JP2023073583A - 人数推定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像を用いることなく、室内にいる人数を推定する人数推定装置を提供する。【解決手段】人数推定装置100は、室内に配置されているエアコンの制御ログおよび室内の状態に基づいて、室内の滞在人数を推定する人数推定部を備え、映像解析などの手法を使うことなく、室内の滞在人数を推定し、個人情報を適切に保護して人数推定を行う。エアコンの制御ログは、エアコンの設定情報として目標値(設定温度)を含んでもよい。また、エアコンの動作状態を示す情報として、その温度の上下幅又は室外機などの外気ファン回転レベルを含んでもよい。【選択図】図1
Description
本発明は、ある領域における人数を推定する装置に関する。
従来の屋内の人流を推定する手法として画像認識を用いた技術が知られている。例えば、特許文献1に記載の技術においては、カメラが撮影した撮像データを用いて、列車内における人数を推定する人数推定装置について記載されている。
しかし、個人情報保護の観点から画像を用いて人数を推定する手法は好ましくない場合があり、別の情報を用いることが望ましい。
そこで、上述の課題を解決するために、本発明は、画像を用いることなく、ある室内にいる人数を推定することができる人数推定装置を提供することを目的とする。
本発明の人数推定装置は、室内に配置されている空調機器の制御ログおよび前記室内の状態に基づいて、前記室内の滞在人数を推定する人数推定部、を備える。
本発明によると、映像解析などの手法を使うことなく、個人情報を適切に保護して室内の滞在人数を推定することができる。
添付図面を参照しながら本開示の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図1は、本開示における人数推定装置100のシステム構成を示す図である。図に示される通り、人数推定装置100は、エアコンの制御ログDB(データベース)201、電気の使用量ログDB202、および気象情報DB203と通信接続可能に構成されている。人数推定装置100は、オフィスにおける部屋rにおける人数を推定する装置である。各部屋rにはエアコン201aおよび電気202aが配置されている。人数推定装置100は、このエアコン201aの制御ログおよび電気202aが使用する電気量に基づいて、部屋rから別の部屋rへ移動する人数および人流を推定する。そのほか、気象情報管理サーバ300から提供される気象情報を利用して、移動する人数および人流を推定してもよい。なお、電気量については、電気202a以外の電気を使用する機器の電気量を含めてもよい。
制御ログDB201は、各部屋rに配置されているエアコン201aの制御ログを記憶するデータベースである。図2は、その具体例を示す図である。図に示される通り、制御ログDB201は、時刻、温度センサ、湿度センサ、目標値(設定温度)、温度の上下幅、および外気ファン回転レベルを記憶する。時刻は、制御ログを取得した時刻である。本開示においては、定期的に10秒ごとに制御ログが取得されるが、このタイミングに限定するものではない。温度センサは、測定時における部屋rの温度を示す。湿度センサは、測定時における部屋rの湿度を示す。目標値は、エアコン201aの設定温度である。温度の上下幅は、測定ごとにおける温度の変化幅を示す。外気ファン回転レベルは、エアコン201aの室外機のファンの回転レベルを示す。例えば、回転レベルとは、回転数を示し、室外機の稼働負荷を示している。
管理サーバ200が、各エアコン201aから各種情報を収集して、制御ログDB201に記憶する。
電気の使用量ログDB202は、単位時間当たりの電気使用量を記憶するデータベースである。図3は、その具体例を示す図である。図に示される通り、使用量ログDB202は、時刻および電気の使用量を記憶する。時刻は測定時刻を示す。使用量は、その時刻における電気量である。この使用量は、ワットの単位で示される。
管理サーバ200が、各電気202aから電気の使用量を収集して、使用量ログDB202に記憶する。
気象情報DB203は、気象情報管理サーバ300から得た気象情報を記憶する部分である。図4は、その具体例を示す図である。気象情報DB203は、図に示される通り、時刻、気温、天候、降水量、風速を記憶する。時刻は、気象情報を取得した時刻である。そのほか、気温、天候、降水量、風速は、気象庁等で取得した情報である。
人数推定装置100は、これら制御ログDB201、使用量ログDB202、および気象情報DB203から各種情報を取得して、各部屋rにおける人数、および部屋rから別の部屋rへの人流を推定する。
図5は、人数推定装置100の機能構成を示す図である。図に示される通り、人数推定装置100は、取得部101、人数推定部102、および出力部103を含んで構成されている。
取得部101は、これら制御ログDB201、使用量ログDB202、および気象情報DB203から各種情報(制御ログ情報、使用量、気象情報)を取得する部分である。
人数推定部102は、上記各種情報から各部屋rにおける人数および人流を推定する部分である。この推定処理については後述する。
出力部103は、推定した人数および人流を出力する部分である。出力部103は、表示部(図示せず)に出力したり、ネットワークを介して外部装置に送信する。
つぎに、人数推定部102における推定処理についてさらに詳細について説明する。図6は、各部屋における人数および人流を模式的に示した図である。例えば時刻tにおける部屋rの人数をxt,rとすると、式(1)に示される通りで求めることができる。
なお上記式(2)では、降水量、風速等を省略しているが、これらパラメータも当然含めてもよい。a~hは、重み係数である。これら重み係数は、その部屋の温度、湿度等と、その部屋の人数(あらかじめ計測された人数)とに基づいて、あらかじめ最小二乗法等に基づいて、求められたものである。
そして、部屋から他の部屋への移動する確率をpt(r,rout)とし、これを利用して、時刻t+1における部屋から出る人の人数を、時刻tにおける人数に基づいて推定する。以下は、その式を示す。以下の式において、Rは対象となる全部屋および隣接する空間(建物の外を含む)を示している。
このようにして、人数推定部102は、時刻t+1における各部屋rの人数を推定することができる。よって、時刻tの人数および時刻t+1の人数を取得することができ、時刻tから時刻t+1の人流を把握することができる。
図6では、部屋2に着目して、時刻tからt+1におけるその流出人数、流入人数等を求めると以下の通りとなる。なお、図6では、作図の都合で、流出確率pのみを表しているが、流入確率pも同様に存在する。
部屋2から部屋1への流出人数はxt,2pt,(2,1)で求められる。
部屋2から部屋3への流出人数はxt,2pt,(2,3)で求められる。
部屋2から部屋4への流出人数はxt,2pt,(2,4)で求められる。
部屋2から部屋5への流出人数はxt,2pt,(2,5)で求められる。
部屋2から部屋6への流出人数はxt,2pt,(2,6)で求められる。
これの総和をとったものがOutt+1,2である。なお、図6においては、pt,(2,2)が示されている。これは、部屋2から出てまた戻ってきた確率を示す。
部屋1から部屋2への流入人数はxt,1pt,(1,2)で求められる。
部屋3から部屋2への流入人数はxt,2pt,(3,2)で求められる。
部屋4から部屋2への流入人数はxt,4pt,(4,2)で求められる。
部屋5から部屋2への流入人数はxt,5pt,(5,2)で求められる。
部屋6から部屋2への流入人数はxt,6pt,(6,2)で求められる。
これの総和をとったものがInt+1,2である。
よって、xt+1,2=xt,2+Int+1,2-Outt+1,2により、時刻t+1における人数を推定することができる。これをすべての部屋に対して行うことによって、時刻t+1における各部屋における人数を推定することができる。確率pt,(r,r)は、最尤推定法により求められた確率値であり、事前に計測した部屋から部屋への移動人数に基づいて算出された確率である。
図7は、本開示における人数推定装置100の動作を示すフローチャートである。人数推定装置100において、人数推定部102は、各値の初期化処理を行う(S101)。ここでは、x1,rを初期化する。これは、時刻1における、各部屋rの人数の初期化である。
そして、人数推定部102は、時刻t=1から各制御ログおよびそのほかの使用量データおよび気象データの集計の終了時刻まで以下の処理を行う(S102~S106)。
人数推定部102は、xt,rを算出する(S103)。これは上記式(1)に示された数式に基づく。人数推定部102は、時刻t+1における各部屋rの流出人数Outt+1,rおよび流入人数In=を算出する(S104)。これらから、時刻t+1における部屋rの人数xt+1,rを算出する(S105)。これら、S103~S105の処理は各部屋に対して行われる。
このようにして、時刻1から時刻n(ログの終了時刻)までの各人数を推定することができる。本開示においては、エアコンの制御ログ、電気の使用量ログ等に基づいて人数を求めているが、これに限るものではなく、現在のエアコンの制御内容および電気の使用量を取得して、将来の時刻t+1における人数を推定することができる。
つぎに本開示の人数推定装置100の作用効果について説明する。この人数推定装置100は、室内に配置されているエアコンの制御ログおよび前記室内の状態に基づいて、前記室内の滞在人数を推定する人数推定部を備える。
この構成により、映像解析などの手法を使うことなく、室内の滞在人数を推定することができる。よって、個人情報を適切に保護して人数推定を行うことができる。
なお、本開示においては、エアコン201aの制御ログを利用して人数を推定することとしているが、エアコン201aに限定するものではない。エアコン以外の、冷暖房機、そのほか空調機としてもよい。本開示においては、それらを含むものを空調機器とする。そのほか、扇風機等も含めてもよい。なお、人数に応じてその制御ログが変更されるような危機を利用してもよい。
この開示において、エアコンの制御ログは、エアコンの設定情報として目標値(設定温度)を含んでもよい。また、エアコンの動作状態を示す情報として、その温度の上下幅または室外機などの外気ファン回転レベルを含んでもよい。
本開示における人数推定装置100は、エアコンの制御ログを記憶する制御ログ記憶部から制御ログを取得する取得部101をさらに備える。人数推定部102は、取得部101が取得した制御ログに基づいて人数の推定を行う。本開示においては、各部屋の室温は、外部データベースである制御ログDB201に記憶されている。取得部101は、この制御ログDB201から制御ログを取得することができる。なお、人数推定装置100が、制御ログDB201を備えてもよい。
また、人数推定部102は、外界の状態(天候または気温)または室内の電気の使用量(少なくともエアコンの電気使用量を含む)の少なくとも何れかをさらに用いて人数を推定する。
この開示によれば、人数推定部102は、室温以外における要因に基づいて、より正確な人数の推定を行うことができる。
この人数推定部102は、室内の滞在人数xtと、室内における人流確率ptとに基づいて、室内における将来の滞在人数xt+1を推定する。ここで、この人流確率ptは、部屋ごとの人の移動履歴に基づいて、他の部屋から当該部屋への移動確率および当該部屋から他の部屋への移動確率に基づいて算出される。
ここでの人流確率とは、最尤推定を用いて推論された確率であり、過去の滞在人数から推定された値となる。この確率は事前に、教師データとなる各部屋の滞在人数およびその移動人数の履歴データから求められており、人数推定部102において設定されている。
上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェアおよびソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的または論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的または論理的に分離した2つ以上の装置を直接的または間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置または上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
機能には、判断、決定、判定、計算、算出、処理、導出、調査、探索、確認、受信、送信、出力、アクセス、解決、選択、選定、確立、比較、想定、期待、見做し、報知(broadcasting)、通知(notifying)、通信(communicating)、転送(forwarding)、構成(configuring)、再構成(reconfiguring)、割り当て(allocating、mapping)、割り振り(assigning)などがあるが、これらに限られない。たとえば、送信を機能させる機能ブロック(構成部)は、送信部(transmitting unit)や送信機(transmitter)と呼称される。いずれも、上述したとおり、実現方法は特に限定されない。
例えば、本開示の一実施の形態における人数推定装置100は、本開示の人数推定方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図8は、本開示の一実施の形態に係る人数推定装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の人数推定装置100は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。人数推定装置100のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つまたは複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
人数推定装置100における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信を制御したり、メモリ1002およびストレージ1003におけるデータの読み出しおよび書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)によって構成されてもよい。例えば、上述の人数推定部102は、プロセッサ1001によって実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003および通信装置1004の少なくとも一方からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態において説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、人数推定部102は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001において動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001によって実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時または逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本開示の一実施の形態に係る人数推定方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002およびストレージ1003の少なくとも一方を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線ネットワークおよび無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。通信装置1004は、例えば周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)および時分割複信(TDD:Time Division Duplex)の少なくとも一方を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んで構成されてもよい。例えば、上述の取得部101および出力部103は、通信装置1004によって実現されてもよい。なお、通信装置1004は、送信部と受信部とで、物理的に、または論理的に分離された実装がなされてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005および出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001、メモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007によって接続される。バス1007は、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
また、人数推定装置100は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部または全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
情報の通知は、本開示において説明した態様/実施形態に限られず、他の方法を用いて行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号またはこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本開示中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載により定まる本開示の趣旨および範囲を逸脱することなく修正および変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL:Digital Subscriber Line)など)および無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術および無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、またはこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本開示において説明した用語および本開示の理解に必要な用語については、同一のまたは類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネルおよびシンボルの少なくとも一方は信号(シグナリング)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)は、キャリア周波数、セル、周波数キャリアなどと呼ばれてもよい。
また、本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスによって指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的な名称ではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本開示で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)および情報要素は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネルおよび情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的な名称ではない。
本開示においては、「移動局(MS:Mobile Station)」、「ユーザ端末(user terminal)」、「ユーザ装置(UE:User Equipment)」、「端末」などの用語は、互換的に使用され得る。
移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本開示で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up、search、inquiry)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。また、「判断(決定)」は、「想定する(assuming)」、「期待する(expecting)」、「みなす(considering)」などで読み替えられてもよい。
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、またはこれらのあらゆる変形は、2またはそれ以上の要素間の直接的または間接的なあらゆる接続または結合を意味し、互いに「接続」または「結合」された2つの要素間に1またはそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合または接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。例えば、「接続」は「アクセス」で読み替えられてもよい。本開示で使用する場合、2つの要素は、1またはそれ以上の電線、ケーブルおよびプリント電気接続の少なくとも一つを用いて、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域および光(可視および不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどを用いて、互いに「接続」または「結合」されると考えることができる。
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本開示において使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1および第2の要素への参照は、2つの要素のみが採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」およびそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示において、例えば、英語でのa, anおよびtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」などの用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。
100…人数推定装置、101…取得部、102…人数推定部、103…出力部、200…管理サーバ、201…制御ログDB、202…使用量ログDB、203…気象情報DB、201a…エアコン、202a…電気、300…気象情報管理サーバ。
Claims (8)
- 室内に配置されている空調機器の制御ログに基づいて、前記室内の滞在人数を推定する人数推定部、
を備える人数推定装置。 - 前記制御ログは、前記空調機器の設定情報を含む、
請求項1に記載の人数推定装置。 - 前記制御ログは、前記空調機器の動作状態を示す情報を含む、
請求項1または2に記載の人数推定装置。 - 前記空調機器の制御ログを記憶する制御ログ記憶部から前記制御ログを取得する取得部をさらに備え、
前記人数推定部は、前記制御ログに基づいて人数の推定を行う、
請求項1~3のいずれか一項に記載の人数推定装置。 - 前記人数推定部は、前記制御ログに含まれている前記室内の状態をさらに用いて人数を推定する、
請求項1~4のいずれか一項に記載の人数推定装置。 - 前記人数推定部は、外界の状態または前記室内の電気の使用量の少なくとも何れかをさらに用いて人数を推定する、
請求項1~5のいずれか一項に記載の人数推定装置。 - 前記人数推定部は、前記室内の滞在人数と、前記室内における人流確率とに基づいて、前記室内における将来の滞在人数を推定する、
をさらに備える請求項1~6のいずれか一項に記載の人数推定装置。 - 前記人流確率は、部屋ごとの人の移動履歴に基づいて、他の部屋から当該部屋への移動確率および当該部屋から前記他の部屋への移動確率に基づいて算出される、
請求項7に記載の人数推定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021186129A JP2023073583A (ja) | 2021-11-16 | 2021-11-16 | 人数推定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021186129A JP2023073583A (ja) | 2021-11-16 | 2021-11-16 | 人数推定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2023073583A true JP2023073583A (ja) | 2023-05-26 |
Family
ID=86425656
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2021186129A Pending JP2023073583A (ja) | 2021-11-16 | 2021-11-16 | 人数推定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2023073583A (ja) |
-
2021
- 2021-11-16 JP JP2021186129A patent/JP2023073583A/ja active Pending
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