JP2023074240A - 放電装置 - Google Patents

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Tetsuyuki Okano
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Abstract

【課題】高電圧によるノイズの発生及び周辺部品に悪影響を及ぼすことを防止することができる放電装置を提供する。【解決手段】放電装置100は、コネクタ部3と、電極部4と、収容部1とを備える。コネクタ部3は、外部から電力が印加される。電極部4は、コネクタ部3からの電圧を昇圧して供給することで放電する。収容部1は、コネクタ部3及び電極部4を収容する。収容部1は、コネクタ部3と電極部4との間に段差部2を有する。段差部2は、例えば、凹部21である。【選択図】図3

Description

本発明は、放電装置に関する。
特許文献1に記載の放電装置は、コネクタと、放電電極と、筐体とを備える。コネクタにより、外部から電圧が印加される。放電電極は、コネクタからの電圧を昇圧して供給することで放電する。
国際公開第2018/055783号
ところで、特許文献1に記載の放電装置は、コネクタと放電電極との沿面距離の基準となる経路が平坦である。具体的には、コネクタと放電電極との間における、筐体の側壁に沿った表面が平坦である。
特許文献1に記載の放電装置は、放電電極(電極部)からコネクタ(コネクタ部)まで離れており問題無いが、放電電極(電極部)からコネクタ(コネクタ部)の距離が近い場合は、放電による高電圧がコネクタに伝播しやすい。この結果、高電圧が原因となって、ノイズが発生するおそれがあり、周辺部品に悪影響を及ぼすおそれもある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、高電圧によるノイズの発生及び周辺部品に悪影響を及ぼすことを防止することができる放電装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面によれば、放電装置は、コネクタ部と、電極部と、収容部とを備える。コネクタ部により、外部から電圧が印加される。電極部は、コネクタ部からの電圧を所望の波形の電圧値に昇圧させて供給することで放電する。収容部は、コネクタ部及び電極部を収容する。収容部は、コネクタ部と電極部との間に段差部を有する。
本発明の放電装置によれば、高電圧によるノイズの発生及び周辺部品に悪影響を及ぼすことを防止することができる。
実施形態1の放電装置を示す一部切欠き正面図である。 実施形態1の放電装置を示す右側面図である。 実施形態1の放電装置を示す斜視図である。 実施形態2の放電装置を示す斜視図である。 実施形態3の放電装置を示す斜視図である。 実施形態4の放電装置を示す斜視図である。 実施形態5の放電装置を示す斜視図である。 実施形態6の放電装置を示す斜視図である。 実施形態6の放電装置を示す一部切欠き正面図である。 実施形態7の放電装置を示す斜視図である。 実施形態8の放電装置を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。また、以下に記載される説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」または「後」の特定の位置と方向とを意味する用語が用いられる場合があっても、これらの用語は、実施の形態の内容を理解することを容易にするために便宜上用いられるものであり、実際に実施される際の方向とは関係しないものである。
[実施形態1]
図1から図3を参照して、本発明の実施形態1に係る放電装置100を説明する。
図1は、実施形態1の放電装置100を示す一部切欠き正面図である。図2は、実施形態1の放電装置100を示す右側面図である。図3は、実施形態1の放電装置100を示す斜視図である。
図1に示されるように、放電装置100は、コネクタ部3と、電極部4と、収容部1とを備える。コネクタ部3は、外部から電力が供給される。電極部4は、コネクタ部3からの電圧を所望の波形の電圧値に昇圧させて供給することで放電する。収容部1は、コネクタ部3及び電極部4を収容する。収容部1は、コネクタ部3と電極部4との間に段差部2を有する。
コネクタ部3と電極部4との間の段差部2により、コネクタ部3と電極部4との間の沿面距離が長くなる。なお、コネクタ部3と電極部4との間の沿面距離とは、コネクタ部3と電極部4との間における、収容部1に沿った表面の最短距離である。したがって、沿面距離が長くなることで、放電による高電圧が電極部4からコネクタ部3に伝播しにくくなる。この結果、高電圧によるノイズの発生及び周辺部品に悪影響を及ぼすことを防止することができる。
放電装置100は、電極保護部6と、電子部品群7とを更に備える。電極保護部6は、電極部4を保護する。電子部品群7は、コネクタ部3と電極部4とを電気的に接続する。電子部品群7は、電極部4での放電を可能にするために、基板上に各種電子部品(図示せず)を搭載しており、昇圧された電圧を電極部4に供給する。
収容部1は、絶縁性を有する筐体である。収容部1は、例えば、樹脂で形成される。収容部1は、主収容部10と、副収容部18とを有する。主収容部10は、左右方向が長手方向となる略直方体の形状である。主収容部10は、上面11、下面12、右側面13及び左側面14を有する。なお、以下では、右側面13及び左側面14を、それぞれ第1側面13及び第2側面14と称する。
第1側面13には、コネクタ部3が配置されている。第1側面13には、コネクタ部3の上方に段差部2が配置されている。上面11には、電極部4及び電極保護部6が配置されている。下面12には、副収容部18が突出している。第1側面13にコネクタ部3及び段差部2が配置され、上面11に電極部4が配置されることで、コネクタ部3と電極部4は近いが、長い沿面距離を確保することが可能となっている。したがって、コネクタ部3と電極部4とを電気的に接続する電子部品群7を、簡素にすることができる。
コネクタ部3は、差込口30と、端子部37とを有する。差込口30は、絶縁性を有する。差込口30は、例えば、樹脂で形成される。差込口30は、例えば、主収容部10と一体成形される。差込口30は、上壁31、下壁32、前壁33及び後壁34を有する。差込口30は、奥壁35を更に有する。奥壁35は、上壁31、下壁32、前壁33及び後壁34を奥側(左側)で接続する。上壁31、下壁32、前壁33及び後壁34の右端面は、第1側面13と面一である。差込口30は、差込空間36を有する。差込空間36は、上壁31、下壁32、前壁33、後壁34及び奥壁35で囲われる。差込空間36は、図示しないが、電圧を印加するための外部コネクタ(例えばハウジング)が差し込まれる空間である。
端子部37は、電子部品群7により、電極部4に電気的に接続されている。端子部37は、奥壁35を貫通する。端子部37の右端38は、第1側面13よりも奥側(左側)である。したがって、端子部37の右部は、差込空間36内に位置する。端子部37の左部は、電子部品群7に接続される。端子部37は、例えば、複数の金属製ピンである。
電子部品群7は、例えば、制御基板73、高電圧基板74、及び、その他の電子部品群(不図示)である。制御基板73及び高電圧基板74は、主収容部10に収容される。その他の電子部品群は、主収容部10または副収容部18に収容される。制御基板73は、奥壁35の左方で、端子部37の左部に接続される。したがって、制御基板73は、端子部37から電圧が印加される。その他の電子部品群は、制御基板73に搭載されており、電圧を高める。高電圧基板74は、高められた電圧(つまり高電圧)を電極部4に供給する。
図2に示すように、段差部2は、第1側面13に形成された凹部21である。段差部2が凹部21であることにより、収容部1の全体的な輪郭が大きく変更しない。したがって、放電装置100の汎用性を維持することができる。凹部21の底22は、沿面距離を長くするために、端子部37の右端38よりも左側(奥側)であることが好ましい。図2及び図3に示されるように、凹部21は、主収容部10の前端及び後端まで至らない。すなわち、凹部21は、前後方向で主収容部10の前端片15及び後端片16に挟まれている。
凹部21は、前後方向を長手方向となる矩形状である。凹部21は、前後方向で端子部37よりも幅広である。すなわち、凹部21の前後方向における幅2Wは、端子部37の前後方向における幅3Wよりも広い(2W>3W)。ここで、前後方向とは、電極部4と端子部37との沿面距離に沿った方向に直交する方向に該当する。凹部21が前後方向で端子部37よりも幅広であることにより、電極部4から端子部37に伝播し得る高電圧の経路が凹部21を通る。したがって、高電圧によるノイズの発生及び周辺部品に悪影響を及ぼすことを一層防止することができる。なお、凹部21が端子部37よりも幅広なのは、前後方向に限られず、沿面距離に沿った方向に交差する方向であればよい。
好ましくは、凹部21の前端2fが端子部37の前端3fよりも前方に位置し、且つ、凹部21の後端2rが端子部37の後端3rよりも後方に位置する。これにより、電極部4から端子部37に伝播し得る高電圧の経路が確実に凹部21を通る。したがって、高電圧によるノイズの発生及び周辺部品に悪影響を及ぼすことをより一層防止することができる。
図3に示されるように、電極部4は、第1電極41と、第2電極42とを有する。第1電極41及び第2電極42は、ブラシ状の電極である。第1電極41及び第2電極42は、針状の電極でもよい。第1電極41及び第2電極42の一方は、針電極の周りを囲む誘電電極でもよい。高電圧が印加された第1電極41及び第2電極42は、コロナを発生させる。つまり、第1電極41及び第2電極42の各々は、放電してイオンを発生させる。したがって、第1電極41及び第2電極42の各々は、放電電極とも称される。
例えば、第1電極41及び第2電極42のうちの一方は、放電することにより正イオンを放出する。正イオンは、水素イオン(H+)の周囲に複数の水分子がクラスター化したクラスターイオン[H+(H2O)m(mは零以上の任意の正数)]である。更に、例えば、第1電極41及び第2電極42のうちの他方は、放電することにより負イオンを放出する。負イオンは、酸素イオン(O2 -)の周囲に複数の水分子がクラスター化したクラスターイオン[O2 -(H2O)n(nは零以上の任意の正数)]である。
第1電極41及び第2電極42がそれぞれ正イオン及び負イオンを放出する場合、第1電極41と第2電極42との間隔が大きい程、第1電極41及び第2電極42から放出されたイオンの中和を抑制でき、高いイオン量を維持できる。
放出された正イオン及び負イオンの各々は、例えば、空気中を浮遊するカビ菌を取り囲み、カビ菌の表面上で化学反応を起こす。化学反応によって活性種のヒドロキシルラジカル(・OH)が生成される。そしてヒドロキシルラジカル(・OH)の作用により、カビ菌が除去される。
第1電極41は、主収容部10の上面11における右部(第1側面13寄り)に配置される。第2電極42は、主収容部10の上面11における左部(第2側面14寄り)に配置される。すなわち、第1電極41は、第2側面14よりも第1側面13に近い。第2電極42は、第1側面13よりも第2側面14に近い。また、第1電極41と第1側面13との距離Aは、第2電極42と第2側面14との距離Bよりも長い(A>B)。これにより、収容部1の上面11で沿面距離が長くなる。したがって、沿面距離が一層長くなることにより、放電による高電圧が電極部4からコネクタ部3に一層伝播しにくくなる。この結果、高電圧によるノイズの発生及び周辺部品に悪影響を及ぼすことを一層防止することができる。
電極保護部6は、第1保護体61と、第2保護体62と、壁部材63とを有する。第1保護体61は、主収容部10の上面11右部に立設されている。第1保護体61は、第1電極41を保護する。第2保護体62は、主収容部10の上面11左部に立設されている。第2保護体62は、第2電極42を保護する。壁部材63は、第1電極41と第2電極42との間に配置されている。壁部材63は、第1電極41と第2電極42との間に発生し得る電流のリーク経路を長くする。また、空間に放出された正負イオンの中和を抑制する為の壁としての機能を有する。
[実施形態2]
次に、図4を参照して、本発明の実施形態2に係る放電装置100を説明する。実施形態2では、段差部2の形状が実施形態1と異なる。以下、実施形態2が実施形態1と異なる点を説明する。
図4は、実施形態2の放電装置100を示す斜視図である。図4に示されるように、段差部2は、主収容部10の前端及び後端まで至る凹部23である。これにより、電極部4から端子部37に伝播し得る高電圧の経路が確実に凹部23を通る。したがって、高電圧によるノイズの発生及び周辺部品に悪影響を及ぼすことをより一層防止することができる。
[実施形態3]
次に、図5を参照して、本発明の実施形態3に係る放電装置100を説明する。実施形態3では、段差部2の形状が実施形態1及び2と異なる。以下、実施形態3が実施形態1及び2と異なる点を説明する。
図5は、実施形態3の放電装置100を示す斜視図である。図5に示されるように、段差部2は、主収容部10の前端及び後端まで至る凸部28である。これにより、電極部4から端子部37に伝播し得る高電圧の経路が確実に凸部28を通る。したがって、高電圧によるノイズの発生及び周辺部品に悪影響を及ぼすことをより一層防止することができる。また、段差部2が凸部28であることにより、収容部1の強度を高めることができる。
なお、実施形態3の放電装置100が備える段差部2は、主収容部10の前端及び後端まで至る凸部28として説明したが、主収容部10の前端及び後端まで至らない凸部でもよい。
[実施形態4]
次に、図6を参照して、本発明の実施形態4に係る放電装置100を説明する。実施形態4では、段差部2の形状が実施形態1~3と異なる。以下、実施形態4が実施形態1~3と異なる点を説明する。
図6は、実施形態4の放電装置100を示す斜視図である。図6に示されるように、段差部2は、複数の凹部21である。具体的には、段差部2は、上下に2段の凹部21である。2段の凹部21は、それぞれ、主収容部10の前端及び後端まで至らない。すなわち、2段の凹部21は、前後方向で主収容部10の前端片15及び後端片16に挟まれている。
段差部2が上下に2段の凹部21であることにより、沿面距離が一層長くなる。したがって、放電による高電圧が電極部4からコネクタ部3に一層伝播しにくくなる。この結果、高電圧によるノイズの発生及び周辺部品に悪影響を及ぼすことを一層防止することができる。
なお、実施形態4の放電装置100が備える段差部2は、上下に2段の凹部21として説明したが、上下に3段以上の凹部21でもよい。また、各凹部21は、主収容部10の前端及び後端まで至る凹部21でもよい。更に、段差部2は、上下に2段以上の凸部28でもよい。
[実施形態5]
次に、図7を参照して、本発明の実施形態5に係る放電装置100を説明する。実施形態5では、段差部2の形状が実施形態1~4と異なる。以下、実施形態5が実施形態1~4と異なる点を説明する。
図7は、実施形態5の放電装置100を示す斜視図である。図7に示されるように、段差部2は、凹部21及び凸部24である。凸部24は、凹部21の中に配置されている。すなわち、凸部24は、凹部21の底22から右方に突出している。凸部24の前端及び後端は、凹部21の前端2f及び後端2rに至っていない。すなわち、凸部24の前端及び後端は、主収容部10の前端片15及び後端片16に非接触である。凸部24の右端面は、例えば、第1側面13と面一である。
これにより、段差部2は、沿面距離を一層長くするだけでなく、外部ホルダー(不図示)により保持されやすい形状になる。したがって、高電圧によるノイズの発生及び周辺部品に悪影響を及ぼすことをより一層防止することができるとともに、外部ホルダーに保持されやすくなる。
ところで、外部ホルダーが段差部2を保持する部分(保持部)は、段差部2の凹部21と、段差部2の凹部21の中に配置された凸部24とに対応する形状である。例えば、外部ホルダーの保持部は、凸部24の周囲で凹部21に嵌込み可能な形状である。
なお、実施形態5の放電装置100が備える段差部2の凸部24の右端面は、第1側面13と面一に限られない。例えば、凸部24の右端面は、第1側面13よりも奥側(左側)でもよく、第1側面13よりも突出側(右側)でもよい。
[実施形態6]
次に、図8及び図9を参照して、本発明の実施形態6に係る放電装置100を説明する。実施形態6では、段差部2の形状が実施形態1~5と異なる。以下、実施形態6が実施形態1~5と異なる点を説明する。
図8は、実施形態6の放電装置100を示す斜視図である。図9は、実施形態6の放電装置100を示す一部切欠き正面図である。図8及び図9に示されるように、段差部2は、収容部1の上面11に形成された凹部21である。凹部21は、電極保護部6の右端よりも右方に配置される。凹部21は、主収容部10の前端及び後端まで至らない。すなわち、凹部21は、前後方向で主収容部10の前端片15及び後端片16に挟まれている。
段差部2である凹部21が主収容部10の上面11に配置されることにより、主収容部10のスペースが有効に活用される。したがって、高電圧によるノイズの発生及び周辺部品に悪影響を及ぼすことをより一層防止することができるとともに、収容部1を合理的な形状にすることができる。
なお、実施形態6の放電装置100が備える段差部2は、主収容部10の前端及び後端まで至らない凹部21として説明したが、主収容部10の前端及び後端まで至る凹部23でもよい。また、主収容部10の上面11に形成された凹部21は、1つに限られず、2つ以上でもよい。更に、主収容部10の上面11に配置された段差部2は、1つまたは2つ以上の凸部28でもよい。
[実施形態7]
次に、図10を参照して、本発明の実施形態7に係る放電装置100を説明する。実施形態7では、段差部2の形状が実施形態1~6と異なる。以下、実施形態7が実施形態1~6と異なる点を説明する。
図10は、実施形態7の放電装置100を示す斜視図である。図10に示されるように、段差部2は、主収容部10の上面11及び第1側面13にそれぞれ形成された凹部21である。上面11に形成された凹部21は、実施の形態6で説明した凹部21と同一である。第1側面13に形成された凹部21は、実施の形態1で説明した凹部21と同一である。したがって、高電圧によるノイズの発生及び周辺部品に悪影響を及ぼすことをより一層防止することができるとともに、収容部1を合理的な形状にすることができる。
[実施形態8]
次に、図11を参照して、本発明の実施形態8に係る放電装置100を説明する。実施形態8では、段差部2の形状が実施形態1~7と異なる。以下、実施形態8が実施形態1~7と異なる点を説明する。
図11は、実施形態8の放電装置100を示す斜視図である。図11に示されるように、段差部2は、隅凹部25と、実施形態5で説明した凹部21及び凸部24とである。隅凹部25は、主収容部10における上面11と第1側面13とがなす角を切り取った形状である。すなわち、隅凹部25は、主収容部10の上面11及び第1側面13に形成されている。隅凹部25は、縦底26と、横底27とを有する。縦底26は、主収容部10の上面11に直交する。横底27は、主収容部10の第1側面13に直交する。縦底26と横底27とは連続する。
段差部2である隅凹部25が主収容部10の上面11及び第1側面13に配置されることにより、主収容部10のスペースが有効に活用される。したがって、収容部1を合理的な形状にすることができる。
また、段差部2が実施形態5で説明した凹部21及び凸部24も有することにより、高電圧によるノイズの発生及び周辺部品に悪影響を及ぼすことをより一層防止することができるとともに、外部ホルダーに保持されやすくなる。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。また、上記の各実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、実施形態1~8にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数、間隔等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の速度、材質、形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の構成から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)実施形態1~8の放電装置100では、第1電極41及び第2電極42の極性について説明しなかったが、特に限定されない。例えば、第1電極41及び第2電極42の極性は、異なる極性でもよく、同じ極性でもよい。
(2)実施形態1~8の放電装置100では、電極部4が第1電極41及び第2電極42を有するとして説明したが、これに限定されない。例えば、電極部4は、第1電極41または第2電極42のみを有してもよく、3つ以上の電極を有してもよい。
(3)実施形態1の放電装置100では、凹部21は、前後方向で端子部37よりも幅広である(2W>3W)として説明した。しかしながら、前後方向で端子部37よりも幅広なのは、凹部21に限定されず、凹部21以外の段差部2でもよい。
本発明は、放電装置を提供するものであり、産業上の利用可能性を有する。
1 収容部
2 段差部
2W 凹部の幅
3W 端子部の幅
3 コネクタ部
4 電極部
6 電極保護部
7 電子部品群
10 主収容部
11 上面
12 下面
13 右側面(第1側面)
14 左側面(第2側面)
15 前端片
16 後端片
18 副収容部
21 凹部
22 底
24 凸部
25 隅凹部
26 縦底
27 横底
30 差込口
31 上壁
32 下壁
33 前壁
34 後壁
35 奥壁
36 差込空間
37 端子部
38 端子部の右端
41 第1電極
42 第2電極
61 第1保護体
62 第2保護体
63 壁部材
73 制御基板
74 高電圧基板
100 放電装置

Claims (6)

  1. 外部から電圧が印加されるコネクタ部と、
    前記コネクタ部からの電圧を昇圧して供給することで放電する電極部と、
    前記コネクタ部及び前記電極部を収容する収容部と
    を備え、
    前記収容部は、前記コネクタ部と前記電極部との間に段差部を有する、放電装置。
  2. 前記段差部は、凹部または凸部を有する、請求項1に記載の放電装置。
  3. 前記段差部は、凹部及び凸部を有し、
    前記凸部は、前記凹部の中に配置された、請求項1に記載の放電装置。
  4. 前記コネクタ部は、前記電極部に電気的に接続された端子部を更に有し、
    前記段差部は、前記電極部と前記端子部との沿面距離に沿った方向に交差する方向で、前記端子部よりも幅広である、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の放電装置。
  5. 前記収容部は、
    前記電極部が配置された上面と、
    前記コネクタ部が配置された第1側面と
    を有し、
    前記段差部は、前記第1側面、または、前記上面及び前記第1側面に配置された、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の放電装置。
  6. 前記収容部は、前記第1側面とは反対側の第2側面を更に有し、
    前記電極部は、
    前記第2側面よりも前記第1側面に近い第1電極と、
    前記第1側面よりも前記第2側面に近い第2電極と
    を有し、
    前記第1電極と前記第1側面との距離は、前記第2電極と前記第2側面との距離よりも長い、請求項5に記載の放電装置。
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