み取った原稿9の画像を、記録部17によって記録用紙8に記録する処理である。切断処理は、画像記録処理された記録用紙8をこの記録用紙8の搬送方向124の中央位置で切断部45によって切断する処理である。以下では、1枚のA4サイズの原稿9の画像が、A5サイズに縮小されて2枚の記録用紙8に画像が記録される場合について説明している。
制御部100は、給送用モータ113を駆動し給送ローラ32を回転させる。図2に示されるように、最上位の1枚のA4の記録用紙8が給紙カセット15から搬送路21に送り出される。制御部100は、搬送用モータ116を駆動しPFローラ対25を回転させる。これにより、給紙カセット15から搬送路21に送り出された記録用紙8は、PFローラ対25によって記録ヘッド37の下方へ搬送され、プラテン36によって下方から支持された状態になる。
記録用紙8の搬送が停止されている間に、制御部100は、CRモータ115を駆動しキャリッジ35を左右方向55,56に移動させる。このとき、記録ヘッド37から記録用紙8に向けてインクを吐出させる。これにより、記録用紙8に1パス分の画像が記録される。記録用紙8の搬送および停止が繰り返されて、所定パス分の画像の記録が行われることにより、記録用紙8への画像の記録が終了する。ここでは、A4の記録用紙8に対して、2枚のA5の記録用紙分の画像の記録が行われる。例えば、制御部100は、第1読取処理で読み取ったA4サイズの第1面117の画像および第2読取処理で読み取ったA4サイズの第2面118の画像をそれぞれA5サイズに縮小して記録用紙8に画像を記録する。制御部100は、画像を記録する際に、搬送用モータ116を駆動して第1排出ローラ対27を回転させる。これにより、プラテン36を通過した記録用紙8は、切断部45の下方へ搬送される。
記録用紙8の搬送方向124の中央が切断部45の下方へ搬送されると、制御部100が切断用モータ114を駆動して駆動プーリ92を回転させる。これにより、カッタキャリッジ82がガイドレール81に沿って停止位置(図3に示される切断部45の位置)から右向き56へ移動する。A4の記録用紙8が搬送方向124の中央位置においてカッタ83および固定刃95によって挟み込まれて左右方向55,56に沿って切断され、2枚のA5の記録用紙になる。切断された2枚のA5の記録用紙は、第2排出ローラ対28によって搬送路21から排紙トレイ18に排出される。
本実施形態において、表示処理は、読取処理、画像記録処理および切断処理の前に行われる。換言すれば、表示処理は、ユーザに、読取処置、画像記録処置および切断処理を一括して選択させるための処理である。制御部100は、表示処理において、画像記録装置10の各種情報、或いは、操作部19によって選択操作可能な図やアイコンをLCD22に表示する。
図6および図7に示されるように、制御部100は、表示処理において、読取処理、画像記録処理、切断処理、各種設定を行うためのアイコンが選択されたことに応じて画面を遷移する。
制御部100は、画像記録装置10の電源がオフからオンにされたときに、LCD22に第1表示画面200を表示する。また、省電力のためのスリープ状態から待機状態に復帰したときにおいても、LCD22に第1表示画面200を表示する。つまり、第1表示画面200は、ホーム画面でもあり、待機画面でもある。
図6に示されるように、制御部100は、第1表示画面200において、第1表示画面200に表示されていない画像記録装置10に備わる機能を実行するとき、ユーザによる操作によって、その他の機能を表示するサブ画面200a,200bを表示する。サブ画面200a、200bにおいて、ユーザがクリアボタン19cを押下すると、制御部100は第1表示画面200を表示する。なお、サブ画面200a,200bは、本実施形態では詳細な説明が省略される。
制御部100は、第1表示画面200において、ユーザが読取処理、画像記録処理および切断処理を行う操作を行ったとき、すなわち、ユーザが選択ボタン19aを操作して第1受付部205(図7参照)を選択し、決定ボタン19bを押下したとき、メッセージ画面201または第2表示画面202を表示する。メッセージ画面201および第2表示画面202において、ユーザがクリアボタン19cを押下すると、制御部100は第1表示画面200を表示する。メッセージ画面201は、コピーにおいて切断処理が行われることを説明するための画面であって、ユーザの操作によって次回からの表示を省略可能な画面である。
制御部100は、第1表示画面200において、ユーザが読取処理および画像記録処理を行う操作を行ったとき(以下において複写処理とも称する。)、すなわち、ユーザが選択ボタン19aを操作して第2受付部206(図7参照)を選択し、決定ボタン19bを押下したとき、読取処理および画像記録処理のための設定画面であるコピー設定画面300を表示する。コピー設定画面300において、ユーザがクリアボタン19cを押下すると、制御部100は第1表示画面200を表示する。コピー設定画面300は、記録用紙8のサイズや画質、拡大または縮小などを設定するための画面であるが、本実施形態では詳細な説明が省略される。
制御部100は、第2表示画面202において、ユーザが、原稿9のサイズを設定する操作を行ったとき、すなわち、ユーザが選択ボタン19aを操作してサイズ変更受付部248の第1サイズ変更受付部225を選択して決定ボタン19bを押下したとき、原稿9のサイズを選択するための第2画面250(図6参照)を表示する。第2画面250において、ユーザがサイズを選択する操作をすると、制御部100は選択されたサイズの原稿9に設定された第2表示画面202,202aを表示する。第2画面250において、ユーザがクリアボタン19cを押下すると、制御部100は第2表示画面202を表示する。
以下、第1表示画面200、メッセージ画面201、第2表示画面202の各画面について説明する。
図7に示されるように、第1表示画面200は、上方において、左右方向55,56に並ぶ第1受付部205と、第2受付部206と、第3受付部207とを有している。第1表示画面200は、下方において、ショートカットアイコン210と、通信設定アイコン211と、環境設定アイコン212と、インク残量アイコン213とを有している。第1表示画面200の上下方向53,54の中央には、切換アイコン214が位置する。
第1受付部205、第2受付部206、および第3受付部207は、それぞれ操作部19(図1参照)のユーザによる操作によって選択可能である。第1受付部205、第2受付部206、および第3受付部207は、図形及び文字が表れたアイコンである。各図には表されていないが、選択中の第1受付部205、第2受付部206または第3受付部207は、例えば、アイコンの明暗が反転表示される。ユーザは、選択ボタン19aを操作することにより、第1表示画面200においてアイコンの反転表示を任意の向きへ移動することができる。
第2受付部206は、複写処理、すなわち、読取処理および画像記録処理を1回の操作で行う指令を受け付ける。第2受付部206は、第1アイコン301を有している。
第1アイコン301は、記録用紙8を模した長方形の形状をした図形を含むアイコンである。第1アイコン301は、記録用紙8を模した長方形の図形の下向き54の方向である下方に「コピー」の文字を有している。この「コピー」の文字は第1アイコン301によって選択される機能を表している。第1アイコン301は、第1表示画面200の左右方向55,56における左側に配置されている。第1アイコン301は、読取処理された原稿9の画像を記録用紙8に画像記録処理した記録後の記録用紙8を長方形で表した図形であり、この長方形は、第1長方形304およびその他の長方形305の複数の長方形にて表示される。第1長方形304およびその他の長方形305は、第1長方形304が画面の手前方向(前向き51の方向)になるよう一部が重なって表示されている。第1長方形304は、記録用紙8に記録される読取処理された原稿9の画像を模した図を有している。
第1長方形304は記録用紙8に記録される1ページ目を表しており、第1長方形304の短辺310が上下方向53,54の上になる状態、すなわち縦長で表示される。この時、上向き53の上方向が記録用紙8の上方向であると分かるように、原稿9の画像を模した図が表示される。具体的には、原稿9の画像を模した図は、第1長方形304の上部に3本の横線、下部に棒グラフにて表示される。これにより ユーザは上向きであると理解することができる。
第1長方形304は、2つの短辺310と、2つの長辺311とを有している。第1長方形304の2つ短辺310は、第1表示画面200の上下方向53,54に位置する。第1長方形304の2つの長辺311は、第1表示画面200の左右方向55,56に位置する。第1長方形304の短辺310は、第2長方形306の長辺313と平行である。
その他の長方形305は、記録用紙8に記録される2ページ目を表しており、第1長方形304と同様に、上方が上になる状態、すなわち縦長で表示される。その他の長方形305は、1つの短辺328と、1つの短辺の一部329と、1つの長辺330と、1つの長辺の一部331とを有している。その他の長方形305の1つの短辺328と1つの短辺の一部329は、第1表示画面200の上下方向53,54に位置する。その他の長方形305の1つの長辺330と1つの長辺の一部331は、第1表示画面200の左右方向55,56に位置する。つまり、第1長方形304に全部が重ならないよう表示されている。また、少なくとも一部が重なるように表示されている。ここで、原稿9の画像を模した図は必ずしも原稿9に実際に記録されている文字や図形と一致している必要はない。その他の長方形305には、上部に3本の横線が表されており、下部に縦長な棒グラフが表されている。
第1受付部205は、読取処理、画像記録処理および切断処理を1回の操作で行う指令を受け付ける。第1受付部205は、第2アイコン302と、第3アイコン303とを有している。
第2アイコン302は、記録用紙8を模した長方形の形状をした図形を含むアイコンであり、切断された記録用紙8を示すアイコンである。第2アイコン302は、第1アイコン301が有する第1長方形304よりも小さい2つの長方形で表される。これら2つの長方形は、第2長方形306および第3長方形307であり、これらの長方形の面積の和は第1長方形304の面積におよそ等しい。これにより、ユーザは第2長方形306および第3長方形307が第1長方形304の半分の大きさであることを認識しやすくなる。つまり、第2長方形306および第3長方形307が記録用紙8が切断処理された切断後の記録用紙8であると認識しやすくなる。また、第2アイコン302は、第2長方形306および第3長方形307の下方に「カットコピー」の文字を有している。この「カットコピー」の文字は第2アイコン302によって選択される機能を表している。第2長方形306および第3長方形307は、それぞれが重なることなく上下方向53,54に離間して配置される。第2アイコン302は、第1表示画面200の左右方向55,56における中央に配置されている。
第2長方形306は、切断された記録用紙8のうちの1枚目に排出される用紙であって、1ページ目の画像が記録された用紙を表している。第2長方形306は、記録用紙8に記録される読取処理された原稿9の画像を模した図を有している。この図は第1長方形304に表示されている図と同じであり、第1長方形304に表示されていた図に対し、左方が上になるよう反時計まわりに90度回転させた状態で表示される。第2長方形306は、2つの短辺312と、2つの長辺313とを有している。第2長方形306の2つ短辺312は、第1表示画面200の左右方向55,56に位置する。第2長方形306の2つの長辺313は、第1表示画面200の上下方向53,54に位置する。第2長方形306の長辺313は、第1長方形304の短辺310と略同じ長さである。これらの関係により、ユーザは記録用紙8が切断されたことにより、1ページ目が記録される記録用紙8の向きが変わり、切断処理後の記録用紙8に原稿9の画像が90度回転された状態で記録されることを第2アイコン302を選択する前に把握することができる。
第3長方形307は、切断された記録用紙8のうちの2枚目に排出される用紙であって、2ページ目の画像が記録された用紙を表している。第3長方形307は、第2長方形306の下方に位置する。第3長方形307は、第2長方形306と同様に、記録用紙8に記録される読取処理された原稿9の画像を模した図を有しており、第1長方形304に表示されていた図に対し、左方が上になるよう反時計まわりに90度回転させた状態で表示される。
第3長方形307は、2つの短辺314と、2つの長辺315とを有している。第3長方形307の2つ短辺314は、第1表示画面200の左右方向55,56に位置する。第3長方形307の短辺314は、第2長方形306の短辺312に対して平行である。第3長方形307の2つの長辺315は、第1表示画面200の上下方向53,54に位置する。第3長方形307は、第2長方形306に対して、第2長方形306の長辺313が延びる方向(左右方向55,56)においてオフセットされて配置されている。第3長方形307の長辺315は、第2長方形306の長辺313と平行である。
第2長方形306および第3長方形307にそれぞれ表された原稿9の画像を模した図は、原稿9に実際に記録されている文字や図形と一致している必要はない。本実施形態では、第2長方形306および第3長方形307には、上部に3本の横線が表されており、下部に縦長な棒グラフが表されている。第3長方形は、左方を上として表示されている。ここで、第3長方形307には、必ずしも原稿9の画像を模した図が表示されていなくてもよい。ユーザは少なくとも第2長方形306に原稿9の画像を模した図が表示されていれば十分に理解可能であるため、第3長方形307の内部に表示される図は省略されてもよい。
第3アイコン303は、鋏の形状を模して表されている。第3アイコン303は、第2アイコン302の第2長方形306と第3長方形307との間に位置している。より具体的には、第3アイコン303は、第2長方形306と第3長方形307との間に配置された破線の右方に配置されている。
第4アイコン318は、「スキャン」の文字と、横長の1つの長方形が示す1枚の読取前の原稿9がカバーが開かれたスキャナにセットされた状態を示す図形とが表示されたアイコンである。第4アイコン318は、第1表示画面200の左右方向55,56における右側に配置されている。第4アイコン318は、読取処理される原稿9を、第1表示画面200において第4長方形319として表示したものである。
第4長方形319は、原稿9を表している。第4長方形319は、必ずしも原稿9に実際に記録されている文字や図形と一致している必要はない。第4長方形319には、左方に円グラフ(中心から12時と9時とを示す向きに直線が記載されている。)が表されており、右方に3本の横線が表されている。本実施形態では、第2長方形306の内部に配置された図と第4長方形319の内部に配置された図とは異なる図であるが、同じ図であってもよい。
第1表示画面200の下側には、ショートカットアイコン210、通信設定アイコン211、環境設定アイコン212、およびインク残量アイコン213が左方から順に配置されている。ショートカットアイコン210は、ユーザが頻繁に使用するコマンドをすみやかに表示できるように設定するためのアイコンであり、「Shortcut」の文字で示されるアイコンである。通信設定アイコン211は、画像記録装置10を外部情報機器に接続するための設定を受け付けるアイコンであり、電波を模したマークで示されるアイコンである。環境設定アイコン212は、画像記録装置10の動作上の環境を設定するためのアイコンであり、工具を模したアイコンで示される。インク残量アイコン213は、各色のインクの現時点の残量を表示するためのアイコンであり、各色のゲージで示されるアイコンである。
制御部100は、切換アイコン214において左右の矢印で示されるアイコンが反転表示および選択されることで、第1表示画面200に表示されていないその他の機能を選択できる画面200a,200b(図6参照)に切り換える。
図8に示されるように、メッセージ画面201は、記録用紙8に画像記録処理および切断処理を行うことについて表示する画面である。メッセージ画面201には、画像記録処理および切断処理が行われることを文字で示すメッセージ217と、画像記録処理および切断処理が行われることを図で示すメッセージアイコン218とが表示される。メッセージアイコン218は、第2アイコン302と同じ表示であるため説明を省略する。メッセージアイコン218は、必ずしも第2アイコン302と同じ表示でなくてもよい。また、メッセージ217は、ユーザが画像記録処理および切断処理が行われることが確認できるものであればよい趣旨であり、また、必ずしも必要ではない。
メッセージ画面201は、メッセージ画面201の下側において、次回に第1受付部205を選択したときにはメッセージ画面201を表示しないことを選択する第4受付部216を有している。第4受付部216は、ユーザの操作によって次回にメッセージ画面201を表示しない指令を受け付ける。第4受付部216は、次回、第1表示画面200において第1受付部205が選択されたときにメッセージ画面201を表示するか否かについて選択する選択ボタン219と、選択ボタン219の選択を決定して第2表示画面202の表示を行うOKボタン220とを有している。
制御部100は、メッセージ画面201において選択ボタン219が選択されたか否かにかかわらず、OKボタン220が選択されると第2表示画面202を表示する。ユーザが第4受付部216において選択ボタン219を選択していた場合であって、第1表示画面200において第1受付部205を選択したとき、制御部100は第2表示画面202を表示する。制御部100は、ユーザが第4受付部216において選択ボタン219を選択していなかった場合であって、第1表示画面200において第1受付部205を選択したとき、再びメッセージ画面201を表示する。制御部100は、メッセージ画面201が表示されているとき、ユーザによって操作部19のクリアボタン19cが操作されると第1表示画面200を表示する。
第2表示画面202は、読取処理が行われる原稿9の画像と切断処理後の記録用紙8の画像とを、読取処理、画像記録処理および切断処理を行う前に、イメージとしてLCD22に示される画面である。図9に示されるように、第2表示画面202は、複数のアイコンを有している。第2表示画面202は、上方から下方に向かって最上段、上段、下段、最下段の概ね4段に区画されている。第2表示画面202は、最上段において、第5受付部223と、設定アイコン224と、第2サイズ変更受付部226とを有し、上段において、第5アイコン227と、第6アイコン228と、第7アイコン229とを有している。
第5受付部223、設定アイコン224および第2サイズ変更受付部226は、第2表示画面202の最上段において左右方向55,56に並んで配置されている。
第5受付部223は、カウンタ231と、プラスボタン324と、マイナスボタン325とを有している。カウンタ231は、読み取る原稿9の画像を記録用紙8にいくつ記録するかを示す。つまり、カウンタ231に表示される数字は、記録部数を示している。カウンタ231に表示される記録部数は、プラスボタン324とマイナスボタン325がユーザに操作されることにより増減する。
設定アイコン224は、各種設定の変更を受け付ける。各種設定に関する説明については、本発明に直接関係がないため省略する。
第2サイズ変更受付部226は、原稿9のサイズをIDカードのサイズに設定するための指令を受け付ける。第2サイズ変更受付部226は、「ID」の文字が付されたチェックボックス232を有している。第2サイズ変更受付部226が操作されると、チェックボックス232にはチェックマークが表示される。このとき、制御部100は、原稿9のサイズをIDカードのサイズに設定する。
第5アイコン227、第6アイコン228および第7アイコン229は、第2表示画面202の上段に配置されている。
第5アイコン227は、画像記録処理が行われる原稿9を示している 。原稿9が片面の場合には、原稿9の一枚目の表面である第1面117と2枚目の表面である第1面117とを示す。また、原稿9が両面であって両面の読取処理を実行する場合には、原稿9の第1面117と第2面118とを示す。つまり、第5アイコン227は、原稿9から読み取られる1ページ目の画像と2ページ目の画像とを示している。第5アイコン227は、1ページ目の画像と2ページ目の画像とを第2表示画面202において縦長の2つの長方形を前後に一部重なった状態で表示したものである。第5アイコン227は、第2表示画面202の左側に位置する。
第6アイコン228は、切断処理された状態の各記録用紙8を第2表示画面202において横長の2つの長方形を上下に離間させた状態で表示されたアイコンである。第6アイコン228は、第2表示画面202の右側に位置する。
第7アイコン229は、第6アイコン228の2つの長方形の間に位置している。第7アイコン229は、鋏の形状を模して表されている。
第2表示画面202は、第1サイズ情報表示244と、第2サイズ情報表示245とを含んでいる。第1サイズ情報表示244および第2サイズ情報表示245は、第2表示画面202の下段おいて左右方向55,56に並んで配置されている。
第1サイズ情報表示244は、原稿9のサイズである第1サイズ246を示す。具体的には、「原稿サイズ」の文字と、A4やA5などの定形サイズを示す文字とが上下に表されている。本実施形態では、「A4」の文字が表されているので、第1サイズ246としてA4サイズが設定されていることが理解できる。第1サイズ情報表示244は、第2表示画面202の左側に位置する。
第2サイズ情報表示245は、切断された後の記録用紙8のサイズである第2サイズ247を示す。具体的には、「出力サイズ:」の文字と、A4やA5などの定形サイズを示す文字とが左右に分かれて表されており、その下方に、「拡縮:」の文字と拡縮の程度を示す百分率(パーセント)が左右に分かれて表示されている。本実施形態では、「A5」および「70%」の文字がそれぞれ表されているので、第2サイズ247は、A4の原稿を70%縮小したA5サイズが設定されていることが理解できる。第2サイズ情報表示245は、第2表示画面202の右側に配置されている。
第2表示画面202は、さらに第1サイズ246を変更するユーザからの操作を受け付けるサイズ変更受付部248を有している。サイズ変更受付部248は、少なくとも第1サイズ情報表示244の位置に配置されている。つまり、第1サイズ情報表示244は、サイズ変更受付部248として選択可能なアイコンである。ユーザは、第1サイズ246が表示されたサイズ変更受付部248を操作部19の選択ボタン19aで選択して、第1サイズ246を変更する操作を行うことが可能である。
サイズ変更受付部248は、第1サイズ変更受付部225と、第2サイズ変更受付部226とを有している。図9に示されるように、第1サイズ変更受付部225は、第1サイズ情報表示244の位置に配置されており、第2サイズ変更受付部226は、第2表示画面202の最上段の右側に配置されている。
第1サイズ変更受付部225は、ユーザからの操作を受け付けて原稿9のサイズを選択するための第2画面250を表示する(図6参照)。原稿9のサイズとして例えばB5、A5、IDカードの他、A4、LTRなどがある。さらに、原稿9のサイズとして、スキャナ部12に読み取られる原稿9のサイズを自動で検知できる自動検知も含まれる。
第2表示画面202は、さらに、第8アイコン255を有している。第8アイコン255は、第5アイコン227から第6アイコン228に向かう矢印である。第8アイコン255は、第2表示画面202の左右方向55,56における中央に配置されている。第8アイコン255は、第2表示画面202の上段から下段に渡って位置している。
第2表示画面202は、読取処理、画像記録処理および切断処理を開始するためのユーザ操作を受け付ける記録開始受付部256を有している。記録開始受付部256は、第1記録開始受付部257と、第2記録開始受付部258とを有している。第1記録開始受付部257および第2記録開始受付部258は、第2表示画面202の最下段に表示されている。
第1記録開始受付部257は、菱形の図形と「モノクロスタート」の文字が表示されたアイコンであり、モノクロ画像で画像記録処理を行うための指令を受け付ける。ユーザによって第1記録開始受付部257が選択されて決定ボタン19bが押下されると、読取処理、画像記録処理および切断処理が開始され、画像の記録がモノクロで行われる。
第2記録開始受付部258は、菱形の図形と「カラースタート」の文字が表示されたアイコンであり、カラー画像で画像記録処理を行うための指令を受け付ける。ユーザによって第2記録開始受付部258が選択された決定ボタン19bが押下されると、読取処理、画像記録処理および切断処理が開始され、画像の記録がカラーで行われる。
[実施形態の作用効果]
画像記録装置10によれば、操作部19は、原稿9の読取処理、記録用紙8の画像記録処理、および切断処理をユーザによる1回の操作で選択可能な第1受付部205を有している。このため、読取処理にて読取った画像を記録用紙8に記録するコピーと切断とを合わせて行うとき、どのように切断処理を設定すればよいかについて迷うことなく行うことができる。
また、操作部19は、第1受付部205に加えて、原稿9の読取処理、記録用紙8の画像記録処理を1回の操作で選択可能な第2受付部206を有している。このため、ユーザは、記録用紙8の切断が必要なときには第1受付部205を選択し、記録用紙8の切断が不要なときには第2受付部206を選択することができる。したがって、ユーザは、容易な操作で読取処理、画像記録処理および切断処理を行うことができる。
また、LCD22に表示された第1受付部205は、ユーザが物理キー23で選択することができる構成である。このため、画像記録装置10は、操作部19としても機能するタッチパネル260を用意する必要がないため、より安価にすることができる。
第1表示画面200において第1受付部205と第2受付部206とが同時に同じ画面に表示されるため、ユーザは第1表示画面200のみを見て、複写処理をするか、或いは読取処理および画像記録処理とともに切断処理をするか、択一的に選択することができ操作がわかりやすい。
第1受付部205と第2受付部206に加えて、さらに第3受付部207が同時に第1表示画面200に表示されるため、ユーザは第1表示画面のみを見て、複写処理をするか、読取処理と画像記録処理と切断処理をするか、或いは読取処理をするか3つのうちから択一的に選択することができ、操作がわかりやすい。
第1受付部205を表示する第1表示画面200が待機画面であるため、ユーザは、より早く第1受付部205を認識することができ、第1表示画面200にアクセスして操作を行うことができる。
第1表示画面200において、ユーザが第1受付部205を選択したとき、読取処理と画像記録処理と切断処理とが行われることを示すメッセージ217を表示させ、ユーザに、自身が選択した機能を認識させることにより第1表示画面200における選択操作の間違いを低減させることができる。
制御部100は、ユーザ操作によって第4受付部216が選択された場合において、次回以降に第2受付部206が選択された場合におけるメッセージ217の表示を制限することができる。例えば、制御部100は、メッセージ217の表示を所定の頻度で行うこともできる。このため、ユーザは、すでにメッセージ217の内容を理解している場合、ユーザの時間および作業の手間が軽減される。
第2表示画面202には、第1記録開始受付部257と第2記録開始受付部258とが表示されるため、ユーザが、第2表示画面202のみを見ながらカラー画像で画像記録処理を行うかまたはモノクロ画像で画像記録処理を行うか選択することができる。
ユーザは、第2表示画面202の第5受付部223で記録用紙8に画像記録処理を行う部数を設定できる。このため、ユーザは、第2表示画面202において画像記録処理を行う部数を確認しながら画像記録処理を行うことができ現在の残りの部数を把握することができる。
ユーザは、第1受付部205に記録用紙8が切断されたことを示すアイコンが表示されていることを認識することによって、第1受付部205が記録用紙8が切断される機能のアイコンであることを容易に認識することができる。
第2アイコン302の第2長方形306の短辺312と第3長方形307の短辺314とが平行に配置されているため、第2アイコン302の第2長方形306と第3長方形307が、記録用紙8が切断されたものを示していることをユーザが認識し易い。
第2アイコン302の第2長方形306と第3長方形307とが、第2長方形306の長辺313が延びる方向にオフセットされている。このため、ユーザは、第2アイコン302の表示から記録用紙8が切断されている状態を示すものであることを認識し易い。
第2長方形306と第3長方形307の間に位置する鋏を模した第3アイコン303により、ユーザは、記録用紙8が切断される機能であることを認識し易い。
第2長方形306の長辺313が第1長方形304の短辺310に平行であるため、第1長方形304と第2長方形306のそれぞれの向きをユーザが把握し易く、第1長方形304が原稿9を表示し、第2長方形306が切断された記録用紙8を示すことが認識し易い。
[変形例1]
上記実施形態では、画像記録装置10の前面上部に操作部19と、LCD22とが設けられており、操作部19の操作によって画面が動作する場合を例にあげて説明したが、この構成に限らない。図10に示されるように、操作部19およびLCD22は、タッチパネル260であってもよい。
この場合、操作部19は、LCD22に表示される。ユーザは、LCD22に表示される操作部19を操作することによって、画像記録装置10を動作させる。
[変形例1の作用効果]
LCD22に操作部19が表示されることで、ユーザが画像記録装置10の操作に際してタッチパネルに直接触れて選択操作することができるため、操作がわかり易い。
[変形例2]
上記実施形態では、第1受付部205および第2受付部206が操作部19によって選択される画面として第1表示画面200に表示される場合を例にあげて説明したが、この構成に限らない。図11に示されるように、第1受付部205および第2受付部206は、物理キー23であってもよい。また、図示は省略するが、第2受付部206は物理キー23ではなく、第1受付部205のみが物理キー23であってもよい。
[変形例2の作用効果]
第1受付部205が物理キー23であるため、ユーザが第1受付部205を認識し易く操作が容易である。また、確実な操作ができる。
なお、本実施形態においては、スキャナ部12が第1CIS85および第2CIS88を有しており、原稿9の第1面117と第2面118の両面の読取処理を行う場合を例にあげて説明したが、この構成に限らない。スキャナ部12は、原稿9の第1面117のみを読み取るものであってもよく、第1CIS85のみを有するものであってもよい。例えば、第1読取処理において、第1CIS85が1枚目の原稿9の第1面117を読取り、第2読取処理において、第1CIS85が2枚目の原稿9の第1面117を読取ってもよい。
また、上記実施形態では、切断部45は、カッタ83と固定刃95とによって記録用紙8が切断されるが、切断部45の構造は、記録用紙8を左右方向55,56に沿って切断できれば、特に限定されることはない。例えば、切断部45は、固定刃95に代えて、カッタ83のような2枚の円盤形状の回転刃がカッタキャリッジ82に搭載されていてもよい。
また、上記実施形態においては、A4の記録用紙8が搬送方向7の中央位置において切断され、2枚のA5の記録用紙になる場合について例を挙げて説明したが、記録用紙8のサイズ、或いは、記録用紙8の切断される位置は、これに限らない。切断される記録用紙8のサイズは、A4以外のA3、B4、B5等、或いは、規格外のサイズの記録用紙8を切断してもよい。また、記録用紙8の切断される位置は、記録用紙8の搬送方向7の中央位置からずれた位置であってもよい。すなわち、切断されたそれぞれの記録用紙8のサイズが互いに異なるサイズであってもよい。また、記録用紙8の切断される位置は、1箇所に限らない、例えば、記録用紙8は、切断位置が2箇所以上であってもよく、切断部45によって複数に切断されるものであってもよく、このとき、第6アイコン228は、3つ以上の複数の長方形を含んで表示されてもよい。
また、上記実施形態においては、読取処理されたA4の原稿9の画像がA4の記録用紙8に記録された後に画像の記録が行われた記録用紙8が2枚のA5用紙にカットされる場合を例にあげて説明したが、この順番に限らない。例えば、A4の記録用紙8が切断処理によって2枚のA5の記録用紙8に切断された後に、それぞれの記録用紙8に読取処理された原稿9の画像が記録されてもよい。また、読取処理された原稿9の画像が、切断前のA4の記録用紙8の半分の領域に記録された後に記録用紙8の切断処理を行い、画像が記録されたA5の記録用紙と、画像が記録されていないA5の記録用紙とに分けて、その後、画像が記録されていないA5の記録用紙に原稿9の残りの画像を記録してもよい。
また、上記実施形態では、表示処理を行った後に、読取処理および画像記録処理を行い、その後に切断処理を行う場合を例にあげて説明したが、この構成に限らない。例えば、制御部100による各処理は、切断処理を行った後に読取処理および画像記録処理を行ってもよい。
また、上記実施形態では、表示処理を行った後に、読取処理、画像記録処理および切断処理を行う場合を例にあげて説明したが、この順序に限らない。例えば、表示処理は、読取処理を行った後であって、画像記録処理および切断処理前に行われてもよい。
また、上記実施形態では、ユーザによって各種のアイコンが選択されたことに応じて画面が遷移するが、画面の遷移は、LCD22に表示されている画面のすべてが切り替わる場合に限らず、画面の一部が切り替わる場合も含む。
また、上記実施形態では、第1表示画面200においてユーザが読取処理、画像記録処理および切断処理を行う操作を行ったとき、制御部100が、LCD22にメッセージ画面201を表示する場合を例にあげて説明したが、これに限らない。例えば、制御部100が、メッセージ画面201を、LCD22内の任意の領域内にポップアップ表示するものであってもよい。また、LCD22が、LCD22の任意の領域内またはLCD22以外の箇所に各種メッセージを表示するメッセージ表示バー(図示省略)を有しており、上述したメッセージ画面201の表示内容がメッセージ表示バーに表示されるものであってもよい。
また、上記実施形態では、メッセージ画面201において第4受付部216を有しており、次回に第1受付部205を選択したときにはメッセージ画面201を表示しないことを選択できることについて説明したが、次回以降のメッセージ画面201の表示については、毎回表示されなくなるものであってもよいし、複数回に一回表示されるものであってもよく、次回以降のメッセージ217の表示がユーザの操作によって制限できるものであればよい。
また、上記実施形態では、第2アイコン302が、第1表示画面200において、切断処理後の各記録用紙8を第2長方形306、第3長方形307として表示したものである場合を例にあげて説明したが、この構成に限らない。例えば、記録用紙8は、切断部45によって2枚以上の記録用紙8に切断されており、第2アイコン302は、第2長方形306と、第3長方形307と、その他の切断された記録用紙8として別の長方形がさらに表示されていてもよい。
また、上記実施形態では、第3アイコン303が、鋏の形状を模して表されている場合を例にあげて説明したが、鋏の全体の形状に限らない。例えば、第3アイコン303は、鋏の一部である刃の部分の形状で表されてもよい。また、鋏に限らず、カッター等の刃物を模して表示されていてもよい。
また、第1アイコン301は、第1長方形304およびその他の長方形305の2つの長方形として表示されているが、2つ以上の長方形で表示されていてもよい。第1アイコン301は、複数の長方形で表示されていることにより、一度に複数の記録用紙8に記録が可能であることをユーザに示すことができる。しかしながら、第1アイコン301は、その他の長方形305のない、第1長方形304のみで表示されていてもよい。
また、上述の画像記録装置10のLCD22に表示される各画面は、必ずしも画像記録装置10に表示される必要はなく、画像記録装置10に有線または無線で接続されたコンピュータやスマートフォンやタブレット端末などの外部情報機器(不図示)に表示されてるものであってもよい。すなわち、図6から図10に記載された各図200、200a、200b、201、202、202a、250、300が、外部情報機器のディスプレイなどに表示され、ユーザがマウス、キーボード、または、タッチパネルなどの入力装置によって各アイコンを選択、実行などの操作ができるものであってもよい。
8・・・記録用紙(シート)
9・・・原稿(被読取媒体)
10・・・画像記録装置
12・・・スキャナ部(読取部)
17・・・記録部(画像記録部)
19・・・操作部
22・・・LCD(表示部)
23・・・物理キー
43・・・搬送部
45・・・切断部
117・・・第1面
118・・・第2面
100・・・制御部
200・・・第1表示画面
202・・・第2表示画面
205・・・第1受付部
206・・・第2受付部
207・・・第3受付部
216・・・第4受付部
217・・・メッセージ
223・・・第5受付部
257・・・第1記録開始受付部
258・・・第2記録開始受付部
260・・・タッチパネル
301・・・第1アイコン
302・・・第2アイコン
303・・・第3アイコン
304・・・第1長方形
306・・・第2長方形
307・・・第3長方形
310・・・第1長方形の短辺
312・・・第2長方形の短辺
313・・・第2長方形の長辺
314・・・第3長方形の短辺

Claims (17)

  1. シートを搬送方向に沿って搬送する搬送部と、
    上記搬送部によって搬送される上記シートに画像を記録する画像記録部と、
    上記シートを切断する切断部と、
    被読取媒体の画像を読み取る読取部と、
    ユーザ操作を受け付ける操作部と、
    画面を表示する表示部と、
    制御部と、を備えており、
    上記制御部は、
    被読取媒体の画像を上記読取部によって読み取る読取処理と、
    上記読取処理で読み取った被読取媒体の画像を上記画像記録部によって上記シートに記録する画像記録処理と、
    上記シートを搬送向きの所定位置で上記切断部によって切断する切断処理と、を行い、
    上記操作部は、
    上記読取処理、上記画像記録処理および上記切断処理を1回の操作で選択可能な第1受付部を有している画像記録装置。
  2. 上記操作部は、上記読取処理および上記画像記録処理を1回の操作で選択可能な第2受付部をさらに有している請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 上記制御部は、上記読取処理、上記画像記録処理および上記切断処理を行う前に、第1表示画面を上記表示部に表示する表示処理を行い、
    上記第1受付部は、上記第1表示画面に表示され、
    上記操作部は、上記第1受付部を選択可能な物理キーをさらに有している請求項2に記載の画像記録装置。
  4. 上記制御部は、上記読取処理、上記画像記録処理および上記切断処理を行う前に、第1表示画面を上記表示部に表示する表示処理を行い、
    上記第1受付部は、上記第1表示画面に表示され、
    上記操作部および上記表示部は、タッチパネルである請求項2に記載の画像記録装置。
  5. 上記第1表示画面は、上記第1受付部と、上記第2受付部と、を表示する請求項3または4に記載の画像記録装置。
  6. 上記操作部は、上記読取処理のみを選択可能な第3受付部をさらに有しており、
    上記第3受付部は、上記第1表示画面に表示されている請求項5に記載の画像記録装置。
  7. 上記制御部は、待機状態において上記第1表示画面を待機画面として上記表示部に表示する請求項3から6のいずれかに記載の画像記録装置。
  8. 上記制御部は、上記表示処理において、上記第1受付部が選択されたことを条件に、上記読取処理、上記画像記録処理および上記切断処理が選択されたことを示すメッセージを上記表示部に表示する請求項3から7のいずれかに記載の画像記録装置。
  9. 上記制御部は、上記メッセージとともに第4受付部を表示し、上記第4受付部が選択されたことを条件に、次回以降の上記第1受付部が選択されたことを条件に表示される上記メッセージの表示を制限する請求項8に記載の画像記録装置。
  10. 上記制御部は、上記第1受付部が選択されたことに応じて第2表示画面を表示し、
    上記第2表示画面は、カラー画像で上記画像記録処理を開始する第1記録開始受付部と、モノクロ画像で上記画像記録処理を開始する第2記録開始受付部と、を有する請求項1から8のいずれかに記載の画像記録装置。
  11. 上記第2表示画面は、上記シートに上記画像記録処理を行う被読取媒体の数の設定を受け付ける第5受付部を有する請求項10に記載の画像記録装置。
  12. 上記第2受付部は、第1アイコンを有しており、
    上記第1受付部は、第2アイコンを有しており、
    上記第1アイコンは、上記シートが第1長方形で表示され、
    上記第2アイコンは、切断された上記シートが第2長方形および第3長方形を含む少なくとも2つの長方形で表示される請求項2から9のいずれかに記載の画像記録装置。
  13. 上記第2長方形の短辺と、上記第3長方形の短辺とが平行に配置されている請求項12に記載の画像記録装置。
  14. 上記第3長方形は、上記第2長方形に対して、上記第2長方形の長辺が延びる方向においてオフセットされて配置されている請求項13に記載の画像記録装置。
  15. 上記第2アイコンにおいて、上記第3長方形は、上記第2長方形の短辺が延びる方向に対して上記第2長方形から間を隔てて配置されており、かつ、上記第2長方形と上記第3長方形との間に位置する第3アイコンをさらに有しており、
    上記第3アイコンは、鋏の少なくとも一部を模している請求項12から14のいずれかに記載の画像記録装置。
  16. 上記第2アイコンは、上記第2長方形の長辺が上記第1長方形の短辺に平行になるように配置されている請求項12から15のいずれかに記載の画像記録装置。
  17. 上記第1受付部および上記第2受付部のうち、少なくとも上記第1受付部は、物理キーである請求項2に記載の画像記録装置。
JP2021192176A 2021-11-26 2021-11-26 画像記録装置 Pending JP2023078867A (ja)

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JP2021192176A JP2023078867A (ja) 2021-11-26 2021-11-26 画像記録装置
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